JPH0941147A - プラズマcvd方法 - Google Patents

プラズマcvd方法

Info

Publication number
JPH0941147A
JPH0941147A JP7195197A JP19519795A JPH0941147A JP H0941147 A JPH0941147 A JP H0941147A JP 7195197 A JP7195197 A JP 7195197A JP 19519795 A JP19519795 A JP 19519795A JP H0941147 A JPH0941147 A JP H0941147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cvd method
plasma cvd
film
substrate
plasma
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7195197A
Other languages
English (en)
Inventor
Senichi Hayashi
専一 林
Nobumasa Suzuki
伸昌 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7195197A priority Critical patent/JPH0941147A/ja
Publication of JPH0941147A publication Critical patent/JPH0941147A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 膜質が向上し、高性能で高速な成膜が可能な
プラズマCVD方法を提供する。 【解決手段】 排気手段によりプラズマ発生室内及び該
プラズマ発生室と連通した成膜室内を減圧させ、希ガス
と希ガス以外のガスを該プラズマで発生室又は成膜室に
供給し、該プラズマ発生室内に電気エネルギーを供給
し、該プラズマ発生室に連通した成膜室内に配された基
体表面に薄膜を堆積させるプラズマCVD法であって、
該希ガスを除く全ガスの流量に対する希ガスの流量を5
倍以上にすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマCVD方
法、特に、低温で高性能かつ高速に薄膜を形成するプラ
ズマCVD方法に関し、特に光磁気ディスク用基板や液
晶表示素子用基板の製造方法にも適用可能なプラズマC
VD方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマCVD方法の一例であるマイク
ロ波プラズマCVD方法によるポリカーボネート上への
成膜は例えば次のように行われる。マイクロ波プラズマ
CVD装置の成膜室内に原料ガスを導入し、同時にマイ
クロ波エネルギーを投入して該成膜室内にプラズマを発
生させ前記ガスを励起、分解して、該成膜室内に配され
た基体上に堆積膜を形成する。この際通常は、原料ガス
にArが含まれていないか、含まれていたとしても全ガ
ス流量の数%以下である。しかしながら、上記従来例で
は、プラズマの密度が5×1011/cm3 程度の高密度
プラズマで薄膜を形成しても、膜中の水素含有率が少な
くない等問題があった。マイクロ波パワーを増加するこ
とによって水素含有率は減少するが、プラズマ中の入射
イオン数が増加するために基板温度が上昇し、ポリカー
ボネート等のプラスチック基板を用いる場合基板が溶け
る等問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
例の問題点を解決し、基体の温度上昇を抑えつつプラズ
マ密度を増加させることにより、低温で高性能かつ高速
に薄膜を形成するプラズマCVD方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。
【0005】即ち、本発明は、排気手段によりプラズマ
発生室内及び該プラズマ発生室と連通した成膜室内を減
圧させ、希ガスと希ガス以外のガスを該プラズマ発生室
又は成膜室に供給し、該プラズマ発生室内に電気エネル
ギーを供給し、該プラズマ発生室に連通した成膜室内に
配された基体表面に薄膜を堆積させるプラズマCVD方
法であって、該希ガスを除く全ガスの流量に対する希ガ
スの流量を5倍以上にすることを特徴とするプラズマC
VD方法を提供するものであり、前記希ガスを除く全ガ
スの流量に対する該希ガスの流量を10倍以上にするこ
と、前記の電気エネルギーが、導入管によって導入する
マイクロ波であること、マイクロ波を導入する導波管が
スロット付環状導波管であること、耐熱温度が100℃
以下である基体を用いること、前記基体がFe、Al、
Mo、Au、Nb、Ta、V、Ti、Pt、Pb等の金
属又はこれらの合金からなる導電性基体であること、前
記基体がポリエチレン、ポリエステル、セルロースアセ
テート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ア
クリル、ゼラチン或いはこれらを主成分とする高分子で
あること、前記基体がポリカーポネート或いはこれを主
成分とする高分子であること、前記プラズマCVD方法
によって堆積させた薄膜が、窒化シリコン膜、酸化シリ
コン膜、酸化タンタル膜、酸化チタン膜、窒化チタン
膜、酸化アルミニウム膜、窒化アルミニウム膜、弗化マ
グネシウム膜等の絶縁膜であること、前記薄膜がa−S
i、poly−Si、SiC、GaAs等の半導体膜で
あること、前記薄膜がAl、W、Mo、Ti、Ta等の
金属膜であること、前記希ガスがArであることを含
む。また、本発明は、光磁気ディスク用基板の製造方法
に用いることを特徴とするCVD方法及び液晶表示素子
用基板の製造方法に用いることを特徴とするプラズマC
VD方法を提案するものである。
【0006】本発明によれば希ガスを除く全原料ガスの
流量に対して希ガスの体積流量を5倍以上にすることに
より電子温度が低下し電子密度が高くなり、基板温度上
昇を抑えつつ、プリカーサ(中間活性体:例えばSi−
N−H)の反応度が進み、成膜するプロセスで水素脱離
反応が促進され膜中の水素含有率が少なくなり膜質が向
上し、高性能で高速な成膜が可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して更
に詳細に説明する。図1はマイクロ波プラズマCVD装
置の断面図である。1は成膜室、1´はプラズマ発生
室、2は被覆基体、3は被覆基体2の支持体、4は被覆
基体2を加熱するヒータ、5は排気管、6は第1の原料
ガス導入管、7は第2の原料ガス導入管、8は第3の原
料ガス導入管、9はマイクロ波導波管、10は石英部材
である。装置は排気手段とガス導入管と電気エネルギー
を投入できるシステム(マイクロ波では電源・導波管、
DCやRFでは電源・電極など)を備えている。
【0008】本発明の方法を実施するには図1のように
成膜室1内の支持体3上に基体2を設置する。本発明の
プラズマ処理により成膜する基体は導電性のものであっ
ても、電気絶縁性のものであっても、半導体であっても
よい。
【0009】導電性基体としてはFe、Ni、Cr、A
l、Mo、Au、Nb、Ta、V、Ti、Pt、Pbな
どの金属又はこれらの合金、例えば真鍮、ステンレス鋼
等が挙げられる。
【0010】絶縁体基体としては、ポリエチレン、ポリ
エステル、ポリカボネート、セルロースアセテート、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリスチレン、ポリアミドなどの有機物のフィル
ム、シートなどが挙げられる。
【0011】次いで不図示の排気手段により成膜室内を
十分排気し、ガスを導入し排気側に設けられたコンダク
タンスバルブ(不図示)により所望の圧力に調整する。
【0012】本発明のプラズマCVD方法でマイクロ波
プラズマCVD装置におけるプラズマ発生室1´、もし
くは成膜室1の圧力は好ましくは0.1mTorr〜1
Torrの範囲から選択することができる。
【0013】また、プラズマ密度を測定するためにシン
グルブローブがプラズマ中に挿入できるように配置し、
データを取り電子温度や電子密度を求めれらるようにし
ておくことが好ましい。
【0014】本発明のプラズマCVD方法でマイクロ波
プラズマCVD装置により成膜する際の基体温度は使用
する原料ガスの種類や堆積膜の種類、及び用途により多
少異なるが、一般的に室温から400℃の範囲である
が、本発明の効果を十分発揮するには200℃以下のよ
り低温の方が特によく、基体が前記の高分子からなる絶
縁体基体の場合は耐熱温度が100℃以下が好ましい。
例えばポリカーボネートは耐熱温度が60℃であるが、
基体温度が60℃以下で良質な膜が高速に得られた。
【0015】次に第1の原料ガス導入管6、第2の原料
ガス導入管7及び第3の原料ガス導入管8により堆積膜
形成用ガス及びプラズマ発生用ガスを導入する。
【0016】堆積膜形成用ガスとしては、一般に公知の
ガス使用ができる。
【0017】プラズマの作用で容易に分解され単独でも
堆積し得るガスは、化学量論的組成の達成やプラズマ発
生室内の膜付着防止のため例えば成膜室1内の成膜用第
1の及び第2の原料ガス導入管6、7を介して成膜室1
へ導入することが望ましい。また、プラズマの作用で容
易に分解されにくく単独では堆積し難しいガスは、プラ
ズマ発生室1内の例えばプラズマ発生用の第3の原料ガ
ス導入管8を介してプラズマ発生室1´内へ導入するこ
とが望ましい。
【0018】a−Si、poly−Si、SiC等のS
i系半導体膜を形成する場合の成膜用ガス導入管を介し
