JPH0942899A - 電波妨害飛しょう体 - Google Patents
電波妨害飛しょう体Info
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- JPH0942899A JPH0942899A JP7191553A JP19155395A JPH0942899A JP H0942899 A JPH0942899 A JP H0942899A JP 7191553 A JP7191553 A JP 7191553A JP 19155395 A JP19155395 A JP 19155395A JP H0942899 A JPH0942899 A JP H0942899A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 航空機から発射され、敵の警戒管制レーダに
妨害電波を放射すると共に航空機を誘導する飛しょう体
に関し、航空機のバンスルーレンジを短くし、航空機が
レーダに捕捉されず、より近くまで侵入を可能とする。 【解決手段】 飛しょう体10には送信機2が搭載さ
れ、アンテナ1より妨害電波7を警戒管制レーダ30に
対し放射し、航空機誘導電波ケーブル5を介してアンテ
ナ6へ航空機誘導電波8を送る。電波8は航空機20へ
送られ、航空機20を誘導する。慣性装置3はあらかじ
め設定された操舵指令信号をケーブル4で指令し、飛し
ょう体10を目標に向って慣性飛行させる。飛しょう体
10は航空機より発射され、航空機は誘導電波8と警戒
管制レーダ30からの探知電波との方位差をなくすよう
に飛行するので航空機のバンスルーレンジを短くし、レ
ーダ30による捕捉をむずかしくし、近くまで侵入可能
とする。
妨害電波を放射すると共に航空機を誘導する飛しょう体
に関し、航空機のバンスルーレンジを短くし、航空機が
レーダに捕捉されず、より近くまで侵入を可能とする。 【解決手段】 飛しょう体10には送信機2が搭載さ
れ、アンテナ1より妨害電波7を警戒管制レーダ30に
対し放射し、航空機誘導電波ケーブル5を介してアンテ
ナ6へ航空機誘導電波8を送る。電波8は航空機20へ
送られ、航空機20を誘導する。慣性装置3はあらかじ
め設定された操舵指令信号をケーブル4で指令し、飛し
ょう体10を目標に向って慣性飛行させる。飛しょう体
10は航空機より発射され、航空機は誘導電波8と警戒
管制レーダ30からの探知電波との方位差をなくすよう
に飛行するので航空機のバンスルーレンジを短くし、レ
ーダ30による捕捉をむずかしくし、近くまで侵入可能
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警戒管制レーダに対
し、妨害電波を出力し、後方の航空機には誘導電波を出
力する電波妨害飛しょう体に関する。
し、妨害電波を出力し、後方の航空機には誘導電波を出
力する電波妨害飛しょう体に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の妨害電波を用いた航空機の
飛行状態を示し、セルフスクリーニングジェマー方式を
示すものである。図において、航空機40は翼下に電波
妨害用の器材を搭載し、警戒管制レーダ30に対し、妨
害電波41を発し、警戒管制レーダ30から発するレー
ダの探知電波31を妨害し、レーダの探知能力を低下さ
せる。
飛行状態を示し、セルフスクリーニングジェマー方式を
示すものである。図において、航空機40は翼下に電波
妨害用の器材を搭載し、警戒管制レーダ30に対し、妨
害電波41を発し、警戒管制レーダ30から発するレー
ダの探知電波31を妨害し、レーダの探知能力を低下さ
せる。
【0003】図10は同じく従来の妨害電波を用いた航
空機の飛行状態を示し、スタンドオフジャマー方式を示
すものである。図において、ジャマーポットを搭載した
ジャマー機50は味方の攻撃機51を支援するために自
身は離れた所から警戒管制レーダ30に対し、妨害電波
52を放射し、目標となる警戒管制レーダ30から発す
るレーダの探知電波31を妨害し、レーダの探知能力を
低下させる。
空機の飛行状態を示し、スタンドオフジャマー方式を示
すものである。図において、ジャマーポットを搭載した
ジャマー機50は味方の攻撃機51を支援するために自
身は離れた所から警戒管制レーダ30に対し、妨害電波
52を放射し、目標となる警戒管制レーダ30から発す
るレーダの探知電波31を妨害し、レーダの探知能力を
低下させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の妨害電波
を放射して飛行する方式では、航空機が目標である警戒
管制レーダ30に接近した場合、バンスルー(航空機か
らのレーダ電波反射の受信が妨害電力の受信よりも大き
くなる距離)が発生し、航空機が警戒管制レーダ30に
発見され追尾、捕捉されてしまう。
を放射して飛行する方式では、航空機が目標である警戒
管制レーダ30に接近した場合、バンスルー(航空機か
らのレーダ電波反射の受信が妨害電力の受信よりも大き
くなる距離)が発生し、航空機が警戒管制レーダ30に
発見され追尾、捕捉されてしまう。
【0005】図11はこのバンスルーの状態を示す図で
あり、図9,図10に示すように航空機40,50が敵
の警戒管制レーダ30に対してECM電波を放射して飛
行しており、レーダ30との距離をRとして縦軸が警戒
管制レーダの受信電力、横軸が距離を示している。この
図において、レーダ30からの電波が航空機40から反
射し、レーダ30に受信される電力53、ECM(ジャ
マー)信号の受信電力54はそれぞれ、受信電力53は
1/R4 、受信電力54は1/R2 により変化し、距離
が小さくなると受信電力は増加している。受信電力5
3,54との交点55よりも距離が小さくなると航空機
40から反射するレーダの受信電力53がジャマー信号
の受信電力54より大きくなり、航空機40が警戒管制
レーダ30に捕捉、追尾されるようになる。
あり、図9,図10に示すように航空機40,50が敵
の警戒管制レーダ30に対してECM電波を放射して飛
行しており、レーダ30との距離をRとして縦軸が警戒
管制レーダの受信電力、横軸が距離を示している。この
図において、レーダ30からの電波が航空機40から反
射し、レーダ30に受信される電力53、ECM(ジャ
マー)信号の受信電力54はそれぞれ、受信電力53は
1/R4 、受信電力54は1/R2 により変化し、距離
が小さくなると受信電力は増加している。受信電力5
3,54との交点55よりも距離が小さくなると航空機
40から反射するレーダの受信電力53がジャマー信号
の受信電力54より大きくなり、航空機40が警戒管制
レーダ30に捕捉、追尾されるようになる。
【0006】本発明は前述のバンスルーレンジをより小
さくして航空機が敵地へより接近できるようにするため
に航空機から発射され、妨害電波を放射して航空機を敵
地の警戒管制レーダに発見されにくくする電波妨害飛し
ょう体を提供することを目的としている。
さくして航空機が敵地へより接近できるようにするため
に航空機から発射され、妨害電波を放射して航空機を敵
地の警戒管制レーダに発見されにくくする電波妨害飛し
ょう体を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は航空
機から発射され、発射前にあらかじめ入力されたプログ
ラムにしたがって前記航空機の前方を飛しょうし、妨害
電波放射手段及び誘導電波放射手段を備えてなり、敵の
警戒管制のレーダに妨害電波を放射しながら電波的な妨
害を加えるとともに、前記航空機に誘導電波を放射する
ことにより電波妨害の範囲を示し、前記航空機の侵入を
容易にせしめることを特徴とする電波妨害飛しょう体を
提供する。
機から発射され、発射前にあらかじめ入力されたプログ
ラムにしたがって前記航空機の前方を飛しょうし、妨害
電波放射手段及び誘導電波放射手段を備えてなり、敵の
警戒管制のレーダに妨害電波を放射しながら電波的な妨
害を加えるとともに、前記航空機に誘導電波を放射する
ことにより電波妨害の範囲を示し、前記航空機の侵入を
容易にせしめることを特徴とする電波妨害飛しょう体を
提供する。
【0008】本発明の電波妨害飛しょう体は前述の手段
により、目標である警戒管制レーダの位置があらかじめ
初期値として与えられており、航空機より前方の目標に
向けて発射される。飛しょう体はこの初期値プログラム
に従って、搭載された推進装置により航空機の前方を慣
性誘導飛行し、飛しょうしながら航空機の前方におい
て、妨害電波放射手段、例えば電波発信機により所定の
電力レベルの妨害電波を連続的に目標に放射する。更
に、飛しょう体は、目標にこの妨害電波を出力するとと
もに、誘導電波放射手段、例えば、電波発信機からの誘
導電波を飛しょう体の後方アンテナより放射する、等に
より後方に味方の航空機への誘導電波を継続的に放射す
る。
により、目標である警戒管制レーダの位置があらかじめ
初期値として与えられており、航空機より前方の目標に
向けて発射される。飛しょう体はこの初期値プログラム
に従って、搭載された推進装置により航空機の前方を慣
性誘導飛行し、飛しょうしながら航空機の前方におい
て、妨害電波放射手段、例えば電波発信機により所定の
電力レベルの妨害電波を連続的に目標に放射する。更
に、飛しょう体は、目標にこの妨害電波を出力するとと
もに、誘導電波放射手段、例えば、電波発信機からの誘
導電波を飛しょう体の後方アンテナより放射する、等に
より後方に味方の航空機への誘導電波を継続的に放射す
る。
【0009】後方の航空機はこの誘導電波と警戒管制レ
ーダから放射されている探知電波の両方を受信し、例え
ば信号処理装置により両電波の方位差を算出する。航空
機のパイロットはこの方位差をなくするように飛行し、
飛しょう体の後方で警戒管制レーダの方位差をなくする
ように飛行するので警戒管制レーダは飛しょう体の後方
を飛行する航空機を捕捉しにくくなる。又、飛しょう体
が妨害電波を放射し、航空機はその後方を飛行すること
により従来のセルフスクリーニングジャマーによるバン
スルーレンジよりもバンスルーレンジが短いので警戒管
制レーダに捕捉されずにより接近して侵入することがで
きる。
ーダから放射されている探知電波の両方を受信し、例え
ば信号処理装置により両電波の方位差を算出する。航空
機のパイロットはこの方位差をなくするように飛行し、
飛しょう体の後方で警戒管制レーダの方位差をなくする
ように飛行するので警戒管制レーダは飛しょう体の後方
を飛行する航空機を捕捉しにくくなる。又、飛しょう体
が妨害電波を放射し、航空機はその後方を飛行すること
により従来のセルフスクリーニングジャマーによるバン
スルーレンジよりもバンスルーレンジが短いので警戒管
制レーダに捕捉されずにより接近して侵入することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の一形態に係る電波妨害飛しょう体の構成図、図2は
飛しょう体から発射される電波のタイミングチャートで
ある。これらの図において、10は飛しょう体であり、
1はアンテナ、2は電波の発信装置、3は慣性装置、4
は操舵信号ケーブル、5は航空機誘導電波ケーブル、6
は後方アンテナ、7はアンテナ1から発射される妨害電
波、8は後方アンテナ6から発射される航空機誘導電波
である。
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の一形態に係る電波妨害飛しょう体の構成図、図2は
飛しょう体から発射される電波のタイミングチャートで
ある。これらの図において、10は飛しょう体であり、
1はアンテナ、2は電波の発信装置、3は慣性装置、4
は操舵信号ケーブル、5は航空機誘導電波ケーブル、6
は後方アンテナ、7はアンテナ1から発射される妨害電
波、8は後方アンテナ6から発射される航空機誘導電波
である。
【0011】図3は前述の図1に示す飛しょう体10の
後方を飛行する航空機の構成図、図4は航空機が受信す
る電波のタイミングチャートである。これらの図におい
て、20は航空機、21は電波の受信機、22は受信信
号処理装置、23は受信アンテナである。
後方を飛行する航空機の構成図、図4は航空機が受信す
る電波のタイミングチャートである。これらの図におい
て、20は航空機、21は電波の受信機、22は受信信
号処理装置、23は受信アンテナである。
【0012】前述の図1乃至図4に示す構成において、
飛しょう体10は航空機から発射され、航空機の前方を
飛行するもので発信装置2はアンテナ1に対して妨害電
波7を、後方アンテナ6に対して航空機誘導電波8をそ
れぞれ伝送する。この妨害電波7をアンテナ1から後述
する警戒管制レーダ30に対し出力することで、位置を
認識できないようにする。
飛しょう体10は航空機から発射され、航空機の前方を
飛行するもので発信装置2はアンテナ1に対して妨害電
波7を、後方アンテナ6に対して航空機誘導電波8をそ
れぞれ伝送する。この妨害電波7をアンテナ1から後述
する警戒管制レーダ30に対し出力することで、位置を
認識できないようにする。
【0013】飛しょう体10はあらかじめ飛しょうする
前に初期値として目標位置が与えられており、慣性装置
3と操舵指令を行う信号ケーブル4で、航空機20から
指令された警戒管制レーダ30の位置に向かって、慣性
飛行する。発信装置2で作った航空機誘導電波8は航空
機誘電波ケーブル5を介して後方アンテナ6に供給さ
れ、アンテナ6から出力され、図3に示す後方の航空機
20を誘導する。
前に初期値として目標位置が与えられており、慣性装置
3と操舵指令を行う信号ケーブル4で、航空機20から
指令された警戒管制レーダ30の位置に向かって、慣性
飛行する。発信装置2で作った航空機誘導電波8は航空
機誘電波ケーブル5を介して後方アンテナ6に供給さ
れ、アンテナ6から出力され、図3に示す後方の航空機
20を誘導する。
【0014】図2のタイミングチャートは、アンテナ1
及び後方アンテナ6から出力される電波のタイミングを
示すもので(a)は妨害電波7を示し、警戒管制レーダ
30に位置を認識できなくするため、常に一定レベルの
電力を出力する。(b)は航空機誘導電波8を示し、こ
の電波8は後方を飛行する航空機20を誘導するため、
一定間隔の時間タイミングで誘導電波を出力する。
及び後方アンテナ6から出力される電波のタイミングを
示すもので(a)は妨害電波7を示し、警戒管制レーダ
30に位置を認識できなくするため、常に一定レベルの
電力を出力する。(b)は航空機誘導電波8を示し、こ
の電波8は後方を飛行する航空機20を誘導するため、
一定間隔の時間タイミングで誘導電波を出力する。
【0015】航空機20においては、図3に示すように
受信アンテナ23で警戒管制レーダ30から放射されて
いる電波と飛しょう体10の後方アンテナ6から放射さ
れる航空機誘導電波8を受信し、受信機21に入力す
る。受信された2つの信号は受信機7から受信信号処理
装置22に入力し、ここで受信した2つの電波の方位差
を算出し、パイロットに飛行方位を指示する。
受信アンテナ23で警戒管制レーダ30から放射されて
いる電波と飛しょう体10の後方アンテナ6から放射さ
れる航空機誘導電波8を受信し、受信機21に入力す
る。受信された2つの信号は受信機7から受信信号処理
装置22に入力し、ここで受信した2つの電波の方位差
を算出し、パイロットに飛行方位を指示する。
【0016】図4は航空機20で受信される電波のタイ
ミングチャートであり、(a)は警戒管制レーダ30か
ら放射されるレーダの探知電波31を、(b)は飛しょ
う体10の後方アンテナ6から放射される航空機誘導電
波8をそれぞれ示しており、受信信号処理装置22にお
いて、これら信号の受信タイミングより両信号を識別
し、その方位差を算出する。
ミングチャートであり、(a)は警戒管制レーダ30か
ら放射されるレーダの探知電波31を、(b)は飛しょ
う体10の後方アンテナ6から放射される航空機誘導電
波8をそれぞれ示しており、受信信号処理装置22にお
いて、これら信号の受信タイミングより両信号を識別
し、その方位差を算出する。
【0017】図5は前述の航空機20が方位差を持って
飛行している状態を示す図であり、警戒管制レーダ30
からはレーダの探知電波31が放射されており、飛しょ
う体10は警戒管制レーダ30に対して妨害電波7を発
射しており、航空機20はレーダ30からの探知電波3
1と飛しょう体10の発射する航空機誘導電波8とを方
位差を持って受信している。
飛行している状態を示す図であり、警戒管制レーダ30
からはレーダの探知電波31が放射されており、飛しょ
う体10は警戒管制レーダ30に対して妨害電波7を発
射しており、航空機20はレーダ30からの探知電波3
1と飛しょう体10の発射する航空機誘導電波8とを方
位差を持って受信している。
【0018】図6はこれに対し、航空機20がレーダの
探知電波31と飛しょう体10の発射する航空機誘導電
波8とを方位差を持たずに受信する場合を示している。
この図6に示すように、方位差を持たないように飛しょ
う体10を飛行させることで、警戒管制レーダ30から
後方を飛行する航空機20を捕捉できなくする。
探知電波31と飛しょう体10の発射する航空機誘導電
波8とを方位差を持たずに受信する場合を示している。
この図6に示すように、方位差を持たないように飛しょ
う体10を飛行させることで、警戒管制レーダ30から
後方を飛行する航空機20を捕捉できなくする。
【0019】図7は、本飛しょう体10を用いた時のバ
ンスルーレンジを示す図で、(a)は警戒管制レーダ3
0、飛しょう体10、航空機20の配置を示し、(b)
はこの配置状態でのバンスルーレンジを示す図である。
(b)において、横軸は距離、縦軸はレーダ30での受
信電力であり、曲線32はレーダ30から放射した探知
電波が飛しょう体10から反射してくるレーダ電波反射
受信電力を示し、レーダ30と飛しょう体10間の距離
をR1とすると、1/R14 により変化する。曲線33
は飛しょう体10が放射する妨害電波がレーダ30で受
信される妨害電波信号受信電力で1/R12 により変化
する。
ンスルーレンジを示す図で、(a)は警戒管制レーダ3
0、飛しょう体10、航空機20の配置を示し、(b)
はこの配置状態でのバンスルーレンジを示す図である。
(b)において、横軸は距離、縦軸はレーダ30での受
信電力であり、曲線32はレーダ30から放射した探知
電波が飛しょう体10から反射してくるレーダ電波反射
受信電力を示し、レーダ30と飛しょう体10間の距離
をR1とすると、1/R14 により変化する。曲線33
は飛しょう体10が放射する妨害電波がレーダ30で受
信される妨害電波信号受信電力で1/R12 により変化
する。
【0020】曲線34はレーダ30から放射した探知電
波が航空機20で反射してくるレーダ電波反射受信電力
で、飛しょう体10と航空機20間の距離をdとする
と、1/(R1+d)4 により変化する。
波が航空機20で反射してくるレーダ電波反射受信電力
で、飛しょう体10と航空機20間の距離をdとする
と、1/(R1+d)4 により変化する。
【0021】これら曲線のうち、32と33が交る点で
の距離Bは飛しょう体10のバンスルーレンジを示し、
この距離より短くなると、レーダ電波反射受信電力が妨
害電波信号受信電力より大きくなりレーダ30に探知さ
れる。このバンスルーレンジは従来の図9に示すセルフ
スクリーニングジャマーと同じである。曲線33と34
とが交る点での距離A+dは航空機20のバンスルーレ
ンジを示し、Aはその時の飛しょう体10の距離であ
り、図より明らかなように、A+d<Bとなっている。
の距離Bは飛しょう体10のバンスルーレンジを示し、
この距離より短くなると、レーダ電波反射受信電力が妨
害電波信号受信電力より大きくなりレーダ30に探知さ
れる。このバンスルーレンジは従来の図9に示すセルフ
スクリーニングジャマーと同じである。曲線33と34
とが交る点での距離A+dは航空機20のバンスルーレ
ンジを示し、Aはその時の飛しょう体10の距離であ
り、図より明らかなように、A+d<Bとなっている。
【0022】この図7より本飛しょう体10を用いた方
が航空機のバンスルーレンジが従来の方法に比べ短くな
り、航空機20は警戒管制レーダ30に捕捉されず、よ
り近くまで侵入することができる。
が航空機のバンスルーレンジが従来の方法に比べ短くな
り、航空機20は警戒管制レーダ30に捕捉されず、よ
り近くまで侵入することができる。
【0023】図8は、多数本飛しょう体10を発射した
場合を示す。このように多数の本飛しょう体10が飛来
した場合、警戒管制レーダ30は、本飛しょう体10が
飛来する方位の目標識別機能が低下し、後方を飛行する
航空機20を捕捉できなくなる。
場合を示す。このように多数の本飛しょう体10が飛来
した場合、警戒管制レーダ30は、本飛しょう体10が
飛来する方位の目標識別機能が低下し、後方を飛行する
航空機20を捕捉できなくなる。
【0024】上記に説明の実施の形態によれば、要する
に(1)飛しょう体10は、航空機20より、目標であ
る警戒管制レーダ30の位置を初期値として得、プログ
ラムに従って、搭載された推進装置により航空機20の
前方を慣性誘導飛しょうする。(2)本飛しょう体10
は、飛しょうしながら航空機20の前方において、妨害
電波7を連続的に目標に放射する。(3)飛しょう体1
0は、目標に妨害電波7を出力するとともに、後方に味
方の航空機20への誘導電波8を断続的に放射する。
に(1)飛しょう体10は、航空機20より、目標であ
る警戒管制レーダ30の位置を初期値として得、プログ
ラムに従って、搭載された推進装置により航空機20の
前方を慣性誘導飛しょうする。(2)本飛しょう体10
は、飛しょうしながら航空機20の前方において、妨害
電波7を連続的に目標に放射する。(3)飛しょう体1
0は、目標に妨害電波7を出力するとともに、後方に味
方の航空機20への誘導電波8を断続的に放射する。
【0025】(4)航空機20は受信信号処理装置22
でこれら両電波7,8を比較し、方位差を計算し、パイ
ロットにこれを指示し、パイロットはこの指示により方
位差を「0」とするように航空機20を飛行させるので
警戒管制レーダ30から飛しょう体10の後方を飛行す
る航空機20が捕捉できなくなる。又、この時は航空機
20のバンスルーレンジも短くなり、より警戒管制レー
ダ30に接づくことができる。
でこれら両電波7,8を比較し、方位差を計算し、パイ
ロットにこれを指示し、パイロットはこの指示により方
位差を「0」とするように航空機20を飛行させるので
警戒管制レーダ30から飛しょう体10の後方を飛行す
る航空機20が捕捉できなくなる。又、この時は航空機
20のバンスルーレンジも短くなり、より警戒管制レー
ダ30に接づくことができる。
【0026】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように本発明の
電波妨害飛しょう体は、航空機から発射され、発射前に
あらかじめ入力されたプログラムにしたがって前記航空
機の前方を飛しょうし、妨害電波放射手段及び誘導電波
放射手段を備えてなり、敵の警戒管制レーダに妨害電波
を放射しながら電波的な妨害を加えるとともに、前記航
空機に誘導電波を放射することにより電波妨害の範囲を
示し、前記航空機の侵入を容易にせしめることを特徴と
しているので、次の効果を奏する。
電波妨害飛しょう体は、航空機から発射され、発射前に
あらかじめ入力されたプログラムにしたがって前記航空
機の前方を飛しょうし、妨害電波放射手段及び誘導電波
放射手段を備えてなり、敵の警戒管制レーダに妨害電波
を放射しながら電波的な妨害を加えるとともに、前記航
空機に誘導電波を放射することにより電波妨害の範囲を
示し、前記航空機の侵入を容易にせしめることを特徴と
しているので、次の効果を奏する。
【0027】(1)従来のセルフスクリーニングジャマ
ーのバンスルーレンジよりも本発明の方がバンスルーレ
ンジが短いため、警戒管制レーダに捕捉されず、より近
くまで侵入できる。
ーのバンスルーレンジよりも本発明の方がバンスルーレ
ンジが短いため、警戒管制レーダに捕捉されず、より近
くまで侵入できる。
【0028】(2)警戒管制レーダが電波を追尾する地
対空ミサイルを発射しても、目標となるのは航空機の前
方を飛しょうしている飛しょう体であり、後方を飛行す
る航空機は、安全である。
対空ミサイルを発射しても、目標となるのは航空機の前
方を飛しょうしている飛しょう体であり、後方を飛行す
る航空機は、安全である。
【図1】本発明の実施の一形態に係る電波妨害飛しょう
体の構成図である。
体の構成図である。
【図2】図1に示す電波妨害飛しょう体が放射する電波
のタイミング図であり、(a)は妨害電波、(b)は航
空機誘導電波の波形をそれぞれ示す。
のタイミング図であり、(a)は妨害電波、(b)は航
空機誘導電波の波形をそれぞれ示す。
【図3】本発明の実施の一形態に係る電波妨害飛しょう
体を適用する航空機の構成図である。
体を適用する航空機の構成図である。
【図4】図3に示す航空機が受信する電波のタイミング
図で、(a)は警戒管制レーダが放射する電波、(b)
は飛しょう体から放射される航空機誘導電波の波形をそ
れぞれ示す。
図で、(a)は警戒管制レーダが放射する電波、(b)
は飛しょう体から放射される航空機誘導電波の波形をそ
れぞれ示す。
【図5】本発明の実施の一形態に係る電波妨害飛しょう
体、及び航空機の飛行状態を示す図で、レーダ探知電波
と航空機誘導電波とに方位差がある場合を示す。
体、及び航空機の飛行状態を示す図で、レーダ探知電波
と航空機誘導電波とに方位差がある場合を示す。
【図6】本発明の実施の一形態に係る電波妨害飛しょう
体及び航空機の飛行状態を示す図で、レーダ探知電波と
航空機誘導電波とに方位差がない場合を示す。
体及び航空機の飛行状態を示す図で、レーダ探知電波と
航空機誘導電波とに方位差がない場合を示す。
【図7】本発明の実施の一形態に係る電波妨害飛しょう
体と航空機とのバンスルーレンジを示す図で、(a)は
警戒管制レーダ、飛しょう体、航空機間の配置関係、
(b)は(a)の配置でのバンスルーレンジをそれぞれ
示す。
体と航空機とのバンスルーレンジを示す図で、(a)は
警戒管制レーダ、飛しょう体、航空機間の配置関係、
(b)は(a)の配置でのバンスルーレンジをそれぞれ
示す。
【図8】本発明の実施の一形態に係る電波妨害飛しょう
体を複数発射して航空機が飛行する状態を示す図であ
る。
体を複数発射して航空機が飛行する状態を示す図であ
る。
【図9】従来の妨害電波を放射し、飛行する航空機の飛
行状態を示す図で、セルフスクリーニングジャマー方式
を示す。
行状態を示す図で、セルフスクリーニングジャマー方式
を示す。
【図10】従来の妨害電波を放射し、飛行する航空機の
飛行状態を示す図で、スタンドオフジャマー方式を示
す。
飛行状態を示す図で、スタンドオフジャマー方式を示
す。
【図11】従来の妨害電波を放射し、飛行する航空機の
バンスルーレンジを示す図である。
バンスルーレンジを示す図である。
1 アンテナ 2 送信機 3 慣性装置 4 操舵信号ケーブル 5 航空機誘導電波ケーブル 6 後方アンテナ 7 妨害電波 8 航空機誘導電波 10 飛しょう体 20 航空機 21 受信機 22 受信信号処理装置 23 受信アンテナ 30 警戒管制レーダ 31 レーダの探知電波
Claims (1)
- 【請求項1】 航空機から発射され、発射前にあらかじ
め入力されたプログラムにしたがって前記航空機の前方
を飛しょうし、妨害電波放射手段及び誘導電波放射手段
を備えてなり、敵の警戒管制のレーダに妨害電波を放射
しながら電波的な妨害を加えるとともに、前記航空機に
誘導電波を放射することにより電波妨害の範囲を示し、
前記航空機の侵入を容易にせしめることを特徴とする電
波妨害飛しょう体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7191553A JPH0942899A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 電波妨害飛しょう体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7191553A JPH0942899A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 電波妨害飛しょう体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942899A true JPH0942899A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16276595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7191553A Withdrawn JPH0942899A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 電波妨害飛しょう体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942899A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10016781C2 (de) * | 2000-04-05 | 2003-07-03 | Eads Deutschland Gmbh | Schutzvorrichtung |
| JP2008180636A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電波妨害システム |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7191553A patent/JPH0942899A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10016781C2 (de) * | 2000-04-05 | 2003-07-03 | Eads Deutschland Gmbh | Schutzvorrichtung |
| JP2008180636A (ja) * | 2007-01-25 | 2008-08-07 | Mitsubishi Electric Corp | 電波妨害システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |