JPH0948081A - 積層体 - Google Patents
積層体Info
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- JPH0948081A JPH0948081A JP7202242A JP20224295A JPH0948081A JP H0948081 A JPH0948081 A JP H0948081A JP 7202242 A JP7202242 A JP 7202242A JP 20224295 A JP20224295 A JP 20224295A JP H0948081 A JPH0948081 A JP H0948081A
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- reactive monomer
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- laminated
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】真空成型やスタンピング成型をした場合、アバ
タ現象やチャージマークの発生しない積層体を提供する
ことにある。 【解決手段】官能基数が2の反応性モノマー(例えば、
1,10−デカンジオールジメタクリレート)を含有す
る熱可塑性樹脂からなる発泡体Aの少なくとも一面に、
官能基数が3の反応性モノマー(例えば、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート)を含有する熱可塑性樹
脂からなる発泡体Bが積層された積層体。
タ現象やチャージマークの発生しない積層体を提供する
ことにある。 【解決手段】官能基数が2の反応性モノマー(例えば、
1,10−デカンジオールジメタクリレート)を含有す
る熱可塑性樹脂からなる発泡体Aの少なくとも一面に、
官能基数が3の反応性モノマー(例えば、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート)を含有する熱可塑性樹
脂からなる発泡体Bが積層された積層体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空成形又はスタ
ンピング成形等に好適な積層体に関する。
ンピング成形等に好適な積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡体は天井材、ドア材、インスツルメ
ントパネル等の車輌用内装材、更には住宅の断熱材等に
真空成形等の通常の成形方法を用いて成形・製品化され
ている。その際、成形方法として、真空成形を用いた場
合、発泡体の気泡の膜の弱い部分が熱により破壊され破
壊された部分が収縮することにより発泡体表面に凹凸が
生ずる、所謂アバタ現象が生じたり、又スタンピング成
形を用いた場合、基材樹脂を金型内部に射出する際、高
温の樹脂と接触することで発泡体が破壊され、その破壊
が発泡体表面部にまで達し、発泡体表面に凹凸、いわゆ
るチャージマークが生じるといった問題があった。
ントパネル等の車輌用内装材、更には住宅の断熱材等に
真空成形等の通常の成形方法を用いて成形・製品化され
ている。その際、成形方法として、真空成形を用いた場
合、発泡体の気泡の膜の弱い部分が熱により破壊され破
壊された部分が収縮することにより発泡体表面に凹凸が
生ずる、所謂アバタ現象が生じたり、又スタンピング成
形を用いた場合、基材樹脂を金型内部に射出する際、高
温の樹脂と接触することで発泡体が破壊され、その破壊
が発泡体表面部にまで達し、発泡体表面に凹凸、いわゆ
るチャージマークが生じるといった問題があった。
【0003】そこで、上記問題点を解消すべく、発泡性
ポリオレフィン系樹脂組成物に、2官能モノマー更には
1官能モノマーを添加することが試みられている(特開
平5−1170号公報)。しかし、2官能モノマー等を
添加しても未だ得られる発泡体の耐熱性は不充分であ
り、上記アバタ現象やチャージマークを防止するには至
っていない。
ポリオレフィン系樹脂組成物に、2官能モノマー更には
1官能モノマーを添加することが試みられている(特開
平5−1170号公報)。しかし、2官能モノマー等を
添加しても未だ得られる発泡体の耐熱性は不充分であ
り、上記アバタ現象やチャージマークを防止するには至
っていない。
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、真
空成形やスタンピング成形を用い成形した場合にあって
も、アバタ現象やチャージマークの生じない積層体を提
供することにある。
空成形やスタンピング成形を用い成形した場合にあって
も、アバタ現象やチャージマークの生じない積層体を提
供することにある。
【課題を解決するための手段】本発明は、官能基数が2
の反応性モノマーを含有する発泡体Aの少なくとも一面
に、官能基数が3の反応性モノマーを含有する発泡体B
が積層された積層体にある。
の反応性モノマーを含有する発泡体Aの少なくとも一面
に、官能基数が3の反応性モノマーを含有する発泡体B
が積層された積層体にある。
【0004】発泡体A又は発泡体Bに用いられる熱可塑
性樹脂は、通常発泡体用途に用いられるものであれば特
に限定されず、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、超低密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹
脂、ホモポリプロピレン、プロピレン成分とα−オレフ
ィン(例えば、エチレン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテ
ン等)とのランダム共重合体やブロック共重合体等のポ
リプロピレン系樹脂、エチレン−酢ビ共重合体、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩素化塩化ビニル等が挙
げられ、これらは単独で用いられても、2種以上が混合
して用いられてもよい。この中でも、成形性を向上させ
るために、ポリプロピレン系樹脂を40〜90重量%含
有する樹脂を用いるのが好適である。又、ポリプロピレ
ン系樹脂のメルトインデックス(MI)は、0.3〜1
0が好ましい。ポリエチレン系樹脂のメルトインデック
スは、1.0〜20が好ましく、その中でも直鎖状低密
度ポリエチレンが好ましい。なお、本願発明においてメ
ルトインデックスは、JIS K7210に基づき測定
されたものをいう。
性樹脂は、通常発泡体用途に用いられるものであれば特
に限定されず、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、超低密度ポリエチレン等のポリエチレン系樹
脂、ホモポリプロピレン、プロピレン成分とα−オレフ
ィン(例えば、エチレン、1−ヘキセン、4−メチル−
1−ペンテン、1−オクテン、1−ブテン、1−ペンテ
ン等)とのランダム共重合体やブロック共重合体等のポ
リプロピレン系樹脂、エチレン−酢ビ共重合体、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩素化塩化ビニル等が挙
げられ、これらは単独で用いられても、2種以上が混合
して用いられてもよい。この中でも、成形性を向上させ
るために、ポリプロピレン系樹脂を40〜90重量%含
有する樹脂を用いるのが好適である。又、ポリプロピレ
ン系樹脂のメルトインデックス(MI)は、0.3〜1
0が好ましい。ポリエチレン系樹脂のメルトインデック
スは、1.0〜20が好ましく、その中でも直鎖状低密
度ポリエチレンが好ましい。なお、本願発明においてメ
ルトインデックスは、JIS K7210に基づき測定
されたものをいう。
【0005】本願発明では、積層体表面の耐熱性を向上
させ、アバタ現象やチャージマークを防止する為に、積
層体の一部を官能基数が3の反応性モノマーを含有する
発泡体Bとしている。
させ、アバタ現象やチャージマークを防止する為に、積
層体の一部を官能基数が3の反応性モノマーを含有する
発泡体Bとしている。
【0006】上記官能基数が3の反応性モノマーとして
は、特に限定されず、例えば、トリメチロールプロパン
トリメタクリレート、トリアリルトリメート、トリアリ
ルシアヌレート等が挙げられ、これらは単独で用いられ
ても、2種以上が混合して用いられてもよい。
は、特に限定されず、例えば、トリメチロールプロパン
トリメタクリレート、トリアリルトリメート、トリアリ
ルシアヌレート等が挙げられ、これらは単独で用いられ
ても、2種以上が混合して用いられてもよい。
【0007】官能基数が3の反応性モノマーの発泡体B
中の含有量は、少ないと、架橋しにくくなり、又多い
と、反応性モノマーがブリードアウトし積層体の表面性
が低下したり、発泡性樹脂シートを製造する際、反応性
モノマーが均一に分散しないことがあるので、0.5〜
30重量%が好ましく、1.5〜15重量%が更に好ま
しい。
中の含有量は、少ないと、架橋しにくくなり、又多い
と、反応性モノマーがブリードアウトし積層体の表面性
が低下したり、発泡性樹脂シートを製造する際、反応性
モノマーが均一に分散しないことがあるので、0.5〜
30重量%が好ましく、1.5〜15重量%が更に好ま
しい。
【0008】本願発明では、成形性を保持するために、
積層体の一部を官能基数が2の反応性モノマーを含有す
る発泡体Aとしている。
積層体の一部を官能基数が2の反応性モノマーを含有す
る発泡体Aとしている。
【0009】上記官能基数が2の反応性モノマーとして
は、例えば、1,6−ヘキサジオールジ(メタ)アクリ
レート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルナフタレン、ジビニルトルエン等が挙げら
れ、これらは単独で用いられても、2種以上が混合して
用いられてもよい。
は、例えば、1,6−ヘキサジオールジ(メタ)アクリ
レート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレー
ト、ジビニルナフタレン、ジビニルトルエン等が挙げら
れ、これらは単独で用いられても、2種以上が混合して
用いられてもよい。
【0010】官能基数が2の反応性モノマーの発泡体B
中の含有量は、官能基数が3の反応性モノマーと同様の
理由で、0.5〜30重量%が好ましく、1.5〜15
重量%が更に好ましい。
中の含有量は、官能基数が3の反応性モノマーと同様の
理由で、0.5〜30重量%が好ましく、1.5〜15
重量%が更に好ましい。
【0011】本発明の積層体において、発泡体Aの厚み
と発泡体Bの厚みの比(発泡体Aの厚み/発泡体Bの厚
み)は、大きいと、積層体の耐熱性が低下し、又小さい
と、積層体の成形性が低下するので、3〜40であるの
が好ましい。なお、発泡体Bが発泡体Aの両面に積層さ
れている場合、発泡体Bの厚みとはその合計の厚みをい
う。
と発泡体Bの厚みの比(発泡体Aの厚み/発泡体Bの厚
み)は、大きいと、積層体の耐熱性が低下し、又小さい
と、積層体の成形性が低下するので、3〜40であるの
が好ましい。なお、発泡体Bが発泡体Aの両面に積層さ
れている場合、発泡体Bの厚みとはその合計の厚みをい
う。
【0012】次に、本発明の積層体の製造方法を説明す
る。先ず、発泡性樹脂シートを製造するのであるが、そ
の方法は特に限定されず、例えば、官能基数2の反応性
モノマーを含有する発泡性樹脂と官能基数3の反応性モ
ノマーを含有する発泡性樹脂を共押出により積層し発泡
性樹脂シートを製造する方法の他、官能基数2の反応性
モノマーを含有する発泡性樹脂シートと官能基数3の反
応性モノマーを含有する発泡性樹脂シートを各々別途製
造し、これらを熱ラミして発泡性樹脂シートを製造する
方法が挙げられる。
る。先ず、発泡性樹脂シートを製造するのであるが、そ
の方法は特に限定されず、例えば、官能基数2の反応性
モノマーを含有する発泡性樹脂と官能基数3の反応性モ
ノマーを含有する発泡性樹脂を共押出により積層し発泡
性樹脂シートを製造する方法の他、官能基数2の反応性
モノマーを含有する発泡性樹脂シートと官能基数3の反
応性モノマーを含有する発泡性樹脂シートを各々別途製
造し、これらを熱ラミして発泡性樹脂シートを製造する
方法が挙げられる。
【0013】なお、発泡性樹脂シートは、樹脂、反応性
モノマー及び発泡剤、その他必要に応じて架橋助剤、老
化防止剤、顔料等の添加剤からなる。上記発泡剤として
は、発泡体製造に用いられるものであれば特に限定され
ず、例えば、アゾジカルボンアミド、ヒドラゾジカルボ
ンアミド、アゾジカルボン酸アミド、アゾジカルボン酸
バリウム塩、ジニトロソペンタエチレンテトラミン、ニ
トロソグアニジン、p,p’−オキシビスベンゼンスル
ホニルセミカルバジド、トリヒドラジンシンメトリック
トリアジン、ビスベンゼンスルホニルヒドラジドバリウ
ムアゾジカルボキシレート、アゾビスイソブチロニトリ
ル、トルエンスルホニルヒドラジド等が挙げられ、これ
らは単独で用いられても、2種以上が混合して用いられ
てもよい。発泡剤の添加量は、発泡体の発泡倍率に応じ
て適宜調整されるが、多いと、破泡し、少ないと、発泡
しないので、樹脂100重量部に対して1〜50重量部
が好ましく、1〜30重量部が更に好ましい。
モノマー及び発泡剤、その他必要に応じて架橋助剤、老
化防止剤、顔料等の添加剤からなる。上記発泡剤として
は、発泡体製造に用いられるものであれば特に限定され
ず、例えば、アゾジカルボンアミド、ヒドラゾジカルボ
ンアミド、アゾジカルボン酸アミド、アゾジカルボン酸
バリウム塩、ジニトロソペンタエチレンテトラミン、ニ
トロソグアニジン、p,p’−オキシビスベンゼンスル
ホニルセミカルバジド、トリヒドラジンシンメトリック
トリアジン、ビスベンゼンスルホニルヒドラジドバリウ
ムアゾジカルボキシレート、アゾビスイソブチロニトリ
ル、トルエンスルホニルヒドラジド等が挙げられ、これ
らは単独で用いられても、2種以上が混合して用いられ
てもよい。発泡剤の添加量は、発泡体の発泡倍率に応じ
て適宜調整されるが、多いと、破泡し、少ないと、発泡
しないので、樹脂100重量部に対して1〜50重量部
が好ましく、1〜30重量部が更に好ましい。
【0014】積層体は、上記の如くして得られた発泡性
樹脂シートに、電子線架橋又は化学架橋を施し、通常の
加熱手段により加熱・発泡させて得ることができる。架
橋処理を施す場合、架橋度が高いと、高発泡体が得られ
ないばかりでなく、成形性が低下し、又低いと、高発泡
倍率の発泡体が得られないので、得られる発泡体のゲル
分率が、好ましくは20〜75重量%、さらに好ましく
は30〜60重量%となるように架橋処理を施すのが好
ましい。なお、本願発明においてゲル分率とは、120
℃のキシレン中に24時間浸漬後の乾燥残渣重量の浸漬
前重量に対する重量百分率をいう。
樹脂シートに、電子線架橋又は化学架橋を施し、通常の
加熱手段により加熱・発泡させて得ることができる。架
橋処理を施す場合、架橋度が高いと、高発泡体が得られ
ないばかりでなく、成形性が低下し、又低いと、高発泡
倍率の発泡体が得られないので、得られる発泡体のゲル
分率が、好ましくは20〜75重量%、さらに好ましく
は30〜60重量%となるように架橋処理を施すのが好
ましい。なお、本願発明においてゲル分率とは、120
℃のキシレン中に24時間浸漬後の乾燥残渣重量の浸漬
前重量に対する重量百分率をいう。
【0015】本発明の積層体は、発泡体B側に表皮材が
積層されて用いられてもよい。かかる表皮材としては、
特に限定されず、例えば、ポリエステル系、ポリアミド
系、アクリル系等の合成繊維、綿、絹等の天然繊維等か
らなる布、塩化ビニル系樹脂、熱可塑性エラストマー等
からなる合成樹脂シートが挙げられ、積層体と表皮材の
積層は、特に限定されず、接着剤によるものでも、熱融
着によるものでもよい。
積層されて用いられてもよい。かかる表皮材としては、
特に限定されず、例えば、ポリエステル系、ポリアミド
系、アクリル系等の合成繊維、綿、絹等の天然繊維等か
らなる布、塩化ビニル系樹脂、熱可塑性エラストマー等
からなる合成樹脂シートが挙げられ、積層体と表皮材の
積層は、特に限定されず、接着剤によるものでも、熱融
着によるものでもよい。
【作用】発泡体Aは、官能基数が2の反応性モノマーを
用いて架橋されている。官能基数2の反応性モノマーを
用いた架橋構造は、ゆるやかな橋かけ架橋若しくは束ね
型架橋構造であると考えられ、応力に対して分子鎖の移
動がスムーズであり、発泡体Aは高度の伸度、即ち、高
度の成形性を有している。又、発泡体Bは、官能基数が
3の反応性モノマーを用いて架橋されている。官能基数
3の反応性モノマーを用いた架橋構造は、強固な架橋構
造を採っていると考えられ、又架橋時、樹脂の分子量低
下を最小限にとどめることができ、発泡体Bは耐熱性に
優れたものである。
用いて架橋されている。官能基数2の反応性モノマーを
用いた架橋構造は、ゆるやかな橋かけ架橋若しくは束ね
型架橋構造であると考えられ、応力に対して分子鎖の移
動がスムーズであり、発泡体Aは高度の伸度、即ち、高
度の成形性を有している。又、発泡体Bは、官能基数が
3の反応性モノマーを用いて架橋されている。官能基数
3の反応性モノマーを用いた架橋構造は、強固な架橋構
造を採っていると考えられ、又架橋時、樹脂の分子量低
下を最小限にとどめることができ、発泡体Bは耐熱性に
優れたものである。
【0016】
(実施例1、2、比較例1〜3)3の押出機A、B、C
を用い、それぞれの押出機にポリプロピレン系樹脂(エ
チレン含有量4.8重量%のプロピレン−エチレンラン
ダム共重合体、MI=1.8)70重量部、ポリエチレ
ン系樹脂(密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポ
リエチレン、MI=2.0)30重量部、発泡剤として
アゾジカルボンアミド9重量部、酸化防止剤(BHT)
0.5重量部及び反応性モノマーとして表1に示した量
のトリメチロールプロパントリメタクリレート(TM
P)又は1,10−デカンジオールジメタクリレート
(DD)を供給し、押出機A、B、Cから押出される樹
脂厚み比が、表1の如くなるように共押出して、発泡性
樹脂シートを得た。得られた発泡性樹脂シート両面に電
子線(800kv)をあわせて3.5Mrad照射し、
架橋させた後、これを280℃に加熱して積層体を得
た。得られた積層体の物性を下記の方法で測定し、その
結果を表1に示した。
を用い、それぞれの押出機にポリプロピレン系樹脂(エ
チレン含有量4.8重量%のプロピレン−エチレンラン
ダム共重合体、MI=1.8)70重量部、ポリエチレ
ン系樹脂(密度0.920g/cm3 の直鎖状低密度ポ
リエチレン、MI=2.0)30重量部、発泡剤として
アゾジカルボンアミド9重量部、酸化防止剤(BHT)
0.5重量部及び反応性モノマーとして表1に示した量
のトリメチロールプロパントリメタクリレート(TM
P)又は1,10−デカンジオールジメタクリレート
(DD)を供給し、押出機A、B、Cから押出される樹
脂厚み比が、表1の如くなるように共押出して、発泡性
樹脂シートを得た。得られた発泡性樹脂シート両面に電
子線(800kv)をあわせて3.5Mrad照射し、
架橋させた後、これを280℃に加熱して積層体を得
た。得られた積層体の物性を下記の方法で測定し、その
結果を表1に示した。
【0017】アバタ現象の有無 得られた積層体中、押出機Aから押出された樹脂を発泡
させて得られた発泡体面にウレタン系接着剤を塗布・乾
燥後、該表面を加熱し、軟質塩化ビニル樹脂シート(厚
さ0.4mm)からなる表皮材を押圧することにより貼
付し、表皮材付き積層体を得た。この際、表皮材表面の
凹凸の発生の有無を目視で確認し、凹凸のなきものを合
格とした。なお、表1中、全て合格のものを「無し」、
1つでも不合格のあったものを「有り」とした。
させて得られた発泡体面にウレタン系接着剤を塗布・乾
燥後、該表面を加熱し、軟質塩化ビニル樹脂シート(厚
さ0.4mm)からなる表皮材を押圧することにより貼
付し、表皮材付き積層体を得た。この際、表皮材表面の
凹凸の発生の有無を目視で確認し、凹凸のなきものを合
格とした。なお、表1中、全て合格のものを「無し」、
1つでも不合格のあったものを「有り」とした。
【0018】真空成形性 上記表皮材付き積層体を180℃に加熱し、表皮材が凸
面となるように、絞り比(直径500mm)0.8の円
筒状金型の凹部を用いて真空成形した。積層体が破れる
ことなくカップ状に成形できたものを合格とした。な
お、表1中、全て合格のものを「良」、1つでも不合格
のあったものを「不良」とした。
面となるように、絞り比(直径500mm)0.8の円
筒状金型の凹部を用いて真空成形した。積層体が破れる
ことなくカップ状に成形できたものを合格とした。な
お、表1中、全て合格のものを「良」、1つでも不合格
のあったものを「不良」とした。
【0019】チャージマークの有無 上記表皮材付き積層体を190℃に加熱し、表皮材が凸
面となるように、絞り比(直径100mm)0.6の円
筒状金型の凹部を用いて予備賦型した。得られた予備賦
型された積層体を、190℃に保持したまま表皮材側が
雌型金型側となるように金型内に設置し、積層体と雄型
金型間に210℃のポリピロピレンを射出し、型締めす
ることにより成形体を得た。得られた成形体の表皮材面
を目視で観察し、チャージマークのなきものを合格とし
た。なお、表1中、全て合格のものを「無し」、1つで
も不合格のあったものを「有り」とした。
面となるように、絞り比(直径100mm)0.6の円
筒状金型の凹部を用いて予備賦型した。得られた予備賦
型された積層体を、190℃に保持したまま表皮材側が
雌型金型側となるように金型内に設置し、積層体と雄型
金型間に210℃のポリピロピレンを射出し、型締めす
ることにより成形体を得た。得られた成形体の表皮材面
を目視で観察し、チャージマークのなきものを合格とし
た。なお、表1中、全て合格のものを「無し」、1つで
も不合格のあったものを「有り」とした。
【0020】
【表1】
【0021】上記3の評価の全てが「無し」又は「良」
のものを総合評価として「合格」とし、そうでないもの
を「不合格」とした。
のものを総合評価として「合格」とし、そうでないもの
を「不合格」とした。
【発明の効果】本発明の積層体は、官能基数が2の反応
性モノマーを含有する発泡体Aの少なくとも一面に、官
能基数が3の反応性モノマーを含有する発泡体Bが積層
されたことを特徴とする。官能基数が2の反応性モノマ
ーを用いて架橋して得られた発泡体Aは、上記の如く、
成形性に優れるものの耐熱性に劣るものである。一方、
官能基数が3の反応性モノマーを用いて架橋して得られ
た発泡体Bは、上記の如く、耐熱性に優れるものの成形
性に劣るものである。本発明の積層体は、発泡体Aの少
なくとも一面に発泡体Bを積層したものであるので、双
方の発泡体の特性を維持しつつ、各々の発泡体の欠点を
補ったものである。従って、本発明の積層体を用いて真
空成形する場合、人目につく部分が発泡体B(表皮材を
積層した場合には表皮材)となるように積層体をセット
して成形すれば、アバタ現象のない表面性に優れた、し
かも複雑な形状を有する成形品を得ることができる。又
スタンピング成形する場合、人目につく部分が発泡体B
(表皮材を積層した場合には表皮材)となるように積層
体をセットして成形すれば、チャージマークのない表面
性に優れた、しかも複雑な形状を有する成形品を得るこ
とができる。
性モノマーを含有する発泡体Aの少なくとも一面に、官
能基数が3の反応性モノマーを含有する発泡体Bが積層
されたことを特徴とする。官能基数が2の反応性モノマ
ーを用いて架橋して得られた発泡体Aは、上記の如く、
成形性に優れるものの耐熱性に劣るものである。一方、
官能基数が3の反応性モノマーを用いて架橋して得られ
た発泡体Bは、上記の如く、耐熱性に優れるものの成形
性に劣るものである。本発明の積層体は、発泡体Aの少
なくとも一面に発泡体Bを積層したものであるので、双
方の発泡体の特性を維持しつつ、各々の発泡体の欠点を
補ったものである。従って、本発明の積層体を用いて真
空成形する場合、人目につく部分が発泡体B(表皮材を
積層した場合には表皮材)となるように積層体をセット
して成形すれば、アバタ現象のない表面性に優れた、し
かも複雑な形状を有する成形品を得ることができる。又
スタンピング成形する場合、人目につく部分が発泡体B
(表皮材を積層した場合には表皮材)となるように積層
体をセットして成形すれば、チャージマークのない表面
性に優れた、しかも複雑な形状を有する成形品を得るこ
とができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 官能基数が2の反応性モノマーを含有す
る熱可塑性樹脂からなる発泡体Aの少なくとも一面に、
官能基数が3の反応性モノマーを含有する熱可塑性樹脂
からなる発泡体Bが積層されたことを特徴とする積層
体。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂がポリプロピレン系樹脂4
0〜90重量%を含有するものであることを特徴とする
請求項1に記載の積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7202242A JPH0948081A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7202242A JPH0948081A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 積層体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948081A true JPH0948081A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16454315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7202242A Pending JPH0948081A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948081A (ja) |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP7202242A patent/JPH0948081A/ja active Pending
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