て導入するSi原子を含有する原料としては、SiH
4 、Si2 H6 などの無機シラン類、テトラエチルシラ
ン(TES)、テトラメチルシラン(TMS)、ジメチ
ルシラン(DMS)などの有機シラン類、SiF4 、S
i2 F6 、SiHF3 、SiH2 F2 、SiCl4 、S
i2 Cl6 、SiHCl 3 、SiH2 Cl2 、SiH3
Cl、SiCl2 F2 などのハロシラン類等、常温常圧
でガス状態にあるものまたは容易にガス化し得るものが
挙げられる。また、この場合プラズマ発生用ガス導入管
例えば第3の原料ガス導入管8を介して導入するプラズ
マ発生用ガスとしてはH2 、He、Ne、Ar、Kr、
Xe、Rn等が挙げられる。
【0019】Si3 N4 、SiO2 等のSi化合物系薄
膜を形成する場合の成膜用ガス導入管を介して導入する
Si原子を含有する原料としては、SiH4 、Si2 H
6 等無機シラン類、テトラエトキシシラン(TEO
S)、テトラメトキシシラン(TMOS)、オクタメチ
ルシクロテトラシラン(OMCTS)等の有機シラン
類、SiF4 、Si2 F6 、SiHF3 、SiH2 F
2 、SiCl4 、Si2 Cl6、SiHCl3 、SiH2
Cl2 、SiH3 Cl、SiCl2 F2 などのハロシ
ラン類等、常温常圧でガス状態にあるものまたは容易に
ガス化し得るものが挙げられる。また、この場合のプラ
ズマ発生用ガス導入管を介して導入する原料としては、
N2 、NH3 、N2 H4 、ヘキサメチルジシラザン(H
MDS)、O2 、O3 、H2 O、NO、N2 O、NO2
等が挙げられる。
【0020】Al、W、Mo、Ti、Ta等の金属薄膜
を形成する場合の成膜用ガス導入管を介して導入する金
属原子を含有する原料としては、トリメチルアルミニウ
ム(TMAl)、トリエチルアルミニウム(TEA
l)、トリイソブチルアルミニウム(TIBAl)、ジ
メチルアルミニウムハイドライド(DMAlH)、タン
グステンカルボニル(W(CO)6 )、モリブテンカル
ボニル(Mo(CO)6 )、トリメチルガリウム(TM
Ga)、トリエチルガリウム(TEGa)などの有機金
属、AlCl3 、WF6 、TiCl3 、TaCl5 など
のハロゲン化金属などが挙げられる。また、この場合の
プラズマ発生用ガス導入管を介して導入するプラズマ発
生用ガスとしては、H2 、He、Ne、Ar、Kr、X
e、Rnが挙げられる。
【0021】Al2 O3 、AlN、Ta2 O5 、TiO
2 、TiN、WO3 などの金属化合物薄膜を形成する場
合の成膜用ガス導入管を介して導入する金属原子を含有
する原料としては、トリメチルアルミニウム(TMA
l)、トリエチルアルミニウム(TEAl)、トリイソ
ブチルアルミニウム(TIBAl)、ジメチルアルミニ
ウムハイドライド(DMAlH)、タングステンカルボ
ニル(W(CO)6 )、モリブテンカルボニル(Mo
(CO)6 )、トリメチルガリウム(TMGa)、トリ
エチルガリウム(TEGa)などの有機金属、AlCl
3 、WF6 、TiCl3 、TaCl5 などのハロゲン化
金属ながど挙げられる。また、この場合のプラズマ発生
用ガス導入管を介して導入するプラズマ発生用ガスとし
ては、N2 、NH3 、N2 H4 、ヘキサメチルジシラザ
ン(HMDS)、O2 、O3 、H2 O、NO、N2 O、
NO2 等が挙げられる。
【0022】本発明のプラズマ処理による堆積膜の形成
は、以上の説明からも明らかなように使用するガスを適
宜選択することにより窒化シリコン膜、酸化シリコン
膜、酸化タンタル膜、酸化チタン膜、窒化チタン膜、酸
化アルミニウム膜、窒化アルミニウム膜、弗化マグネシ
ウム膜などの絶縁膜、a−Si、poly−Si、Si
C、GaAs等の半導体膜、Al、W、Mo、Ti、T
a等の金属膜等、各種の堆積膜を効率よく形成すること
が可能である。
【0023】また、本発明のプラズマ処理は表面改質に
も適用できる。例えば、使用するガスを適宜選択するこ
とにより、Si、Al、Ti、Zn、Ta等の基体もし
くは表面層に酸化処理或いは窒化処理さらにはB、A
s、P等のドーピング処理が可能である。更に本発明の
プラズマ処理はクリーニング方法にも適用できる。その
場合酸化物或いは有機物や重金属などのクリーニングに
使用することができる。基体を酸化表面処理する場合の
プラズマ発生用ガス導入管を介して導入する酸化性ガス
としては、O2 、O3 、H2 O、NO、N2 O、NO2
等が挙げられる。また、基体を窒化表面処理する場合の
プラズマ発生用ガス導入管を介して導入する窒化性ガス
としては、N2 、NH3 、N2 H4 、ヘキサメチルジシ
ラザン(HMDS)等が挙げられる。この場合成膜しな
いので、成膜用ガス導入管を介して原料ガスは導入しな
い、もしくはプラズマ発生用ガス導入管を介して導入す
るガスと同様のガスを導入する。
【0024】基体表面の有機物をクリーニングする場合
のプラズマ発生用ガス導入管から導入するクリーニング
用ガスとしては、O2 、O3 、H2 O、NO、N2 O、
NO 2 等が挙げられる。また、基体表面の無機物をクリ
ーニングする場合のプラズマ発生用ガス導入管から導入
するクリーニング用ガスとしては、F2 、CF4 、CH
2 F2 、C2 F6 、CF2 Cl2 、SF6 、NF3 等が
挙げられる。この場合成膜しないので、成膜用ガス導入
管を介して原料ガスは導入しない。もしくはプラズマ発
生用ガス導入管を介して導入するガスと同様のガスを導
入する。
【0025】本発明において希ガスを除く全ガスの流量
に対する希ガス流量を5倍以上より好ましくは10倍以
上にすることが肝要である。
【0026】希ガス体積流量が5倍未満では電子密度が
あまり高くない等好ましくなく特に上限はないが、排気
能力が一定の場合、希ガス流量の増加に伴い、成膜用ガ
ス流量が減少すると堆積速度が低下する等の問題があ
る。プラズマを発生させるためのマイクロ波電源は50
0MHz〜50GHzが好ましい。電力は1〜10kW
が好ましい。かくしてプラズマ発生用ガス導入管よりプ
ラズマ発生室1´内に導入されるガスと導波管を介して
プラズマ発生室1´内に導入される電力によりプラズマ
を発生させ、該成膜室1内に導入された成膜用ガスは反
応し、基体2上に厚さ10〜1000nm程度の堆積膜
を成膜させる。
【0027】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。 (実施例1)本発明のプラズマCVD方法を光磁気ディ
スク用窒化シリコン成膜に応用した実施例を図1・図2
を用いて説明する。図1はマイクロ波プラズマCVD装
置の断面図である。
【0028】基体2としては、ポリカーボネート(P
C)基板[φ3.5インチ、耐熱温度60℃]を使用し
た。まず、支持体3上に基体2を設置し、排気系(不図
示)を介してプラズマ発生室1´及び成膜室1内を排気
し、10-6Torrの値まで減圧させた。次に、第1の
原料ガス導入管6からSiH4 を100sccmの流量
で、第2の原料ガス導入管7からN2 を100sccm
の流量で、成膜室1内に導入し、第3の原料ガス導入管
8からArを1s1mの流量でプラズマ発生室1´内に
導入し、排気管5側に設けられたコンダクタンスバルブ
(不図示)により20mTorrの圧力に保持する。更
に2.45GHZ のマイクロ波電源(不図示)より発振
した1kWの電力をスロット付環状導波管9を介してプ
ラズマ発生室1´に導入しプラズマを発生させた。この
際、第2の原料ガス導入管7を介して導入された窒素ガ
スはプラズマ発生室1´内で励起分解されて活性種とな
りPC基板2の方向に輸送され、第1の原料ガス導入管
6を介して導入されたモノシランガスと反応し、窒化シ
リコン膜がPC基板2上に100nmの厚さまで成膜を
行った。
【0029】また、図2に横軸に第3のガスの流量/第
1・第2ガスの流量、縦軸に電子密度を取ったときの関
係を示す。流量比を5倍にした場合は3倍の時より電子
密度が高い。その結果、Si−N−Hなどのプリカーサ
の反応が進み膜中の水素含有率が少ない良質な窒化シリ
コン膜が低温(PC基板に変形が観られないことから6
0℃以下)で高速に成膜された。 (実施例2)本発明のプラズマCVD方法を半導体素子
保護用窒化シリコン成膜に応用した実施例を図1、図3
を用いて説明する。
【0030】基体2としては、P型単結晶シリコン基板
(面方位〈100〉、抵抗率10Ω・cm)を使用し
た。まず、支持体3上に基体2を設置し、排気系(不図
示)を介してプラズマ発生室1´及び成膜室1内を排気
し、10-6Torrの値まで減圧させた。続いてヒータ
4を用いシリコン基板2を300℃に加熱し、該基板を
この温度に保持した。第1の原料ガス導入管6からSi
H4 を100sccmの流量で、第2の原料ガス導入管
7からN2 を200sccmの流量で、成膜室1内に導
入し、第3の原料ガス導入管8からArを3s1mの流
量でプラズマ発生室1´内に導入した。排気管5側に設
けられたコンダクタンスバルブ(不図示)により30m
Torrの圧力に保持した。更に2.45GHZ のマイ
クロ波電源(不図示)より発振した2kWの電力をマイ
クロ波導波管9を介してプラズマ発生室1´に導入しプ
ラズマを発生させた。この際、第2の原料ガス導入管7
を介して導入された窒素ガスはプラズマ発生室1´内で
励起分解されて活性種となりシリコン基板2の方向に輸
送され、第1の原料ガス導入管6を介して導入されたモ
ノシランガスと反応し、窒化シリコン膜がシリコン基板
2上に1.0μmの厚さまで成膜を行った。
【0031】また、図3に横軸に第3のガスの流量/第
1・第2ガスの流量、縦軸に電子密度を取ったときの関
係を示す。流量比を10倍にした場合は5倍の時より電
子密度が高い。その結果、Si−N−Hなどのプリカー
サの反応が進み膜中の水素含有率が少ない良質な窒化シ
リコン膜が高速に成膜された。 (実施例3)本発明のプラズマCVD方法をプラスチッ
クレンズ反射防止用窒化シリコン膜及び酸化シリコン膜
の形成に応用した実施例を図1を用いて説明する。
【0032】基体2としては、直径50mmプラスチッ
ク凸レンズを使用した。まず、支持体3上に基体2を配
し、排気系(不図示)を介してプラズマ発生室1´及び
成膜室1内を排気し、10-6Torrの値まで減圧させ
た。次に第1の原料ガス導入管6からSiH4 を100
sccmの流量で、第2の原料ガス導入管7からN2を
150sccmの流量で、成膜室1内に導入し、第3の
原料ガス導入管8からArを2s1mの流量でプラズマ
発生室1´内に導入し、排気管5側に設けられたコンダ
クタンスバルブ(不図示)により1mTorrの圧力に
保持する。更に2.45GHZ のマイクロ波電源(不図
示)より発振した1kWの電力をスロット付環状導波管
9を介してプラズマ発生室1´に導入しプラズマを発生
させた。この際、第2の原料ガス導入管7を介して導入
された窒素ガスはプラズマ発生室内1´で励起、分解さ
れて窒素原子などの活性種となり、基板2の方向に輸送
され、第1の原料ガス導入管6を介して導入されたモノ
シランガスと反応し、窒化シリコン膜が基板2上に21
nmの厚さで形成された。
【0033】次に、第1の原料ガス導入管6からSiH
4 を100sccmの流量で、第2の原料ガス導入管7
からO2 を200sccmの流量で成膜室1内に導入
し、第3の原料ガス導入管8からArを2slmの流量
でプラズマ発生室1´内に導入し、排気管5側に設けら
れたコンダクタンスバルブ(不図示)により1mTor
rの圧力に保持する。更に2.45GHZ のマイクロ波
電源(不図示)より発振した1kWの電力をスロット付
環状導波管9を介して成膜室1に導入しプラズマを発生
させた。この際、第2の原料ガス導入管7を介して導入
された酸素ガスはプラズマ発生室1´内で励起分解され
て酸素原子などの活性種となり、基板2の方向に輸送さ
れ、第1の原料ガス導入管6を介して導入されたモノシ
ランガスと反応し、酸化シリコン膜が基板2上に86n
mの厚さで形成された。得られた窒化シリコン膜及び酸
化シリコン膜は成膜速度は300nm/min、360
nm/min、と良好で、膜質も500nm付近の反射
率が0.3%と極めて良好な光学特性であることが確認
された。また干渉計でレンズ表面の曲率を参照レンズと
測定比較し、成膜による変化は観測されなかった。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、希ガスを除く全原
料ガスの流量に対して希ガスの流量を5倍以上にするこ
とにより電子温度が低下し電子密度が高くなり、基板温
度上昇を抑えつつプリカーサ(中間活性体)の反応度が
進み、成膜するプロセスで水素脱離反応が促進され膜中
の水素含有率が少なくなるという高性能で高速な成膜が
可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用されるプラズマCVD装置の1例
を示す断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係わるプラズマCVD装置
で電子密度を測定した際の第3のガスの流量/第1・第
2のガスの流量と電子密度の関係を表したグラフであ
る。
【図3】本発明の実施例2に係わるプラズマCVD装置
で電子密度を測定した際の第3のガスの流量/第1・第
2のガスの流量と電子密度の関係を表したグラフであ
る。
【符号の説明】
1 成膜室 1´ プラズマ発生室 2 基体 3 支持体 4 ヒータ 5 排気管 6 第1の原料ガス導入管 7 第2の原料ガス導入管 8 第3の原料ガス導入管 9 マイクロ波導波管 10 石英部材 11 天板部材 12 底板部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/316 H01L 21/316 X 21/318 21/318 B H05H 1/46 9216−2G H05H 1/46 B

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気手段によりプラズマ発生室内及び該
    プラズマ発生室と連通した成膜室内を減圧させ、希ガス
    と希ガス以外のガスを該プラズマ発生室又は成膜室に供
    給し、該プラズマ発生室内に電気エネルギーを供給し、
    該プラズマ発生室に連通した成膜室内に配された基体表
    面に薄膜を堆積させるプラズマCVD方法であって、該
    希ガスを除く全ガスの流量に対する希ガスの流量を5倍
    以上にすることを特徴とするプラズマCVD方法。
  2. 【請求項2】 該希ガスを除く全ガスの流量に対する該
    希ガスの流量を10倍以上にする請求項1に記載のプラ
    ズマCVD方法。
  3. 【請求項3】 該電気エネルギーがマイクロ波である請
    求項1または2に記載のプラズマCVD方法。
  4. 【請求項4】 マイクロ波を導入する導波管がスロット
    付環状導波管である請求項3に記載のプラズマCVD方
    法。
  5. 【請求項5】 耐熱温度が100℃以下である基体を用
    いる請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のプラズ
    マCVD方法。
  6. 【請求項6】 該基体がFe、Ni、Cr、Al、M
    o、Au、Nb、Ta、V、Ti、Pt、Pb等の金属
    又はこれらの合金からなる導電性基体である請求項1乃
    至4のうちいずれか1項に記載のプラズマCVD方法。
  7. 【請求項7】 該基体がポリエチレン、ポリエステル、
    セルロースアセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
    ール、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミ
    ド、ポリイミド、アクリル、ゼラチン或いはこれらを主
    成分とする高分子である請求項1乃至4のうちいずれか
    1項に記載のプラズマCVD方法。
  8. 【請求項8】該基体がポリカーボネート或いはこれを主
    成分とする高分子である請求項1乃至5のうちいずれか
    1項に記載のプラズマCVD方法。
  9. 【請求項9】 該プラズマCVD方法によって堆積させ
    た薄膜が、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜、酸化タン
    タル膜、酸化チタン膜、窒化チタン膜、酸化アルミニウ
    ム膜、窒化アルミニウム膜、弗化マグネシウム膜等の絶
    縁膜である請求項1乃至7のうちいずれか1項に記載の
    プラズマCVD方法。
  10. 【請求項10】 薄膜がa−Si、poly−Si、S
    iC、GaAs等の半導体膜である請求項1乃至8のう
    ちいずれか1項に記載のプラズマCVD方法。
  11. 【請求項11】 薄膜がAl、W、Mo、Ti、Ta等
    の金属膜である請求項1乃至8のうちいずれか1項に記
    載のプラズマCVD方法。
  12. 【請求項12】 希ガスがArである請求項1乃至11
    のうちいずれか1項に記載のプラズマCVD方法。
  13. 【請求項13】 光磁気ディスク用基板の製造方法に用
    いることを特徴とする請求項1乃至12のうちいずれか
    1項に記載のプラズマCVD方法。
  14. 【請求項14】 液晶表示素子用基板の製造方法に用い
    ることを特徴とする請求項1乃至13のうちいずれか1
    項に記載のプラズマCVD方法。
JP7195197A 1995-07-31 1995-07-31 プラズマcvd方法 Pending JPH0941147A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7195197A JPH0941147A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 プラズマcvd方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7195197A JPH0941147A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 プラズマcvd方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0941147A true JPH0941147A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16337074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7195197A Pending JPH0941147A (ja) 1995-07-31 1995-07-31 プラズマcvd方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0941147A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004006321A1 (ja) * 2002-07-08 2004-01-15 Kansai Technology Licensing Organization Co.,Ltd. シリコン窒化膜の形成方法および形成装置
JP2007299686A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Tokyo Electron Ltd 電解質膜の形成方法、成膜装置及び固体燃料電池
JP2012504867A (ja) * 2008-10-01 2012-02-23 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 窒化ケイ素系膜又は炭化ケイ素系膜を形成する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004006321A1 (ja) * 2002-07-08 2004-01-15 Kansai Technology Licensing Organization Co.,Ltd. シリコン窒化膜の形成方法および形成装置
JP2007299686A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Tokyo Electron Ltd 電解質膜の形成方法、成膜装置及び固体燃料電池
JP2012504867A (ja) * 2008-10-01 2012-02-23 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 窒化ケイ素系膜又は炭化ケイ素系膜を形成する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5803975A (en) Microwave plasma processing apparatus and method therefor
US7582555B1 (en) CVD flowable gap fill
EP0930376B1 (en) Method of processing substrate
US5399379A (en) Low-pressure chemical vapor deposition process for depositing high-density, highly-conformal titanium nitride films of low bulk resistivity
US5508066A (en) Method for forming a thin film
US6905543B1 (en) Methods of forming tungsten nucleation layer
JPH0987851A (ja) マイクロ波プラズマ処理装置及び処理方法
US6054735A (en) Very thin PECVD SiO2 in 0.5 micron and 0.35 micron technologies
US20030165619A1 (en) Chemical vapor deposition process for depositing titanium nitride films from an organo-metallic compound
WO1991017566A1 (en) Tungsten disilicide cvd
JPH0127570B2 (ja)
US6749717B1 (en) Device for in-situ cleaning of an inductively-coupled plasma chambers
US6500501B1 (en) Chemical vapor deposition process for depositing titanium silicide films from an organometallic compound
JPS5884111A (ja) ケイ素の改良されたプラズマ析出法
JP4319269B2 (ja) プラズマcvdによる薄膜形成方法
JP3118121B2 (ja) マイクロ波プラズマcvd装置及び堆積膜形成方法
JPH07161489A (ja) 有磁場誘導結合プラズマ処理装置
JP3295336B2 (ja) マイクロ波プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法
JPH0978244A (ja) プラズマcvd方法
JP3534676B2 (ja) Cu又はCu含有膜の形成方法、及び装置
JP2844693B2 (ja) 高融点金属膜の形成方法
JPH07153595A (ja) 有磁場誘導結合プラズマ処理装置
TWI896049B (zh) 含矽碳與氮材料之原子層沉積
JP3488498B2 (ja) 半導体装置における金属薄膜形成方法
TWI856541B (zh) 氫含量減少的含矽層及其製造處理