JP2004100193A - 橋梁高欄部の作業用足場装置 - Google Patents
橋梁高欄部の作業用足場装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004100193A JP2004100193A JP2002261200A JP2002261200A JP2004100193A JP 2004100193 A JP2004100193 A JP 2004100193A JP 2002261200 A JP2002261200 A JP 2002261200A JP 2002261200 A JP2002261200 A JP 2002261200A JP 2004100193 A JP2004100193 A JP 2004100193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- wall surface
- scaffolding
- railing
- work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Abstract
【解決手段】橋梁の高欄部Bの外側壁面B1に沿って移動する作業用足場装置において、内部を作業空間部11に形成している足場用フレーム2における上記高欄部Bの外側壁面B1と対面した内側面以外の面を非通気性シート3の張設によって密閉すると共に、外側壁面B1と対面して開口している内側面の周縁に外側壁面B1に密接させる弾性シール材8を装着して、外側壁面B1に対する吹き付け塗装時における跳ね返り粒子を、外部に飛散させることなく作業空間部11内に取込み、足場用フレーム2の前後両面に装着しているフィルター付換気装置4によって換気するように構成している。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高架路線等の橋梁の側壁である高欄部に対して、樹脂液の吹き付け塗装等の補修作業やサンダ等による表面処理作業を行うための作業用足場装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、橋梁における高欄部の外側壁面に塗装等の作業を行うには図7、図8に示すような移動足場装置A’を使用して行っている。この移動足場装置A’は、足場用フレーム31の上端内側部に車輪用フレーム部32を一体に設け、この車輪用フレーム部32に高欄部Bの上端面を転動する頂部車輪33と高欄部Bの上端部における内外側壁面を挟むようにして転動する側部車輪34、35を装着して足場用フレームを高欄部Bの外側壁面に沿って移動させるように構成している。そして、足場用フレーム31には上部作業床36と下部作業床37とが備えられてあり、作業員がこれらの作業床36、37上に搭乗して足場装置A’を高欄部Bの外側壁面に沿って移動させながら該高欄部Bの外側壁面や外底面部分に対する塗装作業や表面処理作業を行っている。なお、このような移動足場装置に類似した装置としては、例えば特許文献1等がある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−172920号公報(第2〜3頁、図1)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような移動足場装置A’によれば、足場用フレーム31を構成している隣接するフレーム部間には、外部に連通した大きな開口部が設けられているために、高欄部Bの外側壁面に樹脂液の吹き付け塗装を行ったり、サンダによる表面研削作業を行うと、外側壁面から跳ね返った塗料の粒子や研削された微粉末が足場フレームから四方に飛散して環境を著しく悪化させるという問題点があった。
【0005】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、塗料の粒子や研削された微粉末等を外部に飛散させることなく、高欄部の外側壁面に対して塗装作業や表面処理作業を行えるようにした橋梁高欄部の作業用足場装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の橋梁高欄部の作業用足場装置は、請求項1に記載したように、内部を作業用空間部に形成している足場フレームに作業床を敷設していると共にこの足場フレームの上端部を橋梁の高欄部の上端部に複数個の車輪を介して支持させ、高欄部の外側壁面に沿って移動可能に配設している作業用足場装置であって、上記足場フレームを形成しているフレーム部間に、高欄部の外側壁面に対面している内側面の開口部を残して非通気性シートを張設した構造としている。
【0007】
このように構成した移動足場装置において、請求項2に係る発明は、上記非通気性シートを足場フレームにおける隣接するフレーム部上に固定したシート取付用フレーム材間に張設していると共に高欄部と対面して開口している足場フレームの内側面の外周縁部に高欄部の外側壁面に当接させるシール材を装着した構造を有している。
【0008】
また、請求項3に係る発明は、上記足場フレームに非通気性シートを貫通して足場フレームの内外に連通するフィルター付換気装置を付設していることを特徴としている。
【0009】
【作用】
橋梁の高欄部に車輪を介して吊支状態に支持されている足場フレームの作業用空間部内に作業員が搭乗し、足場フレームを橋梁の長さ方向に移動させながらこの足場フレームが対面している高欄部の外側壁面に樹脂液の吹き付け塗装を行ったり、或いは、外側壁面に対するサンダによる表面研削作業を行う。これらの作業中において、吹き付けた塗料の粒子が跳ね返ったり、研削された外側壁面の微粉末が足場フレーム内からフレーム部間を通じて外部に飛散しようとするが、高欄部の外側壁面に対面している内側面以外の足場フレームの外面に、非通気性シートを張設しているので、塗料の粒子や外側壁面の研削された微粉末はこの非通気性シートによって外部に飛散、落下するのを阻止される。
【0010】
足場用フレームの外面に対する非通気性シートの張設は、足場用フレームの隣接するフレーム部上にシート取付用フレーム材を固定しておき、このシート取付け用フレーム材間に配設することにより容易に行うことができ、また、その取外しも簡単に行うことができる。さらに、高欄部の外側壁面と対面している足場用フレームの内側面の開口外周縁部にシール材を装着しておき、このシール材を高欄部の外側壁面に当接させることによって、足場用フレーム内の気密性を保持し得ると共に該高欄部の外側壁面と足場用フレームとの間の隙間からの吹き付け塗料や研削により生じた微粉末が外部に飛散するのを確実に防止できる。
【0011】
また、足場フレームに、上記非通気性シートを貫通して足場フレームの内外に連通するフィルター付換気装置を付設しておけば、高欄部の外側壁面を塗装した時の跳ね返った塗料粒子や研削の際に発生した微粒子をこの換気装置のフィルターによって捕捉させながら足場用フレーム内の空気を換気することができ、足場用フレーム内の作業用空間部を良好にして作業性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明する。図1〜図3において、移動足場装置Aは、橋梁の側壁である高欄部Bの上端面上を転動する複数個の頂部車輪5と該高欄部Bの内外壁面B1、B2に当接してこれらの内外壁面B1、B2を挟持しながら転動する内外側部車輪6、7とを高欄部Bの長さ方向に所定間隔毎に取付けている支持フレーム1と、この支持フレーム1にその上端内側部を一体に連結、固着して支持フレーム1の外側面から高欄部Bの外側壁面B1に沿って垂設している足場用フレーム2と、該足場用フレーム2における高欄部Bの外側壁面B1と対面している内側面以外の面、即ち、前後両側面と外側面及び上下端面に張設している塩ビシート等の非通気性シート3と、前後両側面に張設している非通気性シート3、3を貫通して足場用フレーム2の内外に連通させた状態にして該足場用フレーム2に装着されているフィルター付換気装置4と、高欄部Bと対面して開口している足場フレーム1の上記内側面の四方外周縁部に装着されて高欄部の外側壁面に密接状態で当接させる一定厚みを有する帯状の弾性シール材8とから構成されている。
【0013】
この移動足場装置Aの構造をさらに詳しく説明すると、上記支持フレーム1は一定長さを有する側面横長長方形状の角棒材からなる内外水平枠部材1a、1bを高欄部Bの厚みよりも小なる間隔を存して平行に対設し、これらの内外水平枠部材1a、1bの前後両端部間を図4に示すように、連結部材1cによって一体に連結して高欄部Bの長さ方向に長い平面長方形状に形成してあり、この内外水平枠部材1a、1b間に上記頂部車輪5、5・・を長さ方向、即ち、前後方向に一定間隔毎に回転自在に軸支している。なお、これらの頂部車輪5のうち、1個の頂部車輪5を支持フレーム1に取付けている駆動モータ(図示せず)により回転させるように構成していると共にこの駆動モータを遠隔操作によって作動させるように構成している。
【0014】
また、内外の側部車輪6、7は、水平フレーム部9aに下方に向かって一定長さの垂直フレーム部9bを一体に設けてなる逆L字状の車輪フレーム9における上記垂直フレーム部9bの下端部にそれぞれ回転自在に軸支されてあり、これらの側部車輪6、7を有する車輪フレーム9を3本以上、上記支持フレーム1の上面における前後及び中間部にその長さ方向をこの支持フレーム1と直角方向に向けて溶接等により一体に固着している角筒部材10にそれぞれ取外し(抜き取り)可能に挿入して、ボルト・ナットにより固定されている。なお、外側の側部車輪7は支持フレーム1或いは足場用フレーム2に一体に固着しておき、内側の側部車輪6を有する車輪フレーム9のみを上記角筒部材10に着脱自在に装着しておいてもよい。
【0015】
一方、上記足場用フレーム2は、前後方向に長い一定幅と長さを有する平面長方形状の底枠部2Aの内外側端部上に上下方向の長さが高欄部Bの高さよりも長く且つ高欄部Bに沿った前後方向の幅が底枠部2Aの長さに等しい幅に形成している縦長矩形枠状の内外フレーム部2B、2Cを互いに平行に対向させた状態で立設していると共に、これらの内外フレーム部2B、2Cの上端部間に上記底枠部2Aと同大、同形の天枠部2Dを一体に固着して内部に作業用空間部11を有する箱形状に形成していると共に上下方向の長さの中央部と上記底枠部2Aとに作業床12、13を敷設している。なお、この足場用フレーム2には内外フレーム部2B、2Cの前後両端間で形成している前後面21、22やこれらの内外フレーム部2B、2Cによって形成している内外側面23、24には手摺りや安全性を高めるための複数本の補強兼用桟部材14を取付けている。
【0016】
この足場用フレーム2における内側面以外の面、即ち、上記前後両面21、22と外側面24、及び上下端面には、上記非通気性シート3が張設されている。この非通気性シート3の取付構造は、図 に示すように前後両側面21、22においては、足場用フレーム2の内外フレーム部2B、2Cを形成している前端側の垂直枠部2b1、2c1 上に断面L字状のシート取付用フレーム材15を固着して、これらのフレーム材15、15の断面L字状溝内に比較的厚みのある塩ビシートからなる非通気性シート3の両端縁部を挿入、固定することによって張設され、外側面24においても同様に、この外側面24を形成している外側フレーム部2Cの上記前後垂直枠部2c1、2c2 とこれらの前後垂直枠部2c1 、2c2 間の中間垂直枠部2c3 とに断面L字状のシート取付用フレーム材15を固着して、隣接するフレーム材15、15の断面L字状溝内に上記塩ビシートからなる非通気性シート3の両端縁部を挿入、固定することによって張設されている。
【0017】
なお、足場用フレーム2の床枠部2Aにも、同様にして非通気性シート3を全面的に張設されているが、作業床13によって床枠部2Aが隙間なく密閉されている場合には必ずしも張設しておく必要はない。また、足場用フレーム2の天枠部2Dには作業員の出入口等が設けられているが、この出入口に開閉扉を設けている場合にはこの開閉扉を含め、該天枠部2Dの全面に非通気性シート3を張設している。さらに、図1に示すように、足場用フレーム2の下部内側面に高欄部Bの外底面下方に向かって補助足場台2’を突設している場合には、この補助足場台2’の外底面の前後両面と内側面に上記同様にシート取付用フレーム材15を張設していると共に、開口した上端面における前後両端縁部と内側端縁部とに、外端を足場用フレーム2の内側面における前後両端縁に縦方向に取付けている弾性シール材8の下端に連設させている弾性シール材8’を装着している。
【0018】
足場用フレーム2には、作業用空間部11内の換気を行うために、前後両面21、22の中央部に非通気性シート3を貫通して作業用空間部11の内外に連通したフィルター付換気装置4、4を配設している。この換気装置4は、図6に示すように、円筒状本体4aの開口端にフィルター4bを取り替え可能に装着していると共に内部にモータ4dによって回転する換気ファン4cが回転自在に支持されてあり、このフィルタ付換気装置4、4を足場用フレーム2の枠部に取付けて作業用空間部11内の換気を行うように構成している。
【0019】
なお、足場用フレーム2の天枠部2D上の端縁部には柵16が立設されていると共に、上記支持フレーム1の内側端部には高欄部Bの内側面側から作業員が足場用フレーム2に対して昇降可能な階段よりなる昇降設備17が装着されている。
【0020】
以上のように構成した移動足場装置Aによって、例えば、橋梁の高欄部Bの外側壁面B1に塗装作業を行うには、足場用フレーム2を高欄部Bの外側壁面B1に沿わせ、支持フレーム1に配している頂部車輪5を高欄部Bの上端面に載せると共に内外の側部車輪6、7を高欄部Bの上端部内外側壁面B1、B2に挟むようにして当接させて、足場用フレーム2を高欄部Bの外側壁面B1に沿って安定した状態で前後方向に走行できるように足場用フレーム2を吊支すると共に、足場用フレーム2の内側面の前後端縁部に装着している弾性シール材8、8を高欄部Bの外側壁面B1に前後に間隔を存して密着させ、さらに、補助足場台2’の上端周縁部に装着している弾性シール材8’を高欄部Bの外底面に密着させた状態にする。
【0021】
この状態にして足場用フレーム2の上下作業床12、13上の作業用空間部11内に作業員が搭乗し、上側作業床11上の足場用フレーム2内の上側作業室を通じて該作業室に対面した高欄部Bの外側壁面B1の上半部に対する樹脂液等の吹き付けによる塗装作業を行うと共に下側作業床12上の足場用フレーム2内の下側作業室を通じて該作業室に対面した高欄部Bの外側壁面B1の下半部に対して塗装作業を行う。さらに、足場用フレーム2の下端部から高欄部Bの底面下方に向かって張り出してい補助足場台2’から高欄部Bの外底面に対する塗装作業を行う。
【0022】
この塗装作業時に、高欄部Bの外側壁面B1や外底面に吹き付けた材料(塗料)の一部は、外側壁面B1や外底面から足場用フレーム2側に跳ね返るが、足場用フレーム2は、高欄部Bの外側壁面B1や外底面に対面している作業用開口部を有する内側面において、その周縁部に装着している弾性シール材8、8’を高欄部Bの外側壁面B1と外底面に密着させているから、これらの弾性シール材8、8’によって上記跳ね返った塗料の粒子が高欄部Bと足場用フレーム2との間から外部に飛散するのを防止しながら全ての塗料の跳ね返り粒子を足場用フレーム2の作業用空間部11内に受け入れる。
【0023】
足場用フレーム2の作業用空間部11は、高欄部Bの外側壁面B1と対面している足場用フレーム2の開口内側面以外の面が非通気性シート3によって密閉されているので、足場用フレーム2内から外部に飛散することなく足場用フレーム2の作業用空間部11内で浮遊した状態となり、この浮遊粒子は作業用空間部11内を換気しているフィルター付換気装置4の作動によって該換気装置4に配設しているフィルター4bにより捕捉され、外部に排出されることなく作業用空間部11内の空気のみが換気されるものである。なお、作業員は、塗料の吹付け作業時に防塵マスクを装着して作業を行うものである。
【0024】
高欄部Bの外側壁面B1に対して吹き付け塗装する材料としては、ウレタン樹脂、ウレア樹脂、ウレアウレタン樹脂等の樹脂塗料以外に、コンクリート、モルタル、ポリマーセメント系材料、或いはこれらの材料に各種短繊維を混入させてなる材料が使用される。また、このような吹き付けによる塗布作業以外に、高欄部Bの外側壁面B1にサンダ等による表面研削処理を施す時においても、上記作業用足場装置Aを使用して作業を行い、研削によって生じたコンクリート等の微粉末の足場用フレーム外への飛散を防止すると共に換気装置4のフィルター4bによって微粒子を捕捉しながら、作業用空間部11内の換気を行うものである。
【0025】
足場用フレーム2が対面している高欄部Bの外側壁面B1部分に対する塗装等の作業が終わると、作業員が遠隔操作によって駆動モータを作動させて頂部車輪5を回転させ、足場装置Aを高欄部Bの外側壁面B1に沿って次の塗装位置まで水平方向に前進させ、先に塗装した部分に連続した塗装作業等を行う。なお、足場装置Aを停止させることなく、作業員の作業能率に応じた速度でもって連続的に前進移動させながら塗装作業等を行ってもよい。
【0026】
この塗装作業中に、足場装置Aが高欄部Bの内側壁面B2に沿って配設している電源ボックスや鉄柱等の障害物(図示せず)に達すると、内側の側部車輪6がこの障害物に付き合ったそれ以上、前進移動させることができないために、足場装置Aを一旦停止させ、障害物に対向した先行する前端側の側部車輪6を装着している車輪フレーム9を取り外したのち、頂部車輪5と残りの内側の側部車輪6、6と共に外側の側部車輪7、7とで足場用フレーム2を安定的に支持させながら足場装置Aを前進移動させて、上記障害物を撤去した前端側の車輪フレーム9と次の中間部側の車輪フレーム9との間に位置させる。
【0027】
この状態にして再び足場装置Aを停止させ、上記前端側の側部車輪6を装着している車輪フレーム9を元の位置に取付けたのち、上記中間部側の側部車輪6を装着している車輪フレーム9を取外し、しかるのち、再び、足場装置Aを前進移動させることによって、上記障害物を撤去した中間部側の車輪フレーム9から後方に通過させる。
【0028】
以下、同様にして、障害物と対向する側部車輪6を装着した車輪フレーム9を取外し、障害物の通過後、取付けることによって障害物を足場装置Aの後端から後方に通過させながら、高欄部Bの外側壁面B1に対する塗装作業等を行うものである。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明の橋梁高欄部の作業用足場装置によれば、請求項1に記載したように、内部を作業用空間部に形成している足場フレームに作業床を敷設していると共にこの足場フレームの上端部を橋梁の高欄部の上端部に複数個の車輪を介して支持させ、高欄部の外側壁面に沿って移動可能に配設している作業用足場装置であって、上記足場フレームを形成しているフレーム部間に、高欄部の外側壁面に対面している内側面の開口部を残して非通気性シートを張設しているので、足場フレームの作業用空間部内に作業員が搭乗して足場フレームを橋梁の長さ方向に移動させながらこの足場フレームが対面している高欄部の外側壁面に樹脂液の吹き付け塗装を行ったり、或いは、外側壁面に対するサンダによる表面研削作業を円滑に行うことができると共に、外側壁面に吹き付けた塗料の粒子が跳ね返ったり、研削された外側壁面の微粉末が飛散しようとしても、高欄部の外側壁面に対面している内側面以外の足場フレームの外面を、非通気性シートで被覆しているから、塗料の粒子や外側壁面の研削された微粉末をこの非通気性シートによって外部に飛散、落下するのを確実に防止することができ、環境を悪化させることなく、塗布作業等を行うことができる。
【0030】
さらに、請求項2に係る発明によれば、上記非通気性シートを足場フレームにおける隣接するフレーム部上に固定したシート取付用フレーム材間に張設しているので、非通気性シートを足場用フレームの外部からシート取付用フレーム材を利用して簡単に装着することができると共にその取外しや交換も容易に行えるものであり、その上、高欄部の外側壁面に対面して開口している足場フレームの内側面の外周縁部に、高欄部の外側壁面に当接する弾性シール材を装着しているので、この弾性シール材によって、該高欄部の外側壁面と足場用フレームとの間の隙間からの吹き付け塗料や研削により生じた微粉末が外部に飛散するのを確実に防止できると共にこれらの塗料粒子、或いは微粉末を足場用フレーム内に確実に受け入れさせることができ、この足場用フレームも弾性シール材と共に上記非通気性シートによって気密性が保持されているから、足場用フレーム外に飛散、流出するのを確実に防止することができる。
【0031】
また、請求項3に係る発明によれば、足場フレームに、上記非通気性シートを貫通して足場フレームの内外に連通するフィルター付換気装置を付設しているので、高欄部の外側壁面を塗装した時の跳ね返った塗料粒子や研削の際に発生した微粒子をこの換気装置のフィルターによって捕捉させながら足場用フレーム内の空気を換気することができ、足場用フレーム内の作業用空間部を良好にして作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動足場装置の簡略正面図、
【図2】その簡略側面図、
【図3】簡略平面図、
【図4】車輪フレームの拡大正面図、
【図5】非通気性シートの装着構造を示す一部の拡大横断面図、
【図6】換気装置の縦断側面図、
【図7】従来例を示す簡略正面図、
【図8】その簡略側面図。
【符号の説明】
A 移動足場装置
B 高欄部
B1 外側壁面
1 支持フレーム
2 足場用フレーム
3 非通気性シート
4 フィルター付換気装置
8 弾性シール材
9 車輪フレーム
11 作業用空間部
15 シート取付用フレーム材
Claims (3)
- 内部を作業用空間部に形成している足場フレームに作業床を敷設していると共にこの足場フレームの上端部を橋梁の高欄部の上端部に複数個の車輪を介して支持させ、高欄部の外側壁面に沿って移動可能に配設している作業用足場装置であって、上記足場フレームを形成しているフレーム部間に、高欄部の外側壁面に対面している内側面の開口部を残して非通気性シートを張設していることを特徴とする橋梁高欄部の作業用足場装置。
- 非通気性シートは足場フレームにおける隣接するフレーム部上に固定したシート取付用フレーム材間に張設されていると共に高欄部と対面して開口している足場フレームの内側面の外周縁部に高欄部の外側壁面に当接させるシール材を装着していることを特徴とする請求項1に記載の橋梁高欄部の作業用足場装置。
- 足場フレームに非通気性シートを貫通して足場フレームの内外に連通するフィルター付換気装置を付設していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の橋梁高欄部の作業用足場装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002261200A JP3913648B2 (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 橋梁高欄部の作業用足場装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002261200A JP3913648B2 (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 橋梁高欄部の作業用足場装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004100193A true JP2004100193A (ja) | 2004-04-02 |
| JP3913648B2 JP3913648B2 (ja) | 2007-05-09 |
Family
ID=32261644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002261200A Expired - Lifetime JP3913648B2 (ja) | 2002-09-06 | 2002-09-06 | 橋梁高欄部の作業用足場装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3913648B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010059632A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Resin Corp | 吊足場 |
| JP2015224514A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社杉孝 | 高欄用足場装置 |
| CN107724235A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-23 | 内蒙古路桥集团有限责任公司 | 一种桥梁防撞墙安全作业平台 |
| CN111910514A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-11-10 | 山西省交通科技研发有限公司 | 一种桥梁防撞墙防护修复系统及材料 |
| JP2021021201A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社大林組 | 線状構造物構築作業システム及び線状構造物の構築方法 |
| CN113529585A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-10-22 | 中交一公局西北工程有限公司 | 一种护栏施工平台及其安装方法 |
| CN114808706A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-07-29 | 浙江交工集团股份有限公司 | 一种用于公路桥梁钢筋混凝土护栏施工的一体化模板台车 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103334379B (zh) * | 2013-06-27 | 2015-08-05 | 中铁四局集团第三建设有限公司 | 一种用于高速公路防撞护栏悬空部分的施工方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61140036U (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-30 | ||
| JPS6282645U (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | ||
| JPH07259324A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-10-09 | Robert J Wildner | 環境衛生上安全な作業足場構造 |
| JP2001172920A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Ps Corp | 既設橋梁の作業足場 |
| JP2002129522A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Kajima Corp | 橋梁用移動足場 |
-
2002
- 2002-09-06 JP JP2002261200A patent/JP3913648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61140036U (ja) * | 1985-02-19 | 1986-08-30 | ||
| JPS6282645U (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-26 | ||
| JPH07259324A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-10-09 | Robert J Wildner | 環境衛生上安全な作業足場構造 |
| JP2001172920A (ja) * | 1999-12-21 | 2001-06-26 | Ps Corp | 既設橋梁の作業足場 |
| JP2002129522A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Kajima Corp | 橋梁用移動足場 |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010059632A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Resin Corp | 吊足場 |
| JP2015224514A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 株式会社杉孝 | 高欄用足場装置 |
| CN107724235A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-23 | 内蒙古路桥集团有限责任公司 | 一种桥梁防撞墙安全作业平台 |
| JP2021021201A (ja) * | 2019-07-25 | 2021-02-18 | 株式会社大林組 | 線状構造物構築作業システム及び線状構造物の構築方法 |
| JP7358818B2 (ja) | 2019-07-25 | 2023-10-11 | 株式会社大林組 | 線状構造物構築作業システム及び線状構造物の構築方法 |
| CN111910514A (zh) * | 2020-05-27 | 2020-11-10 | 山西省交通科技研发有限公司 | 一种桥梁防撞墙防护修复系统及材料 |
| CN111910514B (zh) * | 2020-05-27 | 2021-12-10 | 山西省交通科技研发有限公司 | 一种桥梁防撞墙防护修复系统及材料 |
| CN113529585A (zh) * | 2021-08-12 | 2021-10-22 | 中交一公局西北工程有限公司 | 一种护栏施工平台及其安装方法 |
| CN114808706A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-07-29 | 浙江交工集团股份有限公司 | 一种用于公路桥梁钢筋混凝土护栏施工的一体化模板台车 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3913648B2 (ja) | 2007-05-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101778678B (zh) | 具有倾斜导轨的涂覆间 | |
| JPH07259324A (ja) | 環境衛生上安全な作業足場構造 | |
| KR102018782B1 (ko) | 비산 방지가 가능한 도장장치 | |
| US5457922A (en) | Apparatus and method for removing structural parts of a building without contaminating adjacent areas | |
| JP7009999B2 (ja) | 塗装装置および塗装方法 | |
| US5367841A (en) | Containing structure for abrasive blast head rigging and tank side cleaning apparatus | |
| JP3913648B2 (ja) | 橋梁高欄部の作業用足場装置 | |
| EP3078776A1 (de) | Vorrichtung zur reinigung und/oder beschichtung eines geländers oder einer leitplanke | |
| JP4014122B2 (ja) | 浮遊粉塵除去方法 | |
| KR102210119B1 (ko) | 비산방지 기능을 가지는 건물외벽 무인 도장장치 | |
| US2810336A (en) | Apparatus for finishing surfaces of articles | |
| JP4114276B2 (ja) | 養生囲い及びこの養生囲いを用いた解体工法 | |
| US537160A (en) | Frederick w | |
| KR100902722B1 (ko) | 이동식 도장분진 집진 시스템 | |
| JP5812907B2 (ja) | 粉塵の拡散抑制方法および拡散抑制装置 | |
| JP3987090B1 (ja) | 長大構造物のアスベスト除去方法及びアスベスト除去用の長大構造物の構造 | |
| JP3987091B1 (ja) | アスベスト除去作業用車両 | |
| JPH04258468A (ja) | ロボット式吹付け装置 | |
| JP2877270B2 (ja) | 自動塗装装置 | |
| KR101552348B1 (ko) | 도장용 이동 부스 | |
| KR20090113655A (ko) | 천장 국소부위의 석면 제거장치 | |
| CN111317394A (zh) | 一种无需吊装的幕墙玻璃清洗方法 | |
| DE202005015560U1 (de) | Sandstrahlvorrichtung | |
| JPH094214A (ja) | 吊り足場装置 | |
| CN211421972U (zh) | 一种机械手焊接车间 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040728 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060531 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060908 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061108 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070109 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070131 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3913648 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209 Year of fee payment: 6 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209 Year of fee payment: 6 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |