JPH09503575A - 保持クリップおよびファスナ装置および方法 - Google Patents
保持クリップおよびファスナ装置および方法Info
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Abstract
(57)【要約】
所定の硬度に硬化されたシャフト(12)を備え、このシャフト(12)に機械部材(16)を軸方向に固定するための組合わされた保持クリップ(10)およびシャフト(12)。保持クリップ(10)は、ほぼ中央の孔(30)を囲みかつシャフト(12)の硬度よりも高い硬度に硬化された截頭円錐状環状部(26)を揺する環状ボディ(20)から形成される。保持クリップ(10)は、シャフト(12)上の所定位置に装着され、機械部材(16)をシャフト(12)に固定状態に装着する。1実施例では、複数のノッチ(46)が、ボディ(20)の孔(30)を囲む環状部(26)の部分の回りに周方向に間隔をおいて配置され、不連続なシャフト係合面を形成する。
Description
【発明の詳細な説明】
保持クリップおよびファスナ装置および方法
発明の背景 発明の分野
本発明は、一般的には、シャフト、スタッド、あるいは、ピン等に固定状態に
装着可能で機械部材をシャフトに取付けるための、一体構造の孔付きファスナに
関する。技術分野
例えば金属板あるいはパネル等の機械部材をシャフトに取付けるために、円筒
状のシャフト、スタッド、あるいは、ピンに固定状態に装着可能な種々の一体構
造の孔付きファスナが知られている。ファスナの1の形式には、孔が金属板に穿
たれあるいは打抜かれ、複数のノッチが、孔を囲む金属板の部分に形成されて突
起を形成し、これらの突起がこの孔内に押込まれたシャフトあるいはスタッドに
係合してこのシャフトあるいはスタッド上にファスナを装着する。
この形式の他の一般的なファスナでは、截頭円錐状環状部がほぼ環状のブラン
クに形成され、同時にこの環状部の中央に孔が形成される。この孔を囲む環状部
の縁部は、シャフト係合縁部を形成する。
このようなファスナは、パネルあるいはシート等の機械部材を、シャフト、ス
タッドあるいはピンに結合するための種々の用途に用いられている。特定の用途
においては、長寿命、
高強度等のために、シャフトがニッケルメッキされる。しかし、ニッケルメッキ
を用いる場合は、環境に安全なメッキ作業を行うためにコストが増大すること、
シャフト上に一定の均一な厚さのニッケルメッキを形成することが困難なこと、
ファスナがシャフトあるいはスタッド上に押込まれるときのシャフト上のニッケ
ルメッキの引っかき傷、および、メッキ作業自体が高コストであることの問題を
生じる。これにより、これらの不都合を排除した他の固定技術が必要とされてい
ることは明らかである。したがって、シャフトに耐食性を与えるためのシャフト
のメッキを必要とせず、シャフトに機械部材を保持するファスナを提供すること
が望ましい。
発明の概要
本発明は、保持クリップおよびシャフトファスナ装置および方法に関する。保
持クリップおよびシャフトは、シートあるいはパネル等の孔付き機械部材をシャ
フトに対して軸方向に装着するための、組合わされたファスナ装置を形成する。
このファスナ装置は、ほぼ円形状断面部と、機械部材に形成された孔に挿入可能
な軸方向長さとを有するシャフトを備える。このシャフトは、所定の硬度に形成
される。保持クリップは、同軸状に形成された孔を持つほぼ截頭円錐状環状部を
設けた一体の金属ボディを備える。孔を囲む截頭円錐状環状部の環状縁部は、シ
ャフト係合面を形成する。保持クリップは、シャフトの硬度よりも大きな硬度に
形成されている。
シャフトは、焼もどしされあるいは所定硬度に熱処理されるのが好ましい。シ
ャフトは、表面硬化し、あるいは、その
断面を通して完全に硬化してもよい。保持クリップのボディは、同様に熱処理さ
れ、装着すべきシャフトよりも大きな硬度に熱処理される。選択事項として、ボ
ディは外側に耐食コーティングを設けてもよい。
好ましい実施例では、環状のシャフト係合縁部は、連続し、一定の径に形成さ
れる。他の実施例では、保持クリップのボディは、複数の離隔したノッチを環状
のシャフト係合縁部に形成され、これらのノッチが孔から半径方向外方に延びて
ボディのシャフト係合面を不連続に形成する。
更に、本発明は孔付き部材を、ほぼ円筒状の円形断面のシャフトに固定するた
めの独特の方法を開示する。この方法は、
a)シャフトにほぼ円形断面部を形成し、
b)このシャフトを所定の硬度に硬化し、
c)ほぼ截頭円錐状の環状部とこの環状部内に同軸状に形成された孔とを有し
、この孔を囲む截頭円錐状環状部の環状縁部がシャフト係合縁部を形成する環状
ボディを形成し、
d)このボディをシャフトの硬度よりも高い硬度に硬化し、
e)このボディをシャフトの軸長に沿う所定の位置でシャフトに装着し、
f)機械部材の孔をシャフトに装着し、機械部材を保持クリップのボディに係
合し、この機械部材をシャフトに対して固定した状態に軸方向に位置決めする、
工程を備える。
この方法によると、シャフトを硬化する工程は、シャフト上に硬化された表面
層を形成するためにシャフトを焼もどしする工程を備える。保持クリップのボデ
ィは、熱処理、焼も
どし、浸炭窒化(nitrocarborizing)等を含む適宜の手段で硬化することができ
る。更に、耐食コーティングを保持クリップのボディに施してもよい。
他の実施例では、本方法は、環状ボディのシャフト係合縁部に、截頭円錐状環
状部の孔から半径方向外方に延びるノッチを形成する工程を備える。
本発明による保持クリップおよびシャフトファスナ装置および方法は、独特の
保持クリップを提供するものであり、この保持クリップは従来の孔付き保持クリ
ップの使用の際に判明した特定の問題に向けられている。保持クリップが装着さ
れる好適に硬化されたシャフトの硬度よりも高い硬度を有する孔付き保持クリッ
プを設けることにより、シャフト上に耐食コーティングを形成する従来のニッケ
ルメッキが排除される。更に、硬化された保持クリップが、従来の孔付き保持ク
リップと同様な態様で用いられ、硬化されたシャフトと共に、ニッケルメッキさ
れたシャフト上に用いられる従来の孔付きファスナと等しいかあるいはこれより
も大きな引抜き力を形成する。
図面の簡単な説明
本発明の種々の特徴、利点および他の使用は、以下の詳細な説明および図面を
参照することにより、より明確となり、ここに、
第1図は、本発明の1の実施例にしたがって形成された保持クリップの拡大し
た平面図であり、
第2図は、ほぼ第1図の2−2線に沿う拡大断面図であり、
第3図は、第2図の保持クリップの縁部を更に拡大した部分図であり、
第4図は、第1図に示す保持クリップをシャフト上に装着した状態を示す部分
断面図であり、
第5図は、シャフトに機械部材を固定するために本発明の保持クリップを使用
する状態を示す立面図であり、
第6図は、本発明の他の実施例により形成された保持クリップの拡大した平面
図である。
好ましい実施例の説明
図面、特に第1図から第3図を参照すると、シートあるいはパネル等の機械部
材を円筒状の概略的に円形断面のシャフトに軸方向に固定するために使用可能な
保持クリップ10を示す。保持クリップ10に使用可能なシャフト12の例が第
4図および第5図に示してある。シャフト12は全体的に円筒状で円形断面部1
4を有し、例えばステンレス鋼 AISI 410などの好適な高強度材料で形
成される。更に、シャフト12は、上述のほぼ円筒状で円形断面部を有するもの
であれば、適宜のシャフト、スタッドあるいはピンであってもよい。第4図およ
