JPH0944442A - マイクロコンピュータのデータ転送装置 - Google Patents

マイクロコンピュータのデータ転送装置

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JPH0944442A
JPH0944442A JP19050395A JP19050395A JPH0944442A JP H0944442 A JPH0944442 A JP H0944442A JP 19050395 A JP19050395 A JP 19050395A JP 19050395 A JP19050395 A JP 19050395A JP H0944442 A JPH0944442 A JP H0944442A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの動作状態に影響を与えることなく、
メモリと入出力装置との間のデータ転送が可能なマイク
ロコンピュータのデータ転送装置を提供する。 【解決手段】 CPU10,ROM12が接続されたコ
ア側システムバスとRAM14,シリアル通信回路18
が接続されたペリ側システムバスとをゲート信号GTに
従い電気的に接続/切断するゲート22と、RAM14
とシリアル通信回路18との間のDMA転送を実行する
DMA制御回路20とを備える。DMA制御回路20
は、CPU10からのフェッチ信号FTが命令フェッチ
中であることを示している時に、ゲート信号GTを出力
してコア側システムバスからペリ側システムバスを切り
離すと共に、切り離されたペリ側システムバス上にてD
MA転送を実行する。これにより、CPU10の動作に
何等影響を与えることなく、RAM14とシリアル通信
回路18との間のDMA転送を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータにおいて記憶装置と入出力装置との間のデータ転送
を行うマイクロコンピュータのデータ転送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、CPU,ROM,RAM,及
び各種周辺回路を内蔵したマイクロコンピュータユニッ
ト(MCU)を用いて構成されたシステムにおいて、プ
ログラム等をデバッグする際には、プログラムに従って
実際にCPUを動作させると共に、CPUの動作に応じ
て一時的にRAMに格納されるデータ(以下、単にRA
M値という)を確認することにより、動作を確認するこ
とが行われている。
【0003】このようにRAM値の確認するためには、
何等かの方法でRAM値を読み出して外部に出力する必
要があるが、その方法の一つとして、MCU内にシリア
ル通信回路を設け、このシリアル通信回路を介してRA
M値をパーソナルコンピュータ等の外部装置に出力する
方法が知られている。この方法を用いた場合、RAMか
らシリアル通信回路へのデータ転送は、通常、CPUの
負担を軽減するために、転送元及び転送先アドレスや転
送数を所定のレジスタに設定すると、後はCPUを介す
ることなくハードウェアにて高速にデータ転送を行う所
謂DMA転送により行われている。
【0004】そしてこのようなDMA転送を制御するた
めのDMA制御回路として、例えば特開平5−5396
9号公報には、図10に示すように、転送すべきデータ
が格納された転送元アドレスを設定するための転送元ア
ドレスカウンタ202、転送先アドレスを設定するため
の転送先アドレスカウンタ204、転送すべきデータ数
を設定するための転送語数カウンタ206、転送元アド
レスカウンタにより指定されたアドレスから読み出され
た転送データを一時的に記憶するデータレジスタ20
8、各種制御信号を発生させる制御回路200を備え、
各カウンタ202,204,206が設定され転送準備
が整うとCPUにバス要求信号BRを送出し、これに応
じてCPUからバス使用許可信号BAを受信すると上記
各カウンタ202,204,206に基づきDMA転送
を行い、転送が終了するとCPUに割込信号IRを通知
するように構成されたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなD
MA制御回路を用いた場合、バス要求信号BRを受信し
たCPUは、現在実行中のバスサイクルを完了後に、D
MA制御回路によるバスの使用が可能となるようにバス
を解放し、DMA制御回路へバス使用許可信号BAを送
出した後、DMA制御回路から割込信号IRを受信する
までの間処理を中断する。このため、CPUにおいて
は、例えばタイマ割込に応じてリアルタイムで実行すべ
き処理があったとしても、DMA転送中にタイマ割込が
発生した場合は、DMA転送が終了するまで処理が待た
されることになる。
【0006】つまり、デバッグのために、このようなD
MA制御回路を用いてRAM値のモニタをすると、CP
Uの動作状態が、RAM値のモニタを行わない実際の使
用時とは全く異なってしまうため、信頼性の高いデバッ
グを行うことができないという問題があった。
【0007】なお、図10に記載のDMA制御回路で
は、バス使用許可信号BAを監視し、DMA制御回路が
バスを獲得している平均時間を求めることによりCPU
の処理状態を検出する演算回路210を設け、CPUの
処理が忙しい時には、1回のDMA転送により転送する
データ数または時間を減少させることにより、CPUの
処理が待たされる等の、DMA転送によるCPUの処理
への影響を低減するようにされているが、DMA転送時
にCPUがバスを解放してDMA制御回路にバスを占有
させる以上、DMA転送によるCPUへの影響を完全に
無くすことはできなかった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するために、
中央処理装置(CPU)の動作状態に影響を与えること
なく、記憶装置と入出力装置との間のデータ転送が可能
なマイクロコンピュータのデータ転送装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1に記載の発明は、予め設定されたプ
ログラムに従って処理を実行する中央処理装置,該中央
処理装置が実行するプログラムが格納された第1の記憶
装置,上記中央処理装置の処理に応じてデータが読み書
きされる第2の記憶装置,外部装置との間でデータを入
出力するための入出力装置,及び上記各装置が接続され
るシステムバスを備えたマイクロコンピュータにおいて
上記第2の記憶装置と上記入出力装置との間のデータ転
送を制御するためのデータ転送装置であって、上記シス
テムバスを、上記中央処理装置,上記第1の記憶装置が
接続された第1のシステムバス,及び上記第2の記憶装
置,上記入出力装置が接続された第2のシステムバスに
区分すると共に、外部からのバス切断指令に従い、上記
第1及び第2のシステムバスを電気的に切り離すバス切
断手段と、上記第2のシステムバスに接続され、上記第
2の記憶装置及び上記入出力装置の間のDMA転送を制
御するDMA制御回路と、上記中央処理装置が上記第1
のシステムバス内にて処理を行っている時に、上記バス
切断手段にバス切断指令を出力するバス切断制御手段
と、上記バス切断手段により上記第1及び第2のシステ
ムバスが切り離されている時に、上記DMA制御回路を
動作させる転送制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のマイクロコンピュータのデータ転送装置におい
て、上記バス切断制御手段は、上記中央処理装置より出
力される状態信号が上記第1の記憶装置からプログラム
を読み出すフェッチサイクルであることを示している場
合に、上記バス切断指令を出力することを特徴とする。
【0011】次に、請求項3に記載の発明は、予め設定
されたプログラムに従って処理を実行する中央処理装
置,該中央処理装置が実行するプログラムが格納された
第1の記憶装置,上記中央処理装置の処理に応じてデー
タが読み書きされる第2の記憶装置,外部装置との間で
データを入出力するための入出力装置,及び上記各装置
が接続されるシステムバスを備えたマイクロコンピュー
タにおいて上記第2の記憶装置と上記入出力装置との間
のデータ転送を制御するためのデータ転送装置であっ
て、上記システムバスが、上記中央処理装置,及び上記
第1の記憶装置が接続されたメインバスと、上記入出力
装置が接続され上記メインバスとは電気的に切り離され
たローカルバスとからなり、外部からのバス切換指令に
従い、上記第2の記憶装置を上記メインバス或は上記ロ
ーカルバスのいずれかに択一的に接続するバス切換手段
と、上記ローカルバスに接続され、上記第2の記憶装置
及び上記入出力装置の間のDMA転送を制御するDMA
制御回路と、上記中央処理装置が上記第2の記憶装置を
アクセスしていない時に、上記第2の記憶装置を上記ロ
ーカルバスに接続させるバス切換指令を上記バス切換手
段に出力するバス切換制御手段と、上記バス切換手段に
より、上記第2の記憶装置が上記ローカルバスに接続さ
れている時に、上記DMA制御回路を動作させる転送制
御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載のマイクロコンピュータのデータ転送装置におい
て、上記バス切換手段は、上記中央処理装置からのアド
レスをデコードすることにより、上記第2の記憶装置が
アクセスされているか否かを判断する判定手段を備える
ことを特徴とする。
【0013】また次に、請求項5に記載の発明は、請求
項1ないし請求項4のいずれかに記載のマイクロコンピ
ュータのデータ転送装置において、上記入出力装置が、
上記第2の記憶装置からの転送データをシリアルデータ
に変換して外部に送出するシリアル通信装置であること
を特徴とする。
【0014】上記のように構成された請求項1に記載の
マイクロコンピュータのデータ転送装置においては、中
央処理装置が、第1のシステムバス内だけで制御を行っ
ている時に、バス切断制御手段がバス切断手段にバス切
断指令を出力し、このバス切断指令を受けたバス切断手
段が第1及び第2のシステムバスを電気的に切り離す。
これにより、第2のシステムバス上では、中央処理装置
による制御とは独立した制御を実行することが可能とな
る。
【0015】そしてこのように第1及び第2のシステム
バスが切り離されている時に、転送制御手段がDMA制
御装置を動作させることにより、このDMA制御回路に
より、第2の記憶装置及び入出力装置の間のDMA転送
が実行される。従って、本発明のマイクロコンピュータ
のデータ転送装置によれば、第1のシステムバス上にお
ける中央処理装置の動作に何等影響を与えることなく、
第2のシステムバス上にて第2の記憶装置と入出力装置
との間のDMA転送が行うことができる。その結果、プ
ログラム等のデバッグ時において、この第2の記憶装置
と入出力装置との間のDMA転送機能を用いれば、中央
処理装置を実際の使用時と全く同じ動作状態にしたまま
RAM値をモニタできるので、信頼性の高いデバッグを
行うことができる。
【0016】また、本発明によれば、中央処理装置の動
作に応じて、DMA転送が可能な時には常に第1及び第
2のシステムバスが切り離されるようにされており、D
MA転送を開始する際に、従来装置のように中央処理装
置によるバスの解放を待つ必要がないので、効率よくD
MA転送を実行できる。
【0017】次に、請求項2に記載のマイクロコンピュ
ータのデータ転送装置においては、バス切断制御手段
は、中央処理装置より出力される状態信号が第1の記憶
装置からプログラムを読み出すフェッチサイクルである
ことを示している場合に、バス切断指令を出力する。
【0018】このように状態信号を用いて、第1及び第
2のシステムバスの切り離しが可能であるか否かを判定
することにより、例えばアドレスをデコードして判定す
る場合に比べて、構成を簡単にできる。また次に、請求
項3に記載のマイクロコンピュータのデータ転送装置に
おいては、システムバスが、メインバスとローカルバス
とに電気的に切り離されており、中央処理装置が第2の
記憶装置をアクセスしていない時に、バス切換制御手段
がバス切換手段にバス切換指令を出力し、バス切換指令
を受けたバス切換手段が第2の記憶装置をローカルバス
に接続する。なお、メインバスとローカルバスとは、電
気的に切り離されているため、ローカルバス上では、中
央処理装置による制御とは独立した制御を実行すること
が可能である。
【0019】そしてこのように第2の記憶装置がローカ
ルバスに接続されている時に、転送制御手段が、DMA
制御回路を動作させることにより、このDMA制御回路
により、第2の記憶装置及び入出力装置の間のDMA転
送が実行される。従って、本発明のマイクロコンピュー
タのデータ転送装置によれば、請求項1に記載の発明と
同様に、中央処理装置の動作に何等影響を与えることな
く、ローカルバス上にて第2の記憶装置と入出力装置と
の間のDMA転送を行うことができ、その結果、プログ
ラム等のデバッグ時に、このDMA転送機能を用いれ
ば、中央処理装置を実際の使用時と全く同じ動作状態に
したままRAM値をモニタできるので、信頼性の高いデ
バッグを行うことができる。
【0020】また、本発明によれば、元々メインバスと
ローカルバスとは電気的に切り離されており、DMA転
送を開始する際に、従来装置のように中央処理装置によ
るバスの解放を待つ必要がないので、効率よくDMA転
送を実行できる。次に、請求項4に記載のマイクロコン
ピュータのデータ転送装置においては、バス切換手段
は、中央処理装置からのアドレスをデコードすることに
より、第2の記憶装置がアクセスされているか否かを判
断する判定手段を備えている。
【0021】なお、第2の記憶装置がアクセスされない
時というのは、フェッチサイクル以外にも、例えば、メ
インバス上に接続された第1の記憶装置以外の装置をア
クセスする期間等が含まれる。従って、本発明によれ
ば、第2の記憶装置及び入出力装置間のDMA転送を、
フェッチサイクルだけでなく第2の記憶装置がアクセス
されない全ての期間にて行うことができるので、請求項
2に記載の装置に比べ、より効率よくDMA転送を行う
ことができる。
【0022】また次に、請求項5に記載のマイクロコン
ピュータのデータ転送装置においては、入出力装置が、
第2の記憶装置からの転送データをシリアルデータに変
換して外部に送出するシリアル通信装置からなる。従っ
て、特に、本発明のデータ転送装置を含んだマイクロコ
ンピュータにて、各種装置を制御するためのコントロー
ラ等を1チップの素子に構成し、しかも素子を小型化す
るために、データバスやアドレスバスを外部に出さない
ように構成した場合であっても、シリアル通信装置のシ
リアル端子を外部に出しておけば、RAM値のモニタす
ることができ、プログラム等のデバッグを容易にでき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面と共
に説明する。図1は、第1実施例のマイクロコンピュー
タユニット(MCU)の全体構成を表すブロック図であ
る。
【0024】図1に示すように本実施例のMCUは、予
め設定されたプログラムに従って処理を実行する中央処
理装置(CPU)10と、CPU10が処理を実行する
ためのプログラムを格納する読出専用メモリ(ROM)
12と、CPU10の処理に応じてデータが読み書きさ
れるランダムアクセスメモリ(RAM)14と、CPU
10により制御される各種周辺回路16と、外部装置と
の間でシリアルデータ通信を行うためのシリアル通信回
路18と、RAM14及びシリアル通信回路18,周辺
回路16間の16ビット単位のDMA転送を制御するD
MA制御回路20と、これら各部を接続するシステムバ
スを、CPU10,ROM12が接続されたコア側シス
テムバス(アドレスバスA,データバスD)、及びRA
M14,周辺回路16,シリアル通信回路18,DMA
制御回路20が接続されたペリ側システムバス(アドレ
スバスAp,データバスDp)とに区分し、DMA制御
回路20からのゲート信号GTに応じて、両ステムバス
を電気的に接続或は切断するゲート22とにより構成さ
れている。
【0025】なお、ゲート22は、トライステートバッ
ファからなり、ゲート信号GTがLow レベルの時には、
信号を通過させることにより両システムバスを接続し、
ゲート信号GTがHighレベルの時には、出力をハイイン
ピーダンスにすることにより、両システムバスを電気的
に切り離すように構成されている。
【0026】またCPU10からの制御信号は、図示し
ないが、アドレスバスA,Ap、システムバスD,Dp
と同様に、ゲート信号GTがHighレベルの時には、ペリ
側システムバスに接続された各装置には伝達されないよ
うにされている。またCPU10は、メモリのリード/
ライト等の1命令の実行に要する時間、即ちバスサイク
ルが、全て後述する内部クロックCK1,CK2の2ク
ロック分で終了するように構成されている。
【0027】次に、シリアル通信回路18は、DMA制
御回路20の制御により転送されてくる送信データを書
き込むための16ビットの送信バッファと、この送信バ
ッファに書き込まれた送信データを8ビットづつ取り込
んで所定フォーマットのシリアルデータに加工し外部に
送出するための送信レジスタとを備えている。そして、
送信データ書込許可信号EMは、送信バッファに送信デ
ータが書き込まれた時にLow レベルに設定され、また送
信バッファから送信レジスタに最初上位8ビットの送信
データが取り込まれ、その後下位8ビットが取り込まれ
た時にHighレベルに設定されるように構成されている。
【0028】ここで、シリアル通信回路18から出力さ
れるシリアルデータのフォーマットを図4に示す。図に
示すように、送信バッファに書き込まれた送信データ
は、8ビットずつ上位ビットUDn,下位ビットLDn
の順に送信され、各8ビットの先頭と末尾には、スター
トビットS,及びストップビットPが付加される。な
お、ポストアンブルPAは、送信データ(16ビット)
を複数個連続して繰り返し送信する場合に、一通りの転
送が終了すると区切りのために挿入されるものである。
【0029】次に、本発明の主要部分であるDMA制御
回路20について説明する。図1に示すように、DMA
制御回路20は、転送データのデータ数を設定するため
の転送数設定レジスタ24と、カウント値をインクリメ
ント信号CIにより1インクリメントし、クリア信号C
Rにより零クリアする転送数カウンタ26と、転送数設
定レジスタ24の設定値と転送数カウンタ26のカウン
ト値とを比較し、両者の値が一致すると一致信号CPを
出力する比較器28と、転送データが格納された領域の
アドレス(転送元アドレス)を順番に並べてなる転送元
アドレス格納領域の先頭アドレスを設定するための転送
元先頭アドレス設定レジスタ30と、ロード信号LDS
により転送元先頭アドレス設定レジスタ30の設定値を
ロードしてカウント値とし、このカウント値(転送元間
接アドレス)をインクリメント信号AISにより2イン
クリメントし、出力許可信号OE1に従ってアドレスバ
スApに出力する転送元間接アドレスカウンタ32と、
ライト信号WE1によりデータを取り込み、出力許可信
号OE2に従ってデータを出力する転送元アドレスを一
時的に格納するための転送元アドレスレジスタ34と、
データバスDpからのデータを転送元アドレスレジスタ
34に供給し、転送元アドレスレジスタ34からのデー
タをアドレスバスApへ供給するバス変換回路36と、
ライト信号WE2によりデータバスDpからデータを取
り込み、出力許可信号OE4dに従ってデータバスDp
にデータを出力する転送データを一時的に格納するため
の転送データレジスタ38と、転送データの転送先アド
レスを順番に並べてなる転送先アドレス格納領域の先頭
アドレスを設定するための転送先先頭アドレス設定レジ
スタ40と、ロード信号LDRにより転送先先頭アドレ
ス設定レジスタ40の設定値をロードしてカウント値と
し、このカウント値(転送先間接アドレス)をインクリ
メント信号により2インクリメントし、出力許可信号O
E3に従ってアドレスバスApに出力する転送先間接ア
ドレスカウンタ42と、ライト信号WE3によりデータ
を取り込み、出力許可信号OE4aに従ってデータを出
力する転送先アドレスを一時的に格納するための転送先
アドレスレジスタ44と、データバスDpからのデータ
を転送先アドレスレジスタ44に供給し、転送先アドレ
スレジスタ44からのデータをアドレスバスApに供給
するバス変換回路36と、データ転送の許可/禁止、及
び転送モード(1回転送/連続転送)を設定するための
コントロールレジスタ48と、CPU10からそのバス
サイクルがフェッチサイクルにあることを表すフェッチ
信号FT,シリアル通信回路18から送信データの書込
が可能であるか否かを表す送信データ書込許可信号E
M,コントロールレジスタ48から設定値に応じて出力
されるスタート信号TS,モード信号TM,比較器28
から一致信号CPを入力し、ゲート22を制御するため
のゲート信号GT,及びRAM14からデータを読み出
すためのリード信号RE,シリアル通信回路18に送信
データを書込むためのライト信号WE4,その他DMA
制御回路20内部の各部を動作させるための各種制御信
号を生成する制御回路50と、を備えている。
【0030】なお、転送数設定レジスタ24、転送元先
頭アドレス設定レジスタ30、転送先先頭アドレス設定
レジスタ40、コントロールレジスタ48については、
CPU10の制御により値が設定される。また、転送元
間接アドレスカウンタ32及び転送先間接アドレスカウ
ンタ42が2インクリメントされるのは、RAM14に
おいて転送元アドレス及び転送先アドレスが、ワード
(16ビット)単位で格納されているからである。
【0031】次に図2は、制御回路50の概略構成を表
す説明図である。図2に示すように、制御回路50は、
転送数カウンタ26のカウント値を零クリアし、転送元
間接アドレスカウンタ32及び転送先間接アドレスカウ
ンタ42に、夫々転送元先頭アドレス設定レジスタ30
及び転送先先頭アドレス設定レジスタ40の設定値をロ
ードして、DMA制御回路20を初期設定するためのク
リア信号CR,ロード信号LDS,LDRを生成する初
期設定部52と、転送元間接アドレスカウンタ32に設
定された転送元間接アドレスに基づき、RAM14から
転送元アドレスを読み出して転送元アドレスレジスタ3
4に設定するための出力許可信号OE1,リード信号R
E,ライト信号WE1を生成する転送元アドレス設定部
54と、転送元アドレスレジスタ34に設定された転送
元アドレスに基づき、RAM14から転送データを読み
出して転送データレジスタ38に設定するための出力許
可信号OE2,リード信号RE,ライト信号WE2を生
成すると共に、次の転送に備えるため転送元間接アドレ
スカウンタ32のカウント値をインクリメントするため
インクリメント信号AISを生成する転送データ設定部
56と、転送先間接アドレスカウンタ42に設定された
転送先間接アドレスに基づき、RAM14から転送先ア
ドレスを読み出して転送先アドレスレジスタ44に設定
するための出力許可信号OE3,リード信号RE,ライ
ト信号WE3を生成する転送先アドレス設定部58と、
転送データレジスタ38に設定された転送データを読み
出して、転送先アドレスレジスタ44に設定された転送
先アドレスに書き込むための出力許可信号OE4a,O
E4d,ライト信号WE4を生成すると共に、次のデー
タ転送に備えるため転送先間接アドレスカウンタ42及
び転送数カウンタ26のカウント値を夫々インクリメン
トするためのインクリメント信号AIR,CIを生成す
る転送実行部60と、フェッチ信号FT,送信データ書
込許可信号EMに基づき、転送元アドレス設定部54,
転送データ設定部56,転送先アドレス設定部58,転
送実行部60の動作を許可する許可信号EN1〜EN4
を生成し、データ転送の手順を制御する転送制御部64
と、スタート信号TS,モード信号TM,一致信号CP
に基づき、初期設定部52及び転送制御部64の動作を
許可する許可信号EI,ETを生成する開始制御部62
とを備えている。なお、フェッチ信号FTは、ゲート2
2を駆動するためのゲート信号GTとして、そのまま出
力される。また上記各部においては、互いに半周期だけ
位相のずれた2相の内部クロックCK1,CK2に同期
して各制御が実行され、これに同期した制御信号が生成
される。
【0032】ここで、上記制御回路50の各部は、簡単
な論理回路により構成されるものであるため、具体的な
回路構成についての説明は省略するが、開始制御部62
及び転送制御部64の概略動作について説明する。ま
ず、開始制御部62は、スタート信号TSが入力される
と、先ず初期設定部52の動作させる許可信号EIを出
力し、初期設定部52が生成する信号による初期設定に
充分な時間が経過後、許可信号ETをセットして転送制
御部64を起動する。そして、モード設定信号TMによ
り1回転送が指定されている場合には、一致信号CPが
入力された時点で、動作許可信号ETをリセットして転
送制御部64の動作を禁止し、一方、モード設定信号T
Mにより連続転送が指定されている場合には、一致信号
CPをそのまま動作許可信号EIとして初期設定部52
に入力するように構成されている。
【0033】一方、転送制御部64は、開始制御部62
からの許可信号ETがセットされている場合にのみ動作
し、フェッチ信号FTがHighレベルの時に、CPU10
の1バスサイクル毎に、許可信号EN1〜EN4のいず
れか1つを順番に出力する。但し、送信データ書込許可
信号EMがLow レベルの時には、許可信号EN1〜EN
3のみ出力可能であり、許可信号EN3を出力後は待機
状態となる。そして、送信データ書込許可信号EMがHi
ghレベルに戻ると、次のバスサイクルにて許可信号EN
4を出力して動作を再開する。また、フェッチ信号FT
がLow レベルの時は、直ちに待機状態となり、許可信号
EN1〜EN4のいずれも出力しない。
【0034】以上のように構成されたDMA制御回路2
0によるDMA転送の動作を具体的に説明する。なお、
図3は、本実施例のMCUのメモリマップ、図5は、D
MA転送時のタイミング図である。図3に示すように、
アドレスの0000h〜05fffh番地がI/O領
域,0600h〜3fffh番地がRAM14の領域,
4000h〜ffffh番地がプログラムを格納するた
めのROM12の領域に割り当てられている。
【0035】そして、I/O領域において、0070h
番地がシリアル通信回路18にデータを読み書きするた
めのアドレスとして割り当てられている。なお、この領
域には、周辺回路16や転送数設定レジスタ24,転送
元先頭アドレス設定レジスタ30,転送先先頭アドレス
設定レジスタ40,コントロールレジスタ48を指定す
るためのアドレスも割り振られている。
【0036】また、RAM14の領域には、転送元アド
レス格納領域(0600h〜),転送先アドレス格納領
域(0800h〜)が確保されている。次に、図5に示
すタイミング図に沿って動作を説明する。ここでは、0
a00h番地及び0b10番地に夫々格納された各1ワ
ードのデータ(合計2ワード)を、繰り返し転送する場
合を例にとり説明する。
【0037】まず、初期化時等に、CPU10が、転送
元アドレス格納領域(0600h番地,0602h番
地)に転送元アドレス(0a00h,0b10h)を、
転送先アドレス格納領域(0800h番地,0802h
番地)に、転送元アドレス(0070h,0070h)
を設定し、これと共に、転送数設定レジスタ24に転送
数(2)、転送元先頭アドレス設定レジスタ30に転送
元アドレス格納領域の先頭アドレス(0600h)、転
送先先頭アドレス設定レジスタ40に転送先アドレス格
納領域の先頭アドレス(0800h)を夫々設定する。
【0038】その後、CPU10が、コントロールレジ
スタ48を、データ転送許可,連続転送を指定してセッ
トすることにより、コントロールレジスタ48から制御
回路50にスタート信号TS,モード設定信号TMが入
力され、DMA制御回路20によるDMA転送制御が開
始される。
【0039】このようにして、スタート信号TSが入力
された制御回路50では、まず開始制御部62により許
可信号EIが出力され、初期設定部52が起動されるこ
とにより、転送数カウンタ26が零クリアされ、転送元
間接アドレスカウンタ32及び転送先間接アドレスカウ
ンタ42には、転送元先頭アドレス設定レジスタ30の
設定値(0600h)及び転送先先頭アドレス設定レジ
スタ40の設定値(0800h)が夫々ロードされる。
【0040】その後、開始制御部62により許可信号E
Tがセットされ、転送制御部64が起動される。ここで
は、図5に示すように、最初のバスサイクルB1は、C
PU10はROM12(C000h番地)をアクセスし
命令フェッチするため、CPU10から出力されるフェ
ッチ信号FTはHighレベルとなり、これにより、ペリ側
システムバスがコア側システムバスから切り離されると
共に、制御回路50では、転送制御部64により許可信
号EN1が出力され、転送元アドレス設定部54が起動
される。
【0041】その結果、出力許可信号OE1に従って転
送元間接アドレスカウンタ32の設定値(0600h)
がアドレスバスApに供給され、リード信号REにより
RAM14の該当番地から転送元アドレス(0a00
h)がデータバスDpに読み出され、更にこの転送元ア
ドレスは、ライト信号WE1により内部クロックCK1
の立上がりタイミングにて、転送元アドレスレジスタ3
4に格納される。
【0042】続くバスサイクルB2も、CPU10はR
OM12(C002h番地)をアクセスし、フェッチ信
号FTがHighレベルに維持されるため、制御回路50で
は、転送制御部64により許可信号EN2が出力され、
転送データ設定部56が起動される。
【0043】その結果、出力許可信号OE2に従って転
送元アドレスレジスタ34に格納された転送元アドレス
(0a00h)がアドレスバスApに供給され、リード
信号REによりRAM14の該当番地から転送データ
(3355h)がデータバスDpに読み出され、更にこ
の転送データは、ライト信号WE2により内部クロック
CK1の立上がりタイミングにて、転送データレジスタ
38に格納される。これと共に、所定のタイミングにて
転送元間接アドレスカウンタ32の設定値がインクリメ
ントされ、次の間接アドレス(0602h)に更新され
る。
【0044】バスサイクルB3では、CPU10はRA
M14(0e00h番地)をアクセスするため、フェッ
チ信号FTはLow レベルとなる。このため両システムバ
スは接続され、ペリ側システムバス上には、図中斜線に
て示すように、コア側システムバスの信号が表れる。こ
の時、制御回路50では、転送制御部64が待機状態と
なるため、DMA制御回路20による転送制御は中断さ
れる。
【0045】バスサイクルB4では、CPU10がRO
M12(C004h番地)をアクセスし、フェッチ信号
FTが再びHighレベルとなるため、ペリ側システムバス
がコア側システムバスから切り離されると共に、制御回
路50では、転送制御部64により許可信号EN3が出
力され、転送先アドレス設定部58が起動される。
【0046】その結果、出力許可信号OE3に従って転
送先間接アドレスカウンタ42の設定値(0800h)
がアドレスバスApに供給され、リード信号REにより
RAM14の該当番地から転送先アドレス(0070
h)がデータバスDpに読み出され、更にこの転送先ア
ドレスは、ライト信号WE3により内部クロックCK1
の立上がりタイミングにて、転送先アドレスレジスタ4
4に格納される。
【0047】バスサイクルB5では、CPU10はRO
M12(C006h番地)をアクセスし、フェッチ信号
FTがHighレベルに維持されるため、制御回路50では
転送制御部64により許可信号EN4が出力され、転送
実行部60が起動されるその結果、出力許可信号OE4
aに従って転送先アドレスレジスタ44に格納された転
送先アドレス(0070h)、即ちシリアル通信回路1
8を指定するアドレスがアドレスバスApに、また、出
力許可信号OE4dに従って転送データレジスタ38に
格納された転送データ(3355h)がデータバスDp
に出力され、この転送データが、ライト信号WE4によ
り内部クロックCK1の立上がりタイミングにて、シリ
アル通信回路18に内蔵された送信バッファに書き込ま
れる。この時、シリアル通信回路18からの送信データ
書込許可信号EMが書込禁止を意味するLow レベルに変
化する。
【0048】また、このバスサイクルB5では、転送先
間接アドレスカウンタがインクリメントされ、次の間接
アドレス(0802h)が設定されると共に、転送数カ
ウンタも1インクリメントされ1に設定される。続く、
バスサイクルB6,B7,B9では、バスサイクルB
1,B2,B4と同様に、転送元アドレス設定部54,
転送データ設定部56,転送先アドレス設定部58が順
次起動されることにより、転送データレジスタ38に転
送データ(4466h)、転送先アドレスレジスタ44
に転送先アドレス(0070h)が格納された状態とな
る。なお、バスサイクルB8では、バスサイクルB3と
同様に、フェッチ信号FTがLow レベルとなることによ
り転送制御が中断される。
【0049】そしてバスサイクルB10では、フェッチ
信号FTがHighレベルであるが、送信データ書込許可信
号EMがLow レベルであるため、転送制御部64が待機
状態となり、転送実行部60が起動されることなく転送
制御が中断される。その後、シリアル通信回路18にお
いて送信バッファに書き込まれたデータが処理され、バ
スサイクルBnにて送信バッファが空き状態となり、送
信データ書込許可信号EMがHighレベルになると、制御
回路50では転送制御部64が動作を再開し、次のバス
サイクルBn+1 にて転送実行部60を起動する。
【0050】その結果、バスサイクルB5と同様の動作
にて、転送データレジスタ38に格納された転送データ
(4466h)がシリアル通信回路18に書き込まれ、
送信データ書込許可信号EMは再度Low レベルとなる。
この時、転送先間接アドレスカウンタ42及び転送数カ
ウンタ26が夫々インクリメントされるが、これにより
転送数カウンタ26のカウント値は、転送数設定レジス
タ24の設定値と同じ2になり、比較器28から一致信
号CPが出力される。ここでは、モード信号TMにより
連続転送が指定されているので、開始制御部62により
許可信号EIが出力され、初期設定部52が起動され
る。
【0051】その結果、転送数カウンタ26,転送元間
接アドレスカウンタ32,転送先間接アドレスカウンタ
42は初期設定され、以後、上述の動作が繰り返される
ことにより、RAM14の0a00h番地及び0b10
h番地に格納された値が順番に繰り返しシリアル通信回
路18に転送され、シリアル通信回路18にてシリアル
データに変換されて外部に出力される。
【0052】なお、モード信号TMにより1回転送が指
定されている場合は、一致信号CPを受けた開始制御部
62により許可信号ETがリセットされ、転送制御部6
4の動作が禁止されるため、以後、再度コントロールレ
ジスタにより転送開始が設定されない限り、転送制御は
行われない。
【0053】ところで、シリアル通信回路18におい
て、複数ワードの送信データを連続送信する場合、先の
送信データの下位8ビットが送信レジスタに取り込まれ
送信バッファが空になった後、スタートビットS,下位
データLDn,ストップビットSの送出が終了するまで
の間に、次の送信データを送信バッファに書き込んでお
く必要がある。
【0054】ここで、内部クロックCK1,CK2の周
波数を32MHz、シリアル通信回路18におけるシリ
アルデータの送信速度を9600bpsとすると、1バ
スサイクルの周期は62.5(2/32)nsecであ
り、一方、シリアルデータ1ビットの送信に要する時間
は、約104.166(1/9600)μsecであ
る。つまり、シリアルデータの1ビットを送信する間
に、約1667(104.166/0.0625)回の
バスサイクルが実行されることになる。
【0055】従って、シリアル通信回路18の送信バッ
ファが空になり、送信データ書込許可信号EMがLow レ
ベルからHighレベルに変化し、DMA制御回路20によ
る転送制御が可能にされた後、次のデータを書き込むま
でに少なくともシリアルデータ9ビット分、即ち、16
67×9回分のバスサイクルを実行する時間があり、そ
の間1回も命令フェッチが実行されないことは考えられ
ないので、この間に確実に次の送信データを送信バッフ
ァに書き込むことができ、シリアルデータの連続送信が
損なわれることがない。なおここでは、内部クロックC
K1,CK2の周波数を32MHzとしているが、これ
を例えば4MHz程度(更に低速でも可)にしても、連
続送信が損なわれることがないのは明かである。以上説
明したように、本実施例のMCUにおいては、CPU1
0が命令フェッチしている時に、RAM14及びシリア
ル通信回路18が接続されたペリ側システムバスを、C
PU10及びROM12が接続されたコア側システムバ
スから電気的に切り離し、この切り離されたペリ側シス
テムバス上にてRAM14とシリアル通信回路18との
間のDMA転送を実行するようにされている。
【0056】従って、本実施例によれば、CPU10の
動作に何等影響を与えることなく、RAM14とシリア
ル通信回路18との間のDMA転送を行うことができ
る。即ち、命令フェッチ期間中は、CPU10,ROM
12以外の装置は空状態となっているので、この期間を
利用して、CPU10,ROM12が接続されたコア側
システムバスから他の部分(ペリ側システムバス)を切
り離しても、CPU10の動作に何等影響を与えること
がなく、この切り離されたペリ側システムバス上では、
コア側システムバスとは全く独立に制御を実行できるの
である。
【0057】そして、例えばプログラム等のデバッグ時
において、このRAM14及びシリアル通信回路18間
のDMA転送機能を用いれば、CPU10を実際の使用
時と全く同じ動作状態にしたままRAM値をモニタでき
るので、信頼性の高いデバッグを行うことができる。
【0058】また、本実施例によれば、CPU10がフ
ェッチサイクルにあることを表すフェッチ信号FTに基
づき、CPU10が命令フェッチ中である時には、いつ
でもコア側及びペリ側のシステムバスが切り離されるよ
うにされており、DMA転送を開始する際に、従来装置
のようにDMA制御装置がCPU10にバスの解放を要
求したり、CPU10によるバスの解放を待つ必要がな
いので、効率よくDMA転送を実行できる。
【0059】また、本実施例においては、DMA制御回
路20に設けられたアドレスカウンタ32,42が、転
送元アドレス,転送先アドレスを直接指定するのではな
く、転送元アドレス,転送先アドレスを転送順に並べて
なる転送元アドレス格納領域、転送先アドレス格納領域
を指定することにより、間接的に転送元アドレス,転送
先アドレスを指定するようにされている。
【0060】従って、本実施例によれば、転送元,転送
先のアドレスが連続している必要がなく、転送単位であ
る1ワード毎に、転送元,転送先のアドレスを自由に設
定できる。その結果、転送元アドレス格納領域,転送先
アドレス格納領域に設定する転送元アドレス,送信先ア
ドレスとして、RAM14,周辺回路16,シリアル通
信回路18を指定するアドレスを任意に設定することに
より、上述のようなRAM14とシリアル通信回路18
との間の転送だけでなく、RAM14と周辺回路16と
の間の転送、シリアル通信回路18と周辺回路16との
間の転送、周辺回路16どうしの転送、RAM14内で
の転送等も容易に実現できる。
【0061】なお、本実施例のようなMCUを用い、周
辺回路16としてセンサや各種アクチュエータ等の駆動
回路を備えてなるコントローラを構成し、これを1チッ
プ化した場合、素子の小型化のためには、センサやアク
チュエータに接続する信号線や電源線以外は、外部に出
す端子をできるだけ少なくしたいのであるが、アドレス
やデータバスが外部に出されていない場合、オシロスコ
ープやロジックアナライザ等の計測器を用いてプログラ
ムのデバッグを行うことは困難になる。ところが、本実
施例では、シリアル通信回路18のシリアル端子を1本
出しておけば、これを用いてRAM値をモニタでき、従
って、MCUの素子サイズを大きくすることなく低コス
トでデバッグを容易にするための手段を付加できる。
【0062】次に、第2実施例について説明する。図6
に示すように本実施例のMCUは、第1実施例と同様の
CPU110,ROM112,RAM114,周辺回路
116と、RAM114に格納された値を読み出して所
定のシリアルデータに変換し、ドライバ118を介して
外部に出力するRAM値モニタ回路120と、CPU1
10からのアドレスをデコードすることにより、CPU
110がRAM114をアクセスするか否かを表すバス
選択信号BSを生成するデコーダ117と、バス選択信
号BSに従いRAM114を、CPU110,ROM1
12,周辺回路116が接続されたメインバス(アドレ
スバスA,データバスD)、或はRAM値モニタ回路1
20が接続されたローカルバス(アドレスバスLA,デ
ータバスLD)のいずれかに接続する選択器122,1
23とにより構成されている。
【0063】ここで、RAM値モニタ回路120は、転
送データのデータ数を設定するための転送数設定レジス
タ124と、カウント値をインクリメント信号CIによ
り1インクリメントし、クリア信号CRにより零クリア
する転送数カウンタ126と、転送数設定レジスタ12
4の設定値と転送数カウンタ126のカウント値とを比
較し、両者の値が一致すると一致信号CPを出力する比
較器128と、転送データが格納された領域のアドレス
(転送元アドレス)を順番に並べてなる転送元アドレス
格納領域の先頭アドレスを設定するための転送元先頭ア
ドレス設定レジスタ130と、ロード信号LDにより転
送元先頭アドレス設定レジスタ130の設定値をロード
してカウント値とし、このカウント値(転送元間接アド
レス)をインクリメント信号AIにより2インクリメン
トし、出力許可信号OEAに従ってローカルアドレスバ
スLAに出力する転送元間接アドレスカウンタ32と、
ライト信号WEAによってローカルデータバスLDから
データを取り込み、出力許可信号OEBに従ってローカ
ルアドレスバスLAにデータを出力する転送元アドレス
を格納するための転送元アドレスレジスタ134と、ラ
イト信号WEBによりローカルデータバスLDからデー
タを取り込み、データが空の時に送信バッファ空信号E
Mを出力する送信バッファ136と、データ転送の許可
/禁止、及び転送モード(1回転送/連続転送)を指定
するためのコントロールレジスタ138と、RAM値モ
ニタ回路120が出力するシリアルデータのフォーマッ
ト(パリティの有無,パリティの偶奇種別、ストップビ
ット長等)を指定するための通信フォーマット設定レジ
スタ140と、シリアルデータの通信速度(ボーレー
ト)を指定するための通信速度設定レジスタ142と、
通信速度設定レジスタ142に設定された通信速度に従
って所定の送信クロックを生成する送信クロック生成回
路144と、送信バッファ136からデータを取り込
み、送信クロック生成回路144が生成する送信クロッ
クにて、通信フォーマット設定レジスタ140にて指定
されたフォーマットのシリアルデータを作成して外部に
送出する送信レジスタ146と、により構成されてい
る。
【0064】なお、転送数設定レジスタ124、転送元
先頭アドレス設定レジスタ130、コントロールレジス
タ138、通信フォーマット設定レジスタ140、通信
速度設定レジスタ142については、CPU110の制
御により値が設定される。次に、図7は、制御回路15
0の概略構成を表す説明図である。
【0065】図7に示すように、制御回路150は、転
送数カウンタ126のカウント値を零クリアし、転送元
間接アドレスカウンタ132に、転送元先頭アドレス設
定レジスタ30の設定値をロードして、RAM値モニタ
回路120を初期設定するためのクリア信号CR,ロー
ド信号LDを生成する初期設定部152と、転送元間接
アドレスカウンタ132に設定された転送元間接アドレ
スに基づき、RAM14から転送元アドレスを読み出し
て転送元アドレスレジスタ134に設定するためリード
信号RE,ライト信号WEAを生成すると共に、次の転
送に備えるため転送元間接アドレスカウンタ132のイ
ンクリメントするためのインクリメント信号AIを生成
する転送元アドレス設定部54と、転送元アドレスレジ
スタ134に設定された転送元アドレスに基づき、RA
M14から転送データを読み出し、送信バッファ136
に書き込むためのリード信号RE,ライト信号WEBを
生成すると共に、転送数カウンタ26のカウント値をイ
ンクリメントするためのインクリメント信号CIを生成
する転送実行部160と、フェッチ信号FT,送信デー
タ書込許可信号EMに基づき、転送元アドレス設定部1
54,転送実行部160の動作を許可する許可信号EN
A,ENBを生成し、データ転送の手順を制御する転送
制御部164と、スタート信号TS,モード信号TM,
一致信号CPに基づき、初期設定部152及び転送制御
部164の動作を許可する許可信号EI,ETを生成す
る開始制御部162とを備えている。なお、上記各部に
おいては、互いに半周期だけ位相のずれた2相の内部ク
ロックCK1,CK2に同期して各制御が実行され、こ
れに同期した制御信号が生成される。
【0066】ここで、開始制御部162については、第
1実施例の開始制御部62と全く同様に動作するので説
明を省略する。一方、転送制御部164は、開始制御部
162からの許可信号ETがセットされている場合にの
み動作し、バス選択信号BSがLow レベルの時に、許可
信号ENA,ENBを、CPU110の1バスサイクル
毎に交互に出力する。但し、送信バッファ空信号EMが
Low レベルの時には、許可信号ENAのみ出力が可能で
あり、許可信号ENAを出力後は待機状態となる。そし
て、送信データ書込許可信号EMがHighレベルに戻る
と、次のバスサイクルにて許可信号ENBを出力して動
作を再開する。また、バス選択信号BSがHighレベルの
時は、直ちに待機状態となり、いずれの許可信号EN
A,ENBも出力しない。
【0067】また、転送制御部164は、転送元間接ア
ドレスカウンタ132からデータをローカルアドレスバ
スLAに出力させるため出力許可信号OEAを生成す
る。なお、この出力許可信号OEAを反転させたものが
転送元アドレスレジスタ134の出力許可信号OEBと
され、常に、転送元間接アドレスカウンタ132或は転
送元アドレスレジスタ134のいずれか一方のデータが
ローカルアドレスバスLAに出力されるようにされてい
る。この出力許可信号OEAは、許可信号ENAが出力
される時には転送元間接アドレスカウンタ132からデ
ータが出力され、許可信号ENBが出力される時には転
送元アドレスレジスタ134からデータが出力されるよ
うに、許可信号ENA,ENBの終端にて信号レベルが
切り換えられる。
【0068】以上のように構成されたRAM値モニタ回
路120によるDMA転送の動作を具体的に説明する。
なお、図8は、RAM114のメモリマップ、図9は、
DMA転送時のタイミング図である。図8に示すよう
に、アドレスの0000h〜3fffh番地がRAM1
14に割当られており、転送元アドレス格納領域(15
00h〜)が確保されている。
【0069】次に、図9に示すタイミング図に沿って動
作を説明する。ここでは、1200h番地,1000番
地,1050番地に夫々格納された各1ワードのデータ
(合計3ワード)を、繰り返し読み出してシリアルデー
タに変換し外部に送信する場合を例にとり説明する。
【0070】まず、初期化時等に、CPU110が、転
送元アドレス格納領域(1500h番地,1502h番
地,1504番地)に転送元アドレス(1200h,1
000h,1050h)を設定し、また、転送数設定レ
ジスタ124に転送数(3)、転送元先頭アドレス設定
レジスタ130に転送元アドレス格納領域の先頭アドレ
ス(1500h)を設定し、これと共に、通信フォーマ
ット設定レジスタ140,及び通信速度設定レジスタ1
42を設定する。
【0071】ここでは、通信フォーマット設定レジスタ
140は、パリティビットを付加せず、ストップビット
を1ビットに指定する。これにより、送信レジスタ14
6からは、図4に示す、第1実施例と同一フォーマット
のシリアルデータが出力されることになる。
【0072】その後、CPU110が、コントロールレ
ジスタ148を、データ転送許可,連続転送を指定して
セットすることにより、コントロールレジスタ148か
ら制御回路150にスタート信号TS,モード設定信号
TMが入力され、RAM値モニタ回路120によるDM
A転送制御が開始される。
【0073】このようにして、スタート信号TSが入力
された制御回路150では、まず開始制御部162によ
り許可信号EIが出力され、初期設定部152が起動さ
れることにより、転送数カウンタ126が零クリアさ
れ、転送元間接アドレスカウンタ132に、転送元先頭
アドレス設定レジスタ130の設定値(1500h)が
ロードされ、この値がローカルアドレスバスLAに出力
される。
【0074】その後、開始制御部162により許可信号
ETがセットされ、転送制御部164が起動される。こ
こでは、図9に示すように、最初のバスサイクルB1で
は、CPU110はRAM114をアクセスしていない
ため、デコーダ117から出力されるバス選択信号BS
はLow レベルとなり、RAM114は選択器122,1
23により、ローカルバスLA,LDに接続されると共
に、制御回路150では、転送制御部164により許可
信号ENAが出力され、転送元アドレス設定部154が
起動される。
【0075】その結果、ローカルアドレスバスLAには
転送元間接アドレスカウンタ32の設定値(1500
h)が供給されているので、リード信号REによりRA
M114の該当番地から転送元アドレス(1200h)
がローカルデータバスLDに読み出され、更にこの転送
元アドレスは、ライト信号WEAにより内部クロックC
K1の立上がりタイミングにて、転送元アドレスレジス
タ134に格納される。
【0076】なお、このバスサイクルB1では、インク
リメント信号AIにより転送元間接アドレスカウンタ1
32がインクリメントされ、次の間接アドレス(150
2h)が設定されると共に、このバスサイクルB1の終
了時には、出力許可信号OEAが反転し、ローカルアド
レスバスLAには、転送元アドレスレジスタ134に設
定された転送元アドレスが出力される。
【0077】続くバスサイクルB2では、CPU110
はRAM114(0900h番地)をアクセスするた
め、バス選択信号BSはHighレベルとなり、RAM11
4は選択器122,123によりメインバスA,Dに接
続される。このためRAM入力アドレスバスRA,RA
M入出力データバスRD上には、図中斜線にて示すよう
に、メインバスA,Dの信号が表れる。この時、制御回
路150では転送制御部164が待機状態となるため、
RAM値モニタ回路120による転送制御は中断され
る。
【0078】バスサイクルB3では、CPU110がR
AM114をアクセスせず、バス選択信号BSが再びLo
w レベルとなるため、RAM114がローカルバスL
A,LDに接続されると共に、制御回路150では、転
送制御部164により許可信号ENBが出力され、転送
実行部160が起動される。
【0079】その結果、ローカルアドレスバスLAに
は、転送元アドレスレジスタ134に格納された転送先
アドレス(1200h)が供給されているので、リード
信号REによりRAM114の該当番地から転送データ
(9abch)がローカルデータバスLDに読み出さ
れ、この転送データが、ライト信号WEBにより内部ク
ロックCK1の立上がりタイミングにて、送信バッファ
136に書き込まれる。この時、送信バッファ空信号E
Mは書込禁止を意味するLow レベルに変化する。
【0080】また、このバスサイクルB3では、転送数
カウンタがインクリメントされ1に設定されると共に、
バスサイクルB3の終了時には、出力許可信号OEAが
反転し、ローカルアドレスバスLAには、転送元間接ア
ドレスカウンタ132の設定値(1502h)が出力さ
れる。
【0081】なお、送信バッファ136に書き込まれた
データは、送信レジスタ146に8ビットずつ取り込ま
れ、通信フォーマット設定レジスタ140にて指定され
たフォーマットに変換され、通信速度設定レジスタ14
2にて指定された通信速度に基づき送信クロック生成回
路144にて生成された送信クロックにてドライバ11
8を介して外部に出力される。
【0082】続く、バスサイクルB4では、バスサイク
ルB1と同様に、転送元アドレス設定部154が起動さ
れることにより、転送元アドレスレジスタ134に転送
元アドレス(1000h)が設定され、この転送元アド
レスがローカルアドレスバスLAに出力された状態とな
る。
【0083】そしてバスサイクルB5では、バス選択信
号BSがLow レベルであるが、送信バッファ空信号EM
がLow レベルであるため、転送制御部164が待機状態
となり、転送実行部160が起動されることなく転送制
御が中断される。以後、図示していないが、第1実施例
と同様に、送信バッファ136に書き込まれたデータが
送信レジスタ146に取り込まれ、送信バッファが空き
状態となり、送信バッファ空信号EMがHighレベルにな
ると、制御回路150では転送制御部164が動作を再
開して転送実行部160を起動し、その結果、バスサイ
クルB3と同様の動作にて、転送元アドレスレジスタ1
34に設定された転送元アドレス(1000h)に基づ
き、RAM114の該当番地から読み出された転送デー
タ(1234h)が送信バッファ136に書き込まれ、
送信バッファ空信号EMは再度Low レベルとなる。この
時、転送数カウンタ126のカウント値がインクリメン
トされる。以後同様の制御が繰り返され、3番目のデー
タが送信バッファに書き込まれた時に、転送数カウンタ
126のカウント値がインクリメントされて転送数設定
レジスタ124の設定値と同じ3になると、比較器12
8から一致信号CPが出力される。すると、第1実施例
と同様に、モード信号TMにより連続転送が指定されて
いれるのであれば、転送数カウンタ126,転送元間接
アドレスカウンタ132が初期設定され、同様の転送を
繰り返し、モード信号TMにより一回転送が指定されて
いれば、転送制御部164の動作が禁止され、転送制御
は終了する。
【0084】以上、説明したように、本実施例のMCU
においては、CPU110がRAM114にアクセスし
ていない時に、RAM114を、CPU110,ROM
112,周辺回路116が接続されたメインバスA,D
から電気的に切り離して、RAM値モニタ回路120が
接続されたローカルバスLA,LDに接続することによ
り、メインバス上の制御とは独立に、ローカルバス上に
て、RAM114及びRAM値モニタ回路120による
RAM値のDMA転送を行うようにされている。
【0085】従って、本実施例によれば、第1実施例と
同様に、CPU110の動作に何等影響を与えることな
く、RAM114とRAM値モニタ回路120の送信バ
ッファ136との間のDMA転送を行うことができ、そ
の結果、プログラム等のデバッグ時に、このDMA転送
機能を用いれば、CPU110を実際の使用時と全く同
じ動作状態にしたままRAM値をモニタでき、信頼性の
高いデバッグを行うことができる。
【0086】また、本実施例によれば、CPU110か
らのアドレスをデコードすることでRAM114へのア
クセスの有無を判断し、バスを切り換えるようにされて
いる。従って、CPU110の命令フェッチ時だけでな
く、周辺回路16へのアクセス時にも、RAM114は
ローカルバスに接続され、DMA転送が可能となるた
め、第1実施例に比べて、DMA転送に使用できる時間
が多く、より効率よくDMA転送を実行できる。
【0087】更に、本実施例によれば、ローカルバスに
は、RAM114以外はRAM値モニタ回路120のみ
を接続し、転送の形態をRAM114から送信バッファ
136への転送のみに限定したことにより、第1実施例
に比べて、転送先アドレス設定のための制御が省略され
ているので、より高速なデータ転送を行うことができ
る。
【0088】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な態様にて実施でき
る。例えば、上記実施例では、シリアル通信回路18や
RAM値モニタ回路120により、RAM14,114
から読み出したデータをシリアルデータに変換して外部
に出力するように構成されているが、パラレルデータの
まま外部に出力してもよい。
【0089】また、上記実施例において、アドレスカウ
ンタ32,42,132は、転送元アドレス及び転送先
アドレスを直接指定するのではなく、これら転送元アド
レス及び転送先アドレスが転送順に並べられたアドレス
格納格納領域を指定することにより、間接的に転送元ア
ドレス及び転送先アドレスを指定するように構成されて
いるが、アドレスカウンタにて、転送元アドレス及び転
送先アドレスを直接に指定するように構成してもよい。
この場合、転送元アドレス、転送先アドレスを設定する
ための制御を省略できるので、回路構成を単純にできる
と共に、制御の高速化も実現できる。
【0090】更に、第1実施例では、CPU10が出力
するフェッチ信号FTによりゲート22を制御し、第2
実施例では、アドレスをデコードして得られるバス選択
信号BSによりRAM114の接続を制御するように構
成されているが、逆に、第1実施例にてバス選択信号B
Sを用い、第2実施例にてフェッチ信号FTを用いて夫
々の制御を行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のMCUの全体構成を表すブロッ
ク図である。
【図2】 制御回路50の概略構成を表す説明図であ
る。
【図3】 第1実施例のMCUにおけるメモリマップで
ある。
【図4】 シリアル通信回路18から出力されるシリア
ルデータのフォーマットを表す説明図である。
【図5】 第1実施例のMCU全体の動作を表すタイミ
ング図である。
【図6】 第2実施例のMCUの全体構成を表すブロッ
ク図である。
【図7】 制御回路150の概略構成を表す説明図であ
る。
【図8】 RAM114のメモリマップである。
【図9】 第2実施例のMCU全体の動作を表すタイミ
ング図である。
【図10】 従来装置の構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
10,110…CPU 12,112…ROM 1
4,114…RAM 16,116…周辺回路 18…シリアル通信回路 2
0…DMA制御回路 22…ゲート 24,124…転送数設定レジスタ 26,126…転送数カウンタ 28,128…比較
器 30,130…転送元先頭アドレス設定レジスタ 32,132…転送元間接アドレスカウンタ 34,134…転送元アドレスレジスタ 36,46
…バス変換回路 38,138…転送データレジスタ 40…転送先先頭
アドレス設定レジスタ 42…転送先間接アドレスカウンタ 44…転送先アド
レスレジスタ 48,148…コントロールレジスタ 50,150
…制御回路 117…デコーダ 118…ドライバ 120…R
AM値モニタ回路 122,123…選択器 136…送信バッファ 140…通信フォーマット設定レジスタ 142…通
信速度設定レジスタ 144…送信クロック生成回路 146…送信レジス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定されたプログラムに従って処理
    を実行する中央処理装置,該中央処理装置が実行するプ
    ログラムが格納された第1の記憶装置,上記中央処理装
    置の処理に応じてデータが読み書きされる第2の記憶装
    置,外部装置との間でデータを入出力するための入出力
    装置,及び上記各装置が接続されるシステムバスを備え
    たマイクロコンピュータにおいて上記第2の記憶装置と
    上記入出力装置との間のデータ転送を制御するためのデ
    ータ転送装置であって、 上記システムバスを、上記中央処理装置,上記第1の記
    憶装置が接続された第1のシステムバス,及び上記第2
    の記憶装置,上記入出力装置が接続された第2のシステ
    ムバスに区分すると共に、外部からのバス切断指令に従
    い、上記第1及び第2のシステムバスを電気的に切り離
    すバス切断手段と、 上記第2のシステムバスに接続され、上記第2の記憶装
    置及び上記入出力装置の間のDMA転送を制御するDM
    A制御回路と、 上記中央処理装置が上記第1のシステムバス内にて処理
    を行っている時に、上記バス切断手段にバス切断指令を
    出力するバス切断制御手段と、 上記バス切断手段により上記第1及び第2のシステムバ
    スが切り離されている時に、上記DMA制御回路を動作
    させる転送制御手段と、 を備えたことを特徴とするマイクロコンピュータのデー
    タ転送装置。
  2. 【請求項2】 上記バス切断制御手段は、上記中央処理
    装置より出力される状態信号が上記第1の記憶装置から
    プログラムを読み出すフェッチサイクルであることを示
    している場合に、上記バス切断指令を出力することを特
    徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータのデー
    タ転送装置。
  3. 【請求項3】 予め設定されたプログラムに従って処理
    を実行する中央処理装置,該中央処理装置が実行するプ
    ログラムが格納された第1の記憶装置,上記中央処理装
    置の処理に応じてデータが読み書きされる第2の記憶装
    置,外部装置との間でデータを入出力するための入出力
    装置,及び上記各装置が接続されるシステムバスを備え
    たマイクロコンピュータにおいて上記第2の記憶装置と
    上記入出力装置との間のデータ転送を制御するためのデ
    ータ転送装置であって、 上記システムバスが、上記中央処理装置,及び上記第1
    の記憶装置が接続されたメインバスと、上記入出力装置
    が接続され上記メインバスとは電気的に切り離されたロ
    ーカルバスとからなり、 外部からのバス切換指令に従い、上記第2の記憶装置を
    上記メインバス或は上記ローカルバスのいずれかに択一
    的に接続するバス切換手段と、 上記ローカルバスに接続され、上記第2の記憶装置及び
    上記入出力装置の間のDMA転送を制御するDMA制御
    回路と、 上記中央処理装置が上記第2の記憶装置をアクセスして
    いない時に、上記第2の記憶装置を上記ローカルバスに
    接続させるバス切換指令を上記バス切換手段に出力する
    バス切換制御手段と、 上記バス切換手段により、上記第2の記憶装置が上記ロ
    ーカルバスに接続されている時に、上記DMA制御回路
    を動作させる転送制御手段と、 を備えたことを特徴とするマイクロコンピュータのデー
    タ転送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のマイクロコンピュータ
    のデータ転送装置において、 上記バス切換手段は、上記中央処理装置からのアドレス
    をデコードすることにより、上記第2の記憶装置がアク
    セスされているか否かを判断する判定手段を備えること
    を特徴とするマイクロコンピュータのデータ転送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載のマイクロコンピュータのデータ転送装置において、 上記入出力装置が、上記第2の記憶装置からの転送デー
    タをシリアルデータに変換して外部に送出するシリアル
    通信装置であることを特徴とするマイクロコンピュータ
    のデータ転送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2011175537A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Toshiba Corp 情報処理装置および情報処理方法
CN115079807A (zh) * 2022-05-13 2022-09-20 展讯科技(杭州)有限公司 一种通信装置、通信装置的存储器访问方法及电子设备

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