JPH0950126A - レジスト組成物及びレジストパターン形成方法 - Google Patents

レジスト組成物及びレジストパターン形成方法

Info

Publication number
JPH0950126A
JPH0950126A JP20234395A JP20234395A JPH0950126A JP H0950126 A JPH0950126 A JP H0950126A JP 20234395 A JP20234395 A JP 20234395A JP 20234395 A JP20234395 A JP 20234395A JP H0950126 A JPH0950126 A JP H0950126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
formula
resist composition
group
defined above
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20234395A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Kodachi
明子 小太刀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20234395A priority Critical patent/JPH0950126A/ja
Publication of JPH0950126A publication Critical patent/JPH0950126A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水を現像液として所望パターンの現像が可能
な新しいタイプのレジスト組成物を提供し、併せてこの
新しいレジスト組成物を用いてレジストパターンを形成
する方法を提供する。 【解決手段】 このレジスト組成物は、主剤樹脂と光酸
発生剤とを含み、主剤樹脂を構成している重合体が水酸
基を保護された繰り返し単位を含んでいることを特徴と
する。この繰り返し単位は、水酸基を保護されたグルコ
フラノースに由来する置換基を持つ単位でよく、あるい
は水酸基を保護されたビニルアルコールに由来する単位
でよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レジスト組成物及
びこれを用いてレジストパターンを形成する方法に関す
る。更に詳しく言えば、本発明は、半導体装置の製造に
おいて特に超微細加工に用いられるレジスト組成物であ
って、水で現像することが可能な新しい化学増幅型レジ
スト組成物と、これを使用してレジストパターンを形成
する方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路は集積化が進んで
大規模集積回路(LSI)や超大規模集積回路(VLS
I)が実用化されており、また、これとともに、集積回
路の最少パターンはサブミクロン領域に及び、今後更に
微細化する傾向にある。微細パターンの形成には、薄膜
を形成した被処理基板上をレジストで被覆し、選択露光
を行って所望パターンの潜像を形成した後に、現像して
レジストパターンを作り、これをマスクとしてドライエ
ッチングを行い、その後にレジストを除去することによ
り所望のパターンを得るリソグラフィ技術の使用が必須
である。
【0003】このリソグラフィ技術において使用される
露光光源としてg線(波長436nm)、i線(波長3
65nm)の紫外線光が使用されているが、パターンの
微細化に伴い、より波長の短い遠紫外線光、真空紫外線
光、電子線(EB)、X線などが光源として使用される
ようになってきている。特に最近では、エキシマレーザ
ー(波長248nmのKrFレーザー、波長193nm
のArFレーザー)が露光光源として注目されており、
超微細パターンの形成に有効であると期待されている。
なお、この明細書では、「放射線」なる語を用いた場
合、これらの様々の光源からの光、すなわち、紫外線、
遠紫外線、真空紫外線、電子線、X線、各種レーザー光
等を意味するものである。
【0004】特に微細なパターンの形成において有効で
あるとして最近脚光を浴びているレジスト材料に、化学
増幅型レジスト材料がある。化学増幅型レジスト材料
は、保護されたアルカリ可溶性基を有する主剤樹脂と、
放射線露光により酸を発生する酸発生剤とを含み、そし
て露光によって酸発生剤から生じた酸のために主剤樹脂
のアルカリ可溶性基の保護基が脱離し、露光領域の主剤
樹脂がアルカリに可溶となる。従って化学増幅型レジス
トでは、露光パターンの現像のためにアルカリ性溶液、
一般には有機アルカリ水溶液が使用されている。
【0005】化学増幅型レジスト以外に、半導体装置の
製造においては化学増幅型レジスト材料が使用されるよ
うになる以前からこのほかの様々なレジスト材料が用い
られてきた。化学増幅型レジスト以外の従来のレジスト
材料は、露光領域と未露光領域の樹脂の有機溶剤への溶
解度の差を利用して、ポジ型レジストの場合には露光領
域の樹脂、ネガ型レジストの場合には未露光領域の樹脂
を、それぞれ溶剤に溶解させることで、所望パターンの
現像を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、あらゆる産業分
野において作業環境に対する安全化が求められている。
半導体装置製造の分野でも、様々な化学薬品が用いられ
ているが、使用する有害薬品の使用を少しでも少なくす
ることが望まれている。
【0007】上述のように、半導体装置製造の分野では
レジストパターンの現像のために従来から有機溶剤や有
機アルカリ水溶液のように有害な薬品が使用されてお
り、これらを使用することなくレジストパターンの形成
を可能にすることは、安全管理上極めて有益なことであ
る。
【0008】そこで、本発明は、有機溶剤あるいは有機
アルカリ水溶液のような有害薬品を使用することなく、
水を現像液として使用して所望パターンの現像が可能な
新しいレジスト組成物を提供することを目的とする。本
発明のもう一つの目的は、この新しいレジスト組成物を
利用してレジストパターンを形成する方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレジスト組成物
は、基本的に化学増幅型レジスト組成物であり、従って
主剤樹脂と光酸発生剤を必須成分としている。放射線露
光後に、これまでの化学増幅型レジストは主剤樹脂がア
ルカリ可溶性となることから、有機アルカリ水溶液で現
像を行っていたのと対照的に、本発明のレジスト組成物
では主剤樹脂が水溶性になるので、水での現像が可能に
なる。
【0010】このように放射線露光後に水溶性になる本
発明のレジスト組成物は、主剤樹脂と光酸発生剤とを含
む組成物であって、主剤樹脂を構成している重合体が水
酸基を保護された繰り返し単位を含むことを特徴として
いる。
【0011】第一の側面において、本発明のレジスト組
成物の主剤樹脂は、次式で表される繰返し単位を有する
ものである。
【0012】
【化18】
【0013】この式中のR1 は、水素、炭素数1〜6の
アルキル基、ハロゲン、又はハロゲン化アルキル基であ
り、Xは、下記の式で示される、水酸基を保護したグル
コフラノースから誘導された基であり、
【0014】
【化19】
【0015】そしてnは0又は1以上の整数であって、
好ましくは0〜3である。また、上記の式(2)又は
(3)におけるR2 〜R5 は、炭素数1〜6のアルキル
基又はハロゲン化アルキル基であって、これらは全て同
一であっても異なっていてもよく、R6 〜R9 は酸によ
り脱離する基であって、全て同一であっても異なってい
てもよい。
【0016】上記の式(1)で表される繰返し単位を有
する樹脂は、式(1)の繰返し単位の単独重合体であっ
てもよく、この繰返し単位と別の繰返し単位とを含む共
重合体であってもよい。
【0017】もう一つの側面において、本発明のレジス
ト組成物の主剤樹脂は、繰返し単位の一つとして、次式
【0018】
【化20】
【0019】(この式のRI は酸により脱離する基であ
る)で表される、水酸基を保護したビニルアルコールか
ら誘導された繰返し単位を含む共重合体である。
【0020】上記の式(4)で表されるビニルアルコー
ルエーテル繰返し単位とともに本発明のレジスト材料の
主剤樹脂を構成することができる別の繰返し単位は、こ
の式(4)の繰返し単位と共重合体を作ることが可能な
どのような単位であっても差し支えない。そのような繰
返し単位の例をいくつか挙げれば、下式で表される、ス
チレン又はその誘導体に由来するもの、
【0021】
【化21】
【0022】(この式のRIIは、水素、炭素数1〜12
のアルキル基、ハロゲン、又はハロゲン化アルキル基で
あり、RIII 〜RVII は水素、炭素数1〜12のアルキ
ル基、ハロゲン、ハロゲン化アルキル基、又は炭素数が
1〜9であって且つケイ素を含む基である)、あるいは
下式で表される、炭素数が1〜9であって且つ少なくと
も1個のケイ素原子を含む基を有するもの、
【0023】
【化22】
【0024】(この式のRVIIIは炭素数が1〜9であり
且つ少なくとも1個のケイ素原子を含む基である)、あ
るいは次式で表される、ビニル基と置換シリル基とのエ
ーテルから誘導された繰返し単位、
【0025】
【化23】
【0026】(この式のRIXは炭素数1〜9の置換シリ
ル基である)、あるいは次式で示される、マレイミド又
はその誘導体から得られたもの、
【0027】
【化24】
【0028】(この式のRX は、水素、RI 、RVIII
はRIXである)等である。
【0029】本発明のレジストパターン形成方法は、本
発明のレジスト組成物の溶液を被処理基板上に塗布し、
形成したレジスト膜をプリベーク後、このレジスト膜を
放射線に選択的に露光して所定のパターンの潜像を形成
し、次いでこのレジスト膜を露光後ベークしてから、現
像液で上記の潜像を現像することを含む方法である。
【0030】
【発明の実施の形態】前述のように、一つの側面におい
て、本発明のレジスト組成物の主剤樹脂は、次式(1)
で表される繰返し単位を有する。
【0031】
【化25】
【0032】この式中のR1 は、水素、炭素数1〜6の
アルキル基、ハロゲン、又はハロゲン化アルキル基であ
り、Xは、下記の式(2)又は(3)で表される、水酸
基を保護したグルコフラノースから誘導された基であ
り、
【0033】
【化26】
【0034】そしてnは0又は1以上の整数であって、
好ましくは0〜3である。また、上記の式におけるR2
〜R5 は、炭素数1〜6のアルキル基又はハロゲン化ア
ルキル基であって、これらは全て同一であっても異なっ
ていてもよく、R6 〜R9 は酸により脱離する基であっ
て、全て同一であっても異なっていてもよい。
【0035】式(2)においては、グルコフラノースか
ら誘導された基の水酸基を保護する基は、下式で示され
る。
【0036】
【化27】
【0037】これらの式で示される酸で脱離可能な基の
代表的な例は、次式で表されるイソプロピリデン基であ
るが、これに限定されるものではない。
【0038】
【化28】
【0039】式(3)におけるR6 〜R9 で表される酸
により脱離する基の例は、t−ブチル基、t−アミル
基、α,α−ジメチルベンジル基、トリメチルシリル
基、テトラヒドロピラニル基等であるが、酸により脱離
する基はこれらに限定されるものではない。ここに例示
した酸で脱離する基は、それぞれ下記の式で示される。
【0040】
【化29】
【0041】式(2)又は(3)で表される、酸で脱離
する基で保護されたグルコフラノースより誘導された基
は、露光によってレジスト組成物中の酸発生剤から発生
した酸の作用を受けると、上述の酸で脱離する基が脱離
して水酸基が結合し、どちらも下式(9)で示される多
価アルコールのグルコフラノースから誘導された基とな
る。
【0042】
【化30】
【0043】このように、式(1)で示される繰返し単
位(アクリレート単位)を含む樹脂は、露光領域でこの
単位のエステル基(上記式(2)又は式(3)で表され
るもの)が式(9)で示される多価アルコールのグルコ
フラノースから誘導された基となることから、露光領域
の樹脂が水に可溶となる。従って、式(1)で表される
繰返し単位を含む樹脂を主剤とする本発明のレジスト組
成物は、露光後に水で現像することが可能になる。
【0044】式(1)で表される繰返し単位を有する樹
脂は、この繰返し単位の単独重合体であってもよく、こ
の繰返し単位と別の繰返し単位とを含む共重合体であっ
てもよい。単独重合体の場合には、そのレジスト組成物
から形成したレジスト膜のエッチング耐性が乏しいた
め、パターニングを目的としてその後のエッチングを目
的としない用途及び高いエッチング耐性を必要としない
工程のエッチングに対して有効である。
【0045】式(1)で表される繰返し単位のほかに、
樹脂のエッチング耐性を向上させるのに有効な別の繰返
し単位を有する共重合体の樹脂を採用すれば、本発明の
レジスト組成物はエッチング作業を伴う処理のために使
用することができる。そのために、本発明のレジスト組
成物の主剤樹脂は、少なくとも1個のケイ素原子を含む
基をエステル部に有するアクリル酸エステル、イタコン
酸エステル又はフマル酸エステルから得られた繰返し単
位を、式(1)で表される繰返し単位とは別の繰返し単
位として含むことができる。このようにケイ素原子を少
なくとも一つ有する基を含有している繰返し単位を含む
樹脂を使用すれば、本発明のレジスト組成物は酸素プラ
ズマ耐性となるので、2層レジスト法における上層レジ
ストとして極めて有用なものになる。
【0046】式(1)で表される第一の繰返し単位のほ
かに、エステル部にケイ素原子を少なくとも1個有する
基を持つ第二の繰返し単位を含む共重合体は、例えば下
式で表されるように、第二の繰返し単位のエステル部に
グルコフラノースより誘導された基を有することもでき
る。
【0047】
【化31】
【0048】この式のR10はR1 と同じ定義であり、R
10とR1 は同一であっても異なっていてもよく、R11
14は炭素数が1〜6であって且つ少なくとも1個のケ
イ素原子を含む基であり、k及びmは正の整数であり、
nは先に定義されているとおりであり、そしてpは0又
は1以上の整数であって、好ましくは0〜3である。
【0049】この場合において、R11〜R14で示される
基が、置換シリル基(例えばトリメチルシリル基)のよ
うに、ケイ素原子を介してグルコフラノース誘導基の酸
素(O)と結合していれば、このグルコフラノース誘導
基は露光後に酸の作用でR11〜R14基が脱離してその代
わりに水酸基が結合し、そのため第二の繰返し単位の部
分も水溶性となる。従って、この場合には、露光領域の
レジストが一層水に溶けやすくなる。
【0050】更に、R11〜R14基がいずれも、例えば置
換シリル基(トリメチルシリル基)のように、ケイ素原
子を介してグルコフラノース誘導基の酸素(O)と結合
している場合には、露光後にこれらのR11〜R14基が脱
離するため、露光領域のレジストは酸素プラズマ耐性を
失うのに対し、未露光領域のレジストはなお酸素プラズ
マ耐性のままとなる。従って、この場合には、酸素プラ
ズマでのレジスト膜のドライエッチングが可能になる。
【0051】式(1)で表される第一の繰返し単位のほ
かに、エステル部にケイ素原子を少なくとも1個有する
基を持つアクリル酸エステル、イタコン酸エステル又は
フマル酸エステルから得られた単位を第二の繰返し単位
として含むこのほかの樹脂は、下式(10)〜(12)
で表される。
【0052】
【化32】
【0053】この式のR10はR1 と同じ定義であり、R
10とR1 は同一であっても異なっていてもよく、R11
先に定義されているとおり、k及びmは正の整数、n及
びpは先に定義されているとおり、そしてqは0又は1
以上の整数であり、好ましくは0〜3である。
【0054】これらの式の構造を有する樹脂を含む場合
にも、第二の繰返し単位にケイ素が含まれているため、
本発明のレジスト組成物はやはり酸素プラズマ耐性を具
備し、そのため2層レジスト法の上層レジストとて有利
に使用することができる。
【0055】式(1)で表される第一の繰返し単位のほ
かに、樹脂のエッチング耐性を向上させるのに有効な第
二の繰返し単位を有する共重合体の樹脂は、エステル部
に脂環族炭化水素及びその誘導体から得られた置換基を
持つ単位を当該第二の繰返し単位として含むこともでき
る。この第二の繰返し単位を含む樹脂の例を挙げると、
式(1)で表される第一の繰返し単位のほかに下記の式
(13)〜(15)で表されるアクリル酸エステル、イ
タコン酸エステル又はフマル酸エステルから得られた繰
返し単位を含むものである。
【0056】
【化33】
【0057】これらの式のR1 及びR10は先に定義され
たとおりであり、R15とR16は脂環族炭化水素又はその
誘導体から得られた置換基であって、R15とR16の両方
が存在する場合それらは同一であっても異なっていても
よく、k、m、nは先に定義された意味を有する。R15
及びR16で示される基は、例えば、アダマンタンもしく
はその誘導体、ノルボルナンもしくはその誘導体、シク
ロヘキサンもしくはその誘導体、パーヒドロアントラセ
ンもしくはその誘導体、パーヒドロナフタレンもしくは
その誘導体、トリシクロ〔5.2.1.02.6 〕デカン
もしくはその誘導体、ビシクロヘキサンもしくはその誘
導体、スピロ〔4,4〕ノナンもしくはその誘導体、ス
ピロ〔4,5〕デカンもしくはその誘導体、トリシクロ
ペンタジエンもしくはその誘導体、又はフローレンもし
くはその誘導体等を骨格とするものでよい。これらの樹
脂はいずれも脂環族置換基を含むため、優れたエッチン
グ耐性を備えており、従って単層レジストとして用いる
のに好適である。
【0058】更に、本発明のグルコフラノースから誘導
された基を分子中に有する樹脂は、別の繰返し単位とし
て芳香族炭化水素及びその誘導体から得られた基をエス
テル部に持つアクリル酸エステル単位を含むことができ
る。このような樹脂は、下記の式で表される。
【0059】
【化34】
【0060】この式のR1 とR10は先に定義されたとお
りであり、R17は芳香族炭化水素又はその誘導体から得
られた基を表し、k、m、nは先に定義された意味を有
する。R17で表される芳香族炭化水素及びその誘導体か
ら得られた基の例は、ベンゼンもしくはその誘導体、ナ
フタレンもしくはその誘導体、アントラセンもしくはそ
の誘導体を骨格とする基である。これらの樹脂も、芳香
族基を含むため、エッチング耐性に優れ、従って単層レ
ジストとして使用するのに好適である。
【0061】以上説明した、グルコフラノースから誘導
された基を分子中に有する樹脂の重量平均分子量は、1
0万を超えると酸により脱離が起こっても水溶性になら
ない場合があるので、10万以下であるのが好ましい。
重量平均分子量の好ましい範囲は、2,000〜30,
000である。また、グルコフラノースから誘導された
基を分子中に有する樹脂が共重合体である場合、その共
重合体におけるグルコフラノース誘導基を含む式(1)
で表される繰返し単位の割合は、全繰返し単位のうちの
20モル%以上を占めることができる。この割合が20
モル%未満では酸により脱離する基が脱離しても水溶性
にならないことがある。
【0062】なお、上記のグルコフラノースから誘導さ
れた基を分子中に有する主剤樹脂は、光酸発生剤を使用
しなくても放射線露光によりポジ型レジストパターンを
形成することができることが分かった。例えば、下式の
構造を有する樹脂(重量平均分子量=20,000、式
中のk:m=1:1)
【0063】
【化35】
【0064】を、光酸発生剤を添加せずにメチルイソブ
チルケトンに溶解して7%溶液とし、この溶液を、熱硬
化させたノボラックレジスト(膜厚1.8μm)を予め
コートしたシリコンウェハー上に回転塗布し、100℃
でベークして0.3μm厚とした上で、このレジスト膜
をArFエキシマレーザー光で露光し、130℃で減圧
下に1分間ベークしてから純水で現像すると、0.45
μmのライン・アンド・スペースパターンを解像するこ
とができた。なお、この時の照射線量のしきいエネルギ
ーEthは5.2J/cm2 であった。
【0065】もう一つの側面において、本発明のレジス
ト組成物の主剤樹脂は、繰返し単位の一つとして、次式
【0066】
【化36】
