JPH09501618A - 取り付金具打ち込み用圧縮作動工具 - Google Patents
取り付金具打ち込み用圧縮作動工具Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は爆裂薬包によって取り付金具を打ち込むために用いられる衝撃作動工具に関し、特に前端に軸方向に摺動するように装着された銃身を持つハウジングを有する工具に関する。天井等に固定される取り付金具を受け入れる銃口を前側に有するこの銃身の前端には突出部材が装着される。銃身の孔内にはピストンが摺動可能な状態で備えられる。銃身は点火方向に向かって前方に押圧をかけられている。工具の後端では、孔の後端側に摺動可能状態でとりつけられた点火ピンに持ち手が組み付けられる。点火ピンは工具の後方へ向かって後ろ側に押圧をかけられている。実施例では工具はボ−ルによりロックする安全装置を有し、銃口が上方向を向いた時だけ点火できる。本工具は、銃身と点火ピンがそれぞれの押圧手段に逆らって移動するように、突出部材を作業面に衝突させることによって点火する。
Description
【発明の詳細な説明】
取り付金具打ち込み用圧縮作動工具
本出願は1993年5月出願、米国特許番号08/147、935の継続であ
る。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、取り付金具を天井等の被作業面に打ち込むための衝撃作動工具に関
し、特に、比較的静かに、安全に、そして故障のないように作動する、軽量の衝
撃作動工具に関する。
2.従来技術の説明
過去数年間において、様々な種類の取り付金具を打ち込むための爆裂作動工具
が発達してきた。そのような工具の例が米国特許番号3407982号、366
5583号、3805472号、4655380号とこれらのなかで引用されて
いる特許に開示されている。しかしこれらの従来の爆裂作動の打ち込み工具には
様々な問題点がある。まず一般的に爆裂作動の打ち込み工具はかなり複雑な構造
をしており、製造コストがかかる。加えて、燃焼室のガス抜き機構の配置のため
に、かなり大きな騒音がするという問題点がある。更に、ピストル式の打ち込み
工具は重たくて扱いにくく、引き金構造になっているので、取り付金具を天井に
打ち込むために棒状体に装着して使用することは簡単ではない。
発明の目的と概要
本発明の第1の目的は、取り付金具を天井等の被作業面へ打ち込むための、ピ
ストル式引き金機構を持たない衝撃作動工具を提供することである。第2の目的
は、耐久性がよく軽くコンパクトで扱いやすい衝撃作動工具を提供することであ
る。第3の目的は、操作中も静かで、しかも先行技術よりも打ち込み力が強い衝
撃作動工具を提供することである。
本発明に係る工具は作動の瞬間、工具の全要素が互いに直接接触しており、工
具全体の運動量は取り付金具を打ち込みたい方向へ向くので、打ち込み力が向上
するという優れた効果を奏する。工具の要素が直接接触している結果、薬包の全
爆裂力は実質的に、取り付金具を対象となる基板へ打ち込むために使われる。こ
のように、汎用性のために打ち込み力を失っている先行技術よりも優れた打ち込
み力を得ることができる。例えば、先行技術の多くは多目的工具として設計され
、工具は1−3インチの長さの取り付金具に適応できうるように幾つかの要素の
間には隙間が存在する。その結果、爆裂ガスが隙間の領域内で膨張せねばならず
、要素を打ち込む時の圧縮力が隙間の長さを通る間に浪費されるので、先行技術
の工具は打ち込み力が低下していた。本発明において、爆裂ガスはピストンを押
し出すこと以外には、逃げたり膨張したりすることはできない。
本発明のもう一つの優れた点は、銃身内のポ−トを選択的に配置することで打
ち込み力が向上することである。例えば、標準の1−1/4インチの取り付金具
では、取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれた後初めて高速ガスが選択的に
配置されたポ−トの中へ充満する。このように、推進力となる充満ガスの逃げ口
がなく、取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれるまで取り付金具に加えられ
る打ち込み力の低下はないので、打ち込み力が向上
することとなる。
上記のように、先行技術においてはしばしば、異なる長さの取り付金具を異な
る薬包で異なる材料に突き通すために、打ち込み力を汎用性と引き換えにしてい
た。その結果これらの先行技術の装置は打ち込み力が低下していた。つまり、ピ
ストン後部が穿たれた穴を通過するとすぐに爆裂ガスは逃げるので、その結果取
り付金具の打ち込み力が低下していたのである。本発明においては、爆裂ガスは
ピストンを押し出さずに逃げることはできない。
本実施例においては、更にハウジングの後部に安全装置が装備されている。こ
の装置は内部に凸部を有する縦に広い内部溝内に配置されたボ−ルを構成要素と
している。このボ−ルは、工具の銃口が下方向を向いている時持ち手の軸方向の
運動を防ぐように、凸部と溝の壁との間にはまる大きさに形成される。
本発明の追加の実施例では、取り付金具の極めて正確な位置決めを行うことが
できる。即ち作業者が所望の場所に取り付金具を配置して、点火するまで工具に
圧力をかけつづけられるので、正確な位置決めが可能となる。この特徴は特に、
取り付金具を木材か防熱剤の層で覆われた材料に打ち込む時に有効である。
その他の本発明の目的、効果、及び本発明の詳細な内容は、以下の詳細な実施
例と図面に示される。
図面の簡単な説明
本発明の目的及び特徴は新規なものであり、添付の請求の範囲によって明らか
にされる。本発明の構成と作用は、以下の実施例と図面により明らかにされる。
図1は本発明に係る工具の縦断面図である。
図2は薬包が装着され、点火直前の工具の縦断面図である。
図3は点火後のピストンが伸びた位置にある状態を示す工具の縦断面図であり
、である。
図4はボ−ルによってロックする安全装置が付いた第2実施例に係る工具の縦
断面図である。
図5は静止状態の第3実施例に係る工具の縦断面図である。
図6は薬包が装着された、点火直前の、点火の第1ステップを示している第3
実施例に係る工具の縦断面図である。
図7aは点火の第2ステップを示す第3実施例の縦断面図である。
図7bは点火直前の第2ステップにおける点火機構の縦断面図である。
図8aは点火の第3ステップを示す第3実施例の縦断面図である。
図8bは点火直後の第3ステップにおける点火機構の縦断面図である。
実施例の詳細な説明
以下に当業者が本発明を製造し使用できるように最良の実施の様態を述べる。
もっとも本発明の一般的な原理が詳しく述べられているので、様々な変形した実
施例が考えられることはいうまでもない。
図1に本実施例に係る、取り付金具打ち込み用の衝撃作動工具10を示す。工
具10は円柱状であり、火薬の力によってピストン20を作動させて、プレキャ
スト材料、コンクリ−ト、木材、セメントを被覆した金属板、銅板などのような
硬い打込み対象の基板へ取り付金具を打ち込む。工具10は長い棒状の持ち手5
0を備える。長い棒状の持ち手50は爆薬に点火するためのための
摺動可能なラムとして働くとともに、操作者が頭上に取り付金具を打ち込めるよ
うに天井へ本体をとどかせるようにする働きもある。この持ち手により操作者は
、頭上2−10フィ−トにあって手が届かないような目的基板へ工具を到達させ
ることができる。作業によって被作業面までの距離は異なるので、持ち手50は
異なる固定長さを有するものに変えてもよいし、伸縮自在であってもよい。取り
付金具30(図2)はこの技術分野において公知のものを用いることができる。
このような取り付金具は一般的にはヘッド30a、本体或は軸部30bを備えて
いる。また、しばしば、軸部30bの周囲にはプラスチック製の縦溝の入った心
出し部材30cが設けられている。またよく、角度クリップ29を対象部材に取
り付けることが要求されることがある。そのような場合、クリップ29は取り付
金具30の突き出ている端部に単に摩擦で係合している。図2、3、6、7a、
8aにこのことが示されている。
衝撃作動工具は全長に渡って孔を設けてあるハウジング12を有する。工具1
0は点火方向を前端とし、その反対を後端とする。
孔の前部に沿って管状の軸さや14が設けられている。円柱状の銃身16は、
中心に全長に渡って伸びる孔を有し、軸さや14の前端側の内に備えられる。銃
身16は点火方向を前端とし、その反対面を後端もしくは銃尾18とする。銃身
16の前端側における孔はピストン20を受け入れられる大きさになっている。
ハウジング12内の銃尾18側には点火室22が形成されている。この部分で銃
身16の孔は点火ピン26によって爆裂する薬きょうもしくは爆裂させられる薬
包24を受け入れるように形成されている。点火室22は銃身の内部と連通して
おり、薬包24が爆裂する時、孔内部の取り付金具30が銃口から打ち込まれる
よう
になっている。
銃身16は軸さや14内で自由に軸方向で前後に摺動できるように装着されて
いる。溝31は銃身16の外側に形成されている。ネジ32はハウジング12と
軸さや14を貫通していて、溝31とかみ合いハウジングに対する相対的な銃身
16の縦方向運動を一定範囲に制限する。押圧手段25は銃身16を点火方向に
押し動かす。この銃身への押圧は、別の薬包24を点火場所に送ることができる
ように銃身16を移動させる機能を果たす。この銃身への押圧は、工具の暴発を
防ぐ安全上の役割も果たす。つまり、銃身16が銃尾18側の薬包24に向かっ
て軸方向に動かされない限り工具10は発射できないからである。この銃身の移
動は通常、工具が天井に対して衝突する時に起こる。
図1と2はピストン20は休止位置におさまっている状態を示している。ピス
トン20は「自由に浮いている」ピストンである。即ち、銃身の孔内にはピスト
ン20のガイドとなる隙間があるが、ピストンを摩擦で密閉するためのリングを
隙間内に設けてはいない。ピストン20の後部の室は実質的に密閉状態であると
いう観点から、工具10にシ−リングのためのピストンリングを設けることは不
必要であることがわかっている。これにより、製造とメンテナンスのためのコス
トを下げることができる。ピストン20は銃身16の内部で軸方向に動くように
設けられている。なおバネ21のような押圧手段をピストン20と組み合わせて
、工具10の点火後に、図1で示される位置にピストンを引き戻すようにしてお
くことが望ましい。
銃身16内に形成された複数のポ−ト13は燃焼ガスを膨張させる室を形成す
る。ポ−ト13は銃身16を完通する穴であるが、軸さや14によって外側の端
は閉じられており、結果として閉鎖
した膨張室を形成している。この膨張はガスの音響エネルギ−を低下させること
によって、薬包24によって生じる騒音を小さくするのに役だつ。ポ−ト13の
大きさと位置は銃身16の閉じた孔と膨張室とを「調和」させるように選択され
るので、音波の反響は相殺されやすくなり、更に工具10が発する騒音を減らす
こととなる。第一の、或は最も後のポ−トの位置は、取り付金具30が突出部材
34によって適切に保持されている時、取り付金具30が完全に対象部材に打ち
込まれるまで、高圧ガスが膨張できないような位置である。詳しく言うと、標準
の1−1/4インチの取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれた時、第1のポ
−トは銃身内のピストン20の後部に隣接する位置にある。推進力となる膨張ガ
スは逃げ場がなく、その結果取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれるまで、
取り付金具にかかる打ち込み力は低下しないので打ち込み力が改善される。軸さ
や14と銃身16は相対的に動けるように緩く接っし合っているので使用された
燃焼ガスは極微量、両者の間から逃げて行く。しかし、銃身16が図1で示され
た静止状態にもどった後に、大部分のガスは銃尾18を通って出て行く。
突出部材34は全長と貫通する孔が設けられ、銃身16の前面部にネジ止めの
ように取り外し可能な状態で装着されている。突出部材34は銃口28となる点
火方向が前端になっており、その反対方向が後端になる。この後端は、銃身16
と合わさるようにねじを形成することが望ましい(図示せず)。突出部材34の
後部の孔は、銃身16の延長部17の外周面にはめ合わさる大きさになっている
。突出部材34の銃口28側の孔は、天井等の被作業面に打ち込まれ固定される
取り付金具30を受け入れるような大きさになっている。図1、2を比較すれば
分かるように、突出
部材34の外径は、軸さや14内で摺動可能に受け入れられるような大きさであ
る。突出部材34の長さは取り付金具30の長さに合わせられており、様々な長
さの取り付金具に対応できるように長さの異なる複数の突出部材を交替できるよ
うにすることもできる。突出部材34は、特定の取り付金具30の大きさに適切
に合わせてあり、点火前と点火時点で銃尾、ピストン、取り付金具が完全に接触
するようになる。取り付金具30の後部とピストン20の先端は密着状態が望ま
しい。もっとも工具10が静止状態の時、製造誤差における変動や操作者による
取り付金具の不適切な取り付けのために極わずかな無視できる隙間が生じること
はありうる。
点火ピン26は、銃身後部のガイド48を有するハウジングの孔の後端側内に
備えられている。点火ピン26は、所定の長さをしており、ねじを切った軸部4
0、円錐状の点先端部42、押圧バネ46の係合する凸部となるフランジ44を
有している。点火ピン26は、銃身後部のガイド48の貫入口から挿入される。
点火ピン26は、ハウジング12に対して相対的に限られた長さだけ軸方向に摺
動できるように備えつけられる。点火ピン26の突出部49を囲む第2押圧バネ
47は、点火ピン26をハウジング12の後端方向へ押し動かす働きをする。こ
の押圧は、工具が暴発することを防ぐ安全装置として機能する。つまり、持ち手
50とこの点火ピン26が、銃尾18の薬包24に向かって軸方向に動かされな
ければ工具は発射することができないからである。通常、持ち手50と点火ピン
26が十分に動くのは工具が天井に衝突した時である。保持リング27は点火ピ
ンを保持するために工具ハウジングの後部へねじ付けられる。点火ピン26のね
じを切ってある軸部はリング27の中を通って、工具の後端から外部
へ突出している。
工具には延長用の持ち手50が含まれる。持ち手50は軸方向に伸びる管体で
あり、操作者がその一端を握るようになっている。持ち手50の反対側の端部は
点火ピン26の軸部40にねじ付けられる。このようにして持ち手50は、薬包
24内の爆裂火薬を点火させるための摺動可能なラムとして働く。後述するよう
に、持ち手50が工具の内側に押されると薬包24が点火してピストン20を押
し出し、取り付金具30が銃口28から被作業面へ打ち込まれる。
本工具は、工業規格にのっとった、連射式の弾倉片70を用いてピストン20
を銃身16の銃口28側へ押し出して、取り付金具30を対象たる基板へ打ち込
む。使い捨ての弾倉片70は、プラスチックのような弾力のある物質でできてい
るのが望ましく、薬包を受け入れるくぼみとなる複数の環状突起74を備えてい
る。薬包24は弾倉内のくぼみの中にあり、前端が銃身16の方向へ突きでてお
り、連続点火のために順次銃身16の中におさまっていくようになっている。典
型的なものでは、プラスチック片中の10個の薬包が、最初のものが点火室22
に入るまで手動で弾倉溝72へ送られる。銃身16の運動と方向に対して直角に
伸びる弾倉溝72が、ハウジングにより固定されている。手動により操作する送
りレバ−80はハウジング12に回動可能に備えられており、移動距離を制御し
ている支点バネ81を圧縮するようになっている。バネはレバ−80を手で押す
ことにより縮み、手を離すとレバ−80は元の位置へ戻る。
送りレバ−80は屈曲片82を有する。屈曲片82は、複式の弾倉片70のの
こ歯状切り欠とかみ合い新しい薬包24を所定場所へ納めて、銃尾18と係合さ
せ、同時に使用済の薬包を点火室
22から取り除く。
弾倉片70は、薬包を保持するための穴を有するプラスチック製の帯状体であ
り、銃尾18に接している。環状突起74は前端側で各薬包24を取り囲んでい
る。帯状体の基板部は、銃尾18と密閉状態で係合するようになっている。弾倉
のプラスチック製の帯状体は、点火室22を密閉するのに必要な壁部分を形成し
、薬包24の爆裂時及びピストン20の最初の移動中のガスのシ−ルとなる。
図2に端的に示されているように、操作中に、取り付金具30は銃身16の突
出部材34の中に配置される。取り付金具30のヘッド30aは、孔の内周を全
周にわたって密閉していることが望ましい。挿入時、ピストン20が引き込んだ
位置へ偏っていれば、取り付金具30はピストン20の先端と接触するように銃
口28の孔の中へ配置される。もしピストン20が引き込んた位置に偏ってなけ
れば、取り付金具30のヘッド30aはピストン20をとらえて引き込んだ位置
へ押しもどし、銃身後部の銃尾18の孔をふさぐ。この一つの工程によって、先
行技術で必要だった多くの配置のための工程を省略することができる。通常、取
り付金具30が完全に挿入されると、取り付金具30の軸部分30bの先端は銃
口28の端から外へ向かって突出する。引き込んだ位置では、取り付金具30、
ピストン20、そして銃身16の後部はそれぞれの間に空間或は隙間を有するこ
となく直接接触することとなる。ここで、手動で薬包24を点火位置に送ること
によって、点火準備が完了する。
図2のように、操作者が持ち手をもって、突出部材34が押し返されるくら
い強い力をこめて突出部材34から突き出ている取り付金具30をかたい天井材
へ押すと、本工具は点火される。
突出部材34が押し返されると、銃身16は同様に後方へ押し動かされ、銃身1
6後部の銃尾18は薬包24の上に係合する。この時弾倉片70は銃身16の後
端と、ハウジング12とガイド48に嵌合している銃尾ブロック52との間で密
閉状態となる。銃尾ブロック52には、点火ピン26の先端部42を受け入れる
ための円錐形の穴がある。このように、薬包24の燃焼ガスは銃身16の孔以外
に逃げ場所がない。これと同時に、持ち手50が銃口側へ向って押され続け、点
火ピン26が薬包24の後部と接触することになる。その結果、点火ピン26の
円錐状の先端42は薬包24が爆裂するのに十分な力で薬包24に押し付けらる
。爆裂の瞬間、全ての可動な要素は互いに直接線的に接触しており、工具の全運
動量は点火方向へ向かう。そして十分に強固な接触状態でとり囲む構造としてい
るので、薬包の爆裂の際の騒音が緩和される。図3に示すように、爆破薬包の力
によって,ピストン20は急激に前方に動き、突出部材34に配置された取り付
金具30を対象となる基板に打ち込む。取り付け金具の打ち込みの運動は、作業
者の対象部材に対する衝撃動作と相まって、薬包24、ピストン20、取り付金
具30を同時に衝撃方向へ向かわせることができる。工具の全ての要素が互いに
直接直線的に接触しているので、薬包24の全爆発力は取り付金具30を受け入
れ基板へ打ち込むことに使われる。このように、本発明は先行技術に比べて、す
ぐれた打ち込み力を得ることができる。
一旦、ピストン20が対象をなる基板に取り付金具30を打ち込むと、銃身の
押圧手段25は銃身16を前方位置に戻す。一方、押圧バネ46、47は点火ピ
ン26を後方位置へ戻す。すると、工具は再び使える状態になり、新しい取り付
金具30を突出部材34へ挿入して、必要ならピストン20を再セットして、手
動で
新しい薬包を点火位置へ送ることで、上記のプロセスが繰り返される。
本発明の第2実施例を図4に示す。本実施例には、銃口28が上方向を向いて
いる時だけ点火ができるようにボ−ルによりロックされる安全装置90が備えら
れている。安全装置90は、ハウジングの後部に備えられている、貫通した孔を
有する部材92を構成要素とする。持ち手50の一端は、安全装置90を通って
突出する点火ピン26の軸部40にねじつけられる。点火ピンの軸部40と連結
すると、持ち手50は、安全装置内で凸部96のついたほぼ縦に広い内部溝94
を形成する。金属ボ−ル98は溝94内を自由に移動でき、工具10が上方向を
向いた時は溝94の後部まで移動し、工具10が下方向を向いた時は溝94の前
部まで移動する。ボ−ル98は凸部96と溝の壁の間にはまるサイズになってお
り、工具が下方向を向いた時、持ち手50の軸方向の動きを防ぐ。これにより工
具が下方向を向いた時は工具の点火を防ぎ、上方向を向いた際は、通常通り取り
付金具30を天井に打ち込む時のように点火できる。
本実施例の工具は暴発事故を防ぐため、三つの安全機構を組み合わせた固有の
安全構造を有している。三つの安全機構は全て、点火前には連携している必要が
ある。つまり、(1)銃身の押圧手段25は、銃口28が移動するように取り付
金具30を作業面に押し付けることにより、銃口28が押圧手段に対して軸方向
に移動するようなものであることを必要とする。(2)表面への衝撃力は、点火
ピン26を軸方向へ移動させて、薬包24を点火するほど強いことを必要とする
。(3)銃口28は上方向を向いてることを必要とする。さもなくば安全ボ−ル
によるロックする安全装置90が発砲を防いでしまう。
本発明の第3実施例を図面5−8に示す。本実施例が第2実施例と違うのは、
銃身16の縦方向運動を一定範囲に制約する制約機構と、点火ピンのための点火
予備動と点火の機構である。なお第2実施例と同じ要素には同じ参照番号が使わ
れている。
工具10のピストン側にはハウジング12、軸さや14、銃身16、突出部材
34、ピストン20を有している。これらは全て上述したように関連し合ってい
る。銃身16にはポ−ト13、銃尾18、溝31が備わっている。バネ23は、
銃身16に前方方向へ押圧して、銃尾18を点火室から移動させる。図1で示さ
れる、先端が溝31の中に位置しているネジ32の代わりに、制約機構はバネ3
5によって溝31内に保持されるくさび33と、プレスばめされたシリンダ−3
7にねじ付けられるネジ36によって構成される。くさび33は工具10の継続
使用によってすり減るので、ネジ36と、バネ35と、すり減ったくさびを取り
除いて新しいくさびを挿入することとによって、簡単に交換できる。
工具10の点火ピン側は、前の実施例と同様にハウジング12、ガイド48、
安全装置90を備えるが、点火機構が異なっている。点火ピン26の後部のフラ
ンジ44を摺動可能に係合させる大きさの内部孔を有する軸さや54の後端に持
ち手50がねじ付けられる。コッキングバネ45は持ち手50の内部の凸部と点
火ピン26の後面との間に位置する。戻りバネ46は銃尾ブロック52と軸さや
54の環状凹部57との間に位置する。軸さや54の内方向フランジ56は点火
ピン26のフランジ44が係合する凸部を提供する。工具10が図5に示される
ような静止状態の時、フランジ44はコッキングバネ45によって押圧されフラ
ンジ56と密着している。操作者が持ち手50の圧力を緩めて戻りバネ46によ
り軸さや54が元の位置に戻ると、フランジ56により
点火ピン26は弾倉片70から引っ込められる(図6参照)。
図7b、8bに端的に示されるように、点火ピン26はJ型動作爪もしくは係
止片62が摺動するための半径方向に切れ込んだ溝60を有する。係止片62は
上から後ろ方向に傾斜するカム面64と、横から前方に位置する面66を有する
。バネ63は係止片62を点火ピン26の縦軸から外側へ向かって、横に押圧す
る。
次に、図面5−8を順次参照しながら点火機構の動作を説明する。
図5は工具10の静止状態を示す。銃身16はバネ23に前方に押圧され、そ
の結果くさび33は溝31の後端と直接接触し、銃尾18は点火室22から離れ
たところにある。コッキングバネ45は軸さや54のフランジ56に対して点火
ピン26のフランジ44を固定する。戻りバネ46は軸さや54を後方に押圧し
、点火ピン26を銃尾ブロック52から離す。バネ63は係止片62を押圧し点
火ピン26の軸から離し、面66は銃尾ブロック52の基部で係止し、点火ピン
が前方へ移動するのを妨げる。工具10は弾倉片70の挿入ができる状態である
。
図6は操作者によって持ち手50を介して最初の圧力がかけられた後の工具1
0を示す。バネ23は銃身16により圧縮され、突出部材34はくさび33によ
って止まるまで後方へ摺動する。銃尾18は薬包24上で点火室22内に入り、
弾倉片70のプラスチック弾倉片と密閉状態になる。
図7aには、点火直前の工具10が示されている。持ち手50は、コッキング
バネ45と戻りバネ46の両方に圧力をかけて、ガイド48内の軸さや54を前
方へ移動させている。この時点まで係止片62の横の面66は、銃尾ブロック5
2の基部と接触しており、点火ピン26が前方へ移動するのを妨げている。やが
て
図7bの点線部分で示されるように、フランジ56の角が係止片62の傾斜面6
4と接触するようになり、実線位置を指す矢印の方向へ係止片62を移動させる
。図7a、7bで示される位置では、係止片62はもはや点火ピン26の動きを
妨げることはない。次の瞬間、コッキングバネ45はたまったエネルギ−を解き
放ち、点火ピン26を急速に前方へ押し出す。
図8a、8bは点火ピンが薬包に衝撃を与えた直後の状態を示す。操作者が持
ち手50に圧力をかけ続けることにより、全ての可動要素は互いに直接接触した
状態に保たれる。軸さや54は戻りバネ46に最大限の圧力をかけており、銃尾
ブロック52は弾倉70としっかりと接触しており、バネ23には十分な圧力が
かかっており、銃尾18は弾倉70と密閉状態を保ち、そして、突出部材34は
取り付金具の打ち込み対象の基板に強く接触している。ここから内部要素のみが
動いたこととなる。つまり、コッキングバネ45は点火ピン26に薬包24の爆
裂のための衝撃力を与え、爆裂ガスはピストン20を強烈に動かし、その結果取
り付金具30が前方へ動く。図8bに銃尾ブロック52の孔内の係比片62と、
薬包24と接する点火ピン26の先端を示す。
ガスが膨張していくに従って、ピストン20は銃口28から突出し、工具10
を基板から離し、ガスはポ−ト13内に充満して、爆裂による騒音は減退する。
そして工具10は基板からはね返る。バネ23は伸びて、銃身16を前方に押し
出し、弾倉70から銃尾18を引き離し、充満したガスを点火室22から大気中
へ逃す。戻りバネ46は軸さや54をもとの位置へ引き込ませ、点火ピン26も
また引き込ませる。そして工具10は再び静止状態に戻る。
新しい取り付金具を挿入して、送りレバ−80を手で動かして次の薬包を点火
室へ送ると、次の点火準備ができる。
以上が本発明に係る工具の動作である。本発明では、周囲を強固に覆う構造で
爆裂ガスを工具内部に閉じこめ爆裂室が内部音波を打ち消すようになっているの
で防音効果に優れる。また先行技術に比べて、本発明は部品数が少なくてすむの
で、組み立てが簡単にでき、製造や保守を単純かつ確実に行うことができる。
以上の実施例で発明は明確に開示されたが、本発明の範囲内で様々な変形例が
作られ得る。また実施例と図面は技術内容を明らかにするためのものであって、
限定して解釈されるのではないことは言うまでもない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1995年12月1日
【補正内容】
明細書
取り付金具打ち込み用圧縮作動工具
本出願は1993年5月出願、米国特許番号08/147、935の継続であ
る。
発明の背景
1.発明の分野
本発明は、取り付金具を天井等の被作業面に打ち込むための衝撃作動工具に関
し、特に、比較的静かに、安全に、そして故障のないように作動する、軽量の衝
撃作動工具に関する。
2.従来技術の説明
過去数年間において、様々な種類の取り付金具を打ち込むための爆裂作動工具
が発達してきた。そのような工具の例が米国特許番号3407982号、366
5583号、3805472号、4655380号とこれらのなかで引用されて
いる特許に開示されている。これらの工具の多くは一様に、点火室で仕切られた
、軸方向に並んで伸びる第1孔と第2孔を含むハウジングを構成要素としている
。そして前記第1孔内には軸方向に伸びる貫通した孔を有する銃身が摺動可能に
設けられている。銃身は一端に銃尾を有し、他端に取り付金具を受け入れるため
の銃口を有する。また、銃身の内壁を貫通する複数のポ−トが、前記銃尾と銃口
の間に設けられている。銃身内の孔には、ピストンが摺動可能に設けられている
。さらに爆破薬包を点火室の点火位置へ送る機構が備えられる。ハウジングの第
2孔内には点火ピンが設けられている。
しかしこれらの従来の爆裂作動の打ち込み工具には様々な問題点がある。まず
一般的に爆裂作動の打ち込み工具はかなり複雑な構造をしており、製造コストが
かかる。加えて、燃焼室のガス抜き機構の配置のために、かなり大きな騒音がす
るという問題点がある。更に、ピストル式の打ち込み工具は重たくて扱いにくく
、引き金構造になっているので、取り付金具を天井に打ち込むために棒状体に装
着して使用することは簡単ではない。
発明の目的と概要
本発明の第1の目的は、取り付金具を天井等の被作業曲へ打ち込むための、ピ
ストル式引き金機構を持たない衝撃作動工具を提供することである。第2の目的
は、耐久性がよく軽くコンパクトで扱いやすい衝撃作動工具を提供することであ
る。第3の目的は、操作中も静かで、しかも先行技術よりも打ち込み力が強い衝
撃作動工具を提供することである。
本発明に係る工具は作動の瞬間、工具の全要素が互いに直接接触しており、工
具全体の運動量は取り付金具を打ち込みたい方向へ向くので、打ち込み力が向上
するという優れた効果を奏する。工具の要素が直接接触している結果、薬包の全
爆裂力は実質的に、取り付金具を対象となる基板へ打ち込むために使われる。こ
のように、汎用性のために打ち込み力を失っている先行技術よりも優れた打ち込
み力を得ることができる。例えば、先行技術の多くは多目的工具として設計され
、工具は2.54−7.62センチメ−トル(1−3インチ)の長さの取り付金
具に適応できうるように幾つかの要素の間には隙間が存在する。その結果、爆裂
ガスが隙間の領域内で膨張せねばならず、要素を打ち込む時の圧縮力が隙間の長
さを通る間に浪費されるので、先行技術の工具は打ち
込み力が低下していた。本発明において、爆裂ガスはピストンを押し出すこと以
外には、逃げたり膨張したりすることはできない。
本発明のもう一つの優れた点は、銃身内のポ−トを選択的に配置することで打
ち込み力が向上することである。例えば、標準の3.2センチメ−トル(1−1
/4インチ)の取り付金具では、取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれた後
初めて高速ガスが選択的に配置されたポ−トの中へ充満する。このように、推進
力となる充満ガスの逃げ口がなく、取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれる
まで取り付金具に加えられる打ち込み力の低下はないので、打ち込み力が向上す
ることとなる。
上記のように、先行技術においてはしばしば、異なる長さの取り付金具を異な
る薬包で異なる材料に突き通すために、打ち込み力を汎用性と引き換えにしてい
た。その結果これらの先行技術の装置は打ち込み力が低下していた。つまり、ピ
ストン後部が穿たれた穴を通過するとすぐに爆裂ガスは逃げるので、その結果取
り付金具の打ち込み力が低下していたのである。本発明においては、爆裂ガスは
ピストンを押し出さずに銃身の孔逃けることはできない。
本実施例においては、更にハウジングの後部に安全装置が装備されている。こ
の装置は内部に凸部を有する縦に広い内部溝内に配置されたボ−ルを構成要素と
している。このボ−ルは、工具の銃口が下方向を向いている時持ち手の軸方向の
運動を防ぐように、凸部と溝の壁との間にはまる大きさに形成される。
本発明の追加の実施例では、取り付金具の極めて正確な位置決めを行うことが
できる。即ち作業者が所望の場所に取り付金具を配置して、点火するまで工具に
圧力をかけつづけられるのて、正
確な位置決めが可能となる。この特徴は特に、取り付金具を木材か防熱剤の層で
覆われた材料に打ち込む時に有効である。
その他の本発明の目的、効果、及び本発明の詳細な内容は、以下の詳細な実施
例と図面に示される。
図面の簡単な説明
本発明の目的及び特徴は新規なものであり、添付の請求の範囲によって明らか
にされる。本発明の構成と作用は、以下の実施例と図面により明らかにされる。
図1は本発明に係る工具の縦断面図である。
図2は薬包が装着され、点火直前の工具の縦断面図である。
図3は点火後のピストンが伸びた位置にある状態を示す工具の縦断面図であり
、である。
図4はボ−ルによってロックする安全装置が付いた第2実施例に係る工具の縦
断面図である。
図5は静止状態の第3実施例に係る工具の縦断面図である。
図6は薬包が装着された、点火直前の、点火の第1ステップを示している第3
実施例に係る工具の縦断面図である。
図7aは点火の第2ステップを示す第3実施例の縦断面図である。
図7bは点火直前の第2ステップにおける点火機構の縦断面図である。
図8aは点火の第3ステップを示す第3実施例の縦断面図である。
図8bは点火直後の第3ステップにおける点火機構の縦断面図である。
実施例の詳細な説明
以下に当業者が本発明を製造し使用できるように最良の実施の様態を述べる。
もっとも本発明の一般的な原理が詳しく述べられているので、様々な変形した実
施例が考えられることはいうまでもない。
図1に本実施例に係る、取り付金具打ち込み用の衝撃作動工具10を示す。工
具10は円柱状であり、火薬の力によってピストン20を作動させて、プレキャ
スト材料、コンクリ−ト、木材、セメントを被覆した金属板、銅板などのような
硬い打込み対象の基板へ取り付金具を打ち込む。工具10は長い棒状の持ち手5
0を備える。長い棒状の持ち手50は爆薬に点火するためのための摺動可能なラ
ムとして働くとともに、操作者が頭上に取り付金具を打ち込めるように天井へ本
体をとどかせるようにする働きもある。この持ち手により操作者は、頭上0.6
−3メ−トル(2−10フィ−ト)にあって手が届かないような目的基板へ工具
を到達させることができる。作業によって被作業面までの距離は異なるので、持
ち手50は異なる固定長さを有するものに変えてもよいし、伸縮自在であっても
よい。取り付金具30(図2)はこの技術分野において公知のものを用いること
ができる。このような取り付金具は一般的にはヘッド30a、本体或は軸部30
bを備えている。また、しばしば、軸部30bの周囲にはプラスチック製の縦溝
の入った心出し部材30cが設けられている。またよく、角度クリップ29を対
象部材に取り付けることが要求されることがある。そのような場合、クリップ2
9は取り付金具30の突き出ている端部に単に摩擦で係合している。図2、3、
6、7a、8aにこのことが示されている。
衝撃作動工具は全長に渡って孔を設けてあるハウジング12を
有する。工具10は点火方向を前端とし、その反対を後端とする。
孔の前部に沿って管状の軸さや14が設けられている。円柱状の銃身16は、
中心に全長に渡って伸びる孔を有し、軸さや14の前端側の内に備えられる。銃
身16は点火方向を前端とし、その反対面を後端もしくは銃尾18とする。銃身
16の前端側における孔はピストン20を受け入れられる大きさになっている。
ハウジング12内の銃尾18側には点火室22が形成されている。この部分で銃
身16の孔は点火ピン26によって爆裂する薬きょうもしくは爆裂させられる薬
包24を受け入れるように形成されている。点火室22は銃身の内部と連通して
おり、薬包24が爆裂する時、孔内部の取り付金具30が銃口から打ち込まれる
ようになっている。
銃身16は軸さや14内で自由に軸方向で前後に摺動できるように装着されて
いる。溝31は銃身16の外側に形成されている。ネジ32はハウジング12と
軸さや14を貫通していて、溝31とかみ合いハウジングに対する相対的な銃身
16の縦方向運動を一定範囲に制限する。押圧手段25は銃身16を点火方向に
押し動かす。この銃身への押圧は、別の薬包24を点火場所に送ることができる
ように銃身16を移動させる機能を果たす。この銃身への押圧は、工具の暴発を
防ぐ安全上の役割も果たす。つまり、銃身16が銃尾18側の薬包24に向かっ
て軸方向に動かされない限り工具10は発射できないからである。この銃身の移
動は通常、工具が天井に対して衝突する時に起こる。
図1と2はピストン20は休止位置におさまっている状態を示している。ピス
トン20は「自由に浮いている」ピストンである。即ち、銃身の孔内にはピスト
ン20のガイドとなる隙間があるが、ピストンを摩擦で密閉するためのリングを
隙間内に設けてはいな
い。ピストン20の後部の室は実質的に密閉状態であるという観点から、工具1
0にシ−リングのためのピストンリングを設けることは不必要であることがわか
っている。これにより、製造とメンテナンスのためのコストを下けることがてき
る。ピストン20は銃身16の内部で軸方向に動くように設けられている。なお
バネ21のような押圧手段をピストン20と組み合わせて、工具10の点火後に
、図1で示される位置にピストンを引き戻すようにしておくことが望ましい。
銃身16内に形成された複数のポ−ト13は燃焼ガスを膨張させる室を形成す
る。ポ−ト13は銃身16を完通する穴であるが、軸さや14によって外側の端
は閉じられており、結果として閉鎖した膨張室を形成している。この膨張はガス
の音響エネルギ−を低下させることによって、薬包24によって生じる騒音を小
さくするのに役だつ。ポ−ト13の大きさと位置は銃身16の閉じた孔と膨張室
とを「調和」させるように選択されるので、音波の反響は相殺されやすくなり、
更に工具10が発する騒音を減らすこととなる。第一の、或は最も後のポ−トの
位置は、取り付金具30が突出部材34によって適切に保持されている時、取り
付金具30が完全に対象部材に打ち込まれるまで、高圧ガスが膨張できないよう
な位置である。詳しく言うと、標準の3.2センチメ−トル(1−1/4インチ
)の取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれた時、第1のポ−トは銃身内のピ
ストン20の後部に隣接する位置にある。推進力となる膨張ガスは逃げ場がなく
、その結果取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれるまで、取り付金具にかか
る打ち込み力は低下しないので打ち込み力が改善される。軸さや14と銃身16
は相対的に動けるように緩く接っし合っているので使用された燃焼ガスは極微量
、薬包の爆裂で生じ
る内部圧力で、両者間の環状の隙間へ逃げて行く。しかし、銃身16が図1で示
された静止状態にもどった後に、大部分のガスは銃尾18を通って出て行く。「
環状の隙間」は通路ではなく、単に銃身16が銃尾14内を軸方向に自由に摺動
するために必要な、最低限の機構上の隙間である。燃焼ガスを銃身16の孔から
逃がしてハウジング12か軸さや14を通して大気中へ排出することを目的とし
て設けられた経路はハウジング12及び軸さや14には存在しない。
突出部材34は全長と貫通する孔が設けられ、銃身16の前面部にネジ止めの
ように取り外し可能な状態で装着されている。突出部材34は銃口28となる点
火方向が前端になっており、その反対方向が後端になる。この後端は、銃身16
と合わさるようにねじを形成することが望ましい(図示せず)。突出部材34の
後部の孔は、銃身16の延長部17の外周面にはめ合わさる大きさになっている
。突出部材34の銃口28側の孔は、天井等の被作業面に打ち込まれ固定される
取り付金具30を受け入れるような大きさになっている。図1、2を比較すれば
分かるように、突出部材34の外径は、軸さや14内で摺動可能に受け入れられ
るような大きさである。突出部材34の長さは取り付金具30の長さに合わせら
れており、様々な長さの取り付金具に対応できるように長さの異なる複数の突出
部材を交替できるようにすることもできる。突出部材34は、特定の取り付金具
30の大きさに適切に合わせてあり、点火前と点火時点で銃尾、ピストン、取り
付金具が完全に接触するようになる。取り付金具30の後部とピストン20の先
端は密着状態が望ましい。もっとも工具10が静止状態の時、製造誤差における
変動や操作者による取り付金具の不適切な取り付けのために極わずかな無視でき
る隙間が生じることはあ
りうる。
点火ピン26は、銃身後部のガイド48を有するハウジングの孔の後端側内に
備えられている。点火ピン26は、所定の長さをしており、ねじを切った軸部4
0、円錐状の点先端部42、押圧バネ46の係合する凸部となるフランジ44を
有している。点火ピン26は、銃身後部のガイド48の貫入口から挿入される。
点火ピン26は、ハウジング12に対して相対的に限られた長さだけ軸方向に摺
動できるように備えつけられる。点火ピン26の突出部49を囲む第2押圧バネ
47は、点火ピン26をハウジング12の後端方向へ押し動かす働きをする。こ
の押圧は、工具が暴発することを防ぐ安全装置として機能する。つまり、持ち手
50とこの点火ピン26が、銃尾18の薬包24に向かって軸方向に動かされな
ければ工具は発射することができないからである。通常、持ち手50と点火ピン
26が十分に動くのは工具が天井に衝突した時である。保持リング27は点火ピ
ンを保持するために工具ハウジングの後部へねじ付けられる。点火ピン26のね
じを切ってある軸部はリング27の中を通って、工具の後端から外部へ突出して
いる。
工具には延長用の持ち手50が含まれる。持ち手50は軸方向に伸びる管体で
あり、操作者がその一端を握るようになっている。持ち手50の反対側の端部は
点火ピン26の軸部40にねじ付けられる。このようにして持ち手50は、薬包
24内の爆裂火薬を点火させるための摺動可能なラムとして働く。後述するよう
に、持ち手50が工具の内側に押されると薬包24が点火してピストン20を押
し出し、取り付金具30が銃口28から被作業面へ打ち込まれる。
本工具は、工業規格にのっとった、連射式の弾倉片70を用い
てピストン20を銃身16の銃口28側へ押し出して、取り付金具30を対象た
る基板へ打ち込む。使い捨ての弾倉片70は、プラスチックのような弾力のある
物質でできているのが望ましく薬包を受け入れるくぼみとなる複数の環状突起7
4を備えている。薬包24は弾倉内のくぼみの中にあり、前端か銃身16の方向
へ突きでており、連続点火のために順次銃身16の中におさまっていくようにな
っている。典型的なものでは、プラスチック片中の10個の薬包が、最初のもの
が点火室22に入るまで手動で弾倉溝72へ送られる。銃身16の運動と方向に
