JPH0939774A - 作動液リザーバ - Google Patents

作動液リザーバ

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Publication number
JPH0939774A
JPH0939774A JP7210967A JP21096795A JPH0939774A JP H0939774 A JPH0939774 A JP H0939774A JP 7210967 A JP7210967 A JP 7210967A JP 21096795 A JP21096795 A JP 21096795A JP H0939774 A JPH0939774 A JP H0939774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
end surface
tubular portion
annular
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP7210967A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Ishiwatari
一郎 石渡
Yoshitaka Ichikawa
孔貴 市川
Tsuneyoshi Yamada
恒由 山田
Norio Iida
典男 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nabco Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nabco Ltd
Priority to JP7210967A priority Critical patent/JPH0939774A/ja
Publication of JPH0939774A publication Critical patent/JPH0939774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] キャップの組付け作業性を損ねることなく、
リザーバ本体の筒状部端面に変形が生じた場合でも作動
液の外部への漏れを確実に防止できる作動液リザーバを
提供すること。 [構成] 環状のシール部材25の外周部に、その下端
面は筒状部5の端面5aと隙間を介して対向し上端面は
キャップ26の内面に当接する環状板部分28と、外周
部の下端面に形成され筒状部5の端面5aに接触する断
面が略台形の環状突起29と、環状突起29の形成位置
に対応して外周部の上端面に形成される環状凹所31と
を形成することにより、筒状部5の端面5aに変形が生
じても環状突起29が追随変形してシール不良を防止
し、確実に液漏れを防止するとともに、キャップの組付
け作業性を損ねることもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等の液圧式ブレー
キシステムや液圧式クラッチシステムに使用される作動
液リザーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来の作動液リザーバ
は、例えば実公平4−2838号公報または特開平3−
243454号公報に示されるように、シール部材に設
けられキャップ内面とリザーバ本体の筒状部端面とによ
り挟持される外周部は、断面をほぼ矩形に形成されてお
り、キャップ取付時には、その外周部全体を圧縮変形さ
せ、筒状部の端面に対して全面的に弾接させるようにな
っている。
【0003】ところで、リザーバ本体は筒状部を含め合
成樹脂製であることから、型成形されることに起因して
筒状部の端面の平面精度を上げるにも限界があり、ま
た、使用時において熱劣化により筒状部の端面に変形が
生じ易いために、筒状部の端面が微妙にうねる等して所
望の平面に保たれなくなることが往々にしてある。そし
て、このような端面の変形は、キャップの取付け状態
で、シール部材の外周部を挟持するキャップ内面と筒状
部の端面との距離関係を不均一にして、シール部材の外
周部を筒状部の端面に弾接する力を局部的に弱めるよう
に作用する。
【0004】したがって、従来のものでは、シール部材
の外周部が局部的に圧縮変形され難い形状であることも
相まって、シール部材の外周部−筒状部の端面間に局部
的にシール力が低下した箇所が存在することとなり、作
動液リザーバに対して揺れや振動が加わったときに、リ
ザーバ本体内に貯えた作動液がシール部材−筒状部間の
シール力が低下した箇所を介して外部に漏れ出るという
問題を生ずる。
【0005】この問題を解決するにあたっては、シール
部材の外周部の肉厚を増し、キャップ取付け状態におけ
る外周部全体の圧縮変形量(いわゆる締め代)を大きく
することが考えられるが、このようにすると、シール部
材の外周部と筒状部の端面との接触面積が大きいため
に、キャップを回動させて筒状部を取り付けるときの抵
抗も増大してしまい、キャップの組付け作業性を悪化さ
せるという問題が新たに生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、キャップの組付作業性を損ねることな
く、リザーバ本体の筒状部端面に変形が生じた場合でも
作動液の外部への漏れを確実に防止できる作動液リザー
バを提供することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、内部に
作動液を貯える空間を形成した合成樹脂製のリザーバ本
体と、このリザーバ本体に形成されその内部を外部に連
通させる開口を有する筒状部と、この筒状部に対して回
動させることにより取り付けられ開口を覆うキャップ
と、このキャップと筒状部との間に配置され開口を介し
たリザーバ本体内外の連通を遮断可能なシール部材とを
備え、そのシール部材が、キャップ内面と筒状部の端面
とにより挟持される外周部を有する作動液リザーバにお
いて、前記シール部材の外周部には、一端面が筒状部の
端面に隙間を介して対向し他端面がキャップ内面に当接
する環状板部分と、この環状板部分の一端面に形成され
て、キャップの取り付けにより圧縮変形され筒状部の端
面よりも小さい面積をもってその端面に全周にわたって
弾接する環状突起とを形成し、さらに、外周部の前記他
端面には、環状突起の形成位置に対応させてキャップ側
へと撓みを許容する環状凹所を形成した作動液リザー
バ、によって達成される。
【0008】
【作用】キャップ取り付けにより筒状部の端面に弾接す
る環状突起は、圧縮変形される体積部分としては外周部
全体に比べ小さく、キャップ−筒状部端面間の距離の変
化に対応して微小かつ局部的な弾性変形が可能となるた
め、筒状部の端面に変形が生じてもそれに追随変形して
筒状部の端面に接合する。そしてこれに加え、環状突起
と筒状部の端面との接触面積も小さく、環状凹所の存在
により環状突起のキャップ側への変位も容易となるた
め、環状突起の高さを増して圧縮変形量(締め代)を増
大しても、キャップを回動させて取り付けるときの抵抗
が大きくならずに、環状突起がキャップからの押圧力を
受けて筒状部の端面に対して全周にわたり確実に弾接す
るようになり、シール部材の外周部−筒状部端面間のシ
ールが保証される。もって、キャップの組付け作業性を
阻害することなく、筒状部端面の変形に起因する作動液
の外部への液漏れを防止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例による作動液リザーバ
について図面を参照して説明する。
【0010】本発明の実施例による作動液リザーバは全
体として1で示され、液圧式ブレーキシステムに使用さ
れる。合成樹脂製のリザーバ本体2は上部本体3および
下部本体4からなり、両者で作動液を貯える内部空間S
を形成する。上部本体3の上方には、その内部空間Sを
外部に連通させる開口24を有する筒状部5が形成され
ており、また、この筒状部5から下方に向かって延びる
隔壁6が形成されている。さらに、隔壁6の途中にはそ
の内側方向に段部7を形成して筒状のガイド筒6aが形
成されており、この段部7にフィルタ8の下端部が当接
している。
【0011】下部本体4の底部中央部には上方に延び、
かつ上部本体3に形成されるガイド筒6aと同心的にガ
イド筒10が形成され、またその外周に隔壁9が形成さ
れており、これら隔壁9およびガイド筒10の上端は、
それぞれ隔壁6およびガイド筒6aの下面に近接して対
向している。また、ガイド筒10の内周面にはその直径
方向に隔てられたガイド片11が形成されており、この
ガイド片11にはフロート12が上下動可能に嵌入され
ている。フロート12はその下方部に磁石13を有して
おり、この磁石13付のフロート12と下部本体4の底
壁外面に一体形成される筒状支持部15の内部に収容さ
れるリードスイッチ14とにより、リザーバ本体2内の
液面検知装置が構成されている。すなわち、磁石13と
リードスイッチ14との間が所定距離に接近した際にこ
のリードスイッチ14を閉成し、それにより適当な警報
手段に出力信号が発せられるようになっている。
【0012】リザーバ本体2は上述した隔壁6、9によ
り3つの空間S1 、S2 およびS3 を形成し、さらに下
部本体4に形成される接続口17、18がグロメットシ
ール19、20を介してマスタシリンダ16の接続ボス
部21、22に接続される。
【0013】さらに、リザーバ本体2は筒状部5の端面
5aと合成樹脂から成るキャップ26の内面との間で、
本発明に係る弾性材料(例えば合成ゴム)から成る環状
のシール部材25の外周部を挟持することにより、開口
24を介したリザーバ本体2内外の連通を遮断可能とさ
れるのであるが、その詳細を図2ないし図4を参照して
説明する。
【0014】シール部材25外周部には、図2に示すよ
うに、その外周部の下端面は筒状部5の端面5aと隙間
を介して対向し、上端面はキャップ26の内面に当接す
る環状板部分28が形成されている。また、この環状板
部分28の下端面には環状突起29が形成されており、
この環状突起29は、キャップ26を筒状部5に対して
押しながら回動させてキャップ26内周の一部に形成さ
れる爪部を筒状部5の係合部に係合させて取り付ける
(いわゆるバヨネット結合)ことにより圧縮変形され、
筒状部5の端面5aよりも小さい面積をもって筒状部5
の端面5aに全周にわたって弾接するのであるが、筒状
部5の端面5aとの接触部分29aは、環状突起29の
環状板部分28側よりも幅が狭くなっている。すなわ
ち、環状突起29の断面形状は略台形として形成されて
いる。さらに、環状板部分28の上端面における環状突
起29の形成位置に対応する位置には、断面が略台形と
なる環状凹所31が形成されている。この環状凹所31
は、環状突起29がキャップ26の取付け時に圧縮変形
するときに環状突起29のキャップ26側への撓みを許
容するように形成されている。さらに、環状突起29よ
りも径内方側には、筒状部5におけるテーパ形状の開口
端縁5bに当接する断面形状が半円形の径方向位置決め
用凸部32が形成されている。
【0015】シール部材25の径内方側には、キャップ
26との間に空所27を区画して、筒状部5の開口24
全体を覆う膜状部33が設けられており、この中央部に
スリット30が形成されている。スリット30の周りは
環状の薄肉部34により囲まれており、キャップ26の
取付け時にシール部材25の外周部に回動力が加わって
も、この環状の薄肉部34が変形することによって膜状
部33のよじれを吸収し、よじれがスリット30側に拡
散するのを防止している。すなわち、スリット30がこ
のよじれにより開いた状態のままでキャップ26が取り
付けられるのを防止する。
【0016】また、キャップ26の内面の一部に細い溝
を設けることによって、シール部材25の外周部とキャ
ップ26との間には、空所27をキャップ26外部の大
気に連通させる通路35が形成されている。そして、こ
の通路35およびスリット30により、リザーバ本体2
の内部空間が大気圧に保たれ、マスタシリンダ16の作
動に伴う作動液の液面の上昇および下降が正常に行われ
る。さらに、キャップ26内面に形成される突起部42
は、キャップ26内面に対するシール部材25の位置決
めを行うようになっている。
【0017】次に、上述のような構成のシール部材25
をキャップ26と筒状部5との間に配置させて、キャッ
プ26を筒状部5に取り付けるときのシール部材25の
作用について説明する。
【0018】シール部材25は前もってキャップ26内
面に嵌め込まれた状態でキャップ26とともに筒状部5
に取り付けられる。このとき、シール部材25の径方向
位置決め用凸部32が筒状部5の開口端縁5bに当接す
ることにより、シール部材25の位置決めが行われる。
そして、キャップ26を筒状部5に対して押しながら回
動させると、環状突起29がキャップ26からの押圧力
を受けてキャップ26内面と筒状部5の端面5aとの間
で圧縮変形され、この端面5aよりも小さい面積をもっ
て全周にわたって弾接するのであるが、その圧縮変形さ
れる環状突起29はシール部材25の外周部と比べて小
さいので、キャップ26と筒状部5の端面5aとの間の
距離の変化に対応して微小かつ局所的な弾性変形が可能
となる。よって、筒状部5の端面に熱劣化による変形が
生じても、環状突起29がそれに追随して変形すること
ができ、筒状部5の端面5aに対して全周にわたって確
実に密着することができるので、筒状部5の端面5aの
変形に起因する作動液の外部への液漏れを防止すること
ができる。
【0019】さらに、環状突起29と筒状部5の端面5
aとの間の接触面積も小さく、また環状凹所31の存在
により、環状突起29のキャップ26側への撓み変形も
容易となるため、環状突起29の高さを増して圧縮変形
量(締め代)を増大しても、キャップを回動させて取り
付けるときの抵抗が大きくなることもないので、キャッ
プ26の組付け作業性が阻害されることもない。
【0020】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0021】例えば、以上の実施例においては液圧式ブ
レーキシステムに使用される作動液リザーバとして説明
したが、勿論、液圧式クラッチシステムにも適用可能で
ある。また以上の実施例において、通路35をキャップ
26内面に溝を設けて形成したが、シール部材25の外
周部に溝を設けて形成することも可能である。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明の作動液リザー
バによれば、リザーバ本体の筒状部端面に変形が生じて
も作動液が外部に漏れることはなく、また、シール部材
の締め代を大きくしているが、キャップの組付け作業性
が阻害されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す作動液リザーバの側断
面図である。
【図2】図1における要部の拡大図である。
【図3】本実施例におけるシール部材の側断面図であ
る。
【図4】図3における底面図である。
【符号の説明】
1 作動液リザーバ 2 リザーバ本体 5 筒状部 25 シール部材 26 キャップ 28 環状板部分 29 環状突起 31 環状凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 恒由 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 飯田 典男 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に作動液を貯える空間を形成した合
    成樹脂製のリザーバ本体と、このリザーバ本体に形成さ
    れその内部を外部に連通させる開口を有する筒状部と、
    この筒状部に対して回動させることにより取り付けられ
    開口を覆うキャップと、このキャップと筒状部との間に
    配置され開口を介したリザーバ本体内外の連通を遮断可
    能なシール部材とを備え、そのシール部材が、キャップ
    内面と筒状部の端面とにより挟持される外周部を有する
    作動液リザーバにおいて、前記シール部材の外周部に
    は、一端面が筒状部の端面に隙間を介して対向し他端面
    がキャップ内面に当接する環状板部分と、この環状板部
    分の一端面に形成されて、キャップの取り付けにより圧
    縮変形され筒状部の端面よりも小さい面積をもってその
    端面に全周にわたって弾接する環状突起とを形成し、さ
    らに、外周部の前記他端面には、環状突起の形成位置に
    対応させてキャップ側への撓みを許容する環状凹所を形
    成した作動液リザーバ。
  2. 【請求項2】 前記環状突起は、その先端に、環状板部
    分側よりも幅の狭い接触部分を有している請求項1に記
    載の作動液リザーバ。
  3. 【請求項3】 前記環状突起は、その断面形状を略台形
    として形成される請求項2に記載の作動液リザーバ。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は、前記外周部の径内方
    側に設けられ、キャップとの間に空所を区画して筒状部
    の開口全体を覆う膜状部を有し、キャップ内面と前記外
    周部との間に、前記空所を外部に連絡する通路を形成し
    た請求項1乃至3のいずれかに記載の作動液リザーバ。
  5. 【請求項5】 前記シール部材は、前記環状突起よりも
    径内方側に位置し、筒状部の開口端縁に当接する径方向
    位置決め用凸部を有している請求項1乃至4のいずれか
    に記載の作動液リザーバ。
JP7210967A 1995-07-27 1995-07-27 作動液リザーバ Pending JPH0939774A (ja)

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JP7210967A JPH0939774A (ja) 1995-07-27 1995-07-27 作動液リザーバ

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