JPH0945465A - 輻射加熱装置 - Google Patents

輻射加熱装置

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Publication number
JPH0945465A
JPH0945465A JP21404495A JP21404495A JPH0945465A JP H0945465 A JPH0945465 A JP H0945465A JP 21404495 A JP21404495 A JP 21404495A JP 21404495 A JP21404495 A JP 21404495A JP H0945465 A JPH0945465 A JP H0945465A
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JP
Japan
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radiation
heater
infrared
radiation direction
infrared ray
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JP21404495A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Maehara
泰幸 前原
Yasuhiro Watanabe
靖弘 渡辺
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TPR Co Ltd
Original Assignee
Teikoku Piston Ring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加熱物の色による加熱力の変化が少なく、
かつ、昇温時間が短く、しかも必要な方向へ輻射を集中
させることができる輻射加熱装置を提供する。 【解決手段】 輻射加熱装置1は赤外線ヒータ5を有す
る。赤外線ヒータ5は面状の発熱体の表面に赤外線放射
物質層を被着し、赤外線放射面14から遠赤外線を放射
する。そして、赤外線ヒータ5の前方に輻射方向規制手
段15Aを配置する。輻射方向規制手段15Aは赤外線
ヒータ5の主輻射方向に沿って開孔する多数の空洞部1
7と、これらの空洞部17を画成する赤外線反射性の多
数の隔壁18とを有する。輻射方向規制手段15Aの前
後の少なくとも一方に赤外線反射性を有する反射板21
Aを配置する。反射板21Aと赤外線ヒータ5の主輻射
方向とのなす角度は0°〜65°である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の被加熱物を
輻射加熱する輻射加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の被加熱物を輻射加熱する際に、ヒ
ータ温度が500℃前後の遠赤外線ヒータ、ヒータ温度
が800℃前後の中赤外線ヒータ、あるいはヒータ温度
がより高い近赤外線ヒータが使い分けられている。遠赤
外線ヒータおよび中赤外線ヒータは、近赤外線ヒータと
比較すると、被加熱物の色による加熱力の変化が少ない
等の長所がある。反面、遠赤外線ヒータおよび中赤外線
ヒータは、ヒータの単位輻射面積当りの輻射強度が低い
ので、これを補うためにヒータの輻射体面積を大きくし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このことから、 ・ヒータの熱容量とヒータ入力の比が大きくなるので、
昇温時間が長くなる。ヒータを断続的に使用する場合、
作業能率やエネルギ効率が低下する。 ・放射面の面積が大きいので、輻射加熱装置と被加熱物
との間に間隔を設ける場合、反射板の効率が低下し、必
要な方向へ輻射を集中させることが困難である。 等の不都合がある。
【0004】本発明の課題は、被加熱物の色による加熱
力の変化が少なく、かつ、昇温時間が短く、しかも必要
な方向へ輻射を集中させることができる輻射加熱装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の輻射加熱装置
は、面状の発熱体の表面に被着された赤外線放射物質層
が前記発熱体によって加熱されて前記赤外線放射物質層
の赤外線放射面から赤外線を放射する赤外線ヒータを備
えている。そして、前記赤外線ヒータの前方に輻射方向
規制手段を配置している。輻射方向規制手段は、前記赤
外線ヒータの赤外線放射面に垂直な方向(以下、主輻射
方向という。)に沿って開孔する多数の空洞部と、これ
らの多数の空洞部を画成する赤外線反射性の多数の隔壁
とを有している。本発明の輻射加熱装置は、さらに、前
記輻射方向規制手段の前後の少なくとも一方に赤外線反
射性の反射板を配置している。
【0006】面状の赤外線ヒータは、単位面積当りの入
力エネルギを小さくできるので、放射面温度を低温にす
ることができ、遠赤外線−中赤外線による輻射加熱を行
える。このため、被加熱物の色による加熱力の変化が少
ない。さらに、発熱体の表面に直接赤外線放射物質層が
被着されているので、ヒータ熱容量が小さくなる。これ
により、断続加熱においてもヒータの昇温過程のエネル
ギロスが減少し、被加熱物の加熱・乾燥時間を短くする
ことができる。
【0007】輻射方向規制手段は、空洞部に斜めに入射
する赤外線を赤外線反射性の隔壁で反射させ、輻射加熱
装置の主輻射方向の輻射強度を増加させる。この輻射方
向規制手段は微小な空洞部と赤外線反射性の隔壁を多数
有しているので、輻射方向を規制する作用が大きい。こ
のため、一般のコーン状の反射板に比べると、輻射方向
規制手段の厚さが小さくても目的を達することができ
る。
【0008】輻射方向規制手段の前方に位置する反射板
は、輻射方向規制手段を通過した斜め方向の赤外線を反
射して輻射加熱装置の主輻射方向の輻射強度を増加させ
る。輻射方向規制手段の後方に位置する反射板は、輻射
方向規制手段に入射する赤外線を増加させる。
【0009】以上のように、本発明の輻射加熱装置は、 ・被加熱物の色による加熱力の変化が少なく、 ・断続加熱においても、効率が高く、 ・間隔をおいて加熱する場合でも、必要な方向に輻射を
集中できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の輻射加熱装置の実施の一
形態を図1〜図6によって説明する。輻射加熱機は、図
4に示されているように、一列に横に並んで配置されて
いる3つの輻射加熱装置1で構成されている。以下、輻
射加熱装置1を図1〜図6によって説明する。
【0011】ヒータケース2は図1および図2に示され
ているように、一面が開放した長方形の箱体で、底面に
は、幅方向中央部に3つの端子部挿入孔3が長手方向に
間隔をおいて形成されているとともに、幅方向両端部に
それぞれ2つの取付片挿入孔4が長手方向に間隔をおい
て形成されている。このヒータケース2は赤外線反射性
を有しているステンレス鋼等の金属で形成されている。
ヒータケース2内には3個の赤外線ヒータ5が固定さ
れ、各赤外線ヒータ5の端子部がヒータケース2の端子
部挿入孔3を挿通して外側に突出している。
【0012】赤外線ヒータ5は、図5に示されているよ
うに、発熱体6の表面に赤外線放射物質層13が被着さ
れている構成を有している。図6に発熱体6を形成する
ニクロム等からなる金属板を示してあり、所定部分を折
曲することにより発熱体6が完成される。折曲前の金属
板はジグザグ状に延びている帯板部分6Aの両端に端子
部分6Cが形成されており、図に示されている折り曲げ
線X−XおよびY−Yに沿って、帯板部分6Aの両端部
をそれぞれ逆L字形に折曲して取付部を形成し、かつ、
端子部分6Cは所定の形状に折曲して帯板部分6Aの両
端に起立する端子を形成する。
【0013】この発熱体6は、図5に示されているよう
に、セラミック等からなる絶縁性のケース7に取り付け
られている。ケース7は一面が開放した長方形の箱体で
あり、ケース7の内部において発熱体6の両端部に形成
されている逆L字形の取付部6aが固定具8で固定され
る。発熱体6はケース7に固定された状態で、ジグザグ
状に延びている帯板部分6bがケース7の開放部に配置
されている。
【0014】ケース7の底壁の中央部に形成されている
開口には取付具9が固定されてケース7の底壁から突出
している。取付具9は中央部に熱電対のリード線の挿通
孔10と、その両側に発熱体6の端子6cの挿通孔11
とが貫通して形成されている。発熱体6の端子6cは取
付具9の端子挿通孔11を挿通して取付具9から突出
し、端子6cを通じて発熱体6に通電できるように構成
されている。
【0015】また、発熱体6の帯体部分6bの中央部分
の内面に、ヒータ温度を計測する温度センサとしての熱
電対12が溶接されており、熱電対12のリード線12
aが取付具9のリード線挿通孔10を挿通し、熱電対1
2の信号によってヒータ温度が制御されるように構成さ
れている。
【0016】ケース7の開放部に配置されている発熱体
6の帯板部分6bの外側の表面には、セラミックからな
る赤外線放射物質層13がプラズマ溶射によって所定厚
さで被着されており、発熱体6に通電されると、発熱体
6によって赤外線放射物質層13が直接加熱され、赤外
線放射物質層13の赤外線放射面14から遠赤外線が放
射される。
【0017】輻射方向規制部材15は図1および図2に
示されているように、一面が開放した長方形の箱体で、
ヒータケース2よりも若干小さい大きさを有し、開口側
の端面の各長辺側にそれぞれ一対の取付片16が突出形
成されている。この輻射方向規制部材15が3個の赤外
線ヒータ5を覆うようにヒータケース2内に挿入され、
輻射方向規制部材15の各取付片16がヒータケース2
の取付片挿入孔4に挿入され、かしめられることによっ
て、輻射方向規制部材15は3個の赤外線ヒータ5を覆
うようにしてヒータケース2内に挿入固定されている。
【0018】輻射方向規制部材15は赤外線反射性を有
しているステンレス鋼等の金属からなっており、各面が
両端開放のハニカム構造を有している。すなわち、輻射
方向規制部材15の各面は、図3に示されているよう
に、縦横に格子状に配置された多数の薄板で構成されて
おり、これらの薄板によって長方形の空洞部17が縦横
に隣接して多数形成されている。したがって、赤外線ヒ
ータ5の前方には、赤外線ヒータ5の主輻射方向に沿っ
て開孔している多数の空洞部17と、これらの空洞部1
7を画成している薄板からなる赤外線反射性の隔壁18
とからなる輻射方向規制手段15Aが配置している。
【0019】反射板部材19は、図1および図2に示さ
れているように、赤外線反射性を有しているアルミニウ
ム合金等の金属からなっており、ヒータケース2を収納
する長方形の枠部20と、枠部20の一方の端面から外
側に拡開する4つの反射板21Aからなる角錐状の反射
部21とを備えており、枠部20の一対の長辺側の各端
面にはそれぞれ一対のケース載置片22が内側に突出し
て形成されている。この反射板部材19の枠部20内
に、赤外線ヒータ5と輻射方向規制部材15とを収納固
定したヒータケース2がケース載置片22に当接するよ
うにして配置固定される。これにより、赤外線ヒータ5
の前方に輻射方向規制手段15Aが配置され、輻射方向
規制手段15Aの前方に反射板21Aが配置される。
【0020】反射板部材19の枠部20側には背面カバ
ー23が枠部20を覆うようにして固定されており、枠
部20から突出している赤外線ヒータ5の端子部が保護
される。また、反射板部材19の反射部21側には枠体
24が反射部21の側面および前面の四周を覆うように
して固定されている。枠体24には複数本のガード25
が固定されて枠体24の窓孔に格子状に配置されてい
る。
【0021】ヒータケース2、輻射方向規制手段15
A、および反射板21Aは赤外線反射性を有している金
属、例えばステンレス鋼、アルミニウム合金、あるいは
Crめっきを施したもの等で形成すればよい。
【0022】以下、上記輻射加熱装置の作用を説明す
る。発熱体6に通電されると、発熱体6によって赤外線
放射物質層13が直接加熱され、赤外線放射物質層13
の赤外線放射面14から遠赤外線が放射される。この赤
外線放射面14から放射された遠赤外線は、前方の輻射
方向規制手段15Aに入射する。なお、赤外線ヒータ5
を収納しているヒータケース2も赤外線反射性の金属か
らなっているので、ヒータケース2の側面も赤外線反射
板を構成し、遠赤外線を反射する。このため、輻射方向
規制手段15Aに入射する遠赤外線を増すことができ
る。
【0023】輻射方向規制手段15Aに入射する遠赤外
線は、多数の空洞部17に入り、ここで斜めに入射する
遠赤外線は空洞部17を形成している隔壁18で反射さ
れ、主輻射方向の輻射強度が増す。
【0024】輻射方向規制手段15Aを通過した遠赤外
線は、斜め方向の遠赤外線がさらに反射板部材19の反
射板21Aで反射され、主輻射方向の輻射強度がさらに
増す。
【0025】次に、本発明の輻射加熱装置の実施の別の
形態を、図7〜図9によって説明する。輻射加熱機は自
動車補修塗装乾燥用のもので、台車部30と、台車部3
0に垂設されている柱部31と、上下2個の輻射加熱装
置1が横に3列並んで配置されている6個の輻射加熱装
置1と、6個の輻射加熱装置1と柱部31とを連結し、
輻射加熱装置1の上下位置を調節自在とした可動アーム
32とから構成されている。
【0026】以下、輻射加熱装置1を図7〜図9によっ
て説明する。ヒータマウント40は略正方形の板材の中
央部が前方に膨出成形されて正方形のヒータ取付面41
を有するヒータ取付部42が前方に突出形成されている
板部材であり、ヒータ取付面41に赤外線ヒータ5が固
定される。42aはヒータ取付部42に形成されている
赤外線ヒータ5の端子部の挿入孔である。赤外線ヒータ
5は前記実施の形態において説明したものと同じ構造を
有しているので説明は省略する。
【0027】反射板部材43は赤外線反射性を有してい
るアルミニウム合金等の金属からなっており、ヒータマ
ウント40のヒータ取付部42の外周面に挿入される正
方形の取付枠44と、取付枠44の一方の端面から外側
に拡開する4つの反射板45Aからなる角錐状の反射部
45とを備えている。この反射板部材43は取付枠44
がヒータマウント40のヒータ取付部42の外周に挿入
されて固定され、反射部45が赤外線ヒータ5を覆うよ
うにしてヒータマウント40のヒータ取付部42から前
方に突出している。
【0028】赤外線ヒータ5と反射板部材43とを固定
したヒータマウント40は、一面が開放した正方形の箱
体状のヒータカバー46内に収納され、ヒータマウント
40の底面がヒータカバー46内の底面に固定される。
ヒータカバー46の背面には取手47が固定されてい
る。
【0029】そして、ヒータカバー46の前面の開口に
は、盤形状の輻射方向規制手段48が開口を閉塞するよ
うにして固定される。輻射方向規制手段48は赤外線反
射性を有しているステンレス鋼等の金属からなってお
り、前記実施の形態で説明したもの(図3参照)と同じ
両端開放のハニカム構造を有している。したがって、反
射板45Aの前方には、赤外線ヒータ5の主輻射方向に
沿って開孔している多数の空洞部と、これらの空洞部を
画成している薄板からなる赤外線反射性の隔壁とからな
る輻射方向規制手段48が配置している。輻射方向規制
手段48の前方には複数本のガード49が格子状に配置
されてヒータカバー46に固定されている。
【0030】反射板45Aおよび輻射方向規制手段48
は赤外線反射性を有している金属、例えばステンレス
鋼、アルミニウム合金、あるいはCrめっきを施したも
の等で形成すればよい。
【0031】以下、上記輻射加熱装置の作用を説明す
る。発熱体6によって加熱された赤外線放射物質層13
の赤外線放射面14から放射された遠赤外線は、前方の
輻射方向規制手段48に入射するが、斜め方向の遠赤外
線は反射板部材43の反射板45Aで反射されるため、
輻射方向規制手段48に入射する遠赤外線が増す。
【0032】輻射方向規制手段48に入射した遠赤外線
は、多数の空洞部に入り、ここで斜めに入射する遠赤外
線は空洞部を形成している隔壁で反射され、主輻射方向
の輻射強度が増す。
【0033】上記実施の2つの形態における輻射方向規
制手段の空洞部の断面形状は長方形に限ることはなく、
例えば六角形等でもよい。
【0034】上記実施の2つの形態における輻射方向規
制手段の具体的な寸法の一例を示すと、隔壁の板厚:
0.05mm、空洞部の大きさ:3×5mm、空洞部の
長さ:5mmである。そして、赤外線ヒータの赤外線放
射面と輻射方向規制手段の空洞部の入口との距離は10
0mmである。
【0035】隔壁の板厚は薄い方が開口率(開口面積)
が大きくなるので好ましいが、反面薄すぎると強度低下
が起きる。したがって、隔壁の板厚は0.03〜1mm
の範囲が好ましく、0.1〜0.3mmの範囲がより好
ましい。同様に、空洞部の断面の大きさが大きいと、開
口率(開口面積)が大きくなる利点があるが、反面大き
すぎると輻射方向規制の効果が減少する。したがって、
空洞部の断面の大きさは直径3mmの円以上で、一辺が
35mmの正方形以下の大きさが好ましく、直径5mm
の円以上で、一辺が10mmの正方形以下の大きさがよ
り好ましい。赤外線ヒータの赤外線放射面と輻射方向規
制手段の空洞部の入口との距離は10〜120mmの範
囲が好ましく、40〜90mmの範囲がより好ましい。
その限定理由は、前記範囲を下回るとヒータの熱が隔壁
に吸収されて、輻射量が減少し、前記範囲を上回ると、
ヒータとワークとの距離が大きくなって、輻射効率が低
下するからである。空洞部の長さは5〜45mmの範囲
が好ましく、8〜20mmの範囲がより好ましい。その
限定理由は空洞部長さが長くなると、輻射方向規制の効
果は上がるが、輻射量は減少するので、両者のバランス
を図る必要があるからである。
【0036】また、反射板の具体的な角度の一例を示す
と、反射板と赤外線ヒータの主輻射方向とのなす角度
は、前記実施の第1の形態では60°、第2の形態では
25°である。上記角度は0°〜65°の範囲とするの
が好ましく、0°〜30°の範囲がより好ましい。その
限定理由は、より高温加熱ができ、均等熱源部が広くな
るためである。
【0037】以下に黒色に塗装した鋼板(寸法:140
0×900×1mm)を種々の輻射加熱装置で加熱試験
した結果から本発明の輻射加熱装置の効果を説明する。
【0038】(試験1):主要な試験条件は次の通りで
ある。 輻射加熱装置と被加熱物との距離 :50cm 輻射加熱装置の電力 :6kW 輻射加熱装置のヒータ放射面の温度 :850℃ 室温 :22℃ 輻射加熱装置 1:実施の第2の形態で説明した輻射加熱装置(反射板
と主輻射方向とのなす角度は25°)。 2:上記1の輻射加熱装置から輻射方向規制手段を取り
除いたもの。 3:上記1の輻射加熱装置の反射板と主輻射方向とのな
す角度を70°としたもの。
【0039】試験結果は次の通りである。図10に輻射
加熱装置の前方の塗装鋼板の温度変化を示す。同一の電
力で加熱したにもかかわらず、実施の第2の形態で説明
した輻射加熱装置で加熱した場合は、輻射方向規制手段
を欠く装置、反射板が開き過ぎている装置に比較して、
鋼板の昇温速度が大きい。これは、輻射が輻射加熱装置
の前方に集中していることを示している。
【0040】(試験2):主要な試験条件は次の通りで
ある。 輻射加熱装置と被加熱物との距離 :30cm 輻射加熱装置の電力 :0.65kW 輻射加熱装置のヒータ放射面の温度 :540℃ 照射時間 :15分 室温 :24℃ 輻射加熱装置 1:下記3の輻射加熱装置から輻射方向規制手段と反射
板部材とを取り除いたもの。 2:下記3の輻射加熱装置から輻射方向規制手段を取り
除いたもの。 3:実施の第2の形態で説明した輻射加熱装置(反射板
と主輻射方向とのなす角度は25°)。
【0041】試験結果は次の通りである。表1に輻射加
熱装置の前方に配置した塗装鋼板におけるX軸の温度分
布を測定した結果を示し、図11にそのグラフを示す。
これによると、実施の第2の形態で説明した輻射加熱装
置で加熱した場合は、輻射方向規制手段を欠く装置、輻
射方向規制手段と反射板部材とを欠く装置に比較して中
心温度が高く、しかも周辺の温度が低くなっている。こ
れは、必要な部分のみ加熱できることを示しており、本
発明の輻射加熱装置は補修塗装乾燥等の用途に適してい
ることが明らかである。
【0042】
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
加熱物の色による加熱力の変化が少なく、かつ、昇温時
間が短く、しかも必要な方向に輻射を集中できる輻射加
熱装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輻射加熱装置の実施の一形態を示し、
(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は要部を示
す左側面断面図である。
【図2】上記輻射加熱装置の分解斜視図である。
【図3】輻射方向規制部材の一部分を示す斜視図であ
る。
【図4】輻射加熱装置を3個並べた輻射加熱機を示す正
面図である。
【図5】赤外線ヒータを示す縦断面図である。
【図6】発熱体を形成するための金属板を示す平面図で
ある。
【図7】本発明の輻射加熱装置の実施の別の形態を示
し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図8】上記輻射加熱装置の分解図であり、(a)は輻
射規制手段の側面図、(b)はヒータカバーの側面断面
図、(c)は反射板部材の側面断面図、(d)は赤外線
ヒータの側面図、(e)はヒータマウントの側面断面
図、(f)は取手の側面図である。
【図9】輻射加熱装置を6個並べた輻射加熱機を示し、
(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図10】試験1の試験結果を示すグラフである。
【図11】試験2の試験結果を示すグラフである。
【符号の説明】
1 輻射加熱装置 2 ヒータケース 3 端子部挿入孔 4 取付片挿入孔 5 赤外線ヒータ 6 発熱体 7 ケース 8 固定具 9 取付具 10 リード線挿通孔 11 端子挿通孔 12 熱電対 13 赤外線放射物質層 14 赤外線放射面 15 輻射方向規制部材 15A 輻射方向規制手段 16 取付片 17 空洞部 18 隔壁 19 反射板部材 20 枠部 21 反射部 21A 反射板 22 ケース載置片 23 背面カバー 24 枠体 25 ガード 30 台車部 31 柱部 32 可動アーム 40 ヒータマウント 41 ヒータ取付面 42 ヒータ取付部 43 反射板部材 44 取付枠 45 反射部 45A 反射板 46 ヒータカバー 47 取手 48 輻射方向規制手段 49 ガード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面状の発熱体の表面に被着された赤外線
    放射物質層が前記発熱体によって加熱されて前記赤外線
    放射物質層の赤外線放射面から赤外線を放射する赤外線
    ヒータを備えている輻射加熱装置において、 前記赤外線ヒータの主輻射方向に沿って開孔する多数の
    空洞部と、これらの多数の空洞部を画成する赤外線反射
    性の多数の隔壁とを有している輻射方向規制手段が前記
    赤外線ヒータの前方に配置され、 前記輻射方向規制手段の前後の少なくとも一方に赤外線
    反射性の反射板が配置されていることを特徴とする輻射
    加熱装置。
  2. 【請求項2】 赤外線ヒータの赤外線放射面と輻射方向
    規制手段の空洞部入口との距離が10〜120mmの範
    囲にあることを特徴とする請求項1記載の輻射加熱装
    置。
  3. 【請求項3】 輻射方向規制手段の空洞部の断面の大き
    さが直径3mmの円以上で、一辺が35mmの正方形以
    下の大きさを有しており、空洞部の長さが5〜45mm
    の範囲にあることを特徴とする請求項1または2記載の
    輻射加熱装置。
  4. 【請求項4】 反射板と赤外線ヒータの主輻射方向との
    なす角度が0〜65°の範囲にあることを特徴とする請
    求項1、2、または3記載の輻射加熱装置。
JP21404495A 1995-07-31 1995-07-31 輻射加熱装置 Pending JPH0945465A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006261095A (ja) * 2005-02-15 2006-09-28 Ngk Insulators Ltd 面状ヒータ装置
KR101225496B1 (ko) * 2011-06-09 2013-01-23 (주)코퍼스트 적외선 구역 복사 전기 가온장치
JP2014077341A (ja) * 2012-09-24 2014-05-01 Kaneso Kk 建材剥がし用加熱機及び建材剥がし方法
CN115682103A (zh) * 2021-07-28 2023-02-03 美的集团武汉制冷设备有限公司 辐射模块、空调室内机以及空调器

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