JPH094069A - エキスパンションジョイント - Google Patents
エキスパンションジョイントInfo
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- JPH094069A JPH094069A JP15646495A JP15646495A JPH094069A JP H094069 A JPH094069 A JP H094069A JP 15646495 A JP15646495 A JP 15646495A JP 15646495 A JP15646495 A JP 15646495A JP H094069 A JPH094069 A JP H094069A
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- spring
- bolt
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 隣接する躯体間隙を閉塞し、両躯体変動に対
応してこれを吸収でき、施工のより一層の簡便性、固着
の確実性、固着状態の安定性を追求したエキスパンショ
ンジョイントを提供する。 【構成】 漸次傾斜し、ボルト挿通孔1dを有した傾斜
突片1cと、係止部1bを突設した固定部材1を躯体A
に固着し、固定部材2を隣接躯体Bに固着し、両固定部
材間にホルダー3を跨がせ、ホルダー3は天板部3aの
一部を傾斜突片1cと対向する傾斜連結面3bとし、該
面内にボルト挿通孔3cを設け、両側に側片部3d,3
eを折曲形成してなり、側片部3d先端の係合部3fを
係止部1bに係合させると共に、傾斜突片1cと傾斜連
結面3b間にばね5を介装してボルト4固定してホルダ
ー3を固定部材1に連結し、ホルダー3の外側にカバー
体6を被覆してカバー体中間部をホルダー3に止着し
た。
応してこれを吸収でき、施工のより一層の簡便性、固着
の確実性、固着状態の安定性を追求したエキスパンショ
ンジョイントを提供する。 【構成】 漸次傾斜し、ボルト挿通孔1dを有した傾斜
突片1cと、係止部1bを突設した固定部材1を躯体A
に固着し、固定部材2を隣接躯体Bに固着し、両固定部
材間にホルダー3を跨がせ、ホルダー3は天板部3aの
一部を傾斜突片1cと対向する傾斜連結面3bとし、該
面内にボルト挿通孔3cを設け、両側に側片部3d,3
eを折曲形成してなり、側片部3d先端の係合部3fを
係止部1bに係合させると共に、傾斜突片1cと傾斜連
結面3b間にばね5を介装してボルト4固定してホルダ
ー3を固定部材1に連結し、ホルダー3の外側にカバー
体6を被覆してカバー体中間部をホルダー3に止着し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の隣接する躯体
間隙を閉塞し、両躯体変動に対応してこれを吸収できる
ようにしたエキスパンションジョイントに関する。
間隙を閉塞し、両躯体変動に対応してこれを吸収できる
ようにしたエキスパンションジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】建造物の躯体間隙、例えば、壁と壁、屋
根と屋根、その他の隣接平行状面間、或いは隣接交叉状
面間の間隙を、剛体を直接固定することによって被閉す
るようにした場合、建造物の膨張や収縮、地盤変化など
による躯体の変動(ずれ)に対応できなくなってしま
う。このような点を考慮して、例えば、断面略W字状の
ばね部材の両端部を対向する躯体端部にそれぞれ固定す
る一方、ばね部材のW形中間部にカバ−部材の裏面側を
嵌合止着し、ばね圧を利用してカバ−部材が躯体側に圧
接させるようにすると共に、躯体間の変動をばね部材で
吸収しようとするエキスパンションジョイントが公知で
ある。また、このようなW形のばねとは異なって、両躯
体端部にそれぞれボルトを立設し、このボルトにばねを
介してホルダーを連結し、このホルダーにカバー体を被
着させるようにした構成も提案されている。
根と屋根、その他の隣接平行状面間、或いは隣接交叉状
面間の間隙を、剛体を直接固定することによって被閉す
るようにした場合、建造物の膨張や収縮、地盤変化など
による躯体の変動(ずれ)に対応できなくなってしま
う。このような点を考慮して、例えば、断面略W字状の
ばね部材の両端部を対向する躯体端部にそれぞれ固定す
る一方、ばね部材のW形中間部にカバ−部材の裏面側を
嵌合止着し、ばね圧を利用してカバ−部材が躯体側に圧
接させるようにすると共に、躯体間の変動をばね部材で
吸収しようとするエキスパンションジョイントが公知で
ある。また、このようなW形のばねとは異なって、両躯
体端部にそれぞれボルトを立設し、このボルトにばねを
介してホルダーを連結し、このホルダーにカバー体を被
着させるようにした構成も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
如きエキスパンションジョイントは、W形の両端を固定
してあるため、その弾性応力を受けて中央部がW形上方
に付勢されやすく、この中央部にカバー体が止着してあ
るので、若干の外圧を受けてカバー体の端縁部が躯体面
から離反しやすかった。この場合、風がカバー体側縁か
ら内部に吹き込み、風圧によってカバー体があおられる
おそれがあり、止着部がカバー体の裏面中央部であるた
め、止着部が風圧を受けて離脱してしまっても確認し得
ない不都合もあった。また、W形の弾性変形の許容範囲
が小さいため変形巾が限定され、しかもW形上下方向へ
の変動に対してはばねが損傷しやすく、躯体間隙の長手
方向への摺動はほとんど吸収できないなどの問題点があ
った。後者の如きエキスパンションジョイントは、1本
のホルダーの両側を2本のボルトで支持しているもので
