JPH0947829A - 機械プレスのヒッチフィード装置 - Google Patents

機械プレスのヒッチフィード装置

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JPH0947829A
JPH0947829A JP22104495A JP22104495A JPH0947829A JP H0947829 A JPH0947829 A JP H0947829A JP 22104495 A JP22104495 A JP 22104495A JP 22104495 A JP22104495 A JP 22104495A JP H0947829 A JPH0947829 A JP H0947829A
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Shigeo Ishibashi
石橋繁男
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械プレスのヒッチフィード装置の、プレス加
工中に送り長さを変更可能にし、コイル材の送り完了位
置が送り長さを変更しても変化しないようにし、送り長
さの精度を良くする。 【解決手段】第1揺動レバー14の中間部に支点ピン2
0を偏心ピン13の偏心部13Bの往復動作の端部を通
る直線上に設けて、揺動角度を変更可能にする。第1揺
動レバー14の他端に第2揺動レバー18の溝18Aに
係合するピン15と滑子16と連結するヒッチシャフト
を揺動回転させ、ヒッチレバーでヒッチフィーダの爪を
駆動してコイル材搬送装置とする。ヒッチシャフトは駆
動軸と連結し、ヒッチレバーの揺動角度を同一にする。
ストッパ25で規制される支点ピンの移動範囲をピスト
ン23により移動し、プレス加工中に送り長さを変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】コイル材から多数の穴をプレ
ス加工して熱交換器のフィン等を製造する場合に、プレ
ス加工されたこの穴に爪を引っかけて、コイル材を間欠
的に送るヒッチフィーダを駆動する機構に利用する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7に示す。従来の技術に
おいて、ヒッチフィーダを駆動するヒッチレバーの揺動
角度は、プレス加工中は一定で、この揺動角度を変更す
る時は、機械プレスを停止させて行っていた。このた
め、ヒッチフィーダの送り長さは、プレス加工中は一定
であった。フィンの製造は、多数のフィンが連続した状
態で、コイル材に多数の穴をプレス加工し、その後、別
の装置で切断して個々のフィンとしている。
【0003】この切断部が、図7(a)の場合は従来の
技術で良いが、図7(b)あるいは図7(c)等の場
合、すなわち切断部の送り長さPと各フィンの加工中の
送り長さとが相違する場合は、前後のフィンの切断部の
プレス加工位置を金型内の一定の位置にする必要がある
ため、この切断部では送り長さPを半分、すなわち2分
の1ピッチ、あるいは送り長さPを3分の2等としなけ
ればならない。送り長さを、隣接する穴のピッチにすれ
ば(1列ずつプレス加工すること)、従来の技術で対応
可能だが、2列あるいは3列ずつプレス加工して、生産
性を向上することが出来ないと言う問題があった。
【0004】また、ヒッチフィーダの送り長さの調節
は、ヒッチレバーの揺動回転角度を変更して行うため、
出力軸の揺動角度を変更調節するが、従来技術は、揺動
範囲中心を基準として、両側の動作範囲を等量に調節す
る機構であったので、出力軸の揺動角度を変更すると、
送り開始の爪の位置も、送り完了の爪の位置も、いずれ
も変化する。すなわち、送り長さを調節すると、穴に引
っかけて送る爪の位置が変化するため、別の機構で、こ
の爪の位置を調節しなければならないと言う欠点も有っ
た。
【0005】ヒッチフィーダを駆動するヒッチレバー
は、ヒッチシャフトの両端部に固定されている。従来の
技術のヒッチシャフトの揺動運動は、駆動する出力軸と
ヒッチシャフトとの連結を、その端部で行っていた。こ
のため、ヒッチフィーダを駆動する負荷によりヒッチシ
ャフトに捩れが生じると、これがヒッチレバーの揺動角
度の変化となり、送り精度を低下すると言う欠点が有
り、このためフィン等のプレス加工部品の品質低下と、
金型寿命の短縮と言う問題が有った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術で明
らかなように、従来の技術における欠点を除き、生産能
率の向上と、送り精度の向上により金型寿命の向上と、
フィン等のプレス加工部品の品質を向上するための、プ
レス用のヒッチフイード装置、特にその駆動機構を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、機械プレスのクランク軸と同期回転する
回転体により保持され、遊星歯車機構により駆動される
偏心ピンを設け、第1揺動レバーの一端を連結して、こ
の第1揺動レバーを駆動する。
【0008】支持ピンは、この第1揺動レバーの中間部
に設け、この支持ピンにより第1揺動レバーを回転可能
で長手方向に揩動可能に保持し、第1揺動レバーの中間
支点とする。この支持ピンは、ヒッチフィーダの送りの
完了側となる側の、前記第1揺動レバーの揺動範囲の一
方の終端を通過する直線上を移動可能に設ける。前記支
持ピンの移動を規制するストッパを、この移動方向の両
側に、調節可能に設ける。
【0009】さらに、前記支持ピンは、流体圧で作動す
るピストンにより、前記ストッパのいずれかの側に、移
動して押し付けられように構成する。第2揺動レバー
は、回転可能な出力軸に固定し、第1揺動レバーの他端
に立設したピンに滑合する滑子と滑合する長手方向の溝
を設けて、第1揺動レバーにより揺動駆動する。
【0010】前記支持ピンを偏心ピン側に移動し、揺動
角度を大とした規定の送り長さで、コイル材を送りフィ
ンをプレス加工し、前と後のフィンの切断部をプレス加
工する時に、前記支持ピンを前記ピン側に移動して、コ
イル材の送り長さを2分の1あるいは3分の2とになる
ように、プレス加工中に切り替えて、所要の送り長さと
する。この支持ピンはピストンに保持され、このピスト
ンは圧油により作動し移動動作する。
【0011】また、パイプ状のヒッチシャフトを回転可
能に設けて、前記ヒッチレバーをその両側に固定して設
け、前記ヒッチシャフトは、その中央の位置で、前記ヒ
ッチシャフト内に挿入された前記出力軸に駆動される駆
動軸と連結固定し、揺動回転駆動する。
【0012】この中央での連結により、前記ヒッチシャ
フトの両端の捩れ変形が同一になるようにして、2個の
前記ヒッチレバーの揺動角度を同一にし、捩れの影響を
無くした送り駆動機構とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1から図5
により説明する。機械プレス1の図示していないクラン
ク軸から歯車等を介して、入力軸9を回転駆動する。入
力軸9の軸端と連結固定され、ケース6に回転可能に保
持された小ベベルギヤ10により、大ベベルギヤ8をク
ランク軸と同期して回転駆動する。大ベベルギヤ8は、
ケース6に回転自在に保持された回転体7に固設されて
いる。
【0014】回転体7の外周で、ケース6に固設された
内歯歯車12に、偏心ピン13の歯車13Aが噛み合う
ように設けられている。この偏心ピン13は回転体7に
回転自在に保持されている。内歯歯車12の歯数は、歯
車13Aの歯数の2倍とされている。また、偏心ピン1
3の偏心部13Bの偏心量は、歯車13Aのピッチ円直
径の2分の1としている。
【0015】偏心ピン13の偏心部13Bに、端部を回
転自在に連結した第1揺動レバー14は、他の端部に偏
心ピン13と平行にピン15を立設し、このピン15に
回転自在な滑子16を設けている。第1揺動レバー14
の中間部に、長手方向には移動自在な支点ピン20が設
けられ、この支点ピン20は支点ブロック21に回転自
在に保持されている。支点ブロック21は、偏心部13
Bの一方の移動端、すなわちヒッチフィーダの送り完了
側を通る直線上、すなわち図3においてL1上を、シリ
ンダ22内のピストン23により移動可能に保持され、
ガイド24により案内されている。
【0016】図3の直線L1上に設けられた調節ねじ2
6、26で位置調節可能なストッパー25、25の、調
節位置に応じて、支点ブロック22の移動範囲は規制さ
れ、シリンダ22内の油圧室22Aあるいは22Bに、
圧油を供給して、図3において、右または左のいずれか
の側のストッパー25に当接する状態迄移動する。第1
揺動レバー14は、図4に示すように円形の上下を切り
取った断面形状として、支点ピン20との係合を確実な
ものとしている。前記支点ピン20から調節ねじ26迄
で支点機構19を構成している。
【0017】ケース6に回転自在に保持され、回転体7
と平行な出力軸17は、第1揺動レバー14に対面する
側の端部に、第2揺動レバー18が固設され、この第2
揺動レバー18の長手方向には、第1揺動レバー14側
に溝18Aが設けられ、滑子16が嵌合している。
【0018】前述の機構により、回転体7がクランク軸
に同期して回転すると、偏心ピン13が駆動される。偏
心ピン13の偏心部13Bは図3において上下に移動す
るので、これに連結された第1揺動レバー14は、支点
ピン20を回転中心として揺動運動し、これにより第2
揺動レバー18が揺動駆動され、出力軸17は揺動回転
する。
【0019】図3は、支点機構19の支点ピンを左側に
寄せた状態を示しているが、支点ピン20を右側に寄せ
ると、ピン15、滑子16部の揺動範囲は縮小し、第2
揺動レバー18と固設されている出力軸17の揺動角度
は減少する。また、この支点ピン20の左右移動範囲
は、前記ストッパ25、25と調節ねじ26、26によ
り変更出来るので、これによって出力軸17の揺動角度
を変更出来る。
【0020】なお、図5に示すように、第1揺動レバー
14の中間部に設ける支点ピン20は、長手方向には移
動自在に保持し、揺動回転の中心となる支点ピン20の
移動方向を、斜めとすることも出来る。偏心ピン13の
偏心部13Bの移動範囲の終端が、この斜めの直線上に
有れば、図3と同様に作動する。もちろん、ストッパ2
5、25と調節ねじ26、26も、この直線上に設ける
ことになる。
【0021】前記の説明で明らかなように、第1揺動レ
バー14の中間部に設ける揺動支点である支点ピン20
の移動方向を、偏心ピン13の偏心部13Bの移動範囲
の一方の終端、すなわちヒッチフィーダの送り完了側の
終端を通る直線上に設けることにより、送りの途中から
終端までの間に支点ピンを移動しても、終端では第1揺
動レバー20は移動前のままの状態なので、この状態で
は第2揺動レバー18も移動前の状態と同一位置のた
め、第2揺動レバーで駆動されるヒッチレバー28も移
動前のままとなり、ヒッチフィーダの爪位置も変化しな
い。
【0022】本発明の別の実施例を図6により説明す
る。図6において、左右に分割されたヒッチシャフト2
7、27は、中央で継ぎ手29を介して互いに連結さ
れ、機械プレス1のフレーム2に固設された軸受け3
0、30により回転自在に左右対称に保持され、ヒッチ
レバー28、28が同じく左右対称に固設されている。
もちろん、このヒッチシャフト27、27は中空のパイ
プ状で、左右対称な形状をしている。
【0023】前記の揺動回転する出力軸17には、連結
軸31の一端が固設され、多端は継ぎ手29に固設され
ている。このため、ヒッチレバー28、28は、ヒッチ
シャフト28、28を回転中心として等しく揺動回転す
る。
【0024】なお、図示していないが、金型で穴のプレ
ス加工が完了した側、すなわち出口側に設けたヒッチフ
ィーダの、複数の爪部をユニット化した爪ユニットを、
このヒッチレバー28、28の揺動回転により、両側に
設けたリンク32、32を介して往復動作させる。プレ
ス加工されたコイル材3の穴に、爪を挿入し、この爪を
送り方向に移動することによりコイル材3を送り、プレ
ス加工する。プレス加工が完了して次のプレス加工まで
の間に、爪がコイル材3に引っ掛からない状態にして、
送り開始位置まで爪を戻し、ヒッチフィーダの1サイク
ルの動作とする。
【0025】新しいコイル材3は、手動等で金型に供給
してプレス加工を行い穴を加工し、この穴が爪に至るま
では引き続き手動等で送りプレス加工する。コイル材3
先端部の穴が爪部に至ると、ヒッチフィーダによりコイ
ル材3は自動送りされ、プレス加工される。コイル材3
を切断してフィン3Aとするのは、別に設ける装置によ
り行い、本発明の機械プレス1では、コイル材3の穴4
と切断部の予備加工までを行う。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかに以下
の効果がある。ヒッチフィーダの送り長さを決めるヒッ
チレバーの揺動角度は、機械プレスが運転中か停止中か
の別なく、第1揺動レバーの中間支点を移動することに
より変更出来る。この移動により、大小2段の送り長さ
と出来るので、フィンの切断部等送り長さを変更したい
時のみ、通常の送り長さより短く、あるいは長い送り長
さと出来る。
【0027】また、第1揺動レバーの中間支点を、揺動
範囲の一方の終端を通る直線上に移動する機構としてい
るので、ヒッチフィーダの送り長さを変更しても、送り
完了位置の爪の位置は変化しないので、金型で穴加工す
るコイル材の穴加工すべき位置が変化しなくなるため、
従来の技術で必要であった調節が不要になった。
【0028】さらに、ヒッチシャフトの中央で連結して
揺動駆動するため、このヒッチシャフトの両側に設けら
れたヒッチレバーの揺動角度が両側同一になる。ヒッチ
シャフトの片側端部で駆動する従来の技術では、このヒ
ッチレバーの揺動角度が、駆動側と離れた側で、ヒッチ
シャフトの捩れ変形分相違していたため、ヒッチフィー
ダの送り精度が良くなかったが、本発明ではこのヒッチ
レバーの揺動角度の相違が解消されて送り精度が良くな
り、これにより加工部品の精度が向上するとともに、金
型寿命が延び、生産能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を装備する機械プレスを示
す。
【図2】本発明の主要部の上面からの断面図を示す。
【図3】図2の側面からの断面図を示す。
【図4】第1揺動レバーと支点ピン部の断面図を示す。
【図5】図3と同一部分の別の実施例の断面図を示す。
【図6】ヒッチシャフト部の断面図を示す。
【図7】コイル材からフィンを製作する時の穴と送りピ
ッチの関係を示す。
【符号の説明】1は機械プレス、2は機械プレスのフレ
ーム、3はコイル材、3Aはコイル材から製造するフィ
ン、4はコイル材にプレス加工した穴、6はケース、7
は回転体、8は大ベベルギヤ、9は入力軸、12は内歯
歯車、13は偏心ピン、14は第1揺動レバー、15は
ピン、16は滑子、18は第2揺動レバー、19は支点
機構、20は支点ピン、21は支点ブロック、22はシ
リンダ、23はピストン、24はガイド、25はストッ
パ、26は調節ねじ、27はヒッチシャフト、28はヒ
ッチレバー、29は継ぎ手、30は軸受け、31は駆動
軸、である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸と同期回転する回転体により、
    回転可能な出力軸を揺動回転駆動し、この出力軸により
    ヒッチレバーを駆動し、さらに、ヒッチフィーダを往復
    駆動して、コイル材にプレス加工された穴を使用して、
    間欠的にコイル材を搬送する機械プレスのヒッチフィー
    ド装置において、(イ)第1揺動レバーを、一端は前記
    回転体で保持され駆動される偏心ピンに回転可能に連結
    し、中間部は支持ピンにより回転可能で、かつ長手方向
    には移動可能に保持し、前記第1揺動レバーの回転中心
    として設け、(ロ)第2揺動レバーは、回転自在にケー
    スに保持された前記出力軸に固定し、前記第1揺動レバ
    ーの他端に立設したピンに滑合する滑子と滑合する長手
    方向の溝を有して設け、第1揺動レバーにより揺動駆動
    し、(ハ)前記支持ピンを、ヒッチフィーダの送り完了
    側の、前記第1揺動レバーの揺動範囲の一方の終端を通
    過する直線上を移動可能に設けるとともに、この移動を
    規制するストッパを、移動方向の両側に調節可能に設
    け、(ニ)前記支持ピンを、前記ストッパのいずれかの
    側に移動するピストンを設けて、このピストンを流体圧
    により移動させ、ストッパの位置を調節して、前記第1
    揺動レバーの揺動範囲の他端を変更し、また前記支持ピ
    ンを移動して同様に前記第1揺動レバーの揺動範囲の他
    端を変更し、第2揺動レバーから連結されたヒッチレバ
    ーの揺動角度を変更出来る、ヒッチフィーダの駆動機構
    を有することを特徴とする機械プレスのヒッチフィード
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1の機械プレスのヒッチフィード装
    置において、(イ)パイプ状のヒッチシャフトを回転可
    能に設け、(ロ)前記ヒッチフィーダを駆動するヒッチ
    レバーを、前記ヒッチシャフトの両端にそれぞれ固定し
    て設け、(ハ)前記ヒッチシャフトは、その中央の位置
    で、前記ヒッチシャフト内に挿入され、前記出力軸に固
    設した駆動軸と連結固定して、揺動回転する構成とし、
    ヒッチフィーダを駆動するときに発生する前記ヒッチシ
    ャフトの捩れ変形が、前記ヒッチレバー部で同一になる
    ようにしたことを特徴とする機械プレスのヒッチフィー
    ド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116174557A (zh) * 2022-12-29 2023-05-30 浙江易田精工机械股份有限公司 冲压机送料工装及冲压机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116174557A (zh) * 2022-12-29 2023-05-30 浙江易田精工机械股份有限公司 冲压机送料工装及冲压机

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