び第5図に示すシャフト12は、ウインドシールドのワイパ旋回リンク用の装着
シャフトであり、例示用としてのみ示す。
本発明の装置および方法によると、シャフト12、あるいは、シャフト12の
少なくとも円形状断面部14は、適宜の手段により所定の硬度に硬化される。例
えば通常の熱処理工程をシャフト12に適用して、シャフト12の全断面にわた
って硬化することができる。シャフト12は、一般に焼もどし(tenifer)ある
いは窒化(nitride)プロセスと称されるような、浸炭窒化により肌焼きあるい
は外周焼入れ(surface harding)されるのが好ましい。シャフト12は、特定
の用途の必要にしたがって好適な硬度のレベルに硬化することができる。第5図
に示すウインドシールドのワイパ旋回継手の例に用いるためには、シャフト12
は32〜35RCに硬化される。しかし、シャフト12は特定のようとの必要に
したがって適宜の硬度に硬化することができるため、この硬度レベルは例示のた
めだけのものである。
第5図に示すように、シャフト12は、保持クリップ10により、シャフト1
2に沿う軸方向位置に固定される機械部材16を収容するように形成されている
。機械部材16は、金属シートあるいはパネル等でもよく、シャフト12の外径
よりも僅かに大径の孔18を内部に形成されている。機械部材16は、この機械
部材16の孔18をシャフト12上に配置しかつこの機械部材16をシャフト1
2に沿って後述する保持クリップ10に係合するまで軸方向に移動することによ
り、シャフト12上に挿入される。
第1図から第5図に示すように、保持クリップ10は、一体の金属ボディ20
から形成されている。例えば鋼あるいはステンレス鋼等の適宜の好適な材料を、
保持クリップ10のボディ20を形成するために用いることもできる。例として
、このボディ20は、炭素鋼 AISI 1050で形成されている。
ボディ20は、環状形状、あるいは、ブランクからボディ20を穿ちあるいは
打抜くことにより得られる形状を有するのが好ましい。このボディ20は、好適
な手段、すなわち穿孔、パンチング、ダイ成形等により形成され、外側にほぼ平
坦な周縁部フランジ22を有する。フランジ22は、第3図に参照符号24で示
す所定の半径(radius)を有する。適宜のパンチングにより、全体的にドーム状
で、截頭円錐状(frusto-conical)の環状部26が、ボディ20に形成され、外
側の周縁部フランジ22の平面から外方に延びる。截頭円錐状の環状部26は、
第3図に符号28で示すように、保持クリップ10のボディ20の周部フランジ
22に対して適宜の角度に配置することができる。例として、2.5mm.である
のが好ましい2.0と3.0mm.との間の大きさの半径を、環状部26と周縁部
フランジ22の上面との間に形成することにより、環状部26の上面を周縁部フ
ランジ22の上面からほぼ155°の角度に配置する。
截頭円錐状環状部26がボディ20に形成されると同時あるいはこの後に、符
号30で示す孔が、穿孔、打抜き等により、周縁部フランジ22の外縁部あるい
は外径に対して同軸状に、ボディ20内に形成される。孔30を囲む截頭円錐状
環状部26の周部は、この環状部26が周縁部22の平面から傾斜して突出する
ため、2つの対向する縁部すなわち第1径のシャフト係合縁部あるいは面32と
このシャフト係合縁部32の第1径よりも大きな第2径のシャフト非接触縁部あ
るいは面34とを備える。第3図に示すように、シャフト係
合面30は、ボディ20を通る中心軸に平行でシャフト係合縁部32を通って延
びる垂直軸線から符号36で示す所定の角度に配置されて、シャフト12上に保
持クリップ10を強固に密着しかつ固定状態に配置するように所定の大きさのロ
ック力を形成すると共に、弾性あるいはばね性を形成し、シャフト12を保持ク
リップ10のボディ20内の孔30を通って一方向に挿入することができる。し
かし、孔30を囲む環状部26の周面の角度36、および、截頭円錐状環状部2
6の周縁部フランジ22に対する角度28は、ボディ20の孔30を通るシャフ
ト12の挿入方向と反対方向におけるシャフト12の動きに抵抗するように、選
定される。
好ましい実施例では、保持クリップ10のボディ20は、好適な熱処理工程、
すなわち浸炭窒化、焼もどし(tenifering)等の工程により、シャフト12の硬
度よりも高い硬度レベルまで硬化されるのが好ましい。したがって、第5図に示
すように、ウインドシールドのワイパ旋回軸継手に用いる場合には、保持クリッ
プ10は42〜45RCに硬化されかつ応力除去されている。
更に、ボディ20は耐食コーティング30で被覆することができる。このよう
な耐食コーティング38は、ジンクジクロメート(zinc dichromate)、酸化銅
(copperoxide)、亜鉛プレート(zinc plate)、ブラックカドミウム(black c
admium)、15ブラッククロメート(15 black chromate)等の適宜の材料で形
成することができる。耐食コーティング38は、コーティング、静電塗装等の好
適な手段により、保
持クリップ10のボディ20に施すことができる。更に、ボディ20を圧印(co
in)してばね性を追加し、シャフト上でのシャフト係合縁部32のロック力を増
大することもできる。
12mmの径を有して32−35RCの硬度に硬化されたシャフト12を使用す
る特別の例では、保持クリップ10は、耐食コーティングを施される前に、19
.90mm.の外径と、シャフト係合縁部32における11.75mm.の孔径と、
1.06mmの厚さの周部フランジ22とを有する。シャフト係合縁部32と非シ
ャフト接触縁部34との間のシャフト係合面30と、シャフト係合縁部32を通
って延びる垂直軸線との角度は、ほぼ19°である。保持クリップ10とシャフ
ト12との間のこれらの寸法および上述の硬度の関係で、保持クリップ10は、
3Kニュートンの引張り力に耐えることができることが判明した。
第4図は、保持クリップ10をシャフト12上の所定の軸方向位置に装着する
ための組立て方法を示す。組立て前に、保持クリップ10とシャフト12とを脱
脂し、シャフト12上で最大の保持力を形成させることが好ましい。最初に、上
述のように形成された保持クリップを、内部に円形の孔42を有するダイ40内
で心だしする。図示しない好適な装着手段が、ダイ40の孔42上で保持クリッ
プ10を心だしするために用いられる。そして、シャフト12を、所要位置まで
保持クリップ10の孔30に押込み、保持クリップ10のシャフト係合縁部32
をシャフト12の外面に係合させ、十分な力で保持クリップ10をシャフト12
上に強固かつ固定状
態に保持させる。次いで、第5図に示すように、機械部材16をシャフト12上
に装着して保持クリップ10に係合させ、この機械部材16をシャフト12の長
さに沿う所定位置に固定状態に軸方向に位置決めする。
本発明の他の実施例が第6図に示されている。この実施例では、保持クリップ
50は、装着すべきシャフト12の硬度よりも、より高い硬度に更に硬化されて
いる。しかし、この実施例では、保持クリップ50のボディ20は複数のノッチ
を設けられており、これらのノッチはシャフト係合縁部32に形成され、孔30
を囲む管状部26の部分で、非シャフト係合縁部34からシャフト係合部32ま
で完全に延びるのが好ましい。第6図には、3つの周方向に等間隔に離隔したノ
ッチ46が例として示されており、適宜数のノッチ46をボディ20に形成可能
なことが理解される。これらのノッチ46は第6図に示すようにほぼ0.5mm.
の深さを有するほぼ弧状の形状等、更に、直線状の側部、略方形、矩形、三角形
等どのような形状であってもよい。ノッチ46は孔30から截頭円錐状環状部2
6内に半径方向外方に延び、ボディ20のシャフト係合縁部32の不連続部を形
成し、非連続的なシャフト係合縁部32を形成する。
要約すると、円筒状のシャフト、スタッドあるいはピン上に機械部材を保持す
るための従来の孔付き保持クリップを越える利点を提供する独特の保持クリップ
およびシャフトファスナ装置および方法が開示されている。本発明の保持クリッ
プファスナ装置および方法は、シャフトにニッケルメッキす
る必要のない硬化されたシャフトを提供する。これは、所要の硬度レベルを得る
ために用いられるより安価な熱処理および環境的にコストのかかるメッキ作業を
排除することにより、低コストのシャフトとする。保持クリップをシャフトの硬
度よりもより高い硬度に形成することにより、シャフト硬度が増大しても硬化さ
れたシャフトに係合して固定状態に装着することができる。
【手続補正書】
【提出日】1996年8月28日
【補正内容】
請求の範囲を別紙のように訂正する。
請求の範囲
(1) 孔付きの機械部材をシャフト上で軸方向に固定するための保持クリップ
およびシャフトの組合わせ装置であって、
このシャフトは、ほぼ円形の断面と孔付ぎ機械部材を通して延長可能な非外側
メッキの軸方向長さとを有し、
このシャフトは所定の硬度に硬化され、
保持クリップは、ほぼ截頭円錐状の環状部とこの截頭円錐状環状部内に同軸状
に形成された孔と、この孔を囲んでシャフト係合面を形成する環状部の環状縁部
とを有する一体構造の金属ボディを含み、
この保持クリップのボディは、シャフトの硬度よりもより高い硬度に硬化され
ている組合わせ装置。
2. シャフトは、所定の硬度を有する焼もどしシャフトである請求項1に記載
の組合わせ装置。
3. シャフトは表面硬化されたシャフトである請求項1に記載の組合わせ装置
。
4. ボディは熱処理されたボディである請求項1に記載の組合わせ装置。
5. ボディは、更に、外側耐食コーティングを有する請求項1に記載の組合わ
せ装置。
6. ボディは、更に、このボディのシャフト係合面に形成されかつ前記孔から
外方に延び、ボディ上に不連続のシャフト係合面を形成する複数の離隔したノッ
チを備える請求項1に記載の組合わせ装置。
7. ノッチは、ボディのシャフト係合面の回りに周方向に等間隔に離隔してい
る請求項6に記載の組合わせ装置。
8. 孔付きの機械部材をほぼ円筒状の円形断面のシャフトに固定するための方
法であって、
シャフトにほぼ円形断面部を形成し、
外側メッキすることなくこのシャフトを所定の硬度に硬化し、
ほぼ截頭円錐形状の環状部とこの環状部内に同軸状に形成された孔とを有し、
この環状部の環状縁部がシャフト係合面を形成する孔を囲む一体構造の金属材製
の環状ボディを形成し、
このボディをシャフトの硬度よりも高い硬度に硬化し、
このボディをシャフトの軸長に沿う所定の位置でシャフトに装着し、
孔付きの機械部材をシャフトに装着して保持クリップのボディに係合させ、こ
の機械部材をシャフト上で軸方向に固定した状態に配置する方法。
9. シャフトを硬化する工程が、シャフトを焼もどししてシャフト上に硬化し
た表面層を形成する請求項8に記載の方法。
10. 耐食コーティングをボディに施す工程を更に備える請求項8に記載の方
法。
11. 截頭円錐状環状部のシャフト係合面に複数のノッチを形成し、これらの
ノッチは截頭円錐状の環状部の孔から半径方向外方に延び、孔の回りで不連続の
シャフト係合面を形成する工程を更に備える請求項8に記載の方法。
12. 截頭円錐状環状部のシャフト係合面の回りで、ノッチを周方向に沿う等
間隔に離隔させる工程を更に備える請求項11に記載の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 孔付きの機械部材をシャフト上で軸方向に固定するための保持クリップお よびシャフトの組合わせ装置であって、 このシャフトは、ほぼ円形の断面と孔付き機械部材を通して延長可能な軸方向 長さとを有し、 このシャフトは所定の硬度に硬化され、 保持クリップは、ほぼ截頭円錐状の環状部とこの截頭円錐状環状部内に同軸状 に形成された孔と、この孔を囲んでシャフト係合面を形成する環状部の環状縁部 とを有する一体構造の金属ボディを含み、 この保持クリップのボディは、シャフトの硬度よりもより高い硬度に硬化され ている組合わせ装置。 2. シャフトは、所定の硬度を有する焼もどしシャフトである請求項1に記載 の組合わせ装置。 3. シャフトは表面硬化されたシャフトである請求項1に記載の組合わせ装置 。 4. ボディは熱処理されたボディである請求項1に記載の組合わせ装置。 5. ボディは、更に、外側耐食コーティングを有する請求項1に記載の組合わ せ装置。 6. ボディは、更に、このボディのシャフト係合面に形成されかつ前記孔から 外方に延び、ボディ上に不連続のシャフト係合面を形成する複数の離隔したノッ チを備える請求項1に記載の組合わせ装置。 7. ノッチは、ボディのシャフト係合面の回りに周方向に等間隔に離隔してい る請求項6に記載の組合わせ装置。 8. 孔付きの機械部材をほぼ円筒状の円形断面のシャフトに固定するための方 法であって、 シャフトにほぼ円形断面部を形成し、 このシャフトを所定の硬度に硬化し、 ほぼ截頭円錐形状の環状部とこの環状部内に同軸状に形成された孔とを有し、 この環状部の環状縁部がシャフト係合面を形成する孔を囲む一体構造の金属材製 の環状ボディを形成し、 このボディをシャフトの硬度よりも高い硬度に硬化し、 このボディをシャフトの軸長に沿う所定の位置でシャフトに装着し、 孔付きの機械部材をシャフトに装着して保持クリップのボディに係合させ、こ の機械部材をシャフト上で軸方向に固定した状態に配置する方法。 9. シャフトを硬化する工程が、シャフトを焼もどししてシャフト上に硬化し た表面層を形成する請求項8に記載の方法。 10. 耐食コーティングをボディに施す工程を更に備える請求項8に記載の方 法。 11. 截頭円錐状環状部のシャフト係合面に複数のノッチを形成し、これらの ノッチは截頭円錐状の環状部の孔から半径方向外方に延び、孔の回りで不連続の シャフト係合面を形成する工程を更に備える請求項8に記載の方法。 12. 截頭円錐状環状部のシャフト係合面の回りで、ノッチを周方向に沿う等 間隔に離隔させる工程を更に備える請求項11に記載の方法。 13. ほぼ円形の断面と所定の硬度とを有するシャフトに、このシャフトが貫 通する状態に孔付き機械部材を軸方向に固定するための保持クリップであって、 この保持クリップが、 ほぼ截頭円錐状環状部とこの截頭円錐状環状部内に同軸状に形成された開口と を有し、この開口を囲む環状部の環状縁部がシャフト係合面を形成する一体の金 属製ボディを備え、この保持クリップのボディは、シャフトの硬度よりも高い硬 度に硬化されている保持クリップ。 14. ボディは熱処理されたボディである請求項13に記載の保持クリップ。 15. ボディは焼もどしされたボディである請求項14に記載の保持クリップ 。 16. ボディは、更に、外側に耐食コーティングを備える請求項14に記載の 保持クリップ。 17. ボディが更に、ボディの孔を囲む環状部の縁部に形成されてこの孔から 半径方向外方に延びる複数の離隔したノッチを備え、ボディ上に不連続のシャフ ト係合面を形成する請求項13に記載の保持クリップ。 18. ノッチは、ボディのシャフト係合面の回りで周方向に等間隔に離隔して いる請求項17に記載の保持クリップ。
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