JPH0940179A - 気体搬送装置 - Google Patents
気体搬送装置Info
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- JPH0940179A JPH0940179A JP19230495A JP19230495A JPH0940179A JP H0940179 A JPH0940179 A JP H0940179A JP 19230495 A JP19230495 A JP 19230495A JP 19230495 A JP19230495 A JP 19230495A JP H0940179 A JPH0940179 A JP H0940179A
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- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被搬送物が焼却残渣の如き、易気体搬送物と
難気体搬送物とが混合された状態にあるものでも、その
搬送状態にあって、難気体搬送物を易気体搬送物から分
離するとともに、所望の搬送終点まで易気体搬送物を気
体搬送でき、さらに、気体搬送を極めて簡単な構成で達
成できる気体搬送装置を得る。 【構成】 搬送起点より被搬送物を分離部12に導く起
点側搬送路11と、分離部12において分離される易気
体搬送物を搬送終点まで搬送する第1搬送路13と、分
離部12において分離される難気体搬送物を回収部7ま
で搬送する第2搬送路14とを備え、第2搬送路14
を、水平方向より傾いた傾斜姿勢に構成するとともに、
第2搬送路14の上端側に第1搬送路13の下端側を接
続して、接続部近傍を分離部12として構成し、第1搬
送路13の搬送終点側に、気体搬送用の吸引流を誘起す
る吸引機構16を備える。
難気体搬送物とが混合された状態にあるものでも、その
搬送状態にあって、難気体搬送物を易気体搬送物から分
離するとともに、所望の搬送終点まで易気体搬送物を気
体搬送でき、さらに、気体搬送を極めて簡単な構成で達
成できる気体搬送装置を得る。 【構成】 搬送起点より被搬送物を分離部12に導く起
点側搬送路11と、分離部12において分離される易気
体搬送物を搬送終点まで搬送する第1搬送路13と、分
離部12において分離される難気体搬送物を回収部7ま
で搬送する第2搬送路14とを備え、第2搬送路14
を、水平方向より傾いた傾斜姿勢に構成するとともに、
第2搬送路14の上端側に第1搬送路13の下端側を接
続して、接続部近傍を分離部12として構成し、第1搬
送路13の搬送終点側に、気体搬送用の吸引流を誘起す
る吸引機構16を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体粉粒体よりなる被
搬送物を搬送起点から搬送終点まで気体搬送する気体搬
送装置に関する。
搬送物を搬送起点から搬送終点まで気体搬送する気体搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の気体搬送装置において
は、被搬送物は、例えば粒度等が一定の範囲内に入るも
のからなっており、被搬送物の全量を、搬送起点から搬
送終点まで搬送するように構成されている。
は、被搬送物は、例えば粒度等が一定の範囲内に入るも
のからなっており、被搬送物の全量を、搬送起点から搬
送終点まで搬送するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、気体搬
送をおこないたい固体粉粒体よりなる被搬送物として、
気体搬送が容易な易気体搬送物と気体搬送が困難な難気
体搬送物が混在した状態にある被搬送物から、易気体搬
送物のみを分離して搬送終点まで気体搬送する必要があ
る場合がある。この様な搬送の例としては、ゴミ焼却炉
でゴミ焼却処理により生成される焼却残渣を、溶融処理
のために溶融炉に導く場合を挙げることができる。従
来、このような搬送系においては、クリンカ、カン、金
属固形物、石等の分離を、これら専用の篩い等の機械式
分離装置によっておこない、上記以外の残留物をコンベ
ア等で溶融炉に導いていた。焼却残渣に含まれる易気体
搬送物としては、焼却灰等を挙げることができ、難気体
搬送物としては、比較的大粒のクリンカ、カン等、さら
には、比較的粒度は小さいものの気体搬送には不向きな
金属固形物、石等を挙げることができる。このような易
気体搬送物と難気体搬送物とは、気体搬送性を異にする
搬送物と言えるが、比重や形状を等しくする粉粒体にあ
っては、粒径が大きくなるに従って難気体搬送性とな
る。また、形状、粒径の等しいものについては、比重が
大きい程難気体搬送性となる。これらを、焼却炉に備え
られる灰ピットから、溶融炉に、比較的簡便で有用な搬
送技術である気体搬送で導こうとすると、上述の難気体
搬送物を分離しながら、焼却灰を炉側に導く必要が生じ
る。しかしながら、従来、このような分離機能と気体搬
送機能とを共に、比較的簡単な機構構成で実現するもの
はなく、比較的複雑で高価な装置系でしか、これを実現
できなかった。図3に、従来のゴミ焼却残渣の分離・搬
送システムの構成を示した。同図に示すように、システ
ムは、焼却残渣200等の原料を供給する供給コンベア
111の搬出側に篩い112付の分離用ホッパー113
を備え、このホッパー113の排出側に振動フィーダ1
14等を備えて、焼却灰を主成分とする易気体搬送物を
所定部(図3に示す場合はホッパー116)に導いてい
た。さらに、篩い112によって分離された分離物は、
別途、所定の集積部115に集積処理される構造が取ら
れていた。この構造においては、上記の問題の他、比較
的目の詰まった篩いを用いる必要があるため、目詰まり
の問題、さらに、焼却残渣は篩いの金網を磨耗しやす
く、搬送システムに問題を発生しやすい等の問題があっ
た。従って、本発明の目的は、例え、被搬送物が焼却残
渣の如き、易気体搬送物と難気体搬送物とが混合された
状態にあるものであっても、その搬送状態にあって、難
気体搬送物を易気体搬送物から分離するとともに、所望
の搬送終点まで易気体搬送物を気体搬送でき、さらに、
気体搬送を極めて簡単な構成で達成できる気体搬送装置
を得ることにある。
送をおこないたい固体粉粒体よりなる被搬送物として、
気体搬送が容易な易気体搬送物と気体搬送が困難な難気
体搬送物が混在した状態にある被搬送物から、易気体搬
送物のみを分離して搬送終点まで気体搬送する必要があ
る場合がある。この様な搬送の例としては、ゴミ焼却炉
でゴミ焼却処理により生成される焼却残渣を、溶融処理
のために溶融炉に導く場合を挙げることができる。従
来、このような搬送系においては、クリンカ、カン、金
属固形物、石等の分離を、これら専用の篩い等の機械式
分離装置によっておこない、上記以外の残留物をコンベ
ア等で溶融炉に導いていた。焼却残渣に含まれる易気体
搬送物としては、焼却灰等を挙げることができ、難気体
搬送物としては、比較的大粒のクリンカ、カン等、さら
には、比較的粒度は小さいものの気体搬送には不向きな
金属固形物、石等を挙げることができる。このような易
気体搬送物と難気体搬送物とは、気体搬送性を異にする
搬送物と言えるが、比重や形状を等しくする粉粒体にあ
っては、粒径が大きくなるに従って難気体搬送性とな
る。また、形状、粒径の等しいものについては、比重が
大きい程難気体搬送性となる。これらを、焼却炉に備え
られる灰ピットから、溶融炉に、比較的簡便で有用な搬
送技術である気体搬送で導こうとすると、上述の難気体
搬送物を分離しながら、焼却灰を炉側に導く必要が生じ
る。しかしながら、従来、このような分離機能と気体搬
送機能とを共に、比較的簡単な機構構成で実現するもの
はなく、比較的複雑で高価な装置系でしか、これを実現
できなかった。図3に、従来のゴミ焼却残渣の分離・搬
送システムの構成を示した。同図に示すように、システ
ムは、焼却残渣200等の原料を供給する供給コンベア
111の搬出側に篩い112付の分離用ホッパー113
を備え、このホッパー113の排出側に振動フィーダ1
14等を備えて、焼却灰を主成分とする易気体搬送物を
所定部(図3に示す場合はホッパー116)に導いてい
た。さらに、篩い112によって分離された分離物は、
別途、所定の集積部115に集積処理される構造が取ら
れていた。この構造においては、上記の問題の他、比較
的目の詰まった篩いを用いる必要があるため、目詰まり
の問題、さらに、焼却残渣は篩いの金網を磨耗しやす
く、搬送システムに問題を発生しやすい等の問題があっ
た。従って、本発明の目的は、例え、被搬送物が焼却残
渣の如き、易気体搬送物と難気体搬送物とが混合された
状態にあるものであっても、その搬送状態にあって、難
気体搬送物を易気体搬送物から分離するとともに、所望
の搬送終点まで易気体搬送物を気体搬送でき、さらに、
気体搬送を極めて簡単な構成で達成できる気体搬送装置
を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明による請求項1に係わる気体搬送装置の特徴構
成は、被搬送物に、気体搬送が容易な易気体搬送物と困
難な難気体搬送物が含まれる場合に、搬送起点より被搬
送物を分離部に導く起点側搬送路と、分離部において分
離される易気体搬送物を搬送終点まで搬送する第1搬送
路と、分離部において分離される難気体搬送物を回収部
まで搬送する第2搬送路とを備え、第2搬送路を、水平
方向より傾いた傾斜姿勢に構成するとともに、第2搬送
路の上端側に第1搬送路の下端側を接続して、接続部近
傍を分離部として構成し、第1搬送路の搬送終点側に、
気体搬送用の吸引流を誘起する吸引機構を備えたことに
ある。さらに、前記請求項1に係わる気体搬送装置の特
徴構成において、水平方向に対して傾斜して配設される
単一の直管の中間部位に、前記起点側搬送路を接続し、
接続部近傍を前記分離部として構成するとともに、前記
分離部より下側に位置する直管部を前記第2搬送路とし
て、前記分離部より上側に位置する直管部を前記第1搬
送路として構成することが好ましい。これが、本願の請
求項2に係わる気体搬送装置の特徴構成である。さら
に、請求項1または請求項2に係わる気体搬送装置にお
いて、吸引機構に吸引流の流量を設定自在な流量設定機
構を備えることがさらに好ましい。これが、本願の請求
項3に係わる気体搬送装置の特徴構成である。さらに、
請求項1、2、または3に係わる気体搬送装置におい
て、前記被搬送物が、前記易気体搬送物としての焼却灰
を含む焼却残渣であることが好ましい。これが、請求項
4に係わる気体搬送装置の特徴構成である。そして、そ
れらの作用・効果は次の通りである。
の本発明による請求項1に係わる気体搬送装置の特徴構
成は、被搬送物に、気体搬送が容易な易気体搬送物と困
難な難気体搬送物が含まれる場合に、搬送起点より被搬
送物を分離部に導く起点側搬送路と、分離部において分
離される易気体搬送物を搬送終点まで搬送する第1搬送
路と、分離部において分離される難気体搬送物を回収部
まで搬送する第2搬送路とを備え、第2搬送路を、水平
方向より傾いた傾斜姿勢に構成するとともに、第2搬送
路の上端側に第1搬送路の下端側を接続して、接続部近
傍を分離部として構成し、第1搬送路の搬送終点側に、
気体搬送用の吸引流を誘起する吸引機構を備えたことに
ある。さらに、前記請求項1に係わる気体搬送装置の特
徴構成において、水平方向に対して傾斜して配設される
単一の直管の中間部位に、前記起点側搬送路を接続し、
接続部近傍を前記分離部として構成するとともに、前記
分離部より下側に位置する直管部を前記第2搬送路とし
て、前記分離部より上側に位置する直管部を前記第1搬
送路として構成することが好ましい。これが、本願の請
求項2に係わる気体搬送装置の特徴構成である。さら
に、請求項1または請求項2に係わる気体搬送装置にお
いて、吸引機構に吸引流の流量を設定自在な流量設定機
構を備えることがさらに好ましい。これが、本願の請求
項3に係わる気体搬送装置の特徴構成である。さらに、
請求項1、2、または3に係わる気体搬送装置におい
て、前記被搬送物が、前記易気体搬送物としての焼却灰
を含む焼却残渣であることが好ましい。これが、請求項
4に係わる気体搬送装置の特徴構成である。そして、そ
れらの作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】つまり、本願の請求項1に係わる気体搬送装置
においては、被搬送物は分離部まで起点側搬送路を介し
て、易気体搬送物と難気体搬送物とが混在したまま、搬
送されてくる。そして、分離部に到った被搬送物の内、
気体搬送が容易な易気体搬送物は、吸引機構により生成
される第1搬送路内の気体搬送流に乗って、搬送終点ま
で導かれる。一方、難気体搬送物は、傾斜姿勢にある第
2搬送路内を下方に落下し、回収部に回収される。ここ
では、第2搬送路が水平方向に対して傾斜姿勢に構成さ
れるとともに、吸引機構が第1搬送路の搬送終点側に位
置されることにより、上記の分離機能と搬送機能を共に
達成することができる。さらに、本願の請求項2に係わ
る気体搬送装置においては、単一直管の中間部位に起点
側搬送路が接続されて、この接続部位より上部側の部位
が前述の第1搬送路として、下部側の部位が前述の第2
搬送路として構成される。当然、この直管は水平に対し
て傾いて配設され、前述の分離機能と搬送機能を果たせ
る。さらに、単一の直管のみにより第1搬送路、第2搬
送路を構成することができるため、構成が簡単となると
ともに、搬送物の滞留、詰まり等の問題を起こすことも
ない。さらに、本願の請求項3に係わる気体搬送装置に
おいては、吸引機構に、その吸引流量が設定自在な流量
設定機構が備えられる。先に説明したように、基本的に
は吸引流により易気体搬送物が搬送終点側へ、難気体搬
送物を回収部へ導くことが可能となっているが、装置に
投入される被搬送物の性状は変化する。本願装置に於け
る易気体搬送物と難気体搬送物との区分けは、吸引流の
流量に依存する。従って、この項に係わる気体搬送装置
にあっては、例えば、被搬送物として比較的気体搬送が
容易な軽量の灰に、小さな金属固形物が多い場合は、そ
の吸引流量を低下設定して、灰のみを効率的に分離搬送
する。一方、被搬送物として比較的重量のある灰に、比
較的大粒の石を含む場合は、その吸引流量を多めに設定
して、効率的な分離搬送をおこなうのである。即ち、こ
の流量設定機構により、吸引流の流量を易気体搬送物を
気体搬送でき、難気体搬送物を搬送しえない流量に適切
に設定して、被搬送物の分離と搬送を良好に、行い得る
のである。さらに、請求項4に係わる気体搬送装置にお
いては、焼却残渣を取り扱う場合に、容易に気体搬送可
能な易気体搬送物としての焼却灰等を、前述した、クリ
ンカ、石、罐等から分離して、例えば溶融炉に導いて、
所定の用に供することができる。
においては、被搬送物は分離部まで起点側搬送路を介し
て、易気体搬送物と難気体搬送物とが混在したまま、搬
送されてくる。そして、分離部に到った被搬送物の内、
気体搬送が容易な易気体搬送物は、吸引機構により生成
される第1搬送路内の気体搬送流に乗って、搬送終点ま
で導かれる。一方、難気体搬送物は、傾斜姿勢にある第
2搬送路内を下方に落下し、回収部に回収される。ここ
では、第2搬送路が水平方向に対して傾斜姿勢に構成さ
れるとともに、吸引機構が第1搬送路の搬送終点側に位
置されることにより、上記の分離機能と搬送機能を共に
達成することができる。さらに、本願の請求項2に係わ
る気体搬送装置においては、単一直管の中間部位に起点
側搬送路が接続されて、この接続部位より上部側の部位
が前述の第1搬送路として、下部側の部位が前述の第2
搬送路として構成される。当然、この直管は水平に対し
て傾いて配設され、前述の分離機能と搬送機能を果たせ
る。さらに、単一の直管のみにより第1搬送路、第2搬
送路を構成することができるため、構成が簡単となると
ともに、搬送物の滞留、詰まり等の問題を起こすことも
ない。さらに、本願の請求項3に係わる気体搬送装置に
おいては、吸引機構に、その吸引流量が設定自在な流量
設定機構が備えられる。先に説明したように、基本的に
は吸引流により易気体搬送物が搬送終点側へ、難気体搬
送物を回収部へ導くことが可能となっているが、装置に
投入される被搬送物の性状は変化する。本願装置に於け
る易気体搬送物と難気体搬送物との区分けは、吸引流の
流量に依存する。従って、この項に係わる気体搬送装置
にあっては、例えば、被搬送物として比較的気体搬送が
容易な軽量の灰に、小さな金属固形物が多い場合は、そ
の吸引流量を低下設定して、灰のみを効率的に分離搬送
する。一方、被搬送物として比較的重量のある灰に、比
較的大粒の石を含む場合は、その吸引流量を多めに設定
して、効率的な分離搬送をおこなうのである。即ち、こ
の流量設定機構により、吸引流の流量を易気体搬送物を
気体搬送でき、難気体搬送物を搬送しえない流量に適切
に設定して、被搬送物の分離と搬送を良好に、行い得る
のである。さらに、請求項4に係わる気体搬送装置にお
いては、焼却残渣を取り扱う場合に、容易に気体搬送可
能な易気体搬送物としての焼却灰等を、前述した、クリ
ンカ、石、罐等から分離して、例えば溶融炉に導いて、
所定の用に供することができる。
【0006】
【発明の効果】従って、たとえ、被搬送物が焼却残渣の
如き、易気体搬送物と難気体搬送物とが混合された状態
にあるものであっても、被搬送物から、その搬送状態に
あって、難気体搬送物を分離するとともに、所望の搬送
終点まで易気体搬送物を気体搬送できる気体搬送装置を
得ることができた。ここで、固体粉粒体を含んだ排ガス
等から固体粉粒体を分離して排ガスのみを、搬送下手側
へ送るサイクロンとの比較をすると、サイクロンは分離
部において主に、遠心力により固体粉粒体を分離するも
のであり、本願は、基本的には吸引流の搬送能力に依存
した分離をおこなうものであることが異なる。そして、
本願のほうが、格段に構造が簡単である。そして、請求
項2に係わる構成を採用する場合は、単一直管で第1、
第2搬送路を構成するため、装置構成が、大幅に簡略化
されるとともに、メンテナンス容易で、詰まり等の問題
を起こし難い効果を備えることとなる。さらに、請求項
3に係わる構成を採用する場合は、被搬送物の状態に応
じて吸引流の流量を適切に設定しながら、所望の分離、
搬送機能を発揮できるようになった。さらに、請求項4
に係わる構成を採用する場合は、焼却残渣の取扱が容易
となった。
如き、易気体搬送物と難気体搬送物とが混合された状態
にあるものであっても、被搬送物から、その搬送状態に
あって、難気体搬送物を分離するとともに、所望の搬送
終点まで易気体搬送物を気体搬送できる気体搬送装置を
得ることができた。ここで、固体粉粒体を含んだ排ガス
等から固体粉粒体を分離して排ガスのみを、搬送下手側
へ送るサイクロンとの比較をすると、サイクロンは分離
部において主に、遠心力により固体粉粒体を分離するも
のであり、本願は、基本的には吸引流の搬送能力に依存
した分離をおこなうものであることが異なる。そして、
本願のほうが、格段に構造が簡単である。そして、請求
項2に係わる構成を採用する場合は、単一直管で第1、
第2搬送路を構成するため、装置構成が、大幅に簡略化
されるとともに、メンテナンス容易で、詰まり等の問題
を起こし難い効果を備えることとなる。さらに、請求項
3に係わる構成を採用する場合は、被搬送物の状態に応
じて吸引流の流量を適切に設定しながら、所望の分離、
搬送機能を発揮できるようになった。さらに、請求項4
に係わる構成を採用する場合は、焼却残渣の取扱が容易
となった。
【0007】
【実施例】ゴミ焼却炉1で生成される焼却残渣を、焼却
炉1から溶融炉2まで搬送する場合に、本願の気体搬送
装置3を使用する場合について、図1に基づいて説明す
る。この例の場合は、被搬送物としてのゴミ焼却残渣
は、灰コンベア4によって装置の入口5部位(この部位
が実質上搬送起点となっている)に投入され、装置を経
た後、クリンカ、カン等が回収される第1回収部6、金
属、石等の小型固形物が回収される第2回収部7と溶融
炉2に投入される焼却灰等が搬送回収されるホッパー8
(この部位が実質上搬送終点となっている)との3ケ所
に、夫々、分離されて搬送、回収される。
炉1から溶融炉2まで搬送する場合に、本願の気体搬送
装置3を使用する場合について、図1に基づいて説明す
る。この例の場合は、被搬送物としてのゴミ焼却残渣
は、灰コンベア4によって装置の入口5部位(この部位
が実質上搬送起点となっている)に投入され、装置を経
た後、クリンカ、カン等が回収される第1回収部6、金
属、石等の小型固形物が回収される第2回収部7と溶融
炉2に投入される焼却灰等が搬送回収されるホッパー8
(この部位が実質上搬送終点となっている)との3ケ所
に、夫々、分離されて搬送、回収される。
【0008】以下、さらに詳細に装置の構成について、
被搬送物であるゴミ焼却残渣の移動経路に沿って説明す
る。図1に示すように、気体搬送装置3は、投入路9、
分離装置10、下降傾斜路として構成される起点側搬送
路11、分離部12、第1搬送路13、ホッパー8を、
灰の搬送順路に沿って備えている。前記分離装置10の
下手には前述の第1回収部6が備えられている。前記分
離部12の下手には、第2搬送路14を介して前述の第
2回収部7が備えられている。ここで、第2回収部7
は、図示するように閉構造の箱として構成されており、
金属、石等の小型固形物が底面側に回収される。さら
に、この部位には、前記第2搬送路14とは別に、気体
取り入れ口15が設けられており、この気体搬送装置3
に備えられる吸引機構(具体的には吸引ブロア16)に
よって、この気体取り入れ口15から、第2回収部7、
第2搬送路14、第1搬送路13、吸引ブロア16に渡
る搬送流が誘起される。この吸引ブロア16には、流量
設定用のダンパ16aが備えられており、このダンパ1
6aにより搬送流量は、第1搬送路13において前述の
易気体搬送物である焼却灰等を、小径のクリンカ、石、
金属等から分離して、この路13を介してホッパ8側に
搬送できる量に設定される。従って、このダンパ16a
は、流量設定機構となっている。こういった流量設定機
構としては、吸引ブロア16の回転数設定機構(図外)
も、この役割を果たす。ここで、吸引ブロア16の代わ
りに、吹き込み型のブロアを、例えば、図1に於けるA
部位に設けることも可能である。ただし、この構造を採
用する場合は、起点側搬送路11に於ける搬送状態を不
安定にしたり、ゴミ焼却残渣に含まれる埃等を装置外に
吹き出す等の問題を生じる場合もあり、前記の吸引型の
ものが好ましい。
被搬送物であるゴミ焼却残渣の移動経路に沿って説明す
る。図1に示すように、気体搬送装置3は、投入路9、
分離装置10、下降傾斜路として構成される起点側搬送
路11、分離部12、第1搬送路13、ホッパー8を、
灰の搬送順路に沿って備えている。前記分離装置10の
下手には前述の第1回収部6が備えられている。前記分
離部12の下手には、第2搬送路14を介して前述の第
2回収部7が備えられている。ここで、第2回収部7
は、図示するように閉構造の箱として構成されており、
金属、石等の小型固形物が底面側に回収される。さら
に、この部位には、前記第2搬送路14とは別に、気体
取り入れ口15が設けられており、この気体搬送装置3
に備えられる吸引機構(具体的には吸引ブロア16)に
よって、この気体取り入れ口15から、第2回収部7、
第2搬送路14、第1搬送路13、吸引ブロア16に渡
る搬送流が誘起される。この吸引ブロア16には、流量
設定用のダンパ16aが備えられており、このダンパ1
6aにより搬送流量は、第1搬送路13において前述の
易気体搬送物である焼却灰等を、小径のクリンカ、石、
金属等から分離して、この路13を介してホッパ8側に
搬送できる量に設定される。従って、このダンパ16a
は、流量設定機構となっている。こういった流量設定機
構としては、吸引ブロア16の回転数設定機構(図外)
も、この役割を果たす。ここで、吸引ブロア16の代わ
りに、吹き込み型のブロアを、例えば、図1に於けるA
部位に設けることも可能である。ただし、この構造を採
用する場合は、起点側搬送路11に於ける搬送状態を不
安定にしたり、ゴミ焼却残渣に含まれる埃等を装置外に
吹き出す等の問題を生じる場合もあり、前記の吸引型の
ものが好ましい。
【0009】前記第1搬送路13は、前記分離部12の
上部側に備えられており、上部側に位置する搬送終点側
に、バクフィルター17を備えた鉛直拡大筒状部18を
備えている。そして、前記バグフィルター17の下流側
に、前述の吸引ブロア16が備えられている。前記鉛直
拡大筒状部18の下部位置には、溶融炉2に接続される
ホッパー8が備えられている。図示するように、前述の
第1搬送路13と第2搬送路14とは、水平方向に対し
て傾斜して配設される単一の直管100に於ける特定の
部位として構成されており、この単一直管100の中間
部位に、起点側搬送路11が接続され、この接続部近傍
が分離部12として構成されている。従って、分離部1
2より下側に位置する直管部が前記第2搬送路14とし
て、分離部12より上側に位置する直管部が第1搬送路
13として構成されている。
上部側に備えられており、上部側に位置する搬送終点側
に、バクフィルター17を備えた鉛直拡大筒状部18を
備えている。そして、前記バグフィルター17の下流側
に、前述の吸引ブロア16が備えられている。前記鉛直
拡大筒状部18の下部位置には、溶融炉2に接続される
ホッパー8が備えられている。図示するように、前述の
第1搬送路13と第2搬送路14とは、水平方向に対し
て傾斜して配設される単一の直管100に於ける特定の
部位として構成されており、この単一直管100の中間
部位に、起点側搬送路11が接続され、この接続部近傍
が分離部12として構成されている。従って、分離部1
2より下側に位置する直管部が前記第2搬送路14とし
て、分離部12より上側に位置する直管部が第1搬送路
13として構成されている。
【0010】以下、本願の気体搬送装置に、ゴミ焼却残
渣を投入した場合の動作について説明する。気体搬送装
置3を運転する状態においては、吸引ブロア16は運転
状態に維持される。気体搬送装置入口5より投入された
ゴミ焼却残渣は、分離装置10上に落下して分散され、
大径のクリンカ、カン等が第1回収部6に回収される。
分離装置10を通過した通過物は、起点側搬送路11を
経て分離部12に導かれる。分離部12に到った被搬送
物の内、気体搬送が容易な焼却灰等は、第1搬送路13
を上昇移動し、鉛直拡大筒状部18に到達する。ここ
で、比較的重量のある焼却灰はホッパー8内に落下、堆
積する。一方、非常に微細な埃等は、バクフィルター1
7に補足される。さらに、分離部12において、小型の
粒状物ではあるものの比較的重量のある金属、石等の難
気体搬送物は、第2搬送路14を落下し、第2回収部7
に回収される。また、このような金属、石等に付着して
いる焼却灰等も、これらの落下に伴って、金属、石等か
ら分離されるため、本願の装置においては充分な分離機
能を発揮できる。
渣を投入した場合の動作について説明する。気体搬送装
置3を運転する状態においては、吸引ブロア16は運転
状態に維持される。気体搬送装置入口5より投入された
ゴミ焼却残渣は、分離装置10上に落下して分散され、
大径のクリンカ、カン等が第1回収部6に回収される。
分離装置10を通過した通過物は、起点側搬送路11を
経て分離部12に導かれる。分離部12に到った被搬送
物の内、気体搬送が容易な焼却灰等は、第1搬送路13
を上昇移動し、鉛直拡大筒状部18に到達する。ここ
で、比較的重量のある焼却灰はホッパー8内に落下、堆
積する。一方、非常に微細な埃等は、バクフィルター1
7に補足される。さらに、分離部12において、小型の
粒状物ではあるものの比較的重量のある金属、石等の難
気体搬送物は、第2搬送路14を落下し、第2回収部7
に回収される。また、このような金属、石等に付着して
いる焼却灰等も、これらの落下に伴って、金属、石等か
ら分離されるため、本願の装置においては充分な分離機
能を発揮できる。
【0011】〔別実施例〕本願の別実施例を以下に説明
する。 (イ) 上記の実施例においては、ゴミ焼却残渣を処理
する場合に、起点側搬送路11の入口部位に分離装置1
0を備えて気体搬送装置を構成したが、大型のクリン
カ、カン等が混入され難い場合は、図2に示すような構
成とすることができる。図示する例は、先に示した従来
技術に対応したシステムを構成した例である。この例の
場合は、ゴミ焼却残渣が、原料受けホッパー21に投入
された後、振動フィダー22によって定量毎に切りわけ
られて、鉛直方向に配設される起点側搬送路11に送り
込まれる。この搬送路11の下端部が前述の実施例と同
様に分離部12とされている。そして、この分離部12
よりも下部に位置する配管部が第2搬送路14を、上部
に位置する配管部が第1搬送路13を構成している。第
2搬送路14は、水平方向から傾斜して配設されてい
る。第2搬送路14の下部には、分離物受けホッパー2
3が備えられるとともに、第1搬送路13の下流側にバ
グフィルター17を備えたホッパー8が備えられてい
る。この場合もまた、搬送吸引用の吸引ブロアー16及
び流量設定用のダンパ16aが備えられている。さら
に、第2搬送路14の上部側に振動装置24が備えら
れ、この部位14に堆積することがある難気体搬送物の
分離物受けホッパー23側へ落下を促進する構造が採用
されている。
する。 (イ) 上記の実施例においては、ゴミ焼却残渣を処理
する場合に、起点側搬送路11の入口部位に分離装置1
0を備えて気体搬送装置を構成したが、大型のクリン
カ、カン等が混入され難い場合は、図2に示すような構
成とすることができる。図示する例は、先に示した従来
技術に対応したシステムを構成した例である。この例の
場合は、ゴミ焼却残渣が、原料受けホッパー21に投入
された後、振動フィダー22によって定量毎に切りわけ
られて、鉛直方向に配設される起点側搬送路11に送り
込まれる。この搬送路11の下端部が前述の実施例と同
様に分離部12とされている。そして、この分離部12
よりも下部に位置する配管部が第2搬送路14を、上部
に位置する配管部が第1搬送路13を構成している。第
2搬送路14は、水平方向から傾斜して配設されてい
る。第2搬送路14の下部には、分離物受けホッパー2
3が備えられるとともに、第1搬送路13の下流側にバ
グフィルター17を備えたホッパー8が備えられてい
る。この場合もまた、搬送吸引用の吸引ブロアー16及
び流量設定用のダンパ16aが備えられている。さら
に、第2搬送路14の上部側に振動装置24が備えら
れ、この部位14に堆積することがある難気体搬送物の
分離物受けホッパー23側へ落下を促進する構造が採用
されている。
【0012】(ロ) 上記の実施例においては、第1搬
送路と第2搬送路の主要部を、共に、傾斜配置される直
管の一部部位として構成したが、両者の傾斜度は異なっ
ていてもよい。即ち、分離したい易気体搬送物と難気体
搬送物との関係において、充分な気体搬送状態が得られ
るように、第1搬送路を比較的穏やかな傾斜姿勢(比較
的水平に近い)に、第2搬送路を大きな傾斜姿勢(比較
的鉛直に近い)に設定してもよい。この場合は、被搬送
物に含まれる物の性状に対応して、各路の傾斜度を変更
することにより、吸引ブロアの能力を充分引き出せる搬
送構造を得ることができる。 (ハ) 上記の実施例においては、起点側搬送路の入口
部位に分離装置を設けて、大粒物の除去をおこなった
が、こういった分離装置の他に、分離装置としては、目
皿や格子状の篩等の機械式分離装置を備えておいてもよ
い。さらに、この設置位置としては、分離部に対して、
その上流側であれば、いかなる位置にあってもよい。
送路と第2搬送路の主要部を、共に、傾斜配置される直
管の一部部位として構成したが、両者の傾斜度は異なっ
ていてもよい。即ち、分離したい易気体搬送物と難気体
搬送物との関係において、充分な気体搬送状態が得られ
るように、第1搬送路を比較的穏やかな傾斜姿勢(比較
的水平に近い)に、第2搬送路を大きな傾斜姿勢(比較
的鉛直に近い)に設定してもよい。この場合は、被搬送
物に含まれる物の性状に対応して、各路の傾斜度を変更
することにより、吸引ブロアの能力を充分引き出せる搬
送構造を得ることができる。 (ハ) 上記の実施例においては、起点側搬送路の入口
部位に分離装置を設けて、大粒物の除去をおこなった
が、こういった分離装置の他に、分離装置としては、目
皿や格子状の篩等の機械式分離装置を備えておいてもよ
い。さらに、この設置位置としては、分離部に対して、
その上流側であれば、いかなる位置にあってもよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本願の気体搬送装置の構成を示す図
【図2】本願の気体搬送装置の別構成例を示す図
【図3】ゴミ焼却残渣の分離・搬送システムの従来構成
を示す図
を示す図
7 回収部 11 起点側搬送路 12 分離部 13 第1搬送路 14 第2搬送路 100 直管
Claims (4)
- 【請求項1】 固体粉粒体よりなる被搬送物を搬送起点
から搬送終点まで気体搬送する気体搬送装置であって、 前記被搬送物に、気体搬送が容易な易気体搬送物と困難
な難気体搬送物が含まれる場合に、 前記搬送起点より前記被搬送物を分離部(12)に導く
起点側搬送路(11)と、前記分離部(12)において
分離される前記易気体搬送物を前記搬送終点まで搬送す
る第1搬送路(13)と、前記分離部(12)において
分離される前記難気体搬送物を回収部(7)まで搬送す
る第2搬送路(14)とを備え、 前記第2搬送路(14)を、水平方向より傾いた傾斜姿
勢に構成するとともに、前記第2搬送路(14)の上端
側に前記第1搬送路(13)の下端側を接続して、接続
部近傍を前記分離部(12)として構成し、 前記第1搬送路(13)の搬送終点側に、気体搬送用の
吸引流を誘起する吸引機構(16)を備えた気体搬送装
置。 - 【請求項2】 水平方向に対して傾斜して配設される単
一の直管(100)の中間部位に、前記起点側搬送路
(11)を接続し、接続部近傍を前記分離部(12)と
して構成するとともに、前記分離部(12)より下側に
位置する直管部を前記第2搬送路(14)として、前記
分離部(12)より上側に位置する直管部を前記第1搬
送路(13)として構成した請求項1記載の気体搬送装
置。 - 【請求項3】 前記吸引機構(16)に前記吸引流の流
量を設定自在な流量設定機構を備えた請求項1又は2記
載の気体搬送装置。 - 【請求項4】 前記被搬送物が、前記易気体搬送物とし
ての焼却灰を含む焼却残渣である請求項1、2又は3記
載の気体搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19230495A JPH0940179A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 気体搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19230495A JPH0940179A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 気体搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940179A true JPH0940179A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16289053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19230495A Pending JPH0940179A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 気体搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0940179A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002059083A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-26 | Sato Ayako | 空き缶破砕物分別装置 |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP19230495A patent/JPH0940179A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002059083A (ja) * | 2000-08-18 | 2002-02-26 | Sato Ayako | 空き缶破砕物分別装置 |
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