JPH094115A - システム天井の吊持装置 - Google Patents

システム天井の吊持装置

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JPH094115A
JPH094115A JP7174332A JP17433295A JPH094115A JP H094115 A JPH094115 A JP H094115A JP 7174332 A JP7174332 A JP 7174332A JP 17433295 A JP17433295 A JP 17433295A JP H094115 A JPH094115 A JP H094115A
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frame
unit grid
shaped
fitting
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Norio Nakamura
紀男 中村
Tomoyuki Date
偕行 伊達
Hitoshi Sato
仁 佐藤
Takenori Ishii
武則 石井
Ryoichi Hatano
良一 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ICHIKAI KK
N T T TOSHI KAIHATSU KK
Itoki Co Ltd
NTT Urban Development Corp
Ushio Spex Inc
Original Assignee
ICHIKAI KK
N T T TOSHI KAIHATSU KK
Itoki Co Ltd
NTT Urban Development Corp
Ushio Spex Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】工場にて大量生産した天井下地材としての単位
グリツドフレームを、施工現場において吊り金具へ直接
に能率良く、且つ高精度な取付状態に吊持できるように
する。 【構成】正方形の額縁状態に枠組み一体化された単位グ
リツドフレーム(10)の角隅部へ、各々Y字型コーナ
ー取付金具(43)を添え付け固定する一方、天井スラ
ブ(47)から垂下するターンバツクル式吊り金具(4
8)の下端部へ、コーナー取付金具の合計4個を集中的
に受け止める受け座金(54)を設置して、コーナー取
付金具から張り出すノーズ片(45)を吊り金具の受け
座金へ上方から悉く係止させた上、その吊り金具に通し
込んだ十文字型スペーサープレート((55)を介し
て、上方から固定ナツト(53)によりノーズ片を押え
付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシステム天井の吊持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の天井下地は現場合わせと
して、切断加工や溶接などが行なわれ、天井スラブから
垂下する吊り金具に取り付けられている。又、その天井
裏では照明器具や空調ダクト、スプリンクラー、スピー
カーなどの各種天井追加機器を取り付けるため、異業種
の熟練工による煩雑な作業も行なわれている。
【0003】そして、上記施工を行なうに当っては作業
現場に仮設足場を据え付け、その足場に乗った作業者が
床面上の別な作業者から、上記天井下地の単品部材や天
井追加機器を受け取ったり、作業の進捗に応じ上記足場
を移動させて、その取付位置にアクセスしたりすること
が必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、多大の作業
労力と時間を要し、それにも拘らず施工品質の安定しな
い問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の解決を企図しており、そのための構成上断面ほぼL字
型のアルミ押出材から正方形の額縁状態に枠組み一体化
された単位グリツドフレームと、その隣り合う4個の角
隅部によって区成される十文字間隙を目指して、天井ス
ラブから対応的に垂下するターンバツクル式の吊り金具
とを備え、上記単位グリツドフレームの角隅部に、その
正方形の対角線に沿うノーズ片が外方へ張り出すY字型
のコーナー取付金具を各々添え付け固定する一方、その
合計4個のコーナー取付金具を集中的に受け止める受け
座金を、上記吊り金具の下端部に設置すると共に、上記
コーナー取付金具のノーズ片を吊り金具の受け座金へ上
方から集中的に係止させた上、その吊り金具に通し込ん
だ上記十文字間隙用の十文字型スペーサープレートを介
して、上方から固定ナツトにより上記ノーズ片を悉く押
え付けたことを第1の特徴とし、
【0006】同じく、断面ほぼL字型のアルミ押出材か
ら正方形の額縁状態に枠組み一体化された単位グリツド
フレームと、その隣り合う2個の中間部によって区成さ
れる一文字間隙を目指して、天井スラブから対応的に垂
下するターンバツクル式の吊り金具とを備え、上記単位
グリツドフレームの中間部に、その正方形の対角線に沿
うノーズ片が外方へ張り出すヘ字型中間取付金具の2個
づつを添え付け固定する一方、その合計4個の中間取付
金具を集中的に受け止める受け座金を、上記吊り金具の
下端部に設置すると共に、上記中間取付金具のノーズ片
を吊り金具の受け座金へ上方から集中的に係止させた
上、その吊り金具に通し込んだ上記一文字間隙用の一文
字型スペーサープレートを介して、上方から固定ナツト
により上記ノーズ片を悉く押え付けたことを第2の特徴
とし、
【0007】更に、断面ほぼL字型のアルミ押出材から
正方形の額縁状態に枠組み一体化された単位グリツドフ
レームと、その隣り合う2個の角隅部と1個の中間部に
よって区成されるT字間隙を目指して、天井スラブから
対応的に垂下するターンバツクル式の吊り金具とを備
え、上記単位グリツドフレームにおける2個の角隅部
に、その正方形の対角線に沿うノーズ片が外方へ張り出
すY字型のコーナー取付金具を、残る1個の中間部に同
じくノーズ片が外方へ張り出すヘ字型中間取付金具の2
個を各々添え付け固定する一方、その隣り合うコーナー
取付金具と中間取付金具との合計4個を集中的に受け止
める受け座金を、上記吊り金具の下端部に設置すると共
に、上記コーナー取付金具のノーズ片と中間取付金具の
ノーズ片とを吊り金具の受け座金へ上方から集中的に係
止させた上、その吊り金具に通し込んだ上記T字間隙用
のT字型スペーサープレートを介して、上方から固定ナ
ツトにより上記ノーズ片を悉く押え付けたことを第3の
特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の上記構成によれば、何れにあっても単
位グリツドフレームをその角隅部や中間部に取付金具が
付属する均一な品質の天井下地材として、工場にて大量
生産することができ、施工現場での煩雑な切断加工や溶
接などを一切要しない。
【0009】しかも、上記単位グリツドフレームを天井
スラブから垂下する吊り金具へ取付作業するに当って
は、その取付金具から外向きに張り出すノーズ片を、吊
り金具の下端部に設置された受け座金へ、上方から係止
させた上、その吊り金具に通し込んだスペーサープレー
トを介して、引き続き上方から固定ナツトにより上記ノ
ーズ片を押え付ければ良く、極めて能率良く且つ直接吊
り金具へ取り付けることができ、システム天井の現場施
工性に著しく優れる。
【0010】又、上記スペーサープレートが単位グリツ
ドフレームの隣り合う相互間隙に介在しているため、そ
の間隙を一定の開口幅として高精度に確保することがで
き、施工状態の品質にも優れる。
【0011】更に、上記吊り金具はターンバツクル形態
をなしているため、その回動操作によって天井面の設置
高さを無段階に調整することも可能である。
【0012】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、その本発明の第1実施例を示した図1〜35におい
て、(10)はリサイクル可能なアルミ押出材から一定
な大きさ(例えば1,600×1,600mmや1,8
00×1,800mm)を有する正方形の額縁状態に枠
組み一体化された単位グリツドフレームであり、その押
出断面形状が図4や図27のような垂立面(11)と、
その下端部から内向き水平に張り出す化粧鍔片(12)
との交叉するほぼL字型をなしている。
【0013】しかも、上記単位グリツドフレーム(1
0)の垂立面(11)には、外向き開口する少なくとも
3条の第1〜4係止溝(13)(14)(15)(1
6)が、その設置高さの異なる水平なレール形態に配列
されており、その数段の係止溝(13)〜(16)を選
択的に使用して、単位グリツドフレーム(10)の隣り
合う相互間隙(G)へ、後述の目地板を初め、照明器具
用配電レールや間仕切り用パーテイシヨン、防煙用スク
リーン、防火用スプリンクラーなどの天井付帯設備を取
り付けることができるようになっている。
【0014】(17)は上記単位グリツドフレーム(1
0)の枠内へ、その正方形の一辺と平行な水平仕切り状
態に介在する分割コーンフレームであって、やはりアル
ミ押出材から成り、図4〜8から明白なように、その向
かい合う一対の全体として下面のみならず、上面も開口
する断面ほぼ円錐型に並列設置されることにより、後述
するランプユニツトの反射板を形作っている。
【0015】(18)は上記分割コーンフレーム(1
7)の上端部と中途高さ位置から外向きに張り出す一対
づつのビス受け入れダボであり、その数段の何れも分割
コーンフレーム(17)の長手方向に沿って延在してい
る。(19)は同じく分割コーンフレーム(17)の上
端部付近から外向き水平に張り出す一対の位置決めフイ
ンであり、後述のストツパー金具を位置決め保持する。
【0016】又、(20)は上記分割コーンフレーム
(17)の下端部からやはり外向き水平に張り出す一対
の化粧鍔片であって、上記単位グリツドフレーム(1
0)の化粧鍔片(12)と対応しており、天井パネル
(21)を下方から受け止める。
【0017】更に、(22)は後述するランプユニツト
の取付プレートを受け止めるストツパー金具の合計4個
であって、何れも金属板から分割コーンフレーム(1
7)の上端部に沿って被冠する短かい一定長さ(L1)
の断面ほぼ倒立U字型に曲成されており、その一対づつ
として分割コーンフレーム(17)における長手方向の
両端部へかぶせ付けられている。
【0018】但し、そのストツパー金具(22)のかぶ
せ付け状態にあっても、分割コーンフレーム(17)の
上面は依然開口している。(23)は各ストツパー金具
(22)の固定ビス、(24)は各ストツパー金具(2
2)から分割コーンフレーム(17)内への下向きに屈
曲する第1係止片であり、後述するランプユニツトの弾
性爪と係止する。(25)は同じく各ストツパー金具
(22)から上向きに曲げ起された第2係止片であり、
ランプユニツトの取付プレートにおける長手方向の端部
を受け止める。
【0019】そして、上記のようなストツパー金具(2
2)を付属した分割コーンフレーム(17)は、その長
手方向の両端部を施蓋する一対のカバープレート(2
6)を介して、上記単位グリツドフレーム(10)の枠
内へ固定横架されるようになっている。
【0020】つまり、その各カバープレート(26)の
下端部からは並列する一対の取付座(27)が張り出さ
れているため、これらを上記単位グリツドフレーム(1
0)の垂立面(11)へ内側から接合した上、複数のビ
ス(28)により固定すると共に、これと相前後して、
そのカバープレート(26)と上記分割コーンフレーム
(17)とを別な複数のビス(29)により、組付け一
体化するのである。そのビス(29)が上記ビス受け入
れダボ(18)へ螺入されることとなる。
【0021】上記単位グリツドフレーム(10)の枠内
へ分割コーンフレーム(17)を組付けユニツト化した
状態では、その両者の化粧鍔片(12)(20)同志が
面一に整合すること勿論であり、又単位グリツドフレー
ム(10)の垂立面(11)に開口する上記第1〜4係
止溝(13)〜(16)が、その垂立面(11)に対す
る上記カバープレート(26)の取付ビス(28)によ
って、閉塞されることはない。
【0022】(30)は上記分割コーンフレーム(1
7)における長手方向の中間部へ、上方から抜き差し自
在に差し込み固定されるランプユニツトであって、図
5、7から明白なように、その分割コーンフレーム(1
7)の開口上面を施蓋する一定長さ(L2)の取付プレ
ート(31)と、その取付プレート(31)の中間部へ
縦断状態に組付けられた安定器(32)のカバーケース
(33)並びにランプソケツト(34)のホルダー(3
5)と、同じく取付プレート(31)における長手方向
の両端部から並列する一対づつとして垂下された弾性爪
(36)とを備えている。
【0023】しかも、上記ランプユニツト(30)の取
付プレート(31)は、分割コーンフレーム(17)に
付属する一対づつの上記ストツパー金具(22)へ、上
方から部分的に覆いかぶさる広幅な断面ほぼ倒立U字型
に曲成されている。又、その取付プレート(31)から
並列状態に垂下する一対づつの弾性爪(36)は、その
爪先の対称な楔型として外向きに張り出し屈曲されてい
る。
【0024】そのため、図5と図6、7との対比から示
唆されるように、上記ランプユニツト(30)の取付プ
レート(31)を分割コーンフレーム(17)へかぶせ
付けるべく、その並列する一対づつの弾性爪(36)を
分割コーンフレーム(17)の上面開口へ差し込めば、
その弾性爪(36)の爪先が分割コーンフレーム(1
7)に付属するストツパー金具(22)の第1係止片
(24)と接触して、これにより内向きに押し縮めら
れ、その差し込み終点に達するや外向きに復元拡開し
て、上記第1係止片(24)と離脱やガタツキのおそれ
なく係止することになる。
【0025】その結果、上記分割コーンフレーム(1
7)とランプユニツト(30)の取付プレート(31)
とを反射板とする照明器具に仕上がり、そのランプソケ
ツト(34)に対して下方から蛍光ランプ(37)を着
脱・交換自在に取り付けることができ、更にその蛍光ラ
ンプ(37)の下方から図9のような各種ルーバーやカ
バー(38)などを、やはり着脱・交換自在に取り付け
ることも可能である。
【0026】尚、上記した一対づつの弾性爪(36)を
人為強制的に押し縮めて、その第1係止片(24)との
係止状態を解除することにより、上記ランプユニツト
(30)を分割コーンフレーム(17)から上方へ抜き
出すことも可能である。図示の実施例では2灯式とし
て、蛍光ランプ(37)を上下位置関係に並列させてい
るが、その1灯式を採用しても勿論良い。
【0027】上記分割コーンフレーム(17)に対する
ランプユニツト(30)の取付状態では、その分割コー
ンフレーム(17)における長手方向の中間部が、ここ
へ差し込まれるランプユニツト(30)の取付プレート
(31)によって施蓋されるが、同じく分割コーンフレ
ーム(17)における長手方向の両端部は、その上面の
開口状態に放置されている。
【0028】(39)は上記蛍光ランプ(37)におけ
る長手方向の両端部へ臨む一対として、分割コーンフレ
ーム(17)の内部に介挿された仕切りプレートであ
り、図7から示唆されるように、そのL字型をなす一辺
の起立面(40)が反射板として機能する一方、その起
立面(40)からカバープレート(26)に向かう他辺
の水平面(41)が、分割コーンフレーム(17)の開
口下面を施蓋化粧している。
【0029】つまり、分割コーンフレーム(17)にお
ける長手方向の両端部には、上記仕切りプレート(3
9)により区画された多機能空間(S)が介在し、その
多機能空間(S)の上面が上記ストツパー金具(22)
の一定長さ(L1)だけ開口状態にある。そのため、そ
の一対の多機能空間(S)を有効に利用して、ここに非
常灯(42)やスポツトライト、煙感知器、スピーカ
ー、テレビカメラ、その他の天井追加機器を取り付ける
こともできる。
【0030】図10はその天井追加機器の一例として、
非常灯(42)の取付状態を示しているが、同図から明
白なように、上記仕切りプレート(39)の水平面(4
1)を起立面(40)と別個独立するアダプタープレー
ト(41a)として作成の上、これに予じめ非常灯(4
2)などの各種天井追加機器を組付けユニツトしてお
く。
【0031】そして、そのアダプタープレート(41
a)を上記仕切りプレート(39)の水平面(41)と
互換使用して、分割コーンフレーム(17)の開口下面
へ施蓋状態に取り付けることにより、上記単位グリツド
フレーム(10)に各種天井追加機器の機能も与え得る
のである。その天井追加機器に対する電気配線は、上記
分割コーンフレーム(17)の上面開口を通じて支障な
く行なうことができる。
【0032】次に、(43)は上記単位グリツドフレー
ム(10)を吊持するためのコーナー取付金具であっ
て、図11〜17から明白なように、その単位グリツド
フレーム(10)の角隅部に対応する直角な一対の取付
片(44)と、その交叉部から外向きに張り出すノーズ
片(45)との全体的なY字型を呈しており、その両取
付片(44)が単位グリツドフレーム(10)の角隅部
へ外方から添え付け固定されている。
【0033】その際、コーナー取付金具(43)の取付
片(44)は単位グリツドフレーム(10)における垂
立面(11)の上半部へ固定されており、その垂立面
(11)の下半部に開口する第3、4係止溝(15)
(16)を全然閉塞しないようになっている。(46)
は同じくコーナー取付金具(43)におけるノーズ片
(45)の下端部に付与された係止切欠であり、後述す
る吊り金具の受け座金に上方から差し込み係止されるこ
ととなる。
【0034】上記コーナー取付金具(43)の付属一体
化された単位グリツドフレーム(10)は、その多数が
図2、3のような格子状態に並列され、その隣り合う合
計4個づつの角隅部によって区成される十文字間隙
(G)の交点を目指して、建物の天井スラブ(47)か
ら対応的に垂下する吊り金具(48)の下端部へ直接
に、且つ着脱自在として締結一体化されることにより、
全体的なシステム天井を形作る。上記単位グリツドフレ
ーム(10)が単純に組合せ使用できるように、予じめ
モジユール化されているのである。
【0035】即ち、単位グリツドフレーム(10)を吊
持する吊り金具(48)は上下一対の吊りボルト(4
9)(50)と、その相互間に介在するターンバツクル
(51)とから成り、その上側吊りボルト(49)の上
端部が天井スラブ(47)に埋設されたアンカーナツト
(52)との締結状態にある。(53)は上記ターンバ
ツクル(51)の固定ナツトである。
【0036】他方、吊り金具(48)の下側吊りボルト
(50)に対しては、上記単位グリツドフレーム(1