あるため、変動巾が2本相互の規制を受けると共に、各
ボルトとボルト支持部との噛み合いを受けて損傷する場
合があり、しかも躯体間隙の長手方向への摺動は吸収で
きないなどの問題点があった。
如きエキスパンションジョイントは、W形の両端を固定
してあるため、その弾性応力を受けて中央部がW形上方
に付勢されやすく、この中央部にカバー体が止着してあ
るので、若干の外圧を受けてカバー体の端縁部が躯体面
から離反しやすかった。この場合、風がカバー体側縁か
ら内部に吹き込み、風圧によってカバー体があおられる
おそれがあり、止着部がカバー体の裏面中央部であるた
め、止着部が風圧を受けて離脱してしまっても確認し得
ない不都合もあった。また、W形の弾性変形の許容範囲
が小さいため変形巾が限定され、しかもW形上下方向へ
の変動に対してはばねが損傷しやすく、躯体間隙の長手
方向への摺動はほとんど吸収できないなどの問題点があ
った。後者の如きエキスパンションジョイントは、1本
のホルダーの両側を2本のボルトで支持しているもので
あるため、変動巾が2本相互の規制を受けると共に、各
ボルトとボルト支持部との噛み合いを受けて損傷する場
合があり、しかも躯体間隙の長手方向への摺動は吸収で
きないなどの問題点があった。
【0004】本発明は、上記欠点を解消すると共に、施
工のより一層の簡便性、固着の確実性、固着状態の安定
性を追求し、かつ風圧等によって離脱するおそれがな
く、さらに躯体間の狭広いずれにおいても躯体間の変動
を十分に吸収でき、特に躯体間隙内外(奥行)方向と躯
体間隙長手方向の変動も十分に吸収できるようなエキス
パンションジョイントを提供せんとするものである。
工のより一層の簡便性、固着の確実性、固着状態の安定
性を追求し、かつ風圧等によって離脱するおそれがな
く、さらに躯体間の狭広いずれにおいても躯体間の変動
を十分に吸収でき、特に躯体間隙内外(奥行)方向と躯
体間隙長手方向の変動も十分に吸収できるようなエキス
パンションジョイントを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエキスパンションジョイントは、間隙を有
した隣接躯体部に固着した固定部材の内、一の固定部材
の躯体間隙側部分の躯体間隙内方部位にボルト支持用の
傾斜突片を突設し、この傾斜突片は先端ほど漸次躯体間
隙奥方に傾斜させ、上記傾斜突片よりも外方部位に係止
部を形成し、一の固定部材の上記係止部に係合する係合
部を一端部に有すると共に他の固定部材の固定面に当接
する他端部を有すると共に、中間部に上記傾斜突片と対
向状の傾斜連結面を有するホルダーを配設し、上記傾斜
突片と上記ホルダーの傾斜連結面とをばねを介装して連
結し、躯体間隙を跨いで両躯体部に亘るカバー体を上記
ホルダーの外側に被せ、カバー体をホルダーに止着して
なる構成を有したものとしたことを特徴とするものであ
る。
に、本発明のエキスパンションジョイントは、間隙を有
した隣接躯体部に固着した固定部材の内、一の固定部材
の躯体間隙側部分の躯体間隙内方部位にボルト支持用の
傾斜突片を突設し、この傾斜突片は先端ほど漸次躯体間
隙奥方に傾斜させ、上記傾斜突片よりも外方部位に係止
部を形成し、一の固定部材の上記係止部に係合する係合
部を一端部に有すると共に他の固定部材の固定面に当接
する他端部を有すると共に、中間部に上記傾斜突片と対
向状の傾斜連結面を有するホルダーを配設し、上記傾斜
突片と上記ホルダーの傾斜連結面とをばねを介装して連
結し、躯体間隙を跨いで両躯体部に亘るカバー体を上記
ホルダーの外側に被せ、カバー体をホルダーに止着して
なる構成を有したものとしたことを特徴とするものであ
る。
【0006】上記ホルダーの両端部がカバー体の両側部
に至らない大きさとなるようにホルダーとカバー体の巾
を異ならせると共に、カバー体の中間部をホルダーに止
着する構成とすることができる。また、上記突片は固定
部材と一体成形して形成することができ、また、別部材
として形成し、この突片基端部を固定部材の突片形成個
所に予め形成してある嵌着溝に嵌着するようにすること
もでき、嵌着をスライド可能でかつ突出方向に抜け外れ
ない嵌着構成とすることができる。
に至らない大きさとなるようにホルダーとカバー体の巾
を異ならせると共に、カバー体の中間部をホルダーに止
着する構成とすることができる。また、上記突片は固定
部材と一体成形して形成することができ、また、別部材
として形成し、この突片基端部を固定部材の突片形成個
所に予め形成してある嵌着溝に嵌着するようにすること
もでき、嵌着をスライド可能でかつ突出方向に抜け外れ
ない嵌着構成とすることができる。
【0007】ホルダー端部の係合部と固定部材の係止部
の係合は、ホルダー端部の延出方向には抜け外れないと
共に躯体間隙巾方向に適角度で回転可能となるように構
成するのが好ましい。ホルダーは、両端部を折曲し、少
なくとも他の固定部材側のホルダー端部は、先端を折返
し状に形成した折返し端部とすることができる。ホルダ
ーのボルト挿通面は適度な巾をもった凹面として形成す
るのが好ましい。上記一の固定部材には、突片の躯体間
隙奥側内方の固定部材部分に防水シートの一端を止着す
るシート止着部を設け、他の固定部材の躯体間隙側端部
に防水シートの他端部を止着するシート止着部を設ける
ことができる。
の係合は、ホルダー端部の延出方向には抜け外れないと
共に躯体間隙巾方向に適角度で回転可能となるように構
成するのが好ましい。ホルダーは、両端部を折曲し、少
なくとも他の固定部材側のホルダー端部は、先端を折返
し状に形成した折返し端部とすることができる。ホルダ
ーのボルト挿通面は適度な巾をもった凹面として形成す
るのが好ましい。上記一の固定部材には、突片の躯体間
隙奥側内方の固定部材部分に防水シートの一端を止着す
るシート止着部を設け、他の固定部材の躯体間隙側端部
に防水シートの他端部を止着するシート止着部を設ける
ことができる。
【0008】ホルダーと突片との連結は、ばねをコイル
状の圧縮ばねとし、その両端部には適度な大きさの螺子
を螺合可能となるように、ばねの線径が螺子のねじ溝と
合致するように形成してなり、上記傾斜突片と傾斜連結
面との間にばねを介在させると共に、該突片と該連結面
の両外側からばね両端部に螺子を螺着することにより行
うことができる。また、一端にボルト頭を有し、先端部
においてボルト軸との直交軸に軸止してボルト軸方向及
び直交方向に回転自在としてなる止め羽根を有したボル
トを、傾斜突片又は傾斜連結面のいずれかを通した状態
でボルト軸に圧縮ばねを装着し、その上で他の傾斜連結
面又は傾斜突片に挿通の上、止め羽根を直交状に回転さ
せて傾斜連結面又は突片に係止させることにより連結す
ることなども可能である。
状の圧縮ばねとし、その両端部には適度な大きさの螺子
を螺合可能となるように、ばねの線径が螺子のねじ溝と
合致するように形成してなり、上記傾斜突片と傾斜連結
面との間にばねを介在させると共に、該突片と該連結面
の両外側からばね両端部に螺子を螺着することにより行
うことができる。また、一端にボルト頭を有し、先端部
においてボルト軸との直交軸に軸止してボルト軸方向及
び直交方向に回転自在としてなる止め羽根を有したボル
トを、傾斜突片又は傾斜連結面のいずれかを通した状態
でボルト軸に圧縮ばねを装着し、その上で他の傾斜連結
面又は傾斜突片に挿通の上、止め羽根を直交状に回転さ
せて傾斜連結面又は突片に係止させることにより連結す
ることなども可能である。
【0009】
【作用】両躯体間に跨がるホルダーは、一方の躯体側に
固定した一の固定部材にのみ、ばねを介して連結してあ
り、しかも一端部が一の固定部材に係合状態となってい
ると共に、ばねを傾斜状態で装着してあり、カバー体は
このホルダーに被着してあるので、両躯体にはホルダー
とカバー体の両端部が共に圧接し、カバー体と躯体面と
の間に間隙を生じさせない。かつ、躯体が躯体間隙巾方
向、躯体間隙内外(奥行)方向のいずれにずれても、連
結していないホルダー端部が他方の躯体側に圧接状態の
まま摺動できるので、躯体の変動を十分に吸収でき、躯
体間隙長手方向へにずれても、ホルダーの他方が連結し
ていないので、自由移動ができ、しかもカバー体はホル
ダーに規制されていないので、カバー体を変形させるお
それなく保持できる。
固定した一の固定部材にのみ、ばねを介して連結してあ
り、しかも一端部が一の固定部材に係合状態となってい
ると共に、ばねを傾斜状態で装着してあり、カバー体は
このホルダーに被着してあるので、両躯体にはホルダー
とカバー体の両端部が共に圧接し、カバー体と躯体面と
の間に間隙を生じさせない。かつ、躯体が躯体間隙巾方
向、躯体間隙内外(奥行)方向のいずれにずれても、連
結していないホルダー端部が他方の躯体側に圧接状態の
まま摺動できるので、躯体の変動を十分に吸収でき、躯
体間隙長手方向へにずれても、ホルダーの他方が連結し
ていないので、自由移動ができ、しかもカバー体はホル
ダーに規制されていないので、カバー体を変形させるお
それなく保持できる。
【0010】ボルトを支持する突片が別部材の場合は、
突片をスライド移動することも可能であるので、取付け
位置の調整、取付け作業の際の移動が行え、作業が簡便
化できる。ホルダーの端部が折返し端部となっている場
合には、該端部が固定部材を乗り越えてずれることがで
き、また固定部材上に復帰することもできるので、変動
巾を大きく許容することができる。
突片をスライド移動することも可能であるので、取付け
位置の調整、取付け作業の際の移動が行え、作業が簡便
化できる。ホルダーの端部が折返し端部となっている場
合には、該端部が固定部材を乗り越えてずれることがで
き、また固定部材上に復帰することもできるので、変動
巾を大きく許容することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。本発明の第一実施例としてのエキスパンションジ
ョイントは、図1〜4に示した如く、隣接躯体A,Bの
外側面の躯体間隙縁部にそれぞれ固着する固定部材1,
2、両固定部材1,2に跨がって一方の固定部材1に連
結される適宜巾のホルダー3、固定部材1とホルダー3
とをばね5を介して連結するボルト4、ホルダー3の外
側に被ってホルダーに止着し、躯体間隙を被閉する長尺
状のカバー体6を主たる構成部材としてなっている。
する。本発明の第一実施例としてのエキスパンションジ
ョイントは、図1〜4に示した如く、隣接躯体A,Bの
外側面の躯体間隙縁部にそれぞれ固着する固定部材1,
2、両固定部材1,2に跨がって一方の固定部材1に連
結される適宜巾のホルダー3、固定部材1とホルダー3
とをばね5を介して連結するボルト4、ホルダー3の外
側に被ってホルダーに止着し、躯体間隙を被閉する長尺
状のカバー体6を主たる構成部材としてなっている。
【0012】固定部材1は、アルミニウム、ステンレ
ス、その他の適宜金属材からなり、躯体Aの端部外側面
に接合可能で、躯体間隙巾方向に適宜な巾と躯体間隙長
手方向に適宜長尺状の長さを有した固定面1aを形成
し、この固定面1a内に適宜間隔をおいてアンカーボル
ト挿通用の長孔(巾方向に長い)を形成し、固定面1a
から折曲して躯体間隙内に沿う面を形成すると共に角折
れ部付近において躯体間隙内方に若干突出した係止部1
bを形成し、これよりも躯体間隙奥方部位に躯体間隙内
方に突出すると同時に先端ほど躯体間隙奥方に漸次傾斜
した傾斜突片1cを形成し、この傾斜突片1cは適宜間
隔をおいて断片的に突設し、傾斜突片1c内にはボルト
挿通孔1dを形成し、さらにその奥側に防水シート端を
止着する係合部1eを形成してなっている。傾斜突片1
cは、躯体間隙に沿ってホルダー3を設置しやすいよう
に適宜間隔をおいて形成するが、すべての突片1cにホ
ルダー3を連結するか、適数置きに連結するかは任意で
ある。他方の固定部材2は、同様材質であって、躯体B
の縁部外側面にアンカーボルト等で固着する固定面2a
と、この固定面2aの一端縁部から躯体間隙方向に開口
した防水シート端係止用の係合部2bとを一体形成して
なっている。
ス、その他の適宜金属材からなり、躯体Aの端部外側面
に接合可能で、躯体間隙巾方向に適宜な巾と躯体間隙長
手方向に適宜長尺状の長さを有した固定面1aを形成
し、この固定面1a内に適宜間隔をおいてアンカーボル
ト挿通用の長孔(巾方向に長い)を形成し、固定面1a
から折曲して躯体間隙内に沿う面を形成すると共に角折
れ部付近において躯体間隙内方に若干突出した係止部1
bを形成し、これよりも躯体間隙奥方部位に躯体間隙内
方に突出すると同時に先端ほど躯体間隙奥方に漸次傾斜
した傾斜突片1cを形成し、この傾斜突片1cは適宜間
隔をおいて断片的に突設し、傾斜突片1c内にはボルト
挿通孔1dを形成し、さらにその奥側に防水シート端を
止着する係合部1eを形成してなっている。傾斜突片1
cは、躯体間隙に沿ってホルダー3を設置しやすいよう
に適宜間隔をおいて形成するが、すべての突片1cにホ
ルダー3を連結するか、適数置きに連結するかは任意で
ある。他方の固定部材2は、同様材質であって、躯体B
の縁部外側面にアンカーボルト等で固着する固定面2a
と、この固定面2aの一端縁部から躯体間隙方向に開口
した防水シート端係止用の係合部2bとを一体形成して
なっている。
【0013】ホルダー3は、上記同様の金属材質であっ
て、両躯体A,Bに跨がって両固定部材1,2の固定面
1a,2a上に両端部が当接可能な巾を有し、躯体間隙
長手方向に適宜短寸を有した天板部3aの一端寄り部分
を、上記傾斜突片1cと対向し得るような傾斜連結面3
bとして折曲形成し、この傾斜連結面内に上記ボルト挿
通孔1dと対向するボルト挿通孔3cを形成し、両端を
折曲して側片部3d,3eを形成し、一方の側片部3d
の先端部は上記係止部1bに係合可能な膨頭状係合部3
fとし、他方の側片部3eは外方拡開状の傾斜片とし、
先端を折返すと共に固定面2aに当接して摺動容易な折
返し端部3gとし、天板部3aの中間部位と他方側の部
位に若干の凸部3hを設けて、各凸部3hにカバー体6
の裏面が当接するように形成してある。
て、両躯体A,Bに跨がって両固定部材1,2の固定面
1a,2a上に両端部が当接可能な巾を有し、躯体間隙
長手方向に適宜短寸を有した天板部3aの一端寄り部分
を、上記傾斜突片1cと対向し得るような傾斜連結面3
bとして折曲形成し、この傾斜連結面内に上記ボルト挿
通孔1dと対向するボルト挿通孔3cを形成し、両端を
折曲して側片部3d,3eを形成し、一方の側片部3d
の先端部は上記係止部1bに係合可能な膨頭状係合部3
fとし、他方の側片部3eは外方拡開状の傾斜片とし、
先端を折返すと共に固定面2aに当接して摺動容易な折
返し端部3gとし、天板部3aの中間部位と他方側の部
位に若干の凸部3hを設けて、各凸部3hにカバー体6
の裏面が当接するように形成してある。
【0014】ボルト4は、図4に例示の如く、傾斜突片
1cのボルト挿通孔1dに躯体間隙奥側から挿通係止可
能な雄ねじを切った比較的太いボルト(ビス)4aと、
傾斜連結面3bのボルト挿通孔3cに外側から挿通係止
可能で上記ボルト4aよりも細い雄ねじボルト(ビス)
4bとからなっている。ばね5は、躯体A,B間のずれ
を吸収可能な十分な長さを有したコイル状の圧縮ばねと
してあり、全体をばね作用が安定して発揮できるように
適度な太さとすると共に一端部付近を若干縮径状態に形
成してある。また、ばね5のコイル体とボルト4a,4
bの螺糸を螺合可能となるように、ボルトのねじ山,ピ
ッチに対してばねの線径とコイルの周回状態を合致させ
て、ばねを形成してある。上記ボルト4とばね5は、ば
ね5を傾斜突片1cと傾斜連結面3b間に配置させつ
つ、傾斜突片1cの奥側からボルト4aを挿通してばね
5の元端部に螺合させ、ボルト4bを傾斜連結面3bの
外側から挿通してばね5の一端部に螺合させることによ
り、これらをばね5を介して連結することができる。
1cのボルト挿通孔1dに躯体間隙奥側から挿通係止可
能な雄ねじを切った比較的太いボルト(ビス)4aと、
傾斜連結面3bのボルト挿通孔3cに外側から挿通係止
可能で上記ボルト4aよりも細い雄ねじボルト(ビス)
4bとからなっている。ばね5は、躯体A,B間のずれ
を吸収可能な十分な長さを有したコイル状の圧縮ばねと
してあり、全体をばね作用が安定して発揮できるように
適度な太さとすると共に一端部付近を若干縮径状態に形
成してある。また、ばね5のコイル体とボルト4a,4
bの螺糸を螺合可能となるように、ボルトのねじ山,ピ
ッチに対してばねの線径とコイルの周回状態を合致させ
て、ばねを形成してある。上記ボルト4とばね5は、ば
ね5を傾斜突片1cと傾斜連結面3b間に配置させつ
つ、傾斜突片1cの奥側からボルト4aを挿通してばね
5の元端部に螺合させ、ボルト4bを傾斜連結面3bの
外側から挿通してばね5の一端部に螺合させることによ
り、これらをばね5を介して連結することができる。
【0015】カバー体6は、アルミニウム、ステンレ
ス、その他の適宜金属材とし、躯体間隙と共に両躯体に
固着した固定部材1,2の外側までを被覆するに十分な
巾と長尺状の長さを有する表面板6aと、その巾両端部
を折曲形成した側部6b,6bと、該側部6b,6bの
先端方向に躯体面に当接して変形追従可能なシール部材
6c,6cの基部を止着して形成してある。シール部材
6cは、ゴム材或いは発泡材、板ばね材等を弾性変形乃
至伸縮可能な適宜形状に形成したものとすればよい。ま
た、シール部材6cの内側又は外側部分に張出舌片6d
を突設し、この張出舌片6dも躯体面に圧接し隙間塞ぎ
の補助機能を奏するようにすることができる。
ス、その他の適宜金属材とし、躯体間隙と共に両躯体に
固着した固定部材1,2の外側までを被覆するに十分な
巾と長尺状の長さを有する表面板6aと、その巾両端部
を折曲形成した側部6b,6bと、該側部6b,6bの
先端方向に躯体面に当接して変形追従可能なシール部材
6c,6cの基部を止着して形成してある。シール部材
6cは、ゴム材或いは発泡材、板ばね材等を弾性変形乃
至伸縮可能な適宜形状に形成したものとすればよい。ま
た、シール部材6cの内側又は外側部分に張出舌片6d
を突設し、この張出舌片6dも躯体面に圧接し隙間塞ぎ
の補助機能を奏するようにすることができる。
【0016】上記構成のエキスパンションジョイント
は、先ず固定部材1,2をアンカーボルト等により躯体
A,Bの端部に固定する。次いで、一方の固定部材1か
ら躯体間隙内に突出した適個所の傾斜突片1b形成部位
において、ホルダー3を両固定部材1,2間に跨がせつ
つ、一方の膨頭状係合部3fを固定部材1の係止部1b
に係合させ、他方の折返し端部3gを他方の固定部材2
上に当接させ、同時に、傾斜突片1cと傾斜連結面3b
間にばね5を介装してボルト4a,4bを螺合してこれ
らを連結する。さらにホルダー3の上からカバー体6を
被覆し、両端のシール部材6c,6cを固定部材1,2
の外側の躯体面に当接させ、カバー体6の外側面からホ
ルダー3中間の凸部3hにビス7を止着し、防水処理す
ることにより、取り付けが完了する。
は、先ず固定部材1,2をアンカーボルト等により躯体
A,Bの端部に固定する。次いで、一方の固定部材1か
ら躯体間隙内に突出した適個所の傾斜突片1b形成部位
において、ホルダー3を両固定部材1,2間に跨がせつ
つ、一方の膨頭状係合部3fを固定部材1の係止部1b
に係合させ、他方の折返し端部3gを他方の固定部材2
上に当接させ、同時に、傾斜突片1cと傾斜連結面3b
間にばね5を介装してボルト4a,4bを螺合してこれ
らを連結する。さらにホルダー3の上からカバー体6を
被覆し、両端のシール部材6c,6cを固定部材1,2
の外側の躯体面に当接させ、カバー体6の外側面からホ
ルダー3中間の凸部3hにビス7を止着し、防水処理す
ることにより、取り付けが完了する。
【0017】上記において、ボルト4,ばね5の装着
は、突出した隣接の傾斜突片1b,1b間の固定部材縁
辺が躯体間隙内にほとんど突出しておらず、躯体間隙巾
をほぼ一杯に利用して手乃至治具を差し込むことができ
るので、作業を簡便に行うことができる。防水シート用
の係合部1e,2bには予め防水シート8を配設止着し
ておけばよい。ビス7の止着位置は予め位置決めしてお
けばよい。
は、突出した隣接の傾斜突片1b,1b間の固定部材縁
辺が躯体間隙内にほとんど突出しておらず、躯体間隙巾
をほぼ一杯に利用して手乃至治具を差し込むことができ
るので、作業を簡便に行うことができる。防水シート用
の係合部1e,2bには予め防水シート8を配設止着し
ておけばよい。ビス7の止着位置は予め位置決めしてお
けばよい。
【0018】上記エキスパンションジョイントによれ
ば、躯体A,Bが図において上下方向(躯体間隙内外方
向)に変動した時には、ホルダー3がボルト4,ばね5
による一点支持であるので、ホルダー3は自由に左右傾
斜することができ、それに追従してばね5が伸縮し、ホ
ルダー3がボルト4,ばね5で支持されたまま変動を吸
収することができる。躯体A,Bが図において左右方向
(躯体間隙巾方向)に変動した時にも、ホルダー3がボ
ルト4,ばね5により連結され、傾斜突片1cに一点支
持されていて、固定部材2には折返し端部3gの先端が
当接しているだけなので、ホルダー3は躯体A即ち固定
部材1と共に変動するが、躯体B即ち固定部材2の変動
には自由に相対摺動することができる。また、折返し端
部3gが固定部材2を乗り越えていずれか側に相対移動
しても、折返し構造により、引っ掛かることなく元の位
置に復帰することができるから、変動吸収に支障が生じ
ない。
ば、躯体A,Bが図において上下方向(躯体間隙内外方
向)に変動した時には、ホルダー3がボルト4,ばね5
による一点支持であるので、ホルダー3は自由に左右傾
斜することができ、それに追従してばね5が伸縮し、ホ
ルダー3がボルト4,ばね5で支持されたまま変動を吸
収することができる。躯体A,Bが図において左右方向
(躯体間隙巾方向)に変動した時にも、ホルダー3がボ
ルト4,ばね5により連結され、傾斜突片1cに一点支
持されていて、固定部材2には折返し端部3gの先端が
当接しているだけなので、ホルダー3は躯体A即ち固定
部材1と共に変動するが、躯体B即ち固定部材2の変動
には自由に相対摺動することができる。また、折返し端
部3gが固定部材2を乗り越えていずれか側に相対移動
しても、折返し構造により、引っ掛かることなく元の位
置に復帰することができるから、変動吸収に支障が生じ
ない。
【0019】さらに、躯体A,Bが図において前後方向
(躯体間隙長手方向)に変動した時にも、上記同様に折
返し端部3gが固定部材2に当接しているだけで、自由
に相対摺動することができ、変動吸収に支障が生じな
い。カバー体6は、ホルダー3と共にばね5により常時
躯体面に押圧されており、しかも、ばね5が傾斜状態で
カバー体6の側部6bを常時躯体間隙方向に引き寄せつ
つ躯体面に圧接させる作用をしているので、カバー体端
部と躯体面との間に隙間を生じさせることがなく、万一
隙間が生じても、ばね5の作用により、引き付けつつ躯
体面への付勢が働いているので、あおられるおそれがな
い。
(躯体間隙長手方向)に変動した時にも、上記同様に折
返し端部3gが固定部材2に当接しているだけで、自由
に相対摺動することができ、変動吸収に支障が生じな
い。カバー体6は、ホルダー3と共にばね5により常時
躯体面に押圧されており、しかも、ばね5が傾斜状態で
カバー体6の側部6bを常時躯体間隙方向に引き寄せつ
つ躯体面に圧接させる作用をしているので、カバー体端
部と躯体面との間に隙間を生じさせることがなく、万一
隙間が生じても、ばね5の作用により、引き付けつつ躯
体面への付勢が働いているので、あおられるおそれがな
い。
【0020】なお、図5に示す如く、上記傾斜突片1c
に代えて、傾斜突片1caを固定部材1とは別部材とし
て形成し、固定部材1の躯体間隙側部分に蟻形状の如き
係合溝1fを長手方向に沿って形成し、この係合溝1f
に嵌合可能な蟻形状の如き元部を有した傾斜突片をスラ
イド嵌合し、固定することができる。このようにすれ
ば、施工作業や取付け位置の融通性もより一層高くな
る。
に代えて、傾斜突片1caを固定部材1とは別部材とし
て形成し、固定部材1の躯体間隙側部分に蟻形状の如き
係合溝1fを長手方向に沿って形成し、この係合溝1f
に嵌合可能な蟻形状の如き元部を有した傾斜突片をスラ
イド嵌合し、固定することができる。このようにすれ
ば、施工作業や取付け位置の融通性もより一層高くな
る。
【0021】ボルト4とばね5は、上記とは異なる構成
とすることができ、例えば図6に示す如く、ボルト41
を、両躯体A,Bのずれを吸収するのに十分な長さとし
て設定した適宜長さのボルト軸41aを有し、コイル状
の圧縮ばねをボルト軸に差し込んで装着した際に、元端
部がばねの一端を係止可能なようにボルト頭41bを形
成し、先端部を二股部41cとすると共に、この二股部
に亘って交叉状に軸止部を設け、この軸止部に棒状乃至
細長板状の止め羽根41dを回転自在に軸止させ、止め
羽根41dがボルトと同軸方向の場合には適度な長さで
突出し、交叉方向の場合にはボルト軸41aに対してT
字乃至十字状に両端部が突出してばねの他端を係止でき
る長さとなるように形成し、さらに操作がしやすいよう
に、一端寄り部位が軸止され、長く突出する他端部の先
端付近に孔41eを穿孔して形成してある。孔41eは
ここに細棒状治具を引っ掛けて止め羽根を回転させたり
するのに利用することができる。上記ボルトは雄ねじを
切っていない単なる棒体が好ましいが、雄ねじを切った
ものとしてもよい。なお、上記ボルト41は、少なくと
も先端部付近に雄ねじを形成し、この先端部にナット乃
至袋ナットを螺着する構成とすることもできる。
とすることができ、例えば図6に示す如く、ボルト41
を、両躯体A,Bのずれを吸収するのに十分な長さとし
て設定した適宜長さのボルト軸41aを有し、コイル状
の圧縮ばねをボルト軸に差し込んで装着した際に、元端
部がばねの一端を係止可能なようにボルト頭41bを形
成し、先端部を二股部41cとすると共に、この二股部
に亘って交叉状に軸止部を設け、この軸止部に棒状乃至
細長板状の止め羽根41dを回転自在に軸止させ、止め
羽根41dがボルトと同軸方向の場合には適度な長さで
突出し、交叉方向の場合にはボルト軸41aに対してT
字乃至十字状に両端部が突出してばねの他端を係止でき
る長さとなるように形成し、さらに操作がしやすいよう
に、一端寄り部位が軸止され、長く突出する他端部の先
端付近に孔41eを穿孔して形成してある。孔41eは
ここに細棒状治具を引っ掛けて止め羽根を回転させたり
するのに利用することができる。上記ボルトは雄ねじを
切っていない単なる棒体が好ましいが、雄ねじを切った
ものとしてもよい。なお、上記ボルト41は、少なくと
も先端部付近に雄ねじを形成し、この先端部にナット乃
至袋ナットを螺着する構成とすることもできる。
【0022】ばね5は、ボルト4のボルト軸4aに被着
できる大きさと躯体A,B間のずれを吸収可能な十分な
長さを有したコイル状の圧縮ばねとしてあり、ボルト4
を傾斜突片1cとホルダー3の傾斜連結面3bとに挿通
させて止着させた状態において、ボルト頭4aと突片1
bとの間に適度に圧縮されて介装され、装着状態からさ
らに圧縮及び伸長が十分な弾性を以て行えるように設定
してある。なお、ばね5は上記コイルばねが最も好まし
いが、その他の構成であってもよい。防水シート8の内
側に耐火帯を形成するのは任意に可能であり、この場合
には、固定部材1,2の下側に耐火帯の端部を支持する
ための部材を装着するのが好ましい。
できる大きさと躯体A,B間のずれを吸収可能な十分な
長さを有したコイル状の圧縮ばねとしてあり、ボルト4
を傾斜突片1cとホルダー3の傾斜連結面3bとに挿通
させて止着させた状態において、ボルト頭4aと突片1
bとの間に適度に圧縮されて介装され、装着状態からさ
らに圧縮及び伸長が十分な弾性を以て行えるように設定
してある。なお、ばね5は上記コイルばねが最も好まし
いが、その他の構成であってもよい。防水シート8の内
側に耐火帯を形成するのは任意に可能であり、この場合
には、固定部材1,2の下側に耐火帯の端部を支持する
ための部材を装着するのが好ましい。
【0023】シール部材6cは、前記の如く側部6bの
端部に挿入する形で止着してもよく、図7に示す如く側
部61bの端部に被嵌する形で止着してもよく、その構
成は任意であり、シール部分の形は図示の形に限らず、
変形して隙間を閉塞可能であれば任意構成とすることが
できる。
端部に挿入する形で止着してもよく、図7に示す如く側
部61bの端部に被嵌する形で止着してもよく、その構
成は任意であり、シール部分の形は図示の形に限らず、
変形して隙間を閉塞可能であれば任意構成とすることが
できる。
【0024】図7は、躯体面が交叉状に位置している場
合のエキスパンションジョイントの構成を示したもので
ある。この場合、一方の躯体の外側面に対して直交状に
配設され、躯体間隙に沿って延長した躯体面を有する躯
体Cに、固定部材11をアンカーボルト等で固定できる
ように形成し、固定部材11は、固定面11aの中間部
に係止部11bを突設し、躯体間隙奥側の端部付近から
傾斜突片11cを断片的に突出させ、傾斜突片11c内
にボルト挿通孔11dを形成し、この傾斜突片の奥側端
に防水シート端部を係止するための係合部11eを形成
してなっている。また、ホルダー3は前記実施例と同様
である。カバー体61は表面板61aの一端部を外側に
直交状に折曲し、その端部から側部61bを内折形成
し、シール部材61cを装着させ、その他の部分は前記
実施例に準じた構成としてなっている。
合のエキスパンションジョイントの構成を示したもので
ある。この場合、一方の躯体の外側面に対して直交状に
配設され、躯体間隙に沿って延長した躯体面を有する躯
体Cに、固定部材11をアンカーボルト等で固定できる
ように形成し、固定部材11は、固定面11aの中間部
に係止部11bを突設し、躯体間隙奥側の端部付近から
傾斜突片11cを断片的に突出させ、傾斜突片11c内
にボルト挿通孔11dを形成し、この傾斜突片の奥側端
に防水シート端部を係止するための係合部11eを形成
してなっている。また、ホルダー3は前記実施例と同様
である。カバー体61は表面板61aの一端部を外側に
直交状に折曲し、その端部から側部61bを内折形成
し、シール部材61cを装着させ、その他の部分は前記
実施例に準じた構成としてなっている。
【0025】上記エキスパンションジョイントによれ
ば、固定部材11,2をそれぞれ躯体C,Bに固着し、
ばね5をボルト4a,4bにより、傾斜突片11cと傾
斜連結面3b間に介装連結させ、ホルダー3を固定部材
11に連結し、その上でカバー体61を被着させ、カバ
ー体61の両端部を躯体C,B両面に圧接させて構成す
ることができる。
ば、固定部材11,2をそれぞれ躯体C,Bに固着し、
ばね5をボルト4a,4bにより、傾斜突片11cと傾
斜連結面3b間に介装連結させ、ホルダー3を固定部材
11に連結し、その上でカバー体61を被着させ、カバ
ー体61の両端部を躯体C,B両面に圧接させて構成す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明のエキスパンションジョイント
は、両躯体間にホルダーを渡すが、このホルダーはばね
とボルトによって、一方の躯体の固定部材に連結させ、
他方の躯体には連結することなく、端部が当接し、この
自由端側をばねの作用によりホルダー及びカバー体を躯
体間隙方向に引き寄せる如くに常時圧接しており、カバ
ー体をこのホルダーに止着してなるので、躯体間隙が広
狭いずれでも設置することができ、しかも躯体の変動
が、ばね体の弾性変形とボルト挿通孔に対するボルトの
ずれ等によって吸収でき、しかもホルダーの支点が1つ
であるので、躯体のどのような変動に対しても自由に追
従でき、ホルダーと固定部材との連結を安定的に維持で
きる。
は、両躯体間にホルダーを渡すが、このホルダーはばね
とボルトによって、一方の躯体の固定部材に連結させ、
他方の躯体には連結することなく、端部が当接し、この
自由端側をばねの作用によりホルダー及びカバー体を躯
体間隙方向に引き寄せる如くに常時圧接しており、カバ
ー体をこのホルダーに止着してなるので、躯体間隙が広
狭いずれでも設置することができ、しかも躯体の変動
が、ばね体の弾性変形とボルト挿通孔に対するボルトの
ずれ等によって吸収でき、しかもホルダーの支点が1つ
であるので、躯体のどのような変動に対しても自由に追
従でき、ホルダーと固定部材との連結を安定的に維持で
きる。
【0027】突片が固定部材に対して蟻形状等で係止し
てあり、スライド可能であれば、施工作業の効率化を図
り、任意位置に突片を設置できるので、設置構成に融通
性を与えることができる。ホルダーの端部を折返し端部
としてあれば、ホルダー端部の引っ掛かりが生じるおそ
れを無くすことができるので、ホルダー端部と躯体間の
摺動構成を維持して変動への対応を一層安定的に作用さ
せることができる。ボルトを止め羽根付の構成とすれ
ば、施工作業をより簡便化することができると同時に、
ボルトが外れるおそれを無くして連結の安定性が図れ
る。
てあり、スライド可能であれば、施工作業の効率化を図
り、任意位置に突片を設置できるので、設置構成に融通
性を与えることができる。ホルダーの端部を折返し端部
としてあれば、ホルダー端部の引っ掛かりが生じるおそ
れを無くすことができるので、ホルダー端部と躯体間の
摺動構成を維持して変動への対応を一層安定的に作用さ
せることができる。ボルトを止め羽根付の構成とすれ
ば、施工作業をより簡便化することができると同時に、
ボルトが外れるおそれを無くして連結の安定性が図れ
る。
【図1】本発明の一実施例に係るエキスパンションジョ
イントの取付け状態を示した断面図である。
イントの取付け状態を示した断面図である。
【図2】図1のエキスパンションジョイントの一部を切
断して示した平面図である。
断して示した平面図である。
【図3】図1のエキスパンションジョイントの変動状態
を示した断面図である。
を示した断面図である。
【図4】図1のボルト、ばねの概略正面図である。
【図5】突片の構成の別例を示す部分斜視図である。
【図6】ボルトの構成の別例を示す一部省略の斜視図で
ある。
ある。
【図7】上記とは異なる別の実施例に係るエキスパンシ
ョンジョイントの取付け状態を示した断面図である。
ョンジョイントの取付け状態を示した断面図である。
1,2 固定部材 1a 固定面 1b 係止部 1c 傾斜突片 1d ボルト挿通孔 1e 係合部 2a 固定面 2b 係合部 3 ホルダー 3a 天板部 3b 傾斜連結面 3c ボルト挿通孔 3d,3e 側片部 3f 膨頭状係合部 3g 折返し端部 3h 凸部 4 ボルト 4a,4b ボルト 5 ばね 6 カバー体 6a 表面板 6b 側部 6c シール部材 6d 膨頭状舌片
Claims (7)
- 【請求項1】 間隙を有した隣接躯体部に固着した固定
部材の内、一の固定部材の躯体間隙側部分の躯体間隙内
方部位にボルト支持用の傾斜突片を突設し、この傾斜突
片は先端ほど漸次躯体間隙奥方に傾斜させ、上記傾斜突
片よりも外方部位に係止部を形成し、一の固定部材の上
記係止部に係合する係合部を一端部に有すると共に他の
固定部材の固定面に当接する他端部を有すると共に、中
間部に上記傾斜突片と対向状の傾斜連結面を有するホル
ダーを配設し、上記傾斜突片と上記ホルダーの傾斜連結
面とをばねを介装して連結し、躯体間隙を跨いで両躯体
部に亘るカバー体を上記ホルダーの外側に被せ、カバー
体をホルダーに止着してなる構成を有するエキスパンシ
ョンジョイント。 - 【請求項2】 ホルダー端部の係合部と固定部材の係止
部の係合は、ホルダー端部の延出方向には抜け外れない
と共に躯体間隙巾方向に適角度で回転可能になされてい
る請求項1に記載のエキスパンションジョイント。 - 【請求項3】 ホルダーの両端部がカバー体の両側部に
至らない大きさとなるようにホルダーとカバー体の巾を
異ならせると共に、カバー体の中間部をホルダーに止着
してなる請求項1又は2に記載のエキスパンションジョ
イント。 - 【請求項4】 突片を固定部材と別部材とし、この突片
基端部を固定部材の突片形成個所に予め形成してある嵌
着溝に嵌着してなる請求項1〜3のいずれかに記載のエ
キスパンションジョイント。 - 【請求項5】 ホルダーは、両端部を折曲し、少なくと
も他の固定部材側のホルダー端部は、先端を折返し状に
形成した折返し端部としてなる請求項1〜4のいずれか
に記載のエキスパンションジョイント。 - 【請求項6】 ばねは、コイル状の圧縮ばねとし、その
両端部には適度な大きさの螺子を螺合可能となるよう
に、ばねの線径が螺子のねじ溝と合致するように形成し
てなり、上記傾斜突片と傾斜連結面との間にばねを介在
させると共に、該突片と該連結面の両外側からばね両端
部に螺子を螺着することにより連結してなる請求項1〜
5のいずれかに記載のエキスパンションジョイント。 - 【請求項7】 一端にボルト頭を有し、先端部において
ボルト軸との直交軸に軸止してボルト軸方向及び直交方
向に回転自在としてなる止め羽根を有したボルトを、傾
斜突片又は傾斜連結面のいずれかを通した状態でボルト
軸に圧縮ばねを装着し、その上で他の傾斜連結面又は傾
斜突片に挿通の上、止め羽根を直交状に回転させて傾斜
連結面又は突片に係止させることにより連結してなる請
求項1〜5のいずれかに記載のエキスパンションジョイ
ント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15646495A JPH094069A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | エキスパンションジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15646495A JPH094069A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | エキスパンションジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094069A true JPH094069A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15628329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15646495A Pending JPH094069A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | エキスパンションジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094069A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097422A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Alum Co Ltd | 伸縮継手装置 |
| JP2014034850A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Kaneso Co Ltd | 目地カバー装置 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP15646495A patent/JPH094069A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097422A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Alum Co Ltd | 伸縮継手装置 |
| JP2014034850A (ja) * | 2012-08-10 | 2014-02-24 | Kaneso Co Ltd | 目地カバー装置 |
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