JPH0939089A - ストロー端部の成形装置 - Google Patents

ストロー端部の成形装置

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JPH0939089A
JPH0939089A JP21307795A JP21307795A JPH0939089A JP H0939089 A JPH0939089 A JP H0939089A JP 21307795 A JP21307795 A JP 21307795A JP 21307795 A JP21307795 A JP 21307795A JP H0939089 A JPH0939089 A JP H0939089A
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穂高 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、外管と内管とから成るストローに
おける外管の端部を縮径するストロー端部の成形装置を
提供する。 【解決手段】 このストロー端部の成形装置において、
成形型3の端部7には、ストロー部材1を挿入でき、ス
トロー部材1の端部をテーパ状に縮径する成形テーパ面
9を有する成形穴8が形成されている。成形穴8には、
成形型3の端面12より突出するガイド部11を備えた
ガイド部材10が固定されている。ガイド部材10は、
成形穴8に挿入されたストロー部材1の内径Lsより小
さい径Lgに形成されている。成形型3には、外部に開
放する放熱穴30が形成され、ストロー部材1がガイド
部材10によって熱変形しないように、放熱穴30を通
じてガイド部材10が冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱可塑性樹脂等の材
料から成る飲料等に使用されるストローを成形するスト
ロー端部の成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ストローとしては、外管内に内管
を摺動自在の挿入した二重管の構造を持ち、外管の端部
を縮径に構成し、内管の端部を拡径に構成したものが知
られている。ストローとして使用する場合には、外管か
ら内管を引き出し、外管の縮径端部に内管の拡径端部を
係止してストロー自体の長さを長くして飲用等に使用さ
れる(例えば、実公平2−31028号公報参照)。
【0003】また、二重管構造のストローを作製する場
合に、外管の端部を成形する成形装置として、例えば、
特公平5−62059号公報に開示されたものがある。
該公報に開示された飲料用ストロー端部の縮径装置は、
外管の端部を縮径に成形する装置であり、ストローを保
持する保持部材と、前記保持部材に保持されたストロー
と対向する成形型とから成り、前記成形型のストローと
対向する端部には中空雌型を有し、前記中空雌型の形状
をその入口を中すぼみとなる傾斜状に形成し、これに連
なる内奥部を略直円筒状とすると共に、前記中空雌型の
中空部には中子を設け、該成形型とストローとを近接離
反作動するように構成されている。上記飲料用ストロー
端部の縮径装置では、前記中空雌型内に前記中子が設け
てあるから、前記中子によってストローの端部の先細部
が内方へすぼまり変形するのが制限され、正確な寸法規
制が行われ、前記中子の作用でストローの先端に縮径部
と該縮径部に連なる先細部が成形されるというものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前掲特
公平5−62059号公報に開示された飲料用ストロー
端部の縮径装置は、ストローの端部内面を成形するため
に中子が設けられているものであり、中子は成形型の端
面から突出することなく、中空雌型の中空部内に収容さ
れているものである。即ち、上記縮径装置における中子
は、ストローの成形時に、ストローの端部内面形状を形
成する機能を果しているものである。上記中子は、中空
雌型の中空部から突出していないので、成形雌型の中空
部にストロー端部を挿入する場合に、中子はストローの
ガイドを行うことができず、しかも、上記中子は、成形
雌型の中空部内に位置するため、電熱ヒータで加熱され
た成形雌型から受熱して成形雌型の温度と同等の温度に
加熱され、加熱された成形雌型と同程度に加熱された中
子との結合構造によってストローを成形しているもので
ある。従って、上記飲料用ストロー端部の縮径装置で
は、中子は成形雌型の中空部から突出する必要がないも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、外管内に内
管を摺動自在の挿入した二重管の構造を持つストローを
作製する場合に、外管を構成するストロー部材の端部を
縮径の構造に成形するものであり、成形型をストロー部
材の方向に移動させて成形型内にストロー部材を確実に
スムースに挿入するために、成形型の成形穴にガイド部
材を装着し、ガイド部材のガイド部を成形型から突出さ
せると共に、該ガイド部材が成形されたストロー端部に
熱変形を与えないように冷却手段を備えたストロー端部
の成形装置に関する。
【0006】この発明は、熱可塑性材料から成るストロ
ー部材を保持するストロー保持体、前記ストロー保持体
に対向して配置され且つ成形型を往復動可能に保持する
成形型保持体、前記成形型保持体に保持された前記成形
型を前記ストロー部材に対して抜き差し可能に往復動さ
せる往復動装置、及び前記ストロー部材の加熱成形のた
め前記成形型を加熱する加熱装置を備えたストロー端部
の成形装置において、前記成形型の端部には前記ストロ
ー部材を挿入でき且つ前記ストロー部材の端部をテーパ
状に縮径する成形テーパ面を有する成形穴が形成され、
前記成形穴には前記ストロー部材を前記成形穴に挿入す
るため前記成形型の端面より突出するガイド部を備えた
ガイド部材が装着され、前記ガイド部材は前記成形型の
前記成形穴に挿入された前記ストロー部材の内径より小
さい径に形成されていることを特徴とするストロー端部
の成形装置に関する。
【0007】また、前記成形型の前記成形穴を形成する
前記成形テーパ面は、前記成形穴の先端部側が前記成形
穴の奥部側より大きいテーパ角度に形成されているもの
である。従って、前記成形型で成形された前記ストロー
部材の端部は、二段にテーパ角度が変化するテーパ面で
縮径された形状に成形される。しかも、前記ストロー部
材の端部に形成されている縮径度は、その先端側がテー
パ形成開始端側より小さく成形されている。
【0008】また、前記ガイド部材を固定した前記成形
型の部分には外部に開放する放熱穴が形成され、前記成
形型の前記成形テーパ面によって成形される前記ストロ
ー部材が前記ガイド部材によって熱変形しないように、
前記放熱穴を通じて前記ガイド部材が冷却されるもので
ある。
【0009】また、前記ガイド部材の前記ガイド部の先
端は、テーパ状に先細り、弧面又はアール付き形状に形
成されており、前記ガイド部材の前記ストロー部材への
挿入が容易に且つ確実にガイドされて行われる。
【0010】また、前記加熱装置は前記成形型保持体に
固定された間接加熱リングから成り、前記成形型は前記
間接加熱リングを貫通して往復動するものである。
【0011】また、前記ストロー保持体は多数の前記ス
トロー部材をそれぞれ支持する溝が形成され且つ駆動軸
に取り付けられた溝付き回転ドラムから構成され、前記
成形型保持体は前記ストロー保持体の回転に同期して回
転するように前記駆動軸に取り付けられた回転ドラムか
ら構成されている。
【0012】また、前記成形型は、前記成形型保持体に
対して往復動可能で且つ非回転状態に取り付けられてい
る。
【0013】また、前記成形型は、前記ガイド部材より
良好な熱伝導性材で作製されている。また、前記ガイド
部材は前記放熱穴を通じて冷却されると共に、前記ガイ
ド部は前記成形型から外部に突出しているので、別体に
組み立てられた前記成形型と前記ガイド部材との間での
熱伝導が低下し、加熱される前記成形型より前記ガイド
部材は低温に保持される。
【0014】この発明によるストロー端部の成形装置
は、上記のように構成されているので、ストロー部材を
前記成形型の成形穴に挿入する場合に、前記ストロー保
持体に保持されている前記ストロー部材が、前記ストロ
ー保持体の前記各溝に傾斜した配置状態で不良であった
り、遠心力等で外方に撓んでいたり、或いは前記ストロ
ー部材と前記成形型との中心がずれていたとしても、前
記ガイド部材の助けで前記ストロー部材が姿勢制御さ
れ、前記ストロー部材が前記成形型に対して確実にガイ
ドされて前記ストロー部材が前記成形型の中心に確実に
且つスムースに案内され、前記ストロー部材が加熱され
ている前記成形型の端面に突き当たったりして異常な熱
変形をすることがない。それ故に、前記ストロー部材の
端部は、前記成形型の二段の前記成形テーパ面によって
確実に且つスムースに二段変化の縮径形状に成形され
る。また、前記成形型の二段の前記成形テーパ面は、前
記ストロー部材を前記成形型の前記成形穴から引き抜く
時に、前記ストロー部材の成形端部の全長にわたって抜
き勾配の機能を果たし、前記ストロー部材の前記成形穴
からの引抜きをスムースに行うことができる。
【0015】しかも、このストロー端部の成形装置にお
いて、前記ガイド部材は、前記ガイド部材の前記ガイド
部が前記成形型の端面から突出状態であって外気に曝さ
れて冷却されているので、前記ストロー部材に前記ガイ
ド部材が挿入される時に、低温の前記ガイド部材の前記
ガイド部で前記ストロー部材が熱変形を起こすことがな
い。更に、前記成形型に設けられた前記放熱穴を通じて
前記ガイド部材が冷却されるので、前記成形型内に前記
ストロー部材が挿入されている時でも、前記ガイド部材
が前記成形型より低温状態であり、前記ストロー部材が
前記ガイド部材に非接触状態であるので、成形されたス
トロー端部に対して前記ガイド部材が熱変形を与えるよ
うなことがなく、ストロー端部が適正な縮径された形状
を維持した状態で前記ストロー部材が前記ガイド部材か
ら抜きとられることになる。言い換えれば、前記ガイド
部材は、ストロー部材に対して非接触状態であり、成形
型とは成り得ず、前記ストロー部材の前記成形型に対す
る抜き差しの案内を行う機能を有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
によるストロー端部の成形装置の実施例を説明する。図
1はこの発明によるストロー端部の成形装置の一実施例
を示す概略正面図、図2は図1のストロー端部の成形装
置の各溝にストロー部材を装填した状態を示す平面図、
及び図3は図1のストロー端部の成形装置において成形
型とガイド部材との関係の一実施例を示す断面図であ
る。
【0017】この発明によるストロー端部の成形装置
は、例えば、本出願人に係わる前掲実公平2−3102
8号公報に開示されているような飲料等に使用されるス
トローを製造する装置であり、特に、外管内に内管を摺
動自在の挿入した二重管の構造を持つ伸縮自在のストロ
ーを作製する場合に、外管を構成するストロー部材の端
部を縮径の構造に成形するものである。
【0018】このストロー端部の成形装置は、主とし
て、熱可塑性材料から成るストロー部材1を保持するス
トロー保持体2、ストロー保持体2に対向して配置され
且つ成形型3を往復動可能に保持する成形型保持体4、
成形型保持体4に保持された成形型3をストロー部材1
に対して抜き差し可能に往復動させる往復動装置5、及
びストロー部材1の加熱成形のため成形型3を加熱する
加熱装置6から構成されている。ストロー保持体2は、
回転駆動軸13に位置決めロック部材32で固定された
溝付き回転ドラムから構成され、多数のストロー部材1
をそれぞれ支持する多数の溝17が周方向に並列に形成
されている。また、成形型保持体4は、回転駆動軸13
に位置決めロック部材33で固定された回転ドラムから
構成され、ストロー保持体2の回転に同期して回転する
ように構成されている。更に、往復動装置5は、回転駆
動軸13に軸受15を介して支持された固定カム14か
ら成り、固定カム14はフレーム16にカム位置決め調
整ねじ43で固定されている。フレーム16は回転駆動
軸13に軸受31を介して支持されている。
【0019】また、このストロー端部の成形装置におい
て、成形型保持体4には周方向に並列して貫通孔18が
形成され、貫通孔18には耐熱性のオイルレスメタル1
9を介して成形型3が摺動自在に支持されている。成形
型3にはキー溝20が形成され、キー溝20には成形型
保持体4にねじ込まれた回り止めピン44が係止してい
る。従って、成形型3は、成形型保持体4に対してキー
溝20の長さ分だけ最大長さ往復動可能であるが、成形
型保持体4に対して非回転状態に取り付けられている。
また、成形型3の端部近傍にはリング28がねじ等で固
定され、成形型3の端部にはローラ27が回転自在に取
り付けられている。また、リング28と成形型保持体4
の側面との間には、スプリング29が設けられている。
従って、成形型3は、スプリング29のばね力でローラ
27を介在して固定カム14に常時押し付けられてい
る。
【0020】このストロー端部の成形装置において、加
熱装置6は、間接加熱リングから成り、例えば、成形型
保持体4の側面に設けた突出部25に形成された雌ねじ
26にボルト21によって固定されている。加熱装置6
を構成する間接加熱リングには、鋳込みによって加熱ヒ
ータ23が埋め込まれている。また、加熱装置6には貫
通孔22が形成され、貫通孔22には隙間24を形成す
る状態で貫通して成形型3が往復動するように構成され
ている。成形型3と加熱装置6との間に隙間24が形成
されているので、加熱装置6から成形型3への熱伝導が
均一に平均して伝達され、成形型3が局部加熱されるこ
とがなく、ストロー部材1への熱変形による成形を良好
に行うことができる。
【0021】このストロー端部の成形装置は、特に、ス
トロー部材1に対向する成形型3の端部に形成された中
空穴から成る成形穴8に、ガイド部材10を設けたこと
を特徴としている。ストロー保持体2を構成する溝付き
回転ドラムには、順次にストロー部材1をそれぞれ支持
する多数の溝17が周方向に並列に形成されているが、
溝17の幅はストロー部材1を順次に収容するためスト
ロー部材1の直径より大きく形成されている。そのた
め、ストロー保持体2の溝17に順次に装填されるスト
ロー部材1は、溝17内に必ずしも正しい姿勢で装填さ
れるとは限らない。そこで、ガイド部材10は、溝17
に順次に装填されたストロー部材1を正しい挿入姿勢に
それぞれ姿勢制御すると共に、ストロー部材1の撓み等
を強制し、成形型3の成形穴8へガイドし、ストロー部
材1の端面が成形型3の端面12に当接することを防止
し、ストロー部材1を成形型3の成形穴8へ挿入させる
機能を果たす。
【0022】図2に示すように、例えば、ストロー部材
1A,1B,1C,1D,1E及び1Fはストロー保持
体2の各溝17に順次に装填されるが、ガイド部材10
へ挿入前のストロー部材1Aは溝17に対して斜めに装
填されており、ガイド部材10へ挿入前のストロー部材
1Bは溝17に対して一方の側に片寄って状態で装填さ
れている。もし、従来の成形装置のように、成形型3内
にガイド部材10が存在しない構造では、ストロー部材
1A,1Bが成形型3の成形穴8に挿入されると、スト
ロー部材1A,1Bの各端面は成形型3の端面12に当
接し、ストロー部材1A,1Bの各端面は成形型3の熱
によって異常熱変形を起こすことになる。しかしなが
ら、この発明のストロー端部の成形装置は、成形型3の
成形穴8にガイド部材10が設定されているので、ガイ
ド部材10の先端がストロー部材1の端部に挿入され、
ストロー部材1C〜1Fのように、各ストロー部材1は
溝17内で姿勢制御され、ストロー部材1C〜1Fの端
部が成形型3の成形穴8の中心に挿入されることにな
り、ストロー部材1C〜1Fの端面が成形型3の端面1
2に当接することがなくなり、ストロー部材1の端部が
異常変形されることがない。
【0023】一方、成形型3の端部7には、ストロー部
材1を挿入でき、ストロー部材1の端部をテーパ状に縮
径するため成形テーパ面9を有する成形穴8が形成され
ている。成形型3の成形穴8は、全長にわたって成形テ
ーパ面9に形成されている。成形テーパ面9は、成形穴
8の先端部側が成形穴8の奥部側より大きいテーパ角度
に形成されているものであり、テーパ角度の大きい成形
テーパ面9Aとテーパ角度の小さい成形テーパ面9Bか
ら構成されている。成形テーパ面9は、例えば、成形穴
8の先端部側の成形テーパ面9Aがテーパ角度5〜10
°に形成され、好ましくは7°に形成され、また、成形
穴8の奥部側の成形テーパ面9Bがテーパ角度0.2〜
2°に形成され、好ましくは0.5°に形成されてい
る。従って、成形型3で成形されたストロー部材1の端
部は、二段のテーパ角度で変化する成形テーパ面9Aと
9Bで縮径された形状に成形される。従って、このスト
ロー端部の成形装置によってストロー部材1の端部を成
形すると、ストロー部材1の端部は、先端部がテーパ角
度が小さい形状に且つストロー本体側がテーパ角度が大
きい形状から成る二段テーパ面に成形されることにな
る。
【0024】また、このストロー端部の成形装置では、
ストロー部材1を成形のため成形型3の成形穴8へ挿入
する成形動作はガイド部材10の作用で的確に姿勢制御
されて達成できると共に、成形後に成形されたストロー
部材1を成形型3から引き抜く時に、成形穴8の二段テ
ーパ面の抜き勾配の機能によって、ストロー部材1は成
形テーパ面9Aと9Bによる拡大している成形穴8の出
口へ向かってスムースに引き抜くことができる。しか
も、ストロー部材1をストローの外管として使用した場
合には、外管に内管を挿入した状態で両者を伸長した時
に、外管と内管との間の隙間が外管の先端でリング状線
接触となってリング状シール線を形成し、外管と内管と
の間を極めて良好にシールすることができる。従って、
本発明のストロー端部の成形装置で成形したストロー部
材1は、従来のような外管の端部内周面に内管の端部外
周面が全面的に接触して毛管現象を起こして漏洩が生じ
るようなものと比較して、シール性を大幅にアップする
ことができる。
【0025】成形型3の成形穴8には、ストロー部材1
を成形穴8に挿入するため、成形型3の端面12より突
出するガイド部11を備えたガイド部材10が嵌合装着
されている。ガイド部材10は、成形型3の成形穴8に
挿入されたストロー部材1の内径Lsより小さい径Lg
に形成されている。ガイド部材10は、ガイド部11と
装着部34から構成されている。ガイド部11は、同一
径の円筒体に形成され、その先端部が半球体40に形成
されている。
【0026】このストロー端部の成形装置において、ガ
イド部材10を固定した成形型3の部分には、外部に開
放する放熱穴30が形成されている。従って、ガイド部
材10は、放熱穴30を通じて外気開放で冷却され、成
形型3の成形テーパ面9によって成形されたストロー部
材1がガイド部材10によって熱変形することがない。
成形型3とガイド部材10とは、異なった材料で作製さ
れている。例えば、成形型3は良好な熱伝導性材料の黄
銅で作製され、ガイド部材10は成形型3より低い熱伝
導性材料のステンレスで作製されている。ガイド部材1
0の先端側のガイド部11の先端には、ストロー部材1
の成形型3の成形穴8への挿入を容易にるため、半球体
40のアールに形成されている。
【0027】次に、図4を参照して、このストロー端部
の成形装置に組み込まれる成形型の別の実施例を説明す
る。この実施例は、上記実施例と比較して、ガイド部材
の形状が相違する以外は、同一の構成であり、同一の機
能を有するので、同一部品には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。この実施例のガイド部材35は、ガ
イド部36と装着部34から構成されている。ガイド部
36は装着部34から先端に向かってテーパ状に先細り
に形成されている。
【0028】次に、図5を参照して、このストロー端部
の成形装置に組み込まれる成形型の更に別の実施例を説
明する。この実施例は、上記各実施例と比較して、ガイ
ド部材の形状が相違する以外は、同一の構成であり、同
一の機能を有するので、同一部品には同一符号を付して
重複する説明は省略する。この実施例のガイド部材37
は、ガイド部38と装着部34から構成されている。ガ
イド部37はほぼ同一径の円筒体から成り、その先端部
が裁頭円錐台39に形成されている。
【0029】次に、図6を参照して、このストロー端部
の成形装置に組み込まれる成形型の他の実施例を説明す
る。この実施例は、上記各実施例と比較して、ガイド部
材の形状が相違する以外は、同一の構成であり、同一の
機能を有するので、同一部品には同一符号を付して重複
する説明は省略する。この実施例のガイド部材41は、
ガイド部42と装着部34から構成されている。ガイド
部42は、ほぼ同一径の円筒体から成り、その先端部が
アールRに形成されている。
【0030】
【発明の効果】この発明によるストロー端部の成形装置
は、上記のように構成されており、次のような効果を有
する。即ち、このストロー端部の成形装置は、上記のよ
うに、成形型の端部に形成された成形穴にガイド部材を
装着し、ガイド部材の先端のガイド部を前記成形型の端
面から突出させているので、前記成形型の前記成形穴に
ストロー部材が挿入される際に、前記ガイド部材の先端
部が外気に晒されて冷却され低温になっており、その低
温の前記ガイド部材に前記ストロー部材がガイドされて
常に良好に姿勢制御されて前記成形穴に挿入され、前記
成形穴の二段式の成形テーパ面で前記ストロー部材の端
部が常に的確に二段テーパ面に成形される。また、前記
成形型の前記成形テーパ面によってストロー端部が縮径
形状に成形された前記ストロー部材は、前記成形型の前
記成形穴に形成された放熱穴の作用によって前記ガイド
部材が冷却されて低温になっているので、前記ガイド部
材から熱影響が与えられて異常変形することがなく、前
記ストロー部材を前記成形型の前記成形穴からスムース
に抜き出すことができ、端部が縮径された信頼性に富ん
だストロー製品を得ることができる。
【0031】更に、前記成形型の前記成形穴を形成する
前記成形テーパ面は、前記成形穴の先端部側が前記成形
穴の奥部側より大きいテーパ角度に形成された二段式の
成形テーパ面に形成されているので、前記成形型で成形
された前記ストロー部材の端部は、二段のテーパ角度で
変化する二段テーパ面の縮径形状に成形されると共に、
前記成形穴の二段式の成形テーパ面の抜き勾配作用で前
記ストロー部材がスムースに引き抜かれることになる。
しかも、前記ストロー部材の端部が縮径のテーパ面で終
端になっているので、前記ストロー部材をストローの外
管に使用した場合には、前記外管に内管を挿入した状態
で両者を伸長した時に、前記外管と前記内管との間の隙
間が前記外管の先端でリング状線接触となってリング状
シール線を構成し、極めてシール性の良好なストロー製
品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるストロー端部の成形装置の一実
施例を示す正面図である。
【図2】図1のストロー端部の成形装置の溝内にストロ
ー部材の装填した状態を示す平面図である。
【図3】図1のストロー端部の成形装置において成形型
とガイド部材との関係の一実施例を示す断面図である。
【図4】図1のストロー端部の成形装置において成形型
とガイド部材との関係の別の実施例を示す断面図であ
る。
【図5】図1のストロー端部の成形装置において成形型
とガイド部材との関係の更に別の実施例を示す断面図で
ある。
【図6】図1のストロー端部の成形装置において成形型
とガイド部材との関係の他の実施例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F ストロー
部材 2 ストロー保持体 3 成形型 4 成形型保持体 5 往復動装置 6 加熱装置 7 先端部 8 成形穴 9 成形テーパ面 10,35,37,41 ガイド部材 11,36,38,42 ガイド部 12 端面 13 駆動軸 14 固定カム 17 溝 23 加熱ヒータ 24 隙間 30 放熱穴 34 装着部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性材料から成るストロー部材を保
    持するストロー保持体、前記ストロー保持体に対向して
    配置され且つ成形型を往復動可能に保持する成形型保持
    体、前記成形型保持体に保持された前記成形型を前記ス
    トロー部材に対して抜き差し可能に往復動させる往復動
    装置、及び前記ストロー部材の加熱成形のため前記成形
    型を加熱する加熱装置を備えたストロー端部の成形装置
    において、前記成形型の端部には前記ストロー部材を挿
    入でき且つ前記ストロー部材の端部をテーパ状に縮径す
    る成形テーパ面を有する成形穴が形成され、前記成形穴
    には前記ストロー部材を前記成形穴に挿入するため前記
    成形型の端面より突出するガイド部を備えたガイド部材
    が装着され、前記ガイド部材は前記成形型の前記成形穴
    に挿入された前記ストロー部材の内径より小さい径に形
    成されていることを特徴とするストロー端部の成形装
    置。
  2. 【請求項2】 前記成形型の前記成形穴を形成する前記
    成形テーパ面は、前記成形穴の先端部側が前記成形穴の
    奥部側より大きいテーパ角度に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載のストロー端部の成形装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材を装着した前記成形型の
    部分には外部に開放する放熱穴が形成され、前記成形型
    の前記成形テーパ面によって成形される前記ストロー部
    材が前記ガイド部材によって熱変形しないように、前記
    放熱穴を通じて前記ガイド部材が冷却されることを特徴
    とする請求項1に記載のストロー端部の成形装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材の前記ガイド部の先端
    は、テーパ状に先細り、弧面又はアール付き形状に形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のストロー
    端部の成形装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱装置は前記成形型保持体に固定
    された間接加熱リングから成り、前記成形型は前記間接
    加熱リングを貫通して往復動することを特徴とする請求
    項1に記載のストロー端部の成形装置。
  6. 【請求項6】 前記ストロー保持体は多数の前記ストロ
    ー部材をそれぞれ支持する溝が形成され且つ駆動軸に取
    り付けられた溝付き回転ドラムから構成され、前記成形
    型保持体は前記ストロー保持体の回転に同期して回転す
    るように前記駆動軸に取り付けられた回転ドラムから構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のストロ
    ー端部の成形装置。
  7. 【請求項7】 前記成形型は、前記成形型保持体に対し
    て往復動可能で且つ非回転状態に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のストロー端部の成形装
    置。
  8. 【請求項8】 前記成形型は前記ガイド部材より良好な
    熱伝導性材で作製されていることを特徴とする請求項1
    に記載のストロー端部の成形装置。
  9. 【請求項9】 前記ストロー部材の端部に形成されてい
    る縮径度は、その先端側がテーパ形成開始端側より小さ
    く成形されていることを特徴とする請求項1に記載のス
    トロー端部の成形装置。
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