JPH0947853A - 連続鋳造鋳型内溶鋼の撹拌方法 - Google Patents
連続鋳造鋳型内溶鋼の撹拌方法Info
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- JPH0947853A JPH0947853A JP19772095A JP19772095A JPH0947853A JP H0947853 A JPH0947853 A JP H0947853A JP 19772095 A JP19772095 A JP 19772095A JP 19772095 A JP19772095 A JP 19772095A JP H0947853 A JPH0947853 A JP H0947853A
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Abstract
めの電磁撹拌方法を提供するものである。 【解決手段】 矩形をした連続鋳造用鋳型内で、向かい
合った長辺に沿って相対する方向に電磁力を加える溶鋼
の電磁撹拌方法において、溶鋼の流れを一方の短辺から
長辺に沿って内側に向かわせる初期の加速段階のローレ
ンツカ:Flと溶鋼の流れを前記内側から他方の短辺に
向かわせる後期の加速段階のローレンツ力:F2の比F2
/F1を0.15〜0.5の範囲に制御し、溶鋼の流速
を20〜60cm/secに確保することを特徴とする
溶鋼の電磁撹拌方法。
Description
の溶鋼の電磁撹拌方法に関する。
て、表面欠陥の原因となる非金属介在物などが鋳片表層
へ捕捉されるのを防止する目的で、電磁力を加えて撹拌
することが行われている。図6は、溶鋼を電磁撹拌する
ために、連続鋳造用鋳型の回りに電磁撹拌装置のコアを
設置した場合の鋳型内の溶鋼の湯面における撹拌流の説
明図、図7は図6に示す電磁撹拌装置のコア高さ方向の
ローレンツ力分布図、図8は図6に示す連続鋳造用鋳型
内での溶鋼の撹拌流を3次元的に示した説明図である。
図6において、鋳型1の長辺に沿って電磁撹拌装置のコ
ア2が設置され、コア2には向かい合った長辺に沿って
相対する方向に電磁力が加えられ、鋳型1内には、イマ
ージョンノズル3から溶鋼が供給される。
印方向4の電磁力により、撹拌流5,6が生じる。撹拌
流のうち、撹拌流5は湯面の電磁力による撹拌流であ
り、撹拌流6はコア中央の衝突上昇流により発生した反
転流6である。
上、高さ方向の中央で最も大きなローレンツ力が発生し
ている。このため、図8に示すように、前記高さ方向中
央での流速が湯面での流速に対して速くなり、短辺に衝
突して上昇流6aとなり、この上昇流6aが反転流6と
なるが、反転流6は湯面の撹拌流5と干渉し合い、その
結果、流れの停滞域A,Bが発生する。
が捕捉されるので、疵不合がこの部分に集中して発生す
るという問題があった。
61ー14052号公報により、図9に示すコア構造が
提案された。このコア構造では、コア2の長さを鋳型1
の長辺よりも短くしてコア2の終端で電磁力をかけない
ことにより短辺での衝突流を抑制しようとするものであ
る。
より、図10に示すコア構造も提案されている。このコ
ア構造では、電磁力の方向が同じ加速用コア2c及び流
速維持用コア2dと、前記方向と逆方向の電磁力を加え
る減速用コア2eとを用い、溶鋼の流れを加速域、維持
域、減速域の3領域にわけてコア毎に別制御を行うもの
であり、図11は鋳型の長手方向の溶鋼流の流速を示す
グラフで、加速された溶鋼は、流速が維持され、短辺近
くで逆方向の電磁力により減速されるというものであ
る。
61ー14052号公報記載のコア構造では、モールド
幅に応じてコアを長辺方向へ移動させてやる必要があ
り、そのためコアの移動スペース確保及び移動装置設置
のための投資が必要となるばかりでなく、制御も難しい
という問題がある。
載の方法は、高さ方向中央の短辺衝突上昇流は弱くなる
が、コーナ一部近辺で溶鋼流にブレーキカをかけること
により、急激に流速が低下する。このため、図10に示
される流動パターンのように流速維持域の部分だけで撹
拌され、加速域と減速域では流速が低下する。特にロー
レンツ力の小さい湯面では、注湯吐出流の上昇流の影響
を受けて鋳型のコーナ一部ではほとんど流動のない状態
となり、逆に疵不合が増加する。さらに、鋳型の幅に応
じて各コアのパワーを変える必要があるため、その制御
が複雑である。そこで、本発明は、連続鋳造用鋳型内の
溶鋼を均一に撹拌するための電磁撹拌方法を提供するも
のである。
続鋳造用鋳型内で、向かい合った長辺に沿って相対する
方向に電磁力を加える溶鋼の電磁撹拌方法において、溶
鋼の流れを一方の短辺から長辺に沿って内側に向かわせ
る初期の加速段階のローレンツカ:Flと溶鋼の流れを
前記内側から他方の短辺に向かわせる後期の加速段階の
ローレンツカ:F2の比F2/F1を0.15〜0.5の
範囲に制御し、溶鋼の流速を20〜60cm/sに確保
することを特徴とする溶鋼の電磁撹拌方法である。
従来の加速、維持、減速というパターンではなく、加速
の段階を二段階にわけて、前半の加速力に対して、後半
の加速力をある範囲に弱めて電磁撹拌するものであり、
後半の加速力の上限は、コアの高さ方向中央の流れの短
辺衝突上昇流が弱くなり湯面の停滞域が解消する値と
し、下限は湯面の撹拌力低下により、コーナ一部近傍の
流速が低下しないことを必要条件とするものである。
のコア2aのローレンツ力とコア2bのローレンツ力が
等しい場合で、コア1のローレンツ力F1とモールド幅
Lの積の1/2乗に流速が比例した様子を示したもので
ある。
突上昇流が湯面で内側に向かう流れとなり、湯面の撹拌
流と干渉して停滞域を生じる(図8参照)。つまり、湯
面の流れを考える場合、モールド水平方向断面の作用だ
けでなく、高さ方向の電磁力分布による作用によって生
じる3次元的流動を考えなければならないということで
あり、モールド内流動の結果、湯面では、図5のa、b
及びcの各点での流速は、図4の線a、b及びcに示さ
れるように、c点で最も低くなる。凝固シェル面への流
速付与により、介在物除去を行うためには20cm/s
以上の流速が必要である。一方、湯面のパウダー巻き込
みを防止するためには、60cm/s以下にしなければ
ならない。しかしながら、ローレンツ力F1を0.1≦
F1・L≦0.6(N1/2/m)の範囲にとった場合、
a、b及びcの各点では、流速がパウダー巻き込み流速
60cm/sを超えることはなく、a及びb点では介在
物を十分に除去するのに必要な流速20cm/sを確保
できるが、c点では、停滞域が形成され、流速が20c
m/s以下になってしまうため、この部分で介在物を十
分に除去できないという問題が生じる。
2bのローレンツ力F2をコア2aのローレンツカFlに
対して弱くすることで、コア高さ方向中央で短辺に衝突
する溶鋼流速が小さくなり、これによる上昇流が抑制さ
れ、それにともなって反転流が弱くなる。その結果、反
転流と湯面の撹拌流との干渉による停滞域の発生がなく
なり、モールド幅全体にわたって、介在物除去に必要な
流速が確保可能となる。この時、湯面の停滞域を解消す
るためには、F2/Flの比をある閾値以下にする必要が
ある。かつ、湯面での撹拌力を保つためには、別の閾値
以上にする必要がある。本研究においては0.15≦F
2/Fl≦0.5の範囲に制御するのが最も望ましい流動
になる。
る。
を示す図である。
コア2a及び後期加速コア2bがそれぞれ設置されてい
る。初期加速コア2aによる初期の加速段階のローレン
ツ力:Flと流れが内側から短辺に向かう後期加速コア
2bの後期の加速段階のローレンツ力:F2の比F2/F
1を0.15〜0.5の範囲に制御する。
在物の除去効果について試験した結果のグラフである。
横軸にF2のFlに対する比率、縦軸に図5に示されてい
るc点での介在物量をFl=0.16N/m3、L=lm
(Fl・L=0.16N1/2/m)の場合についてとった
ものである。なお、介在物量は電磁撹拌しない時の介在
物量を1とした。このグラフに示されているように、F
2がFlの50%を超えると、c点での流れの停滞域発生
により、十分な介在物の除去効果は得られない。また、
15%未満の場合には、コーナ一部の撹拌力不足により
やはり介在物の除去効果が小さくなってしまう。
囲にすることが、c点での停滞域を解消し、かつ十分な
撹拌力を得るために必要である。グラフから明らかなと
おり、前記範囲で操業することにより、c点での介在物
量を約半分以下にすることができる。
期の加速段階のローレンツ力:F2を初期の加速段階の
ローレンツ力:Flの15−50%の範囲とすることに
より、湯面における溶鋼流の停滞域を解消し、かつ十分
な撹拌力を得ることができ、この結果、凝固シェル上の
介在物除去、及び湯面のパウダ一巻込みを防止でき、製
品品質の十分な向上がはかれるという効果を奏する。
説明図。
フ。
湯面における撹拌流の説明図。
ツ力分布図。
の説明図。
図。
の変化図。
後期加速コア、2c加速用コア、 2d 流速維持用コ
ア、 2e 減速用コア、 3 イマージョンノズル、
4 電磁力方向、 5,6 撹拌流、 6a 反転流
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形をした連続鋳造用鋳型内で、向かい
合った長辺に沿って相対する方向に電磁力を加える溶鋼
の電磁撹拌方法において、溶鋼の流れを一方の短辺から
長辺に沿って内側に向かわせる初期の加速段階のローレ
ンツカ:Flと溶鋼の流れを前記内側から他方の短辺に
向かわせる後期の加速段階のローレンツ力:F2の比F2
/F1を0.15〜0.5の範囲に制御し、溶鋼の流速
を20〜60cm/secに確保することを特徴とする
溶鋼の撹拌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07197720A JP3129942B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 連続鋳造鋳型内溶鋼の撹拌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07197720A JP3129942B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 連続鋳造鋳型内溶鋼の撹拌方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0947853A true JPH0947853A (ja) | 1997-02-18 |
| JP3129942B2 JP3129942B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=16379237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07197720A Expired - Lifetime JP3129942B2 (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 連続鋳造鋳型内溶鋼の撹拌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3129942B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003074213A1 (fr) | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Jfe Steel Corporation | Procede et appareil de regulation de l'ecoulement d'acier en fusion dans un moule et procede de production de coulees continues |
| JP2007021572A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造鋳片およびその製造方法 |
| JP2011506103A (ja) * | 2007-12-17 | 2011-03-03 | ロテレック | スラブ連続鋳造用鋳塊鋳型の内部において溶融金属を回転させるための方法および関連電磁設備。 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4983320B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2012-07-25 | Jfeスチール株式会社 | 鋼の連続鋳造方法及び装置 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP07197720A patent/JP3129942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003074213A1 (fr) | 2002-03-01 | 2003-09-12 | Jfe Steel Corporation | Procede et appareil de regulation de l'ecoulement d'acier en fusion dans un moule et procede de production de coulees continues |
| JP2007021572A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Nippon Steel Corp | 連続鋳造鋳片およびその製造方法 |
| JP2011506103A (ja) * | 2007-12-17 | 2011-03-03 | ロテレック | スラブ連続鋳造用鋳塊鋳型の内部において溶融金属を回転させるための方法および関連電磁設備。 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3129942B2 (ja) | 2001-01-31 |
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