JPH0944532A - 図面作図装置 - Google Patents

図面作図装置

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JPH0944532A
JPH0944532A JP7191616A JP19161695A JPH0944532A JP H0944532 A JPH0944532 A JP H0944532A JP 7191616 A JP7191616 A JP 7191616A JP 19161695 A JP19161695 A JP 19161695A JP H0944532 A JPH0944532 A JP H0944532A
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drawing element
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point
coordinate
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JP7191616A
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Sadao Tamura
節生 田村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CADシステムの操作法に習熟していないオペ
レータ(設計者)でも容易に操作でき、かつ操作回数を
減らしてオペレータの負担を軽減すること。 【解決手段】座標入力装置上に手書きで描かれた図形の
座標値を読取る手書き入力手段と、この座標値を基に、
手書きで描かれた図形の形状を決定する図形認識手段
と、予めメモリに記憶された入力済みの図面要素の情報
を読出し、読取られた座標値よりしきい値以下の距離に
ある編集操作対象となる図面要素を検出する図面要素検
出手段と、決定された図形の形状を基に、検出された図
面要素を移動・削除・追加等の編集処理をする図面編集
処理手段と、処理が施された図面要素をメモリに記憶す
ると共に表示装置に表示するデータ管理手段と、図面上
に配置した定形のパターン間を接続する場合に、検出さ
れた図面要素と決定された図形の形状から接続指示と判
断すると、接続する点を自動的に設定する手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCAD(C
omputer Aided Design)システ
ム、および図面等を入力するシステムにおいて、特にあ
らかじめ登録しておいた定形パターンの配置編集、およ
びそれら定形パターン間の接続を編集(追加・削除・移
動等)する処理を、CADシステムの操作法に習熟しな
いオペレータであっても容易に行なえるようにした図面
作図装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、定形パターン間のつながりを重
要視するCADシステムでは、定形パターンを接続する
情報を作成するために、定形パターンの接続点間を接続
する。そのため、定形パターンを作成する際には、あら
かじめ定形パターンのどの位置に接続点が存在するかを
定義する必要がある。そして、設計図面を作成する際に
は、定形パターンを配置した後に、定形パターン間を接
続する時、その接続点を接続する。
【0003】すなわち、従来における定形パターン間の
接続は、あらかじめ定義している定形パターンの接続点
間を接続するという形式をとっている。ところで、電子
回路等の図面においては、電子部品が定形パターンに相
当し、電子部品の端子が接続点に相当する。この場合、
電子部品の端子は限定されているので、従来の機能で充
分であるが、一般に、ロジックを表現するような図面の
作図等では、論理和や論理積の回路の入力は複数存在
し、固定した端子の概念はない。しかしながら、定形パ
ターン間のつながり情報は、重要な要素である。
【0004】例えば、図10(A)に示すような定形パ
ターンを定義し、接続点1および接続点2を接続点とし
て作成したとする。この時、図10(B)に示すよう
に、定形パターンを配置し作図している状態で、図10
(C)に示すような接続を行ないたくなった場合には、
もう一度定形パターンを再定義して、図10(D)に示
すように、接続点を増やしてからでなければ接続するこ
とができない。すなわち、あらかじめ登録した接続点以
外の任意の位置に接続する線を作画することは困難であ
る。
【0005】あるいは、定形パターンとして、登録済み
のパターンを配置した部品1と部品2との間を接続する
線を、部品の接続線とは異なる単なる線分要素を用いて
接続することも可能である。この場合、任意の位置に接
続することは可能であるが、その連結関係を管理しない
ため、図面の編集の際に労力を要する。
【0006】例えば、図10(E)に示す線1は接続線
として、線2を単なる線分として作画した場合におい
て、図10(E)の部品2を図10(F)に示すように
移動すると、接続線は部品との接続を考えているため、
線1は部品2の移動と共に伸縮するが、線2は部品2に
関係なく作画したため、部品2の移動には影響されな
い。
【0007】このように、従来の図面作図装置において
は、作図不可能であるか、またはオペレータの入力操作
にて回避することにより作画可能ではあるが、オペレー
タの操作回数が多く、オペレータの負担も重くなるとい
う問題がある。
【0008】特に、接続する数が変更になる度に、定形
パターンを登録しなければならない。また、同様に、接
続している数によって、部品の形状を変更して登録しな
ければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
図面作図装置においては、作画可能とする場合に、オペ
レータの操作回数が多く、オペレータの負担も重くなる
という問題があった。本発明の目的は、定形パターンを
登録する際の接続点定義に限定されずに接続線を作画で
き、かつ接続線は定形パターンとの連結関係を保つもの
として管理することにより、CADシステムの操作法に
習熟していないオペレータ(設計者)でも容易に操作す
ることができ、かつ操作回数を減らしてオペレータの負
担を軽減することが可能な図面作図装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、まず、請求項1に対応する発明の図面作図装置
は、タブレット等の座標入力装置上に手書きで描かれた
図形の座標値を読み取る手書き入力手段と、手書き入力
手段により読み取られた座標値に基づいて、手書きで描
かれた図形の形状を決定する図形認識手段と、あらかじ
めメモリに記憶されている入力済みの図面要素の情報を
読み出し、手書き入力手段により読み取られた座標値よ
りしきい値以下の距離にある編集操作対象となる図面要
素を検出する図面要素検出手段と、図形認識手段により
決定された図形の形状に基づいて、図面要素検出手段に
より検出された図面要素を移動・削除・追加等の編集処
理をする図面編集処理手段と、図面編集処理手段により
処理が施された図面要素を、メモリに記憶すると共に表
示装置に表示するデータ管理手段と、図面上に配置した
定形のパターン間を接続する場合に、図面要素検出手段
により検出された図面要素と図形認識手段により決定さ
れた図形の形状から接続指示と判断したことにより、接
続する点を自動的に設定する手段とを備えて成る。
【0011】また、請求項2に対応する発明の図面作図
装置は、上記請求項1に対応する発明の図面作図装置に
おいて、接続できる線の延長線上にも接続点を配置した
場合に、自動的に設定した接続点の位置によって、あら
かじめ登録された定形パターンの形状を自動的に変更し
て表示する手段を付加して成る。
【0012】従って、本発明の図面作図装置において
は、まず、既にメモリに記憶されている図面要素を表示
装置に表示しておく。そして、座標入力装置上に図形を
描くと、その図形の座標値が手書き入力手段によって読
み取られ、この図形が表示装置上に表示される。
【0013】また、上記座標値に基づいて、座標入力装
置上に描かれた図形の形状が、図形認識手段によって決
定される。次に、この決定された図形の形状に基づい
て、上記座標値とメモリに記憶されている図面要素との
距離が図面要素検出手段によって決定され、さらにこの
距離があらかじめ定められたしきい値以下の時は、メモ
リに記憶されている図面要素が検出されかつ識別符号が
付与されて、処理される図面要素が決定される。
【0014】さらに、図形認識手段によって決定された
図形の形状により、図面要素検出手段によって検出され
た図形、およびその他の要素をどのように処理するのか
が、図面編集手段によって決定されかつ処理される。
【0015】この時、既に図面上に配置済みの定形パタ
ーンが図面要素として検出され、その定形パターンの接
続可能点または接続可能線分間であり、かつ手書き図形
の形状が定形パターン間の接続を指示したと認識された
場合には、それら接続可能点、または接続可能線分間の
接続を行なう。接続する定形パターンの指定位置に接続
点が定義されてなくても、接続可能線分上の近傍であれ
ば、自動的に交点を算出し、接続点とみなして、それら
の間を接続する。
【0016】そして、この処理結果が、データ管理手段
によってメモリに記憶されると共に、表示装置に表示さ
れる。以上により、図面上に配置した定形のパターン間
を接続する場合に、あらかじめ定義した線上に対して接
続できるようにすることによって、接続点の定義されて
いない部分での接続を行なうことが可能となり、図面の
入力および編集の際のオペレータの負担を軽減すること
ができる。
【0017】また、接続できる線の延長線上にも接続点
を配置した場合に、自動的に定形パターンの形状を変更
して表示することによって、複数の類似した形状の定形
パターンを登録することなく図面を作図することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態
による図面作図装置の基本的な全体構成例を示すブロッ
ク図である。
【0019】すなわち、本実施形態の図面作図装置は、
図2に示すように、図面作図装置本体10と、表示装置
であるCRT11と、座標入力装置であるタブレット1
2およびスタイラスペン13と、キーボード14と、清
書図面出力装置であるプロッタ(またはプリンタ)15
とから構成している。
【0020】すなわち、図形、その他の要素の入力は、
タブレット12上をスタイラスペン13を使って手書き
することにより行ない、文字列等の入力は、キーボード
14から行なう。
【0021】また、CRT11は、手書き入力された図
形、またはこれの清書化処理を行った後の図面を表示す
ると共に、いくつかのコマンドメニューを表示する。さ
らに、プロッタ15は、清書化図面を出力する。
【0022】さらにまた、図面作図装置本体10は、タ
ブレット12から送られてくる座標データに基づいて、
図形を認識し、図面を編集するものである。図1は、図
2における図面作図装置本体10の構成例を示す機能ブ
ロック図である。
【0023】すなわち、図面作図装置本体10は、図1
に示すように、手書き入力手段1と、図形認識手段2
と、図面要素検出手段3と、図面編集処理手段4と、デ
ータ管理手段5とから成っている。
【0024】ここで、手書き入力手段1は、座標入力装
置12よりの手書きの図形の座標値を読み取るものであ
る。また、図形認識手段2は、手書き入力手段1により
読み取られた座標値に基づいて、手書きで描かれた図形
の形状を決定するものである。
【0025】さらに、図面要素検出部3は、あらかじめ
メモリに記憶されている入力済みの図面要素の情報を読
み出し、手書き入力手段1により読み取られた座標値よ
りしきい値以下の距離にある編集操作を行なうべき図面
要素を検出するものである。
【0026】一方、図面編集処理手段4は、図形認識手
段2により決定された図形の形状に基づいて、図面要素
検出手段3により検出された図面要素を、移動・削除・
追加等の編集処理を行なうものである。
【0027】また、データ管理手段5は、図面編集手段
4による処理が施された図面要素を、メモリに記憶する
と共に、CRT11に表示するもので、図面要素検出手
段3に既に入力済みの図面要素を提供したり、図面編集
処理手段4により編集処理された図面要素を再び記憶す
るものである。
【0028】図3は、上記図面作図装置本体10の構成
例をより詳細に示すブロック図である。図3において、
文字入力においては、文字入力部(CHRIN)103
が動作し、また図形認識においては、ピック座標検出部
(PICK)102、図形認識部(PREQ)104、
距離計算部(DIST)105、図面編集部(EDI
T)106、編集するべき対象を検出する図面要素検出
部(TREQ)107がそれぞれ動作する。
【0029】また、これら以外の座標入力部(IN)1
00、ストロリーム検出部(SDET)101、図面要
素記憶部(MEMORY)108、CRTの表示制御を
する図面表示部(DISP)109は、図面処理に共通
して動作する部分である。
【0030】さらに、図面印刷部(PLOT)110
は、清書図面を出力する部分である。図4は、図3の図
面作図装置本体10の構成例の図面編集部106につい
て、接続線を描く場合を例にとってより詳細に示す図で
ある。
【0031】図4において、接続線作図においては、図
3の図面編集部106のうち、接続線の図形を生成する
図形生成部1061、交点検出部1062、接続線生成
部1060の順に動作する。
【0032】また、交点検出部1062では、図3の図
面要素記憶部108のうち、定形パターンメモリ108
1を参照し、接続線生成部1060で生成された接続線
は、図面要素メモリ1080によって管理される。
【0033】次に、以上のように構成した本実施形態の
図面作図装置の作用について、図5に示す定形パターン
(以下、電子回路図の用語を用い、部品と称する)の接
続例を用いて説明する。
【0034】図5(A)は、既に配置済みの部品がある
時に、それらを接続する場合の例である。この場合、そ
れぞれの部品には、接続できる点として、図5(B)の
接続点1〜接続点5まで定義しているものとする。この
時、接続点2と接続点3を、図5(C)に示すように手
書きで描く。
【0035】本実施形態による図面作図装置において
は、スタイラスペン13をタブレット12上で移動させ
て、CRT11に表示されている部品1の接続点2の位
置に持っていく。そして、スタイラスペン13をペンダ
ウンさせ、ペンで描くのと同様に部品2の接続点3に持
っていき、ペンアップする。この時、スタイラスペン1
3の軌跡は、図5(C)に示すような手書き図形1とし
て、CRT11に表示される。
【0036】すると、手書き図形1のペンダウンした位
置Q1は、接続点C2の近傍にあり、また手書き図形1
のペンアップした位置Q2は、接続点C3の近傍にある
ので、それぞれの手書き図形の開始・終了点は、接続点
に合致するように丸められる。その結果、図5(D)に
示すように、清書化された接続線を生成し、CRT11
に表示する。
【0037】これらの操作を行なった時の本実施形態の
図面作図装置の作用について、図3を用いてより詳細に
述べる。図3において、座標入力部100を介して入力
したスタイラスペン13の座標値を、ストロリーム検出
部101、図形認識部104へ渡す。この値は、同時
に、図面表示部109を介してCRT11へ送り、手書
き図形を表示する。
【0038】点Q1でペンダウンして描き始めたことは
トロリーム検出部101が検出し、図形認識部104へ
動作を開始することを指示する。すると、図形認識部1
04は、一定周期でスタイラスペン13の座標値を、座
標入力部100経由でサンプリング入力した手書き図形
のストロークベクトルと座標値の変化率を計算する。ス
タイラスペン13を点Q2でペンアップすると、ストロ
リーム検出部101は描き終わったことを図形認識部1
04へ通知する。
【0039】さらに、距離計算部105で、描き始めの
点Q1からしきい値以下の距離にある要素を求め、描き
始めは部品1の接続点C2であることが求められ、図面
要素検出部107へ渡される。
【0040】同様に、描き終わりの点Q2の近傍に、部
品2の接続点C3が検出され、図面要素検出部107へ
渡される。本例では、手書きの屈折点がなく、比較的真
っ直ぐ手書きしており、そのストロークベクトルから図
形認識部104で直線と認識する。
【0041】図面編集部106は、図面要素検出部10
7から二つの接続点を渡され、それらが編集対象である
と知らされる。さらに、図形認識部104から直線と認
識された結果を渡され、部品間の接続を指示されたもの
と認識する。その結果、部品1の接続点1の座標から部
品2の接続点3の座標への線分を生成し、そのデータを
図面要素記憶部108へ渡す。
【0042】すると、図面要素記憶部108は、新たに
生成された線分Aを、メモリに記憶すると共に、図面表
示部109にその旨通知し、図面表示部109は清書化
後の線分をCRT11に表示する。
【0043】本例では、文字の入力を伴なわないので、
文字入力部103は動作しない。同様に、図面印刷部1
10も動作しない。一方、さらに、図6(A)に示すよ
うな状態が、現在CRT11に表示されているものとす
る。ここで、それぞれの部品の接続点は、図5の場合と
同じとする。また、接続線を描き易いように、あらかじ
め丸めるための点(グリッドと称する)を表示してい
る。この時、図6(B)に示すようなQ1からQ2への
接続線を描きたい場合を例にとる。
【0044】この場合、従来の装置では、定形パターン
の定義を変更し、図6(C)に示すように点1を追加し
た後、もう一度接続線を引かなければならないが、本実
施形態では、特に接続点を定義しなくとも接続できる。
以下、その例を図7を用いて説明する。
【0045】あらかじめ、例えば図7(A)に示すよう
に、部品の定義の際に、接続可能な点ではなく、接続可
能な線分として定義しておく。図面で結線する際には、
この線分の上なら何処でも接続可能としておく。
【0046】この状態で、図7(B)に示すように手書
きしたとする。この場合の各動作を説明する。すなわ
ち、点Q1でペンダウンして描き始めたことはストリー
ム検出部101が検出し、図形認識部104へ動作を開
始することを指示する。
【0047】すると、図形認識部104は、一定周期で
スタイラスペン13の座標値を、座標入力部100経由
でサンプリング入手した手書き図形のストロークベクト
ルと座標値の変化率を計算する。スタイラスペン13を
点Q2でペンアップすると、ストリーム検出部101
は、描き終わったことを図形認識部104へ通知する。
【0048】さらに、距離計算部105で、描き始めの
点Q1からしきい値以下の距離である要素を求め、描き
始めは部品1の接続点C1であることが求められ、図面
要素検出部107へ渡される。同様に、描き終わりの点
Q2の近傍に、部品2の接続可能線分L2が検出され、
図面要素検出部107へ渡される。
【0049】本例では、手書きの屈折点がなく、比較的
真っ直ぐ手書きしており、そのストロークベクトルから
図形認識部104で水平な直線であると認識する。ま
た、図面編集部106は、図面要素検出部107から二
つの部品を渡され、それらが編集対象であると知らされ
る。さらに、図形認識部104から直線であると認識さ
れた結果を渡され、接続点と接続線との接続を指示され
たものと認識する。
【0050】図面編集部106では、渡された線分との
関係から、部品1の接続点C1から部品2の接続可能線
分L2へ接続する線であると認識する。そこで、それら
の情報を用いて、部品1の接続点C1の座標P1、およ
び部品2の線分L2との交点P2を求める。その結果、
P1からP2への線分を生成し、そのデータを図面要素
記憶部108へ渡す。
【0051】すると、図面要素記憶部108は、新たに
生成された線分Bを、メモリに記憶すると共に、図面表
示部109にその旨通知し、図7(C)に示すように、
図面表示部109は清書化後の線分BをCRT11に表
示する。本例では、文字の入力を伴なわないので、文字
入力部103は動作しない。同様に、図面印刷部110
も動作しない。
【0052】図4は、本例の図面編集部E106の動作
をさらに詳細に示したものである。なお、図4では、図
面編集部106は、図形生成部1061と交点検出部1
062と接続線生成部1060とに分割して説明する。
【0053】また、図面要素記憶部108は、図面要素
メモリ1080と定形パターンメモリ1081とに分割
している。まず、図形生成部1061では、距離計算部
105で書き始めの点Q1の近傍にある接続点C1と、
書き終わりの点Q2の近傍にあるグリッドQ4が求めら
れて、図形生成部1061に渡される。
【0054】ここで、図形認識部104から、先に説明
したように、認識結果は直線である情報が渡され、図形
生成部1061は、まずC1からQ4への線分を生成す
る。交点検出部1062では、その線分がC1から水平
方向に無限大の長さを持つ直線とみなし、部品2の接続
可能線分L2との交点P1を算出する。
【0055】この時、図面要素記憶部108の中の、特
に部品の形状を記憶している定形パターンメモリ108
1を参照する。この定形パターンメモリ1081には、
配置した部品の形状が定義されている。これは、通常、
定義の変更が可能となっている。そして、この定形パタ
ーンメモリ1081から、部品2の接続可能線分L2と
の交点を求め、その点をP1とする。
【0056】交点検出部1062で求めたP1は、接続
線生成部1060に渡され、C1からP1への接続線を
生成し、かつ図面要素記憶部108に渡され、画面表示
部109を通じて、CRT11に清書後の接続線が表示
される。
【0057】以下、上記と同様の作用により、図7
(D)に示すような状態で、Q1からQ2へ手書きした
場合、図7(E)に示すように線分L3が生成される。
上述したように、本実施形態の図面作図装置において
は、定形パターンの定義の際に、定義していない箇所に
も、配置後に接続線を作画することが可能となる。ま
た、それらは接続線と認識しているので、特に複雑な定
形パターンへの接続の際の交点計算も本図面作図装置に
よって行われるため、オペレータが指示する必要がな
い。
【0058】すなわち、部品間を接続する場合におい
て、その部品間の接続関係を管理しつつも、かつ定形パ
ターンの指定された線分の任意の位置から接続線が描け
る機能を実現することが可能となる。
【0059】これにより、定形パターンの定義を簡略化
することができると共に、定形パターンを配置してから
の接続操作を容易にすることが可能となる。特に、論理
的な処理を表現した図面では、論理和/論理積といっ
た、論理演算を表現することが多く、特にこの種の図面
では、論理和の入力数を自由に変更できるため、入力数
に応じた定形パターンを登録することなしに、自由な入
力数の図面を作図することが可能となる。
【0060】また、タブレット12上のスタイラスペン
13の動作にて多様な指示を認識し、かつ編集処理する
ようにしているので、オペレータが多数のコマンドを指
示することなく、図面編集処理をすることが可能とな
る。
【0061】すなわち、前述した従来の図面作図装置で
は、接続線に対する操作のうち、新規接続の場合、メニ
ューの新規接続を選択して、始点から終点までを指示し
なくてはならなかったのに対して、本実施形態による図
面作図装置では、これが不要となる。
【0062】また、同様に、前述した従来の図面作図装
置では、接続線の移動の際に必要であった、接続線の移
動を行なうメニューの選択、移動したい接続線の指示、
および移動先の場所の指示が、本実施形態による図面作
図装置では、たった1回の手書き動作にて実現すること
が可能となる。
【0063】さらに、スタイラスペン13の移動の軌跡
の形状によっても指示の内容を判断するようにしている
ので、従来では別途に設けていた“削除”というメニュ
ーさえも不必要とすることができる。この結果、上記実
施形態で述べた図5、図6、図7、および図8の全ての
編集処理を、ただ一つのメニューで実現することが可能
となる。
【0064】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。 (a)図8は、さらにもう一つの接続を行なう場合の一
例を示す図である。図8(A)に示すように、接続した
い経路を3点指示すると、図8(B)に示すように清書
する。この例の場合、点Q1が指示された際には、接続
点の近傍であることが、ピック座標検出部102と距離
計算部105および図面要素検出部107によって求め
られ、さらに点Q2とピックされ、点Q3がピックされ
た時に、接続線の近傍であることが検出され、点Q3で
接続線の生成処理を始める。
【0065】点Q1は書き始めの点なので、図面要素検
出部107によって、部品1の接続点が検出される。ま
た、点Q3が書き終わりの点なので、同様に図面要素検
出部107に渡されて、部品2の接続可能線L2が検出
される。ここで、部品1の接続点C1から部品2の接続
可能線L2への接続ということが、図面編集部106に
渡される。
【0066】図面編集部106では、中間点Q2を図面
要求検出部107に渡し、それが接続可能線分L2の延
長線の近傍であることを知る。これにより、接続点C1
から点P2までの線分を生成し、接続可能線分L2を点
P2の方向に延長する。この結果、図8(B)に示すよ
うに、接続線L1が生成され、接続可能線分L2が延長
された形状に清書されて、CRT11に表示される。
【0067】(b)前述の例によって作図した後、図9
(A)に示すようにCRT11に表示されている状態に
おいて、その編集できる機能について図9および図4を
用いて説明する。
【0068】ここでは、図9(A)に示すような状態
で、部品1を右に移動したい場合の例を述べる。まず、
図7(B)に示すように手書きする。点Q1でペンダウ
ンしたことが検知され、点Q2でペンアップするまでの
間、座標入力部100で入力した軌跡が、図面表示部1
09を通じてCRT11に表示される。本例の場合も、
前述の例の場合と同様の動作をし、図形認識部104で
手書き図形が直線と認識される。
【0069】点Q1および点Q2の座標と図面要素との
距離を距離計算部105で計算し、点Q1は部品1を指
示したものとして、図面要素検出部107によって、部
品1が図面要素として検出される。点Q2の近傍には、
図面要素がないが、あらかじめ基準となるグリッドを表
示しており、そのグリッドとの距離がしきい値以下であ
るため、距離計算部105では、グリッドに丸めた点P
2を図面要素検出部107に渡す。
【0070】これらのデータは、そのまま図面編集部1
06に渡されても、図面編集部106では、手書き図形
の形状が直線で、始点が部品であり、終点が何もない座
標点であることから、部品の移動命令であるとし、部品
1を点P1から点P2に相当する座標だけ移動するよう
に、部品1の座標値を変更し、それを図面要素記憶部1
08に再び格納する。
【0071】この結果、図7(C)に示すように部品1
を移動し、それに伴なって部品1と他の部品を接続して
いる接続線も自動的に伸びて清書される。上述したよう
に、本実施形態による図面作図装置においては、接続す
る線の数だけでなく、接続可能な線分の表示の際に、そ
の接続可能な線分を定義した定形パターンよりも長く表
示するようにしているので、図面の品質を向上すること
が可能となる。
【0072】また、入力数が増えていった場合に、接続
可能線分の範囲に接続可能であるだけでなく、接続した
後に、接続可能線分を延長して表示してやるようにして
いるので、いろいろな形状の定形パターンを登録するこ
となしに、自由に入力数を増やし、定形パターンの形状
を変更することが可能となる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に対応す
る発明によれば、タブレット等の座標入力装置上に手書
きで描かれた図形の座標値を読み取る手書き入力手段
と、手書き入力手段により読み取られた座標値に基づい
て、手書きで描かれた図形の形状を決定する図形認識手
段と、あらかじめメモリに記憶されている入力済みの図
面要素の情報を読み出し、手書き入力手段により読み取
られた座標値よりしきい値以下の距離にある編集操作対
象となる図面要素を検出する図面要素検出手段と、図形
認識手段により決定された図形の形状に基づいて、図面
要素検出手段により検出された図面要素を移動・削除・
追加等の編集処理をする図面編集処理手段と、図面編集
処理手段により処理が施された図面要素を、メモリに記
憶すると共に表示装置に表示するデータ管理手段と、図
面上に配置した定形のパターン間を接続する場合に、図
面要素検出手段により検出された図面要素と図形認識手
段により決定された図形の形状から接続指示と判断した
ことにより、接続する点を自動的に設定する手段とを備
えるようにしたので、定形パターンを登録する際の接続
点定義に限定されずに接続線を作画でき、かつ接続線は
定形パターンとの連結関係を保つものとして管理するこ
とにより、CADシステムの操作法に習熟していないオ
ペレータ(設計者)でも容易に操作することができ、か
つ操作回数を減らしてオペレータの負担を軽減すること
が可能な図面作図装置が提供できる。
【0074】また、請求項2に対応する発明によれば、
上記請求項1に対応する発明の図面作図装置において、
接続できる線の延長線上にも接続点を配置した場合に、
自動的に設定した接続点の位置によって、あらかじめ登
録された定形パターンの形状を自動的に変更して表示す
る手段を付加するようにしたので、複数の類似した形状
の定形パターンを登録することなく図面を作図すること
が可能な図面作図装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による図面作図装置本体の構成例を示す
機能ブロック図。
【図2】本発明による図面作図装置の全体構成例を示す
概略図。
【図3】本発明による図面作図装置本体の構成例をより
詳細に示すブロック図。
【図4】図3の図面作図装置本体の構成例の図面編集部
についてより詳細に指示したブロック図。
【図5】本発明の実施例について示した図。
【図6】本発明の実施例について示した図。
【図7】本発明の実施例について示した図。
【図8】本発明の実施例について示した図。
【図9】本発明の実施例について示した図。
【図10】従来技術による図面作図装置における問題点
を説明する図。
【符号の説明】
1…手書き入力手段、 2…図形認識手段、 3…図面要素検出手段、 4…図面編集処理手段、 5…データ管理手段、 10…図面作図装置本体、 11…CRT、 12…タブレット、 13…スタイラスペン、 14…キーボード、 15…プロッタ(またはプリンタ)、 100…座標入力部、 101…ストリーム検出部、 102…ピック座標検出部、 103…文字入力部、 104…図形認識部、 105…距離計算部、 106…図面編集部、 107…図面要素検出部、 108…図面要素記憶部、 109…表示制御部、 110…図面印刷部、 1060…接続線生成部、 1061…図形生成部、 1062…交点検出部、 1080…図面要素メモリ、 1081…定型パターンメモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タブレット等の座標入力装置上に手書き
    で描かれた図形の座標値を読み取る手書き入力手段と、 前記手書き入力手段により読み取られた座標値に基づい
    て、前記手書きで描かれた図形の形状を決定する図形認
    識手段と、 あらかじめメモリに記憶されている入力済みの図面要素
    の情報を読み出し、前記手書き入力手段により読み取ら
    れた座標値よりしきい値以下の距離にある編集操作対象
    となる図面要素を検出する図面要素検出手段と、 前記図形認識手段により決定された図形の形状に基づい
    て、前記図面要素検出手段により検出された図面要素を
    移動・削除・追加等の編集処理をする図面編集処理手段
    と、 前記図面編集処理手段により処理が施された図面要素
    を、メモリに記憶すると共に表示装置に表示するデータ
    管理手段と、 図面上に配置した定形のパターン間を接続する場合に、
    前記図面要素検出手段により検出された図面要素と前記
    図形認識手段により決定された図形の形状から接続指示
    と判断したことにより、接続する点を自動的に設定する
    手段と、 を備えて成ることを特徴とする図面作図装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の図面作図装置にお
    いて、 接続できる線の延長線上にも接続点を配置した場合に、
    自動的に設定した接続点の位置によって、あらかじめ登
    録された定形パターンの形状を自動的に変更して表示す
    る手段を付加して成ることを特徴とする図面作図装置。
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