JPH094176A - 外壁改修構造 - Google Patents
外壁改修構造Info
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- JPH094176A JPH094176A JP15373095A JP15373095A JPH094176A JP H094176 A JPH094176 A JP H094176A JP 15373095 A JP15373095 A JP 15373095A JP 15373095 A JP15373095 A JP 15373095A JP H094176 A JPH094176 A JP H094176A
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Abstract
体、既存外壁面の強度を向上する補強材を配設して、建
物の強度を向上させた後に乾式壁材からなる新規外壁を
表面に形成した改修の構造に関するものである。 【構成】 改修する既存壁面1上から既存の躯体Aを構
成する土台Dと妻梁E、もしくは胴差しGを斜めに連結
するように、2本一対で用いる長尺状鋼板からなる1組
目の補強材2を、主柱Bが土台D、妻梁Eもしくは胴差
しGと交差する箇所を固定点として主柱Bの中点上で交
差するように配し、次に、1組目の補強材2の交差箇所
を有する主柱Bの上下端、すなわち主柱Bが土台D、妻
梁Eもしくは胴差しGと交差する箇所を固定点とし、1
組目の補強材2の固定点を上下に有する主柱Bの中点に
て交差するように2組目の補強材2を配して躯体Aに固
定すると共に、補強材2を覆うように乾式壁材からなる
新規外壁3を既存壁面1上に形成する外壁改修構造であ
る。
Description
面を新規外壁で改修するための構造に関するものであ
り、さらに詳しくは、古くなった既存の躯体、既存外壁
面の強度を向上する補強材を配設して、建物の強度を向
上させた後に乾式壁材からなる新規外壁を表面に形成し
た改修の構造に関するものである。
なった既存の外壁をすべて撤去して、既存の躯体や胴縁
等の壁下地材に新規外壁を形成する構造や、既存の外壁
材上に直に、もしくは、新規胴縁や防水シートを介して
新規外壁を取り付ける構造が一般的であった。
うな改修では古くなった既存の外壁と新規外壁を交換す
ることや、傷んだ既存の外壁上に新規外壁を形成して、
既存外壁を隠蔽することの技術思想のみであり、古くな
った建物の既存の躯体、あるいは既存外壁を補強し、強
度を向上させる技術思想は全く考慮に入れられていなか
った。このため、改修後の建物の躯体には負担がかか
り、強度的に弱く、特に耐震性に極端に劣り、地震等の
発生で新規外壁が脱落したり、躯体の破損、建物の崩壊
等の被害が発生することもあった。
を除去するため、既存の外壁面を新規外壁で改修する前
に、既存外壁上から既存の躯体を構成する土台と妻梁も
しくは胴差しを斜めに連結するように、2本一対で用い
る長尺状鋼板からなる1組目の補強材を、主柱が土台、
妻梁、もしくは胴差しと交差する箇所を固定点として主
柱の中点上で交差するように配し、次に1組目の補強材
の交差箇所を有する主柱の上下端、すなわち主柱が土
台、妻梁、もしくは胴差しと交差する箇所を固定点と
し、1組目の補強材の固定点を上下に有する主柱の中点
にて交差するように2組目の補強材を配して躯体に固定
すると共に、該補強材を覆うように乾式壁材からなる新
規外壁を既存外壁上に形成する外壁改修構造を提案する
ものである。
造の一実施例について詳細に説明する。図1(a)、
(b)は上記外壁改修構造の一例を示す説明図であり、
Aは既存建物の躯体、1は既存外壁、2は補強材、3は
新規外壁、7は役物、Fは基礎、αは釘、スクリュービ
ス、テクス、アンカー、アンカーボルト等の固定具であ
る。
向に伸びる主柱B、間柱C、および水平方向に伸びる土
台D、妻梁Eもしくは胴差しG、基礎Fとから構成され
る一般的なものである。勿論、これらは木造構造の建物
での名称であり、鉄骨造構造ではこれらの位置に、H型
鋼材、角形鋼材、C型鋼材等が配設されているものであ
る。なお、図1(b)では便宜上既存外壁1を点線で示
し省略してあるものである。
ば木摺、防水シート、ラスシート、モルタル壁材の順に
配設、施工されたモルタル壁からなるもの、もしくは、
躯体A上に胴縁を設け、防水シート、金属系サイディン
グ材、窯業系サイディング材、ALCパネル、タイル、
塩ビ押出サイディング材、等の乾式壁材等からなるもの
である。
板状の鋼材、カラー鋼板、アルミ鋼板、等の各種金属薄
板やこれらの複合体、もしくは繊維強化樹脂等の金属帯
状物もしくは線状物等から形成される。
に行うものである。すなわち、補強材2の長手方向の片
端を、主柱Bが土台Dと接続する箇所に固定具αによっ
て固定し、他端を主柱Bが妻梁Eもしくは胴差しGと接
続する箇所に固定具αによって固定し、少なくとも1本
の主柱Bを跨ぐものである。補強材2は2本一対で、た
すき状にクロスさせて用いるものであり、一対の補強材
2の各々は、その交点を主柱B上に有するものであり、
古くなった躯体Aおよび既存外壁1面の強度を向上する
筋交いの機能を有するものである
くは、窯業系サイディング材、塩ビ押出サイディング
材、ALCパネル、タイル、金属系パネル、等からなる
乾式外壁材からなるものであり、特に図3に示すよう
な、金属薄板からなる表面材4と金属薄板もしくはシー
ト状物からなる裏面材5とで、合成樹脂発泡体からなる
芯材6をサンドイッチした金属系サイディング材が軽量
で強度にも優れ、既存外壁1の強度向上にも有効で、な
おかつ施工容易な点からも好ましいものである。
に補強材2上から直接、固定具αを介して躯体Aに順次
取り付けられ、建物の外表面を多い、意匠性、断熱性、
防音性、防火性等をさらに向上させるものである。勿
論、新規外壁2を形成する際には、水切り、スタータ、
止縁、ジョイナ、出隅、入隅、等の役物7を必要に応じ
て配設するものである。
方法について簡単に説明する。まず、図4(a)に示す
ようにモルタル壁等からなる既存外壁1上に1組目の補
強材2aを配設し、両端を固定具αによって躯体Aに打
設、固定する。
補強材2a上から、1組目の補強材2aが交差する主体
Bの上下端近傍を固定点として、2組目の補強材2bを
配し、固定具αで躯体Aに打設、固定する。
ング材からなる新規外壁3を補強材2a、2b上から、
主柱B、間柱C等の躯体Aに釘等の固定具αを用いて、
順次取り付け、図1(a)に示されるように仕上げるも
のである。なお、補強材2は対として扱わなくとも、最
終的に図1のような配置になっていれば良いものであ
る。また、一対の補強材2は、その交点にて主柱Bの中
点に固定具αを用いて打設することができる。
構造の一実施例であり、図5〜図11に示すような改修
構造としたり、改修ための部材を用いることもできる。
なわち、図5(a)〜(d)は幅方向の両端に長手方向
に連続した舌片8を設け、弛み、捻れを防止して強度の
向上を図る共に、形状変化を少なくし施工を容易にした
補強材2の例である。
凹凸からなるリブ9を設け、また長手方向の両端には鋼
板を重合させた固定部10を有し、強度、施工性の向上
と固定の強固化を図った補強材2、図6(b)は表面全
体にエンボス加工を施して強度の向上を図った補強材
2、図6(c)は既存外壁1に接触する側の面にホット
メルト系接着剤、合成ゴム系接着剤、天然ゴム系接着剤
等の弾性接着剤からなる弾性体11を設け、仮止めと凹
凸吸収の機能を持たせた補強材2、図6(d)は長手方
向に連続したリブ9を設けると共に、片側面に弾性体1
1からなる層を設けた補強材2である。
に接する側の面にある程度の厚みと弾性を有し両面に接
着面を有する粘着テープ12を有し、仮止めと凹凸吸収
の機能を持たせた補強材2、図7(c)、(d)は弾性
体11、粘着テープ12を片側面に備え、仮止めと凹凸
の吸収、捻れ防止を図った補強材2である。
れる乾式壁材のその他の例を示すものであり、図8
(a)〜(c)は金属系サイディング材、図8(d)は
塩ビサイディング材、図8(e)、(f)は窯業系サイ
ディング材の断面形状を示すものである。
に防水シート13を介在し防水性能の向上を図った例で
ある。また、図9(b)は補強材2と新規外壁3との間
に新規外壁3の取付下地となる胴縁14を適宜ピッチで
配設し、さらに、胴縁14自体の厚みを利用して、エア
サイクル路を確保した例である。
14を適宜ピッチで配設すると共に、各胴縁14間に断
熱層15を形成し、さらに、胴縁14を取付下地とし
て、かつ、土台D部分から軒点部分にかけてエアサイク
ルをおこなうエアサイクル通路を確保し、胴縁14上に
新規外壁3を形成した例である。
能、気密性能の向上、および温度差により結露が発生す
るのを防止するものである。また、断熱層15は補強材
2自体の厚み、もしくは補強材2同士の重なりにより、
既存外壁1の面と段差が生じてしまうので、この段差を
断熱層15を配設することにより解消し、表面を平らに
するので、新規外壁3の施工を容易にし、張り上がり面
をフラットなものにするものである。
ポリイソシアヌレート、フェノール、塩化ビニル、ポリ
エチレン、ポリスチレン等の合成樹脂発泡体や、石膏ボ
ード、ロックウールボード、ガラス繊維、シージングボ
ード等の無機材ボード等のボード状パネルを順次張り合
わせて形成することもできるが、特に現場吹き付け発泡
型の合成樹脂を用いるのが好ましいものである。
型の合成樹脂とした際には、その素材としては硬質のウ
レタンフォーム、もしくは難燃2級、3級(JIS−A
−1321)合格品のフェノール+イソシアネート+難
撚材を用いることもできる。勿論、ノンフロンの合成樹
脂を用いると共に、フェノールにより難燃化を図ったも
のである。また、断熱層15を現場吹き付け発泡型の合
成樹脂とすることで、補強材2の厚みによる段差の解消
を容易に行うことができ、しかも、狭い場所や、端部に
も吹き付け発泡できるので、より一層の気密化と断熱化
を図ることができ、さらに、施工が容易で、コストの節
減になるものである。
に、短尺状の鋼板等からなるプレート16を固定具αを
介して打設し、補強材2の固定をより強力なものとした
後に、新規外壁3を形成した例である。
その他の例を示すものであり、また、既存外壁1を点線
で示すものである。すなわち、図11(a)は土台D、
および妻梁Eもしくは胴差しG等に、既存外壁1上から
長尺状の金属薄板からなる水平補強材17を打設した
例、図12(b)は土台Dと妻梁Eもしくは胴差しG、
および各主柱Bの中点を連結するように水平補強材17
を配し、かつ各主柱B上に金属鋼板からなる垂直補強材
18を打設した例である。水平補強材17および垂直補
強材18はその打設された範囲内の特定箇所にかかる力
を広範囲に分散するため、腐食、破損等により局部的に
強度が低下した躯体Aの震動に対する耐久性を向上させ
るのに有効なものである。
修構造によれば、既存の外壁面を新規外壁で改修する
前に、改修する既存外壁上から既存の躯体を構成する土
台と軒桁もしくは妻梁を連結するように、長尺状補強材
を斜め配設し躯体に固定すると共に、補強材を覆うよう
に新規外壁を既存外壁上に形成したので、既存躯体の強
度を向上させ、躯体の強度向上と、外壁の改修を同時に
行える。建物は水平荷重、垂直荷重の両方に強くな
り、地震等の振動や台風等の外圧に強い構造となる。
既存外壁を解体する必要がないので、施工工数を省略で
きると共に、工期を大幅に短縮することができ、しかも
施工中の居住に何等支障を来さない。既存外壁上に新
規外壁を形成するので、施工が簡単でコストを節約でき
る。既存外壁と新規外壁の2重壁構造となり、断熱
性、防音性、防火性に富む構造となる。補強材には任
意形状に形成、もしくは加工を施して捻れ、弛みを生じ
にくくした長尺状の金属板体を使用すれば、強力な補強
となり、かつ補強材が施工の際にも直線状の形状を維持
するので、施工が極めて容易である。水平補強材、垂
直補強材を配した場合には、老朽化が進んだ建物の耐震
性を向上させることができる。2本一対で1組の補強
材を2組、互い違いに配置するので、震動による負荷を
各固定部に均等に分散でき、強力な補強となる。等の特
徴、効果がある。
図である。
る。
る。
図である。
明図である
明図である
明図である。
明図である。
説明図である。
す説明図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 等間隔で配された通し柱、管柱等の主柱
を躯体とする建築、構築物の既存外壁を新規外壁で改修
した構造において、改修する既存外壁上から既存の躯体
を構成する土台と妻梁もしくは胴差しを斜めに連結する
ように、2本一対で用いる長尺状鋼板からなる1組目の
補強材を、主柱が土台、妻梁もしくは胴差しと交差する
箇所を固定点として主柱の中点上で交差するように配
し、次に、1組目の補強材の交差箇所を有する主柱の上
下端、すなわち主柱が土台、妻梁もしくは胴差しと交差
する箇所を固定点とし、1組目の補強材の固定点を上下
に有する主柱の中点にて交差するように2組目の補強材
を配して躯体に固定すると共に、該補強材を覆うように
乾式壁材からなる新規外壁を既存外壁上に形成したこと
を特徴とする外壁改修構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15373095A JP3658594B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 外壁改修構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15373095A JP3658594B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 外壁改修構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094176A true JPH094176A (ja) | 1997-01-07 |
| JP3658594B2 JP3658594B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=15568848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15373095A Expired - Lifetime JP3658594B2 (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 外壁改修構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3658594B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102383617A (zh) * | 2010-09-03 | 2012-03-21 | 上海天演建筑物移位工程有限公司 | 古建筑的临时加固方法及装置 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15373095A patent/JP3658594B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102383617A (zh) * | 2010-09-03 | 2012-03-21 | 上海天演建筑物移位工程有限公司 | 古建筑的临时加固方法及装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3658594B2 (ja) | 2005-06-08 |
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