【0067】(この式のRI は酸により脱離する基であ
る)で表される、水酸基を保護したビニルアルコールか
ら誘導された繰返し単位を含む共重合体である。RI
表される酸により脱離する基は、グルコフラノース誘導
基を有する樹脂の説明において先に言及したように、例
えばt−ブチル基、t−アミル基、α,α−ジメチルベ
ンジル基、トリメチルシリル基、テトラヒドロピラニル
基等でよいが、酸により脱離する基はこれらに限定され
るものではない。
【0068】上記の式(4)で表されるビニルアルコー
ルエーテル繰返し単位とともに本発明のレジスト材料の
主剤樹脂を構成することができる別の繰返し単位は、こ
の式(4)の繰返し単位と共重合体を作ることが可能な
どのような単位であっても差し支えない。本発明のビニ
ルアルコールエーテル繰返し単位を含む共重合体の例を
挙げると、下式で表される、スチレン又はその誘導体に
由来する繰返し単位との共重合体、
【0069】
【化37】
【0070】(この式のRIIは、水素、炭素数1〜12
のアルキル基、ハロゲン、又はハロゲン化アルキル基で
あり、RIII 〜RVII は水素、炭素数1〜12のアルキ
ル基、ハロゲン、ハロゲン化アルキル基、又は炭素数が
1〜9であって且つケイ素を含む基であり、m、nは正
の整数である)、あるいは下式で表される、炭素数が1
〜9であって且つ少なくとも1個のケイ素原子を含む基
を有する繰返し単位との共重合体、
【0071】
【化38】
【0072】(この式のRVIIIは炭素数が1〜9であり
且つ少なくとも1個のケイ素原子を含む基であり、m、
nは正の整数である)、あるいは次式で表される、ビニ
ル基と置換シリル基とのエーテルから誘導された繰返し
単位との共重合体、
【0073】
【化39】
【0074】(この式のRIXは炭素数1〜9の置換シリ
ル基であり、m、nは正の整数である)、あるいは次式
で示される、マレイミド又はその誘導体から得られた繰
返し単位との共重合体、
【0075】
【化40】
【0076】(この式のRX は、水素、RI 、RVIII
はRIXであり、m、nは正の整数である)等である。
【0077】これらの共重合体のうちで、式(16)の
スチレン又はその誘導体との共重合体は、その分子中に
芳香族環を有するためエッチング耐性の良好な樹脂とな
る。従って、この樹脂を含むレジスト組成物は優れたエ
ッチング耐性を付与される。
【0078】式(17)で表される共重合体は、分子中
にケイ素原子を有するので、この共重合体樹脂を含むレ
ジスト組成物は酸素プラズマ耐性が良好となり、従って
2層レジスト法の上層レジストとして有利に使用するこ
とができる。
【0079】式(18)で表される共重合体は、RIX
置換シリル基が酸素原子と結合してSi−O結合を形成
しているため、露光により光酸発生剤から生じた酸の作
用を受けると当該置換シリル基が脱離して水素原子が結
合し、すなわち−ORIXが−OHに変わることから、露
光領域において共重合の両方の繰り返し単位部分とも水
溶性となる。従って、この樹脂を含むレジスト組成物
は、より感度の良好なものとなる。
【0080】式(19)で示されるマレイミド又はその
誘導体との共重合体は、式(19)のRX がRI の場
合、すなわち酸により脱離する基である場合、露光で発
生した酸によりRX −N結合がH−N結合となって極性
が高くなり、水溶性を促進する。従って、この樹脂を含
むレジスト組成物の感度がより良好になる。この場合、
更に、RX (すなわちRI )が、例えばトリメチルシリ
ル基のようにケイ素を含む基であれば、未露光部のレジ
スト中にはケイ素がそのまま残留するためこの領域のレ
ジストは酸素プラズマ耐性となり、すなわち酸素プラズ
マでのレジスト膜のドライエッチングが可能になる。ま
た、この、RX がRI の場合には、レジスト組成物は2
層レジスト法の上層レジストとしても有効である。
【0081】式(19)のRX がRVIIIの場合、すなわ
ちケイ素を含む基である場合には、酸素プラズマ耐性の
樹脂となり、この樹脂を含むレジスト組成物は2層レジ
スト法の上層レジストとして有用である。
【0082】式(19)のRX がRIXの場合、すなわち
置換シリル基である場合、先に説明したように酸でRIX
基が脱離して共重合体の両方の繰返し単位とも水溶性と
なるため、この樹脂を含むレジスト組成物の感度がより
良好になる。
【0083】式(19)において、RX は水素(H)で
あってもよい。この場合には、RXが水素であるマレイ
ミドから得られる繰返し単位は極性が高く、現像時の露
光部と未露光部との溶解度差を適当なものにするため
に、ビニルエーテル単位は共重合体分子中の全繰返し単
位の70%以上(式(19)のm/n比が70/30以
上)であるのが好ましい。
【0084】このほかに、水酸基を保護したビニルアル
コールから誘導された繰返し単位を含む共重合体は、例
えば、下式で表されるフマロニトリルとの共重合体
【0085】
【化41】
【0086】(式中のm、nは正の整数である)や、あ
るいは下式で示される無水フマル酸との共重合体
【0087】
【化42】
【0088】(式中のm、nは正の整数である)であっ
てもよい。
【0089】以上説明した、水酸基を保護したビニルア
ルコールから誘導された繰返し単位を含む樹脂の重量平
均分子量は、10万を超えると脱離後も水溶性にならな
い場合があることから、10万以下であるのが好まし
い。重量平均分子量の好ましい範囲は、2,000〜3
0,000である。また、これらの樹脂では、式(4)
で表される繰返し単位の割合は、全繰返し単位のうちの
50モル%以上、好ましくは80%以上を占めることが
できる。一般に、この割合が50%未満では脱離後も水
溶性にならない。但し、式(19)で表される樹脂にお
いてRX が水素の場合には、全繰返し単位のうちのビニ
ルアルコールから誘導された繰返し単位の割合は、先に
説明したように70%以上であるのが好ましい。
【0090】本発明のレジスト組成物で使用される上記
の樹脂はいずれも、適当な出発物質を使用して、通常の
有機合成の手法により容易に調製することができる。従
って、これらの樹脂の調製の仕方は、この明細書におい
て詳しく説明するに及ばない。なお、下記の実施例は、
そのような合成手法のいくつかの例を示している。
【0091】本発明のレジスト組成物が含有する光酸発
生剤は、化学増幅型レジスト組成物において普通に用い
られているいずれの光酸発生剤でもよい。好適な光酸発
生剤の例を挙げると、次式で示されるスルホニウム塩
類、
【0092】
【化43】
【0093】下式で示されるスルホン酸エステル類、
【0094】
【化44】
【0095】
【化45】
【0096】次式で示されるヨードニウム塩類、
【0097】
【化46】
【0098】次式で示されるハロゲン化合物、
【0099】
【化47】
【0100】あるいは、下式で示される各種化合物等で
ある。
【0101】
【化48】
【0102】
【化49】
【0103】
【化50】
【0104】
【化51】
【0105】本発明のレジスト組成物は、一般に、主剤
樹脂の0.1〜20重量%の光酸発生剤を含有する。光
酸発生剤が0.1重量%より少ないと脱離を起こすのに
非実用的な露光量が必要であり、20重量%より多いと
酸発生剤が主剤樹脂と十分混合せず析出する。光酸発生
剤の好ましい含有量は主剤樹脂の1〜15重量%の範囲
内である。
【0106】本発明のレジスト組成物を使用してレジス
トパターンを形成する方法は、レジスト組成物の溶液を
被処理基板上に塗布し、形成したレジスト膜のプリベー
ク後、当該レジスト膜を放射線に選択的に露光して所望
パターンの潜像を形成し、次いでこのレジスト膜を露光
後ベークし、そして上記の潜像を現像することを含む方
法である。
【0107】次に、この方法をより具体的に説明する。
まず、本発明のレジスト組成物の溶液を被処理基板上に
塗布する。ここで使用する被処理基板は、半導体装置及
びその他の電子装置において通常用いられているいかな
る基板であってもよく、具体的には、シリコン基板、あ
るいは表面に酸化膜、ポリシリコン膜、窒化膜、アルミ
ニウム膜等を設けた基板を挙げることができる。これら
の基板は、既に回路が作りこまれていても、あるいは作
りこまれていなくてもよい。これらの基板は、場合によ
っては、レジストとの密着性を更に向上させるために、
例えばヘキサメチルジシラザン(HMDS)などのよう
な密着促進剤で前処理しておくことが好ましい。また、
上記のように2層レジスト法でケイ素含有重合体を主剤
樹脂として含む本発明のレジスト組成物を使用する場合
の被処理基板とは、前述の基板の上に、ケイ素原子を含
有せず、且つ、本発明のレジスト材料を上層レジストと
してその上に塗布したときに溶けてこれと混合すること
のないような、例えば熱硬化させたノボラックレジスト
の層を形成させたものを指す。
【0108】レジスト溶液の塗布は、スピンコータ、デ
ィップコータ、ローラコータなどのような常用の塗布装
置を使用して行うことができる。形成するレジスト膜の
膜厚は、そのレジスト膜の使途などのファクタに応じて
広く変更し得るとは言うものの、通常約0.3〜2.0
μmの範囲である。
【0109】次いで、形成したレジスト膜を、これに放
射線を選択的に露光する前に、約60〜150℃、好ま
しくは60〜100℃の温度で、約60〜180秒間に
わたってプリベークする。このプリベークには、例え
ば、ホットプレートのような加熱手段を用いることがで
きる。
【0110】また、もしもレジスト膜の上に更にトップ
コート膜(保護膜)を施すような場合には、例えば、オ
レフィン樹脂の溶液をスピンコート法によりレジスト膜
上に塗布し、100℃前後の温度でベーキングを行うこ
とによって、トップコート膜を形成することができる。
【0111】レジスト膜のプリベーク後、そのレジスト
膜を常用の露光装置で放射線に選択的に露光する。適当
な露光装置は、市販の紫外線(遠紫外線・真空紫外線)
露光装置、X線露光装置、電子ビーム露光装置、エキシ
マステッパ、その他である。露光条件は、その都度、適
当な条件を選択することができる。
【0112】次いで、露光後のレジスト膜を、露光後ベ
ーク(post exposure bake (PEB))する。この露光後ベ
ークによって、酸を触媒とした保護基の脱離反応を促進
させるとともに、脱離した保護基を気化させて除去す
る。この露光後ベークは、先のプリベークと同様にして
行うことができる。例えば、ベーク温度は約60〜15
0℃、好ましくは約100〜150℃である。なお、ト
ップコート膜を併用している場合には、この露光後ベー
クの後且つ現像の前に、例えば、有機溶剤によってそれ
を剥離除去する。
【0113】露光後ベークの完了後、先の露光工程にお
いて形成した潜像を、水を現像液として現像する。現像
時間は、特に限定されるものではないが、一般には約1
〜5分、好ましくは約1〜3分である。
【0114】本発明のレジスト組成物は、放射線露光後
に、上述のように水で簡単に現像することができる。と
は言え、本発明のレジスト組成物は水でのみ現像が可能
なわけではない。このレジスト組成物は、例えば、水と
アルコール(好ましくは炭素数1〜5のアルコール)と
の混合物を使用することができ、あるいは従来の化学増
幅型レジストの場合のように有機アルカリ水溶液の如き
水性アルカリ溶液や、更には水性アルカリ溶液にアルコ
ール(好ましくは炭素数1〜5のアルコール)を混合し
たものなどを使用してもよい。これらの水以外の現像液
を用いた場合には、水だけを用いた場合に比べて露光部
の樹脂の溶解性が上昇して、そのためレジストの感度が
上昇することがある。従って、環境管理上許される場合
には、水のほかにこれらの有機薬品を併用することが有
利なことがある。
【0115】本発明のレジスト組成物は、主剤樹脂がケ
イ素原子を含む置換基を有しており、且つこの置換基が
当該ケイ素原子を介して酸素と結合している場合には、
すなわち例えばトリメチルシリル基の如き置換基が酸素
に結合している場合には、露光部では光酸発生剤から生
じた酸の作用を受けてこの置換基が脱離し、未露光部に
はこのケイ素を含んだ置換基がそのまま残り、この領域
だけが酸素プラズマ耐性を持つことになるため、これを
利用して酸素プラズマでのレジスト膜のドライ現像(ド
ライエッチング)が可能となる。すなわち、この場合に
は、現像液を用いることなく、気相での現像が可能とな
る。
【0116】現像の結果、露光領域のレジスト膜が除去
されて所望のレジストパターンが形成される。現像のた
めに有機アルカリ水溶液やアルコール水溶液等を用いた
場合には、現像後にレジストパターンを純水でリンスし
てから乾燥させる。水での現像を行った場合、また酸素
プラズマでのドライ現像を行った場合には、現像後のレ
ジストパターンのリンスは不要である。
【0117】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に説明する。
なお、これらの実施例はほんの一例であって、本発明を
限定するものでないことは言うまでもない。
【0118】(実施例1)1,2:5,6−ジ−O−イ
ソプロピリデン−α−D−グルコフラノース(DIPG
LF)を5倍量の脱水したテトラヒドロフラン(TH
F)に溶かし、DIPGLFの1.1倍モルのn−ブチ
ルリチウムのヘキサン溶液を室温で滴下した。反応系が
完全に室温に戻った後、蒸留精製したメタクリロイルク
ロリドを、DIPGLFの1.1倍モル滴下し、反応系
が完全に室温に戻ってから70℃で2時間加熱還流させ
た。その後反応系にTHFと等量の水を加え、油層(T
HF層)を分離し、そして水層をジエチルエーテルで2
回抽出して抽出液を先の油層と合わせて飽和食塩水で洗
い、ぼう硝で乾燥し、油層を濃縮した。これを過剰の重
合禁止剤(ハイドロキノン)存在下で減圧蒸留し、3−
O−メタクリロイル−1,2:5,6−ジ−O−イソプ
ロピリデン−α−D−グルコフラノース(DIPGLF
MA)を43%の収率で得た。
【0119】3−O−メタクリロイル−α−D−グルコ
フラノースとトリメチルシリル酢酸を1:5のモル比で
混合して無水トルエン溶液(5倍量)とした。これに室
温でトリエチルアミンをトリメチルシリル酢酸の1.2
倍量添加し、100℃に加熱しながら2時間攪拌した。
反応終了後、反応混合物を大量のNa2 CO3 水溶液で
洗い、油層(トルエン層)を分離し、そして水層をトル
エンで2回抽出して抽出液を先の油層と合わせて飽和食
塩水で洗い、ぼう硝で乾燥し、油層を濃縮した。これを
過剰の重合禁止剤(ハイドロキノン)存在下で減圧蒸留
し、1,2,5,6−テトラトリメチルシリル−3−メ
タクリロイルグルコフラノース(TTMSGLFMA)
を40%の収率で得た。
【0120】先に調製したDIPGLFMAとTTMS
GLFMAを1:4のモル比で混合し、5モル/リット
ルのトルエン溶液とした。これに全モル量の1モル%の
α,α−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)を加
え、80℃で8時間攪拌した。その後この溶液を大量の
メタノール中に投入し、沈殿してきたポリマーをろ別、
乾燥し、下式で表されるDIPGLFMA−TTMSG
LFMA重合体を収率66%で得た。この重合体の重量
平均分子量(Mw)は21,000、共重合比m:n=
1:4であった。なお、下式中のTMSはトリメチルシ
リル基(−Si(CH3 3 )を表す(以下同様)。
【0121】
【化52】
【0122】(実施例2)実施例1で得た重合体に10
%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネート(TPSSbF6 )を混ぜ、7%のメ
チルイソブチルケトン(MIBK)溶液とした。この溶
液を、熱硬化させたノボラックレジスト(膜厚2.0μ
m)を予めコートしたシリコンウェハー上に回転塗布
し、100℃でベークして0.3μm厚とした。こうし
て形成した上層レジスト膜をNA=0.45のKrFエキ
シマレーザーステッパーを用いて露光し、130℃で1
分間ベークしてから、純水で1分間現像して、0.40
μmのライン・アンド・スペースパターンを形成した。
この時の照射線量のしきいエネルギーEthは34mJ/
cm2 であった。
【0123】(実施例3)実施例2で得られた上層レジ
ストパターンをマスクにして、酸素リアクティブイオン
エッチング(O2 RIE)で下層レジストをエッチング
した。パターンが2.0μmの下層に転写でき、アスペ
クト比約5の2層ポジレジストパターンが形成できた。
この時、上層の減膜量は約300Åで、下層材との選択
比は約67倍だった。
【0124】(実施例4)実施例2における純水の代わ
りに2.38%のテトラメチルアンモニウムハイドロオ
キサイド(TMAH)で1分間現像しても、やはり0.
40μmのライン・アンド・スペースパターンを解像し
た。
【0125】(実施例5)実施例2で上層を水で現像せ
ず、O2 RIEによって上層と下層の両方を続けてパタ
ーニングしたところ、0.50μmのライン・アンド・
スペースパターンが得られ、アスペクト比約5の2層ポ
ジレジストパターンが形成できた。
【0126】(実施例6)実施例1で得られたDIPG
LFMAとトリメチルシリルメチルメタクリレート(T
MSMMA)を1:4のモル比で混合して5モル/リッ
トルのトルエン溶液とした。これに全モル量の1モル%
のAIBNを加えて、80℃で8時間攪拌した。その後
この溶液を大量のメタノール中に投入し、沈殿してきた
ポリマーをろ別、乾燥し、下式で表されるDIPGLF
MA−TMSMMA重合体を収率53%で得た。この重
合体の重量平均分子量(Mw)は27,000、共重合
比m:n=1:4であった。
【0127】
【化53】
【0128】(実施例7)実施例6で得た重合体に10
%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフルオ
ロアンチモネートを混ぜ、7%のMIBK溶液とした。
この溶液を、熱硬化させたノボラックレジスト(膜厚
2.0μm)を予めコートしたシリコンウェハー上に回
転塗布し、100℃でベークして0.3μm厚とした。
このように形成した上層レジスト膜をNA=0.45のK
rFエキシマレーザーステッパーを用いて露光し、13
0℃で1分間ベークしてから、純水で1分間現像して、
0.40μmのライン・アンド・スペースパターンを形
成した。この場合の照射線量のしきいエネルギーEth
33mJ/cm2 であった。
【0129】(実施例8)実施例7で得られた上層レジ
ストパターンをマスクにして、O2 RIEで下層レジス
トをエッチングした。パターンが2.0μmの下層に転
写でき、アスペクト比約5の2層ポジレジストパターン
が形成できた。この時、上層の減膜量は約600Åで、
下層材との選択比は約30倍だった。
【0130】(実施例9)実施例7における純水の代わ
りに2.38%のTMAHで1分間現像しても、やはり
0.40μmのライン・アンド・スペースパターンを解
像した。
【0131】(実施例10)3−O−メタクリロイル−
α−D−グルコフラノースと酢酸t−ブチルを1:5の
モル比で混合し、無水トルエン溶液(5倍量)とした。
この溶液に室温で酢酸t−ブチルの1.2倍量のトリエ
チルアミンを添加し、100℃に加熱しながら2時間攪
拌した。反応終了後、反応混合物を大量のNa2 CO3
水溶液で洗い、油層(トルエン層)を分離し、そして水
層をトルエンで2回抽出して抽出液を先の油層と合わせ
て飽和食塩水で洗い、ぼう硝で乾燥し、油層を濃縮し
た。これを過剰の重合禁止剤(ハイドロキノン)存在下
で減圧蒸留し、1,2,5,6−テトラ−t−ブチル−
3−メタクリロイル−α−D−グルコフラノース(TT
BUGLFMA)を54%の収率で得た。
【0132】こうして調製したTTBUGLFMAと実
施例1で調製したTTMSGLFMAを1:4のモル比
で混合し、5モル/リットルのトルエン溶液とした。こ
れに全モル量の1モル%のAIBNを加え、80℃で8
時間攪拌した。その後この溶液を大量のメタノール中に
投入し、沈殿してきたポリマーをろ別、乾燥し、下式で
表されるTTBUGLFMA−TTMSGLFMA重合
体を収率48%で得た。この重合体の重量平均分子量
(Mw)は20,000、共重合比m:n=1:4であ
った。なお、下式中のt−Buはt−ブチル基(−C
(CH3 3 )を表す(以下同様)。
【0133】
【化54】
【0134】(実施例11)実施例10で得た重合体に
10%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネートを混ぜ、7%のMIBK溶液とし
た。この溶液を、熱硬化させたノボラックレジスト(膜
厚2.0μm)を予めコートしたシリコンウェハー上に
回転塗布し、100℃でベークして0.3μm厚とし
た。こうして形成した上層レジスト膜をNA=0.45の
KrFエキシマレーザーステッパーを用いて露光し、1
30℃で1分間ベークしてから、純水で1分間現像し
て、0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を形成した。この時の照射線量のしきいエネルギーEth
は18mJ/cm2 であった。
【0135】(実施例12)実施例11で得られた上層
レジストパターンをマスクにして、O2 RIEで下層レ
ジストをエッチングした。パターンが2.0μmの下層
に転写でき、アスペクト比約5の2層ポジレジストパタ
ーンが形成できた。この時、上層の減膜量は約300Å
で、下層材との選択比は約67倍だった。
【0136】(実施例13)実施例11における純水の
代わりに2.38%のTMAHで1分間現像しても、や
はり0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を解像した。
【0137】(実施例14)実施例11で上層を水で現
像せず、O2 RIEによって上層と下層の両方を続けて
パターニングしたところ、0.50μmのライン・アン
ド・スペースパターンが得られ、アスペクト比約5の2
層ポジレジストパターンが形成できた。
【0138】(実施例15)実施例1で調製したDIP
GLFMAとビストリメチルシリルメチルイタコネート
(TMSMI)を1:2のモル比で混合して5モル/リ
ットルのトルエン溶液とした。これに全モル量の1モル
%のAIBNを加えて、80℃で8時間攪拌した。その
後この溶液を大量のメタノール中に投入し、沈殿してき
たポリマーをろ別、乾燥し、下式で表されるDIPGL
FMA−TMSMI重合体を収率40%で得た。この重
合体の重量平均分子量(Mw)は15,000、共重合
比m:n=1:2であった。
【0139】
【化55】
【0140】(実施例16)実施例15で得た重合体に
10%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネートを混ぜ、7%のMIBK溶液とし
た。この溶液を、熱硬化させたノボラックレジスト(膜
厚1.8μm)を予めコートしたシリコンウェハー上に
回転塗布し、100℃でベークして0.3μm厚とし
た。このように形成した上層レジスト膜をNA=0.45
のKrFエキシマレーザーステッパーを使って露光し、
130℃で1分間ベークし、純水で1分間現像して、
0.40μmのライン・アンド・スペースパターンを形
成した。この場合の照射線量のしきいエネルギーEth
14mJ/cm2 であった。
【0141】(実施例17)実施例16で得られた上層
レジストパターンをマスクにして、O2 RIEで下層レ
ジストをエッチングした。パターンが1.8μmの下層
に転写でき、アスペクト比約5の2層ポジレジストパタ
ーンが形成できた。この時、上層の減膜量は約500Å
で、下層材との選択比は約36倍だった。
【0142】(実施例18)実施例16における純水の
代わりに2.38%のTMAHで1分間現像しても、や
はり0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を解像した。
【0143】(実施例19)実施例1で調製したDIP
GLFMAとビストリメチルシリルメチルフマレート
(TMSMF)を1:2のモル比で混合して5モル/リ
ットルのトルエン溶液とした。この溶液に全モル量の1
モル%のAIBNを加えて、80℃で8時間攪拌した。
その後この溶液を大量のメタノール中に投入し、沈殿し
てきたポリマーをろ別、乾燥し、下式で表されるDIP
GLFMA−TMSMF重合体を収率32%で得た。こ
の重合体の重量平均分子量(Mw)は11,000、共
重合比m:n=1:2であった。
【0144】
【化56】
【0145】(実施例20)実施例19で得た重合体に
10%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネートを混ぜ、7%のMIBK溶液とし
た。この溶液を、熱硬化させたノボラックレジスト(膜
厚1.8μm)を予めコートしたシリコンウェハー上に
回転塗布し、100℃でベークして0.3μm厚とし
た。このように形成した上層レジスト膜をNA=0.45
のKrFエキシマレーザーステッパーを使って露光し、
130℃で1分間ベークしてから、純水で1分間現像し
て、0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を形成した。この場合の照射線量のしきいエネルギーE
thは13mJ/cm2 であった。
【0146】(実施例21)実施例20で得られた上層
レジストパターンをマスクにして、O2 RIEで下層レ
ジストをエッチングした。パターンが1.8μmの下層
に転写でき、アスペクト比約5の2層ポジレジストパタ
ーンが形成できた。この時、上層の減膜量は約500Å
で、下層材との選択比は約36倍だった。
【0147】(実施例22)実施例20における純水の
代わりに2.38%のTMAHで1分間現像しても、や
はり0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を解像した。
【0148】(実施例23)実施例1で調製したDIP
GLFMAとスチレンを1:4のモル比で混合して5モ
ル/リットルのトルエン溶液とした。これに全モル量の
1モル%のAIBNを加えて、80℃で8時間攪拌し
た。その後この溶液を大量のメタノール中に投入し、沈
殿してきたポリマーをろ別、乾燥し、下式で表されるD
IPGLFMA−スチレン重合体を収率32%で得た。
この重合体の重量平均分子量(Mw)は26,000、
共重合比m:n=1:4であった。
【0149】
【化57】
【0150】(実施例24)実施例23で得た重合体に
10%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネートを混ぜ、12%のシクロヘキサノ
ン溶液とした。この溶液を、ヘキサメチルジシラザン
(HMDS)で前処理したシリコン基板上に回転塗布
し、100℃でベークして0.8μm厚とした。このよ
うに形成したレジスト膜をNA=0.45のKrFエキシ
マレーザーステッパーを用いて露光し、130℃で1分
間ベークしてから、純水で1分間現像して、0.40μ
mのライン・アンド・スペースパターンを形成した。こ
の場合の照射線量のしきいエネルギーEthは38mJ/
cm2 であった。
【0151】(実施例25)実施例24における純水の
代わりに2.38%のTMAHで1分間現像しても、や
はり0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を解像した。
【0152】(実施例26)実施例1で調製したDIP
GLFMAと1−アダマンチルメタクリレートを1:4
のモル比で混合して5モル/リットルのトルエン溶液と
した。これに全モル量の1モル%のAIBNを加えて、
80℃で8時間攪拌した。その後この溶液を大量のメタ
ノール中に投入し、沈殿してきたポリマーをろ別、乾燥
し、下式で表されるDIPGLFMA−1−アダマンチ
ルメタクリレート重合体を収率58%で得た。この重合
体の重量平均分子量(Mw)は15,000、共重合比
m:n=1:4であった。
【0153】
【化58】
【0154】(実施例27)実施例26で得た重合体に
10%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネートを混ぜ、12%のシクロヘキサノ
ン溶液とした。この溶液を、HMDSで前処理したシリ
コン基板上に回転塗布し、100℃でベークして0.8
μm厚とした。こうして形成したレジスト膜をNA=0.
45のKrFエキシマレーザーステッパーを用いて露光
し、130℃で1分間ベークしてから、純水で1分間現
像して、0.40μmのライン・アンド・スペースパタ
ーンを形成した。この場合の照射線量のしきいエネルギ
ーEthは43mJ/cm2 であった。
【0155】(実施例28)実施例27における純水の
代わりに2.38%のTMAHで1分間現像しても、や
はり0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を解像した。
【0156】(実施例29)実施例26の1−アダマン
チルメタクリレートの代わりに2−アダマンチルメタク
リレートを使用したことを除いて、実施例26〜28を
繰り返した。得られた結果はこれらの例と同様であっ
た。なお、この場合の樹脂は下式で表される。
【0157】
【化59】
【0158】(実施例30)実施例26の1−アダマン
チルメタクリレートの代わりに2−メチル−2−アダマ
ンチルメタクリレートを用いた。例27と同一の操作を
して同様の結果を得た。この場合の照射線量のしきいエ
ネルギーEthは12mJ/cm2 であった。この場合の
樹脂は次式で示される。
【0159】
【化60】
【0160】(実施例31)実施例10で調製したTT
BUGLFMAと1−アダマンチルメタクリレートを
1:4のモル比で混合して5モル/リットルのトルエン
溶液とした。これに全モル量の1モル%のAIBNを加
えて、80℃で8時間攪拌した。その後この溶液を大量
のメタノール中に投入し、沈殿してきたポリマーをろ
別、乾燥し、下式で表されるTBUDIPGLFMA−
1−アダマンチルメタクリレート重合体を収率55%で
得た。この重合体の重量平均分子量(Mw)は12,0
00、共重合比m:n=1:4であった。
【0161】
【化61】
【0162】(実施例32)実施例31で得た重合体に
10%の光酸発生剤トリフェニルスルホニウムヘキサフ
ルオロアンチモネートを混ぜ、12%のシクロヘキサノ
ン溶液とした。この溶液を、HMDSで前処理したシリ
コン基板上に回転塗布し、100℃でベークして0.8
μm厚とした。こうして形成したレジスト膜をNA=0.
45のKrFエキシマレーザーステッパーを用いて露光
し、130℃で1分間ベークしてから、純水で1分間現
像して、0.40μmのライン・アンド・スペースパタ
ーンを形成した。この場合の照射線量のしきいエネルギ
ーEthは36mJ/cm2 であった。
【0163】(実施例33)実施例32における純水の
代わりに2.38%のTMAHで1分間現像しても、や
はり0.40μmのライン・アンド・スペースパターン
を解像した。
【0164】(実施例34)下式
【0165】
【化62】
【0166】で表される、t−ブチルビニルエーテルと
スチレンの組成比(式中のm:n比)約3:2、重量平
均分子量8,000のポリマーに、光酸発生剤であるト
リフェニルスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート
(TPSSbF6)をポリマーの10重量%加え、7重量
%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶液をシリコン
ウェハー上にスピンコート、100℃で100秒間プリ
ベークして、0.7μm厚のレジスト膜とした。これを
KrFエキシマーレーザー(NA=0.45)で露光
し、露光1分後に100℃で60秒間ベークした。次い
でレジスト膜を純水で1分間現像したところ、0.40
μmのライン・アンド・スペースパターンを解像でき
た。照射線量のしきいエネルギーEth=68mJ/cm
2 であった。
【0167】(実施例35)実施例34で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水の代わりに2.38%TMA
Hで1分間現像しても、やはり0.40μmのライン・
アンド・スペースパターンを解像した。
【0168】(実施例36)下式
【0169】
【化63】
【0170】(この式中のt−Amはt−アミル基(−
C(CH3 2 −C2 5 )を表す(以下において同
じ))で表される、t−アミルビニルエーテルとスチレ
ンの組成比(式中のm:n比)約3:2、重量平均分子
量8,500のポリマーに、光酸発生剤TPSSbF6
をポリマーの10重量%加え、7重量%のシクロヘキサ
ノン溶液とした。この溶液をシリコンウェハー上にスピ
ンコートし、プリベークして、0.7μm厚のレジスト
膜とした。これをKrFエキシマーレーザー(NA=
0.45)で露光し、露光1分後に100℃で60秒間
ベークした。次いでレジスト膜を純水で1分間現像した
ところ、0.4μmのライン・アンド・スペースパター
ンを解像できた。照射線量のしきいエネルギーEth=7
8mJ/cm2であった。
【0171】(実施例37)実施例36で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水の代わりに2.38%TMA
Hで1分間現像しても、やはり0.4μmのライン・ア
ンド・スペースパターンを解像した。
【0172】(実施例38)下式
【0173】
【化64】
【0174】で表される、t−ブチルビニルエーテルと
α−メチルスチレンの組成比(式中のm:n比)約3:
2、重量平均分子量6,000のポリマーに、光酸発生
剤であるTPSSbF6 をポリマーの5重量%加え、1
5重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶液をシ
リコンウェハー上にスピンコートし、プリベークして、
0.3μm厚のレジスト膜とした。これをKrFエキシ
マーレーザー(NA=0.45)で露光し、露光1分後
に100℃で60秒間ベークした。次いでレジスト膜を
純水で1分間現像したところ、0.4μmのライン・ア
ンド・スペースパターンを解像できた。照射線量のしき
いエネルギーEth=68mJ/cm2 であった。
【0175】(実施例39)実施例38で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水の代わりに2.38%TMA
Hで1分間現像しても、やはり0.4μmのライン・ア
ンド・スペースパターンを解像した。
【0176】(実施例40)下式
【0177】
【化65】
【0178】で表される、t−アミルビニルエーテルと
α−メチルスチレンの組成比(式中のm:n比)約3:
2、重量平均分子量5,000のポリマーに、光酸発生
剤であるTPSSbF6 をポリマーの5重量%加え、1
5重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶液をシ
リコンウェハー上にスピンコートし、プリベークして、
0.3μm厚のレジスト膜とした。これをKrFエキシ
マーレーザー(NA=0.45)で露光し、露光1分後
に100℃で60秒間ベークした。このレジスト膜を純
水で1分間現像したところ、0.4μmのライン・アン
ド・スペースパターンを解像できた。照射線量のしきい
エネルギーEth=78mJ/cm2 であった。
【0179】(実施例41)実施例40で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水の代わりに2.38%TMA
Hで1分間現像しても、やはり0.4μmのライン・ア
ンド・スペースパターンを解像した。
【0180】(実施例42)下式
【0181】
【化66】
【0182】で表される、t−ブチルビニルエーテルと
アリルトリメチルシランの組成比(式中のm:n比)約
3:2、重量平均分子量10,000のポリマーに、光
酸発生剤であるTPSSbF6 をポリマーの10重量%
加え、7重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶
液をシリコンウェハー上にスピンコートし、プリベーク
して、0.3μm厚のレジスト膜とした。これをKrF
エキシマーレーザー(NA=0.45)で露光し、露光
1分後に100℃で60秒間ベークした。このレジスト
膜を純水で1分間現像したところ、0.4μmのライン
・アンド・スペースパターンを解像できた。照射線量の
しきいエネルギーEth=64mJ/cm2であった。
【0183】(実施例43)実施例42で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水の代わりに2.38%TMA
Hで1分間現像したところ、0.4μmのライン・アン
ド・スペースパターンを解像した。
【0184】(実施例44)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.2μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例41の手順に従って膜厚3,000Åでt−
ブチルビニルエーテル−アリルトリメチルシランポリマ
ーのレジストパターンを形成し、そしてこのパターンを
マスクにして下層のノボラック樹脂レジストのO2 RI
E処理を行った。上層パターンが下層レジストに転写さ
れ、0.4μmのライン・アンド・スペースで2層レジ
ストパターンが形成できた。
【0185】(実施例45)下式
【0186】
【化67】
【0187】で表される、トリメチルシリルビニルエー
テルとフマロニトリルの組成比(式中のm:n比)約
1:1、重量平均分子量3,500のポリマーに、光酸
発生剤であるTPSSbF6 をポリマーの15重量%加
え、10重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶
液をシリコンウェハー上にスピンコートし、プリベーク
して、0.7μm厚のレジスト膜とした。これをKrF
エキシマーレーザー(NA=0.45)で露光し、露光
1分後に100℃で60秒間ベークした。このレジスト
膜を純水で1分間現像したところ、0.4μmのライン
・アンド・スペースパターンを解像できた。照射線量の
しきいエネルギーEth=82mJ/cm2 であった。
【0188】(実施例46)実施例45で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。この時のプラズマ条件
は、平行平板型反応性イオンプラズマエッチャーで30
0W、O2 流量200sccm、3mTorrで5分間
であった(以下の実施例において同じ)。
【0189】(実施例47)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.2μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例45又は46の手順に従って膜厚3,000
Åでトリメチルシリルビニルエーテル−フマロニトリル
ポリマーのレジストパターンを形成し、そしてこのパタ
ーンをマスクにして下層のノボラック樹脂レジストのO
2 RIE処理を行った。実施例45又は46のどちらの
手順を使用した場合にも、上層パターンが下層レジスト
に転写され、0.4μmのライン・アンド・スペースで
2層レジストパターンが形成できた。
【0190】(実施例48)下式
【0191】
【化68】
【0192】で表される、t−ブチルビニルエーテルと
トリメチルシリルビニルエーテルの組成比(式中のm:
n比)約1:1、重量平均分子量8,000のポリマー
に、光酸発生剤のTPSSbF6 をポリマーの5重量%
加え、15重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この
溶液をシリコンウェハー上にスピンコートし、プリベー
クして、0.3μm厚のレジスト膜とした。これをKr
Fエキシマーレーザー(NA=0.45)で露光し、露
光1分後に100℃で60秒間ベークした。このレジス
ト膜を純水で1分間現像したところ、0.4μmのライ
ン・アンド・スペースパターンを解像できた。照射線量
のしきいエネルギーEthは30mJ/cm 2 であった。
【0193】(実施例49)実施例48で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。
【0194】(実施例50)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.2μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例48又は49の手順に従って膜厚3,000
Åでt−ブチルビニルエーテル−トリメチルシリルビニ
ルエーテルポリマーのレジストパターンを形成し、そし
てこのパターンをマスクにして下層のノボラック樹脂レ
ジストのO2 RIE処理を行った。実施例48又は49
のどちらの手順を使用した場合にも、上層パターンが下
層レジストに転写され、0.4μmのライン・アンド・
スペースで2層レジストパターンが形成できた。
【0195】(実施例51)下式
【0196】
【化69】
【0197】で表される、トリメチルシリルビニルエー
テルと無水フマル酸の組成比(式中のm:n比)約7:
3、重量平均分子量8,300のポリマーに、光酸発生
剤であるTPSSbF6 をポリマーの5重量%加え、5
重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶液をシリ
コンウェハー上にスピンコートし、プリベークして、
0.3μm厚のレジスト膜とした。これをKrFエキシ
マーレーザー(NA=0.45)で露光し、露光1分後
に100℃で60秒間ベークした。このレジスト膜を純
水で1分間現像したところ、0.4μmのライン・アン
ド・スペースパターンを解像できた。照射線量のしきい
エネルギーEthは28mJ/cm2 であった。
【0198】(実施例52)実施例51で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。
【0199】(実施例53)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.2μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例51又は52の手順に従って膜厚3,000
Åでトリメチルシリルビニルエーテル−無水フマル酸ポ
リマーのレジストパターンを形成し、そしてこのパター
ンをマスクにして下層のノボラック樹脂レジストのO2
RIE処理を行った。実施例51又は52のどちらの手
順を使用した場合にも、上層パターンが下層レジストに
転写され、0.4μmのライン・アンド・スペースで2
層レジストパターンが形成できた。
【0200】(実施例54)下式
【0201】
【化70】
【0202】で表される、トリメチルシリルビニルエー
テルとマレイミドの組成比(式中のm:n比)約7:
3、重量平均分子量7,000のポリマーに、光酸発生
剤であるTPSSbF6 をポリマーの5重量%加え、5
重量%のシクロヘキサノン溶液とした。この溶液をシリ
コンウェハー上にスピンコートし、プリベークして、
0.3μm厚のレジスト膜とした。これをKrFエキシ
マーレーザー(NA=0.45)で露光し、露光1分後
に100℃で60秒間ベークした。このレジスト膜を純
水で1分間現像したところ、0.4μmのライン・アン
ド・スペースパターンを解像できた。照射線量のしきい
エネルギーEth=24mJ/cm2 であった。
【0203】(実施例55)実施例54で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。
【0204】(実施例56)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.2μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例54又は55の手順に従って膜厚3,000
Åでトリメチルシリルビニルエーテル−マレイミドポリ
マーのレジストパターンを形成し、そしてこのパターン
をマスクにして下層のノボラック樹脂レジストのO2
IE処理を行った。実施例54あるいは55のどちらの
手順を使用した場合にも、上層パターンが下層レジスト
に転写され、0.4μmのライン・アンド・スペースで
2層レジストパターンが形成できた。
【0205】(実施例57)下式
【0206】
【化71】
【0207】で表される、トリメチルシリルビニルエー
テルとt−ブチルマレイミドの組成比(式中のm:n
比)約1:1、重量平均分子量4,500のポリマー
に、光酸発生剤であるTPSSbF6 をポリマーの5重
量%加え、10重量%のシクロヘキサノン溶液とした。
この溶液をシリコンウェハー上にスピンコートし、プリ
ベークして、0.3μm厚のレジスト膜とした。これを
KrFエキシマーレーザー(NA=0.45)で露光
し、露光1分後に100℃で60秒間ベークした。この
レジスト膜を純水で1分間現像したところ、0.4μm
のライン・アンド・スペースパターンを解像できた。照
射線量のしきいエネルギーEth=18mJ/cm 2 であ
った。
【0208】(実施例58)実施例57で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。
【0209】(実施例59)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.2μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例57又は58の手順に従って膜厚3,000
Åでトリメチルシリルビニルエーテル−t−ブチルマレ
イミドポリマーのレジストパターンを形成し、そしてこ
のパターンをマスクにして下層のノボラック樹脂レジス
トのO2 RIE処理を行った。実施例57あるいは58
のどちらの手順を使用した場合にも、上層パターンが下
層レジストに転写され、0.4μmのライン・アンド・
スペースで2層レジストパターンが形成できた。
【0210】(実施例60)下式
【0211】
【化72】
【0212】で表される、トリメチルシリルビニルエー
テルとジメチルt−ブチルシリルマレイミドの組成比
(式中のm:n比)約1:1、重量平均分子量10,0
00のポリマーに、光酸発生剤のTPSSbF6 をポリ
マーの5重量%加え、15重量%のシクロヘキサノン溶
液とした。この溶液をシリコンウェハー上にスピンコー
トし、プリベークして、0.3μm厚のレジスト膜とし
た。これをKrFエキシマーレーザー(NA=0.4
5)で露光し、露光1分後に100℃で60秒間ベーク
した。このレジスト膜を純水で1分間現像したところ、
0.4μmのライン・アンド・スペースパターンを解像
できた。照射線量のしきいエネルギーEth=20mJ/
cm2 であった。
【0213】(実施例61)実施例60で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。
【0214】(実施例62)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.8μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例60又は61の手順に従って膜厚3,000
Åでトリメチルシリルビニルエーテル−ジメチルt−ブ
チルシリルマレイミドポリマーのレジストパターンを形
成し、このパターンをマスクにして下層のノボラック樹
脂レジストのO2 RIE処理を行った。実施例60又は
61のどちらの手順を使用した場合にも、上層パターン
が下層レジストに転写され、0.4μmのライン・アン
ド・スペースで2層レジストパターンが形成できた。
【0215】(実施例63)下式
【0216】
【化73】
【0217】で表される、トリメチルシリルビニルエー
テルとジメチルイソプロリルシリルマレイミドの組成比
(式中のm:n比)約1:1、重量平均分子量8,00
0のポリマーに、光酸発生剤のTPSSbF6 をポリマ
ーの5重量%加え、15重量%のシクロヘキサノン溶液
とした。この溶液をシリコンウェハー上にスピンコート
し、プリベークして、0.3μm厚のレジスト膜とし
た。これをKrFエキシマーレーザー(NA=0.4
5)で露光し、露光1分後に100℃で60秒間ベーク
した。このレジスト膜を純水で1分間現像したところ、
0.4μmのライン・アンド・スペースパターンを解像
できた。照射線量のしきいエネルギーEthは18mJ/
cm2 であった。
【0218】(実施例64)実施例63で露光し、ベー
クしたレジスト膜を、純水でなく酸素プラズマでドライ
現像したところ、やはり0.4μmのライン・アンド・
スペースパターンを解像できた。
【0219】(実施例65)シリコン基板上にノボラッ
ク樹脂レジストを塗布し、200℃で180秒間ベーク
して、厚さ1.8μmのレジスト膜を形成した。この上
に、実施例63又は64の手順に従って膜厚3,000
Åでトリメチルシリルビニルエーテル−ジメチルイソプ
ロリルシリルマレイミドポリマーのレジストパターンを
形成し、このパターンをマスクにして下層のノボラック
樹脂レジストのO2 RIE処理を行った。実施例63あ
るいは64のどちらの手順を使用した場合にも、上層パ
ターンが下層レジストに転写され、0.4μmのライン
・アンド・スペースで2層レジストパターンが形成でき
た。
【0220】これらの実施例から分かるように、本発明
のレジスト組成物から形成したレジスト膜を水で現像す
る際の解像性は、これまでのところ0.30〜0.40
μmライン・アンド・スペース程度であり、これは従来
の化学増幅型レジストのうちの最も高解像性のものには
及ばないものの、実用に供するに十分なものである。
【0221】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレジスト
組成物を使用すれば、人体に対して無害な水を使ってレ
ジストパターンを形成することができる。水で現像可能
という本発明のレジスト組成物の特性は、これまでの各
種レジスト材料には見られない画期的なものであり、す
なわち本発明によれば、有機溶剤や有機アルカリ水溶液
のような特殊な現像液を用いずに、作業環境上安全にレ
ジストパターンを現像することができる。そのため、本
発明は、半導体装置製造における安全性の向上に大いに
貢献することができる。更に、本発明のレジスト組成物
を用いれば、現像設備を簡単なものにすることができ、
しかもその装置の保守作業も簡単に行うことができるよ
うになる。

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主剤樹脂と光酸発生剤とを含み、主剤樹
    脂を構成している重合体が水酸基を保護された繰り返し
    単位を含んでいることを特徴とするレジスト組成物。
  2. 【請求項2】 前記水酸基を保護された繰り返し単位が
    下式で表されるものであることを特徴とする、請求項1
    記載のレジスト組成物。 【化1】 (この式中のR1 は、水素、炭素数1〜6のアルキル
    基、ハロゲン、又はハロゲン化アルキル基であり、X
    は、下記の式で示される、水酸基を保護したグルコフラ
    ノースから誘導された基 【化2】 (この式のR2 〜R5 は、炭素数1〜6のアルキル基又
    はハロゲン化アルキル基であって、これらは全て同一で
    あっても異なっていてもよく、R6 〜R9 は酸により脱
    離する基であって、全て同一であっても異なっていても
    よい)であり、nは0又は1以上の整数である)
  3. 【請求項3】 前記重合体が単独重合体であることを特
    徴とする、請求項2記載のレジスト組成物。
  4. 【請求項4】 前記重合体が共重合体であることを特徴
    とする、請求項2記載のレジスト組成物。
  5. 【請求項5】 前記共重合体が下式で示される構造を有
    することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化3】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R10はR1 と同じ定義であり、R10とR1 は同一で
    あっても異なっていてもよく、R11〜R14は炭素数が1
    〜6であって且つ少なくとも1個のケイ素原子を含む基
    であり、k及びmは正の整数であり、nは先に定義され
    ているとおりであり、そしてpは0又は1以上の整数で
    ある)
  6. 【請求項6】 R11〜R14が置換シリル基であることを
    特徴とする、請求項5記載のレジスト組成物。
  7. 【請求項7】 前記共重合体が下式で示される構造を有
    することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化4】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R10はR1 と同じ定義であり、R10とR1 は同一で
    あっても異なっていてもよく、R11は炭素数が1〜6で
    あって且つ少なくとも1個のケイ素原子を含む基であ
    り、k及びmは正の整数であり、nは先に定義されてい
    るとおりであり、そしてpは0又は1以上の整数であ
    る)
  8. 【請求項8】 前記共重合体が下式で示される構造を有
    することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化5】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R11とR12は炭素数が1〜6であって且つ少なくと
    も1個のケイ素原子を含む基であり、k及びmは正の整
    数であり、nは先に定義されているとおりであり、そし
    てp及びqは0又は1以上の整数である)
  9. 【請求項9】 前記共重合体が下式で示される構造を有
    することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化6】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R11とR12は炭素数が1〜6であって且つ少なくと
    も1個のケイ素原子を含む基であり、k及びmは正の整
    数であり、nは先に定義されているとおりであり、そし
    てpは0又は1以上の整数である)
  10. 【請求項10】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化7】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R15は脂環族炭化水素又はその誘導体から得られた
    置換基であり、k及びmは正の整数であり、nは先に定
    義されているとおりである)
  11. 【請求項11】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化8】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R15とR16は脂環族炭化水素又はその誘導体から得
    られた置換基であって、これらは同一であっても異なっ
    ていてもよく、k及びmは正の整数であり、nは先に定
    義されているとおりである)
  12. 【請求項12】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化9】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R15とR16は脂環族炭化水素又はその誘導体から得
    られた置換基であって、これらは同一であっても異なっ
    ていてもよく、k及びmは正の整数であり、nは先に定
    義されているとおりである)
  13. 【請求項13】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項4記載のレジスト組成
    物。 【化10】 (この式のR1 とXは先に定義されているとおりであ
    り、R10はR1 と同じ定義であり、R10とR1 は同一で
    あっても異なっていてもよく、R17は芳香族炭化水素又
    はその誘導体から得られた置換基であり、k及びmは正
    の整数であり、nは先に定義されているとおりである)
  14. 【請求項14】 前記主剤樹脂を構成している重合体
    が、繰返し単位の一つとして、次式 【化11】 (この式のRI は酸により脱離する基である)で表され
    る、水酸基を保護したビニルアルコールから誘導された
    繰返し単位を含む共重合体であることを特徴とする、請
    求項1記載のレジスト組成物。
  15. 【請求項15】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項14記載のレジスト組
    成物。 【化12】 (この式のRI は先に定義されたとおりであり、R
    IIは、水素、炭素数1〜12のアルキル基、ハロゲン、
    又はハロゲン化アルキル基であり、RIII 〜RVII は水
    素、炭素数1〜12のアルキル基、ハロゲン、ハロゲン
    化アルキル基、又は炭素数が1〜9であって且つケイ素
    を含む基であり、m、nは正の整数である)
  16. 【請求項16】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項14記載のレジスト組
    成物。 【化13】 (この式のRI は先に定義されたとおりであり、RVIII
    は炭素数が1〜9であり且つ少なくとも1個のケイ素原
    子を含む基であり、m、nは正の整数である)
  17. 【請求項17】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項14記載のレジスト組
    成物。 【化14】 (この式のRI は先に定義されたとおりであり、RIX
    炭素数1〜9の置換シリル基であり、m、nは正の整数
    である)
  18. 【請求項18】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項14記載のレジスト組
    成物。 【化15】 (この式のRI は先に定義されたとおりであり、RX
    水素、RI 、炭素数が1〜9であり且つ少なくとも1個
    のケイ素原子を含む基、又は炭素数1〜9の置換シリル
    基であり、m、nは正の整数である)
  19. 【請求項19】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項14記載のレジスト組
    成物。 【化16】 (この式のRI は先に定義されたとおりであり、m、n
    は正の整数である)
  20. 【請求項20】 前記共重合体が下式で示される構造を
    有することを特徴とする、請求項14記載のレジスト組
    成物。 【化17】 (この式のRI は先に定義されたとおりであり、m、n
    は正の整数である)
  21. 【請求項21】 前記RI がトリメチルシリル基であ
    る、請求項19又は20記載のレジスト組成物。
  22. 【請求項22】 請求項1から22までのいずれか一つ
    に記載のレジスト組成物の溶液を被処理基板上に塗布
    し、形成したレジスト膜のプリベーク後、当該レジスト
    膜を放射線に選択的に露光して所望パターンの潜像を形
    成し、次いでこのレジスト膜を露光後ベークし、そして
    上記の潜像を現像することを含む、レジストパターン形
    成方法。
  23. 【請求項23】 水を現像液として使用して前記現像を
    行うことを特徴とする、請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 水と炭素数1〜5のアルコールとの混
    合液を現像液として使用して前記現像を行うことを特徴
    とする、請求項22記載の方法。
  25. 【請求項25】 水性アルカリ溶液を現像液として使用
    して前記現像を行うことを特徴とする、請求項22記載
    の方法。
  26. 【請求項26】 水性アルカリ溶液に炭素数1〜5のア
    ルコールを混合したものを現像液として使用して前記現
    像を行うことを特徴とする、請求項22記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記レジスト組成物の主剤樹脂がケイ
    素原子を含む置換基を有しており、そしてこの置換基が
    当該ケイ素原子を介して酸素と結合していて、前記現像
    を酸素プラズマを用いて気相で行うことを特徴とする、
    請求項22から26までのいずれか一つに記載の方法。
JP20234395A 1995-08-08 1995-08-08 レジスト組成物及びレジストパターン形成方法 Withdrawn JPH0950126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20234395A JPH0950126A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 レジスト組成物及びレジストパターン形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20234395A JPH0950126A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 レジスト組成物及びレジストパターン形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0950126A true JPH0950126A (ja) 1997-02-18

Family

ID=16455973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20234395A Withdrawn JPH0950126A (ja) 1995-08-08 1995-08-08 レジスト組成物及びレジストパターン形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0950126A (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063362A3 (en) * 2000-02-25 2002-03-07 Massachusetts Inst Technology Resist materials for 157-nm lithography
US6884566B2 (en) 2000-07-14 2005-04-26 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Copolymer, photoresist composition, and process for forming resist pattern with high aspect ratio
US7255971B2 (en) * 2001-09-19 2007-08-14 Fujifilm Corporation Positive resist composition
JP2008122440A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
US7968275B2 (en) * 2007-12-07 2011-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of forming a pattern using a photoresist composition for immersion lithography
WO2011105626A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-01 Fujifilm Corporation Pattern forming method and resist composition
EP2428843A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-14 Rohm and Haas Electronic Materials LLC Photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
EP2472326A1 (en) * 2010-12-31 2012-07-04 Rohm and Haas Electronic Materials LLC Polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
JP2013064988A (ja) * 2011-08-26 2013-04-11 Shin Etsu Chem Co Ltd パターン形成方法及びレジスト組成物
JP2013083998A (ja) * 2012-12-13 2013-05-09 Jsr Corp 感放射線性樹脂組成物
JP2014044415A (ja) * 2012-08-01 2014-03-13 Sumitomo Chemical Co Ltd レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
US8771917B2 (en) 2010-12-31 2014-07-08 Rohm And Haas Electronics Materials Llc Monomers, polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
JP2014157358A (ja) * 2014-03-17 2014-08-28 Fujifilm Corp 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、及びそれを用いたパターン形成方法
US9028867B2 (en) 2005-08-18 2015-05-12 Teijin Pharma Limited Formulation having accurate dose-dividing function
US9298093B2 (en) 2010-12-31 2016-03-29 Rohm And Haas Electronic Materials Llc Polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
US20160238930A1 (en) * 2015-02-13 2016-08-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Hemiacetal compound, polymer, resist composition, and patterning process
US9702081B2 (en) 2014-09-26 2017-07-11 The Chemours Company Fc, Llc Polyurethanes derived from non-fluorinated or partially fluorinated polymers
US9709892B2 (en) 2010-03-26 2017-07-18 Fujifilm Corporation Actinic-ray- or radiation-sensitive resin composition and method of forming pattern using the same
US9915025B2 (en) 2014-09-26 2018-03-13 The Chemours Company Fc, Llc Non-fluorinated monomers and polymers for surface effect compositions

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001063362A3 (en) * 2000-02-25 2002-03-07 Massachusetts Inst Technology Resist materials for 157-nm lithography
US6884566B2 (en) 2000-07-14 2005-04-26 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Copolymer, photoresist composition, and process for forming resist pattern with high aspect ratio
US7255971B2 (en) * 2001-09-19 2007-08-14 Fujifilm Corporation Positive resist composition
US9028867B2 (en) 2005-08-18 2015-05-12 Teijin Pharma Limited Formulation having accurate dose-dividing function
JP2008122440A (ja) * 2006-11-08 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
US7968275B2 (en) * 2007-12-07 2011-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of forming a pattern using a photoresist composition for immersion lithography
WO2011105626A1 (en) * 2010-02-26 2011-09-01 Fujifilm Corporation Pattern forming method and resist composition
JP2012027438A (ja) * 2010-02-26 2012-02-09 Fujifilm Corp パターン形成方法及びレジスト組成物
US10126653B2 (en) 2010-02-26 2018-11-13 Fujifilm Corporation Pattern forming method and resist composition
US9709892B2 (en) 2010-03-26 2017-07-18 Fujifilm Corporation Actinic-ray- or radiation-sensitive resin composition and method of forming pattern using the same
JP2012103679A (ja) * 2010-09-10 2012-05-31 Rohm & Haas Electronic Materials Llc フォトレジスト組成物およびフォトリソグラフィパターンを形成する方法
EP2527919A1 (en) * 2010-09-10 2012-11-28 Rohm and Haas Electronic Materials LLC Photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
CN102445848A (zh) * 2010-09-10 2012-05-09 罗门哈斯电子材料有限公司 光刻胶组合物和形成光刻图案的方法
US20120064456A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 Dow Global Technologies Llc Photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
EP2428843A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-14 Rohm and Haas Electronic Materials LLC Photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
EP2472326A1 (en) * 2010-12-31 2012-07-04 Rohm and Haas Electronic Materials LLC Polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
US8614050B2 (en) 2010-12-31 2013-12-24 Rohm And Haas Electronic Materials Llc Polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
US8771917B2 (en) 2010-12-31 2014-07-08 Rohm And Haas Electronics Materials Llc Monomers, polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
US9298093B2 (en) 2010-12-31 2016-03-29 Rohm And Haas Electronic Materials Llc Polymers, photoresist compositions and methods of forming photolithographic patterns
JP2013064988A (ja) * 2011-08-26 2013-04-11 Shin Etsu Chem Co Ltd パターン形成方法及びレジスト組成物
JP2014044415A (ja) * 2012-08-01 2014-03-13 Sumitomo Chemical Co Ltd レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
JP2013083998A (ja) * 2012-12-13 2013-05-09 Jsr Corp 感放射線性樹脂組成物
JP2014157358A (ja) * 2014-03-17 2014-08-28 Fujifilm Corp 感活性光線性又は感放射線性樹脂組成物、及びそれを用いたパターン形成方法
US9702081B2 (en) 2014-09-26 2017-07-11 The Chemours Company Fc, Llc Polyurethanes derived from non-fluorinated or partially fluorinated polymers
US9915025B2 (en) 2014-09-26 2018-03-13 The Chemours Company Fc, Llc Non-fluorinated monomers and polymers for surface effect compositions
US9957661B2 (en) 2014-09-26 2018-05-01 The Chemours Company Fc, Llc Polyurethanes derived from non-fluorinated or partially fluorinated polymers
JP2020143291A (ja) * 2014-09-26 2020-09-10 ザ ケマーズ カンパニー エフシー リミテッド ライアビリティ カンパニー 表面効果組成物のための非フッ素化モノマー及び非フッ素化ポリマー
JP2016147979A (ja) * 2015-02-13 2016-08-18 信越化学工業株式会社 ヘミアセタール化合物、高分子化合物、レジスト材料及びパターン形成方法
US20160238930A1 (en) * 2015-02-13 2016-08-18 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Hemiacetal compound, polymer, resist composition, and patterning process
US9740100B2 (en) * 2015-02-13 2017-08-22 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Hemiacetal compound, polymer, resist composition, and patterning process

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3297272B2 (ja) レジスト組成物及びレジストパターンの形成方法
KR100301354B1 (ko) 레지스트조성물및레지스트패턴형성방법
JP3380128B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
TWI453541B (zh) 正型光阻組成物及使用它之圖案製作方法
JP5505371B2 (ja) 高分子化合物、化学増幅ポジ型レジスト材料、及びパターン形成方法
JP3751065B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JPH0950126A (ja) レジスト組成物及びレジストパターン形成方法
JP3748596B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JP2000298347A (ja) 新規なポリマー及びそれらを含有してなるフォトレジスト組成物
JPH1112326A (ja) 酸感応性重合体、レジスト組成物、レジストパターン形成方法、および半導体装置の製造方法
JP2011215647A (ja) フェノール/脂環式コポリマーおよびフォトレジスト
JP6536207B2 (ja) 高分子化合物、化学増幅ポジ型レジスト材料及びパターン形成方法
CN101288027B (zh) 用于光致抗蚀剂应用的低活化能溶解改性剂
WO2003021357A1 (en) Free-acid containing polymers and their use in photoresists
JP3587770B2 (ja) フォトレジスト用共重合体とその製造方法、フォトレジスト組成物、フォトレジストパターン形成方法、及び半導体素子
JP4144957B2 (ja) レジスト組成物及びレジストパターンの形成方法
JP3979726B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JP3724890B2 (ja) 化学増幅型レジスト組成物及びレジストパターンの形成方法
KR100520187B1 (ko) 할로겐을 포함하는 신규의 포토레지스트
JP3815844B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JP3766245B2 (ja) パタン形成方法および半導体装置の製造方法
JP3803313B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JP2002131914A (ja) ポジ型感光性樹脂組成物
JP3539792B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JP2000098614A (ja) ポジ型感光性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20021105