対して直角に伸びる弾倉溝72が、ハウジングにより固定されている。手動によ
り操作する送りレバ−80はハウジング12に回動可能に備えられており、移動
距離を制御している支点バネ81を圧縮するようになっている。バネはレバ−8
0を手で押すことにより縮み、手を離すとレバ−80は元の位置へ戻る。
送りレバ−80は屈曲片82を有する。屈曲片82は、複式の弾倉片70のの
こ歯状切り欠とかみ合い新しい薬包24を所定場所へ納めて、銃尾18と係合さ
せ、同時に使用済の薬包を点火室22から取り除く。
弾倉片70は、薬包を保持するための穴を有するプラスチック製の帯状体であ
り、銃尾18に接している。環状突起74は前端側で各薬包24を取り囲んでい
る。帯状体の基板部は、銃尾18と密閉状態で係合するようになっている。弾倉
のプラスチック製の帯状体は、点火室22を密閉するのに必要な壁部分を形成し
、薬包24の爆裂時及びピストン20の最初の移動中のガスのシ−ルとなる。
図2に端的に示されているように、操作中に、取り付金具30は銃身16の突
出部材34の中に配置される。取り付金具30の
ヘッド30aは、孔の内周を全周にわたって密閉していることが望ましい。挿入
時、ピストン20が引き込んだ位置へ偏っていれば、取り付金具30はピストン
20の先端と接触するように銃口28の孔の中へ配置される。もしピストン20
か引き込んた位置に偏ってなければ、取り付金具30のヘッド30aはピストン
20をとらえて引き込んだ位置へ押しもどし、銃身後部の銃尾18の孔をふさぐ
。この一つの工程によって、先行技術で必要だった多くの配置のための工程を省
略することができる。通常、取り付金具30が完全に挿入されると、取り付金具
30の軸部分30bの先端は銃口28の端から外へ向かって突出する。引き込ん
だ位置では、取り付金具30、ピストン20、そして銃身16の後部はそれぞれ
の間に空間或は隙間を有することなく直接接触することとなる。ここで、手動で
薬包24を点火位置に送ることによって、点火準備が完了する。
図2のように、操作者が持ち手をもって、突出部材34が押し返されるくらい
強い力をこめて突出部材34から突き出ている取り付金具30をかたい天井材へ
押すと、本工具は点火される。突出部材34が押し返されると、銃身16は同様
に後方へ押し動かされ、銃身16後部の銃尾18は薬包24の上に係合する。こ
の時弾倉片70は銃身16の後端と、ハウジング12とガイド48に嵌合してい
る銃尾ブロック52との間で密閉状態となる。銃尾ブロック52には、点火ピン
26の先端部42を受け入れるための円錐形の穴がある。このように、薬包24
の燃焼ガスは銃身16の孔以外に逃げ場所がない。これと同時に、持ち手50が
銃口側へ向って押され続け、点火ピン26が薬包24の後部と接触することにな
る。その結果、点火ピン26の円錐状の先端42は薬包24が爆裂するのに十分
な力で薬包24に押し付けらる。爆
裂の瞬間、全ての可動な要素は互いに直接線的に接触しており、工具の全運動量
は点火方向へ向かう。そして十分に強固な接触状態でとり囲む構造としているの
で、薬包の爆裂の際の騒音が緩和される。図3に示すように、爆破薬包の力によ
って,ピストン20は急激に前方に動き、突出部材34に配置された取り付金具
30を対象となる基板に打ち込む。取り付け金具の打ち込みの運動は、作業者の
対象部材に対する衝撃動作と相まって、薬包24、ピストン20、取り付金具3
0を同時に衝撃方向へ向かわせることができる。工具の全ての要素が互いに直接
直線的に接触しているので、薬包24の全爆発力は取り付金具30を受け入れ基
板へ打ち込むことに使われる。このように、本発明は先行技術に比べて、すぐれ
た打ち込み力を得ることかできる。
一旦、ピストン20が対象となる基板に取り付金具30を打ち込むと、銃身の
押圧手段25は銃身16を前方位置へ戻して銃尾18を薬包24から離し、使用
済み燃焼ガスを薬包24の周辺から弾倉溝72を通して大気中に逃す。同時に、
押圧バネ46、47は点火ピン26を後方位置へ戻す。すると、工具は再び使え
る状態になり、新しい取り付金具30を突出部材34へ挿入して、必要ならピス
トン20を再セットして、手動で新しい薬包を点火位置へ送ることで、上記のプ
ロセスが繰り返される。
本発明の第2実施例を図4に示す。本実施例には、銃口28が上方向を向いて
いる時だけ点火ができるようにボ−ルによりロックされる安全装置90が備えら
れている。安全装置90は、ハウジングの後部に備えられている、貫通した孔を
有する部材92を構成要素とする。持ち手50の一端は、安全装置90を通って
突出する点火ピン26の軸部40にねじつけられる。点火ピンの軸部40と連結
すると、持ち手50は、安全装置内で凸部96のつ
いたほぼ縦に広い内部溝94を形成する。金属ボ−ル98は溝94内を自由に移
動でき、工具10が上方向を向いた時は溝94の後部まで移動し、工具10が下
方向を向いた時は溝94の前部まて移動する。ボ−ル98は凸部96と溝の壁の
間にはまるサイズになっており、工具が下方向を向いた時、持ち手50の軸方向
の動きを防ぐ。これにより工具が下方向を向いた時は工具の点火を防ぎ、上方向
を向いた際は、通常通り取り付金具30を天井に打ち込む時のように点火できる
。
本実施例の工具は暴発事故を防ぐため、三つの安全機構を組み合わせた固有の
安全構造を有している。三つの安全機構は全て、点火前には連携している必要が
ある。つまり、(1)銃身の押圧手段25は、銃口28が移動するように取り付
金具30を作業面に押し付けることにより、銃口28が押圧手段に対して軸方向
に移動するようなものであることを必要とする。(2)表面への衝撃力は、点火
ピン26を軸方向へ移動させて、薬包24を点火するほど強いことを必要とする
。(3)銃口28は上方向を向いてることを必要とする。さもなくば安全ボ−ル
によるロックする安全装置90が発砲を防いでしまう。
本発明の第3実施例を図面5−8に示す。本実施例が第2実施例と違うのは
、銃身16の縦方向運動を一定範囲に制約する制約機構と、点火ピンのための点
火予備動と点火の機構である。なお第2実施例と同じ要素には同じ参照番号が使
われている。
工具10のピストン側にはハウジング12、軸さや14、銃身16、突出部材
34、ピストン20を有している。これらは全て上述したように関連し合ってい
る。銃身16にはポ−ト13、銃尾18、溝31が備わっている。バネ23は、
銃身16に前方方向へ押圧して、銃尾18を点火室から移動させる。図1で示さ
れ
る、先端が溝31の中に位置しているネジ32の代わりに、制約機構はバネ35
によって溝31内に保持されるくさび33と、プレスばめされたシリンダ−37
にねじ付けられるネジ36によって構成される。くさび33は工具10の継続使
用によってすり減るので、ネジ36と、バネ35と、すり減ったくさびを取り除
いて新しいくさびを挿入することとによって、簡単に交換できる。
工具10の点火ピン側は、前の実施例と同様にハウジング12、ガイド48、
安全装置90を備えるが、点火機構が異なっている。点火ピン26の後部のフラ
ンジ44を摺動可能に係合させる大きさの内部孔を有する軸さや54の後端に持
ち手50がねじ付けられる。コッキングバネ45は持ち手50の内部の凸部と点
火ピン26の後面との間に位置する。戻りバネ46は銃尾ブロック52と軸さや
54の環状凹部57との間に位置する。軸さや54の内方向フランジ56は点火
ピン26のフランジ44が係合する凸部を提供する。工具10が図5に示される
ような静止状態の時、フランジ44はコッキングバネ45によって押圧されフラ
ンジ56と密着している。操作者が持ち手50の圧力を緩めて戻りバネ46によ
り軸さや54が元の位置に戻ると、フランジ56により点火ピン26は弾倉片7
0から引っ込められる(図6参照)。
図7b、8bに端的に示されるように、点火ピン26はJ型動作爪もしくは係
止片62が摺動するための半径方向に切れ込んだ溝60を有する。係止片62は
上から後ろ方向に傾斜するカム面64と、横から前方に位置する面66を有する
。バネ63は係止片62を点火ピン26の縦軸から外側へ向かって、横に押圧す
る。
次に、図面5−8を順次参照しながら点火機構の動作を説明する。
図5は工具10の静止状態を示す。銃身16はバネ23に前方
に押圧され、その結果くさび33は溝31の後端と直接接触し、銃尾18は点火
室22から離れたところにある。コッキングバネ45は軸さや54のフランジ5
6に対して点火ピン26のフランジ44を固定する。戻りバネ46は軸さや54
を後方に押圧し、点火ピン26を銃尾ブロック52から離す。バネ63は係止片
62を押圧し点火ピン26の軸から離し、面66は銃尾ブロック52の基部で係
止し、点火ピンが前方へ移動するのを妨げる。工具10は弾倉片70の挿入がで
きる状態である。
図6は操作者によって持ち手50を介して最初の圧力がかけられた後の工具1
0を示す。バネ23は銃身16により圧縮され、突出部材34はくさび33によ
って止まるまで後方へ摺動する。銃尾18は薬包24上で点火室22内に入り、
弾倉片70のプラスチック弾倉片と密閉状態になる。
図7aには、点火直前の工具10が示されている。持ち手50は、コッキング
バネ45と戻りバネ46の両方に圧力をかけて、ガイド48内の軸さや54を前
方へ移動させている。この時点まで係止片62の横の面66は、銃尾ブロック5
2の基部と接触しており、点火ピン26が前方へ移動するのを妨げている。やが
て図7bの点線部分で示されるように、フランジ56の角が係止片62の傾斜面
64と接触するようになり、実線位置を指す矢印の方向へ係止片62を移動させ
る。図7a、7bで示される位置では、係止片62はもはや点火ピン26の動き
を妨げることはない。次の瞬間、コッキングバネ45はたまったエネルギーを解
き放ち、点火ピン26を急速に前方へ押し出す。
図8a、8bは点火ピンが薬包に衝撃を与えた直後の状態を示す。操作者が持
ち手50に圧力をかけ続けることにより、全ての可動要素は互いに直接接触した
状態に保たれる。軸さや54は戻
りバネ46に最大限の圧力をかけており、銃尾ブロック52は弾倉70としっか
りと接触しており、バネ23には十分な圧力がかかっており、銃尾18は弾倉7
0と密閉状態を保ち、そして、突出部材34は取り付金具の打ち込み対象の基板
に強く接触している。ここから内部要素のみが動いたこととなる。つまり、コッ
キングバネ45は点火ピン26に薬包24の爆裂のための衝撃力を与え、爆裂ガ
スはピストン20を強烈に動かし、その結果取り付金具30が前方へ動く。図8
bに銃尾ブロック52の孔内の係止片62と、薬包24と接する点火ピン26の
先端を示す。
ガスが膨張していくに従って、ピストン20は銃口28から突出し、工具10
を基板から離し、ガスはポ−ト13内に充満して、爆裂による騒音は減退する。
そして工具10は基板からはね返る。バネ23は伸びて、銃身16を前方に押し
出し、弾倉70から銃尾18を引き離し、充満したガスを点火室22から大気中
へ逃す。戻りバネ46は軸さや54をもとの位置へ引き込ませ、点火ピン26も
また引き込ませる。そして工具10は再び静止状態に戻る。
新しい取り付金具を挿入して、送りレバ−80を手で動かして次の薬包を点火
室へ送ると、次の点火準備ができる。
以上が本発明に係る工具の動作である。本発明では、周囲を強固に覆う構造で
爆裂ガスを工具内部に閉じこめ爆裂室が内部音波を打ち消すようになっているの
で防音効果に優れる。また先行技術に比べて、本発明は部品数が少なくてすむの
で、組み立てが簡単にでき、製造や保守を単純かつ確実に行うことができる。
以上の実施例で発明は明確に開示されたが、本発明の範囲内で様々な変形例が
作られ得る。また実施例と図面は技術内容を明らかにするためのものであって、
限定して解釈されるのではないことは言うまでもない。。
請求の範囲
1.発射機構が、一端が前記工具の打ち込み方向を向いている、縦方向に伸びる
貫通した孔を有するハウジング(12)と、前記ハウジングの孔の前記一端に取
り付けられる銃尾ブロック(18)と、前記ハウジングの孔内で縦方向に摺動で
きる軸さや(54)と、前記軸さや内で前記銃尾ブロックを通って、縦方向に摺
動できる点火ピン(26)と、前記軸さやを押圧する戻りバネ(46)と、前記
一端側に縦方向に向かって、点火ピンを押圧する前記軸さや内に設けたコッキン
グバネ(45)と、を有する取り付金具を対象部材に打ち込む爆裂作動工具にお
いて、
前記点火ピンが前記一端に面する、前記軸さやの端部に位置することを妨げる
制止手段(27、90)と、
前記ハウジングの孔内で、前記戻りバネとコッキングバネを圧縮して、縦方向
に前記軸さやを動かす持ち手手段(50)と、
前記戻りバネとコッキングバネが圧縮される間、前記銃尾ブロックに向かう前
記点火ピンの動きを妨げる係止手段(62)と、
前記戻りバネとコッキングバネの圧縮の終わりに近いところで、前記係止手段
に接触して前記係止手段が前記点火ピンの動きを妨げることから解放し、前記コ
ッキングバネにより前記点火ピンを強く前記銃尾ブロック内に押し出させる前記
軸さや(56)上に設けられた開放手段と、
を有することを特徴とする爆裂作動工具。
2.前記銃尾ブロック(18)が、部分的に内部を通る孔と、この銃尾ブロック
の孔から銃尾ブロックと貫通して点火室に達する
経路を有し、前記点火ピン(26)が前記経路に入りかつ通るのに適合した形状
を持つ先端部と、前記銃尾ブロックの孔には摺動可能に係合するが、前記経路通
路には係合できない形状のフランジとを有する請求項1記載の爆裂作動工具。
3.前記銃尾ブロック(18)が更に、前記ハウジングの孔の横方向に突出する
凸部を有し、前記係止手段(62)か前記軸さやにより接触を離されるまで、こ
の横方向に突出する凸部と接する横に広がる面を有する請求項2記載の爆裂作動
工具。
4.前記点火ピン(26)が半径方向に切り欠いた溝(60)を有し、前記係止
手段(62)が、この溝内で摺動可能な爪部とこの爪部を前記点火ピンの軸から
外側へ押圧するバネ(63)とを有し、前記爪部は前記溝内へカム機構により入
るように、前記軸さやの端部と係合して前記係止手段の横に広がる面との前記銃
尾ブロックの横方向の凸部との接触を解くカム面(64)を有する請求項3記載
の爆裂作動工具。
5.前記ハウジングの孔、持ち手、軸さや、点火ピン、銃尾ブロックの孔と通路
かすべて同軸上に並べられた請求項2記載の爆裂作動工具。
6.前記点火ピンを前記軸さやの端部に位置することを妨げる制止手段が前記点
火ピン上に設けた半径方向外側に張り出したフランジ(44)と、前記軸さやの
前端側に面する端部に設けられた半径方向内側に張り出したフランジとよりなり
、両フランジが、前記コッキングバネ(45)により対向して接触する凸部を構
成
している請求項1記載の爆裂作動工具。
7.前記ハウジング内で摺動するように備えられた銃身(16)と、
前記銃身内で摺動するように備えられたピストン(20)とを有し、
前記ピストンが工具が発射した後、ピストンに組み合わさってピストンを元の
位置へ戻す押圧手段(45)を有する請求項1記載の爆裂作動工具。
8.複数の穴(13)が前記銃身内に形成されており、この穴が実質的に前記ハ
ウジングにより外側で閉じられることにより,燃焼ガスが膨張できる膨張室を形
成した請求項7記載の爆裂作動工具。
9.更に、工具の銃口が下方向を向いている時、点火ピンの軸方向の動きを妨げ
る安全手段(90)を備える請求項1記載の爆裂作動工具。
10.点火室(22)で仕切られた縦方向に伸びる、工具の前端側の、第1孔と
工具の後端側の第2孔とを有するハウジング(12)と、一端に前記取り付金具
を受け入れるための銃口(28)を有し、他端に前記点火室に隣接する銃尾(1
8)を有する、前記第1孔内に摺動可能に係合する銃身(16)と、前記銃身を
前記点火室から離す押圧手段と、前記銃身の外側表面に設けた溝(31)と、前
記ハウジングを貫通して前記溝に挿入される、前記ハウジング内の溝の動きを制
限する制限手段(32)と、
複数の薬包を保持する弾倉手段(70)と、薬包を順に並べて前記銃身の銃尾に
供給するために前記弾倉手段を保持し、前記点火チャンバへ導き、送り出す送り
手段(72)と、前記第2孔内に設けた点火機構とを有し、この点火機構が、前
記点火室に隣接して前記第2孔に取りつけられた銃尾ブロックと、前記第2孔内
で縦方向に摺動可能に設けた軸さや(54)と、前記軸さや内で前記銃尾ブロッ
クを貫通して、縦方向に摺動可能な点火ピン(26)と、前記軸さや内で前記点
火ピンを前記工具の前方へ向けて縦方向に押圧するコッキングバネ(45)と、
を有する取り付金具を対象部材へ打ち込むための爆裂作動工具において、
前記点火ピンが、前記銃身を前記点火ピンから離すように押圧する制止手段(
25)と、
前記点火ピンを工具の後端方向へ縦方向に押圧する戻りバネ(46)と、
前記第2孔内で前記軸さやを縦方向に動かし、前記戻りバネとコッキングバネ
を圧縮する、前記工具の後端から伸びる持ち手手段(50)と、
前記戻りバネとコッキングバネが圧縮される間、前記点火ピンの前記銃尾ブロ
ックへ向かう動きを妨げる係止手段(62)と、
前記戻りバネとコッキングバネの圧縮の終わりに近いところで、前記係止手段
に接触して前記係止手段が前記点火ピンの動きを妨げることから開放し、前記コ
ッキングバネに前記点火ピンを強く前記銃尾ブロック内に押しださせる、前記軸
さや(56)上に設けられた開放手段と、を有することを特徴とする爆裂作動工
具。
11.前記点火機構が、前記点火室に接するように組み付けらた統尾ブロック(
18)と、
前記点火ピンが前記軸さやの前端側に面する端部に位置することを妨げる制止
手段(44)と、を有する請求項10記載の爆裂作動工具。
12.前記銃尾ブロック(18)が、部分的に内部を通る孔と、この銃尾ブロッ
クの孔から銃尾ブロックと貫通して点火室に達する経路を有し、前記点火ピン(
26)が前記経路に入りかつ通るのに適合した形状を持つ先端部と、前記銃尾ブ
ロックの孔には摺動可能に係合するが、前記経路通路には係合できない形状のフ
ランジとを有する請求項11記載の爆裂作動工具。
13.前記銃尾ブロック(18)が更に、前記ハウジングの孔の横方向に突出す
る凸部を有し、前記係止手段(62)が前記軸さやにより接触を離されるまで、
この横方向に突出する凸部と接する横に広がる面を有する請求項11記載の点火
機構。
14.前記点火ピン(26)が半径方向に切り欠いた溝(60)を有し、前記係
止手段(62)が、この溝内で摺動可能な爪部と、この爪部を前記点火ピンの軸
から外側へ押圧するバネ(63)とを有し、前記爪部は前記溝内へカム機構によ
り入るように、前記軸さやの端部と係合して前記係止手段の横に広がる面との前
記銃尾ブロックの横方向の凸部との接触を解くカム面(64)を有する請求項1
3記載の爆裂作動工具。
15.前記第2孔、持ち手、軸さや、点火ピン、銃尾ブロックの孔と通路がすべ
て同軸上に並べられた請求項12記載の爆裂作動工具。
16.前記制限手段がくさび部(33)を有し、このくさび部がバネ(35)に
よって前記溝(31)内へ押圧され、このくさびとこのくさびを押圧するバネは
ネジ(36)によって前記ハウジングに設けられた穴内へ封入される、請求項1
1記載の爆裂作動工具。
17.前記点火ピンを前記軸さやの端部に位置することを妨げる制止手段が前記
点火ピン上に設けた半径方向外側に張り出したフランジ(44)と、前記軸さや
の前端側に面する端部に設けられた半径方向内側に張り出したフランジとよりな
り、両フランジが、前記コッキングバネにより対向して接触する凸部を構成して
いる請求項11記載の爆裂作動工具。
18.複数の穴(13)が前記銃身内に形成されており、この穴が実質的に前記
ハウジングにより外側で閉じられることにより,燃焼ガスが膨張できる膨張室を
形成した請求項11記載の爆裂作動工具。
19.最も後ろ側の穴が取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれるまで、ガス
が膨張できない場所に位置するように、前記複数の穴(13)の大きさと選択的
な位置を定めた請求項18記載の爆裂作動工具。
20.工具によって発せられる騒音を減じるべく互いに打ち消し合うように音波
を反響させるために、前記複数の穴(13)の大きさと選択的位置を定めた、請
求項18記載の爆裂作動工具。
21.更に、工具の銃口が下方向を向いている時、点火ピンの軸方向の動きを妨
げる安全手段(90)を備える請求項11記載の爆裂作動工具。
22.点火室(22)で仕切られた、軸方向へ伸びる第1孔と、第2孔を有する
ハウジング手段であって、この第1孔が燃焼ガスがハウジング手段の内外へ通じ
る経路を持たないように形成されたハウジング手段(12)と、軸方向へ伸びる
貫通した孔を有し、前記ハウジングの第1孔内に摺動可能に設けられ、一端に設
けた銃尾(18)と、他端に設けた取り付金具の受け入れのための銃口(28)
と、内壁表面の銃尾と銃口の間に設けた複数のポ−ト(13)とを有する銃身(
16)と、銃身の孔内に摺動可能に設けられたピストン(20)と、爆破薬包を
点火室の点火位置へ進める推進手段(70、80、81)と、ハウジングの第2
孔内に設けた点火ピン(26)と、を有する取り付金具を基板に打ち込む衝撃作
動工具において、
銃身を点火室から離すよう押圧する第1押圧手段(25)と、
点火ピンを、点火室から離ように押圧する第2押圧手段(47)と、
内側へ押すと銃尾と薬包とが密閉状態になるまで銃身を点火室の方へ動かし、
爆破薬包に点火して取り付金具を基板へ打ち込むために、点火ピンを薬包へ接触
するように動かす、ピストル式引き金がない衝撃作動式の、動作上点火ピンに連
結される延長用の持ち手(50)と、
銃口が第1の方向を向いている時は持ち手の軸方向の動きを防ぎ、銃口が第2
の方向を向いている時は持ち手を軸方向に動くようにする安全手段(90)と、
を有することを特徴とする衝撃作動工具。
23.安全手段(90)がハウジングに設けられ、壁面が点火ピンの軸と持ち手
と共に安全装置内で凸部を形成するほぼ縦に広い内部溝を形成する、貫通した孔
を有する部材と、銃口か第1方向を向いている時に持ち手の軸方向の動きを防ぐ
ために前記凸部とこの溝の壁にはまる大きさの前記溝内を移動可能な金属ボ−ル
とを有する請求項22記載の衝撃作動工具。
24.複数のポ−ト(13)の中で最も銃尾に近いポ−トが、所定長さの取り付
金具が基板に完全に打ち込まれてからピストンがこの最も近いポ−トを通過する
ように銃尾から十分な距離をおいて配置される、請求項22記載の衝撃作動工具
。
25.工具を、実質的に爆裂力と騒音を工具内に閉じこめる、強固で密閉したシ
ステムとすべく、薬包が爆裂した時、持ち手、爆裂ピン、薬包、銃身、ピストン
、取り付金具を密着状態で圧力がかかった状態で密着させる、請求項22記載の
衝撃作動工具。
26.銃身(16)が、銃身の側壁の外表面に設けた軸方向の溝(31)と、銃
身の軸方向の動きを制限するためハウジング手段を貫通してこの溝の中へ貫入す
る停止手段(32)とを有する、請求項22記載の衝撃作動工具。
27.点火ピンが軸方向に動く前に銃身が軸方向に動くように、持ち手の軸方向
の相対的な動きに対して点火ピンの押圧手段が持つ抵抗よりも、銃口が作業面に
接触する時に、銃身の軸方向の動
きで生じる軸方向の圧縮に対して銃身の押圧手段(25)が持つ抵抗の方が小さ
い、請求項22記載の衝撃作動工具。
28.複数の取り付金具の長さに対応するために、銃口の一部を取り外し交換可
能とした、請求項22記載の衝撃作動工具。
29.作動前に銃尾、ピストン、取り付金具間の接触が維持されるように銃口の
長さを特定の取り付金具の長さに合わせた、請求項22記載の衝撃作動工具。
30.安全手段(90)の壁面が、安全装置内で凸部を形成する貫通した孔を有
する部材と、銃口が第1方向を向く時、持ち手の軸方向の動きを妨げるように前
記凸部にはまる大きさの前記部材内で移動可能な金属ボ−ルとを有する、請求項
22記載の衝撃作動工具。
31.安全手段(90)が壁面が安全装置内で凸部を形成する第1の部材と、銃
口が第1の方向を向いている時に、薬包に点火するための点火ピンの動きを妨げ
るように第1の部材の凸部にはまる大きさの前記第1の部材内で移動可能な第2
の部材とを有する、請求項22記載の衝撃作動工具。
32.点火方向が前端で反対側が後端である貫通した孔を有するハウジング(1
2)と、貫通した孔を有し、ハウジングの孔の前端側内に軸方向に摺動可能に設
けられ、点火方向が前端で反対方向が銃尾側であり、ハウジングに対し相対的に
縦方向の動きが制限された銃身(16)と、内部の一部が薬包を受け取るように
形
成されている、銃身の孔に連通する、銃身の銃尾(18)側に形成された点火室
(22)と、銃身の孔内に軸方向に摺動可能に設けられたピストンと、貫通した
孔を有し、銃口(28)となる点火方向が前端で銃身に組み合わさる反対側が後
端である突出部材(34)と、点火室内の点火位置へ薬包を進める推進手段(7
2、80、81)と、を有する爆破薬包により取り付金具を打ち込む衝撃作動工
具において、
前記突出部材の後部の孔は、銃身の孔の直径とほぼ等しい大きさであり、突出
部材の銃口側の孔が取り付金具を受け入れることができる大きさであり、前記突
出部材が複数の取り付金具の長さに対応できるように取り外し交換できる、
点火方向へ向かって銃身を押圧する押圧手段(25)と、
ねじを切った軸部と、円錐形の先端部と、フランジを有し、ハウジングの孔の
後端側内で軸方向に摺動可能に設けられ、ハウジングに対して相対的に縦方向の
動きが制限された点火ピン(26)と、
点火ピンのフランジに係合して、点火ピンをハウジングの後端側へ押圧する押
圧手段(47)と、
薬包を点火するために内側へ押される、第1の端が握りとなり、第2の端が点
火ピンの軸部に連結する持ち手(50)と、
を有することを特徴とする衝撃作動工具。
33.複数の穴により銃身(16)内でポ−ト(13)を形成し、この穴が燃焼
ガスが爆裂室内部で膨張できるような室を形成するように、ハウジングによって
穴の外側端を実質的に閉じている、請求項32記載の衝撃作動工具。
34.最も銃尾に近いポ−トが、所定長さの取り付金具が基板に完全に打ち込ま
れてからピストンがこの最も近いポ−トを通過するように銃尾から十分な距離を
おいて配置される、請求項33記載の衝撃作動工具。
35.工具を、実質的に爆裂力と騒音を工具内に閉じこめる、強固で密閉したシ
ステムとすべく、薬包が爆裂した時、持ち手、爆裂ピン、薬包、銃身、ピストン
、取り付金具を密着状態で圧力がかかった状態で密着させる、請求項32記載の
衝撃作動工具。
36.銃身が、銃身の側壁の外表面に設けた軸方向の溝(31)と、銃身の軸方
向の動きを制限するためハウジング手段を貫通してこの溝の中へ貫入する停止手
段(32)とを有する、請求項32記載の衝撃作動工具。
37.点火ピンが軸方向に動く前に銃身が軸方向に動くように、持ち手の軸方向
の相対的な動きに対して点火ピンの押圧手段が持つ抵抗よりも、銃口が作業面に
接触する時に、銃身の軸方向の動きで生じる軸方向の圧縮に対して銃身の押圧手
段(25)が持つ抵抗の方が小さい、請求項32記載の衝撃作動工具。
38.作動前に銃尾、ピストン、取り付金具間の接触が維持されるように銃口の
長さを特定の取り付金具の長さに合わせた、請求項32記載の衝撃作動工具。
39.複数のポ−ト(13)は、選択した所定の長さの取り付金具が基板に完全
に打ち込まれるまでに、燃焼ガスがピストンを十
分に動かしてから、ガスが複数のポ−トの中で膨張しうるような、銃尾からの距
離をもって配置された、請求項33の衝撃作動工具。
40.複数のポ−トは所定の長さの取り付金具が基板に完全に打ち込まれるまで
に、燃焼ガスがピストンを十分動かしてから、ガスと各ポ−トの間の連通が可能
となるような銃尾からの距離をもって配置された、請求項33の衝撃作動工具。
41.更に銃口が下方向を向いた時、点火ピンの軸方向の動きを防ぐ安全手段(
90)を有する請求項32記載の衝撃作動工具。
42.安全手段(90)の壁面が、安全装置内で凸部を形成する貫通した孔を有
する部材と、銃口が第1方向を向く時、持ち手の軸方向の動きを妨げるように前
記凸部にはまる大きさの前記部材内で移動可能な金属ボ−ルとを有する、請求項
41記載の衝撃作動工具。
43.安全手段(90)が壁面が安全装置内で凸部を形成する第1の部材と、銃
口が第1の方向を向いている時に、薬包に点火するための点火ピンの動きを妨げ
るように第1の部材の凸部にはまる大きさの前記第1の部材内で移動可能な第2
の部材とを有する、請求項41記載の衝撃作動工具。
44.最も銃尾に近いポ−トが、所定長さの取り付金具が基板に完全に打ち込ま
れてから使用済燃焼ガスが最も近いポ−トに入るように銃尾から十分な距離をお
いて配置される、請求項33記載の衝撃作動工具。
45.最も後方の穴が、取り付金具が完全に基板に打ち込まれるまでその穴内部
で燃焼ガスが膨張できないような位置に配置されているように、穴の大きさを定
め、選択的に位置を定めた請求項33記載の衝撃作動工具。
46.穴が工具によって生じる騒音を減らすように音波を反響させる位置に配置
されるように穴の大きさを定め選択的に位置を定めた,請求項33記載の衝撃作
動工具。
47.点火室(22)で仕切られた、軸方向に伸びる、ほぼ並んだ第1孔と第2
孔とを有するハウジング手段であって、第1孔が燃焼ガスがハウジング手段の内
外へ通じる経路を持たないように形成されたハウジング手段(12)と、軸方向
に伸びる貫通した孔を有し、前記ハウジングの第1孔内に摺動可能に設けられ、
一端に設けられた銃尾(18)と、他端に設けた取り付金具を受け入れるための
銃口(28)と、壁面の前記銃尾と銃口の間に位置する複数のポ−ト(13)と
を有する銃身(16)と、銃身16の孔内に摺動可能に設けられたピストン(2
0)と、爆破薬包を前記点火室内の点火位置へ進めるための推進手段(72、8
0、81)と、ハウジングの第2孔内に設けられた点火ピン(26)と、を有す
る取り付金具(30)を基板に打ち込むための衝撃作動工具において、
銃身を点火室(22)から離すように押圧する第1押圧手段(25)と、
点火ピンを点火室から離すように押圧する第2押圧手段(47)と、
内側へ押すと、銃尾と薬包とが密閉状態になるまで銃身を点火
室の方向へ動かし、爆破薬包に点火して取り付金具を基板に打ち込むために、点
火ピンを薬包に接触するように動かす、ピストル式引き金のない衝撃作動式の、
点火ピンに固定される軸方向に伸びる前記第1孔と第2孔とにほぼ並んで伸びる
延長用の持ち手(50)とを有することを特徴とする衝撃作動工具。
48.複数のポ−ト(13)の中で最も銃尾に近いポ−トが、所定長さの取り付
金具が基板に完全に打ち込まれてからピストンがこの最も近いポ−トを通過する
ように銃尾から十分な距離をおいて配置される、請求項47記載の衝撃作動工具
。
49.工具を、実質的に爆裂力と騒音を工具内に閉じこめる、強固で密閉したシ
ステムとすべく、薬包が爆裂した時、持ち手、爆裂ピン、薬包、銃身、ピストン
、取り付金具を密着状態で圧力がかかった状態で密着させる、請求項47記載の
衝撃作動工具。
50.前記銃口(28)が、様々な大きさの取り付金具に対応すべく様々な大き
さのものに取り替えられる取り外し可能な突出部材(34)を有する請求項47
記載の衝撃作動工具。
51.前記銃身(16)が銃身の側面の外側表面から内側へ切り欠いた軸方向の
溝31と、銃身の軸方向の動きを制限するためハウジング手段を貫通してこの溝
の中へ貫入する停止手段(32)とを有する請求項47の衝撃作動工具。
52.点火ピンが軸方向に動く前に銃身が軸方向に動くように、持ち手の軸方向
の相対的な動きに対して点火ピンの押圧手段が持
つ抵抗よりも、銃口が作業面に接触する時に、銃身の軸方向の動きで生じる軸方
向の圧縮に対して銃身の押圧手段(25)が持つ抵抗の方が小さい、請求項47
記載の衝撃作動工具。。
53.前記突出部材(34)が複数の取り付金具の長さに対応できるように取り
はずし交換ができる、請求項50の衝撃作動工具。
54.前記突出部材(34)が作動前に銃尾、ピストン、取り付金具間の接触が
保たれるように特定の取り付金具の長さに合わせた長さである、請求項50の衝
