JPH0949567A - 変速補助装置 - Google Patents

変速補助装置

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JPH0949567A
JPH0949567A JP22113295A JP22113295A JPH0949567A JP H0949567 A JPH0949567 A JP H0949567A JP 22113295 A JP22113295 A JP 22113295A JP 22113295 A JP22113295 A JP 22113295A JP H0949567 A JPH0949567 A JP H0949567A
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JP
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shift
gear
clutch
throttle valve
synchronization
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JP22113295A
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Yasushi Yamamoto
康 山本
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/02Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H3/08Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
    • F16H3/087Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/50Signals to an engine or motor

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変速歯車を潤滑する油ポンプの負荷を増減す
ることにより、変速歯車の回転数を出力軸の回転数に近
づけ、迅速かつ円滑な変速操作を得る。 【構成】 歯車変速機の中間軸12にクラツチ13を介
して油ポンプ15を接続する。歯車箱18の油を油ポン
プ15により絞り弁16を経て歯車箱18の天壁部から
出力軸10の変速歯車38へ散布する。変速操作機構6
に変速レバー7の操作方向と同期装置35の変速同期終
了を検出する変速センサ33を備える。変速センサ33
の信号に基づき絞り弁16とクラツチ13を制御する制
御装置20を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の平行歯車式変
速機、詳しくは迅速かつ円滑な変速操作を得る変速補助
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用変速機は中間軸に結合した中間歯
車と、出力軸に遊回転可能に支持した各変速段の変速歯
車とが常時噛み合され、公知の同期装置(同期クラツチ
機構)により変速歯車を選択的に出力軸に結合すること
により、所要の変速段の歯車の噛合いが達せられる。し
かし、大型車両になると駆動伝達系の慣性量が大きくな
り、変速操作中に車輪から受ける出力軸の回転数と、中
間軸と連動する変速歯車の回転数との差をなくすため
の、同期装置の操作にはかなりの時間と操作力が要求さ
れる。
【0003】そこで、実開平2−141757号公報に
開示される変速補助装置のように、同期装置にアクチユ
エータを設けたものも提案されているが、これは構造が
複雑になり、コストが嵩むという難点がある。また、実
開平5−12809号公報に開示される変速補助装置で
は、変速歯車に電磁制動力を加え、変速歯車の回転数を
出力軸の回転数に近づけるものがあるが、これはシフト
アツプ操作のみに有効であり、従来の歯車変速機に付加
すべき部品点数が多く、コスト低減が難しい。本出願人
の出願に係る特願平7−66884号の変速補助装置で
は、シフトアツプする時に中間軸に負荷を加えることに
より、同期装置の同期動作を円滑にしているが、同期終
了後のスリーブとハブとの噛合いにはやや障害になる。
つまり、シフトアツプ操作時の同期終了後には、スリー
ブのスプラインの端部斜面がハブのスプラインの端部斜
面に当り、端部斜面での滑りによりハブが回転されるの
であるが、噛み合う時に中間軸を減速させる方向に働い
ていた負荷が、ハブとスリーブの噛合いにより、ハブが
回転させられる方向と逆に働く場合があり、スリーブの
円滑な噛合い動作を妨げるという不具合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、同期装置の同期終了後のスリーブとハブの
噛合いをより円滑にするために、同期終了後は迅速に中
間軸に作用する負荷を取り除くようにした変速補助装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は歯車変速機の中間軸にクラツチを介
して油ポンプを接続し、油ポンプにより歯車箱の油を絞
り弁を経て潤滑部、油冷却部、動力取出部などへ供給す
る歯車変速機において、変速操作機構に変速レバーの操
作方向を検出するとともに変速機の変速同期終了を検出
する変速センサを備え、該変速センサの信号に基づき前
記絞り弁と前記クラツチを制御する制御装置を備えたも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】クラツチは通常は接続状態にあ
り、油ポンプは歯車箱の底部の油を吸い込み、通常は全
開になつている絞り弁を経て歯車箱の天壁部から、各変
速歯車および同期装置へ散布する。油ポンプは歯車箱の
油を絞り弁を経て変速機の潤滑部へ供給するものだけで
なく、油冷却部、動力取出部などへ供給するものでもよ
い。
【0007】シフトアツプ操作時、中間軸の回転数はシ
フトアツプ操作前よりも低くする必要がある。そこで、
絞り弁を絞ることにより油ポンプの負荷を増大すれば、
中間軸の回転数が低くなり、変速歯車の回転数が出力軸
の回転数に近づき、迅速かつ円滑な変速操作が得られ
る。
【0008】本発明では同期装置の同期終了後に絞り弁
を開くことにより、中間軸に作用する負荷を取り除く。
このため、同期終了をシフトセンサにより検出する。つ
まり、スリーブがボーク位置よりも前進した時に、噛合
いが終了したものと判定し、絞り弁を迅速に開く。これ
により、同期終了後のスリーブとハブの円滑な噛合いを
得る。
【0009】一方、シフトダウン操作時は、中間軸の回
転数はシフトダウン操作前よりも高くする必要がある。
そこで、クラツチを遮断し、中間軸に作用する油ポンプ
の負荷をなくせば、中間軸の回転数がシフトダウン操作
中に低下する度合が少なくなり、迅速かつ円滑な変速操
作を助ける。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る変速補助装置の概略構成
を示す側面断面図、図2は同変速補助装置の要部を示す
側面断面図である。図1に示すように、歯車変速機の歯
車箱18の前端部にクラツチ箱5が結合され、変速操作
時、主クラツチ3は機関のクランク軸2と歯車変速機の
入力軸4の間を遮断するように構成される。歯車箱18
には入力軸4と同軸に出力軸10が支持され、さらに中
間軸12が出力軸10と平行に支持される。入力軸4の
入力歯車8は中間軸12の中間歯車9と常時噛み合され
る。中間軸12に結合した歯数の異なる中間歯車39
は、出力軸10に遊回転可能に支持した各変速段の変速
歯車38と常時噛み合される。出力軸10に配設した公
知の同期装置35の軸方向移動により、所定の変速歯車
38が選択的に出力軸10へ回転結合されるようになつ
ている。
【0011】歯車箱18の上部に変速操作機構6が配設
される一方、天壁部に油供給管17aが配設される。油
供給管17aは油ポンプ15からの油を入力歯車8と各
変速歯車38と同期装置35へ散布するようになつてい
る。上述した構成は従来の歯車変速機とほぼ同様であ
る。
【0012】本発明によれば、中間軸12の後端部にク
ラツチ(好しくは電磁クラツチ)13を介して油ポンプ
15が接続される。油ポンプ15は歯車箱18の底部の
油をストレーナ29から入口通路14へ吸い込み、出口
通路17、絞り弁16(好ましくは電磁絞り弁)を経て
油供給管17aへ供給する。
【0013】変速レバー7のシフトアツプ操作またはシ
フトダウン操作を検出する変速センサ33が変速操作機
構6に配設される。制御装置(好ましくは電子制御装
置)20は、入力軸4(中間軸12でもよい)に配設し
た回転数センサ71と、セレクトセンサ33aとシフト
センサ33bからなる変速センサ33と、出力軸4に配
設した回転数センサ72との各信号に基づき、絞り弁1
6を全開位置と絞り位置に切り換え、またクラツチ13
を接続位置と遮断位置に切り換える。
【0014】図2に示すように、クラツチ13と油ポン
プ15は歯車箱18の後端部に結合した歯車箱19に配
設される。すなわち、中間軸12の端部は歯車箱18の
端壁に軸受21により支持され、かつ歯車箱19の内部
へ突出される。歯車箱19に固定した保持板22に電磁
コイル23が固定され、中間軸12に電磁コイル23に
対向する駆動板22aが固定支持される。駆動板22a
と円錐形のクラツチ板25との間にばね24が介装され
る。クラツチ板25はスプライン25aにより中間軸1
2に軸方向移動可能に嵌合され、かつばね24の力によ
り油ポンプ15の円錐孔27aへ係合される。
【0015】油ポンプ15は歯車箱19の内周壁に回転
可能に組み込まれた内歯歯車19aと、内歯歯車19a
と噛み合うピニオン27とからなり、内歯歯車19aに
対し偏心するピニオン27は、中間軸12に軸受26に
より遊回転可能に支持される。油ポンプ15の吸込口は
入口通路14、管14aを経て、歯車箱18の底部に配
設したストレーナ29へ接続される。一方、油ポンプ1
5の吐出口は出口通路17、絞り弁16を経て油供給管
17aへ接続される。
【0016】図3に示すように、変速操作機構6は箱形
の基枠44の前壁44aと後壁44cとの間に、ボス4
7の前後端の軸部47aを回動可能に支持し、ボス47
の中間部から上方へ突出する支板47bに、変速レバー
7の下端部を横方向のピン46により回動可能に支持し
て構成される。変速レバー7から下方へ突出する突片7
aにケーブル42の端部が連結される。ボス47の後端
軸部47aに二股状のホーク48が結合される。一方、
基枠44に上下方向の支軸45によりボス49が回動可
能に支持され、ボス49から前方へ突出する腕49bが
ホーク48の間へ突出される。ボス49から側方へ突出
する腕49aにケーブル41の端部が連結される。各ケ
ーブル41,42は検出器50の箱51の内部を貫通
し、さらにアウタチユーブ41a,42aを経て、歯車
変速機のセレクトレバーとシフトレバーへそれぞれ連結
される。
【0017】図4,5に示すように、検出器50の箱5
1の内部で、ケーブル41は案内部材52に摺動可能に
支持され、かつ摺動板56を結合される。摺動板56は
断面L字形の支持部材53の上壁54に支持した3個の
受光器54a,54b,54cと下壁に支持した3個の
発光器55との間へ突出され、かつ支持部材53の案内
溝へ係合される。同様に、ケーブル42は別の案内部材
52に摺動可能に支持され、かつ摺動板66を結合され
る。摺動板66は断面L字形の支持部材53の上壁64
に支持した2個の受光器64a,64bと下壁に支持し
た2個の発光器65との間へ突出され、かつ支持部材5
3の案内溝に係合される。
【0018】図4に示すように、変速レバー7の例えば
4−5速段セレクト位置において、摺動板56にはセレ
クトセンサ33aとしての3個の受光器54a,54
b,54cに対応する3個の正方形の孔56a,56
b,56cが設けられる。変速レバー7の中立位置にお
いて、摺動板66にはシフトセンサ33bとしての前後
1対の受光器64a,64bの間に長方形の孔66b
を、前後両端部に軸方向に延びる長方形の孔66a,6
6cをそれぞれ設けられる。孔66bと孔66aの間隔
および孔66bと孔66aの間隔は、受光器64aと受
光器64bの間隔よりも僅かに大きくなつている。
【0019】図6に示すように、歯車変速機の同期装置
35は、中間軸12の歯車から常に回転力を受けている
変速歯車38に一体的に形成したスプライン歯61aを
有するハブ61と、変速歯車38に一体的に形成した円
錐軸部と、スプライン歯62aと前記円錐軸部に外嵌す
る円錐孔と切欠62bとを有する同期環62と、出力軸
10に軸方向移動可能にスプライン嵌合支持したスリー
ブとを備えている。
【0020】スリーブは内周面にスプライン歯63を形
成されるとともに、キー63aを軸方向相対移動可能に
弾性支持している。キー63aは同期環62の切欠62
bへ係合可能に構成される。同期装置35の具体的な構
成は、実開平5-12809号公報などにより公知であり、本
発明の要旨には直接関係しないので、これ以上説明しな
い。
【0021】変速レバー7のシフト操作時、同期装置3
5は図5の動作過程(a)〜(e)を実行する。図5の
中立位置からスリーブのスプライン歯63が上方(出力
軸10の軸方向)へ移動すると、スリーブに弾性支持さ
れたキー63aが同期環62の切欠62bへ係合し、同
期環62がキー63aに押されて変速歯車38の円錐軸
部へ摩擦係合する。同期環62が変速歯車38の回転力
(図6の矢印z方向の回転力)を受け、キー63aが切
欠62bの左側壁に当る。このインデツクス状態が動作
過程(a)である。
【0022】さらに、スリーブのスプライン歯63が上
方へ移動すると、スプライン歯63は同期環62のスプ
ライン歯62aの端部斜面に面接触する。このボーク状
態が動作過程(b)である。引続き、動作過程(b)か
らスリーブのスプライン歯63が上方へ移動すると、ス
リーブとキー63aの間に軸方向の相対移動が生じ、同
時にスリーブのスプライン歯63が同期環62のスプラ
イン歯62aの端部斜面に沿つて滑りながら、スプライ
ン歯63がスプライン歯62aとスプライン歯62aの
間へ進む。この同期終了の状態が動作過程(c)であ
る。
【0023】引続き、スリーブのスプライン歯63が上
方へ移動すると、スプライン歯63がハブ61のスプラ
イン歯61aの端部斜面に面接触し、スリーブとハブ6
1の噛合いが始まる。この噛合い開始の状態が動作過程
(d)である。引続き、スリーブのスプライン歯63が
上方へ移動すると、スプライン歯63がスプライン歯6
1aの端部斜面に沿つて滑り、スプライン歯63がスプ
ライン歯61aとスプライン歯61aの間へ進み、噛合
いが終了する。この噛合い終了の状態が動作過程(e)
である。
【0024】本発明ではシフトアツプ操作時、同期装置
35の同期終了後に絞り弁16を開放することにより、
中間軸12に作用する負荷を取り除く。このため、同期
終了を変速センサ33により検出し、スリーブがボーク
位置よりも前進した時に噛合いが終了したものと判定
し、絞り弁16を迅速に開く。これにより、同期終了後
のスリーブとハブ61の円滑な噛合いを得る。つまり、
図6の動作過程(b)で、中間軸12に作用する油圧ポ
ンプ15の負荷トルクを解放する。換言すれば、ハブ6
1に対する制動トルクを解放することにより、ハブ61
と出力軸10との回転差を少なくし、動作過程(d)か
ら動作過程(e)に至る噛合い動作を円滑にする。
【0025】一方、シフトダウン操作時は、中間軸12
の回転数はシフトダウン操作前よりも高くする必要があ
る。そこで、クラツチ13を遮断し、中間軸12に作用
する油ポンプ13の負荷をなくせば、中間軸12の回転
数がシフトダウン操作中に低下する度合が少なくなり、
迅速かつ円滑な変速操作を助ける。
【0026】次に、本発明による変速補助装置の作動に
ついて説明する。7段歯車変速機の場合、セレクトセン
サ33aは例えば変速レバー7を最左方へ倒すと、摺動
板56の孔56aが発光器55と受光器54cの間へ位
置し、受光器54cだけが反応し、図7,8に示す変速
段判定表A,Bから後進段または1速段へセレクトされ
たことが判る。次いで、変速レバー7を例えば後方へ倒
すと、図9に示すように、摺動板56の孔66b,66
cが発光器65と受光器64a,64bへ順に移動し、
受光器64a,64bが反応する。図10,11に示す
シフト位置判定表C,Dからシフト動作の方向と位置が
判る。
【0027】シフトアツプ操作時、中間軸12ないし変
速歯車の回転数は、シフトアツプ操作前の出力軸10の
回転数よりも相対的に高くなつている。変速センサ33
の信号に基づく電子制御装置20の出力により、クラツ
チ13を接続状態とし、絞り弁16を絞り、中間軸12
により駆動される油ポンプ15の負荷を増大する。この
時、中間軸12は機関の回転力を受けないから、中間軸
12の回転数が急に低くなり、中間歯車39と噛み合う
変速歯車38の回転数が、車輪の回転力を受ける出力軸
10の回転数に近づく。こうして、同期装置35の操作
負担が軽減され、迅速かつ円滑なシフトアツプ操作が得
られる。
【0028】一方、シフトダウン操作時、中間軸12な
いし変速歯車38の回転数は、シフトダウン操作前の出
力軸10の回転数よりも相対的に低くなつている。変速
センサ33の信号に基づく電子制御装置20の出力によ
り、クラツチ13を遮断し、絞り弁16を全開にする。
したがつて、油ポンプ15の負荷が中間軸12から除去
されることになり、中間歯車39と噛み合う変速歯車3
8の回転数の低下の度合が抑えられる一方、慣性走行に
伴う車輪から回転力を受ける出力軸10の回転数が変速
歯車38の回転数に近づき、同期装置35の操作負担が
軽減され、迅速かつ円滑なシフトダウン操作が得られ
る。
【0029】本発明ではシフトアツプ操作時、同期装置
35の同期終了後に絞り弁16を開くことにより、中間
軸12に作用する負荷を取り除く。このため、同期終了
をシフトセンサ33bの受光器64a,64bにより検
出し、スリーブがボーク位置よりも前進した時に噛合い
が終了したものと判定し、絞り弁16を迅速に開く。こ
れにより、同期終了後のスリーブとハブの噛合いが円滑
に達せられる。
【0030】図12,13は上述の制御をマイクロコン
ピユータからなる電子制御装置20により行うための制
御プログラムの流れ図である。図において、p41〜p6
1,p11〜p23は制御プログラムの各ステツプを表す。
本プログラムは所定時間ごとに繰返し実行する。p41で
制御プログラムを開始し、p42でシフト信号を読み込
む。p43でシフト信号が中立か否かを判別する。シフト
信号が中立でない場合はp42へ戻り、シフト信号が中立
の場合はp44でシフト信号を読み込み、p45でセレクト
信号を読み込む。
【0031】p46で受光器64bが反応したか否かを判
別する。受光器64bが反応した場合は、p47で変速段
判定表Bから変速段を判定し、p49へ進む。受光器64
aが反応してない場合は、p48で受光器64bが反応し
たか否かを判別する。受光器64bが反応してない場合
はp44へ戻り、受光器64bが反応した場合は、p49で
変速段判定表Aから変速段を判定し、かつシフト位置判
定表を選択し、p50で判定した変速段と記憶している変
速段を比較する。
【0032】p51でシフトアツプ操作か否かを判別す
る。シフトアツプ操作の場合はp52でクラツチを遮断
し、p57へ進む。シフトアツプ操作でない場合は、p53
で絞り弁16を絞り、p54でシフト信号を読み込む。p
55で選択したシフト位置判定表から、スリーブとハブの
噛合いが始まつたか否かを判別する。スリーブとハブの
噛合いが始まつていない場合はp54へ戻り、スリーブと
ハブの噛合いが始まつた場合は、p56で絞り弁16を開
く。クラツチ13を遮断するようにしてもよい。p57で
シフト信号を読み込む。p58で選択したシフト位置判定
表から、変速が終了したか否かを判別する。変速が終了
してない場合は、p57へ戻り、変速が終了した場合は、
p59でクラツチを接続し、p60でシフト終了後の変速段
を記憶し、p61で終了する。
【0033】なお、p60で絞り弁16を開くだけで、ク
ラツチ13を遮断しない場合は、p56へ進むようにして
もよい。
【0034】図14に示す変更実施例では、p11で制御
プログラムを開始し、p12でシフト開始信号を読み込
む。p13でシフトアツプ操作か否かを判別する。シフト
アツプ操作の場合はp14でシフトダウン操作か否かを判
別する。シフトダウン操作でない場合はp12へ戻り、シ
フトダウン操作の場合は、p15でクラツチ13を遮断
し、p20へ進む。
【0035】p13でシフトアツプ操作の場合は、p16で
絞り弁16を絞り、p17で同期終了の信号を読み込む。
p18で同期が終了したか否かを判別する。同期が終了し
てない場合はp17へ戻り、同期が終了した場合は、p19
でクラツチ13を遮断し、絞り弁16を開く。p20でシ
フト終了の信号を読み込む。p21でシフトが終了したか
否かを判別する。シフトが終了してない場合はp20へ戻
り、シフトが終了した場合は、p22でクラツチ13を接
続し、p23で終了する。
【0036】本発明において、クラツチ13は電磁クラ
ツチに限らず、油圧クラツチや空圧クラツチも含むもの
であり、この場合制御装置20により油圧回路または空
圧回路の電磁切換弁を制御することにより全く同じ作用
効果を奏する。
【0037】
【発明の効果】本発明は上述のように、シフトアツプ操
作中は油ポンプの負荷を大きくして中間軸の回転数を低
くする一方、シフトダウン操作中はクラツチを遮断して
中間軸から油ポンプの負荷を解放するものであるから、
変速歯車と出力軸の各回転数を互いに近づけるように働
き、迅速かつ円滑な変速操作が得られ、構成が簡単であ
り、従来の変速機に組み付けられるので、製造経費を節
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速補助装置を備えた歯車変速機
の側面断断面図である。
【図2】同変速補助装置の要部を示す側面断面図であ
る。
【図3】変速操作機構の斜視図である。
【図4】同変速操作機構の変速センサの平面断面図であ
る。
【図5】同変速操作機構の変速センサの正面断面図であ
る。
【図6】同期装置の動作を説明する平面図である。
【図7】セレクトセンサの信号から変速段を求める判定
表である。
【図8】セレクトセンサの信号から変速段を求める判定
表である。
【図9】シフトセンサの動作を説明する線図である。
【図10】シフトセンサの信号からシフト位置を求める
判定表である。
【図11】シフトセンサの信号からセレクト位置を求め
る判定表である。
【図12】変速補助装置を制御する制御プログラムの流
れ図である。
【図13】変速補助装置を制御する制御プログラムの流
れ図である。
【図14】変速補助装置を制御する他の制御プログラム
の流れ図である。
【符号の説明】
6:変速操作機構 7:変速レバー 9:中間歯車 1
0:出力軸 12:中間軸 13:クラツチ 15:油
ポンプ 16:絞り弁 17a:油供給管 18:歯車
箱 20:制御装置 23:電磁コイル 25:クラツ
チ板 27:ピニオン 33:変速センサ 35:同期
装置 38:変速歯車 39:中間歯車 41,42:ケーブル 52:案内部材 53:支持部
材 54a〜54c:受光器 55:発光器 56:摺
動板 56a〜56c:孔 64a,64b:受光器
65:発光器 66:摺動板71,72:回転数センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯車変速機の中間軸にクラツチを介して油
    ポンプを接続し、油ポンプにより歯車箱の油を絞り弁を
    経て潤滑部、油冷却部、動力取出部などへ供給する歯車
    変速機において、変速操作機構に変速レバーの操作方向
    を検出するとともに変速機の変速同期終了を検出する変
    速センサを備え、該変速センサの信号に基づき前記絞り
    弁と前記クラツチを制御する制御装置を備えたことを特
    徴とする変速補助装置。
  2. 【請求項2】前記制御装置はシフトアツプのための変速
    同期終了までは前記絞り弁を絞り、変速同期終了後は前
    記絞り弁を開放する、請求項1に記載の変速補助装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置はシフトアツプ中は前記絞り
    弁を絞り、シフトアツプのための変速同期終了時前記ク
    ラツチを遮断し、変速終了時前記クラツチを接続する、
    請求項1に記載の変速補助装置。
JP22113295A 1995-08-07 1995-08-07 変速補助装置 Pending JPH0949567A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104279271A (zh) * 2014-06-05 2015-01-14 长春工业大学 油田抽油渐变速机械节能减速器
CN105485263A (zh) * 2014-09-16 2016-04-13 鼎佳(天津)汽车电子有限公司 变速箱
CN114294415A (zh) * 2022-01-06 2022-04-08 银川威力传动技术股份有限公司 具有锁止机构的双离合两档变速装置

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