JPH0944507A - マッチング装置 - Google Patents
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
高速かつ少ないデータサイズで効率的に行なうマッチン
グ装置を提供する。 【解決手段】 階層関係コード化部2には、あらかじ
め、単語とその単語の階層間の位置にしたがって付与さ
れたコードが格納されている。入力部1から比較すべき
データが与えられると、階層関係コード化部2は、入力
されたデータに応じてコードを返す。マッチング部3
は、入力部1から与えられた複数のデータを、階層関係
コード化部2から得られるコードを用いて、ビット論理
演算を行なう。このビット論理演算によって、階層関係
における概念距離や、階層レベル差等を算出し、さら
に、これらをもとに優先度を算出する。マッチング結果
は、出力部4から出力される。
Description
グの度合いを算出するマッチング装置に関連するもので
あり、特に、データ間の階層関係に基づくマッチング装
置に関するものである。
究が活発に行なわれている。こうした分野において、シ
ソーラスと呼ばれる単語間の上位/下位関係および類義
語を定義した辞書の重要性がますます高まっている。
た表現が検索対象中の表現と一致しないことがしばしば
発生する。このため、検索された内容のヒット率を確保
するために、類義語や上位/下位語を含めた検索が必要
である。そこで、シソーラスを用いることにより検索要
求の単語を展開する手法などがよく用いられる。
ソーラスの階層をたどり、得られた類義語または上位/
下位語のそれぞれを用いて検索がなされる。このとき、
検索のたびに毎回シソーラスの階層をたどったのでは検
索速度が低下するため、例えば、特開平2−28027
4号公報の「データベース検索システムの包括検索方
式」で述べられているように、あらかじめシソーラスの
上位/下位などを含めた包括インデックスを作成し、検
索時の速度低下を防ごうとする技術などが提案されてい
る。
スを保持したとしても、包括インデックスに含まれる複
数のデータベースキーに基づいた検索を行なう必要があ
るため、依然として単純一致検索に比べて速度の低下は
発生する。また、こうした包括インデックス情報を予め
作成しておく必要があるため、データ量やデータベース
構築時のコストの増加を招くという問題もある。
ラスを考慮したマッチングを行ない、マッチング度合い
によって検索結果とするか否かを判定することも考えら
れるが、従来のマッチング手法では、マッチングの計算
に時間がかかり、検索で用いることができる技術ではな
かった。
では、なんらかの基準を用いてテキスト間の意味的な距
離を用いることにより、テキストの分類が行なわれる。
このとき、テキスト間の距離を求めるためにもシソーラ
スが用いられる。
2,1995.2,飯田,「人工知能におけるスーパー
コンピューティング」,pp.164−168において
は、句同士の間の距離を求める技術の一環として、概念
階層を用いた単語間の距離計算方法が示されており、入
力と用例間の意味距離が、あらかじめ付与された10進
シソーラスコードの照合により計算されている。
ードへの距離のみによる計算であるため、木構造のリー
フ(葉)であり、同一階層に並ぶ単語間の距離しか計算
できない。単語はすべて同一レベルのリーフとして表現
されるわけではないので、階層の途中の概念やリーフま
での階層数が異なる場合には適用できない。したがっ
て、単語間の距離の比較においては、このような単純な
方法では依然充分ではない。また、並列計算機を想定し
ているため、効率的な距離計算には連想メモリなど特殊
な処理を必要とし、現在のところ一般的でない。
ーラスにおける単語間のマッチングを効率的に行なうに
は、依然不十分な技術しか存在しなかった。
情に鑑みてなされたものであり、特に、シソーラスにお
ける単語間のマッチングを、高速かつ少ないデータサイ
ズで効率的に行なうマッチング装置を提供することを目
的とするものである。
層関係に基づく類似度を算出するマッチング装置におい
て、階層関係をもつデータ群の各データを階層関係に応
じたコードとともに保持し入力に応じたコードに変換す
る階層データコード化手段と、与えられた少なくとも二
つのデータについて前記階層データコード化手段より得
られたコードに基づき論理演算により階層関係における
距離を算出する距離算出手段を有することを特徴とする
ものである。
与えられた少なくとも二つのデータについて前記階層デ
ータコード化手段より得られたコードに基づき論理演算
により階層レベルの差を算出する階層差算出手段を設け
ることができる。
前記距離算出手段および前記階層差算出手段の結果に基
づき優先度を算出する優先度算出手段を設けることがで
きる。
データに対して、階層関係に応じたコードを保持させて
おく。そして、与えられた少なくとも二つのデータにつ
いて、対応するコードを得て、そのコードに基づき論理
演算により階層関係における距離を算出する。これによ
り、従来のように算術演算など、時間のかかる演算を行
なうことなく距離計算を行なうことができ、データ間の
階層関係に基づくマッチングが高速かつ容易に実現可能
となる。また、請求項2および請求項3に記載の発明の
ように、用途に応じ、階層差算出手段や、さらに優先度
算出手段を設けるなど、種々の構成をとることで、階層
レベル差や優先度といったよりきめ細かな比較が可能と
なる。
の1つの実施の態様を示す概略構成図である。図中、1
は入力部、2は階層関係コード化部、3はマッチング
部、4は出力部である。入力部1は、比較すべきデータ
を与える。階層関係コード化部2は、入力に応じて、あ
らかじめ階層間の位置にしたがって付与されたコードを
返す。マッチング部3は、入力部1から与えられた複数
のデータを、階層関係コード化部2から得られるコード
を用いてビット論理演算でマッチングを行なう。出力部
4は、マッチング部3により得られた結果を出力する。
実施の態様を類似語検索システムに適用した場合の一例
を示すブロック構成図である。図中、10は検索要求入
力部、11は端末、12はOCR、13は電話および音
声認識部、14は記憶装置、15は赤外線・無線受信
部、20はシソーラスコード化部、21はシソーラス、
30はマッチング部、31は距離算出部、32は階層差
算出部、33は優先度算出部、34は出力指示部、40
は出力部、41は端末、42はファクシミリやプリン
タ、43は電話やポケベル、44は赤外線・無線発信
部、50はデータベース部、51はデータベースであ
る。検索要求入力部10は、図1に示した入力部1に対
応し、同様に、シソーラスコード化部20は階層関係コ
ード化部2に、マッチング部30はマッチング部3に、
出力部40は出力部4にそれぞれ対応する。データベー
ス部50は、検索対象となる各種の文書を電子的に記憶
する部分であり、文書はデータベース51に記憶され
る。
1、OCR12、音声を入力するマイクなどを具備した
電話および音声認識部13、メモリやディスク、テープ
等の記憶装置14、携帯情報機器などからの赤外線や無
線を受信する赤外線・無線受信部15などから構成され
ている。もちろん、これらのうちの一部でもよいし、こ
れ以外の入力装置を用いるようにしてもよい。
ファクシミリ/プリンタ42、音声合成によりスピーカ
から出力する電話やポケベル43、携帯情報機器へ赤外
線や無線を用いて情報を伝送する赤外線・無線発信部4
4などから構成される。もちろん、これらの一部で構成
してもよいし、これ以外の出力装置を用いるようにして
もよく、いったんネットワーク等に接続された記憶装置
に蓄えるように構成してもよい。
単語に応じて、シソーラス21の階層構造に応じて保持
されたコードに変換する部分である。
ータベース51中の文書のキーワードを比較し、検索要
求に一致あるいは類似したキーワードを有する文書を出
力指示する部分である。距離算出部31は、シソーラス
コード化部20で変換された検索要求と文書のキーワー
ドのコード同士を論理演算し、階層関係における距離を
算出する部分である。階層差算出部32は、シソーラス
コード化部20で変換された検索要求と文書のキーワー
ドのコード同士を論理演算し、階層レベルの差を算出す
る部分である。優先度算出部33は、距離算出部および
階層差算出部の結果に基づき、マッチング結果の優先度
を算出する部分である。出力指示部34は、優先度算出
部33で得られた結果に基づき、データベース部50か
ら検索要求に一致または類似したキーワードを有する文
書を取り出し、出力部40に出力を指示する。
る全体の動作の一例を示すフローチャート、図4は、マ
ッチングアルゴリズムの一例の概略を示すフローチャー
トである。まず、S61において、検索要求入力部10
からユーザの検索要求RQが入力されると、S62にお
いて、シソーラスコード化部20でシソーラスコードへ
の変換が行なわれ、検索要求のシソーラスコードC1が
得られる。
データベース51より一つの文書DQが取り出される。
さらに、S64において、この文書のキーワードKWを
順次取り出す。キーワードは、検索時にその場で文書中
から抽出してもよいし、検索の高速性が必要であれば、
あらかじめ文書に手動または自動で付与されたものを用
いればよい。S65において、キーワードKWは、検索
要求RQと同様に、シソーラスコード化部20でコード
変換され、キーワードのシソーラスコードC2が得られ
る。
ードのシソーラスコードC2がともに得られると、S6
6において、コードのマッチングが行なわれる。まず、
階層差算出部32は、S81において、検索要求のシソ
ーラスコードC1の階層レベルを論理演算によって求
め、検索要求の階層レベルL1とする。同様に、S82
において、キーワードのシソーラスコードC2の階層レ
ベルを論理演算によって求め、キーワードの階層レベル
L2とする。S83において、検索要求の階層レベルL
1とキーワードの階層レベルL2の差を求め、階層レベ
ル差LDとする。続いて、距離算出部31は、S84に
おいて、検索要求のシソーラスコードC1とキーワード
のシソーラスコードC2のビット排他論理和を計算し、
概念距離CDとする。さらに、優先度算出部33は、S
85において、抽出された階層レベル差LDと概念距離
CDに応じて優先度PLを算出する。
われると、得られた階層レベル差LD、概念距離CD、
優先度PLなどが基準を満たしているか否かを、S67
でチェックする。S68で基準を満たしていると判定さ
れれば、出力指示部34は、S69で結果バッファBF
に文書DQを出力する。もちろん、出力部40に直接出
力指示を行なってもよい。
されているキーワードがすべて処理されたか否かを判定
し、最後のキーワードの処理が終了するまで、S64〜
S70の処理を繰り返し行なう。1つの文書について、
すべてのキーワードの処理が終了すると、S71におい
て、すべての文書について処理を行なったか否かを判定
し、最後の文書の処理が終了するまで、S63〜S70
の処理を繰り返し行なう。
索要求に一致あるいは類似したキーワードを有する文書
が検索され、出力されることになる。上述のように、マ
ッチング処理では階層差や概念距離を、論理演算を用い
て行なっているので、高速にマッチング処理を行なうこ
とができる。そのため、従来のようにシソーラス階層を
たどったり、包括インデックスを用いることなどもな
く、少ないデータサイズで高速な類似語検索を実現する
ことができる。
を説明する。図5は、シソーラスの構成の具体例を示す
説明図である。例えば、「自家用車」という単語は、
「自動車」の下位概念であり、「スポーツカー」、「セ
ダン」、「RV車」などの上位概念を表わす。それぞれ
の単語には、図中の角カッコ“[]”内に示すように、
各階層の同じ親を有する各単語について、レベル1から
始まるコードを順次割り振る。ここでは一つの階層につ
き2進4ビットを用い、16進数で示している。
の一部も、図中の丸カッコ“()”内に示している。例
えば、「自家用車」という単語においては、 具体物[2]→機械[3]→乗物[A]→車両[2]→
自動車[4]→自家用車[4] という階層をたどり、さらに1レベルの下位データを持
つため、これを[0]と表わし、「23A2440H」
という4バイトの16進コードを割り当てる。ここで、
末尾の‘H’は、16進数であることを示しており、1
6進の「23A2440」という値を示している。同様
に、「自家用車」の下位に位置し、末端のデータである
「セダン」という単語には、「23A2442H」とい
うコードを割り当てる。ここでは各ノードが15個以下
の8階層としたため、4ビット7レベルのコードを用い
たが、もちろんこの割り当ては自由であり、シソーラス
の構造に応じて設計すればよい。なお、この割り当て
は、シソーラスの階層構造をトラバースすることにより
容易に自動的化できるため、人手によるコード付与など
の手間を排除することが可能である。
は、S62において、シソーラスコードC1へ変換され
る。図6は、シソーラスコードへの変換の一例を示す概
念図である。ここでは、データ構造として特開平5−2
8194号公報の「データアクセス方式」に述べられて
いるような、ハッシングを用いた例を示す。入力された
データは、ハッシュ関数によって得られたハッシュ値を
もとにハッシュテーブルを参照する。ここでは、ハッシ
ュテーブルにはチェインインデックスへのポインタが格
納されており、このポインタをもとにチェインインデッ
クスを参照し、このチェインインデックスで衝突をチェ
ックした後、変換データが参照される。変換データに
は、単語に対応するコードが格納されており、入力デー
タに対応するコードが得られる。
れると、ハッシュ関数によりハッシュ値が得られ、これ
をもとにハッシュテーブルが参照され、さらにチェイン
インデックにより衝突がチェックされた後、シソーラス
コードC1として「23A2442H」が得られる。ま
た、図6に示したように、「オートバイ」と「バイク」
などの同義語は、入力データとしては異なるが、変換に
より同一化されたコードとなる。このように、シソーラ
スにおける階層関係をたどる必要なしに、直接、データ
からコードを得ることができる。
いて説明したが、BTreeなど、他のデータ構造を用
いてもよいことはもちろんである。
は、ハッシュ関数により変換され、ハッシュテーブルと
チェインインデックスをたどることにより、シソーラス
コードC1に変換される。続いて、S63で検索対象と
なるデータベース51より文書が1つ取り出され、さら
にS64でこの文書のキーワードが取り出される。ここ
では、キーワードKWとして「パソコン」が取り出され
たとする。キーワードKWは、S65で上述と同様の方
法によりシソーラスコード化部20でコード変換され
る。たとえばキーワードが「パソコン」の場合には、図
5に示すように、「23EC220H」というシソーラ
スコードに変換される。
ワードのシソーラスコードC2がともに得られると、S
66でコードのマッチングが行なわれる。マッチング
は、大きく階層差算出部32におけるレベル差の計算
と、距離算出部31における概念距離の計算に分けられ
る。
2において、検索要求のシソーラスコードC1とキーワ
ードのシソーラスコードC2の階層レベルを計算する。
具体的には、次に示すような4ビット単位のマスクコー
ドを用意し、検索要求のシソーラスコードC1およびキ
ーワードのシソーラスコードC2とのANDを順次と
り、非ゼロになるまで繰り返すことでレベルが決定され
る。なお、レベル1までのANDがすべて0であった場
合、すなわちC1またはC2のコードが0の場合、それ
はシソーラスの根、この場合「概念」であるからレベル
は0となる。 レベル7: 000000FH レベル6: 00000F0H レベル5: 0000F00H レベル4: 000F000H レベル3: 00F0000H レベル2: 0F00000H レベル1: F000000H
に「23A2442H」であったから、まず00000
0FHとのANDを取ると、 000000FH AND 23A2442H = 2H となり、非ゼロであるのでレベル7の単語であることが
わかり、終了する。
うに「23EC220H」であったから、まず0000
00FHとのANDを取ると、 000000FH AND 23EC220H = 0H となり、ゼロであるので、さらに00000F0Hとの
ANDを取る。すると、 00000F0H AND 23EC220H = 20H となり、非ゼロであるので、レベル6の単語であること
がわかり、終了する。
法を述べたが、レベルに応じたビット数、例えば、レベ
ル7の場合4ビットだけ右シフトし、下位桁あふれフラ
グをチェックするなどの方法でも、もちろん論理的に同
一になる。いずれにせよ、これらのビット単位の論理演
算は、一般に非常に高速に実行可能であるため、処理の
高速化を実現することが可能である。
をS83で計算し、階層レベル差LDとする。ここでは
|7−6|=1となる。
の概念距離が計算される。概念距離は、コード間のビッ
ト排他的論理和(XOR)に基づいて求められる。ここ
では、 23A2442H XOR 23EC220H = 4E662H となる。こうして得られる値は、単語(概念)間のいわ
ば近さを示す。概念距離はここで得られた値の範囲に応
じて付与する。この付与には、上述の階層レベルチェッ
クと同様に、次に示すマスクコードとのANDで非ゼロ
になる最小のものとして、容易に求められる。なお、X
ORの結果が全ビット0の場合、同一のコードであるか
ら概念距離は0となる。 概念距離7: F000000H 概念距離6: 0F00000H 概念距離5: 00F0000H 概念距離4: 000F000H 概念距離3: 0000F00H 概念距離2: 00000F0H 概念距離1: 000000FH
662H」であるので、 F000000H AND 4E662H = 0H 0F00000H AND 4E662H = 0H 00F0000H AND 4E662H = 40000H となり、概念距離=5であることがわかる。
である。図7には、「セダン」を検索要求として、各キ
ーワードと、そのキーワードのシソーラスコードC2、
「セダン」のシソーラスコードC1「23A2442
H」とのビット排他論理和の値、概念距離、レベル差、
優先度について示している。優先度については、後で再
びこの図を参照して説明する。
は直接関係ない。例えば、「セダン」に関し、1レベル
上位(親子関係)である「自家用車」とのビット排他論
理和の値は2H、その1レベル下で同じ上位語を持つ
「スポーツカー」とは3Hとなり、これらは非常に近い
関係であり、概念距離は1になる。
「自動車」では、ビット排他論理和の値は42Hである
が、その1レベル下位(おじ/おば)にあたる「バス」
とは52H、さらに1レベル下(いとこ)、すなわち同
レベルの「ボンネットバス」では50Hとなり、これら
との概念距離は2になる。さらに、前述の「パソコン」
に対しては、ビット排他論理和の値は4E662Hとな
り、概念距離は5である。
2次元にマッピングした概念図である。図8において、
○はノードを示し、実線はシソーラス階層を示してお
り、高さが階層レベルを示している。ここで示したシソ
ーラス階層は、図5に示したものの一部である。いま、
「セダン」を基準とし、概念距離を2次元上の距離に対
応させると、等しい概念距離のノードは、図8に示すよ
うに等距離の円弧上に配置して示すことができる。
たり、マスクコードによるANDを用いたが、論理的に
同一であればさまざまな方法で実現し得る。図9は、概
念距離のORゲートによる算出法の説明図である。例え
ば、図9に示すように、同一階層に相当するビットのO
Rをとり、ONとなる最上位ビットを概念距離とするこ
とが考えられる。図9に示した例では、「セダン」と
「パソコン」のシソーラスコードのビット排他論理和の
値「4E662H」を4ビットごとにOR回路に入力
し、出力として「0011111」を得る。この結果の
最上位ビットの位置は5番目であるので、概念距離は5
となる。この計算方法では、ワイヤードロジックにより
簡単に回路を構成できるので、ハードウェア化に向いた
方法ということができる。もちろん、他の方法を用いて
演算してもよい。
するために、0〜7に限定した概念距離を導入してい
る。実際に上述のようにして、ある概念距離をもつ表現
間のXORの演算を行なうと、その結果は特定の範囲
(概念距離2の場合10H〜FFH)のみをとるので、
例えば、単語間のおおざっぱな距離を求める場合には、
XORを計算した結果を直接用いてももちろんよい。
の全階層に4ビットの固定長を割り当てているが、リー
フに近付くにつれてノード数が増えるなどシソーラスの
構造はさまざまである。このような場合には、各階層ご
とに異なるビット数を割り当てればよく、記憶容量が限
られている場合でも、これを有効に利用することが可能
である。加えて、シソーラスにおいてはすべてのリーフ
データが同じ階層レベルになるとは限らないが、本発明
は異なる階層レベルにまたがるデータが比較可能である
ため、このような場合においても非常に有効である。
いて、距離算出部31で算出された概念距離と、階層差
算出部32で算出された階層レベル差に応じ、優先度を
算出する。上述のように、概念距離と階層レベル差は直
接関係はない。また、概念距離が同一でも、それらの間
の類似度が異なることは多い。上述の図8に示すよう
に、「セダン」に対して「自動車」と「ボンネットバ
ス」はともに概念距離2であるが、類似度は「自動車」
のほうが直接の孫であるため、類似度は高いと考えられ
る。一方、シソーラスの構成によっては上位ノードに対
し下位ノードとして類義語が並ぶような場合もある。こ
のような場合は同じ階層レベルの方が類似度が高くな
る。このように、概念距離と階層レベル差を用いること
により、これらを別の軸として評価することができる。
算式を用いる。 優先度 = 総レベル数×2 − (概念距離×2 − レベル差) ここで、この例では総レベル数は7としている。上述の
図7に示した各キーワードでは、「セダン」に対し、次
のような値が返される。 14:セダン(7×2 − (0×2 − 0) = 14) 13:自家用車 12:スポーツカー,自動車 11:バス,車両,・・・ 10:ボンネットバス,オートバイ,・・・ ・・・ 5:パソコン,・・・ ・・・ もちろん、上述の計算式のほか、種々の計算方法によっ
て優先度を算出してもよい。
て得られたマッチング結果を用いて、抽出基準のチェッ
クを行なう。ここでは単純に優先度の値が12以上の場
合、適合結果とする。上述の図7に示した各キーワード
の例では、文書が「セダン」、「自家用車」、「スポー
ツカー」、「自動車」のいずれかのキーワードを有して
いれば、結果バッファBFに出力される。
ればよい。また、この抽出基準については、他の抽出基
準を用いてもよい。例えば、必要に応じて文書全体を走
査したのちに統計処理によって抽出基準に対して重みづ
けをするなどがある。
ードとのマッチング処理および文書の抽出が終了する。
ここまでの処理が1つの文書に付されているすべてのキ
ーワードについて繰り返し、さらに、それらをデータベ
ース51中の各文書に対して順次行なうことで処理が進
められる。
は、ユーザからの検索要求「セダン」に類似したキーワ
ードを含む文書、具体的には「セダン」、「スポーツカ
ー」、「RV車」、「自家用車」、「自動車」などを含
む文書が蓄積される。この結果に対し、出力指示部34
は優先度に基づいた文書の出力指示を出力部40に対し
て行なう。出力部40は、検索結果を出力し、検索処理
は終了する。
グ部30において、概念距離、階層レベル差、およびこ
れらから優先度を算出したが、例えば、概念距離のみを
利用したり、概念距離と階層レベル差を利用するなど、
これらのうちの一部の計算結果を利用してもよい。
処理一般に適用でき、上述の類似語検索システムへの適
用のみに限定されるものではないことは言うまでもな
い。以下、本発明のマッチング装置の1つの実施の態様
を文書自動分類システムに適用した場合について述べ
る。
用いた自動分類が一般的な技術のひとつである。しか
し、シソーラス展開を含めることは、コストの問題から
従来は困難であった。本発明のマッチング装置を、標準
データとのマッチングに適用することにより、低コスト
で自動分類が可能となる。
データ群(一部)に対して、ある文書を自動分類するこ
とを考える。 [標本1] キーワード: 携帯,電話,自動車,PHS カテゴリ: 移動体電話 [標本2] キーワード: 端末,反射,抵抗,遅延 カテゴリ: ターミネータ [標本3] キーワード: 携帯,端末,PDA,ネットワーク カテゴリ: 携帯端末
る。これは、あらかじめ付与されたものでも、その場で
抽出したものでもかまわない。 [入力文書] キーワード: モーバイル,端末,通信
と各標本のキーワード間の類似度を求める。類似度の計
算には、上述の類似語検索システムの場合と同様の方法
を用いることができる。さらに、入力文書の各キーワー
ドとの類似度がもっとも低いもの同士の和を求める。標
本1〜3において計算した例を示す。 (標本1) モーバイル:携帯=1,端末:PHS=4,通信:電話
=2 合計7 (標本2) モーバイル:遅延=6,端末:端末=0,通信:遅延=
3 合計9 (標本3) モーバイル:携帯=1,端末:端末=0,通信:ネット
ワーク=2 合計3
が、入力文書との類似度がもっとも高いと考えられるた
め、入力された文書を当該カテゴリに分類する。この例
では、標本3において計算された和が最も小さいので、
入力文書は標本3のカテゴリ「携帯端末」に分類され
る。以上の処理を入力文書すべてに対して順次行なこと
で自動分類が行なわれる。
ては、シソーラスを用いた例について述べたが、階層構
造をなすデータは一般に広く用いられているため、本発
明はファイルディレクトリなど、シソーラス以外のデー
タ間のマッチングにも適用することができる。
によれば、シソーラスのような階層構造をなすデータ間
での比較が、AND、XORといった単純なビット論理
演算をベースとする簡単な処理のみで高速に実行するこ
とが可能となる。また、ビット論理演算処理をベースと
することにより、ソフトウェアによる実現はもちろん、
ハードウェア化も容易である。
の階層数といった単純な処理では困難であった、階層の
途中にまたがるようなデータ間の場合でも比較可能とな
った。加えて、階層レベル差を用いることにより、デー
タの種類に応じたきめ細かな比較基準を設け、優先度づ
けを行なうことができる。
展開を含むマッチング処理が簡単に、しかも高速に実行
できるので、本発明のマッチング処理を適用した例えば
類似テキスト検索やテキスト自動分類などが、高速かつ
低コストで実現可能となるという効果がある。
を示す概略構成図である。
を類似語検索システムに適用した場合の一例を示すブロ
ック構成図である。
作の一例を示すフローチャートである。
フローチャートである。
る。
図である。
ッピングした概念図である。
である。
部、4…出力部、10…検索要求入力部、11…端末、
12…OCR、13…電話および音声認識部、14…記
憶装置、15…赤外線・無線受信部、20…シソーラス
コード化部、21…シソーラス、30…マッチング部、
31…距離算出部、32…階層差算出部、33…優先度
算出部、34…出力指示部、40…出力部、41…端
末、42…ファクシミリ/プリンタ、43…電話・ポケ
ベル、44…赤外線・無線発信部、50…データベース
部、51…データベース。
Claims (3)
- 【請求項1】 データ間の階層関係に基づく類似度を算
出するマッチング装置において、階層関係をもつデータ
群の各データを階層関係に応じたコードとともに保持し
入力に応じたコードに変換する階層データコード化手段
と、与えられた少なくとも二つのデータについて前記階
層データコード化手段より得られたコードに基づき論理
演算により階層関係における距離を算出する距離算出手
段を有することを特徴とするマッチング装置。 - 【請求項2】 さらに、与えられた少なくとも二つのデ
ータについて前記階層データコード化手段より得られた
コードに基づき論理演算により階層レベルの差を算出す
る階層差算出手段を有することを特徴とする請求項1に
記載のマッチング装置。 - 【請求項3】 さらに、前記距離算出手段および前記階
層差算出手段の結果に基づき優先度を算出する優先度算
出手段を有することを特徴とする請求項2に記載のマッ
チング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19034395A JP3603395B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | マッチング装置およびマッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19034395A JP3603395B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | マッチング装置およびマッチング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944507A true JPH0944507A (ja) | 1997-02-14 |
| JP3603395B2 JP3603395B2 (ja) | 2004-12-22 |
Family
ID=16256624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19034395A Expired - Fee Related JP3603395B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | マッチング装置およびマッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3603395B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09212522A (ja) * | 1996-02-07 | 1997-08-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書情報検索装置 |
| JP2002041885A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-08 | Ribnet Co Ltd | 賃貸不動産物件又は売買不動産物件の情報交換システム |
| JP2009031955A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 遠隔会議システム及び遠隔会議システム用プログラム |
| JP2009075603A (ja) * | 2001-02-12 | 2009-04-09 | Gracenote Inc | マルチメディア・コンテンツのハッシュの生成および突合せ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0573615A (ja) * | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Kobe Nippon Denki Software Kk | 階層構造型情報の管理方式 |
| JPH05165888A (ja) * | 1991-12-16 | 1993-07-02 | Hitachi Ltd | 事例検索システムおよびその検索方法 |
| JPH07141381A (ja) * | 1993-11-19 | 1995-06-02 | Sharp Corp | 電子辞書表示装置 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP19034395A patent/JP3603395B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3603395B2 (ja) | 2004-12-22 |
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