JPH0944340A - 並列乗算回路 - Google Patents

並列乗算回路

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JPH0944340A
JPH0944340A JP19028995A JP19028995A JPH0944340A JP H0944340 A JPH0944340 A JP H0944340A JP 19028995 A JP19028995 A JP 19028995A JP 19028995 A JP19028995 A JP 19028995A JP H0944340 A JPH0944340 A JP H0944340A
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JP
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multiplier
input
parallel
circuit
multiplication
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JP19028995A
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English (en)
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修二 ▲簗▼田
Shiyuuji Yanada
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 1桁ずつ最上位桁方向にずれて配置するn個
の並列乗算ブロックを有し、それぞれの並列乗算ブロッ
クはm個の乗算器130と最上位桁に1つ拡張器140
とで構成し、乗算器130は被乗数と乗数とを入力する
2入力アンド回路と、乗算結果と2入力アンド回路の出
力と桁上げ入力とを入力し、桁上げ出力と乗算結果を出
力する加算回路とで構成し、拡張器140は被乗数入力
と乗数入力とを入力とする2入力アンド回路と、2入力
アンド回路の出力と乗算結果とを入力とし、乗算結果を
出力する2入力オア回路とで構成することを特徴とする
並列乗算回路。 【効果】 正の数値の被乗数と正の数値の乗数との並列
乗算と、負の数値の被乗数と正の数値の乗数との並列乗
算とを行う場合に限り、並列乗算器を構成する乗算器を
大幅に削減することができ、半導体集積回路などにする
場合に面積を大幅に縮小することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加算器を有する並列乗算
器の回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルの乗算は、入力する被乗数と
乗数とを2進数で表現し、被乗数または乗数が負の数で
ある場合は、2の補数で表現して取り扱うことが一般的
である。2の補数は2進数で表す”1”あるいは”0”
の各桁を、”1”ならば”0”にし、”0”ならば”
1”にして、”1”を減算して得られる。また被乗数と
乗数との最上位ビットは符号と見なして、最上位ビット
が”0”ならば正の数、”1”ならば負の数として表
す。
【0003】図4は従来例の並列乗算器の演算原理を説
明する図である。図4に示す被乗数401は5ビットの
負の数で十進数での値はマイナス3である。一方乗数4
02は5ビットの正の数で十進数での値はプラス2であ
る。
【0004】一般にmビット×nビットの積は、(m+
n)ビットとなることが知られており、被乗数401と
乗数402とは、演算を行う前に(m+n)ビット、こ
の例ではそれぞれ10ビットに成るように桁の拡張をす
る。
【0005】桁の拡張は、拡張前の最上位桁の”1”あ
るいは”0”をそのまま使い、正の数では”0”を、負
の数では”1”を拡張する。図4に示す従来例では、被
乗数401の拡張ビット403の5ビット分を”1”に
し、乗数402の拡張ビット404の5ビット分を”
0”にしている。
【0006】乗算は以下に示す方法で行われる。まず乗
数402は最下位桁を被乗数401とかけ算をして部分
積406を得る。次に乗数402の2桁目を被乗数40
1とかけ算をして部分積407を得る。この際、部分積
407は部分積406より最上位桁方向に1ビット分ず
らして配置する。
【0007】図5は一般的な乗算器の構成を示す回路と
論理式との図であり、図5(a)は乗算器の構成を示す
回路図を示し、図5(b)は乗算器の論理式の図であ
る。
【0008】図5(a)に示す乗算器の回路図は、被乗
数入力端子Xと乗数入力端子Yとを入力とし、乗算結果
出力端子SO出力とする2入力アンド回路であり、図5
(b)に示す乗算器は2入力アンド回路の論理式の図で
ある。
【0009】以上のように、乗数402の桁を最上位桁
方向に1ビットずらしながら、同様に被乗数401とか
け算をして部分積408〜415を得る。この際上記し
たように、mビット×nビットの積は(m+n)ビット
となるので、これを越える部分416は演算を止め無視
する。
【0010】また部分積407〜415は1ビットづつ
最上位桁方向にずらして配置することから、図4に示す
ように空白部417が発生する。図4に示す従来例で
は、この空白部417には全て”0”を埋めることにす
る。空白部分417は、全て”0”で埋められていると
するので、加算では無視しても演算結果に影響は無い。
【0011】そして、全ての部分積406〜415を得
た後、各桁の加算は一つ上の部分積とその桁の部分積と
一つ右側からの桁上がりを加えることで加算結果405
を得る。この論理は全加算器として一般に知られてい
る。
【0012】図6は1ビットの全加算の原理を示す論理
図であり、被乗数はXで表し、乗数はYで表し、一つ下
の桁からの桁上がりはCIで表し、加算の演算結果はS
で表し、一つ上の桁への桁上がりはCOで表している。
【0013】以上のように、各桁の演算は部分積を求め
る乗算演算と部分積を加算する加算演算とを同時に行う
必要がある。各桁の部分積を求める乗算演算と部分積を
加算す加算演算を同時に行なう乗算回路は、特に並列乗
算器と呼び、並列乗算器は被乗数と乗数とを入力するだ
けで演算結果が得られ、また高速な演算をする事ができ
る。
【0014】並列乗算器は上記記載のように、部分積を
求める演算と部分積を加算す演算とを同時に行うため1
ビット分の乗算器を大量に必要とする。
【0015】図7は一般的なの並列乗算器を構成する乗
算器の構成を示すブロックと論理式との図であり、図7
(a)は乗算器の構成を示すブロック図を示し、図7
(b)は乗算器の論理式の図である。
【0016】図7(a)に示す乗算器のブロック図は、
被乗数入力端子Xと乗数入力端子Yとが入力する2入力
アンド回路と、乗算結果入力端子SIと2入力アンド回
路の出力端子Zと桁上げ入力端子CIとが入力し、桁上
げ出力端子COと乗算結果出力端子SOとを出力する加
算回路とで構成している。
【0017】また図7(b)に示す乗算器の論理式の図
は、2入力アンド回路の出力端子Zと乗算結果入力端子
SIと桁上げ入力端子CIとの入力状態によって、乗算
結果出力端子SOと桁上げ出力端子COとの出力状態を
示している。
【0018】上記記載の内容を考慮すると、mビットの
被乗数とnビットの乗数とを演算するための並列乗算器
は、次式に示す数の図7に示す1ビット分の乗算器で構
成することになる。 したがって、図4に示す5ビットの被乗数401と5ビ
ットの乗数402との演算では、上記の式から55個の
乗算器が必要になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来例の
並列乗算器では、乗算器を大量に必要となる。また、特
定の符号の組み合わせの並列乗算においても、同数の乗
算器が必要であり、この並列乗算器を半導体集積回路で
実現しようとしても回路が大幅に大きくなるという課題
がある。
【0020】本発明の目的は上記の課題を解決して、被
乗数が正あるいは負で、乗数が正に限る場合に、乗算器
数の数を削減し、回路規模を大幅に減らす並列乗算器を
提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の並列乗算器は、1桁ずつ最上位桁方向にずれて
配置するn個の並列乗算ブロックを有し、それぞれの並
列乗算ブロックはm個の乗算器と最上位桁に1つ拡張器
とで構成し、乗算器は被乗数と乗数とを入力する2入力
アンド回路と、一つ上の並列乗算ブロックの乗算結果と
2入力アンド回路の出力と同じ並列乗算ブロックの下位
桁からの桁上げ入力子とを入力し、同じ並列乗算ブロッ
クの上位桁への桁上げ出力と一つ下の並列乗算ブロック
へ乗算結果を出力する加算回路とで構成し、拡張器は被
乗数入力と乗数入力とを入力とする2入力アンド回路
と、2入力アンド回路の出力と一つ上の並列乗算ブロッ
クの乗算結果とを入力とし、一つ下の並列乗算ブロック
へ乗算結果を出力する2入力オア回路とで構成し、nビ
ットの乗数はそれぞれn個の並列乗算ブロックを構成す
る乗算器と拡張器との乗数入力端子に接続し、mビット
の被乗数はn個の並列乗算ブロックを構成する各桁毎の
乗算器の被乗数入力端子に接続し、mビット目の被乗数
はn個の並列乗算ブロックを構成する拡張器の被乗数入
力端子に接続することを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明の並列乗算器は、被乗数がmビットの正
の数で、乗数がnビットの正の数を入力するか、被乗数
がmビットの負の数で、乗数がnビットの正の数を入力
すると、各並列乗算ブロックでmビットの被乗数に乗数
の各ビットを乗算した乗算結果を出力し、その乗算結果
を各並列乗算ブロックの加算器で加算することで(m+
n)ビットの出力を得ることができる。
【0023】また本発明の並列乗算器は、(m×n)個
の乗算器と、n個の拡張器とだけで構成することが可能
であり、回路規模を大幅に削減することができる。
【0024】
【実施例】本発明の並列乗算器は、被乗数が正の数値
で、乗数が正の数値の場合と、被乗数が負の数値で乗数
が正の数値の場合の時に用いる並列乗算器である。
【0025】図1は本発明の実施例における並列乗算器
の構成を示す回路図であり、5ビットの被乗数×5ビッ
トの乗数の並列乗算器を示している。ここで5ビットの
被乗数は最上位桁をX4で表し、最下位桁をX0で表し
ている。また5ビットの乗数は最上位桁をY4で表し、
最下位桁をY0で表している。さらに10ビットの乗算
結果は最上位桁をS9で表し、最下位桁をS0で表して
いる。
【0026】図1に示す本発明の並列乗算器は、5つの
並列乗算ブロック100、101、102、103、1
04とで構成し、第1の並列乗算ブロック100は5つ
の第2の乗算器131と1つの拡張器140とで構成
し、5つの第2の乗算器131は最下位桁から5桁分設
け、拡張器140は最上位桁に設けている。
【0027】第2の並列乗算ブロック101から第5の
並列乗算ブロック104は、4つの第1の乗算器130
と1つの第3の乗算器132と1つの拡張器140とで
構成し、第3の乗算器132は最下位桁に設け、4つの
第1の乗算器130は2桁目から4桁分設け、拡張器1
40は最上位桁に設けている。
【0028】上記記載の第1の乗算器130は、乗数入
力端子と被乗数入力端子と乗算結果入力端子と桁上げ入
力端子との4つの入力端子と、乗算結果出力端子と桁上
げ出力端子との2つの出力端子とを設けている。
【0029】また第2の乗算器131は、乗数入力端子
と被乗数入力端子との2つの入力端子と、乗算結果出力
端子の1つの出力端子を設けている。
【0030】また第3の乗算器132は、乗数入力端子
と被乗数入力端子と乗算結果入力端子との3つの入力端
子と、乗算結果出力端子と桁上げ出力端子との2つの出
力端子とを設けている。
【0031】さらに拡張器140は、乗数入力端子と被
乗数入力端子と乗算結果入力端子との3つの入力端子
と、乗算結果出力端子の1つの出力端子とを設けてい
る。
【0032】最下位桁の乗数Y0は、第1の並列乗算ブ
ロック100を構成する5つの第2の乗算器131と、
拡張器140との乗数入力端子に接続し、2桁目の乗数
Y1は、第2の並列乗算ブロック101を構成する4つ
の第1の乗算器130と、第3の乗算器132と、拡張
器140との乗数入力端子に接続している。
【0033】また3桁目から5桁目の乗数Y2、Y3、
Y4は、2桁目の乗数Y1と同様に、第3の並列乗算ブ
ロック102から第5の並列乗算ブロック104を構成
する4つの第1の乗算器130と、第3の乗算器132
と、拡張器140との乗数入力端子に接続している。
【0034】最下位桁の被乗数X0は、第1の並列乗算
ブロック100を構成する最下位桁の第2の乗算器13
1と、第2の並列乗算ブロック101から第5の並列乗
算ブロック104を構成する最下位桁の第3の乗算器1
32との被乗数入力端子に接続している。
【0035】2桁目の被乗数X1は、第1の並列乗算ブ
ロック100を構成する2桁目の第2の乗算器131
と、第2の並列乗算ブロック101から第5の並列乗算
ブロック104を構成する2桁目の第1の乗算器130
との被乗数入力端子に接続している。
【0036】3桁目と4桁目の被乗数X2、X3は、2
桁目の被乗数X1と同様に、第1の並列乗算ブロック1
00を構成する3桁目と4桁目の第2の乗算器131
と、第2の並列乗算ブロック101から第5の並列乗算
ブロック104を構成する3桁目と4桁目の第1の乗算
器130との被乗数入力端子に接続している。
【0037】5桁目の被乗数X4は、第1の並列乗算ブ
ロック100を構成する5桁目の第2の乗算器131と
最上位桁の拡張器140との被乗数入力端子と、第2の
並列乗算ブロック101から第5の並列乗算ブロック1
04を構成する5桁目の第1の乗算器130と最上位桁
の拡張器140との被乗数入力端子に接続している。
【0038】また、それぞれの並列乗算ブロック10
0、101、102、103、104は1桁づつ最上位
桁方向にずれて接続している。
【0039】具体的には、第1の並列乗算ブロック10
0を構成する最下位桁の第2の乗算器131の乗算結果
出力端子は並列乗算器の最下位桁の出力S0であり、第
1の並列乗算ブロック100を構成する2桁目の第2の
乗算器131の乗算結果出力端子は第2の並列乗算ブロ
ック101を構成する最下位桁の第3の乗算器132の
乗算結果入力端子に接続している。
【0040】同様に、第1の並列乗算ブロック100を
構成する3桁目から5桁目までの第2の乗算器131の
乗算結果出力端子は第2の並列乗算ブロック101を構
成する2桁目から4桁目までの第3の乗算器132の乗
算結果入力端子に接続している。
【0041】また、第1の並列乗算ブロック100を構
成する最上位桁の拡張器140の乗算結果出力端子は、
第2の並列乗算ブロック101を構成する5桁目の第3
の乗算器132と最上位桁の拡張器140との乗算結果
入力端子に接続している。
【0042】また第2の並列乗算ブロック101から第
4の並列乗算ブロック103の最下位桁の乗算結果出力
端子は、並列乗算器の2桁目から4桁目の出力S1、S
2、S3となり、第2の並列乗算ブロック101から第
4の並列乗算ブロック103の2桁目から最上位桁の乗
算結果出力端子は、第3の並列乗算ブロック102から
第5の並列乗算ブロック104の最下位桁から最上位桁
の乗算結果入力端子に接続している。
【0043】さらに第5の並列乗算ブロック104の最
下位桁から最上位桁の乗算結果出力端子は、並列乗算器
の5桁目から10桁目の出力S4、S5、S6、S7、
S8、S9となっている。
【0044】図7は本発明の並列乗算器を構成する第1
の乗算器の構成を示すブロックと論理式との図であり、
図7(a)は第1の乗算器の構成を示すブロック図を示
し、図7(b)は第1の乗算器の論理式の図である。
【0045】図7(a)に示す第1の乗算器のブロック
図は、被乗数入力端子Xと乗数入力端子Yとが入力する
2入力アンド回路と、乗算結果入力端子SIと2入力ア
ンド回路の出力端子Zと桁上げ入力端子CIとが入力
し、桁上げ出力端子COと乗算結果出力端子SOとを出
力する加算回路とで構成している。
【0046】また図7(b)に示す第1の乗算器の論理
式の図は、2入力アンド回路の出力端子Zと乗算結果入
力端子SIと桁上げ入力端子CIとの入力状態によっ
て、乗算結果出力端子SOと桁上げ出力端子COとの出
力状態を示している。
【0047】図5は本発明の並列乗算器を構成する第2
の乗算器の構成を示す回路と論理式との図であり、図5
(a)は第2の乗算器の構成を示す回路図を示し、図5
(b)は第2の乗算器の論理式の図である。
【0048】図5(a)に示す第2の乗算器の回路図
は、被乗数入力端子Xと乗数入力端子Yとを入力とし、
乗算結果出力端子SO出力とする2入力アンド回路であ
り、図5(b)に示す第2の乗算器は2入力アンド回路
の論理式の図である。
【0049】図8は本発明の並列乗算器を構成する第3
の乗算器の構成を示すブロックと論理式との図であり、
図8(a)は第3の乗算器の構成を示すブロック図を示
し、図8(b)は第3の乗算器の論理式の図である。
【0050】図8(a)に示す第3の乗算器のブロック
図は、被乗数入力端子Xと乗数入力端子Yとが入力する
2入力アンド回路と、乗算結果入力端子SIと2入力ア
ンド回路の出力端子Zとが入力し、桁上げ出力端子CO
と乗算結果出力端子SOとを出力する加算回路とで構成
している。
【0051】また図8(b)に示す第3の乗算器の論理
式の図は、2入力アンド回路の出力端子Zと乗算結果入
力端子SIとの入力状態によって、乗算結果出力端子S
Oと桁上げ出力端子COとの出力状態を示している。
【0052】図3は本発明の並列乗算器を構成する拡張
器の構成を示す回路と論理式の図である。図3(a)は
拡張器の回路構成を示す回路図であり、図3(b)は拡
張器の論理式を示す図である。
【0053】図3(a)に示す拡張器は、被乗数入力端
子Xと乗数入力端子Yとを入力とする2入力アンド回路
と、2入力アンド回路の出力端子と乗算結果入力端子S
Iとを入力とし、乗算結果出力端子SOを出力する2入
力オア回路とで構成している。
【0054】図3(b)は拡張器の論理式を表し、被乗
数入力端子Xと乗数入力端子Yとの両方が”1”または
乗算結果入力端子SIが”1”の時に、乗算結果出力端
子SOに”1”を出力するようになっている。
【0055】つぎに、具体的な数値を用いて本発明の並
列乗算器の演算を以下にする。
【0056】図2は本発明の実施例における並列乗算器
の演算原理を説明する図である。図2(a)は5ビット
の正の数値の被乗数×5ビットの正の数値の乗数の演算
原理の例を表し、図2(b)は5ビットの負の数値の被
乗数×5ビットの正の数値の乗数の演算原理の例を表わ
している。
【0057】ディジタル値の乗算は、入力する被乗数と
乗数とを2進数で表現し、被乗数または乗数が負の数で
ある場合は、2の補数で表現して取り扱うことが一般的
である。2の補数は2進数で表す”1”あるいは”0”
の各桁を、”1”ならば”0”にし、”0”ならば”
1”にして、”1”を減算して得られる。また被乗数と
乗数との最上位ビットは符号と見なして、最上位ビット
が”0”ならば正の数、”1”ならば負の数として表
す。
【0058】まず、図2(a)に示す5ビットの正の数
値の被乗数×5ビットの正の数値の乗数の演算原理を説
明する。図2(a)に示す5ビットの正の被乗数201
と5ビットの正の乗数202とは十進で示すとそれぞれ
プラス3とプラス2とを表している。
【0059】本発明の実施例における乗算は以下に示す
方法で行う。まず、乗数202の最下位桁と被乗数20
1とを図1に示す第1の並列乗算ブロック100で演算
して第1の部分積205を得る。この時、第1の部分積
205の乗算結果は正であるので、第1の部分積205
の最上位桁210は”0”になる。
【0060】つぎに、乗数202の桁を最上位桁の方向
に1ビットづつずらしながら、同様に被乗算201と図
1に示す第2の並列乗算ブロック101から第5の並列
乗算ブロック104で演算して第2の部分積206から
第5の部分積209を順に得る。さらに第2の部分積2
06から第5の部分積209の乗算結果も正であるの
で、第2の部分積206から第5の部分積209の最上
位桁211〜214は”0”になる。
【0061】この際、第2の部分積206から第5の部
分積209は1桁づつ最上位桁方向にずらして配置して
あり、その結果、図2(a)に示す空白部217が発生
し、本発明の実施例ではこの空白部217には全て”
0”を埋めることとする。
【0062】そして、全ての部分積205〜209を得
た後、各桁の加算は一つ上の部分積とその桁の部分積と
一つ右側からの桁上がりを加えることで加算結果203
を得て、十進数で示すとプラス6となる。
【0063】つぎに、図2(b)に示す5ビットの負の
数値の被乗数×5ビットの正の数値の乗数の演算原理を
説明する。負の被乗数201は2の補数で表し、5ビッ
トの負の被乗数201と5ビットの正の乗数202とは
十進数で示すとそれぞれマイナス3とプラス2とを表し
ている。
【0064】正×正の演算に習い、乗数202の最下位
桁と被乗数201とを図1に示す第1の並列乗算ブロッ
ク100で演算して第1の部分積205を得る。この
時、第1の部分積205の乗算結果は正であるので、第
1の部分積205の最上位桁210は”0”になる。
【0065】つぎに、正×正の演算の場合に習い、乗数
202の桁を最上位桁に1ビットづつずらしながら、同
様に被乗算201と図1に示す第2の並列乗算ブロック
101から第5の並列乗算ブロック104で演算して第
2の部分積206から第5の部分積209を順に得る。
第2の部分積206の最上位桁211は、図3に示す拡
張器の論理式から明らかなように”1”になる。
【0066】第3の部分積207から第5の部分積20
9はそれぞれ正の数値であるが、第2の部分積206の
最上位桁211が”1”であることから、第3の部分積
207から第5の部分積209の最上位桁212、21
3、214は、図3に示す拡張器の論理式から明らかな
ように”1”になる。
【0067】この際、第2の部分積206から第5の部
分積209は1桁づつ最上位桁方向にずらして配置して
あり、その結果、図2(b)に示す空白部217が発生
し、本発明の実施例ではこの空白部217には全て”
0”を埋めることとする。
【0068】そして、全ての部分積205〜209を得
た後、各桁の加算は一つ上の部分積とその桁の部分積と
一つ右側からの桁上がりを加えることで加算結果203
を得て、十進数で示すとマイナス6となる。
【0069】また、各部分積205〜209の最上位桁
210〜214は、各部分積205〜209をそれぞれ
順に加算する場合、加算の結果一つ右の桁からの桁上が
りが生じても図1に示す拡張器140内では桁上げしな
い構成になっている。
【0070】さらに具体的に説明すると、第1の部分積
205と第2の部分積206との加算で、加算の結果、
図1に示す第2の並列乗算ブロック101の拡張器14
0には一つ右の桁から桁上がり出力が接続していないた
め、拡張器140内では一つ右の桁から桁上がりの影響
を受けない。
【0071】本発明の実施例における並列乗算器では、
第1の乗算器130と第2の乗算器131と第3の乗算
器132とを別々の乗算器で構成しているが、全ての乗
算器を第1の乗算器130で構成して良いことは明らか
である。
【0072】上記説明から明らかなように、本発明の並
列乗算器は被乗数のビット数をmビットとし、乗数のビ
ット数をnビットとすると、並列乗算器をは(m×n)
ビット分の乗算器と、nビット分の拡張器とで構成する
ことができる。
【0073】
【発明の効果】本発明の並列乗算器によれば、正の数値
の被乗数と正の数値の乗数との並列乗算と、負の数値の
被乗数と正の数値の乗数との並列乗算とを行う場合に限
り、並列乗算器を構成する乗算器を大幅に削減すること
ができ、半導体集積回路などにする場合に面積を大幅に
縮小することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における並列乗算器の構成を示
す回路図である。
【図2】本発明の実施例における並列乗算器の演算原理
を説明する図である。
【図3】本発明の並列乗算器を構成する拡張器の構成を
示す回路と論理式の図である。
【図4】従来例の並列乗算器の演算原理を説明する図で
ある。
【図5】本発明の並列乗算器を構成する第2の乗算器の
構成を示す回路と論理式との図である。
【図6】従来例の全加算器の論理を示す図である。
【図7】本発明の並列乗算器を構成する第1の乗算器の
構成を示すブロックと論理式との図である。
【図8】本発明の並列乗算器を構成する第3の乗算器の
構成を示すブロックと論理式との図である。
【符号の説明】
100 第1の並列乗算ブロック 101 第2の並列乗算ブロック 102 第3の並列乗算ブロック 103 第4の並列乗算ブロック 130 第1の乗算器 131 第2の乗算器 132 第3の乗算器 140 拡張器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1桁ずつ最上位桁方向にずれて配置する
    n個の並列乗算ブロックを有し、それぞれの並列乗算ブ
    ロックはm個の乗算器と最上位桁に1つ拡張器とで構成
    し、乗算器は被乗数と乗数とを入力する2入力アンド回
    路と、一つ上の並列乗算ブロックの乗算結果と2入力ア
    ンド回路の出力と同じ並列乗算ブロックの下位桁からの
    桁上げ入力とを入力し、同じ並列乗算ブロックの上位桁
    への桁上げ出力と一つ下の並列乗算ブロックへ乗算結果
    を出力する加算回路とで構成し、拡張器は被乗数入力と
    乗数入力とを入力とする2入力アンド回路と、2入力ア
    ンド回路の出力と一つ上の並列乗算ブロックの乗算結果
    とを入力とし、一つ下の並列乗算ブロックへ乗算結果を
    出力する2入力オア回路とで構成することを特徴とする
    並列乗算回路。
  2. 【請求項2】 1桁ずつ最上位桁方向にずれて配置する
    n個の並列乗算ブロックを有し、それぞれの並列乗算ブ
    ロックはm個の乗算器と最上位桁に1つ拡張器とで構成
    し、乗算器は被乗数と乗数とを入力する2入力アンド回
    路と、一つ上の並列乗算ブロックの乗算結果と2入力ア
    ンド回路の出力と同じ並列乗算ブロックの下位桁からの
    桁上げ入力とを入力し、同じ並列乗算ブロックの上位桁
    への桁上げ出力と一つ下の並列乗算ブロックへ乗算結果
    を出力する加算回路とで構成し、拡張器は被乗数入力と
    乗数入力とを入力とする2入力アンド回路と、2入力ア
    ンド回路の出力と一つ上の並列乗算ブロックの乗算結果
    とを入力とし、一つ下の並列乗算ブロックへ乗算結果を
    出力する2入力オア回路とで構成し、nビットの乗数は
    それぞれn個の並列乗算ブロックを構成する乗算器と拡
    張器との乗数入力端子に接続し、mビットの被乗数はn
    個の並列乗算ブロックを構成する各桁毎の乗算器の被乗
    数入力端子に接続し、mビット目の被乗数はn個の並列
    乗算ブロックを構成する拡張器の被乗数入力端子に接続
    することを特徴とする並列乗算回路。
  3. 【請求項3】 1桁ずつ最上位桁方向にずれて配置する
    n個の並列乗算ブロックを有し、それぞれの並列乗算ブ
    ロックはm個の乗算器と最上位桁に1つ拡張器とで構成
    し、第1の並列乗算ブロックの乗算器は被乗数と乗数と
    を入力する2入力アンド回路とで構成し、第2の並列乗
    算ブロック以降の乗算器は被乗数と乗数とを入力する2
    入力アンド回路と、一つ上の並列乗算ブロックの乗算結
    果と2入力アンド回路の出力と同じ並列乗算ブロックの
    下位桁からの桁上げ入力子とを入力し、同じ並列乗算ブ
    ロックの上位桁への桁上げ出力と一つ下の並列乗算ブロ
    ックへ乗算結果を出力する加算回路とで構成し、拡張器
    は被乗数入力と乗数入力とを入力とする2入力アンド回
    路と、2入力アンド回路の出力と一つ上の並列乗算ブロ
    ックの乗算結果とを入力とし、一つ下の並列乗算ブロッ
    クへ乗算結果を出力する2入力オア回路とで構成するこ
    とを特徴とする並列乗算回路。
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