JPH094096A - ボード組立体 - Google Patents
ボード組立体Info
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- JPH094096A JPH094096A JP11719595A JP11719595A JPH094096A JP H094096 A JPH094096 A JP H094096A JP 11719595 A JP11719595 A JP 11719595A JP 11719595 A JP11719595 A JP 11719595A JP H094096 A JPH094096 A JP H094096A
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- partition wall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁体の遮音性能、殊に、高周波域の騒音に対
する遮音性能を改善するとともに、壁体の面外剛性を向
上することができるボード組立体を提供する。 【構成】 ボード組立体1は、建築用ボードからなる基
板2と、建築用ボードのボード片5の積層体からなる補
強リブ4とを備える。ボード片の平坦面が、基板の裏面
に直角に起立し、ボード片の側縁が、接着材又は接着剤
3を介して、基板の裏面に接着される。固定治具6が基
板に取付けられ、固定治具は、少なくとも接着材又は接
着剤が基板の裏面上のボード片の姿勢及び位置を維持し
得るように硬化するまで、ボード片を保持する。ボード
組立体の上端部及び下端部が、天井ランナ14及び床ラ
ンナ11に夫々固定され、ノンスタッド構造の間仕切壁
の少なくとも一方の側の壁体を形成し、或いは、壁体を
支持する間柱構成部材として間仕切壁内に配置される。
する遮音性能を改善するとともに、壁体の面外剛性を向
上することができるボード組立体を提供する。 【構成】 ボード組立体1は、建築用ボードからなる基
板2と、建築用ボードのボード片5の積層体からなる補
強リブ4とを備える。ボード片の平坦面が、基板の裏面
に直角に起立し、ボード片の側縁が、接着材又は接着剤
3を介して、基板の裏面に接着される。固定治具6が基
板に取付けられ、固定治具は、少なくとも接着材又は接
着剤が基板の裏面上のボード片の姿勢及び位置を維持し
得るように硬化するまで、ボード片を保持する。ボード
組立体の上端部及び下端部が、天井ランナ14及び床ラ
ンナ11に夫々固定され、ノンスタッド構造の間仕切壁
の少なくとも一方の側の壁体を形成し、或いは、壁体を
支持する間柱構成部材として間仕切壁内に配置される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボード組立体に関する
ものであり、より詳細には、壁体の遮音性能を改善する
とともに、壁体の面外剛性を向上することができるボー
ド組立体に関するものである。本発明は更に、このよう
なボード組立体を使用した間仕切壁の構造及び間仕切壁
の施工方法に関する。
ものであり、より詳細には、壁体の遮音性能を改善する
とともに、壁体の面外剛性を向上することができるボー
ド組立体に関するものである。本発明は更に、このよう
なボード組立体を使用した間仕切壁の構造及び間仕切壁
の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】施工性及び軽量性を重視した建築物又は
工作物の間仕切壁として、所謂乾式工法の間仕切壁が、
広く実用に供されている。乾式工法の間仕切壁の代表的
な構造として、所謂軸組構造の間仕切壁が知られてお
り、この構造の間仕切壁は、概して、壁芯上に整列配置
した鉛直な軽量鉄骨製スタッドに対して、両側壁面を構
成する建築用ボードを固定することにより施工される。
また、他の形式の間仕切壁構造として、スタッド又は間
柱を省略し、建築用ボードの上端部及び下端部を天井ラ
ンナ及び床ランナに固定した構造を有する間仕切壁が知
られている。この形式の間仕切壁は、ノンスタッド構
造、スタッドレス構造又はナイスタッド構造等の構造名
称で一般に表現されている(以下、単に「ノンスタッド
構造」という)。ノンスタッド構造の間仕切壁の構造
が、例えば、本願出願人の出願に係る実公平6─100
04号公報に開示されている。同公報に開示された間仕
切壁の構造によれば、比較的幅狭の石膏ボード製下地材
が上位ランナ及び下位ランナに固定され、捨貼ボード及
び内装ボードが、石膏系接着材を介して、該下地材の外
表面に貼着される。
工作物の間仕切壁として、所謂乾式工法の間仕切壁が、
広く実用に供されている。乾式工法の間仕切壁の代表的
な構造として、所謂軸組構造の間仕切壁が知られてお
り、この構造の間仕切壁は、概して、壁芯上に整列配置
した鉛直な軽量鉄骨製スタッドに対して、両側壁面を構
成する建築用ボードを固定することにより施工される。
また、他の形式の間仕切壁構造として、スタッド又は間
柱を省略し、建築用ボードの上端部及び下端部を天井ラ
ンナ及び床ランナに固定した構造を有する間仕切壁が知
られている。この形式の間仕切壁は、ノンスタッド構
造、スタッドレス構造又はナイスタッド構造等の構造名
称で一般に表現されている(以下、単に「ノンスタッド
構造」という)。ノンスタッド構造の間仕切壁の構造
が、例えば、本願出願人の出願に係る実公平6─100
04号公報に開示されている。同公報に開示された間仕
切壁の構造によれば、比較的幅狭の石膏ボード製下地材
が上位ランナ及び下位ランナに固定され、捨貼ボード及
び内装ボードが、石膏系接着材を介して、該下地材の外
表面に貼着される。
【0003】また、他の形式のノンスタッド構造とし
て、いわゆる補強リブ付ボードを使用した間仕切壁の構
造形式が知られている。この形式のノンスタッド構造で
は、ボードの長軸方向(長手方向)に延びる補強リブを
備えた所謂リブ付ボードが、建築用ボードとして使用さ
れる。補強リブは、長手方向の側縁に沿ってボード上に
平行に積層された複数のボード片の積層体、或いは、ボ
ードの長手方向の両側縁を折り曲げた折曲部からなる。
かかるリブ付ボードが間仕切壁の上下ランナに取付けら
れたとき、補強リブは、ボードの幅員方向に所定の間隔
を隔てて、間仕切壁の内部空間内で上下方向又は鉛直方
向に延在する。このような形態の補強リブは、ボードを
局部的に厚肉化し、ボードの断面係数、曲げ剛性、圧縮
強度及び耐衝撃性等を或る程度まで増大し得るととも
に、間仕切壁の壁体の面外剛性を或る程度、向上するこ
とができる。
て、いわゆる補強リブ付ボードを使用した間仕切壁の構
造形式が知られている。この形式のノンスタッド構造で
は、ボードの長軸方向(長手方向)に延びる補強リブを
備えた所謂リブ付ボードが、建築用ボードとして使用さ
れる。補強リブは、長手方向の側縁に沿ってボード上に
平行に積層された複数のボード片の積層体、或いは、ボ
ードの長手方向の両側縁を折り曲げた折曲部からなる。
かかるリブ付ボードが間仕切壁の上下ランナに取付けら
れたとき、補強リブは、ボードの幅員方向に所定の間隔
を隔てて、間仕切壁の内部空間内で上下方向又は鉛直方
向に延在する。このような形態の補強リブは、ボードを
局部的に厚肉化し、ボードの断面係数、曲げ剛性、圧縮
強度及び耐衝撃性等を或る程度まで増大し得るととも
に、間仕切壁の壁体の面外剛性を或る程度、向上するこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
建築物の間仕切壁には、更に高度な遮音性能及び面外剛
性が要求されつつある。例えば、集合住宅又はマンショ
ンの戸境壁として、間仕切壁の軽量化の観点から乾式工
法の間仕切壁が採用される一方、乾式工法の間仕切壁で
は得難い遮音性能、即ち、隣室の騒音を完全に遮音する
高度な遮音性能が、設計条件又は施工条件として付加的
に要求される傾向がある。ここに、低周波数域の騒音を
遮断する遮音性能に関しては、ノンスタッド構造の間仕
切壁を採用し且つ比較的重質の建材を採用することによ
