JPH0949498A - 多段圧縮機 - Google Patents

多段圧縮機

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JPH0949498A
JPH0949498A JP20690395A JP20690395A JPH0949498A JP H0949498 A JPH0949498 A JP H0949498A JP 20690395 A JP20690395 A JP 20690395A JP 20690395 A JP20690395 A JP 20690395A JP H0949498 A JPH0949498 A JP H0949498A
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JP
Japan
Prior art keywords
impeller
stage
flow
compressor
impellers
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Pending
Application number
JP20690395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Chiba
薫 千葉
Kenji Kobayashi
健児 小林
Tomoki Kawakubo
知己 川久保
Masayasu Saito
正泰 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各段が高い効率を有し、かつ小型軽量で大流
量の多段圧縮機を提供する。 【構成】 回転駆動される単一のシャフト12に同軸に
取り付けられた複数のインペラ14、16と、シャフト
を回転可能に支持し、かつ複数のインペラを囲むケーシ
ング18と、を備えた多段圧縮機であって、複数のイン
ペラのうち、少なくとも第1段のインペラ14は、子午
面流れが軸に対して傾斜して流出する斜流インペラであ
り、ケーシング18は、斜流インペラの回転により遠心
圧縮された気体を隣接するインペラの半径方向内方に導
く流路18a、18bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体を圧縮する多
段圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリコプタ用エンジンや小型ガスタービ
ンなど、特に高い圧力比が要求される場合に、小型軽量
の2段遠心圧縮機が使用されている。かかる2段遠心圧
縮機は、図5に例示するように、遠心羽根車1(インペ
ラ)、ディフューザ2、スクロール3、等からなり、上
段(第1段)のディフューザ出口の流れが戻り流路4
(リターンチャンネル)により後段(第2段)の羽根車
入口に導かれるようになっている。それぞれの遠心羽根
車1は、回転軸にほぼ垂直な面で外向き旋回流を作り、
主として遠心作用により気体にエネルギーを与え、ディ
フューザ2及びスクロール3で気体の動圧を静圧に回復
するようになっている。
【0003】図6は、かかる遠心圧縮機の比速度nsと
効率ηとの関係を示す図であり、比速度nsは、式1で
あらわされる。なお、ω(rad/s) は羽根車の回転角速
度、Q(m3/s)は体積流量、g(m/s2)は重力加速度、Had
(m) は、断熱ヘッドである。 ns=ω×Q1/2 /(gHad3/4 ...(式1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した多段遠心圧縮
機(例えば2段遠心圧縮機)において、圧縮機の全体の
効率を高めるためには、1段目及び2段目の両方の効率
を高くする必要がある。しかし、例えば図6に●で例示
するように、両方の遠心羽根車は同軸に連結されている
ため、1段目の効率が高くなるように1段目の比速度を
最適領域に設定すると、2段目は体積流量Qが圧縮によ
り数分の1に小さくなっているため、比速度も数分の1
になり、2段目の効率は1段目に比較してかなり低くな
ってしまう問題点があった。また、この2段遠心圧縮機
を小型軽量のまま大流量化しようとすると、図6に○で
例示するように、1段目の比速度が大きくなりすぎて最
適領域から外れてしまい、効率が大幅に低下してしまう
問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、各段
が高い効率を有し、かつ小型軽量で大流量の多段圧縮機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、回転駆
動される単一のシャフトに同軸に取り付けられた複数の
インペラと、前記シャフトを回転可能に支持しかつ前記
複数のインペラを囲むケーシングと、を備えた多段圧縮
機であって、前記複数のインペラのうち、少なくとも第
1段のインペラは、子午面流れが軸に対して傾斜して流
出する斜流インペラであり、前記ケーシングは、斜流イ
ンペラの回転により遠心圧縮された気体を隣接するイン
ペラの半径方向内方に導く流路を有する、ことを特徴と
する多段圧縮機が提供される。
【0007】本発明の好ましい実施形態によれば、第1
段のインペラは、比速度約1.0乃至4.0の斜流イン
ペラであり、第2段のインペラは、比速度約0.5乃至
1.0の遠心インペラである。また、第1段インペラ及
び第2段インペラの両方が、斜流インペラであり、第1
段インペラの比速度は、約2.0乃至4.0であり、第
2段のインペラの比速度は、約1.0乃至2.0であ
る。更に、遠心圧縮された気体を隣接するインペラの半
径方向内方に導く前記流路内に、圧縮気体を膨張させる
ディフューザを有し、かつ該ディフューザ内の流れは軸
線に対して直交しない流れである。
【0008】本発明の発明者等は、子午面流れが軸に対
して傾斜して流出する斜流圧縮機が、遠心圧縮機よりも
高い比速度領域で高い効率を有することに着目し、この
斜流圧縮機と遠心圧縮機とを同軸に組み合わせることに
より各段の効率を高めることができることに着眼した。
本発明はかかる新規の知見に基づくものである。すなわ
ち、上述した本発明の構成によれば、複数のインペラの
うち、少なくとも第1段のインペラが、子午面流れが軸
に対して傾斜して流出する斜流インペラであり、各イン
ペラが単一のシャフトに同軸に取り付けられているの
で、従来の多段遠心圧縮機とほぼ同様の構成により、斜
流圧縮機と遠心圧縮機とを同軸に組み合わせることがで
きる。また、斜流圧縮機は、比速度約1.0乃至4.0
で高い効率を有するので、第1段のインペラをこの領域
に設定すれば、2段目は体積流量Qが圧縮により数分の
1に小さくなっているため、比速度も数分の1になる
が、この領域で、遠心圧縮機は高い効率を得ることがで
きる。従って、少なくとも1段目を斜流インペラとし、
2段目或いは3段目も遠心インペラにすることにより、
各段の効率を高くすることができ、小型軽量で大流量の
多段圧縮機とすることができる。
【0009】また、第1段及び第2段の両方を斜流イン
ペラとし、それぞれの比速度を高め、第1段を比速度約
2.0乃至4.0、第2段を比速度約1.0乃至2.0
とすることにより、両方のインペラを高い比速度領域で
設定でき、一層小型軽量で大流量の多段圧縮機とするこ
とができる。更に、インペラ間の流路に、圧縮気体を膨
張させるディフューザを備え、このディフューザ内の流
れを軸線に対して直交しない流れ(例えば斜流)にする
ことにより、圧縮機の外径を小さくすることができる。
【0010】また、上述した多段圧縮機をそのままスケ
ールダウンすることにより、従来の多段遠心圧縮機と同
じ性能のより小型の多段圧縮機とすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本
発明による多段圧縮機の第1実施形態を示す全体構成図
(側面断面図)である。この図において、本発明の多段
圧縮機10は、回転駆動される単一のシャフト12に同
軸に取り付けられた複数のインペラ14、16と、シャ
フト12を回転可能に支持し、かつ複数のインペラ1
4、16を囲むケーシング18と、を備えている。
【0012】複数のインペラのうち、少なくとも第1段
のインペラ(この図においてインペラ14)は、子午面
流れが軸に対して傾斜して流出する斜流インペラであ
る。また、この図において、斜流インペラ14の下流側
には圧縮した空気を軸方向に流出するように静翼15が
配置されている。また、ケーシング18は、斜流インペ
ラ14の回転により遠心圧縮された気体を隣接する第2
段インペラ16の半径方向内方に導く流路18aを有し
ている。かかる構成の斜流圧縮機により、比速度約1.
0〜4.0の範囲で高い効率を得ることができる。
【0013】図2は、本発明による多段圧縮機の第2実
施形態を示す全体構成図である。この図において、斜流
インペラ14の下流側に傾斜ディフューザ17を備えて
おり、また、斜流インペラ14の回転により遠心圧縮さ
れた気体を隣接する第2段インペラ16の半径方向内方
に導く流路、すなわらリターンチャンネル18bを有し
ている。このリターンチャンネル18bは、図1におけ
る流路18aと同様に斜流インペラ14の回転により遠
心圧縮された気体を隣接する第2段インペラ16の半径
方向内方に導く機能を有する。
【0014】図1及び図2の実施形態において第2段イ
ンペラ16は、子午面が軸に対してほぼ直交した遠心イ
ンペラである。かかる遠心インペラは、前述のように約
0.5乃至1.0の比速度において、高い効率を発揮す
ることができる。
【0015】上述した本発明の構成により、複数のイン
ペラ14、16のうち、少なくとも第1段のインペラ1
4が、子午面流れが軸に対して傾斜して流出する斜流イ
ンペラであり、各インペラが単一のシャフト12に同軸
に取り付けているので、従来の多段遠心圧縮機とほぼ同
様の構成により、斜流圧縮機と遠心圧縮機とを同軸に組
み合わせることができ、斜流インペラ14を有する斜流
圧縮機により圧縮した空気を、流路18a、18bを介
して遠心インペラ16の半径方向内方に導き、この遠心
インペラ16を有する遠心圧縮機により再度圧縮するこ
とにより小型軽量の多段圧縮機により、高い圧縮比で大
流量の気体を圧縮することができる。
【0016】図3は、本発明による多段圧縮機の性能を
示す図6と同様の図である。この図において、横軸は比
速度ns、縦軸は効率ηであり、3つの曲線は遠心圧縮
機、斜流圧縮機、及び軸流圧縮機の各効率を示してい
る。この図に○印で示すように、斜流圧縮機は、比速度
約1.0乃至4.0で高い効率を有するので、第1段の
インペラをこの領域に設定すれば、2段目は体積流量Q
が圧縮により数分の1に小さくなっているため、比速度
も数分の1になるが、この領域で、遠心圧縮機は高い効
率を得ることができる。従って、少なくとも1段目を斜
流インペラとし、2段目或いは3段目も遠心インペラに
することにより、各段の効率を高くすることができ、小
型軽量で大流量の多段圧縮機とすることができる。
【0017】図4は、本発明による多段圧縮機の第3実
施形態を示す全体構成図である。この図において、第1
段インペラ14及び第2段インペラ19の両方が、斜流
インペラであり、第1段インペラ14の比速度は、約
2.0乃至4.0に設定され、第2段インペラ19の比
速度は、約1.0乃至2.0に設定されている。この構
成により、図3の●で示すように、両方のインペラ1
4,19を第2実施形態よりも更に高い比速度領域に設
定でき、一層小型軽量で大流量の多段圧縮機とすること
ができる。
【0018】更に、図4において、第1段インペラ14
の下流側に圧縮気体を膨張させる傾斜ディフューザ17
を備えると共に、第2段インペラ19の下流側にも同様
の傾斜ディフューザ17を備えている。この傾斜ディフ
ューザ17内の流れは軸線に対して直交しない流れであ
り、この構成により、圧縮機の外径を小さくすることが
できる。
【0019】また、上述した第1乃至第3の実施形態の
多段圧縮機をそのままスケールダウンすることにより、
従来の多段遠心圧縮機と同じ性能のより小型の多段圧縮
機とすることができる。なお、上述した実施形態では2
段圧縮機について説明したが、本発明はかかる構成に限
定されず、3段以上の多段圧縮機にも同様に適用するこ
とができる。すなわち、本発明は上述した実施形態に限
定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更で
きることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】上述したように、本発明の多段圧縮機
は、従来の多段遠心圧縮機とほぼ同様の構成により、斜
流圧縮機と遠心圧縮機、或いは斜流圧縮機同士を同軸に
組み合わせることができ、かつ斜流圧縮機は、比速度
1.0乃至4.0で高い効率を有するので、少なくとも
第1段のインペラをこの領域に設定することにより、2
段目の遠心圧縮機も高い効率を得ることができ、全体と
して各段の効率を高くすることができ、小型軽量で大流
量の多段圧縮機とすることができる、等の優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多段圧縮機の第1実施形態の全体
構成図(側面断面図)である。
【図2】本発明による多段圧縮機の第2実施形態の全体
構成図(側面断面図)である。
【図3】本発明による多段圧縮機の性能を示す図であ
る。
【図4】本発明による多段圧縮機の第3実施形態の全体
構成図(側面断面図)である。
【図5】従来の2段遠心圧縮機の構成図である。
【図6】2段遠心圧縮機の性能を示す図である。
【符号の説明】
1 遠心羽根車(インペラ) 2 ディフューザ 3 スクロール 4 リターンチャンネル 10 多段圧縮機 12 シャフト 14 第1段インペラ(斜流インペラ) 15 静翼 16 第2段インペラ(遠心インペラ) 17 傾斜ディフューザ 18 ケーシング 18a 流路 18b 流路(リターンチャンネル) 19 第2段インペラ(斜流インペラ) ns 比速度 η 効率
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 正泰 東京都江東区豊洲3丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される単一のシャフトに同軸に
    取り付けられた複数のインペラと、前記シャフトを回転
    可能に支持しかつ前記複数のインペラを囲むケーシング
    と、を備えた多段圧縮機であって、 前記複数のインペラのうち、少なくとも第1段のインペ
    ラは、子午面流れが軸に対して傾斜して流出する斜流イ
    ンペラであり、前記ケーシングは、斜流インペラの回転
    により遠心圧縮された気体を隣接するインペラの半径方
    向内方に導く流路を有する、ことを特徴とする多段圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 第1段のインペラは、比速度約1.0乃
    至4.0の斜流インペラであり、第2段のインペラは、
    比速度約0.5乃至1.0の遠心インペラである、こと
    を特徴とする請求項1に記載の多段圧縮機。
  3. 【請求項3】 第1段インペラ及び第2段インペラの両
    方が、斜流インペラであり、第1段インペラの比速度
    は、約2.0乃至4.0であり、第2段のインペラの比
    速度は、約1.0乃至2.0である、ことを特徴とする
    請求項1に記載の多段圧縮機。
  4. 【請求項4】 遠心圧縮された気体を隣接するインペラ
    の半径方向内方に導く前記流路内に、圧縮気体を膨張さ
    せるディフューザを有し、かつ該ディフューザ内の流れ
    は軸線に対して直交しない流れである、ことを特徴とす
    る請求項1乃至3に記載の多段圧縮機。
JP20690395A 1995-06-01 1995-08-14 多段圧縮機 Pending JPH0949498A (ja)

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JP20690395A JPH0949498A (ja) 1995-06-01 1995-08-14 多段圧縮機

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JP13500295 1995-06-01
JP7-135002 1995-06-01
JP20690395A JPH0949498A (ja) 1995-06-01 1995-08-14 多段圧縮機

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