JPH0944260A - 定電流給電装置の給電極性切替回路 - Google Patents

定電流給電装置の給電極性切替回路

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JPH0944260A
JPH0944260A JP19732395A JP19732395A JPH0944260A JP H0944260 A JPH0944260 A JP H0944260A JP 19732395 A JP19732395 A JP 19732395A JP 19732395 A JP19732395 A JP 19732395A JP H0944260 A JPH0944260 A JP H0944260A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、海底中継器に定電流を供給する定
電流給電装置の高圧部分を減少させるとともに、給電極
性の切替えが簡単な定電流給電装置の給電極性切替回路
を提供することを目的とする。 【構成】 定電流給電装置を、負荷に供給する高圧の定
電流電源を出力する電力変換部の出力の極性を切替える
極性切替スイッチと、電力変換部の出力電流に比例した
電圧を検出する電流検出器と、出力電圧を分圧して出力
電圧に比例した電圧を分圧する抵抗分圧回路と電圧検出
器と、電流検出器と電圧検出器の各出力電圧の極性を切
替える検出電圧極性切替器と、極性切替スイッチと検出
電圧極性切替器に切替えを指示する極性切替操作部と、
電流検出器と電圧検出器の出力電圧と基準電圧を入力し
て電力変換部の出力を定電流化する制御電圧を生成する
電流制御誤差増巾器と電圧制御誤差増巾器とを有する構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海底ケーブルに使用する
海底中継器に定電流電源を供給する給電装置の海底ケー
ブル等の障害箇所調査のための給電出力の極性切替回路
に関する。
【0002】海底ケーブルに使用される海底中継器に、
定電流の電力を供給する定電流電源装置には、給電出力
の極性切替え機能がある。これはケーブル障害が発生し
た時等において、電流対電圧特性をはかり、ケーブルの
敷設位置の探索や障害点の標定を行うために必要な機能
であるが、太平洋横断海底ケーブルの場合には、給電装
置の出力電圧は5千ボルト〜1万ボルト程の高電圧にも
なり、絶縁対策処置のため、装置が大きくなり、製造コ
ストの上昇にもなっている。
【0003】このため、同じ機能で、小型化ができ、か
つ、低いコストの給電装置が強く望まれている。
【0004】
【従来の技術】図9、図10を用いて従来技術を説明す
る。図9は第1の従来例で、第1の従来技術の極性切替
え機能を持つ回路例を示す。図中、太い線で示す接続線
の部分が高圧回路として取り扱う必要があり、絶縁を要
する部分である。
【0005】なお、実際の運用に用いる回路は、出力監
視部1を例えば3台並列に組み、用いているが、説明を
簡単にするために、1台で運用するものとして説明す
る。通常の運用状態における動作は、電力変換部11
で、入力した直流電源を交流に変換して高圧交流電源を
取り出し、整流して高圧の直流を得る。、次のフィルタ
231 で交流成分を除去する。そして、次の、例えばト
ランスで構成する電流検出器221 で、トランスの一次
側に高圧電流を流し、トランスの二次側で一次側の高圧
電流に比例した電圧を検出する。
【0006】検出した電圧は、例えば差動増巾器で構成
する電流制御誤差増巾器13に入力され、所定の基準電
圧Vref1 との比較で、電流検出器221 で検出した
高圧直流が減少するようであれば、検出信号を電力変換
部11へフィードバックし、電力変換部11は高圧出力
直流が増大するように制御する。
【0007】フィルタ231 の他もう一方の端子には電
流検出器222 が接続されており、電流検出器221 と
同じように、検出した負荷電流に対応した電圧を検出
し、負荷電流監視用に用い、例えば、検出した電圧が一
定の範囲を越えると警報を発するようにする。
【0008】電流検出器22,27の出力側は極性切替
スイッチ21に接続されており、通常の運用時は、図9
に示すように実線側に切替えられている。即ち、電流検
出器221 側が+で、電流検出器222 側が−である。
【0009】極性切替スイッチ21の出力間には、電圧
を取り出すための抵抗241 と整流器281 が接続され
ており、整流器281 は、電力変換部11の出力電圧に
比例した+電圧を検出する。
【0010】検出された電圧は、電圧検出器261 にお
いて所定の電圧値に変換され、例えば差動増巾器で構成
する電圧制御誤差増巾器14に入力する。電圧制御誤差
増巾器14において、所定の基準電圧Vref2 との比
較で、電圧検出器261 で検出する高圧電圧が減少する
ようであれば、検出信号を電力変換部11へフィードバ
ックし、電力変換部11は高圧出力電圧が増大するよう
に制御する。
【0011】また、電圧検出器262 で検出された電圧
は、電圧監視用に用い、例えば、検出された電圧が一定
の範囲を越えると警報を発するようにする。さらに、極
性切替スイッチ21の出力は、フィルタ232 に接続さ
れており、負荷30へ供給される高圧の直流は再び雑音
成分や交流分が除去され、複数ある負荷30に供給され
る。
【0012】ここで、例えば、海底ケーブル等に、切断
等の事故が発生すると、給電が停止され、事故発生場所
を特定するために、電力変換部11で給電電圧、例えば
5000Vを、10分の1程度に低下させた電圧、例え
ば500V程度を発生させ、また、電流制御誤差増巾器
13と電圧制御誤差増巾器14の基準電圧Vref1,
Vref2 、例えば5Vも、運用時の基準電圧の10分
の1程度の所定の電圧、例えば0.5Vにして供給す
る。
【0013】そして、極性切替操作部15からの制御で
極性切替スイッチ21の極性を切替えて、それぞれの場
合における電流と電圧を測定し、それぞれの測定値より
故障場所を特定していた。
【0014】また、図10は第2の従来技術の極性切替
え機能を持つ回路例を示す。この第2の従来技術の場合
は、第1の従来例における高圧部分をより少なくした例
である。電力変換部11の+出力端子から負荷30まで
が高圧であることは、避けることができないが、電力変
換部11の−出力端子から負荷30までの間について、
できるだけ高圧部分を少なくするために、電力変換部1
1の−出力端子側に接続されている電流検出器22
2 を、電力変換部11の+出力端子側に移動させるとと
もに、極性切替スイッチ21をフィルタ231 の直後に
移動させたものである。
【0015】その結果、極性切替スイッチ211 を切替
えたとき、電流検出器221 ,22 2 の極性が反転する
のを補正するために、極性切替スイッチ212 を付加し
たことにより、2ケ所で同時に同じ方向への給電極性切
替えが必要となり、切替えが複雑になっていた。
【0016】第1,第2の従来例とも、電力変換部11
の出力電圧を検出し、出力電流垂下制御および警報検出
回路には、給電出力極性に無関係とし、検出電圧を一定
の向きにする整流回路が必要となり、さらに回路の複雑
さ、信頼性の向上および低コスト化に悪い影響を与える
結果になっていた。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
においては、海底中継器に給電する給電装置の出力電圧
が高圧であるために、絶縁を施す部分が多く、装置が大
型になり、コスト高になるという問題があった。
【0018】また、第2の従来例のように、幾分高圧部
分を減少させたものの給電極性切替回路が複雑になると
いう問題もあった。更に、出力電圧に比例した電圧を取
り出すのに、従来技術では抵抗と整流器を用いているた
めに、整流器を構成するダイオードの漏れ電流による悪
影響が発生するという問題もあった。
【0019】本発明は、係る問題を解決するもので、高
圧部分を減少させるとともに、回路給電極性の切替えが
簡単な定電流給電装置の給電極性切替回路を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、海底ケーブル伝送システムの海底中継器に、電力変
換部から出力する定電流で給電するとともに、該定電流
に比例した電圧と出力電圧に比例した電圧とを検出し、
基準電圧と比較して得た電圧で制御して出力電流を定電
流化し、必要時には極性切替操作部からの極性切替指示
信号により該給電電流の極性を切替える定電流給電装置
の給電極性切替回路において、該電力変換部の出力電流
の極性を切替える極性切替スイッチの高圧出力側に出力
電流比例した電圧を取り出す電流検出器を配置するとと
もに、該極性切替操作部からの該極性切替指示信号で、
該電流検出器の該検出電圧の極性を切替える検出電圧極
性切替器とを有する構成とすることにより、目的を達成
することができる。
【0021】さらに、前記極性切替スイッチの出力端子
間に出力電圧を分圧して該電力変換部の出力電圧に比例
した電圧を取り出す分圧用抵抗を設けるとともに、該抵
抗の分岐点に電圧検出器を接続する。
【0022】そして、該電圧検出器の出力を前記検出電
圧極性切替器に接続しても、目的を達成することができ
る。また、電流警報検出を行う別の電流検出器を、前記
電力変換部の高圧出力側に配置するにしてもよいし、或
いは、電流警報検出を行う前記電流検出器を、前記電力
変換部の低圧出力側に配置するようにしてもよい。
【0023】また、前記極性切替スイッチに、前記極性
切替操作部からの前記極性切替信号を保持する切替信号
保持回路を具備する。そして、該切替信号保持回路で保
持した該極性切替信号を前記検出電圧極性切替器に送出
するとともに、該極性切替スイッチ自身を動作させるよ
うに構成しても、目的を達成することができる。
【0024】さらに、前記極性切替操作部と前記極性切
替スイッチの間に、正常出力極性時には切替信号の送出
を禁止する切替信号送出禁止回路を設けてもよい。ま
た、前記検出電圧極性切替器に、正常出力極性時不動作
で、出力極性反転時動作可能なフォトMOSリレーを用
いてもよいし、正常出力極性時不動作で、出力極性反転
時動作可能なリレーを用いてもよい。
【0025】
【作用】電力変換部の出力電流の極性を切替える極性切
替スイッチの高圧出力側に、出力電流に比例した電圧を
取り出す電流検出器を配置したので、極性切替スイッチ
の高圧出力側は長くなるが、電力変換部の出力端子と極
性切替スイッチの布線長を短くすることができる。ま
た、検出電圧極性切替器を設けたので、極性切替スイッ
チの高圧出力側に電流検出器を配置変更ことにより、極
性切替スイッチを動作させたとき反転する電流検出器の
出力電圧の極性を、極性切替操作部からの制御で、極性
切替スイッチを動作させる前と同じ極性に保持すること
ができる。
【0026】また、極性切替スイッチの出力端子間に分
圧用抵抗を設けるとともに、抵抗の分岐点に電圧検出器
を接続する構成としたので、電力変換部の出力電圧に比
例した電圧を、抵抗の組み合わせによる簡単でかつ、従
来例のようなダイオードによる漏れ電流も発生しない回
路で取り出すことができる。
【0027】また、電圧検出器の出力を検出電圧極性切
替器に接続したので、極性切替操作部からの制御によ
り、電流検出器の出力の極性と、電圧検出器の出力の極
性を同時に切替えることができる。
【0028】また、電流警報検出を行う別の電流検出器
を、電力変換部の高圧出力側に配置することにより、出
力電流制御用に検出する電流検出器と同じ電流検出器を
用いることができる。
【0029】或いは、電流警報検出を行う電流検出器
を、電力変換部の低圧出力側に配置することにより、高
圧対策処理する布線の長さの増加を防止できる。また、
極性切替スイッチに、極性切替操作部からの極性切替信
号を保持する切替信号保持回路を具備し、かつ、切替信
号保持回路で保持した極性切替信号を検出電圧極性切替
器に送出するとともに、極性切替スイッチ自身を動作さ
せるように構成したので、極性切替操作部からの極性切
替信号により、検出電圧極性切替器と極性切替スイッチ
とが動作中、誤って極性切替操作部からの極性切替信号
が断になっても、切替動作を継続するすることができ
る。
【0030】また、極性切替操作部と極性切替スイッチ
の間に、切替信号送出禁止回路を設けたことにより、正
常出力極性時に、誤って極性切替操作部より極性切替信
号が送出されても、切替信号送出禁止回路から、極性切
替スイッチへ極性切替信号が送出するのを禁止すること
ができる。
【0031】また、検出電圧極性切替器として、フォト
MOSリレーか、一般的なリレーを正常出力極性時不動
作で、出力極性反転時動作可能なように用いることによ
り、使用頻度が少ない検出電圧極性切替器の動作状態で
のフォトMOSリレー、或いは一般的なリレーの不要な
劣化を防止することができる。
【0032】
【実施例】実施例について、図2〜図8を用いて説明す
る。図2は第1の本発明の実施例、図3は第2の本発明
の実施例、図3は第3の本発明の実施例、図5は第4の
本発明の実施例である。また、図6は極性切替回路例
で、図7はフォトMOSリレーを用いた極性切替回路
例、図8はリレー接点を用いた極性切替回路例を示す図
である。
【0033】図中、図9,図10と同じ符号は同じもの
を示し、12は検出電圧極性切替器、15は極性切替操
作部、18は切替信号送出禁止回路、25,R1〜R4
は抵抗、AMPは演算増巾器、PCはフォトカプラ、P
MLはフォトMOSリレー、TR1,2はMOSFET
トランジスタ、RLはリレー、RL1 はリレー本体、R
L2 はリレー接点である。
【0034】はじめに、図2を用いて第1の発明の実施
例を説明する。まず、通常の給電状態においては、入力
した低圧の直流電源は電力変換部11で、高圧の直流電
源に昇圧され、出力端子から出力される。そして、出力
電流はフィルタ231 において交流成分を除去され、極
性切替スイッチ21を通り、定電流制御用の電流検出器
221 と電流警報用の電流検出器222 に送られる。2
つの電流検出器221 ,222 で、それぞれ出力電流値
に比例した低電圧が取り出され、一方は検出電圧極性切
替器121 へ、もう一方は検出電圧極性切替器122 へ
送られる。
【0035】2つの電流検出器221 ,222 を経た出
力電流は、フィルタ232 においてさらに交流成分を除
去され、負荷30へ供給される。また、2つの電流検出
器221 ,222 を経た出力電流の一部は分流して抵抗
241 と抵抗251 で構成する電圧検出回路と、抵抗2
42 と抵抗252 で構成する電圧検出回路とを経て、電
力変換部11に戻されるが、それぞれの電圧検出回路
で、電力変換部11が出力する電圧に対応した電圧が取
り出され、電圧検出器261 ,262 に送られ、さら
に、一方は電圧検出器261 を経て検出電圧極性切替器
121 へ送られ、もう一方は電圧検出器262 を経て検
出電圧極性切替器122 へ送られる。
【0036】検出電圧極性切替器121 へ送られた電流
検出器221 からの電圧と、電圧検出器261 からの電
圧は、それぞれ電流制御誤差増巾器13と電圧制御誤差
増巾器14へ送られ、基準電圧Vref1 ,Vref2
と比較した差分が取り出され、電力変換部11の出力を
一定にする制御信号に用いるために、電力変換部11へ
送られる。
【0037】また、検出電圧極性切替器122 へ送られ
た電流検出器222 からの電圧と、電圧検出器262 か
らの電圧は、それぞれ電流監視回路17と電圧監視回路
16へ送られ、電力変換部の出力電流と出力電圧の監視
に用いられる。
【0038】そして、海底ケーブル等の事故発生時に
は、故障箇所の特定を行う調査のために、電力変換部1
1で出力する電流,電圧を運用時の10分の1程度に低
下させて供給する。同様に電流制御誤差増巾器13と電
圧制御誤差増巾器14の基準電圧Vref1 ,Vref
2 も、運用時の基準電圧の10分の1程度の所定の電圧
にして供給する。
【0039】そして、極性切替操作部15からの制御で
極性切替スイッチ21の極性を切替えて、それぞれの場
合における電流と電圧を測定し、それぞれの測定値より
故障箇所を特定していた。
【0040】極性切替スイッチ21の極性切替えは、図
6に示すように、電流検出器22、或いは電圧検出器2
6からの電圧をVin2 に入力し、極性切替操作部15
からの極性切替信号でスイッチ素子SWを駆動して、ス
イッチ接点を切替えて、誤差増巾器AMPの出力を反転
させる。
【0041】スイッチがオフのときは、Vinに印加さ
れた電圧と同じ極性の電圧が演算増巾器AMPの出力V
outに出力する。そして、スイッチがオンのときは、
演算増巾器AMPの出力Voutに反転した電圧が出力
する。
【0042】本回路において、通常の給電出力極性時の
電流検出器からの検出電圧極性が、+Vinであると、
このときスイッチはOFFであるので、演算増巾器AM
Pの出力電圧Vout、即ち誤差増巾器13,14の入
力電圧は、 Vout=−(R2/R1)×(+Vin) +(1+R2/R1)×(+Vin) =+Vin となる。
【0043】また、給電出力極性を反転した場合は、ス
イッチがオンになる。このとき、出力電流の流れる向き
も反転するため、検出電流,検出電圧共極性は−Vin
となる。演算増巾器AMPは反転増巾器として動作する
ため、その出力電圧は、 Vout=−(R2/R1)×(−Vin) = (R2/R1)×(Vin) となる。
【0044】ここでR2=R1となるように定数を設定
すると、給電極性を切替えたとしても同一極性で同じ電
圧値の検出電圧を誤差増巾器13,14に送出すること
が可能となり、給電出力極性を切替えたとしてもフィー
ドバック制御系が構成され、安定な定電流制御を行うこ
とができる。
【0045】極性切替操作部15の制御で極性切替スイ
ッチ21の極性を反転すると、電流検出器221 ,22
2 と電圧検出器261 ,262 から取り出す電力変換部
11の出力電流に比例した低電圧の極性も反転してしま
うので、検出電圧極性切替器121 ,122 でそれぞれ
極性を反転させて元に戻してやる必要である。そのため
に、極性切替スイッチ21と検出電圧極性切替器12と
は同時に切替を行う必要がある。
【0046】そして、検出電圧極性切替器12を実現さ
せた例は、第1の方法として、図7に示すフォトMOS
リレーを用いる方法と、第2の方法として図8に示すリ
レー接点を用いる方法とがある。
【0047】図7のフォトMOSリレーPMLでは、フ
ォトカプラPCに極性切替信号が流れると、フォトカプ
ラPCの発光ダイオードの出力光により、光電素子に電
流が流れて、MOSFETトランジスタTR1,TR2
がオンになり、演算増巾器AMPの+側入力がアースに
なる。
【0048】図8のリレー接点の場合は、リレー本体R
L1に極性切替信号が流れると、リレー接点RL2が動
作して閉じるため、演算増巾器AMPの+側入力がアー
スになる。
【0049】いずれの場合も、通常の運用状態でリレー
RLはオフ状態にしておき、切替えが必要なときにオン
状態になるようにして用いることにより、リレーRLの
不要な寿命劣化を防止する。
【0050】第1の実施例において、高圧絶縁処置が必
要なものは、図2において部品間を太い線で示す布線
と、その布線で接続された部品で、電力変換部11の+
側出力端子から負荷までの間すべてについて高圧絶縁処
置が必要であることは、従来技術は同じであるが、電力
変換部11の−側は、極性切替スイッチ21までの間が
短くなった分だけ高圧絶縁処置が少なくなる。
【0051】また、抵抗241 と抵抗251 で構成する
電圧分圧回路と、抵抗242 と抵抗252 で構成する電
圧分圧回路は、従来例においては、極性切替スイッチ2
1を動作させて、出力電流の方向を反転させても取り出
す電圧の方向が変わらないようにするために、整流器を
用いていたが、検出電圧極性切替器12を用いて反転さ
せるようにしたために、整流による検出電圧の極性の向
きの固定化が不要となった分だけ、故障率を低下させる
ことができる。
【0052】次に、第2の実施例を図3を用いて説明す
る。第2の実施例は第1の発明の実施例に対して、電流
検出器222 を極性切替スイッチ21の反対出力側に移
動させたものである。
【0053】極性切替スイッチ21の反対出力側は、低
電圧であるため、高圧絶縁処置の必要がなくなり、その
分だけ、第1の実施例よりも高圧絶縁処置が少なくな
る。次に、第3の実施例を図4を用いて説明する。
【0054】第3の実施例は、第1の発明の実施例の極
性切替スイッチ21を、入力した極性切替信号を保持す
る極性切替信号保持機能を設けるとともに、その極性切
替信号保持機能から送出する極性切替信号を送出する
と、極性切替スイッチ21自身が動作して、スイッチを
切替えるようにしたものである。
【0055】そして、極性切替操作部15が出力する極
性切替信号を一旦極性切替スイッチ21の極性切替信号
保持機能で受信し、極性切替信号保持機能で入力した極
性切替信号を保持すると、極性切替信号保持機能より極
性切替信号を2つの検出電圧極性切替器121 ,122
へ送出する。
【0056】その後、極性切替スイッチ21と2つの検
出電圧極性切替器121 ,122 は同時にスイッチ動作
して、出力する電圧電流の極性を反転させる。このよう
な構成にしたのは、極性切替スイッチ21は高圧絶縁対
策を施す必要もあるため、重いユニットであるが、極性
切替操作部15は比較的軽いユニットであるので、海底
ケーブルに故障が発生して、ケーブルの故障箇所を特定
するため、極性切替スイッチ21を動作させて使用中、
誤って、極性切替操作部15が装置本体から抜かれる
と、極性切替スイッチ21の動作が解除されることにな
り、トラブルの原因となる。
【0057】そのために、極性切替操作部15が装置本
体から抜かれても、極性切替スイッチ21で極性切替情
報を保持しておくことにより、極性切替スイッチの動作
を安定化することができる。
【0058】なお、電流検出部222 の後に設けている
出力電圧検出回路として、第1,第2の実施例と同じ回
路にしても良いのは当然であるが、従来例のように整流
器28を用いることもできる。この場合は、出力電圧検
出回路から取り出される電圧は、極性切替スイッチ21
の動作に関係なく常に一定方向となるので、検出電圧極
性切替器12を介する必要はない。
【0059】次に、第4の実施例を図5を用いて説明す
る。第4の実施例は、第3の発明の実施例に対して、極
性切替操作部15が出力する極性切替信号を一旦切替信
号送出禁止回路18を介して極性切替スイッチ21に送
出するようにしたものである。
【0060】ここで、切替信号送出禁止回路18は、正
常出力極性時には、極性切替操作部15からの極性切替
指示信号を受け付けても、極性切替指示信号の送出を禁
止するようにした回路である。
【0061】このような構成にしたのは、正常出力極性
時、誤って極性切替操作部15を動作させると、極性切
替スイッチ21が動作して負荷へ供給する電流/電圧の
極性が反転するので、負荷が故障するなどトラブルの原
因となる。
【0062】そのために、極性切替操作部15が誤って
動作状態になっても、切替信号送出禁止回路18で切替
信号の送出が禁止されるので、正常出力極性時の極性切
替スイッチ21の誤動作を防止することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機能や特性は従来の装置の機能や特性と同じであるが、
高圧部分を減少させることができるので、装置が小型化
できるとともに、コストの低減化が可能となる。
【0064】また、出力電圧に比例した電圧を取り出す
のに、従来技術では抵抗と整流器を用いていたが、単に
抵抗の組み合わせにより電圧分圧しているので、整流器
を構成するダイオードの漏れ電流による悪影響を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】第1の発明の実施例
【図3】第2の発明の実施例
【図4】第3の発明の実施例
【図5】第4の発明の実施例
【図6】検出電圧極性切替回路の極性切替回路例
【図7】図6においてフォトMOSリレーを用いた極性
切替回路例
【図8】図6においてリレー接点を用いた極性切替回路
例
【図9】第1の従来例
【図10】第2の従来例
【符号の説明】
11 出力監視部 12 検出電圧極性切替器 13 電流制御誤差増巾器 14 電圧制御誤差増巾器 15 極性切替操作部 16 電圧監視回路 17 電流監視回路 18 切替信号送出禁止回路 20 出力監視部 21 極性切替スイッチ 22,27 電流検出器 23 フィルタ 24,25,R1〜3 抵抗 26 電圧検出器 28 整流器 30 負荷 PC フォトカプラ PML フォトMOSリレー RL リレー RL1 リレー本体 RL2 リレー接点 TR1,2 MOSFETトランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海底ケーブル伝送システムの海底中継器
    に、電力変換部から出力する定電流で給電するととも
    に、該定電流に比例した電圧と出力電圧に比例した電圧
    とを検出し、基準電圧と比較して得た電圧で制御して出
    力電流を定電流化し、必要時には極性切替操作部からの
    極性切替指示信号により該給電電流の極性を切替える定
    電流給電装置の給電極性切替回路において、 該電力変換部の出力電流の極性を切替える極性切替スイ
    ッチの高圧出力側に出力電流に比例した電圧を取り出す
    電流検出器を配置するとともに、 前記極性切替操作部からの制御で、該検出電圧の極性を
    切替える検出電圧極性切替器を有する構成としたことを
    特徴とする定電流給電装置の給電極性切替回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記極性切替スイッチの出力端子間に出力電圧を分圧し
    て該電力変換部の出力電圧に比例した電圧を取り出す分
    圧用抵抗を設けるとともに、 該抵抗の分岐点に電圧検出器を接続し、 該電圧検出器の出力を前記検出電圧極性切替器に接続し
    たことを特徴とする定電流給電装置の給電極性切替回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 電流警報検出を行う別の電流検出器を、前記電力変換部
    の高圧出力側に配置したことを特徴とする定電流給電装
    置の給電極性切替回路。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 電流警報検出を行う前記電流検出器を、前記電力変換部
    の低圧出力側に配置したことを特徴とする定電流給電装
    置の給電極性切替回路。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項3において、 前記極性切替スイッチに、前記極性切替操作部からの前
    記極性切替信号を保持する切替信号保持回路を具備し、 該切替信号保持回路で保持した該極性切替信号を前記検
    出電圧極性切替器に送出するとともに、該極性切替スイ
    ッチを動作させるように構成としたことを特徴とする定
    電流給電装置の給電極性切替回路。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記極性切替操作部と前記極性切替スイッチの間に、正
    常出力極性時には切替信号の送出を禁止する切替信号送
    出禁止回路を設けたことを特徴とする定電流給電装置の
    給電極性切替回路。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6において、 前記検出電圧極性切替器に、正常出力極性時不動作で、
    出力極性反転時動作可能なフォトMOSリレーを用いた
    ことを特徴とする定電流給電装置の給電極性切替回路。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6において、 前記検出電圧極性切替器に、正常出力極性時不動作で、
    出力極性反転時動作可能なリレーを用いたことを特徴と
    する定電流給電装置の給電極性切替回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104345757A (zh) * 2013-07-26 2015-02-11 台达电子电源(东莞)有限公司 电源侦测及校正装置与电源侦测及校正方法
CN108092495A (zh) * 2017-12-30 2018-05-29 聚光科技(杭州)股份有限公司 电压极性切换装置及方法
JP2019501586A (ja) * 2015-12-04 2019-01-17 ネプチューン サブシー アイピー リミテッド 海底光ケーブルの陸上陸揚装置
CN109239496A (zh) * 2018-10-18 2019-01-18 福州福光电子有限公司 一种蓄电池组在线保持装置的检测装置及方法

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