り、或る程度の設計条件又は要求条件を満たすことがで
きる。しかるに、従来の補強リブ付ボードを用いたノン
スタッド構造の間仕切壁は、楽器音、音響機器又はOA
機器等が発する音、或いは、金属音などの比較的高周波
域の音を十分に遮音することができない。従って、近年
の集合住宅等の要求条件又は設計条件は、主に高周波域
の騒音対策又は遮音対策を殊に重視する傾向があるが、
このような条件を有効且つ安価に解決し得るノンスタッ
ド構造ないし建築用ボードの補強構造は、依然として開
発されていない。
建築物の間仕切壁には、更に高度な遮音性能及び面外剛
性が要求されつつある。例えば、集合住宅又はマンショ
ンの戸境壁として、間仕切壁の軽量化の観点から乾式工
法の間仕切壁が採用される一方、乾式工法の間仕切壁で
は得難い遮音性能、即ち、隣室の騒音を完全に遮音する
高度な遮音性能が、設計条件又は施工条件として付加的
に要求される傾向がある。ここに、低周波数域の騒音を
遮断する遮音性能に関しては、ノンスタッド構造の間仕
切壁を採用し且つ比較的重質の建材を採用することによ
り、或る程度の設計条件又は要求条件を満たすことがで
きる。しかるに、従来の補強リブ付ボードを用いたノン
スタッド構造の間仕切壁は、楽器音、音響機器又はOA
機器等が発する音、或いは、金属音などの比較的高周波
域の音を十分に遮音することができない。従って、近年
の集合住宅等の要求条件又は設計条件は、主に高周波域
の騒音対策又は遮音対策を殊に重視する傾向があるが、
このような条件を有効且つ安価に解決し得るノンスタッ
ド構造ないし建築用ボードの補強構造は、依然として開
発されていない。
【0005】また、近年の財産意識の高まり、或いは、
地震に対する懸念等により、間仕切壁、殊に、マンショ
ン等の分譲住宅の戸境壁に関する構造的条件又は施工条
件が厳格化しており、間仕切壁の壁体の面外剛性を更に
向上させる必要性が生じている。しかしながら、従来の
間仕切壁構造、或いは、建築用ボードの補強構造では、
この種の設計・施工条件を十分に達成し難い。しかも、
複雑な設備配線等を要する建築物、例えば、近年のイン
テリジェントビルでは、階高が4m乃至5mに達するも
のがある。しかしながら、従来のリブ付ボードでは、3
乃至4m以上の階高又は壁高の設計に対して十分に対応
することができず、この結果、基本的に各壁面の壁体が
自立する構造を有するノンスタッド構造の間仕切壁で
は、設計・施工可能な階高又は壁高に関し、ボードの剛
性に基づく必然的な限界が生じてしまう。本発明は、か
かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、補強リブを備え且つノンスタッド構造の間仕
切壁の壁体として使用可能なボード組立体において、壁
体の遮音性能、殊に、高周波域の騒音に対する遮音性能
を改善するとともに、壁体の面外剛性を向上することが
できるボード組立体を提供することにある。
地震に対する懸念等により、間仕切壁、殊に、マンショ
ン等の分譲住宅の戸境壁に関する構造的条件又は施工条
件が厳格化しており、間仕切壁の壁体の面外剛性を更に
向上させる必要性が生じている。しかしながら、従来の
間仕切壁構造、或いは、建築用ボードの補強構造では、
この種の設計・施工条件を十分に達成し難い。しかも、
複雑な設備配線等を要する建築物、例えば、近年のイン
テリジェントビルでは、階高が4m乃至5mに達するも
のがある。しかしながら、従来のリブ付ボードでは、3
乃至4m以上の階高又は壁高の設計に対して十分に対応
することができず、この結果、基本的に各壁面の壁体が
自立する構造を有するノンスタッド構造の間仕切壁で
は、設計・施工可能な階高又は壁高に関し、ボードの剛
性に基づく必然的な限界が生じてしまう。本発明は、か
かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、補強リブを備え且つノンスタッド構造の間仕
切壁の壁体として使用可能なボード組立体において、壁
体の遮音性能、殊に、高周波域の騒音に対する遮音性能
を改善するとともに、壁体の面外剛性を向上することが
できるボード組立体を提供することにある。
【0006】本発明は更に、ノンスタッド構造の間仕切
壁において、壁体の耐力及び剛性を向上させ、設計・施
工可能な間仕切壁の階高又は壁高を増大させることがで
きるボード組立体を提供することを目的とする。本発明
は又、上記建築用ボードを用いた間仕切壁の構造及び間
仕切壁の施工方法を提供することを目的とする。
壁において、壁体の耐力及び剛性を向上させ、設計・施
工可能な間仕切壁の階高又は壁高を増大させることがで
きるボード組立体を提供することを目的とする。本発明
は又、上記建築用ボードを用いた間仕切壁の構造及び間
仕切壁の施工方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、建築
用ボードからなる基板と、建築用ボードのボード片によ
って形成される補強リブとを備えたボード組立体におい
て、前記ボード片の平坦面が、前記基板の裏面に対して
所定の角度をなす起立方向に配向され、該ボード片の側
縁が、接着材又は接着剤を介して、前記基板の裏面に接
着され、少なくとも前記接着材又は接着剤が前記基板の
裏面上の前記ボード片の起立姿勢及び位置を維持し得る
ように硬化するまで、該ボード片を保持するための固定
治具が、前記基板に更に取付けられたことを特徴とする
ボード組立体を提供する。このように、本発明によるボ
ード組立体は、基板と、基板の裏面に接着された補強リ
ブと、積層体の起立姿勢及び位置を保持する固定治具と
を備え、補強リブは、基板の裏面に起立する。補強リブ
は、間仕切壁の構成部材として、壁体に作用する短期又
は長期の垂直荷重、水平荷重及び曲げ荷重等に対して、
壁体の面外剛性及び強度を増大させる。
用ボードからなる基板と、建築用ボードのボード片によ
って形成される補強リブとを備えたボード組立体におい
て、前記ボード片の平坦面が、前記基板の裏面に対して
所定の角度をなす起立方向に配向され、該ボード片の側
縁が、接着材又は接着剤を介して、前記基板の裏面に接
着され、少なくとも前記接着材又は接着剤が前記基板の
裏面上の前記ボード片の起立姿勢及び位置を維持し得る
ように硬化するまで、該ボード片を保持するための固定
治具が、前記基板に更に取付けられたことを特徴とする
ボード組立体を提供する。このように、本発明によるボ
ード組立体は、基板と、基板の裏面に接着された補強リ
ブと、積層体の起立姿勢及び位置を保持する固定治具と
を備え、補強リブは、基板の裏面に起立する。補強リブ
は、間仕切壁の構成部材として、壁体に作用する短期又
は長期の垂直荷重、水平荷重及び曲げ荷重等に対して、
壁体の面外剛性及び強度を増大させる。
【0008】また、上記構成の補強リブは、壁体に作用
する衝撃力、曲げ応力及び剪断応力を分散し、壁体にお
ける局部的な応力集中を回避し、これにより、壁体の変
形又は破損を有効に防止することができる。従って、本
発明のボード組立体は、壁体の剛性及び強度を増大させ
るばかりでなく、4m以上の階高又は壁高の設計に対応
し得るノンスタッド構造の間仕切壁の施工を可能にす
る。更に、本発明は、ボード組立体を構成する各構成部
材、即ち、基板及び補強リブの方向性の相違又は変化に
より、基板の遮音特性及び補強リブの遮音特性の相乗効
果又は相殺効果を調整し、滑らかな間仕切壁の遮音効果
の周波数特性を達成し得るとの本願発明者の知見に基づ
き、殊に高周波数域における局部的な遮音作用の低減を
回避しようとして得られたものであり、本発明のボード
組立体によれば、殊に2000Hz乃至4000Hzの
範囲の高周波数領域において、顕著なコインシデンス効
果が発現せず、高周波数域の騒音を効果的に遮音するこ
とができる。好ましくは、前記所定の角度は、実質的に
直角に設定され、前記ボード片は、複数のボード片の積
層体からなる。更に好ましくは、前記基板及び前記ボー
ド片は、同一素材の建築内装工事用板体又は該板体の裁
断片である。或る実施態様において、前記基板及び前記
ボード片は、石膏を主材とする板体の表面及び裏面に紙
層を積層した石膏系板体又は該板体の裁断片であり、前
記接着材は、石膏系接着材である。
する衝撃力、曲げ応力及び剪断応力を分散し、壁体にお
ける局部的な応力集中を回避し、これにより、壁体の変
形又は破損を有効に防止することができる。従って、本
発明のボード組立体は、壁体の剛性及び強度を増大させ
るばかりでなく、4m以上の階高又は壁高の設計に対応
し得るノンスタッド構造の間仕切壁の施工を可能にす
る。更に、本発明は、ボード組立体を構成する各構成部
材、即ち、基板及び補強リブの方向性の相違又は変化に
より、基板の遮音特性及び補強リブの遮音特性の相乗効
果又は相殺効果を調整し、滑らかな間仕切壁の遮音効果
の周波数特性を達成し得るとの本願発明者の知見に基づ
き、殊に高周波数域における局部的な遮音作用の低減を
回避しようとして得られたものであり、本発明のボード
組立体によれば、殊に2000Hz乃至4000Hzの
範囲の高周波数領域において、顕著なコインシデンス効
果が発現せず、高周波数域の騒音を効果的に遮音するこ
とができる。好ましくは、前記所定の角度は、実質的に
直角に設定され、前記ボード片は、複数のボード片の積
層体からなる。更に好ましくは、前記基板及び前記ボー
ド片は、同一素材の建築内装工事用板体又は該板体の裁
断片である。或る実施態様において、前記基板及び前記
ボード片は、石膏を主材とする板体の表面及び裏面に紙
層を積層した石膏系板体又は該板体の裁断片であり、前
記接着材は、石膏系接着材である。
【0009】他の観点より、上記ボード片は、前記基板
を間仕切壁に取付けたときに、前記基板の裏面に上下方
向に配向されるように位置決めされる。更に他の観点よ
り、上記ボード片は、前記基板を間仕切壁に取付けたと
きに、前記基板の裏面に実質的に水平に配向されるよう
に位置決めされる。或る実施態様においては、前記ボー
ド片は、前記基板を間仕切壁に取付けたときに、前記基
板の裏面に格子状に配向されるように位置決めされる。
本発明により形成される間仕切壁においては、このよう
なボード組立体が、上端部及び下端部を天井ランナ及び
床ランナに夫々固定され、前記ボード片が、間仕切壁の
内部空間に突出し、該ボード組立体は、ノンスタッド構
造の間仕切壁の少なくとも一方の側の壁体を形成する。
本発明によるノンスタッド構造の間仕切壁の施工方法に
おいては、上記ボード組立体は、上記ボード片が間仕切
壁の内部空間に突出するように、間仕切壁の少なくとも
一方の側の壁体を構成する壁体構成部材として上下方向
に配置され、前記ボード組立体は、上位支持部材及び下
位支持部材に固定される。更に、本発明のボード組立体
は、間仕切壁の間柱又はスタッドとして使用することが
できる。例えば、ボード組立体を間仕切壁の間柱又はス
タッドとして用いた好適な実施態様において、前記基板
は、比較的幅狭のボード片からなり、該基板及び前記ボ
ード片は、間仕切壁の間柱として使用可能なT形断面の
線形部材を全体的に形成する。変形例として、前記ボー
ド組立体のT型断面形状の自由端部分には、接着材又は
接着剤によって第2基板が接着され、該第2基板は、前
記ボードの平坦面と実質的に直交するように配向され、
前記基板、前記ボード片及び前記第2基板は、間仕切壁
の間柱として使用可能なH形断面の線形部材を全体的に
形成する。
を間仕切壁に取付けたときに、前記基板の裏面に上下方
向に配向されるように位置決めされる。更に他の観点よ
り、上記ボード片は、前記基板を間仕切壁に取付けたと
きに、前記基板の裏面に実質的に水平に配向されるよう
に位置決めされる。或る実施態様においては、前記ボー
ド片は、前記基板を間仕切壁に取付けたときに、前記基
板の裏面に格子状に配向されるように位置決めされる。
本発明により形成される間仕切壁においては、このよう
なボード組立体が、上端部及び下端部を天井ランナ及び
床ランナに夫々固定され、前記ボード片が、間仕切壁の
内部空間に突出し、該ボード組立体は、ノンスタッド構
造の間仕切壁の少なくとも一方の側の壁体を形成する。
本発明によるノンスタッド構造の間仕切壁の施工方法に
おいては、上記ボード組立体は、上記ボード片が間仕切
壁の内部空間に突出するように、間仕切壁の少なくとも
一方の側の壁体を構成する壁体構成部材として上下方向
に配置され、前記ボード組立体は、上位支持部材及び下
位支持部材に固定される。更に、本発明のボード組立体
は、間仕切壁の間柱又はスタッドとして使用することが
できる。例えば、ボード組立体を間仕切壁の間柱又はス
タッドとして用いた好適な実施態様において、前記基板
は、比較的幅狭のボード片からなり、該基板及び前記ボ
ード片は、間仕切壁の間柱として使用可能なT形断面の
線形部材を全体的に形成する。変形例として、前記ボー
ド組立体のT型断面形状の自由端部分には、接着材又は
接着剤によって第2基板が接着され、該第2基板は、前
記ボードの平坦面と実質的に直交するように配向され、
前記基板、前記ボード片及び前記第2基板は、間仕切壁
の間柱として使用可能なH形断面の線形部材を全体的に
形成する。
【0010】本発明により形成される間仕切壁において
は、このような間柱型又はスタッド型のボード組立体
が、少なくとも一方の側の壁体を支持する間柱構成部材
として間仕切壁内に配置され、前記ボード組立体の上端
部及び下端部が天井ランナ及び床ランナに夫々固定さ
れ、建築用内装建材又は外装建材が前記ボード組立体に
対して取付けられる。また、本発明による間仕切壁の施
工方法において、上記間柱型又はスタッド型ボード組立
体は、間仕切壁の少なくとも一方の側の壁体を支持する
間柱構成部材として間仕切壁内に上下方向に配置され、
前記ボード組立体は、上位支持部材及び下位支持部材に
固定され、建築用内装建材又は外装建材が、前記ボード
組立体に対して取付けられる。
は、このような間柱型又はスタッド型のボード組立体
が、少なくとも一方の側の壁体を支持する間柱構成部材
として間仕切壁内に配置され、前記ボード組立体の上端
部及び下端部が天井ランナ及び床ランナに夫々固定さ
れ、建築用内装建材又は外装建材が前記ボード組立体に
対して取付けられる。また、本発明による間仕切壁の施
工方法において、上記間柱型又はスタッド型ボード組立
体は、間仕切壁の少なくとも一方の側の壁体を支持する
間柱構成部材として間仕切壁内に上下方向に配置され、
前記ボード組立体は、上位支持部材及び下位支持部材に
固定され、建築用内装建材又は外装建材が、前記ボード
組立体に対して取付けられる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施例について詳細に説明する。第1図は、本発明に係
る建築用ボード組立体の斜視図であり、第2図は、図1
に示す建築用ボード組立体の横断面図であり、第3図
は、第1図に示すリブ固定治具の拡大斜視図である。第
1図に示すように、建築用ボード組立体1(以下、ボー
ド組立体1という)は、主に建築内装工事において使用
される平坦な建築用ボード2と、建築用ボード2に対し
て直角に配置された補強リブ4と、補強リブ4を固定す
るための固定治具6とを備える。建築用ボード2は、ボ
ード組立体1の基板を構成する。建築用ボード2とし
て、例えば、石膏ボード、珪酸カルシウム板、フレキシ
ブルボード、高比重ボード、硬質石膏板、FGボード、
或いは、無機質系繊維補強ボード等の無機質系の板体な
どを例示することができるが、このような板体に限定さ
れるものではなく、使用目的に応じて各種の建築工事用
内外装板を建築用ボード2として、選択的に採用するこ
とができる。本実施例においては、説明を簡略化するた
めに、建築用ボード2として、建築工事で広く実用に供
されている石膏系ボードを採用するものとする。
実施例について詳細に説明する。第1図は、本発明に係
る建築用ボード組立体の斜視図であり、第2図は、図1
に示す建築用ボード組立体の横断面図であり、第3図
は、第1図に示すリブ固定治具の拡大斜視図である。第
1図に示すように、建築用ボード組立体1(以下、ボー
ド組立体1という)は、主に建築内装工事において使用
される平坦な建築用ボード2と、建築用ボード2に対し
て直角に配置された補強リブ4と、補強リブ4を固定す
るための固定治具6とを備える。建築用ボード2は、ボ
ード組立体1の基板を構成する。建築用ボード2とし
て、例えば、石膏ボード、珪酸カルシウム板、フレキシ
ブルボード、高比重ボード、硬質石膏板、FGボード、
或いは、無機質系繊維補強ボード等の無機質系の板体な
どを例示することができるが、このような板体に限定さ
れるものではなく、使用目的に応じて各種の建築工事用
内外装板を建築用ボード2として、選択的に採用するこ
とができる。本実施例においては、説明を簡略化するた
めに、建築用ボード2として、建築工事で広く実用に供
されている石膏系ボードを採用するものとする。
【0012】補強リブ4は、好ましくは、建築用ボード
2と同質のボード片からなり、更に好適には、建築用ボ
ード2を予め所定寸法に裁断することによって形成され
た複数のボード片の積層体からなる。本例において、補
強リブ4は、硬質石膏板を所定寸法に裁断することによ
り得られた2枚のボード片5、5からなり、ボード片
5、5は、面と面とを合わせて整列した状態で積層さ
れ、ステープルによって相互に係止されるとともに、接
着剤又は接着材を介して相互に一体的に接着されてい
る。補強リブ4の下側の側縁面は、接着剤又は接着材3
を介して、建築用ボード2の裏面の中央領域に接着され
る。補強リブ4の全長は、建築用ボード2の全長よりも
若干短く、補強リブ4の各端部は、建築用ボード2の端
縁から所定の間隔を隔てて終端している。補強リブ4の
長辺方向の軸線は、建築用ボード2の長手方向軸線と平
行に配向され、補強リブ4の短辺方向(図1において上
下方向)の軸線は、建築用ボード2の裏面に対して直角
に配向され、補強リブ4は、第2図に示す如く、建築用
ボード2の裏面上に垂直に起立する。接着材3として、
建築用ボード2の基材と同質又は同系統の接着材、例え
ば、GLボンド等の石膏系接着材を好ましく使用するこ
とができる。
2と同質のボード片からなり、更に好適には、建築用ボ
ード2を予め所定寸法に裁断することによって形成され
た複数のボード片の積層体からなる。本例において、補
強リブ4は、硬質石膏板を所定寸法に裁断することによ
り得られた2枚のボード片5、5からなり、ボード片
5、5は、面と面とを合わせて整列した状態で積層さ
れ、ステープルによって相互に係止されるとともに、接
着剤又は接着材を介して相互に一体的に接着されてい
る。補強リブ4の下側の側縁面は、接着剤又は接着材3
を介して、建築用ボード2の裏面の中央領域に接着され
る。補強リブ4の全長は、建築用ボード2の全長よりも
若干短く、補強リブ4の各端部は、建築用ボード2の端
縁から所定の間隔を隔てて終端している。補強リブ4の
長辺方向の軸線は、建築用ボード2の長手方向軸線と平
行に配向され、補強リブ4の短辺方向(図1において上
下方向)の軸線は、建築用ボード2の裏面に対して直角
に配向され、補強リブ4は、第2図に示す如く、建築用
ボード2の裏面上に垂直に起立する。接着材3として、
建築用ボード2の基材と同質又は同系統の接着材、例え
ば、GLボンド等の石膏系接着材を好ましく使用するこ
とができる。
【0013】一対の固定治具6、6が、所定の間隔を隔
てて補強リブ4上に配置され、補強リブ4の位置及び姿
勢を保持する。第3図に示すように、固定治具6は、補
強リブ4の外形に相補する凹部6aと、固定治具6を建
築用ボード2の裏面に固定するための一対の係止孔6b
とを備える(第3図には、一方の係止孔6bのみが図示
されている)。各固定治具6は、補強リブ4の所定位置
に位置決めされ、補強リブ4は、固定治具6の凹部6a
内に収容される。ボードビス又はネジ等の係止具8が、
係止孔6bに挿通され、建築用ボード2の裏面に螺入さ
れ、かくして、補強リブ4を保持した固定治具6は、建
築用ボード2の裏面に固定される。固定治具6は、接着
材又は接着剤3が乾燥硬化する前に生じ得る補強リブ4
の変位を凹部6aによって規制するので、接着材又は接
着剤3の乾燥硬化により、第1図に示すように直立の補
強リブ4を一体的に備えたボード組立体1が製作され
る。所望により、接着材又は接着剤3の硬化後に、固定
治具6をボード組立体1から取り外しても良い。第4図
は、第1図に示すボード組立体1を間仕切壁の床ランナ
に取付けた事例を示す間仕切壁の部分縦断面図である。
てて補強リブ4上に配置され、補強リブ4の位置及び姿
勢を保持する。第3図に示すように、固定治具6は、補
強リブ4の外形に相補する凹部6aと、固定治具6を建
築用ボード2の裏面に固定するための一対の係止孔6b
とを備える(第3図には、一方の係止孔6bのみが図示
されている)。各固定治具6は、補強リブ4の所定位置
に位置決めされ、補強リブ4は、固定治具6の凹部6a
内に収容される。ボードビス又はネジ等の係止具8が、
係止孔6bに挿通され、建築用ボード2の裏面に螺入さ
れ、かくして、補強リブ4を保持した固定治具6は、建
築用ボード2の裏面に固定される。固定治具6は、接着
材又は接着剤3が乾燥硬化する前に生じ得る補強リブ4
の変位を凹部6aによって規制するので、接着材又は接
着剤3の乾燥硬化により、第1図に示すように直立の補
強リブ4を一体的に備えたボード組立体1が製作され
る。所望により、接着材又は接着剤3の硬化後に、固定
治具6をボード組立体1から取り外しても良い。第4図
は、第1図に示すボード組立体1を間仕切壁の床ランナ
に取付けた事例を示す間仕切壁の部分縦断面図である。
【0014】第4図に示すように、軽量鉄骨製の下位ラ
ンナ又は床ランナ(以下、床ランナという)11が、床
スラブ又は床下地モルタル等の床盤10上に固定されて
いる。ボード組立体1は、裏面を床ランナ11に向けて
配置され、床ランナ11のフランジ部12の所定位置に
位置決めされる。建築用ボード2の下端部が、フランジ
部12に当接し、ビス及び/又は接着剤を介してフラン
ジ部12の外側面に一体的に固定される。補強リブ4の
下端が、フランジ部12の上端から僅かに間隔を隔てて
床ランナ11の上方域に位置する。なお、ボード組立体
1の上端部分は、ボード組立体1及び床ランナ11の取
り合い詳細と実質的に上下対称の関係をなす取り合い詳
細にて、図示されていない天井ランナ又は上位ランナ
(以下、天井ランナという)に固定される。第5図は、
ボード組立体1からなる壁体を両側面に備えた間仕切壁
を示す縦断面図であり、第6図は、第5図のA−A線に
おける間仕切壁の横断面図である。ボード組立体1が、
間仕切壁20の各側の壁体として、床ランナ11及び天
井ランナ14に取付けられる。間仕切壁20の内部空間
に突出する補強リブ4は、第6図に示すように、反対側
の壁体を構成するボード組立体1の補強リブ4と干渉し
ないように位置決めされ、補強リブ4は、間仕切壁20
の内部に千鳥配列に配置される。
ンナ又は床ランナ(以下、床ランナという)11が、床
スラブ又は床下地モルタル等の床盤10上に固定されて
いる。ボード組立体1は、裏面を床ランナ11に向けて
配置され、床ランナ11のフランジ部12の所定位置に
位置決めされる。建築用ボード2の下端部が、フランジ
部12に当接し、ビス及び/又は接着剤を介してフラン
ジ部12の外側面に一体的に固定される。補強リブ4の
下端が、フランジ部12の上端から僅かに間隔を隔てて
床ランナ11の上方域に位置する。なお、ボード組立体
1の上端部分は、ボード組立体1及び床ランナ11の取
り合い詳細と実質的に上下対称の関係をなす取り合い詳
細にて、図示されていない天井ランナ又は上位ランナ
(以下、天井ランナという)に固定される。第5図は、
ボード組立体1からなる壁体を両側面に備えた間仕切壁
を示す縦断面図であり、第6図は、第5図のA−A線に
おける間仕切壁の横断面図である。ボード組立体1が、
間仕切壁20の各側の壁体として、床ランナ11及び天
井ランナ14に取付けられる。間仕切壁20の内部空間
に突出する補強リブ4は、第6図に示すように、反対側
の壁体を構成するボード組立体1の補強リブ4と干渉し
