JPH0942543A - シールグロメット - Google Patents
シールグロメットInfo
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- JPH0942543A JPH0942543A JP7218038A JP21803895A JPH0942543A JP H0942543 A JPH0942543 A JP H0942543A JP 7218038 A JP7218038 A JP 7218038A JP 21803895 A JP21803895 A JP 21803895A JP H0942543 A JPH0942543 A JP H0942543A
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Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 第1に、取付作業性が向上し、第2に、厳密
な精度管理も不要となり、第3に、シール性にも優れ
た、シールグロメットを提案する。 【解決手段】 このシールグロメット8は、内外を区画
する板体Aに線材Wを通す際に介装される。そして、板
体Aに形成された座部Bの平坦な頂面Cの貫通穴Dに取
付けられ、一体的な首部9と本体部10とを備えた弾性
材製よりなる。首部9は、線材Wを密貫挿して保持する
径小穴11が形成され、本体部10は、径小穴11に連
通し線材Wを遊挿せしめる径大穴12が形成され、更に
内側部分13と外側部分14に分岐されている。そして
内側部分13は、内面15にて径大穴12を形成すると
共に、外面の取付凹部16が板体Aの座部Bの貫通穴D
に外嵌,係止され、外側部分14は、板体Aの座部Bを
覆うように拡開され、周端リップ部18が板体Aの座部
Bの基部E付近に圧接され、シールを実施している。
な精度管理も不要となり、第3に、シール性にも優れ
た、シールグロメットを提案する。 【解決手段】 このシールグロメット8は、内外を区画
する板体Aに線材Wを通す際に介装される。そして、板
体Aに形成された座部Bの平坦な頂面Cの貫通穴Dに取
付けられ、一体的な首部9と本体部10とを備えた弾性
材製よりなる。首部9は、線材Wを密貫挿して保持する
径小穴11が形成され、本体部10は、径小穴11に連
通し線材Wを遊挿せしめる径大穴12が形成され、更に
内側部分13と外側部分14に分岐されている。そして
内側部分13は、内面15にて径大穴12を形成すると
共に、外面の取付凹部16が板体Aの座部Bの貫通穴D
に外嵌,係止され、外側部分14は、板体Aの座部Bを
覆うように拡開され、周端リップ部18が板体Aの座部
Bの基部E付近に圧接され、シールを実施している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシールグロメットに
関する。すなわち、例えば自動車等において室内外に配
線等を通す際に介装される、シール用のグロメットに関
するものである。
関する。すなわち、例えば自動車等において室内外に配
線等を通す際に介装される、シール用のグロメットに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図2,図3は、この種従来例のシールグ
ロメットを示し、図2の(1)図は正断面図、図2の
(2)図はその要部拡大図、図3は斜視図である。これ
らの図面にも示したように、シールグロメット1は、例
えば自動車の室内外を区画する外板等の板体Aについ
て、立ち上がり形成された座部Bの頂面C中央の貫通穴
Dに取付けられ、一体的な首部2と本体部3とを備え、
弾性材製よりなっている。そして線材Wが、首部2中央
の径小穴4に密貫挿されると共に、本体部3中央の径大
穴5に遊挿されるようになっている。
ロメットを示し、図2の(1)図は正断面図、図2の
(2)図はその要部拡大図、図3は斜視図である。これ
らの図面にも示したように、シールグロメット1は、例
えば自動車の室内外を区画する外板等の板体Aについ
て、立ち上がり形成された座部Bの頂面C中央の貫通穴
Dに取付けられ、一体的な首部2と本体部3とを備え、
弾性材製よりなっている。そして線材Wが、首部2中央
の径小穴4に密貫挿されると共に、本体部3中央の径大
穴5に遊挿されるようになっている。
【0003】さて、従来のシールグロメット1にあって
は、本体部3の外周面に横設された取付凹部6が、板体
Aの座部Bの貫通穴Dの周縁に外嵌,係止されると共
に、これにより圧接,シールを実施していた。つまりこ
の種従来例では、線材Wを密貫挿,保持したシールグロ
メット1は、その周溝状の取付凹部6が板体Aの座部B
の貫通穴Dに外嵌,係止されることにより、板体A側に
取付けられると共に、板体Aとの間で圧接,シールが実
施され、外部からの雨水や空気等の浸入を阻止するよう
になっていた。
は、本体部3の外周面に横設された取付凹部6が、板体
Aの座部Bの貫通穴Dの周縁に外嵌,係止されると共
に、これにより圧接,シールを実施していた。つまりこ
の種従来例では、線材Wを密貫挿,保持したシールグロ
メット1は、その周溝状の取付凹部6が板体Aの座部B
の貫通穴Dに外嵌,係止されることにより、板体A側に
取付けられると共に、板体Aとの間で圧接,シールが実
施され、外部からの雨水や空気等の浸入を阻止するよう
になっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち、従来のシールグロメット1にあっては、上述したよ
うに、その取付凹部6の板体A側の貫通穴Dへの外嵌,
圧接により、つまり正確には、グロメット1側の取付凹
部6の取付基面7と板体A側の座部Bの貫通穴Dの肉厚
面との圧接により、シールを実施していた。そこで従来
は、確実なシール実現のため、シールグロメット1の取
付凹部6の取付基面7の径が、板体A側の貫通穴Dの径
より若干大き目に設定されており、取付に際し、シール
グロメット1の取付凹部6を板体A側の貫通穴Dに対
し、無理にねじ込むようにして外嵌,圧接せしめてい
た。
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。すなわ
ち、従来のシールグロメット1にあっては、上述したよ
うに、その取付凹部6の板体A側の貫通穴Dへの外嵌,
圧接により、つまり正確には、グロメット1側の取付凹
部6の取付基面7と板体A側の座部Bの貫通穴Dの肉厚
面との圧接により、シールを実施していた。そこで従来
は、確実なシール実現のため、シールグロメット1の取
付凹部6の取付基面7の径が、板体A側の貫通穴Dの径
より若干大き目に設定されており、取付に際し、シール
グロメット1の取付凹部6を板体A側の貫通穴Dに対
し、無理にねじ込むようにして外嵌,圧接せしめてい
た。
【0005】そこで第1に、シールグロメット1の板体
Aへの取付け作業が容易でなく、取付けにくいという問
題が指摘されていた。特に冬場においては、ゴム等の弾
性材製のグロメット1が硬化するので、このような取付
作業性の問題が、顕著化していた。第2に、このように
シール性が、板体A側の貫通穴Dの径やシールグロメッ
ト1の取付凹部6の径等の寸法精度に左右され、厳密な
精度管理が要求される、という問題も指摘されていた。
第3に、このようにシール性が板体A側の貫通穴D等の
精度に左右されるので、貫通穴Dにバリ等が存したり、
もしも貫通穴Dの径の方がシールグロメット1の取付凹
部6の径より大きいと、シール不良が発生して外部の雨
水や空気等が浸入する、という問題も指摘されていた。
Aへの取付け作業が容易でなく、取付けにくいという問
題が指摘されていた。特に冬場においては、ゴム等の弾
性材製のグロメット1が硬化するので、このような取付
作業性の問題が、顕著化していた。第2に、このように
シール性が、板体A側の貫通穴Dの径やシールグロメッ
ト1の取付凹部6の径等の寸法精度に左右され、厳密な
精度管理が要求される、という問題も指摘されていた。
第3に、このようにシール性が板体A側の貫通穴D等の
精度に左右されるので、貫通穴Dにバリ等が存したり、
もしも貫通穴Dの径の方がシールグロメット1の取付凹
部6の径より大きいと、シール不良が発生して外部の雨
水や空気等が浸入する、という問題も指摘されていた。
【0006】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例における課題を解決すべくなされたものであって、
本体部の内側部分の取付凹部が、板体の座部の貫通穴に
外嵌,係止されると共に、本体部の外側部分の周端リッ
プ部が、板体の座部の基部付近に圧接されシールを実施
するようにしたことにより、第1に、取付作業性が向上
し、第2に、厳密な精度管理が不要となり、第3に、シ
ール性にも優れた、シールグロメットを提案することを
目的とする。
来例における課題を解決すべくなされたものであって、
本体部の内側部分の取付凹部が、板体の座部の貫通穴に
外嵌,係止されると共に、本体部の外側部分の周端リッ
プ部が、板体の座部の基部付近に圧接されシールを実施
するようにしたことにより、第1に、取付作業性が向上
し、第2に、厳密な精度管理が不要となり、第3に、シ
ール性にも優れた、シールグロメットを提案することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、このシールグロメットは、内外を区画する板体に配
線等の線材を通す際に介装される。そして、前記板体に
立ち上がり形成された座部の平坦な頂面中央の貫通穴に
取付けられ、一体的な首部と本体部とを備えた弾性材製
よりなる。該首部は、該線材を密貫挿して保持する径小
穴が中央に形成され、該本体部は、該径小穴に連通し該
線材を遊挿せしめる径大穴が中央に形成され、更に内側
部分と外側部分とに分岐されている。そして、該本体部
の内側部分は、内面にて該径大穴を形成すると共に、外
面の取付凹部が前記板体の座部の貫通穴に外嵌,係止さ
れ、又、該本体部の外側部分は、前記板体の座部を覆う
ように拡開されると共に、周端リップ部が前記板体の座
部の基部付近に圧接されて、シールを実施している。
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、このシールグロメットは、内外を区画する板体に配
線等の線材を通す際に介装される。そして、前記板体に
立ち上がり形成された座部の平坦な頂面中央の貫通穴に
取付けられ、一体的な首部と本体部とを備えた弾性材製
よりなる。該首部は、該線材を密貫挿して保持する径小
穴が中央に形成され、該本体部は、該径小穴に連通し該
線材を遊挿せしめる径大穴が中央に形成され、更に内側
部分と外側部分とに分岐されている。そして、該本体部
の内側部分は、内面にて該径大穴を形成すると共に、外
面の取付凹部が前記板体の座部の貫通穴に外嵌,係止さ
れ、又、該本体部の外側部分は、前記板体の座部を覆う
ように拡開されると共に、周端リップ部が前記板体の座
部の基部付近に圧接されて、シールを実施している。
【0008】さてそこで、このシールグロメットでは、
線材が、首部の径小穴に密貫挿されると共に、本体部の
径大穴に遊挿される。そして、本体部の内側部分の取付
凹部が、板体の座部の貫通穴に外嵌,係止されることに
より、板体側に取付けられると共に、板体の座部を覆う
ように拡開された本体部の外側部分の周端リップ部が、
座部の基部付近に圧接されることにより、シールが実施
される。このように、このシールグロメットでは、板体
への取付けは本体部の内側部分の取付凹部で、板体との
間のシールは本体部の外側部分の周端リップ部で、それ
ぞれ、行われるようになっている。
線材が、首部の径小穴に密貫挿されると共に、本体部の
径大穴に遊挿される。そして、本体部の内側部分の取付
凹部が、板体の座部の貫通穴に外嵌,係止されることに
より、板体側に取付けられると共に、板体の座部を覆う
ように拡開された本体部の外側部分の周端リップ部が、
座部の基部付近に圧接されることにより、シールが実施
される。このように、このシールグロメットでは、板体
への取付けは本体部の内側部分の取付凹部で、板体との
間のシールは本体部の外側部分の周端リップ部で、それ
ぞれ、行われるようになっている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示すその発
明の実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1は、
本発明の実施の形態の説明に供し、(1)図は正断面
図、(2)図はその要部拡大図である。
明の実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1は、
本発明の実施の形態の説明に供し、(1)図は正断面
図、(2)図はその要部拡大図である。
【0010】このシールグロメット8は、内外を区画す
る板体Aに、配線等の線材Wを通す際に介装される。す
なわちこのシールグロメット8は、例えばトラックのキ
ャブのボディや乗用車のボディ、その他の自動車のボデ
ィにおいて、室内外を区画する板金,外板等の板体A
に、配線等の線材Wを通す際に、内外間のシール用とし
て板体Aと線材W間に介装される。板体A側には、この
ようなシールグロメット8の取付用として、高さの低い
略円錐台状の座部Bが、板金加工等により立ち上がり形
成されており、この座部Bの平坦な頂面Cの中央に、線
材Wよりはるかに径大で円形の貫通穴Dが、穿設されて
いる。座部Bの外径は例えば25mmから30mm程度、高
さは例えば5mmから10mm程度、貫通穴Dの内径は例え
ば10mmから20mm程度よりなる。
る板体Aに、配線等の線材Wを通す際に介装される。す
なわちこのシールグロメット8は、例えばトラックのキ
ャブのボディや乗用車のボディ、その他の自動車のボデ
ィにおいて、室内外を区画する板金,外板等の板体A
に、配線等の線材Wを通す際に、内外間のシール用とし
て板体Aと線材W間に介装される。板体A側には、この
ようなシールグロメット8の取付用として、高さの低い
略円錐台状の座部Bが、板金加工等により立ち上がり形
成されており、この座部Bの平坦な頂面Cの中央に、線
材Wよりはるかに径大で円形の貫通穴Dが、穿設されて
いる。座部Bの外径は例えば25mmから30mm程度、高
さは例えば5mmから10mm程度、貫通穴Dの内径は例え
ば10mmから20mm程度よりなる。
【0011】そしてシールグロメット8は、このような
貫通穴Dに取付けられ、略円柱状の首部9と略円形肉厚
蓋状の本体部10とを一体的に連設して備え、ゴムや樹
脂等の弾性材製よりなる。まず、シールグロメット8の
首部9は、線材Wを密貫挿して保持する径小穴11が中
央に形成され、本体部10は、この径小穴11に連通し
線材Wを遊挿せしめる径大穴12が中央に形成されてい
る。そして、このシールグロメット8の本体部10は、
更に、内側部分13と外側部分14とに分岐されてい
る。
貫通穴Dに取付けられ、略円柱状の首部9と略円形肉厚
蓋状の本体部10とを一体的に連設して備え、ゴムや樹
脂等の弾性材製よりなる。まず、シールグロメット8の
首部9は、線材Wを密貫挿して保持する径小穴11が中
央に形成され、本体部10は、この径小穴11に連通し
線材Wを遊挿せしめる径大穴12が中央に形成されてい
る。そして、このシールグロメット8の本体部10は、
更に、内側部分13と外側部分14とに分岐されてい
る。
【0012】まず、本体部10の内側部分13は、その
内面15にて径大穴12を形成すると共に、外面の取付
凹部16が板体Wの座部Bの貫通穴Dに外嵌,係止され
る。この取付凹部16は、本体部10の内側部分13の
外面に周溝状に横設されており、その取付基面17の径
は、上述した板体A側の貫通穴Dの径と同程度か僅かに
小さく設定され、その高さ幅は、貫通穴Dそして座部B
を形成する板体A側の肉厚に見合うべく設定される。
内面15にて径大穴12を形成すると共に、外面の取付
凹部16が板体Wの座部Bの貫通穴Dに外嵌,係止され
る。この取付凹部16は、本体部10の内側部分13の
外面に周溝状に横設されており、その取付基面17の径
は、上述した板体A側の貫通穴Dの径と同程度か僅かに
小さく設定され、その高さ幅は、貫通穴Dそして座部B
を形成する板体A側の肉厚に見合うべく設定される。
【0013】次に、本体部10の外側部分14は、板体
Aの座部Bを覆うように拡開されると共に、周端リップ
部18が板体Aの座部Bの基部E付近に圧接されて、シ
ールを実施している。すなわち、本体部10の外側部分
14は、板体Aの座部Bを覆うに足る拡開されたわん曲
形状をなすと共に、座部Bの立ち上がり傾斜面Fとの間
には、若干の間隙空間Gが形成される。そして、この外
側部分14の周端は、座部Bの基部Eに対応位置すると
共に、この周端に周端リップ部18が形成されている。
周端リップ部18は、アールを備えた略くさび状・断面
レ字状をなし、突端と基端の2箇所の凸部(図面上では
左端と下端の2箇所の凸部)にて、座部Bの外周の基部
E、つまり座部Bの立ち上がり傾斜面Fの基部分や、板
体Aの座部Bの立ち上がり傾斜面F形成直前部分に対
し、シールのため圧接される位置関係・寸法関係に設定
されている。なお、このような周端リップ部18の座部
Bの基部Eに対する圧接は、シールグロメット8が弾性
材製よりなることに基づき、実現されている。
Aの座部Bを覆うように拡開されると共に、周端リップ
部18が板体Aの座部Bの基部E付近に圧接されて、シ
ールを実施している。すなわち、本体部10の外側部分
14は、板体Aの座部Bを覆うに足る拡開されたわん曲
形状をなすと共に、座部Bの立ち上がり傾斜面Fとの間
には、若干の間隙空間Gが形成される。そして、この外
側部分14の周端は、座部Bの基部Eに対応位置すると
共に、この周端に周端リップ部18が形成されている。
周端リップ部18は、アールを備えた略くさび状・断面
レ字状をなし、突端と基端の2箇所の凸部(図面上では
左端と下端の2箇所の凸部)にて、座部Bの外周の基部
E、つまり座部Bの立ち上がり傾斜面Fの基部分や、板
体Aの座部Bの立ち上がり傾斜面F形成直前部分に対
し、シールのため圧接される位置関係・寸法関係に設定
されている。なお、このような周端リップ部18の座部
Bの基部Eに対する圧接は、シールグロメット8が弾性
材製よりなることに基づき、実現されている。
【0014】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。このシールグロメット
8では、配線等の線材Wが、首部9中央の径小穴11に
密貫挿されると共に、本体部10中央の径大穴12に遊
挿される。そして、このように線材Wの途中箇所が貫挿
されたグロメット8は、その本体部10の内側部分13
の取付凹部16が、板体Aの座部Bの貫通穴Dの周縁に
外嵌,係止されることにより、シールグロメット8全体
が、板体A側に抜き出し不能に取付けられる。これと共
に、このシールグロメット8は、本体部10の外側部分
14が、板体Aの座部Bを覆うように拡開され、その周
端リップ部18が、座部Bの基部E付近に圧接されるこ
とにより、シールグロメット8による板体Aに対するシ
ールが実施される。このように、このシールグロメット
8では、前述したこの種従来例のように、板体Aへの取
付けとシールとを、共に取付凹部6(図2参照)1箇所
で行うのではなく、取付けは、本体部10の内側部分1
3の取付凹部16で、シールは、本体部10の外側部分
14の周端リップ部18で、それぞれ分離され、2箇所
で行われるようになっている。
いる。そこで以下のようになる。このシールグロメット
8では、配線等の線材Wが、首部9中央の径小穴11に
密貫挿されると共に、本体部10中央の径大穴12に遊
挿される。そして、このように線材Wの途中箇所が貫挿
されたグロメット8は、その本体部10の内側部分13
の取付凹部16が、板体Aの座部Bの貫通穴Dの周縁に
外嵌,係止されることにより、シールグロメット8全体
が、板体A側に抜き出し不能に取付けられる。これと共
に、このシールグロメット8は、本体部10の外側部分
14が、板体Aの座部Bを覆うように拡開され、その周
端リップ部18が、座部Bの基部E付近に圧接されるこ
とにより、シールグロメット8による板体Aに対するシ
ールが実施される。このように、このシールグロメット
8では、前述したこの種従来例のように、板体Aへの取
付けとシールとを、共に取付凹部6(図2参照)1箇所
で行うのではなく、取付けは、本体部10の内側部分1
3の取付凹部16で、シールは、本体部10の外側部分
14の周端リップ部18で、それぞれ分離され、2箇所
で行われるようになっている。
【0015】さてそこで、このシールグロメット8にあ
っては、次の第1,第2,第3のようになる。まず第1
に、このシールグロメット8において、板体Aとの間の
シールは、本体部10の外側部分14の周端リップ部1
8にて行われるので、本体部10の内側部分13の取付
凹部16は、板体Aの座部Bの貫通穴Dへの外嵌,係止
用、つまり取付け用として機能する。すなわち取付凹部
16は、シール用として機能することは必須的ではな
く、取付け用として機能すればよい。従って、内側部分
13の取付凹部16の取付基面17の径は、板体Aの座
部Bの貫通穴Dの径と、同程度か、より小さくてもよい
ことになる。もって、このシールグロメット8は、板体
Aの座部Bの貫通穴Dへの外嵌,係止,取付けに際し、
取付凹部16を貫通穴Dに無理にねじ込むようなことを
要せず、スムーズに簡単容易に外嵌,係止,取付け可能
となり、取付作業性が向上する。
っては、次の第1,第2,第3のようになる。まず第1
に、このシールグロメット8において、板体Aとの間の
シールは、本体部10の外側部分14の周端リップ部1
8にて行われるので、本体部10の内側部分13の取付
凹部16は、板体Aの座部Bの貫通穴Dへの外嵌,係止
用、つまり取付け用として機能する。すなわち取付凹部
16は、シール用として機能することは必須的ではな
く、取付け用として機能すればよい。従って、内側部分
13の取付凹部16の取付基面17の径は、板体Aの座
部Bの貫通穴Dの径と、同程度か、より小さくてもよい
ことになる。もって、このシールグロメット8は、板体
Aの座部Bの貫通穴Dへの外嵌,係止,取付けに際し、
取付凹部16を貫通穴Dに無理にねじ込むようなことを
要せず、スムーズに簡単容易に外嵌,係止,取付け可能
となり、取付作業性が向上する。
【0016】第2に、上述したように、シールグロメッ
ト8の本体部10について、その内側部分13の取付凹
部16の取付基面17の径が、板体Aの座部Bの貫通穴
Dの径と、同程度かより小さくてもよいので、シールグ
ロメット8側の取付凹部16の径、特に、板体A側の座
部Bの貫通穴Dの径について、厳密な形成・加工管理、
厳密な寸法精度管理等は不要となる。
ト8の本体部10について、その内側部分13の取付凹
部16の取付基面17の径が、板体Aの座部Bの貫通穴
Dの径と、同程度かより小さくてもよいので、シールグ
ロメット8側の取付凹部16の径、特に、板体A側の座
部Bの貫通穴Dの径について、厳密な形成・加工管理、
厳密な寸法精度管理等は不要となる。
【0017】第3に、このシールグロメット8にあって
は、本体部10の外側部分14の周端リップ部18が、
板体Aの座部Bの基部E付近に圧接されることにより、
板体Aとの間のシールが実施されている。すなわち、本
体部10の内側部分13の取付凹部16にてシールを実
施する方式ではないので、取付凹部16と貫通穴D間の
寸法精度に影響されることなく、又、貫通穴Dにおける
バリの存在に左右されることもなく、シールが実施され
る。しかも、このようなシールは、外側部分14の周端
リップ部18の2箇所の凸部の圧接により行われ、又、
水等の外部からの浸入経路は、周端リップ部18,外側
部分14,内側部分13,取付凹部16等を経ることに
なり、非常に長くなる。これらにより、このシールグロ
メット8は、板体Aとの間のシール性にも優れている。
は、本体部10の外側部分14の周端リップ部18が、
板体Aの座部Bの基部E付近に圧接されることにより、
板体Aとの間のシールが実施されている。すなわち、本
体部10の内側部分13の取付凹部16にてシールを実
施する方式ではないので、取付凹部16と貫通穴D間の
寸法精度に影響されることなく、又、貫通穴Dにおける
バリの存在に左右されることもなく、シールが実施され
る。しかも、このようなシールは、外側部分14の周端
リップ部18の2箇所の凸部の圧接により行われ、又、
水等の外部からの浸入経路は、周端リップ部18,外側
部分14,内側部分13,取付凹部16等を経ることに
なり、非常に長くなる。これらにより、このシールグロ
メット8は、板体Aとの間のシール性にも優れている。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るシールグロメットは、以上
説明したように、本体部の内側部分の取付凹部が、板体
の座部の貫通穴に外嵌,係止されると共に、本体部の外
側部分の周端リップ部が、板体の座部の基部付近に圧接
されシールを実施するようにしたことにより、次の効果
を発揮する。
説明したように、本体部の内側部分の取付凹部が、板体
の座部の貫通穴に外嵌,係止されると共に、本体部の外
側部分の周端リップ部が、板体の座部の基部付近に圧接
されシールを実施するようにしたことにより、次の効果
を発揮する。
【0019】第1に、取付作業性が向上する。すなわ
ち、前述したこの種従来例のように、シールグロメット
の本体部の取付凹部の径を、板体側の貫通穴の径より大
きく設定することを要せず、板体側の貫通穴の径と同程
度か、より小さく設定するようにしてもよい。従ってグ
ロメットの取付けに際し、この種従来例のように板体側
の貫通穴に無理にねじ込むことを要せず、スムーズに外
嵌させることができる等、取付作業が簡単容易化し、特
に冬場において、ゴム等の弾性材製のグロメットが硬化
した場合の取付作業性にも優れている。
ち、前述したこの種従来例のように、シールグロメット
の本体部の取付凹部の径を、板体側の貫通穴の径より大
きく設定することを要せず、板体側の貫通穴の径と同程
度か、より小さく設定するようにしてもよい。従ってグ
ロメットの取付けに際し、この種従来例のように板体側
の貫通穴に無理にねじ込むことを要せず、スムーズに外
嵌させることができる等、取付作業が簡単容易化し、特
に冬場において、ゴム等の弾性材製のグロメットが硬化
した場合の取付作業性にも優れている。
【0020】第2に、厳密な精度管理も不要となる。す
なわち、上述した第1の点と同様に、このシールグロメ
ットにあっては、本体部の内側部分の取付凹部の径は、
板体側の貫通穴の径と同程度か、より小さくてもよいの
で、シールグロメット側の取付凹部の径や、特に板体側
の貫通穴の径について、前述したこの種従来例のような
厳密な精度管理は、要求されなくなる。
なわち、上述した第1の点と同様に、このシールグロメ
ットにあっては、本体部の内側部分の取付凹部の径は、
板体側の貫通穴の径と同程度か、より小さくてもよいの
で、シールグロメット側の取付凹部の径や、特に板体側
の貫通穴の径について、前述したこの種従来例のような
厳密な精度管理は、要求されなくなる。
【0021】第3に、シール性にも優れている。すなわ
ち、前述したこの種従来例のように、シール性が板体側
の貫通穴等の精度に左右されず、貫通穴にバリ等が存し
ても、貫通穴の径の方がシールグロメット側の取付凹部
の径より大くても、シール性は確保される。つまり、こ
のシールグロメットにおいては、本体部の外側部分の周
端リップ部が、板体の座部の基部付近へ圧接することに
より、シール性が確保されており、この種従来例のよう
にシール不良が発生することはなく、外部の雨水や空気
等の浸入や水漏れ等は、確実に防止される。このよう
に、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、
本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがあ
る。
ち、前述したこの種従来例のように、シール性が板体側
の貫通穴等の精度に左右されず、貫通穴にバリ等が存し
ても、貫通穴の径の方がシールグロメット側の取付凹部
の径より大くても、シール性は確保される。つまり、こ
のシールグロメットにおいては、本体部の外側部分の周
端リップ部が、板体の座部の基部付近へ圧接することに
より、シール性が確保されており、この種従来例のよう
にシール不良が発生することはなく、外部の雨水や空気
等の浸入や水漏れ等は、確実に防止される。このよう
に、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、
本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがあ
る。
【図1】本発明に係るシールグロメットについて、その
発明の実施の形態の説明に供し、(1)図は正断面図、
(2)図はその要部拡大図である。
発明の実施の形態の説明に供し、(1)図は正断面図、
(2)図はその要部拡大図である。
【図2】従来例のシールグロメットの説明に供し、
(1)図は正断面図、(2)図はその要部拡大図であ
る。
(1)図は正断面図、(2)図はその要部拡大図であ
る。
【図3】同従来例の斜視図である。
8 シールグロメット 9 首部 10 本体部 11 径小穴 12 径大穴 13 内側部分 14 外側部分 15 内面 16 取付凹部 18 周端リップ部 A 板体 B 座部 C 頂面 D 貫通穴 E 基部 W 線材
Claims (1)
- 【請求項1】 内外を区画する板体に配線等の線材を通
す際に介装されるシールグロメットであって、該シール
グロメットは、前記板体に立ち上がり形成された座部の
平坦な頂面中央の貫通穴に取付けられ、一体的な首部と
本体部とを備えた弾性材製よりなり、 該首部は、該線材を密貫挿して保持する径小穴が中央に
形成され、該本体部は、該径小穴に連通し該線材を遊挿
せしめる径大穴が中央に形成され、更に内側部分と外側
部分とに分岐されており、 該本体部の内側部分は、内面にて該径大穴を形成すると
共に、外面の取付凹部が前記板体の座部の貫通穴に外
嵌,係止され、又、該本体部の外側部分は、前記板体の
座部を覆うように拡開されると共に、周端リップ部が前
記板体の座部の基部付近に圧接されて、シールを実施し
ていること、を特徴とするシールグロメット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218038A JPH0942543A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | シールグロメット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218038A JPH0942543A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | シールグロメット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942543A true JPH0942543A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16713677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7218038A Pending JPH0942543A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | シールグロメット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942543A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0310576Y2 (ja) * | 1986-12-16 | 1991-03-15 | ||
| JPH0621288U (ja) * | 1992-08-14 | 1994-03-18 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
-
1995
- 1995-08-03 JP JP7218038A patent/JPH0942543A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0310576Y2 (ja) * | 1986-12-16 | 1991-03-15 | ||
| JPH0621288U (ja) * | 1992-08-14 | 1994-03-18 | 矢崎総業株式会社 | グロメット |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041116 |