JPH094677A - 防振方法 - Google Patents

防振方法

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JPH094677A
JPH094677A JP7172856A JP17285695A JPH094677A JP H094677 A JPH094677 A JP H094677A JP 7172856 A JP7172856 A JP 7172856A JP 17285695 A JP17285695 A JP 17285695A JP H094677 A JPH094677 A JP H094677A
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JP
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stage
main body
force acting
vibration
actuators
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Application number
JP7172856A
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English (en)
Inventor
Kaoru Omori
薫 大森
Kazuya Ono
一也 小野
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH094677A publication Critical patent/JPH094677A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70858Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
    • G03F7/709Vibration, e.g. vibration detection, compensation, suppression or isolation

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  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 防振パッド上に保持される装置本体の揺動の
発生を効果的に阻止する。 【構成】 ステージ推力演算機能部11Bはステージ2
0A、20Bの加速度値と当該ステージ20A、20B
の質量値とに基づいて各ステージに作用する力を求め、
第1の座標変換機能部11Cはこれらの各ステージに作
用する力を装置本体重心回りに作用する力に変換し、第
2の座標変換機能部11D及び制御量演算機能部11E
ではこの変換結果に基づいて装置本体重心回りに作用す
る力を相殺して装置本体の揺れを阻止するように、アク
チュエータ7A〜7D、32A〜32Cをフィードフォ
ワード制御する。これによれば、各ステージの質量値と
加速度の検出値とに基づいて制御装置によりアクチュエ
ータが制御され、装置本体が揺動するのが効果的に阻止
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防振方法に係り、更に
詳しくはマスクパターンを感光基板上に露光するための
露光装置等における基板ステージの移動による装置本体
の防振に適用して好適な防振方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体素子、又は液晶表示素
子等を製造するためのリソグラフィ工程においては、マ
スクとしてのレチクルのパターンをフォトレジストが塗
布されたウエハ(又はガラスプレート等)の各ショット
領域に転写露光する露光装置(ステッパ等)が使用され
ている。例えばステッパのような一括露光方式の露光装
置において、レチクルのパターンをウエハの各ショット
領域に露光する際には、レチクルとウエハとをほぼ完全
に静止させておく必要がある。そこで、床からの振動が
露光装置の定盤より上の部分(露光装置本体)にそのま
ま伝わらないように、その定盤は床上に防振台を介して
設置されている。
【0003】また、最近は、投影光学系を大型化するこ
となく、より広いレチクルのパターンをウエハ上に露光
するために、レチクルを投影光学系の光軸に垂直な方向
に走査するのと同期して、それに対応する方向にウエハ
を投影光学系の倍率と同じ速度比で走査することによ
り、レチクルのパターンをウエハ上に逐次露光するステ
ップ・アンド・スキャン方式等の走査露光型の露光装置
も注目されている。このような走査露光型の露光装置で
は、露光中にレチクルとウエハとをそれぞれ一定の速度
で安定に走査する必要があるため、やはり防振台を介し
て床からの振動を排除する必要がある。
【0004】露光装置で使用されている従来の防振台
は、床上の四角形の4個の頂点の位置にそれぞれ防振パ
ッドを配置して構成され、それら4個の防振パッド上に
露光装置の定盤が設置されている。その防振パッドとし
ては、空気式ダンパ、又はダンピング液中に圧縮コイル
ばねを入れた機械式ダンパ等が使用され、防振パッド自
体が或る程度のセンタリング機能を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような、防振
パッドによるパッシブ防振にあっては、床から露光装置
本体へ向かう振動はほとんど遮断できるが、露光装置本
体内で例えばウエハステージのステッピング動作等によ
って発生する振動が減衰するまでに比較的長い時間がか
かるため、その振動が減衰するまでの待ち時間が必要と
なり、露光工程のスループット(生産性)が高められな
いという不都合があった。
【0006】本発明は、かかる従来技術の有する不都合
に鑑みてなされたもので、その目的は、防振パッド上に
保持される装置本体の揺動の発生を効果的に阻止するこ
とが可能な防振装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、少なくとも3個の防振パッドを介して水平に保持さ
れた装置本体と、当該装置本体上で移動する少なくとも
一つのステージとを備えたステージ装置用の防振装置に
用いられ、前記各ステージの移動により前記装置本体に
生じる揺動を1又は2以上のアクチュエータを用いて抑
制する防振方法であって、前記各ステージの加速度値と
当該各ステージの質量値とに基づいて各ステージに作用
する力を求め、この求めた各ステージに作用する力を前
記装置本体重心回りに作用する力に変換し、この変換結
果に基づいて前記装置本体重心回りに作用する力を相殺
して前記装置本体の揺れを阻止するように、前記1又は
2以上のアクチュエータをフィードフォワード制御する
ことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、少なくとも3個
の防振パッドを介して水平に保持された装置本体と、当
該装置本体上で移動する少なくとも一つのステージとを
備えたステージ装置用の防振装置に用いられ、前記各ス
テージの移動により前記装置本体に生じる6自由度方向
の揺動を少なくとも6つのアクチュエータを用いて抑制
する防振方法であって、前記各ステージの加速度を検出
する第1工程と;前記第1工程で検出したステージの加
速度値と当該ステージの質量値との積に基づいてステー
ジに作用する力をステージ毎に算出する第2工程と;前
記第2工程で算出した各ステージに作用する力を前記装
置本体重心回りに作用する6自由度の力に変換する第3
工程と;前記第3工程で変換された6自由度の力のそれ
ぞれを相殺するために必要な前記各アクチュエータの制
御量を演算する第4工程と;前記第4工程で演算された
制御量に基づいて前記各アクチュエータを駆動する第5
工程とを含む。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、各ステージの
加速度値と当該各ステージの質量値とに基づいて各ステ
ージに作用する力を求め、この求めた各ステージに作用
する力を装置本体重心回りに作用する力に変換し、この
変換結果に基づいて装置本体重心回りに作用する力を相
殺して装置本体の揺れを阻止するように、1又は2以上
のアクチュエータをフィードフォワード制御することか
ら、予め各ステージの質量値をメモリ内に記憶してお
き、ステージが移動された際にその加速度を検出するだ
けで、装置本体が揺動するのを効果的に阻止できる。即
ち、従来のように、ステージの移動により装置本体に生
じた揺動の整定時間の短縮を図るのではなく、ステージ
の移動が装置本体に与える影響を予測してこの影響を相
殺するように、アクチュエータを制御するので装置本体
に揺動を殆ど生じさせないようにすることが可能とな
る。
【0010】請求項2記載の発明によれば、各ステージ
が駆動されると、当該各ステージの加速度を検出し、こ
の検出したステージの加速度値と当該ステージの質量の
積に基づいてステージに作用する力をステージ毎に算出
する。そして、この算出した各ステージに作用する力を
装置本体重心回りに作用する6自由度の力に変換し、こ
の変換された6自由度の力のそれぞれを相殺するために
必要な各アクチュエータの制御量を演算し、しかる後、
この演算された制御量に基づいて各アクチュエータを駆
動する。これによれば、各ステージに作用する力(推
力)により装置本体を揺動させようとする装置本体重心
回りの6自由度方向の力が各アクチュエータの駆動によ
り相殺される。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る防振方法が適用されるス
テッパ型の投影露光装置の一実施例について、図1ない
し図4に基づいて説明する。
【0012】図1には、一実施例の投影露光装置の正面
図が示されている。この図1において、設置面としての
床1の上に4個の台座2A,2B,…(図1では2A,
2Bのみが現れている、以下同様)が設置され、これら
4個の台座2A,2B,…上にそれぞれ上下動機構3A
〜3Dを介して防振パッド4A〜4Dが設置され、これ
ら防振パッド4A〜4D上に加重センサ5A〜5Dを介
して投影露光装置の定盤6が設置されている。ここで、
後述するように本実施例では投影光学系25が使用され
ているため、投影光学系25の光軸に平行にZ軸を取
り、Z軸に直交する平面内で図1の紙面平行方向にX軸
を、図1の紙面直交方向にY軸を取る。
【0013】図3には、図1のC−C線に沿う断面図が
示されている。この図3に示されるように、上下動機構
3A〜3D、防振パッド4A〜4D、及び加重センサ5
A〜5Dは、それぞれ定盤6の四角形の底面の4個の頂
点付近に配置されている。上下動機構3A〜3Dとして
は、例えばねじを駆動モータにより回転させて高さを調
整する電動式の高さ調整機構が使用され、上下動機構3
A〜3DのZ方向への高さ調整量は、制御装置11によ
り制御される。また、防振パッド4A〜4Dとしては、
空気式ダンパ、又はダンピング液中に圧縮コイルばねを
入れた機械式ダンパ等が使用される。防振パッド4A〜
4Dとして空気式ダンパを使用する場合、空気の圧力に
より防振パッド4A〜4Dの高さを調整できるため、そ
の空気式ダンパはそれぞれ上下動機構3A〜3Dと防振
パッド4A〜4Dとを兼用できることになる。また、加
重センサ5A〜5Dとしては、歪みゲージ等からなるロ
ードセルが使用でき、加重センサ5A〜5Dにより計測
される定盤6からの加重、即ち、防振パッド4A〜4D
から定盤6に対するZ方向への反力が制御装置11に供
給されている。
【0014】図1に戻り、台座2Aと定盤6との間に防
振パッド4Aと並列にアクチュエータ7Aが設置されて
いる。アクチュエータ7Aは、台座2A上に固定された
固定子9Aと定盤6の底面に固定された可動子8Aとか
ら構成され、制御装置11からの指示に応じて台座2A
から定盤6の底面に対するZ方向への付勢力、又は定盤
6の底面から台座2Aに向かう吸引力を発生する。他の
防振パッド4B〜4Dにおいても、防振パッド4Aと同
様にそれぞれ並列にアクチュエータ7B〜7Dが設置さ
れ、これらアクチュエータ7B〜7Dの付勢力又は吸引
力もそれぞれ制御装置11により設定される。アクチュ
エータ7A〜7Dの制御方法については、後述する。
【0015】次に、アクチュエータ7Aの具体的構成に
ついて図2に基づいて説明する。
【0016】図2(a)には、アクチュエータ7Aの構
成の一例が示されている。この図2(a)において、固
定子9Aは、N極の軸9Aaの両側にS極の軸9Ab,
9Acが形成された発磁体よりなる。また、可動子8A
は、軸9Aaに遊嵌する内筒12、この内筒12の外側
に巻回されたコイル13、及びこのコイル13を覆う外
筒14より構成され、コイル13に流れる電流を調整す
ることにより、固定子9Aと可動子8Aとの間に軸9A
aに平行な方向(±Z方向)への力が発生する。
【0017】図2(b)には、アクチュエータ7Aの別
の例が示されている。この図2(b)において、第1部
材15に磁性体の固定子16が固定され、第2部材17
に固定子16を挟むように内筒18A及び18Bが固定
され、内筒18A及び18Bの外側にそれぞれコイル1
9A及び19Bが巻回されている。この場合も、コイル
19A及び19Bに流す電流を調整することにより、第
1部材15と第2部材17との間の吸引力のバランスを
変化させて力を発生する。その他のアクチュエータ7B
〜7Dもアクチュエータ7Aと同様に構成されている。
【0018】図1に戻り、床1と定盤6の底面の中央部
との間に、床1に対する定盤6のZ方向の変位を検出す
るための変位センサ10が設置され、変位センサ10の
検出結果も制御装置11に供給されている。変位センサ
10としては、例えば分解能0.1mm程度のリニアポ
テンショメータ、又は光電式のリニアエンコーダ等が使
用できる。
【0019】また、定盤6上には図示しない駆動手段に
よってY軸方向に駆動されるYステージ20Aが載置さ
れ、このYステージ20A上に図示しない駆動手段によ
ってX軸方向に駆動されるXステージ20Bが載置され
ている。更に、このXステージ20B上にZレベリング
ステージ、θステージ(いずれも図示省略)及びウエハ
ホルダ21を介してウエハ22が吸着保持されている。
定盤6上でYステージ20Aを囲むように第1コラム2
4が植設され、第1コラム24の上板の中央部に投影光
学系25が固定され、第1コラム24の上板に投影光学
系25を囲むように第2コラム26が植設され、第2コ
ラム26の上板の中央部にレチクルステージ27を介し
てレチクル28が載置されている。
【0020】Yステージ20Aの移動位置は、図3に示
されるように、Y軸用レーザ干渉計30Yによって計測
され、このY軸用レーザ干渉計30Yの検出信号が制御
装置11に入力されている。同様に、Xステージ20B
の移動位置は、図3に示されるように、第1、第2のX
軸用レーザ干渉計30X1 、30X2 によって計測さ
れ、これらのX軸用レーザ干渉計30X1 、30X2
検出信号も実際には制御装置11に入力されている。更
に、Zレベリングステージは、Z軸方向の駆動及びZ軸
に対する傾斜が調整可能に構成され、θステージはZ軸
回りの微小回転が可能に構成されている。従って、Yス
テージ20A、Xステージ20B、Zレベリングステー
ジ及びθステージによって、ウエハ22は3次元的に位
置決めが可能となっている。
【0021】レチクルステージ27は、レチクル28の
2次元的な位置の微調整、及び回転角の調整が可能に構
成されている。
【0022】更に、レチクル28の上方には、照明光学
系29が配置され、図示しない主制御装置ではレチクル
28及びウエハ22の相対位置合わせ(アライメント)
及び図示しない焦点検出系によるオートフォーカスを行
ないつつ、照明光学系29からの露光用の照明光のもと
で、レチクル28のパターンの投影光学系25を介した
像をウエハ22の各ショット領域に順次露光するように
なっている。
【0023】第1コラム24は、図3に示されるよう
に、4本の脚部24a〜24dにより定盤6上に接触し
ている。また、定盤6上のYステージ20Aの近傍に水
平面からの傾斜角のずれ量を検出するためのレベルセン
サ23が設置され、このレベルセンサ23の検出結果が
制御装置11に供給されている。
【0024】更に、第1コラム24の−X方向の側面に
可動軸35Aが埋め込まれ、可動軸35Aと床上に固定
された支柱31Aとの間にアクチュエータ32Aが取り
付けられている。アクチュエータ32Aは、アクチュエ
ータ7Aと同様に、支柱31Aに固定された発磁体より
なる固定子34Aと、可動軸35Aに取り付けられたコ
イルを含む可動子33Aとから構成され、制御装置11
から可動子33A内のコイルに流れる電流を調整するこ
とにより、可動軸35Aに対して+Y方向又は−Y方向
に力を与えることができる。同様に、第1コラム24の
+X方向の側面に可動軸35Bが埋め込まれ、可動軸3
5Bと床上に固定された支柱31Bとの間に、アクチュ
エータ32Aと同一構成のアクチュエータ32Bが取り
付けられ、制御装置11からの指示により可動軸35B
に対して+Y方向又は−Y方向に力を与えることができ
るようになっている。また、第1コラム24の+X方向
の側面の中央部と床上の支柱31Cとの間に、固定子3
4Cと可動子33Cとからなるアクチュエータ32Cが
設置され、制御装置11からの指示によりアクチュエー
タ32Cを介して第1コラム24に対して+X方向、又
は−X方向に力を与えることができる。制御装置11に
よる、アクチュエータ32A〜32Cの制御方法につい
ても後述する。
【0025】また、図1に戻り、支柱31A,31B及
び31Cはそれぞれ床上に第1コラム24に沿って植設
されている。
【0026】ここで、定盤6、Yステージ20A、Xス
テージ20B、ウエハホルダ21、第1コラム24、投
影光学系25、第2コラム26、及びレチクルステージ
27等から成る装置本体の重心Gが図1に示される位置
にあり、また、アクチュエータ32A、32Bによる可
動軸35A,35Bの第1コラム24との接続部の中心
をそれぞれ作用点AP及びBPとし、図3に示されるよ
うに、アクチュエータ32Cの可動子34Cの第1コラ
ム24との接続部の中心を作用点CPとすると、本実施
例では、3つの作用点AP、BP及びCPのZ方向の位
置がそれぞれ装置本体の重心Gとほぼ同じZ方向位置
(高さ)に設定されている。
【0027】次に、上述のようにして構成された本実施
例の動作について説明する。
【0028】まず、定盤6の高さ及び水平レベルの調整
について説明する。図1及び図3に示されるように、荷
重センサ5A〜5Dで計測された各防振パッド4A〜4
D毎の定盤6に対する反力は、制御装置11に伝えられ
ている。また、定盤6上のレベルセンサ23で計測され
た定盤9の水平レベル、及び変位センサ10で計測され
た定盤6の高さも制御装置11に伝えられている。これ
らのデータを基に制御装置11は、定盤6の高さ及び水
平レベル(傾斜角)をそれぞれ予め設定されている値に
するための、各防振パッド4A〜4Dの高さを算出す
る。その際、各防振パッド4A〜4Dから定盤6に伝え
られる反力のバランスが、予め設定されている状態にな
るよう各防振パッド4A〜4Dの高さは決められる。そ
の後、制御装置11は、上下動機構3A〜3Dを介して
防振パッド4A〜4Dの高さをそれぞれその算出された
高さに設定する。その後、防振パッド4A〜4Dの高さ
はそれぞれその設定値に維持される。これにより、定盤
6に歪みが生ずることがなく、定盤6上のYステージ2
0A、Xステージ20Bの位置決め精度等が高精度に維
持される。
【0029】次に、制御装置11によるアクチュエータ
7A〜7D、32A〜32Dの制御方法、即ち装置本体
の防振方法について、図4に基づいて説明する。
【0030】まず、制御装置11のアクチュエータ制御
に関する各制御機能部について説明する。この制御装置
11は、加速度演算機能部11A、ステージ推力演算機
能部11B、第1の座標変換機能部11C、第2の座標
変換機能部11D及び制御量演算機能部11Eを備えて
いる。
【0031】加速度演算機能部11Aは、Y軸用レーザ
干渉計30Aからの位置検出信号の2階微分値の演算に
よりYステージ20Aの加速度を求めると共に、第1、
第2のX軸用レーザ干渉計30X1 、30X2 からの位
置検出信号の2階微分値の相加平均を演算することによ
りXステージ20Bの加速度を求める。
【0032】ステージ推力演算機能部11Bは、加速度
演算機能部11Aで演算されたYステージ20A、Xス
テージ20Bの加速度値と当該各ステージの質量値(こ
れらの質量値は、既知の値であり、予め図示しないメモ
リに記憶されている)との積を算出することによりYス
テージ20A、Xステージ20Bに作用する力をそれぞ
れ求める。
【0033】第1の座標変換機能部11Cは、それぞれ
のステージの座標系と装置本体重心の座標系との座標変
換により、各ステージに作用する力を装置本体重心G回
りの6自由度の力、即ち重心Gに作用するX、Y、Z方
向の力及び重心Gを通るX、Y、Z軸回りの回転力にそ
れぞれ変換する。
【0034】第2の座標変換機能部11Dは、第1の座
標変換機能部で変換された後の装置本体重心G回りの力
の総和を自由度方向毎に求めると共に、装置本体重心の
座標系と7つのアクチュエータ7A、7B、7C、7
D、32A、32B、32Cの座標系との座標変換によ
り、本体重心G回りの6自由度方向の力の総和を各アク
チュエータ(7A、7B、7C、7D、32A、32
B、32C)位置にそれぞれ作用する力に変換する。
【0035】制御量演算機能部11Eは、第2の座標変
換機能部11Dで変換された各アクチュエータ位置に作
用する力を相殺するのに必要なアクチュエータ7A、7
B、7C、7D、32A、32B、32Cの制御量をそ
れぞれ求めると共に、これらの制御量に応じてアクチュ
エータ7A、7B、7C、7D、32A、32B、32
Cをそれぞれ駆動する。
【0036】即ち、制御装置11では各ステージの加速
度値及び質量値に基づき各ステージに作用する力が重心
Gを6自由度方向に運動させようとする力を推測し、こ
の力を相殺するのに必要な7つのアクチュエータ7A、
7B、7C、7D、32A、32B、32Cの制御量を
求めて、いわゆるフィードフォワード制御によりアクチ
ュエータ7A、7B、7C、7D、32A、32B、3
2Cを駆動制御する。
【0037】これによれば、図4の制御ブロック図に示
されるように、各ステージが駆動されると、当該各ステ
ージの推力が装置本体を重心G回りに6自由度方向に運
動させようとする。即ち、あたかも図4に点線で示され
る座標変換ブロック40が存在し、この座標変換ブロッ
ク40よって各ステージに作用する力(推力)P1 、P
2 が重心G回りの6自由度方向の力Fx1、Fy1、Fz1
x1、Ny1、Nz1に変換されるような現象となる。ここ
で、力Fx1、Fy1、Fz1は、重心Gに作用するX、Y、
Z方向の力であり、力Nx1、Ny1、Nz1は、重心Gを通
るX、Y、Z軸回りの回転力である。
【0038】この一方、制御装置11では、前述したよ
うな各機能部11A〜11Eの働きにより、力Fx1、F
y1、Fz1、Nx1、Ny1、Nz1を相殺するような力をアク
チュエータ7A、7B、7C、7D、32A、32B、
32Cで発生させるべく、フィードフォワード制御を行
なうので、アクチュエータ7A、7B、7C、7D、3
2A、32B、32Cが、理論上はFx1、Fy1、Fz1
x1、Ny1、Nz1を相殺できる力F1 〜F7 をそれぞれ
発生する。この場合においても、7つのアクチュエータ
がそれぞれ発生した力F1 〜F7 は、装置本体を重心G
回りに6自由度方向に運動させようとするので、あたか
も図4に点線で示される座標変換ブロック42が存在
し、この座標変換ブロック42よって力F1 〜F7 が重
心G回りの6自由度方向の力FxO、FyO、FzO、NxO
yO、NzOに変換されるような現象となる。
【0039】従って、Xステージ20B、Yステージ2
0Aが移動すると、装置本体には、図4に示される加え
合わせ点44A〜44Fのそれぞれの出力である6自由
度方向の力Fx =Fx1−FxO、Fy =Fy1−FyO、Fz
=Fz1−FzO、Nx =Nx1−NxO、Ny =Ny1−NyO
z =Nz1−NzOが作用することになるが、本実施例の
場合、計算上は、Fx1=FxO、Fy1=FyO、Fz1
zO、Nx1=NxO、Ny1=NyO、Nz1=NzO となって
いるので、Fx =Fy =Fz =Nx =Ny =Nz =0と
なり、装置本体には、何等力が作用しないのと同じ状態
になり、装置本体はいずれの方向にも揺動しない。な
お、実際には、干渉計の計測誤差、演算誤差等があるの
で、その誤差分の力が作用すると考えられるが、この力
の影響による装置本体の揺動は無視できる程度に小さく
なる。
【0040】以上説明したように、本実施例によると、
制御装置11が各ステージ(20A、20B)の加速度
と質量値とに基づいて各ステージに作用する力を装置本
体の重心回りの力に変換し、この力を相殺するように、
Z方向用の4個のアクチュエータ7A〜7D、Y方向用
の2個のアクチュエータ32A、32B、及びX方向用
の1個のアクチュエータ32Cをフィードフォワード制
御することから、定盤6上の露光装置本体の6自由度の
搖れの発生を効果的に阻止することができるという効果
がある。
【0041】なお、上記実施例では、X方向のアクチュ
エータ32Cの作用点CP、及びY方向用の2個のアク
チュエータ32A、32Bの作用点AP、BPは、定盤
6上の振動系(振動抑制対象物)の重心位置Gに対して
Z方向でほぼ等しい位置(高さ)に設置されているの
で、X軸及びY軸回りの回転を発生させることがなく、
第2の座標変換機能部11Dにおける演算が簡単になっ
ている。しかしながら、必ずしもそれらの作用点AP〜
CPの高さを重心位置Gに合わせる必要はない。
【0042】また、上記実施例では、7つのアクチュエ
ータを用いて装置本体の6自由度方向の揺れを阻止する
場合について例示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、装置本体の6自由度方向の揺れを阻止でき
ればアクチュエータの数は6つあるいは8つ以上でも良
い。
【0043】さらに、ステージの移動により装置本体の
重心回りに作用する力を予測し、この力の影響を相殺す
るようにアクチュエータをフィードフォワード制御する
という本発明の防振方法は、装置本体の6自由度方向の
揺れを阻止する場合にのみ適用されるものではない。例
えば、ステージが装置本体の重心位置上を移動するよう
に構成されている場合には、ステージが移動しても装置
本体は必ずしも6自由度方向に揺動しないが、かかる場
合であっても本発明に係る防振方法は、有効に機能する
ことは明かだからである。
【0044】なお、上記実施例では、ステージの位置を
レーザ干渉計で計測し、位置信号の2階微分によりステ
ージの加速度を求める場合を例示したが、本発明がこれ
に限定されないことは勿論であり、例えば、加速度セン
サによりステージの加速度を直接検出しても良く、その
他ステージの位置、速度、加速度を検出できるものであ
れば、如何なる手段を用いてもよい。
【0045】また、上記実施例ではステッパ方式の投影
露光装置に本発明を適用する場合を例示したが、本発明
の適用範囲がこれに限定されるものではなく、ステップ
・アンド・スキャン方式等の走査露光型の投影露光装置
にも本発明は同様に適用できる。特に、走査露光型では
走査露光の開始時に大きな加速度が発生するため、アク
チュエータにより装置本体の揺れの発生を阻止するとい
う本発明方法は、特に有効である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステージの移動が装置本体に与える影響を予測してこの
影響を相殺するように、アクチュエータを制御するの
で、防振パッド上に保持される装置本体の揺動の発生を
効果的に阻止することができるという従来にない優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防振方法が適用される投影露光装
置を示す正面図である。
【図2】(a)はアクチュエータ7Aの一例を示す拡大
断面図、(b)はアクチュエータ7Aの他の例を示す拡
大断面図である。
【図3】図1のC−C線に沿う断面図である。
【図4】制御装置によるアクチュエータ制御方法及びこ
れにより生じる作用を視覚的に説明するための制御ブロ
ック図である。
【符号の説明】
4A〜4D 防振パッド 6 定盤 7A〜7D,32A〜32C アクチュエータ 11 制御装置 20A Yステージ 20B Xステージ 30X1 、30X2 X軸用レーザ干渉計 30Y Y軸用レーザ干渉計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも3個の防振パッドを介して水
    平に保持された装置本体と、当該装置本体上で移動する
    少なくとも一つのステージとを備えたステージ装置用の
    防振装置に用いられ、前記各ステージの移動により前記
    装置本体に生じる揺動を1又は2以上のアクチュエータ
    を用いて抑制する防振方法であって、 前記各ステージの加速度値と当該各ステージの質量値と
    に基づいて各ステージに作用する力を求め、 この求めた各ステージに作用する力を前記装置本体重心
    回りに作用する力に変換し、 この変換結果に基づいて前記装置本体重心回りに作用す
    る力を相殺して前記装置本体の揺れを阻止するように、
    前記1又は2以上のアクチュエータをフィードフォワー
    ド制御することを特徴とする防振方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも3個の防振パッドを介して水
    平に保持された装置本体と、当該装置本体上で移動する
    少なくとも一つのステージとを備えたステージ装置用の
    防振装置に用いられ、前記各ステージの移動により前記
    装置本体に生じる6自由度方向の揺動を少なくとも6つ
    のアクチュエータを用いて抑制する防振方法であって、 前記各ステージの加速度を検出する第1工程と;前記第
    1工程で検出したステージの加速度値と当該ステージの
    質量値との積に基づいてステージに作用する力をステー
    ジ毎に算出する第2工程と;前記第2工程で算出した各
    ステージに作用する力を前記装置本体重心回りに作用す
    る6自由度の力に変換する第3工程と;前記第3工程で
    変換された6自由度の力のそれぞれを相殺するために必
    要な前記各アクチュエータの制御量を演算する第4工程
    と;前記第4工程で演算された制御量に基づいて前記各
    アクチュエータを駆動する第5工程とを含む防振方法。
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