JPH09501530A - 磁気テープ用記録ヘッドのクリーニング装置 - Google Patents
磁気テープ用記録ヘッドのクリーニング装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明はコンピュータのデータバックアップテープドライブ装置に組み込まれている如き接触変換型の読取り/書込みヘッド(14)をドライクリーニング法を用いてクリーニングするための装置を提供する。本発明の装置はハウジング(30)を含み、ハウジングはクリーニングテープの供給源を保持する供給リール(40)と、使用された汚れたクリーニングテープを保持する巻取リール(42)と、テープドライブのキャプスタンの如き外部動力源より巻取リールへ減速された回転速度にて回転駆動力を伝達する歯車列とを収容している。歯車列は複数個の歯車を含み、該複数個の歯車はテープドライブの通常の読取り/書込み速度よりも実質的に低い有効なクリーニング速度にてクリーニングテープがヘッドを通過して駆動されるよう減速歯車装置を構成している。更に本発明の装置はテープドライブの一部を構成する光エミッタ(94、96)と光センサとの間の一対の光路の一方を遮断する可動のシャッタ機構(122)を含み、これによりテープドライブにユニークな信号を与える。シャッタ機構は付勢スプリングの付勢力に抗してシャッタ機構が光路を遮断する動作位置へ移動されるようシャッタ機構に抗してクリーニングテープを引張り状態にもたらすことにより本発明の装置がテープドライブに挿入される際に作動され、これによりテープドライブの製造業者が意図する所定の時間の間クリーニング工程が行われるよう本発明のクリーニング装置がテープドライブに挿入されたことを示す情報がテープドライブに与えられる。
Description
【発明の詳細な説明】
磁気テープ用記録ヘッドのクリーニング装置
本発明は全体的には例えば磁気テープの如き磁気媒体上のデータを読み取った
り磁気媒体にデータを書き込んだりするために使用される型式の読取り/書込み
用磁気記録ヘッドをクリーニングするための装置に係る。特に本発明はデータ記
録媒体として磁気テープを使用するコンピュータのデータバックアップ装置に使
用されるヘッドの如き接触変換型のヘッドをクリーニングするのに有用なドライ
クリーニングカートリッジに係る。
発明の背景
コンピュータのバックアップ装置に於いてデータを読み取ったりデータを書き
込んだりするために使用される接触変換型の記録ヘッドはその使用と共に汚れた
状態になる。ヘッドに埃や小片の如き汚れが蓄積するとヘッドの正常な動作が阻
害され、そのため磁気テープよりのデータの読取りや磁気テープに対するデータ
の書込みにエラーが生じることがある。更に磁気記録テープは引張り状態にて記
録ヘッドに係合し、そのため記録媒体を構成する磁気酸化物粒子が記録テープよ
り侵食除去され、侵食除去された粒子がヘッドに付着されることがある。ヘッド
を継続して適正に動作させるためには、上述の汚れ発生源及び他の公知の汚れ発
生源に起因してヘッドを定期的にクリーニングする必要がある。クリーニングが
全く行われないことによるか効
果的なクリーニングが行われないことによるかを問わず、ヘッドが汚れた状態に
なるとデータが失われてしまい、その損害は計り知れないものになることが多い
ので、適正なクリーニングが行われることが重要である。
磁気記録ヘッドのための公知のヘッドクリーニング装置として、米国特許第3
,789,452号、同第4,408,241号、同第4,751,600号、
同第4,755,910号、同第5,012,377号、特公昭60−1041
1号、特公昭60−170017号、特公平2−35618号、特公平3−17
3912号がある。米国特許第3,789,452号及び米国特許第4,408
,241号は主としてオーディオテーププレーヤに関するものであり、上述の他
の特許の大部分はコンピュータハードウェアに関連する読取り/書込みヘッドを
クリーニングすることに関するものである。特公昭60−170017号及び米
国特許第5,012,377号はビデオの用途に関するものである。
また米国特許第4,751,600号及び米国特許第4,755,910号に
は、磁気テープを保持するために使用されるカセットと同様の大きさのカセット
に保持されたスポンジを含むヘッドクリーナが開示されている。クリーニング溶
液がスポンジに供給され、スポンジはコンピュータのバックアップテープドライ
ブのキャプスタンにより駆動されるクランクシャフト型の機構によりヘッドの表
面上に
て上下に往復動される。かくして米国特許第4,751,600号及び米国特許
第4,755,910号に開示されたクリーナを使用するためには、クーリニン
グ溶液が手によってスポンジに供給されなければならなず、しかる後クリーニン
グを行うべくカセットがテープドライブに挿入される。クリーニング工程はクリ
ーニングカセットがテープドライブより取り出されない限り継続する。
米国特許第4,751,600号及び米国特許第4,755,910号に記載
されたクリーニング装置はヘッドクリーニング手段として潜在的に有用なもので
はあるが、幾つかのよく知られた欠点を有する。例えばカセットがバックアップ
ドライブに配置されることによってヘッドをクリーニングする時間はエンドユー
ザによってのみ決定される。製造業者であろうと使用者であろうと人が製造ライ
ン全体は勿論のこと一つのユニットのクリーニングの品質を良好に制御する能力
は限られている。更にこの種のクリーニング装置はスポンシがヘッドの表面上に
て上下動される際にスポンジの実質的に同一の領域が繰返しヘッドを擦るので、
除去される必要がある汚れがヘッドを汚し、汚れが部分的にしか除去されない。
またこの種のクリーナにより得られるクリーニングの品質を制御する能力に関す
る他の一つの欠点は、この種のクリーナが所定量のクリーニング溶液をスポンジ
に供給することに依存しているということである。スポンジに供給される溶液の
量が少な過ぎる場合には効果
的なクリーニングが行われない。逆にスポンジに供給される溶液の量が多すぎる
と、スポンジがヘッドに接触した状態にもたらされた段階に於いて過剰のクリー
ニング溶液がスポンジより絞り出され、これによりクリーニング溶液がスポンジ
よりテープドライブの内部空間に滴り落ち、その結果テープドライブ又はこれに
関連する他の電子機器が損傷を受ける虞れがある。
前述の米国特許第4,751,600号及び米国特許第4,755,910号
に記載されたクリーニング装置の他の一つの欠点は、現在得られる装置による限
りクリーニング溶液をスポンジに供給する必要があり、このことは他の工程が自
動化されようとも人が必ず介在しなければならないことを意味する。従ってこの
欠点は、ロボットアームがデータカセットを操作してそれをテープドライブに挿
入したりテープドライブより取り出したりするために使用されるデータライブラ
リ装置にこの種のウエットクリーニング装置を適用する際の一つの障害となって
いる。かくして溶液を手によってスポンジに適用しなければならないため、クリ
ーニング工程を予め設定されたクリーニングスケジュールに従ってロボットによ
り達成することができない。
また上述のウエットクリーニング法ではなくドライクリーニング法も知られて
いる。前述の如くオーディオの用途に関する米国特許第3,789,452号に
記載されている如く、オーディオプレーヤの読取り/書込みヘッドより
汚れを除去するために織物材料にて形成されたドライクリーニングテープが使用
される。カセットがオーディオテープドライブに挿入され、オーディオ装置のド
ライブにより巻取リールが直接駆動される。この種のクリーニングカセットに於
いては、汚れはクリーニングテープの織物の糸の間に存在する隙間空間により捕
捉される。この種のクリーニング装置はこの特定の用途については効果的なもの
であるが、コンピュータのデータバックアップドライブ装置に使用するには不適
切であることが判っている。何故ならば、クリーニングテープが読取り/書込み
ヘッドを通過する速度は90〜120ips (229〜305cm/sec )、即ちデ
ータの読取りや書込みが行われる際のテープドライブの通常の動作速度の範囲内
にあるからである。この速度はコンピュータのバックアップテープドライブのヘ
ッドを効果的にクリーニングするには高過ぎる速度である。更にこの種のドライ
クリーニングテープは一般に巻き戻し可能であり、繰返し使用可能であり、その
ためクリーニングテープの製造業者がクリーニング工程の品質や有効性を制御す
ることができない。更にこの種のクリーニング装置は上述の如き欠点があるので
、適正に動作する記録ヘッドにとって適正なクリーニングが行われることが必須
であるコンピュータのテープドライブバックアップ装置の用途に適用するには不
適切である。
従って読取り/書込みヘッドより汚れを除去するために
ウエットクリーニング法ではなくドライクリーニング法を使用し、テープドライ
ブと共働してデータ媒体ではなくクリーニング媒体がテープドライブに挿入され
たことを表示し、既に使用されたクリーニング面にてヘッドをクリーニングする
ことに依存せず、使用者が無意識のうちに適正な時間の間クリーニング装置を使
用することに依存せず、クリーニングテープの供給源が一度使用された後に再度
使用されることない新規にして改良されたヘッドクリーニング装置を提供するこ
とが望ましい。
発明の概要
本発明の目的は、上述の欠点を有しない新規にして改良されたクリーニング装
置を提供することである。
本発明の他の一つの目的は、データ記録媒体よりデータを読み取ったりデータ
記録媒体にデータを書き込むために使用される接触変換型ヘッドより汚れを除去
するための新規にして改良されたクリーニング装置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、コンピュータのデータバックアップ装置のテ
ープドライブに挿入可能なドライクリーニングカートリッジの形態をなす上述の
型式のクリーニング装置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、バックアップテープドライブと共働し、クリ
ーニングテープが所定の速度にてヘッドを通過するようクリーニングテープを駆
動し、これに
よりヘッドを安全に且つ効果的にクリーニングする上述の型式のクリーニング装
置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、クリーニングテープがデータ記録テープの始
端又は終端を表示するために通常使用されている光源と光センサとの間の光路を
遮断しないようユニークなクリーニングテープ経路がハウジング内に郭定された
上述の型式のクリーニング装置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、テープドライブの一対の光源とこれに対応す
る一対の光センサとの間の一対の光路の一方を遮断し、これによりクリーニング
装置がコンピュータのデータバックアップ装置のテープドライブに挿入されたこ
とを示すユニークな信号を発生する可動シャッタの形態をなすユニークな表示装
置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、クリーニングテープが読取り/書込みヘッド
を通過する速度を所望のクリーニング速度に減速する歯車減速装置の形態をなす
減速装置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、テープドライブのキャプスタンとクリーニン
グ装置の巻取リールとの間に設けられた動力伝達装置を介してドライクリーニン
グテープがヘッドを通過するようクリーニングテープを駆動するヘッドクリーニ
ング装置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、コンピュータのデータ
バックアップ装置のテープドライブに組み込まれたヘッドの如き接触変換型ヘッ
ドのクリーニングを製造業者による品質制御が可能であるよう実施する方法を提
供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、データカートリッジがロボット装置により操
作されるデータライブラリ装置に使用されるに適した新規にして改良されたドラ
イクリーニングカートリッジを提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、コンピュータのデータバックアップ装置のテ
ープドライブのためのクリーニングカートリッジであって、人がクリーニングカ
ートリッジにクリーニング流体を供給したりクリーニングカートリッジがテープ
ドライブに存在する時間を人が制御したりすることに依存しないクリーニングカ
ートリッジを提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、所定回数のクリーニングにのみ使用され再使
用されることのないドライテープ型のクリーニング装置を提供することである。
上述の目的はコンピュータのデータバックアップ装置に組み込まれたテープド
ライブの如きテープドライブの読取り/書込みヘッドをドライクリーニングする
本発明のクリーニング装置によって達成される。本発明のクリーニング装置は、
クリーニングテープの供給源を保持する供給リールを収容するハウジングと、供
給リールより巻取リールま
でクリーニングテープが移動する所定のテープ経路と、クリーニング装置がテー
プドライブに挿入されたことを示す情報をテープドライブへ供給する表示装置と
、テープドライブのキャプスタンの如き外部動力源より駆動力を受け、クリーニ
ングテープが所望の所定の速度にてヘッドを通過するようクリーニングテープを
駆動するよう駆動力を減速された回転速度にて伝達する装置とを含んでいる。駆
動力を受けこれを伝達する装置は、記録テープがヘッドを通過するよう記録テー
プを駆動するために従来のコンピュータのバックアップカートリッジテープに使
用されている如き張力帯へ駆動力を伝達するのではなく巻取リールへ駆動力を伝
達する。
本発明の一つの実施形態に於いては、駆動力を受けこれを伝達する装置は歯車
列を含み、歯車列はテープドライブのキャプスタンと共働し、キャプスタンより
駆動力を受け、ヘッドをクリーニングしてヘッドより汚れを除去するようクリー
ニングテープが引張り状態にてヘッドに係合する状態でクリーニングテープがヘ
ッドを通過するようクリーニングテープを駆動する。この実施形態の一つの好ま
しい態様に於いては、歯車列は歯車減速装置を含み、歯車減速装置はキャプスタ
ンと巻取リールとの間に予め設定された減速度を与え、これによりクリーニング
テープが所望の有効なクリーニング速度にてヘッドを通過することを確保する複
数個の歯車を有している。
本発明による表示装置はシャッタを含み、このシャッタは従来のテープドライ
ブのテープ始端/テープ終端センサ装置に設けられた二つの従来の光センサの一
方への光信号の伝達を阻止し、これによりクリーニング装置がテープドライブに
挿入されたことを示す信号としてテープドライブ装置の制御装置によって認識可
能なユニークなセンサ信号を出力する。本願に開示される本発明の実施形態に於
いては、シャッタは非動作位置に付勢されており、クリーニングテープがキャプ
スタンの初期回転によって引張り状態にもたらされることによりクリーニングテ
ープがシャッタに当接すると動作位置へ移動される。表示装置の一部としてクリ
ーニングテープの所定の経路は現在の記録テープとは異なりテープが従来のテー
プ駆動検出装置を覆うことを防止する。
一つの好ましい実施形態に於いては、テープ駆動制御装置はクリーニング装置
が挿入されたことが検出されると、キャプスタンの回転速度を従来のテープ駆動
速度(例えば製造業者に応じて90〜120ips (229〜305cm/sec ))
より所定の減速されたテープ駆動速度(例えば53ips (135cm/sec ))に
減速する。歯車減速装置はヘッドを通過するクリーニングテープの速度を所望の
クリーニング速度(2.4ips (6.1cm/sec ))に更に減速する。
本発明の上述の目的及び利点は添付の図面を参照して以
下の説明を読むことにより明らかとなる。尚添付の各図に於いて同一の符号は同
一の部材を示している。
図面の簡単な説明
図1は本発明によるドライクリーニングカートリッジ装置を一部仮想線にて示
す斜視図である。
図2は図1に示されたカートリッジ装置を示す平面図である。
図3は図2の切断平面3−3に沿う図1及び図2のカートリッジ装置の断面図
である。
図4は図2の切断平面4−4に沿う図1及び図2のカートリッジ装置の断面図
である。
図5は本発明のシャッタ機構を非動作位置、即ち休止位置にて示す平面図であ
る。
図6は図5に示されたシャッタ機構を動作位置にて示す平面図である。
図7は典型的なコンピュータのデータバックアップドライブの幾つかの部品(
それらの一部は仮想線にて示されている)との関連で図1のカートリッジ装置を
示す平面図である。
発明の詳細な説明
図1乃至図8に本発明によるドライクリーニングテープカートリッジ10が図
示されている。特に図7はコンピュータのデータバックアップ装置に一般に組み
込まれる型式のテープドライブ12内に配置された本発明によるクリー
ニングテープカートリッジ10を示しており、テープドライブ12は仮想線にて
示されている。テープドライブ12はドライブモータの如き図には示されていな
い他の部品に加えて、テープよりデータを読取りテープにデータを記録するため
に使用される読取り/書込みヘッド14と、ヘッド14を通過するよう記録テー
プを駆動するために使用されるキャプスタン16と、記録テープの位置がその始
端又は終端に到達したことをテープドライブ制御装置(図示せず)に示すために
使用されるテープ始端/テープ終端(BOT/EOT)センサ組立体18と、カ
ートリッジ10により駆動される読取り/書込みスイッチ、即ちファイルプロテ
クトスイッチ20であって、後に詳細に説明する如くテープドライブ内のカート
リッジがヘッド14によりデータの書込みが可能であるか否かを示すために使用
されるファイルプロテクトスイッチ20とを含んでいる。
図1及び図2に於いて、カートリッジ10はハウジング30を含み、ハウジン
グ30は公知の手段により互いに他に対し固定された底板32及びカバー34を
含んでいる。カバー34は図1に於いては実質的に仮想線にて示されており、底
板32に枢着されたアクセスドア36を含み、アクセスドア36は図7に最もよ
く示されている如くカートリッジ10の内部にアクセスし得るようヘッド14に
よって揺動により開かれるようになっている。ハウジング30の全体形状は公知
のデータ記録カートリッジの形状に一致
していることが好ましい。何故ならば、ドライクリーニングカートリッジ10は
図7に示されたテープドライブ12の如き市販の装置内に配置されなければなら
ないからである。
カートリッジ10は供給リール40及び巻取リール42を含み、これらのリー
ルはハウジング30内に回転可能に設けられている。供給リール40は未使用の
クリーニングテープ46の供給源44を保持している。クリーニングテープ46
は後に説明する如く供給リール40より巻取リール42まで所定の経路に沿って
移動する。供給リール40及び巻取リール42は当技術分野に於いてよく知られ
ている如く巻取リール42のハブ48(図3参照)の如き中央ハブ(その周りに
クリーニングテープ46が巻き付けられる)と、上側リム50及び52と、下側
リム54及び56とを含んでいる。かくしてクリーニングテープ46は上側リム
50と下側リム54との間にて供給リール40のハブの周りに巻き付けられてク
リーニングテープの上述の供給源44を形成している。一方使用されたクリーニ
ングテープは上側リム52と下側リム56との間にて巻取リール42のハブ48
に巻き取られる。これらのことは当技術分野に於いてよく知られている。尚リム
50、52、54、56についての「上側」及び「下側」は、図面中に於けるそ
れらの上下関係を意味し、好ましい上下関係を意味するものではない。何故なら
ば、テープドライブはリール40及
び42の回転軸線が鉛直位置以外の位置をとるよう動作位置に組み込まれること
があるからである。供給リール40及び巻取リール42はそれぞれピン58及び
60により反時計廻り方向へ回転し得るよう取り付けられており、ピン58及び
60はハウジング30の底板32に固定されている。
図7に示されている如く、アクセスドア36はカートリッジ10がテープドラ
イブ12に挿入されると機械的に開かれる。クリーニングテープ46はカートリ
ッジ10がテープドライブ12内に適正に配置されると引張り状態にてヘッド1
4に係合する。ヘッド14を通過するようクリーニングテープ46を駆動する駆
動力はテープドライブ12のキャプスタン16の如き外部動力源より供給される
。キャプスタン16は当技術分野に於いてよく知られた要領にて電気モータ(図
示せず)により回転駆動される。キャプスタン16はテープドライブ12内にて
回転するよう設けられたホイール62を含み、ホイール62はテープドライブ1
2内にて回転するよう設けられた平滑で実質的に平坦な係合面64を有している
。係合面64は同様に平滑な面を有するホイール66に摩擦係合し、ホイール6
6はピン68によりハウジング30内に回転可能に取り付けられている。かくし
てキャプスタンの駆動ホイール62の係合面64は従動ホイール66の平滑面7
0(図1及び図3参照)に摩擦係合する。駆動力は歯車列72により巻取リール
4
2へ伝達される。歯車列72はホイール66に加えて外部動力源(図示の実施形
態に於いてはキャプスタン16)より駆動力を受けその駆動力を巻取リール42
へ伝達する手段を含んでいる。歯車列72は複数個の歯車を含んでおり、ヘッド
14を効果的にクリーニングし得るよう巻取リールの回転速度を所望の速度に減
速する歯車減速装置であることが好ましい。
図2及び図3を参照して歯車列72について更に説明する。歯車列72は従動
ホイール66と同心にこれに対し固定的に取り付けられた第一の平歯車74を含
んでいる。ホイール66及び歯車74は合成物質にて一体的に成形されているこ
とが好ましい。歯車74はフランジピン78の周りに自由に回転し得るよう設け
られた平歯車76に回転可能に係合している。平歯車80がピン78の周りに一
体的に回転するよう歯車76に同心に且つ一体的に取り付けられている。平歯車
80はピン84の周りに回転可能に取り付けられた平歯車82に回転可能に係合
している。歯車82と一体をなす平歯車86が巻取リール42の上側リム52に
形成された歯88に係合している。従って上側リム52は従動ホイール66と巻
取リール42との間に亘る歯車列72のうちの最後の歯車を構成している。かく
してキャプスタン16が回転すると、巻取リール42が減速された回転速度にて
回転し、これによりデータ記録テープがヘッド14により通常駆動される速度よ
りも実質的に低い速度
にてクリーニングテープ46がヘッド14を通過するようクリーニングテープが
駆動される。
前述の如く、データ記録テープはテープドライブの製造業者に応じて90〜1
20ips(229〜305cm/sec )の速度にて読取り/書込みヘッドを通過す
るよう駆動される。この速度はドライクリーニングテープにてヘッドを効果的に
クリーニングするには高過ぎるので、ヘッドを通過するクリーニングテープの速
度を減速する必要がある。このことは本願に開示された型式の歯車式減速装置に
より完全に達成可能であるが、歯車列のみに依存してヘッドを通過するクリーニ
ングテープの通過速度を減速するためには、現在販売されており或いは将来販売
されるテープドライブの各型式毎に異なる減速装置が必要であり、このことは明
らかに製造コストの増大を招来し、またモデルの数が増大するにつれて全体とし
ての品質制御性を悪化する。従って所定の既知の速度より所定の減速されたクリ
ーニング速度へヘッドを通過するクリーニングテープの通過速度を減速すること
ができる本発明によるクリーニングカートリッジを製造することが好ましい。こ
のことを達成すべく、ドライブ12の如きテープドライブは、キャプスタン16
のための駆動モータがその読取り/書込み速度より第一の所定の減速された速度
までキャプスタン16の駆動速度を減速するよう製造することが可能である。ソ
フトウェア又はハードウェアによりかかる減速を達成することは電気モータ
を制御する当業者によりよく知られており、このことについての詳細な説明を省
略する。
この点を説明すべく、ノルウェー国の会社であるTandberg Data A/S は現在5
.25inch(13.3cm)のフォームファクター、1/4inch(0.64cm)の
テープドライブファミリーの世界市場の実質的なシェアを有し、QIC1000
フォーマット及びこれを越えるものについてはIBMがその実質的な部分を購入
し再販している。Tandbergの1.2ギガバイトドライブは、キャプスタンが約5
3ips (135cm/sec )の速度にてヘッド14を通過するようテープを駆動す
るようプログラム可能であることが判っている。本発明によるクリーニングカー
トリッジ10は駆動速度を約2.4ips (6.1cm/sec )の有効なクリーニン
グ速度に減速し、有効な減速比は約22:1である。2.4ips (6.1cm/se
c )は最適のクリーニング速度ではないが、この速度はヘッド14を通過するク
リーニングテープの通過速度の範囲内にある。巻取リール42は一定の回転速度
にて回転駆動されるので、汚れたクリーニングテープがハブ48に巻き取れられ
るにつれて、巻取リール42の1回転毎にヘッド14を通過して引っ張られるテ
ープの長さが巻取リールの回転毎に漸次増大する。従ってヘッド14を通過する
クリーニングテープ46の通過速度はクリーニングカートリッジ10が使用され
るにつれて次第に上昇する。ヘッド14を通過するクリーニングテープ
の速度は約2.0〜3.0ips (5.1〜7.6cm/sec )の範囲内にあること
が好ましい。例えば巻取リール42は約2.0〜3.0ips (5.1〜7.6cm
/sec )のテープ速度を達成するよう、減速された駆動速度及び歯車減速の組合
せにより48rpm の減速された回転速度にて駆動されてよい。歯車減速及びテー
プ駆動モータの減速された駆動速度の組合せにより巻取リールは約40〜56rp
m の範囲にて回転駆動されることが好ましい。巻取リールの実際の回転速度は上
述の範囲内にて変更されてよく、その場合にもヘッド14の効果的なクリーニン
グが達成される。回転速度はクリーニングテープ46の厚さ、巻取リール42の
ピン60及びハブ48の組合せの直径及び他の要因を含む種々の理由から変化し
、従って歯車列若しくは巻取リール42を駆動する減速されたテープ駆動モータ
の任意の組合せが本発明の範囲内に属する。
ドライクリーニングカートリッジ10を広範囲の種々のテープドライブに使用
し得るようカートリッジ10を製造するためには、クリーニングカートリッジが
挿入されたことをテープドライブに表示するための手段が設けられる必要がある
。このことを達成すべく、本発明によるクリーニング装置10はテープドライブ
に既に設けられているBOT/EOT検出装置をユニークに利用する。検出装置
はクリーニングテープがテープドライブにより検出されるとテープドライブの駆
動モータの前述のプログラムと共働して
駆動速度を第一の所定の減速された速度に減速する。
本発明のクリーニングカートリッジの表示装置を理解するためには、BOT/
EOT検出装置について簡単に説明することが有用である。図4及び図7に於い
て、BOT/EOT検出装置18は垂直部材90と片持ち状態の水平部材92と
を含んでいる。この場合の「垂直」及び「水平」も図面に於ける特定の方向を意
味し、テープドライブ12は部材90及び92が互いに他に対しまた周囲環境に
対し他の位置関係にて配置されるよう設けられてもよいことに留意されたい。水
平部材92は第一及び第二の光源、即ちエミッタ94及び96を含んでいる。垂
直部材90は反射器106によりそれぞれ光路102及び104に光学的に接続
された第一及び第二のセンサ98及び100を含んでいる。反射器106は図示
の如く市販のデータ記録カートリッジに設けられている反射器と同様であり、垂
直部材108と傾斜部材110とを含み、傾斜部材110はエミッタ94及び9
6をそれぞれ光学的にセンサ98及び100と接続するよう垂直部材108に対
し傾斜した状態にて設けられている。図4に示されている如く、エミッタ及びセ
ンサは光路102及び104が90°の屈曲部を含むよう設けられており、傾斜
部材110は垂直部材108及び部材90、92に対し45°にて設けられてい
ることが好ましい。傾斜部材110は反射面112を有し、反射面112はエミ
ッタ94及び96より受けた光信号をそれぞれセ
ンサ98及び100に対し反射するようエミッタ94及び96に対し設定されて
いる。
従来のデータ記録媒体はエミッタ94及び96により発射される光を遮断する
。従って通常の読取り/書込み動作時には、従来の市販のデータカートリッジ内
のテープは光がセンサ98及び100により受けられることを阻止する。これら
の従来のデータ記録テープに於いては、テープの始端及び終端には複数の孔が設
けられており、これらの孔はエミッタ94及び96により発射された光がセンサ
98及び100に到達することを選択的に許し、これによりドライブ内のテープ
の種類を表示したり、テープの位置が始端又は終端になったことを表示する。デ
ータは一度にデータ記録テープの複数のトラックのうちの一つに記録されるので
、かかる表示装置が必要である。かくしてテープの位置がその終端になると、当
技術分野に於いてよく知られている如く、ヘッドが次のトラックを読み取ったり
次のトラックに書込みしたりすることができるよう、矢印116により示された
テープの移動方向に対し横方向に矢印114(図7の紙面に垂直な方向の運動を
示すべく図7に於いて部分的に仮想線にて示されている)により表示されている
如くヘッド14を移動させる必要がある。テープに設けられた孔を経て光信号が
受けられたことの認識はテープドライブ12により使用されるソフトウェア又は
ハードウェアにより当技術分野に於いてよく知られた要領にて処理され、
この点についてこれ以上の説明を省略する。
クリーニングカートリッジ10が挿入されたこと及びクリーニング動作が行わ
れる状況にあることをテープドライブ12に表示し得るよう現在使用されている
BOT/EOT検出装置18を利用すべく、本発明はテープドライブ12にユニ
ークな信号を出力し、これによりカートリッジ10がドライブに挿入されたこと
を示すユニークな手段を与える。このユニークな手段の一部は後に更に説明する
如くハウジング30内に於けるクリーニングテープ46の所定の移動経路を含ん
でいる。図4乃至図6を参照してクリーニングカートリッジの表示装置120に
ついて説明する。端的に言えば、表示装置120は光路102及び104の一方
を連続的に遮断し他方の光路を遮断されていない状態に維持する装置を与える。
図4に最もよく示されている如く、図示の実施形態に於いては、エミッタ96と
センサ100との間の光路104はシャッタ機構122が休止位置、即ち非動作
位置より仮想線にて示された動作位置へ移動されることによって遮断され、光路
102はエミッタ94とセンサ98との間に於いて連続的に光が通過し得る状態
に維持される。データ記録テープはテープに設けられた一組の孔を介してBOT
/EOT表示を与え、これにより各光路に沿って一連の光オン−光オフの状況を
与えるので、表示装置120は一方の光が「オン」、即ち連続的に検出される状
態にあり、他方の光が連続的に「オフ」、即ち検出
されない状況にあることを示すユニークな信号を与える。かくしてかかる状況が
BOT/EOT検出装置18を介してテープドライブ12により検出されると、
テープドライブ12はクリーニングカートリッジ10がドライブに挿入されたこ
とをそのプログラムを介して検知し、キャプスタン16の駆動速度を53ips (
135cm/sec )の如き第一の所定値の減速された速度に自動的に減速する。
以上に於いてはクリーニングカートリッジがテープドライブ12に挿入された
ことを表示装置120が如何に表示するかについて説明したが、この表示装置1
20について更に説明する。前述の如く、表示装置120は可動のシャッタ機構
122を含んでいる。シャッタ機構122は図4及び図5に於いては休止位置、
即ち非動作位置にて図示されており、換言すればテープドライブ12内には存在
しない位置にて図示されている。シャッタ機構122はその休止位置より図6に
て実線にて示され図4に於いて仮想線にて示された動作位置へ移動可能である。
シャッタ機構122は通常時にはトーションスプリング124の如き付勢手段に
よりその休止位置、即ち非動作位置に付勢されている。シャッタ機構122は実
質的に平坦な底面128を有し底板32上を摺動する支柱126を含んでいる。
底面128は底板32に固定された案内ピン132を受け入れる案内溝130を
有している。案内溝130、案内ピン132及び案内ピン134(スプリング1
24により与えられる力
に起因してシャッタ機構122が回転することを防止する)は、互いに共働して
シャッタ機構122が案内ピン132の周りに殆ど又は全く回転することなく直
線的に摺動することを確保する。図5及び図6に最もよく示されている如く、ス
プリング124はピン136に装着されており、それぞれピン142及びシャッ
タ機構122の側面に設けられたリセス144に当接する端部138及び140
を有している。またシャッタ機構122はそれより外方へ延在する棚146を有
している。棚146は反射器106の上端とカバー34の内面150との間に形
成された空隙148内に受け入れられる形状に形成されている。図4に最もよく
示されている如く、シャッタ機構122が仮想線にて示された動作位置へ移動さ
れると、棚146はエミッタ96よりセンサ100へ至る光路を遮断するが、エ
ミッタ94よりセンサ98へ至る光路を遮断しない。
表示装置120の説明を継続するためには、後に更に説明する如くスプリング
124の付勢力に抗してシャッタ機構122を移動するのはクリーニングテープ
46であるので、ハウジング30内に於けるクリーニングテープ46の移動経路
について説明する必要がある。カートリッジ101はテープ係合側面160(図
2参照)を有するものとして説明することが有用であり、係合側面160はクリ
ーニングテープ46がヘッド14と係合する状態にもたらされる装置10の側面
である。またドライクリーニングカート
リッジ10を従来の市販のデータ記録テープと比較することも有用である。市販
のデータ記録テープは、一方のリールよりハウジングのテープ係合側面へ向けて
延在し、しかる後係合側面の実質的に全長に亘り係合側面に平行に延在し、更に
他方のリールへ向けて延在するテープ経路をハウジング内に有している。テープ
経路の係合側面に平行に延在する部分は、テープの位置が始端又は終端の状況に
於いて上述の孔が設けられた位置になる場合を除きエミッタ94及び96と対応
するセンサ98及び100との間の光路を連続的に遮断するよう、データテープ
ハウジング内に収容された反射器とハウジングの側壁との間に延在している。か
くしてデータ記録テープは三つの互いに独立の部分を有している。
図1乃至図7に示されている如きヘッドクリーニング装置の実施形態に於いて
は、図2に最もよく示されている如く、カートリッジ10は適当なコーナピン及
び位置決めピンにより郭定された複数のテープ経路部分を含んでおり、これらの
テープ経路部分はカートリッジ10の係合側面160に実質的に平行に延在する
二つの互いに分離された経路部分を含んでいる。所定のクリーニングテープ経路
は供給リール40より係合側面160へ向けて延在する第一の部分162を含ん
でいる。次いでクリーニングテープ46はコーナピン164の周りを通過する。
第二の経路部分166がコーナピン164より係合側面160に実質的に平
行にコーナピン168まで延在している。経路部分166はアクセスドア36の
近傍を通過し、アクセスドア36は前述の如く、また図7に解図的に示されてい
る如く、ヘッド14がテープに接触するようカートリッジ10がテープドライブ
12に挿入されると開かれる。また経路部分166は歯車74と係合側面160
との間にてホイール66の下方を通過する。位置決めピン170が経路部分16
6に沿って設けられており、クリーニングテープ46が歯車74に接触すること
によりクリーニングテープが摩損したり、特にヘッド14が図7に示されている
如くクリーニングテープ46に係合したときにクリーニングテープが歯車74の
近傍を通過する際にクリーニングによってヘッドより除去された汚れが脱落する
ことを防止すべく、位置決めピン70はコーナピン68と共働してクリーニング
テープ46を歯車74より隔置する。第三の経路部分172がコーナピン168
より係合側面160より離れて巻取リール42へ向かうようコーナピン74まで
延在している。第四の経路部分176がコーナピン174よりシャッタ機構12
2の背後及びシャッタ機構122と巻取リール42との間を経てコーナピン17
8まで延在している。更に第五の経路部分180がコーナピン178より係合面
160より離れる方向に巻取リール42まで延在している。
図5はシャッタ機構122の非動作位置、即ち休止位置を示しており、図6は
シャッタ機構122の動作位置を示
している。特にシャッタ機構が休止位置にあるときには、第四の経路部分176
は二つの実質的に直線的な経路部分176a及び176bを有する。経路部分1
76aはコーナピン174よりシャッタ機構122に接触する位置まで延在し、
経路部分176bはシャッタ機構122よりコーナピン178まで延在する。か
くしてクリーニングテープ46は第四の経路部分176に沿ってシャッタ機構1
22の背面182に当接する。背面182はクリーニングテープ46に対し鋭敏
なエッジが露呈されることを回避すべく湾曲した形状を有していることが好まし
い。背面はシャッタ機構122の係合側面160とは反対側の側面であることを
意味する。クリーニングテープ46が殆ど又は全く引張り状態になく、シャッタ
機構が図5に示された休止位置にあるときには、トーションスプリング124は
シャッタ機構122をその休止位置へ付勢するに十分な力を有し、これにより二
つの互いに対し傾斜した経路部分176a及び176bが形成される。動作位置
に於いては、図6に示されている如く、クリーニングテープ46は引張り状態に
もたらされ、その結果経路部分176は直線的になり、ばね124に対抗する力
が発生することによりシャッタ機構122が係合側面160へ向けて移動され、
これにより棚146によりエミッタ96とセンサ100との間の光路104が遮
断される。従って動作中には経路部分176は後に説明する要領にて引張り力が
与えられることにより係合
側面160に対し実質的に平行な状態になる。
本発明によるドライクリーニングカートリッジ10がテープドライブ12に挿
入されると、キャプスタン16が5〜7回の如き所定の回数回転する。このキャ
プスタンの回転は前述の歯車列を介して巻取リール42へ伝達され、巻取リール
が回転し、これにより供給リールと巻取リールとの間に於けるテープ46の緩み
が除去される。供給リール40は自由に回転することができないのでテープはこ
の回転により引張り状態にもたらされる。即ち供給リール40は図2に最もよく
示された制限装置184により自由に回転することが阻止される。制限装置18
4はピン188に装着されたループ状端部186とスプリング192の如き付勢
手段に取り付けられたループ状端部190とを有する摩擦帯、即ちブレーキを含
んでいる。スプリング192はピン194に取り付けられている。摩擦帯184
は供給リール40の下側リム54にその周縁エッジ196に沿って摩擦係合して
いる。またスプリング192は摩擦帯184を周縁エッジ196に密に当接した
状態に保持し、これにより供給リール40が自由に回転することを阻止してクリ
ーニングテープ46に張力を与えることを補助する。摩擦帯184は側壁198
と一対のフランジ200及び202とを有し、フランジ200及び202は側壁
198より実質的に横方向に供給リール40の下側リム54の下方へ延在してい
る。巻取リール42が歯車列の作用を介してキャ
プスタン16により回転駆動される際には、供給リール40は摩擦帯184によ
り下側リム54に与えられる力によって回転することが制限され、これによりク
リーニングテープ46を供給リール40より強く引張られる状態にしてクリーニ
ングテープ46に張力を与える。かくしてクリーニングテープが引張り状態にも
たらされると、前述の如くシャッタ機構122が前方へ移動され、これにより光
路104が遮断される。フランジ200及び202は供給リール40の下側リム
54の半径に対応する間隙だけ互いに隔置されている。従って摩擦帯184は実
質的に直線的な部品として製造され、組立時に周縁エッジ196の周りに湾曲さ
れてよい。またフランジ200及び202は輸送中に供給リール42を所定の位
置に保持することを補助する。
クリーニングテープ46がヘッド14に十分な力にて当接しヘッドより汚れを
除去するためには、クリーニングテープ46は引張り状態にてヘッド14に係合
しなければならない。かくして図7に示されている如く、ヘッド14が第二の経
路部分166に沿ってクリーニングテープ46に係合すると、この経路部分は互
いに傾斜した二つの部分に変形される。
図1、図2、図7に於いて、クリーニング装置10は汚れインサート体210
を含んでいる。インサート体210は公知の市販のデータ記録テープに於いて回
転可能なファイルプロテクトスイッチが配置される位置にてハウジング
30内に受け入れられる。このスイッチはデータ記録カートリッジの前述のファ
ィルプロテクトスイッチ20と共働し、これによりデータの書込みが可能である
か否かを示す情報をテープドライブへ供給する。クリーニングカートリッジ10
にデータを書き込むことはできないので、かかる回転可能なスイッチは不要であ
る。しかしクリーニングカートリッジ10は市販のデータ記録カートリッジに設
けられたカバーと同一のカバー34を使用するので、回転可能なファイルプロテ
クトスイッチを受け入れるカバー34の孔212は、汚れがハウジング30内へ
侵入したり汚れがクリーニングテープ46により不用意にヘッド14へ移動され
たりすることを防止すべく充填されなればならない。従ってインサート体210
はカバーの孔212によりシール式に受け入れられ係合側面160、即ちカバー
34の前側側面に沿って延在する開口部214を閉塞してシールする大きさに形
成されている。しかしインサート体210は従来のデータ記録テープに於けるフ
ァイルプロテクトスイッチとは異なり、回転することができない。
図1、図2、図7に最もよく示されている如く、インサート体210は孔21
2により受け入れられる実質的に円筒形の上部ノブ216を有している。ノブ2
16は上板218と一体であり、上板218の上面220はカバー34の内面1
50に係合している。上板218は本体部224に一体的に固定されている。図
7に最もよく示されている
如く、本体部224は平坦な楕円形、即ち競技場トラックの断面形状を有し、そ
の開放側は中央キャビティ226に開口している。平坦な側部は実質的に平坦な
一対の側壁を有し、これらの側壁は開口部をシールして汚れがカートリッジ10
の内部へ侵入することを防止し得るようカバー34の係合側面160の実質的に
平坦な内面に係合するようになっている。従って開放側はキャビティ226に開
口する開口部228を郭定している。キャビティ226内には中央支柱230が
配置されており、この支柱230はその下端がハウジング30の底板32に適当
な大きさ及び位置にて設けられた支柱受け入れ孔232内に挿入されるよう、上
板218より本体部224の底を越えて下方へ延在している。また支柱230は
この実施形態に於いては一つ又はそれ以上のウェブ236によりキャビティ22
6の内面234に一体的に固定されている。図示の如く、一つのウェブ236が
支柱230とハウジングの背壁との間に延在し、一対のウェブ236が側壁の内
面まで互いに逆方向に延在している。本体部224の開放側228は、カートリ
ッジ10がテープドライブ12へ挿入される際にファイルプロテクトスイッチ2
0が操作されることを防止する。従ってテープドライブは「書込み」モードでは
なく「読取り」モードに維持される。
図1及び図2に於いて、供給リール40及び巻取リール42の上側リム50及
び52はそれぞれ溝240及び24
2を有している。溝240及び242はクリーニングテープ46がリール40及
び42に最初に巻き付けられる際にクリーニングテープの自由端を固定するため
に使用される。添付の図面に示されている如く、クリーニングテープ46の自由
端244は巻取リール42の溝242に挿通される。自由端244は粘着テープ
246の如き手段により上側リム52の上面に固定され、これにより自由端はク
リーニングカートリッジ10の有効な寿命全体に亘りその位置に半永久的に固定
される。クリーニングテープの他端(図示せず)はクリーニングが最初に巻き付
けられる際にのみ粘着テープにより供給リール40の上側リム50に固定される
。その後供給リール上のクリーニングテープの自由端が固定された状態より解除
されるよう、粘着テープが除去され、或いはクリーニングテープが固定された部
分に於いて切断される。かくして所定回数のクリーニングが行われた後にクリー
ニングテープは供給リール40より引き抜かれる。このことによりクリーニング
テープが供給リール40に巻き戻されて使用済みのクリーニングテープが再度使
用されることが防止される。カバー34を取り外してクリーニングテープを巻き
戻すことが可能であるので、上述のことは必ずしもクリーニングテープの再使用
を防止するものではないが、再使用の虞れが低減され、これによりヘッド14が
未使用のクリーニングテープによってのみクリーニングされることが確保される
。
本発明の作用
本発明のクリーニングカートリッジ10の使用に際しては、まずカートリッジ
がテープドライブ12に挿入される。カートリッジが挿入されると、ヘッド14
がクリーニングテープ46に接触する位置に移動され、テープドライブの製造業
者の仕様に応じてキャプスタン16が前述の所定回数回転し、これによりテープ
の緩みが除去される。即ちキャプスタンが回転することにより歯車列72を介し
て巻取リール72が回転駆動され、これによりクリーニングテープ46が前述の
如く引張り状態にもたらされる。かくしてクリーニングテープ46が引張り状態
にもたらされると、シャッタ機構122の背面182に対し力が及ぼされ、これ
によりシャッタ機構がスプリング124の付勢力に抗して係合側面160へ向け
て移動される。シャッタ機構122が前方へ移動されることにより棚146が光
路(図示の実施形態に於いては光路104)が遮断され、これにより連続的な一
つの光オン及び一つの光オフ信号が発生され、テープドライブ12はクリーニン
グカートリッジ10がテープドライブ12に挿入されたことを示す信号として製
造業者の仕様に応じて適当なプログラムにより上述の信号を認識する。テープド
ライブの製造業者の適当なプログラムにより、テープドライブ12は5秒の如き
所定の時間の間第一の所定の減速された速度にて動作するよう指示され、これに
より有効なクリーニングを行い得る大きく低減され
た速度にて前述の所定の時間の間ヘッド14に接触した状態にてヘッドを通過す
るようクリーニングテープ46が引っ張られる。またこのサイクル中にはテープ
ドライブ12は、ヘッド14の全ての部分が適正にクリーニングされるよう、テ
ープドライブ12に組み込まれた周知の図には示されていない装置を使用し、こ
れによりヘッド14を上下方向に移動してクリーニング工程中の少なくとも一つ
サイクル中にヘッドを上下方向に移動する。かかる運動はテープドライブ12の
動作の全ての局面に於いてテープドライブを制御するために使用される制御装置
にクリーニング工程の他の部分と共に容易にプログラムされ、また当業者によく
知られている。かかるプログラミングは製造業者に依存するものであり、またそ
の説明は本発明の完全な理解に必要であるとは考えられないので、これについて
のこれ以上の説明を省略する。クリーニングテープ46がヘッド14と接触した
状態にてヘッドを通過して移動する際に、クリーニングテープはヘッド14より
汚れを除去する。所定のクリーニング時間が経過すると、テープドライブ12は
クリーニング工程を終了し、キャプスタン16が5〜7回の如き所定の回数逆方
向に回転し、これによりクリーニング46の張力が除去され、スプリング124
によりシャッタ機構122がその休止位置へ戻される。この段階に於いてクリー
ニング工程は完了し、クリーニングカートリッジ10をテープドライブ12より
取り出すことができる。
クリーニングテープ46はナイロン織物型の材料を含んでいることが好ましい
。かかるクリーニングテープの織物は織物の糸の間に多数の隙間空間を有してお
り、汚れ粒子は隙間空間に捕捉される。クリーニングテープがヘッド14に接触
した状態にてヘッドを通過するよう引っ張られると、ヘッド上の汚れは隙間空間
に捕捉されることによってヘッドより除去され、これによりヘッドがクリーニン
グされる。次いで捕捉された汚れ粒子はクリーニングテープにより巻取リールへ
搬送され、巻き取りリールに於いてヘッド14より離れた安全な状態に保存され
る。
以上に於いては従来のヘッドクリーニング装置に於ける問題の多くを解決する
新規にして改良された装置について説明した。本発明の装置はスポンジに液体溶
液を付着させることに依存しないので、ヘッドクリーニング工程に人が介在する
必要がなく、必要ならば自動化することが可能である。従ってデータライブラリ
装置に於いては、適当な検出装置が特定の読取り/書込みヘッドが動作した時間
を検出し、所定の時間が経過した後にヘッドクリーニング工程が行われるよう本
発明のドライクリーニングカートリッジがテープドライブ内に自動的に挿入され
るようにすることができる。製造業者は自ら製造する装置の一部としてクリーニ
ングの間隔を特定することができ、製造業者及び使用者は特に意識しなくてもク
リーニングが所定のスケジュールにて行われるようにすることができる。更にラ
イブラリ
装置を必要としない小規模の使用者の場合には、データバックアップ装置のヘッ
ドをクリーニングすることはデータ記録カートリッジをテープドライブに挿入す
ることと同様に容易な作業であり、クリーニング工程を完全に自動的に実行する
ことができる。主として個人的に使用されるよう構成されたテープドライブはヘ
ッドのクリーニングが行われるべき状況にあることを使用者に知らせるべく適当
なオンスクリーンメッセージをコンピュータのモニターに表示するようプログラ
ムされてよい。またこの場合には個人の使用者はクリーニングが如何なるスケジ
ュールにて行われるかを知ることができ、意識しなくてもテープドライブの製造
業者の仕様に応じてヘッドのクリーニングがタイムリーに且つ適切に行われる。
以上に於いては本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明の範囲内
にて他の修正、変更又は置換が可能であることは当業者にとって明らかであろう
。例えばノルウェー国のTandberg Data A/S により製造されている5.25inch
(13.3cm)フォーマットのテープドライブについて本発明を説明したが、本
発明の全体的な原理及び特徴は3.5inch(8.9cm)フォーマットのテープよ
りデータを読取りテープにデータを書き込むよう製造されているテープドライブ
に有用なクリーニングカートリッジに使用されてもよく、後者のフォーマットの
テープはデータをバックアップするために個人用のパーソナルコンピュータ
に於いて一般的に使用されているものである。従って本発明は後述の請求の範囲
によってのみ限定されるものである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(71)出願人 ハザード,エドウィン・ダブリュ
アメリカ合衆国 55904 ミネソタ州、ロ
ッチェスター、シュミット・コート・エ
ス・イー 2211
(71)出願人 ナン,スティーヴン・エイ
アメリカ合衆国 55901 ミネソタ州、ロ
ッチェスター、フィフティセヴンス・スト
リート・エヌ・ダブリュ 1328
(72)発明者 グリフィン,エドワード・イー
アメリカ合衆国 55436 ミネソタ州、エ
ディナ、シャーマン・サークル 6104
(72)発明者 ティエッセン,ジェフリー・エス
アメリカ合衆国 55442 ミネソタ州、プ
リマス、チークウッド・レーン・ノース
5865ジー
(72)発明者 ゴンザレス,ヘクター・エフ
アメリカ合衆国 55901 ミネソタ州、ロ
ッチェスター、サーティセカンド・ストリ
ート・エヌ・ダブリュ 1316
(72)発明者 ハザード,エドウィン・ダブリュ
アメリカ合衆国 55904 ミネソタ州、ロ
ッチェスター、シュミット・コート・エ
ス・イー 2211
(72)発明者 ナン,スティーヴン・エイ
アメリカ合衆国 55901 ミネソタ州、ロ
ッチェスター、フィフティセヴンス・スト
リート・エヌ・ダブリュ 1328
【要約の続き】
機構が光路を遮断する動作位置へ移動されるようシャッ
タ機構に抗してクリーニングテープを引張り状態にもた
らすことにより本発明の装置がテープドライブに挿入さ
れる際に作動され、これによりテープドライブの製造業
者が意図する所定の時間の間クリーニング工程が行われ
るよう本発明のクリーニング装置がテープドライブに挿
入されたことを示す情報がテープドライブに与えられ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.コンピュータのデータバックアップ装置のテープドライブの読取り/書込み ヘッドの如き接触変換型ヘッドより汚れを除去するクリーニング装置にして、 ハウジングと クリーニングテープの供給源と、 前記クリーニングテープの供給源を保持する供給リールと、 使用されたクリーニングテープを保持する巻取リールと、 前記供給リールと前記巻取リールとの間に所定のクリーニングテープ経路を与 える経路装置と、 外部動力源より回転駆動力を受け、前記供給リールより前記ヘッドを通過して 前記クリーニングテープを引張るよう受けた駆動力を前記巻取リールへ伝達し、 これにより前記ヘッドをクリーニングし使用されたクリーニングテープを前記巻 取リールに巻き取る装置であって、歯車列を含む装置と、 を含み、前記ハウジングは前記クリーニングテープの供給源、前記供給リール、 前記巻取リール、前記経路装置、前記駆動力を受けて伝達する装置を収容してい ることを特徴とするクリーニング装置。 2.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記歯車列は前記外部動力源より受 けた駆動力を所定の回転速度にて前記巻取リールヘ伝達する歯車減速装置である ことを特徴と するクリーニング装置。 3.請求項2のクリーニング装置に於いて、前記所定の回転速度は実質的に40 〜56rpm の範囲内にあることを特徴とするクリーニング装置。 4.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記歯車列は前記クリーニングテー プが前記ヘッドを通過する速度を所定の速度に減速する歯車減速装置であること を特徴とするクリーニング装置。 5.請求項4のクリーニング装置に於いて、前記所定の速度は実質的に2.0〜 3.0ips (5.1〜7.6cm/sec )の範囲内にあることを特徴とするクリー ニング装置。 6.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記外部動力源は電気モータにより 回転駆動されるキャプスタンを含み、前記歯車列は 前記キャプスタンに摩擦係合して前記キャプスタンより回転駆動力を受けるホ イールと、 前記ホイールに一体的に且つ同心に取り付けられた第一の平歯車と、 前記第一の平歯車と前記巻取リールとの間に設けられた複数個の平歯車と、 を含み、前記巻取リールはハブと該ハブの両端に固定された一対のリムとを含み 、前記巻取リールが前記複数個の平歯車のうちの最後の歯車に回転可能に係合す るよう、前記一対のリムの一方には前記歯車列のうちの最後の歯車を郭 定する平歯車が一体的に形成されていることを特徴とするクリーニング装置。 7.請求項2のクリーニング装置に於いて、前記歯車減速装置は前記巻取リール と前記外部動力源との間に設けられ互いに駆動係合する複数個の歯車を含んでい ることを特徴とするクリーニング装置。 8.請求項7のクリーニング装置に於いて、前記所定の回転速度は実質的に2. 0〜3.0ips (5.1〜7.6cm/sec )の範囲内の速度にて前記ヘッドを通 過するよう前記クリーニングテープを引張る速度であることを特徴とするクリー ニング装置。 9.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記ハウジングは前記テープドライ ブとの関連で通常使用される記録テープの外形と実質的に同様の外形を有してい ることを特徴とするクリーニング装置。 10.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記ハウジングは実質的に平行四 辺形の形状を有し、テープ係合側面を有し、前記クリーニング装置が前記テープ ドライブに挿入されると前記ヘッドが前記テープ係合側面に挿入されることによ り前記クリーニングテープに接触した状態になるよう構成されており、 前記所定の経路は複数の経路部分を含み、該複数の経路部分は 前記供給リールより前記係合側面まで延在する第一の経 路部分と、 前記係合側面に実質的に平行に延在し前記クリーニングテープが前記ヘッドに クリーニング可能に係合するよう前記クリーニングテープを露呈させる第二の経 路部分と、 前記係合側面より前記巻取リールへ向けて延在する第三の経路部分と、 前記第三の経路部分より前記係合側面に実質的に平行に延在する第四の経路部 分と、 前記第四の経路部分より前記巻取リールへ向けて延在する第五の経路部分と、 を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 11.請求項10のクリーニング装置に於いて、前記テープドライブは一対の光 エミッタ及び一対の光センサを含むBOT/EOT表示装置を含み、前記テープ ドライブ及び前記クリーニング装置は互いに共働して各光エミッタより対応する 光センサへ至る光路を形成しており、前記クリーニング装置は更に前記ハウジン グ内に配置され各光エミッタを対応する光路に沿って対応する光センサに光学的 に接続する反射器を含み、前記反射器は前記クリーニングテープが前記光路を遮 断しないよう前記ハウジング内に配置されていることを特徴とするクリーニング 装置。 12.請求項11のクリーニング装置に於いて、前記反射器は前記第四の経路部 分と前記テープ係合側面との間にて前記ハウジング内に配置されていることを特 徴とするクリ ーニング装置。 13.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記ハウジングは実質的に平行四 辺形の形状を有し、テープ係合側面を有し、前記クリーニング装置が前記テープ ドライブに挿入されると前記ヘッドが前記テープ係合側面に挿入されることによ り前記クリーニングテープに引張り状態にて接触した状態になるよう構成されて おり、前記所定の経路は複数の経路部分を含み、該複数の経路部分は前記係合側 面に実質的に平行に延在する少くとも二つの互いに分離された経路部分を含み、 その一方の経路部分は前記クリーニングテープが前記ヘッドに係合可能な経路を 郭定していることを特徴とするクリーニング装置。 14.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記テープドライブは一対の光エ ミッタ及び一対の光センサを含むBOT/EOT表示装置を含み、前記テープド ライブ及び前記クリーニング装置は互いに共働して各光エミッタより対応する光 センサへ至る光路を形成しており、前記クリーニング装置は更に 各光エミッタにより発射された光を対応する光センサへ反射するよう前記ハウ ジング内に配置された反射器と、 前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定されない休 止位置より前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定さ れる動作位置まで移動可能なシャッタであって、前記動作位置にあると きには前記光エミッタの一方より対応する光センサへ至る光路を遮断するよう構 成されたシャッタと、 前記休止位置と前記動作位置との間に前記シャッタを駆動するシャッタ駆動装 置と、 を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 15.請求項14のクリーニング装置に於いて、前記シャッタ駆動装置は前記シ ャッタを前記休止位置へ付勢する付勢装置を含み、クリーニング工程が開始する 際に前記クリーニングテープが引張り状態にもたらされると、前記付勢装置によ る力に打ち勝って前記シャッタを前記休止位置より前記動作位置へ移動させるに 十分な値にて前記クリーニングテープが前記付勢装置による力に対抗する力を発 生するよう、前記クリーニングテープは前記付勢装置に抗して前記シャッタに当 接するよう構成されていることを特徴とするクリーニング装置。 16.請求項15のクリーニング装置に於いて、前記クリーニングテープは前記 クリーニング装置が動作状態にあるときには引張り状態にもたらされ、前記クリ ーニングテープは供給リール側の端部を有し、所定量の前記クリーニングテープ が使用されたときには前記クリーニングテープがクリーニング工程中に張力を失 ってクリーニング工程が終了するよう、前記供給リール側の端部は前記供給リー ルに固定的には取り付けられていないことを特徴とするクリーニング装置。 17.請求項16のクリーニング装置に於いて、前記クリーニングテープがクリ ーニング工程中に張力を失うことにより前記付勢装置が前記シャッタを前記休止 位置へ移動させるよう構成されていることを特徴とするクリーニング装置。 18.請求項1のクリーニング装置に於いて、前記クリーニングテープは前記ク リーニング装置が動作状態にあるときには引張り状態にもたらされ、前記クリー ニングテープは供給リール側の端部を有し、所定量の前記クリーニングテープが 使用されたときには前記クリーニングテープがクリーニング工程中に張力を失っ てクリーニング工程が終了するよう、前記供給リール側の端部は前記供給リール に固定的には取り付けられていないことを特徴とするクリーニング装置。 19.コンピュータのデータバックアップ装置のテープドライブの読取り/書込 みヘッドの如き接触変換型ヘッドより汚れを除去するクリーニング装置であって 、前記テープドライブは一対の光エミッタ及び一対の光センサを含むBOT/E OT表示装置を含み、前記テープドライブ及び前記クリーニング装置は互いに共 働して各光エミッタより対応する光センサへ至る光路を形成しているクリーニン グ装置にして、 ハウジングと クリーニングテープの供給源と、 前記クリーニングテープの供給源を保持する供給リールと、 使用されたクリーニングテープを保持する巻取リールと、 前記供給リールと前記巻取リールとの間に所定のクリーニングテープ経路を与 える経路装置と、 外部動力源より駆動力を受け、前記供給リールより前記ヘッドを通過して前記 クリーニングテープを引張るよう受けた駆動力を前記巻取リールへ伝達し、これ により前記ヘッドをクリーニングし使用されたクリーニングテープを前記巻取リ ールに巻き取る装置と、 を含み、前記ハウジングは前記クリーニングテープの供給源、前記供給リール、 前記巻取リール、前記経路装置、前記駆動力を受けて伝達する装置、前記反射器 を収容しており、前記クリーニングテープはそれが前記光路を遮断しないよう前 記ハウジング内に配置されていることを特徴とするクリーニング装置。 20.請求項19のクリーニング装置に於いて、 前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定されない休 止位置より前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定さ れる動作位置まで移動可能なシャッタであって、前記動作位置にあるときには前 記光エミッタの一方より対応する光センサへ至る光路を遮断するよう構成された シャッタと、 前記休止位置と前記動作位置との間に前記シャッタを駆 動するシャッタ駆動装置と、 を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 21.請求項20のクリーニング装置に於いて、前記シャッタ駆動装置は前記シ ャッタを前記休止位置へ付勢する付勢装置を含み、クリーニング工程が開始する 際に前記クリーニングテープが引張り状態にもたらされると、前記クリーニング テープが前記付勢装置による力に打ち勝つ力を発生し、これにより前記シャッタ が前記休止位置より前記動作位置へ移動されるよう、前記クリーニングテープは 前記付勢装置に抗して前記シャッタに当接するよう構成されていることを特徴と するクリーニング装置。 22.請求項19のクリーニング装置に於いて、各光エミッタを前記光路を経て 対応する光センサに光学的に接続する反射器を含んでいることを特徴とするクリ ーニング装置。 23.クリーニングカートリッジを使用することにより動力源を含むテープドラ イブ装置の接触変換型ヘッドをクリーニングする方法にして、前記クリーニング カートリッジは ハウジングと クリーニングテープの供給源と、 前記クリーニングテープの供給源を保持する供給リールと、 使用されたクリーニングテープを保持する巻取リールと、 前記供給リールと前記巻取リールとの間に所定のクリー ニングテープ経路を与える経路装置と、 動力源より回転駆動力を受け、前記供給リールより前記ヘッドにクリーニング 可能に係合する状態にて前記ヘッドを通過する態様にて前記クリーニングテープ を引張るよう受けた駆動力を前記巻取リールへ伝達し、これにより前記ヘッドを クリーニングし使用されたクリーニングテープを前記巻取リールに巻き取る装置 と、 を含み、前記ハウジングは前記クリーニングテープの供給源、前記供給リール、 前記巻取リール、前記経路装置、前記駆動力を受けて伝達する装置を収容してお り、 前記動力源は前記ヘッドを通過するよう前記クリーニングテープを駆動するキ ャプスタンと、逆転可能に且つ速度可変に前記キャプスタンを回転駆動する駆動 装置とを含む方法にして、 クリーニングテープを保持する前記クリーニングカートリッジを前記テープド ライブ装置に挿入する工程と、 駆動力を前記カートリッジへ伝達し前記クリーニングテープを進めて前記クリ ーニングテープを引張り状態にもたらすよう前記キャプスタンを回転させる工程 と、 前記キャプスタンを回転駆動する前記駆動装置によって前記キャプスタンの回 転速度を第一の所定の減速された速度に減速することにより前記キャプスタンの 回転速度をその通常の動作速度より変化させる工程と、 前記ヘッドに係合した状態で前記ヘッドを通過する態様 にて前記クリーニングテープを駆動するよう前記キャプスタンを回転させる工程 と、 を含む方法。 24.請求項23の方法に於いて、所定のクリーニング時間が経過した後に前記 テープドライブ装置を逆転して前記クリーニングテープに与えられていた張力を 解除する工程を含んでいることを特徴とする方法。 25.請求項23の方法に於いて、所定量の前記クリーニングテープが前記ヘッ ドを通過して移動された後に前記テープドライブ装置を逆転して前記クリーニン グテープに与えられていた張力を解除する工程を含んでいることを特徴とする方 法。 26.請求項23の方法に於いて、前記クリーニングテープが前記ヘッドに接触 した状態で前記ヘッドを通過する際に前記ヘッドを上下動させる工程を含んでい ることを特徴とする方法。 27.請求項23の方法に於いて、駆動力を受けて伝達する前記装置は前記キャ プスタンの回転速度を第二の減速された速度に減速する歯車列を含み、前記方法 は更に前記ヘッドを通過する前記クリーニングテープの速度を前記歯車列の作用 により前記第二の減速された速度に減速する工程を含んでいることを特徴とする 方法。 28.請求項23の方法に於いて、前記テープドライブ装置は更に前記テープド ライブ装置に挿入されたカートリッ ジの種類を検出するセンサ装置を含み、前記センサ装置は互いに独立の光路によ り接続された一対の光エミッタ及び一対の光センサを含んでおり、前記クリーニ ングカートリッジは前記光路の一方を遮断するよう移動可能なシャッタを含んで おり、前記キャプスタンを回転させて前記クリーニングテープを引張り状態にも たらす前記工程は前記一方の光路を遮断するよう前記シャッタを駆動し、これに よりクリーニングカートリッジが前記テープドライブ装置に挿入されたこと及び 前記キャプスタンの前記回転速度が通常の動作速度より前記第一の減速された速 度に減速されなければならないことを前記テープドライブ装置に表示することを 含んでいることを特徴とする方法。 29.コンピュータのデータバックアップ装置のテープドライブの読取り/書込 みヘッドの如き接触変換型ヘッドより汚れを除去するクリーニング装置にして、 ハウジングと クリーニングテープの供給源と、 前記クリーニングテープの供給源を保持する供給リールと、 使用されたクリーニングテープを保持する巻取リールと、 前記供給リールと前記巻取リールとの間に所定のクリーニングテープ経路を与 える経路装置と、 外部動力源より回転駆動力を受け、前記供給リールより前記ヘッドを通過して 前記クリーニングテープを引張るよ う受けた駆動力を前記巻取リールへ伝達し、これにより前記ヘッドをクリーニン グし使用されたクリーニングテープを前記巻取リールに巻き取る装置と、 を含み、前記ハウジングは前記クリーニングテープの供給源、前記供給リール、 前記巻取リール、前記経路装置、前記駆動力を受けて伝達する装置を収容してお り、前記ハウジングは実質的に平行四辺形の形状を有し、テープ係合側面を有し 、前記クリーニング装置が前記テープドライブに挿入されると前記ヘッドが前記 テープ係合側面に挿入されることにより前記クリーニングテープに接触した状態 になるよう構成されており、 前記所定の経路は複数の経路部分を含み、該複数の経路部分は前記係合側面に 実質的に平行に延在する少くとも二つの互いに分離された経路部分を含み、その 一方の経路部分は前記クリーニングテープが前記ヘッドに係合可能な経路を郭定 していることを特徴とするクリーニング装置。 30.請求項29のクリーニング装置に於いて、前記所定の経路は複数の経路部 分を含み、該複数の経路部分は 前記供給リールより前記係合側面まで延在する第一の経路部分と、 前記係合側面に実質的に平行に延在し前記クリーニングテープが前記ヘッドに クリーニング可能に係合するよう前記クリーニングテープを露呈させる第二の経 路部分と、 前記係合側面より前記巻取リールへ向けて延在する第三 の経路部分と、 前記第三の経路部分より前記係合側面に実質的に平行に延在する第四の経路部 分と、 前記第四の経路部分より前記巻取リールへ向けて延在する第五の経路部分と、 を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 31.請求項30のクリーニング装置に於いて、前記テープドライブは一対の光 エミッタ及び一対の光センサを含むBOT/EOT表示装置を含み、前記テープ ドライブ及び前記クリーニング装置は互いに共働して各光エミッタより対応する 光センサへ至る光路を形成しており、前記クリーニング装置は更に各光エミッタ を対応する光路に沿って対応する光センサに光学的に接続する反射器を含み、前 記反射器は前記ハウジング内に配置されており、前記クリーニングテープはそれ が前記光路を遮断しないよう前記所定の経路に沿って前記ハウジング内に配置さ れていることを特徴とするクリーニング装置。 32.請求項31のクリーニング装置に於いて、 前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定されない休 止位置より前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定さ れる動作位置まで移動可能なシャッタであって、前記動作位置にあるときには前 記光エミッタの一方より対応する光センサへ至る光路を遮断するよう構成された シャッタと、 前記休止位置と前記動作位置との間に前記シャッタを駆動するシャッタ駆動装 置と、 を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 33.請求項32のクリーニング装置に於いて、前記シャッタ駆動装置は前記シ ャッタを前記休止位置へ付勢する付勢装置を含み、クリーニング工程が開始する 際に前記クリーニングテープが引張り状態にもたらされると、前記シャッタを前 記休止位置より前記動作位置へ移動させるに十分な値にて前記クリーニングテー プが前記付勢装置による力に対抗する力を発生するよう、前記クリーニングテー プは前記付勢装置に抗して前記シャッタに当接するよう構成されていることを特 徴とするクリーニング装置。 34.請求項31のクリーニング装置に於いて、前記反射器は前記第四の経路部 分に隣接して配置されていることを特徴とするクリーニング装置。 35.請求項29のクリーニング装置に於いて、前記テープドライブは一対の光 エミッタ及び一対の光センサを含むBOT/EOT表示装置を含み、前記テープ ドライブ及び前記クリーニング装置は互いに共働して各光エミッタより対応する 光センサへ至る光路を形成しており、前記クリーニング装置は更に各光エミッタ を対応する光路に沿って対応する光センサに光学的に接続する反射器を含み、前 記反射器は前記ハウジング内に配置されており、前記クリーニングテープはそれ が前記光路を遮断しないよう前記所定の 経路に沿って前記ハウジング内に配置されていることを特徴とするクリーニング 装置。 36.請求項35のクリーニング装置に於いて、 前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定されない休 止位置より前記クリーニング装置が前記ヘッドをクリーニングする状態に設定さ れる動作位置まで移動可能なシャッタであって、前記動作位置にあるときには前 記光エミッタの一方より対応する光センサへ至る光路を遮断するよう構成された シャッタと、 前記休止位置と前記動作位置との間に前記シャッタを駆動するシャッタ駆動装 置と、 を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 37.請求項36のクリーニング装置に於いて、前記シャッタ駆動装置は前記シ ャッタを前記休止位置へ付勢する付勢装置を含み、クリーニング工程が開始する 際に前記クリーニングテープが引張り状態にもたらされると、前記クリーニング テープが前記付勢装置による力に対抗する力を発生し、これにより前記シャッタ が前記休止位置より前記動作位置へ移動するよう、前記クリーニングテープは前 記付勢装置に抗して前記シャッタに当接するよう構成されていることを特徴とす るクリーニング装置。 38.請求項37のクリーニング装置に於いて、前記反射器は前記係合側面に平 行に延在する前記経路部分のうちの一つに隣接して配置されていることを特徴と するクリーニ ング装置。 39.請求項29のクリーニング装置に於いて、前記供給リールの自由回転を実 質的に阻止する装置を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 40.請求項39のクリーニング装置に於いて、前記供給リールは周縁エッジを 有するリムを有し、前記供給リールの自由回転を実質的に阻止する前記装置は前 記供給リールの自由回転を実質的に阻止するに十分な力にて前記周縁エッジに当 接する側壁を有する摩擦帯を含んでいることを特徴とするクリーニング装置。 41.請求項40のクリーニング装置に於いて、前記摩擦帯は前記供給リールの 前記リムの下方に延在する一対のフランジを含み、前記フランジは前記リムの半 径に実質的に等しい間隙だけ互いに隔置されていることを特徴とするクリーニン グ装置。 42.請求項40のクリーニング装置に於いて、前記摩擦帯は一端にてスプリン グに取り付けられ他端にて前記ハウジングに固定されたピンに取り付けられてお り、前記スプリングは一端にて前記摩擦帯に取り付けられ他端にて前記ハウジン グに固定されたピンに取り付けられており、前記スプリングは前記摩擦帯に力を 与えて前記摩擦帯をそれが前記周縁エッジに制動係合するよう引張り、これによ り前記供給リールの自由回転を実質的に阻止するよう構成されていることを特徴 とするクリーニング装置。
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