JPH0945446A - ステアリングロールコネクタ - Google Patents

ステアリングロールコネクタ

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JPH0945446A
JPH0945446A JP7191541A JP19154195A JPH0945446A JP H0945446 A JPH0945446 A JP H0945446A JP 7191541 A JP7191541 A JP 7191541A JP 19154195 A JP19154195 A JP 19154195A JP H0945446 A JPH0945446 A JP H0945446A
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JP
Japan
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cable
dummy
winding direction
case member
winding
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JP7191541A
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English (en)
Inventor
Harumi Doke
治美 道家
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル・フラット・ケーブルを付勢す
る転動部材を、このケーブル以外で移動するようにした
ステアリングロールコネクタを提供する。 【解決手段】 フレキシブル・フラット・ケーブル16
の両側にダミーケーブル20,22を重ね、各巻き方向
反転部16a,20a,22aが互いに間隔をあけるよう
に、ドーナツ状の空間を形成する固定ケース部材12及
び可動ケース部材14に対して異なる方向に巻いて固定
する。ダミーケーブル間領域11cに、この領域幅と大
略等しい直径の複数の円筒状回転部材24を、その軸方
向がケーブル巻き中心軸と平行となるように設ける。可
動ケース部材14が相対回転すると、回転部材24はダ
ミーケーブル20,22の巻き方向反転部20a,22aに
押され、各ケーブルの巻き部分にたるみが発生するのを
防ぎながら移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用操舵装置に
おいて、ハンドルとステアリング・コラム間を電気的に
接続するためのステアリングロールコネクタに関し、詳
しくは、コネクタケース内に収納された渦巻状フレキシ
ブル・フラット・ケーブルの可動ケース部材に対する巻
き方向と固定ケース部材に対する巻き方向とが逆方向で
あるUターン式ステアリングロールコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ステアリングロールコネ
クタはコネクタケースを備えており、そのコネクタケー
スは、ステアリング・コラム側に固定される固定ケース
部材と、ハンドルとともに回動すべく固定ケース部材に
対して回動自在に装着された可動ケース部材とよりな
る。このコネクタケース内には、フレキシブル・フラッ
ト・ケーブルが渦巻き状に収納される。フレキシブル・
フラット・ケーブルは、固定ケース部材側と可動ケース
部材側とにそれぞれ巻かれ、ケーブルの一端が固定ケー
ス部材側に、他端が可動ケース部材側にそれぞれ固定さ
れる。
【0003】このようなステアリングロールコネクタに
は、固定ケース部材および可動ケース部材に対するフレ
キシブル・フラット・ケーブルの巻き方向が同じであ
る、いわゆるスパイラル方式のものと、固定ケース部材
に対するフレキシブル・フラット・ケーブルの巻き方向
と可動ケース部材に対するフレキシブル・フラット・ケ
ーブルの巻き方向が逆方向であり、巻き方向が途中で反
転する、いわゆるUターン方式のものとがある。
【0004】ところで、どちらの方式においても、巻か
れたフレキシブル・フラット・ケーブが自動車の振動等
によってがさついたり、固定ケース部材に対して可動ケ
ース部材が回転されてフレキシブル・フラット・ケーブ
の巻き状態が変化するときに、巻きの緩んだ、すなわち
巻きにたるみが発生したフレキシブル・フラット・ケー
ブがコネクタケースの内部で擦れ合って音を発生すると
いう問題がある。
【0005】このような問題に対して、後者のUターン
方式のステアリングロールコネクタでは、たとえば図1
に示すステアリングロールコネクタのように、コネクタ
ケース1内のドーナツ状のケーブル収納空間2に収納さ
れたフレキシブル・フラット・ケーブル4の巻き方向反
転部6より内側に、多数の円柱体すなわちコロ8を介在
させ、このコロ8でフレキシブル・フラット・ケーブル
4の巻き部分を付勢して巻きにたるみが発生するのを防
止したものがある(たとえば、実開平5−75988号
公報)。
【0006】しかし、このステアリングロールコネクで
は、フレキシブル・フラット・ケーブル4がコロ8を押
して移動するため、フレキシブル・フラット・ケーブル
4には、回転するときに繰り返して応力が作用する。そ
のため、フレキシブル・フラット・ケーブル4の耐久性
が低下するという問題がある。さらに、フレキシブル・
フラット・ケーブル4の巻き方向反転部6の外側面7が
コロ8を押すときには、巻き方向反転部6が小さな曲率
半径で内側へ折れ曲がってしまい、フレキシブル・フラ
ット・ケーブル4が傷む場合もある。
【0007】つまり、フレキシブル・フラット・ケーブ
ルの巻き部分を付勢するコロをフレキシブル・フラット
・ケーブル自体で移動すると、フレキシブル・フラット
・ケーブルには力が作用するので好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、フレキシブル・フラット・ケ
ーブルの巻き部分を付勢するコロすなわち転動部材をフ
レキシブル・フラット・ケーブル以外の別の手段で移動
するようにしたUターン方式のステアリングロールコネ
クタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記技術
的課題を解決するために、本発明によれば、次の構成の
ステアリングロールコネクタが提供される。
【0010】すなわち、このステアリングロールコネク
タは、両端部が上記固定ケース部材および上記可動ケー
ス部材にそれぞれ固定された2つのダミーケーブルを上
記フレキシブル・フラット・ケーブルの両側にそれぞれ
重ね巻きし、上記フレキシブル・フラット・ケーブルお
よび上記両ダミーケーブルの各巻き方向反転部を周方向
に間隔をあけて配置する。上記ケーブル付勢手段は、上
記フレキシブル・フラット・ケーブルの上記巻き方向反
転部の内側、すなわち凹面側にある一方の上記ダミーケ
ーブルの上記巻き方向反転部より内側であって他方の上
記ダミーケーブルの上記巻き方向反転部より外側、すな
わち凸面側のダミーケーブル間領域に配置され、上記固
定ケース部材に対して上記可動ケース部材が回転したと
きに、上記ケーブル付勢手段の一部が一方の上記ダミー
ケーブルの上記巻き方向反転部の内側面又は他方の上記
ダミーケーブルの上記巻き方向反転部の外側面に当接し
て押されて、全体的に移動することを特徴とする。
【0011】上記構成において、固定ケース部材に対し
て可動ケース部材が巻き方向反転部の内側方向に回動す
ると、各ケーブルは、固定ケース部材に対する巻きが解
放されるとともに、可動ケース部材に対して巻きつき、
各巻き方向反転部は、可動ケース部材の回転方向と同じ
方向に移動する。言い換えると、ダミーケーブル間領域
は、可動ケース部材の回転方向と同じ方向に移動する。
そして、ケーブル付勢手段は、一方すなわち内側のダミ
ーケーブルの巻き方向反転部の内側面に押され、他方の
ダミーケーブルの巻き方向反転部の外側面に規制されな
がら、ダミーケーブル間領域とともに移動する。このと
き、ダミーケーブル間領域において、ケーブル付勢手段
の転動部材は、ダミーケーブル間領域に露出した内側ダ
ミーケーブルの内側面を実質的に付勢して、すなわち接
近または当接して、各ケーブルの巻きにたるみが生じる
のを防止する。可動ケース部材が逆方向に回転するとき
には、ケーブル付勢手段は他方のダミーケーブルの巻き
方向反転部の外側面に当接して押され、転動部材が各ケ
ーブルにたるみが生じるのを防止しながら、ダミーケー
ブル間領域とともに移動する。いずれのときにも、フレ
キシブル・フラット・ケーブルの巻き方向反転部は、各
ダミーケーブルの各巻き方向反転部との間に間隔があけ
られていて、ケーブル付勢手段からの力を受けることが
ない。
【0012】したがって、上記構成のUターン式ステア
リングロールコネクタは、フレキシブル・フラット・ケ
ーブルの巻き部分を付勢するコロすなわち転動部材をフ
レキシブル・フラット・ケーブル以外の別の手段、すな
わち2つのダミーケーブルで移動する。
【0013】具体的には、以下の各構成が好ましい。
【0014】第1の構成としては、上記ケーブル付勢手
段の上記転動部材は、上記ダミーケーブル間領域の幅に
大略等しい直径を有しかつ上記ダミーケーブル間領域を
大略満たす複数の円柱部材であり、この円柱部材の軸方
向と上記各ケーブルの巻き中心軸とが平行である。
【0015】上記構成において、固定ケース部材に対し
て可動ケース部材が回転すると、一方のダミーケーブル
の巻き方向反転部は、それに隣接した円柱部材を押す。
押された円柱部材は隣接する円柱部材を押し、次々と円
柱部材は押される。ただし、他端の円柱部材は、他方の
ダミーケーブルの巻き方向反転部によって規制されてい
るので、ダミーケーブル間領域から出ることはない。こ
のとき、円柱部材は、回転しながら、すなわち転がりな
がら移動するので、移動抵抗が小さい。円柱部材は、ダ
ミーケーブル間領域において、略一定の間隔で一方のダ
ミーケーブルを介して各ケーブルを付勢し、各ケーブル
の固定ケース部材及び可動ケース部材に対する各巻き部
分にたるみが生じるのを防止する。
【0016】第2の構成としては、円柱部材の代わりに
球状部材を用いる。すなわち、上記ケーブル付勢手段の
上記転動部材は、上記ダミーケーブル間領域の幅に大略
等しい直径を有しかつ上記ダミーケーブル間領域を大略
満たす複数の球形状の球状部材である。
【0017】上記構成においても、円柱部材と同様に、
球状部材はダミーケーブルの巻き方向反転部に押されて
転がりながら移動し、各ケーブルの巻き部分にたるみが
生じるのを防ぐ。隣接する球状部材間の摩擦は、円柱部
材の場合より小さくなる。好ましくは、質量を小さくす
るため、球状部材は中空の樹脂製ボールとする。
【0018】第3の構成としては、一方の上記ダミーケ
ーブルの上記巻き方向反転部の上記内側面と他方の上記
ダミーケーブルの上記巻き方向反転部の上記外側面と
に、すなわち各巻き方向反転部の各当接面にそれぞれ当
接する上記ケーブル付勢手段の上記各一部は、上記ダミ
ーケーブルの上記巻き方向反転部のこれらの各当接面に
それぞれ沿った形状の湾曲面を有する。
【0019】上記構成において、ダミーケーブルの巻き
方向反転部は、全体的にケーブル付勢手段の一部すなわ
ち湾曲面を有する当接面に摺接して、ケーブル付勢手段
を押すので、ケーブル付勢手段は円滑に移動する。ま
た、ダミーケーブルは、その巻き方向反転部において円
滑に変形する。
【0020】上記構成において、ケーブル付勢手段は、
各ダミーケーブルの各巻き方向反転部に当接する当接面
を有する別個独立の部材を含み、その部材間に転動部材
たとえば球状部材が配置され、各部材が連結されない構
成とすることも可能である。
【0021】好ましくは、上記ケーブル付勢手段は、上
記ダミーケーブル間領域の幅に大略等しい直径を有する
複数の円柱部材がその軸方向を上記各ケーブルの巻き中
心軸と平行にして円弧状に連結されかつ両端に曲面部材
が固定された1つのユニット部材であって、上記ダミー
ケーブル間領域に配置されたときに、上記各曲面部材の
各外側面が、一方の上記ダミーケーブルの上記巻き方向
反転部の上記内側面と他方の上記ダミーケーブルの上記
巻き方向反転部の上記外側面とにそれぞれ沿った形状の
湾曲面を有する。
【0022】上記構成において、固定ケース部材に対し
て可動ケース部材が回転すると、ユニット部材の両端の
曲面部材の外側面すなわち両端面のどちらか一方がダミ
ーケーブの巻き方向反転部によって押され、ユニット部
材は移動する。このとき、ダミーケーブル間領域におい
て、ユニット部材の円柱部材の外周面が一方のダミーケ
ーブルを介して各ケーブルの巻きを付勢し、各ケーブル
の巻きにたるみが生じるのを防止する。ユニット部材の
両端面はダミーケーブルの巻き方向反転部に沿う形状で
あり、ダミーケーブルの巻き方向反転部が全体的に摺接
して押すので、ユニット部材は円滑に移動する。また、
ダミーケーブルは、その巻き方向反転部において、円滑
に変形する。なお、各円柱部材は、回転自在であること
が好ましい。
【0023】上記説明した各構成のステアリングロール
コネクタは、2つのダミーケーブルを備えているが、1
つのダミーケーブルのみを備える構成とすることも可能
である。
【0024】すなわち、ステアリングロールコネクタ
は、両端部が上記固定ケース部材および上記可動ケース
部材にそれぞれ固定された1つのダミーケーブルを上記
フレキシブル・フラット・ケーブルに重ね巻きし、か
つ、上記フレキシブル・フラット・ケーブルの上記巻き
方向反転部より内側であって上記ダミーケーブルの上記
巻き方向反転部より外側の第1領域の方が、上記フレキ
シブル・フラット・ケーブルの上記巻き方向反転部より
外側であって上記ダミーケーブルの上記巻き方向反転部
より内側の第2領域より狭くなるように、上記フレキシ
ブル・フラット・ケーブルおよび上記ダミーケーブルの
巻き方向反転部を周方向に間隔をあけて配置する。上記
ケーブル付勢手段は、上記第2領域に配置され、一端に
は上記ダミーケーブルの上記巻き方向反転部を挾持する
挾持溝が形成された係合部材を含み、他端は上記フレキ
シブル・フラット・ケーブルとの間に間隔を有する。上
記ケーブル付勢手段は、上記固定ケース部材に対して上
記可動ケース部材が回転したときに、上記係合部材が上
記ダミーケーブルの上記巻き方向反転部に押され又は引
かれて、全体的に移動することを特徴とする。
【0025】上記構成において、固定ケース部材に対し
て可動ケース部材が回転すると、係合部材の挾持溝の溝
面がダミーケーブルの巻き方向反転部に当接して押され
又は引かれ、ケーブル付勢手段は第2領域とともに全体
的に移動する。このとき、ケーブル付勢手段の転動部材
は、ダミーケーブルを介して各ケーブルの巻きを付勢
し、各ケーブルにたるみが生じるのを防止する。フレキ
シブル・フラット・ケーブルの巻き方向反転部は、ダミ
ーケーブルの巻き方向反転部との間に第1領域により間
隔があけられていてダミーケーブルに係合するケーブル
付勢手段の一端の係合部材からの干渉を受けず、またケ
ーブル付勢手段の他端との間に間隔を有するので、ケー
ブル付勢手段から力を受けることがない。
【0026】したがって、上記構成のUターン式ステア
リングロールコネクタは、フレキシブル・フラット・ケ
ーブルの巻きを付勢するコロすなわち転動部材をフレキ
シブル・フラット・ケーブル以外の別の手段、すなわち
1つのダミーケーブルで移動する。
【0027】上記構成において、係合部材を別個の部材
とすることも可能であり、また、転動部材として、たと
えば球状部材を備える構成も可能である。
【0028】好ましくは、上記ケーブル付勢手段は、上
記第2領域の幅に大略等しい直径を有する複数の円柱部
材がその軸方向を上記各ケーブルの巻き中心軸と平行に
して円弧状に連結されかつ一端に上記ダミーケーブルの
上記巻き方向反転部を挾持する挾持溝が形成された係合
部材が固定された1つのユニット部材であって、上記第
2領域に配置されたときに、上記係合部材の上記挾持溝
の各溝面が、上記ダミーケーブルの上記巻き方向反転部
の両面にそれぞれ沿った湾曲面を有する。
【0029】上記構成において、固定ケーブル部材に対
して可動ケーブル部材が回転すると、ユニット部材の一
端に設けられた挾持溝はダミーケーブルの巻き方向反転
部に係合するので、ユニット部材はダミーケーブルの巻
き方向反転部とともに移動する。このとき、円柱部材は
ダミーケーブルを付勢し、各ケーブルに巻きのたるみが
生じるのを防止する。また、ユニット部材は、フレキシ
ブル・フラット・ケーブに触れることなく、ダミーケー
ブルによって移動されるので、フレキシブル・フラット
・ケーブルには力が作用しない。なお、各円柱部材は、
回転自在であることが好ましい。
【0030】好ましくは、上記各ケーブル付勢手段の外
面にはグリスが塗布される。
【0031】上記構成において、グリスの粘着力によ
り、ケーブル付勢手段が移動するときの移動音や、ケー
ブル付勢手段とダミーケーブルとの間の遊び音等の発生
を防止することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、図2〜図6に示した本発
明の各実施形態に係るステアリングロールコネクタにつ
いて詳細に説明する。図2は、本発明の第1実施形態の
ステアリングロールコネクタのコネクタケースの軸直角
断面図である。図3は、回転部材とその材料との斜視図
である。図4は、本発明の第2実施形態で用いるユニッ
ト部材の斜視図である。図5は、本発明の第3実施形態
で用いるユニット部材の斜視図である。図6は、図4お
よび図5のユニット部材を収納するステアリングロール
コネクタのコネクタケースの軸方向断面図である。
【0033】まず、第1実施形態について、図2および
図3を参照しながら説明する。
【0034】第1実施形態のステアリングロールコネク
タの基本構成は従来例と同様であって、固定ケース部材
12と可動ケース部材14とが組み合わさってドーナツ
状のケーブル収納空間11を有するコネクタケース10
が構成される。固定ケース部材12は、平リング状の底
壁(図示せず)と、この外周に接続する外周壁12aとを
有する。一方、可動部材14は、平リング状の底壁部材
又は上壁部材(図示せず)と、その内周に接続する内周壁
14aとを有する。固定ケース部材12はステアリング
・コラム側に固定され、可動ケース部材14は、ハンド
ルとともに回動すべく固定ケース部材12に対して回動
自在に装着される。このコネクタケース10をステアリ
ング・コラムに装着したときには、ステアリングシャフ
トが可動ケース部材14の内側の貫通穴15を挿通す
る。
【0035】コネクタケース10のケーブル収納空間1
1内には、フレキシブル・フラット・ケーブル16と、
その両面にそれぞれ重ねた2つのダミーケーブル20お
よび22とを渦巻状に収納している。すなわち、フレキ
シブル・フラット・ケーブル16および両ダミーケーブ
ル20,22は、その各一端部を固定ケース部材12の
外周壁12aの内面側の所定位置に固定し、固定ケース
部材12の外周壁12の内面に沿って一方向に巻いてい
る。そして、フレキシブル・フラット・ケーブル16お
よび両ダミーケーブル20,22は、途中でその巻き方
向を反転し、今度は可動ケース部材14の内周壁14a
の外面に沿って逆方向に巻き、各ケーブル16,20,2
2の各他端部を可動ケース部材14の内周壁14aの外
面側の所定位置に固定している。フレキシブル・フラッ
ト・ケーブル16および両ダミーケーブル20,22
は、それらの各巻き方向反転部16a,20a,22aにお
いて、互いに適宜距離離れているが、固定ケース部材1
2の外周壁12aの内面および可動ケース部材14の内
周壁14aの外面に沿っての巻き部分では、互いに接触
している。以下において、フレキシブル・フラット・ケ
ーブル16の巻き方向反転部16aより内側のダミーケ
ーブル20を内側ダミーケーブル20といい、巻き方向
反転部16aより外側のダミーケーブル22を外側ダミ
ーケーブル22という。
【0036】コネクタケース10のケーブル収納空間1
1は、フレキシブル・フラット・ケーブル16の巻き方
向反転部16aと両ダミーケーブル20,22の巻き方向
反転部20a,22aとにより、3つの領域11a,11b,
11cに区画される。すなわち、フレキシブル・フラッ
ト・ケーブル16の巻き方向反転部16aより内側であ
りかつ内側ダミーケーブル20の巻き方向反転部20a
より外側である第1領域11aと、フレキシブル・フラ
ット・ケーブル16の巻き方向反転部16aより外側で
ありかつ外側ダミーケーブル22の巻き方向反転部22
aより内側である第2領域11bと、内側ダミーケーブル
20の巻き方向反転部20aより内側でありかつ外側ダ
ミーケーブル22の巻き方向反転部22aより外側であ
る第3領域すなわちダミーケーブル間領域11cとであ
る。可動ケース部材14が固定ケース部材12に対して
回転すると、フレキシブル・フラット・ケーブル16お
よび両ダミーケーブル20,22の巻き状態が変化し、
各巻き方向反転部16a,20a,22aが移動する。した
がって、上記の3つの領域11a,11b,11cも、固定
ケース部材12および可動ケース部材14に対して、移
動することになる。
【0037】上記の3つの領域11a,11b,11cのう
ち第3領域11cには、円筒形状の複数の回転部材24
を、回転部材24の軸方向と各ケーブル16,20,22
の巻き中心軸とが平行になるように、配置する。回転部
材24の円筒外周面は、第3領域11cに露出している
内側ダミーケーブル20の巻き方向反転部20aより内
側の内側面22bに軽く接触するか、わずかにすき間が
生じる程度の大きさとする。回転部材24は、第3領域
11cにおける周方向のすき間ができるだけ小さくなる
ように、適宜個数設けることが好ましい。
【0038】回転部材24は、後述するように、可動ケ
ース部材14が固定ケース部材12に対して回転する
と、第3領域11cとともに移動するが、このときの音
の発生を防止するため、回転部材24の質量を軽くする
ことが好ましい。したがって、回転部材24は、たとえ
ば図3に示すように、丸棒形状の樹脂棒材26、好まし
くは樹脂製管材すなわち樹脂製チューブを適宜長さに切
断して形成する。また、グリスの粘着力によって音の発
生を防止するために、好ましくは、回転部材24の外面
にグリスを塗布する。
【0039】上記のように構成されたステアリングロー
ルコネクタは、可動ケース部材14が固定ケース部材1
2に対して、各ケーブル16,20,22の各巻き方向反
転部16a,20a,22aの内側方向、すなわち図2にお
いて矢印50で示す左方向すなわち反時計方向に回転す
ると、フレキシブル・フラット・ケーブ16および両ダ
ミーケーブル20,22は、それぞれ、固定ケース部材
12の外周壁12aに対する巻きがほどけ、可動ケース
部材14の内周壁14aに対して巻きつくようになる。
このとき、内側ダミーケーブル20の巻き方向反転部2
0aより内側の内側面20bは、隣接する回転部材24を
可動ケース部材14の回転方向すなわち左方向に押す。
これによって、第3領域11c内の隣接する各回転部材
24は、連鎖的に押され、第3領域1cとともに移動す
る。
【0040】一方、可動ケース部材14が固定ケース部
材12に対して、ケーブル16,20,22の巻き方向反
転部16a,20a,22aの外側方向、すなわち図2にお
いて矢印51で示す右方向すなわち時計方向に回転する
と、フレキシブル・フラット・ケーブ16および両ダミ
ーケーブル20,22は、それぞれ、可動ケース部材1
4の内周壁14aに対する巻きがほどけ、固定ケース部
材12の外周壁12aに対して巻きつくようになる。こ
のとき、外側ダミーケーブル22の巻き方向反転部22
aの外側面22cは、隣接する回転部材24を可動ケース
部材14の回転方向すなわち左方向に押す。これによっ
て、第3領域11c内の隣接する各回転部材24は、連
鎖的に移動する。
【0041】可動ケース部材14がどちらに回転された
場合においても、各回転部材24は、第3領域11cに
露出している内側ダミーケーブル20の内側面24bに
接近又は当接して、各ケーブル16,20,22の巻き部
分を固定ケース部材12の外周壁12aの内面側および
可動ケース部材14の内周壁14aの外面側にそれぞれ
実質的に付勢し、第3領域11cの内側へ各ケーブル1
6,20,22が移動するのを阻止し、各ケーブル16,
20,22の巻き部分にたるみが生じるのを防ぐ。つま
り、回転部材24は、第3領域11cにおいて、各ケー
ブル16,20,22が固定ケース部材12および可動ケ
ース部材14に対してそれぞれ巻いている状態を保持す
る。また、第1および第2領域11a,11bは第3領域
に対して小さいので、第1および第2領域11a,11b
においては、各ケーブル16,20,22の弾性によっ
て、その巻き状態が保持される。
【0042】上記のように、可動ケース部材14が固定
ケース部材12に対して回転するときに、回転部材24
は2つのダミーケーブル20,22によって移動される
が、フレキシブル・フラット・ケーブル16の巻き方向
反転部16aは2つのダミーケーブル20,22によって
隔離されているので、フレキシブル・フラット・ケーブ
ル16の巻き方向反転部16aには、回転部材24が移
動するための力は作用しない。
【0043】したがって、フレキシブル・フラット・ケ
ーブル16以外の部材、すなわちダミーケーブル20,
22によって、転動部材すなわち回転部材24が移動さ
れる。
【0044】次に、第2実施形態について、図4および
図6を参照しながら説明する。この実施形態において
は、上記の複数の回転部材24の代わりに、1つのユニ
ット部材30をコネクタケース10のケーブル収納空間
11の第3領域11cに配置する。そして、ユニット部
材30は、第1実施形態と同様に、2つのダミーケーブ
ル20,22の各巻き方向反転部20a,22aによって移
動される。
【0045】すなわち、ユニット部材30は、不連続平
リング状の接続部32と、適宜間隔で接続部32の両面
に突設された複数の円筒支持軸33と、この円筒支持軸
の下部に回転自在に固定された円筒部材34と、接続部
32の両端に設けられ接続部32を含む面に対して直角
方向に筒面が延在する半割れ円筒状の前部当接部36お
よび後部当接部38とを備える。前部当接部36はその
凸面36aが外側となり、後部当接部38はその凹面3
8aが外側となる。
【0046】一方、コネクタケース10xは、図6に示
すように、各ケーブル16,20,22を収納するドーナ
ツ状のケーブル収納空間11の上部に連続し、ケーブル
収納空間11より両側に幅が広いドーナツ状の第2空間
11xを有する。ユニット部材30は、その下部がケー
ブル収納空間11の第3領域11cに、その上部が第2
空間11xに配置される。すなわち、ユニット部材30
の接続部34の下面が第2空間11xの下部の段面11y
に摺接し、円筒部材34は、ケーブル収納空間11の第
3領域11c内において、内側ダミーケーブル20を介
して各ケーブル16,20,22の固定ケース部材12及
び可動ケース部材14に対する各巻き部分を実質的に付
勢する。また、ユニット部材30の両端外側の凸面36
aおよび凹面38aは、ダミーケーブル20,22の各巻
き方向反転部20a,22aに沿う。
【0047】上記構成において、可動ケース部材14が
固定ケース部材12に対して、各ケーブル16,20,2
2の各巻き方向反転部16a,20a,22aの内側方向に
回転すると、ユニット部材30の前部当接部36の凸面
36aは、ダミーケーブル20の巻き方向反転部20aの
内側面20bに押される。これにより、ユニット部材3
0は、ケーブル収納空間11の第3領域11cとともに
移動する。一方、可動ケース部材14が固定ケース部材
12に対して逆方向に回転すると、ユニット部材30の
後部当接部38の凹面38aは外側ダミーケーブル22
の巻き方向反転部22aの外側面22cに押され、ユニッ
ト部材30は逆方向に移動する。
【0048】どちらの場合においても、ユニット部材3
0の円筒部材34は、第3領域に露出した内側ダミーケ
ーブル20の内側面20bに接近又は当接しながら移動
するので、第1実施形態と同様に、各ケーブル16,2
0,22の各巻き部分でたるみが生じるのを防ぐ。ま
た、第1実施形態と同様に、フレキシブル・フラット・
ケーブル16の巻き方向反転部16aには、ユニット部
材30が移動するための力は作用しない。
【0049】したがって、フレキシブル・フラット・ケ
ーブル16以外の部材、すなわちダミーケーブル20,
22によって、転動部材すなわち円筒部材34を含むユ
ニット部材30が移動される。
【0050】上記第1および第2実施形態では、2つの
ダミーケーブルを用いているが、次に、外側ダミーケー
ブル22を用いず、内側ダミーケーブル20だけを用い
る第3実施形態を説明する。
【0051】すなわち、第2実施形態と大略同様に構成
されたコネクタケース11xに、ユニット部材40を収
納する。この実施形態においては、ダミーケーブルは、
図2に示した外側ダミーケーブル22を備えず、内側ダ
ミーケーブル20のみを備える。ケーブル16,20が
収納されるコネクタケース10xのケーブル収納空間1
1は、フレキシブル・フラット・ケーブル16の巻き方
向反転部16aより内側であってダミーケーブル20の
巻き方向反転部20aより外側の第1領域と、フレキシ
ブル・フラット・ケーブル16の巻き方向反転部16a
より外側であってダミーケーブル20の巻き方向反転部
20aより内側の第2領域とからなり、第1領域の方が
第2領域より狭い。
【0052】ユニット部材40は、第2実施形態と同様
に、円筒支持軸43を有する接続部42と円筒部材44
とを備えるが、接続部42の前端には係合部材46を備
え、接続部42の後端49には何も備えない。係合部材
46には、接続部42より下部に挾持溝48が形成さ
れ、挾持溝48の対向する溝面48aは、ダミーケーブ
ル20の巻き方向反転部20aに沿う湾曲形状となって
いる。係合部材46は、コネクタケースのケーブル収納
空間11において、フレキシブル・フラット・ケーブル
16の巻き方向反転部16aに接触しないように構成さ
れている。一方、ユニット部材40の接続部42の他端
49側も、フレキシブル・フラット・ケーブル16の巻
き方向反転部16aに接触しないように構成されてい
る。つまり、接続部42の湾曲長さはケーブル収納空間
11の第2領域の周方向長さより若干短くなるように構
成されている。
【0053】ユニット部材40は、係合部材46の挾持
溝48にダミーケーブル20の巻き方向反転部20aが
係合した状態で、コネクタケース10x内に収納され
る。このとき、第2実施例と同様に、ユニット部材40
の接続部42の下面より下部はケーブル収納空間の第2
領域に配置され、接続部42の下面より上部は、第2空
間11xに配置される。
【0054】上記構成において、固定ケース部材12に
対して可動ケース部材12が回転すると、移動するダミ
ーケーブル20の巻き方向反転部20aは、ユニット部
材40の係合部材46の挾持溝48の一方の溝面48a
に摺接して押し又は引き、それによって、ユニット部材
40はダミーケーブル20の巻き方向反転部20aとと
もに移動する。このとき、ユニット部材40の円筒部材
44の外周面は、ケーブル収納空間11の第2領域に露
出したダミーケーブル20の内側面20bに接近又は当
接して、同様に、各ケーブル16,20の巻き状態を保
持する。また、ユニット部材40の両端、すなわち係合
部材46および他端49は、フレキシブル・フラット・
ケーブル16の巻き方向反転部16aに接触すなわち干
渉しない。
【0055】したがって、フレキシブル・フラット・ケ
ーブル16以外の部材、すなわち1つのダミーケーブル
20によって、転動部材すなわち円筒部材44を含むユ
ニット部材40が移動される。
【0056】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
たとえば、第1実施形態において、3以上のダミーケー
ブルを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コロを用いた従来例のステアリングロールコ
ネクタの断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態のステアリングロール
コネクタの軸直角断面図である。
【図3】 図3のステアリングロールコネクタで用いる
回転部材とその材料との斜視図である。
【図4】 本発明の第2実施形態で用いるユニット部材
の斜視図である。
【図5】 本発明の第3実施形態で用いるユニット部材
の斜視図である。
【図6】 図4および図5のユニット部材を用いるステ
アリングロールコネクタのコネクタケースの軸方向断面
図である。
【符号の説明】
10 コネクタケース 11 ケーブル収納空間 11x 第2空間 11y 段面 11a 第1領域 11b 第2領域 11c 第3領域(ダミーケーブル間領域) 12 固定ケース部材 12a 外周壁 14 回転ケース部材 14a 内周壁 15 貫通穴 16 フレキシブル・フラット・ケーブ 16a 巻き方向反転部 20 内側ダミーケーブル 20a 巻き方向反転部 20b 内側面 22 外側ダミーケーブル 22a 巻き方向反転部 22c 外側面 24 回転部材(転動部材、ケーブル付勢手段) 26 棒材 30 ユニット部材(ケーブル付勢手段) 32 接続部 33 円筒支持軸 34 円筒部材(転動部材、円柱部材) 36 前部当接部 36a 当接面 38 後部当接部 38a 当接面 40 ユニット部材(ケーブル付勢手段) 42 接続部 43 円筒支持軸 44 円筒部材(転動部材、円柱部材) 46 係合部材 48 挾持溝 48a 溝面 49 他端 50,51 矢印

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング・コラム側に固定される固
    定ケース部材(12)と、ハンドルとともに回動すべく上
    記固定ケース部材(12)に対して回動自在に装着された
    可動ケース部材(14)とを備えたコネクタケース(10)
    内に、フレキシブル・フラット・ケーブル(16)を上記
    固定ケース部材(12)に対する巻き方向と上記可動ケー
    ス部材(14)に対する巻き方向とを逆方向としかつ上記
    固定ケース部材(12)に対する巻きと上記可動ケース部
    材(14)に対する巻きとの間の渡り部分に巻き方向を反
    転する巻き方向反転部(16a)を形成して渦巻き状に収
    納し、かつ、該ケーブル(16)の一端を上記固定ケース
    部材(12)側に、他端を上記可動ケース部材(14)側に
    それぞれ固定してなり、さらに、上記フレキシブル・フ
    ラット・ケーブル(16)の上記固定ケース部材(12)に
    対する巻き及び上記可動ケース部材(14)に対する巻き
    を付勢し自在に動き回る複数の転動部材(24,34)を
    含むケーブル付勢手段(24,30)を備えたステアリン
    グロールコネクタにおいて、 両端部が上記固定ケース部材(12)および上記可動ケー
    ス部材(14)にそれぞれ固定された2つのダミーケーブ
    ル(20,22)を上記フレキシブル・フラット・ケーブ
    ル(16)の両側にそれぞれ重ね巻きし、上記フレキシブ
    ル・フラット・ケーブル(16)および上記両ダミーケー
    ブル(20,22)の各巻き方向反転部(16a,20a,22
    a)を周方向に間隔(11a,11b)をあけて配置し、 上記ケーブル付勢手段(24,30)は、上記フレキシブ
    ル・フラット・ケーブル(16)の上記巻き方向反転部
    (16a)の内側にある一方の上記ダミーケーブル(20)
    の上記巻き方向反転部(20a)より内側であって他方の
    上記ダミーケーブル(22)の上記巻き方向反転部(22
    a)より外側のダミーケーブル間領域(11c)に配置さ
    れ、上記固定ケース部材(12)に対して上記可動ケース
    部材(14)が回転したときに、上記ケーブル付勢手段
    (24,30)の一部(36a,38a)が一方の上記ダミーケ
    ーブル(20)の上記巻き方向反転部(20a)の内側面(2
    0b)又は他方の上記ダミーケーブル(22)の上記巻き方
    向反転部(22a)の外側面(22c)に当接して押されて、
    全体的に移動することを特徴とする、ステアリングロー
    ルコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記ケーブル付勢手段(24,30)の上
    記転動部材(24,34)は、上記ダミーケーブル間領域
    (11c)の幅に大略等しい直径を有しかつ上記ダミーケ
    ーブル間領域(11c)を大略満たす複数の円柱部材(2
    4)であり、該円柱部材(24)の軸方向と上記各ケーブ
    ル(16,20,22)の巻き中心軸とが平行であることを
    特徴とする、請求項1記載のステアリングロールコネク
    タ。
  3. 【請求項3】 上記ケーブル付勢手段(24,30)の上
    記転動部材(24,34)は、上記ダミーケーブル間領域
    (11c)の幅に大略等しい直径を有しかつ上記ダミーケ
    ーブル間領域(11c)を大略満たす複数の球形状の球状
    部材であることを特徴とする、請求項1記載のステアリ
    ングロールコネクタ。
  4. 【請求項4】 一方の上記ダミーケーブル(20)の上記
    巻き方向反転部(20a)の上記内側面(20b)と他方の上
    記ダミーケーブル(22)の上記巻き方向反転部(22a)
    の上記外側面(22c)とにそれぞれ当接する上記ケーブ
    ル付勢手段(24,30)の上記各一部(36a,38a)は、
    上記各ダミーケーブル(20,22)の上記各巻き方向反
    転部(20a,22a)の該各当接面(20b,22c)にそれぞ
    れ沿った形状の湾曲面(36a,38a)を有することを特
    徴とする、請求項1記載のステアリングロールコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 上記ケーブル付勢手段(24,30)は、
    上記ダミーケーブル間領域(11c)の幅に大略等しい直
    径を有する複数の円柱部材(34)がその軸方向を上記各
    ケーブル(16,20,22)の巻き中心軸と平行にして円
    弧状に連結されかつ両端に曲面部材(36,38)が固定
    された1つのユニット部材(30)であって、上記ダミー
    ケーブル間領域(11c)に配置されたときに、上記各曲
    面部材(36,38)の各外側面(36a,38a)が、一方の
    上記ダミーケーブル(20)の上記巻き方向反転部(20
    a)の上記内側面(20b)と他方の上記ダミーケーブル(2
    2)の上記巻き方向反転部(22a)の上記外側面(22c)
    とにそれぞれ沿った形状の湾曲面(36a,38a)を有す
    ることを特徴とする、請求項1又は4記載のステアリン
    グロールコネクタ。
  6. 【請求項6】 ステアリング・コラム側に固定される固
    定ケース部材(12)と、ハンドルとともに回動すべく上
    記固定ケース部材(12)に対して回動自在に装着された
    可動ケース部材(14)とを備えたコネクタケース(10)
    内に、フレキシブル・フラット・ケーブル(16)を上記
    固定ケース部材(12)に対する巻き方向と上記可動ケー
    ス部材(14)に対する巻き方向とを逆方向としかつ上記
    固定ケース部材(12)に対する巻きと上記可動ケース部
    材(14)に対する巻きとの間の渡り部分に巻き方向を反
    転する巻き方向反転部(16a)を形成して渦巻き状に収
    納し、かつ、該ケーブル(16)の一端を上記固定ケース
    部材(12)側に、他端を上記可動ケース部材(14)側に
    それぞれ固定してなり、さらに、上記フレキシブル・フ
    ラット・ケーブル(16)の上記固定ケース部材(12)に
    対する巻き及び上記可動ケース部材(14)に対する巻き
    を付勢し自在に動き回る複数の転動部材(44)を含むケ
    ーブル付勢手段(40)を備えたステアリングロールコネ
    クタにおいて、 両端部が上記固定ケース部材(12)および上記可動ケー
    ス部材(14)にそれぞれ固定された1つのダミーケーブ
    ル(20)を上記フレキシブル・フラット・ケーブル(1
    6)に重ね巻きし、かつ、上記フレキシブル・フラット
    ・ケーブル(16)の上記巻き方向反転部(16a)より内
    側であって上記ダミーケーブル(20)の上記巻き方向反
    転部(20a)より外側の第1領域の方が、上記フレキシ
    ブル・フラット・ケーブル(16)の上記巻き方向反転部
    (16a)より外側であって上記ダミーケーブル(20)の
    上記巻き方向反転部(20a)より内側の第2領域より狭
    くなるように、上記フレキシブル・フラット・ケーブル
    (16)および上記ダミーケーブル(20)の巻き方向反転
    部(16a,20a)を周方向に間隔をあけて配置し、 上記ケーブル付勢手段(40)は、上記第2領域に配置さ
    れ、一端には上記ダミーケーブル(20)の上記巻き方向
    反転部(20a)を挾持する挾持溝(48)が形成された係
    合部材(48)を含み、他端は上記フレキシブル・フラッ
    ト・ケーブルとの間に間隔を有し、上記固定ケース部材
    (12)に対して上記可動ケース部材(14)が回転したと
    きに、上記係合部材(48)が上記ダミーケーブル(20)
    の上記巻き方向反転部(20a)に押され又は引かれて、
    全体的に移動することを特徴とする、ステアリングロー
    ルコネクタ。
  7. 【請求項7】 上記ケーブル付勢手段(40)は、上記第
    2領域の幅に大略等しい直径を有する複数の円柱部材
    (44)がその軸方向を上記各ケーブル(16,20)の巻
    き中心軸と平行にして円弧状に連結されかつ一端に上記
    ダミーケーブル(20)の上記巻き方向反転部(20a)を
    挾持する挾持溝(48)が形成された係合部材(46)が固
    定された1つのユニット部材(40)であって、上記第2
    領域に配置されたときに、上記係合部材(46)の上記挾
    持溝(48)の各溝面(48a)が、上記ダミーケーブル(2
    0)の上記巻き方向反転部(20a)の両面にそれぞれ沿っ
    た湾曲面を有することを特徴とする、請求項6記載のス
    テアリングロールコネクタ。
  8. 【請求項8】 上記ケーブル付勢手段(24,30,40)
    の外面にはグリスが塗布されたことを特徴とする、請求
    項1〜7記載のステアリングロールコネクタ。
JP7191541A 1995-07-27 1995-07-27 ステアリングロールコネクタ Pending JPH0945446A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2685571A4 (en) * 2011-03-09 2014-08-20 Furukawa Electric Co Ltd ROTATABLE CONNECTOR

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2685571A4 (en) * 2011-03-09 2014-08-20 Furukawa Electric Co Ltd ROTATABLE CONNECTOR
JP5654025B2 (ja) * 2011-03-09 2015-01-14 古河電気工業株式会社 回転コネクタ装置

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