JPH0944659A - エネルギーサブトラクション処理方法および装置 - Google Patents
エネルギーサブトラクション処理方法および装置Info
- Publication number
- JPH0944659A JPH0944659A JP7191524A JP19152495A JPH0944659A JP H0944659 A JPH0944659 A JP H0944659A JP 7191524 A JP7191524 A JP 7191524A JP 19152495 A JP19152495 A JP 19152495A JP H0944659 A JPH0944659 A JP H0944659A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- signal
- image signal
- frequency
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F17/00—Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
- G06F17/10—Complex mathematical operations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Pure & Applied Mathematics (AREA)
- Mathematical Optimization (AREA)
- Algebra (AREA)
- Computational Mathematics (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Software Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Analysis (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エネルギーサブトラクション処理方法および
装置において、得られるサブトラクション画像の画質を
向上する。 【解決手段】 画像入力手段1から入力された2つの画
像信号SO1 ,SO2を多重解像度分解処理手段2にお
いてラプラシアンピラミッド等の方法により複数の周波
数帯域ごとの細部画像信号に分解し、記憶手段3に記憶
する。エネルギーサブトラクション処理手段4が記憶手
段3から各周波数帯域ごとの細部画像信号を読み出し、
各周波数帯域に応じて重み付け係数を変更してサブトラ
クション処理を行い差信号を得る。差信号は復元処理手
段5において復元され、エネルギーサブトラクション信
号S′を得る。エネルギーサブトラクション信号S′は
画像出力手段6において可視像と して再生される。
装置において、得られるサブトラクション画像の画質を
向上する。 【解決手段】 画像入力手段1から入力された2つの画
像信号SO1 ,SO2を多重解像度分解処理手段2にお
いてラプラシアンピラミッド等の方法により複数の周波
数帯域ごとの細部画像信号に分解し、記憶手段3に記憶
する。エネルギーサブトラクション処理手段4が記憶手
段3から各周波数帯域ごとの細部画像信号を読み出し、
各周波数帯域に応じて重み付け係数を変更してサブトラ
クション処理を行い差信号を得る。差信号は復元処理手
段5において復元され、エネルギーサブトラクション信
号S′を得る。エネルギーサブトラクション信号S′は
画像出力手段6において可視像と して再生される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一被写体の放射
線画像情報を担持する複数の画像信号のサブトラクショ
ン処理を行うエネルギーサブトラクション処理方法およ
び装置に関するものである。
線画像情報を担持する複数の画像信号のサブトラクショ
ン処理を行うエネルギーサブトラクション処理方法およ
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像を表す画像信号を得、この画像信号
に適切な画像処理を施した後、画像を再生表示すること
が種々の分野で行われている。例えば放射線画像の診断
性能を向上させるために、画像信号に対してボケマスク
処理等の周波数強調処理を施す方法が本出願人により提
案されている(特開昭55-163772 等)。この周波数処理
は、原画像を表す画像信号からボケマスク信号を減算し
たものに強調度を乗じたものを加える処理を施すもの
で、これにより画像において所定の空間周波数成分を強
調するようにしたものである。
に適切な画像処理を施した後、画像を再生表示すること
が種々の分野で行われている。例えば放射線画像の診断
性能を向上させるために、画像信号に対してボケマスク
処理等の周波数強調処理を施す方法が本出願人により提
案されている(特開昭55-163772 等)。この周波数処理
は、原画像を表す画像信号からボケマスク信号を減算し
たものに強調度を乗じたものを加える処理を施すもの
で、これにより画像において所定の空間周波数成分を強
調するようにしたものである。
【0003】また、画像信号に対して周波数処理を施す
別の方法として、フーリエ変換、ウェーブレット変換、
サブバンド変換等により画像を多重解像度画像に変換す
ることにより画像を表す画像信号を複数の周波数帯域の
信号に分解し、この分解された信号のうち、所望とする
周波数帯域の信号に対して強調等の所定の画像処理を施
す方法が提案されている。
別の方法として、フーリエ変換、ウェーブレット変換、
サブバンド変換等により画像を多重解像度画像に変換す
ることにより画像を表す画像信号を複数の周波数帯域の
信号に分解し、この分解された信号のうち、所望とする
周波数帯域の信号に対して強調等の所定の画像処理を施
す方法が提案されている。
【0004】また、近年画像処理の分野において、画像
を多重解像度空間に変換する新規な方法としてラプラシ
アンピラミッドなる方法が提案されている(例えば特開
平6-301766号)。このラプラシアンピラミッドは、原画
像に対してガウス関数で近似されたようなマスクにより
マスク処理を施した後、画像をサブサンプリングして画
素数を間引いて半分にすることにより、原画像の1/4
のサイズのボケ画像を得、このボケ画像のサンプリング
された画素に値が0の画素を補間して元の大きさの画像
に戻し、この画像に対してさらに上述したマスクにより
マスク処理を施してボケ画像を得、このボケ画像を原画
像から減算して原画像の所定の周波数帯域を表す細部画
像を得るものである。この処理を得られたボケ画像に対
して繰り返すことにより原画像の1/22Nの大きさのボ
ケ画像をN個作成するものである。ここで、ガウス関数
で近似されたようなマスクによりマスク処理を施した画
像に対してサンプリングを行っているため、実際にはガ
ウシアンフィルタを用いているが、ラプラシアンフィル
タをかけた場合と同様の処理画像が得られる。そしてこ
のように原画像サイズの画像から順に1/22Nの大きさ
の低周波数帯域の画像が得られるため、この処理の結果
得られた画像はラプラシアンピラミッドと呼ばれる。
を多重解像度空間に変換する新規な方法としてラプラシ
アンピラミッドなる方法が提案されている(例えば特開
平6-301766号)。このラプラシアンピラミッドは、原画
像に対してガウス関数で近似されたようなマスクにより
マスク処理を施した後、画像をサブサンプリングして画
素数を間引いて半分にすることにより、原画像の1/4
のサイズのボケ画像を得、このボケ画像のサンプリング
された画素に値が0の画素を補間して元の大きさの画像
に戻し、この画像に対してさらに上述したマスクにより
マスク処理を施してボケ画像を得、このボケ画像を原画
像から減算して原画像の所定の周波数帯域を表す細部画
像を得るものである。この処理を得られたボケ画像に対
して繰り返すことにより原画像の1/22Nの大きさのボ
ケ画像をN個作成するものである。ここで、ガウス関数
で近似されたようなマスクによりマスク処理を施した画
像に対してサンプリングを行っているため、実際にはガ
ウシアンフィルタを用いているが、ラプラシアンフィル
タをかけた場合と同様の処理画像が得られる。そしてこ
のように原画像サイズの画像から順に1/22Nの大きさ
の低周波数帯域の画像が得られるため、この処理の結果
得られた画像はラプラシアンピラミッドと呼ばれる。
【0005】なお、このラプラシアンピラミッドについ
ては、Burt P.J.,“Fast Filter Transforms for Image
Processing ”,Computer Graphics and Image Proces
sing16 巻、20〜51頁、1981年;Crowley J.L.,Stern R.
M.,“Fast Computation ofthe Difference of Low・Pass
Transform”IEEETrans.on Pattern Analysis andMachi
ne Intelligence、6巻、2号、1984年3月、Mallat S.
G.,“A Theory forMultiresolution Signal Decomposit
ion ;The Wavelet Representation”IEEETrans.on Pat
tern Analysis and Machine Intelligence 、11巻、7
号、1989年7月;Ebrahimi T.,Kunt M.,“Image compre
ssion by Gabor Expansion”,Optical Engineering,30
巻、7号、873 〜880 頁、1991年7月、およびPieter V
uylsteke,Emile Schoeters,“Multiscale Image Contr
ast Amplification ”SPIEVol.2167 Image Processing
(1994),pp551 〜560 に詳細が記載されている。
ては、Burt P.J.,“Fast Filter Transforms for Image
Processing ”,Computer Graphics and Image Proces
sing16 巻、20〜51頁、1981年;Crowley J.L.,Stern R.
M.,“Fast Computation ofthe Difference of Low・Pass
Transform”IEEETrans.on Pattern Analysis andMachi
ne Intelligence、6巻、2号、1984年3月、Mallat S.
G.,“A Theory forMultiresolution Signal Decomposit
ion ;The Wavelet Representation”IEEETrans.on Pat
tern Analysis and Machine Intelligence 、11巻、7
号、1989年7月;Ebrahimi T.,Kunt M.,“Image compre
ssion by Gabor Expansion”,Optical Engineering,30
巻、7号、873 〜880 頁、1991年7月、およびPieter V
uylsteke,Emile Schoeters,“Multiscale Image Contr
ast Amplification ”SPIEVol.2167 Image Processing
(1994),pp551 〜560 に詳細が記載されている。
【0006】そしてこのようにして得られたラプラシア
ンピラミッドの全ての周波数帯域の画像に対して強調処
理を施し、この強調処理が施された各周波数帯域の画像
を逆変換して処理済画像を得る方法が上記特開平6-3017
66号に記載されている。このように処理が施された画像
は、各周波数帯域において画像が強調されているため、
実質的に上述したボケマスク処理において複数のサイズ
のマスクによりボケマスク処理を施したような画像とな
っている。
ンピラミッドの全ての周波数帯域の画像に対して強調処
理を施し、この強調処理が施された各周波数帯域の画像
を逆変換して処理済画像を得る方法が上記特開平6-3017
66号に記載されている。このように処理が施された画像
は、各周波数帯域において画像が強調されているため、
実質的に上述したボケマスク処理において複数のサイズ
のマスクによりボケマスク処理を施したような画像とな
っている。
【0007】一方、従来より放射線画像のサブトラクシ
ョン処理が公知となっている。この放射線画像のサブト
ラクションとは、異なった条件で撮影した2つの放射線
画像を光電的に読み出してデジタル画像信号を得た後、
これらのデジタル画像信号を両画像の各画素を対応させ
て減算処理し、放射線画像中の特定の構造物を抽出させ
る差信号を得る方法であり、このようにして得た差信号
を用いれば、特定構造物のみが抽出された放射線画像を
再生することができる。
ョン処理が公知となっている。この放射線画像のサブト
ラクションとは、異なった条件で撮影した2つの放射線
画像を光電的に読み出してデジタル画像信号を得た後、
これらのデジタル画像信号を両画像の各画素を対応させ
て減算処理し、放射線画像中の特定の構造物を抽出させ
る差信号を得る方法であり、このようにして得た差信号
を用いれば、特定構造物のみが抽出された放射線画像を
再生することができる。
【0008】このサブトラクション処理には、基本的に
次の2つの方法がある。すなわち、(1) 造影剤注入によ
り特定の構造物が強調された放射線画像の画像信号か
ら、造影剤が注入されていない放射線画像の画像信号を
引き算(サブトラクト)することによって特定の構造物
を抽出するいわゆる時間サブトラクション処理と、(2)
同一の被写体に対して相異なるエネルギー分布を有する
放射線を照射し、あるいは被写体透過後の放射線をエネ
ルギー分布状態を変えて2つの放射線検出手段に照射し
て、それにより特定の構造物が異なる画像を2つの放射
線画像間に存在せしめ、その後この2つの放射線画像の
画像信号間で適当な重み付けをした上で引き算(サブト
ラクト)を行って、特定の構造物の画像を抽出するいわ
ゆるエネルギーサブトラクション処理である。
次の2つの方法がある。すなわち、(1) 造影剤注入によ
り特定の構造物が強調された放射線画像の画像信号か
ら、造影剤が注入されていない放射線画像の画像信号を
引き算(サブトラクト)することによって特定の構造物
を抽出するいわゆる時間サブトラクション処理と、(2)
同一の被写体に対して相異なるエネルギー分布を有する
放射線を照射し、あるいは被写体透過後の放射線をエネ
ルギー分布状態を変えて2つの放射線検出手段に照射し
て、それにより特定の構造物が異なる画像を2つの放射
線画像間に存在せしめ、その後この2つの放射線画像の
画像信号間で適当な重み付けをした上で引き算(サブト
ラクト)を行って、特定の構造物の画像を抽出するいわ
ゆるエネルギーサブトラクション処理である。
【0009】先に述べた蓄積性蛍光体シートを利用する
放射線画像情報記録再生システムにおいては、蓄積性蛍
光体シートに記録されている放射線画像情報が直接電気
的画像信号の形で読み取られるから、このシステムによ
れば、上述のようなサブトラクション処理を容易に行う
ことが可能となる。この蓄積性蛍光体シートを用いてエ
ネルギーサブトラクション処理を行うためには、例えば
2枚の蓄積性蛍光体シートに特定の構造物に対応する部
分の画像情報が異なるように画像記録(撮影)を行えば
よく、具体的には、エネルギー分布の異なる2種類の放
射線を用いて撮影を2回行う2ショット法と、例えば被
写体を透過した放射線を、重ねられた2枚の蓄積性蛍光
体シート(それらは互いに接していても、離れていても
よい)に同時に曝射することによって、両シートに互い
にエネルギー分布が異なる放射線を照射するようにした
1ショット法が知られている。
放射線画像情報記録再生システムにおいては、蓄積性蛍
光体シートに記録されている放射線画像情報が直接電気
的画像信号の形で読み取られるから、このシステムによ
れば、上述のようなサブトラクション処理を容易に行う
ことが可能となる。この蓄積性蛍光体シートを用いてエ
ネルギーサブトラクション処理を行うためには、例えば
2枚の蓄積性蛍光体シートに特定の構造物に対応する部
分の画像情報が異なるように画像記録(撮影)を行えば
よく、具体的には、エネルギー分布の異なる2種類の放
射線を用いて撮影を2回行う2ショット法と、例えば被
写体を透過した放射線を、重ねられた2枚の蓄積性蛍光
体シート(それらは互いに接していても、離れていても
よい)に同時に曝射することによって、両シートに互い
にエネルギー分布が異なる放射線を照射するようにした
1ショット法が知られている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなエネルギー
サブトラクション処理を施すことにより、画像中の特定
の構造物に関する情報のみを抽出することができるが、
差信号を得る際に画像の空間周波数に関わらず重み付け
がなされるため、サブトラクション処理により画像中の
ノイズなどの高周波数成分が強調されてしまい、得られ
るエネルギーサブトラクション画像の画質が低下し、観
察がしにくいものとなっていた。
サブトラクション処理を施すことにより、画像中の特定
の構造物に関する情報のみを抽出することができるが、
差信号を得る際に画像の空間周波数に関わらず重み付け
がなされるため、サブトラクション処理により画像中の
ノイズなどの高周波数成分が強調されてしまい、得られ
るエネルギーサブトラクション画像の画質が低下し、観
察がしにくいものとなっていた。
【0011】本発明による発明は上記事情に鑑み、得ら
れるサブトラクション画像の画質を向上させることがで
きるエネルギーサブトラクション処理方法および装置を
提供することを目的とするものである。
れるサブトラクション画像の画質を向上させることがで
きるエネルギーサブトラクション処理方法および装置を
提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるエネルギー
サブトラクション処理方法および装置は、同一被写体を
透過したそれぞれエネルギー分布が異なる放射線により
得られた少なくとも一部の画像情報が互いに異なる複数
の放射線画像を表す複数の画像信号のそれぞれを、多重
解像度空間に変換することにより得られる複数の周波数
帯域ごとの周波数信号に対して、相対応する画素につい
ての信号間で前記各周波数信号に周波数帯域に応じた重
み付け係数を乗じて減算を行って前記複数の周波数帯域
ごとの差信号を得、この差信号を逆変換することにより
エネルギーサブトラクション信号を得ることを特徴とす
るものである。
サブトラクション処理方法および装置は、同一被写体を
透過したそれぞれエネルギー分布が異なる放射線により
得られた少なくとも一部の画像情報が互いに異なる複数
の放射線画像を表す複数の画像信号のそれぞれを、多重
解像度空間に変換することにより得られる複数の周波数
帯域ごとの周波数信号に対して、相対応する画素につい
ての信号間で前記各周波数信号に周波数帯域に応じた重
み付け係数を乗じて減算を行って前記複数の周波数帯域
ごとの差信号を得、この差信号を逆変換することにより
エネルギーサブトラクション信号を得ることを特徴とす
るものである。
【0013】
【発明の効果】本発明によるエネルギーサブトラクショ
ン処理方法および装置は、エネルギーサブトラクション
処理を施す複数の画像信号のそれぞれを多重解像度空間
に変換して複数の周波数帯域ごとの周波数信号を得、こ
の複数の周波数信号ごとの差信号を得る際の重み付け係
数を各周波数信号の周波数帯域に応じて、変更するよう
にしたものである。例えば、各周波数帯域のうち比較的
高周波数帯域の信号についてはノイズ成分を多く含んで
いるため、ノイズを低減させるような重み付け係数によ
り差信号を得るようにしたものである。このようにノイ
ズなどの不要な周波数成分を含む周波数帯域については
この不要周波数成分が目立たないような重み付け係数を
設定することができるため、各周波数帯域の差信号を逆
変換することにより得られるエネルギーサブトラクショ
ン信号を可視像として再生することにより、ノイズなど
の不要な周波数成分が目立たない、観察に適した良好な
エネルギーサブトラクション画像を得ることができる。
ン処理方法および装置は、エネルギーサブトラクション
処理を施す複数の画像信号のそれぞれを多重解像度空間
に変換して複数の周波数帯域ごとの周波数信号を得、こ
の複数の周波数信号ごとの差信号を得る際の重み付け係
数を各周波数信号の周波数帯域に応じて、変更するよう
にしたものである。例えば、各周波数帯域のうち比較的
高周波数帯域の信号についてはノイズ成分を多く含んで
いるため、ノイズを低減させるような重み付け係数によ
り差信号を得るようにしたものである。このようにノイ
ズなどの不要な周波数成分を含む周波数帯域については
この不要周波数成分が目立たないような重み付け係数を
設定することができるため、各周波数帯域の差信号を逆
変換することにより得られるエネルギーサブトラクショ
ン信号を可視像として再生することにより、ノイズなど
の不要な周波数成分が目立たない、観察に適した良好な
エネルギーサブトラクション画像を得ることができる。
【0014】また、複数の周波数帯域ごとの周波数信号
は、強調処理などの種々の画像処理を施すために得ら
れ、記憶手段に記憶されて画像処理の際にこの記憶手段
から読み出されて画像処理に供されるものである。本発
明によるエネルギーサブトラクション処理方法および装
置はこの記憶手段に予め記憶された周波数信号を用いる
ことができるため、新たな画像を得る必要が無くなり、
エネルギーサブトラクション処理を行うための時間を短
縮し、高速に処理を行うことができる。
は、強調処理などの種々の画像処理を施すために得ら
れ、記憶手段に記憶されて画像処理の際にこの記憶手段
から読み出されて画像処理に供されるものである。本発
明によるエネルギーサブトラクション処理方法および装
置はこの記憶手段に予め記憶された周波数信号を用いる
ことができるため、新たな画像を得る必要が無くなり、
エネルギーサブトラクション処理を行うための時間を短
縮し、高速に処理を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0016】図1は本発明によるエネルギーサブトラク
ション処理方法を実施するための装置の概略を表すブロ
ック図である。図1に示すように本発明によるエネルギ
ーサブトラクション処理方法を実施するための装置は、
装置にエネルギーサブトラクション処理を施す画像信号
を入力するための画像入力手段1と、入力された画像信
号に対して多重解像度分解処理を施して複数の周波数帯
域ごとの周波数信号を得る多重解像度分解処理手段2
と、多重解像度分解処理手段2において複数の周波数帯
域に分解された周波数信号を記憶する記憶手段3と、記
憶手段3に記憶された周波数信号を読み出してエネルギ
ーサブトラクション処理を施すエネルギーサブトラクシ
ョン処理手段4と、エネルギーサブトラクション処理手
段4によりエネルギーサブトラクション処理が施された
差信号Ssub を復元してエネルギーサブトラクション信
号を得るための復元処理手段5と、復元処理手段5によ
り復元されたエネルギーサブトラクション信号を可視像
として再生するための画像出力手段6と、エネルギーサ
ブトラクション処理手段4の他に周波数信号に対して強
調処理などの画像処理を施すための画像処理手段7とか
らなるものである。
ション処理方法を実施するための装置の概略を表すブロ
ック図である。図1に示すように本発明によるエネルギ
ーサブトラクション処理方法を実施するための装置は、
装置にエネルギーサブトラクション処理を施す画像信号
を入力するための画像入力手段1と、入力された画像信
号に対して多重解像度分解処理を施して複数の周波数帯
域ごとの周波数信号を得る多重解像度分解処理手段2
と、多重解像度分解処理手段2において複数の周波数帯
域に分解された周波数信号を記憶する記憶手段3と、記
憶手段3に記憶された周波数信号を読み出してエネルギ
ーサブトラクション処理を施すエネルギーサブトラクシ
ョン処理手段4と、エネルギーサブトラクション処理手
段4によりエネルギーサブトラクション処理が施された
差信号Ssub を復元してエネルギーサブトラクション信
号を得るための復元処理手段5と、復元処理手段5によ
り復元されたエネルギーサブトラクション信号を可視像
として再生するための画像出力手段6と、エネルギーサ
ブトラクション処理手段4の他に周波数信号に対して強
調処理などの画像処理を施すための画像処理手段7とか
らなるものである。
【0017】図2は、本発明に用いられるエネルギーサ
ブトラクション処理を施すべき画像信号を得るための放
射線画像撮影装置を表す図である。
ブトラクション処理を施すべき画像信号を得るための放
射線画像撮影装置を表す図である。
【0018】フィルタ46を間に挟み蓄積性蛍光体シート
45および47がシート47を下にして重ねられている。この
上には、被写体44を介して放射線43を発する放射線源42
が配置されている。以上のように、放射線撮影装置41が
構成されている。
45および47がシート47を下にして重ねられている。この
上には、被写体44を介して放射線43を発する放射線源42
が配置されている。以上のように、放射線撮影装置41が
構成されている。
【0019】この放射線源42から発せられた放射線43が
被写体44に照射される。被写体44を透過した放射線43a
は第1の蓄積性蛍光体シート45に照射され、放射線43a
のエネルギーの一部が第1の蓄積性蛍光体シート45に記
録され、これによりシート45に被写体44の放射線画像
(高圧画像)が蓄積記録される。シート45を透過した放
射線43b はさらにフィルタ46を透過し、フィルタ46を透
過した放射線43c が第2の蓄積性蛍光体シート47に照射
される。これによりシート47にも被写体44の放射線画像
(低圧画像)が蓄積記録される。
被写体44に照射される。被写体44を透過した放射線43a
は第1の蓄積性蛍光体シート45に照射され、放射線43a
のエネルギーの一部が第1の蓄積性蛍光体シート45に記
録され、これによりシート45に被写体44の放射線画像
(高圧画像)が蓄積記録される。シート45を透過した放
射線43b はさらにフィルタ46を透過し、フィルタ46を透
過した放射線43c が第2の蓄積性蛍光体シート47に照射
される。これによりシート47にも被写体44の放射線画像
(低圧画像)が蓄積記録される。
【0020】図3は、本発明に用いる放射線画像を読み
取る放射線画像読取装置の斜視図である。
取る放射線画像読取装置の斜視図である。
【0021】図2に示す放射線撮影装置41で撮影が行わ
れた後、第1および第2の蓄積性蛍光体シート45,47が
1枚ずつ放射線画像読取装置の所定位置にセットされ
る。ここでは、第1の蓄積性蛍光体シート45に蓄積記録
された第1の放射線画像の読取りの場合について説明す
る。
れた後、第1および第2の蓄積性蛍光体シート45,47が
1枚ずつ放射線画像読取装置の所定位置にセットされ
る。ここでは、第1の蓄積性蛍光体シート45に蓄積記録
された第1の放射線画像の読取りの場合について説明す
る。
【0022】所定位置にセットされた、第1の放射線画
像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート45は、図示しな
い駆動手段により駆動されるエンドレスベルト等のシー
ト搬送手段27により、矢印Y方向に搬送(副走査)され
る。一方、レーザ光源16から発せられた光ビーム17はモ
ータ18により駆動され矢印Z方向に高速回転する回転多
面鏡19によって反射偏向され、fθレンズ等の集束レン
ズ20を透過した後、ミラー21により光路を変えて蓄積性
蛍光体シート45に入射し、副走査の方向(矢印Y方向)
と略垂直な矢印X方向に主走査する。蓄積性蛍光体シー
ト45の光ビーム17が照射されたか所からは、蓄積記録さ
れている放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光22が
発せられ、この輝尽発光光22は光ガイド23によって導か
れ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)24によって
光電的に検出される。光ガイド23はアクリル板等の導光
性材料を成形して作られたものであり、直線状をなす入
射端面23a が蓄積性蛍光体シート45上の主走査線にそっ
て延びるように配され、円環状に形成された射出端面23
b にフォトマルチプライヤ24の受光面が結合されてい
る。入射端面23a から光ガイド23内に入射した輝尽発光
光22は、該光ガイド23の内部を全反射を繰り返して進
み、射出端面23b から射出してフォトマルチプライヤ24
に受光され、放射線画像を表す輝尽発光光22がフォトマ
ルチプライヤ24によって電気信号に変換される。フォト
マルチプライヤ24から出力されたアナログ信号Sは、ロ
グアンプ25で対数的に増幅された後、A/D変換器26に
入力され、サンプリングされてデジタルの画像信号SO
が得られる。この画像信号SOは第1の蓄積性蛍光体シ
ート45に蓄積記録された第1の放射線画像を表すもので
あり、第1の画像信号SO1 と呼ぶ。この第1の画像信
号SO1 は本発明によるエネルギーサブトラクション処
理方法を実施するための装置を内包する画像処理表示装
置30内の記憶手段に一旦記録される。
像が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート45は、図示しな
い駆動手段により駆動されるエンドレスベルト等のシー
ト搬送手段27により、矢印Y方向に搬送(副走査)され
る。一方、レーザ光源16から発せられた光ビーム17はモ
ータ18により駆動され矢印Z方向に高速回転する回転多
面鏡19によって反射偏向され、fθレンズ等の集束レン
ズ20を透過した後、ミラー21により光路を変えて蓄積性
蛍光体シート45に入射し、副走査の方向(矢印Y方向)
と略垂直な矢印X方向に主走査する。蓄積性蛍光体シー
ト45の光ビーム17が照射されたか所からは、蓄積記録さ
れている放射線画像情報に応じた光量の輝尽発光光22が
発せられ、この輝尽発光光22は光ガイド23によって導か
れ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管)24によって
光電的に検出される。光ガイド23はアクリル板等の導光
性材料を成形して作られたものであり、直線状をなす入
射端面23a が蓄積性蛍光体シート45上の主走査線にそっ
て延びるように配され、円環状に形成された射出端面23
b にフォトマルチプライヤ24の受光面が結合されてい
る。入射端面23a から光ガイド23内に入射した輝尽発光
光22は、該光ガイド23の内部を全反射を繰り返して進
み、射出端面23b から射出してフォトマルチプライヤ24
に受光され、放射線画像を表す輝尽発光光22がフォトマ
ルチプライヤ24によって電気信号に変換される。フォト
マルチプライヤ24から出力されたアナログ信号Sは、ロ
グアンプ25で対数的に増幅された後、A/D変換器26に
入力され、サンプリングされてデジタルの画像信号SO
が得られる。この画像信号SOは第1の蓄積性蛍光体シ
ート45に蓄積記録された第1の放射線画像を表すもので
あり、第1の画像信号SO1 と呼ぶ。この第1の画像信
号SO1 は本発明によるエネルギーサブトラクション処
理方法を実施するための装置を内包する画像処理表示装
置30内の記憶手段に一旦記録される。
【0023】この画像処理表示装置30は、本発明による
エネルギーサブトラクション処理装置を内包するもので
あり、種々の指示を入力するキーボード31、指示のため
の補助情報や画像信号に基づく可視画像を表示するCR
T3、補助記憶媒体としてのフロッピーディスクが装填
され駆動されるフロッピィディスク駆動装置33、および
CPUや内部メモリが内蔵された本体部34が備えられて
いる。
エネルギーサブトラクション処理装置を内包するもので
あり、種々の指示を入力するキーボード31、指示のため
の補助情報や画像信号に基づく可視画像を表示するCR
T3、補助記憶媒体としてのフロッピーディスクが装填
され駆動されるフロッピィディスク駆動装置33、および
CPUや内部メモリが内蔵された本体部34が備えられて
いる。
【0024】次に上記と同様にして、第2の蓄積性蛍光
体シート47に蓄積記録された第2の放射線画像を表す第
2の画像信号SO2 が得られ、この第2の画像信号SO
2 も画像処理表示装置30内の記憶手段に一旦記憶され
る。
体シート47に蓄積記録された第2の放射線画像を表す第
2の画像信号SO2 が得られ、この第2の画像信号SO
2 も画像処理表示装置30内の記憶手段に一旦記憶され
る。
【0025】このようにして得られた第1および第2の
画像信号SO1 ,SO2 は図1に示す画像入力手段1に
より多重解像度分解処理手段2に入力される。多重解像
度分解処理手段2においては、第1および第2の画像信
号SO1 ,SO2 に対して以下のような処理が施され
る。図4は図1における多重解像度分解処理手段2にお
いて行われる処理を説明するためのブロック図である。
なお、本実施の形態においてはラプラシアンピラミッド
の手法により第1の画像信号SO1 を多重解像度画像に
分解するものとする。図4に示すように原画像を表すデ
ジタルの画像信号Sが多重解像度分解処理手段2に入力
されると、フィルタリング手段10においてローパスフィ
ルタによりフィルタリングされる。このローパスフィル
タは例えば図5に示すように5×5のグリッド上の二次
元ガウス分布に略対応している。このローパスフィルタ
は後述するように全ての解像度の画像に対して適用され
る。
画像信号SO1 ,SO2 は図1に示す画像入力手段1に
より多重解像度分解処理手段2に入力される。多重解像
度分解処理手段2においては、第1および第2の画像信
号SO1 ,SO2 に対して以下のような処理が施され
る。図4は図1における多重解像度分解処理手段2にお
いて行われる処理を説明するためのブロック図である。
なお、本実施の形態においてはラプラシアンピラミッド
の手法により第1の画像信号SO1 を多重解像度画像に
分解するものとする。図4に示すように原画像を表すデ
ジタルの画像信号Sが多重解像度分解処理手段2に入力
されると、フィルタリング手段10においてローパスフィ
ルタによりフィルタリングされる。このローパスフィル
タは例えば図5に示すように5×5のグリッド上の二次
元ガウス分布に略対応している。このローパスフィルタ
は後述するように全ての解像度の画像に対して適用され
る。
【0026】このようなローパスフィルタによりフィル
タリングされた画像信号Sはフィルタリング手段10にお
いて1画素おきにサンプリングされ、低解像度近似画像
信号gh1 が得られる。この低解像度近似画像信号gh
1 により表される画像は、原画像の1/4の大きさとな
っている。次いで補間手段11において、この低解像度近
似画像信号gh1 のサンプリングされた間隔に値が0の
画素が補間される。この補間は低解像度近似画像信号g
h1 の一列ごとおよび一行ごとに値が0の行および列を
挿入することにより行う。このように値が0の画素が補
間された低解像度近似画像信号gh1 はぼけてはいるも
のの一画素おきに値が0の画素が挿入されているため、
信号値の変化が滑らかではないものとなっている。
タリングされた画像信号Sはフィルタリング手段10にお
いて1画素おきにサンプリングされ、低解像度近似画像
信号gh1 が得られる。この低解像度近似画像信号gh
1 により表される画像は、原画像の1/4の大きさとな
っている。次いで補間手段11において、この低解像度近
似画像信号gh1 のサンプリングされた間隔に値が0の
画素が補間される。この補間は低解像度近似画像信号g
h1 の一列ごとおよび一行ごとに値が0の行および列を
挿入することにより行う。このように値が0の画素が補
間された低解像度近似画像信号gh1 はぼけてはいるも
のの一画素おきに値が0の画素が挿入されているため、
信号値の変化が滑らかではないものとなっている。
【0027】そしてこのようにして補間が行われた後、
さらにこの補間がなされた低解像度近似画像信号gh1
に対して図5に示すローパスフィルタにより再度フィル
タリング処理を施し、低解像度近似画像信号gh1 ′を
得る。この低解像度近似画像信号gh1 ′により表され
る画像は上述した補間がなされた低解像度近似画像信号
gh1 により表される画像と比較して信号値の変化が滑
らかなものとなっている。また原画像と比較して周波数
帯域的には半分より高い高周波数が消えたような画像と
なっている。これは画像の大きさを1/4にして一画素
おきに値が0の画素を補間し、さらに図5に示すローパ
スフィルタによりフィルタリング処理を施しているた
め、ガウス関数により空間周波数が半分よりも高い周波
数帯域の画像がぼかされたようになっているからであ
る。
さらにこの補間がなされた低解像度近似画像信号gh1
に対して図5に示すローパスフィルタにより再度フィル
タリング処理を施し、低解像度近似画像信号gh1 ′を
得る。この低解像度近似画像信号gh1 ′により表され
る画像は上述した補間がなされた低解像度近似画像信号
gh1 により表される画像と比較して信号値の変化が滑
らかなものとなっている。また原画像と比較して周波数
帯域的には半分より高い高周波数が消えたような画像と
なっている。これは画像の大きさを1/4にして一画素
おきに値が0の画素を補間し、さらに図5に示すローパ
スフィルタによりフィルタリング処理を施しているた
め、ガウス関数により空間周波数が半分よりも高い周波
数帯域の画像がぼかされたようになっているからであ
る。
【0028】次いで減算器12において、原画像から低解
像度近似画像信号gh1 ′の減算が行われ、細部画像信
号bh0 が得られる。この減算は原画像と低解像度近似
画像信号gh 1′との相対応する画素についての信号間
で行われる。ここで、低解像度近似画像信号gh1 ′は
上述したように原画像の空間周波数のうち半分より高い
周波数帯域の画像がぼけたようになっているため、細部
画像信号bh0 は原画像のうち半分より上の周波数帯域
のみを表す画像となっている。すなわち、図6に示すよ
うに細部画像信号bh0 は原画像のナイキスト周波数N
のうちN/2〜Nの周波数帯域の画像を表すものとなっ
ている。
像度近似画像信号gh1 ′の減算が行われ、細部画像信
号bh0 が得られる。この減算は原画像と低解像度近似
画像信号gh 1′との相対応する画素についての信号間
で行われる。ここで、低解像度近似画像信号gh1 ′は
上述したように原画像の空間周波数のうち半分より高い
周波数帯域の画像がぼけたようになっているため、細部
画像信号bh0 は原画像のうち半分より上の周波数帯域
のみを表す画像となっている。すなわち、図6に示すよ
うに細部画像信号bh0 は原画像のナイキスト周波数N
のうちN/2〜Nの周波数帯域の画像を表すものとなっ
ている。
【0029】次いで、低解像度近似画像信号gh1 はフ
ィルタリング手段10に入力され、図5に示すローパスフ
ィルタによりフィルタリング処理が施される。そしてフ
ィルタリング処理が施された低解像度近似画像信号gh
1 は、フィルタリング手段10において1画素おきにサン
プリングされ、低解像度近似画像信号gh2 が得られ
る。この低解像度近似画像信号gh2 により表される画
像は、低解像度近似画像信号gh1 により表される画像
の1/4すなわち原画像の1/16の大きさとなってい
る。次いで補間手段11において、この低解像度近似画像
信号gh2 のサンプリングされた間隔に値が0の画素が
補間される。この補間は低解像度近似画像信号gh2 の
一列ごとおよび一行ごとに値が0の行および列を挿入す
ることにより行う。このように値が0の画素が補間され
た低解像度近似画像信号gh2 はぼけてはいるものの一
画素おきに値が0の画素が挿入されているため、信号値
の変化が滑らかではないものとなっている。
ィルタリング手段10に入力され、図5に示すローパスフ
ィルタによりフィルタリング処理が施される。そしてフ
ィルタリング処理が施された低解像度近似画像信号gh
1 は、フィルタリング手段10において1画素おきにサン
プリングされ、低解像度近似画像信号gh2 が得られ
る。この低解像度近似画像信号gh2 により表される画
像は、低解像度近似画像信号gh1 により表される画像
の1/4すなわち原画像の1/16の大きさとなってい
る。次いで補間手段11において、この低解像度近似画像
信号gh2 のサンプリングされた間隔に値が0の画素が
補間される。この補間は低解像度近似画像信号gh2 の
一列ごとおよび一行ごとに値が0の行および列を挿入す
ることにより行う。このように値が0の画素が補間され
た低解像度近似画像信号gh2 はぼけてはいるものの一
画素おきに値が0の画素が挿入されているため、信号値
の変化が滑らかではないものとなっている。
【0030】そしてこのようにして補間が行われた後、
さらにこの補間がなされた低解像度近似画像信号gh2
に対して図5に示すローパスフィルタにより再度フィル
タリング処理を施し、低解像度近似画像信号gh2 ′を
得る。この低解像度近似画像信号gh2 ′は上述した補
間がなされた低解像度近似画像信号gh2 と比較して信
号値の変化が滑らかなものとなっている。また低解像度
近似画像信号gh1 と比較して周波数帯域的には半分よ
り高い周波数帯域の画像が消えたようになっている。
さらにこの補間がなされた低解像度近似画像信号gh2
に対して図5に示すローパスフィルタにより再度フィル
タリング処理を施し、低解像度近似画像信号gh2 ′を
得る。この低解像度近似画像信号gh2 ′は上述した補
間がなされた低解像度近似画像信号gh2 と比較して信
号値の変化が滑らかなものとなっている。また低解像度
近似画像信号gh1 と比較して周波数帯域的には半分よ
り高い周波数帯域の画像が消えたようになっている。
【0031】次いで減算器12において、低解像度近似画
像信号gh1 から低解像度近似画像信号gh2 ′の減算
が行われ、細部画像信号bh1 が得られる。この減算は
低解像度近似画像信号gh1 と低解像度近似画像信号g
h2 ′との相対応する画素についての信号間で行われ
る。ここで、低解像度近似画像信号gh2 ′は上述した
ように低解像度近似画像信号gh1 の空間周波数のうち
半分より高い周波数帯域の画像がぼけたようになってい
るため、細部画像信号bh1 は低解像度近似画像信号g
h1 のうち半分より上の周波数帯域のみを表す画像とな
っている。すなわち、図4に示すように細部画像信号b
h1 は低解像度近似画像信号gh1 のうちの半分より上
の周波数帯域のみ、すなわち原画像のナイキスト周波数
NのうちN/4〜N/2の周波数帯域の画像を表すもの
となっている。このようにガウス分布のローパスフィル
タによりフィルタリング処理を施して細部画像信号を得
るようにしているが、フィルタリング処理が施された画
像を低解像度近似画像信号から減算していることから、
実質的にはラプラシアンフィルタによりフィルタリング
処理を施した場合と同様の結果となる。
像信号gh1 から低解像度近似画像信号gh2 ′の減算
が行われ、細部画像信号bh1 が得られる。この減算は
低解像度近似画像信号gh1 と低解像度近似画像信号g
h2 ′との相対応する画素についての信号間で行われ
る。ここで、低解像度近似画像信号gh2 ′は上述した
ように低解像度近似画像信号gh1 の空間周波数のうち
半分より高い周波数帯域の画像がぼけたようになってい
るため、細部画像信号bh1 は低解像度近似画像信号g
h1 のうち半分より上の周波数帯域のみを表す画像とな
っている。すなわち、図4に示すように細部画像信号b
h1 は低解像度近似画像信号gh1 のうちの半分より上
の周波数帯域のみ、すなわち原画像のナイキスト周波数
NのうちN/4〜N/2の周波数帯域の画像を表すもの
となっている。このようにガウス分布のローパスフィル
タによりフィルタリング処理を施して細部画像信号を得
るようにしているが、フィルタリング処理が施された画
像を低解像度近似画像信号から減算していることから、
実質的にはラプラシアンフィルタによりフィルタリング
処理を施した場合と同様の結果となる。
【0032】そして上述した処理をフィルタリング手段
10によりフィルタリングされかつサンプリングされた低
解像度近似画像信号ghk (k=1〜N)に対して順次
繰り返し行い、図4に示すようにn個の細部画像信号b
hk (k=1〜n)および低解像度近似画像信号の残留
画像信号ghL を得る。ここで、細部画像信号bh
kは、bh0 から順に解像度が低くなる、すなわち画像
の周波数帯域が低くなるものであり、原画像のナイキス
ト周波数Nに対して、細部画像信号bhk はN/2k+1
〜N/2k の周波数帯域を表し、画像の大きさが原画像
の1/22k倍となっている。すなわち、最も解像度が高
い細部画像信号bh0 により表される画像は原画像と同
じ大きさであるが、細部画像信号bh0 の次に高解像度
の細部画像信号bh1 により表される画像は原画像の大
きさの1/4となっている。このように、細部画像信号
により表される画像が原画像と同一の大きさのものから
順次小さくなり、また細部画像信号はラプラシアンフィ
ルタを施したものと実質的に同一の画像であることか
ら、本実施の形態による多重解像度変換はラプラシアン
ピラミッドと呼ばれるものである。また、残留画像信号
ghL は原画像の非常に解像度が低い近似画像信号であ
ると見なすことができ、極端な場合は、残留画像信号g
hL は原画像の平均値を表す1つだけの画像信号からな
るものとなる。そしてこのようにして得られた細部画像
信号bhk および残留画像信号ghL は図1に示す記憶
手段3に記憶される。
10によりフィルタリングされかつサンプリングされた低
解像度近似画像信号ghk (k=1〜N)に対して順次
繰り返し行い、図4に示すようにn個の細部画像信号b
hk (k=1〜n)および低解像度近似画像信号の残留
画像信号ghL を得る。ここで、細部画像信号bh
kは、bh0 から順に解像度が低くなる、すなわち画像
の周波数帯域が低くなるものであり、原画像のナイキス
ト周波数Nに対して、細部画像信号bhk はN/2k+1
〜N/2k の周波数帯域を表し、画像の大きさが原画像
の1/22k倍となっている。すなわち、最も解像度が高
い細部画像信号bh0 により表される画像は原画像と同
じ大きさであるが、細部画像信号bh0 の次に高解像度
の細部画像信号bh1 により表される画像は原画像の大
きさの1/4となっている。このように、細部画像信号
により表される画像が原画像と同一の大きさのものから
順次小さくなり、また細部画像信号はラプラシアンフィ
ルタを施したものと実質的に同一の画像であることか
ら、本実施の形態による多重解像度変換はラプラシアン
ピラミッドと呼ばれるものである。また、残留画像信号
ghL は原画像の非常に解像度が低い近似画像信号であ
ると見なすことができ、極端な場合は、残留画像信号g
hL は原画像の平均値を表す1つだけの画像信号からな
るものとなる。そしてこのようにして得られた細部画像
信号bhk および残留画像信号ghL は図1に示す記憶
手段3に記憶される。
【0033】一方、第2の画像信号SO2 に対してもラ
プラシアンピラミッドの手法により多重解像度変換処理
が施され、図6に示すように第1の画像信号SO1 と同
様の周波数帯域の細部画像信号blk および残留画像信
号glL が得られ図1に示す記憶手段3に記憶される。
プラシアンピラミッドの手法により多重解像度変換処理
が施され、図6に示すように第1の画像信号SO1 と同
様の周波数帯域の細部画像信号blk および残留画像信
号glL が得られ図1に示す記憶手段3に記憶される。
【0034】ついで、記憶手段3に記憶された細部画像
信号bhk ,blk および残留画像信号ghL ,glL
が読み出されてエネルギーサブトラクション処理手段4
に入力される。エネルギーサブトラクション処理手段4
においては細部画像信号bhk ,blk および残留画像
信号ghL ,glL に対して以下に示すようなサブトラ
クション処理が施される。すなわち、各周波数帯域の細
部画像信号bhk ,blk および残留画像信号ghL ,
glL に対して下記の式 Ssub k =Khk ×bhk −Klk ×blk Ssubg=KhL ×ghL −KlL ×glL …(1) 但し、Khk ,Klk :細部画像信号bhk ,blk
の重み付け係数 KhL ,KlL :残留画像信号ghL ,glk の重み付
け係数 により重み付け減算が行われ、これにより各周波数帯域
ごとの2つの放射線画像の差の画像に対応する差信号S
sub bk ,Ssubgが得られる。この際、重み付け係数と
しては、以下の表1に示すように、高周波数帯域におい
ては、第1の細部画像信号bhk の重み付け係数Khk
を0、第2の細部画像信号blk の重み付け係数を−
1として第1の細部画像信号bhk については後述する
逆変換に用いないようにするものである。これは、エネ
ルギーサブトラクション処理は2つの画像信号の差分値
を求めるものであるため、画像中のノイズのようにラン
ダムに現れる成分が強調されてしまうものである。そし
てこのノイズ成分が強調されることを防止するために、
第1の細部画像信号bhk の重み付け係数を0としてい
るものである。なお、他の周波数帯域の細部画像信号b
hk ,blk および残留画像信号ghL ,glk につい
ては、3:2の重み付け係数によりサブトラクション処
理が行われる。
信号bhk ,blk および残留画像信号ghL ,glL
が読み出されてエネルギーサブトラクション処理手段4
に入力される。エネルギーサブトラクション処理手段4
においては細部画像信号bhk ,blk および残留画像
信号ghL ,glL に対して以下に示すようなサブトラ
クション処理が施される。すなわち、各周波数帯域の細
部画像信号bhk ,blk および残留画像信号ghL ,
glL に対して下記の式 Ssub k =Khk ×bhk −Klk ×blk Ssubg=KhL ×ghL −KlL ×glL …(1) 但し、Khk ,Klk :細部画像信号bhk ,blk
の重み付け係数 KhL ,KlL :残留画像信号ghL ,glk の重み付
け係数 により重み付け減算が行われ、これにより各周波数帯域
ごとの2つの放射線画像の差の画像に対応する差信号S
sub bk ,Ssubgが得られる。この際、重み付け係数と
しては、以下の表1に示すように、高周波数帯域におい
ては、第1の細部画像信号bhk の重み付け係数Khk
を0、第2の細部画像信号blk の重み付け係数を−
1として第1の細部画像信号bhk については後述する
逆変換に用いないようにするものである。これは、エネ
ルギーサブトラクション処理は2つの画像信号の差分値
を求めるものであるため、画像中のノイズのようにラン
ダムに現れる成分が強調されてしまうものである。そし
てこのノイズ成分が強調されることを防止するために、
第1の細部画像信号bhk の重み付け係数を0としてい
るものである。なお、他の周波数帯域の細部画像信号b
hk ,blk および残留画像信号ghL ,glk につい
ては、3:2の重み付け係数によりサブトラクション処
理が行われる。
【0035】 表 1 Kh0 :Kl0 =0:−1 Kh1 :Kl1 =0:−1 Kh2 :Kl2 =3:2 : : : : Khn :Kln =3:2 KhL :KlL =3:2 次いでこのようにして得られた差信号Ssub bk ,Ssu
bgを逆変換する。この逆変換の処理は復元処理手段5に
おいて以下のようにして行われる。
bgを逆変換する。この逆変換の処理は復元処理手段5に
おいて以下のようにして行われる。
【0036】図7は差信号の逆変換の詳細を表す図であ
る。まず、残留画像信号の差信号Ssubgが補間手段14に
より各画素の間が補間されて元の大きさの4倍の大きさ
の画像を表す画像信号gL ′とされる。次に加算器15に
おいてその補間された画像信号gL ′と最も低解像度の
差信号Ssub bn-1 の相対応する画素同志で加算を行
い、加算画像信号(gL ′+Ssub bn-1 )を得る。次
いでこの加算画像信号(gL ′+Ssub bn-1 )は補間
手段14に入力され、この補間手段14において各画素の間
が補間されて元の大きさの4倍の大きさの画像を表す画
像信号bn-1 ′とされる。
る。まず、残留画像信号の差信号Ssubgが補間手段14に
より各画素の間が補間されて元の大きさの4倍の大きさ
の画像を表す画像信号gL ′とされる。次に加算器15に
おいてその補間された画像信号gL ′と最も低解像度の
差信号Ssub bn-1 の相対応する画素同志で加算を行
い、加算画像信号(gL ′+Ssub bn-1 )を得る。次
いでこの加算画像信号(gL ′+Ssub bn-1 )は補間
手段14に入力され、この補間手段14において各画素の間
が補間されて元の大きさの4倍の大きさの画像を表す画
像信号bn-1 ′とされる。
【0037】次いでこの画像bn-1 ′は、加算器15にお
いて差信号Ssub bn-1 の一段階高解像度の差信号Ssu
b bn-2 と相対応する画素同志の加算が行われ、加算さ
れた加算画像信号(bn-1 ′+Ssub bn-2 )は補間手
段14において各画素の間隔が補間され、差信号Ssub b
n-2 により表される画像の4倍の大きさの画像を表す画
像信号bn-2 とされる。
いて差信号Ssub bn-1 の一段階高解像度の差信号Ssu
b bn-2 と相対応する画素同志の加算が行われ、加算さ
れた加算画像信号(bn-1 ′+Ssub bn-2 )は補間手
段14において各画素の間隔が補間され、差信号Ssub b
n-2 により表される画像の4倍の大きさの画像を表す画
像信号bn-2 とされる。
【0038】以上の処理を高周波の細部画像信号に対し
て順次行い、最終的に加算器15において補間画像信号b
1 ′と最高解像度の差信号Ssub b0 との加算が行わ
れ、エネルギーサブトラクション信号S′を得る。
て順次行い、最終的に加算器15において補間画像信号b
1 ′と最高解像度の差信号Ssub b0 との加算が行わ
れ、エネルギーサブトラクション信号S′を得る。
【0039】このようにして得られたエネルギーサブト
ラクション信号S′は画像出力手段6に入力され、可視
像として表示される。この画像出力手段6はCRT等の
ディスプレイ手段でもよいし、感光フィルムに光走査記
録を行う記録装置であってもよいし、あるいはそのため
に画像信号を一旦光ディスク、磁気ディスク等の画像フ
ァイルに記憶させる装置であってもよい。
ラクション信号S′は画像出力手段6に入力され、可視
像として表示される。この画像出力手段6はCRT等の
ディスプレイ手段でもよいし、感光フィルムに光走査記
録を行う記録装置であってもよいし、あるいはそのため
に画像信号を一旦光ディスク、磁気ディスク等の画像フ
ァイルに記憶させる装置であってもよい。
【0040】このように、本発明によるエネルギーサブ
トラクション処理方法および装置は、多重解像度空間に
変換された複数の周波数帯域の細部画像信号に対して周
波数帯域に応じて重み付け係数を変更して差信号を得る
ようにしたため、上述した実施の形態のようにノイズを
多く含む高周波数帯域についてはノイズを強調しないよ
うな重み付け係数とすることができるため、エネルギー
サブトラクション信号を可視像として再生することによ
り得られるエネルギーサブトラクション画像は、ノイズ
が低減された粒状の良い画像となる。
トラクション処理方法および装置は、多重解像度空間に
変換された複数の周波数帯域の細部画像信号に対して周
波数帯域に応じて重み付け係数を変更して差信号を得る
ようにしたため、上述した実施の形態のようにノイズを
多く含む高周波数帯域についてはノイズを強調しないよ
うな重み付け係数とすることができるため、エネルギー
サブトラクション信号を可視像として再生することによ
り得られるエネルギーサブトラクション画像は、ノイズ
が低減された粒状の良い画像となる。
【0041】また、複数の周波数帯域ごとの周波数信号
は、画像処理手段7において行われる強調処理などの種
々の画像処理を施すために得られ、記憶手段3に記憶さ
れてエネルギーサブトラクション処理や画像処理の際に
この記憶手段3から読み出されてエネルギーサブトラク
ション処理、画像処理に供されるものである。このよう
に記憶手段3に予め記憶された細部画像信号を用いるこ
とができるため、新たな画像を獲る必要が無くなり、エ
ネルギーサブトラクション処理を行うための時間を短縮
し、高速に処理を行うことができる。
は、画像処理手段7において行われる強調処理などの種
々の画像処理を施すために得られ、記憶手段3に記憶さ
れてエネルギーサブトラクション処理や画像処理の際に
この記憶手段3から読み出されてエネルギーサブトラク
ション処理、画像処理に供されるものである。このよう
に記憶手段3に予め記憶された細部画像信号を用いるこ
とができるため、新たな画像を獲る必要が無くなり、エ
ネルギーサブトラクション処理を行うための時間を短縮
し、高速に処理を行うことができる。
【0042】また、上述した実施の形態においては、画
像を多重解像度画像に変換するためにラプラシアンピラ
ミッドの手法を用いているが、これに限定されるもので
はなく、例えばウェーブレット変換、あるいはサブバン
ド変換等他の方法により多重解像度画像に変換するよう
にしてもよいものである。
像を多重解像度画像に変換するためにラプラシアンピラ
ミッドの手法を用いているが、これに限定されるもので
はなく、例えばウェーブレット変換、あるいはサブバン
ド変換等他の方法により多重解像度画像に変換するよう
にしてもよいものである。
【0043】ここで、ウェーブレット変換は、周波数解
析の方法として近年開発されたものであり、ステレオの
パターンマッチング、データ圧縮等に応用がなされてい
るものである(OLIVIER RIOUL and MARTIN VETTERLI;Wa
velets and Signal Processing,IEEE SP MAGAZINE,P.14
-38,OCTOBER 1991、Stephane Mallat;Zero-Crossingsof
a Wavelet Transform,IEEE TRANSACTIONS ON INFORM
ATION THEORY,VOL.37,NO.4,P.1019-1033,JULY 1991
)。
析の方法として近年開発されたものであり、ステレオの
パターンマッチング、データ圧縮等に応用がなされてい
るものである(OLIVIER RIOUL and MARTIN VETTERLI;Wa
velets and Signal Processing,IEEE SP MAGAZINE,P.14
-38,OCTOBER 1991、Stephane Mallat;Zero-Crossingsof
a Wavelet Transform,IEEE TRANSACTIONS ON INFORM
ATION THEORY,VOL.37,NO.4,P.1019-1033,JULY 1991
)。
【0044】このウェーブレット変換は、
【0045】
【数1】
【0046】なる式において信号を複数の周波数帯域ご
との周波数信号に変換するものである。すなわち、関数
hの周期および縮率を変化させ、原信号を移動させるこ
とによりフィルタリング処理を行えば、細かな周波数か
ら粗い周波数までの所望とする周波数に適合した周波数
信号を作成することができる。
との周波数信号に変換するものである。すなわち、関数
hの周期および縮率を変化させ、原信号を移動させるこ
とによりフィルタリング処理を行えば、細かな周波数か
ら粗い周波数までの所望とする周波数に適合した周波数
信号を作成することができる。
【0047】一方、サブバンド変換は、ウェーブレット
変換のように1種類のフィルタにより2つの周波数帯域
の画像を得るのみではなく、複数種類のフィルタを用い
て複数の周波数帯域の画像を一度に得ることをも含む変
換方法である。
変換のように1種類のフィルタにより2つの周波数帯域
の画像を得るのみではなく、複数種類のフィルタを用い
て複数の周波数帯域の画像を一度に得ることをも含む変
換方法である。
【0048】そして、このようにウェーブレット変換あ
るいはサブバンド変換により得られた複数の周波数帯域
ごとの画像に対して上述したラプラシアンピラミッドの
場合と同様に、各周波数帯域の細部画像信号における重
み付け係数を変更してエネルギーサブトラクション処理
を行うことにより、ノイズなどの不要な周波数成分を強
調することを防止し、ノイズが目立たない観察読影に適
した良好なエネルギーサブトラクション画像を得ること
ができる。
るいはサブバンド変換により得られた複数の周波数帯域
ごとの画像に対して上述したラプラシアンピラミッドの
場合と同様に、各周波数帯域の細部画像信号における重
み付け係数を変更してエネルギーサブトラクション処理
を行うことにより、ノイズなどの不要な周波数成分を強
調することを防止し、ノイズが目立たない観察読影に適
した良好なエネルギーサブトラクション画像を得ること
ができる。
【図1】本発明によるエネルギーサブトラクション処理
方法を実施するための装置のブロック図
方法を実施するための装置のブロック図
【図2】放射線画像撮影装置を表す図
【図3】放射線画像読取装置の詳細を表す図
【図4】多重解像度分解処理手段の詳細を表す図
【図5】ローパスフィルタを表す図
【図6】ラプラシアンピラミッドによる処理が施された
複数の周波数帯域ごとの細部画像信号を表す図
複数の周波数帯域ごとの細部画像信号を表す図
【図7】復元処理手段の詳細を表す図
1 画像入力手段 2 多重解像度分解処理手段 3 記憶手段 4 エネルギーサブトラクション処理手段 5 復元処理手段 6 画像出力手段 7 画像処理手段 10 フィルタリング手段 11 補間手段 12 減算器 14 補間手段 15 加算器
Claims (2)
- 【請求項1】 同一被写体を透過したそれぞれエネルギ
ー分布が異なる放射線により得られた少なくとも一部の
画像情報が互いに異なる複数の放射線画像を表す複数の
画像信号のそれぞれを、多重解像度空間に変換すること
により得られる複数の周波数帯域ごとの周波数信号に対
して、相対応する画素についての信号間で前記各周波数
信号に周波数帯域に応じた重み付け係数を乗じて減算を
行って前記複数の周波数帯域ごとの差信号を得、 該複数の周波数帯域の差信号を逆変換することによりエ
ネルギーサブトラクション信号を得ることを特徴とする
エネルギーサブトラクション処理方法。 - 【請求項2】 同一被写体を透過したそれぞれエネルギ
ー分布が異なる放射線により得られた少なくとも一部の
画像情報が互いに異なる複数の放射線画像を表す複数の
画像信号のそれぞれを、多重解像度空間に変換すること
により得られる複数の周波数帯域ごとの周波数信号を記
憶する記憶手段と、 該複数の周波数帯域ごとの周波数信号に対して相対応す
る画素についての信号間で前記各周波数信号に周波数帯
域に応じた重み付け係数を乗じて減算を行って前記複数
の周波数帯域ごとの差信号を得るサブトラクション手段
と、 該複数の周波数帯域の差信号を逆変換することによりエ
ネルギーサブトラクション信号を得る逆変換手段とから
なることを特徴とするエネルギーサブトラクション処理
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7191524A JPH0944659A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | エネルギーサブトラクション処理方法および装置 |
| US08/686,516 US5694447A (en) | 1995-07-27 | 1996-07-26 | Energy subtraction processing method and apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7191524A JPH0944659A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | エネルギーサブトラクション処理方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944659A true JPH0944659A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16276102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7191524A Withdrawn JPH0944659A (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | エネルギーサブトラクション処理方法および装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5694447A (ja) |
| JP (1) | JPH0944659A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004166801A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-17 | Kose Corp | 肌のつやの評価方法 |
| JP2025500595A (ja) * | 2022-04-11 | 2025-01-09 | ディアールテック コーポレーション | X線撮影装置およびこれを利用するx線撮影方法 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6965697B1 (en) * | 1998-07-15 | 2005-11-15 | Sony Corporation | Coding apparatus and method, decoding apparatus and method, data processing system, storage medium, and signal |
| DE60022237T2 (de) * | 1999-01-14 | 2006-07-06 | Fuji Photo Film Co., Ltd., Minami-Ashigara | Bidverarbeitungsverfahren und -System und Aufzeichnungsmedium zur Durchfürung des Verfahrens |
| US7177481B2 (en) * | 2000-12-19 | 2007-02-13 | Konica Corporation | Multiresolution unsharp image processing apparatus |
| US7181086B2 (en) * | 2002-06-06 | 2007-02-20 | Eastman Kodak Company | Multiresolution method of spatially filtering a digital image |
| US7397964B2 (en) * | 2004-06-24 | 2008-07-08 | Apple Inc. | Gaussian blur approximation suitable for GPU |
| GB0716045D0 (en) * | 2007-08-17 | 2007-09-26 | Durham Scient Crystals Ltd | Method and apparatus for inspection of materials |
| DE102007040472A1 (de) * | 2007-08-28 | 2009-03-05 | Bernd Hansen | Trennvorrichtung |
| KR101486776B1 (ko) * | 2010-07-29 | 2015-01-29 | 삼성전자주식회사 | 영상 처리 방법 및 장치와 이를 채용한 의료영상시스템 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5049748A (en) * | 1989-10-19 | 1991-09-17 | Fuji Photo Film Co. Ltd. | Method and apparatus for forming energy subtraction images |
| JP2627097B2 (ja) * | 1990-04-04 | 1997-07-02 | 富士写真フイルム株式会社 | エネルギーサブトラクション画像生成方法および装置 |
| DE69331719T2 (de) * | 1992-06-19 | 2002-10-24 | Agfa-Gevaert, Mortsel | Verfahren und Vorrichtung zur Geräuschunterdrückung |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP7191524A patent/JPH0944659A/ja not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-07-26 US US08/686,516 patent/US5694447A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004166801A (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-17 | Kose Corp | 肌のつやの評価方法 |
| JP2025500595A (ja) * | 2022-04-11 | 2025-01-09 | ディアールテック コーポレーション | X線撮影装置およびこれを利用するx線撮影方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5694447A (en) | 1997-12-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3683914B2 (ja) | ピラミッド的画像分解に基づいた放射線画像の多重処理法 | |
| EP1120743B1 (en) | Method and unit for suppressing a periodic pattern | |
| EP0677780B1 (en) | Image superposition processing method | |
| EP0756247B1 (en) | Image processing method and apparatus | |
| US5907642A (en) | Method and apparatus for enhancing images by emphasis processing of a multiresolution frequency band | |
| JPH0944659A (ja) | エネルギーサブトラクション処理方法および装置 | |
| JP2849964B2 (ja) | 画像処理方法および装置 | |
| JP3675896B2 (ja) | 画像処理方法および装置 | |
| JPH0312785A (ja) | 画像処理方法 | |
| JP2640582B2 (ja) | エネルギーサブトラクション画像生成方法 | |
| JP2754068B2 (ja) | 放射線画像信号生成方法および放射線画像読取装置 | |
| JP3370797B2 (ja) | 画像重ね合せ方法およびエネルギーサブトラクション方法 | |
| JP3205417B2 (ja) | 画像処理方法 | |
| US6614044B2 (en) | Image signal generating method, apparatus and program | |
| JPH06274614A (ja) | 画像処理方法 | |
| JPH0944651A (ja) | 画像処理方法および装置 | |
| JPH03285475A (ja) | エネルギーサブトラクション画像生成方法 | |
| US6587594B1 (en) | Moire eliminating filter and image processing method and apparatus using the filter | |
| JP4265869B2 (ja) | 周期的パターン抑制処理方法および装置 | |
| JPH09160149A (ja) | 画像処理方法および装置 | |
| JPH0944645A (ja) | 画像処理方法および装置 | |
| JP3432917B2 (ja) | 画像重ね合せ方法およびエネルギーサブトラクション方法 | |
| JP3454318B2 (ja) | 画像重ね合せ方法およびエネルギーサブトラクション方法 | |
| JPH0622218A (ja) | エネルギーサブトラクション画像生成方法 | |
| JPH09161061A (ja) | 画像処理方法および装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |