JPH0939674A - 車載用ディスプレイ装置 - Google Patents
車載用ディスプレイ装置Info
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- JPH0939674A JPH0939674A JP19564295A JP19564295A JPH0939674A JP H0939674 A JPH0939674 A JP H0939674A JP 19564295 A JP19564295 A JP 19564295A JP 19564295 A JP19564295 A JP 19564295A JP H0939674 A JPH0939674 A JP H0939674A
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Abstract
力による動力伝達機構の破損を確実に防止する。 【解決手段】 スライドモータ41の駆動力によりディ
スプレイ本体10をコンソール部分にスライド式に挿脱
するスライド機構43,43a〜43c,44,21a
と、チルトモータ42の駆動力により、コンソール部分
から引出されているディスプレイ本体10を回動させる
チルト機構47,51a〜51d,52a,52b,5
3とを備え、スライド機構は、モータ41に順次に噛合
連結される複数の平歯車431〜434、およびディス
プレイ本体10から伝達される回転トルクのモータ41
への伝達を断つトルクリミッタ46を含むスライド動力
伝達機構と、このスライド動力伝達機構を構成する少な
くとも1個の平歯車に回転負荷を与えるスライド負荷機
構45とを有する。チルト機構も同様のトルクリミッタ
49およびチルト負荷機構48を有する。
Description
テレビ放送やナビゲーションシステムの地図情報等を映
し出す車載用ディスプレイ装置に関する。
ゆる1DINサイズのディスプレイ装置として、例えば
特開平5−153525号公報に開示されているものが
知られている。このディスプレイ装置では、ディスプレ
イ本体をコンソールに対してスライド式に突出/収納す
るようになっており、そのスライド動作をモータおよび
スライド機構により行っている。スライド機構は、モー
タの駆動力をウォーム機構により伝達してディスプレイ
本体をスライドさせる。
あるディスプレイ本体に収納方向の外力が加わった場
合、スライド機構の破損を防止するためにその外力に応
じてディスプレイ本体の収納方向への移動を許容する逃
げ機構を設ける必要がある。ところが、上述したウォー
ム機構をディスプレイ本体側から、すなわち本来のモー
タ駆動力伝達方向と逆の方向から回転させてディスプレ
イ本体を移動させるにはかなり大きな力を必要とするた
め、上記逃げ機構として別途クラッチ機構が必要とな
る。しかし、ウォーム機構を用いるものではそのクラッ
チ機構を大掛かりなものとせざるを得ず、装置が大型化
するとともにコストアップを招来する。
を設けることなく外力による動力伝達機構の破損を確実
に防止することが可能な車載用ディスプレイ装置を提供
することにある。
3,図7〜図9に対応づけて説明すると、本発明は、デ
ィスプレイ本体10と、スライドモータ41の駆動力に
よりディスプレイ本体10を車体のコンソール部分にス
ライド式に挿脱するスライド機構(43,43a〜43
c,44,21a)と、チルトモータ42の駆動力によ
り、コンソール部分から引出されているディスプレイ本
体10を回動させるチルト機構(47,51a〜51
d,52a,52b,53)とを備えた車載用ディスプ
レイ装置に適用され、次の構成により上記問題点を解決
する。スライド機構は、スライドモータ41に順次に噛
合連結される複数の平歯車431〜434、およびディ
スプレイ本体10から伝達される所定値以上の回転トル
クのスライドモータ41への伝達を断つトルクリミッタ
46を含むスライド動力伝達機構と、このスライド動力
伝達機構を構成する少なくとも1個の平歯車に当接して
その平歯車に回転負荷を与えるスライド負荷機構45と
を有する。チルト機構は、チルトモータ42に順次に噛
合連結される複数の平歯車471〜475、およびディ
スプレイ本体10から伝達される所定値以上の回転トル
クのチルトモータ42への伝達を断つトルクリミッタ4
9を含むチルト動力伝達機構と、このチルト動力伝達機
構を構成する少なくとも1個の平歯車に当接してその平
歯車に回転負荷を与えるチルト負荷機構48とを有す
る。ディスプレイ本体10にスライド方向の大きな外力
が作用すると、スライド機構を構成するトルクリミッタ
46は、ディスプレイ本体10からスライド動力伝達機
構に伝達される回転トルクのスライドモータ41への伝
達を断ち、これによりディスプレイ本体10のスライド
を許容する。またスライド負荷機構は、スライド動力伝
達機構を構成する少なくとも1個の平歯車に回転負荷を
与えることにより、ディスプレイ本体10を所定のスラ
イド位置で保持するとともに、例えばディスプレイ本体
10が手でスライド方向に押された場合にスライドモー
タ41を回転させつつディスプレイ本体10のスライド
方向の移動を許容する。一方、ディスプレイ本体10に
回動方向の大きな外力が作用すると、チルト機構を構成
するトルクリミッタ49は、ディスプレイ本体10から
チルト動力伝達機構に伝達される回転トルクのチルトモ
ータ42への伝達を断ち、これによりディスプレイ本体
10の回動を許容する。またチルト負荷機構は、チルト
動力伝達機構を構成する少なくとも1個の平歯車に回転
負荷を与えることにより、ディスプレイ本体10を所定
の回動位置で保持するとともに、例えばディスプレイ本
体10が手で回動された場合にチルトモータ42を回転
させつつディスプレイ本体10の回動を許容する。請求
項2の発明は、上述した各機構を次のように構成したも
のである。スライド負荷機構は、ディスプレイ本体10
からスライド動力伝達機構に伝達される回転トルクが第
1の所定値未満のときには各平歯車431〜434を当
該回転位置で保持し、ディスプレイ本体10から伝達さ
れる回転トルクが第1の所定値以上のときにはスライド
動力伝達機構の各平歯車431〜434がスライドモー
タ41を回転させつつ回転するのを許容し、スライド動
力伝達機構のトルクリミッタ46は、ディスプレイ本体
10からスライド動力伝達機構に第1の所定値よりも大
きい第2の所定値以上の回転トルクが伝達されたときに
その回転トルクのスライドモータ41への伝達を断って
ディスプレイ本体10のスライドを許容する。チルト負
荷機構は、ディスプレイ本体10からチルト動力伝達機
構に伝達される回転トルクが第3の所定値未満のときに
は各平歯車471〜475を当該回転位置で保持し、デ
ィスプレイ本体10からチルト動力伝達機構に伝達され
る回転トルクが第3の所定値以上のときにはチルト動力
伝達機構の各平歯車471〜475がチルトモータ42
を回転させつつ回転するのを許容し、チルト動力伝達機
構のトルクリミッタ49は、ディスプレイ本体10から
チルト動力伝達機構に第1の所定値よりも大きい第2の
所定値以上の回転トルクが伝達されたときにその回転ト
ルクのチルトモータ42への伝達を断ってディスプレイ
本体10の回動を許容する。請求項3の発明は、スライ
ド負荷機構およびチルト負荷機構がスライドモータ41
およびチルトモータ42の出力軸に直接噛合された平歯
車431,471にそれぞれ当接されるよう構成したも
のである。請求項4の発明は、スライド負荷機構および
チルト負荷機構の各々は、各平歯車に当接される当接部
材451と、各当接部材451を各平歯車に対して摺動
可能に押圧する押圧部材452,453とを含むもので
ある。
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
施の形態を説明する。図1および図2は本発明に係る車
載用ディスプレイ装置の外観を示す斜視図であり、図1
はディスプレイ本体10が車体のコンソール部分に収納
された収納状態を、図2はディスプレイ本体10がコン
ソール部分から突出された使用状態をそれぞれ示してい
る。ディスプレイ本体10は、TV放送あるいはナビゲ
ーションシステムにおける地図情報などを映し出す液晶
などの画面11と、種々の操作ボタンから成る操作部1
2とを有している。図1のBTは、ディスプレイ装置を
図1の状態と図2の状態とで切換えるためのオープン/
クローズボタンである。
大まかな構成および動きを図3および図4の概略図によ
り説明する。図3において、20は車体のコンソール部
分に埋設されるアッパーケース、30はアッパーケース
20に対して車両前後方向(図示A,B方向)にスライ
ド可能に支持される一対のサイドスライダ、40はサイ
ドスライダ30に対してA,B方向に移動可能に支持さ
れるメカベースであり、メカベース40の両端に固着さ
れた一対のサイドアーム50の先端にディスプレイ本体
10が回動可能に支持される。
ープン/クローズボタンBTが操作されると、メカベー
ス40,サイドアーム50およびディスプレイ本体10
が一体にA方向に移動し、図3(b)の状態に達すると
サイドスライダ30も一体に移動を開始し、図3(c)
の状態(ディスプレイ本体10がコンソールから完全に
突出した状態)で停止する。次いで図4に示すようにデ
ィスプレイ本体10が上方に回動し、図2に示す使用状
態になると停止する。使用状態でオープン/クローズボ
タンBTが操作されると、上述と逆の動作で収納状態に
戻る。
〜図13により詳細に説明する。図5(a)はアッパー
ケース20および一対のサイドスライダ30を車両下方
から見た図、図5(b)はそのb−b線矢視図、図6は
図5(a)のVI−VI線拡大矢視図である。
2および一対の側板23が一体化されて成り、上板21
の内面には左右一対のラック21aが形成されている。
各側板23には、図6に示すように一対の長手方向のガ
イド孔23aと、同じく長手方向の矩形の長孔23bが
形成され、長孔23bの上下にレール23cが形成され
ている。各サイドスライダ30には、一対のローラ31
が回転可能に取付けられるとともに、一対のガイドピン
32が植設されている。サイドスライダ30は、そのロ
ーラ31が側板23の長孔23bを貫通して上下レール
23c間に挿通され、かつ一対のガイドピン32が一対
のガイド孔23aにそれぞれ係合するよう側板23の内
面に沿って配置される。これにより各サイドスライダ3
0は、アッパーケース20に対してA,B方向にスムー
ズにスライド可能とされる。
3を保持するレバー34が回動可能に支持され、このレ
バー34はねじりばね35により常に図示時計回り方
向、すなわちローラ33が一方のレール23cに押圧さ
れる方向に付勢されている。図6(a)のようにサイド
スライダ30が最も後方に位置しているときには、ロー
ラ33がばね35の付勢力によりレール23cの切欠2
3dに落込んでおり、この位置からサイドスライダ30
が前方(A方向)に移動するときには、図6(b)に示
すようにローラ33がばね35の付勢力に抗してレール
23c上に乗り上げる。一方、アッパーケース20の上
板21に突設された左右一対のばね掛け21bと、一対
のサイドスライダ30のガイドピン32に固着されたば
ね掛け部材36とには引張ばね37の両端がそれぞれ係
止され、このばね37の付勢力により各サイドスライダ
30は常に後方に付勢される。
着されたサイドアーム50を示す平面図である。メカベ
ース40にはスライドモータ41およびチルトモータ4
2が固定され、スライドモータ41の回転は減速歯車機
構43およびピニオンギア43aを介してピニオンギア
43bに伝達される。ピニオンギア43bの回転は、ピ
ニオンシャフト44を介して反対側のピニオンギア43
cに伝達される。
に、スライドモータ41の出力軸に噛合される平歯車4
31と、この平歯車431に順次に噛合連結される平歯
車432〜434とから構成され、平歯車434が図7
のピニオンギア43aに噛合される。平歯車431およ
び433はシャフトSH1により、平歯車432および
434はシャフトSH2により一方のサイドアーム50
とメカベース40に立設された立壁40aとにそれぞれ
支持され、またピニオンギア43a,43bは一方のサ
イドアーム50に、ピニオンギア43cは他方のサイド
アーム50にそれぞれ支持される。
の出力軸に直接噛合された平歯車431に回転負荷を与
えるロック機構であり、シャフトSH1に外挿された円
盤状のフェルト451および押さえ板452と、押さえ
板452と立壁40aとの間に介装された押圧ばね45
3とから成る。押さえ板452は、図8(b)に示すよ
うに押圧部452aと腕部452bとから成り、腕部4
52bがシャフトSH2に支持されている。ばね453
の付勢力により押さえ板452がフェルト451を平歯
車431に押圧し、平歯車431に回転負荷を与える。
これにより、平歯車432側から平歯車431に伝達さ
れる回転トルクがばね453のばね力で決る所定値以下
の状態では平歯車431は回転しない。
リミッタ46の構成を示している。平歯車433は大径
ギア433aと、この大径ギア433aとは別体の小径
ギア433bとから構成され、小径ギア433bの一端
が大径ギア433aに設けられた凹部に挿通されてい
る。46aはシャフトSH1に外挿された筒体であり、
この筒体46aの一端が大径および小径ギア433a,
433bを摺動可能に貫通している。筒体46aの他端
に設けられたばね受け46bと小径ギア433bとの間
には圧縮ばね46cが介装され、このばね46cの付勢
力により小径ギア433bが大径ギア433aに押圧さ
れている。したがって、通常は大径および小径ギア43
3a,433bは一体に回転するが、小径ギア433b
にかかる回転トルクが所定値(ばね46cのばね力で決
る)以上になると、小径ギア433bは大径ギア433
aに対して回転する。
は、複数の平歯車471〜475から成る減速歯車機構
47およびピニオンギア51a,51bを介してディス
プレイギア52aに伝達される。またピニオンギア51
aの回転は、シャフト53を介して反対側のピニオンギ
ア51cに伝達され、ピニオン51cの回転はピニオン
ギア51dを介してディスプレイギア52bに伝達され
る。
471〜475は、サイドアーム50と立壁40aとに
支持され、ピニオンギア51a,51bおよびピニオン
ギア51c,51dは両サイドアーム50の外面にそれ
ぞれ支持されている。ディスプレイギア52a,52b
は、両サイドアーム50の先端に形成された孔部に回転
可能に嵌合され、その一方の面(ディスプレイ本体10
に取付けられる面)がサイドアーム50の内側に露出し
ている。シャフト54の一端側にはねじりばね54が外
挿され、このばね54の付勢力によりシャフト53が回
転方向に付勢される。
45と同様のロック機構であり、チルトモータ52に直
接噛合する平歯車471に回転負荷を与える。また平歯
車474は、図9で説明したトルクリミッタ46と同様
のトルクリミッタ49を構成する。
対のサイドアーム50の外面には、前後の角部に各一対
のローラ55がそれぞれ回転可能に軸支されるととも
に、ローラ56を有する板部材57が軸57a回りに回
動可能に取付けられ、板部材57はばね58により図示
時計回り方向に付勢されている。これらのローラ55,
56,板部材57およびばね58は、サイドアーム50
のガタを防止するためのものであり、その詳細な機能は
後述する。
オンギア43b,43cが上述したアッパーケース20
(図5)の上板21に形成された一対のラック21aに
それぞれ噛合されるように一対のサイドスライダ30の
間に挿通される。このピニオンギア43b,43cとラ
ック21aとの噛合により、メカベース40は図3
(a)の位置と図3(c)の位置との間でアッパーケー
ス20に対して移動可能とされる。メカベース40の両
端のサイドアーム50は、両サイドスライダ30の内面
に沿ってそれぞれ配置され、図11に示すようにサイド
アーム50の4つのローラ55がサイドスライダ30の
上下レール38に当接される。
レイ本体10を取付けるための取付構造を説明する。図
12,図13に示すように、ディスプレイ本体10のケ
ース13(樹脂により構成される)の両側面には、金属
製の取付け板14が螺着されるとともに、この取付け板
14からディスプレイ本体下端部にかけて取付け溝13
bが形成されている。取付け板14には、ケース13に
形成された複数のねじ孔13aと連通する複数の貫通孔
141と、上記取付け溝13bに連通する位置決め孔1
42とが形成されている。位置決め孔142は幅の広い
基端部142aと、幅の狭い先端部142bとから成
り、それらの境界部分は緩やかな曲面とされている。ケ
ース13の取付け溝13bは、図示の如く端部に至るほ
ど幅が広くなるテーパー部を有している。
た上記ディスプレイギア52a,52bには、複数のね
じ貫通孔521が形成されるとともに、その内面(ディ
スプレイ本体10側の面)に大径および小径のボス52
2,523が突設されている。小径のボス523はディ
スプレイギア52a,52bの回転中心に設けられ、大
径のボス522は中心から偏心した位置に設けられる。
大径ボス522の径は、位置決め孔142の基端部14
2aの幅と略同一とされ、小径ボス521の径は、位置
決め孔142の先端部142bと略同一とされる。
ディスプレイ本体10の下部を一対のサイドアーム50
間に挿通する。その際、両サイドアーム50のディスプ
レイギア52a,52bに突設されたボス522,53
3がディスプレイ本体10の取付け溝13b内を通過す
るようにディスプレイ本体10を移動させる。取付け溝
13bの先端にはテーパー部が形成されているので、溝
13b内にボス522,523を挿入させるのが容易に
行えるとともに、挿入されたボス522,523を溝1
3bの中心側に容易に案内することができる。次いでボ
ス522,523は溝13bから取付け板14の位置決
め溝142に移動し、図示破線の如く溝142の基端部
142aおよび先端部142bの先端に係合される。基
端部142aの先端壁面は緩やかな曲面となっているの
で、小径ボス523を容易に溝先端部142bに案内す
ることができる。
係合されたとき、図示の如くディスプレイギア52a,
52bの複数のねじ貫通孔521と、取付け板14のね
じ貫通孔141およびケース13のねじ孔13aとが重
なり、ここにビスBSをそれぞれ貫通して螺合する。こ
れにより一対のサイドアーム50にディスプレイ本体1
0が取付けられ、ディスプレイギア52a,52bの回
転によりディスプレイ本体10がサイドアーム50に対
して回動可能となる。以上のように構成されたディスプ
レイ装置は、アッパーケース20がコンソール部分に埋
設されることにより車体に設置される。
明する。図1および図3(a)に示す収納状態では、各
サイドスライダ30が最も後方に位置しており、図6
(a)に示すように各ローラ33がばね35の付勢力に
よりレール23cの切欠23dに落込んで切欠23dの
前後エッジ部を押圧している。これによりサイドスライ
ダ30は、ローラ33を介して図示下方(車両搭載状態
では上方)に付勢されることになり、車両の振動等に起
因するサイドスライダ30のアッパーケース20に対す
る上下方向のガタが防止される。このとき、ばね37は
最も緩んだ状態となっているが、上記ローラ33が切欠
23dの前後エッジ部を押圧することによりサイドスラ
イダ30の前後方向のガタも防止される。
イドアーム50も最も後方に位置しており、ローラ56
はばね58の付勢力によりサイドスライダ30のレール
38に押し付けられている。これによりサイドアーム5
0は、ローラ56を介して図示上方(車両搭載状態では
下方)に付勢されることになり、サイドアーム50のサ
イドスライダ30に対する上下方向のガタが防止され
る。
ると、スライドモータ41(図7)が所定方向に回転さ
れ、その回転は減速歯車機構43およびピニオンギア4
3aを介してピニオンギア43bに伝達されるととも
に、ピニオンシャフト44を介してピニオンギア43c
にも伝達される。したがって、ピニオンギア43b,4
3cがラック21a上を移動することによりメカベース
40,サイドアーム50およびディスプレイ本体10が
一体に図3のA方向にスライド移動する。その際、図1
1(a)に示す各4個のローラ55がサイドスライダ3
0のレール38上を摺動するので、各サイドアーム50
はスムーズに移動できる。また、ローラ56はばね85
の付勢力によりレール38に押し付けられたまま回転す
るので、移動中もサイドアーム50の上下方向のガタが
防止される。
に、左右一対のサイドアーム50の先端がサイドスライ
ダ30の先端にほぼ一致したとき、左右のローラ56が
ばね58の付勢力によりレール38の切欠38aに同時
に落込み、切欠38aの前後エッジ部に押圧される。ま
たこのとき、ローラ56は後部下端のローラ55に当接
し、両ローラ56,55の回転に負荷が加わる。この2
つの作用により各サイドスライダ30は各サイドアーム
50に引きずられるようにして一体に前方に移動を開始
する。その際、図6(b)に示すように双方のサイドス
ライダ30のローラ33は、ばね35の付勢力に抗して
切欠23dから同時にレール23c上に乗り上げる。こ
のように左右のローラ56が切欠38aに同時に落込
み、かつ左右のローラ33が切欠32dから同時に脱出
するようにしたので、双方のサイドスライダ30を時間
的にずれなく同時に移動開始することができ、スムーズ
な移動が達成される。
した後もレール23cを押圧しつつ回転するので、移動
中もサイドスライダ30の上下方向のガタが防止され
る。さらにサイドスライダ30はばね37の付勢力に抗
して移動することになるので、ばね37の付勢力により
サイドスライダ30の前後方向のガタも防止される。
体10がコンソールから完全に突出すると、スライドモ
ータ41が停止され、代ってチルトモータ42が所定方
向に回転される。チルトモータ42の回転は、上述した
減速歯車機構47(図7)およびピニオンギア51a,
51bを介してディスプレイギア52aに伝達されると
ともに、シャフト53およびピニオンギア51c,51
dを介してディスプレイギア52bに伝達され、両ディ
スプレイギア52a,52bが同期して回転する。これ
により、ディスプレイギア52a,52bと一体化され
たディスプレイ本体10が図4に示す如く回動し、所定
位置(乗員が画面を視認可能な位置)に達するとチルト
モータ42が停止される。ディスプレイ本体10は、図
7のシャフト53に外挿されたねじりばね54の作用に
より常に回動方向に付勢されるので、ディスプレイ本体
10の回動方向のガタが防止される。なお、ディスプレ
イ本体10の前後位置および回動位置は、操作部12に
設けられた操作部材を操作してスライド/チルトモータ
41,42を回転させることにより適宜調節できる。
合された平歯車431には、ロック機構45により負荷
が与えられているので、車体の振動程度ではサイドアー
ム50、すなわちディスプレイ本体10が車両前後方向
に不所望に移動することはない。一方、乗員がディスプ
レイ本体10の前後位置を調整すべく所定値以上の力で
ディスプレイ本体10を押した場合、各平歯車431〜
434がロック機構45による負荷に抗してスライドモ
ータ41を回転させつつ回転し、これによりディスプレ
イ本体10の移動が許容される。その際、平歯車431
はロック機構45を構成するフェルト451に対して摺
動しつつ回転することになる。
平歯車431には、ロック機構48により負荷が与えら
れているので、車体の振動程度ではディスプレイ本体1
0がサイドアーム50に対して不所望に回動することは
ない。したがって、ディスプレイ本体10の背面をコン
ソールに当接させることなく、所望の位置で保持するこ
とができる。一方、乗員がディスプレイ本体10の回動
位置を調整すべく所定値以上の力でディスプレイ本体1
0を回動しようとした場合、各平歯車471〜475が
ロック機構48による負荷に抗してチルトモータ42を
回転させつつ回転し、これによりディスプレイ本体10
の回動が許容される。
0に車両前後方向の大きな外力(乗員が手で押込もうと
する力よりも大きな力)が作用すると、トルクリミッタ
46を構成する歯車433bが歯車433aに対して回
転し、これによりディスプレイ本体10からスライドモ
ータ41への回転トルクの伝達が断たれた状態でサイド
アーム50がスライドし、ディスプレイ本体10が移動
する。同様にディスプレイ本体10に回動方向の大きな
外力(乗員が手で回動させようとする力よりも大きな
力)が作用すると、上述したトルクリミッタの作用によ
り、ディスプレイ本体10からチルトモータ42への回
転トルクの伝達が断たれた状態でディスプレイ本体10
が回動する。
クローズボタンBTが操作されると、チルトモータ42
が駆動されてディスプレイ本体10が図4の二点鎖線の
位置まで回動し、次いでスライドモータ41が駆動され
てディスプレイ本体10,サイドアーム50,メカベー
ス40およびサイドスライダ30が図3(c)の状態か
ら一体にB方向にスライド移動する。図3(b)の状態
に達すると、サイドスライダ30の後端部がアッパーケ
ース20の後板22に当接してその移動が停止し、以降
はディスプレイ本体10,サイドアーム50およびメカ
ベース40のみが移動することになる。その際、図6
(a)に示すようにサイドスライダ30のローラ33が
ばね35の付勢力によりアッパーケース20の切欠23
dに落込んで掛止される一方、サイドスライダ30の切
欠38a(図11(c))に掛止されていたサイドアー
ム50のローラ56がばね58の付勢力に抗して切欠3
8aから外れてレール38上に乗り上げ、以降ローラ5
6はレール38上を回転しつつ移動する。その後、図3
(a)の状態に達するとスライドモータ41が停止され
る。
構43,ピニオンギア43a〜43c,ピニオンシャフ
ト44およびラック21aがスライド機構を、減速歯車
機構47ピニオンギア51a〜51d,ディスプレイギ
ア52a,52bおよびシャフト53がチルト機構を、
ロック機構45がスライド負荷機構を、ロック機構48
がチルト負荷機構をそれぞれ構成する。
機構によりディスプレイ本体を所定のスライド位置およ
び回動位置で保持でき、車体の振動などによりそれらの
位置が不所望に変化するおそれがない。特にディスプレ
イ本体の背面をコンソールに当接させることなく所定の
回動位置で保持できるので、コンソールを傷つけるおそ
れがない。加えてディスプレイ本体を手でスライド移動
あるいは回動させようとすると、複数の平歯車がスライ
ド/チルトモータを回転させることによりスライド移動
または回動が許容されるので、手動操作によるスライド
/チルト動力伝達機構の破損が防止できる。また、スラ
イド/チルト動力伝達機構に設けたトルクリミッタは、
ディスプレイ本体に大きな外力が作用した場合には、そ
の力の各モータへの伝達を立ってディスプレイ本体をス
ライドあるいは回動させることができ、この場合もスラ
イド/チルト動力伝達機構の破損を防止できる。しかも
スライド/チルト動力伝達機構は複数の平歯車により構
成されているので、ウォームを用いた機構と比べてトル
クリミッタ(クラッチ機構)の構成を簡素化することが
でき、装置の小型化およびコストダウンが図れる。スラ
イドモータおよびチルトモータの出力軸に直接噛合され
た平歯車にスライド負荷機構およびチルト負荷機構を当
接させるようにすれば、最小限の押圧力で所期の目的を
達成することができる。
す斜視図。
を示す斜視図。
図。
b−b線矢視図。
構を示す図。
そのb−b線矢視図。
を説明する図。
す側面図であり、(a)は(b)のa−a線断面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ディスプレイ本体と、スライドモータの
駆動力により前記ディスプレイ本体を車体のコンソール
部分にスライド式に挿脱するスライド機構と、チルトモ
ータの駆動力により、前記コンソール部分から引出され
ている前記ディスプレイ本体を回動させるチルト機構と
を備えた車載用ディスプレイ装置において、 前記スライド機構は、前記スライドモータに順次に噛合
連結される複数の平歯車、および前記ディスプレイ本体
から伝達される所定値以上の回転トルクの前記スライド
モータへの伝達を断つトルクリミッタを含むスライド動
力伝達機構と、このスライド動力伝達機構を構成する少
なくとも1個の平歯車に当接してその平歯車に回転負荷
を与えるスライド負荷機構とを有し、 前記チルト機構は、前記チルトモータに順次に噛合連結
される複数の平歯車、および前記ディスプレイ本体から
伝達される所定値以上の回転トルクの前記チルトモータ
への伝達を断つトルクリミッタを含むチルト動力伝達機
構と、このチルト動力伝達機構を構成する少なくとも1
個の平歯車に当接してその平歯車に回転負荷を与えるチ
ルト負荷機構とを有することを特徴とする車載用ディス
プレイ装置。 - 【請求項2】 前記スライド負荷機構は、前記ディスプ
レイ本体から前記スライド動力伝達機構に伝達される回
転トルクが第1の所定値未満のときには前記各平歯車を
当該回転位置で保持し、前記ディスプレイ本体から伝達
される前記回転トルクが前記第1の所定値以上のときに
は前記スライド動力伝達機構の各平歯車が前記スライド
モータを回転させつつ回転するのを許容し、前記スライ
ド動力伝達機構のトルクリミッタは、前記ディスプレイ
本体から前記スライド動力伝達機構に前記第1の所定値
よりも大きい第2の所定値以上の回転トルクが伝達され
たときにその回転トルクの前記スライドモータへの伝達
を断って前記ディスプレイ本体のスライドを許容し、 前記チルト負荷機構は、前記ディスプレイ本体から前記
チルト動力伝達機構に伝達される回転トルクが第3の所
定値未満のときには前記各平歯車を当該回転位置で保持
し、前記ディスプレイ本体から前記チルト動力伝達機構
に伝達される前記回転トルクが前記第3の所定値以上の
ときには前記チルト動力伝達機構の各平歯車が前記チル
トモータを回転させつつ回転するのを許容し、前記チル
ト動力伝達機構のトルクリミッタは、前記ディスプレイ
本体から前記チルト動力伝達機構に前記第1の所定値よ
りも大きい第2の所定値以上の回転トルクが伝達された
ときにその回転トルクの前記チルトモータへの伝達を断
って前記ディスプレイ本体の回動を許容することを特徴
とする請求項1に記載の車載用ディスプレイ装置。 - 【請求項3】 前記スライド負荷機構および前記チルト
負荷機構は、前記スライドモータおよび前記チルトモー
タの出力軸に直接噛合された平歯車にそれぞれ当接され
ることを特徴とする請求1または2に記載の車載用ディ
スプレイ装置。 - 【請求項4】 前記スライド負荷機構および前記チルト
負荷機構の各々は、前記各平歯車に当接される当接部材
と、前記各当接部材を前記各平歯車に対して摺動可能に
押圧する押圧部材とを含むことを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の車載用ディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19564295A JP3676854B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 車載用ディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19564295A JP3676854B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 車載用ディスプレイ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0939674A true JPH0939674A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3676854B2 JP3676854B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=16344573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19564295A Expired - Fee Related JP3676854B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 車載用ディスプレイ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3676854B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010042694A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Pioneer Electronic Corp | ディスプレイ装置の動力伝達機構 |
| JP2016007760A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
| KR20190069646A (ko) * | 2017-12-04 | 2019-06-20 | 현대자동차주식회사 | 차량용 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
| CN113915463A (zh) * | 2020-07-10 | 2022-01-11 | 黄铭贤 | 快拆组件及支撑架 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19564295A patent/JP3676854B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010042694A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-25 | Pioneer Electronic Corp | ディスプレイ装置の動力伝達機構 |
| JP2016007760A (ja) * | 2014-06-24 | 2016-01-18 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
| KR20190069646A (ko) * | 2017-12-04 | 2019-06-20 | 현대자동차주식회사 | 차량용 디스플레이장치 및 그 제어방법 |
| CN113915463A (zh) * | 2020-07-10 | 2022-01-11 | 黄铭贤 | 快拆组件及支撑架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3676854B2 (ja) | 2005-07-27 |
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