撃作動工具。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU
,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,
LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,N
Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK
,TJ,TT,UA,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.取り付金具を対象部材に打ち込む爆裂作動工具における発射機構であって、 一端が前記工具の打ち込み方向を向いている、縦方向に伸びる貫通した孔を有 するハウジングと、 前記ハウジングの孔の前記一端に取り付けられる銃尾ブロックと、 前記ハウジングの孔内で縦方向に摺動できる軸さやと、 前記軸さや内で前記銃尾ブロックを通って、縦方向に摺動できる点火ピンと、 前記一端側から縦方向に前記軸さやと前記点火ピンを押圧する戻りバネと、 前記一端側に縦方向に向かって、点火ピンを押圧する前記軸さや内に設けたコ ッキングバネと、 前記点火ピンが前記一端に面する、前記軸さやの端部に位置することを妨ける 制止手段と、 前記ハウジングの孔内で、前記戻りバネとコッキングバネを圧縮して、縦方向 に前記軸さやを動かす持ち手手段と、 前記戻りバネとコッキングバネが圧縮される間、前記銃尾ブロックに向かう前 記点火ピンの動きを妨げる係止手段と、 前記戻りバネとコッキングバネの圧縮の終わりに近いところで、前記係止手段 に接触して前記係止手段が前記点火ピンの動きを妨げることから解放し、前記コ ッキングバネにより前記点火ピンを強く前記銃尾ブロック内に押し出させる前記 軸さや上に設けられた開放手段と、 を備える点火機構。 2.前記銃尾ブロックが、部分的に内部を通る孔と、この銃尾ブロックの孔から 銃尾ブロックと貫通して点火室に達する経路を有し、前記点火ピンが前記経路に 入りかつ通るのに適合した形状を持つ先端部と、前記銃尾ブロックの孔には摺動 可能に係合するが、前記経路通路には係合できない形状のフランジとを有する請 求項1記載の点火機構。 3.前記銃尾ブロックが更に、前記ハウジングの孔の横方向に突出する凸部を有 し、前記係止手段が前記軸さやにより接触を離されるまで、この横方向に突出す る凸部と接する横に広がる面を有する請求項2記載の点火機構。 4.前記点火ピンが半径方向に切り欠いた溝を有し、前記係止手段が、この溝内 で摺動可能な爪部と、この爪部を前記点火ピンの軸から外側へ押圧するバネとを 有し、前記爪部は前記溝内へカム機構により入るように、前記軸さやの端部と係 合して前記係止手段の横に広がる面との前記銃尾ブロックの横方向の凸部との接 触を解くカム面を有する請求項3記載の点火機構。 5.前記ハウジングの孔、持ち手、軸さや、点火ピン、銃尾ブロックの孔と通路 がすべて同軸上に並べられた請求項4記載の点火機構。 6.前記点火ピンを前記軸さやの端部に位置することを妨げる制止手段が前記点 火ピン上に設けた半径方向外側に張り出したフラ ンジと、前記軸さやの前端側に面する端部に設けられた半径方向内側に張り出し たフランジとよりなり、両フランジが、前記コッキングバネにより対向して接触 する凸部を構成している請求項1記載の爆裂作動工具。 7.前記ハウジング内で摺動するように備えられた銃身と、 前記銃身内で摺動するように備えられたピストンとを有し、 前記ピストンが工具が発射した後、ピストンに組み合わさってピストンを元の 位置へ戻す押圧手段を有する請求項1記載の爆裂作動工具。 8.複数の穴が前記銃身内に形成されており、この穴が実質的に前記ハウジング により外側で閉じられることにより,燃焼ガスが膨張できる膨張室を形成した請 求項7記載の爆裂作動工具。 9.更に、工具の銃口が下方向を向いている時、点火ピンの軸方向の動きを妨げ る安全手段を備える請求項1記載の爆裂作動工具。 10.取り付金具を対象部材へ打ち込むための爆裂作動工具であって、 点火室で仕切られた縦方向に伸びる、工具の前端側の、第1孔と工具の後端側 の第2孔とを有するハウジングと、 一端に前記取り付金具を受け入れるための銃口を有し、他端に前記点火室に隣 接する銃尾を有する、前記第1孔内に摺動可能に係合する銃身と、 前記銃身を前記点火室から離す押圧手段と、 前記銃身の外側表面に設けた溝と、 前記ハウジングを貫通して前記溝に挿入される、前記ハウジング内の溝の動き を制限する制限手段と、 複数の薬包を保持する弾倉手段と、 薬包を順に並べて前記銃身の銃尾に供給するために前記弾倉手段を保持し、前 記点火チャンバへ導き、送り出す送り手段と、 前記第2孔内に設けた点火機構と、 を備え、 この点火機構が、 前記点火室に隣接して前記第2孔に取りつけられた銃尾ブロックと、 前記第2孔内で縦方向に摺動可能に設けた軸さやと、 前記軸さや内で前記銃尾ブロックを貫通して、縦方向に摺動可能な点火ピンと 、 前記軸さやと点火ピンを工具の後端方向へ縦方向に押圧する戻りバネと、 前記軸さや内で前記点火ピンを前記工具の前方へ向けて縦方向に押圧するコッ キングバネと、 前記点火ピンが、前記軸さやの前端側に面する端部に位置することを妨ける制 止手段と、 前記第2孔内で前記軸さやを縦方向に動かし、前記戻りバネとコッキングバネ を圧縮する、前記工具の後端から伸びる持ち手手段と、 前記戻りバネとコッキングバネが圧縮される間、前記点火ピンの前記銃尾ブロ ックへ向かう動きを妨げる係止手段と、 前記戻りバネとコッキングバネの圧縮の終わりに近いところで、前記係止手段 に接触して前記係止手段が前記点火ピンの動きを妨げることから開放し、前記コ ッキングバネに前記点火ピンを強く 前記銃尾ブロック内に押しださせる、前記軸さや上に設けられた開放手段と、 を有する爆裂作動工具。 11.前記銃尾ブロックが、部分的に内部を通る孔と、この銃尾ブロックの孔か ら銃尾ブロックと貫通して点火室に達する経路を有し、前記点火ピンが前記経路 に入りかつ通るのに適合した形状を持つ先端部と、前記銃尾ブロックの孔には摺 動可能に係合するが、前記経路通路には係合できない形状のフランジとを有する 請求項10記載の爆裂作動工具。 12.前記銃尾ブロックが更に、前記ハウジングの孔の横方向に突出する凸部を 有し、前記係止手段が前記軸さやにより接触を離されるまで、この横方向に突出 する凸部と接する横に広がる面を有する請求項11記載の点火機構。 13.前記点火ピンが半径方向に切り欠いた溝を有し、前記係止手段が、この溝 内で摺動可能な爪部と、この爪部を前記点火ピンの軸から外側へ押圧するバネと を有し、前記爪部は前記溝内へカム機構により入るように、前記軸さやの端部と 係合して前記係止手段の横に広がる面との前記銃尾ブロックの横方向の凸部との 接触を解くカム面を有する請求項12記載の爆裂作動工具。 14.前記第2孔、持ち手、軸さや、点火ピン、銃尾ブロックの孔と通路がすべ て同軸上に並べられた請求項13記載の爆裂作動工具。 15.前記制限手段がくさび部を有し、このくさび部がバネによって前記溝内へ 押圧され、このくさびとこのくさびを押圧するバネはネジによって前記ハウジン グに設けられた穴内へ封入される、請求項10記載の爆裂作動工具。 16.前記点火ピンを前記軸さやの端部に位置することを妨げる制止手段が前記 点火ピン上に設けた半径方向外側に張り出したフランジと、前記軸さやの前端側 に面する端部に設けられた半径方向内側に張り出したフランジとよりなり、両フ ランジが、前記コッキングバネにより対向して接触する凸部を構成している請求 項10記載の爆裂作動工具。 17.複数の穴が前記銃身内に形成されており、この穴が実質的に前記ハウジン グにより外側で閉じられることにより,燃焼ガスが膨張できる膨張室を形成した 請求項10記載の爆裂作動工具。 18.最も後ろ側の穴が取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれるまで、ガス が膨張できない場所に位置するように、前記複数の穴の大きさと選択的な位置を 定めた請求項17記載の爆裂作動工具。 19.工具によって発せられる騒音を減じるべく互いに打ち消し合うように音波 を反響させるために、前記複数の穴の大きさと選択的位置を定めた、請求項17 記載の爆裂作動工具。 20.更に、工具の銃口が下方向を向いている時、点火ピンの軸方向の動きを妨 げる安全手段を備える請求項10記載の爆裂作動 工具。 21.取り付金具を対象部材へ打ち込むための爆裂作動工具であって、 点火室で仕切られた縦方向に伸びる、工具の前端側の、第1孔と工具の後端側 の第2孔とを有するハウジングと、 一端に前記取り付金具を受け入れるための銃口を有し、他端に前記点火室に隣 接する銃尾を有する、前記第1孔内に摺動可能に係合する銃身と、 前記銃身を前記点火室から離す押圧手段と、 前記銃身の外側表面に設けた溝と、 前記ハウジングを貫通して前記溝に挿入される、前記ハウジング内の溝の動き を制限する制限手段と、 複数の薬包を保持する弾倉手段と、 薬包を順に並べて前記銃身の銃尾に供給するために前記弾倉手段を保持し、前 記点火チャンバへ導き、送り出す送り手段と、 前記第2孔内に設けた点火機構と、 を備え、 この点火機構が、 前記第2孔内で縦方向に摺動可能に設けた軸さやと、 この軸さや内で縦方向に摺動可能に設けた点火ピンと、 前記点火ピンを前記工具の後端へ向かって縦方向に押圧する戻りバネと、 前記戻りバネが圧縮される間、前記点火ピンの前記工具の前方へ向かう運動を 妨げる係止手段と、 前記戻りバネの圧縮の終わりに近いところで、前記係止手段に接触して、前記 係止手段が前記点火ピンの動きを妨げることから 開放し、前記点火ピンを前記工具の前端側へ動かす、前記軸さや上に設けられた 開放手段と、 を備える爆裂作動工具。 22.複数の穴が前記銃身内に形成されており、この穴が実質的に前記ハウジン グにより外側で閉じられることにより,燃焼ガスが膨張できる膨張室を形成した 請求項21記載の爆裂作動工具。 23.最も後ろ側の穴が取り付金具が完全に対象部材に打ち込まれるまで、ガス が膨張できない場所に位置するように、前記複数の穴の大きさと選択的な位置を 定めた請求項22記載の爆裂作動工具。 24.工具によって発せられる騒音を減じるべく互いに打ち消し合うように音波 を反響させるために、前記複数の穴の大きさと選択的位置を定めた、請求項20 記載の爆裂作動工具。 25.更に、工具の銃口が下方向を向いている時、点火ピンの軸方向の動きを妨 げる安全手段を有する請求項20記載の爆裂作動工具。
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