JPH0938995A - ベルト加硫装置 - Google Patents
ベルト加硫装置Info
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- JPH0938995A JPH0938995A JP21659495A JP21659495A JPH0938995A JP H0938995 A JPH0938995 A JP H0938995A JP 21659495 A JP21659495 A JP 21659495A JP 21659495 A JP21659495 A JP 21659495A JP H0938995 A JPH0938995 A JP H0938995A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルトのサイズ毎に金型を作る必要がなく、
焼き境が少なく、小サイズのベルトにも対応できるベル
ト加硫装置を提供する。 【解決手段】 加熱流体を循環する中央熱盤1と、その
上部に近接した主ロール2との間にローラチェーン3お
よびスチールバンド4とを巻回し、主ロール2と相対し
て昇降可能なテンションロール11を中央加熱盤1の下
方に設け、主ロール2の上方に、下方にコの字形に開口
した箱形フレーム60と、その内側開口部にゴムスリー
ブ9を取り付けた昇降可能な外部加熱盤8に、第1ロー
ラチェーン10と第1スチールバンド6とを巻回してい
る。
焼き境が少なく、小サイズのベルトにも対応できるベル
ト加硫装置を提供する。 【解決手段】 加熱流体を循環する中央熱盤1と、その
上部に近接した主ロール2との間にローラチェーン3お
よびスチールバンド4とを巻回し、主ロール2と相対し
て昇降可能なテンションロール11を中央加熱盤1の下
方に設け、主ロール2の上方に、下方にコの字形に開口
した箱形フレーム60と、その内側開口部にゴムスリー
ブ9を取り付けた昇降可能な外部加熱盤8に、第1ロー
ラチェーン10と第1スチールバンド6とを巻回してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルト、例えば
平ベルト、Vベルトの製造工程に於いて未加硫ゴムシー
トと芯体とを積層して円筒状に成形したもの(加硫済み
品を含めてスラブという)を加硫する装置であって、1
スラブについて1度の着脱で加硫を完了する装置に関す
るもので加硫作業自動化の1ステップとなる。なお、伝
動ベルトの加硫工程は、加熱により作業場の温度が高く
かつ、金型の搬送など労力を要する作業が多く作業環境
の改善とともに自動化の要請の強い職場である。
平ベルト、Vベルトの製造工程に於いて未加硫ゴムシー
トと芯体とを積層して円筒状に成形したもの(加硫済み
品を含めてスラブという)を加硫する装置であって、1
スラブについて1度の着脱で加硫を完了する装置に関す
るもので加硫作業自動化の1ステップとなる。なお、伝
動ベルトの加硫工程は、加熱により作業場の温度が高く
かつ、金型の搬送など労力を要する作業が多く作業環境
の改善とともに自動化の要請の強い職場である。
【0002】
【従来の技術】例えば伝動ベルトを製造する場合の加硫
方式としては、スラブを所定のサイズ毎の金型に装着し
て加硫する加硫缶加硫方式およびガスケット加硫方式
(ジャケット加硫方式や缶加硫方式ともいう)と、サイ
ズ毎に金型を必要としないプレス加硫方式およびロート
キュア加硫方式とがある。加硫缶加硫方式は、円筒状金
型にスラブを外嵌し、その外側にゴムスリーブを更に外
嵌した後、加硫缶に入れ高圧蒸気を導入して加圧、加熱
して加硫を完成する(図示せず)。
方式としては、スラブを所定のサイズ毎の金型に装着し
て加硫する加硫缶加硫方式およびガスケット加硫方式
(ジャケット加硫方式や缶加硫方式ともいう)と、サイ
ズ毎に金型を必要としないプレス加硫方式およびロート
キュア加硫方式とがある。加硫缶加硫方式は、円筒状金
型にスラブを外嵌し、その外側にゴムスリーブを更に外
嵌した後、加硫缶に入れ高圧蒸気を導入して加圧、加熱
して加硫を完成する(図示せず)。
【0003】ガスケット加硫方式は、図4にその断面を
示すようにベルトサイズに対応する円筒状の金型30に
スラブ5’を外嵌し、ガスケット加硫缶に装着して高圧
蒸気を導入し加熱、加圧して加硫する。ガスケット加硫
缶は、蒸気導入口34、蒸気排出口36を備えた缶体3
9と、その内側に取り付けたゴムスリーブ9’と、その
缶体39の上下に上フランジ31、下フランジ32を有
している。上フランジ31は、円筒状の金型30を入れ
替えるときは取り外され、前記スラブ5’を外嵌した金
型30を上部より蒸気導入口33を上にしてゴムスリー
ブ9’の内側に装着した後、前記上フランジ31を取り
付けて金型30を固定する。このとき金型30の下部は
下部シール38を介して蒸気排出口35に連結される。
金型30を加硫缶内に装着した後、高圧蒸気を蒸気導入
口34より導入することにより、ゴムスリーブ9’をそ
の内側に膨張させて前記スラブ5’を加圧し、加熱す
る。なお、この前記金型30の蒸気導入口33より蒸気
を導入し金型30を内部より加熱することができる。
示すようにベルトサイズに対応する円筒状の金型30に
スラブ5’を外嵌し、ガスケット加硫缶に装着して高圧
蒸気を導入し加熱、加圧して加硫する。ガスケット加硫
缶は、蒸気導入口34、蒸気排出口36を備えた缶体3
9と、その内側に取り付けたゴムスリーブ9’と、その
缶体39の上下に上フランジ31、下フランジ32を有
している。上フランジ31は、円筒状の金型30を入れ
替えるときは取り外され、前記スラブ5’を外嵌した金
型30を上部より蒸気導入口33を上にしてゴムスリー
ブ9’の内側に装着した後、前記上フランジ31を取り
付けて金型30を固定する。このとき金型30の下部は
