JPH0947867A - ろう付けハニカムパネルおよびその製造方法 - Google Patents
ろう付けハニカムパネルおよびその製造方法Info
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- JPH0947867A JPH0947867A JP21964995A JP21964995A JPH0947867A JP H0947867 A JPH0947867 A JP H0947867A JP 21964995 A JP21964995 A JP 21964995A JP 21964995 A JP21964995 A JP 21964995A JP H0947867 A JPH0947867 A JP H0947867A
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Abstract
不良を改善し、十分な強度特性をそなえたろう付けハニ
カムパネルを作製する。 【解決手段】 ハニカムコアの端縁部に枠材を配設し、
ハニカムコアと枠材から構成される面板をろう付けする
ための上下のコア面に面板をろう付け接合してなるろう
付けハニカムパネルにおいて、コア面を形成する枠材の
上面および/または下面が切削および/または研削さ
れ、ハニカムコアの端縁部に配設される枠材相互の突き
合わせ部、および枠材とハニカムコアとの間に段差がな
く、コア面と面板とが隙間のない状態でろう付け接合さ
れている。
Description
パネル、とくにアルミニウムのハニカムコア、アルミニ
ウム押出形材からなる枠材、アルミニウムのブレージン
グシートからなる面板を組合わせて構成するアルミニウ
ムろう付けハニカムパネル、およびその製造方法に関す
る。
ように、ハニカムコア2の端縁部に枠材3を配設し、コ
アの上下面には面板4を配設して、これらをろう付け一
体としてなるものであり、アルミニウムろう付けハニカ
ムパネル1の場合、その製造は、アルミニウム(アルミ
ニウム合金を含む。以下同じ)の箔または薄板から形成
されるハニカムコア2の端縁部にアルミニウムの押出形
材からなる枠材3を溶接により枠組し、ハニカムコア2
の上下面P(図2)にはハニカムコア2と枠材3に対し
て重なる状態にアルミニウムのブレージングシートから
なる面板4を載置して、治具でこれらを一体に固定して
ろう付け炉に装入し、面板4とハニカムコア2の間、面
板4と枠材3間をろう付け一体とすることにより行われ
る。ハニカムコア2と枠材3の間も、面板4とハニカム
コア2から流動するろうにより部分的にろう付けが行わ
れる。
どの構造部材として使用されるため、十分な強度特性を
そなえていることが必要で、このため、ハニカムコア、
枠材および面板が完全にろう付け一体とされていること
が重要であるが、ハニカムコアと面板あるいは枠材と面
板との間で接合不良が生じることがしばしば経験されて
いる。発明者らは、この原因について多くの事例を解
析、検討した結果、とくに枠材とハニカムコアとの隣接
部、およびハニカムコアのコーナー部における枠材相互
の突き合わせ部に、寸法的には僅かではあるが、段差が
生じることにより、段差部において面板との間に隙間が
形成されて、接合不良となることが多いことを究明し
た。
ウムろう付けハニカムパネルの製造において詳しく検討
した結果、以下に述べるように、段差部は、押出形材か
らなる枠材の寸法精度、枠材を組付けるための作業方法
などに起因して形成され易く、押出形材の表面性状もろ
う付け接合に影響を与えることが見出された。 (1)アルミニウムの押出形材の寸法精度が±0.3mm の
範囲(JIS 1級の寸法許容範囲)でばらついていること
から、とくにハニカムコアのコーナー部における枠材相
互の突き合わせ部に段差が生じるのを避けることが困難
であり、高さが低いほうの枠材と面板との間に隙間が形
成され、ろう付け不良となる。
と、ハニカムコアの端縁部に枠材を配設した場合、枠材
の高さとハニカムコアの高さにも差が生じ易い。すなわ
ち、枠材がハニカムコアより低いと面板と枠材との間に
隙間が生じてろう付け不良となる。枠材の高さがハニカ
ムコアの高さより大きいと、面板とハニカムコアとの間
に隙間が生じ、面板がハニカムコアにろう付けされな
い。
形材は、熱間で押出されるため、表面は比較的緻密且つ
厚い酸化皮膜で覆われている。この酸化皮膜はろう付け
性を阻害し、とくに面接合が要求される場合には影響が
大きい。酸やアルカリによるエッチングで酸化皮膜を除
去することも試みられているが十分な対策とはなってい
ない。
常、手作業で行われるため、枠材相互の突き合わせ部に
形成される段差の調整も十分でない場合が多く、ろう付
け接合時にハニカムパネルを拘束する治具の不完全性な
どにも起因して、ハニカムコアのコーナー部における枠
材相互の突き合わせ部に段差が生じ易く、ろう付け不良
の原因となる。
けるための枠材と枠材との固定は、点溶接あるいは枠材
の辺を溶接することにより行われるが、枠材がアルミニ
ウム押出形材の場合、溶接条件が少しでも不適切なもの
であると、溶接部に熱歪が生じ、枠材に捩じれが発生す
ることもあり、ろう付け不良の原因となる。
ニカムパネル、とくにアルミニウムろう付けハニカムパ
ネルにおける上記の問題点を解消するためになされたも
のであり、その目的は、ハニカムコアと面板との間、お
よび枠材と面板との間にろう付け不良を生じることがな
く、完全にろう付け一体とされたろう付けハニカムパネ
ル、とくにアルミニウムろう付けハニカムパネルおよび
その製造方法を提供することにある。
めの本発明によるろう付けハニカムパネルは、ハニカム
コアの端縁部に枠材を配設するとともにハニカムコアの
上下面には、ハニカムコアと枠材に対して重なる状態に
面板を配設して、これらを一体にろう付け接合してなる
ろう付けハニカムパネルにおいて、ハニカムコアの端縁
部に配設される枠材の面板への接合面がハニカムコアの
高さと等高に面削されることを構成上の特徴とする。
はアルミニウム箔から形成され、枠材がアルミニウムの
押出形材、面板がアルミニウムのブレージングシートか
ら形成されることを本発明のろう付けハニカムパネルの
第2の特徴とする。
造方法は、ハニカムコアの端縁部に、面板への接合面を
ハニカムコアの高さと等高に面削した枠材を配設すると
ともに、ハニカムコアの上下面に対してハニカムコアと
枠材に重合する状態に面板を配設して加熱ろう付けする
ことを第1の特徴とする。
の製造方法の第2、第3の特徴は、枠材が相互に溶接し
て枠組され、枠組後に面板への接合面が面削されるこ
と、およびハニカムコアがアルミニウム板またはアルミ
ニウム箔から形成され、枠材がアルミニウムの押出形
材、面板がアルミニウムのブレージングシートから形成
されることにある。
は、上記のように、ハニカムコアの端縁部に配設、枠組
される枠材のハニカムコアのコーナー部における枠材相
互の突き合わせ部に段差がなく、ハニカムコアと枠材と
の隣接部にも段差がなく、コア面と面板とが隙間のない
状態でろう付け接合されることを特徴とし、接合不良部
のない完全に一体化されるろう付け接合を達成するもの
である。
ルミニウムろう付けハニカムパネルについて説明する
と、枠材となるアルミニウムの押出形材を押出成形する
場合、面板とろう付け接合される形材面の肉厚を、切削
代を余分に付けた肉厚として押出し、(a)押出後、押
出形材の面板とろう付け接合される形材面をエンドミ
ル、シェーパーなどの手段により面削して、枠材相互の
高さを揃え、枠材の高さとハニカムコアの高さを同一と
し、ハニカムコアの端縁部に枠材を配設した場合、ハニ
カムコアのコーナー部における枠材相互の突き合わせ部
およびハニカムコアと枠材との隣接部に段差が生じない
ようにし、コア面と面板とが隙間のない状態でろう付け
接合されるようにする。
は、枠材となる押出形材を曲成したのち、面板とろう付
け接合される形材面を面削し、上記と同様に段差をなく
し、コア面と面板とが隙間のない状態でろう付け接合さ
れるようにする。(c)最も好適には、枠材となる押出
形材を溶接により枠組したのち、枠組された形材の面板
とろう付けされる形材面を面削し、枠材の高さとハニカ
ムコアの高さと同一として、段差が生じないようにし、
コア面と面板とが隙間のない状態でろう付けされるよう
にする。
作することによって、ハニカムコアのコーナー部におけ
る枠材相互の突き合わせ部に段差が形成されることがな
くなり、且つハニカムコアと枠材との間に段差が形成さ
れることも避けられ、コア面と面板との間には隙間が生
じることはなく、接合不良がなくなる。面板とろう付け
接合される形材面を面削することにより、熱間押出にお
いてアルミニウムの押出形材の表面に生成する緻密で厚
い酸化皮膜も除去されるから、ろう付け接合は一層確実
に行われることができる。なお、枠材はロ字形、コ字形
等種々の断面形状のものを使用することができる。
する。 実施例1 図3に示すような中空角形断面のアルミニウム押出形材
5(設定寸法:幅30mm、高さ35mm、長さ150mm)の上面を
ろう付け面9として、ろう付け面をシェーパーにより0.
5mm 面削して、当初肉厚3.5mm を肉厚3.0mm とし、押出
形材5のろう付け面9に、アルミニウムのブレージング
シート6(厚さ:1.0mm 、ろう材:Al-10 %Si−1.
0 %Mg、クラッド率:10%、片面クラッド)を置き、
押出形材のろう付け面9の端部には、ブレージングシー
ト6とろう付け面9との間にスペーサとしてアルミニウ
ム板(厚さ:0.1mm) を介挿して、治具で固定し、真空ろ
う付け炉(590℃に加熱時の真空度:1.3×10-3Pa) 中で59
0 ℃の温度に加熱して5分間保持し、炉内で550 ℃まで
冷却して取り出した。
接合部8を持ち上げ、この部分を把持片として、把持片
を矢印Aの方向に10mm/ 分で引き上げるピール試験を行
い、図4に示す強度変化からろう付け後の接合面7を剥
離させるためのピール強度T(=S/l、但し、Sは面
積、lは長さ)を測定した。また、ブレージングシート
6が剥離した押出形材5のろう付け面9のろう付け部分
を画像解析して接合率を算出した。結果は、ピール強度
462N、接合率84%の優れた値を示した。
m、高さ35mm、長さ150mm のものを製作し、上面をろう
付け面9とし、ろう付け面9を押出のままの状態とした
もの、およびろう付け面9を、ろう付け前に酸でエッチ
ングしたものの2種類を作製し、実施例1と同一条件で
ろう付け後、実施例1と同様にピール試験を行うととも
に接合率を求めた。その結果、ろう付け面9が押出状態
のままのものでは、ピール強度208N、接合率37%、ろう
付け面9が酸エッチングしたものでは、ピール強度265
N、接合率41%で、いずれもピール強度300N以下、接合
率60%以下の低い値を示した。なお、ろう付け面9を研
削したものについても試みたが、エッチングしたものと
略同様であった。
製枠材3、実施例1のアルミニウムブレージングシート
からなる面板4を用いて、図5に示すような平面ハニカ
ムパネル1A(目標寸法:L2000mm、W1000mm、H30m
m) および図6に示すような曲面ハニカムパネル1B
(目標寸法:L2000mm、W1000mm、H30mm、曲率半径R
2000mm) の形状に組付けた。なお、使用した枠材3は、
押出加工後にろう付け面をシェーパーにより0.5mm 面削
したもの、および押出形材を枠材として溶接により枠組
した後にろう付け面および溶接ビード面を0.5mm 機械切
削したものの3種類とした。また、ハニカムコアは、ア
ルミニウムブレージングシートを細断してコルゲート状
に加工したものをコア材とし、隣接するコア材の山部と
谷部が相互に対接する状態に整列させたものである。
下からカーボンプレートで押さえ、さらにステンレス鋼
製の重りを載置して、実施例1で使用した真空ろう付け
炉に装入し、590 ℃の温度で5 分間保持し、炉内で550
℃まで冷却して取り出し、面板3を剥離して、枠材3の
ろう付け面のろう付け部分を画像解析し接合率を算出し
た。結果を表1に示す。表1に示すように、接合率はい
ずれも90%を越える優れた値を示した。特に、枠材を溶
接後に切削したものは、極めて良好であった。
態のアルミニウム押出形材を適用し、実施例2と同一の
方法で平面ハニカムパネル1Aおよび曲面ハニカムパネ
ル1Bを製作して、実施例2と同様にして接合率を算出
した。結果を表2に示す。表2にみられるように、押出
のままの形材は、寸法精度に起因して、形材相互の突き
合わせ部に段差が生じるとともに、酸化皮膜の存在によ
りろう付け性が阻害され、いずれも接合性が劣ってい
る。
けハニカムパネル、とくにアルミニウムろう付けハニカ
ムパネルのろう付け性が向上して接合不良が大幅に改善
され、十分な接合強度を有するろう付けハニカムパネル
が得られる。また、従来のように、枠材の高さに合わせ
てハニカムコアを切断する必要がなくなり、所定寸法に
切断したハニカムコアの高さに合わせて枠材を面削すれ
ばよいから、工期の大幅な短縮が可能となる。
り欠いた斜視図である。
図である。
図である。
化を示すチャートである。
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 ハニカムコアの端縁部に枠材を配設する
とともにハニカムコアの上下面には、ハニカムコアと枠
材に対して重なる状態に面板を配設して、これらを一体
にろう付け接合してなるろう付けハニカムパネルにおい
て、ハニカムコアの端縁部に配設される枠材の面板への
接合面がハニカムコアの高さと等高に面削されることを
特徴とするろう付けハニカムパネル。 - 【請求項2】 ハニカムコアがアルミニウム板またはア
ルミニウム箔から形成され、枠材がアルミニウムの押出
形材、面板がアルミニウムのブレージングシートから形
成されることを特徴とする請求項1記載のろう付けハニ
カムパネル。 - 【請求項3】 ハニカムコアの端縁部に、面板への接合
面をハニカムコアの高さと等高に面削した枠材を配設す
るとともに、ハニカムコアの上下面に対してハニカムコ
アと枠材に重合する状態に面板を配設して加熱ろう付け
することを特徴とするろう付けハニカムパネルの製造方
法。 - 【請求項4】 枠材が相互に溶接して枠組され、枠組後
に面板への接合面が面削されることを特徴とする請求項
3記載のろう付けハニカムパネルの製造方法。 - 【請求項5】 ハニカムコアがアルミニウム板またはア
ルミニウム箔から形成され、枠材がアルミニウムの押出
形材、面板がアルミニウムのブレージングシートから形
成されることを特徴とする請求項3または4記載のろう
付けはパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21964995A JP2865594B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ろう付けハニカムパネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21964995A JP2865594B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ろう付けハニカムパネルおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0947867A true JPH0947867A (ja) | 1997-02-18 |
| JP2865594B2 JP2865594B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=16738830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21964995A Expired - Fee Related JP2865594B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ろう付けハニカムパネルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2865594B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105328945A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-02-17 | 嘉善鸿源蜂窝制品有限公司 | 一种双层铝蜂窝板 |
| WO2025226172A1 (ru) * | 2024-04-25 | 2025-10-30 | Автономная некоммерческая образовательная организация высшего образования "Сколковский институт науки и технологий" | Панель с самоклеющимся заполнителем из алюминиевой фольги |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP21964995A patent/JP2865594B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105328945A (zh) * | 2015-11-19 | 2016-02-17 | 嘉善鸿源蜂窝制品有限公司 | 一种双层铝蜂窝板 |
| WO2025226172A1 (ru) * | 2024-04-25 | 2025-10-30 | Автономная некоммерческая образовательная организация высшего образования "Сколковский институт науки и технологий" | Панель с самоклеющимся заполнителем из алюминиевой фольги |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2865594B2 (ja) | 1999-03-08 |
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