ないように位置決めされ、補強リブ4は、間仕切壁20
の内部に千鳥配列に配置される。
【0015】グラスウール又はロックウール等の断熱/
吸音材21が、間仕切壁20の内部空間に挿入され、隣
接する補強リブ4の間の領域に蛇行状態に延在する。捨
貼ボード22が、ステープル又は接着剤等を介してボー
ド組立体1の表面に貼着される。捨貼ボード22の表面
には、内装下地ボード23が更に貼着され、内装下地ボ
ード23は、塗装仕上又はクロス貼等の内装工事を施す
室内側内装下地面を形成する。内装下地ボード23に代
えて、所謂化粧内装ボードを使用しても良い。本実施例
の構造を有する間仕切壁において、例えば、以下の仕様
の間仕切壁を施工することができる。 ボード片5の材質/厚さ :硬質石膏板/15mm 補強リブ4の幅T(第2図) :30mm 補強リブ4の高さW(第2図) :50mm 接着材の厚さw(第2図) :7mm 間仕切壁の壁厚D(第5図、第6図) :149mm 床及び天井ランナの幅d(第5図、第6図):90mm 建築用ボード2の材質/厚さ :硬質石膏板/15mm 捨貼ボード22の材質/厚さ :石膏ボード/9.5mm 内装下地ボード23の材質/厚さ :繊維混入スラグ石膏板/5mm 耐火時間 :2時間 遮音性能 :TDL─56相当 曲外性能 :7mm/180kg相当 第7図は、第1図乃至第6図に示すボード組立体1の各
種変形例を示す横断面図である。
吸音材21が、間仕切壁20の内部空間に挿入され、隣
接する補強リブ4の間の領域に蛇行状態に延在する。捨
貼ボード22が、ステープル又は接着剤等を介してボー
ド組立体1の表面に貼着される。捨貼ボード22の表面
には、内装下地ボード23が更に貼着され、内装下地ボ
ード23は、塗装仕上又はクロス貼等の内装工事を施す
室内側内装下地面を形成する。内装下地ボード23に代
えて、所謂化粧内装ボードを使用しても良い。本実施例
の構造を有する間仕切壁において、例えば、以下の仕様
の間仕切壁を施工することができる。 ボード片5の材質/厚さ :硬質石膏板/15mm 補強リブ4の幅T(第2図) :30mm 補強リブ4の高さW(第2図) :50mm 接着材の厚さw(第2図) :7mm 間仕切壁の壁厚D(第5図、第6図) :149mm 床及び天井ランナの幅d(第5図、第6図):90mm 建築用ボード2の材質/厚さ :硬質石膏板/15mm 捨貼ボード22の材質/厚さ :石膏ボード/9.5mm 内装下地ボード23の材質/厚さ :繊維混入スラグ石膏板/5mm 耐火時間 :2時間 遮音性能 :TDL─56相当 曲外性能 :7mm/180kg相当 第7図は、第1図乃至第6図に示すボード組立体1の各
種変形例を示す横断面図である。
【0016】第7図に示す如く、ボード組立体1におけ
る補強リブ4の構造態様は、間仕切壁の設計条件、或い
は、ボード組立体1の使用目的及び使用部位に応じて多
様に変形することができる。例えば、第7図(A)、
(B)、(D)に示す如く、補強リブ4を、単体のボー
ド片5によって形成することができる。また、第7図
(E)に示す如く、GL工法において使用されるGLボ
ンド等の石膏系接着材3aを介して2枚のボード片を接
着し、補強リブ4を形成しても良い。第7図(E)に示
す例において、2枚のボード片は、接着材3aの厚み分
だけ相互に離間する。接着材3aによる固定治具6の腐
食を回避すべく、接着材3aは、固定治具6が配置され
る領域においてボード片7に置換され、従って、補強リ
ブ4は、固定治具6の領域において、3層構造のボード
片を構成する。ボード組立体1は又、補強リブ4と建築
用ボード2との接合方法に関し、ボード組立体1の用途
又は機能に応じて、多様に変形し得る。例えば、補強リ
ブ4は、第7図(A)において、酢ビ系接着剤3によっ
て建築用ボード2の裏面に接着されており、また、補強
リブ4は、第7図(B)、(C)において、GLボンド
等の石膏系接着材3によって建築用ボード2の裏面に接
着される。更に、第7図(D)において、補強リブ4
は、建築用ボード2の裏面に突き付けられ、GLボンド
等の石膏系接着材3が、補強リブ4の両側に形成された
隅部領域を充填するように、隅肉形態に塗布される。第
7図(C)、(D)に示す接着方法において、接着材3
は、固定治具6の腐食を防止すべく、固定治具6が設け
られた領域に塗布されていない。また、第7図(D)に
示す接着方法では、接着剤3は、補強リブ4と建築用ボ
ード2との付き付け面に塗布されていない。
る補強リブ4の構造態様は、間仕切壁の設計条件、或い
は、ボード組立体1の使用目的及び使用部位に応じて多
様に変形することができる。例えば、第7図(A)、
(B)、(D)に示す如く、補強リブ4を、単体のボー
ド片5によって形成することができる。また、第7図
(E)に示す如く、GL工法において使用されるGLボ
ンド等の石膏系接着材3aを介して2枚のボード片を接
着し、補強リブ4を形成しても良い。第7図(E)に示
す例において、2枚のボード片は、接着材3aの厚み分
だけ相互に離間する。接着材3aによる固定治具6の腐
食を回避すべく、接着材3aは、固定治具6が配置され
る領域においてボード片7に置換され、従って、補強リ
ブ4は、固定治具6の領域において、3層構造のボード
片を構成する。ボード組立体1は又、補強リブ4と建築
用ボード2との接合方法に関し、ボード組立体1の用途
又は機能に応じて、多様に変形し得る。例えば、補強リ
ブ4は、第7図(A)において、酢ビ系接着剤3によっ
て建築用ボード2の裏面に接着されており、また、補強
リブ4は、第7図(B)、(C)において、GLボンド
等の石膏系接着材3によって建築用ボード2の裏面に接
着される。更に、第7図(D)において、補強リブ4
は、建築用ボード2の裏面に突き付けられ、GLボンド
等の石膏系接着材3が、補強リブ4の両側に形成された
隅部領域を充填するように、隅肉形態に塗布される。第
7図(C)、(D)に示す接着方法において、接着材3
は、固定治具6の腐食を防止すべく、固定治具6が設け
られた領域に塗布されていない。また、第7図(D)に
示す接着方法では、接着剤3は、補強リブ4と建築用ボ
ード2との付き付け面に塗布されていない。
【0017】第8図は、本発明によるボード組立体の構
造を間仕切壁の間柱に適用した実施例を示す横断面図で
あり、第9図は、第8図に示すボード組立体を間仕切壁
の床ランナに取付けた状態を示す縦断面図である。第8
図において、補強リブ4は、比較的幅狭の建築用ボード
2の裏面に固定される。建築用ボード2は、例えば、定
尺又は規定寸法の石膏ボードを所定の幅に裁断したボー
ド片であり、好ましくは、建築用ボード2の全長は、補
強リブ4の全長と実質的に同一に設定される。補強リブ
4及び建築用ボード2は、接着材又は接着剤3を介し
て、建築用ボード2に直角に接着され、固定治具6が、
上記各実施例と同様に、係止具8によって建築用ボード
2に固定される。固定治具6は、補強リブ4の位置及び
直立姿勢を保持する。また、補強リブ4の構造及び接着
方法として、第7図に示す多様な補強リブ構造及び接着
方法を採用することができる。施工において、補強リブ
4、固定治具6及び建築用ボード2から構成されるボー
ド組立体1は、間仕切壁の間柱位置に配置される。第9
図に示す如く、建築用ボード2の下端部が、床盤10上
の床ランナ11のフランジ部12に固定され、間仕切壁
の内部領域にて垂直且つ上方に延びる。ボード組立体1
の上端部(図示せず)は、下端部と上下対称の形態をな
して、天井ランナ(図示せず)に固定される。ボード組
立体1の表面は、室内側空間に面しており、捨貼ボード
又は内装下地用ボード、或いは、化粧内装ボード24
が、ステープル、接着剤又は接着材等によって建築用ボ
ード2の表面に貼着される。本実施例では、隣接するボ
ード24、24の継目又は目地部25(第8図)が、ボ
ード組立体1の中心線平面上に配置される。
造を間仕切壁の間柱に適用した実施例を示す横断面図で
あり、第9図は、第8図に示すボード組立体を間仕切壁
の床ランナに取付けた状態を示す縦断面図である。第8
図において、補強リブ4は、比較的幅狭の建築用ボード
2の裏面に固定される。建築用ボード2は、例えば、定
尺又は規定寸法の石膏ボードを所定の幅に裁断したボー
ド片であり、好ましくは、建築用ボード2の全長は、補
強リブ4の全長と実質的に同一に設定される。補強リブ
4及び建築用ボード2は、接着材又は接着剤3を介し
て、建築用ボード2に直角に接着され、固定治具6が、
上記各実施例と同様に、係止具8によって建築用ボード
2に固定される。固定治具6は、補強リブ4の位置及び
直立姿勢を保持する。また、補強リブ4の構造及び接着
方法として、第7図に示す多様な補強リブ構造及び接着
方法を採用することができる。施工において、補強リブ
4、固定治具6及び建築用ボード2から構成されるボー
ド組立体1は、間仕切壁の間柱位置に配置される。第9
図に示す如く、建築用ボード2の下端部が、床盤10上
の床ランナ11のフランジ部12に固定され、間仕切壁
の内部領域にて垂直且つ上方に延びる。ボード組立体1
の上端部(図示せず)は、下端部と上下対称の形態をな
して、天井ランナ(図示せず)に固定される。ボード組
立体1の表面は、室内側空間に面しており、捨貼ボード
又は内装下地用ボード、或いは、化粧内装ボード24
が、ステープル、接着剤又は接着材等によって建築用ボ
ード2の表面に貼着される。本実施例では、隣接するボ
ード24、24の継目又は目地部25(第8図)が、ボ
ード組立体1の中心線平面上に配置される。
【0018】第10図は、第8図及び第9図に示すボー
ド組立体の変形例を示す間仕切壁の横断面図であり、第
11図は、第10図に示す間仕切壁の縦断面図である。
第10図において、積層体4、建築用ボード2及び固定
治具6を備えたボード組立体1の基本構成は、第8図に
示すボード組立体と実質的に同じ基本構成のものであ
る。しかしながら、ボード組立体1は、第2基板を構成
する第2建築用ボード9を更に含み、第2建築用ボード
9は、補強リブ4の中心軸線に対して、建築用ボード2
と軸対称に配置される。なお、補強リブ4の中心軸線
は、間仕切壁の中心線上に位置する。第2建築用ボード
9は、固定治具6が設けられた領域を除き、接着材又は
接着剤3によって補強リブ4の側縁面に接着される。好
ましくは、第2建築用ボード9と補強リブ4との相対位
置及び相対角度を保持するために、固定治具6と実質的
に同じ構成の固定治具(図示せず)が、上下方向に間隔
を隔てて固定治具6と略対称に取付けられる。かくし
て、ボード組立体1は、全体的として、H型断面形状の
線形部材又は棒状部材を形成し、このような形態のボー
ド組立体1は、間柱に作用する圧縮、曲げ及び剪断応力
に対して、有効且つ十分な断面係数及び曲げ剛性を有す
る。
ド組立体の変形例を示す間仕切壁の横断面図であり、第
11図は、第10図に示す間仕切壁の縦断面図である。
第10図において、積層体4、建築用ボード2及び固定
治具6を備えたボード組立体1の基本構成は、第8図に
示すボード組立体と実質的に同じ基本構成のものであ
る。しかしながら、ボード組立体1は、第2基板を構成
する第2建築用ボード9を更に含み、第2建築用ボード
9は、補強リブ4の中心軸線に対して、建築用ボード2
と軸対称に配置される。なお、補強リブ4の中心軸線
は、間仕切壁の中心線上に位置する。第2建築用ボード
9は、固定治具6が設けられた領域を除き、接着材又は
接着剤3によって補強リブ4の側縁面に接着される。好
ましくは、第2建築用ボード9と補強リブ4との相対位
置及び相対角度を保持するために、固定治具6と実質的
に同じ構成の固定治具(図示せず)が、上下方向に間隔
を隔てて固定治具6と略対称に取付けられる。かくし
て、ボード組立体1は、全体的として、H型断面形状の
線形部材又は棒状部材を形成し、このような形態のボー
ド組立体1は、間柱に作用する圧縮、曲げ及び剪断応力
に対して、有効且つ十分な断面係数及び曲げ剛性を有す
る。
【0019】第11図に示すように、ボード組立体1の
建築用ボード2、9の上方延長部分が、ビス及び/又は
接着剤によって天井ランナ14のフランジ部16に固定
され、建築用ボード2、9の下方延長部分が、ビス及び
/又は接着剤によって床ランナ14のフランジ部12に
固定され、ボード組立体1は、間仕切壁の内部領域に垂
直に延在する。ボード組立体1の両側に位置する建築用
ボード2及び第2建築用ボード9は、両側の室内空間に
夫々面しており、これらのボード2、9の表面には、接
着剤又は接着材を介して捨貼ボード26の裏面が貼着さ
れ、捨貼ボード26の表面には、接着剤又は接着材を介
して内装下地ボード又は化粧内装ボード27の裏面が貼
着される。容易に理解し得るように、本例において、ボ
ード組立体1は、従来工法による軽量鉄骨製スタッドと
全く同様の使用形態で使用されている。以上説明した各
実施例は、補強リブ4を垂直又は上下方向に配向するこ
とを意図したものであるが、補強リブ4を水平又は横方
向に配向することも可能である。第12図及び第13図
は、間仕切壁の耐衝撃性を向上させるべく、補強リブ4
を、少なくとも水平に配向した実施例を示すボード組立
体の裏面の斜視図及び縦断面図である。
建築用ボード2、9の上方延長部分が、ビス及び/又は
接着剤によって天井ランナ14のフランジ部16に固定
され、建築用ボード2、9の下方延長部分が、ビス及び
/又は接着剤によって床ランナ14のフランジ部12に
固定され、ボード組立体1は、間仕切壁の内部領域に垂
直に延在する。ボード組立体1の両側に位置する建築用
ボード2及び第2建築用ボード9は、両側の室内空間に
夫々面しており、これらのボード2、9の表面には、接
着剤又は接着材を介して捨貼ボード26の裏面が貼着さ
れ、捨貼ボード26の表面には、接着剤又は接着材を介
して内装下地ボード又は化粧内装ボード27の裏面が貼
着される。容易に理解し得るように、本例において、ボ
ード組立体1は、従来工法による軽量鉄骨製スタッドと
全く同様の使用形態で使用されている。以上説明した各
実施例は、補強リブ4を垂直又は上下方向に配向するこ
とを意図したものであるが、補強リブ4を水平又は横方
向に配向することも可能である。第12図及び第13図
は、間仕切壁の耐衝撃性を向上させるべく、補強リブ4
を、少なくとも水平に配向した実施例を示すボード組立
体の裏面の斜視図及び縦断面図である。
【0020】第12図に示すように、補強リブ4は、建
築用ボード2の裏面に水平に接着され、固定治具6、6
によって所定の位置(高さ)及び姿勢に保持されてい
る。好ましくは、補強リブ4は、ボード組立体1が間仕
切壁に取付けられたときに、床面からの高さHが約700m
m 乃至1500mmの範囲内に相当するように、位置決めされ
る。第13図に示すように、水平方向の補強リブ4と、
垂直方向の補強リブ4とを建築用ボード2の裏面に配設
し、全体的に格子上の補強リブをボード組立体1に形成
することができる。このように床面から所定の高さ範囲
内に配置された水平な補強リブ4を有するボード組立体
1は、間仕切壁に作用する衝撃に対する壁体の耐衝撃性
を更に向上させる。以上説明したとおり、本発明による
ボード組立体1は、建築用ボード2と、建築用ボード2
の裏面に起立状態に接着された補強リブ4と、積層体の
姿勢及び位置を保持する固定治具6とを備え、補強リブ
4は、建築用ボード2に対して直角に配向される。補強
リブ4は、ボード組立体1が間仕切壁に取付けられたと
き、壁体に作用する短期又は長期の垂直荷重、水平荷重
及び曲げ荷重等に対して、壁体の剛性及び強度を増大さ
せる。従って、4m以上の階高又は壁高の設計に対応し
得るノンスタッド構造の間仕切壁を施工することができ
る。
築用ボード2の裏面に水平に接着され、固定治具6、6
によって所定の位置(高さ)及び姿勢に保持されてい
る。好ましくは、補強リブ4は、ボード組立体1が間仕
切壁に取付けられたときに、床面からの高さHが約700m
m 乃至1500mmの範囲内に相当するように、位置決めされ
る。第13図に示すように、水平方向の補強リブ4と、
垂直方向の補強リブ4とを建築用ボード2の裏面に配設
し、全体的に格子上の補強リブをボード組立体1に形成
することができる。このように床面から所定の高さ範囲
内に配置された水平な補強リブ4を有するボード組立体
1は、間仕切壁に作用する衝撃に対する壁体の耐衝撃性
を更に向上させる。以上説明したとおり、本発明による
ボード組立体1は、建築用ボード2と、建築用ボード2
の裏面に起立状態に接着された補強リブ4と、積層体の
姿勢及び位置を保持する固定治具6とを備え、補強リブ
4は、建築用ボード2に対して直角に配向される。補強
リブ4は、ボード組立体1が間仕切壁に取付けられたと
き、壁体に作用する短期又は長期の垂直荷重、水平荷重
及び曲げ荷重等に対して、壁体の剛性及び強度を増大さ
せる。従って、4m以上の階高又は壁高の設計に対応し
得るノンスタッド構造の間仕切壁を施工することができ
る。
【0021】また、補強リブ4は、壁体に作用する衝撃
力、曲げ応力及び剪断応力を分散し、壁体における局部
的な応力集中を回避するので、上記剛性及び強度の増大
効果と相まって、壁体の変形又は破損を有効に防止する
ことができる。殊に、床面から所定の高さ範囲に配置さ
れた水平方向の補強リブ4は、一般的な生活空間又は居
住空間において壁体に作用し得る衝撃に対して、壁体の
耐衝撃性を安価且つ効率的に向上させることができる。
更に、上記補強リブ4を備えたボード組立体1は、20
00Hz乃至4000Hz程度の高周波数域に所謂コイ
ンシデンス効果を生じさせず、高周波数域の騒音を効果
的に遮音することができる。なお、高周波数域のコイン
シデンス効果は、従来のボード又はリブ付ボードの壁体
に観られたものであり、高周波数域の遮音効果を低減さ
せる要因である。このため、従来の壁体では、下貼ボー
ドの厚さと上貼ボードの厚さとを相違させたり、或い
は、各ボードの比重を調整するなど、極めて困難な調整
を強いられていた。しかしながら、本発明のボード組立
体によれば、このような煩雑且つ不規則な調整を要する
ことなく、2000Hz乃至4000Hz程度の高周波
数域においてコインシデンス効果が発生するのを防止
し、効果的な壁体の遮音効果を確保することができる。
力、曲げ応力及び剪断応力を分散し、壁体における局部
的な応力集中を回避するので、上記剛性及び強度の増大
効果と相まって、壁体の変形又は破損を有効に防止する
ことができる。殊に、床面から所定の高さ範囲に配置さ
れた水平方向の補強リブ4は、一般的な生活空間又は居
住空間において壁体に作用し得る衝撃に対して、壁体の
耐衝撃性を安価且つ効率的に向上させることができる。
更に、上記補強リブ4を備えたボード組立体1は、20
00Hz乃至4000Hz程度の高周波数域に所謂コイ
ンシデンス効果を生じさせず、高周波数域の騒音を効果
的に遮音することができる。なお、高周波数域のコイン
シデンス効果は、従来のボード又はリブ付ボードの壁体
に観られたものであり、高周波数域の遮音効果を低減さ
せる要因である。このため、従来の壁体では、下貼ボー
ドの厚さと上貼ボードの厚さとを相違させたり、或い
は、各ボードの比重を調整するなど、極めて困難な調整
を強いられていた。しかしながら、本発明のボード組立
体によれば、このような煩雑且つ不規則な調整を要する
ことなく、2000Hz乃至4000Hz程度の高周波
数域においてコインシデンス効果が発生するのを防止
し、効果的な壁体の遮音効果を確保することができる。
【0022】本発明の構成により上記効果が得られる理
由は、必ずしも明確ではないが、このような効果は、素
材の繊維方向が直交することに起因しているものと思わ
れる。即ち、本願発明のボード組立体1では、基板を構
成する建築用ボード2における素材の繊維方向と、補強
リブ4を構成するボード片5における素材の繊維方向と
が、実質的に交差する方向に配向される。従って、ボー
ド組立体1の面外剛性及び耐衝撃性に関し、建築用ボー
ド2の繊維方向と交差する繊維方向を有する補強リブ4
が、曲げ応力等を効果的に分散し、また、遮音性に関
し、このような補強リブが、コインシデンス効果の発生
周波数域を更に高い周波数の領域に移行させ、この結
果、一般に問題視される2000Hz乃至4000Hz
程度の高周波数域におけるコインシデンス効果の発生を
防止するものと考えられる。また、本願発明に係るボー
ド組立体1の或る実施品(建築用ボード2及びボード片
5として市販の石膏ボードを使用)と、従来の補強リブ
付ボード(複数枚の石膏ボード片を石膏ボード基板の裏
面上に平行に積層してなるリブ付ボード)とを、補強リ
ブ4の高さ(第2図、W+w)を一致させた上で、遮音
効果及び面外剛性に関し、両者を比較したところ、本願
発明のボード組立体1は、殊に高周波数域(2000H
z〜4000Hz)において優れた遮音性能を発揮し
た。
由は、必ずしも明確ではないが、このような効果は、素
材の繊維方向が直交することに起因しているものと思わ
れる。即ち、本願発明のボード組立体1では、基板を構
成する建築用ボード2における素材の繊維方向と、補強
リブ4を構成するボード片5における素材の繊維方向と
が、実質的に交差する方向に配向される。従って、ボー
ド組立体1の面外剛性及び耐衝撃性に関し、建築用ボー
ド2の繊維方向と交差する繊維方向を有する補強リブ4
が、曲げ応力等を効果的に分散し、また、遮音性に関
し、このような補強リブが、コインシデンス効果の発生
周波数域を更に高い周波数の領域に移行させ、この結
果、一般に問題視される2000Hz乃至4000Hz
程度の高周波数域におけるコインシデンス効果の発生を
防止するものと考えられる。また、本願発明に係るボー
ド組立体1の或る実施品(建築用ボード2及びボード片
5として市販の石膏ボードを使用)と、従来の補強リブ
付ボード(複数枚の石膏ボード片を石膏ボード基板の裏
面上に平行に積層してなるリブ付ボード)とを、補強リ
ブ4の高さ(第2図、W+w)を一致させた上で、遮音
効果及び面外剛性に関し、両者を比較したところ、本願
発明のボード組立体1は、殊に高周波数域(2000H
z〜4000Hz)において優れた遮音性能を発揮し
た。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の上記構成に
よれば、補強リブを備え且つノンスタッド構造の間仕切
壁の壁体として使用可能なボード組立体において、壁体
の遮音性能、殊に、高周波域の騒音に対する遮音性能を
改善するとともに、壁体の面外剛性を向上することがで
きるボード組立体を提供することができる。また、本発
明によれば、ノンスタッド構造の間仕切壁において、壁
体の耐力及び剛性を向上させ、設計・施工可能な間仕切
壁の階高又は壁高を増大させることができるボード組立
体を提供することができる。更に、本発明によれば、上
記ボード組立体を用いた間仕切壁の構造及び間仕切壁の
施工方法を提供することができる。
よれば、補強リブを備え且つノンスタッド構造の間仕切
壁の壁体として使用可能なボード組立体において、壁体
の遮音性能、殊に、高周波域の騒音に対する遮音性能を
改善するとともに、壁体の面外剛性を向上することがで
きるボード組立体を提供することができる。また、本発
明によれば、ノンスタッド構造の間仕切壁において、壁
体の耐力及び剛性を向上させ、設計・施工可能な間仕切
壁の階高又は壁高を増大させることができるボード組立
体を提供することができる。更に、本発明によれば、上
記ボード組立体を用いた間仕切壁の構造及び間仕切壁の
施工方法を提供することができる。
【図1】本発明に係る建築用ボード組立体の斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す建築用ボード組立体の横断面図であ
る。
る。
【図3】図1に示すリブ固定治具の拡大斜視図である。
【図4】図1に示すボード組立体を間仕切壁の床ランナ
に取付けた事例を示す間仕切壁の部分縦断面図である。
に取付けた事例を示す間仕切壁の部分縦断面図である。
【図5】ボード組立体からなる壁体を両側面に備えた間
仕切壁を示す縦断面図である。
仕切壁を示す縦断面図である。
【図6】図5のA−A線における間仕切壁の横断面図で
ある。
ある。
【図7】ボード組立体の各種変形例を示す横断面図であ
る。
る。
【図8】本発明によるボード組立体の構造を間仕切壁の
間柱に適用した実施例を示す横断面図である。
間柱に適用した実施例を示す横断面図である。
【図9】図8に示すボード組立体を間仕切壁の床ランナ
に取付けた状態を示す縦断面図である。
に取付けた状態を示す縦断面図である。
【図10】図8及び図9に示すボード組立体の変形例を
示す間仕切壁の横断面図である。
示す間仕切壁の横断面図である。
【図11】図10に示す間仕切壁の縦断面図である。
【図12】補強リブを水平に配向した実施例を示すボー
ド組立体の裏面の斜視図である。
ド組立体の裏面の斜視図である。
【図13】補強リブを水平及び垂直に配向した実施例を
示すボード組立体の裏面の縦断面図である。
示すボード組立体の裏面の縦断面図である。
1 建築用ボード組立体 2 建築用ボード 3 接着剤又は接着材 4 補強リブ 5 ボード片 6 固定治具 8 係止具 10 床盤 11 床ランナ 14 天井ランナ 20 間仕切壁
Claims (12)
- 【請求項1】 建築用ボードからなる基板と、建築用ボ
ードのボード片によって形成される補強リブとを備えた
ボード組立体において、 前記ボード片の平坦面が、前記基板の裏面に対して所定
の角度をなす起立方向に配向され、該ボード片の側縁
が、接着材又は接着剤を介して、前記基板の裏面に接着
され、 少なくとも前記接着材又は接着剤が前記基板の裏面上の
前記ボード片の起立姿勢及び位置を維持し得るように硬
化するまで、該ボード片を保持するための固定治具が、
前記基板に更に取付けられたことを特徴とするボード組
立体。 - 【請求項2】 前記所定の角度は、実質的に直角に設定
されることを特徴とする請求項1に記載のボード組立
体。 - 【請求項3】 前記ボード片は、複数のボード片の積層
体からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のボ
ード組立体。 - 【請求項4】 前記ボード片は、前記基板を間仕切壁に
取付けたときに、前記基板の裏面に上下方向に延びるよ
うに位置決めされることを特徴とする請求項1乃至3の
いずれか1項に記載のボード組立体。 - 【請求項5】 前記ボード片は、前記基板を間仕切壁に
取付けたときに、前記基板の裏面に実質的に水平に配向
されるように位置決めされることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか1項に記載のボード組立体。 - 【請求項6】 前記ボード片は、前記基板を間仕切壁に
取付けたときに、前記基板の裏面に格子状に配向される
ように位置決めされることを特徴とする請求項1乃至5
のいずれか1項に記載のボード組立体。 - 【請求項7】 前記基板は、比較的幅狭のボード片から
なり、該基板及び前記ボード片は、間仕切壁の間柱とし
て使用可能なT形断面の線形部材を全体として形成する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
のボード組立体。 - 【請求項8】 前記ボード組立体のT型断面形状の自由
端部分には、接着材又は接着剤によって第2基板が接着
され、該第2基板は、前記ボードの平坦面と実質的に直
交するように配向され、前記基板、前記ボード片及び前
記第2基板は、間仕切壁の間柱として使用可能なH形断
面の線形部材を全体として形成することを特徴とする請
求項7に記載のボード組立体。 - 【請求項9】 請求項1乃至6のいずれか1項に記載さ
れたボード組立体が、上端部及び下端部を天井ランナ及
び床ランナに夫々固定され、前記ボード片が、間仕切壁
の内部空間に突出し、 該ボード組立体は、ノンスタッド構造の間仕切壁の少な
くとも一方の側の壁体を形成することを特徴とする間仕
切壁。 - 【請求項10】 請求項7又は8に記載されたボード組
立体が、少なくとも一方の側の壁体を支持する間柱構成
部材として間仕切壁内に配置され、前記ボード組立体の
上端部及び下端部が天井ランナ及び床ランナに夫々固定
され、 建築用内装建材又は外装建材が前記ボード組立体に対し
て取付けられたことを特徴とする間仕切壁。 - 【請求項11】 前記ボード片が、間仕切壁の内部空間
に突出するように、請求項1乃至6のいずれか1項に記
載されたボード組立体を、間仕切壁の少なくとも一方の
側の壁体を構成する壁体構成部材として上下方向に配置
し、 前記ボード組立体を上位支持部材及び下位支持部材に固
定して、ノンスタッド構造の間仕切壁を形成することを
特徴とする間仕切壁の施工方法。 - 【請求項12】 請求項7又は8に記載されたボード組
立体を、間仕切壁の少なくとも一方の側の壁体を支持す
る間柱構成部材として間仕切壁内に上下方向に配置し、 前記ボード組立体を上位支持部材及び下位支持部材に固
定し、前記ボード組立体に対して建築用内装建材又は外
装建材を取付けて間仕切壁を形成することを特徴とする
間仕切壁の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11719595A JPH094096A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | ボード組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11719595A JPH094096A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | ボード組立体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094096A true JPH094096A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=14705757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11719595A Pending JPH094096A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | ボード組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094096A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057218A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Daiwa House Ind Co Ltd | 遮音壁構造 |
| JP2011504830A (ja) * | 2007-10-26 | 2011-02-17 | サン−ゴバン グラス フランス | 優れた振動音響減衰挙動を有するグレージング、そのようなグレージングの製造方法、および車両の客室の音響保護方法 |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP11719595A patent/JPH094096A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008057218A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Daiwa House Ind Co Ltd | 遮音壁構造 |
| JP2011504830A (ja) * | 2007-10-26 | 2011-02-17 | サン−ゴバン グラス フランス | 優れた振動音響減衰挙動を有するグレージング、そのようなグレージングの製造方法、および車両の客室の音響保護方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20031217 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |