JPH0944077A - 自動車及び自動車の擬似走行システム装置 - Google Patents
自動車及び自動車の擬似走行システム装置Info
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- JPH0944077A JPH0944077A JP19138295A JP19138295A JPH0944077A JP H0944077 A JPH0944077 A JP H0944077A JP 19138295 A JP19138295 A JP 19138295A JP 19138295 A JP19138295 A JP 19138295A JP H0944077 A JPH0944077 A JP H0944077A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】大型な設備を必要とせずに、自己の自動車で手
軽に疑似的な走行体験を行うことができる自動車及びそ
の擬似走行システム装置を提供する。 【解決手段】電子制御サスペンション4等の走行等電子
機器を備えた自動車1の車載制御装置20に、外部の仮
想走行環境設定装置2により設定された仮想走行環境下
における車両の時々刻々の振動等の挙動情報を含む仮想
走行情報を与える。車載制御装置20は、与えられた挙
動情報に基づき走行用電子機器を制御してその挙動情報
に対応した挙動を車両に生ぜしめる。
軽に疑似的な走行体験を行うことができる自動車及びそ
の擬似走行システム装置を提供する。 【解決手段】電子制御サスペンション4等の走行等電子
機器を備えた自動車1の車載制御装置20に、外部の仮
想走行環境設定装置2により設定された仮想走行環境下
における車両の時々刻々の振動等の挙動情報を含む仮想
走行情報を与える。車載制御装置20は、与えられた挙
動情報に基づき走行用電子機器を制御してその挙動情報
に対応した挙動を車両に生ぜしめる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想走行環境下に
おける疑似的な走行体験を行うことができる自動車及び
その擬似走行システム装置に関する。
おける疑似的な走行体験を行うことができる自動車及び
その擬似走行システム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の所有者の増加に伴って交
通量が著しく増加し、自動車の所有者が手軽に快適なド
ライブを享受することが困難な状況となってきている。
このため、種々の仮想的な走行環境下で、手軽に自動車
の疑似的な走行体験を行うことができるものが望まれて
いる。
通量が著しく増加し、自動車の所有者が手軽に快適なド
ライブを享受することが困難な状況となってきている。
このため、種々の仮想的な走行環境下で、手軽に自動車
の疑似的な走行体験を行うことができるものが望まれて
いる。
【0003】このような自動車の疑似的な走行体験を行
うことができるものとして、従来、例えば特開昭61−
194465号公報や特開平3−35282号公報に開
示されているように、実車あるいはモデル車の前方等に
仮想的な走行環境下における風景映像を写しつつ、実走
行に対応した振動や傾斜を車両に生ぜしめたり(特開昭
61−194465号公報)、車両の運転操作に応じた
風景映像を写す(特開平3−35282号公報)ように
したものが知られている。
うことができるものとして、従来、例えば特開昭61−
194465号公報や特開平3−35282号公報に開
示されているように、実車あるいはモデル車の前方等に
仮想的な走行環境下における風景映像を写しつつ、実走
行に対応した振動や傾斜を車両に生ぜしめたり(特開昭
61−194465号公報)、車両の運転操作に応じた
風景映像を写す(特開平3−35282号公報)ように
したものが知られている。
【0004】しかしながら、これらのものでは、重量物
である車両を支持しつつ該車両に振動や傾斜を生ぜしめ
る加振装置を用いたり、車両が移動しないようにしてエ
ンジンにより車輪を駆動しつつ擬似走行を行うために車
輪を支持する回転ドラムを用いるものであるため、大型
な設備を必要とし、また、そのような設備を備えた施設
でしか擬似的な走行体験を行うことができないと共に、
そのような施設を各地に普及させることも困難であり、
個々の自動車所有車が手軽に自動車の疑似的な走行体験
を行うことができるものではなかった。
である車両を支持しつつ該車両に振動や傾斜を生ぜしめ
る加振装置を用いたり、車両が移動しないようにしてエ
ンジンにより車輪を駆動しつつ擬似走行を行うために車
輪を支持する回転ドラムを用いるものであるため、大型
な設備を必要とし、また、そのような設備を備えた施設
でしか擬似的な走行体験を行うことができないと共に、
そのような施設を各地に普及させることも困難であり、
個々の自動車所有車が手軽に自動車の疑似的な走行体験
を行うことができるものではなかった。
【0005】一方、近年、マルチメディアの発達に伴
い、大量の映像情報等の各種情報をCD−ROMやパソ
コン、光ケーブル通信網等を用いて個々人に提供するこ
とができるようになってきており、自動車の擬似走行体
験を行うための種々の仮想走行環境等の情報をも個々人
に提供することが可能となりつつある。
い、大量の映像情報等の各種情報をCD−ROMやパソ
コン、光ケーブル通信網等を用いて個々人に提供するこ
とができるようになってきており、自動車の擬似走行体
験を行うための種々の仮想走行環境等の情報をも個々人
に提供することが可能となりつつある。
【0006】また、近年の自動車にあっては、電子制御
サスペンシションや電動式パワーステアリング等、各種
の走行用装置が電子制御化されており、これらの走行用
電子機器は、現状では、実走行のためにのみ使用されて
いるものの、実走行時に限らず、種々の作動を生ぜしめ
るように制御することが可能である。
サスペンシションや電動式パワーステアリング等、各種
の走行用装置が電子制御化されており、これらの走行用
電子機器は、現状では、実走行のためにのみ使用されて
いるものの、実走行時に限らず、種々の作動を生ぜしめ
るように制御することが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような背
景に鑑みなされたものであり、大型な設備を必要とせず
に、自己の自動車で手軽に疑似的な走行体験を行うこと
ができる自動車及びその擬似走行システム装置を提供す
ることを目的とする。
景に鑑みなされたものであり、大型な設備を必要とせず
に、自己の自動車で手軽に疑似的な走行体験を行うこと
ができる自動車及びその擬似走行システム装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車は、かか
る目的を達成するために、少なくとも電子制御サスペン
ションを含む走行用電子機器を備えた自動車において、
自動車の仮想走行環境を設定する仮想走行環境設定装置
から該仮想走行環境下における車両の時々刻々の振動等
の挙動情報を含む仮想走行情報を受け取り、該挙動情報
に基づき前記走行用電子機器を制御する挙動制御手段を
備えたことを特徴とするものである。
る目的を達成するために、少なくとも電子制御サスペン
ションを含む走行用電子機器を備えた自動車において、
自動車の仮想走行環境を設定する仮想走行環境設定装置
から該仮想走行環境下における車両の時々刻々の振動等
の挙動情報を含む仮想走行情報を受け取り、該挙動情報
に基づき前記走行用電子機器を制御する挙動制御手段を
備えたことを特徴とするものである。
【0009】かかる本発明の自動車によれば、自動車の
仮想走行環境下における車両の挙動情報を含む仮想走行
情報を前記仮想走行環境設定装置から前記挙動制御手段
に与えると、該挙動制御手段が与えられた挙動情報に基
づき、自動車の電子制御サスペンションを含む走行用電
子機器を制御し、これにより、前記挙動情報に対応した
車両の振動等の挙動を電子制御サスペンション等の走行
用電子機器により生ぜしめる。すなわち、本発明の自動
車では、疑似的な走行体験の際に、本来、車両走行時の
挙動制御を行うための電子制御サスペンション等の走行
用電子機器を用いて仮想走行環境下における車両の挙動
を生ぜしめる。
仮想走行環境下における車両の挙動情報を含む仮想走行
情報を前記仮想走行環境設定装置から前記挙動制御手段
に与えると、該挙動制御手段が与えられた挙動情報に基
づき、自動車の電子制御サスペンションを含む走行用電
子機器を制御し、これにより、前記挙動情報に対応した
車両の振動等の挙動を電子制御サスペンション等の走行
用電子機器により生ぜしめる。すなわち、本発明の自動
車では、疑似的な走行体験の際に、本来、車両走行時の
挙動制御を行うための電子制御サスペンション等の走行
用電子機器を用いて仮想走行環境下における車両の挙動
を生ぜしめる。
【0010】従って、本発明の自動車によれば、前記挙
動制御手段に車両の挙動情報を含む仮想走行情報を与え
るだけで、加振装置等の大型な設備を必要とせずに、仮
想走行環境下での車両の挙動を、走行のために自動車に
搭載されている電子制御サスペンション等の走行用電子
機器により生ぜしめることができ、自己の自動車で疑似
的な走行体験を行うことができる。
動制御手段に車両の挙動情報を含む仮想走行情報を与え
るだけで、加振装置等の大型な設備を必要とせずに、仮
想走行環境下での車両の挙動を、走行のために自動車に
搭載されている電子制御サスペンション等の走行用電子
機器により生ぜしめることができ、自己の自動車で疑似
的な走行体験を行うことができる。
【0011】かかる本発明の自動車において、前記仮想
走行環境設定装置が、前記仮想走行環境下における少な
くとも車両のハンドル操作、アクセル操作及びブレーキ
操作を含む車両操作情報に応じて前記仮想走行情報を生
成する装置である場合には、さらに、該車両操作情報を
検出して前記仮想走行環境設定装置に出力する手段を備
える。
走行環境設定装置が、前記仮想走行環境下における少な
くとも車両のハンドル操作、アクセル操作及びブレーキ
操作を含む車両操作情報に応じて前記仮想走行情報を生
成する装置である場合には、さらに、該車両操作情報を
検出して前記仮想走行環境設定装置に出力する手段を備
える。
【0012】このようにすることで、擬似走行体験時
に、車両のハンドル操作やアクセル操作、ブレーキ操作
等の車両操作に応じた車両の挙動を電子制御サスペンシ
ョン等の走行用電子機器により生ぜしめることができ、
疑似的な走行体験をよりリアルに行うことができる。
に、車両のハンドル操作やアクセル操作、ブレーキ操作
等の車両操作に応じた車両の挙動を電子制御サスペンシ
ョン等の走行用電子機器により生ぜしめることができ、
疑似的な走行体験をよりリアルに行うことができる。
【0013】また、本発明の自動車では、前記仮想走行
情報生成装置の仮想走行情報が、前記仮想走行環境下に
おける走行作動音情報と車両周囲の風景映像情報とを含
む場合には、車両に搭載された音響装置を該走行作動音
情報に基づき制御する音響制御手段と該風景映像情報に
基づく風景映像を少なくとも車両のフロントガラス部に
表示せしめる表示手段とを備える。さらに、前記仮想走
行情報生成装置の仮想走行情報が、前記仮想走行環境下
における気温情報を含む場合には、車両に搭載された空
調装置を該気温情報に基づき制御する空調制御手段を備
える。このようにすることで、前記仮想走行環境下にお
ける走行作動音や気温状態を、専用の装置を用いること
なく、自動車に搭載されている音響装置や空調装置を用
いて発生させることができると共に、仮想走行環境下に
おける実際の走行状態に則したよりリアルな擬似走行を
体験することができる。また、前記表示手段により、映
像スクリーン等を具備した大型な設備を用いることな
く、個々人の自宅等でも、視覚的な擬似走行体験を含む
よりリアルな擬似走行を体験することができる。
情報生成装置の仮想走行情報が、前記仮想走行環境下に
おける走行作動音情報と車両周囲の風景映像情報とを含
む場合には、車両に搭載された音響装置を該走行作動音
情報に基づき制御する音響制御手段と該風景映像情報に
基づく風景映像を少なくとも車両のフロントガラス部に
表示せしめる表示手段とを備える。さらに、前記仮想走
行情報生成装置の仮想走行情報が、前記仮想走行環境下
における気温情報を含む場合には、車両に搭載された空
調装置を該気温情報に基づき制御する空調制御手段を備
える。このようにすることで、前記仮想走行環境下にお
ける走行作動音や気温状態を、専用の装置を用いること
なく、自動車に搭載されている音響装置や空調装置を用
いて発生させることができると共に、仮想走行環境下に
おける実際の走行状態に則したよりリアルな擬似走行を
体験することができる。また、前記表示手段により、映
像スクリーン等を具備した大型な設備を用いることな
く、個々人の自宅等でも、視覚的な擬似走行体験を含む
よりリアルな擬似走行を体験することができる。
【0014】以上のように、本発明の自動車によれば、
仮想走行環境設定装置から与えられる仮想走行情報に基
づき、自動車に既に搭載されている走行用電子機器等の
装置を制御することで、仮想走行環境下における車両挙
動、走行作動音、気温、風景映像等を発生させるので、
それらの擬似走行状態を発生させるための大型な機械的
設備を要することなく、手軽に擬似走行を体験すること
ができる。
仮想走行環境設定装置から与えられる仮想走行情報に基
づき、自動車に既に搭載されている走行用電子機器等の
装置を制御することで、仮想走行環境下における車両挙
動、走行作動音、気温、風景映像等を発生させるので、
それらの擬似走行状態を発生させるための大型な機械的
設備を要することなく、手軽に擬似走行を体験すること
ができる。
【0015】尚、本発明の自動車において、前記仮想走
行環境設定装置は、車両の外部に設けたものであって
も、車両に搭載したものであっても、いずれでもよい
が、特に車両の外部に設けたものである場合には、該仮
想走行環境設定装置を接続自在な接続部を本発明の自動
車に備えておくことが好ましい。そして、前記仮想走行
環境設定装置を車両に搭載する場合には、該仮想走行環
境設定装置は、例えば仮想走行環境を設定するための情
報等を記録保持したCD−ROMのプレーヤを備えたコ
ンピュータを用いて構成することが可能である。
行環境設定装置は、車両の外部に設けたものであって
も、車両に搭載したものであっても、いずれでもよい
が、特に車両の外部に設けたものである場合には、該仮
想走行環境設定装置を接続自在な接続部を本発明の自動
車に備えておくことが好ましい。そして、前記仮想走行
環境設定装置を車両に搭載する場合には、該仮想走行環
境設定装置は、例えば仮想走行環境を設定するための情
報等を記録保持したCD−ROMのプレーヤを備えたコ
ンピュータを用いて構成することが可能である。
【0016】また、本発明の自動車にあっては、前記走
行用電子機器を含む車載電子機器に外部電源から給電す
るための外部受電部を該外部電源に接続自在に設けるこ
とが好ましい。
行用電子機器を含む車載電子機器に外部電源から給電す
るための外部受電部を該外部電源に接続自在に設けるこ
とが好ましい。
【0017】次に、本発明の自動車の擬似走行システム
装置は、前記の目的を達成するために、少なくとも電子
制御サスペンションを含む走行用電子機器を備えた自動
車の擬似走行システム装置であって、少なくとも前記自
動車のハンドル操作、アクセル操作及びブレーキ操作を
含む車両操作情報を検出する検出手段と、前記自動車の
仮想走行環境を設定すると共に該仮想走行環境における
自動車の振動等の挙動情報を含む仮想走行情報を前記検
出手段により検出された前記車両操作情報に応じて生成
する仮想走行環境設定手段と、該仮想走行環境設定手段
により生成された前記挙動情報に基づき前記走行用電子
機器を制御する挙動制御手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
装置は、前記の目的を達成するために、少なくとも電子
制御サスペンションを含む走行用電子機器を備えた自動
車の擬似走行システム装置であって、少なくとも前記自
動車のハンドル操作、アクセル操作及びブレーキ操作を
含む車両操作情報を検出する検出手段と、前記自動車の
仮想走行環境を設定すると共に該仮想走行環境における
自動車の振動等の挙動情報を含む仮想走行情報を前記検
出手段により検出された前記車両操作情報に応じて生成
する仮想走行環境設定手段と、該仮想走行環境設定手段
により生成された前記挙動情報に基づき前記走行用電子
機器を制御する挙動制御手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0018】かかる本発明の擬似走行システム装置によ
れば、仮想走行環境設定装置により生成される自動車の
振動等の挙動情報に基づき該自動車に搭載されている電
子制御サスペンション等の走行用電子機器を制御して、
自動車の振動等の挙動を生ぜしめるので、その挙動を発
生させるための機械的な装置を設ける必要がなく、従っ
て、個々の自動車に備えられている走行用電子機器を利
用して擬似走行システム装置を小型に構成することがで
きる。また、仮想走行環境下における自動車のハンドル
操作等の車両操作に対応した挙動を自動車に生ぜしめる
ことができ、リアルな擬似走行を体験することができ
る。
れば、仮想走行環境設定装置により生成される自動車の
振動等の挙動情報に基づき該自動車に搭載されている電
子制御サスペンション等の走行用電子機器を制御して、
自動車の振動等の挙動を生ぜしめるので、その挙動を発
生させるための機械的な装置を設ける必要がなく、従っ
て、個々の自動車に備えられている走行用電子機器を利
用して擬似走行システム装置を小型に構成することがで
きる。また、仮想走行環境下における自動車のハンドル
操作等の車両操作に対応した挙動を自動車に生ぜしめる
ことができ、リアルな擬似走行を体験することができ
る。
【0019】また、本発明の擬似走行システム装置で
は、前記仮想走行環境設定手段の仮想走行情報は、前記
仮想走行環境下における自動車の走行作動音情報と自動
車の周囲の風景映像情報とを含み、該走行作動音情報に
基づき前記自動車に搭載された音響装置を制御する音響
制御手段と、該風景映像情報に基づく風景映像を少なく
とも前記自動車のフロントガラス部に表示せしめる表示
手段とを備える。さらに、前記仮想走行環境設定手段の
仮想走行情報は、前記仮想走行環境下における気温情報
含み、該気温情報に基づき前記自動車に搭載された空調
装置を制御する空調制御手段を備える。これにより、擬
似走行に際しての、走行作動音や気温状態を、専用の装
置を用いることなく、よりリアルな擬似走行を体験する
ことができる擬似走行システム装置を個々の自動車に備
えられている音響装置や空調装置を利用して小型に構成
することができる。また、前記表示手段により、自動車
の前方に風景映像を写すための大型なスクリーン等を設
けずとも、実走行時と同様に、自動車の乗員がウィンド
ウガラス部の位置で仮想的な風景映像を見ることがで
き、よりリアルな擬似走行を体験することができるため
の擬似走行システム装置を個々の自動車のウィンドウガ
ラスを利用して小型に構成することができる。
は、前記仮想走行環境設定手段の仮想走行情報は、前記
仮想走行環境下における自動車の走行作動音情報と自動
車の周囲の風景映像情報とを含み、該走行作動音情報に
基づき前記自動車に搭載された音響装置を制御する音響
制御手段と、該風景映像情報に基づく風景映像を少なく
とも前記自動車のフロントガラス部に表示せしめる表示
手段とを備える。さらに、前記仮想走行環境設定手段の
仮想走行情報は、前記仮想走行環境下における気温情報
含み、該気温情報に基づき前記自動車に搭載された空調
装置を制御する空調制御手段を備える。これにより、擬
似走行に際しての、走行作動音や気温状態を、専用の装
置を用いることなく、よりリアルな擬似走行を体験する
ことができる擬似走行システム装置を個々の自動車に備
えられている音響装置や空調装置を利用して小型に構成
することができる。また、前記表示手段により、自動車
の前方に風景映像を写すための大型なスクリーン等を設
けずとも、実走行時と同様に、自動車の乗員がウィンド
ウガラス部の位置で仮想的な風景映像を見ることがで
き、よりリアルな擬似走行を体験することができるため
の擬似走行システム装置を個々の自動車のウィンドウガ
ラスを利用して小型に構成することができる。
【0020】従って、本発明の擬似走行システム装置に
よれば、走行用電子機器や音響装置等、個々の自動車に
搭載されている各種機器を利用して、種々の仮想走行状
態を生ぜしめるので、それらの車載機器を制御するだけ
で、仮想走行環境下での疑似的な走行体験を行うことが
できる。すなわち、擬似走行を行うための様々な機械的
な設備をさほど必要とせず、個々の自動車所有車の自宅
等においても、自己の自動車により手軽に擬似走行体験
を行うことができる擬似走行システムを容易に構築する
ことができる。
よれば、走行用電子機器や音響装置等、個々の自動車に
搭載されている各種機器を利用して、種々の仮想走行状
態を生ぜしめるので、それらの車載機器を制御するだけ
で、仮想走行環境下での疑似的な走行体験を行うことが
できる。すなわち、擬似走行を行うための様々な機械的
な設備をさほど必要とせず、個々の自動車所有車の自宅
等においても、自己の自動車により手軽に擬似走行体験
を行うことができる擬似走行システムを容易に構築する
ことができる。
【0021】尚、本発明の自動車の擬似走行システム装
置にあっては、前記走行用電子機器を含む車載電子機器
に外部電源から給電せしめる手段を備えることが好まし
い。
置にあっては、前記走行用電子機器を含む車載電子機器
に外部電源から給電せしめる手段を備えることが好まし
い。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1乃至図
4を参照して説明する。図1乃至図3は本実施形態の自
動車の擬似走行システム装置の要部の構成を模式的に示
した説明図、図4は図1乃至図3の自動車の擬似走行シ
ステム装置の要部の構成を示すブロック図である。
4を参照して説明する。図1乃至図3は本実施形態の自
動車の擬似走行システム装置の要部の構成を模式的に示
した説明図、図4は図1乃至図3の自動車の擬似走行シ
ステム装置の要部の構成を示すブロック図である。
【0023】図1乃至図4において、1は擬似的な走行
体験を行うための機能を備えた自動車、2は自動車1の
擬似走行に際して、例えば走行地域や道路環境、風景環
境等の仮想走行環境を設定する仮想走行環境設定装置で
ある。
体験を行うための機能を備えた自動車、2は自動車1の
擬似走行に際して、例えば走行地域や道路環境、風景環
境等の仮想走行環境を設定する仮想走行環境設定装置で
ある。
【0024】仮想走行環境設定装置2は、情報提供機関
が所有するコンピュータやパソコン等により構成された
ものであり、CD−ROMデータ等を用いて適宜の仮想
走行環境を設定する。そして、設定した仮想走行環境に
おける自動車1の挙動情報や走行作動音情報、自動車1
の周囲の風景映像情報、気温、湿度等の気象情報、走行
地域のラジオ、テレビ等の放送情報、走行地域の地図情
報等、各種情報を、後述するように自動車1から与えら
れるハンドル操作、アクセル操作、ブレーキ操作等の擬
似走行運転時の車両操作情報に応じて生成するようにな
っている。
が所有するコンピュータやパソコン等により構成された
ものであり、CD−ROMデータ等を用いて適宜の仮想
走行環境を設定する。そして、設定した仮想走行環境に
おける自動車1の挙動情報や走行作動音情報、自動車1
の周囲の風景映像情報、気温、湿度等の気象情報、走行
地域のラジオ、テレビ等の放送情報、走行地域の地図情
報等、各種情報を、後述するように自動車1から与えら
れるハンドル操作、アクセル操作、ブレーキ操作等の擬
似走行運転時の車両操作情報に応じて生成するようにな
っている。
【0025】自動車1は、通常的な実走行を行うことが
できる実車であり、その走行用電子機器3として、図4
に示すように電子制御サスペンションユニット4や電動
式パワーステアリングユニット5等を備えている。
できる実車であり、その走行用電子機器3として、図4
に示すように電子制御サスペンションユニット4や電動
式パワーステアリングユニット5等を備えている。
【0026】電子制御サスペンションユニット4は、図
1に示すように、自動車1の各走行輪毎に、ダンパ6や
ダンピング可変バルブ7、サスペンションアクチュエー
タ8等を備えており、通常的な実走行時には、後述する
車載制御装置の指示により、ダンパ6の緩衝力等が走行
状態に応じてサスペンションアクチュエータ8やダンピ
ング可変バルブ7を介して制御される。このような、サ
スペンションユニット4にあっては、駐車時であって
も、サスペンションアクチュエータ8やダンピング可変
バルブ7を制御することで、ダンパ6を伸縮させたり、
その伸縮力を調整することもでき、それにより自動車1
の車両の振動等の挙動を生ぜしめることができる。
1に示すように、自動車1の各走行輪毎に、ダンパ6や
ダンピング可変バルブ7、サスペンションアクチュエー
タ8等を備えており、通常的な実走行時には、後述する
車載制御装置の指示により、ダンパ6の緩衝力等が走行
状態に応じてサスペンションアクチュエータ8やダンピ
ング可変バルブ7を介して制御される。このような、サ
スペンションユニット4にあっては、駐車時であって
も、サスペンションアクチュエータ8やダンピング可変
バルブ7を制御することで、ダンパ6を伸縮させたり、
その伸縮力を調整することもでき、それにより自動車1
の車両の振動等の挙動を生ぜしめることができる。
【0027】電動式パワーステアリングユニット5は、
パワーステアリングアクチュエータ9を備えており、通
常的な実走行時には、後述する車載制御装置の指示によ
り、自動車1のハンドル操作による操舵輪(前輪)10
の操舵力を走行状態等に応じてパワーステアリングアク
チュエータ9により補助する。このような、電動式パワ
ーステアリングユニット5にあっては、駐車時であって
も、パワーステアリングアクチュエータ9を制御するこ
とで、自動車1のハンドル11(図2参照)に、実走行
時の操舵反力に相当するような力や振動を与えることが
できる。
パワーステアリングアクチュエータ9を備えており、通
常的な実走行時には、後述する車載制御装置の指示によ
り、自動車1のハンドル操作による操舵輪(前輪)10
の操舵力を走行状態等に応じてパワーステアリングアク
チュエータ9により補助する。このような、電動式パワ
ーステアリングユニット5にあっては、駐車時であって
も、パワーステアリングアクチュエータ9を制御するこ
とで、自動車1のハンドル11(図2参照)に、実走行
時の操舵反力に相当するような力や振動を与えることが
できる。
【0028】この自動車1は、図4に示すように、前記
走行用電子機器3の他の車載電子機器12として、オー
ディオ装置13や、テレビ14、ナビゲータ15、エア
コン装置(空調装置)16を備えると共に、走行速度等
の表示メータ17や、後述の擬似走行に際しての風景映
像を自動車1のフロントガラス18(図2参照)に投影
するためのプロジェクタ19を備え、さらに、これらの
車載電子機器12を制御する車載制御装置20を備えて
いる。
走行用電子機器3の他の車載電子機器12として、オー
ディオ装置13や、テレビ14、ナビゲータ15、エア
コン装置(空調装置)16を備えると共に、走行速度等
の表示メータ17や、後述の擬似走行に際しての風景映
像を自動車1のフロントガラス18(図2参照)に投影
するためのプロジェクタ19を備え、さらに、これらの
車載電子機器12を制御する車載制御装置20を備えて
いる。
【0029】また、自動車1は、図2及び図4に示すよ
うに、ハンドル11、ブレーキペダル22、クラッチペ
ダル23、アクセルペダル24、シフトレバー25、ハ
ンドブレーキ26の操作をそれぞれ検出する検出手段2
7として、操舵センサ28、ペダルブレーキセンサ2
9、クラッチセンサ30、アクセルセンサ30a、変速
センサ31、ハンドブレーキセンサ32を備えている。
うに、ハンドル11、ブレーキペダル22、クラッチペ
ダル23、アクセルペダル24、シフトレバー25、ハ
ンドブレーキ26の操作をそれぞれ検出する検出手段2
7として、操舵センサ28、ペダルブレーキセンサ2
9、クラッチセンサ30、アクセルセンサ30a、変速
センサ31、ハンドブレーキセンサ32を備えている。
【0030】オーディオ装置13は、図3に示すよう
に、ラジオ、カセットデッキ、CDプレーヤ等のオーデ
ィオ本体部33と複数のスピーカ34により構成されて
いる。
に、ラジオ、カセットデッキ、CDプレーヤ等のオーデ
ィオ本体部33と複数のスピーカ34により構成されて
いる。
【0031】エアコン装置16は、エアコンコントロー
ル部35や、コンプレッサ36、エバポレータ37、フ
ァン38等により構成されている。
ル部35や、コンプレッサ36、エバポレータ37、フ
ァン38等により構成されている。
【0032】プロジェクタ19は、図2に示すように、
例えば自動車1のボンネット39に装着されており、ボ
ンネット39を開いた状態で、車載制御装置20の制御
によりフロントガラス18に向かって映像を投影するよ
うになっている。この場合、フロントガラス18には、
透過式投影ディスプレイ40が貼着されており、プロジ
ェクタ19から投影される映像は、この透過式投影ディ
スプレイ40に投影されて車室内から見えるようになっ
ている。尚、透過式投影ディスプレイ40は、通常の実
走行時等には、自動車1の運転者が支障なく前方を見渡
すことができるようになっている。また、プロジェクタ
19と透過式投影ディスプレイ40は、本発明の構成に
対応して表示手段41を構成するものである。
例えば自動車1のボンネット39に装着されており、ボ
ンネット39を開いた状態で、車載制御装置20の制御
によりフロントガラス18に向かって映像を投影するよ
うになっている。この場合、フロントガラス18には、
透過式投影ディスプレイ40が貼着されており、プロジ
ェクタ19から投影される映像は、この透過式投影ディ
スプレイ40に投影されて車室内から見えるようになっ
ている。尚、透過式投影ディスプレイ40は、通常の実
走行時等には、自動車1の運転者が支障なく前方を見渡
すことができるようになっている。また、プロジェクタ
19と透過式投影ディスプレイ40は、本発明の構成に
対応して表示手段41を構成するものである。
【0033】車載制御装置20は、マイコンを含む電子
回路により構成されたものであり、その機能的構成とし
て、図4に示すように、実走行時に前記電子制御サスペ
ンションユニット4等の走行用電子機器3や表示メータ
17の速度表示等を制御する実走行制御部42と、後述
の擬似走行に際して電子制御サスペンションユニット4
等の走行用電子機器3を制御する挙動制御部43と、オ
ーディオ装置13、テレビ14、ナビゲータ15等のA
/V機器を制御するA/V制御部44と、エアコン装置
16を制御する空調制御部45(空調制御手段)と、表
示メータ17による速度表示等やプロジェクタ19を制
御する映像制御部46と、前記操舵センサ28等の検出
手段27により検出されたハンドル操作等の車両操作情
報を統合して前記仮想走行環境設定装置2に出力する操
作情報出力部47と、該仮想走行環境設定装置2から車
両の挙動情報等の仮想走行情報を受け取る仮想走行情報
受取部48とを具備する。尚、A/V制御部44は音響
制御手段としての機能を含む。
回路により構成されたものであり、その機能的構成とし
て、図4に示すように、実走行時に前記電子制御サスペ
ンションユニット4等の走行用電子機器3や表示メータ
17の速度表示等を制御する実走行制御部42と、後述
の擬似走行に際して電子制御サスペンションユニット4
等の走行用電子機器3を制御する挙動制御部43と、オ
ーディオ装置13、テレビ14、ナビゲータ15等のA
/V機器を制御するA/V制御部44と、エアコン装置
16を制御する空調制御部45(空調制御手段)と、表
示メータ17による速度表示等やプロジェクタ19を制
御する映像制御部46と、前記操舵センサ28等の検出
手段27により検出されたハンドル操作等の車両操作情
報を統合して前記仮想走行環境設定装置2に出力する操
作情報出力部47と、該仮想走行環境設定装置2から車
両の挙動情報等の仮想走行情報を受け取る仮想走行情報
受取部48とを具備する。尚、A/V制御部44は音響
制御手段としての機能を含む。
【0034】この車載制御装置20には、自動車1の外
部の前記仮想走行環境設定装置2を光通信ケーブル等の
通信ケーブル49を介して接続自在な接続治具50が設
けられており、該接続治具50に仮想走行環境設定装置
2を適宜接続することで、該仮想走行環境設定装置2と
の間で前記仮想走行情報受取部48及び操作情報出力部
47を介して前記仮想走行情報や車両操作情報を授受可
能としている。
部の前記仮想走行環境設定装置2を光通信ケーブル等の
通信ケーブル49を介して接続自在な接続治具50が設
けられており、該接続治具50に仮想走行環境設定装置
2を適宜接続することで、該仮想走行環境設定装置2と
の間で前記仮想走行情報受取部48及び操作情報出力部
47を介して前記仮想走行情報や車両操作情報を授受可
能としている。
【0035】また、自動車1には、外部電源51に電源
ケーブル52を介して接続自在な外部受電部53が設け
られており、この外部受電部53は、それを外部電源5
1に接続することで、前記走行用電子機器3や車載制御
装置20等の車載電子機器12に外部電源51から給電
するようにしている。
ケーブル52を介して接続自在な外部受電部53が設け
られており、この外部受電部53は、それを外部電源5
1に接続することで、前記走行用電子機器3や車載制御
装置20等の車載電子機器12に外部電源51から給電
するようにしている。
【0036】尚、図1乃至図3で、参照符号54を付し
たものは、後述の擬似走行に際して、自動車1の操舵輪
10を操舵自在に支持するための回転プレートである。
たものは、後述の擬似走行に際して、自動車1の操舵輪
10を操舵自在に支持するための回転プレートである。
【0037】次に、本実施形態の自動車1及びその擬似
走行システム装置の作動を説明する。
走行システム装置の作動を説明する。
【0038】本実施形態の自動車1を用いて擬似走行を
体験する際には、前記仮想走行環境設定装置2を通信ケ
ーブル49を介して自動車1の車載制御装置20の接続
治具50に接続し、また、外部電源51を電源ケーブル
52を介して外部受電部53に接続する。さらに、自動
車1のボンネット39を開けて、プロジェクタ19をフ
ロントガラス18に対面させ、また、自動車1の操作輪
10を回転プレート54上に載せる。この場合、走行用
電子機器3等の各種車載電子機器12には外部電源51
から給電されるので、自動車1のエンジン(図示せず)
は稼働させる必要はない。
体験する際には、前記仮想走行環境設定装置2を通信ケ
ーブル49を介して自動車1の車載制御装置20の接続
治具50に接続し、また、外部電源51を電源ケーブル
52を介して外部受電部53に接続する。さらに、自動
車1のボンネット39を開けて、プロジェクタ19をフ
ロントガラス18に対面させ、また、自動車1の操作輪
10を回転プレート54上に載せる。この場合、走行用
電子機器3等の各種車載電子機器12には外部電源51
から給電されるので、自動車1のエンジン(図示せず)
は稼働させる必要はない。
【0039】この状態で、仮想走行環境設定装置2によ
り、走行地域や道路環境、風景環境等の仮想走行環境が
設定され、該仮想走行環境下における自動車1の周囲の
風景映像情報や気温、湿度等の気象情報、ラジオ、テレ
ビ等の放送情報、さらには、地図情報等が仮想走行環境
設定装置2から車載制御装置20の仮想走行情報受取部
48に通信ケーブル49を介して与えられる。
り、走行地域や道路環境、風景環境等の仮想走行環境が
設定され、該仮想走行環境下における自動車1の周囲の
風景映像情報や気温、湿度等の気象情報、ラジオ、テレ
ビ等の放送情報、さらには、地図情報等が仮想走行環境
設定装置2から車載制御装置20の仮想走行情報受取部
48に通信ケーブル49を介して与えられる。
【0040】このとき、車載制御装置20の映像制御部
46は、プロジェクタ19を制御して、与えられた風景
映像情報に対応した風景映像をフロントガラス18の透
過式投影ディスプレイ40に投影させる。これにより、
自動車1の乗員の前方に仮想走行環境下における風景が
映し出される。
46は、プロジェクタ19を制御して、与えられた風景
映像情報に対応した風景映像をフロントガラス18の透
過式投影ディスプレイ40に投影させる。これにより、
自動車1の乗員の前方に仮想走行環境下における風景が
映し出される。
【0041】また、自動車1の乗員が、オーディオ装置
13や、テレビ14、ナビゲータ15を通常の場合と同
様に操作すると、車載制御装置20のA/V制御部44
が、与えられた放送情報や地図情報に基づき、オーディ
オ装置13等を制御して、該オーディオ装置13やテレ
ビ14により、自動車1の乗員が、仮想走行環境下にお
ける現地放送を見聞きし、また、ナビゲータ15によ
り、現地地図を見ることができるようになっている。
13や、テレビ14、ナビゲータ15を通常の場合と同
様に操作すると、車載制御装置20のA/V制御部44
が、与えられた放送情報や地図情報に基づき、オーディ
オ装置13等を制御して、該オーディオ装置13やテレ
ビ14により、自動車1の乗員が、仮想走行環境下にお
ける現地放送を見聞きし、また、ナビゲータ15によ
り、現地地図を見ることができるようになっている。
【0042】また、車載制御装置20の空調制御部45
は、与えられた気象情報に基づき、エアコン装置16を
駆動・制御して、仮想走行環境下における気温や湿度を
自動車1の車室内に生ぜしめる。
は、与えられた気象情報に基づき、エアコン装置16を
駆動・制御して、仮想走行環境下における気温や湿度を
自動車1の車室内に生ぜしめる。
【0043】次に自動車1の乗員が、フロントガラス1
8の透過式投影ディスプレイ40に映し出された仮想走
行環境下での道路風景で、自動車1を実際に走行させる
ようにして、ハンドル11やアクセル22等を操作する
と、その操作が操舵センサ28やアクセルセンサ30a
等の検出手段27により検出され、その検出された車両
操作情報が、車載制御装置20の操作情報出力部47か
ら通信ケーブル49を介して仮想走行環境設定装置2に
出力される。
8の透過式投影ディスプレイ40に映し出された仮想走
行環境下での道路風景で、自動車1を実際に走行させる
ようにして、ハンドル11やアクセル22等を操作する
と、その操作が操舵センサ28やアクセルセンサ30a
等の検出手段27により検出され、その検出された車両
操作情報が、車載制御装置20の操作情報出力部47か
ら通信ケーブル49を介して仮想走行環境設定装置2に
出力される。
【0044】このとき、仮想走行環境設定装置2は、車
載制御装置20から与えられた車両操作情報に応じて、
仮想走行環境下における自動車1の仮想的な発進、加
速、制動、旋回等の際の車両の振動やロール、ハンドル
11の振動やハンドル11へのキックバック等の挙動情
報を生成し、それを通信ケーブル49を介して車載制御
装置20の仮想走行情報受取部48に与える。そして、
車載制御装置20の挙動制御部43は、与えられた挙動
情報に基づき、電子制御サスペンションユニット4や電
動式パワーステアリングユニット5を制御して、該挙動
情報に対応した挙動を車両やハンドル11に生ぜしめ
る。例えば、仮想走行環境下における道路が未舗装道路
である場合には、その未舗装道路を走行している場合の
生じる車両の振動情報が仮想走行環境設定装置2から車
載制御装置20に与えられ、このとき、挙動制御部43
は、その振動を生ぜしめるように電子制御サスペンショ
ンユニット4や電動式パワーステアリングユニット5を
制御する。また、例えば自動車1の乗員がブレーキ操作
をした場合には、仮想走行環境設定装置2は、自動車1
の前部を下げ、後部を上げるような挙動情報を生成して
車載制御装置20に与え、このとき、挙動制御部43
は、その挙動を生ぜしめるように電子制御サスペンショ
ンユニット4を制御する。
載制御装置20から与えられた車両操作情報に応じて、
仮想走行環境下における自動車1の仮想的な発進、加
速、制動、旋回等の際の車両の振動やロール、ハンドル
11の振動やハンドル11へのキックバック等の挙動情
報を生成し、それを通信ケーブル49を介して車載制御
装置20の仮想走行情報受取部48に与える。そして、
車載制御装置20の挙動制御部43は、与えられた挙動
情報に基づき、電子制御サスペンションユニット4や電
動式パワーステアリングユニット5を制御して、該挙動
情報に対応した挙動を車両やハンドル11に生ぜしめ
る。例えば、仮想走行環境下における道路が未舗装道路
である場合には、その未舗装道路を走行している場合の
生じる車両の振動情報が仮想走行環境設定装置2から車
載制御装置20に与えられ、このとき、挙動制御部43
は、その振動を生ぜしめるように電子制御サスペンショ
ンユニット4や電動式パワーステアリングユニット5を
制御する。また、例えば自動車1の乗員がブレーキ操作
をした場合には、仮想走行環境設定装置2は、自動車1
の前部を下げ、後部を上げるような挙動情報を生成して
車載制御装置20に与え、このとき、挙動制御部43
は、その挙動を生ぜしめるように電子制御サスペンショ
ンユニット4を制御する。
【0045】また、仮想走行環境設定装置2は、与えら
れた車両操作情報に基づき、自動車1の乗員が意図して
いる自動車1の車速等の走行状態を把握し、それに対応
した自動車1の周囲の動的な風景映像情報や、自動車1
の表示メータ17の表示情報を生成し、それらの風景映
像情報や表示情報を車載制御装置20に与える。このと
き、車載制御装置20の映像制御部46は、与えられた
風景映像情報に基づきプロジェクタ19を制御して、動
的な風景映像をフロントガラスの透過式投影ディスプレ
イ40に表示せしめ、また、与えられた表示情報に基づ
き表示メータ17に車速等を表示させる。
れた車両操作情報に基づき、自動車1の乗員が意図して
いる自動車1の車速等の走行状態を把握し、それに対応
した自動車1の周囲の動的な風景映像情報や、自動車1
の表示メータ17の表示情報を生成し、それらの風景映
像情報や表示情報を車載制御装置20に与える。このと
き、車載制御装置20の映像制御部46は、与えられた
風景映像情報に基づきプロジェクタ19を制御して、動
的な風景映像をフロントガラスの透過式投影ディスプレ
イ40に表示せしめ、また、与えられた表示情報に基づ
き表示メータ17に車速等を表示させる。
【0046】さらに、仮想走行環境設定装置2は、与え
られた車両操作情報に基づき把握される自動車1の仮想
的な走行状態に対応したエンジン音や風切音等の走行作
動音情報を生成し、その走行作動音情報を車載制御装置
20に与える。このとき、車載制御装置20のA/V制
御部44は、与えられた走行作動音情報に基づき、オー
ディオ装置13を制御して、該オーディオ装置13のス
ピーカ34により、走行作動音を生ぜしめる。
られた車両操作情報に基づき把握される自動車1の仮想
的な走行状態に対応したエンジン音や風切音等の走行作
動音情報を生成し、その走行作動音情報を車載制御装置
20に与える。このとき、車載制御装置20のA/V制
御部44は、与えられた走行作動音情報に基づき、オー
ディオ装置13を制御して、該オーディオ装置13のス
ピーカ34により、走行作動音を生ぜしめる。
【0047】このようにして、自動車1の乗員は、その
前方に映し出される風景環境等の仮想的な走行環境のも
とで実際に走行しているかのような感覚で、しかも五感
的にリアルな擬似走行を体験することができる。
前方に映し出される風景環境等の仮想的な走行環境のも
とで実際に走行しているかのような感覚で、しかも五感
的にリアルな擬似走行を体験することができる。
【0048】この場合、このような擬似走行に際して、
車両の挙動を生ぜしめたり、あるいは、仮想的な走行作
動音や気温、風景映像等を生ぜしめるための構成は、自
動車1に実走行用として備えられている電子制御サスペ
ンションユニット4等の走行用電子機器3や、自動車1
に搭載されたオーディオ装置13、エアコン装置16、
プロジェクタ19等を用いているので、上記のような車
両の挙動等の仮想走行状態を創出するための加振装置等
の設備を必要としない。すなわち、情報提供機関のコン
ピュータやパソコン等により構成される前記仮想走行環
境設定装置2との間で前述のような情報の授受を行うこ
とができさえすれば、大きな機械的設備等を必要とせず
に、自動車1によって擬似走行を体験することができ、
従って、自動車1の所有者の自宅等においても手軽に擬
似走行を体験することができる。
車両の挙動を生ぜしめたり、あるいは、仮想的な走行作
動音や気温、風景映像等を生ぜしめるための構成は、自
動車1に実走行用として備えられている電子制御サスペ
ンションユニット4等の走行用電子機器3や、自動車1
に搭載されたオーディオ装置13、エアコン装置16、
プロジェクタ19等を用いているので、上記のような車
両の挙動等の仮想走行状態を創出するための加振装置等
の設備を必要としない。すなわち、情報提供機関のコン
ピュータやパソコン等により構成される前記仮想走行環
境設定装置2との間で前述のような情報の授受を行うこ
とができさえすれば、大きな機械的設備等を必要とせず
に、自動車1によって擬似走行を体験することができ、
従って、自動車1の所有者の自宅等においても手軽に擬
似走行を体験することができる。
【0049】また、前記の擬似走行に際しては、前記走
行用電子機器3等の車載電子機器12を作動させるため
に、自動車1のバッテリ(図示せず)を使用せずに外部
電源51を使用するので、自動車1のエンジン(図示せ
ず)を稼働させる必要がなく、従って、擬似走行を体験
するために、わざわざバッテリを消耗したり、エンジン
を稼働させて燃料を消費したり排気ガスを排出させたり
することなく、擬似走行を体験することができる。そし
て、この場合、エンジン音等の走行作動音はオーディオ
装置13を用いて生ぜしめるので、エンジンが停止して
いても、走行のリアルさが損なわれることもない。
行用電子機器3等の車載電子機器12を作動させるため
に、自動車1のバッテリ(図示せず)を使用せずに外部
電源51を使用するので、自動車1のエンジン(図示せ
ず)を稼働させる必要がなく、従って、擬似走行を体験
するために、わざわざバッテリを消耗したり、エンジン
を稼働させて燃料を消費したり排気ガスを排出させたり
することなく、擬似走行を体験することができる。そし
て、この場合、エンジン音等の走行作動音はオーディオ
装置13を用いて生ぜしめるので、エンジンが停止して
いても、走行のリアルさが損なわれることもない。
【0050】このように、本実施形態の自動車1及びそ
の擬似走行システム装置では、各人が所有する自動車1
を用いて、大型の設備を必要とせずに手軽にリアルな擬
似走行を体験することができる。
の擬似走行システム装置では、各人が所有する自動車1
を用いて、大型の設備を必要とせずに手軽にリアルな擬
似走行を体験することができる。
【0051】尚、本実施形態では、仮想走行環境設定装
置2を自動車1の外部に設けたものを示したが、該仮想
走行環境設定装置2が、例えばCD−ROMプレーヤを
備えた小型のコンピュータにより構成されるものである
ような場合には、自動車1に搭載してもよい。
置2を自動車1の外部に設けたものを示したが、該仮想
走行環境設定装置2が、例えばCD−ROMプレーヤを
備えた小型のコンピュータにより構成されるものである
ような場合には、自動車1に搭載してもよい。
【0052】また、本実施形態では、風景映像を映すた
めのプロジェクタ19を自動車1に装備したが、自動車
1の外部に設けたものであってもよく、あるいは、自動
車1に着脱自在なものであってもよい。そして、プジェ
クタを自動車1の外部に設けた場合にあっては、自動車
1の各ウィンドウガラスに複数のプロジェクタにより風
景映像を映すようにしてもよい。この場合、自動車1と
別に複数のプロジェクタの設備を要するものの、重量物
である自動車1を振動させる加振装置等の大型の設備は
不要であるので、さほど、大規模な設備は必要とせず、
従って、小型な設備で擬似走行を体験することができ
る。
めのプロジェクタ19を自動車1に装備したが、自動車
1の外部に設けたものであってもよく、あるいは、自動
車1に着脱自在なものであってもよい。そして、プジェ
クタを自動車1の外部に設けた場合にあっては、自動車
1の各ウィンドウガラスに複数のプロジェクタにより風
景映像を映すようにしてもよい。この場合、自動車1と
別に複数のプロジェクタの設備を要するものの、重量物
である自動車1を振動させる加振装置等の大型の設備は
不要であるので、さほど、大規模な設備は必要とせず、
従って、小型な設備で擬似走行を体験することができ
る。
【0053】また、風景映像を映すためには、例えば擬
似走行に際して自動車1の各ウィンドウガラスに液晶デ
ィスプレイを装着し、その液晶ディスプレイにより風景
映像を映すようにしてもよい。
似走行に際して自動車1の各ウィンドウガラスに液晶デ
ィスプレイを装着し、その液晶ディスプレイにより風景
映像を映すようにしてもよい。
【0054】また、自動車1に電話を搭載したような場
合にあっては、その電話により仮想走行環境における現
地情報等を自動車1の乗員に与えるようにすることも可
能である。
合にあっては、その電話により仮想走行環境における現
地情報等を自動車1の乗員に与えるようにすることも可
能である。
【図1】本発明の一実施形態の自動車及びその擬似走行
システム装置の要部の構成を模式的に示した説明図。
システム装置の要部の構成を模式的に示した説明図。
【図2】本発明の一実施形態の自動車及びその擬似走行
システム装置の要部の構成を模式的に示した説明図。
システム装置の要部の構成を模式的に示した説明図。
【図3】本発明の一実施形態の自動車及びその擬似走行
システム装置の要部の構成を模式的に示した説明図。
システム装置の要部の構成を模式的に示した説明図。
【図4】図1乃至図3の自動車及びその擬似走行システ
ム装置の要部の構成を示すブロック図。
ム装置の要部の構成を示すブロック図。
1…自動車、2…仮想走行環境設定装置、3…走行用電
子機器、4…電子制御サスペンションユニット、12…
車載電子機器、27…検出手段、41…表示手段、43
…挙動制御手段、44…A/V制御部(音響制御手
段)、45…空調制御手段。
子機器、4…電子制御サスペンションユニット、12…
車載電子機器、27…検出手段、41…表示手段、43
…挙動制御手段、44…A/V制御部(音響制御手
段)、45…空調制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 9/052 G09B 9/052
Claims (7)
- 【請求項1】少なくとも電子制御サスペンションを含む
走行用電子機器を備えた自動車において、自動車の仮想
走行環境を設定する仮想走行環境設定装置から該仮想走
行環境下における車両の時々刻々の振動等の挙動情報を
含む仮想走行情報を受け取り、該挙動情報に基づき前記
走行用電子機器を制御する挙動制御手段を備えたことを
特徴とする自動車。 - 【請求項2】前記仮想走行環境設定装置は、前記仮想走
行環境下における少なくとも車両のハンドル操作、アク
セル操作及びブレーキ操作を含む車両操作情報に応じて
前記仮想走行情報を生成する装置であって、該車両操作
情報を検出して前記仮想走行環境設定装置に出力する手
段を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動車。 - 【請求項3】前記仮想走行情報生成装置の仮想走行情報
は、前記仮想走行環境下における走行作動音情報と車両
周囲の風景映像情報とを含み、車両に搭載された音響装
置を該走行作動音情報に基づき制御する音響制御手段
と、該風景映像情報に基づく風景映像を少なくとも車両
のフロントガラス部に表示せしめる表示手段とを備えた
ことを特徴とする請求項1又は2記載の自動車。 - 【請求項4】前記仮想走行情報生成装置の仮想走行情報
は、前記仮想走行環境下における気温情報を含み、車両
に搭載された空調装置を該気温情報に基づき制御する空
調制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の自動車。 - 【請求項5】少なくとも電子制御サスペンションを含む
走行用電子機器を備えた自動車の擬似走行システム装置
であって、少なくとも前記自動車のハンドル操作、アク
セル操作及びブレーキ操作を含む車両操作情報を検出す
る検出手段と、前記自動車の仮想走行環境を設定すると
共に該仮想走行環境における自動車の振動等の挙動情報
を含む仮想走行情報を前記検出手段により検出された前
記車両操作情報に応じて生成する仮想走行環境設定手段
と、該仮想走行環境設定手段により生成された前記挙動
情報に基づき前記走行用電子機器を制御する挙動制御手
段とを備えたことを特徴とする自動車の擬似走行システ
ム装置。 - 【請求項6】前記仮想走行環境設定手段の仮想走行情報
は、前記仮想走行環境下における自動車の走行作動音情
報と自動車の周囲の風景映像情報とを含み、該走行作動
音情報に基づき前記自動車に搭載された音響装置を制御
する音響制御手段と、該風景映像情報に基づく風景映像
を少なくとも前記自動車のフロントガラス部に表示せし
める表示手段とを備えたことを特徴とする請求項5記載
の自動車の擬似走行システム装置。 - 【請求項7】前記仮想走行環境設定手段の仮想走行情報
は、前記仮想走行環境下における気温情報含み、該気温
情報に基づき前記自動車に搭載された空調装置を制御す
る空調制御手段を備えたことを特徴とする請求項5又は
6記載の自動車の擬似走行システム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19138295A JPH0944077A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 自動車及び自動車の擬似走行システム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19138295A JPH0944077A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 自動車及び自動車の擬似走行システム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944077A true JPH0944077A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16273672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19138295A Pending JPH0944077A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 自動車及び自動車の擬似走行システム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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