JPH0940436A - 線引された光ファイバの冷却装置 - Google Patents
線引された光ファイバの冷却装置Info
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- JPH0940436A JPH0940436A JP19389095A JP19389095A JPH0940436A JP H0940436 A JPH0940436 A JP H0940436A JP 19389095 A JP19389095 A JP 19389095A JP 19389095 A JP19389095 A JP 19389095A JP H0940436 A JPH0940436 A JP H0940436A
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- cooling gas
- cooling
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/02—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
- C03B37/025—Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor from reheated softened tubes, rods, fibres or filaments, e.g. drawing fibres from preforms
- C03B37/027—Fibres composed of different sorts of glass, e.g. glass optical fibres
- C03B37/02718—Thermal treatment of the fibre during the drawing process, e.g. cooling
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- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 外部の空気を巻き込むことなく冷却ガスを高
い流速で流し、光ファイバを効率よく冷却する。光ファ
イバの線引速度を高め、生産性を向上させる。 【解決手段】 線引された光ファイバ15が通過する通路
33の上下方向の中間部に冷却ガスを内部に吹き込む上下
2段に吹き込み口47、49を有している。上段の吹き込み
口47は冷却ガスを上方に向けて吹き出す。下段の吹き込
み口49は冷却ガスを下方に向けて吹き出す。上段および
下段の吹き込み口47、49は隙間の大きさが調節可能であ
り、これにより上下の冷却ガスの流量をバランスさせ
る。
い流速で流し、光ファイバを効率よく冷却する。光ファ
イバの線引速度を高め、生産性を向上させる。 【解決手段】 線引された光ファイバ15が通過する通路
33の上下方向の中間部に冷却ガスを内部に吹き込む上下
2段に吹き込み口47、49を有している。上段の吹き込み
口47は冷却ガスを上方に向けて吹き出す。下段の吹き込
み口49は冷却ガスを下方に向けて吹き出す。上段および
下段の吹き込み口47、49は隙間の大きさが調節可能であ
り、これにより上下の冷却ガスの流量をバランスさせ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバ母材か
ら線引された光ファイバの冷却装置に関するものであ
る。
ら線引された光ファイバの冷却装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバの製造方法の一例を図
5に示す。この方法は、加熱炉11で加熱された光ファ
イバ母材13から垂直下方に光ファイバ15を引き出
し、その光ファイバ15を外径測定器17、冷却装置1
9、樹脂被覆ダイ21、樹脂硬化炉23に順次通して、
一次被覆を有する光ファイバを製造するものである。樹
脂硬化炉23を出た光ファイバ15はプーリー25で方
向変換して図示しない引取装置に引き取られる。
5に示す。この方法は、加熱炉11で加熱された光ファ
イバ母材13から垂直下方に光ファイバ15を引き出
し、その光ファイバ15を外径測定器17、冷却装置1
9、樹脂被覆ダイ21、樹脂硬化炉23に順次通して、
一次被覆を有する光ファイバを製造するものである。樹
脂硬化炉23を出た光ファイバ15はプーリー25で方
向変換して図示しない引取装置に引き取られる。
【0003】光ファイバに被覆する樹脂としては一般に
紫外線硬化型の樹脂が使用される。樹脂を被覆する時に
光ファイバの温度が高いと、樹脂の粘度が低下して、光
ファイバ表面に樹脂を均一に被覆することができないた
め、光ファイバに十分な強度を持たせることができな
い。このため線引直後の高温の光ファイバ25を冷却装
置19に通し、樹脂被覆ダイ21に達するまでの間に、
樹脂被覆に適した温度まで冷却することが行われてい
る。
紫外線硬化型の樹脂が使用される。樹脂を被覆する時に
光ファイバの温度が高いと、樹脂の粘度が低下して、光
ファイバ表面に樹脂を均一に被覆することができないた
め、光ファイバに十分な強度を持たせることができな
い。このため線引直後の高温の光ファイバ25を冷却装
置19に通し、樹脂被覆ダイ21に達するまでの間に、
樹脂被覆に適した温度まで冷却することが行われてい
る。
【0004】図5における冷却装置19は、線引直後の
光ファイバ15を筒体に通し、筒体の中に下から上へ熱
伝導性の良好な冷却ガス(ヘリウムなど)を流すことに
より、光ファイバの冷却を行うものである。
光ファイバ15を筒体に通し、筒体の中に下から上へ熱
伝導性の良好な冷却ガス(ヘリウムなど)を流すことに
より、光ファイバの冷却を行うものである。
【0005】図6は従来の光ファイバの製造方法の他の
例を示す。図5の方法と異なる点は光ファイバ15の冷
却に渦流式の冷却装置27を使用していることである。
この冷却装置27は、線引直後の光ファイバ15のまわ
りに冷却ガスの渦流を発生させ、その冷却ガスの渦流に
より光ファイバ15を効率よく冷却しようとするもので
ある(特開昭60−65747号公報)。冷却ガスとし
ては冷却効率を高めるため液体窒素を気化させて得られ
る低温ガスが使用される。
例を示す。図5の方法と異なる点は光ファイバ15の冷
却に渦流式の冷却装置27を使用していることである。
この冷却装置27は、線引直後の光ファイバ15のまわ
りに冷却ガスの渦流を発生させ、その冷却ガスの渦流に
より光ファイバ15を効率よく冷却しようとするもので
ある(特開昭60−65747号公報)。冷却ガスとし
ては冷却効率を高めるため液体窒素を気化させて得られ
る低温ガスが使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5で使用している冷
却装置は、筒体内を冷却ガスが下から上へ流している
が、筒体の下端から外部空気を吸い込むため、光ファイ
バの冷却効率を高めることが困難である。光ファイバの
冷却効率が低いと、光ファイバの線引速度を上げること
ができないため、生産性の向上が図れない。
却装置は、筒体内を冷却ガスが下から上へ流している
が、筒体の下端から外部空気を吸い込むため、光ファイ
バの冷却効率を高めることが困難である。光ファイバの
冷却効率が低いと、光ファイバの線引速度を上げること
ができないため、生産性の向上が図れない。
【0007】また図6で使用している冷却装置は、図5
のものより冷却効率が高いが、冷却ガスが渦流となって
上から下へ流れるときに光ファイバの周囲の熱せられた
空気を巻き込んでしまうため、冷却ガスとして低温ガス
や熱伝導性のよいガスを使用したとしても、高い冷却効
率を得るにはかなり大量の冷却ガスを必要とし、不経済
である。また冷却ガスの流量を多くすると、光ファイバ
の振動が大きくなるという問題もある。また高い冷却効
率を得るためには冷却ガスとして低温ガスを使用するこ
とが有効であるが、渦流冷却方式で低温ガスを使用する
と、周囲から巻き込んだ空気の中の水分が結露して光フ
ァイバに付着し、光ファイバの性能、強度を著しく低下
させるという問題もある。
のものより冷却効率が高いが、冷却ガスが渦流となって
上から下へ流れるときに光ファイバの周囲の熱せられた
空気を巻き込んでしまうため、冷却ガスとして低温ガス
や熱伝導性のよいガスを使用したとしても、高い冷却効
率を得るにはかなり大量の冷却ガスを必要とし、不経済
である。また冷却ガスの流量を多くすると、光ファイバ
の振動が大きくなるという問題もある。また高い冷却効
率を得るためには冷却ガスとして低温ガスを使用するこ
とが有効であるが、渦流冷却方式で低温ガスを使用する
と、周囲から巻き込んだ空気の中の水分が結露して光フ
ァイバに付着し、光ファイバの性能、強度を著しく低下
させるという問題もある。
【0008】本発明の目的は、外部の空気を巻き込むこ
となく光ファイバを効率よく冷却でき、光ファイバの線
引速度をより高めることが可能な光ファイバの冷却装置
を提供することにある。
となく光ファイバを効率よく冷却でき、光ファイバの線
引速度をより高めることが可能な光ファイバの冷却装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による光ファイバ
の冷却装置は、光ファイバ母材から線引された光ファイ
バが内部を通過する垂直な筒状体を備え、この筒状体
は、上下方向の中間部に冷却ガスを内部に吹き込む吹き
込み口を上下2段に有していて、上端および下端が冷却
ガスの排出口となっており、上段の吹き込み口は冷却ガ
スを上方に向けて吹き出すように形成され、下段の吹き
込み口は冷却ガスを下方に向けて吹き出すように形成さ
れ、かつ上段および下段の吹き込み口の少なくとも一方
は流体抵抗が調節可能になっていることを特徴とするも
のである。
の冷却装置は、光ファイバ母材から線引された光ファイ
バが内部を通過する垂直な筒状体を備え、この筒状体
は、上下方向の中間部に冷却ガスを内部に吹き込む吹き
込み口を上下2段に有していて、上端および下端が冷却
ガスの排出口となっており、上段の吹き込み口は冷却ガ
スを上方に向けて吹き出すように形成され、下段の吹き
込み口は冷却ガスを下方に向けて吹き出すように形成さ
れ、かつ上段および下段の吹き込み口の少なくとも一方
は流体抵抗が調節可能になっていることを特徴とするも
のである。
【0010】この装置は、上段の吹き込み口から吹き込
まれた冷却ガスを上方に流して筒状体の上端から排出
し、下段の吹き込み口から吹き込まれた冷却ガスを下方
に流して筒状体の下端から排出することにより、外部か
らの空気の巻き込みをなくした状態で、光ファイバを冷
却するものである。
まれた冷却ガスを上方に流して筒状体の上端から排出
し、下段の吹き込み口から吹き込まれた冷却ガスを下方
に流して筒状体の下端から排出することにより、外部か
らの空気の巻き込みをなくした状態で、光ファイバを冷
却するものである。
【0011】しかしこのような冷却ガスの流れをつくり
出すと、上段と下段の吹き込み口の間が負圧になるた
め、上段と下段の吹き込み口から出る冷却ガスの流量が
バランスしていないと、一方の吹き込み口から吹き込ま
れた冷却ガスが他方の吹き込み口の方へ吸い寄せられ、
結局冷却ガスの流れが一方向になって、外部空気の吸い
込みが発生してしまう場合がある。
出すと、上段と下段の吹き込み口の間が負圧になるた
め、上段と下段の吹き込み口から出る冷却ガスの流量が
バランスしていないと、一方の吹き込み口から吹き込ま
れた冷却ガスが他方の吹き込み口の方へ吸い寄せられ、
結局冷却ガスの流れが一方向になって、外部空気の吸い
込みが発生してしまう場合がある。
【0012】本発明においては、上段および下段の吹き
込み口の少なくとも一方が流体抵抗を調節できるように
なっているので、流体抵抗の調節により上段および下段
の吹き込み口から吹き込まれる冷却ガスの流量をバラン
スさせることができる。したがって冷却ガスの上方への
流れと下方への流れを確実につくり出すことができ、外
部空気の吸い込みのない効率のよい光ファイバの冷却が
行える。
込み口の少なくとも一方が流体抵抗を調節できるように
なっているので、流体抵抗の調節により上段および下段
の吹き込み口から吹き込まれる冷却ガスの流量をバラン
スさせることができる。したがって冷却ガスの上方への
流れと下方への流れを確実につくり出すことができ、外
部空気の吸い込みのない効率のよい光ファイバの冷却が
行える。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を
示す。この冷却装置は、光ファイバ母材から線引された
光ファイバ15が通過する垂直な通路33を有してい
る。この通路33は、上部筒体35と、中間筒体37
と、下部筒体39とで構成されている。
参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を
示す。この冷却装置は、光ファイバ母材から線引された
光ファイバ15が通過する垂直な通路33を有してい
る。この通路33は、上部筒体35と、中間筒体37
と、下部筒体39とで構成されている。
【0014】中間筒体37は中心に光ファイバ15の通
路33を有し、上端部および下端部の外周面がそれぞれ
凸型のテーパー面41A、41Bとなっているものであ
る。中間筒体37の長さは上部筒体35および下部筒体
39より出来るだけ短くすることが望ましい。
路33を有し、上端部および下端部の外周面がそれぞれ
凸型のテーパー面41A、41Bとなっているものであ
る。中間筒体37の長さは上部筒体35および下部筒体
39より出来るだけ短くすることが望ましい。
【0015】上部筒体35は中心に光ファイバ15の通
路33を有し、下端部の内周面が凹型のテーパー面43
となっているものである。この凹型テーパー面43は中
間筒体37の上端部の凸型テーパー面39Aと対向して
おり、両テーパー面39A、43間の円錐状の隙間が上
段の冷却ガス吹き込み口47を構成している。つまり上
段の吹き込み口47は冷却ガスを通路33の上方に向け
て吹き出すように形成されている。
路33を有し、下端部の内周面が凹型のテーパー面43
となっているものである。この凹型テーパー面43は中
間筒体37の上端部の凸型テーパー面39Aと対向して
おり、両テーパー面39A、43間の円錐状の隙間が上
段の冷却ガス吹き込み口47を構成している。つまり上
段の吹き込み口47は冷却ガスを通路33の上方に向け
て吹き出すように形成されている。
【0016】下部筒体39は中心に光ファイバ15の通
路33を有し、上端部の内周面が凹型のテーパー面45
となっているものである。この凹型テーパー面45は中
間筒体37の下端部の凸型テーパー面41Bと対向して
おり、両テーパー面39B、45間の円錐状の隙間が下
段の冷却ガス吹き込み口49を構成している。つまり下
段の吹き込み口49は冷却ガスを通路33の下方に向け
て吹き出すように形成されている。
路33を有し、上端部の内周面が凹型のテーパー面45
となっているものである。この凹型テーパー面45は中
間筒体37の下端部の凸型テーパー面41Bと対向して
おり、両テーパー面39B、45間の円錐状の隙間が下
段の冷却ガス吹き込み口49を構成している。つまり下
段の吹き込み口49は冷却ガスを通路33の下方に向け
て吹き出すように形成されている。
【0017】中間筒体37は、その外周に設けられた外
部筒体51と一体に形成されている。外部筒体51の上
端側には上部筒体35の下半部がねじ部53によりねじ
結合されており、かつ外部筒体51の内周面と上部筒体
35の外周面との間はOリング55により気密に保たれ
ている。また外部筒体51の下端側には下部筒体39の
上半部がねじ部57によりねじ結合されており、かつ外
部筒体51の内周面と下部筒体35の外周面との間はO
リング59により気密に保たれている。
部筒体51と一体に形成されている。外部筒体51の上
端側には上部筒体35の下半部がねじ部53によりねじ
結合されており、かつ外部筒体51の内周面と上部筒体
35の外周面との間はOリング55により気密に保たれ
ている。また外部筒体51の下端側には下部筒体39の
上半部がねじ部57によりねじ結合されており、かつ外
部筒体51の内周面と下部筒体35の外周面との間はO
リング59により気密に保たれている。
【0018】外部筒体51は冷却ガスの供給口61と、
供給口61から供給された冷却ガスを全周に回り込ませ
る主ガス溜まり63を有している。また外部筒体51と
上部筒体35の下端部外周との間は上部ガス溜まり65
となっている。この上部ガス溜まり65は、主ガス溜ま
り63と連通し、かつ上段の吹き込み口47と連通して
いる。さらに外部筒体51と下部筒体39の上端部外周
との間は下部ガス溜まり67となっている。この下部ガ
ス溜まり67は、主ガス溜まり63と連通し、かつ下段
の吹き込み口49と連通している。
供給口61から供給された冷却ガスを全周に回り込ませ
る主ガス溜まり63を有している。また外部筒体51と
上部筒体35の下端部外周との間は上部ガス溜まり65
となっている。この上部ガス溜まり65は、主ガス溜ま
り63と連通し、かつ上段の吹き込み口47と連通して
いる。さらに外部筒体51と下部筒体39の上端部外周
との間は下部ガス溜まり67となっている。この下部ガ
ス溜まり67は、主ガス溜まり63と連通し、かつ下段
の吹き込み口49と連通している。
【0019】したがって供給口61から供給された冷却
ガスの一部は、主ガス溜まり63、上部ガス溜まり6
5、上段の吹き込み口47を経て通路33内に上方に向
けて吹き込まれ、残りは主ガス溜まり63、下部ガス溜
まり67、下段の吹き込み口49を経て通路33内に下
方に向けて吹き込まれることになる。上段および下段の
吹き込み口47、49の中心軸線に対するテーパー角は
15°程度にすることが望ましい。このテーパー角が大
きいと光ファイバ15に横方向から当たる冷却ガスの圧
力が大きくなり、振動を生じさせる要因となる。
ガスの一部は、主ガス溜まり63、上部ガス溜まり6
5、上段の吹き込み口47を経て通路33内に上方に向
けて吹き込まれ、残りは主ガス溜まり63、下部ガス溜
まり67、下段の吹き込み口49を経て通路33内に下
方に向けて吹き込まれることになる。上段および下段の
吹き込み口47、49の中心軸線に対するテーパー角は
15°程度にすることが望ましい。このテーパー角が大
きいと光ファイバ15に横方向から当たる冷却ガスの圧
力が大きくなり、振動を生じさせる要因となる。
【0020】ところで、上記のような冷却ガスの流れを
つくり出すためには、上段および下段の吹き込み口4
7、49の隙間を小さくして、吹き込み口47、49を
通過する冷却ガスの流速を高める必要がある。具体的に
は吹き込み口47、49の隙間の大きさを0.05mm
程度にして、その部分での圧力損失を0.1〜0.2M
Pa程度にするとよい。
つくり出すためには、上段および下段の吹き込み口4
7、49の隙間を小さくして、吹き込み口47、49を
通過する冷却ガスの流速を高める必要がある。具体的に
は吹き込み口47、49の隙間の大きさを0.05mm
程度にして、その部分での圧力損失を0.1〜0.2M
Pa程度にするとよい。
【0021】しかし、吹き込み口47、49の隙間をこ
のように小さくすると、装置を組み立てた状態で、上段
と下段の吹き込み口47、49に冷却ガスを均等に流す
ことが困難である。このため例えば図2に示すように上
段の吹き込み口47の冷却ガスの流量が下段の吹き込み
口49の冷却ガスの流量より多い(又は流速が高い)場
合には、上段の吹き込み口47の背後が強い負圧になる
ため、下段の吹き込み口49から出た冷却ガスが、そこ
に吸い寄せられる。その結果、冷却ガスの下方への流れ
がなくなり、下部筒体39の下端からの外部空気の吸い
込みが発生してしまう。
のように小さくすると、装置を組み立てた状態で、上段
と下段の吹き込み口47、49に冷却ガスを均等に流す
ことが困難である。このため例えば図2に示すように上
段の吹き込み口47の冷却ガスの流量が下段の吹き込み
口49の冷却ガスの流量より多い(又は流速が高い)場
合には、上段の吹き込み口47の背後が強い負圧になる
ため、下段の吹き込み口49から出た冷却ガスが、そこ
に吸い寄せられる。その結果、冷却ガスの下方への流れ
がなくなり、下部筒体39の下端からの外部空気の吸い
込みが発生してしまう。
【0022】この装置は、このような不都合をなくすた
め、外部筒体51と上部筒体35、外部筒体51と下部
筒体39をねじ結合して、上部筒体35および下部筒体
39の中間筒体37に対する軸線方向の位置を調節可能
にすることにより、上段の吹き込み口47および下段の
吹き込み口49の隙間の大きさ(流体抵抗)を調節でき
るようにしてある。したがって例えば図2のような現象
が起きた場合には、上部筒体35および下部筒体39の
ねじ込み量を調節して(いずれか一方の調節でも可)、
上段の吹き込み口47の隙間を小さくし、下段の吹き込
み口49の隙間を大きくすることにより、両吹き込み口
47、49の流量をバランスさせることができる。
め、外部筒体51と上部筒体35、外部筒体51と下部
筒体39をねじ結合して、上部筒体35および下部筒体
39の中間筒体37に対する軸線方向の位置を調節可能
にすることにより、上段の吹き込み口47および下段の
吹き込み口49の隙間の大きさ(流体抵抗)を調節でき
るようにしてある。したがって例えば図2のような現象
が起きた場合には、上部筒体35および下部筒体39の
ねじ込み量を調節して(いずれか一方の調節でも可)、
上段の吹き込み口47の隙間を小さくし、下段の吹き込
み口49の隙間を大きくすることにより、両吹き込み口
47、49の流量をバランスさせることができる。
【0023】なお図1において、69は上部筒体35の
上端付近の圧力をモニターする圧力検出器、71は下部
筒体39の下端付近の圧力をモニターする圧力検出器、
73は上部筒体35、外部筒体51および下部筒体39
の外周を覆う断熱材である。圧力検出器69、71を設
けておくと、圧力をモニターしながら、上部筒体35お
よび下部筒体39のねじ込み量をフィードバック制御す
ることができる。また断熱材73は、冷却ガスとして低
温ガスを使用する場合に、結露を防止するために設けら
れる。
上端付近の圧力をモニターする圧力検出器、71は下部
筒体39の下端付近の圧力をモニターする圧力検出器、
73は上部筒体35、外部筒体51および下部筒体39
の外周を覆う断熱材である。圧力検出器69、71を設
けておくと、圧力をモニターしながら、上部筒体35お
よび下部筒体39のねじ込み量をフィードバック制御す
ることができる。また断熱材73は、冷却ガスとして低
温ガスを使用する場合に、結露を防止するために設けら
れる。
【0024】図3は図1の冷却装置(本発明)と図5の
冷却装置(従来)の、光ファイバの冷却効率の比較を示
すグラフである。これによれば、本発明の冷却装置の方
が光ファイバへの熱伝達率が高く、したがって冷却効率
が高いことが分かる。図3は冷却ガスが室温の空気の場
合であるが、冷却ガスとして低温の空気を使用すれば冷
却効率をさらに向上させることができる。
冷却装置(従来)の、光ファイバの冷却効率の比較を示
すグラフである。これによれば、本発明の冷却装置の方
が光ファイバへの熱伝達率が高く、したがって冷却効率
が高いことが分かる。図3は冷却ガスが室温の空気の場
合であるが、冷却ガスとして低温の空気を使用すれば冷
却効率をさらに向上させることができる。
【0025】図4は本発明の他の実施形態を示す。この
冷却装置が図1の装置と大きく異なる点は、上部筒体が
固定上部筒体35Aと可動上部筒体35Bに分離されて
いることと、下部筒体が固定下部筒体39Aと可動下部
筒体39Bに分離されていることである。固定上部筒体
35Aは外部筒体51の上端にねじ止め等により固定さ
れており、可動上部筒体35Bは固定上部筒体35Aの
下にコイルばね75を介して上下動可能に支持されてい
る。また固定下部筒体39Aは外部筒体51の下端にね
じ止め等により固定されており、可動下部筒体39Bは
固定下部筒体39Aの上にコイルばね77を介して上下
動可能に支持されている。それ以外の構成は図1の装置
と同じであるので、同一部分には同一符号を付してあ
る。
冷却装置が図1の装置と大きく異なる点は、上部筒体が
固定上部筒体35Aと可動上部筒体35Bに分離されて
いることと、下部筒体が固定下部筒体39Aと可動下部
筒体39Bに分離されていることである。固定上部筒体
35Aは外部筒体51の上端にねじ止め等により固定さ
れており、可動上部筒体35Bは固定上部筒体35Aの
下にコイルばね75を介して上下動可能に支持されてい
る。また固定下部筒体39Aは外部筒体51の下端にね
じ止め等により固定されており、可動下部筒体39Bは
固定下部筒体39Aの上にコイルばね77を介して上下
動可能に支持されている。それ以外の構成は図1の装置
と同じであるので、同一部分には同一符号を付してあ
る。
【0026】冷却ガスの流れも図1の装置と同様である
が、この装置は、可動上部筒体35Bおよび可動下部筒
体39Bがそれぞれコイルばね75、77により上下動
可能になっているため、次のように動作する。例えば上
段の吹き込み口47の隙間が小さすぎるときは圧力損失
が大きくなり、上部ガス溜まり65の圧力が上昇する。
その圧力により可動上部筒体35Bが上方へ移動し、上
段の吹き込み口47の隙間が大きくなることにより上部
ガス溜まり65の圧力は適当な値にバランスする。下段
の吹き込み口49の隙間が小さすぎるときも同様に動作
する。したがって自動的に冷却ガスの吹き込み量をバラ
ンスさせることができる。
が、この装置は、可動上部筒体35Bおよび可動下部筒
体39Bがそれぞれコイルばね75、77により上下動
可能になっているため、次のように動作する。例えば上
段の吹き込み口47の隙間が小さすぎるときは圧力損失
が大きくなり、上部ガス溜まり65の圧力が上昇する。
その圧力により可動上部筒体35Bが上方へ移動し、上
段の吹き込み口47の隙間が大きくなることにより上部
ガス溜まり65の圧力は適当な値にバランスする。下段
の吹き込み口49の隙間が小さすぎるときも同様に動作
する。したがって自動的に冷却ガスの吹き込み量をバラ
ンスさせることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部の空気を巻き込むことなく冷却ガスを高い流速で流す
ことができるので、光ファイバを効率よく冷却すること
ができる。したがって光ファイバの線引速度を高め、生
産性を向上させることができる。
部の空気を巻き込むことなく冷却ガスを高い流速で流す
ことができるので、光ファイバを効率よく冷却すること
ができる。したがって光ファイバの線引速度を高め、生
産性を向上させることができる。
【図1】 本発明の冷却装置の一実施形態を示す断面
図。
図。
【図2】 上下2段に冷却ガス吹き込み口を設けた冷却
装置の問題点を示す説明図。
装置の問題点を示す説明図。
【図3】 図1の冷却装置と従来の冷却装置の冷却効率
を示すグラフ。
を示すグラフ。
【図4】 本発明の冷却ガスの他の実施形態を示す断面
図。
図。
【図5】 従来の光ファイバの製造方法の一例を示す説
明図。
明図。
【図6】 従来の光ファイバの製造方法の他の例を示す
説明図。
説明図。
15:光ファイバ 33:通路 35:上部筒体 37:中間筒体 39:下部筒体 41A、41B:凸型テーパー面 43、45:凹型テーパー面 47:上段の吹き込み口 49:下段の吹き込み口 51:外部筒体 53、57:ねじ部 55、59:Oリング 61:冷却ガス供給口 63:主ガス溜まり 65:上部ガス溜まり 67:下部ガス溜まり
Claims (2)
- 【請求項1】光ファイバ母材から線引された光ファイバ
が内部を通過する垂直な筒状体を備え、この筒状体は、
上下方向の中間部に冷却ガスを内部に吹き込む吹き込み
口を上下2段に有していて、上端および下端が冷却ガス
の排出口となっており、上段の吹き込み口は冷却ガスを
上方に向けて吹き出すように形成され、下段の吹き込み
口は冷却ガスを下方に向けて吹き出すように形成され、
かつ上段および下段の吹き込み口の少なくとも一方は流
体抵抗が調節可能になっていることを特徴とする線引さ
れた光ファイバの冷却装置。 - 【請求項2】中心に光ファイバの通路を有し、上端部と
下端部の外周面が凸型テーパー面となっている中間筒体
と、 中心に光ファイバの通路を有し、下端部の内周面が前記
中間筒体の上端部の凸型テーパー面と対向する凹型テー
パー面となっている上部筒体と、 中心に光ファイバの通路を有し、上端部の内周面が前記
中間筒体の下端部の凸型テーパー面と対向する凹型テー
パー面となっている下部筒体とを備え、 中間筒体の上端部の凸型テーパー面と上部筒体の下端部
の凹型テーパー面との間が上段の冷却ガス吹き込み口と
なっており、 中間筒体の下端部の凸型テーパー面と下部筒体の上端部
の凹型テーパー面との間が下段の冷却ガス吹き込み口と
なっており、 上部筒体および下部筒体の少なくとも一方は、中間筒体
に対し軸線方向の位置が調節可能になっている、 ことを特徴とする線引された光ファイバの冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19389095A JPH0940436A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 線引された光ファイバの冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19389095A JPH0940436A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 線引された光ファイバの冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940436A true JPH0940436A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16315449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19389095A Pending JPH0940436A (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 線引された光ファイバの冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0940436A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015218069A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ冷却装置及び光ファイバ製造方法 |
| JP2017036184A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 株式会社フジクラ | 光ファイバ素線の製造方法 |
| WO2019044703A1 (ja) * | 2017-08-28 | 2019-03-07 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバの製造方法 |
| US20220112117A1 (en) * | 2018-03-13 | 2022-04-14 | Corning Incorporated | Method and apparatus for reclaiming gas in a fiber draw furnace |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19389095A patent/JPH0940436A/ja active Pending
Cited By (10)
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|---|---|---|---|---|
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| CN109362229A (zh) * | 2015-08-11 | 2019-02-19 | 株式会社藤仓 | 光纤素线的制造方法 |
| US10427969B2 (en) | 2015-08-11 | 2019-10-01 | Fujikura Ltd. | Method of manufacturing optical fiber |
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