JPH094682A - 減速機 - Google Patents
減速機Info
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- JPH094682A JPH094682A JP15345995A JP15345995A JPH094682A JP H094682 A JPH094682 A JP H094682A JP 15345995 A JP15345995 A JP 15345995A JP 15345995 A JP15345995 A JP 15345995A JP H094682 A JPH094682 A JP H094682A
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- output
- gear
- housing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】小型でしかも大きな減速比が得られる減速機を
提供する。 【構成】入力側回転軸21に回転可能にかつその軸線O
1 に対し斜めに傾けて環状の入力側傘歯車24を嵌装
し、この入力側傘歯車24をハウジング10に回転軸軸
線O1 に対して垂直に設けた環状の固定傘歯車26と噛
合わせるとともに、前記入力側傘歯車24と一体に傾動
および回転する環状の中継傘歯車25を、出力側回転軸
22に回転軸軸線O1 に対して垂直に設けた環状の出力
側傘歯車27と噛合わせ、かつ入力側傘歯車24と固定
傘歯車26とからなる歯車対と、中継傘歯車25と出力
側環状傘歯車27とからなる歯車対とのうち、少なくと
も一方の歯車対の両傘歯車の歯数を互いに異ならせた。
提供する。 【構成】入力側回転軸21に回転可能にかつその軸線O
1 に対し斜めに傾けて環状の入力側傘歯車24を嵌装
し、この入力側傘歯車24をハウジング10に回転軸軸
線O1 に対して垂直に設けた環状の固定傘歯車26と噛
合わせるとともに、前記入力側傘歯車24と一体に傾動
および回転する環状の中継傘歯車25を、出力側回転軸
22に回転軸軸線O1 に対して垂直に設けた環状の出力
側傘歯車27と噛合わせ、かつ入力側傘歯車24と固定
傘歯車26とからなる歯車対と、中継傘歯車25と出力
側環状傘歯車27とからなる歯車対とのうち、少なくと
も一方の歯車対の両傘歯車の歯数を互いに異ならせた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯車を用いた減速機に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、歯車を用いた減速機としては、そ
のハウジングに入力側回転軸と出力側回転軸とをそれぞ
れ支持させるとともに、前記ハウジング内に、前記入力
側回転軸に取付けられてこの入力側回転軸と一体に回転
する入力側歯車と、前記出力側回転軸に取付けられてこ
の出力側回転軸と一体に回転する出力側歯車と、前記入
力側歯車の回転を出力側歯車に伝達する中継歯車とから
なる減速歯車機構を設けた構成のものが知られている。
のハウジングに入力側回転軸と出力側回転軸とをそれぞ
れ支持させるとともに、前記ハウジング内に、前記入力
側回転軸に取付けられてこの入力側回転軸と一体に回転
する入力側歯車と、前記出力側回転軸に取付けられてこ
の出力側回転軸と一体に回転する出力側歯車と、前記入
力側歯車の回転を出力側歯車に伝達する中継歯車とから
なる減速歯車機構を設けた構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の変
速機は、入力側回転軸に取付けられた入力側歯車と出力
側回転軸に取付けられた出力側歯車との歯数比がそのま
ま変速比になるものであるため、例えば1/10の減速
比を得るには、前記入力側歯車と出力側歯車との歯数比
を1:10にする必要があり、したがって、減速比の大
きなものほど出力側歯車の径が大きくなって、減速機が
大型になってしまうという問題をもっていた。本発明
は、小型でしかも大きな減速比を得ることができる減速
機を提供することを目的としたものである。
速機は、入力側回転軸に取付けられた入力側歯車と出力
側回転軸に取付けられた出力側歯車との歯数比がそのま
ま変速比になるものであるため、例えば1/10の減速
比を得るには、前記入力側歯車と出力側歯車との歯数比
を1:10にする必要があり、したがって、減速比の大
きなものほど出力側歯車の径が大きくなって、減速機が
大型になってしまうという問題をもっていた。本発明
は、小型でしかも大きな減速比を得ることができる減速
機を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の減速機は、ハウ
ジングと、前記ハウジング内の一端側に挿入されてこの
ハウジングに支持された入力側回転軸と、前記ハウジン
グ内の他端側に挿入され、前記入力側回転軸と軸線を一
致させて前記ハウジングに支持された出力側回転軸と、
前記入力側回転軸のハウジング内挿入部の外周にその周
方向に回転可能にかつ前記回転軸の軸線に対して斜めに
傾けて嵌装され、前記入力側回転軸の回転にともない前
記軸線上の一点を中心として傾き方向が周方向に連続的
に変化する環状の入力側傘歯車と、前記入力側傘歯車の
出力側回転軸と対向する側にこの入力側傘歯車と同軸に
かつ同じ傾きで設けられ、前記入力側傘歯車と一体に傾
動および回転する環状の中継傘歯車と、前記ハウジング
の内面に前記回転軸の軸線に対して垂直に設けられた前
記軸線を中心とする環状の固定傘歯車と、前記出力側回
転軸のハウジング内挿入端に前記回転軸の軸線に対して
垂直に設けられた前記軸線を中心とする環状の出力側傘
歯車とを備え、かつ、前記入力側傘歯車が前記固定傘歯
車に噛合い、前記中継傘歯車が前記出力側傘歯車に噛合
っているとともに、前記入力側傘歯車と前記固定傘歯車
とからなる歯車対と、前記中継傘歯車と出力側環状傘歯
車とからなる歯車対とのうち、少なくとも一方の歯車対
の両傘歯車の歯数が互いに異なっていることを特徴とす
るものである。
ジングと、前記ハウジング内の一端側に挿入されてこの
ハウジングに支持された入力側回転軸と、前記ハウジン
グ内の他端側に挿入され、前記入力側回転軸と軸線を一
致させて前記ハウジングに支持された出力側回転軸と、
前記入力側回転軸のハウジング内挿入部の外周にその周
方向に回転可能にかつ前記回転軸の軸線に対して斜めに
傾けて嵌装され、前記入力側回転軸の回転にともない前
記軸線上の一点を中心として傾き方向が周方向に連続的
に変化する環状の入力側傘歯車と、前記入力側傘歯車の
出力側回転軸と対向する側にこの入力側傘歯車と同軸に
かつ同じ傾きで設けられ、前記入力側傘歯車と一体に傾
動および回転する環状の中継傘歯車と、前記ハウジング
の内面に前記回転軸の軸線に対して垂直に設けられた前
記軸線を中心とする環状の固定傘歯車と、前記出力側回
転軸のハウジング内挿入端に前記回転軸の軸線に対して
垂直に設けられた前記軸線を中心とする環状の出力側傘
歯車とを備え、かつ、前記入力側傘歯車が前記固定傘歯
車に噛合い、前記中継傘歯車が前記出力側傘歯車に噛合
っているとともに、前記入力側傘歯車と前記固定傘歯車
とからなる歯車対と、前記中継傘歯車と出力側環状傘歯
車とからなる歯車対とのうち、少なくとも一方の歯車対
の両傘歯車の歯数が互いに異なっていることを特徴とす
るものである。
【0005】本発明の減速機において、上記入力側傘歯
車と中継傘歯車はそれぞれ入力側回転軸に着脱可能に嵌
装し、かつこれら両傘歯車を互いに着脱可能に固定する
のが望ましい。また、上記出力側傘歯車は、出力側回転
軸に一体に形成し、この出力側回転軸をハウジングに着
脱可能に支持されるのが望ましい。
車と中継傘歯車はそれぞれ入力側回転軸に着脱可能に嵌
装し、かつこれら両傘歯車を互いに着脱可能に固定する
のが望ましい。また、上記出力側傘歯車は、出力側回転
軸に一体に形成し、この出力側回転軸をハウジングに着
脱可能に支持されるのが望ましい。
【0006】
【作用】本発明の減速機においては、入力側回転軸の回
転にともなって入力側傘歯車が、回転軸の軸線上の一点
を中心として傾き方向が周方向に連続的に変化するよう
に傾動する。そして、この入力側傘歯車は、入力側回転
軸に回転可能に嵌装されるとともにハウジングに設けら
れている固定傘歯車と噛合っているため、この入力側傘
歯車は、入力側回転軸と一緒には回転せず、固定傘歯車
によって回転を規制される。
転にともなって入力側傘歯車が、回転軸の軸線上の一点
を中心として傾き方向が周方向に連続的に変化するよう
に傾動する。そして、この入力側傘歯車は、入力側回転
軸に回転可能に嵌装されるとともにハウジングに設けら
れている固定傘歯車と噛合っているため、この入力側傘
歯車は、入力側回転軸と一緒には回転せず、固定傘歯車
によって回転を規制される。
【0007】すなわち、入力側傘歯車と固定傘歯車の歯
数が等しい場合は、入力側傘歯は傾動するだけで回転は
起さず、また、入力側傘歯車と固定傘歯車の歯数が互い
に異なっている場合は、入力側傘歯車が傾動しながら固
定傘歯車に対してその周方向にずれ、この入力側傘歯車
が、入力側回転軸の回転に対して減速回転する。
数が等しい場合は、入力側傘歯は傾動するだけで回転は
起さず、また、入力側傘歯車と固定傘歯車の歯数が互い
に異なっている場合は、入力側傘歯車が傾動しながら固
定傘歯車に対してその周方向にずれ、この入力側傘歯車
が、入力側回転軸の回転に対して減速回転する。
【0008】一方、出力側回転軸は、その軸端に設けた
出力側傘歯車に噛合っている中継傘歯車によって回転を
規制される。そして、この中継傘歯車は上記入力側傘歯
車と一体に傾動および回転するため、中継傘歯車と出力
側傘歯車の歯数が等しい場合は、中継傘歯車が傾動して
も出力側回転軸は回転しないが、中継傘歯が傾動しなが
ら回転していれば、出力側回転軸が中継傘歯車と同じ速
度で回転する。
出力側傘歯車に噛合っている中継傘歯車によって回転を
規制される。そして、この中継傘歯車は上記入力側傘歯
車と一体に傾動および回転するため、中継傘歯車と出力
側傘歯車の歯数が等しい場合は、中継傘歯車が傾動して
も出力側回転軸は回転しないが、中継傘歯が傾動しなが
ら回転していれば、出力側回転軸が中継傘歯車と同じ速
度で回転する。
【0009】また、中継傘歯車と出力側傘歯の歯数が互
いに異なっている場合は、中継傘歯車が傾動するだけで
回転はしていなくても、出力側傘歯が中継傘歯の傾動に
ともなってこの中継傘歯車に対しその周方向にずれ、こ
の出力側回転軸が、入力側回転軸の回転速度に対して減
速回転する。
いに異なっている場合は、中継傘歯車が傾動するだけで
回転はしていなくても、出力側傘歯が中継傘歯の傾動に
ともなってこの中継傘歯車に対しその周方向にずれ、こ
の出力側回転軸が、入力側回転軸の回転速度に対して減
速回転する。
【0010】さらに、上記中継傘歯車と出力側傘歯の歯
数が互いに異なっており、しかも中継傘歯車が傾動しな
がら回転している場合は、出力側回転軸が、中継傘歯車
の回転と、中継傘歯の傾動にともなう出力側傘歯と中継
傘歯車とのずれとによって回転する。
数が互いに異なっており、しかも中継傘歯車が傾動しな
がら回転している場合は、出力側回転軸が、中継傘歯車
の回転と、中継傘歯の傾動にともなう出力側傘歯と中継
傘歯車とのずれとによって回転する。
【0011】つまり、この減速機においては、入力側傘
歯車と固定傘歯車とからなる歯車対と、中継傘歯車と出
力側傘歯車とからなる歯車対とのうち、少なくとも一方
の歯車対の両傘歯車の歯数が互いに異なっていれば、入
力側回転軸の回転が減速されて出力側回転軸に伝達され
る。
歯車と固定傘歯車とからなる歯車対と、中継傘歯車と出
力側傘歯車とからなる歯車対とのうち、少なくとも一方
の歯車対の両傘歯車の歯数が互いに異なっていれば、入
力側回転軸の回転が減速されて出力側回転軸に伝達され
る。
【0012】そして、この減速機の減速比は、上記各傘
歯車の歯数によって決まるが、入力側傘歯車と固定傘歯
車はほぼ同じ径の傘歯車でよく、また中継傘歯車と出力
側傘歯もほぼ同じ径の傘歯車でよい。
歯車の歯数によって決まるが、入力側傘歯車と固定傘歯
車はほぼ同じ径の傘歯車でよく、また中継傘歯車と出力
側傘歯もほぼ同じ径の傘歯車でよい。
【0013】したがって、この減速機によれば、従来の
減速機のように、大きな減速比を得るために出力側歯車
の径を大きくする必要はないから、小型でしかも大きな
減速比を得ることができる。
減速機のように、大きな減速比を得るために出力側歯車
の径を大きくする必要はないから、小型でしかも大きな
減速比を得ることができる。
【0014】また、本発明の減速機において、上記入力
側傘歯車と中継傘歯車をそれぞれ入力側回転軸に着脱可
能に嵌装し、かつこれら両傘歯車を互いに着脱可能に固
定しておけば、この入力側傘歯車と中継傘歯車の一方ま
たは両方を歯数が異なるものと交換して、減速比を変え
ることができる。
側傘歯車と中継傘歯車をそれぞれ入力側回転軸に着脱可
能に嵌装し、かつこれら両傘歯車を互いに着脱可能に固
定しておけば、この入力側傘歯車と中継傘歯車の一方ま
たは両方を歯数が異なるものと交換して、減速比を変え
ることができる。
【0015】さらに、この減速機において、上記出力側
傘歯車を出力側回転軸に一体に形成し、この出力側回転
軸をハウジングに着脱可能に支持させておけば、この出
力側回転軸を出力側傘歯車の歯数が異なるものと交換す
ることによっても減速比を変えることができるし、また
固定傘歯車も歯数の異なるものと交換すれば、さらに減
速比を変えることができる。
傘歯車を出力側回転軸に一体に形成し、この出力側回転
軸をハウジングに着脱可能に支持させておけば、この出
力側回転軸を出力側傘歯車の歯数が異なるものと交換す
ることによっても減速比を変えることができるし、また
固定傘歯車も歯数の異なるものと交換すれば、さらに減
速比を変えることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は減速機の回転軸の軸線に沿う断面図、図
2は図1のII−II線に沿う断面図である。この実施例の
減速機は、そのハウジング10に入力側回転軸21と出
力側回転軸22とを支持させるとともに、前記ハウジン
グ10内に、入力側回転軸21の回転を減速して出力側
回転軸22に伝達する歯車機構を設けたものである。
明する。図1は減速機の回転軸の軸線に沿う断面図、図
2は図1のII−II線に沿う断面図である。この実施例の
減速機は、そのハウジング10に入力側回転軸21と出
力側回転軸22とを支持させるとともに、前記ハウジン
グ10内に、入力側回転軸21の回転を減速して出力側
回転軸22に伝達する歯車機構を設けたものである。
【0017】上記ハウジング10は、図1において右側
の入力側ハウジング体11と、図1において左側の出力
側ハウジング体12とを組合わせてなる二分割型ハウジ
ングであり、両ハウジング体11,12は、互いに突合
わされて複数本の固定ボルト13により着脱可能に接合
されている。なお、入力側ハウジング体11の外周に
は、ハウジング10を図示しない減速機支持部に取付け
るための、取付孔14を有するフランジ部11aが突設
されている。
の入力側ハウジング体11と、図1において左側の出力
側ハウジング体12とを組合わせてなる二分割型ハウジ
ングであり、両ハウジング体11,12は、互いに突合
わされて複数本の固定ボルト13により着脱可能に接合
されている。なお、入力側ハウジング体11の外周に
は、ハウジング10を図示しない減速機支持部に取付け
るための、取付孔14を有するフランジ部11aが突設
されている。
【0018】一方、上記入力側回転軸21と出力側回転
軸22はそれぞれ中空軸とされており、入力側回転軸2
1は、上記ハウジング10内の一端側、つまり入力側ハ
ウジング体11内に挿入され、前記入力側ハウジング体
11の外端部に固定ボルト16によって着脱可能に固定
した端部リング15に、ベアリング17を介して着脱可
能に支持されている。18は前記ベアリング17の抜止
めナットであり、この抜止めナット18は、入力側回転
軸21の外端部の外周に設けたネジ部に螺合され、図示
しない緩み止め手段によって固定されている。
軸22はそれぞれ中空軸とされており、入力側回転軸2
1は、上記ハウジング10内の一端側、つまり入力側ハ
ウジング体11内に挿入され、前記入力側ハウジング体
11の外端部に固定ボルト16によって着脱可能に固定
した端部リング15に、ベアリング17を介して着脱可
能に支持されている。18は前記ベアリング17の抜止
めナットであり、この抜止めナット18は、入力側回転
軸21の外端部の外周に設けたネジ部に螺合され、図示
しない緩み止め手段によって固定されている。
【0019】また、上記出力側回転軸22は、上記ハウ
ジング10内の他端側、つまり出力側ハウジング体12
内に挿入されており、この出力側回転軸22は、上記入
力側回転軸21と軸線(以下、回転軸軸線という)O1
を一致させた状態で、出力側ハウジング体12の外端部
および中央部にベアリング19a,19bを介して着脱
可能に支持されている。20は外端部のベアリング19
aの抜止めナットであり、この抜止めナット20は出力
側回転軸22の外端部の外周に設けたネジ部に螺合さ
れ、図示しない緩み止め手段によって固定されている。
ジング10内の他端側、つまり出力側ハウジング体12
内に挿入されており、この出力側回転軸22は、上記入
力側回転軸21と軸線(以下、回転軸軸線という)O1
を一致させた状態で、出力側ハウジング体12の外端部
および中央部にベアリング19a,19bを介して着脱
可能に支持されている。20は外端部のベアリング19
aの抜止めナットであり、この抜止めナット20は出力
側回転軸22の外端部の外周に設けたネジ部に螺合さ
れ、図示しない緩み止め手段によって固定されている。
【0020】さらに、上記出力側回転軸22のハウジン
グ内挿入端には、上記入力側回転軸21のハウジング内
挿入端を収容する凹入部22aが設けられており、入力
側回転軸21のハウジング内挿入端は、前記出力側回転
軸22の凹入部22aにベアリング23を介して着脱可
能に支持されている。
グ内挿入端には、上記入力側回転軸21のハウジング内
挿入端を収容する凹入部22aが設けられており、入力
側回転軸21のハウジング内挿入端は、前記出力側回転
軸22の凹入部22aにベアリング23を介して着脱可
能に支持されている。
【0021】また、入力側回転軸21の回転を減速して
出力側回転軸22に伝達する歯車機構は、前記入力側回
転軸21のハウジング内挿入部の外周にその周方向に回
転可能に嵌装された環状の入力側傘歯車24および中継
傘歯車25と、上記ハウジング10の内面に設けられた
環状の固定傘歯車26と、出力側回転軸22のハウジン
グ内挿入端に設けられた環状の出力側傘歯車27とから
なっている。
出力側回転軸22に伝達する歯車機構は、前記入力側回
転軸21のハウジング内挿入部の外周にその周方向に回
転可能に嵌装された環状の入力側傘歯車24および中継
傘歯車25と、上記ハウジング10の内面に設けられた
環状の固定傘歯車26と、出力側回転軸22のハウジン
グ内挿入端に設けられた環状の出力側傘歯車27とから
なっている。
【0022】まず、入力側傘歯車24と中継傘歯車25
について説明すると、上記入力側回転軸21の入力側傘
歯車24および中継傘歯車25を嵌装する部分の外周面
は、回転軸軸線O1 に対して数°(2〜5°)の傾き角
θで傾斜する円筒面に形成されており、入力側傘歯車2
4と中継傘歯車25は、入力側回転軸21の前記傾斜す
る円筒面部分にベアリング28を介して着脱可能に嵌装
され、回転軸軸線O1に対し上記傾き角θで斜めに傾け
て設けられている。なお、29は前記アリング28の抜
止めナットであり、この抜止めナット29は入力側回転
軸21の外周に設けたネジ部に螺合され、図示しない緩
み止め手段によって固定されている。
について説明すると、上記入力側回転軸21の入力側傘
歯車24および中継傘歯車25を嵌装する部分の外周面
は、回転軸軸線O1 に対して数°(2〜5°)の傾き角
θで傾斜する円筒面に形成されており、入力側傘歯車2
4と中継傘歯車25は、入力側回転軸21の前記傾斜す
る円筒面部分にベアリング28を介して着脱可能に嵌装
され、回転軸軸線O1に対し上記傾き角θで斜めに傾け
て設けられている。なお、29は前記アリング28の抜
止めナットであり、この抜止めナット29は入力側回転
軸21の外周に設けたネジ部に螺合され、図示しない緩
み止め手段によって固定されている。
【0023】上記入力側傘歯車24と中継傘歯車25
は、いずれも、外周に突出部を有する環状円板の前記突
出部の端面に、その全周にわたって所定ピッチで歯を設
けたものであり、中継傘歯車25は、入力側傘歯車24
より若干小径のものとされている。
は、いずれも、外周に突出部を有する環状円板の前記突
出部の端面に、その全周にわたって所定ピッチで歯を設
けたものであり、中継傘歯車25は、入力側傘歯車24
より若干小径のものとされている。
【0024】そして、これら傘歯車24,25は、その
歯面を出力側回転軸22の方向に向けて設けられてお
り、中継傘歯車25は、入力側傘歯車24の出力側回転
軸22と対向する側に抱かせて設けられ、入力側傘歯車
24と結合ボルト30によって着脱可能に固定されてい
る。
歯面を出力側回転軸22の方向に向けて設けられてお
り、中継傘歯車25は、入力側傘歯車24の出力側回転
軸22と対向する側に抱かせて設けられ、入力側傘歯車
24と結合ボルト30によって着脱可能に固定されてい
る。
【0025】すなわち、上記入力側傘歯車24は、入力
側回転軸21の外周にその周方向に回転可能にかつ回転
軸軸線O1 に対して斜めに傾けて嵌装されており、この
入力側傘歯車24は、入力側回転軸21の回転にともな
い前記回転軸軸線O1 上の一点、つまり回転軸軸線O1
と傘歯車24の軸線O2 との交点Pを中心として傾き方
向が周方向に連続的に変化するように傾動する。
側回転軸21の外周にその周方向に回転可能にかつ回転
軸軸線O1 に対して斜めに傾けて嵌装されており、この
入力側傘歯車24は、入力側回転軸21の回転にともな
い前記回転軸軸線O1 上の一点、つまり回転軸軸線O1
と傘歯車24の軸線O2 との交点Pを中心として傾き方
向が周方向に連続的に変化するように傾動する。
【0026】また、上記中継傘歯車25は、入力側傘歯
車24と同軸にかつ同じ傾きで設けられており、この中
継傘歯車25も、上記点Pを中心として入力側傘歯車2
4と一体に傾動するとともに、この入力側傘歯車24と
一体に回転する。
車24と同軸にかつ同じ傾きで設けられており、この中
継傘歯車25も、上記点Pを中心として入力側傘歯車2
4と一体に傾動するとともに、この入力側傘歯車24と
一体に回転する。
【0027】なお、上記入力側傘歯車24と中継傘歯車
25は、いずれも、その歯面が歯車中心に向かって突出
するように傾斜する正のテーパーをもった環状傘歯車で
あり、これら傘歯車24,25の中心は上記点Pにあ
る。
25は、いずれも、その歯面が歯車中心に向かって突出
するように傾斜する正のテーパーをもった環状傘歯車で
あり、これら傘歯車24,25の中心は上記点Pにあ
る。
【0028】一方、上記固定傘歯車26は、出力側ハウ
ジング体12の内端面に一体に形成されている。この固
定傘歯車26は、上記入力側傘歯車24とほぼ同径の環
状傘歯車であり、上記回転軸軸線O1 に対して垂直に設
けられている。
ジング体12の内端面に一体に形成されている。この固
定傘歯車26は、上記入力側傘歯車24とほぼ同径の環
状傘歯車であり、上記回転軸軸線O1 に対して垂直に設
けられている。
【0029】さらに、上記出力側傘歯車27は、上記中
継傘歯車25と対向させて、出力側回転軸22の軸端に
一体に形成されている。この出力側傘歯車27は、上記
中継傘歯車25とほぼ同径の環状傘歯車であり、上記回
転軸軸線O1 に対して垂直に設けられている。
継傘歯車25と対向させて、出力側回転軸22の軸端に
一体に形成されている。この出力側傘歯車27は、上記
中継傘歯車25とほぼ同径の環状傘歯車であり、上記回
転軸軸線O1 に対して垂直に設けられている。
【0030】なお、上記固定傘歯車26と出力側傘歯車
27は、いずれも、その歯面が歯車中心に向かって凹入
するように傾斜する負のテーパーをもった環状傘歯車で
あり、これら傘歯車26,27の中心も上記点Pにあ
る。
27は、いずれも、その歯面が歯車中心に向かって凹入
するように傾斜する負のテーパーをもった環状傘歯車で
あり、これら傘歯車26,27の中心も上記点Pにあ
る。
【0031】そして、上記入力側傘歯車24は、出力側
回転軸22方向への傾斜端において上記固定傘歯車26
に噛合っており、また上記中継傘歯車25は、出力側回
転軸22方向への傾斜端において上記出力側傘歯車27
に噛合っている。
回転軸22方向への傾斜端において上記固定傘歯車26
に噛合っており、また上記中継傘歯車25は、出力側回
転軸22方向への傾斜端において上記出力側傘歯車27
に噛合っている。
【0032】また、上記入力側傘歯車24と固定傘歯車
26の歯数および中継傘歯車25と出力側傘歯車27の
歯数はそれぞれ、得ようとする減速比に応じて設定され
ており、入力側傘歯車24と固定傘歯車26とからなる
歯車対と、中継傘歯車25と出力側環状傘歯車27とか
らなる歯車対とのうち、少なくとも一方の歯車対の両傘
歯車の歯数は互いに異なっている。
26の歯数および中継傘歯車25と出力側傘歯車27の
歯数はそれぞれ、得ようとする減速比に応じて設定され
ており、入力側傘歯車24と固定傘歯車26とからなる
歯車対と、中継傘歯車25と出力側環状傘歯車27とか
らなる歯車対とのうち、少なくとも一方の歯車対の両傘
歯車の歯数は互いに異なっている。
【0033】なお、図1において、31は、各傘歯車2
4,26および25,27の噛合い部とベアリング1
7,19a,19b,23,28の潤滑油が外部に漏れ
るのを防ぐために設けられたシールリングである。
4,26および25,27の噛合い部とベアリング1
7,19a,19b,23,28の潤滑油が外部に漏れ
るのを防ぐために設けられたシールリングである。
【0034】上記減速機は、入力側回転軸21の回転
を、上記各傘歯車24,26,25,27からなる歯車
機構により減速して出力側回転軸22に伝達するもので
あり、入力側回転軸21の回転は次のようにして出力側
回転軸22に伝達される。
を、上記各傘歯車24,26,25,27からなる歯車
機構により減速して出力側回転軸22に伝達するもので
あり、入力側回転軸21の回転は次のようにして出力側
回転軸22に伝達される。
【0035】すなわち、この減速機においては、入力側
回転軸21の回転にともなって入力側傘歯車24が、回
転軸軸線O1 上の一点Pを中心として傾き方向が周方向
に連続的に変化するように傾動し、この入力側傘歯車2
4の傾動にともなって入力側傘歯車24と固定傘歯車2
6との噛合い箇所が周方向に順次移動して行く。
回転軸21の回転にともなって入力側傘歯車24が、回
転軸軸線O1 上の一点Pを中心として傾き方向が周方向
に連続的に変化するように傾動し、この入力側傘歯車2
4の傾動にともなって入力側傘歯車24と固定傘歯車2
6との噛合い箇所が周方向に順次移動して行く。
【0036】図3および図4は、入力側回転軸21の回
転にともなう入力側傘歯車24の傾動状態を示してお
り、図3は入力側回転軸21が図1の状態から90°回
転した状態、図4は入力側回転軸21が図3の状態から
さらに180°回転した状態を示している。
転にともなう入力側傘歯車24の傾動状態を示してお
り、図3は入力側回転軸21が図1の状態から90°回
転した状態、図4は入力側回転軸21が図3の状態から
さらに180°回転した状態を示している。
【0037】そして、上記入力側傘歯車24は、入力側
回転軸21に回転可能に嵌装されるとともにハウジング
10に設けられている固定傘歯車26と噛合っているた
め、この入力側傘歯車24は、入力側回転軸21と一緒
には回転せず、固定傘歯車26によって回転を規制され
る。
回転軸21に回転可能に嵌装されるとともにハウジング
10に設けられている固定傘歯車26と噛合っているた
め、この入力側傘歯車24は、入力側回転軸21と一緒
には回転せず、固定傘歯車26によって回転を規制され
る。
【0038】すなわち、入力側傘歯車24と固定傘歯車
26の歯数が等しい場合は、入力側傘歯24は傾動する
だけで回転は起さず、また、入力側傘歯車24と固定傘
歯車26の歯数が互いに異なっている場合は、入力側傘
歯車24が傾動しながら固定傘歯車26に対してその周
方向にずれ、この入力側傘歯車24が、入力側回転軸2
1の回転に対して減速回転する。
26の歯数が等しい場合は、入力側傘歯24は傾動する
だけで回転は起さず、また、入力側傘歯車24と固定傘
歯車26の歯数が互いに異なっている場合は、入力側傘
歯車24が傾動しながら固定傘歯車26に対してその周
方向にずれ、この入力側傘歯車24が、入力側回転軸2
1の回転に対して減速回転する。
【0039】一方、出力側回転軸22は、その軸端に設
けた出力側傘歯車27に噛合っている中継傘歯車25に
よって回転を規制されるが、この中継傘歯車25は上記
入力側傘歯車24と一体に傾動および回転するため、上
述したように入力側傘歯車24と固定傘歯車26の歯数
が等しい場合は、中継傘歯25も傾動するだけで回転は
せず、また入力側傘歯車24と固定傘歯車26の歯数が
互いに異なっている場合は、中継傘歯車25も傾動しな
がら回転する。なお、この中継傘歯車25と出力側傘歯
車27との噛合い箇所も、中継傘歯車25の傾動にとも
なって周方向に順次移動して行く。
けた出力側傘歯車27に噛合っている中継傘歯車25に
よって回転を規制されるが、この中継傘歯車25は上記
入力側傘歯車24と一体に傾動および回転するため、上
述したように入力側傘歯車24と固定傘歯車26の歯数
が等しい場合は、中継傘歯25も傾動するだけで回転は
せず、また入力側傘歯車24と固定傘歯車26の歯数が
互いに異なっている場合は、中継傘歯車25も傾動しな
がら回転する。なお、この中継傘歯車25と出力側傘歯
車27との噛合い箇所も、中継傘歯車25の傾動にとも
なって周方向に順次移動して行く。
【0040】そして、上記中継傘歯車25と出力側傘歯
車27の歯数が等しい場合は、中継傘歯車25が傾動し
ても出力側回転軸22は回転しないが、中継傘歯25が
傾動しながら回転していれば、出力側回転軸22が中継
傘歯車25と同じ速度で回転する。
車27の歯数が等しい場合は、中継傘歯車25が傾動し
ても出力側回転軸22は回転しないが、中継傘歯25が
傾動しながら回転していれば、出力側回転軸22が中継
傘歯車25と同じ速度で回転する。
【0041】また、中継傘歯車25と出力側傘歯27の
歯数が互いに異なっている場合は、中継傘歯車25が傾
動するだけで回転はしていなくても、出力側傘歯27が
中継傘歯25の傾動にともなってこの中継傘歯車25に
対しその周方向にずれ、この出力側回転軸22が、入力
側回転軸21の回転速度に対して減速回転する。
歯数が互いに異なっている場合は、中継傘歯車25が傾
動するだけで回転はしていなくても、出力側傘歯27が
中継傘歯25の傾動にともなってこの中継傘歯車25に
対しその周方向にずれ、この出力側回転軸22が、入力
側回転軸21の回転速度に対して減速回転する。
【0042】さらに、中継傘歯車25と出力側傘歯27
の歯数が互いに異なっており、しかも中継傘歯車25が
傾動しながら回転している場合は、出力側回転軸22
が、中継傘歯車25の回転と、中継傘歯25の傾動にと
もなう出力側傘歯27と中継傘歯車25とのずれとによ
って回転する。
の歯数が互いに異なっており、しかも中継傘歯車25が
傾動しながら回転している場合は、出力側回転軸22
が、中継傘歯車25の回転と、中継傘歯25の傾動にと
もなう出力側傘歯27と中継傘歯車25とのずれとによ
って回転する。
【0043】つまり、この減速機においては、入力側傘
歯車24と固定傘歯車26とからなる歯車対と、中継傘
歯車25と出力側傘歯車27とからなる歯車対とのう
ち、少なくとも一方の歯車対の両傘歯車の歯数が互いに
異なっていれば、入力側回転軸21の回転が減速されて
出力側回転軸22に伝達される。
歯車24と固定傘歯車26とからなる歯車対と、中継傘
歯車25と出力側傘歯車27とからなる歯車対とのう
ち、少なくとも一方の歯車対の両傘歯車の歯数が互いに
異なっていれば、入力側回転軸21の回転が減速されて
出力側回転軸22に伝達される。
【0044】そして、この減速機の減速比は、上記各傘
歯車24,26,25,27の歯数によって決まるが、
入力側傘歯車24と固定傘歯車26はほぼ同じ径の傘歯
車でよく、また中継傘歯車25と出力側傘歯27もほぼ
同じ径の傘歯車でよい。
歯車24,26,25,27の歯数によって決まるが、
入力側傘歯車24と固定傘歯車26はほぼ同じ径の傘歯
車でよく、また中継傘歯車25と出力側傘歯27もほぼ
同じ径の傘歯車でよい。
【0045】したがって、この減速機によれば、従来の
減速機のように、大きな減速比を得るために出力側歯車
の径を大きくする必要はないから、小型でしかも大きな
減速比を得ることができる。
減速機のように、大きな減速比を得るために出力側歯車
の径を大きくする必要はないから、小型でしかも大きな
減速比を得ることができる。
【0046】また、上記減速機においては、入力側傘歯
車24と中継傘歯車25をそれぞれ入力側回転軸21に
着脱可能に嵌装し、かつこれら両傘歯車24,25を結
合ボルト30によって互いに着脱可能に固定しているた
め、この入力側傘歯車24と中継傘歯車25の一方また
は両方を歯数が異なる(径は同じ)ものと交換して、減
速比を変えることができる。
車24と中継傘歯車25をそれぞれ入力側回転軸21に
着脱可能に嵌装し、かつこれら両傘歯車24,25を結
合ボルト30によって互いに着脱可能に固定しているた
め、この入力側傘歯車24と中継傘歯車25の一方また
は両方を歯数が異なる(径は同じ)ものと交換して、減
速比を変えることができる。
【0047】さらに、上記実施例では、出力側傘歯車2
7を出力側回転軸22に一体に形成し、この出力側回転
軸22をハウジング10に着脱可能に支持させるととも
に、ハウジング10を入力側ハウジング体11と出力側
ハウジング体12とを着脱可能に組合わせた二分割型ハ
ウジングとし、その出力側ハウジング体12に固定傘歯
車26を設けているため、出力側回転軸22を出力側傘
歯車27の歯数が異なるものと交換するか、あるいは出
力側ハウジング体12を固定傘歯車26の歯数が異なる
ものと交換することによっても減速比を変えることがで
きる。
7を出力側回転軸22に一体に形成し、この出力側回転
軸22をハウジング10に着脱可能に支持させるととも
に、ハウジング10を入力側ハウジング体11と出力側
ハウジング体12とを着脱可能に組合わせた二分割型ハ
ウジングとし、その出力側ハウジング体12に固定傘歯
車26を設けているため、出力側回転軸22を出力側傘
歯車27の歯数が異なるものと交換するか、あるいは出
力側ハウジング体12を固定傘歯車26の歯数が異なる
ものと交換することによっても減速比を変えることがで
きる。
【0048】この減速機の減速比は、上記各傘歯車2
4,26,25,27の歯数によって決まり、入力側傘
歯車24の歯数をN1 、固定傘歯車26の歯数をN2 、
中継傘歯車24の歯数をN3 、出力側傘歯車27の歯数
をN4 とすると、上記減速機の減速比Rは次式で表され
る。
4,26,25,27の歯数によって決まり、入力側傘
歯車24の歯数をN1 、固定傘歯車26の歯数をN2 、
中継傘歯車24の歯数をN3 、出力側傘歯車27の歯数
をN4 とすると、上記減速機の減速比Rは次式で表され
る。
【0049】 R=(N1 N4 −N2 N3 )/(N1 N4 ) 次の[表1]は、上記各傘歯車24,26,25,27
の歯数N1 ,N2 ,N3 ,N4 と、減速比Rとの関係を
示している。
の歯数N1 ,N2 ,N3 ,N4 と、減速比Rとの関係を
示している。
【0050】
【表1】
【0051】この[表1]のように、上記減速機の減速
比Rは、N1 =115,N2 =116,N3 =23,N
4 =24とした場合でR=1/30、N1 =110,N
2 =111,N3 =99,N4 =100とした場合でR
=1/1000であり、したがって、1/30〜1/1
000の範囲で任意の減速比を得ることができる。
比Rは、N1 =115,N2 =116,N3 =23,N
4 =24とした場合でR=1/30、N1 =110,N
2 =111,N3 =99,N4 =100とした場合でR
=1/1000であり、したがって、1/30〜1/1
000の範囲で任意の減速比を得ることができる。
【0052】この1/30〜1/1000の減速比が得
られる減速機の場合、入力側傘歯車24と固定傘歯車2
6の径は約150mm、中継傘歯車25と出力側傘歯2
7の径は約130mmあり、この減速機のハウジング1
0のフランジ部11aを除く部分の外径は約180mm
である。
られる減速機の場合、入力側傘歯車24と固定傘歯車2
6の径は約150mm、中継傘歯車25と出力側傘歯2
7の径は約130mmあり、この減速機のハウジング1
0のフランジ部11aを除く部分の外径は約180mm
である。
【0053】なお、上記減速機の減速比は、[表1]に
示した減速比だけでなく、各傘歯車24,26,25,
27の歯数N1 ,N2 ,N3 ,N4 を変えることによっ
て、任意に設定することができる。
示した減速比だけでなく、各傘歯車24,26,25,
27の歯数N1 ,N2 ,N3 ,N4 を変えることによっ
て、任意に設定することができる。
【0054】また、[表1]に示した減速比は、いずれ
も、入力側傘歯車24の歯数N1 と固定傘歯車26の歯
数N2 をN2 =N1 +1とし、中継傘歯車24の歯数N
3 と出力側傘歯車27の歯数N4 をN4 =N3 +1とし
た場合の減速比であるが、入力側傘歯車24の歯数N1
と固定傘歯車26の歯数N2 との差が0または2以上に
し、また中継傘歯車24の歯数N3 と出力側傘歯車27
の歯数N4 との差が0または2以上にした場合も、これ
ら傘歯車24,26,25,27の歯数N1 ,N2 ,N
3 ,N4 を変えることによって減速比を任意に選ぶこと
ができる。
も、入力側傘歯車24の歯数N1 と固定傘歯車26の歯
数N2 をN2 =N1 +1とし、中継傘歯車24の歯数N
3 と出力側傘歯車27の歯数N4 をN4 =N3 +1とし
た場合の減速比であるが、入力側傘歯車24の歯数N1
と固定傘歯車26の歯数N2 との差が0または2以上に
し、また中継傘歯車24の歯数N3 と出力側傘歯車27
の歯数N4 との差が0または2以上にした場合も、これ
ら傘歯車24,26,25,27の歯数N1 ,N2 ,N
3 ,N4 を変えることによって減速比を任意に選ぶこと
ができる。
【0055】さらに、[表1]には、入力側傘歯車24
の歯数N1 と固定傘歯車26の歯数N2 とがN1 <N2
であり、中継傘歯車24の歯数N3 と出力側傘歯車27
の歯数N4 とがN3 <N4 である例を示したが、これら
傘歯車24,26,25,27の歯数は、N1 >N2 ,
N3 >N4 であってもよく、その場合も、出力側回転軸
22の回転方向が逆になるだけで、各傘歯車24,2
6,25,27の歯数に対応した減速比が得られる。
の歯数N1 と固定傘歯車26の歯数N2 とがN1 <N2
であり、中継傘歯車24の歯数N3 と出力側傘歯車27
の歯数N4 とがN3 <N4 である例を示したが、これら
傘歯車24,26,25,27の歯数は、N1 >N2 ,
N3 >N4 であってもよく、その場合も、出力側回転軸
22の回転方向が逆になるだけで、各傘歯車24,2
6,25,27の歯数に対応した減速比が得られる。
【0056】上記減速機は、例えば、アームロボットの
アーム駆動部に用いられるものであり、この減速機は、
上述したような大きな減速比が得られるため、入力側回
転軸21にモータの回転軸を直結し、出力側回転軸22
にアーム回動軸を直結して使用することができる。
アーム駆動部に用いられるものであり、この減速機は、
上述したような大きな減速比が得られるため、入力側回
転軸21にモータの回転軸を直結し、出力側回転軸22
にアーム回動軸を直結して使用することができる。
【0057】また、上記減速機は、大きな減速比が得ら
れるものであるが、その構造はシンプルであり、したが
って、低価格での供給が可能であるし、また故障も少な
いという利点ももっている。
れるものであるが、その構造はシンプルであり、したが
って、低価格での供給が可能であるし、また故障も少な
いという利点ももっている。
【0058】
【発明の効果】本発明の減速機は、入力側回転軸の外周
に回転可能にかつ回転軸軸線に対して斜めに傾けて環状
の入力側傘歯車を嵌装し、この入力側傘歯車をハウジン
グに回転軸軸線に対して垂直に設けた環状の固定傘歯車
と噛合わせるとともに、前記入力側傘歯車の出力側回転
軸と対向する側にこの入力側傘歯車と一体に傾動および
回転する環状の中継傘歯車を設けて、この中継傘歯車を
出力側回転軸に回転軸軸線に対して垂直に設けた環状の
出力側傘歯車と噛合わせ、かつ、前記入力側傘歯車と前
記固定傘歯車とからなる歯車対と、前記中継傘歯車と出
力側環状傘歯車とからなる歯車対とのうち、少なくとも
一方の歯車対の両傘歯車の歯数を互いに異ならせたもの
であるから、小型でしかも大きな減速比を得ることがで
きる。
に回転可能にかつ回転軸軸線に対して斜めに傾けて環状
の入力側傘歯車を嵌装し、この入力側傘歯車をハウジン
グに回転軸軸線に対して垂直に設けた環状の固定傘歯車
と噛合わせるとともに、前記入力側傘歯車の出力側回転
軸と対向する側にこの入力側傘歯車と一体に傾動および
回転する環状の中継傘歯車を設けて、この中継傘歯車を
出力側回転軸に回転軸軸線に対して垂直に設けた環状の
出力側傘歯車と噛合わせ、かつ、前記入力側傘歯車と前
記固定傘歯車とからなる歯車対と、前記中継傘歯車と出
力側環状傘歯車とからなる歯車対とのうち、少なくとも
一方の歯車対の両傘歯車の歯数を互いに異ならせたもの
であるから、小型でしかも大きな減速比を得ることがで
きる。
【0059】また、本発明の減速機において、上記入力
側傘歯車と中継傘歯車をそれぞれ入力側回転軸に着脱可
能に嵌装し、かつこれら両傘歯車を互いに着脱可能に固
定しておけば、この入力側傘歯車と中継傘歯車の一方ま
たは両方を歯数が異なるものと交換して、減速比を変え
ることができる。
側傘歯車と中継傘歯車をそれぞれ入力側回転軸に着脱可
能に嵌装し、かつこれら両傘歯車を互いに着脱可能に固
定しておけば、この入力側傘歯車と中継傘歯車の一方ま
たは両方を歯数が異なるものと交換して、減速比を変え
ることができる。
【0060】さらに、この減速機において、上記出力側
傘歯車を出力側回転軸に一体に形成し、この出力側回転
軸をハウジングに着脱可能に支持させておけば、この出
力側回転軸を出力側傘歯車の歯数が異なるものと交換す
ることによっても減速比を変えることができるし、また
固定傘歯車も歯数の異なるものと交換すれば、さらに減
速比を変えることができる。
傘歯車を出力側回転軸に一体に形成し、この出力側回転
軸をハウジングに着脱可能に支持させておけば、この出
力側回転軸を出力側傘歯車の歯数が異なるものと交換す
ることによっても減速比を変えることができるし、また
固定傘歯車も歯数の異なるものと交換すれば、さらに減
速比を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す減速機の回転軸の軸線
に沿う断面図。
に沿う断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】入力側回転軸が図1の状態から90°回転した
ときの入力側傘歯車の傾動状態を示す図。
ときの入力側傘歯車の傾動状態を示す図。
【図4】入力側回転軸が図3の状態からさらに180°
回転したときの入力側傘歯車の傾動状態を示す図。
回転したときの入力側傘歯車の傾動状態を示す図。
10…ハウジング 21…入力側回転軸 22…出力側回転軸 24…入力側傘歯車 25…中継傘歯車 26…固定傘歯車 27…出力側傘歯車
Claims (3)
- 【請求項1】ハウジングと、 前記ハウジング内の一端側に挿入されてこのハウジング
に支持された入力側回転軸と、 前記ハウジング内の他端側に挿入され、前記入力側回転
軸と軸線を一致させて前記ハウジングに支持された出力
側回転軸と、 前記入力側回転軸のハウジング内挿入部の外周にその周
方向に回転可能にかつ前記回転軸の軸線に対して斜めに
傾けて嵌装され、前記入力側回転軸の回転にともない前
記軸線上の一点を中心として傾き方向が周方向に連続的
に変化する環状の入力側傘歯車と、 前記入力側傘歯車の出力側回転軸と対向する側にこの入
力側傘歯車と同軸にかつ同じ傾きで設けられ、前記入力
側傘歯車と一体に傾動および回転する環状の中継傘歯車
と、 前記ハウジングの内面に前記回転軸の軸線に対して垂直
に設けられた前記軸線を中心とする環状の固定傘歯車
と、 前記出力側回転軸のハウジング内挿入端に前記回転軸の
軸線に対して垂直に設けられた前記軸線を中心とする環
状の出力側傘歯車とを備え、 かつ、前記入力側傘歯車が前記固定傘歯車に噛合い、前
記中継傘歯車が前記出力側傘歯車に噛合っているととも
に、前記入力側傘歯車と前記固定傘歯車とからなる歯車
対と、前記中継傘歯車と出力側環状傘歯車とからなる歯
車対とのうち、少なくとも一方の歯車対の両傘歯車の歯
数が互いに異なっていることを特徴とする減速機。 - 【請求項2】入力側傘歯車と中継傘歯車はそれぞれ入力
側回転軸に着脱可能に嵌装されており、かつこれら両傘
歯車が互いに着脱可能に固定されていることを特徴とす
る請求項1に記載の減速機。 - 【請求項3】出力側傘歯車は出力側回転軸に一体に形成
されており、前記出力側回転軸はハウジングに着脱可能
に支持されていることを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の減速機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15345995A JPH094682A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 減速機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15345995A JPH094682A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 減速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094682A true JPH094682A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15563027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15345995A Pending JPH094682A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 減速機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094682A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005351384A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Ogino Kogyo Kk | コリオリ運動歯車装置 |
| JP2016166674A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-15 | Thk株式会社 | 減速又は増速装置 |
| CN109654174A (zh) * | 2019-01-18 | 2019-04-19 | 天津工业大学 | 一种大速比面齿轮章动传动系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58200834A (ja) * | 1982-05-15 | 1983-11-22 | Kumagai Masaru | 歯数差による歯車減速装置 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP15345995A patent/JPH094682A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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