JPH0941254A - 電線押え巻きテープおよびその製造方法および電線 - Google Patents

電線押え巻きテープおよびその製造方法および電線

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JPH0941254A
JPH0941254A JP8118778A JP11877896A JPH0941254A JP H0941254 A JPH0941254 A JP H0941254A JP 8118778 A JP8118778 A JP 8118778A JP 11877896 A JP11877896 A JP 11877896A JP H0941254 A JPH0941254 A JP H0941254A
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JP
Japan
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tape
core
electric wire
melting point
winding
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JP8118778A
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Inventor
Yasuyoshi Horiguchi
泰義 堀口
Akira Tsutsui
章 筒井
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、伸縮性に優れたテープ巻き締め性の
良好な電線押え巻きテープとその製造方法を提供する。 【解決手段】熱可塑性樹脂の芯鞘型複合フィラメント製
不織布からなるテープであって、該テープの繊維密度が
0.4〜O.5g/cm3 で、単位目付当り(g/m2
の引張り強力が250〜350gであり、かつ5%モジ
ュラスが160g以上であるものである。また、該電線
押え巻きテープの製造方法は、溶融紡糸後の熱可塑性樹
脂の芯鞘型複合フィラメントをネット上に捕集してシー
トを形成した後、該シートをカレンダーロールにかけた
後、低融点ポリマーの融点より20℃以上低い温度で緊
張熱処理をほどこし、エンボスロールにより熱圧着した
後、該シートをテープ状にカットするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ強力および
伸縮性に優れたテープ巻き締め性の良好な電線押え巻き
テープとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】連続フイラメントをエアーサッカー等に
より高速牽引した後、フイラメントを開繊した後、移動
するネット上に捕集してウェブを形成した後、引続き上
下一対のエンボスロールで熱圧着し不織布を製造する、
いわゆるスパンボンド法は、電線押え巻きテープなど工
業資材用途、防草シートなど土木資材用途、収納袋、包
装基材など生活資材用途などで採用されている。しか
し、これらの用途における要求特性も様々で、たとえ
ば、工業資材用途である電線押え巻きテープは、撚り合
わされた線心群の乱れを防止し、また、次工程のシース
作業時の断熱効果や外傷防止のためにテーピングするも
のであるために、要求特性として、テープ巻き上げ張力
に耐え得る破断強力と適度な伸度、ラップ割れを起こさ
ないこと、さらにモジュラス、線心群の巻き締め性、ガ
イド類との擦過による毛羽の発生がないことの他に、シ
ース層をリサイクル再使用する際の樹脂回収率の向上な
どが求められる。
【0003】これら要求特性を満たすために種々の提案
がなされており、例えば特公昭62−52067号公報
では、ポリエステル系長繊維からなるウエッブをエンボ
スロールとフラットロールからなる一対の加熱ロール間
に通して第一段圧接し、更にフラットロールとフラット
ロールとからなる一対の加熱ロールを通して第二段圧接
し、次いで圧接ウエッブに接着剤処理を施すことを特徴
とする電線ケーブル押え巻き用ポリエステル長繊維不織
布の製造方法で、第一段圧接を圧接後の厚みと単位面積
当りの重量との特定な条件を満足する条件とし、第二段
圧接を圧接後の厚みとする条件で行うことが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来技
術によって得られた不織布を用いてつくられた電線ケー
ブル押え巻きテープでは、接着剤処理が施されているた
め、線心群にテープを巻き付ける際でのガイド類の擦過
による毛羽の発生は抑制されるが、テープ自身の柔軟性
および伸縮性に欠け、テープ巻き上げ時の巻き締め性が
不十分となり、かつ線心群の太さによっては、線心群と
の馴染みが不十分になり、巻き上げテープ表面に角が発
生し、次工程でシース加工を施しても、外観も品位も不
十分なものとなる。そればかりか、さらに円周方向にお
いてシースが均一な厚さとならないという欠点も有す
る。
【0005】すなわち、テープ巻き上げ張力に耐え得る
破断強力と適度な伸度およびラップ割れを起こさない縦
モジュラス、線心部の巻き締め性、ガイド類との擦過に
よる毛羽発生抑え性など、電線押え巻きテープとしての
数多くの要求特性を全て満足するものは存在しなかっ
た。
【0006】本発明は、このような従来技術の欠点を解
消し、かかる要求特性、特に適度なテープ密度とテープ
強力を有する不織布からなる、伸縮性に優れたテープ巻
き締め性良好な電線押え巻きテープおよびその製造方法
および該テープからなる電線を提供せんとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。すなわち、本発明の電線押え巻きテープは、熱可塑
性樹脂の芯鞘型複合フィラメント製不織布からなるテー
プであって、該テープの繊維密度が0.4〜O.5g/
cm3 で、単位目付当り(g/m2 )の引張り強力が25
0〜350gであり、かつ5%モジュラスが160g以
上であることを特徴とするものである。また、かかる電
線押え巻きテープの製造方法は、溶融紡糸後の熱可塑性
樹脂の芯鞘型複合フィラメントをネット上に捕集してシ
ートを形成した後、該シートをカレンダーロールにかけ
た後、低融点ポリマーの融点より20℃以上低い温度で
緊張熱処理をほどこし、エンボスロールにより熱圧着し
た後、該シートをテープ状にカットすることを特徴とす
るものである。また、本発明の電線は、かかる電線押え
巻きテープで、導線が巻き締められており、かつ、該テ
ープが合成樹脂で被覆されていることを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、電線押え巻きテープに
要求される特性について、鋭意検討したところ、まず、
繊維密度と強度の特定な不織布が、伸縮性とテープ巻締
め性を改善すること、さらに芯鞘型複合繊維を採用する
ことにより、意外にも該特性を好都合に満足する該テー
プを提供することができることを究明したものである。
【0009】すなわち、本発明の電線押え巻きテープ
は、該テープの繊維密度が0.4〜O.5g/cm3 で、
単位目付当り(g/m2 )の引張り強力が250〜35
0gであり、かつ5%モジュラスが160g以上である
不織布、それも熱可塑性樹脂の芯鞘型複合フィラメント
からなる特定な不織布で構成したことによって、はじめ
て各種特性を満足する伸縮性に優れたテープ巻き締め性
良好なテープを提供することができたものである。
【0010】該テープを構成する不織布の繊維密度は
0.4〜0.5g/cm3 にあることが重要である。すな
わち、該繊維密度が0.4g/cm3 未満であった場合、
シート厚みアップによる長尺巻きテープが得られず、テ
ーピィング作業性低下を招くのみならず単位目付当たり
の引張り強力が低下し、線心にテープ巻き上げの際にテ
ープ切れを起こしやすいものとなる。また繊維密度が
0.5g/cm3 を越える場合には、単位目付当たりのテ
ープ強力が350gを越えて高くなりすぎ、さらに不織
布がフイルム状化の傾向を示すようになり、伸縮性に欠
け、線心へのテープ巻き上げ時の巻き上げ性が悪くな
り、特に、細い線心への巻き上げに当っては、線心への
馴染みが悪くなり、角の出たものとなるなど品位的に劣
る結果を招く。かかる欠点を確実に改善し、線心との巻
き締め性をよくし、角の出ない、品質の良好な電線ケー
ブルを提供するには、テープ自体に伸縮性をもたせるこ
とが好ましく、そのために、目付に0.2Kgを乗じた荷
重を負荷した際の幅縮み率を、好ましくは5〜25%と
なるように、かつ、該荷重を除重した時の回復率が、3
〜15%となるように、前記繊維密度、引張り強力、さ
らに好ましくは接着性を調整するのである。
【0011】上述の該幅縮み率が5%未満で、該回復率
が3%未満であった場合は、伸縮性に欠けたテープとな
り、巻き上げ時の巻き締め性が悪くなるばかりか、テー
プの剛性が高すぎて、細い線心への巻き上げに際して、
角が発生し、かつ、シート厚さも不均一なものとなり、
品質的にも満足できるものでなくなる傾向がでてくる。
また、該幅縮み率が26%を越え、該幅回復率が15%
を越える場合は、伸縮性はあるもののテープ巻き上げ時
の幅縮みが大きすぎて、部分的にラップ割れが生じる等
の問題が惹起する傾向がでてくる。
【0012】またこれら押え巻きテープを構成する不織
布として、該不織布を構成するフイラメントどうしの接
着性をアップし、シース剥離性を向上させたものを使用
するのが好ましい。かかる特徴を達成するには、芯鞘型
複合フィラメントの中でも、高融点成分の芯成分よりも
融点が20℃以上低い低融点成分を鞘成分とした芯鞘型
複合フイラメントを使用するのが好ましい。かかる複合
フィラメントで用いる低融点成分には、高融点成分より
融点が20℃以上低ければどんなポリマーでもよいが、
不織布製造時の製糸安定性および噴射衝突板帯電による
シート目付の均一性の点を考慮して、イソフタール酸共
重合ポリエステルあるいはアジピン酸共重合ポリエステ
ルを用いることが好ましい。また該複合フイラメントの
鞘成分、つまり低融点成分のフィラメント中の比率は5
〜25重量%であることが好ましい。低融点成分の比率
が5重量%未満の場合、芯成分のまわりを完全に覆いつ
くすことができず、紡糸性を悪化するばかりか、カレン
ダーロールでシート厚み調整する際に、フイラメント剛
性が強すぎて、目標とする厚みまで薄くし得ないという
欠点が発生し、長尺巻きのテープを製造することができ
ず、さらに電線押え巻きテープの要求特性を満足するこ
とができなくなる。また、低融点成分の比率が25重量
%を越えると、カレンダーロールによる厚み調整は容易
となるが、シートの強力および伸縮性能、すなわち、荷
重下におけるシートの幅縮みと荷重除去後における回復
性能が低下し、線心にテープを巻上げる際の、巻き締め
性が悪く、巻き上げテープのズレが発生しやすく、ラッ
プ割れを起こす恐れがでてくる。
【0013】かかる芯鞘型複合フイラメントの芯成分と
しては、ポリエステルの高融点ポリマーが好ましい。
【0014】次に、かかる電線押え巻きテープを製造す
る方法は、溶融紡糸後の熱可塑性樹脂の連続芯鞘型複合
フィラメントをネット上に捕集してシートを形成した
後、該シートをカレンダーロールにかけ、次いで低融点
ポリマーの融点より20℃以上低い温度で緊張熱処理を
ほどこした後、エンボスロールにより熱圧着する。この
熱圧着シートをテープ状にカットして、電線押え巻きテ
ープとするものである。かかる芯鞘型複合フィラメント
からなる不織布から該テープを形成する場合は、芯成分
がポリエステルで、鞘成分が芯成分の融点より20℃以
上低融点である共重合ポリエステルを原料とし、それぞ
れ別々の押出機で溶融した後、芯鞘型フイラメント紡糸
口金を介し糸条とした後、高速牽引開繊したフイラメン
トをネット上に捕集してシート化し、引続き表面がフラ
ットであるカレンダーロールにより該シート厚みを調整
した後、エンボスロールで熱圧着して製造する。
【0015】上述のカレンダーロール処理の後、さらに
緊張熱処理することが好ましい。すなわち、加熱ロール
あるいは熱板で、該低融点ポリマーの融点より好ましく
は20℃以上、さらに好ましくは20〜60℃低い温度
で、少なくともシース側となる面、好ましくは両面を好
ましくは1秒以上、より好ましくは1.5秒以上の緊張
熱処理することが好ましい。かかる厚み調整後の緊張熱
処理は、テープ表面毛羽をなくし、シース剥離性を向上
させる効果を達成する。該緊張熱処理の温度が低融点ポ
リマーの融点より20℃未満の低い温度である場合は、
フイラメント同志の接着が強くなりすぎ、シート表面が
フイルム化する。したがって、不織布シートの剛性が強
く、伸縮性が小さくなりすぎる傾向がある。また融点よ
り60℃を越える低すぎる温度では、不織布表面の熱接
着不足となり、不織布表面の毛羽止め不十分でシース剥
離性の悪いものとなってしまう。また、緊張熱処理時間
が、1秒以下では、毛羽止めが不十分である傾向がでて
くる。この処理において該熱処理温度をより低融点ポリ
マーの融点に近く(高温)にすると、より短時間化する
ことも可能であるが、たとえばM/C停機時など異常が
発生した場合は、低融点ポリマーの融着によるロール汚
れが激しく長時間に渡って安定生産できない原因となる
ので注意を要する。
【0016】
【実施例】以下実施例にもとずき詳細に説明するが以下
の実施態様のみに限定されるものでないことは言うまで
もない。なお実施例における各特性の評価方法は次の通
りである。
【0017】(1)不織布の繊維密度 試料不織布から縦方向1mと横方向1mのサンプルを取
り、その重量A(g/m2 )を測定する。また、0.0
1mm目盛のダイヤルゲージ(ディスク直径10mm)で
厚みB(mm)を測定し、繊維密度A/B(g/cm3 )を
算出した。
【0018】(2)引張り強力(g/3cm幅/g/
2 ) JIS L−1096の不織布芯地試験法により不織布
の長さ方向に幅3cm長さ20cmのサンプルを採取、つか
み間隔10cm引張り速度10cm/分で測定した破断時の
値を不織布の目付(g/m2 )で除した値で示す。
【0019】(3)5%伸長時のモジュラス(g/3cm
幅/g/m2 ) 引張り強力測定時の5%伸長時の値を不織布の目付(g
/m2 )で除した値で示す。
【0020】(4)テープの幅縮み率、回復率 不織布の長さ方向に幅3cm長さ30cmのサンプルを採
取、引張試験機で、つかみ間隔20cm引張り速度10cm
/分で目付に0.2Kgを乗じた荷重を付加した際のテー
プ中央部の幅A(cm)、その後除重した際のテープ幅B
(cm)を測定し、次式により算出する。
【0021】幅縮み率=(30−A)/30×100 幅回復率=(B−A)/30×100 (5)表面毛羽 不織布の長さ方向に幅2.5cm長さ25cmのサンプルを
採取し、大栄科学精器製作所の染色物堅牢度試験機を用
い、摩擦物にナイロンタフタを貼付けた押付け荷重が2
00g条件により100回の往復運動をさせた後、表面
毛羽の発生状況を下記5段階の判定基準に基づいて評価
した。
【0022】 (判定基準) 毛羽の全くないもの : 5級 わずかに毛羽の認められるもの : 4級 毛羽はあるがシース剥離上問題ないと見られるもの: 3級 毛羽が多く見られるもの : 2級 毛羽が非常に多いもの : 1級 実施例1〜6 固有粘度が0.65で融点が262℃であるポリエチレ
ンテレフタレートを芯成分に、融点が230℃であるイ
ソフタール酸共重合ポリエステルを鞘成分とし285℃
で溶融した後、口金孔数が80ホールの芯鞘型紡糸口金
であって口金間隔が20cmである紡糸装置を用い、1口
金当たりの吐出量が110g/分で、低融点成分と高融
点成分の比率が15:85となるように吐出調整した
後、エジェクターにより高速牽引し、引続きフイラメン
トを冷却し鉛を主体とした衝突板に衝突帯電させフイラ
メントを開繊し移動するネット上に捕集して、得られる
不織布の目付が、40、45、55、65、70、80
g/m2 となるように、ネット速度を調整し、両面がフ
ラットであるカレンダーロールにより上下一対のロール
温度が185℃、線圧が50Kg/cmで、それぞれの不織
布の繊維密度が0.4〜0.5g/cm3 となるように厚
みを調整し、引続き表面がフラットである加熱ロールに
より、前記カレンダーロールと同一温度で緊張熱処理を
ほどこした後、上ロール温度190℃、下ロール温度1
70℃、線圧60Kg/cmのエンボスロールにより熱圧着
をほどこした。得られた不織布を3cm幅のテープ状にス
リットし線心への巻上げおよびシース加工を実施した。
【0023】得られた不織布のそれぞれの目付における
テープ特性を表1、2に示した。
【0024】
【表1】
【表2】 表1、2から明らかなように、実施例1〜6は、テープ
の毛羽発生もなく伸縮性にとんだ巻上げ性良好なもので
あり、シース剥離性も良いものであった。
【0025】比較例1〜4 実施例1〜6と同一の原料を用い285℃で溶融した後
口金孔数が80ホールの混繊型紡糸口金であって、口金
間隔が20cmである紡糸装置を用い、1口当たりの吐出
量が110g/分となるよう低融点成分と高融点成分の
比率を15:85になるように、吐出量を調整して、エ
ジェクターにより高速牽引しフイラメントを冷却鉛を主
体とし衝突板に衝突帯電して、フイラメントを開繊し、
移動するネット上に捕集し、不織布の目付が80g/m
2 となるよう、ネット速度を調整し、両面がフラットで
あるカレンダーロールにより線圧60Kg/cm条件でカレ
ンダーロールの温度を170、185、200、210
℃の4水準に変更し、それらのシートについて引続き上
ロール温度が225℃、下ロール温度が220℃、線圧
60Kg/cmのエンボスロールにより熱圧着をほどこし
た。得られた混繊フィラメントからなる不織布を、テー
プ状にスリットし、線心への巻上げテストを実施した。
テープ特性を含めた評価結果を表3に示した。
【0026】
【表3】 表3から明らかなように、カレンダーロールの温度アッ
プにともないシート密度はアップする方向にあったが、
強力、モジュラスおよび毛羽発生の点で実施例のものに
比して大きく劣る上に、カレンダーロール温度が210
℃ではロール汚れが激しく、シートがロールに巻付きぎ
みで生産性が著しく劣るものであった。 実施例7 銅線をポリエチレン樹脂でシース加工した粗線を10本
と、ジュートおよび不織布テープを介在させて束ねた線
芯群を実施例3で得たシートを50mm幅にスリットして
得た押さえ巻きテープで巻き上げた後、同一のポリエチ
レン樹脂を用いてシース加工して電線ケーブルを形成し
た。
【0027】このケーブルのシースを剥したところ、押
さえ巻きテープとシースとの剥離性は極めて良好であっ
た。また、電気工事の作業性も良好であった。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、毛羽発生がなく、テー
プ強力、伸縮性およびテープ巻き締め性(巻上げ性)お
よびシース剥離性などが改善された電線押え巻きテープ
を提供することができる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂の芯鞘型複合フィラメント製
    不織布からなるテープであって、該テープの繊維密度が
    0.4〜O.5g/cm3 で、単位目付当り(g/m2
    の引張り強力が250〜350gであり、かつ5%モジ
    ュラスが160g以上であることを特徴とする電線押え
    巻きテープ。
  2. 【請求項2】該テープが、その目付に0.2Kgを乗じた
    荷重を付加した際に5〜25%のテープ幅縮み率を有
    し、かつ、該荷重を除いた後の幅回復率が3〜15%で
    ある請求項1記載の電線押え巻きテープ。
  3. 【請求項3】該芯鞘型複合フィラメントの該鞘成分が、
    芯部分の融点より20℃以上低い低融点ポリマーである
    請求項1〜2のいずれかに記載の電線押え巻きテープ。
  4. 【請求項4】該芯鞘型複合フィラメントの該鞘成分が、
    共重合ポリエステルである請求項1〜3のいずれかに記
    載の電線押え巻きテープ。
  5. 【請求項5】該鞘成分が、該芯鞘型複合フィラメント重
    量の5〜25%を占める請求項3〜4のいずれかに記載
    の電線押え巻きテープ。
  6. 【請求項6】該芯鞘型複合フィラメントの芯部分が、ポ
    リエチレンテレフタレートである請求項1〜5のいずれ
    かに記載の電線押え巻きテープ。
  7. 【請求項7】溶融紡糸後の熱可塑性樹脂の芯鞘型複合フ
    ィラメントをネット上に捕集してシートを形成した後、
    該シートをカレンダーロールにかけた後、低融点ポリマ
    ーの融点より20℃以上低い温度で緊張熱処理をほどこ
    し、エンボスロールにより熱圧着した後、該シートをテ
    ープ状にカットすることを特徴とする電線押え巻きテー
    プの製造方法。
  8. 【請求項8】該芯鞘型複合フイラメントの鞘成分が、芯
    成分を構成するポリマーより20℃以上低い融点を有す
    る共重合ポリエステルで構成されている請求項7記載の
    電線押え巻きテープの製造方法。
  9. 【請求項9】該カレンダーロール処理が、テープでの繊
    維密度を0.4〜O.5g/cm3 の範囲に制御するもの
    である請求項7〜8のいずれかに記載の電線押え巻きテ
    ープの製造方法。
  10. 【請求項10】該緊張熱処理が、少なくとも該シートの
    片面に、かつ、1秒以上ほどこすものであり、また、該
    エンボスロール処理が、熱圧着するものである請求項7
    〜9のいずれかに記載の電線押え巻きテープの製造方
    法。
  11. 【請求項11】該緊張熱処理および該エンボスロール処
    理が、該テープの単位目付当り(g/m2 )の引張り強
    力を250〜350g、5%モジュラスを160g以上
    に調整するものである請求項7〜10のいずれかに記載
    の電線押え巻きテープの製造方法。
  12. 【請求項12】請求項1〜6のいずれかに記載の電線押
    え巻きテープで、導線が巻き締められており、かつ、該
    テープが合成樹脂で被覆されていることを特徴とする電
    線。
JP8118778A 1995-05-23 1996-05-14 電線押え巻きテープおよびその製造方法および電線 Pending JPH0941254A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001101935A (ja) * 2000-08-11 2001-04-13 Unitika Ltd 電線ケーブル押さえ巻き用テープ
JP2001338533A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Toray Ind Inc 電線押え巻テープおよび電線

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