0)に付属するコーナー取付金具(43)の受け座金
(54)と、その隣り合う単位グリツドフレーム(1
0)の十文字間隙(G)を一定の開口幅に保つ十文字型
スペーサープレート(55)と、そのスペーサープレー
ト(55)を上方から押え付ける押え座金(56)並び
に固定ナツト(57)とが、順次通し込みセツトされて
いる。
【0037】そして、上記単位グリツドフレーム(1
0)の多数からシステム天井を施工するに当っては、そ
の単位グリツドフレーム(10)の隣り合う合計4個づ
つから張り出す各コーナー取付金具(43)のノーズ片
(45)を、吊り金具(48)の受け座金(54)へ上
方から悉く差し込み係止させると共に、そのノーズ片
(45)に引き続き上方からスペーサープレート(5
5)と押え座金(56)とを載置させた上、固定ナツト
(57)を締め付けるのである。
【0038】そうすれば、単位グリツドフレーム(1
0)のコーナー取付金具(43)から張り出すノーズ片
(45)が、その合計4個に共通する1個の吊り金具
(48)を中心として、上記受け座金(54)と押え座
金(56)により挟持固定されると同時に、単位グリツ
ドフレーム(10)の交叉する十文字間隙(G)が対応
する十文字型スペーサープレート(55)の介在によ
り、高精度な一定の開口幅として確保されることにな
る。
【0039】しかも、上記吊り金具(48)のターンバ
ツクル(51)を回動操作すれば、単位グリツドフレー
ム(10)の合計4個づつが一挙に昇降運動するため、
その天井面の設置高さを無段階に調整することも可能で
ある。
【0040】その調整作業と相前後して、上記単位グリ
ツドフレーム(10)の枠内へ上方から天井パネル(2
1)を落し込めば、これが単位グリツドフレーム(1
0)の化粧鍔片(12)と、分割コーンフレーム(1
7)の化粧鍔片(20)とによって受け止められること
になる。上記のように天井パネル(21)は単位グリツ
ドフレーム(10)への落し込み式であるため、これを
取りはずせば、自づと天井点検口になり、その天井点検
口を特別に設置する必要がない。
【0041】但し、単位グリツドフレーム(10)の枠
内へ図18、19のように、複数の小型天井パネル(2
1a)を並列状態に落し込み、その任意の1個を点検用
天井パネル(21b)として、これに吊り掛けフツク
(58)を嵌め付ける一方、その点検用天井パネル(2
1b)と隣り合う天井パネル(21a)に、上記フツク
(58)の受け止め用ストツパーエツジ(59)を嵌め
付けても良い。
【0042】図11〜17は標準納まり状態として、天
井スラブ(47)から直かに1本の吊り金具(48)を
垂下させているが、建物との取り合い関係次第では図2
0のように、チヤンネル溝型鋼から成るスライド調整バ
ー(60)を一旦天井スラブ(47)へ、アンカーボル
ト(61)とナツト(62)により固定して、その調整
バー(60)から間接的に吊り金具(48)を垂下させ
ることもあり得る。
【0043】これによれば、上記調整バー(60)の長
さ方向に沿って吊り金具(48)をスライドさせること
により、その吊り金具(48)の垂下位置を自由に調整
することができる。(63)は吊り金具(48)におけ
る上側吊りボルト(49)の上端部を調整バー(60)
に締結する固定ナツトである。
【0044】又、同じく建物との取り合い関係により、
上記吊り金具(48)を梁(64)の下方へ配置しなけ
ればならない場合には、図21の納まり状態から明白な
通り、その梁(64)の下方に横架するスライド調整バ
ー(60a)を、天井スラブ(47)から垂下する一対
のアンカーボルト(65)に支持させた上、その調整バ
ー(60a)へこれと向かい合うチヤンネル溝型鋼のブ
ラケツト(66)を介して、上記吊り金具(48)の下
側吊りボルト(50)のみを締結固定すれば良い。
【0045】そうすれば、上記調整バー(60a)の長
手方向に沿ってブラケツト(66)をスライドさせるこ
とにより、吊り金具(48)の垂下位置をやはり調整す
ることかでき、梁(64)と干渉することなく、上記単
位グリツドフレーム(10)を適正に吊持し得るのであ
る。(67)は下側吊りボルト(50)の上端部を調整
バー(60a)並びにブラケツト(66)へ締結する固
定ナツト、(68)は上記調整バー(60a)と両アン
カーボルト(65)とを締結する固定ナツトである。
【0046】上記納まり状態の何れにあっても、吊り金
具(48)の隣り合う相互間を耐震ブレース(69)に
よって連結強化することができる。その場合には図22
から示唆される通り、上記吊り金具(48)をなす下側
吊りボルト(50)の固定ナツト(57)と、押え座金
(56)との上下相互間へ、耐震ブレース用の十文字型
や一文字型継手金具(70)を通し込み介在させる一
方、その吊り金具(48)と隣り合う吊り金具(48)
の上側吊りボルト(49)にも、対応する継手金具(7
1)を通し込み固定して、その継手金具(70)(7
1)同志を耐震ブレース(69)により締結一体化すれ
ば良い。その耐震ブレース(69)としても、上記吊り
金具(48)のようなターンバツクル式を採用すること
が望ましい。
【0047】更に、上記単位グリツドフレーム(10)
は建物との取り合い関係次第に因り、その正方形の角隅
部のみならず、任意の一辺において天井スラブ(47)
へ吊持されることもある。
【0048】この点、図23は天井面の端部における単
位グリツドフレーム(10)の吊持状態を示しており、
同図のように2個の単位グリツドフレーム(10)と1
個の単位グリツドフレーム(10)とが千鳥状態に隣り
合うことによって、全体的なT字間隙(G1)を保つ場
合には、その2個の単位グリツドフレーム(10)にに
おける角隅部に添え付けられたY字型コーナー取付金具
(43)と対応位置するように、残る1個の単位グリツ
トフレーム(10)における中間部へ一対のヘ字型中間
取付金具(72)を並列固定させる。(45a)はその
中間取付金具(72)の取付片(44a)から連続的に
張り出すノーズ片である。
【0049】そして、上記単位グリツドフレーム(1
0)を天井面の端部へ吊持させるに当っては、そのT字
間隙(G1)の交点へ吊り金具(48)を垂下させて、
その吊り金具(48)の受け座金(54)へY字型コー
ナー取付金具(43)のノーズ片(45)と、ヘ字型中
間取付金具(72)のノーズ片(45a)との合計4個
を上方から悉く差し込み係止させると共に、引き続き上
方から上記T字間隙(G1)に対応するT字型のスペー
サープレート(55a)と押え座金(56)とを順次載
置させて、固定ナツト(57)を締め付けるのである。
【0050】又、単位グリツドフレーム(10)の角隅
部にY字型コーナー取付金具(43)を付属させること
に代えて、図24のように並列する一対のヘ字型中間取
付金具(72)を、単位グリツドフレーム(10)の一
辺に添え付け固定して、その中間取付金具(72)から
張り出すノーズ片(45a)と、別な単位グリツドフレ
ーム(10)の一辺に並列固定されたヘ字型中間取付金
具(72)のノーズ片(45a)との合計4個を、天井
スラブ(47)から垂下する吊り金具(48)の受け座
金(54)へ、やはり上方から悉く差し込み係止させた
上、その両単位グリツドフレーム(10)の一辺同志が
隣り合う平行な一文字間隙(G2)へ、一文字型のスペ
ーサープレート(55b)を介挿セツトして、やはり上
方から引き続き押え座金(56)と固定ナツト(57)
により締め付け固定することもある。
【0051】つまり、天井スラブ(47)から垂下する
吊り金具(48)に対して、単位グリツドフレーム(1
0)を取り付ける金具としては、そのY字型コーナー取
付金具(43)とヘ字型中間取付金具(72)との2種
が予じめ作成準備されているわけである。又、上記スペ
ーサープレート(55)(55a)(55b)としても
単位グリツドフレーム(10)同志の隣り合う相互間隙
(G)(G1)(G2)に応じて、十文字型とT字型並
びに一文字型の3種が予じめ作成用意されているのであ
る。
【0052】但し、上記スペーサープレート(55)を
金属に代る硬質な合成樹脂から十文字型に成形すると共
に、その交叉部に図25の点線で示すような折り取り溝
(73)を付与しておき、その薄肉化した折り取り溝
(73)から折り取ることにより、上記十文字型から必
要に応じてT字型や一文字型のスペーサープレート(5
5a)(55b)として使えるように定めても良い。
【0053】上記の説明から自づと明白なように、シス
テム天井としての施工状態では単位グリツドフレーム
(10)の隣り合う相互間隙(G)が、一定の開口幅と
して開口状態に確保されるため、ここに目地板(74)
を取り付けることにより施蓋化粧する。
【0054】図27はその相互間隙(G)に対する目地
板(74)の取付状態を示しているが、その取り付けに
当っては上記単位グリツドフレーム(10)の垂立面
(11)に外向き開口する第3係止溝(15)を利用し
て、その溝内へ目地板用の短かいアダプター金具(7
5)を下方から差し込み係止させた上、そのアダプター
金具(75)に長い目地板(74)を引き続き下方から
係止固定させることにより、上記間隙(G)を施蓋化粧
するのである。
【0055】又、上記相互間隙(G)に対しては照明器
具用配電レール(76)や間仕切り用パーテイシヨン
(77)、防煙用スクリーン(78)、防火用スプリン
クラー(79)その他の天井付帯設備を取り付けること
も可能である。
【0056】即ち、配電レール(76)を取り付ける場
合には、単位グリツドフレーム(10)の垂立面(1
1)に外向き開口する第4係止溝(16)を利用して、
その溝内へ図28のように下方から配電レール用の短か
いアダプター金具(80)を差し込み係止させた上、そ
のアダプター金具(80)に長い配電レール(76)を
下方からビス(81)により取り付け固定する。この
点、図28では先付け状態にある上記目地板(74)に
対しても、配電レール(76)とそのアダプター金具
(80)を後付け固定しているが、勿論これに限らな
い。
【0057】図29は上記パーテイシヨン(77)の取
付状態を示しているが、その取り付けに当ってはやはり
単位グリツドフレーム(10)の垂立面(11)に開口
する第4係止溝(16)を利用し、その溝内へ下方から
図30のように、パーテイシヨン用の短かい倒立ハツト
型アダプター金具(82)を差し込み係止させて、その
アダプター金具(82)に引き続き下方からパーテイシ
ヨン(77)のトツプレール(83)をビス(84)に
より取り付け固定する。(85)(86)(87)はそ
のパーテイシヨン(77)の幅木、石膏ボード並びにそ
の表面板を各々示している。
【0058】又、上記スクリーン(78)の取り付けに
当っては図31から明白なように、上記単位グリツドフ
レーム(10)の第4係止溝(16)内へ差し込み係止
させたスクリーン用の第1アダプター金具(88)に対
して、これと向かい合うハツト型の第2アダプター金具
(89)を、下方から一旦ビス(90)により取り付け
固定した上、その第2アダプター金具(89)に引き続
き下方から別なビス(91)を介して、スクリーン(7
8)のサツシ枠(92)を被着一体化させるのである。
(93)はそのサツシ枠(92)に嵌め付けられたガス
ケツトを示している。
【0059】尚、上記単位グリツドフレーム(10)の
隣り合う相互間隙(G)に対する目地板(74)や配電
レール(76)、パーテイシヨン(77)、スクリーン
(78)などの取付状態において、その相互間隙(G)
の開口上面を図28、31に併記するようなトツプカバ
ー(94)によって施蓋化粧しても良い。(95)はそ
のトツプカバー(94)を安定良く取り付けるため、単
位グリツドフレーム(10)の垂立面(11)に開口す
る第1係止溝(13)内へ差し込み係止されたトツプカ
バー用のアダプター金具、(96)はその固定ビスであ
る。
【0060】更に、上記相互間隙(G)から目地板(7
4)を部分的に取りはずして、その間隙(G)へ図32
のようにスプリンクラー(79)を配管することも可能
である。同図では単位グリツドフレーム(10)の一辺
同志が隣り合う一文字間隙(G2)に介挿されたスプリ
ンクラー(79)を示しているが、その単位グリツドフ
レーム(10)の交叉する十文字間隙(G)へスプリン
クラー(79a)を配管する場合には、吊り金具(4
8)との干渉を防ぐため、図33、34のような特別の
コーナー取付金具(97)を使用すれば良い。
【0061】つまり、上記したY字型コーナー取付金具
(43)の変形例として、その直角に交叉する一対の取
付片(98)を、単位グリツドフレーム(10)の垂立
面(11)よりも背高く垂立させると共に、その両取付
片(98)の上端位置からノーズ片(99)を部分的に
張り出すことによって、そのノーズ片(99)と上記垂
立面(11)との上下相互間に、スプリンクラー(79
a)の配管逃し空隙(O)を開口させるのである。尚、
そのノーズ片(99)の下端部に係止切欠(100)を
付与することは、言うまでもない。
【0062】そして、単位グリツドフレーム(10)に
付属する上記コーナー取付金具(97)のノーズ片(9
9)を、その単位グリツドフレーム(10)の十文字間
隙(G)において、天井スラブ(47)から垂下する吊
り金具(48)の受け座金(54)へ、悉く上方から差
し込み係止させた上、引き続き十文字型のスペーサープ
レート(55)と押え座金(56)を上方から載置し
て、固定ナツト(57)により吊り金具(48)と締結
一体化するのである。
【0063】そうすれば、上記配管逃し空隙(O)を通
じて、スプリンクラー(79a)を支障なく配管するこ
とができ、そのスプリンクラーヘツドを上記単位グリツ
ドフレーム(10)の交叉する十文字間隙(G)に露出
させ得るのである。その場合、上記スペーサープレート
(55)は単位グリツドフレーム(10)の隣り合う相
互間隙(G)内に介在しないが、その単位グリツドフレ
ーム(10)に付属のコーナー取付金具(97)を上方
から押え付け面一化することに変りはない。
【0064】更に言えば、図35に示唆する通り、上記
間隙(G)(G1)(G2)を目地板(74)により施
蓋化粧せず、その部分的な開口状態に放置して、空調用
ダクトに連通するエヤー吸込み口(101)やエヤー吹
出し口(102)として機能させることも可能である。
【0065】図1〜35に基いて説示した第1実施例の
単位グリツドフレーム(10)は、その枠内へ照明器具
の反射板として機能する分割コーンフレーム(17)
を、正方形の一辺と平行に固定横架した言わばパラレル
タイプ(A)であり、その単位グリツドフレーム(1
0)の多数を組合せ使用することによって、図3のよう
なデザインパターンのシステム天井を形作るようになっ
ているが、図36の第2実施例から示唆されるように、
上記分割コーンフレーム(17)を正方形の枠内へ、そ
の対角線の方向に沿って固定横架させることにより、言
わばクロスタイプ(B)の単位グリツドフレーム(1
0)として作成することもでき、これによれば図3と異
なるデザインパターンを備えたシステム天井となる。
【0066】又、単位グリツドフレーム(10)の枠内
に対する分割コーンフレーム(17)の設置を省略し
て、その正方形の枠内が空白の骨組みのみから成る図3
7のようなスケルトンタイプ(C)の単位グリツドフレ
ーム(10)も作成用意して、この第3実施例の単位グ
リツドフレーム(10)を上記パラレルタイプ(A)や
クロスタイプ(B)の単位グリツドフレーム(10)と
併用することにより、図38、39のような各種デザイ
ンパターンのシステム天井に仕上げることも可能であ
る。
【0067】更に、図40、41は単位グリツドフレー
ム(10)の第4実施例に係る所謂エヤータイプ(D)
を示しており、これでは上記パラレルタイプ(A)の単
位グリツドフレーム(10)における正方形の枠内へ、
その分割コーンフレーム(17)と平行な一対のセパレ
ートフレーム(103)を固定横架することにより、そ
のセパレートフレーム(103)と分割コーンフレーム
(17)との隣り合う相互間へ、空調用ダクトに連通す
るエヤー吸込み口(101a)とエヤー吹出し口(10
2a)を区成している。図40はその単位グリツドフレ
ーム(10)の組合せ使用によるシステム天井のデザイ
ンパターンを示している。
【0068】そして、このような空調用のエヤー吸込み
口(101a)とエヤー吹出し口(102a)は、上記
クロスタイプ(B)の単位グリツドフレーム(10)に
ついても、その分割コーンフレーム(17)と平行な一
対のセパレートフレーム(103)を列設することによ
り、上記第4実施例と同様に区画形成することができ
る。尚、上記セパレートフレーム(103)の何れか一
方を省略して、そのエヤー吸込み口(101a)とエヤ
ー吹出し口(102a)の何れか一方を区成するにとど
めても、勿論良い。
【0069】又、図42、43の第5実施例に示す如
く、上記スケルトンタイプ(C)の単位グリツドフレー
ム(10)における正方形の枠内を、十文字型仕切りフ
レーム(104)の介在により区画細分して、言わばク
オータータイプ(E)の単位グリツドフレーム(10)
に仕上げても良い。
【0070】そうすれば、その仕切りフレーム(10
4)により区画細分された枠内へ、天井パネル(21)
を落し込むほかに、別個の照明器具(105)も落し込
み状態に嵌め付け使用することができ、室内の用途変化
に対する対応性がますます広がる。上記クオータータイ
プ(E)の組合せ使用によるシステム天井のデザインパ
ターンを示した図43において、黒く塗り潰した個所が
その別個な照明器具(105)であると看做される。
【0071】尚、第2〜5実施例におけるその他の構成
とその吊り金具(48)への取り付け法は、上記第1実
施例と実質的に同一であるため、その図36〜43に図
1〜35との対応符号を記入するにとどめて、その詳細
な説明を省略するが、何れにしても単位グリツドフレー
ム(10)の枠内へ落し込み設置する天井パネル(2
1)としては、予じめ岩綿吸音板やアルミパンチング
板、金属板、プラスターボード、ワイヤーメツシユなど
から具体化される数種を作成準備しておき、その互換使
用や組合せ使用によっても、システム天井の興趣変化す
る化粧効果を与えることができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明では断面ほぼL字
型のアルミ押出材から正方形の額縁状態に枠組み一体化
された単位グリツドフレーム(10)と、その隣り合う
4個の角隅部によって区成される十文字間隙(G)を目
指して、天井スラブ(47)から対応的に垂下するター
ンバツクル式の吊り金具(48)とを備え、上記単位グ
リツドフレーム(10)の角隅部に、その正方形の対角
線に沿うノーズ片(45)が外方へ張り出すY字型のコ
ーナー取付金具(43)を各々添え付け固定する一方、
その合計4個のコーナー取付金具(43)を集中的に受
け止める受け座金(54)を、上記吊り金具(48)の
下端部に設置すると共に、上記コーナー取付金具(4
3)のノーズ片(45)を吊り金具(48)の受け座金
(54)へ上方から集中的に係止させた上、その吊り金
具(48)に通し込んだ上記十文字間隙用の十文字型ス
ペーサープレート(55)を介して、上方から固定ナツ
ト(53)により上記ノーズ片(45)を悉く押え付け
るようになっているため、冒頭に述べた従来技術の課題
を確実に解決できる効果がある。
【0073】即ち、本発明の上記構成によれば、その天
井下地材である単位グリツドフレーム(10)をコーナ
ー取付金具(43)も含む規格品として、高品質に工場
生産することができ、その施工現場での熟練工による切
断加工や溶接、組立てなどを一切要しない。
【0074】又、上記単位グリツドフレーム(10)に
はコーナー取付金具(43)が予じめ付属している一
方、その単位グリツドフレーム(10)の隣り合う十文
字間隙(G)を目指して、天井スラブ(47)から垂下
する吊り金具(48)の下端部には、上記取付金具(4
3)の合計4個を集中的に受け止める受け座金(54)
が設置されているため、その受け座金(54)に対して
上方から取付金具(43)のノーズ片(45)を悉く係
止させた上、その吊り金具(48)に通し込んだ十文字
型スペーサープレート(55)を介して、引き続き上方
から固定ナツト(53)により上記ノーズ片(45)を
悉く押え付ければ、その単位グリツドフレーム(10)
を吊り金具(48)へ直接に且つ能率良く取付作業する
ことができ、現場施工性に著しく優れる。
【0075】更に、単位グリツドフレーム(10)の隣
り合う十文字間隙(G)には十文字型スペーサープレー
ト(55)が介在するため、その間隙(G)を一定の開
口幅に確保することができ、しかもターンバツクル式の
吊り金具(48)によって、天井面の設置高さを無段階
に調整することもできるため、システム天井の高精度な
施工状態を得られる効果がある。
【0076】そして、上記諸効果は請求項2や請求項3
に所定の構成を採用するも、同様に達成することができ
る。又、請求項4の構成を採用するならば、耐震ブレー
ス(69)の溶接も不要となり、システム天井の耐震効
果を容易に達成することができる。
【0077】殊更、請求項5に記載の構成を採用するな
らば、十文字型スペーサープレート(55)の一種を作
成すれば足り、その折り取り操作により必要に応じて、
T字型又は一文字型スペーサープレート(55a)(5
5b)として使える点で、量産性と利便性を昂め得る効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における単位グリツドフレームの第1実
施例を示す斜面図である。
【図2】その単位グリツドフレームの4個を組合せ並列
させた施工状態の概略斜面図である。
【図3】単位グリツドフレームの組合せ使用による天井
面のデザインパターンを示す模式図である。
【図4】図1の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】分割コーンフレームとランプユニツトとの分離
状態を示す断面図である。
【図6】同じく分割コーンフレームに対するランプユニ
ツトの取付状態を示す断面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】ランプユニツトに互換使用するルーバーやラン
プカバーの各種を示す概略斜面図である。
【図10】分割コーンフレームに対する非常灯の取付状
態を示す断面図である。
【図11】吊り金具に対する単位グリツドフレームの取
付方法を示す分解斜面図である。
【図12】同じく取付状態を示す斜面図である。
【図13】同じく取付状態を示す断面図である。
【図14】図13の14−14線に沿う拡大断面図であ
る。
【図15】図14の15−15線断面図である。
【図16】同じく図14の16−16線断面図である。
【図17】図15の17−17線断面図である。
【図18】天井点検用パネルを取り付けた単位グリツド
フレームの平面図である。
【図19】図18の19−19線に沿う部分拡大断面図
である。
【図20】図13に対応する単位グリツドフレームの別
な吊り下げ状態を示す断面図である。
【図21】同じく単位グリツドフレームの更に別な吊り
下げ状態を示す断面図である。
【図22】耐震ブレースを使用した吊り下げ状態の断面
図である。
【図23】図17に対応する単位グリツドフレームの別
な取付状態を示す断面図である。
【図24】同じく単位グリツドフレームの更に別な取付
状態を示す断面図である。
【図25】十文字型スペーサープレートを示す斜面図で
ある。
【図26】図25の26−26線断面図である。
【図27】単位グリツドフレームの相互間隙に対する目
地板の取付状態を示す断面図である。
【図28】同じく照明器具用配電レールの取付状態を示
す断面図である。
【図29】同じく間仕切り用パーテイシヨンの取付状態
を示す断面図である。
【図30】そのパーテイシヨン用アダプター金具の差し
込み方法を示す斜面図である。
【図31】単位グリツドフレームの相互間隙に対する防
煙用スクリーンの取付状態を示す断面図である。
【図32】同じく防火用スプリンクラーの取付状態を示
す断面図である。
【図33】防火用スプリンクラーの別な取付状態を示す
断面図である。
【図34】図33の34−34線断面図である。
【図35】単位グリツドフレームの相互間隙を空調用エ
ヤー吸込み口又はエヤー吹出し口として開口させた状態
の断面図である。
【図36】単位グリツドフレームの第2実施例を図3に
対応する組合せ使用状態として示す模式図である。
【図37】単位グリツドフレームの第3実施例を示す斜
面図である。
【図38】単位グリツドフレームの第1、3実施例を併
用した状態の模式図である。
【図39】同じく単位グリツドフレームの第2、3実施
例を併用した状態の模式図である。
【図40】単位グリツドフレームの第4実施例を組合せ
使用した状態として示す模式図である。
【図41】図40の41−41線に沿う部分拡大断面図
である。
【図42】単位グリツドフレームの第5実施例を示す斜
面図である。
【図43】同じく第5実施例の単位グリツドフレームを
組合せ使用した状態として示す模式図である。
【符号の説明】
(10)・単位グリツドフレーム (43)・コーナー取付金具 (45)・ノーズ片 (45a)・ノーズ片 (47)・天井スラブ (48)・吊り金具 (53)・固定ナツト (54)・受け座金 (55)・十文字型スペーサープレート (55a)・スペーサープレート (55b)・スペーサープレート (69)・耐震ブレース (70)・継手金具 (72)・中間取付金具 (73)・折り取り溝 (G)・十文字間隙 (G1)・T字間隙 (G2)・一文字間隙
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
フロントページの続き (72)発明者 中村 紀男 東京都千代田区岩本町2丁目9番9号 株 式会社壹会内 (72)発明者 伊達 偕行 東京都渋谷区富ヶ谷2丁目43番15号 株式 会社ウシオスペツクス内 (72)発明者 佐藤 仁 大阪府大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式会社イトーキ内 (72)発明者 石井 武則 東京都千代田区大手町2丁目2番2号 ア ーバンネツト大手町ビル エヌ・ティ・テ ィ都市開発株式会社内 (72)発明者 波多野 良一 東京都千代田区大手町2丁目2番2号 ア ーバンネツト大手町ビル エヌ・ティ・テ ィ都市開発株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面ほぼL字型のアルミ押出材から正方形
    の額縁状態に枠組み一体化された単位グリツドフレーム
    (10)と、その隣り合う4個の角隅部によって区成さ
    れる十文字間隙(G)を目指して、天井スラブ(47)
    から対応的に垂下するターンバツクル式の吊り金具(4
    8)とを備え、 上記単位グリツドフレーム(10)の角隅部に、その正
    方形の対角線に沿うノーズ片(45)が外方へ張り出す
    Y字型のコーナー取付金具(43)を各々添え付け固定
    する一方、 その合計4個のコーナー取付金具(43)を集中的に受
    け止める受け座金(54)を、上記吊り金具(48)の
    下端部に設置すると共に、 上記コーナー取付金具(43)のノーズ片(45)を吊
    り金具(48)の受け座金(54)へ上方から集中的に
    係止させた上、その吊り金具(48)に通し込んだ上記
    十文字間隙用の十文字型スペーサープレート(55)を
    介して、上方から固定ナツト(53)により上記ノーズ
    片(45)を悉く押え付けたことを特徴とするシステム
    天井の吊持装置。
  2. 【請求項2】断面ほぼL字型のアルミ押出材から正方形
    の額縁状態に枠組み一体化された単位グリツドフレーム
    (10)と、その隣り合う2個の中間部によって区成さ
    れる一文字間隙(G2)を目指して、天井スラブ(4
    7)から対応的に垂下するターンバツクル式の吊り金具
    (48)とを備え、 上記単位グリツドフレーム(10)の中間部に、その正
    方形の対角線に沿うノーズ片(45a)が外方へ張り出
    すヘ字型中間取付金具(72)の2個づつを添え付け固
    定する一方、 その合計4個の中間取付金具(72)を集中的に受け止
    める受け座金(54)を、上記吊り金具(48)の下端
    部に設置すると共に、 上記中間取付金具(72)のノーズ片(45a)を吊り
    金具(48)の受け座金(54)へ上方から集中的に係
    止させた上、その吊り金具(48)に通し込んだ上記一
    文字間隙用の一文字型スペーサープレート(55b)を
    介して、上方から固定ナツト(53)により上記ノーズ
    片(45a)を悉く押え付けたことを特徴とするシステ
    ム天井の吊持装置。
  3. 【請求項3】断面ほぼL字型のアルミ押出材から正方形
    の額縁状態に枠組み一体化された単位グリツドフレーム
    (10)と、その隣り合う2個の角隅部と1個の中間部
    によって区成されるT字間隙(G1)を目指して、天井
    スラブ(47)から対応的に垂下するターンバツクル式
    の吊り金具(48)とを備え、 上記単位グリツドフレーム(10)における2個の角隅
    部に、その正方形の対角線に沿うノーズ片(45)が外
    方へ張り出すY字型のコーナー取付金具(43)を、残
    る1個の中間部に同じくノーズ片(45a)が外方へ張
    り出すヘ字型中間取付金具(72)の2個を各々添え付
    け固定する一方、 その隣り合うコーナー取付金具(43)と中間取付金具
    (72)との合計4個を集中的に受け止める受け座金
    (54)を、上記吊り金具(48)の下端部に設置する
    と共に、 上記コーナー取付金具(43)のノーズ片(45)と中
    間取付金具(72)のノーズ片(45a)とを吊り金具
    (48)の受け座金(54)へ上方から集中的に係止さ
    せた上、その吊り金具(48)に通し込んだ上記T字間
    隙用のT字型スペーサープレート(55a)を介して、
    上方から固定ナツト(53)により上記ノーズ片(4
    5)(45a)を悉く押え付けたことを特徴とするシス
    テム天井の吊持装置。
  4. 【請求項4】固定ナツト(53)とスペーサープレート
    (55)(55a)(55b)との上下相互間に介在す
    る継手金具(70)を、吊り金具(48)に通し込むと
    共に、 その継手金具(70)と天井スラブ(47)とをターン
    バツクル式の耐震ブレース(69)によって連結一体化
    したことを特徴とする請求項1、2又は3記載のシステ
    ム天井の吊持装置。
  5. 【請求項5】十文字型スペーサープレート(55)を合
    成樹脂製品として、その交叉部を折り取り溝(73)の
    付与により薄肉化すると共に、 上記折り取り溝(73)からの折り取り操作により、T
    字型又は一文字型のスペーサープレート(55a)(5
    5b)として使えるように定めたことを特徴とする請求
    項1記載のシステム天井の吊持装置。
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