JPH0944443A - バスインタフェース制御装置 - Google Patents

バスインタフェース制御装置

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JPH0944443A
JPH0944443A JP19553995A JP19553995A JPH0944443A JP H0944443 A JPH0944443 A JP H0944443A JP 19553995 A JP19553995 A JP 19553995A JP 19553995 A JP19553995 A JP 19553995A JP H0944443 A JPH0944443 A JP H0944443A
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JP
Japan
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split
circuit
data
register
tiu
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JP19553995A
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Inventor
Hirokazu Yoshida
啓和 吉田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプリット方式でのリードトランザクション
のオーバーヘッドを抑制し、データレスポンスの速度を
あげ、中間バスの使用効率を向上させる。 【解決手段】 バスインタフェース制御装置を構成する
IAC1に、リードトランザクションのアドレスとキャ
ッシュメモリ内の全アドレスとの一致チェックを行って
キャッシュミスヒット時にスプリットするリードトラン
ザクションのアドレスを格納するリード待ちバッファ
と、スプリットしないことを示すスプリットIDを生成
する回路を設け、TIU3〜6には、リードトランザク
ション時にスプリットするか否かを判定する回路と、リ
ードトランザクションがスプリットされたときにスプリ
ットIDを格納する手段と、格納中のスプリットIDと
データレスポンストランザクションで受信したスプリッ
トIDとの一致チェックを行う回路と、データレスポン
スの制御を行う制御回路とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スプリット方式を
採用するバスインタフェース制御技術に属し、特に、リ
ードトランザクション要求時の処理のオーバーヘッドを
抑制するための技術に係る。
【0002】
【従来の技術】図8は、キャッシュメモリを有するアド
レスコントローラ(IAC)の一部であるDMAキャッ
シュヒットチェック制御部ブロック図、図9は、周辺制
御装置とのインターフェイスであるインターフェイスユ
ニット(TIU)の一部であるDMAキャッシュヒット
チェック制御部のブロック図である。図10は、これら
の動作タイミングを示すタイムチャートである。以下、
各図を参照して、従来のバスインタフェース制御装置に
ついて説明する。図8、図9に示されるようにIAC4
1、TIU43〜46が中間バス42に接続されている
構成において、例えばTIU43からIAC41に対し
てDMAリードトランザクションが発行された場合の動
作は以下のようになる。
【0003】TIU43は、DMAリードトランザクシ
ョン要求をレジスタ47(図9左上参照)に格納した
後、これを中間バス42に出力する。IAC41は、中
間バス42支配下のTIU43からのDMAリードリク
エストと、他の中間バス42の利用エージェント(TI
U44〜46)からのリクエストとをレジスタ48(図
8右下参照)に格納し、中間バス内部調停回路49で調
停された内部要求と共に中間バス調停回路50で調停を
行う(図8右参照)。また、調停の結果をレジスタ51
に格納した後、中間バス42に出力する。
【0004】TIU43は、出力された調停結果をレジ
スタ52に格納する(図9参照)。調停の結果、TIU
43のDMAリードリクエストが中間バス42を獲得し
た場合、TIU43は、レジスタ53に格納されている
DMAリードトランザクションのアドレスを中間バス4
2に出力する(図9参照)。IAC41は、TIU43
からのアドレスを受け取り、レジスタ54(図8右下参
照)に格納する。そして、そのアドレスをDMA有効チ
ェック回路55でチェックし、有効であれば、スプリッ
トID生成回路59でスプリットIDを生成し、その出
力を選択回路58で選択し、レジスタ60に格納する
(図8参照)。IAC41は、レジスタ60内のスプリ
ットIDを中間バス42へ出力する。TIU43は、レ
ジスタ62にそのスプリットIDを取り込み、スプリッ
トテーブル65に格納してDMAリードトランザクショ
ンを終了する(図9参照)。
【0005】IAC41は、また、レジスタ54に格納
されているアドレスをキャッシュ部56内のアドレスと
比較回路57で比較し、その一致チェックを行う。併せ
てリード待ちバッファ67内のアドレスとの比較を比較
回路68で行う。そして、レジスタ54内のアドレスを
リード待ちバッファ67に格納すると同時に、比較回路
57における一致チェックで一致した場合は、リード待
ちバッファ67のレスポンス可能ビット(RESビッ
ト)をセットし、比較回路68における一致チェックで
一致した場合は、リード待ちバッファ67のヒットビッ
ト(HITビット)をセットする(図8参照)。
【0006】リード待ちバッファ67は、以前にIAC
41がTIU43〜46から受けたDMAリードトラン
ザクションまたはDMAライトトランザクションで、キ
ャッシュにミスヒット(該当データなしの状態)し、I
AC41がMPバス(IAC41と図示しないメインメ
モリとを接続するバス、以下同じ)にリードトランザク
ションを発行したが、まだ、メインメモリからデータレ
スポンスされていないトランザクションのアドレス、ス
プリットID、または、以前にIAC41がTIU43
〜46から受けたDMAリードトランザクションで、キ
ャッシュにヒット(該当データあり)したが、まだTI
U43〜46に対してデータレスポンスが終わっていな
いトランザクションのアドレス、スプリットIDを2ラ
イン分保持している。
【0007】レジスタ54内のアドレスとキャッシュ部
56内のアドレスとの比較回路57における一致チェッ
クの結果、一致した場合は、キャッシュ部56にデータ
レスポンスの対象となるデータが存在するので、TIU
43に対してデータレスポンストランザクションを発行
することが可能である。このため、リード待ちバッファ
67は、各ラインにRESビットを有し、レジスタ54
内のアドレスをリード待ちバッファ67に登録する際
に、リード待ちバッファのRESビットをセットし、中
間バス内部調停回路49にDMAデータレスポンストラ
ンザクションの内部要求を通知するように制御してい
る。
【0008】また、レジスタ54内のアドレスとリード
待ちバッファ67内のアドレスとの比較回路68におけ
る一致チェックの結果、一致した場合、そのアドレスに
対するメモリリードトランザクションは、既にIAC4
1から上記MPバスへ発行されているので、再びMPバ
スへメモリリードトランザクションを発行する必要はな
い。そのため、リード待ちバッファ67は、各ラインに
HITビットを有し、レジスタ54内のアドレスをリー
ド待ちバッファ67に登録する際に、このHITビット
をセットし、MPバスにリードトランザクションを発行
しないように制御している。リード待ちバッファ67内
のアドレスとレジスタ54内のアドレスとが一致しなか
った場合は、このHITビットはセットしないで、MP
バスへリードトランザクションを発行するように制御を
行う。
【0009】次に、DMAデータレスポンストランザク
ションの場合について説明する。バスインタフェース制
御装置は、メインメモリからのデータレスポンスが終了
し、TIU43に対してDMAデータレスポンストラン
ザクションが発行できる状態になると、リード待ちバッ
ファ67の対応するラインのRESビットをセットし、
中間バス内部調停回路49にDMAデータレスポンスト
ランザクションの内部要求を通知する(図8参照)。
【0010】通知を受けた中間バス内部調停回路49
は、他の内部要求と共に調停を開始する。内部調停の結
果、DMAデータレスポンストランザクションが選ばれ
たとすると、次に、中間バス調停回路50によって、レ
ジスタ48内のTIU43〜46の要求とDMAデータ
レスポンストランザクション要求の調停とを行う。調停
の結果、DMAデータレスポンストランザクションが中
間バス42を獲得した場合、スプリットID選択回路6
6は、リード待ちバッファ67内の当該DMAデータレ
スポンストランザクションの対象となっているラインの
スプリットIDを選択する。
【0011】選択回路58は、スプリットID選択回路
66の出力を選択し、レジスタ60に格納する。また、
IOキャッシュ制御部61がキャッシュ部56へデータ
レスポンス指示を与える。指示を受けたキャッシュ部5
6は、データレスポンスの対象となっているデータをレ
ジスタ71に格納し、レジスタ60内のスプリットID
と同時にそのデータを中間バス42に出力する。TIU
43は、レジスタ62にそのスプリットIDを、レジス
タ63にレスポンスデータを格納し、レジスタ62内の
スプリットIDとスプリットテーブル65内のスプリッ
トIDとの一致を比較回路69で行う(図9参照)。
【0012】スプリットテーブル65内には、以前にT
IU43が発行したリードトランザクションに対してI
AC41から出力されたスプリットIDが登録されてい
て、比較回路69による一致チェックの結果、一致した
場合は、TIU43が発行したDMAリードトランザク
ションに対するデータレスポンストランザクションであ
ると判断し、DMAリードデータレスポンス制御回路7
0がDMAリードレスポンスデータバッファ64にレジ
スタ63内のデータを取り込むように指示を出す。指示
を受けたDMAリードレスポンスデータバッファ64
は、DMAリードトランザクションのデータ長だけレジ
スタ63のデータを取り込み、DMAデータレスポンス
トランザクションを終了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
スプリット可能なバスでは、リードトランザクションの
キャッシュヒット/ミスヒットに拘わらずスプリットを
実行し、リードトランザクションを終了していた。この
ようなスプリット方式を採用する装置において、キャッ
シュにヒットした場合、すぐにデータレスポンスを行う
ことが可能でありながら、1度バスを解放し、データレ
スポンストランザクションを再びバスの調停から行わな
ければならないので、図10から明らかなように、オー
バーヘッドが生じ、効率が良くないという問題があっ
た。本発明の課題は、かかる問題点を解消し、TIUか
らのリードトランザクション要求時のオーバヘッドを抑
制し、データレスポンスと中間バスの使用効率を向上さ
せるバスインタフェース制御装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のバスインタフェ
ース制御装置は、周辺制御装置である複数のPCUから
メインメモリをアクセスするためのDMAトランザクシ
ョンにおいて、リードトランザクション要求時のバスの
オーバーヘッドを抑制するために、BIU(Bus Interf
ace Unit)内のIACとTIUの構成を改良したもので
ある。
【0015】具体的には、IACとPCUとのインター
フェイスであるTIUと、前記IACと前記TIUとを
スプリット方式で接続するバスとを備えたバスインター
フェイス制御装置において、前記IACは、前記TIU
がリードトランザクション要求を発行したときに、該要
求データが前記IACのキャッシュメモリに存在するか
否かを判定し、存在する場合はスプリットしないスプリ
ットIDを前記TIUに発行し、存在しない場合は、ス
プリットするスプリットIDを前記TIUに発行する第
1の手段を有することを特徴としている。
【0016】この第1の手段は、例えば前記TIUから
のリードトランザクション要求のアドレスと、前記キャ
ッシュメモリに格納されているデータのアドレスとの一
致チェックを行う第1のチェック回路と、前記チェック
結果に基づいて、スプリットするか否かのスプリットI
Dを選択し出力する選択回路と、を含んで成る。
【0017】また、前記TIUは、前記IACからのス
プリットIDを受信したときは、該スプリットIDを判
定し、スプリットしないスプリットIDであるときは前
記バスを解放せずに後続のレスポンスデータを格納し、
スプリットするスプリットIDであるときは前記バスを
解放し、前記リードランザクション要求を終了する第2
の手段を有することを特徴としている。
【0018】この第2の手段は、例えば、前記選択回路
で選択され出力されたスプリットIDを受信し、スプリ
ットするか否かを判定する判定回路と、前記判定回路で
スプリットすると判定した場合に、前記発行したリード
トランザクション要求に対して出力されたスプリットI
Dを格納するスプリットテーブルと、前記スプリットテ
ーブルに格納されているスプリットIDとデータレスポ
ンストランザクションで受信したスプリットIDとの一
致チェックを行う第2のチェック回路と、前記判定回路
と第2のチェック回路の出力結果に基づいてデータレス
ポンスの制御を行う制御回路と、前記制御回路の指示に
従いレスポンスされたデータを格納するバッファと、を
含んで成る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。図1は、本発明のバスインタ
フェース制御装置の一実施形態である、BIU100
と、複数のPCU(Peripheral Control Unit)400〜
403と、EPU(Execution Processing Unit)200
と、メインメモリ300との関係を示した全体構成図で
ある。
【0020】EPU200、メインメモリ300、及び
BIU100は、上記MPバスを介して接続され、各P
CU400〜403は、BIU100の構成要素である
TIU3〜6を介してそれぞれ接続されている。このよ
うな構成のバスインタフェース制御装置の動作を、図2
に示すIAC内部のDMAキャッシュヒットチェック制
御部のブロック図、図3に示すTIU内部のDMAキャ
ッシュヒットチェック制御部のブロック図、図4〜図7
のタイムチャートを参照して説明する。なお、説明の都
合上、一つのTIU3に関わる処理を例に挙げて説明す
る。
【0021】図2及び図3は、共に、IAC1、TIU
3〜6が中間バス2に接続されている様子を示してい
る。図3に示すレジスタ7は、TIU3の内部要求を格
納するTIU内のレジスタであり、図2右下に示すレジ
スタ8は、TIU3が中間バス2に出力した要求を格納
するIAC1内のレジスタである。図2において、中間
バス内部調停回路9は、IAC1の内部要求を調停する
回路であり、中間バス調停回路10は、中間バス内部調
停回路9の出力(即ち、IAC1自身の要求)とレジス
タ8に格納されたTIU3の要求を調停する回路であ
る。図中右下に示すレジスタ11は、中間バス調停回路
10の出力である調停結果を格納するレジスタである。
【0022】図3においてレジスタ12は、IAC1が
出力した調停結果を格納するTIU内のレジスタであ
り、レジスタ13は、TIU3が中間バス2に出力する
DMAトランザクションのアドレスを格納するレジスタ
であり、図2左下に示すレジスタ14は、TIU3が中
間バス2に出力したDMAトランザクションのアドレス
を格納するレジスタである。
【0023】図2のDMA有効チェック回路15は、レ
ジスタ14内のアドレスが有効であるか否かをチェック
する回路である。キャッシュ部16は、IOキャッシュ
メモリであり、アドレスとそのアドレスに対応するデー
タを保持するメモリである。比較回路17は、レジスタ
14内のアドレスとキャッシュ内の全てのアドレスとの
一致チェックを行う回路である。選択回路18は、選択
回路32の出力とスプリットID選択回路26の出力を
選択する回路である。スプリットID生成回路19は、
DMA有効チェック回路15のチェックでTIU3から
送出されたアドレスが有効であった場合、スプリットI
Dを生成する回路である。
【0024】図2のレジスタ20は、中間バス2に出力
するスプリットIDを格納するレジスタである。図2左
上のIOキャッシュ制御部21は、比較回路17の一致
チェックの結果や中間バス調整回路10の調停結果によ
りキャッシュ部16の制御を行う回路である。図3のレ
ジスタ22は、IAC1が中間バス2に出力したスプリ
ットIDを格納するレジスタであり、レジスタ23は、
IAC1が中間バス2に出力したレスポンスデータを格
納するレジスタである。
【0025】図3右中段のDMAリードレスポンスデー
タバッファ24は、DMAリードデータレスポンス制御
回路30の指示により、レジスタ23内のデータを格納
するバッファである。図3のスプリットテーブル25
は、TIU3の発行したリードトランザクションに対し
てIAC1から出力されたスプリットIDを格納するデ
ータバッファである。
【0026】図2右中段のスプリットID選択回路26
は、リード待ちバッファ27内のスプリットID(“1
0Z”または“11Z”)を選択する回路である。リー
ド待ちバッファ27は、以前にIAC1がTIU3から
受けたDMAリードトランザクションまたはDMAライ
トトランザクションで、キャッシュにミスヒットし、I
AC1がMPバスにリードトランザクションを発行した
が、まだメインメモリからデータレスポンスされていな
いトランザクションのアドレス、スプリットIDを2ラ
イン分保持するバッファである。
【0027】図2の比較回路28は、レジスタ14内の
アドレスとリード待ちバッファ27内の全てのアドレス
との一致チェックを行う回路であり、図3の比較回路2
9は、レジスタ22内のスプリットIDとスプリットテ
ーブル25内の全てのスプリットIDとの一致をチェッ
クする回路である。図3のDMAリードデータレスポン
ス制御回路30は、比較回路29の一致チェックの結果
やDMAリードキャッシュヒット判定回路33の判定結
果により、TIU3が発行したDMAリードトランザク
ションに対するデータレスポンスの受信を制御する回路
である。
【0028】図2下部中央のレジスタ31は、中間バス
2に出力するデータを格納するレジスタであり、選択回
路32は、スプリットID生成回路19で生成されたス
プリットIDと、スプリットしないことを表すスプリッ
トID“00Z”を比較回路17の一致チェックの結果
により選択する回路である。図3のDMAリードキャッ
シュヒット判定回路33は、レジスタ22内のスプリッ
トIDにより、TIU3が発行したDMAリードトラン
ザクションがキャッシュにヒットしたか否かを判定する
回路である。
【0029】TIU3からIAC1に対してDMAリー
ドトランザクション要求を出し、これについてIAC1
が許可し、アドレスを受け取り、DMA有効チェックと
キャッシュヒットチェックを行うまでのタイミングを図
4に示す。
【0030】また、図4において、DMAリードトラン
ザクションがキャッシュヒットチェックでヒットした場
合の動作の流れを図5、キャッシュヒットチェックでミ
スヒットした場合の動作の流れを図6にそれぞれ示す。
さらに、図4において、DMAリードトランザクション
がキャッシュヒットチェックでミスヒットし、IAC1
がメモリからデータを受け取ってからTIU3にデータ
レスポンスを行うまでの動作の流れを図7に示す。
【0031】次に、TIU3からIAC1に対してDM
Aリードトランザクションが発行された場合の具体的な
動作を説明する。TIU3がDMAリードトランザクシ
ョン要求をレジスタ7に格納し、中間バス2に出力す
る。すると、IAC1は、中間バス支配下のTIU3か
らのDMAリードリクエストと、他の中間バス2の利用
エージェント(TIU4〜6)からのリクエストをレジ
スタ8に格納し、中間バス内部調停回路9で調停された
内部要求と共に中間バス調停回路10で調停を行う。そ
して、調停の結果をレジスタ11に格納するとともに、
中間バス2に出力する。TIU3は、出力された調停結
果をレジスタ12に格納する。
【0032】調停の結果、TIU3のDMAリードリク
エストが中間バス2を獲得した場合、TIU3は、レジ
スタ13に格納されているDMAリードトランザクショ
ンのアドレスを中間バス2に出力する。IAC1は、T
IU3からのアドレスを受け取り、レジスタ14に格納
する。そのアドレスをDMA有効チェック回路15でチ
ェックし、有効であればキャッシュ部16内のアドレス
と比較回路17で一致チェックを行う(図4参照)。
【0033】比較回路17での比較が一致した場合、こ
のDMAリードトランザクションはキャッシュヒットし
たと判断し、スプリットしないでデータレスポンスを実
行する制御を行う。まず、選択回路32がスプリットし
ないことを表すスプリットID“00Z”を選択する。
さらに、選択回路18が選択回路32の出力を選択し、
選択回路18の出力は、レジスタ20に格納される。本
実施形態では、IAC1には同時に2つのDMAトラン
ザクションが存在することを許すため、スプリットID
は2ビットで構成され、“00Z”はキャッシュにヒッ
トしてスプリットしないことを示し、“10Z”はキャ
ッシュにミスヒットしてスプリットIDが“1”である
こと示している。
【0034】比較回路17の通知により、IOキャッシ
ュ制御部21がキャッシュ部16へデータレスポンス指
示を与える。指示を受けたキャッシュ部16は、データ
レスポンスの対象となっているデータをレジスタ31に
格納し、レジスタ20内のスプリットIDと同時にレジ
スタ31内のデータを中間バス2に出力する。TIU3
はレジスタ22にそのスプリットIDを、レジスタ23
にレスポンスデータ(中間バス2はデータバスが64ビ
ットのため、データ長が8バイトを越えるDMAリード
トランザクションでは、データの最初の8バイトを出力
し、以降順次8バイトずつデータ転送を行う)を格納
し、DMAリードキャッシュヒット判定回路33でスプ
リットID“00Z”を検出すると、連続してDMAリ
ードデータが返ってくるので、DMAリードデータレス
ポンス制御回路30がDMAリードレスポンスデータバ
ッファ24にレジスタ内のデータを取り込むように指示
を出す。
【0035】指示を受けたDMAリードレスポンスデー
タバッファ24は、DMAリードトランザクションのデ
ータ長だけレジスタ23のデータを取り込み、DMAリ
ードトランザクションを終了する(図5参照)。
【0036】比較回路17での比較が一致しなかった場
合は、DMAリードトランザクションはキャッシュにミ
スヒットしたと判断し、データレスポンスを行わずにス
プリットしてトランザクションを終了する。即ち、レジ
スタ14のアドレスとリード待ちバッファ27内のアド
レスとを比較回路28で一致チェックを行い、その比較
結果とスプリットID生成回路19で生成されたスプリ
ットID及び、レジスタ14内のアドレスをリード待ち
バッファ27に登録する。スプリットID生成回路19
で生成されたスプリットIDは選択回路32によって選
択され、さらに選択回路18によって選択されて、レジ
スタ20に格納される。このとき、スプリットID生成
回路19で生成されるスプリットIDは、前述の“10
Z”もしくは“11Z”のいずれかである。IAC1
は、このスプリットIDを中間バス2に出力する。TI
U3は、レジスタ22にこのスプリットIDを格納し、
DMAリードキャッシュヒット判定回路33で、TIU
3が発行したDMAリードトランザクションに対して出
力されたスプリットIDが“00Z”以外であることを
検出すると、受信したスプリットIDをスプリットテー
ブル25に格納し、DMAリードトランザクションを終
了する(図6参照)。
【0037】比較回路28での比較が一致した場合、そ
のアドレスに対するメモリリードトランザクションは、
既にIAC1からMPバスへ発行されているので、再び
MPバスへメモリリードトランザクションを発行する必
要はない。そのためにリード待ちバッファは、各ライン
にHITビットを有し、レジスタ14内のアドレスをリ
ード待ちバッファ27に登録する際に、このHITビッ
トをセットし、MPバスにリードトランザクションを発
行しないように制御している。既にMPバスに発行され
ている同一アドレスのリードトランザクションに対する
データレスポンスがMPバスより返ってきて、そのレス
ポンスデータをキャッシュ部16のデータバッファにデ
ータを格納すると、リード待ちバッファ27のHITビ
ットをリセットし、2ライン両方のRESビットをセッ
トする。
【0038】比較回路28での比較が一致しなかったと
きは、コンピュータのHITビットはセットしないで、
MPバスへリードトランザクションを発行するように制
御を行い、メインメモリからのデータレスポンスを受け
た後、再びTIU3に対してDMAデータレスポンスト
ランザクションを発行する。
【0039】リード待ちバッファ27が2ライン共にメ
インメモリからのデータレスポンスを待っている状態の
とき、つまりリード待ちバッファ27がバッファフルの
とき、新たなDMAトランザクションを受けられない。
そのため、リード待ちバッファ27は各ラインに有効ビ
ット(Vビット、以下同じ)を有し、メインメモリから
のデータレスポンスが終了し、そのデータをキャッシュ
部16のデータバッファに格納し、TIU3にデータレ
スポンスを終了するまで、Vビットをセットしたままで
いる。リード待ちバッファ27の2ラインのVビットが
共にセットされていてバッファフルとき、中間バス調停
回路11は、中間バス配下のTIU3〜6の要求を受け
付けない。
【0040】次に、キャッシュにミスヒットし、スプリ
ットして終了したDMAリードトランザクションに対す
るデータレスポンストランザクションについて説明す
る。メインメモリからのデータレスポンスを受けてTI
U3に対してDMAデータレスポンストランザクション
を発行することが可能な状態になると、リード待ちバッ
ファ27の対応するラインのRESビットをセットし、
中間バス内部調停回路9にDMAデータレスポンストラ
ンザクションの内部要求を通知する。中間バス内部調停
回路9は、DMAデータレスポンストランザクションの
内部要求を他の内部要求と共に調停する。内部調停の結
果、DMAデータレスポンストランザクションが選ばれ
たとする。
【0041】中間バス調停回路10は、レジスタ8内の
TIU3〜6の要求とDMAデータレスポンストランザ
クション要求の調停を行う。調停の結果、DMAデータ
レスポンストランザクションが中間バス2を獲得した場
合、スプリットID選択回路26は、リード待ちバッフ
ァ27内のコンピュータのDMAデータレスポンストラ
ンザクションの対象となっているラインのスプリットI
Dを選択する。さらに選択回路18は、スプリットID
選択回路26の出力を選択し、選択回路18の出力はレ
ジスタ20に格納される。また、IOキャッシュ制御部
21はキャッシュ部16へデータレスポンス指示を与え
る。
【0042】指示を受けたキャッシュ部16は、データ
レスポンスの対象となっているデータをレジスタ31に
格納し、レジスタ20内のスプリットIDと同時にレジ
スタ31内のデータを中間バス2に出力する。TIU3
はレジスタ22にそのスプリットIDをレジスタ23に
レスポンスデータを格納し、レジスタ22内のスプリッ
トIDとスプリットテーブル25内のスプリットIDと
を比較回路29でチェックする。一致した場合は、TI
U3が発行したDMAリードトランザクションに対する
データレスポンストランザクションであると判断し、D
MAリードデータレスポンス制御回路30によりDMA
リードレスポンスデータバッファ24にレジスタ23内
のデータを取り込むように指示を出す。指示を受けたD
MAリードレスポンスデータバッファ24は、DMAリ
ードトランザクションのデータ長だけレジスタ23のデ
ータを取り込み、DMAデータレスポンストランザクシ
ョンを終了する(図7参照)。
【0043】以上のようにして、本発明のバスインタフ
ェース制御装置は、TIU3からのリードトランザクシ
ョン要求に対して、該当するデータがIAC1内のキャ
ッシュメモリ上に存在してるかどうかによりスプリット
するか否かを判断し、スプリットしない場合は中間バス
2を解放せずにデータレスポンスを行う。これによりオ
ーバヘッドが抑制され、データレスポンスの速度をあげ
ることができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、TIUからのリードトランザクション要求時
のオーバヘッドが抑制され、データレスポンスと中間バ
スの使用効率が向上する効果がある。また、中間バスの
使用効率を向上できるという、特有の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を表す全体構成図。
【図2】本実施形態によるIACの一部であるDMAキ
ャッシュヒットチェック制御部ブロック図。
【図3】本実施形態によるTIUの一部であるDMAキ
ャッシュヒットチェック制御部ブロック図。
【図4】本実施形態による動作を説明するためのタイム
チャート。
【図5】本実施形態による動作を説明するためのタイム
チャート。
【図6】本実施形態による動作を説明するためのタイム
チャート。
【図7】本実施形態による動作を説明するためのタイム
チャート。
【図8】従来例のIACの一部であるDMAキャッシュ
ヒットチェック制御部ブロック図。
【図9】従来例のTIUの一部であるDMAキャッシュ
ヒットチェック制御部ブロック図。
【図10】従来例の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【符号の説明】 1,41 IAC(Interface AddressControler) 2,42 中間バス 3〜6,43〜46 TIU(Triple RedundancyInte
rface Unit) 7,47 要求を格納するTIU内のレジスタ 8,48 TIUからの要求を格納するIAC内のレ
ジスタ 9,49 中間バス内部調停回路 10,50 中間バス調停回路 11,51 中間バス調停回路の調停結果を格納するレ
ジスタ 12,52 IACが出力した調停結果を格納するTI
U内のレジスタ 13,53 TIU内のレジスタ 14,54 IAC内のレジスタ 15,55 DMA有効チェック回路 16,56 キャッシュ部 17,57 比較回路 18,58 選択回路 19,59 スプリットID生成回路 20,60 スプリットIDを格納するIAC内のレジ
スタ 21,61 IOキャッシュ制御部 22,62 スプリットIDを格納するTIU内のレジ
スタ 23,63 レスポンスデータを格納するTIU内のレ
ジスタ 24,64 DMAリードレスポンスデータバッファ 25,65 スプリットテーブル 26,66 スプリットID選択回路 27,67 リード待ちバッファ 28,68 アドレスの一致チックを行う比較回路 29,69 スプリットIDの一致チェックを行う比較
回路 30,70 DMAリードデータレスポンス制御回路 31,71 IOキャッシュメモリ16からのデータを
一時格納するレジスタ 32 スプリットIDを選択する選択回路 33 DMAリードキャッシュヒット判定回路 100 バスインターフェイス制御装置(BIU:
Bus Interface Unit) 200 演算処理装置(EPU:Execution Proce
ssingUnit) 400〜403 周辺制御装置(PCU:Peripheral
ControlUnit)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを有するアドレスコン
    トローラ(以下、IAC)と周辺制御装置とのインター
    フェイスであるインターフェイスユニット(以下、TI
    U)と、前記IACと前記TIUとをスプリット方式で
    接続するバスとを備えたバスインターフェイス制御装置
    において、 前記IACは、前記TIUがリードトランザクション要
    求を発行したときに、該要求データが前記IACのキャ
    ッシュメモリに存在するか否かを判定し、存在する場合
    はスプリットしないスプリットIDを前記TIUに発行
    し、存在しない場合は、スプリットするスプリットID
    を前記TIUに発行する第1の手段を有することを特徴
    とするインターフェイス制御装置。
  2. 【請求項2】 前記TIUは、前記IACからのスプリ
    ットIDを受信したときは、該スプリットIDを判定
    し、スプリットしないスプリットIDであるときは前記
    バスを解放せずに後続のレスポンスデータを格納し、ス
    プリットするスプリットIDであるときは前記バスを解
    放し、前記リードランザクション要求を終了する第2の
    手段を有することを特徴とする請求項1記載のバスイン
    ターフェイス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の手段は、 前記TIUからのリードトランザクション要求のアドレ
    スと、前記キャッシュメモリに格納されているデータの
    アドレスとの一致チェックを行う第1のチェック回路
    と、 前記チェック結果に基づいて、スプリットするか否かの
    スプリットIDを選択し出力する選択回路と、を含んで
    成ることを特徴とする請求項2記載のバスインターフェ
    イス制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の手段は、 前記選択回路で選択され出力されたスプリットIDを受
    信し、スプリットするか否かを判定する判定回路と、 前記判定回路でスプリットすると判定した場合に、前記
    発行したリードトランザクション要求に対して出力され
    たスプリットIDを格納するスプリットテーブルと、 前記スプリットテーブルに格納されているスプリットI
    Dとデータレスポンストランザクションで受信したスプ
    リットIDとの一致チェックを行う第2のチェック回路
    と、 前記判定回路と第2のチェック回路の出力結果に基づい
    てデータレスポンスの制御を行う制御回路と、 前記制御回路の指示に従いレスポンスされたデータを格
    納するバッファと、 を含んで成ることを特徴とする請求項2記載のバスイン
    タフェース制御装置。
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