下部シール38を介して蒸気排出口35に連結される。
金型30を加硫缶内に装着した後、高圧蒸気を蒸気導入
口34より導入することにより、ゴムスリーブ9’をそ
の内側に膨張させて前記スラブ5’を加圧し、加熱す
る。なお、この前記金型30の蒸気導入口33より蒸気
を導入し金型30を内部より加熱することができる。
【0004】ベルトサイズ毎の金型を必要としない加硫
方式であるプレス加硫方式は、中央にベルト成形用の金
型を両面に有する平板状の熱盤を水平に備え、その上下
面に近接・離間可能でありかつ加圧・加熱できる一対の
熱盤と、前記中央の熱盤の両側(水平方向)に近接また
は離間できる一対のテンションプーリを備えている(図
示せず)。上下一対の熱盤を離間し、テンションプーリ
を近接させた状態で、未加硫のスラブを中央の熱盤を挟
んでテンションロールに掛け渡し、テンションロールを
離間してスラブに一定の張力を掛けた状態で上下の熱盤
を近接し加圧・加熱して加硫する。加硫完了後この逆の
手順で加硫済みスラブを取り外す。
方式であるプレス加硫方式は、中央にベルト成形用の金
型を両面に有する平板状の熱盤を水平に備え、その上下
面に近接・離間可能でありかつ加圧・加熱できる一対の
熱盤と、前記中央の熱盤の両側(水平方向)に近接また
は離間できる一対のテンションプーリを備えている(図
示せず)。上下一対の熱盤を離間し、テンションプーリ
を近接させた状態で、未加硫のスラブを中央の熱盤を挟
んでテンションロールに掛け渡し、テンションロールを
離間してスラブに一定の張力を掛けた状態で上下の熱盤
を近接し加圧・加熱して加硫する。加硫完了後この逆の
手順で加硫済みスラブを取り外す。
【0005】他の加硫方式であるロートキュアー加硫装
置は、図5にその側面を示す(フレームは記載せず)よ
うに中央に主ロール2’を備え、それと相対する伸張シ
リンダー12’により主ロール2’に近接・離間できる
テンションロール11’と、その主ロール2’の上下お
よび前記テンションロール11’の反対側に、それぞれ
主ロール2’と近接又は離間できる3本のガイドロール
41,42,43とを備え、それらのガイドロール4
1,42,43および主ロール2’との間にスチールバ
ンド6’を巻き掛けている。このとき主ロール2’には
スチールバンド6’の表面(他のガイドロールに接しな
い面)を当接している。ガイドロール43は、加圧シリ
ンダー13’により所定の力で主ロール2’と離間又は
近接し、スチールバンド6’を主ロール2’に圧接又は
離間する機能を有する。主ロール2’のガイドロール4
3の側(スチールバンド6’の背面)には、ヒーター4
0が備えられて、スラブを加硫するとき必要に応じて加
熱する機能を有する。ガイドロール41、42はそれぞ
れ主ロール2’と離間・近接する方向に開閉でき、段取
り替えの際にこれを解放し、スラブを加硫するときこれ
を近接させる。スラブ5”は、主ロール2’とテンショ
ンロール11’の間に掛け渡され、伸張シリンダー1
2’により所定の張力を付与した状態で加硫される。
置は、図5にその側面を示す(フレームは記載せず)よ
うに中央に主ロール2’を備え、それと相対する伸張シ
リンダー12’により主ロール2’に近接・離間できる
テンションロール11’と、その主ロール2’の上下お
よび前記テンションロール11’の反対側に、それぞれ
主ロール2’と近接又は離間できる3本のガイドロール
41,42,43とを備え、それらのガイドロール4
1,42,43および主ロール2’との間にスチールバ
ンド6’を巻き掛けている。このとき主ロール2’には
スチールバンド6’の表面(他のガイドロールに接しな
い面)を当接している。ガイドロール43は、加圧シリ
ンダー13’により所定の力で主ロール2’と離間又は
近接し、スチールバンド6’を主ロール2’に圧接又は
離間する機能を有する。主ロール2’のガイドロール4
3の側(スチールバンド6’の背面)には、ヒーター4
0が備えられて、スラブを加硫するとき必要に応じて加
熱する機能を有する。ガイドロール41、42はそれぞ
れ主ロール2’と離間・近接する方向に開閉でき、段取
り替えの際にこれを解放し、スラブを加硫するときこれ
を近接させる。スラブ5”は、主ロール2’とテンショ
ンロール11’の間に掛け渡され、伸張シリンダー1
2’により所定の張力を付与した状態で加硫される。
【0006】スラブ入れ替え作業の手順は、加圧シリン
ダー13’を主ロール2’に近づけ、ガイドロール4
1,42を矢印Aの方向に開いてスチールバンド6’を
緩め、テンションロール11’を主ロール2’の方向に
近接させる。スラブ5”をテンションロール11’と主
ロール2’との間に掛け渡した後、伸張シリンダー1
2’によりテンションロール11’を主ロール2’と離
間する方向に移動させ、スラブ5”に所定の張力を掛け
る。ガイドロール41,42を閉じた後、加圧シリンダ
ー13’によりガイドロール43を矢印Cの方向に移動
してスチールバンド6’に張力を与える。スラブ5”
は、スチールバンド6’により加圧され、主ロール2’
を矢印Bの方向に回転しながら加熱され、加硫される。
加硫完了後この逆の操作で加硫したスラブ5”を取り外
す。
ダー13’を主ロール2’に近づけ、ガイドロール4
1,42を矢印Aの方向に開いてスチールバンド6’を
緩め、テンションロール11’を主ロール2’の方向に
近接させる。スラブ5”をテンションロール11’と主
ロール2’との間に掛け渡した後、伸張シリンダー1
2’によりテンションロール11’を主ロール2’と離
間する方向に移動させ、スラブ5”に所定の張力を掛け
る。ガイドロール41,42を閉じた後、加圧シリンダ
ー13’によりガイドロール43を矢印Cの方向に移動
してスチールバンド6’に張力を与える。スラブ5”
は、スチールバンド6’により加圧され、主ロール2’
を矢印Bの方向に回転しながら加熱され、加硫される。
加硫完了後この逆の操作で加硫したスラブ5”を取り外
す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなベルト加硫装置では、次のような問題がある。即
ち、加硫缶方式、ガスケット加硫方式においては、ベ
ルトのサイズ毎に金型、ゴムスリーブおよびフランジが
必要であり初期投資が大きい、ベルトのサイズ変更毎
の段取り替え工数が大きい、段取り替え工数が大で自
動化が困難である、等の問題がある。プレス加硫方式に
おいては、熱盤の直線部分のみで加硫するため、小サ
イズのプレスで長サイズのベルトを加硫するときプレス
回数が多くなる、部分的加硫を繰り返すことになり、
いわゆる焼き境部分が多くなる等の問題がある。ロート
キュアー加硫方式においては、上述の通り主ロール、ス
チールバンド等比較的大きな装置となり小サイズのベル
トには適用し難い。
ようなベルト加硫装置では、次のような問題がある。即
ち、加硫缶方式、ガスケット加硫方式においては、ベ
ルトのサイズ毎に金型、ゴムスリーブおよびフランジが
必要であり初期投資が大きい、ベルトのサイズ変更毎
の段取り替え工数が大きい、段取り替え工数が大で自
動化が困難である、等の問題がある。プレス加硫方式に
おいては、熱盤の直線部分のみで加硫するため、小サ
イズのプレスで長サイズのベルトを加硫するときプレス
回数が多くなる、部分的加硫を繰り返すことになり、
いわゆる焼き境部分が多くなる等の問題がある。ロート
キュアー加硫方式においては、上述の通り主ロール、ス
チールバンド等比較的大きな装置となり小サイズのベル
トには適用し難い。
【0008】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、ベルトのサイズ毎に金型を作る必要がなく、焼
き境が少なく、小サイズのベルトにも対応できるベル
ト加硫装置を提供することを課題にしている。
で、ベルトのサイズ毎に金型を作る必要がなく、焼
き境が少なく、小サイズのベルトにも対応できるベル
ト加硫装置を提供することを課題にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに本発明のベルト連続加硫装置は、a)ゴムベルトを連
続して加硫する装置において、b)中央熱盤と、その上部
に近接して水平に設けられた主ロールとの間に巻き掛け
られた第2ローラチェーンと、その外周に添設配置した
第2スチールバンドと、c)前記中央熱盤の下方に主ロー
ルと相対して、昇降可能かつ回転自在に設けられたテン
ションロールと、c)昇降可能であって、前記第2スチー
ルバンドを上方より覆うよう取り付けたコの字形の箱形
フレームと、その内側開口部に取り付けたゴムスリーブ
とにより内部に密閉空間を形成した外部加熱盤と、d)前
記外部加熱盤の上下四隅部に、前記主ロールと平行にガ
イドロールを取り付け、それらのガイドロールに巻き掛
けた第2ローラチェーンの外周に添設配置した第1スチ
ールバンドとを備えている。
めに本発明のベルト連続加硫装置は、a)ゴムベルトを連
続して加硫する装置において、b)中央熱盤と、その上部
に近接して水平に設けられた主ロールとの間に巻き掛け
られた第2ローラチェーンと、その外周に添設配置した
第2スチールバンドと、c)前記中央熱盤の下方に主ロー
ルと相対して、昇降可能かつ回転自在に設けられたテン
ションロールと、c)昇降可能であって、前記第2スチー
ルバンドを上方より覆うよう取り付けたコの字形の箱形
フレームと、その内側開口部に取り付けたゴムスリーブ
とにより内部に密閉空間を形成した外部加熱盤と、d)前
記外部加熱盤の上下四隅部に、前記主ロールと平行にガ
イドロールを取り付け、それらのガイドロールに巻き掛
けた第2ローラチェーンの外周に添設配置した第1スチ
ールバンドとを備えている。
【0010】上記の構成を有する本発明のベルト加硫装
置によれば、上記のような第2スチールバンドと第1ス
チールバンドとの間にスラブを挿入し回転しながら加圧
・加熱して加硫をするものであって、サイズ毎の金型を
必要とせず、比較的小さいサイズより大きいサイズまで
一つの装置で加硫可能であり、焼き境等の品質上の問題
もない。
置によれば、上記のような第2スチールバンドと第1ス
チールバンドとの間にスラブを挿入し回転しながら加圧
・加熱して加硫をするものであって、サイズ毎の金型を
必要とせず、比較的小さいサイズより大きいサイズまで
一つの装置で加硫可能であり、焼き境等の品質上の問題
もない。
【0011】a)中央熱盤およびその上部に近接して水平
に設けた回転可能な主ロールを設けている。中央熱盤
は、加熱手段により例えば内部に加熱流体を循環させる
ことにより加熱され、後述の第2ローラチェーン、第2
スチールバンドをバックアップすることによりスラブを
加熱・加圧する。主ロールは、内部に加熱流体を循環す
ることにより加熱され中央熱盤と同様にスラブを加熱・
加圧する機能を負担するとともに、駆動装置を備えるこ
とにより回転し、第2ローラチェーン、第2スチールバ
ンドを回転させてこれに巻掛けられたスラブを回転させ
ながら境目無く加熱・加硫する。
に設けた回転可能な主ロールを設けている。中央熱盤
は、加熱手段により例えば内部に加熱流体を循環させる
ことにより加熱され、後述の第2ローラチェーン、第2
スチールバンドをバックアップすることによりスラブを
加熱・加圧する。主ロールは、内部に加熱流体を循環す
ることにより加熱され中央熱盤と同様にスラブを加熱・
加圧する機能を負担するとともに、駆動装置を備えるこ
とにより回転し、第2ローラチェーン、第2スチールバ
ンドを回転させてこれに巻掛けられたスラブを回転させ
ながら境目無く加熱・加硫する。
【0012】第2スチールバンドは、中央熱盤および主
ロールに巻回されその上に巻掛けられるスラブを加硫す
る際、加熱・加圧の媒体として機能するとともに、その
スラブの表面形状を形成する。第2ローラチェーンは、
多数の細いローラをリンクで連結した物であり、第2ス
チールバンドと中央熱盤との間に添設配置されそれらの
間の摺動を容易にする。なお、主ロールの表面には、ロ
ーラチェーンの各ローラと嵌合する凹部を形成し又は弾
性体を巻き付けて、主ロールの回転に従ってローラチェ
ーンを引っ張り回転させる。第2スチールバンドの第2
ローラチェーンと接する面には、弾性体シート(例えば
ゴムシート)を介するか又は突起を形成して第2スチー
ルバンドの走行を助けることができる。
ロールに巻回されその上に巻掛けられるスラブを加硫す
る際、加熱・加圧の媒体として機能するとともに、その
スラブの表面形状を形成する。第2ローラチェーンは、
多数の細いローラをリンクで連結した物であり、第2ス
チールバンドと中央熱盤との間に添設配置されそれらの
間の摺動を容易にする。なお、主ロールの表面には、ロ
ーラチェーンの各ローラと嵌合する凹部を形成し又は弾
性体を巻き付けて、主ロールの回転に従ってローラチェ
ーンを引っ張り回転させる。第2スチールバンドの第2
ローラチェーンと接する面には、弾性体シート(例えば
ゴムシート)を介するか又は突起を形成して第2スチー
ルバンドの走行を助けることができる。
【0013】b)中央熱盤の下方に主ロールと相対して、
昇降可能かつ回転自在に設けられたテンションロールを
備える。前記中央熱盤および主ロールに巻回された第2
スチールバンドの外面とこのテンションロールとの間
に、未加硫のスラブを掛け渡し、テンションロールを引
き下げることにより、スラブに所定の張力を掛け、所定
の長さに設定した後、後述する第1スチールバンドを押
し付けて回転しながら加硫する。加硫時にスラブ中の抗
張体が収縮することを防止するためである。
昇降可能かつ回転自在に設けられたテンションロールを
備える。前記中央熱盤および主ロールに巻回された第2
スチールバンドの外面とこのテンションロールとの間
に、未加硫のスラブを掛け渡し、テンションロールを引
き下げることにより、スラブに所定の張力を掛け、所定
の長さに設定した後、後述する第1スチールバンドを押
し付けて回転しながら加硫する。加硫時にスラブ中の抗
張体が収縮することを防止するためである。
【0014】c)外部加熱盤は、昇降可能であって、前記
第2スチールバンドを上方より覆うよう取り付けたコの
字形の箱形フレームと、その内側開口部に取り付けたゴ
ムスリーブとにより内部に密閉空間を形成している。箱
形フレームは、下方に開いたコの字形であるので、その
凹部に前述の第2スチールバンドに巻き掛けたスラブを
覆い込むことができる。この箱形フレームは内側面が開
口され、その開口部にゴムスリーブを取り付けているの
で、その中に空間を形成し加熱流体を循環することがで
きる。加硫作業時には加熱流体を導入し加圧したとき、
このゴムスリーブが内側に膨張してスラブを加圧するこ
とができる。箱形フレームは昇降可能であるので、作業
開始前には、これを上方に引き上げることにより、スラ
ブを第2スチールバンドに容易に装着することができ
る。スラブを装着した後、箱型フレームを下降させて、
第2スチールバンドの巻掛けられたスラブを第1スチー
ルバンドにより挟持し、上記の外部加熱盤に加熱流体を
導入し、加圧するとゴムスリーブは膨張してスラブを加
圧し加熱できる(加硫できる)。
第2スチールバンドを上方より覆うよう取り付けたコの
字形の箱形フレームと、その内側開口部に取り付けたゴ
ムスリーブとにより内部に密閉空間を形成している。箱
形フレームは、下方に開いたコの字形であるので、その
凹部に前述の第2スチールバンドに巻き掛けたスラブを
覆い込むことができる。この箱形フレームは内側面が開
口され、その開口部にゴムスリーブを取り付けているの
で、その中に空間を形成し加熱流体を循環することがで
きる。加硫作業時には加熱流体を導入し加圧したとき、
このゴムスリーブが内側に膨張してスラブを加圧するこ
とができる。箱形フレームは昇降可能であるので、作業
開始前には、これを上方に引き上げることにより、スラ
ブを第2スチールバンドに容易に装着することができ
る。スラブを装着した後、箱型フレームを下降させて、
第2スチールバンドの巻掛けられたスラブを第1スチー
ルバンドにより挟持し、上記の外部加熱盤に加熱流体を
導入し、加圧するとゴムスリーブは膨張してスラブを加
圧し加熱できる(加硫できる)。
【0015】d)外部加熱盤の上下左右の四隅部にそれぞ
れ取り付けられたガイドロールは、前記主ロールに平行
であって、これに巻回された第1スチールバンドを蛇行
する事なく走行させることができる。第1スチールバン
ドは、ローラ回転用モータによりその内面をローラチェ
ーンにより支持されているので、上記ゴムスリーブによ
り加圧された場合においても、スムーズに走行すること
ができる。
れ取り付けられたガイドロールは、前記主ロールに平行
であって、これに巻回された第1スチールバンドを蛇行
する事なく走行させることができる。第1スチールバン
ドは、ローラ回転用モータによりその内面をローラチェ
ーンにより支持されているので、上記ゴムスリーブによ
り加圧された場合においても、スムーズに走行すること
ができる。
【0016】請求項2記載のように、前記第1スチール
バンドの幅を前記第1ローラチェーンの幅より広く形成
し、その側端部にその第1スチールバンドを駆動するバ
ンド駆動手段を設けた中央熱盤およびその上部に近接し
て水平に設けられた主ロールに巻き掛けた第2ローラチ
ェーンと、その外周に添設配置した第2スチールバンド
とを設けることが望ましい。
バンドの幅を前記第1ローラチェーンの幅より広く形成
し、その側端部にその第1スチールバンドを駆動するバ
ンド駆動手段を設けた中央熱盤およびその上部に近接し
て水平に設けられた主ロールに巻き掛けた第2ローラチ
ェーンと、その外周に添設配置した第2スチールバンド
とを設けることが望ましい。
【0017】請求項2記載のベルト加硫装置によれば、
第1スチールバンドの幅が第1ローラチェーンより広い
ので、その端部にバンド駆動手段を取り付けることがで
きる。駆動手段は、弾性ローラにより挟持する方法、ま
たは、そのスチールバンドの端部に凹凸、穴など形成し
これに対応する凹凸を有するローラにより挟持して、第
1スチールバンドを直接駆動する。スチールバンドの走
行がスムーズとなり加硫時間を均一にすることができ
る。
第1スチールバンドの幅が第1ローラチェーンより広い
ので、その端部にバンド駆動手段を取り付けることがで
きる。駆動手段は、弾性ローラにより挟持する方法、ま
たは、そのスチールバンドの端部に凹凸、穴など形成し
これに対応する凹凸を有するローラにより挟持して、第
1スチールバンドを直接駆動する。スチールバンドの走
行がスムーズとなり加硫時間を均一にすることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のベルト加硫装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの本発
明の実施の形態にかかる装置全体を示す正面図であり、
一部断面で示す。図2は図1の装置の側面図であり、一
部分(図1のA−Aで示す部分)は断面で示す。図3
(a)は図2の点線で囲んだ部分aの拡大図であり、図3
(b)はローラチェーンの拡大図である。なお、本実施形
態の対象となるスラブは、加硫後輪切りして伝動ベルト
に加工するものである。
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はこの本発
明の実施の形態にかかる装置全体を示す正面図であり、
一部断面で示す。図2は図1の装置の側面図であり、一
部分(図1のA−Aで示す部分)は断面で示す。図3
(a)は図2の点線で囲んだ部分aの拡大図であり、図3
(b)はローラチェーンの拡大図である。なお、本実施形
態の対象となるスラブは、加硫後輪切りして伝動ベルト
に加工するものである。
【0019】L字形の基台50を垂直方向に立設し、そ
の垂直面に中央熱盤1を取り付ける(図2)。中央熱盤
1は、後述の主ロール2の外周曲面に従って凹部を上部
に形成し、下部は凸状の曲面形状にしてその左右の面は
平面を形成する箱形にしてある(図1)。その内部は中
空であって、蒸気導入口52、蒸気排出口51を備えて
いるので、加熱流体(例えば、加圧水蒸気)を循環して
加熱できる(図2a、構造を簡単にするために電熱を利
用することもできる)。
の垂直面に中央熱盤1を取り付ける(図2)。中央熱盤
1は、後述の主ロール2の外周曲面に従って凹部を上部
に形成し、下部は凸状の曲面形状にしてその左右の面は
平面を形成する箱形にしてある(図1)。その内部は中
空であって、蒸気導入口52、蒸気排出口51を備えて
いるので、加熱流体(例えば、加圧水蒸気)を循環して
加熱できる(図2a、構造を簡単にするために電熱を利
用することもできる)。
【0020】主ロール2は、中央熱盤1の上部の凹部に
近接して水平かつ回転自在に基台50に取り付けられ、
主ロール回転用モータ54により駆動回転される(図
2)。主ロール2は中空構造にしてあり、ロータリージ
ョイント53を介して加熱流体を循環させて加熱でき
る。なお、主ロール2の表面にはその主ロール2の軸方
向に細い溝が切られており、後述の第2ローラチェーン
3のローラ61(図3b)を支持して、主ロール2の回
転に従ってこの第2ローラチェーン3を走行させる(図
1)。
近接して水平かつ回転自在に基台50に取り付けられ、
主ロール回転用モータ54により駆動回転される(図
2)。主ロール2は中空構造にしてあり、ロータリージ
ョイント53を介して加熱流体を循環させて加熱でき
る。なお、主ロール2の表面にはその主ロール2の軸方
向に細い溝が切られており、後述の第2ローラチェーン
3のローラ61(図3b)を支持して、主ロール2の回
転に従ってこの第2ローラチェーン3を走行させる(図
1)。
【0021】第2ローラチェーン3は、図3(b)に示す
ように、通常の多数のローラ61をリンク62により連
結したものであり、中央熱盤1と第2スチールバンド4
の間を摺動させるもので、幅はスラブ5の幅に対応し、
厚さ(ローラの太さ)は小さい物が望ましい。熱伝導を
向上させるためである。第2ローラチェーン3は、中央
熱盤1および主ロール2の外周に沿って巻き掛けられ
て、主ロール2の回転に従って走行(回転)する。第2
スチールバンド4は、第2ローラチェーン3の外周に添
設配置されその第2ローラチェーン3ともに走行し、外
周面によりスラブ5を直接加圧して加硫しそのスラブ5
の表面を形成する。
ように、通常の多数のローラ61をリンク62により連
結したものであり、中央熱盤1と第2スチールバンド4
の間を摺動させるもので、幅はスラブ5の幅に対応し、
厚さ(ローラの太さ)は小さい物が望ましい。熱伝導を
向上させるためである。第2ローラチェーン3は、中央
熱盤1および主ロール2の外周に沿って巻き掛けられ
て、主ロール2の回転に従って走行(回転)する。第2
スチールバンド4は、第2ローラチェーン3の外周に添
設配置されその第2ローラチェーン3ともに走行し、外
周面によりスラブ5を直接加圧して加硫しそのスラブ5
の表面を形成する。
【0022】テンションロール11は、基台50の中央
熱盤1の下方にスライダ57を介して昇降自在にかつ回
転自在に取り付けられ、その下方に取り付けられたテン
ションロール昇降シリンダ12により昇降される。この
テンションロール11を最も高い位置に移動して、未加
硫のスラブ5を前記第2スチールバンド4の上部外周と
このテンションロール11との間に掛け渡した後、この
テンションロール11を引き下げてスラブ5に所定の張
力を付与する。
熱盤1の下方にスライダ57を介して昇降自在にかつ回
転自在に取り付けられ、その下方に取り付けられたテン
ションロール昇降シリンダ12により昇降される。この
テンションロール11を最も高い位置に移動して、未加
硫のスラブ5を前記第2スチールバンド4の上部外周と
このテンションロール11との間に掛け渡した後、この
テンションロール11を引き下げてスラブ5に所定の張
力を付与する。
【0023】主ロール2の上方にはスラブ5を外部より
加圧・加熱する手段として、外部加熱盤8、加熱盤昇降
シリンダ13、第1ローラチェーン10および第1スチ
ールバンド6を配備している。外部加熱盤8は、下方に
開いたコの字形の箱形フレーム60と、その箱形フレー
ム60の内側開口部にクリップ58を介して取り付けた
ゴムスリーブ9とを有し、内部には密閉空間を形成して
いる(図1に断面で示す)。箱型フレーム60には、熱
媒導入口56および熱媒排出口59を取り付けており、
これ通して加熱流体を循環させて加熱できる。
加圧・加熱する手段として、外部加熱盤8、加熱盤昇降
シリンダ13、第1ローラチェーン10および第1スチ
ールバンド6を配備している。外部加熱盤8は、下方に
開いたコの字形の箱形フレーム60と、その箱形フレー
ム60の内側開口部にクリップ58を介して取り付けた
ゴムスリーブ9とを有し、内部には密閉空間を形成して
いる(図1に断面で示す)。箱型フレーム60には、熱
媒導入口56および熱媒排出口59を取り付けており、
これ通して加熱流体を循環させて加熱できる。
【0024】また、その外部加熱盤8は、主ロール2お
よび中央熱盤1を覆うようにそのコの字部分を下方に向
けて、その上部に備えた加熱盤昇降シリンダ13の昇降
シャフト59により昇降可能に取り付けられている。段
取り替え(スラブ入れ替え)時にはこれを上昇して、外
部加熱盤8と主ロール2との間に空間を作り、スラブ5
を取り付け取り外し可能とする。加硫作業時には外部加
熱盤8を下降させてスラブ5を上方より加圧する。
よび中央熱盤1を覆うようにそのコの字部分を下方に向
けて、その上部に備えた加熱盤昇降シリンダ13の昇降
シャフト59により昇降可能に取り付けられている。段
取り替え(スラブ入れ替え)時にはこれを上昇して、外
部加熱盤8と主ロール2との間に空間を作り、スラブ5
を取り付け取り外し可能とする。加硫作業時には外部加
熱盤8を下降させてスラブ5を上方より加圧する。
【0025】外部加熱盤8の上下左右の四隅には、第1
ローラチェーン10を支持するガイドロール14、1
5、16、17を備えている。このガイドロールの外周
には、その外周背面に第1スチールバンド6を添設配置
した第1ローラチェーン10を巻掛けている。第1ロー
ラチェーン10は、前述の第2ローラチェーンと同様な
構成を有し、第1スチールバンド6と箱形フレーム60
又はゴムスリーブ9との間にあって、両者を摺動可能と
する機能を有する。ガイドロール15は、ローラ回転用
モータ55により駆動され前記主ロール回転用モータ5
4と相まって第1、第2スチールバンド6、4を等速に
回転させる。箱形フレーム60のコの字形凹部の上部
に、図示しない第1スチールバンド6の支持具(例え
ば、第1スチールバンド6の側端部下部に当接するコ
ロ)を備えて、箱形フレーム60を上昇したとき第1ス
チールバンド6を一時保持する。なお、図3(a)は図2
の一点破線円aにより囲んだ部分を拡大したものであ
り、スラブ5を第1スチールバンド6および第2スチー
ルバンド6で挟持しそれぞれの背面を、第1ローラチェ
ーン10並びに第2ローラチェーン3およびゴムスリー
ブ9、中央熱盤1によりバックアップしている状態を表
す。
ローラチェーン10を支持するガイドロール14、1
5、16、17を備えている。このガイドロールの外周
には、その外周背面に第1スチールバンド6を添設配置
した第1ローラチェーン10を巻掛けている。第1ロー
ラチェーン10は、前述の第2ローラチェーンと同様な
構成を有し、第1スチールバンド6と箱形フレーム60
又はゴムスリーブ9との間にあって、両者を摺動可能と
する機能を有する。ガイドロール15は、ローラ回転用
モータ55により駆動され前記主ロール回転用モータ5
4と相まって第1、第2スチールバンド6、4を等速に
回転させる。箱形フレーム60のコの字形凹部の上部
に、図示しない第1スチールバンド6の支持具(例え
ば、第1スチールバンド6の側端部下部に当接するコ
ロ)を備えて、箱形フレーム60を上昇したとき第1ス
チールバンド6を一時保持する。なお、図3(a)は図2
の一点破線円aにより囲んだ部分を拡大したものであ
り、スラブ5を第1スチールバンド6および第2スチー
ルバンド6で挟持しそれぞれの背面を、第1ローラチェ
ーン10並びに第2ローラチェーン3およびゴムスリー
ブ9、中央熱盤1によりバックアップしている状態を表
す。
【0026】請求項2に記載の発明に対応するベルト加
硫装置は、図示を省略するが、第1スチールバンド6の
幅を第1ローラチェーン10の幅より広くして、その側
端部を一対のゴムロールで挟持し、そのゴムロールを駆
動することにより第1スチールバンド6を直接回転させ
る。また、図示しないがその第1スチールバンド6の側
端部に一定間隔の穴をあけ又は凹凸を設けて、その穴又
は凹凸に対応する突起を有する駆動ロールを押し当てて
回転させることにより、第1スチールバンドを駆動する
こともできる。また、第2スチールバンド4の側端部に
も上記の第1スチールバンド6と同様なバンド駆動手段
を適用することにより、第1、第2スチールバンドの両
方を駆動することもできる。さらに、第2スチールバン
ド4の駆動を補助する手段として、第2スチールバンド
4の第2ローラチェーン3と接する面に滑り止め手段、
例えばローラ61の径に対応する弾性体の突起を備える
こともできる。
硫装置は、図示を省略するが、第1スチールバンド6の
幅を第1ローラチェーン10の幅より広くして、その側
端部を一対のゴムロールで挟持し、そのゴムロールを駆
動することにより第1スチールバンド6を直接回転させ
る。また、図示しないがその第1スチールバンド6の側
端部に一定間隔の穴をあけ又は凹凸を設けて、その穴又
は凹凸に対応する突起を有する駆動ロールを押し当てて
回転させることにより、第1スチールバンドを駆動する
こともできる。また、第2スチールバンド4の側端部に
も上記の第1スチールバンド6と同様なバンド駆動手段
を適用することにより、第1、第2スチールバンドの両
方を駆動することもできる。さらに、第2スチールバン
ド4の駆動を補助する手段として、第2スチールバンド
4の第2ローラチェーン3と接する面に滑り止め手段、
例えばローラ61の径に対応する弾性体の突起を備える
こともできる。
【0027】ところで、上記したベルト加硫装置を使用
してゴムスラブ5を加硫する手順は次のとおりである。
してゴムスラブ5を加硫する手順は次のとおりである。
【0028】1) 主ロール回転用モータ54およびロー
ラ回転用モータ55を始動し、主ロール2、ガイドロー
ル15を介して、第2ローラチェーン3、第1ローラチ
ェーン10および第2スチールバンド4、第1スチール
バンド6をゆっくり回転させながら、中央熱盤1および
外部熱盤8に加熱流体を通じて加熱昇温する(連続作業
の場合は、熱盤は昇温している)。またこの時は外部熱
盤8は加熱流体を加圧しない、ゴムスリーブが膨張して
第1スチールバンド6を押し出すからである。
ラ回転用モータ55を始動し、主ロール2、ガイドロー
ル15を介して、第2ローラチェーン3、第1ローラチ
ェーン10および第2スチールバンド4、第1スチール
バンド6をゆっくり回転させながら、中央熱盤1および
外部熱盤8に加熱流体を通じて加熱昇温する(連続作業
の場合は、熱盤は昇温している)。またこの時は外部熱
盤8は加熱流体を加圧しない、ゴムスリーブが膨張して
第1スチールバンド6を押し出すからである。
【0029】2) 加熱盤昇降シリンダー13により外部
加熱盤8とともに、第1スチールバンドを上方に吊り上
げて、第1スチールバンド6および第2スチールバンド
4の間を離間する。
加熱盤8とともに、第1スチールバンドを上方に吊り上
げて、第1スチールバンド6および第2スチールバンド
4の間を離間する。
【0030】3) テンションロール11をテンションロ
ール昇降シリンダー12により上方に移動して中央熱盤
1に接近させ、スラブ5を、第2スチールバンド4の上
部とテンションロール11との間に掛け渡した後、テン
ションロール11を引き下げてスラブ5に上下方向に所
定の張力を与える。
ール昇降シリンダー12により上方に移動して中央熱盤
1に接近させ、スラブ5を、第2スチールバンド4の上
部とテンションロール11との間に掛け渡した後、テン
ションロール11を引き下げてスラブ5に上下方向に所
定の張力を与える。
【0031】4) 第1スチールバンド6等を巻掛けてい
る外部加熱盤8を下方に移動して、第2スチールバンド
4に巻掛けているスラブ5の上部を覆うように第1スチ
ールバンド6を下降させスラブ5を加圧する。加圧は、
第1スチールバンド6が下降を終了し固定した後、外部
加熱盤8の加熱流体の圧力を増してゴムスリーブ9を膨
張させ、第1スチールバンド6をスラブ5に押し当てる
ことによる。
る外部加熱盤8を下方に移動して、第2スチールバンド
4に巻掛けているスラブ5の上部を覆うように第1スチ
ールバンド6を下降させスラブ5を加圧する。加圧は、
第1スチールバンド6が下降を終了し固定した後、外部
加熱盤8の加熱流体の圧力を増してゴムスリーブ9を膨
張させ、第1スチールバンド6をスラブ5に押し当てる
ことによる。
【0032】5) 中央熱盤1、外部加熱盤8等を所定の
温度に保ちながら、スラブ5が適正に加硫される所定の
温度で所定の時間加熱される速度で、第1スチールバン
ド6等を回転しつづける(回転速度により加熱時間を定
める)。
温度に保ちながら、スラブ5が適正に加硫される所定の
温度で所定の時間加熱される速度で、第1スチールバン
ド6等を回転しつづける(回転速度により加熱時間を定
める)。
【0033】6) スラブ5が一回転して加硫完了後は、
上記の逆の順序でスラブ5を取り外す。作業継続の場
合、加熱流体は循環を継続する。
上記の逆の順序でスラブ5を取り外す。作業継続の場
合、加熱流体は循環を継続する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のベルト加硫装置には、次のような優れた効果が
ある。
本発明のベルト加硫装置には、次のような優れた効果が
ある。
【0035】(1) 従来の加硫缶加硫方式、ガスケット加
硫方式におけるように、ベルトのサイズ毎に金型、スリ
ーブおよびフランジが必要でなくなり、初期投資が少な
く、ベルトのサイズ変更毎の段取り替え工数が少なく、
段取り替えの自動化が可能になる。
硫方式におけるように、ベルトのサイズ毎に金型、スリ
ーブおよびフランジが必要でなくなり、初期投資が少な
く、ベルトのサイズ変更毎の段取り替え工数が少なく、
段取り替えの自動化が可能になる。
【0036】(2) 従来のプレス加硫方式におけるよう
に、プレス幅毎に開閉操作をする必要はなく一本につき
一回の操作となり、又、いわゆる焼き境部分の問題もな
く品質が改善される。
に、プレス幅毎に開閉操作をする必要はなく一本につき
一回の操作となり、又、いわゆる焼き境部分の問題もな
く品質が改善される。
【0037】(3) 従来のロートキュア加硫方式における
ように、大型の主ロール、スチールバンド等を使用せず
比較的小さな装置となる。
ように、大型の主ロール、スチールバンド等を使用せず
比較的小さな装置となる。
【0038】(4) 請求項2に記載の装置では、第1スチ
ールバンドを直接駆動するので、その送り速度が安定し
てベルト品質を均一にすることができる。
ールバンドを直接駆動するので、その送り速度が安定し
てベルト品質を均一にすることができる。
【図1】本発明の実施の形態にかかるベルト加硫装置の
装置全体を示す正面図であり、一部(外部加熱盤)断面
で示す。
装置全体を示す正面図であり、一部(外部加熱盤)断面
で示す。
【図2】図1のベルト加硫装置の側面図であり、図1の
A−A部の断面で示す。
A−A部の断面で示す。
【図3】図3(a)は図2の一点破線で囲んだ部分(a)の
拡大図であり、図3(b)はローラチェーンの部分拡大図
である。
拡大図であり、図3(b)はローラチェーンの部分拡大図
である。
【図4】従来の技術であるガスケット加硫機の構造を説
明する断面図である。
明する断面図である。
【図5】従来の技術であるロートキュア加硫機の構造を
説明する側面図である。
説明する側面図である。
1:中央熱盤 2:主ロール 3:第2ローラチェーン 4:第2スチールバンド 5:スラブ 6:第1スチールバンド 8:外部加熱盤 9:ゴムスリーブ 10:第1ローラチェーン 11:テンションロール 12:テンションロール昇降シリンダ 13:加熱盤昇降シリンダ 14、15、16、17:ガイドロール 50:基台 60:箱形フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長井 正一 兵庫県神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号 バンドー化学株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ゴムベルトを連続して加硫する装置にお
いて、 中央熱盤と、その上部に近接して水平に設けられた主ロ
ールとの間に巻き掛けられた第2ローラチェーンと、そ
の外周に添設配置した第2スチールバンドと、 前記中央熱盤の下方に主ロールと相対して、昇降可能か
つ回転自在に設けられたテンションロールと、 昇降可能であって、前記第2スチールバンドを上方より
覆うよう取り付けたコの字形の箱形フレームと、その内
側開口部に取り付けたゴムスリーブとにより内部に密閉
空間を形成した外部加熱盤と、 前記外部加熱盤の上下四隅部に、前記主ロールと平行に
ガイドロールを取り付け、それらのガイドロールに巻き
掛けた第2ローラチェーンの外周に添設配置した第1ス
チールバンドとを備えたことを特徴とするベルト加硫装
置。 - 【請求項2】 前記第1スチールバンドの幅を前記第1
ローラチェーンの幅より広く形成し、その側端部にその
第1スチールバンドを駆動するバンド駆動手段を設けた
請求項1記載のベルト加硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21659495A JPH0938995A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | ベルト加硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21659495A JPH0938995A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | ベルト加硫装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938995A true JPH0938995A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16690875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21659495A Pending JPH0938995A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | ベルト加硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0938995A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108262896A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-07-10 | 安徽美祥实业有限公司 | 一种pvc生产中的鼓式硫化床 |
| CN114083731A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-02-25 | 浙江双箭橡胶股份有限公司 | 一种鼓式硫化机的硫化装置 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP21659495A patent/JPH0938995A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108262896A (zh) * | 2018-02-05 | 2018-07-10 | 安徽美祥实业有限公司 | 一种pvc生产中的鼓式硫化床 |
| CN114083731A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-02-25 | 浙江双箭橡胶股份有限公司 | 一种鼓式硫化机的硫化装置 |
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