JPH094557A - トロコイドモータ - Google Patents
トロコイドモータInfo
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- JPH094557A JPH094557A JP15445795A JP15445795A JPH094557A JP H094557 A JPH094557 A JP H094557A JP 15445795 A JP15445795 A JP 15445795A JP 15445795 A JP15445795 A JP 15445795A JP H094557 A JPH094557 A JP H094557A
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- Japan
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- fluid
- inner rotor
- fluid supply
- fluid discharge
- manifold
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で低速且つ高トルクのトロコイドモータ
を提供する。 【構成】 トロコイド歯形を有するインナーロータ10
とアウターステータ12とが噛み合わされ、インナーロ
ータ10は複数の流体流通孔11を有しオルダム継手1
4を介して出力回転軸22に接続されている。バルブ部
材30は、第1部分30Aが第1回動中心の周りで回動
可能に保持され、第2部分30Bがインナーロータ10
の径方向内方に位置し第2回動中心の周りで相対的に回
動可能とされている。第1部分30Aには流体供給口6
と連通可能な流体供給経路32及び流体排出口8と連通
可能な流体排出経路34が形成されており、第2部分3
0Bにはインナーロータの流体流通孔11に対応する軸
方向位置にて流体供給マニホールド36及び流体排出マ
ニホールド38が形成されており、これらマニホールド
はそれぞれ流体供給経路32及び流体排出経路34と連
通している。
を提供する。 【構成】 トロコイド歯形を有するインナーロータ10
とアウターステータ12とが噛み合わされ、インナーロ
ータ10は複数の流体流通孔11を有しオルダム継手1
4を介して出力回転軸22に接続されている。バルブ部
材30は、第1部分30Aが第1回動中心の周りで回動
可能に保持され、第2部分30Bがインナーロータ10
の径方向内方に位置し第2回動中心の周りで相対的に回
動可能とされている。第1部分30Aには流体供給口6
と連通可能な流体供給経路32及び流体排出口8と連通
可能な流体排出経路34が形成されており、第2部分3
0Bにはインナーロータの流体流通孔11に対応する軸
方向位置にて流体供給マニホールド36及び流体排出マ
ニホールド38が形成されており、これらマニホールド
はそれぞれ流体供給経路32及び流体排出経路34と連
通している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロコイドモータに関
し、特に低速高トルクのトロコイドモータに関する。
し、特に低速高トルクのトロコイドモータに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内接形
のギヤモータの1つにトロコイドモータがある。従来の
トロコイドモータでは、トロコイド歯形を有するインナ
ーロータとアウターステータとを噛み合わせてケーシン
グ内にアウターステータを固定しインナーロータ回転可
能な様に取付け、上記インナーロータ回転に伴い該イン
ナーロータの外歯とアウターステータの内歯との間に形
成される隔室のそれぞれに対し適宜適時に流体を供給し
該隔室から流体を排出する様にしており、これによりイ
ンナーロータに取り付けられた出力回転軸を回転させて
いる。各隔室に対する流体の供給及び各隔室からの流体
の排出は、流体供給口と連通せる流体供給経路及び流体
排出口と連通せる流体排出経路を所定の隔室と接続させ
る様に切換えるためのバルブ部材を介して行われる。
のギヤモータの1つにトロコイドモータがある。従来の
トロコイドモータでは、トロコイド歯形を有するインナ
ーロータとアウターステータとを噛み合わせてケーシン
グ内にアウターステータを固定しインナーロータ回転可
能な様に取付け、上記インナーロータ回転に伴い該イン
ナーロータの外歯とアウターステータの内歯との間に形
成される隔室のそれぞれに対し適宜適時に流体を供給し
該隔室から流体を排出する様にしており、これによりイ
ンナーロータに取り付けられた出力回転軸を回転させて
いる。各隔室に対する流体の供給及び各隔室からの流体
の排出は、流体供給口と連通せる流体供給経路及び流体
排出口と連通せる流体排出経路を所定の隔室と接続させ
る様に切換えるためのバルブ部材を介して行われる。
【0003】ところで、従来のトロコイドモータのバル
ブ部材は、インナーロータ及びアウターステータの軸方
向の一端面に隣接してに配置されており、このため、モ
ータの軸方向長さが長くなり、一層の小型化が困難であ
るという問題点があった。
ブ部材は、インナーロータ及びアウターステータの軸方
向の一端面に隣接してに配置されており、このため、モ
ータの軸方向長さが長くなり、一層の小型化が困難であ
るという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、一層の小型化が可能な
トロコイドモータを提供することを目的とする。更に、
本発明は、小型で低速且つ高トルクのトロコイドモータ
を提供することを目的とする。
トロコイドモータを提供することを目的とする。更に、
本発明は、小型で低速且つ高トルクのトロコイドモータ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、トロコイド歯形を有するイン
ナーロータとアウターステータとが噛み合わされてお
り、上記インナーロータには径方向に貫通せる複数の流
体流通孔が周方向に配列されて形成されており、上記イ
ンナーロータには偏心吸収軸継手の一端が取り付けられ
ており、該偏心吸収軸継手の他端には出力回転軸が取り
付けられており、上記アウターステータに対し相対的に
固定されているケーシングによりバルブ部材の第1部分
が第1回動中心の周りで回動可能に保持されており、該
バルブ部材の第2部分は上記インナーロータの径方向内
方に位置しており、該第2部分と上記インナーロータと
は上記第1回動中心と平行で且つ該第1回動中心から離
隔した第2回動中心の周りで相対的に回動可能とされて
おり、上記ケーシングには流体供給口と流体排出口とが
形成されており、上記バルブ部材の第1部分には上記第
1回動中心の周りでの回動に際して上記流体供給口及び
流体排出口とそれぞれ連通状態を維持する流体供給経路
及び流体排出経路が形成されており、上記バルブ部材の
第2部分には上記インナーロータの流体流通孔に対応す
る軸方向位置にて周方向の第1の角度範囲に流体供給マ
ニホールドが形成され且つ周方向の第2の角度範囲に流
体排出マニホールドが形成されており、上記流体供給マ
ニホールド及び上記流体排出マニホールドはそれぞれ上
記流体供給経路及び上記流体排出経路と連通している、
ことを特徴とするトロコイドモータ、が提供される。
的を達成するものとして、トロコイド歯形を有するイン
ナーロータとアウターステータとが噛み合わされてお
り、上記インナーロータには径方向に貫通せる複数の流
体流通孔が周方向に配列されて形成されており、上記イ
ンナーロータには偏心吸収軸継手の一端が取り付けられ
ており、該偏心吸収軸継手の他端には出力回転軸が取り
付けられており、上記アウターステータに対し相対的に
固定されているケーシングによりバルブ部材の第1部分
が第1回動中心の周りで回動可能に保持されており、該
バルブ部材の第2部分は上記インナーロータの径方向内
方に位置しており、該第2部分と上記インナーロータと
は上記第1回動中心と平行で且つ該第1回動中心から離
隔した第2回動中心の周りで相対的に回動可能とされて
おり、上記ケーシングには流体供給口と流体排出口とが
形成されており、上記バルブ部材の第1部分には上記第
1回動中心の周りでの回動に際して上記流体供給口及び
流体排出口とそれぞれ連通状態を維持する流体供給経路
及び流体排出経路が形成されており、上記バルブ部材の
第2部分には上記インナーロータの流体流通孔に対応す
る軸方向位置にて周方向の第1の角度範囲に流体供給マ
ニホールドが形成され且つ周方向の第2の角度範囲に流
体排出マニホールドが形成されており、上記流体供給マ
ニホールド及び上記流体排出マニホールドはそれぞれ上
記流体供給経路及び上記流体排出経路と連通している、
ことを特徴とするトロコイドモータ、が提供される。
【0006】本発明の一態様においては、上記流体流通
孔は上記インナーロータの歯形の谷部に形成されてい
る。
孔は上記インナーロータの歯形の谷部に形成されてい
る。
【0007】本発明の一態様においては、上記流体供給
経路は上記バルブ部材の第1部分の外周面にて上記流体
供給口に対応する軸方向位置に形成された周方向の流体
供給溝及び該流体供給溝と上記流体供給マニホールドと
を接続せる流体供給孔とからなり、上記流体排出経路は
上記バルブ部材の第1部分の外周面にて上記流体排出口
に対応する軸方向位置にて形成された周方向の流体排出
溝及び該流体排出溝と上記流体排出マニホールドとを接
続せる流体排出孔とからなる。
経路は上記バルブ部材の第1部分の外周面にて上記流体
供給口に対応する軸方向位置に形成された周方向の流体
供給溝及び該流体供給溝と上記流体供給マニホールドと
を接続せる流体供給孔とからなり、上記流体排出経路は
上記バルブ部材の第1部分の外周面にて上記流体排出口
に対応する軸方向位置にて形成された周方向の流体排出
溝及び該流体排出溝と上記流体排出マニホールドとを接
続せる流体排出孔とからなる。
【0008】本発明の一態様においては、上記インナー
ロータと上記アウターステータとの間の領域を軸方向に
関し両側からシールする2つのシール部材が配置されて
いる。
ロータと上記アウターステータとの間の領域を軸方向に
関し両側からシールする2つのシール部材が配置されて
いる。
【0009】本発明の一態様においては、上記偏心吸収
軸継手はオルダム継手である。
軸継手はオルダム継手である。
【0010】本発明の一態様においては、上記インナー
ロータと上記アウターステータとの間の領域を軸方向に
関し両側からシールする2つのシール部材が配置されて
おり、該2つのシール部材のうちの一方が上記オルダム
継手を構成する部材である。
ロータと上記アウターステータとの間の領域を軸方向に
関し両側からシールする2つのシール部材が配置されて
おり、該2つのシール部材のうちの一方が上記オルダム
継手を構成する部材である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明する。
施例を説明する。
【0012】図1は本発明によるトロコイドモータの一
実施例を示す分解斜視図であり、図2は本実施例のトロ
コイドモータの組立て状態を示す斜視図であり、図3及
び図4はいずれも本実施例のトロコイドモータの組立て
状態の断面図であり、図5は本実施例のトロコイドモー
タのバルブ部材の断面図であり、図6は本実施例のトロ
コイドモータの動作説明のための模式図である。
実施例を示す分解斜視図であり、図2は本実施例のトロ
コイドモータの組立て状態を示す斜視図であり、図3及
び図4はいずれも本実施例のトロコイドモータの組立て
状態の断面図であり、図5は本実施例のトロコイドモー
タのバルブ部材の断面図であり、図6は本実施例のトロ
コイドモータの動作説明のための模式図である。
【0013】これらの図において、2は第1ケーシング
部材であり、4は第2ケーシング部材であり、これらは
ボルトにより結合され一体化されてケーシングを構成し
ている。第1ケーシング部材2には、流体供給口6及び
流体排出口8が付設形成されている。これら流体供給口
6及び流体排出口8は、それぞれケーシング内の空洞部
まで延びている。尚、流体は例えば油である。
部材であり、4は第2ケーシング部材であり、これらは
ボルトにより結合され一体化されてケーシングを構成し
ている。第1ケーシング部材2には、流体供給口6及び
流体排出口8が付設形成されている。これら流体供給口
6及び流体排出口8は、それぞれケーシング内の空洞部
まで延びている。尚、流体は例えば油である。
【0014】ケーシング内の空洞にはインナーロータ1
0及びアウターステータ12が配置されている。インナ
ーロータ10の外歯とアウターステータ12の内歯とは
トロコイド状に形成及び配置されている。インナーロー
タ10の歯形の谷部には径方向に貫通せる流体流通孔1
1が形成されている。
0及びアウターステータ12が配置されている。インナ
ーロータ10の外歯とアウターステータ12の内歯とは
トロコイド状に形成及び配置されている。インナーロー
タ10の歯形の谷部には径方向に貫通せる流体流通孔1
1が形成されている。
【0015】インナーロータ10のX方向端にはオルダ
ム継手14の一端がボルトにより接続されている。即
ち、オルダム継手14は部材16,18,20により構
成されており、部材16がインナーロータ10に固定さ
れている。部材16と部材18とはPQ方向に相対移動
可能な様に係合されている。部材18と部材20とはA
B方向に相対移動可能な様に係合されている。部材20
にはXY方向の出力回転軸22が固定されており、該出
力回転軸はベアリングを介して第2ケーシング部材4に
より回動自在に支持されている。
ム継手14の一端がボルトにより接続されている。即
ち、オルダム継手14は部材16,18,20により構
成されており、部材16がインナーロータ10に固定さ
れている。部材16と部材18とはPQ方向に相対移動
可能な様に係合されている。部材18と部材20とはA
B方向に相対移動可能な様に係合されている。部材20
にはXY方向の出力回転軸22が固定されており、該出
力回転軸はベアリングを介して第2ケーシング部材4に
より回動自在に支持されている。
【0016】第1ケーシング部材2の内面には、ライニ
ング24を介して上記アウターステータ12が固定保持
されている。図4に示されている様に、アウターステー
タ12の周方向回動を阻止するために、ライニング24
とアウターステータ12との間にピン26が介入されて
いる。インナーロータ10及びアウターステータ12の
Y方向側には板状のシール部材28が配置されている。
かくして、インナーロータ10の外歯とアウターステー
タ12の内歯との間の領域では、上記オルダム継手部材
16とシール部材28とによりXY方向に関しシールさ
れて、複数の隔室Cが形成される(図4参照)。即ち、
オルダム継手部材16はシール部材としての機能をも有
する。
ング24を介して上記アウターステータ12が固定保持
されている。図4に示されている様に、アウターステー
タ12の周方向回動を阻止するために、ライニング24
とアウターステータ12との間にピン26が介入されて
いる。インナーロータ10及びアウターステータ12の
Y方向側には板状のシール部材28が配置されている。
かくして、インナーロータ10の外歯とアウターステー
タ12の内歯との間の領域では、上記オルダム継手部材
16とシール部材28とによりXY方向に関しシールさ
れて、複数の隔室Cが形成される(図4参照)。即ち、
オルダム継手部材16はシール部材としての機能をも有
する。
【0017】上記第1ケーシング部材2内には、バルブ
部材30が配置されている。該バルブ部材30は、XY
方向に区分された2つの部分30A,30Bからなる。
第1部分30Aは、上記アウターステータ12のXY方
向中心軸O1 の周りで回動可能な様に支持されている。
該第1部分30AのX方向側に位置する第2部分30B
は、上記中心軸O1 とは偏心したXY方向の中心軸O2
に関し回転対称の外周面を有する。そして、該外周面に
対し上記インナーロータ10の内周面が周方向に相対回
動可能な様に適合されている。即ち、中心軸O2 はイン
ナーロータ10の中心軸でもある。
部材30が配置されている。該バルブ部材30は、XY
方向に区分された2つの部分30A,30Bからなる。
第1部分30Aは、上記アウターステータ12のXY方
向中心軸O1 の周りで回動可能な様に支持されている。
該第1部分30AのX方向側に位置する第2部分30B
は、上記中心軸O1 とは偏心したXY方向の中心軸O2
に関し回転対称の外周面を有する。そして、該外周面に
対し上記インナーロータ10の内周面が周方向に相対回
動可能な様に適合されている。即ち、中心軸O2 はイン
ナーロータ10の中心軸でもある。
【0018】尚、本明細書では、軸方向、周方向及び径
方向とは、特に指示しない限り、いずれも中心軸O1 ま
たはO2 に関する方向(あるいはこれに相当する方向)
を指し、即ちXY方向を軸方向として指すものである。
方向とは、特に指示しない限り、いずれも中心軸O1 ま
たはO2 に関する方向(あるいはこれに相当する方向)
を指し、即ちXY方向を軸方向として指すものである。
【0019】上記バルブ部材第1部分30Aには、周方
向に全周にわたって2つの溝すなわち流体供給溝32と
流体排出溝34とが形成されている。流体供給溝32は
上記流体供給口6に対応するXY方向位置に形成されて
おり該流体供給口6と連通している。また、流体排出溝
34は上記流体排出口8に対応するXY方向位置に形成
されており該流体排出口8と連通している。
向に全周にわたって2つの溝すなわち流体供給溝32と
流体排出溝34とが形成されている。流体供給溝32は
上記流体供給口6に対応するXY方向位置に形成されて
おり該流体供給口6と連通している。また、流体排出溝
34は上記流体排出口8に対応するXY方向位置に形成
されており該流体排出口8と連通している。
【0020】上記バルブ部材第2部分30Bには、上記
インナーロータの流体流通孔11に対応するXY方向位
置に、流体供給マニホールド36及び流体排出マニホー
ルド38が形成されている。流体供給マニホールド36
は周方向の第1の角度範囲(略半周)において開口して
おり、流体排出マニホールド38は周方向の第2の角度
範囲(略半周)において開口している。そして、図5に
示されている様に、バルブ部材30において、上記流体
供給溝32と流体供給マニホールド36とは流体供給孔
33により連通せしめられており、上記流体排出溝34
と流体排出マニホールド38とは流体排出孔35により
連通せしめられている。流体供給溝32と流体供給孔3
3とから流体供給経路が構成されており、流体排出溝3
4及び流体排出孔35とから流体排出経路が構成されて
いる。
インナーロータの流体流通孔11に対応するXY方向位
置に、流体供給マニホールド36及び流体排出マニホー
ルド38が形成されている。流体供給マニホールド36
は周方向の第1の角度範囲(略半周)において開口して
おり、流体排出マニホールド38は周方向の第2の角度
範囲(略半周)において開口している。そして、図5に
示されている様に、バルブ部材30において、上記流体
供給溝32と流体供給マニホールド36とは流体供給孔
33により連通せしめられており、上記流体排出溝34
と流体排出マニホールド38とは流体排出孔35により
連通せしめられている。流体供給溝32と流体供給孔3
3とから流体供給経路が構成されており、流体排出溝3
4及び流体排出孔35とから流体排出経路が構成されて
いる。
【0021】本実施例の動作を、図1〜図6を参照しな
がら、説明する。
がら、説明する。
【0022】先ず、図6(a)に示されている様に、中
心軸O2 が中心軸O1 からみてA方向にあるとする。こ
の場合、流体供給マニホールド36はP方向側の隔室と
連通し、流体排出マニホールド38はQ方向側の隔室と
連通する(図4参照)。従って、高圧流体H(図6では
斜線で示す)は、流体供給口6からケーシング内に供給
され、流体供給溝32及び流体供給孔33からなる流体
供給経路を経て、更に流体供給マニホールド36を経
て、P方向側の隔室へと供給される。同時に、Q方向側
の隔室からは、低圧流体L(図6では散点で示す)が、
流体排出マニホールド38を経て、更に流体排出孔35
及び流体排出溝34からなる流体排出経路を経て、流体
排出口8を通ってケーシングから排出される。これによ
り、インナーロータ10には図6中で反時計回りの回転
力が生ずる。これに基づき、インナーロータ10は、ア
ウターステータ12の中心軸O1 の周りでの中心軸O2
の図6中で時計回りの回転を許容しながら、全体として
反時計回りに回転する。このインナーロータ回転の際に
は、バルブ部材第2部分30Bに対し図6中で中心軸O
1 の周りに時計回りの回転力が作用し、これによりバル
ブ部材30は、中心軸O1 の周りに回転する。この時、
インナーロータ10の反時計回りの回転数に比べてバル
ブ部材30の回転数は著しく大きく、このためインナー
ロータ10の内周面に対し、バルブ部材第2部分30B
は図6中で時計回りに相対的回転を行う。
心軸O2 が中心軸O1 からみてA方向にあるとする。こ
の場合、流体供給マニホールド36はP方向側の隔室と
連通し、流体排出マニホールド38はQ方向側の隔室と
連通する(図4参照)。従って、高圧流体H(図6では
斜線で示す)は、流体供給口6からケーシング内に供給
され、流体供給溝32及び流体供給孔33からなる流体
供給経路を経て、更に流体供給マニホールド36を経
て、P方向側の隔室へと供給される。同時に、Q方向側
の隔室からは、低圧流体L(図6では散点で示す)が、
流体排出マニホールド38を経て、更に流体排出孔35
及び流体排出溝34からなる流体排出経路を経て、流体
排出口8を通ってケーシングから排出される。これによ
り、インナーロータ10には図6中で反時計回りの回転
力が生ずる。これに基づき、インナーロータ10は、ア
ウターステータ12の中心軸O1 の周りでの中心軸O2
の図6中で時計回りの回転を許容しながら、全体として
反時計回りに回転する。このインナーロータ回転の際に
は、バルブ部材第2部分30Bに対し図6中で中心軸O
1 の周りに時計回りの回転力が作用し、これによりバル
ブ部材30は、中心軸O1 の周りに回転する。この時、
インナーロータ10の反時計回りの回転数に比べてバル
ブ部材30の回転数は著しく大きく、このためインナー
ロータ10の内周面に対し、バルブ部材第2部分30B
は図6中で時計回りに相対的回転を行う。
【0023】図6(b)は、図6(a)の状態から中心
軸O2 が中心軸O1 の周りで時計回りにほぼ角度180
度回転し、インナーロータ10が反時計回りに角度θ回
転した状態が示されている。この角度θは、ほぼインナ
ーロータ10の外歯の山部と谷部との間の周方向角度に
相当する。
軸O2 が中心軸O1 の周りで時計回りにほぼ角度180
度回転し、インナーロータ10が反時計回りに角度θ回
転した状態が示されている。この角度θは、ほぼインナ
ーロータ10の外歯の山部と谷部との間の周方向角度に
相当する。
【0024】図6の(a)の状態から(b)の状態に至
る過程で、容積が次第に増加する状態にある隔室及び容
積が次第に減少する状態にある隔室は次第に時計回り方
向に移行し、この移行に同期してバルブ部材第2部分3
0Bが時計回り方向に回転するので、容積が次第に増加
する状態の隔室に対しては常に流体供給マニホールド3
6から高圧流体Hが供給され、容積が次第に減少する状
態の隔室からは常に流体排出マニホールド38へと低圧
流体Lが供給される。
る過程で、容積が次第に増加する状態にある隔室及び容
積が次第に減少する状態にある隔室は次第に時計回り方
向に移行し、この移行に同期してバルブ部材第2部分3
0Bが時計回り方向に回転するので、容積が次第に増加
する状態の隔室に対しては常に流体供給マニホールド3
6から高圧流体Hが供給され、容積が次第に減少する状
態の隔室からは常に流体排出マニホールド38へと低圧
流体Lが供給される。
【0025】以上の様なインナーロータ10の運動は、
オルダム継手14へと伝達され、該インナーロータ10
の中心軸O2 の中心軸O1 の周りでの時計回り方向の回
転に基づく運動はオルダム継手14により吸収され、上
記インナーロータ10の反時計周り方向の回転運動のみ
が、オルダム継手14を介して出力回転軸22へと伝達
される。
オルダム継手14へと伝達され、該インナーロータ10
の中心軸O2 の中心軸O1 の周りでの時計回り方向の回
転に基づく運動はオルダム継手14により吸収され、上
記インナーロータ10の反時計周り方向の回転運動のみ
が、オルダム継手14を介して出力回転軸22へと伝達
される。
【0026】以上により高圧流体のエネルギーを回転力
に変換するモータ作用がなされる。この出力回転軸22
の回転は、流体の流通量に対して極めて小さいので、低
速且つ高トルクの回転出力が得られる。また、以上の実
施例では、バルブ部材30のうちの第2部分30Bは、
インナーロータ10の径方向内方に位置しているので、
該第2部分30Bの軸方向長さだけモータ全体の長さを
短縮することができる。
に変換するモータ作用がなされる。この出力回転軸22
の回転は、流体の流通量に対して極めて小さいので、低
速且つ高トルクの回転出力が得られる。また、以上の実
施例では、バルブ部材30のうちの第2部分30Bは、
インナーロータ10の径方向内方に位置しているので、
該第2部分30Bの軸方向長さだけモータ全体の長さを
短縮することができる。
【0027】以上の実施例では偏心吸収軸継手としてオ
ルダム継手が用いられており、これによりモータの軸方
向の長さを一層短縮することができるが、本発明では、
その他の偏心吸収軸継手たとえば複数のユニバーサル軸
継手からなるものを用いることもできる。
ルダム継手が用いられており、これによりモータの軸方
向の長さを一層短縮することができるが、本発明では、
その他の偏心吸収軸継手たとえば複数のユニバーサル軸
継手からなるものを用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、インナー
ロータの径方向内方において隔室と流体供給経路及び流
体排出経路との接続を行っているので、モータの長さを
短縮することができる。かくして、小型化が可能なトロ
コイドモータが提供され、特に小型で低速高トルクのト
ロコイドモータが提供される。
ロータの径方向内方において隔室と流体供給経路及び流
体排出経路との接続を行っているので、モータの長さを
短縮することができる。かくして、小型化が可能なトロ
コイドモータが提供され、特に小型で低速高トルクのト
ロコイドモータが提供される。
【図1】本発明によるトロコイドモータの一実施例を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】本発明によるトロコイドモータの一実施例の組
立て状態を示す斜視図である。
立て状態を示す斜視図である。
【図3】本発明によるトロコイドモータの一実施例の組
立て状態の断面図である。
立て状態の断面図である。
【図4】本発明によるトロコイドモータの一実施例の組
立て状態の断面図である。
立て状態の断面図である。
【図5】本発明によるトロコイドモータの一実施例のバ
ルブ部材の断面図である。
ルブ部材の断面図である。
【図6】本発明によるトロコイドモータの一実施例の動
作説明のための模式図である。
作説明のための模式図である。
2 第1ケーシング部材 4 第2ケーシング部材 6 流体供給口 8 流体排出口 10 インナーロータ 11 流体流通孔 12 アウターステータ 14 オルダム継手 16,18,20 継手部材 22 出力回転軸 24 ライニング 26 ピン 28 シール部材 30 バルブ部材 30A バルブ部材第1部分 30B バルブ部材第2部分 32 流体供給溝 33 流体供給孔 34 流体排出溝 35 流体排出孔 36 流体供給マニホールド 38 流体排出マニホールド C 隔室 H 高圧流体 L 低圧流体
Claims (6)
- 【請求項1】 トロコイド歯形を有するインナーロータ
とアウターステータとが噛み合わされており、上記イン
ナーロータには径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周
方向に配列されて形成されており、上記インナーロータ
には偏心吸収軸継手の一端が取り付けられており、該偏
心吸収軸継手の他端には出力回転軸が取り付けられてお
り、 上記アウターステータに対し相対的に固定されているケ
ーシングによりバルブ部材の第1部分が第1回動中心の
周りで回動可能に保持されており、該バルブ部材の第2
部分は上記インナーロータの径方向内方に位置してお
り、該第2部分と上記インナーロータとは上記第1回動
中心と平行で且つ該第1回動中心から離隔した第2回動
中心の周りで相対的に回動可能とされており、上記ケー
シングには流体供給口と流体排出口とが形成されてお
り、 上記バルブ部材の第1部分には上記第1回動中心の周り
での回動に際して上記流体供給口及び流体排出口とそれ
ぞれ連通状態を維持する流体供給経路及び流体排出経路
が形成されており、上記バルブ部材の第2部分には上記
インナーロータの流体流通孔に対応する軸方向位置にて
周方向の第1の角度範囲に流体供給マニホールドが形成
され且つ周方向の第2の角度範囲に流体排出マニホール
ドが形成されており、上記流体供給マニホールド及び上
記流体排出マニホールドはそれぞれ上記流体供給経路及
び上記流体排出経路と連通している、ことを特徴とする
トロコイドモータ。 - 【請求項2】 上記流体流通孔は上記インナーロータの
歯形の谷部に形成されていることを特徴とする、請求項
1に記載のトロコイドモータ。 - 【請求項3】 上記流体供給経路は上記バルブ部材の第
1部分の外周面にて上記流体供給口に対応する軸方向位
置に形成された周方向の流体供給溝及び該流体供給溝と
上記流体供給マニホールドとを接続せる流体供給孔とか
らなり、上記流体排出経路は上記バルブ部材の第1部分
の外周面にて上記流体排出口に対応する軸方向位置にて
形成された周方向の流体排出溝及び該流体排出溝と上記
流体排出マニホールドとを接続せる流体排出孔とからな
ることを特徴とする、請求項1〜2のいずれかに記載の
トロコイドモータ。 - 【請求項4】 上記インナーロータと上記アウターステ
ータとの間の領域を軸方向に関し両側からシールする2
つのシール部材が配置されていることを特徴とする、請
求項1〜3のいずれかに記載のトロコイドモータ。 - 【請求項5】 上記偏心吸収軸継手はオルダム継手であ
ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の
トロコイドモータ。 - 【請求項6】 上記インナーロータと上記アウターステ
ータとの間の領域を軸方向に関し両側からシールする2
つのシール部材が配置されており、該2つのシール部材
のうちの一方が上記オルダム継手を構成する部材である
ことを特徴とする、請求項5に記載のトロコイドモー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15445795A JPH094557A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | トロコイドモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15445795A JPH094557A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | トロコイドモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094557A true JPH094557A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15584655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15445795A Pending JPH094557A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | トロコイドモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094557A (ja) |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15445795A patent/JPH094557A/ja active Pending
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