JPH094214A - 吊り足場装置 - Google Patents
吊り足場装置Info
- Publication number
- JPH094214A JPH094214A JP15138695A JP15138695A JPH094214A JP H094214 A JPH094214 A JP H094214A JP 15138695 A JP15138695 A JP 15138695A JP 15138695 A JP15138695 A JP 15138695A JP H094214 A JPH094214 A JP H094214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- paint
- compartment
- working compartment
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 26
- 238000005422 blasting Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 40
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 22
- 239000003973 paint Substances 0.000 abstract description 38
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 17
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 10
- 238000010410 dusting Methods 0.000 abstract 1
- 239000008187 granular material Substances 0.000 abstract 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 abstract 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 21
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 11
- 238000007592 spray painting technique Methods 0.000 description 10
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 8
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 5
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 5
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 2
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の飛散な
どが安全に防止され、高層の構造物に対してもショット
ブラストによる下地処理やスプレー塗装などを行うこと
が可能になることなどを目的とする。 【構成】 構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大
気側を気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に
内側作業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外
壁に接して開口し、またショットブラスト装置またはス
プレー装置が内側作業用区画室内において使用可能に設
けられ、また内側作業用区画室内で使用されたショット
ブラスト粒が回収され、また内側作業用区画室内が強制
換気されるように構成する。
どが安全に防止され、高層の構造物に対してもショット
ブラストによる下地処理やスプレー塗装などを行うこと
が可能になることなどを目的とする。 【構成】 構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大
気側を気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に
内側作業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外
壁に接して開口し、またショットブラスト装置またはス
プレー装置が内側作業用区画室内において使用可能に設
けられ、また内側作業用区画室内で使用されたショット
ブラスト粒が回収され、また内側作業用区画室内が強制
換気されるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼製の煙突、サイロ、
タンクなど高層の構造物の塗装替えなどに適用される吊
り足場装置に関する。
タンクなど高層の構造物の塗装替えなどに適用される吊
り足場装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は鋼製の煙突、サイロ、タンクなど
高層の構造物の塗装替えなどに使用されている従来の吊
り足場の説明図である。図において、鋼製の煙突、サイ
ロ、タンクなど高層の構造物では表面の塗装の劣化や錆
の発生などのために数年毎に塗装替えが行われている。
この塗装替えは例えば鋼製の煙突30などの壁面に沿っ
て仮設された固定足場31や昇降型ゴンドラ32などに
作業者33が乗って移動しながら手作業で電動の回転サ
ンダー、或いはワイヤーブラシ34などを使用して塗膜
および錆を落とすなどの下地処理を行い、下地処理の完
了後に作業者33が刷毛またはローラー35を使用して
錆止めの下塗り、上塗りなど新しい塗料を塗布するなど
して行われる。因みに、このような構造物を対象にする
下地処理と塗装を無人化するためにロボット化が試みら
れているが、表面に補強材などの凹凸のある構造物には
有効でなく、またコスト高となるため使用されていな
い。
高層の構造物の塗装替えなどに使用されている従来の吊
り足場の説明図である。図において、鋼製の煙突、サイ
ロ、タンクなど高層の構造物では表面の塗装の劣化や錆
の発生などのために数年毎に塗装替えが行われている。
この塗装替えは例えば鋼製の煙突30などの壁面に沿っ
て仮設された固定足場31や昇降型ゴンドラ32などに
作業者33が乗って移動しながら手作業で電動の回転サ
ンダー、或いはワイヤーブラシ34などを使用して塗膜
および錆を落とすなどの下地処理を行い、下地処理の完
了後に作業者33が刷毛またはローラー35を使用して
錆止めの下塗り、上塗りなど新しい塗料を塗布するなど
して行われる。因みに、このような構造物を対象にする
下地処理と塗装を無人化するためにロボット化が試みら
れているが、表面に補強材などの凹凸のある構造物には
有効でなく、またコスト高となるため使用されていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の吊
り足場において、鋼製の煙突、サイロ、タンクなど高層
の構造物にはウレタン樹脂系やフッ素樹脂系など耐久性
の優れた塗料が使用されるようになり、これらの塗料は
特に塗装される鋼材表面の下地処理の良否が塗膜の耐久
性に著しく影響することが知られている。優良な下地処
理の工法としてサンドブラスト、或いはショットブラス
トなどの工法が知られているが、高所では粉塵の飛散防
止が困難であるために屋外における高層の構造物の塗装
替えにおける下地処理には適用し難い状況にある。同様
に、塗装についても屋外における高層の構造物のスプレ
ー塗装は塗料の飛散防止や周辺への汚染防止などが困難
であるために適用し難い。これら高層の構造物の塗装替
えに際して下地処理に使用されている従来の工法では、
塗膜および錆落としに手間と時間が掛かるとともに構造
物の金属の地肌を十分にきめ細かく均一に磨き出すこと
ができないため、塗料が本来有している塗膜の耐久性な
どが発揮されずに比較的短期間で塗装替えが必要になる
などの不具合がある。
り足場において、鋼製の煙突、サイロ、タンクなど高層
の構造物にはウレタン樹脂系やフッ素樹脂系など耐久性
の優れた塗料が使用されるようになり、これらの塗料は
特に塗装される鋼材表面の下地処理の良否が塗膜の耐久
性に著しく影響することが知られている。優良な下地処
理の工法としてサンドブラスト、或いはショットブラス
トなどの工法が知られているが、高所では粉塵の飛散防
止が困難であるために屋外における高層の構造物の塗装
替えにおける下地処理には適用し難い状況にある。同様
に、塗装についても屋外における高層の構造物のスプレ
ー塗装は塗料の飛散防止や周辺への汚染防止などが困難
であるために適用し難い。これら高層の構造物の塗装替
えに際して下地処理に使用されている従来の工法では、
塗膜および錆落としに手間と時間が掛かるとともに構造
物の金属の地肌を十分にきめ細かく均一に磨き出すこと
ができないため、塗料が本来有している塗膜の耐久性な
どが発揮されずに比較的短期間で塗装替えが必要になる
などの不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吊り足場装
置は上記課題の解決を目的にしており、構造物の外壁に
接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過材により覆
われた外側作業用区画室と、該外側作業用区画室内に遮
蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接して開口し
た内側作業用区画室とを備えた構成を特徴とする。
置は上記課題の解決を目的にしており、構造物の外壁に
接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過材により覆
われた外側作業用区画室と、該外側作業用区画室内に遮
蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接して開口し
た内側作業用区画室とを備えた構成を特徴とする。
【0005】また、本発明に係る吊り足場装置は、構造
物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過
材により覆われた外側作業用区画室と、該外側作業用区
画室内に遮蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接
して開口した内側作業用区画室と、上記内側作業用区画
室内において使用可能に設けられたショットブラスト装
置またはスプレー装置とを備えた構成を特徴とする。
物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過
材により覆われた外側作業用区画室と、該外側作業用区
画室内に遮蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接
して開口した内側作業用区画室と、上記内側作業用区画
室内において使用可能に設けられたショットブラスト装
置またはスプレー装置とを備えた構成を特徴とする。
【0006】また、本発明に係る吊り足場装置は、構造
物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過
材により覆われた外側作業用区画室と、該外側作業用区
画室内に遮蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接
して開口した内側作業用区画室と、上記内側作業用区画
室内で使用されたショットブラスト粒を回収する手段と
を備えた構成を特徴とする。
物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過
材により覆われた外側作業用区画室と、該外側作業用区
画室内に遮蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接
して開口した内側作業用区画室と、上記内側作業用区画
室内で使用されたショットブラスト粒を回収する手段と
を備えた構成を特徴とする。
【0007】また、本発明に係る吊り足場装置は、構造
物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過
材により覆われた外側作業用区画室と、該外側作業用区
画室内に遮蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接
して開口した内側作業用区画室と、上記内側作業用区画
室内を強制換気する手段とを備えた構成を特徴とする。
物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体透過
材により覆われた外側作業用区画室と、該外側作業用区
画室内に遮蔽材により仕切られて設けられ上記外壁に接
して開口した内側作業用区画室と、上記内側作業用区画
室内を強制換気する手段とを備えた構成を特徴とする。
【0008】
【作用】即ち、本発明に係る吊り足場装置においては、
構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体
透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作業用
区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接して
開口しており、構造物の塗装替えなどの作業に際しては
本吊り足場装置の内側作業用区画室内に塗装替えに使用
する機器などを搭載して作業者が乗り込み、外側作業用
区画室を構造物の壁面の所定の位置に対向させて止め、
内外側作業用区画室の端部を対向する構造物の壁面にテ
ープなどで接着して隙間の遮蔽を行う。このとき、外側
作業用区画室内は隙間の遮蔽を行う作業場となる。これ
により、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の飛散など
が安全に防止される。
構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を気体
透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作業用
区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接して
開口しており、構造物の塗装替えなどの作業に際しては
本吊り足場装置の内側作業用区画室内に塗装替えに使用
する機器などを搭載して作業者が乗り込み、外側作業用
区画室を構造物の壁面の所定の位置に対向させて止め、
内外側作業用区画室の端部を対向する構造物の壁面にテ
ープなどで接着して隙間の遮蔽を行う。このとき、外側
作業用区画室内は隙間の遮蔽を行う作業場となる。これ
により、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の飛散など
が安全に防止される。
【0009】また、本発明に係る吊り足場装置において
は、構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を
気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作
業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接
して開口するとともにショットブラスト装置またはスプ
レー装置が内側作業用区画室内において使用可能に設け
られており、構造物の塗装替えなどの作業に際しては本
吊り足場装置の内側作業用区画室内に塗装替えに使用す
る機器などを搭載して作業者が乗り込み、外側作業用区
画室を構造物の壁面の所定の位置に対向させて止め、内
外側作業用区画室の端部を対向する構造物の壁面にテー
プなどで接着して隙間の遮蔽を行う。このとき、外側作
業用区画室内は隙間の遮蔽を行う作業場となる。これに
より、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の飛散などが
安全に防止される。また、ショットブラスト装置または
スプレー装置を内側作業用区画室内において使用可能に
設けたことにより内側作業用区画室内においてショット
ブラストによる下地処理、或いはスプレー塗装を行うこ
とが可能になる。
は、構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を
気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作
業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接
して開口するとともにショットブラスト装置またはスプ
レー装置が内側作業用区画室内において使用可能に設け
られており、構造物の塗装替えなどの作業に際しては本
吊り足場装置の内側作業用区画室内に塗装替えに使用す
る機器などを搭載して作業者が乗り込み、外側作業用区
画室を構造物の壁面の所定の位置に対向させて止め、内
外側作業用区画室の端部を対向する構造物の壁面にテー
プなどで接着して隙間の遮蔽を行う。このとき、外側作
業用区画室内は隙間の遮蔽を行う作業場となる。これに
より、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の飛散などが
安全に防止される。また、ショットブラスト装置または
スプレー装置を内側作業用区画室内において使用可能に
設けたことにより内側作業用区画室内においてショット
ブラストによる下地処理、或いはスプレー塗装を行うこ
とが可能になる。
【0010】また、本発明に係る吊り足場装置において
は、構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を
気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作
業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接
して開口するとともに内側作業用区画室内で使用された
ショットブラスト粒が回収されるようになっており、構
造物の塗装替えなどの作業に際しては本吊り足場装置の
内側作業用区画室内に塗装替えに使用する機器などを搭
載して作業者が乗り込み、外側作業用区画室を構造物の
壁面の所定の位置に対向させて止め、内外側作業用区画
室の端部を対向する構造物の壁面にテープなどで接着し
て隙間の遮蔽を行う。このとき、外側作業用区画室内は
隙間の遮蔽を行う作業場となる。これにより、塗装替え
における粉塵の飛散や塗料の飛散などが安全に防止され
る。また、内側作業用区画室内で使用されたショットブ
ラスト粒が回収されることにより回収したショットブラ
スト粒を再びショットブラスト用に使用することがで
き、最小限のショットブラスト粒で、また小型の装置で
ショットブラストを行うことができる。
は、構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を
気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作
業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接
して開口するとともに内側作業用区画室内で使用された
ショットブラスト粒が回収されるようになっており、構
造物の塗装替えなどの作業に際しては本吊り足場装置の
内側作業用区画室内に塗装替えに使用する機器などを搭
載して作業者が乗り込み、外側作業用区画室を構造物の
壁面の所定の位置に対向させて止め、内外側作業用区画
室の端部を対向する構造物の壁面にテープなどで接着し
て隙間の遮蔽を行う。このとき、外側作業用区画室内は
隙間の遮蔽を行う作業場となる。これにより、塗装替え
における粉塵の飛散や塗料の飛散などが安全に防止され
る。また、内側作業用区画室内で使用されたショットブ
ラスト粒が回収されることにより回収したショットブラ
スト粒を再びショットブラスト用に使用することがで
き、最小限のショットブラスト粒で、また小型の装置で
ショットブラストを行うことができる。
【0011】また、本発明に係る吊り足場装置において
は、構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を
気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作
業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接
して開口するとともに内側作業用区画室内が強制換気さ
れるようになっており、構造物の塗装替えなどの作業に
際しては本吊り足場装置の内側作業用区画室内に塗装替
えに使用する機器などを搭載して作業者が乗り込み、外
側作業用区画室を構造物の壁面の所定の位置に対向させ
て止め、内外側作業用区画室の端部を対向する構造物の
壁面にテープなどで接着して隙間の遮蔽を行う。このと
き、外側作業用区画室内は隙間の遮蔽を行う作業場とな
る。これにより、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の
飛散などが安全に防止される。また、内側作業用区画室
内が強制換気されることによりスプレー塗装などの際に
内部作業用区画室内に発生するスプレー塗料のガス濃度
が薄められ、遮蔽された内側作業用区画内に良好な作業
環境が確保される。
は、構造物の外壁に接して昇降可能に吊持され大気側を
気体透過材により覆われた外側作業用区画室内に内側作
業用区画室が遮蔽材により仕切られて設けられ外壁に接
して開口するとともに内側作業用区画室内が強制換気さ
れるようになっており、構造物の塗装替えなどの作業に
際しては本吊り足場装置の内側作業用区画室内に塗装替
えに使用する機器などを搭載して作業者が乗り込み、外
側作業用区画室を構造物の壁面の所定の位置に対向させ
て止め、内外側作業用区画室の端部を対向する構造物の
壁面にテープなどで接着して隙間の遮蔽を行う。このと
き、外側作業用区画室内は隙間の遮蔽を行う作業場とな
る。これにより、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料の
飛散などが安全に防止される。また、内側作業用区画室
内が強制換気されることによりスプレー塗装などの際に
内部作業用区画室内に発生するスプレー塗料のガス濃度
が薄められ、遮蔽された内側作業用区画内に良好な作業
環境が確保される。
【0012】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例に係る吊り
足場の説明図である。図において、本実施例に係る吊り
足場は鋼製の煙突、サイロ、タンクなど高層の構造物の
塗装替えなどに使用されるもので、これら鋼製の煙突、
サイロ、タンクなど高層の構造物では表面の塗装の劣化
や錆の発生などのために数年毎に塗装替えが行われてい
る。図1および図2における符号1は鋼製の高層煙突の
外筒などの構造物、2は構造物1の頂部に取り付けられ
た架設梁、3は地上または架設台13上に設けられた複
数個のウインチ,4a,4b,4cは架設梁2上および
ウインチ3の近傍に配置されたガイドシーブ、5はウイ
ンチ3からガイドシーブ4c,4b,4aを経て延びる
ワイヤーロープ6を介し構造物1の外壁面に接して昇降
するように支持されている複数個のゴンドラ状の吊り足
場である。吊り足場5は共有する床上に構造物1壁面に
接するように内外2層に内側作業用区画室7の骨組み構
造と外側作業用区画室8の骨組み構造とを構成し、これ
ら骨組み構造は構造物1壁面側を除く側壁および天井部
にシート、膜、網などの何れかを装着して遮蔽し、外側
作業用区画室8の骨組み構造の上部をワイヤーロープ6
により2点吊りしている。なお、本足場では内側作業用
区画室7の骨組み構造には透明な可撓膜10を、また外
側作業用区画室8の骨組み構造には二重の防風ネット1
1を装着している。内側作業用区画室7の遮蔽膜などに
は吊り足場5の内外側作業用区画室7,8内へ相互に出
入り可能に開閉部を設けている。
足場の説明図である。図において、本実施例に係る吊り
足場は鋼製の煙突、サイロ、タンクなど高層の構造物の
塗装替えなどに使用されるもので、これら鋼製の煙突、
サイロ、タンクなど高層の構造物では表面の塗装の劣化
や錆の発生などのために数年毎に塗装替えが行われてい
る。図1および図2における符号1は鋼製の高層煙突の
外筒などの構造物、2は構造物1の頂部に取り付けられ
た架設梁、3は地上または架設台13上に設けられた複
数個のウインチ,4a,4b,4cは架設梁2上および
ウインチ3の近傍に配置されたガイドシーブ、5はウイ
ンチ3からガイドシーブ4c,4b,4aを経て延びる
ワイヤーロープ6を介し構造物1の外壁面に接して昇降
するように支持されている複数個のゴンドラ状の吊り足
場である。吊り足場5は共有する床上に構造物1壁面に
接するように内外2層に内側作業用区画室7の骨組み構
造と外側作業用区画室8の骨組み構造とを構成し、これ
ら骨組み構造は構造物1壁面側を除く側壁および天井部
にシート、膜、網などの何れかを装着して遮蔽し、外側
作業用区画室8の骨組み構造の上部をワイヤーロープ6
により2点吊りしている。なお、本足場では内側作業用
区画室7の骨組み構造には透明な可撓膜10を、また外
側作業用区画室8の骨組み構造には二重の防風ネット1
1を装着している。内側作業用区画室7の遮蔽膜などに
は吊り足場5の内外側作業用区画室7,8内へ相互に出
入り可能に開閉部を設けている。
【0013】12は吊り足場5の床、13は最寄りの位
置に設けた架設台、14は吊り足場5の床12全端部に
配置されたショットブラスト粒回収用のホッパー、15
は吊り足場5の床12および天井部の前縁側に設けた縦
横転動可能なガイドローラー、16は外側作業用区画室
8内に配置した内側作業用区画室7内強制換気用のファ
ン、17は排気吸込み管、18は天井部に設けた大気吸
入管である。19は内側作業用区画室7で作業者33が
使用するように搭載したショットブラストガン、10
a,11aは内外骨組み構造の前縁から構造物1壁面に
テープなどで端部を張渡した可撓膜10と二重の防風ネ
ット11とにおける隙間遮蔽個所で、構造物1外面の凸
部構造によりこの隙間遮蔽箇所10a,11aで凸凹状
に遮蔽することができるようになっている。
置に設けた架設台、14は吊り足場5の床12全端部に
配置されたショットブラスト粒回収用のホッパー、15
は吊り足場5の床12および天井部の前縁側に設けた縦
横転動可能なガイドローラー、16は外側作業用区画室
8内に配置した内側作業用区画室7内強制換気用のファ
ン、17は排気吸込み管、18は天井部に設けた大気吸
入管である。19は内側作業用区画室7で作業者33が
使用するように搭載したショットブラストガン、10
a,11aは内外骨組み構造の前縁から構造物1壁面に
テープなどで端部を張渡した可撓膜10と二重の防風ネ
ット11とにおける隙間遮蔽個所で、構造物1外面の凸
部構造によりこの隙間遮蔽箇所10a,11aで凸凹状
に遮蔽することができるようになっている。
【0014】この吊り足場5上で作業者33がショット
ブラスト作業を行う際は、架設台13上にショットブラ
スト粒回収用のホッパー14にホース20で接続された
粉塵除去用の分級装置21と、ショットブラストガン1
9にホース22で接続され分級装置21により粉塵を除
去されたショットブラスト粒を受け入れるショットブラ
スタ装置23と、ショットブラスタ装置23へ圧力空気
を供給するコンプレッサー24などとを設ける。なお、
コンプレッサー24は地上に設け、地上から圧力空気を
供給してもよい。吊り足場5はウインチ3などを操作す
ることにより適宜の作業位置へ移動して停止し、その位
置で隙間遮蔽箇所10a,11aの隙間遮蔽を行う。シ
ョットブラストガン19から構造物1壁面に噴射された
ブラスト粒は構造物1壁面の塗膜および錆を掻き取った
後、反射して大部分が直下の回収用のホッパー14内に
集まり、ホース20を経て分級装置21へ送られて粉塵
を除去され、ショットブラスタ装置23へ送られて再使
用される。従って、最小限の量のショットブラスト粒で
効率良く下地処理を行うことができる。このため、非透
過材で遮蔽された内側作業用区画室7内で発生する粉塵
量が大幅に減少し、同時に強制換気用のファン16によ
る換気で良い作業環境が得られる。また、吊り足場5に
内外2層に遮蔽された区画室を設けたことにより、構造
物1壁面との隙間から大気中へ直接洩れる粉塵をなくす
遮蔽の効果が高まる。また、このような下地処理作業は
図1に実線で示す位置で吊り足場5を段階的に下降させ
てショットブラストを行った後、吊り足場5およびウイ
ンチ3、その他の関連装置を一点鎖線で示す位置に配置
変えし、上から下へ同様の作業を行うことにより構造物
1壁面の全周面を隈なく均一に下地処理することができ
る。このような吊り足場5上でショットブラストによる
下地処理を行うことにより、従来の回転サンダー、或い
はワイヤーブラシなどによる処理に比べて格段に能率良
く、且つ精度の高い下地処理を行うことが可能になる。
ブラスト作業を行う際は、架設台13上にショットブラ
スト粒回収用のホッパー14にホース20で接続された
粉塵除去用の分級装置21と、ショットブラストガン1
9にホース22で接続され分級装置21により粉塵を除
去されたショットブラスト粒を受け入れるショットブラ
スタ装置23と、ショットブラスタ装置23へ圧力空気
を供給するコンプレッサー24などとを設ける。なお、
コンプレッサー24は地上に設け、地上から圧力空気を
供給してもよい。吊り足場5はウインチ3などを操作す
ることにより適宜の作業位置へ移動して停止し、その位
置で隙間遮蔽箇所10a,11aの隙間遮蔽を行う。シ
ョットブラストガン19から構造物1壁面に噴射された
ブラスト粒は構造物1壁面の塗膜および錆を掻き取った
後、反射して大部分が直下の回収用のホッパー14内に
集まり、ホース20を経て分級装置21へ送られて粉塵
を除去され、ショットブラスタ装置23へ送られて再使
用される。従って、最小限の量のショットブラスト粒で
効率良く下地処理を行うことができる。このため、非透
過材で遮蔽された内側作業用区画室7内で発生する粉塵
量が大幅に減少し、同時に強制換気用のファン16によ
る換気で良い作業環境が得られる。また、吊り足場5に
内外2層に遮蔽された区画室を設けたことにより、構造
物1壁面との隙間から大気中へ直接洩れる粉塵をなくす
遮蔽の効果が高まる。また、このような下地処理作業は
図1に実線で示す位置で吊り足場5を段階的に下降させ
てショットブラストを行った後、吊り足場5およびウイ
ンチ3、その他の関連装置を一点鎖線で示す位置に配置
変えし、上から下へ同様の作業を行うことにより構造物
1壁面の全周面を隈なく均一に下地処理することができ
る。このような吊り足場5上でショットブラストによる
下地処理を行うことにより、従来の回転サンダー、或い
はワイヤーブラシなどによる処理に比べて格段に能率良
く、且つ精度の高い下地処理を行うことが可能になる。
【0015】このように予め下地処理を行った後、吊り
足場5を使用してスプレー塗装を行う。図3における符
号25は作業者33が手持ちで使用するように内側作業
用区画室7内に配置されたスプレーガン、26はスプレ
ーガン25にホース27で接続されて架設台13上に配
置されたスプレー塗料供給装置、24aはスプレー塗料
供給装置26へ高圧空気を供給するコンプレッサーであ
る。このような吊り足場5を使用することにより、スプ
レー塗装作業中に内側作業用区画室7内でスプレーガン
25から噴射されるスプレーガスが室内下方位置に設け
られた強制換気用のファン16の吸込み口へ流れ、天井
部の大気吸入管18から空気が入ることにより上方から
内側作業用区画室7内のガス濃度が薄められ、作業環境
が良好に確保される。この強制換気用のファン16を経
てスプレーガスを逃がす段階でスプレーガス中の塗料成
分を濾過することにより、塗料微粒子が外部へ飛散する
のを防止することができる。このように、吊り足場5を
スプレー塗装に使用する場合でも、図2において実線で
示す位置と二点鎖線で示す位置との両方の位置で順に縦
方向に塗装作業を進めることにより、定められた手順で
精度の高い塗装を高能率で行うことができる。
足場5を使用してスプレー塗装を行う。図3における符
号25は作業者33が手持ちで使用するように内側作業
用区画室7内に配置されたスプレーガン、26はスプレ
ーガン25にホース27で接続されて架設台13上に配
置されたスプレー塗料供給装置、24aはスプレー塗料
供給装置26へ高圧空気を供給するコンプレッサーであ
る。このような吊り足場5を使用することにより、スプ
レー塗装作業中に内側作業用区画室7内でスプレーガン
25から噴射されるスプレーガスが室内下方位置に設け
られた強制換気用のファン16の吸込み口へ流れ、天井
部の大気吸入管18から空気が入ることにより上方から
内側作業用区画室7内のガス濃度が薄められ、作業環境
が良好に確保される。この強制換気用のファン16を経
てスプレーガスを逃がす段階でスプレーガス中の塗料成
分を濾過することにより、塗料微粒子が外部へ飛散する
のを防止することができる。このように、吊り足場5を
スプレー塗装に使用する場合でも、図2において実線で
示す位置と二点鎖線で示す位置との両方の位置で順に縦
方向に塗装作業を進めることにより、定められた手順で
精度の高い塗装を高能率で行うことができる。
【0016】従来の吊り足場において、鋼製の煙突、サ
イロ、タンクなど高層の構造物にはウレタン樹脂系やフ
ッ素樹脂系など耐久性の優れた塗料が使用されるように
なり、これらの塗料は特に塗装される鋼材表面の下地処
理の良否が塗膜の耐久性に著しく影響することが知られ
ている。優良な下地処理の工法としてサンドブラスト、
或いはショットブラストなどの工法が知られているが、
高所では粉塵の飛散防止が困難であるために屋外におけ
る高層の構造物の塗装替えにおける下地処理には適用し
難い状況にある。同様に、塗装についても屋外における
高層の構造物のスプレー塗装は塗料の飛散防止や周辺へ
の汚染防止などが困難であるために適用し難い。これら
高層の構造物の塗装替えに際して下地処理に使用されて
いる従来の工法では、塗膜および錆落としに手間と時間
が掛かるとともに構造物の金属の地肌を十分にきめ細か
く均一に磨き出すことができないため、塗料が本来有し
ている塗膜の耐久性などが発揮されずに比較的短期間で
塗装替えが必要になるなどの不具合があるが、本吊り足
場においてはこのような屋外における鋼製の煙突、サイ
ロ、タンクなど高層の構造物1の塗装替えに際してショ
ットブラストおよびスプレー塗装などを適用することが
できるように構造物1の壁面に対向して昇降駆動手段を
介して吊り支えたゴンドラ状の吊り足場5の床上に構造
物1壁面に接するように内外2層の内外側作業用区画室
7,8を構成しており、内外側作業用区画室7,8の各
骨組み構造の構造物1壁面側を除く側壁および天井部を
シート、膜、網などの何れかを装着して遮蔽し、内側作
業用区画室7内をショットブラストによる下地処理およ
びスプレー塗装などの作業が可能な作業空間とし、また
吊り足場5上に少なくとも内側作業用区画室7内を強制
換気するファン16を設け、吊り足場5上に内側作業用
区画室7内から構造物1壁面へ噴射したショットブラス
ト粒を回収するホッパー14を設け、さらに吊り足場5
上で使用するショットブラストガン19、スプレーガン
25に接続して吊り足場5近傍にショットブラスタ装置
23およびスプレー塗料供給装置26を備え、吊り足場
5の内外側作業用区画室7,8内を相互に出入り可能に
内側作業用区画室7の遮蔽膜などに開閉部を設けてお
り、塗装替え作業に際しては吊り足場5の内側作業用区
画室7内に外部機器と接続したショットブラストガン1
9、スプレーガン25などを搭載し、作業者33が乗り
込んで吊り足場5を構造物1壁面の所定の位置に対向さ
せて停止させ、内外側作業用区画室7,8の遮蔽膜また
は網などの端部を対向する構造物1壁面にテープなどに
より接着し、隙間遮蔽を行う。このとき、外側作業用区
画室8内は隙間遮蔽を行う作業場となる。ショットブラ
ストによる下地処理の際にショットブラストガン19か
ら壁面へ噴射されたショットブラスト粒は壁面を微細に
削って下方に落ち、直下の床12に設けたホッパー14
内に大部分が集まり、ホッパー14からホース20で近
くの地上または架設台13上に設けた分級装置21へ送
られて粉塵を取り除かれ、ショットブラスト粒だけがシ
ョットブラスタ装置23へ戻り、再びショットブラスト
用に循環使用される。これにより、内側作業用区画室7
内における粉塵の発生が著しく少なく、また内側作業用
区画室7内で反射するショットブラスト粒と粉塵とは内
外2重の遮蔽材により遮られて吊り足場5の外へ飛散し
ないように有効に防止される。また、スプレー塗装の際
に内側作業用区画室7内に発生するスプレーガスは下方
の強制換気用のファン16吸込口へ流れ出し、同時に天
井部の大気吸入管18から空気が流れ込んで内側作業用
区画室7内のガス濃度が薄められる。この強制換気用の
ファン16を経てスプレーガスを逃がす段階で塗料成分
を濾過することにより、塗料微粒子が外部へ飛散しない
ように有効に防止される。また、内外側作業用区画室
7,8の各骨組み構造の構造物1壁面側を除く側壁およ
び天井部にシート、膜、網などの何れかを装着して遮蔽
したことにより、内側作業用区画室7内と外部の大気と
の遮蔽効果を高め、内側作業用区画室7内において十分
安全にショットブラストによる下地処理とスプレー塗装
とを行うことを可能にし、高層作業においても精度の高
い構造物1壁面の下地処理と塗装とを実施することがで
きる。また、吊り足場5上に少なくとも内側作業用区画
室7内を強制換気するファン16を設けたことにより、
遮蔽された内側作業用区画室7内に良好な作業環境を確
保し、また吊り足場5上に内側作業用区画室7内から構
造物1壁面へ噴射したショットブラスト粒を回収するホ
ッパー14を備え、さらに吊り足場5上で使用するショ
ットブラストガン19およびスプレーガン25に接続し
て吊り足場5近傍にショットブラスタ装置23、スプレ
ー塗料供給装置26などを設けたことにより、最小限の
ショットブラスト粒を使用し、且つ小型の装置でショッ
トブラストによる下地処理およびスプレー塗装を実施す
ることができる。
イロ、タンクなど高層の構造物にはウレタン樹脂系やフ
ッ素樹脂系など耐久性の優れた塗料が使用されるように
なり、これらの塗料は特に塗装される鋼材表面の下地処
理の良否が塗膜の耐久性に著しく影響することが知られ
ている。優良な下地処理の工法としてサンドブラスト、
或いはショットブラストなどの工法が知られているが、
高所では粉塵の飛散防止が困難であるために屋外におけ
る高層の構造物の塗装替えにおける下地処理には適用し
難い状況にある。同様に、塗装についても屋外における
高層の構造物のスプレー塗装は塗料の飛散防止や周辺へ
の汚染防止などが困難であるために適用し難い。これら
高層の構造物の塗装替えに際して下地処理に使用されて
いる従来の工法では、塗膜および錆落としに手間と時間
が掛かるとともに構造物の金属の地肌を十分にきめ細か
く均一に磨き出すことができないため、塗料が本来有し
ている塗膜の耐久性などが発揮されずに比較的短期間で
塗装替えが必要になるなどの不具合があるが、本吊り足
場においてはこのような屋外における鋼製の煙突、サイ
ロ、タンクなど高層の構造物1の塗装替えに際してショ
ットブラストおよびスプレー塗装などを適用することが
できるように構造物1の壁面に対向して昇降駆動手段を
介して吊り支えたゴンドラ状の吊り足場5の床上に構造
物1壁面に接するように内外2層の内外側作業用区画室
7,8を構成しており、内外側作業用区画室7,8の各
骨組み構造の構造物1壁面側を除く側壁および天井部を
シート、膜、網などの何れかを装着して遮蔽し、内側作
業用区画室7内をショットブラストによる下地処理およ
びスプレー塗装などの作業が可能な作業空間とし、また
吊り足場5上に少なくとも内側作業用区画室7内を強制
換気するファン16を設け、吊り足場5上に内側作業用
区画室7内から構造物1壁面へ噴射したショットブラス
ト粒を回収するホッパー14を設け、さらに吊り足場5
上で使用するショットブラストガン19、スプレーガン
25に接続して吊り足場5近傍にショットブラスタ装置
23およびスプレー塗料供給装置26を備え、吊り足場
5の内外側作業用区画室7,8内を相互に出入り可能に
内側作業用区画室7の遮蔽膜などに開閉部を設けてお
り、塗装替え作業に際しては吊り足場5の内側作業用区
画室7内に外部機器と接続したショットブラストガン1
9、スプレーガン25などを搭載し、作業者33が乗り
込んで吊り足場5を構造物1壁面の所定の位置に対向さ
せて停止させ、内外側作業用区画室7,8の遮蔽膜また
は網などの端部を対向する構造物1壁面にテープなどに
より接着し、隙間遮蔽を行う。このとき、外側作業用区
画室8内は隙間遮蔽を行う作業場となる。ショットブラ
ストによる下地処理の際にショットブラストガン19か
ら壁面へ噴射されたショットブラスト粒は壁面を微細に
削って下方に落ち、直下の床12に設けたホッパー14
内に大部分が集まり、ホッパー14からホース20で近
くの地上または架設台13上に設けた分級装置21へ送
られて粉塵を取り除かれ、ショットブラスト粒だけがシ
ョットブラスタ装置23へ戻り、再びショットブラスト
用に循環使用される。これにより、内側作業用区画室7
内における粉塵の発生が著しく少なく、また内側作業用
区画室7内で反射するショットブラスト粒と粉塵とは内
外2重の遮蔽材により遮られて吊り足場5の外へ飛散し
ないように有効に防止される。また、スプレー塗装の際
に内側作業用区画室7内に発生するスプレーガスは下方
の強制換気用のファン16吸込口へ流れ出し、同時に天
井部の大気吸入管18から空気が流れ込んで内側作業用
区画室7内のガス濃度が薄められる。この強制換気用の
ファン16を経てスプレーガスを逃がす段階で塗料成分
を濾過することにより、塗料微粒子が外部へ飛散しない
ように有効に防止される。また、内外側作業用区画室
7,8の各骨組み構造の構造物1壁面側を除く側壁およ
び天井部にシート、膜、網などの何れかを装着して遮蔽
したことにより、内側作業用区画室7内と外部の大気と
の遮蔽効果を高め、内側作業用区画室7内において十分
安全にショットブラストによる下地処理とスプレー塗装
とを行うことを可能にし、高層作業においても精度の高
い構造物1壁面の下地処理と塗装とを実施することがで
きる。また、吊り足場5上に少なくとも内側作業用区画
室7内を強制換気するファン16を設けたことにより、
遮蔽された内側作業用区画室7内に良好な作業環境を確
保し、また吊り足場5上に内側作業用区画室7内から構
造物1壁面へ噴射したショットブラスト粒を回収するホ
ッパー14を備え、さらに吊り足場5上で使用するショ
ットブラストガン19およびスプレーガン25に接続し
て吊り足場5近傍にショットブラスタ装置23、スプレ
ー塗料供給装置26などを設けたことにより、最小限の
ショットブラスト粒を使用し、且つ小型の装置でショッ
トブラストによる下地処理およびスプレー塗装を実施す
ることができる。
【0017】なお、本発明に係る吊り足場装置は上記の
実施例にのみ限定されることなく構造物の形状、構造に
応じて適宜に吊り足場装置の大きさおよび形状を構造物
の形状に合わせて構成することができ、例えば鋼製の煙
突の外筒の内面などに対しては同様に構成され全体を外
筒の内面に合った1つの吊り足場装置に形成することか
でき、また構造物がサイロやタンクなどの場合には構造
物の表面形状に合わせて所定の数の吊り足場装置に形成
することなどが可能である。
実施例にのみ限定されることなく構造物の形状、構造に
応じて適宜に吊り足場装置の大きさおよび形状を構造物
の形状に合わせて構成することができ、例えば鋼製の煙
突の外筒の内面などに対しては同様に構成され全体を外
筒の内面に合った1つの吊り足場装置に形成することか
でき、また構造物がサイロやタンクなどの場合には構造
物の表面形状に合わせて所定の数の吊り足場装置に形成
することなどが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る吊り足場装置は前記のよう
に構成されており、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料
の飛散などが安全に防止されるので、高層の構造物に対
してもショットブラストによる下地処理やスプレー塗装
などを行うことが可能になる。
に構成されており、塗装替えにおける粉塵の飛散や塗料
の飛散などが安全に防止されるので、高層の構造物に対
してもショットブラストによる下地処理やスプレー塗装
などを行うことが可能になる。
【図1】図1は本発明の一実施例に係る吊り足場の正面
図である。
図である。
【図2】図2は平面図である。
【図3】図3は使用説明図である。
【図4】図4は従来の吊り足場の使用説明図である。
1 高層煙突の外筒などの構造物 2 架設梁 3 ウインチ 4a ガイドシーブ 4b ガイドシーブ 4c ガイドシーブ 5 吊り足場 6 ワイヤーロープ 7 内側作業用区画室 8 外側作業用区画室 10 可撓膜 11 防風ネット 12 吊り足場の床 13 架設台 14 ショットブラスト粒回収用のホッパー 15 ガイドローラー 16 強制換気用のファン 17 排気吸込み管 18 大気吸入管 19 ショットブラストガン 20 ショットブラスト粒回収用のホース 21 分級装置 22 ショットブラスト粒供給用のホース 23 ショットブラスタ装置 24 コンプレッサー 24a コンプレッサー 25 スプレーガン 26 スプレー塗料供給装置 27 スプレー用のホース 33 作業者
Claims (4)
- 【請求項1】 構造物の外壁に接して昇降可能に吊持さ
れ大気側を気体透過材により覆われた外側作業用区画室
と、該外側作業用区画室内に遮蔽材により仕切られて設
けられ上記外壁に接して開口した内側作業用区画室とを
備えたことを特徴とする吊り足場装置。 - 【請求項2】 上記内側作業用区画室内において使用可
能に設けられたショットブラスト装置またはスプレー装
置を備えたことを特徴とする請求項1に記載の吊り足場
装置。 - 【請求項3】 上記内側作業用区画室内で使用されたシ
ョットブラスト粒を回収する手段を備えたことを特徴と
する請求項1に記載の吊り足場装置。 - 【請求項4】 上記内側作業用区画室内を強制換気する
手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の吊り足
場装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15138695A JPH094214A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 吊り足場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15138695A JPH094214A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 吊り足場装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094214A true JPH094214A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15517454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15138695A Withdrawn JPH094214A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 吊り足場装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094214A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100513260B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2005-09-08 | 주식회사 대고원종합건축사사무소 | 공동주택용 도장공사의 가림막 설치구조 |
| KR100672005B1 (ko) * | 2006-11-08 | 2007-01-24 | 주식회사 토펙엔지니어링 건축사사무소 | 고층 건물 도장용 방풍장치 |
| KR100719631B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2007-05-18 | 문병기 | 페인팅 장치 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP15138695A patent/JPH094214A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100513260B1 (ko) * | 2005-02-28 | 2005-09-08 | 주식회사 대고원종합건축사사무소 | 공동주택용 도장공사의 가림막 설치구조 |
| KR100719631B1 (ko) * | 2006-02-02 | 2007-05-18 | 문병기 | 페인팅 장치 |
| KR100672005B1 (ko) * | 2006-11-08 | 2007-01-24 | 주식회사 토펙엔지니어링 건축사사무소 | 고층 건물 도장용 방풍장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5556324A (en) | Blasting cabinet | |
| KR102018782B1 (ko) | 비산 방지가 가능한 도장장치 | |
| US20110034119A1 (en) | Blasting Chamber | |
| US5367841A (en) | Containing structure for abrasive blast head rigging and tank side cleaning apparatus | |
| KR102132382B1 (ko) | 교량 구조물의 유지보수를 위한 도장제거장치 및 방법 | |
| KR20120111856A (ko) | 벽면 도장 로봇의 비산 방지 장치 | |
| JP2009078210A (ja) | 自走型洗浄・塗装方法及び自走型の洗浄・塗装機 | |
| EP0365707A1 (de) | Reinigungsanlage für Fassaden und dergleichen Oberflächen | |
| CN104043554B (zh) | 一种喷房 | |
| JPH094214A (ja) | 吊り足場装置 | |
| JP2000038196A (ja) | 貨物船の船倉壁面を清掃し、コーティングを行なうための船内装置 | |
| JPH0757332B2 (ja) | 飛沫防止塗装の移動作業床装置及びその工法 | |
| KR100902722B1 (ko) | 이동식 도장분진 집진 시스템 | |
| JP4751983B2 (ja) | スポンジブラスト方法 | |
| JP5104177B2 (ja) | 付着物処理装置及び付着物処理方法 | |
| PL168021B1 (pl) | Uklad do zabezpieczania urzadzen przed zanieczyszczeniami, zwlaszcza do automatówmalarskich PL PL | |
| US5427199A (en) | Self-propelled work platform and containment enclosure | |
| JP2004100193A (ja) | 橋梁高欄部の作業用足場装置 | |
| US8453593B1 (en) | Emission attenuated lining apparatus and methods for structures | |
| KR100796946B1 (ko) | 철구조물을 처리하기 위한 쇼트 블라스트 장치 | |
| KR102495875B1 (ko) | 비산 방지 도장 로봇 | |
| JPH1177543A (ja) | 大型構造物の壁面素地調整装置 | |
| KR102945550B1 (ko) | 선박용 블록의 도장장치 | |
| DE8813528U1 (de) | Reinigungseinrichtung für Fassaden und dgl. Oberflächen | |
| KR102471378B1 (ko) | 재 도장 바탕정리 시스템을 이용한 바탕정리 시공방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |