JPH093908A - 法面枠 - Google Patents
法面枠Info
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- JPH093908A JPH093908A JP15459095A JP15459095A JPH093908A JP H093908 A JPH093908 A JP H093908A JP 15459095 A JP15459095 A JP 15459095A JP 15459095 A JP15459095 A JP 15459095A JP H093908 A JPH093908 A JP H093908A
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- Japan
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】法面に配置される法面枠の表面にも植生するこ
とができ、しかも、法面枠を法面に密着するように湾曲
させることができる。 【構成】法面枠10は、帯状になった合成木材11上
に、チップ状アンカー材が接着剤によって接着されたア
ンカー材層12が設けられている。アンカー材層12に
は、合成木材11の長手方向に適当な間隔をあけて、合
成木材11の幅方向に沿った複数のスリット13が設け
られている。法面枠10が法面上に、上下方向に適当な
間隔をあけてほぼ水平状態で固定されると、法面枠10
の表面、および法面の表面全体にわたって、植生基盤材
が吹き付けられる。
とができ、しかも、法面枠を法面に密着するように湾曲
させることができる。 【構成】法面枠10は、帯状になった合成木材11上
に、チップ状アンカー材が接着剤によって接着されたア
ンカー材層12が設けられている。アンカー材層12に
は、合成木材11の長手方向に適当な間隔をあけて、合
成木材11の幅方向に沿った複数のスリット13が設け
られている。法面枠10が法面上に、上下方向に適当な
間隔をあけてほぼ水平状態で固定されると、法面枠10
の表面、および法面の表面全体にわたって、植生基盤材
が吹き付けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、山林、台地等を切り開
いて道路、宅地等を造成する際に生じる法面を緑化する
ために使用される法面枠に関する。
いて道路、宅地等を造成する際に生じる法面を緑化する
ために使用される法面枠に関する。
【0002】
【従来の技術】山林、台地等を切り開いた際に形成され
る法面は、植生して緑化することにより、土砂崩れ等の
発生を防止している。植生によって緑化された法面は、
植物によって覆われた状態になり、周囲の環境に適合し
た違和感のない状態になる。
る法面は、植生して緑化することにより、土砂崩れ等の
発生を防止している。植生によって緑化された法面は、
植物によって覆われた状態になり、周囲の環境に適合し
た違和感のない状態になる。
【0003】法面を緑化する際には、例えば、特開昭6
3−284322号公報に開示されているように、法面
を金網にて覆って、土壌、肥料、種子等が混合された植
生基盤材をポンプによって吹き付けることが行われる。
しかし、このように、直接、植生基盤材を法面に吹き付
けると、吹き付けられた植生基盤材が法面に沿って流下
するおそれがある。
3−284322号公報に開示されているように、法面
を金網にて覆って、土壌、肥料、種子等が混合された植
生基盤材をポンプによって吹き付けることが行われる。
しかし、このように、直接、植生基盤材を法面に吹き付
けると、吹き付けられた植生基盤材が法面に沿って流下
するおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するために、通常、法面にコンクリート等によって法面
枠を形成して、その法面枠内に、土壌、肥料、種子等の
混合物でなる植生基盤材をポンプによって吹き付ける方
法が採用されている。このような方法では、コンクリー
ト製の法面枠の内部に吹き付けられた植生基盤材は、法
面枠にて流下することが防止されるが、コンクリート製
の法面枠表面には、吹き付けられた植生基盤材が付着せ
ず、法面枠の表面に植生することができない。その結
果、法面には、コンクリート等の法面枠の表面が格子状
に露出した状態になって、美観を損ねてしまう。
するために、通常、法面にコンクリート等によって法面
枠を形成して、その法面枠内に、土壌、肥料、種子等の
混合物でなる植生基盤材をポンプによって吹き付ける方
法が採用されている。このような方法では、コンクリー
ト製の法面枠の内部に吹き付けられた植生基盤材は、法
面枠にて流下することが防止されるが、コンクリート製
の法面枠表面には、吹き付けられた植生基盤材が付着せ
ず、法面枠の表面に植生することができない。その結
果、法面には、コンクリート等の法面枠の表面が格子状
に露出した状態になって、美観を損ねてしまう。
【0005】また、コンクリート製の法面枠では、凹凸
のある法面に沿って配置することができない。このため
に、法面と法面枠との間に空隙ができて、その間隙から
植生基盤材が流出するおそれがある。
のある法面に沿って配置することができない。このため
に、法面と法面枠との間に空隙ができて、その間隙から
植生基盤材が流出するおそれがある。
【0006】特開昭58−213921号公報には、土
壌、肥料、種子等が収容された段ボール箱をコンクリー
ト枠内に配置して植生する方法が開示されている。しか
し、このような方法でも、コンクリート枠の表面には植
生することができず、コンクリート枠表面が法面上に露
出した状態になり、美観を損ねてしまう。
壌、肥料、種子等が収容された段ボール箱をコンクリー
ト枠内に配置して植生する方法が開示されている。しか
し、このような方法でも、コンクリート枠の表面には植
生することができず、コンクリート枠表面が法面上に露
出した状態になり、美観を損ねてしまう。
【0007】また、この場合にも、コンクリート枠は、
法面に沿った状態に配置することができず、法面とコン
クリート枠との間に間隙ができて、その間隙から植生基
盤材が流出するおそれがある。
法面に沿った状態に配置することができず、法面とコン
クリート枠との間に間隙ができて、その間隙から植生基
盤材が流出するおそれがある。
【0008】コンクリート等によって形成される法面枠
は、最近では、法面に対して、ワイヤーロープ、鉄筋等
を格子状に配置して、アンカーボルト等によって固定
し、格子状に配置されたワイヤーロープ、鉄筋等に沿っ
てモルタルを吹き付けることにより、型枠を使用するこ
となく形成されている。しかしながら、比較的重いワイ
ヤーロープや鉄筋を法面に固定するためには、多数のア
ンカーボルト等が必要になり、その固定作業が容易でな
いという問題がある。
は、最近では、法面に対して、ワイヤーロープ、鉄筋等
を格子状に配置して、アンカーボルト等によって固定
し、格子状に配置されたワイヤーロープ、鉄筋等に沿っ
てモルタルを吹き付けることにより、型枠を使用するこ
となく形成されている。しかしながら、比較的重いワイ
ヤーロープや鉄筋を法面に固定するためには、多数のア
ンカーボルト等が必要になり、その固定作業が容易でな
いという問題がある。
【0009】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、それぞれが法面上に水平状態に配
置された際に、法面との間に間隙が形成されず、法面の
表面に植生基盤材を流下することなく確実に保持するこ
とができるとともに、それぞれの表面にも植生基盤材を
保持することができ、従って、法面の全体にわたって植
生することができる法面枠を提供することにある。本発
明の他の目的は、法面に容易に設置することができる法
面枠を提供することにある。
であり、その目的は、それぞれが法面上に水平状態に配
置された際に、法面との間に間隙が形成されず、法面の
表面に植生基盤材を流下することなく確実に保持するこ
とができるとともに、それぞれの表面にも植生基盤材を
保持することができ、従って、法面の全体にわたって植
生することができる法面枠を提供することにある。本発
明の他の目的は、法面に容易に設置することができる法
面枠を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の法面枠は、法面
に吹き付けられる植生基盤材が法面から流下しないよう
に、上下方向に適当な間隔をあけてそれぞれがほぼ水平
状態で法面に沿って固定される法面枠であって、帯状に
延びる合成木材と、その合成木材の表面にチップ状アン
カー材が接着剤にて接着されて層状になったアンカー材
層と、このアンカー材層に合成木材の長手方向に適当な
間隔をあけた状態で、合成木材の幅方向に沿ってそれぞ
れ設けられた複数のスリットとを具備することを特徴と
するものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
に吹き付けられる植生基盤材が法面から流下しないよう
に、上下方向に適当な間隔をあけてそれぞれがほぼ水平
状態で法面に沿って固定される法面枠であって、帯状に
延びる合成木材と、その合成木材の表面にチップ状アン
カー材が接着剤にて接着されて層状になったアンカー材
層と、このアンカー材層に合成木材の長手方向に適当な
間隔をあけた状態で、合成木材の幅方向に沿ってそれぞ
れ設けられた複数のスリットとを具備することを特徴と
するものであり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0011】前記合成木材の厚さが、全体の厚さの20
〜40%になっていることが好ましい。
〜40%になっていることが好ましい。
【0012】合成木材としては、ガラス繊維強化発泡ポ
リウレタン樹脂成形物、例えば、商品名「FFU」(積
水化学工業株式会社製)が好適である。
リウレタン樹脂成形物、例えば、商品名「FFU」(積
水化学工業株式会社製)が好適である。
【0013】合成木材の表面に接着剤にて接着されてア
ンカー材層とされるチップ状アンカー材は、腐敗等のお
それのない合成木材の粗砕物、フライス屑等が好適に使
用される。また、合成木材の粗砕物および自然木材の粗
砕物を適当に混合して使用してもよい。このようなチッ
プ状アンカー材は、一方の側部が接着剤によって合成木
材または自然木材に接着され、他方の側部が接着剤より
突出して、土壌、種子等を有する植生基盤材が保持でき
るように、ある程度以上の長さを有するチップ状であれ
ばよい。チップ状アンカー材は、10mm以上の長さを
有していれば、単層のアンカー材層とされるが、2mm
程度の短いチップ状アンカー材の場合には、複数層に積
層してアンカー材層とされる。
ンカー材層とされるチップ状アンカー材は、腐敗等のお
それのない合成木材の粗砕物、フライス屑等が好適に使
用される。また、合成木材の粗砕物および自然木材の粗
砕物を適当に混合して使用してもよい。このようなチッ
プ状アンカー材は、一方の側部が接着剤によって合成木
材または自然木材に接着され、他方の側部が接着剤より
突出して、土壌、種子等を有する植生基盤材が保持でき
るように、ある程度以上の長さを有するチップ状であれ
ばよい。チップ状アンカー材は、10mm以上の長さを
有していれば、単層のアンカー材層とされるが、2mm
程度の短いチップ状アンカー材の場合には、複数層に積
層してアンカー材層とされる。
【0014】合成木材を使用したチップ状アンカー材
は、比較的高強度であるために、合成木材の表面が急勾
配に傾斜した状態に配置されても、アンカー材層上に吹
き付けられる植生基盤材を流下させることなく安定的に
保持することができる。
は、比較的高強度であるために、合成木材の表面が急勾
配に傾斜した状態に配置されても、アンカー材層上に吹
き付けられる植生基盤材を流下させることなく安定的に
保持することができる。
【0015】チップ状アンカー材を合成木材に接着させ
るために使用される接着剤は、チップ状アンカー材を合
成木材の表面に接着させるために必要な強度を有してお
り、しかも耐水性があって植物に対して悪影響がないも
のが使用される。
るために使用される接着剤は、チップ状アンカー材を合
成木材の表面に接着させるために必要な強度を有してお
り、しかも耐水性があって植物に対して悪影響がないも
のが使用される。
【0016】チップ状アンカー材は、合成木材表面に対
して、塗布あるいはスプレーされた接着剤に対して、ふ
りかけることによって、あるいはフロッキング法によっ
て、チップ状アンカー材の一部が接着剤から突出した状
態でほぼ均一に分散して付着されてアンカー材層とされ
る。また、繊維強化樹脂の成形方法の一つであるスプレ
ーアップ法によって、接着剤とチップ状アンカー材とを
同時に合成木材に吹き付けることによっても、チップ状
アンカー材の一部が接着剤から突出した状態のアンカー
材層とされる。スプレーアップ法では、チップ状アンカ
ー材が合成木材表面に沿った状態になって、接着剤層か
ら十分に突出しないおそれがあるが、この場合には、チ
ップ状アンカー材の形状が不定形で絡みやすいものを使
用するか、フロッキング法を併用すればよい。
して、塗布あるいはスプレーされた接着剤に対して、ふ
りかけることによって、あるいはフロッキング法によっ
て、チップ状アンカー材の一部が接着剤から突出した状
態でほぼ均一に分散して付着されてアンカー材層とされ
る。また、繊維強化樹脂の成形方法の一つであるスプレ
ーアップ法によって、接着剤とチップ状アンカー材とを
同時に合成木材に吹き付けることによっても、チップ状
アンカー材の一部が接着剤から突出した状態のアンカー
材層とされる。スプレーアップ法では、チップ状アンカ
ー材が合成木材表面に沿った状態になって、接着剤層か
ら十分に突出しないおそれがあるが、この場合には、チ
ップ状アンカー材の形状が不定形で絡みやすいものを使
用するか、フロッキング法を併用すればよい。
【0017】チップ状アンカー材が合成木材上の接着剤
に付着して、接着剤が半硬化した時点で、あるいは硬化
した後に、再度、合成木材に接着されたチップ状アンカ
ー材上に、新たなチップ状アンカー材をフロッキング法
によって接着してアンカー材層を形成すれば、アンカー
材層上に吹き付けられる植生基盤材に対するアンカー効
果は著しく向上する。
に付着して、接着剤が半硬化した時点で、あるいは硬化
した後に、再度、合成木材に接着されたチップ状アンカ
ー材上に、新たなチップ状アンカー材をフロッキング法
によって接着してアンカー材層を形成すれば、アンカー
材層上に吹き付けられる植生基盤材に対するアンカー効
果は著しく向上する。
【0018】植生基盤材は、通常は、植物の育成に適し
た土壌、肥料等に種子を混合した混合物が使用され、こ
のような混合物がスプレーによって法面の表面および法
面枠の表面の全体にわたって吹き付けられる。
た土壌、肥料等に種子を混合した混合物が使用され、こ
のような混合物がスプレーによって法面の表面および法
面枠の表面の全体にわたって吹き付けられる。
【0019】
【作用】本発明の法面枠は、適当な長さで、法面上に、
上下方向に適当な間隔をあけて配置されると、法面枠を
構成する合成木材が、法面に沿って湾曲した状態にな
り、法面に密着した状態になる。このとき、合成木材上
に接着されたチップ状アンカー材によって構成されたア
ンカー材層は、長手方向に適当な間隔をあけてスリット
が形成されているために、湾曲状態になる合成木材に追
従して湾曲した状態になる。このような状態で、上下方
向に間隔をあけて配置された法面枠間の法面に、植生基
盤材が吹き付けられるとともに、各法面枠にも植生基盤
材が吹き付けられる。法面枠間に吹き付けられた植生基
盤材は、法面に密着した状態の法面枠によって流下する
ことが確実に防止される。また、各法面枠のアンカー材
層上に吹き付けられた植生基盤材も、チップ状アンカー
材によって確実に保持される。その結果、法面枠表面が
法面上に露出した状態にならず、法面全体にわたって確
実に植生される。
上下方向に適当な間隔をあけて配置されると、法面枠を
構成する合成木材が、法面に沿って湾曲した状態にな
り、法面に密着した状態になる。このとき、合成木材上
に接着されたチップ状アンカー材によって構成されたア
ンカー材層は、長手方向に適当な間隔をあけてスリット
が形成されているために、湾曲状態になる合成木材に追
従して湾曲した状態になる。このような状態で、上下方
向に間隔をあけて配置された法面枠間の法面に、植生基
盤材が吹き付けられるとともに、各法面枠にも植生基盤
材が吹き付けられる。法面枠間に吹き付けられた植生基
盤材は、法面に密着した状態の法面枠によって流下する
ことが確実に防止される。また、各法面枠のアンカー材
層上に吹き付けられた植生基盤材も、チップ状アンカー
材によって確実に保持される。その結果、法面枠表面が
法面上に露出した状態にならず、法面全体にわたって確
実に植生される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0021】図1(a)は、本発明の法面枠の一例を示
す斜視図、図1(b)はその側面図である。この法面枠
10は、ガラス繊維強化発泡ウレタン成形物である帯状
になった合成木材11と、その合成木材11の表面に積
層されたアンカー材層12とを有している。アンカー材
層12は、合成木材11の表面にチップ状アンカー材が
接着剤によって接着されて構成されている。
す斜視図、図1(b)はその側面図である。この法面枠
10は、ガラス繊維強化発泡ウレタン成形物である帯状
になった合成木材11と、その合成木材11の表面に積
層されたアンカー材層12とを有している。アンカー材
層12は、合成木材11の表面にチップ状アンカー材が
接着剤によって接着されて構成されている。
【0022】合成木材11としては、例えば、積水化学
工業株式会社製、商品名「FFU」が好適に使用でき
る。合成木材11は、厚さが10〜15mm程度、幅が
80〜150mm程度の帯状になっており、配置される
法面に沿って湾曲し得るような可撓性を有している。
工業株式会社製、商品名「FFU」が好適に使用でき
る。合成木材11は、厚さが10〜15mm程度、幅が
80〜150mm程度の帯状になっており、配置される
法面に沿って湾曲し得るような可撓性を有している。
【0023】アンカー材層12を構成するチップ状アン
カー材は、例えば、幅が1mm程度、長さが10〜30
mm程度の合成木材11の加工時に発生するチップ状の
フライス屑(切削屑)が使用されている。チップ状アン
カー材は、合成木材11の表面に均一に分散された状態
で接着剤に接着されて、半円筒状に成形されることによ
り、アンカー材層12とされている。アンカー材層12
は、合成木材11上に、最大で35〜40mm程度の厚
さに積層されて、法面枠10全体が50mm程度の厚さ
にされている。
カー材は、例えば、幅が1mm程度、長さが10〜30
mm程度の合成木材11の加工時に発生するチップ状の
フライス屑(切削屑)が使用されている。チップ状アン
カー材は、合成木材11の表面に均一に分散された状態
で接着剤に接着されて、半円筒状に成形されることによ
り、アンカー材層12とされている。アンカー材層12
は、合成木材11上に、最大で35〜40mm程度の厚
さに積層されて、法面枠10全体が50mm程度の厚さ
にされている。
【0024】従って、合成木材11は、法面枠10の全
体の厚さの20〜40%程度の厚さになっているため
に、法面に配置された際に、法面の凹凸に沿って容易に
湾曲して、全体にわたって法面に密着した状態になる。
体の厚さの20〜40%程度の厚さになっているため
に、法面に配置された際に、法面の凹凸に沿って容易に
湾曲して、全体にわたって法面に密着した状態になる。
【0025】合成木材11上に半円筒状に積層されたア
ンカー材層12には、合成木材11の幅方向に沿った幅
2〜5mm程度の多数のスリット13が、合成木材11
の長手方向に100〜500mm程度の間隔をあけて設
けられている。各スリット13は、法面枠10が法面上
に配置されて合成木材11が法面の凹凸に沿って湾曲し
た場合に、アンカー材層12がその湾曲した合成木材1
1に沿って湾曲するように設けられている。
ンカー材層12には、合成木材11の幅方向に沿った幅
2〜5mm程度の多数のスリット13が、合成木材11
の長手方向に100〜500mm程度の間隔をあけて設
けられている。各スリット13は、法面枠10が法面上
に配置されて合成木材11が法面の凹凸に沿って湾曲し
た場合に、アンカー材層12がその湾曲した合成木材1
1に沿って湾曲するように設けられている。
【0026】法面枠10のアンカー材層12に設けられ
た各スリット13の幅寸法(間隙)は2〜5mm程度に
なっている。各スリット13の幅寸法が狭すぎると、ア
ンカー材層12が合成木材11に追従して湾曲された際
に、スリット13を挟んで設けられたチップ状アンカー
材同士が当接して破損するおそれがある。反対に各スリ
ット13の幅方向寸法が広すぎると、アンカー材層12
に吹き付けられる植生基盤材がスリット13を通って流
出して、アンカー材層12に植生基盤材が保持できなく
なるおそれがある。
た各スリット13の幅寸法(間隙)は2〜5mm程度に
なっている。各スリット13の幅寸法が狭すぎると、ア
ンカー材層12が合成木材11に追従して湾曲された際
に、スリット13を挟んで設けられたチップ状アンカー
材同士が当接して破損するおそれがある。反対に各スリ
ット13の幅方向寸法が広すぎると、アンカー材層12
に吹き付けられる植生基盤材がスリット13を通って流
出して、アンカー材層12に植生基盤材が保持できなく
なるおそれがある。
【0027】隣接する各スリット13の間隔は、100
〜500mm程度になっている。この間隔が狭すぎる
と、アンカー材層12を構成するチップ状アンカー材と
合成木材11との接着面積が小さくなる。その結果、法
面枠10を法面20に設置する際に、分断されたアンカ
ー材層12が作業者の足に引っ掛かったりすると、分断
されたアンカー材層12が合成木材11から剥離するお
それがある。反対に、その間隔が広すぎると、合成木材
11がアンカー材層12に拘束されて、法面20に沿っ
て湾曲できなくなるおそれがある。
〜500mm程度になっている。この間隔が狭すぎる
と、アンカー材層12を構成するチップ状アンカー材と
合成木材11との接着面積が小さくなる。その結果、法
面枠10を法面20に設置する際に、分断されたアンカ
ー材層12が作業者の足に引っ掛かったりすると、分断
されたアンカー材層12が合成木材11から剥離するお
それがある。反対に、その間隔が広すぎると、合成木材
11がアンカー材層12に拘束されて、法面20に沿っ
て湾曲できなくなるおそれがある。
【0028】次に、このような法面枠10を使用した法
面の緑化方法を説明する。図2に示すように、まず、施
工斜面である法面20に、適当な長さの直線状に延びる
帯状の法面枠10が、上下方向に適当な間隔をあけて、
ほぼ水平状態で、法面20に沿って固定される。
面の緑化方法を説明する。図2に示すように、まず、施
工斜面である法面20に、適当な長さの直線状に延びる
帯状の法面枠10が、上下方向に適当な間隔をあけて、
ほぼ水平状態で、法面20に沿って固定される。
【0029】法面枠10は、図3に示すように、凹凸状
になった法面20の表面に沿うように、適当な長さに切
断された状態で、各端部がアンカーピン30によって法
面20に固定される。
になった法面20の表面に沿うように、適当な長さに切
断された状態で、各端部がアンカーピン30によって法
面20に固定される。
【0030】この場合、法面枠10の合成木材11は、
法面20の凹凸に沿って湾曲した状態になるが、合成木
材11上に設けられたアンカー材層12は、長手方向に
適当な間隔をあけて設けられたスリット13によって分
断された状態になっているために、湾曲した合成木材1
1に沿って確実に湾曲した状態になる。
法面20の凹凸に沿って湾曲した状態になるが、合成木
材11上に設けられたアンカー材層12は、長手方向に
適当な間隔をあけて設けられたスリット13によって分
断された状態になっているために、湾曲した合成木材1
1に沿って確実に湾曲した状態になる。
【0031】各法面枠10の上下方向間隔は、法面20
の傾斜角度、法面20上に吹き付けられる植生基盤材の
物理的性質等によって適宜設定される。
の傾斜角度、法面20上に吹き付けられる植生基盤材の
物理的性質等によって適宜設定される。
【0032】法面20に法面枠10が固定されると、各
法面枠10間に露出した法面20表面に、土壌、肥料、
種子、水等を、種子の発芽および生育に最適な割合とな
るように混合した植生基盤材が、適当な客土吹き付け機
によって全体にわたって吹き付けられるとともに、法面
20上に固定された各法面枠10上にも、同様の植生基
盤材が吹き付けられる。これにより、法面20全体が植
生基盤材によって覆われた状態になる。
法面枠10間に露出した法面20表面に、土壌、肥料、
種子、水等を、種子の発芽および生育に最適な割合とな
るように混合した植生基盤材が、適当な客土吹き付け機
によって全体にわたって吹き付けられるとともに、法面
20上に固定された各法面枠10上にも、同様の植生基
盤材が吹き付けられる。これにより、法面20全体が植
生基盤材によって覆われた状態になる。
【0033】法面枠10のアンカー材層12は、チップ
状アンカー材が均一に分散された状態になっているため
に、法面枠10上に吹き付けられる植生基盤材は、アン
カー材層12のチップ状アンカー材内に進入した状態に
なり、アンカー材層12から流下することなく安定的に
保持される。
状アンカー材が均一に分散された状態になっているため
に、法面枠10上に吹き付けられる植生基盤材は、アン
カー材層12のチップ状アンカー材内に進入した状態に
なり、アンカー材層12から流下することなく安定的に
保持される。
【0034】このようにして、植生基盤材が法面20全
体にわたって吹き付けられると、植生基盤材内に混合さ
れた種子が発芽して生育する。これにより、図4に示す
ように、法面枠10の表面が露出した状態にならず、法
面20全体が緑化される。
体にわたって吹き付けられると、植生基盤材内に混合さ
れた種子が発芽して生育する。これにより、図4に示す
ように、法面枠10の表面が露出した状態にならず、法
面20全体が緑化される。
【0035】
【発明の効果】本発明の法面枠は、このように、合成木
材上に、チップ状アンカー材によって構成されたアンカ
ー材層が設けられており、しかも、アンカー材層には、
幅方向に沿って延びる複数のスリットが適当な間隔をあ
け設けられているために、法面に配置した際に、合成木
材が法面に沿った状態に湾曲するとともに、アンカー材
層も、合成木材に追従して湾曲した状態になる。その結
果、合成木材と法面とが良好に密着した状態になり、法
面上に吹き付けられる植生基盤材が、法面と合成木材と
の間を通って流下するおそれがない。チップ状アンカー
材によって構成されたアンカー材層は、吹き付けられる
植生基盤材を確実に保持することができるために、アン
カー材層の表面にも植生され、法面全体を確実に緑化す
ることができる。
材上に、チップ状アンカー材によって構成されたアンカ
ー材層が設けられており、しかも、アンカー材層には、
幅方向に沿って延びる複数のスリットが適当な間隔をあ
け設けられているために、法面に配置した際に、合成木
材が法面に沿った状態に湾曲するとともに、アンカー材
層も、合成木材に追従して湾曲した状態になる。その結
果、合成木材と法面とが良好に密着した状態になり、法
面上に吹き付けられる植生基盤材が、法面と合成木材と
の間を通って流下するおそれがない。チップ状アンカー
材によって構成されたアンカー材層は、吹き付けられる
植生基盤材を確実に保持することができるために、アン
カー材層の表面にも植生され、法面全体を確実に緑化す
ることができる。
【図1】(a)は本発明の法面枠の一例を示す斜視図、
(b)はその側面図である。
(b)はその側面図である。
【図2】その法面枠を使用した法面の緑化方法の一工程
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図3】その一工程における法面の拡大図である。
【図4】その緑化方法によって緑化された法面の状態を
示す概略図である。
示す概略図である。
10 法面枠 11 合成木材 12 アンカー材層 13 スリット 20 法面枠 30 アンカーピン
Claims (2)
- 【請求項1】 法面に吹き付けられる植生基盤材が法面
から流下しないように、上下方向に適当な間隔をあけて
それぞれがほぼ水平状態で法面に沿って固定される法面
枠であって、 帯状に延びる合成木材と、その合成木材の表面にチップ
状アンカー材が接着剤にて接着されて層状になったアン
カー材層と、このアンカー材層に合成木材の長手方向に
適当な間隔をあけた状態で、合成木材の幅方向に沿って
それぞれ設けられた複数のスリットとを具備することを
特徴とする法面枠。 - 【請求項2】 前記合成木材の厚さが、全体の厚さの2
0〜40%になっている請求項1に記載の法面枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15459095A JP3347918B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 法面枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15459095A JP3347918B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 法面枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093908A true JPH093908A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3347918B2 JP3347918B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=15587522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15459095A Expired - Fee Related JP3347918B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 法面枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3347918B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15459095A patent/JP3347918B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3347918B2 (ja) | 2002-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |