JPH0939125A - 繊維強化プラスチック製管状体 - Google Patents
繊維強化プラスチック製管状体Info
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- JPH0939125A JPH0939125A JP7199904A JP19990495A JPH0939125A JP H0939125 A JPH0939125 A JP H0939125A JP 7199904 A JP7199904 A JP 7199904A JP 19990495 A JP19990495 A JP 19990495A JP H0939125 A JPH0939125 A JP H0939125A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高温・吸湿条件下で、従来に比べ著しく優れた
曲げ強度および圧縮強度を有し、ゴルフクラブ用シャフ
トやトラス構造部材等として好適なFRP製管状体を提
供する。 【解決手段】 繊維強化プラスチックからなる管状体に
おいて、該繊維強化プラスチックが管状体の軸方向に対
して±25°より小さい角度に配向した補強繊維を有
し、かつ該補強繊維が、下記(1)式で定義される最小
断面2次異形度Pmin が0.085以上である非円形断
面繊維を含むことを特徴とする繊維強化プラスチック製
管状体。 Pmin =Imin /A2 …(1) 但し、Imin :単繊維断面の重心を通る軸に関する断面
2次モーメントのうち最小の値 A:単繊維の断面積
曲げ強度および圧縮強度を有し、ゴルフクラブ用シャフ
トやトラス構造部材等として好適なFRP製管状体を提
供する。 【解決手段】 繊維強化プラスチックからなる管状体に
おいて、該繊維強化プラスチックが管状体の軸方向に対
して±25°より小さい角度に配向した補強繊維を有
し、かつ該補強繊維が、下記(1)式で定義される最小
断面2次異形度Pmin が0.085以上である非円形断
面繊維を含むことを特徴とする繊維強化プラスチック製
管状体。 Pmin =Imin /A2 …(1) 但し、Imin :単繊維断面の重心を通る軸に関する断面
2次モーメントのうち最小の値 A:単繊維の断面積
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は軽量でかつ曲げ負荷
および圧縮負荷に対する耐性(以下、曲げ/圧縮強度と
略す)の大きい繊維強化プラスチック製管状体に関し、
さらに詳しくは、例えば、ゴルフクラブ用シャフト、バ
ドミントンラケットシャフト、釣竿、スキーポール等の
各種スポーツ/レジャー用品として、軽量/大型建造物
に使用するトラス構造部材として、また、航空機、自動
車、自転車、ポンプ、刈払い機等の産業機械における各
種フレーム、パイプ、回転軸等の構造部材として好適な
繊維強化プラスチック製管状体に関する。
および圧縮負荷に対する耐性(以下、曲げ/圧縮強度と
略す)の大きい繊維強化プラスチック製管状体に関し、
さらに詳しくは、例えば、ゴルフクラブ用シャフト、バ
ドミントンラケットシャフト、釣竿、スキーポール等の
各種スポーツ/レジャー用品として、軽量/大型建造物
に使用するトラス構造部材として、また、航空機、自動
車、自転車、ポンプ、刈払い機等の産業機械における各
種フレーム、パイプ、回転軸等の構造部材として好適な
繊維強化プラスチック製管状体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ゴルフクラブ用シャフト等のスポ
ーツ用部材やトラス構造部材をはじめ、軽量化が求めら
れる部材に、軽量、高強度、高弾性の利点を有する繊維
強化プラスチック(以下、FRPと略す)製管状体が広
く使用されている。
ーツ用部材やトラス構造部材をはじめ、軽量化が求めら
れる部材に、軽量、高強度、高弾性の利点を有する繊維
強化プラスチック(以下、FRPと略す)製管状体が広
く使用されている。
【0003】しかしながら、これらの部材がしばしば利
用される高温・吸湿条件下では、引張強度については強
度が保持されるものの、曲げ/圧縮強度については、他
材料よりも著しく優れているとはいえず、このため、軽
量化を目的とした、曲げ/圧縮力を受ける部材へのFR
P製管状体の使用は限られたものになっていた。
用される高温・吸湿条件下では、引張強度については強
度が保持されるものの、曲げ/圧縮強度については、他
材料よりも著しく優れているとはいえず、このため、軽
量化を目的とした、曲げ/圧縮力を受ける部材へのFR
P製管状体の使用は限られたものになっていた。
【0004】例えば、ゴルフクラブ用シャフトは、クラ
ブの使用条件や保管条件を考えたうえで、充分な曲げ強
度を持つよう設計しなければならないが、雨天時に屋外
で使用されることや、車のトランクの中など高温となる
場所で保管されることを考慮する必要があり、FRP製
シャフトによる軽量化の妨げとなっている。
ブの使用条件や保管条件を考えたうえで、充分な曲げ強
度を持つよう設計しなければならないが、雨天時に屋外
で使用されることや、車のトランクの中など高温となる
場所で保管されることを考慮する必要があり、FRP製
シャフトによる軽量化の妨げとなっている。
【0005】また、トラス部材についても、高温・吸湿
条件を含めた過酷な条件下での圧縮強度を考えて設計を
行なう必要があり、これがFRP化による軽量化を制限
している。
条件を含めた過酷な条件下での圧縮強度を考えて設計を
行なう必要があり、これがFRP化による軽量化を制限
している。
【0006】このように、高温・吸湿条件下での曲げ/
圧縮強度がFRP製管状体の軽量設計のネックとなって
いる例は数多く、高温・吸湿条件下での曲げ/圧縮強度
の向上技術が長年検討されてきたが、その向上幅はわず
かにとどまっている。
圧縮強度がFRP製管状体の軽量設計のネックとなって
いる例は数多く、高温・吸湿条件下での曲げ/圧縮強度
の向上技術が長年検討されてきたが、その向上幅はわず
かにとどまっている。
【0007】例えば、FRP製管状体の曲げ/圧縮強度
を向上させる有力な方法として、FRPのマトリクス樹
脂の剛性を高くするという方法が有効であるが、FRP
製管状体のマトリクス樹脂として多くの利点を持つエポ
キシ樹脂において、高温・吸湿条件下での剛性を高くす
ることは極めて困難である。
を向上させる有力な方法として、FRPのマトリクス樹
脂の剛性を高くするという方法が有効であるが、FRP
製管状体のマトリクス樹脂として多くの利点を持つエポ
キシ樹脂において、高温・吸湿条件下での剛性を高くす
ることは極めて困難である。
【0008】また、エポキシ樹脂以外のマトリクス樹脂
を用いてこの問題を解決しようとする場合には、高温・
吸湿条件下での剛性の特に高い樹脂(例えばポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリイミドなど)を用いねばなら
ず、樹脂自体の価格が高くなったり、FRP製管状体の
成形が困難になるなどして、結果的にFRP製管状体の
コストが極めて高くなるという問題がある。
を用いてこの問題を解決しようとする場合には、高温・
吸湿条件下での剛性の特に高い樹脂(例えばポリエーテ
ルエーテルケトン、ポリイミドなど)を用いねばなら
ず、樹脂自体の価格が高くなったり、FRP製管状体の
成形が困難になるなどして、結果的にFRP製管状体の
コストが極めて高くなるという問題がある。
【0009】このように、FRP製管状体の高温・吸湿
条件下での曲げ/圧縮強度を向上させる方法は、極めて
困難であるか、あるいはコストを含めた他の重要特性を
大幅に悪化させるかのいずれかであって、この問題を解
決することがFRP製管状体の適用をさらに広げる上で
の大きな課題となっている。
条件下での曲げ/圧縮強度を向上させる方法は、極めて
困難であるか、あるいはコストを含めた他の重要特性を
大幅に悪化させるかのいずれかであって、この問題を解
決することがFRP製管状体の適用をさらに広げる上で
の大きな課題となっている。
【0010】そこで、本発明者らは上記の課題を解決す
るため鋭意検討を行ない、曲げ/圧縮荷重を受けるFR
P製管状体の補強繊維として非円形断面繊維を用いるこ
とが有効であることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
るため鋭意検討を行ない、曲げ/圧縮荷重を受けるFR
P製管状体の補強繊維として非円形断面繊維を用いるこ
とが有効であることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
【0011】
【発明が解決しようとする問題点】本発明の目的は、高
温・吸湿条件下で、従来に比べ著しく優れた曲げ強度お
よび圧縮強度を有し、ゴルフクラブ用シャフトやトラス
構造部材等として好適なFRP製管状体を提供すること
にある。
温・吸湿条件下で、従来に比べ著しく優れた曲げ強度お
よび圧縮強度を有し、ゴルフクラブ用シャフトやトラス
構造部材等として好適なFRP製管状体を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために次の構成を有する。すなわち、繊維強化プ
ラスチックからなる管状体において、該繊維強化プラス
チックが管状体の軸方向に対して±25°より小さい角
度に配向した補強繊維を有し、かつ該補強繊維に非円形
断面繊維を用いたことを特徴とする繊維強化プラスチッ
ク製管状体である。
成するために次の構成を有する。すなわち、繊維強化プ
ラスチックからなる管状体において、該繊維強化プラス
チックが管状体の軸方向に対して±25°より小さい角
度に配向した補強繊維を有し、かつ該補強繊維に非円形
断面繊維を用いたことを特徴とする繊維強化プラスチッ
ク製管状体である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のFRP製管状体について
以下詳細に説明する。
以下詳細に説明する。
【0014】本発明のFRP製管状体は、管状体の軸方
向に対して±25゜より小さい角度に配向した繊維(以
下、ストレート繊維と略す)を有す。
向に対して±25゜より小さい角度に配向した繊維(以
下、ストレート繊維と略す)を有す。
【0015】このような管状体の軸方向に圧縮力が加わ
ると、ストレート繊維には繊維軸方向に沿って圧縮力が
生じる。この圧縮力によってストレート繊維で破壊が開
始し、全体破壊に至る。
ると、ストレート繊維には繊維軸方向に沿って圧縮力が
生じる。この圧縮力によってストレート繊維で破壊が開
始し、全体破壊に至る。
【0016】また、管状体に曲げ力が加わると、ストレ
ート繊維には繊維軸方向に沿ってほぼ等しい大きさの圧
縮および引張力が加わる。一般にFRPは、引張強さに
比べ圧縮強さが低いので、圧縮側で破壊する。また、一
般に補強繊維の熱膨張率は、マトリクス樹脂のそれより
も小さいので、加熱成形品の補強繊維には軸方向に圧縮
力が残留しており、曲げ力の場合も圧縮力によりストレ
ート繊維で破壊が開始し、全体が破壊する。
ート繊維には繊維軸方向に沿ってほぼ等しい大きさの圧
縮および引張力が加わる。一般にFRPは、引張強さに
比べ圧縮強さが低いので、圧縮側で破壊する。また、一
般に補強繊維の熱膨張率は、マトリクス樹脂のそれより
も小さいので、加熱成形品の補強繊維には軸方向に圧縮
力が残留しており、曲げ力の場合も圧縮力によりストレ
ート繊維で破壊が開始し、全体が破壊する。
【0017】以上のように、FRP製の管状体の曲げ/
圧縮強度は、ストレート繊維軸方向圧縮耐力に大きく影
響されるが、FRPの圧縮耐力は温度の上昇、吸湿とと
もに低下する。
圧縮強度は、ストレート繊維軸方向圧縮耐力に大きく影
響されるが、FRPの圧縮耐力は温度の上昇、吸湿とと
もに低下する。
【0018】このような圧縮耐力を高温・吸湿下でも高
いものとするためには、ストレート繊維に非円形断面繊
維を用いることが有効である。
いものとするためには、ストレート繊維に非円形断面繊
維を用いることが有効である。
【0019】非円形断面繊維としては、単繊維断面の重
心(図心)を通る軸に関する断面2次モーメント(初等
材料力学などで定義される慣性能率または慣性モーメン
トのこと)のうち最小の値Imin と単繊維断面積Aから
(1)式によって定義される最小断面2次異形度Pmin
が0.085以上であることが好ましい。
心(図心)を通る軸に関する断面2次モーメント(初等
材料力学などで定義される慣性能率または慣性モーメン
トのこと)のうち最小の値Imin と単繊維断面積Aから
(1)式によって定義される最小断面2次異形度Pmin
が0.085以上であることが好ましい。
【0020】Pmin =Imin /A2 …(1) 但し、Imin :単繊維断面の重心を通る軸に関する断面
2次モーメントのうち最小の値 A:単繊維の断面積 ここでいう単繊維の断面とは、繊維の軸方向に対して垂
直な断面のことであり、断面の形状は、管状体をバイア
ス繊維の配向方向に対して実質的に直角に切断、断面研
磨(#1000番程度以上のサンドペーパーや研磨機械
による)した後、顕微鏡観察(走査電子顕微鏡等により
3000倍〜10000倍に拡大)して得られる。
2次モーメントのうち最小の値 A:単繊維の断面積 ここでいう単繊維の断面とは、繊維の軸方向に対して垂
直な断面のことであり、断面の形状は、管状体をバイア
ス繊維の配向方向に対して実質的に直角に切断、断面研
磨(#1000番程度以上のサンドペーパーや研磨機械
による)した後、顕微鏡観察(走査電子顕微鏡等により
3000倍〜10000倍に拡大)して得られる。
【0021】断面2次モーメントは、前記の顕微鏡で得
られた断面形状の像を、100mm ×100mm 程度の大きさに
焼き付けた写真を用いてNehls の方法の図式解法により
求める。断面積も前記の断面形状の写真を切り抜いて、
重量を測定して求める。
られた断面形状の像を、100mm ×100mm 程度の大きさに
焼き付けた写真を用いてNehls の方法の図式解法により
求める。断面積も前記の断面形状の写真を切り抜いて、
重量を測定して求める。
【0022】非円形断面繊維のうち、Pmin のより大き
い繊維が好ましい(例えば、星型)が、製造のし易さを
考慮すると、Pmin が0.096(正三角形断面に相
当)以下である多葉形断面の繊維、おにぎり形断面の繊
維、中空繊維等が好ましい。等断面積を有する円形断面
繊維(Pmax =Pmin =0.080)よりもPmin が大
きいため、曲げ/圧縮強度が向上する。
い繊維が好ましい(例えば、星型)が、製造のし易さを
考慮すると、Pmin が0.096(正三角形断面に相
当)以下である多葉形断面の繊維、おにぎり形断面の繊
維、中空繊維等が好ましい。等断面積を有する円形断面
繊維(Pmax =Pmin =0.080)よりもPmin が大
きいため、曲げ/圧縮強度が向上する。
【0023】中でも、3〜5葉の多葉形断面の繊維は、
Pmin が特に大きい断面形状を得やすいこと、繊維の表
面積が大きいため繊維と樹脂間の接着力が高くなり、応
力伝達効率が良好になる、という点で好ましい。特に、
3〜5回対称の形状であることが好ましい。
Pmin が特に大きい断面形状を得やすいこと、繊維の表
面積が大きいため繊維と樹脂間の接着力が高くなり、応
力伝達効率が良好になる、という点で好ましい。特に、
3〜5回対称の形状であることが好ましい。
【0024】さらに、繊維の葉の形状を破損しにくくす
る観点から、単繊維断面形状の外接円と同断面形状の内
接円半径の比で定義する異形度が、1.2〜3.0であ
る3〜5葉の非円形断面繊維が最も好ましい。
る観点から、単繊維断面形状の外接円と同断面形状の内
接円半径の比で定義する異形度が、1.2〜3.0であ
る3〜5葉の非円形断面繊維が最も好ましい。
【0025】(1)式で定義される最小断面2次異形度
Pmin が0.019以上であり、かつ(2)式で定義さ
れる最大断面2次異形度Pmax が0.13以上である非
円形断面繊維も高い曲げ/圧縮強度を得ることができ
る。
Pmin が0.019以上であり、かつ(2)式で定義さ
れる最大断面2次異形度Pmax が0.13以上である非
円形断面繊維も高い曲げ/圧縮強度を得ることができ
る。
【0026】Pmax =Imax /A2 …(2) 但し、Imax :単繊維断面の重心を通る軸に関する断面
2次モーメントのうち最大の値 A:単繊維の断面積 Pmin が0.019未満であったり、Pmax が0.13
未満であると、等断面積を有する円形断面繊維(Pmax
=Pmin =0.08)に比較して曲げ/圧縮強度向上が
顕著でなくなる。Pmin が0.019未満であると、い
くらPmax を大きくしてもPmin の軸を中心に繊維が変
形して圧縮荷重を負担しなくなるためであり、Pmin が
0.019以上であってもPmax が0.13以上なけれ
ばPmin軸中心の変形を補うことができなくなるためで
ある。すなわち、Pmax の値は大きい方が好ましいが、
そのためにPmin を0.019未満に低下させることに
なると、曲げ/圧縮強度の向上効果はなくなる。
2次モーメントのうち最大の値 A:単繊維の断面積 Pmin が0.019未満であったり、Pmax が0.13
未満であると、等断面積を有する円形断面繊維(Pmax
=Pmin =0.08)に比較して曲げ/圧縮強度向上が
顕著でなくなる。Pmin が0.019未満であると、い
くらPmax を大きくしてもPmin の軸を中心に繊維が変
形して圧縮荷重を負担しなくなるためであり、Pmin が
0.019以上であってもPmax が0.13以上なけれ
ばPmin軸中心の変形を補うことができなくなるためで
ある。すなわち、Pmax の値は大きい方が好ましいが、
そのためにPmin を0.019未満に低下させることに
なると、曲げ/圧縮強度の向上効果はなくなる。
【0027】この種の非円形断面繊維の一例は、長円状
断面繊維(短軸と長軸比が1:1.8〜4)である。短
軸に対する長軸の比を1.8未満にすると、Pmax が
0.13未満になるとともに曲げ/圧縮強度向上効果が
無くなり、短軸に対する長軸の比を4以上にすると、P
min が0.019未満になるとともに曲げ/圧縮強度向
上効果がなくなる。
断面繊維(短軸と長軸比が1:1.8〜4)である。短
軸に対する長軸の比を1.8未満にすると、Pmax が
0.13未満になるとともに曲げ/圧縮強度向上効果が
無くなり、短軸に対する長軸の比を4以上にすると、P
min が0.019未満になるとともに曲げ/圧縮強度向
上効果がなくなる。
【0028】本発明において、非円形断面繊維は、炭素
繊維、ガラス繊維、ボロン繊維、アラミド繊維などが使
用できる。なかでも、比強度、比弾性率の高い炭素繊維
が軽量化効果が大きく好ましい。なお、これらの補強繊
維は、異なる種類のものを併用することができる。ま
た、同じ種類の繊維であっても、特性の異なるものを併
用することができる。
繊維、ガラス繊維、ボロン繊維、アラミド繊維などが使
用できる。なかでも、比強度、比弾性率の高い炭素繊維
が軽量化効果が大きく好ましい。なお、これらの補強繊
維は、異なる種類のものを併用することができる。ま
た、同じ種類の繊維であっても、特性の異なるものを併
用することができる。
【0029】そのなかでも、非円形断面繊維は、弾性率
が20000kgf/mm2 以上、70000kgf/mm2 以下で
ある炭素繊維が好ましい。弾性率がこの範囲より低い
と、管状体の曲げ/圧縮剛性が低下して軽量化が困難に
なる場合があり、逆にこの範囲より高いと、圧縮/引張
強度が低下する傾向にあり、非円形断面繊維でも強度が
不足する場合があるためである。
が20000kgf/mm2 以上、70000kgf/mm2 以下で
ある炭素繊維が好ましい。弾性率がこの範囲より低い
と、管状体の曲げ/圧縮剛性が低下して軽量化が困難に
なる場合があり、逆にこの範囲より高いと、圧縮/引張
強度が低下する傾向にあり、非円形断面繊維でも強度が
不足する場合があるためである。
【0030】本発明のFRP製管状体には、ストレート
繊維の他に、あらゆる配向の補強繊維を含んでいても良
い。
繊維の他に、あらゆる配向の補強繊維を含んでいても良
い。
【0031】また、ストレート繊維に占める非円形断面
繊維は100%に近ければ近いほど効果が大きいが、少
なくとも50%以上であることが好ましい。50%未満
であると、非円形断面を使用する効果が顕著でなくなる
からである。
繊維は100%に近ければ近いほど効果が大きいが、少
なくとも50%以上であることが好ましい。50%未満
であると、非円形断面を使用する効果が顕著でなくなる
からである。
【0032】FRPの繊維含有率は、その特性、特に機
械的特性を考慮すれば、30体積%〜80体積%、より
好ましくは50〜70体積%付近であるのが良い。
械的特性を考慮すれば、30体積%〜80体積%、より
好ましくは50〜70体積%付近であるのが良い。
【0033】マトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂、
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエス
テル樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミド樹脂、ABS
樹脂などの熱可塑性樹脂が使用できる。エポキシ樹脂
は、耐熱性、耐水性、接着性、成形性に優れる。フェノ
ール樹脂は燃え難く燃焼による有毒ガスが発生しにくい
ため、難燃性が要求される場合に好適な材料である。ま
た、FRP製円筒体の振動減衰性を適度なものとするた
めに、マトリクス樹脂中に、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリサルファイドなどの可
撓性付与剤が混入されていても良い。
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエス
テル樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミド樹脂、ABS
樹脂などの熱可塑性樹脂が使用できる。エポキシ樹脂
は、耐熱性、耐水性、接着性、成形性に優れる。フェノ
ール樹脂は燃え難く燃焼による有毒ガスが発生しにくい
ため、難燃性が要求される場合に好適な材料である。ま
た、FRP製円筒体の振動減衰性を適度なものとするた
めに、マトリクス樹脂中に、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリサルファイドなどの可
撓性付与剤が混入されていても良い。
【0034】また、本発明の管状体には上記のFRPに
加えて、プラスチック、ゴム、木材、金属、セラミック
等の材料が一体化されていてもよい。木材としては、
松、杉、桧、樅、樫、楢、栗、欅、アガチス、プライ、
ジェントル、メルサワ、メランチ、チークなどの天然木
材、エンジニアリングウッドと称される集成材、LV
L、OSB、PSL等であり、金属としては、アルミ、
アルミ合金、チタン、チタン合金、スチール等であり、
セラミックとは、アルミナ、シリコンカーバイド、シリ
コンナイトライド、ジルコニア等、プラスチックとはポ
リエチレン、ポリプロピレン等である。
加えて、プラスチック、ゴム、木材、金属、セラミック
等の材料が一体化されていてもよい。木材としては、
松、杉、桧、樅、樫、楢、栗、欅、アガチス、プライ、
ジェントル、メルサワ、メランチ、チークなどの天然木
材、エンジニアリングウッドと称される集成材、LV
L、OSB、PSL等であり、金属としては、アルミ、
アルミ合金、チタン、チタン合金、スチール等であり、
セラミックとは、アルミナ、シリコンカーバイド、シリ
コンナイトライド、ジルコニア等、プラスチックとはポ
リエチレン、ポリプロピレン等である。
【0035】本発明のFRP製管状体を製造するために
は、管状体内径と同じ外径のマンドレルに、最内層から
順に最外層までプリプレグを巻き付け、さらにラッピン
グテープを巻き付け成形する方法、フィラメントワイン
ド法、テープワインド法、プルワインド法、RTM法
(繊維でプリフォームを形成した後、型枠内で樹脂を含
浸し、硬化させる)などを用いることができる。
は、管状体内径と同じ外径のマンドレルに、最内層から
順に最外層までプリプレグを巻き付け、さらにラッピン
グテープを巻き付け成形する方法、フィラメントワイン
ド法、テープワインド法、プルワインド法、RTM法
(繊維でプリフォームを形成した後、型枠内で樹脂を含
浸し、硬化させる)などを用いることができる。
【0036】本発明の効果が顕著に利用できるものとし
ては、軽量化が要求され、高温・吸湿条件下で使用され
る可能性があり、曲げ/圧縮強度が必要とされる管状体
が挙げられる。例としては、ゴルフクラブ用シャフト、
バドミントンラケット用シャフト、大型建造物に使用さ
れるトラス材などである。
ては、軽量化が要求され、高温・吸湿条件下で使用され
る可能性があり、曲げ/圧縮強度が必要とされる管状体
が挙げられる。例としては、ゴルフクラブ用シャフト、
バドミントンラケット用シャフト、大型建造物に使用さ
れるトラス材などである。
【0037】一般向けに数多く製造、販売されるゴルフ
クラブにおいては、使用条件や収納条件を充分考慮した
設計が必要である。雨天時での使用や高湿度条件での収
納、車のトランクなど高温条件での保管などを考慮した
場合、FRP製ゴルフクラブ用シャフトの高温・吸湿条
件下での曲げ強度向上が軽量化のうえで課題となってい
る。
クラブにおいては、使用条件や収納条件を充分考慮した
設計が必要である。雨天時での使用や高湿度条件での収
納、車のトランクなど高温条件での保管などを考慮した
場合、FRP製ゴルフクラブ用シャフトの高温・吸湿条
件下での曲げ強度向上が軽量化のうえで課題となってい
る。
【0038】一般にFRP製ゴルフクラブ用シャフト
は、強度や剛性の適正化、さらには製造プロセス上の問
題等を考慮して、補強繊維をシャフト軸に対し±25°
〜±65°の角度に配向させたいわゆるバイアス層を内
周側に設け、その外側にストレート繊維を持つストレー
ト層を設けたものとなっている。このような構成のゴル
フクラブ用シャフトにおいては、シャフト最外層のスト
レート層は特に吸湿しやすく、曲げ強度低下を生じやす
い。
は、強度や剛性の適正化、さらには製造プロセス上の問
題等を考慮して、補強繊維をシャフト軸に対し±25°
〜±65°の角度に配向させたいわゆるバイアス層を内
周側に設け、その外側にストレート繊維を持つストレー
ト層を設けたものとなっている。このような構成のゴル
フクラブ用シャフトにおいては、シャフト最外層のスト
レート層は特に吸湿しやすく、曲げ強度低下を生じやす
い。
【0039】よってゴルフクラブ用シャフトに本発明の
FRP製管状体を適用することにより、軽量でかつ曲げ
強度を高くすることができ、安全で高性能なゴルフクラ
ブを提供することができる。
FRP製管状体を適用することにより、軽量でかつ曲げ
強度を高くすることができ、安全で高性能なゴルフクラ
ブを提供することができる。
【0040】ゴルフクラブ用シャフトの外径に対する肉
厚の比は1/5以上であることが好ましい。外径に対す
る肉厚の比が1/5未満の、いわゆる薄肉シャフトにお
いては、ストレート繊維の圧縮破壊以前に管状体が座屈
破壊する可能性があるからである。なお、座屈荷重は、
弾性率が高いほど向上するので、その意味でも強化繊維
は炭素繊維が好ましい。
厚の比は1/5以上であることが好ましい。外径に対す
る肉厚の比が1/5未満の、いわゆる薄肉シャフトにお
いては、ストレート繊維の圧縮破壊以前に管状体が座屈
破壊する可能性があるからである。なお、座屈荷重は、
弾性率が高いほど向上するので、その意味でも強化繊維
は炭素繊維が好ましい。
【0041】また、軽量かつゴルフクラブ用シャフトと
して高温・吸湿条件下での充分な曲げ/圧縮強度を得る
ために、ストレート繊維が少なくとも全体の30%程度
含まれていることが好ましい。一方、軽量かつゴルフシ
ャフトとして必要なねじり強さを得るためには、シャフ
ト軸方向に対して±25°〜±65°の範囲の角度に配
向した補強繊維が少なくとも全体の30%程度含まれて
いることが好ましいので、ストレート繊維が全体の70
%を超えると、ねじり強さが不足し、ゴルフシャフトと
して不適当になる場合がある。従って、ゴルフクラブ用
シャフトとして、軽量でかつ高温・吸湿条件下で充分に
高い曲げ/圧縮強度向上効果を得るためには、ストレー
ト繊維を管状体中に30〜70%の範囲内含むことがよ
り望ましい。
して高温・吸湿条件下での充分な曲げ/圧縮強度を得る
ために、ストレート繊維が少なくとも全体の30%程度
含まれていることが好ましい。一方、軽量かつゴルフシ
ャフトとして必要なねじり強さを得るためには、シャフ
ト軸方向に対して±25°〜±65°の範囲の角度に配
向した補強繊維が少なくとも全体の30%程度含まれて
いることが好ましいので、ストレート繊維が全体の70
%を超えると、ねじり強さが不足し、ゴルフシャフトと
して不適当になる場合がある。従って、ゴルフクラブ用
シャフトとして、軽量でかつ高温・吸湿条件下で充分に
高い曲げ/圧縮強度向上効果を得るためには、ストレー
ト繊維を管状体中に30〜70%の範囲内含むことがよ
り望ましい。
【0042】ゴルフクラブ用シャフトとして本発明のF
RP製管状体を用いる場合、マトリクス樹脂としては、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂が使用できる
が、耐熱性、耐水性、接着性、成形性にすぐれたエポキ
シ樹脂が最も好ましい。
RP製管状体を用いる場合、マトリクス樹脂としては、
エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、ビニルエステル樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ABS樹脂などの熱可塑性樹脂が使用できる
が、耐熱性、耐水性、接着性、成形性にすぐれたエポキ
シ樹脂が最も好ましい。
【0043】本発明によるゴルフクラブ用シャフトに
は、金属をはじめとするFRP以外の材料を組み合わせ
て一体として用いることもできる。
は、金属をはじめとするFRP以外の材料を組み合わせ
て一体として用いることもできる。
【0044】トラス部材もまた本発明の効果を顕著に利
用できる部材のひとつである。
用できる部材のひとつである。
【0045】トラス部材とは、大型建築物、可動式屋
根、ドーム構造物、天井クレーン、仮設足場などのトラ
ス構造体に用いる管状体のことである。これらトラス部
材には、軽量化が求められると同時に、主として作用す
る軸方向の引張と圧縮荷重の高温下での荷重保持が求め
られるので、本発明は特に効果が大きい。
根、ドーム構造物、天井クレーン、仮設足場などのトラ
ス構造体に用いる管状体のことである。これらトラス部
材には、軽量化が求められると同時に、主として作用す
る軸方向の引張と圧縮荷重の高温下での荷重保持が求め
られるので、本発明は特に効果が大きい。
【0046】従来、大型構造物等に用いるトラス部材
は、ほとんどが炭素鋼や低合金鋼あるいはアルミ合金等
からなる金属製である。しかし、軽量化による建築物の
大型化や組立時の作業性向上等の目的で、トラス部材の
素材として、FRPの使用が検討されるようになってき
た(特開昭61−142241号公報)。
は、ほとんどが炭素鋼や低合金鋼あるいはアルミ合金等
からなる金属製である。しかし、軽量化による建築物の
大型化や組立時の作業性向上等の目的で、トラス部材の
素材として、FRPの使用が検討されるようになってき
た(特開昭61−142241号公報)。
【0047】このようなトラス部材は、筒形やI形のF
RP製の梁材の両端に、継手等の機械要素と連結され、
軸力等を伝達する金属製の連結部材を取り付けた構造に
なっているが、梁材は、軸線に直行する平面で切断した
断面における異方性がなく、軸力などがいずれの方向に
も均等に伝達されるように、円筒形のものが多用されて
いる。
RP製の梁材の両端に、継手等の機械要素と連結され、
軸力等を伝達する金属製の連結部材を取り付けた構造に
なっているが、梁材は、軸線に直行する平面で切断した
断面における異方性がなく、軸力などがいずれの方向に
も均等に伝達されるように、円筒形のものが多用されて
いる。
【0048】ところで、このようなトラス部材は、多様
な条件下で使われるが、作用する外力はおおよそ軸力
(軸方向の引張と圧縮荷重)に限定されることが多い。
この軸力に対する強度は、温度環境により異なるが、高
温下での圧縮強度が軽量化の足かせとなっていることが
多い。すなわち、軽量で、高温下でも圧縮強度の保持が
大きい材料が求められている。
な条件下で使われるが、作用する外力はおおよそ軸力
(軸方向の引張と圧縮荷重)に限定されることが多い。
この軸力に対する強度は、温度環境により異なるが、高
温下での圧縮強度が軽量化の足かせとなっていることが
多い。すなわち、軽量で、高温下でも圧縮強度の保持が
大きい材料が求められている。
【0049】従って、トラス部材を構成する本発明のF
RP製管状体の補強繊維としては、強度と弾性率が高く
密度が小さい非円形断面炭素繊維が好ましい。但し、こ
れに限定されるものではないことはいうまでもなく、例
えば、ガラス繊維やアラミド繊維、あるいは2種以上の
非円形断面/円形断面補強繊維を複合させたハイブリッ
ド構成等を使用してもよい。
RP製管状体の補強繊維としては、強度と弾性率が高く
密度が小さい非円形断面炭素繊維が好ましい。但し、こ
れに限定されるものではないことはいうまでもなく、例
えば、ガラス繊維やアラミド繊維、あるいは2種以上の
非円形断面/円形断面補強繊維を複合させたハイブリッ
ド構成等を使用してもよい。
【0050】トラス部材においても、ゴルフシャフト用
円筒と同様、円筒径に対する肉厚の比は1/5以上であ
ることが好ましい。また、座屈荷重は円筒径に対するト
ラスの長さが大きくなると低下するので、長さは、円筒
径の1/6以下であることが好ましい。
円筒と同様、円筒径に対する肉厚の比は1/5以上であ
ることが好ましい。また、座屈荷重は円筒径に対するト
ラスの長さが大きくなると低下するので、長さは、円筒
径の1/6以下であることが好ましい。
【0051】マトリクス樹脂としては、エポキシ樹脂ま
たはフェノール樹脂が好ましい。エポキシ樹脂は、補強
繊維との接着性能や成形性に優れ、フェノール樹脂は燃
え難く、燃焼による有毒ガス発生しにくいことから、難
燃性が要求される場合に好適な材料である。さらに、マ
トリクス樹脂は、不飽和ポリエステル樹脂やビニルエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂であっても
よい。
たはフェノール樹脂が好ましい。エポキシ樹脂は、補強
繊維との接着性能や成形性に優れ、フェノール樹脂は燃
え難く、燃焼による有毒ガス発生しにくいことから、難
燃性が要求される場合に好適な材料である。さらに、マ
トリクス樹脂は、不飽和ポリエステル樹脂やビニルエス
テル樹脂等の熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂であっても
よい。
【0052】なお、本発明のトラス部材も、部材全体が
FRPに限られるものではなく、他の材料と一体化され
ていても良い。
FRPに限られるものではなく、他の材料と一体化され
ていても良い。
【0053】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
る。
【0054】FRP製管状体のバイアス方向の補強繊維
として、断面積がほぼ30μm2 、弾性率が30000
kgf/mm 2 とほぼ等しく、断面形状の異なる7種類のP
AN系炭素繊維(繊維A、B、C、D、E、F、G)を
用意した(表1)。
として、断面積がほぼ30μm2 、弾性率が30000
kgf/mm 2 とほぼ等しく、断面形状の異なる7種類のP
AN系炭素繊維(繊維A、B、C、D、E、F、G)を
用意した(表1)。
【0055】次いで、繊維A〜Gを互いに並行かつシー
ト状に引き揃えたものにBステージのエポキシ樹脂を含
浸してなる7種の一方向性プリプレグ(繊維体積含有率
=60%)を用意した。以下、これをプリプレグA〜G
という。
ト状に引き揃えたものにBステージのエポキシ樹脂を含
浸してなる7種の一方向性プリプレグ(繊維体積含有率
=60%)を用意した。以下、これをプリプレグA〜G
という。
【0056】また、A〜Gと同様にして、東レ(株)製
炭素繊維”トレカ”M46J(平均単糸径:5μm、引
張弾性率:46000kgf/mm2 )を用いてプリプレグH
(繊維体積含有率=60%)を作成した。
炭素繊維”トレカ”M46J(平均単糸径:5μm、引
張弾性率:46000kgf/mm2 )を用いてプリプレグH
(繊維体積含有率=60%)を作成した。
【0057】なお、図1に以下の実施例、比較例で採用
した曲げ試験の測定法を示す。
した曲げ試験の測定法を示す。
【0058】図1において、固定台6に、先端を固定し
たシャフト1を、ワイヤー3で引張ることにより曲げ、
シャフト1が折れたときのワイヤーの引張荷重を荷重計
7により測定し、破断荷重とする。なお、ワイヤー1は
クッション材5を取り付けた支点4を介して曲げられ
る。
たシャフト1を、ワイヤー3で引張ることにより曲げ、
シャフト1が折れたときのワイヤーの引張荷重を荷重計
7により測定し、破断荷重とする。なお、ワイヤー1は
クッション材5を取り付けた支点4を介して曲げられ
る。
【0059】実施例1 先端外径3.85mm、テーパー7.5/1000、長さ
1100mmの、離型処理したステンレス製マンドレル
に、適宜に切り出したプリプレグHをその繊維方向がマ
ンドレル軸方向に対して−45°になるように1層巻き
付け、次にプリプレグHを45°になるように1層巻き
付け、次にプリプレグHを−45°になるように1層巻
き付け、次にプリプレグHを45°になるように1層巻
き付け、次にプリプレグAを繊維方向がマンドレル軸と
同じになるように4層巻き付け、さらに幅15mmのアラ
ミドラッピングテープを張力3.8kgf 、巻きピッチ2
mmで巻き付け、130℃で120分間加熱成形した後、
マンドレルを引き抜き、表面を研磨して、ゴルフクラブ
用シャフト2本を得た。研磨後のシャフト重量は37g
であった。
1100mmの、離型処理したステンレス製マンドレル
に、適宜に切り出したプリプレグHをその繊維方向がマ
ンドレル軸方向に対して−45°になるように1層巻き
付け、次にプリプレグHを45°になるように1層巻き
付け、次にプリプレグHを−45°になるように1層巻
き付け、次にプリプレグHを45°になるように1層巻
き付け、次にプリプレグAを繊維方向がマンドレル軸と
同じになるように4層巻き付け、さらに幅15mmのアラ
ミドラッピングテープを張力3.8kgf 、巻きピッチ2
mmで巻き付け、130℃で120分間加熱成形した後、
マンドレルを引き抜き、表面を研磨して、ゴルフクラブ
用シャフト2本を得た。研磨後のシャフト重量は37g
であった。
【0060】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.9kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.9kgf であった。
【0061】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は7.7
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は7.7
kgfであった。
【0062】実施例2 プリプレグAをすべてプリプレグBに替えた以外は実施
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は36gであった。
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は36gであった。
【0063】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.5kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.5kgf であった。
【0064】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は7.1
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は7.1
kgfであった。
【0065】比較例1 プリプレグAをすべてプリプレグCに替えた以外は実施
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は36gであった。
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は36gであった。
【0066】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.3kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.3kgf であった。
【0067】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は4.7
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は4.7
kgfであった。
【0068】比較例2 プリプレグAをすべてプリプレグDに替えた以外は実施
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は38gであった。
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は38gであった。
【0069】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.5kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.5kgf であった。
【0070】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は4.7
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は4.7
kgfであった。
【0071】実施例3 プリプレグAをすべてプリプレグEに替えた以外は実施
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は37gであった。
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は37gであった。
【0072】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.0kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.0kgf であった。
【0073】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は5.5
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は5.5
kgfであった。
【0074】実施例4 プリプレグAをすべてプリプレグFに替えた以外は実施
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は37gであった。
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は37gであった。
【0075】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.2kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は7.2kgf であった。
【0076】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は5.8
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は5.8
kgfであった。
【0077】比較例3 プリプレグAをすべてプリプレグGに替えた以外は実施
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は36gであった。
例1と同様にして、ゴルフクラブ用シャフト2本を得
た。研磨後のシャフト重量は36gであった。
【0078】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.8kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.8kgf であった。
【0079】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は4.5
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は4.5
kgfであった。
【0080】実施例5 実施例1と同様のマンドレルに、適宜に切り出したプリ
プレグHをその繊維方向がマンドレル軸方向に対して−
45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグHを
45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグHを
−45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグH
を45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグA
を繊維方向がマンドレル軸と同じになるように2層巻き
付け、次にプリプレグCを繊維方向がマンドレル軸と同
じになるように2層巻き付け、さらに幅15mmのアラミ
ドラッピングテープを張力3.8kgf 、巻きピッチ2mm
で巻き付け、130℃で120分間加熱成形した後、マ
ンドレルを引き抜き、表面を研磨して、ゴルフクラブ用
シャフト2本を得た。研磨後のシャフト重量は38gで
あった。
プレグHをその繊維方向がマンドレル軸方向に対して−
45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグHを
45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグHを
−45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグH
を45°になるように1層巻き付け、次にプリプレグA
を繊維方向がマンドレル軸と同じになるように2層巻き
付け、次にプリプレグCを繊維方向がマンドレル軸と同
じになるように2層巻き付け、さらに幅15mmのアラミ
ドラッピングテープを張力3.8kgf 、巻きピッチ2mm
で巻き付け、130℃で120分間加熱成形した後、マ
ンドレルを引き抜き、表面を研磨して、ゴルフクラブ用
シャフト2本を得た。研磨後のシャフト重量は38gで
あった。
【0081】このうち1本のシャフトについて、室温条
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.8kgf であった。
件下で図1に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷
重は6.8kgf であった。
【0082】もう1本のシャフトを80℃の温水中に1
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は5.4
kgfであった。
4日間浸積し、しかる後に80℃の高温条件下で、図1
に示す方法で曲げ試験を行った結果、破壊荷重は5.4
kgfであった。
【0083】以上の結果を表2にまとめて示す。
【0084】実施例6 東レ(株)製炭素繊維”トレカ”T700SC−12K
(平均単糸径:6.9μm、引張弾性率:23500kg
f/mm2 、フィラメント数:12000)を12本引き揃
え、エポキシ樹脂に含浸しながら外径80mm、長さ1
500mmのマンドレルに、その軸方向に対して±60
の角度で3層巻き付けた後、前記の繊維A(フィラメン
ト数:12000)を0度の角度に配向させて5層巻き
付け、さらに、±60の角度で前記T700SC−12
Kを3層巻き付けた。
(平均単糸径:6.9μm、引張弾性率:23500kg
f/mm2 、フィラメント数:12000)を12本引き揃
え、エポキシ樹脂に含浸しながら外径80mm、長さ1
500mmのマンドレルに、その軸方向に対して±60
の角度で3層巻き付けた後、前記の繊維A(フィラメン
ト数:12000)を0度の角度に配向させて5層巻き
付け、さらに、±60の角度で前記T700SC−12
Kを3層巻き付けた。
【0085】しかる後、マンドレルを回転させながら9
0℃で2時間、120℃で120分間加熱してエポキシ
樹脂を硬化させ、マンドレルを引き抜き、両端部を切断
して長さ200mm、外径92mm、内径80mmのF
RP製トラス部材を得た。
0℃で2時間、120℃で120分間加熱してエポキシ
樹脂を硬化させ、マンドレルを引き抜き、両端部を切断
して長さ200mm、外径92mm、内径80mmのF
RP製トラス部材を得た。
【0086】次に、上記FRP製円筒梁の両端に、外径
80mm、内径60mm、長さ40mmのスチール製円
管をFRP円筒内に20mm挿入してエポキシ系接着剤
で接合するとともに、FRP円筒端から10mmのとこ
ろの側面に直径3mmの円孔を4ヶ所(隣合う円孔を結
ぶと正方形となるように)設けて、ピンでも連結した。
80mm、内径60mm、長さ40mmのスチール製円
管をFRP円筒内に20mm挿入してエポキシ系接着剤
で接合するとともに、FRP円筒端から10mmのとこ
ろの側面に直径3mmの円孔を4ヶ所(隣合う円孔を結
ぶと正方形となるように)設けて、ピンでも連結した。
【0087】しかる後、スチール製円管の両端をインス
トロン万能試験機により、室温(25℃)及び80℃温
度環境下で、平面板で圧縮して、圧縮破壊試験を行っ
た。負荷の速度は2mm/minとした。
トロン万能試験機により、室温(25℃)及び80℃温
度環境下で、平面板で圧縮して、圧縮破壊試験を行っ
た。負荷の速度は2mm/minとした。
【0088】その結果、圧縮破壊荷重は室温では150
0kgf 、80℃では1400kgf であった。
0kgf 、80℃では1400kgf であった。
【0089】実施例7 繊維Aをすべて繊維Bに替えた以外は実施例1と同様に
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
【0090】その結果、圧縮破壊荷重は室温では146
0kgf 、80℃では1340kgf であった。
0kgf 、80℃では1340kgf であった。
【0091】比較例4 繊維Aをすべて繊維Cに替えた以外は実施例1と同様に
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
【0092】その結果、圧縮破壊荷重は室温では140
0kgf 、80℃では1100kgf であった。
0kgf 、80℃では1100kgf であった。
【0093】比較例5 繊維Aをすべて繊維Dに替えた以外は実施例1と同様に
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
【0094】その結果、圧縮破壊荷重は室温では145
0kgf 、80℃では1100kgf であった。
0kgf 、80℃では1100kgf であった。
【0095】実施例8 繊維Aをすべて繊維Eに替えた以外は実施例1と同様に
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
【0096】その結果、圧縮破壊荷重は室温では145
0kgf 、80℃では1290kgf であった。
0kgf 、80℃では1290kgf であった。
【0097】実施例9 繊維Aをすべて繊維Fに替えた以外は実施例1と同様に
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
【0098】その結果、圧縮破壊荷重は室温では147
0kgf 、80℃では1300kgf であった。
0kgf 、80℃では1300kgf であった。
【0099】比較例6 繊維Aをすべて繊維Gに替えた以外は実施例1と同様に
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
してトラス部材を得て圧縮試験を行った。
【0100】その結果、圧縮破壊荷重は室温では142
0kgf 、80℃では900kgf であった。
0kgf 、80℃では900kgf であった。
【0101】以上の結果を表3にまとめて示す。
【0102】
【表1】
【表2】
【表3】
【0103】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、これまで、引張強度よりも低く、高温・吸湿条
件下において低下が懸念されていた曲げ/圧縮強度を重
量増加を著しく向上させることが可能となり、このこと
を利用して、強度の向上したゴルフシャフトや、トラス
部材等を提供する。重量増加を伴わずに強度を向上させ
られたことは、FRP製管状体の信頼性を向上させたこ
とであり、FRP用途を拡大する。また、軽量シャフ
ト、軽量トラス部材は、ゴルフプレーヤーおよび建築従
事者の負担を軽減する。特に、軽量トラス部材は、これ
までにない超大型構造物を可能とする。
よれば、これまで、引張強度よりも低く、高温・吸湿条
件下において低下が懸念されていた曲げ/圧縮強度を重
量増加を著しく向上させることが可能となり、このこと
を利用して、強度の向上したゴルフシャフトや、トラス
部材等を提供する。重量増加を伴わずに強度を向上させ
られたことは、FRP製管状体の信頼性を向上させたこ
とであり、FRP用途を拡大する。また、軽量シャフ
ト、軽量トラス部材は、ゴルフプレーヤーおよび建築従
事者の負担を軽減する。特に、軽量トラス部材は、これ
までにない超大型構造物を可能とする。
【図1】 図1は本発明に係るFRP製管状体の曲げ試
験方法を示す概略図である。
験方法を示す概略図である。
1:シャフト(変形前) 2:シャフト(変形後) 3:引張用ワイヤー 4:支点 5:クッション材 6:固定台 7:荷重計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04C 3/28 E04C 3/28 F16S 3/00 F16S 3/00
Claims (11)
- 【請求項1】 繊維強化プラスチックからなる管状体に
おいて、該繊維強化プラスチックが管状体の軸方向に対
して±25°より小さい角度に配向した補強繊維を有
し、かつ該補強繊維が、下記(1)式で定義される最小
断面2次異形度Pmin が0.085以上である非円形断
面繊維を含むことを特徴とする繊維強化プラスチック製
管状体。 Pmin =Imin /A2 …(1) 但し、Imin :単繊維断面の重心を通る軸に関する断面
2次モーメントのうち最小の値 A:単繊維の断面積 - 【請求項2】 繊維強化プラスチックからなる管状体に
おいて、該繊維強化プラスチックが管状体の軸方向に対
して±25°より小さい角度に配向した補強繊維を有
し、該補強繊維が、最小断面2次異形度Pmin が0.0
19以上であり、かつ下記(2)式で定義される最大断
面2次異形度Pmax が0.13以上である非円形断面繊
維を含むことを特徴とする繊維強化プラスチック製管状
体。 Pmax =Imax /A2 …(2) 但し、Imax :単繊維断面の重心を通る軸に関する断面
2次モーメントのうち最大の値 A:単繊維の断面積 - 【請求項3】 ±25゜より小さい角度に配向した補強
繊維中に、非円形断面繊維を50%以上存在せしめるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の繊維強化プラ
スチック製管状体。 - 【請求項4】 非円形断面繊維の単繊維の断面形状が3
〜5葉の多葉形で、かつ異形度が1.2〜3.0である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の繊維強化プ
ラスチック製管状体。 - 【請求項5】 請求項2中に記載の非円形断面繊維の単
繊維の断面形状が実質的に長円であることを特徴とする
請求項2記載の繊維強化プラスチック製管状体。 - 【請求項6】 非円形断面繊維がポリアクリロニトリル
系炭素繊維であることを特徴とする請求項1〜5のいず
れかに記載の繊維強化プラスチック製管状体。 - 【請求項7】 ポリアクリロニトリル系炭素繊維の引張
弾性率が20000kgf/mm2 以上、70000kgf/mm2
以下であることを特徴とする請求項6に記載の繊維強化
プラスチック製管状体。 - 【請求項8】 管状体がゴルフクラブ用シャフトである
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の繊維
強化プラスチック製管状体。 - 【請求項9】 ±25゜より小さい角度に配向した補強
繊維を管状体中に30〜70%の範囲含むことを特徴と
する請求項8に記載の繊維強化プラスチック製管状体。 - 【請求項10】 管状体がトラス材であることを特徴と
する請求項1または請求項2に記載の繊維強化プラスチ
ック製管状体。 - 【請求項11】 非円形断面補強繊維が管状体の軸方向
に対して±15°以内の角度に配向した請求項1〜10
のいずれかに記載の強化プラスチック製管状体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199904A JPH0939125A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 繊維強化プラスチック製管状体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199904A JPH0939125A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 繊維強化プラスチック製管状体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939125A true JPH0939125A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16415543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7199904A Pending JPH0939125A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 繊維強化プラスチック製管状体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0939125A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035185A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-05 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブシャフト |
| JP2013511413A (ja) * | 2009-11-23 | 2013-04-04 | アプライド ナノストラクチャード ソリューションズ リミテッド ライアビリティー カンパニー | 熱硬化性マトリックス中のcnt浸出繊維 |
| US8999453B2 (en) | 2010-02-02 | 2015-04-07 | Applied Nanostructured Solutions, Llc | Carbon nanotube-infused fiber materials containing parallel-aligned carbon nanotubes, methods for production thereof, and composite materials derived therefrom |
| US9017854B2 (en) | 2010-08-30 | 2015-04-28 | Applied Nanostructured Solutions, Llc | Structural energy storage assemblies and methods for production thereof |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7199904A patent/JPH0939125A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002035185A (ja) * | 2000-07-28 | 2002-02-05 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ゴルフクラブシャフト |
| JP2013511413A (ja) * | 2009-11-23 | 2013-04-04 | アプライド ナノストラクチャード ソリューションズ リミテッド ライアビリティー カンパニー | 熱硬化性マトリックス中のcnt浸出繊維 |
| US8999453B2 (en) | 2010-02-02 | 2015-04-07 | Applied Nanostructured Solutions, Llc | Carbon nanotube-infused fiber materials containing parallel-aligned carbon nanotubes, methods for production thereof, and composite materials derived therefrom |
| US9017854B2 (en) | 2010-08-30 | 2015-04-28 | Applied Nanostructured Solutions, Llc | Structural energy storage assemblies and methods for production thereof |
| US9907174B2 (en) | 2010-08-30 | 2018-02-27 | Applied Nanostructured Solutions, Llc | Structural energy storage assemblies and methods for production thereof |
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