JPH0942248A - 繊維強化樹脂製リベット - Google Patents

繊維強化樹脂製リベット

Info

Publication number
JPH0942248A
JPH0942248A JP19339695A JP19339695A JPH0942248A JP H0942248 A JPH0942248 A JP H0942248A JP 19339695 A JP19339695 A JP 19339695A JP 19339695 A JP19339695 A JP 19339695A JP H0942248 A JPH0942248 A JP H0942248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforced resin
fiber
end side
uncured
cured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19339695A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuhiro Shinokawa
哲裕 篠川
Hiroshi Kiyono
坦 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP19339695A priority Critical patent/JPH0942248A/ja
Publication of JPH0942248A publication Critical patent/JPH0942248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】締結作業性が優れた変形しやすい部分を有し、
耐蝕性と締結強度に優れた締結を行うことができる繊維
強化樹脂製リベットを提供する。 【解決手段】柱状部11の一端に頭部12が設けられた
繊維強化樹脂製リベットである。繊維強化樹脂製リベッ
トを形成する繊維強化樹脂が樹脂成分中に繊維含有率2
0〜70重量%にて長繊維を含有するものからなり、長
手方向に沿って長繊維が多数配列された柱状部11の一
端側111とその一端に設けられた頭部12とが一体的
に完全硬化され、柱状部11の他端側112の少なくと
も一定長が未硬化乃至半硬化状態とされ、被締結物の締
結時に他端側112の未硬化乃至半硬化状態の部分を変
形後、完全硬化可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維強化樹脂製リ
ベットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被締結物を締結にする際に使用さ
れるリベットとしては、金属製リベットが広く市販、使
用されている。しかし、金属製リベットは、材料が硬い
ため作業性が悪く、足場の悪い施工現場での作業は危険
であり、又、一般に高価である。
【0003】この点に鑑み、例えば、特公昭63─11
523号公報に記載の如く、一端に半径方向に大きい金
床部と他端に掴み部とを持つ細長い心棒と、心棒のまわ
りに置かれたスリーブと、このスリーブと心棒の間に置
かれた未硬化の熱硬化製プラスチックの筒状体とからな
り、片方から締結作業ができる盲リベットが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この盲
リベットは、半径方向に大きい金床部を持ったスリー
ブ、心棒及び筒状体という3部品から構成されており、
その製作が別々の工程を要するので煩雑であるととも
に、大きな締結強度が得られない。又、半径方向に大き
な金床部を持ったスリーブと変形部とが一体となったプ
ラスチック部品としては未硬化熱硬化性樹脂部品が考え
られるが、現実問題として、硬化部と未硬化部とを熱の
コントロールだけで保持するのは難しいという問題点が
ある。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
することを目的としてなされたものであって、締結作業
性が優れた変形しやすい部分を有し、耐蝕性と締結強度
に優れた締結を行うことができる繊維強化樹脂製リベッ
トを提供することを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱状部の一端
に頭部が設けられた繊維強化樹脂製リベットであって、
繊維強化樹脂製リベットを形成する繊維強化樹脂が樹脂
成分中に繊維含有率20〜70重量%にて長繊維を含有
するものからなり、長手方向に沿って長繊維が多数配列
された柱状部の一端側とその一端に設けられた頭部とが
一体的に完全硬化され、柱状部の他端側の少なくとも一
定長が未硬化乃至半硬化状態とされ、被締結物の締結時
に他端側の未硬化乃至半硬化状態の部分を変形後、完全
硬化可能とされている繊維強化樹脂製リベットである。
【0007】本発明において、繊維強化樹脂を形成する
樹脂成分としては、硬化性樹脂が使用され、例えば、不
飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル(エポキシアク
リレート)樹脂、ウレタンアクリレート樹脂等が挙げら
れる。硬化性樹脂は、単独で使用されてもよいし、複数
種混合して使用されてもよい。
【0008】硬化性樹脂中には、硬化剤と、必要に応じ
て、充填剤、禁止剤、顔料、低収縮剤、離型剤、増粘剤
等の添加剤が添加される。硬化剤としては、熱硬化剤や
光開始剤が使用される。熱硬化剤としては、従来公知の
ものを使用することができ、例えば、メチルエ4ルケト
ンパーオキサイド、t─ブチルパーベンゾエート、ベン
ゾイルパーオキサイド等が挙げられ、ナフテン酸コバル
ト、ナフテン酸マンガン、ジメチルアニリン等の硬化促
進剤が併用されてもよい。
【0009】光開始剤としては、従来公知のものを使用
することができ、例えば、ベンゾインアルキルエーテル
系、アセトフェノン系、ベンゾフェノン系、チオキサン
ソン系等が挙げられる。
【0010】本発明において、上記の硬化剤は、単独で
使用されてもよいし、2種類以上併用されてもよい。熱
硬化剤と光開始剤とを併用して、未硬化乃至半硬化状態
の部分の熱硬化及び光硬化のいずれも可能としておけ
ば、繊維強化樹脂製リベットの締結現場の締結作業のし
易さに応じていずれの硬化方法をも採用することができ
るので便利である。
【0011】本発明において、繊維強化樹脂を形成する
長繊維の材質としては、例えば、ガラス繊維、カーボン
繊維等の無機繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリ
エステル繊維等の有機繊維などが挙げられる。長繊維の
形態としては、例えば、モノフィラメント、ロービング
状、ストランド状、クロス状、マット状、網状、ネット
状等が挙げられ、連続繊維からなるコンティニュアスス
トランドマットであってもよい。
【0012】繊維強化樹脂中の長繊維の繊維含有量とし
ては、20〜70重量%とされる。繊維含有量が少なす
ぎると、長繊維による補強効果が少なく、多すぎると、
樹脂成分が少なくなるので、長繊維のフィラメント間の
接着力が弱く、いずれも得られる繊維強化樹脂製リベッ
トが締結強度が十分でない。
【0013】本発明において、柱状部の他端側の少なく
とも一定長における未硬化状態とは、未だ完全硬化され
ていない状態をいい、未硬化状態と半硬化状態とを含む
概念であり、保管中、運搬中に自重や他の部材との接触
により容易に変形しないような半硬化状態とされている
のが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1は本発明の繊維強化樹脂製リベットの一例
を示す正面図である。1は繊維強化樹脂製リベットであ
って、長繊維に熱硬化剤及び光開始剤の一方又は両方を
含有する硬化性樹脂が含浸され、繊維含有量が20〜7
0重量%とされた繊維強化樹脂から製せられており、柱
状部11の一端に頭部12が設けられている。柱状部1
1には、硬化性樹脂中に長手方向に沿って配向するよう
に長繊維が連続的に配設されている。
【0015】柱状部11の一端側111とその一端に設
けられた頭部12とが一体的に完全硬化されている。柱
状部11の他端側112は、他端縁を残して未硬化乃至
半硬化状態とされ、他端縁は完全硬化されている。そし
て、被締結物の締結時に他端側の一定長にわたる未硬化
乃至半硬化状態の部分を変形後、硬化可能とされてい
る。柱状部11の未硬化乃至半硬化状態とされている部
分を含む他端側112の周りには、光線を遮断して硬化
剤が分解して硬化反応が開始しないようにアルミホイル
2が巻き付けられている。
【0016】次に、図1の繊維強化樹脂製リベットの使
用態様を、図2及び図3を参照して説明する。図2に示
す如く、3,4は本発明の繊維強化樹脂製リベットによ
り締結される2つの被締結物であって、それぞれに設け
られた貫通孔31,41が通じるように重ね合わされて
いる。
【0017】まず、繊維強化樹脂製リベット1の柱状部
11の他端部の周りに巻き付けられたアルミホイル2を
剥がし、その繊維強化樹脂製リベット1を他端側112
より、被締結物3,4の貫通孔31,41に挿通し、反
対側の他端に設けられた頭部12を被締結部3の貫通孔
31の周りの壁部の端面に当接させる。
【0018】次に、図3に示す如く、繊維強化樹脂製リ
ベット1の頭部12を被締結物3の壁面に押圧した状態
にて、その他端側112の他端縁から圧縮して、他端側
112の未硬化乃至半硬化状態の部分を膨出させる。そ
の状態のままに保持しつつ、その未硬化乃至半硬化状態
の部分を熱硬化乃至光硬化させることにより完全硬化さ
せて、被締結物の締結を終了する。
【0019】
【作用】本発明の繊維強化樹脂製リベットは、繊維強化
樹脂製リベットを形成する繊維強化樹脂が樹脂中に繊維
含有率20〜70重量%にて長繊維を含有するものから
なり、長手方向に沿って長繊維が多数配列された柱状部
の一端側とその一端に設けられた頭部とが一体的に完全
硬化され、柱状部の他端側の少なくとも一定長が未硬化
乃至半硬化状態とされ、被締結物の締結時に他端側の未
硬化乃至半硬化状態の部分を変形後、完全硬化可能とさ
れていることにより、被締結物の締結時に、他端側の未
硬化乃至半硬化状態の部分を変形後、完全硬化させるよ
うにして簡単の締結できるので、締結作業性が優れてお
り、又、耐蝕性と強度が十分な繊維強化樹脂材料からな
るので、耐久性及び締結強度に優れた締結を行うことが
できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。実施例1 硬化性樹脂として、不飽和ポリエステル樹脂(日本ユピ
カ社製、商品名「4516」)100重量部と、熱硬化
剤(チバガイギー社製、商品名「イルガキュア65
1」)1.5重量部からなるものを用い、これにガラス
ロービングを含浸させて、繊維含有量45重量%の繊維
強化樹脂材料を作製した。
【0021】この繊維強化樹脂材料を用いて、プレス成
形により、図1に示すような、柱状部11の一端側11
1とその一端に設けられた頭部12とが一体的に完全硬
化され、柱状部11の他端側112は他端縁を残して未
硬化状態とされ、他端は完全硬化されている繊維強化樹
脂製リベット1を製造した。
【0022】この繊維強化樹脂製リベット1を用いて、
図2及び図3を参照して説明したように、他端側11よ
り、角材とプレートの組合わせからなる被締結物3,4
の貫通孔31,41に挿通し、その一端に設けられた頭
部12を被締結部3の貫通孔31の周りの壁面に当接さ
せ、押圧状態してその他端縁から圧縮して、他端側の未
硬化状態の部分を膨出させ、その状態のままに保持しつ
つ、その未硬化状態の部分を熱硬化させることにより完
全硬化させて、被締結物を締結することができた。
【0023】
【発明の効果】本発明の繊維強化樹脂製リベットは、上
記の如き構成とされているので、締結作業性が優れてお
り、又、耐久性及び締結強度に優れた締結を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の繊維強化樹脂製リベットの一例を示す
一部切欠き正面図である。
【図2】図1に示す繊維強化樹脂製リベットの使用態様
の前半の工程を示す断面図である。
【図3】図1に示す繊維強化樹脂製リベットの使用態様
の後半の工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 繊維強化樹脂製リベット 11 柱状部 12 頭部 111 一端側 112 他端側

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状部の一端に頭部が設けられた繊維強
    化樹脂製リベットであって、繊維強化樹脂製リベットを
    形成する繊維強化樹脂が樹脂成分中に繊維含有率20〜
    70重量%にて長繊維を含有するものからなり、長手方
    向に沿って長繊維が多数配列された柱状部の一端側とそ
    の一端に設けられた頭部とが一体的に完全硬化され、柱
    状部の他端側の少なくとも一定長が未硬化乃至半硬化状
    態とされ、被締結物の締結時に他端側の未硬化乃至半硬
    化状態の部分を変形後、完全硬化可能とされていること
    を特徴とする繊維強化樹脂製リベット。
JP19339695A 1995-07-28 1995-07-28 繊維強化樹脂製リベット Pending JPH0942248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19339695A JPH0942248A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 繊維強化樹脂製リベット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19339695A JPH0942248A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 繊維強化樹脂製リベット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0942248A true JPH0942248A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16307257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19339695A Pending JPH0942248A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 繊維強化樹脂製リベット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0942248A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005042538A (ja) * 2004-07-20 2005-02-17 Toshio Kamata U字溝
JP2016050660A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 三菱電機株式会社 回転体の固定方法、及びエレベータ用巻上機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005042538A (ja) * 2004-07-20 2005-02-17 Toshio Kamata U字溝
JP2016050660A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 三菱電機株式会社 回転体の固定方法、及びエレベータ用巻上機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6485660B1 (en) Reinforced composite product and apparatus and method for producing same
US6352662B1 (en) Integral molded grip and shaft
JP2001088222A (ja) 強い応力を受ける複合部品の製造方法
WO1994021851A1 (en) Aligned fiber reinforcement panel for wood members
EP0673752A1 (de) Rohr oder Hohlprofil mit besonderen Festigkeitseigenschaften bei geringem Gewicht und Verfahren zu seiner Herstellung
JP4370587B2 (ja) 巻取りコアの製造方法
JPH0942248A (ja) 繊維強化樹脂製リベット
JP3045659B2 (ja) ゴルフクラブ用シャフト及びその製造方法
JPH0561091B2 (ja)
JP2003201800A (ja) ロックボルト
US5804012A (en) Process for manufacturing a filament wound, localized strength tool handle
EP0292703A2 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Verlegen von Kunststoffrohren
JP3142394B2 (ja) 強化プラスチック管およびその製造方法
JP3327984B2 (ja) 繊維強化樹脂製異形棒状物の製造方法
JP2004131985A (ja) 補強用プリプレグシート及びコンクリート構造物の補強方法
JP4043413B2 (ja) 打診具
JPH05138743A (ja) 軽量構造体及びその接続部の構造
JP2632488B2 (ja) 高強力繊維撚合型frp緊張材の端末定着方法
JPS59148635A (ja) 合成樹脂製ボルトの製造方法
JPH05302400A (ja) 繊維強化構造用部材
JPH03161324A (ja) 繊維強化複合材料製フランジ付パイプおよびその製造方法
JPH06166110A (ja) 繊維強化樹脂製棒状物
JPH0649022U (ja) 複合材の接合構造
JP3173119B2 (ja) 繊維強化プラスチック製補強筋の製造方法
JP2003120046A (ja) コンクリート柱状体補強方法