JPH0938940A - 貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置及びその製造方法 - Google Patents
貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置及びその製造方法Info
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Abstract
易かつ精密に製造する。 【解決手段】 貫通穴3を有するコンクリート製品2の
製造装置1は、相対向する両側面部に開口する型抜孔6
(6A,6B)が設けられた外型枠5と、型抜孔6から
外型枠5の内部に組み込まれてコンクリート製品2に貫
通穴3を形成するコンクリート製品の内型枠10とから
構成される。内型枠10は、最内周部に内部に中空部1
6を有する内周チューブ体15と、内周チューブ体15
の中空部16に気体を充填するバルブ18と、内周チュ
ーブ体15に外接するように拡張、収斂自在に取り付け
られる弾性体20と、この弾性体20に外接するように
取り付けられる外周部材25とから構成される。
Description
材等に用いられる貫通穴を有するコンクリート製品の製
造装置及びその製造方法に関し、特に、コンクリート製
品の外形を形成する外型枠の内部に貫通穴を形成する内
型枠を組み合わせて、これら内型枠と外型枠との間の空
間部にコンクリート材料を注入することにより貫通穴を
有するコンクリート製品を製造する製造装置及びその製
造方法に関する。
通穴を有するコンクリート製品は、一般に、外形を形成
する外型枠とこの外型枠の内部に貫通穴を形成する内型
枠を組み合わせて、これら外型枠と内型枠との間の空間
部にコンクリート材料を注入して製造されている。
製品の貫通穴を形成する場合、内型枠は、コンクリート
材料が完全に凝固すると、コンクリート材料とともに凝
固し、付着してしまうことから型抜きをすることが極め
て困難となる。そのため、内型枠は、外型枠との間の空
間部に注入されたコンクリート材料が完全に凝固する前
に、外型枠から抜去操作される。
うな貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法にあっ
ては、内型枠を抜去操作するタイミングが要求される。
例えば、コンクリート製品は、内型枠を抜去操作するタ
イミングが遅れた場合には、内型枠が、コンクリート材
料とともに凝固し付着してしまうことから外型枠からの
抜去操作を困難とさせ、また、一部が破損するといった
問題点が生じる。一方、コンクリート製品は、内型枠を
抜去操作するタイミングが早い場合には、貫通穴の精度
が保持されないといった問題点が生じる。
法が長い場合には、内型枠には、いわゆる抜き勾配が設
けられるために、形成された貫通穴の一方の端部と他方
の端部との寸法が異なるといった問題点が生じる。
に、従来の貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法
においては、所定の穴径を有して外型枠に組み合わされ
た内型枠をそのままコンクリート製品の内部に残し、こ
の内型枠によって貫通穴を構成するようにした鋼管及び
紙製のボイド管等を使用した製造方法が提案されてい
る。鋼管を利用した製造方法により形成されたコンクリ
ート製品は、経時変化により貫通穴の構成部材である鉄
製の内型枠が腐食してしまう。このため、コンクリート
製品には、この貫通部分で強度劣化が生じ、或いは亀裂
等が生じるといった問題点が発生することがあった。
には、銅材やステンレス材といった防錆性に優れた材料
が用いられることが考慮される。しかしながら、このよ
うな内型枠は、コンクリート製品を極めて高価なものに
するといった問題点を生じさせる。
リート製品を精密かつ安価に製造する製造装置を提供す
ることを目的に提案されたものである。
ート製品を簡易かつ効率的に製造するコンクリート製品
の製造方法を提供することを目的に提案されたものであ
る。
した本発明に係る貫通穴を有するコンクリート製品の製
造装置は、相対向する両側面部に開口する型抜孔が設け
られたコンクリート製品の外型枠と、前記型抜孔から外
型枠の内部に組み込まれてコンクリート製品に貫通穴を
形成するコンクリート製品の内型枠とから構成される。
内型枠は、最内周部に内部に中空部を有する内周チュー
ブ体と、内周チューブ体の中空部に気体を充填するバル
ブと、内周チューブ体に外接するように拡張、収斂自在
に取り付けられる弾性体と、この弾性体に外接するよう
に取り付けられる外周部材とから構成される。
に係る貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法は、
上記の貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置を用
いて、内周チューブ体の中空部にバルブを介して気体を
充填することにより膨張された内型枠と外型枠との間の
空間部にコンクリート材料を注入する第1の工程と、コ
ンクリート材料が凝固した後、内周チューブ体の中空部
に充填された気体を抜いて、収縮された内型枠を外型枠
から抜去する第2の工程とからなる。
の形態を図面を参照して詳細に説明する。コンクリート
製品製造装置1は、図1に示すように、長手方向の両側
面に開口する貫通穴3を有する矩形形状のコンクリート
製品2を製造する。
すように、相対向する両側面部に開口する型抜孔6(6
A,6B)を有する外型枠5と、型抜孔6から外型枠5
の内部に組み込まれてコンクリート製品2に貫通穴3を
形成する内型枠10とで構成される。
状と同一形状とされ、上方部が開放されてコンクリート
材料の注入部5Aを構成した長箱状を呈して形成されて
いる。この外型枠5は、通常、金属製又は木製のプリン
ト合板、例えば鉄板、ベニヤ板等によって形成され、長
手方向の相対向する側面部には、コンクリート製品2の
貫通穴3の端部に対応する部位に、後述する内型枠10
を挿入する型抜孔6がそれぞれ設けられている。
に、最内周層に内部に中空部16を有する内周チューブ
体15と、この内周チューブ体15の中空部16に気体
を充填し、また、充填された気体を抜くためのバルブ1
8と、内周チューブ体15に外接するように組み込まれ
た拡張、収斂自在な弾性体20と、この弾性体20に外
接するように取り付けられる外周部材25とにより3層
構造に構成される。
周層に取り付けられ、可撓性を有するシート素材により
密閉された中空部16を有する略円筒状を呈して形成さ
れる。この内周チューブ体15は、具体的には、ゴム或
いは可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリプロピレ
ン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料として
形成される。この内周チューブ体15には、中空部16
に連通する周知のバルブ18が設けられており、このバ
ルブ18を介して中空部16に空気等の気体を充填する
ことにより略円筒状に膨らまされる。
は、バルブ18を介して気体を充填する他、水等の液体
を充填しても良い。
ス、合成樹脂材料等の弾性金属材料で形成された長手方
向の両側端を互いに重ね合わせるようにして円筒状に構
成されている。弾性体20は、自然状態の直径が内周チ
ューブ体15の直径よりもやや小とされることによっ
て、内周チューブ体15をやや圧縮した状態で外周部に
組み合わされている。そして、弾性体20は、内周チュ
ーブ体15の中空部16に気体が充填されると、膨張す
る内周チューブ体15に内側から押圧され拡張する。
に、上記弾性体20に外接するように取り付けられ、可
撓性を有するシート素材により形成されている。この外
周部材25は、外型枠5に注入されたコンクリート材料
が直接外周面に接することから、内周チューブ体15の
シート材に比べて耐摩耗性及び拡張、収斂性に優れる合
成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化
ビニル(PVC)等を材料にして形成される。そして、
外周部材25は、内周チューブ体15に気体が充填され
て弾性体20が拡張すると、この弾性体20を介して内
側から押圧されて伸び広がる。
チューブ体15の中空部16に所定の空気が充填された
状態において、コンクリート製品2の貫通穴3の内径寸
法と等しい外形となるように設計されている。したがっ
て、内型枠10は、例えばコンクリート製品2の貫通穴
3の内径寸法を100φとする場合には、膨張した状態
の外径寸法が、100φとなる。
以上のように構成されたコンクリート製品製造装置1を
用い、内周チューブ体15の中空部16にバルブ18を
介して気体を充填することによって拡張された内型枠1
0と外型枠5との間の空間部30に、外型枠5の注入部
5Aからコンクリート材料が注入される第1の工程と、
コンクリート材料が凝固した後、バルブ18から内周チ
ューブ体15の中空部16に充填された気体を抜いて収
斂させた内型枠10を外型枠5の型抜孔6から抜去操作
する第2の工程とによって形成される。
周チューブ体15の中空部16に気体が充填されていな
い状態で、図2に示すように、内型枠10が型抜孔6か
ら外型枠5の内部に配設される。そして、内型枠10
は、内周チューブ15にバルブ18を介して中空部16
に気体が充填されることによって、所定の外径まで膨ら
まされる。コンクリート製品製造装置1には、外型枠5
内と気体が充填された内型枠10との間の空間部30に
大きく開放された注入部5Aからコンクリート材料が注
入される。この際、内型枠10内は、金属材料によって
形成された弾性体20が内蔵されていることから全体の
外径寸法が精密に保持される。
た後、図5及び図6に示すように、バルブ18を介して
内周チューブ体15の中空部16に充填された気体が抜
かれることにより弾性体20の弾性力によって全体が収
斂する。しかる後、内型枠10は、型抜孔6を介して外
型枠5から抜去操作される。外型枠5には、空間部30
内に両側面に開口された貫通穴3を有するコンクリート
製品2が形成されて型抜きが行われる。
を用いて製造されたコンクリート製品2は、内型枠10
に弾性体20が組み込まれて芯材を構成していることか
ら、貫通穴3が全周に亘って内径寸法を高精度に保持さ
れて形成される。
周部材25が耐摩耗性に優れたシート材によって形成さ
れていることから、内型枠10を複数回使用することが
可能とされ、貫通穴3を有するコンクリート製品2を安
価に製造することを可能とする。さらに、コンクリート
製品製造装置1は、高温室でコンクリート材料の硬化を
促進するコンクリート製品の製造方法にも適用すること
ができ、コンクリート製品2をさらに効率良く製造する
ことができる。
内周チューブ体15の中空部16に充填する気体の圧力
を調整をすることにより、コンクリート製品2の貫通穴
3の内形寸法を任意にかつ高精度に設定することができ
る。
1においては、貫通穴3の内面に凹凸の無いコンクリー
ト製品2を製造する場合において説明したが、例えば外
周部材25の表面にに適宜の凹凸の形成された内型枠1
0を備えることにより、貫通穴3の表面に外周部材25
の凹凸が転写されたコンクリート製品の製造も可能であ
る。
あるコンクリート製品製造装置40は、相対向する側面
部47(47A,47B)に、内周チューブ体55の内
部を貫通する芯部材59Aが嵌合される支持孔46を有
する支持部材48が設けられた外型枠45と、コンクリ
ート製品2の内部に貫通穴3を形成するための内型枠5
4とから構成され、この内型枠54の外型枠45からの
型抜き操作を容易としたことを特徴としたものである。
形状と同一形状とされ、上方部が開口されてコンクリー
ト材料の注入部45Aを構成した長箱状を呈して形成さ
れている。この外型枠45は、通常、金属製又は木製の
プリント合板、例えば鉄板、ベニヤ板等によって形成さ
れ、長手方向の相対向する側面部47には、コンクリー
ト製品2の貫通穴3の端部に対応する部位に、後述する
内型枠54を挿入する型抜孔46(46A,46B)が
それぞれ設けられている。また、外型枠45の相対向す
る側面部47には、後述する内型枠54の中心を通貫す
る芯部材59Aを支持するための支持部材48(48
A、48B)が設けられている。
外型枠45の両側面部47に設けられた型抜孔46を閉
塞するように外型枠45の両側面部47側を開口部とす
る断面略コ字状に形成されている。支持部材48の平面
部には、内型枠54の芯部材59Aを支持するため支持
孔49が設けられている。また、支持部材48の外周に
は、フランジ部51が設けられている。このフランジ部
51は、外型枠45の両側面部47に突き合わされ、複
数の掛止ビス52によって支持部材48を外型枠45に
掛け止められている。そして、支持部材48は、内型枠
54に通貫される芯部材59Aを支持部材48の支持孔
49に嵌合させることにより、内型枠54を外型枠45
の穴抜孔46の所定の位置に取り付ける。
6を有する内周チューブ体と、この内周チューブ体55
の中空部56に気体を充填し、また、充填された気体を
抜くためのバルブ58と、支持部材48の支持孔49に
嵌合され中空部56を有する内周チューブ体55を通貫
する芯部材59Aと、内周チューブ体55に外接するよ
うにして組み合わされた拡張、収斂自在な弾性体60
と、最外周部に弾性体60と外接するように取り付けら
れる外周部材65とにより3層構造に構成される。
周層に取り付けられ、可撓性を有するシート素材により
密閉された中空部56を有する略円筒状を呈して形成さ
れる。この内周チューブ体55は、具体的には、ゴム或
いは可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリプロピレ
ン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料として
形成される。この内周チューブ体55には、中空部56
に連通する周知のバルブ58が設けられており、このバ
ルブ58を介して中空部56に空気等の気体を充填する
ことにより略円筒状に膨らまされる。
は、バルブ58を介して気体を充填する場合の他、水等
の液体を充填する場合であっても良い。
は、内周チューブ体55の断面略中心に設けられた嵌合
穴59Bに芯部材59Aが貫通されている。この芯部材
59Aは、鉄等の材料により形成されている。この芯部
材59Aは、内周チューブ体55にバルブ58を介して
気体が充填された際の圧力によって嵌合穴59Bに固定
される。そして、この芯部材59Aは、上記外型枠45
に取り付けられる支持部材48に設けられた支持孔49
に嵌合させることにより、内型枠54を穴抜孔46の所
定の位置に取り付けられる。
ューブ体55にバルブ58を介して気体が充填された際
の圧力によって固定することもできる他、嵌合穴59B
に接着剤等により接着固定することも可能である。
ス、合成樹脂材料等の弾性金属材料で形成され、長手方
向の両側端を互いに重ね合わせるようにして円筒状に構
成されている。弾性体60は、自然状態の直径が内周チ
ューブ体55の直径よりもやや小とされることによっ
て、内周チューブ体55をやや圧縮した状態で外周部に
組み合わされている。そして、弾性体60は、内周チュ
ーブ体55の中空部56に気体が充填されると、膨張す
る内周チューブ体55に内側から押圧されて拡張する。
に、上記弾性体60に外接するように取り付けられ、可
撓性を有するシート素材により形成されている。この外
周部材65は、外型枠45に注入されたコンクリート材
料が直接外周面に接することから、内周チューブ体55
のシート材に比べ耐摩耗性及び膨張、収斂性に優れる合
成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化
ビニル(PVC)等を材料にして形成される。そして、
外周部材65は、内周チューブ体55に気体が充填され
て弾性体60が拡張すると、この弾性体60を介して内
側から押圧されて伸び広がる。
チューブ体55の中空部56に所定の気体が充填された
状態において、コンクリート製品2の貫通穴3の内径寸
法と等しい外径となるように設計されている。
以上のように構成されたコンクリート製品製造装置40
を用い、内周チューブ体55の中空部56にバルブ58
を介して気体が充填された内型枠54と外型枠45との
間の空間部70に外型枠45の注入部45Aからコンク
リート材料が注入される第1の工程と、コンクリート材
料が凝固した後、バルブ58から内周チューブ体55の
中空部56に充填された気体を抜き、収縮した内型枠5
4を芯部材59Aを用いて、外型枠45の型抜孔46か
ら抜去操作する第2の工程とによって成形される。
周チューブ体55の中空部56に内周チューブ体55内
に気体が充填されていない状態で、内型枠54が型抜孔
46から外型枠45の内部に配設される。この際、内型
枠54は、上記内周チューブ体55に通貫された芯部材
59Aを外型枠45の支持部材48に設けられた支持孔
49に嵌合させることにより所定の位置に配設される。
また、内型枠54は、支持部材48の支持孔49に内型
枠54側の芯部材59Aを嵌合させ、複数の掛止ビス5
2により外型枠に芯部材59Aが嵌合された支持部材4
8を掛け止めることにより固定される。そして、内型枠
54は、内周チューブ体55にバルブ58を介して内周
チューブ体55内に気体が充填されることによって、所
定の外径まで膨らまされる。コンクリート製品製造装置
40には、外型枠45内と気体が充填された内型枠54
との間の空間部70に大きく開放された注入部45Aか
らコンクリート材料が注入される。この際、内型枠54
内は、金属材料によって形成された弾性体60が内蔵さ
れていることから全体の外径が精密に保持される。
た後、内周チューブ体55の中空部56に充填された気
体がバルブ58を介して抜かれることにより弾性体60
の弾性力によって全体が収縮する。しかる後、内型枠5
4は、型抜孔46を介して外型枠45を取り外し、内型
枠54に通貫された芯部材59Aを用いて収縮した内型
枠54を抜去操作される。この際、外型枠45に固定さ
れた支持部材48は、外型枠45に支持部材48を固定
する掛止ビス52を取り外すことにより、取り外され
る。これにより、内型枠54は、コンクリート材料が凝
固した後、芯部材59Aを用いて抜去操作することがで
き外型枠45から容易に取り外される。
0を用いて製造されたコンクリート製品2は、内型枠5
4に弾性体60が組み込まれて芯材を構成していること
から、貫通穴3が全周に亘って内径寸法を高精度に保持
されて形成される。
材65が耐摩耗性に優れたシート材によって形成されて
いることから、内型枠54を複数回使用することが可能
とされ、コンクリート製品2を安価に製造することを可
能とする。さらに、コンクリート製品製造装置40は、
高温室でコンクリート材料の硬化を促進するコンクリー
ト製品2の製造方法がにも適用することができ、コンク
リート製品2をさらに効率良く製造することができる。
ューブ体55の中空部56に充填する気体の圧力を調整
することにより、コンクリート製品2の貫通穴3の内形
寸法を任意にかつ高精度に設定することができる。
40においては、貫通穴3の内面に凹凸の無いコンクリ
ート製品2を製造する場合において説明したが、例えば
外周部材65の表面にに適宜の凹凸の形成された内型枠
54を備えることにより、貫通穴3の表面に外周部材6
5の凹凸が転写されたコンクリート製品の製造も可能で
ある。
あるコンクリート製品製造装置80は、相対向する側面
部87(87A,87B)に内型枠95を貫通する操作
部101を設けた芯部材100が嵌合される支持孔89
(89A,89B)を有する支持部材88が設けられた
外型枠85と、コンクリート製品2の内部に貫通穴3を
形成するための内型枠95とから構成される。そして、
コンクリート製品製造装置80は、内型枠95に内周部
に拡張、収斂自在に取り付けられ断面略渦巻状の弾性体
97と、この弾性体97に操作部101を設けた芯部材
100を取り付けたことにより、内型型の構造を容易に
し、外型枠85からの型抜き操作を容易にしたものであ
る。
形状とほぼ同一形状とされ、上方部が開口されてコンク
リート材料の注入部85Aを構成した長箱状を呈して形
成されている。この外型枠85は、通常、金属製又は木
製のプリント合板、例えば鉄板、ベニヤ板等によって形
成され、長手方向の相対向する側面部87には、コンク
リート製品2の貫通穴3の端部に対応する部位に、後述
する内型枠95を挿入する型抜孔86(86A,86
B)がそれぞれ設けられている。また、外型枠85の相
対向する側面部87には、後述する内型枠95の中心を
貫通する操作部101を有する芯部材100を支持する
ための支持部材88(88A,88B)が設けられてい
る。
部87に設けられた型抜孔86を閉塞するように外型枠
85の両側面部87側を開口部とする断面略コ字状に形
成されている。支持部材88の平面部には、内型枠95
の芯部材100を支持するための支持孔89が設けられ
ている。また、支持部材88の外周には、フランジ部9
1が設けられている。このフランジ部91は、第2の実
施の形態で説明したと同様に、外型枠85に突き合わさ
れ外型枠85の両側面部87に突き合わされ複数の掛止
ビス92によって支持部材88を外型枠85に掛け止め
られている。そして、支持部材88は、内型枠95に貫
通される芯部材100を支持部材88の支持孔89に嵌
合させることにより、内型枠95を外型枠85の所定の
位置に取り付ける。さらには、この支持部材88の平面
部には、後述する芯部材100の操作部101を駐止さ
せるためのクランプ部90が支持部材88と一体に立設
されている。このクランプ部90は、後述する芯部材1
00の操作部101とを掛け止めることにより、内型枠
95の外型寸法を一定に維持する。
取り付けられる弾性体と、この弾性体の内部を貫通し拡
張、収斂自在に操作する操作部101を設けるととも
に、外型枠85の両側面部87に組み合わされる支持部
材88に両端が支持される芯部材100と、この弾性体
に外接するように取り付けられる外周部材110とから
構成される。
枠95の内周層に取り付けられ、例えば鉄、銅、ステン
レス、合成樹脂材料等の弾性金属材料で形成され、方形
の板状部材を断面略渦巻の略円筒状にすることにより形
成されている。この弾性体は、左方向に渦巻状に巻か
れ、図12に示すように、自然状態の直径が後述する外
周部材110によりやや収縮された状態で外周部材11
0内に組み込まれている。また、弾性体の断面略中心側
の端部には、弾性体を形成する金属板の短辺方向に後述
する芯部材100が複数のビス102により固定されて
いる。そして、この弾性体97は、芯部材100が芯部
材100の操作部により回転されることにより、拡張、
収斂する。
鉄芯等により形成され、弾性体の断面略中心側の端部に
複数のビス102より固定される。また、この芯部材1
00の一方の端部には、操作部101が設けられてい
る。この操作部101は、内型枠95が外型枠85に装
着された状態で、外型枠85の支持孔89から露呈した
部位に設けられており、クランク状を呈して形成されて
いる。そして、弾性体97は、図13に示すように、芯
部材100の操作部101を左方向に回転させることに
より拡張する。一方、弾性体97は、図12に示すよう
に、芯部材100の操作部101を左方向に回転させる
ことにより収斂する。
に巻かれた状態にあるものについて説明したが、右方向
に渦巻状に巻かれた状態にあるものであっても良い。
に、上記弾性体に外接するように取り付けられ、可撓性
を有するシート素材により形成されている。この外周部
材110は、外型枠85に注入されたコンクリート材料
が直接外周面に接することから、耐摩耗性及び膨張、収
斂性に優れる合成樹脂材料、例えばポリプロピレン(P
P)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料にして形成さ
れる。そして、この外周部材110は、弾性体97が左
方向に回転操作され拡張すると、この拡張した弾性体9
7を介して押圧され伸び広がる。
材100の操作部101により弾性体97を介して拡張
した状態において、コンクリート製品2の貫通穴3の内
型寸法と等しい外径となるように設計されている。
以上のように構成されたコンクリート製品製造装置80
を用いて、芯部材100の操作部101により膨張した
状態にされた内型枠95と外型枠85との間の空間部に
コンクリート材料を注入する第1の工程と、コンクリー
ト材料が凝固した後、拡張した弾性体97を芯部材10
0の操作部101により収斂させ、収縮した内型枠95
を外型枠85から抜去する第2の工程とによって成形さ
れる。
弾性体97が収斂された状態で、内型枠95が型抜孔8
6から外型枠85の内部に配設される。この際、内型枠
95は、上記弾性体97に取り付けられた芯部材100
を外型枠85の支持部材88の支持孔89に嵌合される
ことにより所定の位置に配設される。また、内型枠95
は、支持部材88の支持孔89に内型枠95側の芯部材
100を嵌合された支持部材88を掛け止めることによ
り固定される。そして、内型枠95は、弾性体97が芯
部材100の操作部101を介して左方向に回転され拡
張されることによって、図13に示すように、所定の外
径まで膨らまされる。コンクリート製品製造装置80に
は、外型枠85内と気体が充填された内型枠95との間
の空間部120に大きく開放された注入部からコンクリ
ート材料が注入される。この際、内型枠95内は、金属
材料等によって形成された弾性体が内蔵され、また、芯
部材100の操作部101が支持部材88に一体に立設
されたクランプ部90により駐止されることにより、全
体の外径が精密に保持される。
後、弾性体97が芯部材100の操作部101を介して
右方向に回転され収斂されることによって全体が収縮す
る。しかる後、内型枠95は、型抜孔86を介して弾性
体97に取り付けられた芯部材100を用いて収縮した
内型枠95を抜去操作される。この際、外型枠85に固
定された支持部材88は、外型枠85に支持部材88を
固定する掛止ビス92を取り外すことにより、取り外さ
れる。
製造装置80を用いて製造された貫通穴3を有するコン
クリート製品2は、内型枠95に弾性体が組み込まれて
芯部材100を構成していることから、貫通穴3が全周
に亘って内径寸法を高精度に保持されて形成される。
材110が耐摩耗性に優れたシート材によって形成され
ていることから、内型枠95を複数回使用することが可
能とされ、コンクリート製品2を安価に製造することを
可能とする。さらに、コンクリート製品製造装置80
は、高温室でコンクリート材料の硬化を促進するコンク
リート製品2の製造方法がにも適用することができ、コ
ンクリート製品2をさらに効率良く製造することができ
る。また、内型枠95には、弾性体97に取り付けられ
た操作部101を有する芯部材100が取り付けてある
ことから、内型枠95を回転操作が容易となり、また、
コンクリート材料が凝固した後の抜去操作が容易とな
る。
97の回転の度合いを調整することにより、コンクリー
ト製品2の貫通穴3の内形寸法を任意にかつ高精度に設
定することができる。
80においては、貫通穴3の内面に凹凸の無いコンクリ
ート製品2を製造する場合において説明したが、例えば
外周部材110の表面にに適宜の凹凸の形成された内型
枠95を備えることにより、貫通穴3の表面に外周部材
110の凹凸が転写されたコンクリート製品の製造も可
能である。
クリート製品2のコンクリート製品製造装置は、外形略
矩形体形をした貫通穴3を有するコンクリート製品2の
製造について説明したが、以上のような実施の形態に限
定されるものでなく、例えば、コンクリートブロック等
貫通穴を有するすべてのコンクリート製品について適用
される。
係る貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれ
ば、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、内
型枠に弾性体が組み込まれて芯材を構成していることか
ら、貫通穴が全周に亘って内径寸法が高精度に保持され
て形成される。また、貫通穴を有するコンクリート製品
の製造装置によれば、内型枠は、複数回使用することが
可能とされ、コンクリート製品を安価に製造することを
可能とする。さらには、以上のような貫通穴を有するコ
ンクリート製品の製造装置によれば、高温室でコンクリ
ート材料を硬化を促進するコンクリート製品の製造方法
を適用することもでき、コンクリート製品をさらに効率
よく製造することができる。さらにまた、内型枠には、
断面略中心に芯部材が通貫されていることから、コンク
リート材料が凝固した後、芯部材を用いて抜去操作する
ことができ、外型枠から容易に取り外すことができる。
そして、コンクリート製品製造装置は、内周チューブ体
の中空部に充填する気体の圧力を調整することにより、
コンクリート製品の貫通穴の内形寸法を高精度に設定す
ることができる。
ート製品製造装置の斜視図である。
である。
た状態の横断面図である。
態の横断面図である。
ート製品製造装置の斜視図である。
ート製品製造装置の要部縦断面図である。
せた状態の要部縦断面図である。
ける支持部材の取付け状態を示す要部斜視図である。
リート製品製造装置の要部縦断面図である。
図である。
状態の横断面図である。
した状態の横断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 相対向する両側面部に開口する型抜孔が
設けられたコンクリート製品の外型枠と、 前記型抜孔から外型枠の内部に組み込まれてコンクリー
ト製品に貫通穴を形成するコンクリート製品の内型枠と
から構成され、 内型枠は、最内周部に内部に中空部を有する内周チュー
ブ体と、内周チューブ体の中空部に気体を充填するバル
ブと、内周チューブ体に外接するように拡張、収斂自在
に取り付けられる弾性体と、この弾性体に外接するよう
に取り付けられる外周部材とから構成されることを特徴
とする貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置。 - 【請求項2】 内型枠には、内周チューブ体の内部を貫
通するとともに外型枠の両側面部に組み合わされる支持
部材に両端が支持される芯部材を備えることを特徴とす
る請求項1に記載の貫通穴を有するコンクリート製品の
製造装置。 - 【請求項3】 内型枠は、内周部に拡張、収斂自在に取
り付けられる弾性体と、この弾性体と一体に設けられ貫
通し拡張、収斂自在に操作する操作部を設けるととも
に、外型枠の両側面部に組み合わされる支持部材に両端
が支持される芯部材と、この弾性体に外接するように取
り付けられる外周部材とから構成される請求項1に記載
の貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載された貫通穴を有するコ
ンクリート製品の製造装置を用いて、 内周チューブ体の中空部にバルブを介して気体を充填す
ることにより膨張された内型枠と外型枠との間の空間部
にコンクリート材料を注入する第1の工程と、 コンクリート材料が凝固した後、内周チューブ体の中空
部に充填された気体を抜いて、収縮された内型枠を外型
枠から抜去する第2の工程と、 からなる貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法。 - 【請求項5】 請求項2に記載された貫通穴を有するコ
ンクリート製品の製造装置を用いて、 内周チューブ体の中空部にバルブを介して気体を充填す
ることにより膨張された内型枠と外型枠との間の空間部
にコンクリート材料を注入する第1の工程と、 コンクリート材料が凝固した後、内周チューブ体の中空
部に充填された気体を抜いて収縮させた内型枠を芯部材
を用いて外型枠から抜去する第2の工程と、とからなる
貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法。 - 【請求項6】 請求項3に記載された貫通穴を有するコ
ンクリート製品の製造装置を用いて、 芯部材の操作部により膨張した状態にされた内型枠と外
型枠との間の空間部にコンクリート材料を注入する第1
の工程と、 コンクリート材料が凝固した後、拡張した弾性部材を芯
部材の操作部により収斂させ、収縮した内型枠を外型枠
から抜去する第2の工程と、からなる貫通穴を有するコ
ンクリート製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19975895A JP3599434B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19975895A JP3599434B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938940A true JPH0938940A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3599434B2 JP3599434B2 (ja) | 2004-12-08 |
Family
ID=16413139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19975895A Expired - Fee Related JP3599434B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3599434B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104589470A (zh) * | 2015-02-02 | 2015-05-06 | 光明铁道控股有限公司 | 一种地铁浮置板生产用底模板 |
| CN110815515A (zh) * | 2019-12-07 | 2020-02-21 | 武汉龙城新能建材有限公司 | 一种新型烟气道模具 |
| CN114434594A (zh) * | 2022-02-24 | 2022-05-06 | 福建群峰机械有限公司 | 一种预制构件生产方法 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19975895A patent/JP3599434B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3599434B2 (ja) | 2004-12-08 |
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