JPH0948145A - カードプリンタの印字ヘッド支持装置 - Google Patents

カードプリンタの印字ヘッド支持装置

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JPH0948145A
JPH0948145A JP22478195A JP22478195A JPH0948145A JP H0948145 A JPH0948145 A JP H0948145A JP 22478195 A JP22478195 A JP 22478195A JP 22478195 A JP22478195 A JP 22478195A JP H0948145 A JPH0948145 A JP H0948145A
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JP
Japan
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card
head
print head
pressing
printing
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JP22478195A
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Hiroyuki Shinohara
広幸 篠原
Morihisa Iimori
守久 飯森
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Fuji Xerox Engineering Co Ltd
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Fuji Xerox Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラスチックカードに印字を行うカードプリ
ンタにおいて、カードに対してインクフィルムを押圧し
て印字するために用いる印字ヘッドを、カードの幅方向
で均一に押圧することにより、印字にムラが生じないよ
うにする。 【構成】 カード1に対してインクフィルム3を重ねる
状態で印字するプリンタにおいて、印字ヘッド2の両側
にヘッド加圧部材20、20aを配置し、1つのソレノ
イド12を用いた駆動機構を設けている。前記ヘッド加
圧部材においては、本体フレームに設けたガイド部材2
1に、ソレノイドにより上下動する押圧シャフト16を
案内し、2種類のスプリング部材35、36を介してヘ
ッドブラケット30を押圧し、2段階の押圧手段を構成
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IDカードやテレ
フォンカード等のプラスチックカードに印字を行うため
に使用されるカードプリンタの印字ヘッド支持装置に関
し、特に、印字ヘッドをプラテンに向けて押圧する加圧
スプリングと、印字ヘッドを離間させるための戻しスプ
リングとを1つの駆動シャフトに配置したヘッド加圧部
材を用いたカードプリンタの印字ヘッド支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、IDカードや銀行のキャッシ
ュカード、またはPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)製のテレフォンカード等のようなプラスチックカー
ドには、必要事項を印字してから、その表面にラミネー
ト加工やエンボス加工を行うことにより作成している。
前記カードに名前やコード番号等を記載するためには、
インクフィルムに保持されるインクを、感熱ヘッドによ
りカードに移転させる手段が用いられており、1色のイ
ンクフィルムを用いて印字することの他に、4色のイン
クフィルムを用いてカラー印刷を行うことも行われてい
る。
【0003】前記カードプリンタとしては、例えば、特
開平5−50701号公報等に示されるように、感熱記
録用の印字ヘッドを用いる装置が知られている。前記従
来例では、印字ヘッドの中央部をヘッドブラケット軸部
材を介して支持し、プラテンの軸が傾いたりしても、ヘ
ッドの押圧面が正確に追従できるように構成しており、
カード表面に対してインクフィルムを均一な圧力で押圧
して、カードに記録された印字に濃淡等が生じることを
防止し、鮮明な記録を行い得るようにしている。前述し
たように構成したカードプリンタを用いて、カードにカ
ラー印字を行う場合には、インクフィルムにY(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)およびB(ブラッ
ク)のインク塗布部分を順に形成したものを用いてい
る。そして、フィルムは一方に送るが、カードは各色の
印字を行う都度、戻し方向に送る作用を行ってカードの
先端部の位置決めを行い、フィルムとともに印字部を通
過させるような手段を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
に示されるようなカードプリンタを用いると、印字ヘッ
ドは常時プラテンに向けて押圧される状態にあるため
に、カラー印字を行う際にカードを戻す動作を容易に行
い得ないという問題が発生する。そこで、カードを戻し
方向に移動させるためには、印字ヘッドを上昇させるよ
うな機構を設けることが必要となるが、前記従来例のよ
うに、印字ヘッドを保持部材に対して水平軸を介して支
持する機構を構成した場合に、前記印字ヘッドを上昇さ
せたときに、そのヘッドの下面の位置決めが不安定とな
ることが懸念される。
【0005】また、前記印字ヘッドを上下動可能に構成
する場合に、例えば、4色の印字を行う際には、1枚の
カードについて、少なくとも3回のヘッドの上下動の動
作を行う必要がある。そして、その印字ヘッドを上昇さ
せた状態で、ヘッドの下面をプラテンから一定の間隔を
介して保持し、その後に印字ヘッドを下降させた状態
で、ヘッドの下面(印字面)がプラテンに対して均一に
押圧する動作を行うことが要求される。しかしながら、
従来のカードプリンタにおいては、印字ヘッドの上下動
の動作に対応させて、ヘッドの下面をプラテンに均一に
押圧する作用を、正確に保証できるものはなく、カラー
プリンタに対応する機構の開発が待たれているのが現状
である。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述したような従来のカード
プリンタにおいて、印字ヘッドの上下動に伴う押圧作用
の問題を解消するもので、印字ヘッドの上昇下降の動作
に対応させて、ヘッド下面の位置決めを正確に行い得る
とともに、プラテンの軸の傾斜等に対してヘッド下面の
押圧作用を正確に行い得るような装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクフィル
ムのインクを、印字ヘッドによりプラスチックカードに
記録するカードプリンタに関する。本発明においては、
前記印字ヘッドの幅方向の両側に配置するヘッド加圧部
材と、1つのソレノイドを用いて前記ヘッド加圧部材を
作動させる駆動部材と、前記駆動部材に設ける押圧シャ
フトに対して2種類のスプリング部材を介して、印字ヘ
ッドをカードに対して押圧する部材を設けている。ま
た、本発明において、前記印字ヘッドの両側に配置する
ヘッド加圧部材には、装置のフレームに設けるガイド部
材に案内される押圧シャフトと、前記押圧シャフトによ
り駆動されるヘッドプッシャーと、前記ヘッドプッシャ
ーによりスプリング部材を介して押圧されるヘッドブラ
ケットを設け、前記ヘッドブラケットを介して印字ヘッ
ドを作動させる装置を構成することができる。
【0008】本発明においては、印字ヘッドの両側に配
置するヘッド加圧部材より構成し、2つのヘッド加圧部
材に対して1つのソレノイドを用いて、印字ヘッドをカ
ードに対して押圧する機構を構成し、印字ヘッドの作動
部材の構成を簡素化できるようにする。そして、ソレノ
イドの動作を、押圧シャフトに配置する2種類のスプリ
ング部材を用いて2段階に印字ヘッドに伝達し、カード
の幅方向でインクフィルムを押圧する作用を均一に行わ
せるようにして、印字にムラが発生することを防止でき
るようにする。また、前記ヘッド加圧部材においては、
印字ヘッドに設けた被案内部材としてのヘッドブラケッ
トを、装置の本体フレームに設けたガイド部材と押圧シ
ャフトにより案内するとともに、前記押圧シャフトに配
置する2種類のスプリング部材により、ヘッドブラケッ
トを介して印字ヘッドを上下動させるので、印字に際し
ての印字ヘッドの動作を良好な状態で行わせることが可
能である。
【0009】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明のカード
プリンタの印字ヘッド支持装置の構成を説明する。図1
は本発明の印字ヘッド装置の正面図であり、図2は印字
ヘッド装置の側面を示している。本発明の対象とするカ
ード1は、一般のIDカードや、銀行カード、またはP
ET製のテレフォンカードのようなプラスチックカード
として構成されるもので、図示される印字ヘッド装置に
より印字を行った後で、ラミネート加工や浮出し文字の
印字等を行ったり、磁気的な記録を施して完成されるも
のである。前記図1、2に示される例において、印字ヘ
ッド2は図示しない情報出力装置からの維持情報に応じ
て、インクフィルム3のインクをカードに熱転写する部
材として構成されるもので、前記インクフィルム3は印
字部の両側に配置するガイドローラ4、4aにより案内
され、カード1とともに移動させるように構成してい
る。
【0010】また、本発明の装置をカラープリンタに対
応させて構成する場合には、例えば、カードの長さに対
応させて、Y、M、CおよびBのインクの区分を形成し
たインクフィルム3を用いる。そして、前記インクフィ
ルム3をカードに対する印字方向に向けて駆動する際
に、そのインクフィルムに配置する1つのカラー区分と
ともにカードを移動させ、1色のカラー区分の走行が終
了すると、インクフィルムの移動の動作を停止させて印
字ヘッド装置を上昇させてからカードのみを戻すように
する。さらに、次のカラー区分に対応する印字を行う際
には、インクフィルムの次のカラー区分とカードとを位
置決めしてから、第2色目の印字を行い、4色の印字を
行う際には、前述したようなカードの往復移動と、イン
クフィルムのカラー区分とを一致させて移動させるよう
な動作を繰り返して行わせるような装置を構成してい
る。
【0011】前述したようなカードの搬送を行うため
に、図2に示されるように、カード搬送経路に搬送ロー
ラ装置8、9を配置し、前記搬送ローラ装置8、9の駆
動ローラ部材を、正逆方向に駆動可能なものとして構成
している。前記搬送ローラ装置8、9のそれぞれにおい
ては、例えば、搬送ローラ装置8に示されるように、駆
動ローラ8aに対してピンチローラ8bを所定の押圧力
で押圧する状態に組み合わせて配置し、カード1を両ロ
ーラの間に挟持する状態で搬送を行う機構を構成してい
る。
【0012】図1、2に示される例において、印字ヘッ
ド2を支持する印字ヘッド装置10は、プリンタの駆動
部材11を、本体フレームに支持されるソレノイド12
と、前記ソレノイドの駆動シャフト13の下部に配置す
るプッシャーステー15により構成している。また、前
記プッシャーステー15の下部には、印字ヘッド2の両
側に位置させる状態で、押圧シャフト16、16aを配
置し、前記2つの押圧シャフト16、16aを介して、
ヘッド加圧部材20、20aのヘッドプッシャー25…
…を上下動させる機構を構成している。前記ソレノイド
12は、プッシュブルソレノイドを用いているもので、
作動部材としての駆動シャフト13は、ソレノイドに通
電した状態で下降方向に移動されて、印字ヘッド2をプ
ラテン5に加圧する作用を行う。そして、前記駆動シャ
フト13の上部には上リング14を固定して設けてお
り、前記上リング14がソレノイド12の上部分に当接
する位置で、印字ヘッド2の下降位置を規制する手段を
構成している。
【0013】前記駆動シャフト13の下端部にはプッシ
ャーステー15を固定して取り付け、前記プッシャース
テー15の下部に押圧シャフト16、16aを突出させ
る状態に設けている。また、前記押圧シャフト16、1
6aのそれぞれには、上リング17、下リング18を取
り付けているが、以下に説明する構成部材は、印字ヘッ
ドの一方の側に配置したヘッド加圧部材20を基にして
説明する。前記2つの下リングと上リングは、本体フレ
ーム41に固定して設けたガイド部材21の上アーム2
2の下面と、下アーム23の下面にそれぞれ当接して、
押圧シャフトの上昇位置の規制を行うようにしている。
また、前記押圧シャフトに対応させて、後述するヘッド
ブラケット30の下アーム32を挟む状態で、加圧スプ
リング35と戻しスプリング36を配置しており、前記
加圧スプリング35は印字ヘッドをプラテン5に向けて
押圧する動作を、戻しスプリング36はソレノイドの通
電をオフにした際に、印字ヘッド2をプラテンから離間
させて上昇させる動作を行う。
【0014】前記印字ヘッド2の両側には、押圧シャフ
ト16に対して摺動する2つのアーム部材31、32を
設けたヘッドブラケット30を固定しており、前記ヘッ
ドブラケット30の上アーム31を挟む状態で、ヘッド
プッシャー25の上下のアーム部材26、27を配置し
ている。そして、前記ヘッド加圧部材20において、ガ
イド部材21の上アーム22の下部に位置させる押圧シ
ャフト16の上リング17を、ヘッドプッシャー25の
上アーム26の上部に位置させ、前記上アーム26の下
部にヘッドブラケットの上アーム31と、ヘッドプッシ
ャー25の下アーム27をそれぞれ位置させる。さら
に、前記ヘッドプッシャーの下アーム27の下部に、加
圧スプリング35を挟む状態でヘッドブラケットの下ア
ーム32を位置させ、前記下アーム32の下部には戻し
スプリング36を挟む状態でガイド部材の下アーム23
を位置させている。
【0015】前述したように構成したヘッド加圧部材2
0においては、ソレノイド12により駆動シャフト13
を介してプッシャーステー15を下降させると、押圧シ
ャフト16の上リング17がヘッドプッシャー25を押
し下げる作用を行うようにする。前記ヘッドプッシャー
25が下降することにより、加圧スプリング35を介し
て、戻しスプリング36を圧縮しながらヘッドブラケッ
ト30が下降して、印字ヘッド2の下面をプラテンに向
けて接近させるとともに、搬送ローラ装置8、9とプラ
テン5の回転によりカード1を移動させ、インクフィル
ム3をカード1の上に押圧しながら印字の作用を行う。
そして、インクフィルム3の1色の区分に対応させた印
字の動作が終了すると、ソレノイド12の通電を停止す
るとともに、ローラ装置に対する駆動を停止する。
【0016】前述したように、ソレノイド12に対する
通電を停止すると、加圧スプリング35による押圧の動
作が停止されるので、加圧スプリング35の反発作用に
よりヘッドプッシャー25が上昇され、次いで、戻しス
プリング36によりヘッドブラケット30を上昇させる
作用を行う。そして、印字ヘッド2が上昇することによ
り、インクフィルム3をカード1に押圧する作用が停止
され、インクフィルム3に設けている張力調整手段(図
示を省略)により、2つのガイドローラ4、4aの下面
を結ぶ線に沿った位置まで上昇され、カード1の表面か
ら離間する。したがって、前述したような状態で、搬送
ローラ装置8、9とプラテン5を逆転方向に駆動し、カ
ード1を図2の右側の位置(印字位置の上流側)に移動
させて、前記カードを次の印字の動作に向けて待機さ
せ、カード1の先端部ととインクフィルムの次の色区分
とを一致させた状態で、次の色の印字の作用を行わせる
ようにする。
【0017】なお、本発明の装置において、搬送ローラ
装置8、9とプラテン5によるカード搬送経路に対し
て、所定の位置にカードセンサScを配置し、カードの
送り方向の後端部の検知を行う手段を構成している。前
記カードセンサScによりカードの後端部に対する検知
を行う場合には、センサがカードの後端部の検知を行っ
てから、カードの搬送を停止するまでのモータに印加し
たパルスの情報により、停止したカードの先端部の位置
が検知されるので、ローラ装置を逆転させてカードの先
端部をプラテンに対応する位置に停止させて、印字の動
作を開始する際のカードの位置の制御を行うことができ
る。また、インクフィルム3の移動経路にも、フィルム
センサSfを配置して、インクフィルム3の色区分に対
する検知を行う手段を構成しているが、前記フィルムに
設ける色区分のマークは、例えば、フィルムの側部にセ
ンサが検知可能な孔やその他のマークを付与している。
そして、前記インクフィルムに設けたマークをセンサS
fが検知した状態で、インクフィルムの色区分の先端部
が印字ヘッドによる印字位置に位置させ、カードと重ね
て印字の作用を開始できる状態にして停止させる。
【0018】次に、前記図1、2に示されたような構成
を有するカードプリンタにおいて、ソレノイドを用いて
インクフィルムをカードに押圧して、印字を行う際の各
構成部材の動作を、図3〜5にしたがって説明する。図
3に示す例は、装置の停止状態を示しており、カード1
の先端部とインクフィルム3の色区分の先端部とが一致
する状態で、プラテン5の印字開始位置で停止されてい
る。また、ソレノイド12の駆動シャフト13は、上昇
された位置に停止されているので、上リング14はソレ
ノイド本体の上部から間隔Tだけ上昇した位置にあり、
前記駆動シャフト13の下端部に接続されるプッシャー
ステー15を介して、ヘッド加圧部材20の各構成部材
は上昇位置にあり、印字ヘッド2の下面はプラテンの上
面から大きく離間した状態にある。
【0019】カードに対する印字作用を開始しようとす
る場合には、ソレノイド12に通電して駆動シャフト1
3を下降させるので、図4に示すように、印字ヘッド2
がプラテン5に向けて下降する状態となる。つまり、前
記図4において、ソレノイド12に通電すると、駆動シ
ャフト13を停止位置の基準線KからK1の位置まで、
間隔Sだけ下降させるので、プッシャーステー15を介
して両側の押圧シャフト16を下降させる動作が行われ
る。そして、押圧シャフト16に取り付けた上リング1
7がヘッドプッシャー25の上アーム26を押し下げ、
前記ヘッドプッシャー25の下アーム27が加圧スプリ
ング35を押圧する作用を行うが、前記加圧スプリング
35を圧縮せずに、戻しスプリング36を圧縮しながら
ヘッドブラケット30を下降させる動作を行い、印字ヘ
ッド2をプラテンに向けて下降させる。前記図4に示す
状態では、戻しスプリング36はそれ以上縮まない位置
まで圧縮されており、印字ヘッド2はプラテン5に対し
てカードとフィルムとを介して軽く押圧するが、ソレノ
イド12の上面に対して、駆動シャフト13の上リング
14が間隔T1だけ離間した状態にある。
【0020】図5には、カードに対する印字を行ってい
る状態を示すもので、前記図4に示すように、印字ヘッ
ド2をカードとインクフィルムを介してプラテンに位置
決めしてから、前記プッシャーステー15の位置を、前
記図4の下降位置K1からK2の位置まで、間隔S1だ
け下降させるように押圧作用を行い、駆動シャフトに設
けた上リング14がソレノイドの上面に当接する状態ま
で下降させる。前記図4に示す状態では、戻しスプリン
グのみを圧縮しているが、図5に示す動作においては、
前記ヘッドプッシャー25を押し下げる作用により、加
圧スプリング35に対する圧縮作用を行うので、圧縮さ
れた加圧スプリング35によって印字ヘッド2をプラテ
ンに向けて強く押し付ける動作が行われ、プラテンと印
字ヘッドの間には所定の値の押圧力が設定される。本発
明の装置では、4〜6kgfの押圧力が設定され、カー
ドを印字ヘッドによりプラテンに対して押圧する圧力を
設定することにより、印字作用を良好に行い得るように
する。
【0021】本発明のカードプリンタにおいては、前述
したようにして、印字ヘッドの両側に配置する2つのヘ
ッド加圧部材により、印字ヘッドに対する押圧作用を行
う場合には、プラテンの軸が印字ヘッド2の押圧面に対
して傾いている状態でも、その印字ヘッドの両側から押
圧する作用を付与することにより、カードに対する押圧
作用を均一に設定することができる。つまり、前記印字
ヘッドの両側に配置するヘッド加圧部材においては、2
段階に作動する圧縮スプリングをそれぞれ設けており、
それ等のスプリングに対する圧縮作用を行う際に、押圧
部材と受け側のプラテンの軸の傾きは自動的に解消され
る。また、前記カードの下部に位置する受け側のプラテ
ンは、ゴム等の弾性体で構成されているものであるか
ら、軸の傾きが小さい場合はゴムの弾性により自動的に
解決される。前記作用に加えて、プラテンを構成するゴ
ムの弾性と、印字ヘッドを加圧する状態で間隔S1の押
圧を行う動作を追加することにより、インクフィルムを
カードに対して押圧し、印字の作用を行う際の圧力を、
カードの幅方向に均一に設定することが可能になる。
【0022】なお、前述したように構成する本発明のカ
ードプリンタにおいて、1色のインクを保持するインク
フィルムを用いる場合には、インクフィルムに対する位
置決めを行う必要がなく、カードに対する位置決めの動
作を行うのみで、印字を行うことができる。そして、単
色の印字を行う装置を構成する場合にも、印字ヘッドを
カードに対して押圧する動作を、2段階に作用するスプ
リングを用いて行うことにより、カードにインクフィル
ムを押圧する作用を幅方向に均一に設定することが可能
になる。
【0023】
【発明の効果】本発明のカードプリンタの印字ヘッド支
持装置は、前述したように構成しているものであるか
ら、印字ヘッドの両側に配置するヘッド加圧部材より構
成し、2つのヘッド加圧部材に対して1つのソレノイド
を用いて、印字ヘッドをカードに対して押圧する機構を
構成し、印字ヘッドの作動部材の構成を簡素化すること
が可能である。そして、ソレノイドの動作を、押圧シャ
フトに配置する2種類のスプリング部材を用いて2段階
に印字ヘッドに伝達し、カードの幅方向でインクフィル
ムを押圧する作用を均一に行わせるようにして、印字に
ムラが発生することを防止できる。また、前記ヘッド加
圧部材においては、印字ヘッドに設けた被案内部材とし
てのヘッドブラケットを、装置の本体フレームに設けた
ガイド部材と押圧シャフトにより案内するとともに、前
記押圧シャフトに配置する2種類のスプリング部材によ
り、ヘッドブラケットを介して印字ヘッドを上下動させ
るので、印字に際しての印字ヘッドの動作を良好な状態
で行わせることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の構成を示す正面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 印字ヘッドの非作動状態の説明図である。
【図4】 印字ヘッドをカードに押圧した状態の説明図
である。
【図5】 印字ヘッドを強く押圧して印字する状態の説
明図である。
【符号の説明】
1 カード、 2 印字ヘッド、 3 インクフ
ィルム、5 プラテン、 10 印字ヘッド装置、
12 ソレノイド、13 駆動シャフト、 15
プッシャーステー、16 押圧シャフト、 20
ヘッド加圧部材、21 ガイド部材、 25
ヘッドプッシャー、30 ヘッドブラケット、 35
加圧スプリング、36 戻しスプリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクフィルムのインクを印字ヘッドに
    よりプラスチックカードに記録するカードプリンタにお
    いて、 前記印字ヘッドの幅方向の両側に配置するヘッド加圧部
    材と、1つのソレノイドを用いて前記ヘッド加圧部材を
    作動させる駆動部材と、 前記駆動部材に設ける押圧シャフトに対して2種類のス
    プリング部材を介して、印字ヘッドをカードに対して押
    圧する部材を設けることを特徴とするカードプリンタの
    印字ヘッド支持装置。
  2. 【請求項2】 前記印字ヘッドの両側に配置するヘッド
    加圧部材には、装置のフレームに設けるガイド部材に案
    内される押圧シャフトと、前記押圧シャフトにより駆動
    されるヘッドプッシャーと、前記ヘッドプッシャーによ
    りスプリング部材を介して押圧されるヘッドブラケット
    を設け、前記ヘッドブラケットを介して印字ヘッドを作
    動させることを特徴とする請求項1に記載のカードプリ
    ンタの印字ヘッド支持装置。
JP22478195A 1995-08-09 1995-08-09 カードプリンタの印字ヘッド支持装置 Pending JPH0948145A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510557A (ja) * 2003-09-12 2007-04-26 ファーゴ・エレクトロニクス・インコーポレーテッド 反転画像idカードプリンタ
JP2018016021A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 株式会社東芝 カード処理装置
CN117246053A (zh) * 2023-10-26 2023-12-19 厦门汉印电子技术有限公司 一种打印头施压机构及打印机

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