JPH094122A - 埋設座付複合板 - Google Patents

埋設座付複合板

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JPH094122A
JPH094122A JP15052095A JP15052095A JPH094122A JP H094122 A JPH094122 A JP H094122A JP 15052095 A JP15052095 A JP 15052095A JP 15052095 A JP15052095 A JP 15052095A JP H094122 A JPH094122 A JP H094122A
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JP
Japan
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composite plate
surface layer
screws
nails
nail
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Withdrawn
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JP15052095A
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Satoshi Endo
諭 遠藤
Yutaka Saito
豊 斉藤
Nobuo Toya
允夫 戸屋
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表面層と下層を有する複合板を、釘・ネジなど
で、下地材へ取付ける際、取付け作業が適確容易に行わ
れ、取り付け後の複合板表面の平面性と美観が改善され
るような複合板を提供する。床暖房用に用いる場合は、
伝熱性の点でも好ましい複合板を提供する。 【構成】表面層より下側に、釘・ネジなどの頭部を収納
するための皿型空間部を埋設する。 【効果】複合板を釘・ネジなどで取り付ける際、表面層
が皿形空間部の中へ変形し、釘・ネジなどの頭部を収納
する座を作るので、釘・ネジなどは適切な深さに沈み、
釘・ネジなどの頭頂部は、複合板の上面と同じ高さとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】近年、建材をはじめ様々な分野
で、表面層と下層との複合構造により、断熱性、耐熱
性、防音性などの性能を高めた複合板ないしパネル(以
下複合板と言う)が多用されている。本発明は、かかる
複合板を、釘・ネジなどによって、下地の板、柱、台な
ど(以下下地材と言う)に取付ける際の構造の改善に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複合板を含むあらゆる板を、釘・
ネジおよびボルトなどの固定具(以下釘・ネジなどと言
う)で取付ける際、複合板や板の表面に、釘・ネジなど
の頭部を収容する座を設けることは、慣用技術であっ
た。しかし、複合板の場合は、表面に座を設けること
が、表面層が薄いため構造上難しいとか、表面層に座の
加工をすることが経済的でないなどの理由により、表面
に座を設けることなく使用される場合が多かった。その
場合は、図6のように、複合板取付け用の釘・ネジなど
の頭部9が、複合板の表面より突出したまま使用される
か、あるいは複合板の下層が発泡樹脂のように軟らかい
場合は、釘・ネジなどをハンマ−やドライバ−で、図7
のように、釘・ネジなどの頭部9が複合板の表面と同じ
高さになるまで打ち込み、または締めつけて使用されて
いた。
【0003】例えば、床暖房用のパネルで、下層が発泡
ポリウレタン樹脂、表面層が伝熱性の良いアルミ合金板
の場合など、このような作業が行われて来た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合板の取り付
けは、図6のように、釘・ネジなどの頭部9が、表面層
の上面より突出した形で行われる場合が多かった。この
場合、施工後の複合板の表面には、釘・ネジなどの頭部
9が露出して、美観上問題があったし、内装など、表面
が完全な平面を要求する場合には、複合板の上層に、更
に壁布、壁紙、内装仕上げ板、じゅうたん、フローリン
グなど(以下「仕上げ材」という)の施工が必要である
などの問題があった。更にまた、この仕上げ材を施工す
る場合にも、凹凸があるので、仕上げ材の表面を完全な
平面にし難いとか、密着性を損なうなどの問題を生じや
すいという欠点があった。
【0005】複合板の下層がやや軟質の場合は、釘を強
く打ち、またはネジを強く締めつけると、図7のように
表面層が釘・ネジなどの頭部9の下の部分で局部的に変
形し、釘・ネジなどが食い込んで行く。そこで、釘・ネ
ジなどの頭部9の上面が、丁度表面層の上面と一致する
まで、釘・ネジなどを食い込ませてやれば、施工後の複
合板の表面は、釘・ネジなどの突出が殆どなく、ほぼ平
面となる。このような施工も、かなり広く行われて来
た。
【0006】しかしながら、このような釘・ネジなどの
頭部9を食い込ませる施工の場合には、相当の熟練工に
作業をさせないと、図8の(a),(b)または(c)
のように、釘・ネジなどの僅かに突出したまま残ってい
る箇所や、釘・ネジなどの頭部9が食い込みすぎてしま
った箇所や、釘・ネジなどの周辺部に膨れを生じるなど
の不具合が少なからず発生すると言う問題があった。
【0007】特に最近のように、熟練していない作業員
が、動力付のハンマーや動力付のドライバーを用いて施
工を行うと、コントロールの難しさのために、上記の不
具合が増えると言う問題があった。特に複合板が冷暖房
用のパネルであるような場合、このような施工上の不具
合は、仕上げ加工、例えばフローリングの平面性、美
観、密着性に影響する。床暖房の場合、平面性や密着性
に問題があると、床を踏んだ時、音がするとか、伝熱の
均等性が損なわれるとか、長期間使用した時フローリン
グに反りや段差を生じやすいとかなど、不具合の原因に
なりかねない。
【0008】以上のように、従来の複合板は、釘・ネジ
などによる取り付け施工に問題を有するものであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面層と下層
とを有する複合板において、該表面層に釘穴または釘穴
マ−クを設け、該釘穴または釘穴マ−クの位置の表面層
より下側に、釘・ネジなどの頭部を収納するための皿型
空間部を埋設したことを特徴とする 図1、図2、図3、図4および図5は、本発明の実施例
を示す。
【0010】いずれの場合も、やや厚手の下層2の表面
に、やや薄手の表面層1が存在する。下層の下側は、図
1または図2のように、下層が露出していて何も別の層
がない場合もあるし、図3のように、表面層1とは異な
る下側表面層3が付せられている場合もあるし、図4の
ように、複合板の上下両面に同様な表面層1が存在し、
複合板のどちら側を上面にしても使用できるようになっ
ている場合もある。
【0011】下層2は、単一層であっても良いし、多層
または複合層からなる層であっても良く、断熱性、耐熱
性、防音性などの機能材料を用いる場合が多い。材料と
しては、合成樹脂材(発泡合成樹脂などは特に好まし
い)、無機質材(セメント系、コンクリート系、セラミ
ック系の材料を示すが、軽量コンクリートなど気泡材は
特に好ましい)、木材、または木質材などが使用され
る。
【0012】表面層1は、下層2の機能材の不足特性を
補い、複合板としての形状維持、取り付け強度維持、取
扱容易化を目的とする場合が多く、下層2より薄手の保
護層的な構成となっている場合が多い。また複合板が冷
暖房パネル、床暖房用床材である場合には、表面層1
は、優れた伝熱性を併せ持つことが必要になる。このた
め表面層1の材質としては、鉄鋼、アルミ合金、銅合
金、亜鉛合金、鉛合金またはチタン合金などの金属が使
用される。特に、冷暖房用には、アルミ合金または銅合
金が、伝熱性良好なため、好ましい選択として多用され
ている。また、下層2が合成樹脂材、発泡樹脂材、コン
クリ−ト材、軽量コンクリ−ト材、木質加工材、または
天然木材など、ある程度の形状維持強度を持っている場
合に、防水、防湿、調湿、結露防止、防菌、防かび、防
虫、防ダニ、防臭、調香などの目的で、合成樹脂材、繊
維材またはゴム質弾性材が表面層1の材質として使用さ
れ、目的によっては、透明または半透明の材質が使用さ
れる。ここで、アルミ合金、銅合金の用語は、アルミま
たは銅を主成分とする材質の意で使用しており、純アル
ミ、純銅までを含む広義の合金を意味する。
【0013】また本願で言う複合板とは、単なる材質的
な複合だけを意味するものではなく、床暖房パネルのよ
うに、構造的、機能的な複合板をも意味する。従って、
例えば下層2の内部ないし上側面に、温水管や発熱線を
組み込んだもの、または組み込みやすくするための溝な
どを設けた構造の複合板は、全て本願の複合板に包含さ
れる。
【0014】複合板は、図5のように、釘・ネジなどに
よって、下地材に取り付けられる。そこで、表面層1の
所定の位置には釘穴5があけてある。釘穴5は、表面層
1だけにあけられている場合(図1参照)もあるし、下
層2の導孔8に連なり、複合板を貫通してあけられてい
る場合(図2および図4参照)もある。表面層1が薄く
て軟らかく、釘打ちやネジ締めに支障のない場合、釘穴
は省略され、釘穴マークだけが付される。表面層1が透
明であったり、下層2の上面の凹凸を表面層1の上から
目視や手触りで確認できる程度に表面層1が柔軟である
ような場合には、目視による位置決めが釘穴マークとし
て働く。
【0015】いずれの場合も、この表面層1の下側で、
釘穴5または釘穴マーク6の直下には、釘・ネジなどの
頭部9を収納する座を作るための皿型空間部7が埋設さ
れている。皿型空間部7が、複合板の外面にではなく、
表面層1の下側に埋もれて設けられているのが本発明の
特徴である。この皿型空間部7の形状は、使用する釘・
ネジなどの頭部9の形状に合わせ、図1、図2または図
3のように、座面がすり鉢型(逆円錐型)傾斜面状にな
っている場合もあるし、図4のように、座面が平面状に
なっている場合もある。皿型空間部7の深さは、釘・ネ
ジなどを適切に打ち込み、締めつけた場合、釘・ネジな
どの頭部9が表面層1を局部的に皿型空間部7の内へ変
形させて、釘・ネジなどの頭部9のための座を作り、そ
の際の釘・ネジなどの頭部9上面が、表面層1の上面と
一致するような深さとする。
【0016】この皿型空間部7の中心の下には、図2、
図3または図4のように、釘・ネジなどを導く導孔8が
設けられている場合が多い。この導孔8の中心は、表面
層1の釘穴5または釘穴マーク6の中心と一致してい
る。しかし、下層2が軟質で、図1のように、下層2の
導孔8が省略されている場合もある。上記のように構成
された複合板は、前述した従来技術の問題点を解決す
る。
【0017】
【作用】上記のように構成された複合板を、下地材へ取
り付けるには、まず複合板を所定の位置に配置し、表面
層1の釘穴5または釘穴マーク6の中心に、釘打ちまた
はネジ締めを行う。釘・ネジなどは、表面層1を貫通
し、下層2を貫通し、下地材4に食い込んで行くが、下
層2に導孔8がある場合は、よりスムースに、より精度
高く下層2を貫通し、釘・ネジなどの倒れや傾きを防
ぐ。
【0018】釘・ネジなどの先端が、下地材4へ食い込
むにつれて、釘・ネジなどの頭部9の下側、すなわち首
部が表面層1に当たり、表面層1を局部的に押して皿型
空間部7の中へ変形させる。局部的に変形した表面層1
は、皿型空間部7の下面に当たり、ここで支えられて変
形が止まる。かくして、釘・ネジなどの頭部9のための
座が形成され、釘・ネジなどの頭部9の上面は、表面層
1の上面高さと一致し、複合板取り付け施工後の複合板
の表面は高い平面性が得られ、美しく仕上がる。
【0019】釘・ネジなどは、その首部によって、皿型
空間部7内の局部的に変形した表面層1を締めつけるこ
とによって、表面層1全体を締めつけ、また局部的に変
形した皿型空間部7内の表面層1を介しては勿論、表面
層1全体を介して、下層2を締めつけることにより、複
合板を下地材4へ強固に取り付ける。皿型空間部7は、
使用する釘・ネジなどの頭部9の形状・寸法に応じた形
状・寸法としてあるので、熟練工でない作業員が施工を
行っても、また釘打ちやネジ締めの力のバラツキが多少
あっても、釘・ネジなどの頭部9上面は、表面層1の上
面と一致した高さでピタリと止まり、図8(a)に示す
ような締めつけ不足による釘・ネジなどの頭部9の突
出、図8(b)に示すような締めつけ過剰による釘・ネ
ジなどの頭部9の沈みすぎ、あるいは、図8(c)に示
すような釘・ネジなどの周辺での膨れが生じにくくな
る。下層2の中に導孔8を有する場合は、釘・ネジなど
の倒れや傾きが防げるので、釘・ネジなどの打ち込み・
締めつけが容易になるだけでなく、皿型空間部7内の座
の形成が一層均一に行われ、釘・ネジなどの頭部9上面
の平面性が一層改善され、取り付け後の複合板の平面性
と美観が向上する。
【0020】
【実施例】第1表のような、従来の複合板と、本発明の
複合板AおよびBとを製作し、第2表のように、それら
の施工性について比較した。施工性の比較は、各4枚の
製品を、電動ドライバーにより、下地床板(木材)に木
ネジで取り付けておこなった。
【0021】本発明の複合板は、Aの場合も、Bの場合
も、平面精度良く、美しく仕上がり、木ネジの頭部突出
・沈みすぎ、木ネジ周辺部の膨れなどの不具合はなくな
った。しかも、施工は容易で、従来品施工の場合より著
しく短時間で実施できた。更に、仕上げ加工のフローリ
ングも密着性良く貼付でき、音や伝熱の面でも好ましい
結果が得られた。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】上記の発明により、次の点で施工性に優
れた複合板が得られた。 1.操作の難しい電動工具を使用しても、熟練工でなく
ても、取り付けが適確に、しかも迅速におこなわれる。
この場合、釘・ネジなどの頭部の突出、沈みすぎ、また
は周辺部の表面層の膨れなどの不具合がなくなり、取り
付け後の釘・ネジなどの頭部の平面性が向上し、美観も
向上する。 2.複合板の表面の平面性が向上するので、複合板の上
面に仕上げ材の貼付を行っても、密着性の良い、均一
で、美しい仕上げ加工が可能となる。 3.複合板が床暖房用のパネルの場合、仕上げ材とし
て、フローリングを貼付しても、密着性が良いので、伝
熱性が向上し、伝熱の遅れを生じる箇所もなく、長期間
使用しても、フローリングの反りや、つなぎ目の段差が
発生しにくい。また、床を踏んで、軋み音の発生するよ
うなことも起こりにくい。従って、フローリングの寿命
も永くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合板の1実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の複合板の1実施例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の複合板の1実施例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の複合板の1実施例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の複合板の下地材への取り付けを示す断
面図である。
【図6】従来の複合板とその取り付け方法の例を示す断
面図である。
【図7】従来の複合板とその取り付け方法の例を示す断
面図である。
【図8】従来の複合板とその取り付けの不具合の例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 表面層 2 下層 3 下側表面層 4 下地材 5 釘穴 6 釘穴マーク 7 皿型空間部 8 導孔 9 釘・ネジなどの頭部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面層と下層とを有する複合板において、
    該表面層に釘穴または釘穴マ−クを設け、該釘穴または
    釘穴マ−クの位置の表面層より下側に、釘・ネジなどの
    頭部を収納するための皿型空間部を埋設したことを特徴
    とする複合板。
  2. 【請求項2】表面層が、鉄鋼、アルミ合金、銅合金、亜
    鉛合金、鉛合金またはチタン合金などの金属からなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合板。
  3. 【請求項3】表面層が、合成樹脂材、繊維材またはゴム
    質弾性材からなることを特徴とする請求項1記載の複合
    板。
  4. 【請求項4】下層が、合成樹脂材、無機質材、木材、ま
    たは木質材からなることを特徴とする請求項1または2
    記載の複合板。
JP15052095A 1995-06-16 1995-06-16 埋設座付複合板 Withdrawn JPH094122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15052095A JPH094122A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 埋設座付複合板

Applications Claiming Priority (1)

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JP15052095A JPH094122A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 埋設座付複合板

Publications (1)

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JPH094122A true JPH094122A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15498665

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15052095A Withdrawn JPH094122A (ja) 1995-06-16 1995-06-16 埋設座付複合板

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JP (1) JPH094122A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525367A (ja) * 2000-02-28 2003-08-26 ジェイムズ ハーディー リサーチ ピーティーワイ.リミテッド 建築用薄板の表面溝システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003525367A (ja) * 2000-02-28 2003-08-26 ジェイムズ ハーディー リサーチ ピーティーワイ.リミテッド 建築用薄板の表面溝システム

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Effective date: 20020903