JPH04328071A - ケーブルリール - Google Patents

ケーブルリール

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JPH04328071A
JPH04328071A JP12449991A JP12449991A JPH04328071A JP H04328071 A JPH04328071 A JP H04328071A JP 12449991 A JP12449991 A JP 12449991A JP 12449991 A JP12449991 A JP 12449991A JP H04328071 A JPH04328071 A JP H04328071A
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cable
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flexible
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弘典 加藤
Kunihiko Sasaki
邦彦 佐々木
Hiroyuki Sakauchi
拓之 坂内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のステアリング
装置等に適用され、固定体と可動体との間の電気的接続
を可撓性ケーブルを利用して行うケーブルリールに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルリールは、固定体と、この固定
体に対して可動自在に装着された可動体との間を可撓性
ケーブルにて連結したもので、自動車のステアリング装
置のように回転数が有限である可動体と固定体との間の
電気的接続手段として用いられている。
【0003】この種のケーブルリールでは、トータルコ
スト中に占める可撓性ケーブルの割合は高く、必要とさ
れる可撓性ケーブルの長さを短くしてコストの低減化を
図るようにしたケーブルリールが米国特許3,763,
455号明細書において提案されている。
【0004】図11は上記特許明細書に開示されたケー
ブルリールの概略構成を示す平面図である。同図に示す
ように、円筒状をなす固定体100に対して可動体10
1が回動自在に装着されており、これら固定体100と
可動体101との間に画成されるリング状の空間102
内には可撓性ケーブル103,104が収納されている
。これら可撓性ケーブル103,104は固定体100
と可動体101にそれぞれ固定された状態で空間102
の外部に導出されており、空間102内で、固定体10
0の外筒部と可動体101の内筒部とに巻回方向を逆向
きにした状態で収納され、その巻き方向が転換される位
置にU字状の反転部が形成されている。さらに、前記空
間102には、その周方向に沿つて複数のローラ105
,106群が配置されており、前記可撓性ケーブル10
3の反転部は一方のローラ105群の1つにループされ
、可撓性ケーブル104の反転部は他方のローラ106
群の1つにループされている。
【0005】このように構成されたケーブルリールにお
いて、例えば可動体101を図11の時計方向に回転す
ると、可撓性ケーブル103,104の反転部も空間1
02の周方向に移動し、可撓性ケーブル103,104
の巻回状態は固定体100の外筒部側が多くなつた巻き
戻し状態となる。これとは逆に、可動体101を反時計
方向に回転すると、可撓性ケーブル103,104の反
転部も同方向に移動し、可撓性ケーブル103,104
は可動体101の内筒部側に多く巻かれた巻き締め状態
となる。なお、かかる巻き締め、巻き戻し時に、各ロー
ラ105,106は可撓性ケーブル103,104の反
転部からの力を受けて同方向に移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来提案に係
るケーブルリールによれば、可撓性ケーブルの巻回方向
を内筒部と外筒部とで逆向きにしているため、可撓性ケ
ーブルを内筒部と外筒部とに同方向に巻回(渦巻き状に
巻回)したケーブルリールに比べると、必要とされる可
撓性ケーブルの長さを格段に短くすることができ、コス
トの低減化が図れる。また、可撓性ケーブルの内筒部に
巻回された部分と外筒部に巻回された部分との間に複数
のローラを配置したため、可撓性ケーブルをリング状の
空間のほぼ全周に亙つて径方向に規制することができ、
巻き締めあるいは巻き戻し動作を円滑に行うことができ
る。
【0007】しかしながら、内筒部に巻回された可撓性
ケーブルと外筒部に巻回された可撓性ケーブルとの間の
寸法(図11の符号Lで示す寸法)は可撓性ケーブルの
巻回状態に応じて変動し、可撓性ケーブルの全てが大径
側の外筒部に巻き戻された場合にL寸法が最大となり、
可撓性ケーブルの全てが小径側の内筒部に巻き締められ
た場合にL寸法が最小となる。このため、最小のL寸法
を想定して空間内に複数のローラを緊密状態に配置した
としても、可撓性ケーブルが内筒部から外筒部側へ巻き
戻されると、内筒部に巻回された可撓性ケーブルの最外
周部分と各ローラとの間に遊びが発生する。したがつて
、かかる状態で可動体を巻き戻し方向に回転すると、内
筒部に巻回された可撓性ケーブルが反転部へ繰り出され
ず、その途中で径方向の外側(外筒部方向)へ膨らむこ
とがあり、これとは逆に、可動体を巻き締め方向に回転
すると、外筒部に巻回された可撓性ケーブルが反転部へ
繰り出されず、その途中で径方向の内側(内筒部方向)
へ膨らむことがあり、いずれの場合も可動体の更なる回
転によりこの膨出部分が座屈して可撓性ケーブルが損傷
するという問題があつた。
【0008】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたものであつて、その目的は、可撓性ケーブ
ルの座屈を防止し、信頼性が高いケーブルリールを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、可撓性ケーブルを内筒部の外周面と外筒
部の内周面のほぼ全周に亙つて押圧付勢する弾性部材を
設けたことを最も主要な特徴としている。
【0010】
【作用】可動体を一方向に回転すると、可撓性ケーブル
はそのU字状反転部が同方向へ移動することにより、内
筒部に巻き締められたり、あるいは外筒部に巻き戻され
る。この場合、内筒部に巻回される可撓性ケーブルと外
筒部に巻回される可撓性ケーブルは、弾性部材によつて
それぞれ内筒部と外筒部の周面方向に押圧付勢されてい
るため、可動体を巻き戻し方向と巻き締め方向のいずれ
の方向に回転した場合でも、可撓性ケーブルは反転部を
経て外筒部あるいは内筒部へと確実に繰り出され、反転
部に至る途中で座屈することはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の第1実施例に係るケーブルリールの
一部を破断して示す分解斜視図、図2はそのケーブルリ
ールの上ケースの一部を省略して示す平面図、図3は図
2のA−A線に沿う断面図、図4はそのケーブルリール
に備えられる連結部材の一部を破断して示す平面図であ
る。
【0012】これらの図に示すように、本実施例に係る
ケーブルリールは、下ケース1と、この下ケース1に対
して回動自在に装着された上ケース2と、両ケース1,
2間に収納された可撓性ケーブル3と、この可撓性ケー
ブル3の間に配置された連結部材4、この連結部材4に
保持された複数のローラ5およびスプリング6とで概略
構成されている。
【0013】下ケース1は、中央にセンタ孔7が開設さ
れた底板8と、この底板8の外周に立設された外筒部9
とを有し、全体的に有底円筒状に形成されている。一方
、上ケース2は中央に内筒部10が垂設された天板11
を有し、内筒部10が前記センタ孔7に、天板11の外
縁が外筒部9にそれぞれガイドされることにより、下ケ
ース1に対して回動自在に連結されており、下ケース1
の底板8および外筒部9と上ケース2の天板11および
内筒部10とで平面視リング状の空間12が画成されて
いる。
【0014】可撓性ケーブル3は、互いに平行な導線を
一対の絶縁フイルムでラミネートしたフラツトケーブル
と呼ばれるものからなり、本実施例の場合は5本の導線
を埋設したフラツトケーブルが使用されている。図2に
示すように、可撓性ケーブル3の一端は前記外筒部9に
固定された第1のコネクタ13に接続され、該第1のコ
ネクタ13を介して下ケース1の外部に導出されている
。一方、可撓性ケーブル3の他端は前記内筒部10に固
定された第2のコネクタ14に接続され、該第2のコネ
クタ14を介して上ケース2の外部に導出されている。 また、可撓性ケーブル3は、第1のコネクタ13から外
筒部9の内壁に反時計方向に巻回され、そこからU字状
に反転し(以下、これを反転部3aという)、さらに内
筒部10の外壁周りに時計方向に巻回されて第2のコネ
クタ13に至るよう、前記空間12内に収納されている
【0015】連結部材4は一対の平面視C字状のものか
らなり、前記空間12内に所定間隔を介して対向するよ
う配置されている。これら連結部材4の相対向する内面
には径方向に延びるガイド溝4aが周方向に一定の間隔
を保って形成されており、各ガイド溝4aには対をなす
ローラ5がスプリング6を介してそれぞれ出入可能に配
置されている。したがつて、連結部材4の外周縁より突
出する各ローラ5(以下、これらに5aを付す)は、ス
プリング6によつて径方向外側つまり前記外筒部9の内
周面方向へ弾性付勢され、連結部材4の内周縁より突出
する各ローラ5(以下、これらに5bを付す)は、スプ
リング6によつて径方向内側つまり前記内筒部10の外
周面方向へ弾性付勢される。なお、前記可撓性ケーブル
3の反転部3aは、連結部材4の一端の周面にループさ
れている。
【0016】次に、前記下ケース1を固定体として用い
、前記上ケース2を可動体として用いた場合を例にとつ
て、上記実施例に係るケーブルリールの動作を説明する
。まず、図2に示す状態から上ケース2を時計方向に回
転すると、可撓性ケーブル3の反転部3aは上ケース2
よりも少ない回動量だけ時計方向に移動し、該移動量に
等しい長さの可撓性ケーブル3が外筒部9側から繰り出
されて内筒部10側に巻き締めされる。この場合、可撓
性ケーブル3の反転部3aは連結部材4の一端の周面と
比較的小さな摩擦抵抗で接触しながらこれを時計方向に
押圧移動し、また各ローラ5a,5bはスプリング6の
弾性力によつて外筒部9方向と内筒部10方向とに付勢
されているため、ローラ5a群は外筒部9に巻回された
可撓性ケーブル3上を、ローラ5b群は内筒部10に巻
回された可撓性ケーブル3上をそれぞれ連結部材4に保
持されたまま時計方向に移動する。したがつて、これら
の各ローラ5a群によつて、外筒部9に巻回された可撓
性ケーブル3は径方向内側に膨出偏倚することが防止さ
れ、外筒部9側の可撓性ケーブル3はスムーズに反転部
3a方向に繰り出されて内筒部10側に巻き締められる
【0017】上記とは逆に、図2に示す位置から上ケー
ス2を反時計方向に回転すると、可撓性ケーブル3の反
転部3aは上ケース2よりも少ない回動量だけ反時計方
向に移動し、該移動量に等しい長さの可撓性ケーブル3
が内筒部10側から繰り出されて外筒部9側に巻き戻さ
れる。この場合、可撓性ケーブル3の反転部3aは、反
転部3aがループされた連結部材4の周面と対向する側
の他端の周面と比較的小さな摩擦抵抗で接触しながらこ
れを反時計方向に押圧し、これによつてローラ5a群は
外筒部9に巻回された可撓性ケーブル3上を、ローラ5
b群は内筒部10に巻回された可撓性ケーブル3上をそ
れぞれ連結部材4に保持されたまま反時計方向に移動す
るため、これらの各ローラ5b群によつて、内筒部10
に巻回された可撓性ケーブル3は径方向外側に膨出偏倚
することが防止され、内筒部10側の可撓性ケーブル3
はスムーズに反転部3a方向に繰り出されて外筒部9側
に巻き戻される。
【0018】上記第1実施例に係るケーブルリールにあ
つては、可撓性ケーブル3を反転部3aを介して外筒部
9と内筒部10とに逆向きに巻回してなるため、必要と
される可撓性ケーブル3の長さを短くすることができ、
その結果、トータルコストの低減化が図れると共に小型
化に有利となる。また、外筒部9に巻回された可撓性ケ
ーブル3はスプリング6によつて弾性付勢された各ロー
ラ5a群に接触してほぼ全周に亙つて外筒部9の内周面
方向に押圧されているため、巻き締め動作時に、外筒部
9に巻回された可撓性ケーブル3が径方向内側へ膨出す
ることはなく、同様に内筒部10に巻回された可撓性ケ
ーブル3はスプリング6によつて弾性付勢された各ロー
ラ5b群に接触してほぼ全周に亙つて内筒部10の外周
面方向に弾性付勢されているため、巻き戻し動作時に、
内筒部10に巻回された可撓性ケーブル3が径方向外側
へ膨出することはない。したがつて、上ケース2をいず
れの方向に回転した場合でも、その回転力は可撓性ケー
ブル3の反転部3aへ確実に伝達され、反転部3aに至
る途中で可撓性ケーブル3が径方向へ膨出して座屈する
という不具合を防止できる。さらに、可撓性ケーブル3
と各ローラ5a,5bとは非常に小さな摩擦抵抗で接触
しているため、可撓性ケーブル3をスムーズに移動させ
て、巻き締めあるいは巻き戻し動作を確実に行うことが
できる。
【0019】なお、上記第1実施例では、可撓性ケーブ
ル3の反転部3aを連結部材4の両端の周面にそれぞれ
当接させることにより、連結部材4および該連結部材4
に保持されたローラ5a,5bとスプリング6を反転部
3aの動きに追従させて周方向へ移動させる場合につい
て説明したが、反転部3aがループされる連結部材4の
一端に滑性体を連結し、上ケース2のいずれか一方への
回転時に、反転部3aが該滑性体と当接するようにして
も良い。このようにすると、反転部3aが連結部材4の
端部から大きく離れることがない。
【0020】図5は、上記滑性体として転接ローラ15
を用い、該転接ローラ15を反転部3aがループされる
連結部材4の一端にアーム16を介して連結した実施例
を示す平面図である。この場合、反転部3aは上ケース
2の回転方向に応じて連結部材4または転接ローラ15
と共に小さな摩擦抵抗をもつて接触するため、反転部3
aの周方向への移動はスムーズになる。しかも、転接ロ
ーラ15はアーム16によつて径方向へ揺動可能である
ため、可撓性ケーブル3の巻回状態が外筒部9側で密の
場合は内筒部10側へ、内筒部10側で密の場合は外筒
部9側へそれぞれ揺動・偏倚し、確実に反転部3aをガ
イドできる。
【0021】図6は、上記滑性体として凹状の周面17
aを有する湾曲体17を用いた実施例を示す平面図であ
り、該湾曲体17は、その周面17aが反転部3aを介
して連結部材4の一端と対向するようアーム16によつ
て連結されている。この場合、反転部3aと湾曲体17
との間の摩擦抵抗は図5に示す転接ローラ15に比べる
と幾分大きくなるものの、反転部3aのU字形状が周面
17aによつて維持されるため、反転部3aの変形を確
実に防止することができる。
【0022】図7は、上記滑性体として複数の小ローラ
18を用い、これら小ローラ18を平面視T字状の揺動
レバー19に軸支した実施例に示す平面図である。この
場合、各小ローラ18の周面をプロットした軌跡が擬似
的な凹状周面をなすよう配置することができるため、反
転部3aとの摩擦抵抗が非常に小さなローラ18を用い
たにも拘らず、反転部3aのU字形状を各小ローラ18
によつて確実に維持することができる。
【0023】また、上記各実施例では、可撓性ケーブル
3が各ローラ5a,5bと直接接触する場合について説
明したが、図8に示すように、各ローラ5a,5bに無
端ベルト20を巻回し、可撓性ケーブル3と各ローラ5
a,5b間に無端ベルト20を介在させるようにしても
良い。この場合、各ローラ5a,5b間の配列ピッチを
大きく設定しても、無端ベルト20によつて可撓性ケー
ブル3が隣接する2つのローラ5aまたは5b間に入り
込むことを防止できるため、必要とされるローラ5a,
5bの数を少なくすることができる。
【0024】図9は、本発明のさらに他の実施例を示す
要部の斜視図である。本実施例が前述した各実施例と異
なる点は、平面視C字状の連結部材21の外周面と内周
面に、合成樹脂や弾性板等からなる弾性舌片22,23
の一端を互いに一定の間隔を保つて複数固着し、これら
弾性舌片22,23の他端を外筒部9に巻回された可撓
性ケーブル3と内筒部10に巻回された可撓性ケーブル
3とに弾接させたことにあり、その余の構成は同じであ
る。したがつて、外筒部9に巻回された可撓性ケーブル
3は、各弾性舌片22自身の弾性力によつて外筒部9の
内周面方向に独立して押圧されることになり、内筒部1
0に巻回された可撓性ケーブル3は、各弾性舌片23自
身の弾性力によつて内筒部10の外周面方向に独立して
押圧されることになり、第1実施例とほぼ同様の効果を
奏することができる。しかも、本実施例の場合、連結部
材21と各弾性舌片22,23とを一体物として取り扱
うことができるため、組立作業性が向上するという効果
もある。
【0025】図10は本発明のさらに他の実施例を示す
要部の斜視図であり、本実施例の場合、平面視C字状に
フォーミングされた一対の板ばね24,25が用いられ
ている。これらの板ばね24,25は弾性に富む金属板
あるいは合成樹脂材からなり、一方の板ばね24は外方
へ拡がる弾性偏倚力が作用するようフォーミングされる
と共に、両端にカール部24aが形成され、他方の板ば
ね25は内方へ縮まる弾性偏倚力が作用するようフォー
ミングされると共に、両端にカール部25aが形成され
ている。そして、両板ばね24,25は前記空間12内
に配置され、一方の板ばね24は外筒部9に巻回された
可撓性ケーブル3を外筒部9の内周面に押圧し、他方の
板ばね25は内筒部10に巻回された可撓性ケーブル3
を内筒部10の外周面に押圧し、反転部3aは両板ばね
24,25の一方のカール部24a,25bにループさ
れる。したがつて、本実施例の場合、可撓性ケーブル3
と板ばね24,25との間の摩擦抵抗は幾分大きくなる
ものの、前述した第1実施例とほぼ同様の効果を期待で
きる。しかも、本実施例の場合、単純形状の板ばね24
,25によつて外筒部9側と内筒部10側での可撓性ケ
ーブル3の座屈を防止できるため、コストの低減化が図
れる。
【0026】なお、上記各実施例では、可撓性ケーブル
3の一例としてフラットケーブルを挙げたが、それの代
りに、導線を絶縁チューブで被覆した丸線ケーブルと呼
ばれる可撓性ケーブルを用いることも可能であり、この
場合は、必要とされる回路数に応じて複数本の丸線ケー
ブルを帯状に一体化すれば良い。
【0027】また、上記各実施例では、上ケース1を固
定体とし、上ケース2を可動体として用いた場合につい
て説明したが、これとは反対に、上ケース2を固定体と
し、下ケース1を可動体として用いることも可能である
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外筒部に巻回された可撓性ケーブルが径方向内側に座屈
変形することと、内筒部に巻回された可撓性ケーブルが
径方向外側に座屈変形することの両方が防止されるため
、可動体の回転方向に拘らずその回転力で可撓性ケーブ
ルの反転部を確実に周方向へ移動することができ、よつ
て、可動体の回転がスムーズで信頼性の高いケーブルリ
ールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るケーブルリールの一
部を破断して示す分解斜視図である。
【図2】図1のケーブルリールの上ケースの一部を省略
して示す平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1のケーブルリールに備えられる連結部材の
一部を破断して示す平面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るケーブルリールの上
ケースの一部を省略して示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係るケーブルリールの上
ケースの一部を省略して示す平面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るケーブルリールの上
ケースの一部を省略して示す平面図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るケーブルリールの上
ケースの一部を省略して示す平面図である。
【図9】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図である
【図10】本発明の他の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図11】従来例に係るケーブルリールの平面図である
【符号の説明】
1  下ケース(固定体) 2  上ケース(可動体) 3  可撓性ケーブル 3a  反転部 4,21  連結部材 5,5a,5b  ローラ 6  スプリング 9  外筒部 10  内筒部 12  空間 15  転接ローラ(滑性体) 16  アーム 17  湾曲体(滑性体) 17a  周面 18  小ローラ(滑性体) 19  揺動レバー 20  無端ベルト 22,23  弾性舌片 24,25  板ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定体と、この固定体に対して回動自
    在に装着された可動体と、これら固定体と可動体とを連
    結する可撓性ケーブルとを備え、前記可撓性ケーブルは
    、前記固定体と可動体のいずれか一方に設けられた内筒
    部といずれか他方に設けられた外筒部との間に収納され
    ると共に、U字状の反転部を介して前記内筒部と外筒部
    に逆向きに巻回されるようになつているケーブルリール
    において、前記空間内に前記可撓性ケーブルを前記内筒
    部の外周面および外筒部の内周面のほぼ全周に亙つて押
    圧付勢する弾性部材を配置したことを特徴とするケーブ
    ルリール。
  2. 【請求項2】  前記空間内にC字状の移動体を配置し
    、この移動体に前記弾性部材を保持したことを特徴とす
    る請求項1記載のケーブルリール。
  3. 【請求項3】  前記移動体の内周と外周とにそれぞれ
    複数のローラ群を設け、これらのうち対をなすローラ間
    に前記弾性部材を介設したことを特徴とする請求項2記
    載のケーブルリール。
  4. 【請求項4】  前記移動体の一端に前記可撓性ケーブ
    ルの反転部と対向する滑性体を連結したことを特徴とす
    る請求項2または3記載のケーブルリール。
  5. 【請求項5】  前記連結部材がC字状にフオーミング
    された一対の板ばねからなり、これらの板ばねのうち、
    一方は外側に拡がる弾性偏倚力が付与され、他方は内側
    に縮まる弾性偏倚力が付与されていることを特徴とする
    請求項1記載のケーブルリール。
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Cited By (4)

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