JPH09504483A - 改良型の差込みストリップ背部構造を有するバインダ - Google Patents
改良型の差込みストリップ背部構造を有するバインダInfo
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- JPH09504483A JPH09504483A JP7511070A JP51107094A JPH09504483A JP H09504483 A JPH09504483 A JP H09504483A JP 7511070 A JP7511070 A JP 7511070A JP 51107094 A JP51107094 A JP 51107094A JP H09504483 A JPH09504483 A JP H09504483A
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Abstract
(57)【要約】
本発明の改良型の差込みストリップ背部構造を有するバインダは、国際特許92/15461号明細書に記載されている形式のバインダの総括的な改良である。その場合、利用可能性は、すでに与えられている利点を維持した状態で更に著しく改善されかつ拡張される。本発明のバインダは表カバー側からも裏カバー側からも共に開くことができ、かつ差込みストリップ背部(2)は例えばカラーを任意に選定することもできる。この目的を達成するために本発明の差込みストリップ背部(2)は、独自な別体の構成モジュールとして構成されており、かつ側部部分(1)とは固着結合されていない。その上に、差込みストリップ背部が狭幅に構成されている場合でさえも、両方の側部部分の構造態様は、互いに等しいただ1つの単一構造で済ますことができる。この目的を達成するために、差込み部材(5)は側部部分(1)に、対称的にではなく側方にずらして装着されており、かつ差込みストリップ背部(2)の、側部部分に向き合ったフランク部分が、前記差込み部材に嵌合する切欠部(3)を有している。これによて差込み部材(5)は、狭幅に構成された差込みストリップ背部(2)内では、やはり側方にずらされてはいるが、互いに並列に配列されている。各バインダ当り2本よりも多数の綴込みピン(10)を使用する場合には、すでに存在している保管書類ファイル層内の任意の部位において、適当に穿穴された情報担体を抜き取ったり、挿入したりすることすらも可能になる。この目的を達成するために本発明では、綴込みピン(10)と、夫々向き合う差込み穴(9)とが、側部部分(1)に交互に所望の間隔で配設されている。保管書類ファイル層を所望の部位で上方へ持ち上げる場合、上位に位置している側部部分(1)に装着されていてファイル層を上から貫通している綴込みピン(10)によって、情報担体は、現存のファイル順序に確保される。
Description
【発明の詳細な説明】
改良型の差込みストリップ背部構造を有するバインダ
[技術分野]
バインダは、紙葉状の情報担体面又は情報担体内に収録された事項又は情報内
容を帳簿の形で提供しかつ保管するために使用される。本発明は、差込みストリ
ップ背部原理に基づいて構成された国際特許92/15461号明細書に記載さ
れている形式のバインダに関するものである。
前記差込みストリップ背部構造は本発明によって実質的に著しく改良され、こ
れによって又、新規な使用・応用態様が提供される。
[背景技術]
国際特許92/15461号明細書に記載されているバインダは主要構成手段
として、バインダの背側を閉鎖する付加的な差込みストリップ背部2を有してい
る。国際特許92/15461号明細書に添付された図1〜図4によれば側部部
分1には、本来の差込みストリップ背部2だけでなく、穿穴された保管書類をフ
ァイルするための綴込みピン10も固着されている。前記側部部分に向き合った
側部部分4には、差込みストリップ背部2に穿設された複数の切除部3に夫々嵌
合する差込み部材5が設けられている。該側部部分4
には又、複数の差込み穴9も設けられており、該差込み穴には、前記側部部分1
に固着された綴込みピン10の頭部が係合する。国際特許92/15461号の
請求の範囲の請求項1によれば前記差込み部材5は、側部部分1にか又は側部部
分4に選択的に装着することが可能である。
国際特許92/15461号に基づいて製作されたバインダは顕著な安定性を
有している。また書籍又は帳簿の形で装填した状態で、その都度開かれた両頁を
読むことが可能であり、かつ必要に応じて支障なく書き込むことも保証されてい
る。それというのは上向きに張出して妨害するリングも、閉鎖シャックル又は閉
鎖機構も存在しないからである。更に又、特に若干のリング型バインダの場合に
生じるような、綴込みピンの尖った端部によって外傷を負う危険もない。データ
担体として、比較的軟質のかつ比較的薄い紙を使用することも可能である。それ
というのも、綴込みピンの直径が比較的大きいために穴領域を引き裂く虞れが著
しく少ないからである。比較的薄い紙は、頁めくりを一層容易にするばかりでな
く、これによって貯え容量も著しく増大する。その結果、間接的には紙に要する
費用も一層少額になる。差込みストリップ背部は、表カバー部分・裏カバー部分
を備えていなくてもハンギング式インデックス書類棚に保管するために容易に適
合することができる。更にまた国際特許92/154
61号に基づく差込みストリップ背部型バインダが完全に満杯状態にはファイル
されていず、つまり部分的にしかファイルされていなくても、保管書類を緊縮す
るために独自のクランプ装置を設ける必要は全くない。このことは特に4本の綴
込みピンを有する差込みストリップ背部型バインダについて当て嵌まり、前記綴
込みピンの間隔は例えば、4リング型バインダの標準間隔に相当している。更に
又、差込みストリップ背部型バインダが完全には満杯になっていない場合の方が
、貯え容量を完全活用する場合よりも情報内容に一層良くアクセスすることが可
能である。特にリング型バインダの場合に行われている種々異なったリング太さ
と「曲率」とにリングを規制する必要もなくなる。これが特に有利になるのは、
インデックスを使用する場合である。また全ての背部幅において綴込みピンの直
径が等しい場合、全てのバインダ幅に対して、保管書類のために穿穴直径を統一
して選ぶことが可能である。またバインダの事実上の内法幅を保管目的のために
フルに活用することが可能である。それというのは綴込みピン10の尖頭が、側
部部分4の差込み穴9内に完全に侵入できるからである。従って綴込みピン10
は、実際に使用可能な有効空間よりも常に幾分長い。これによって、バインダ表
紙と綴込み機構もしくは個々の機構における事実上使用可能な有効空間との間に
通常、機構に起因した往々にして著しく大きな「無効
空間」が生じることもなくなる。
以上列挙した利点にも拘わらず、国際特許92/15461号明細書に記載さ
れている差込みストリップ背部型バインダ構造の場合には、なお若干の欠点が存
在している。すなわち:
1.国際特許92/15461号明細書に記載されているバインダは、急速フ
ァイルバインダと同様に、片側でしか開くことができない。それというのは差込
みストリップ背部2が一方の側部部分1か又は他方の側部部分4と固着結合され
ているからである。この固着結合部は、当該国際特許明細書の図1〜図4の図示
では常に側部部分1にある。従って新た紙葉は、その都度反対側で、上向きに直
立する綴込みピン10の自由端部を介してしか挿入又は取り外すことができない
。つまり公知の差込みストリップ背部型バインダは、差込みストリップ背部2が
何れの側部部分(1又は4)に固着されているかに応じて表カバー側からか又は
裏カバー側からしか開くことができないのである。差込みストリップ背部2が一
方の側部部分1に固着されている場合は、バインダ保管部に相応して保管順序を
条件づける。それというのは当該差込みストリップ背部型バインダは、表カバー
側からしか開くことができないからである。しかし逆に差込みストリップ背部2
が他方の側部部分4に固着されている場合には当該差込みストリップ背部型バイ
ンダは、裏カバー側からし
か開くことができなくなる。従ってこの条件付けに基づいて、例えば雑誌の保管
において望まれているような、帳簿状に年代順に常に後方に向かって補充してい
く保管順序しか可能でない。それ故に国際特許92/15461号明細書に記載
されている形式のバインダ構造の場合には、すでに述べたように、バインダを「
表カバー側から」又は「裏カバー側から」選択的に開く可能性は存在していない
。
2.国際特許92/15461号明細書に記載されている形式のバインダ構造
の場合には、リング型バインダ又はレバー式開閉機構を備えたバインダに対比し
て別の問題点が依然として存在している。すなわち:任意の部位で情報担体(任
意の紙葉)を、保管されたファイル層の中から抜き取ること又は任意の部位に挿
入することは不可能である。この抜き取り・挿入目的を達成するためには、書類
綴りの場合に通常行われているように、所望の紙葉部位の上位に位置している全
ての「紙葉」を綴込みピン10から先ずそっくり持ち上げることが必要である。
これに基づいて、綴込みピン10によってもはや確保されていない保管書類部分
がバラバラになる虞れが多分にある。ひいては、その作業のために比較的長い消
費時間が必要になる。
3.国際特許92/15461号明細書に記載されている形式のバインダ構造
の場合には、2つの異なった構造の側部部分1と4とが製作されねばならない。
それというのは、一方の側部部分(1又は4)が常に差込みストリップ背部2と
固着結合されているからであり、また、一方の側部部分(1又は4)だけが綴込
みピン10を装備し、かつこれに対向する他方の側部部分(4又は1)は前記綴
込みピン10の頭部を受容するための差込み穴9しか有していないからである。
これは生産、組立及びストックを煩雑にしかつ生産コスト、組立コスト及びスト
ックコストも必然的に高くなる。従って国際特許92/15461号明細書に記
載されている形式のバインダ構造では、「表カバー側から」も「裏カバー側から
」も開くのに適した、ただ1つの実施形態のみに限定された、ひいては生産コス
トを低減させることになる単一の側部部分を構成することは全く不可能である。
更に例えば差込みストリップ背部2では別の形状バリエーション又は別のカラー
バリエーションが所望されるからといって、本来の差込みストリップ背部2を、
側部部分構造とは無関係に簡単に選定することも侭ならない。
[発明の開示]
以上述べた国際特許92/15461号明細書に記載されている形式のバイン
ダ構造に依然として存在している欠点は、本発明による差込みストリップ背部の
改良によって排除される。
バインダの表裏両カバー側から開放すること及び、側部部分構造とは独自に、
差込みストリップ背部を構
成することは、本発明によれば該差込みストリップ背部を、独自な別体の構成モ
ジュールとして構成し、かつ側部部分とは固着結合させないことによって得られ
る。
狭幅の背部を有する差込みストリップ背部型バインダの場合でも、差込み部材
を側部部分に対称的にではなくて、側方にずらして装着し、かつ、前記側部部分
に対面した差込みストリップ背部の両フランク部分に、前記差込み部材に嵌合す
る切欠部を設けることによって、両方の側部部分を単一に構成することが可能で
ある。これによって複数の差込み部材は、狭幅に構成された差込みストリップ背
部に、やはり側方にずらして、しかも互いに並列に位置するように配置されてい
る。
また各バインダ当り2本より多数の綴込みピンを使用する場合には、すでに存
在している保管書類ファイル層内の任意の部位において、適当に穿穴された情報
担体を抜き取ったり、挿入したりすることが可能である。この目的を達成するた
めに本発明では、両方の側部部分に設けられている綴込みピンと、該綴込みピン
に対面して位置する差込み穴とが、所望の間隔で交互に配置されている。所望の
部位より上方のファイル層を持ち上げる場合、情報担体は、上位の側縁部に装着
されていてファイル層を上方から貫通している綴込みピンによって、現在の保管
順序で確保される。このた
めには、4リング型バインダに相応した4本の綴込みピンを有する実施形態が特
に理想的でありかつ適しており、しかも各側部部分には、前記4本の綴込みピン
の内、夫々2本が固着されているにすぎない。この実施形態は図1に図示されて
いる。
[図面の簡単な説明]
図1は本発明の1実施例によるバインダの分解斜視図である。
[発明を実施するための最良の形態]
次に図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1に一部破断して示した斜視図には、前述の実施形態が、本発明の多数の可
能な実施例の内の1つとして図示されており、なお必要とする限り以下に説明す
る。また前掲の国際特許92/15461号明細書に記載されていて、すでに説
明した構成手段はすでに公知のものとし、これについての重複説明は省く。
構成部分に付されている符号は次の通りである。すなわち:符号1は、完全に
等しく構成されたストリップ状の側部部分、符号2は、側部部分1には固着結合
されていない別体のルーズな差込みストリップ背部、符号3は、前記差込みスト
リップ背部2の対向し合った両フランク部分に穿設されていてかつ前記側部部分
1から張出している複数の差込み部材5を夫々嵌合させるための複数の切欠部、
符号4は前記側部部分1の、殊に有利には丸く面取りの施された外縁部、符号6
は、前記差込みストリップ背部2内に配設された閉鎖スライダであり、該閉鎖ス
ライダは摺動子7と、図示を省いた複数の押込み部とを装備し、該押込み部は、
各差込み部材5に夫々形成された凹設部8内へ嵌入する(差込みストリップ背部
2が広幅に構成されている場合には少なくとも2つの閉鎖スライダ6が必要であ
り、該閉鎖スライダは、単一に構成された側部部分1及び差込み部材5を異なっ
た背部幅のバインダにも使用できるようにするために、常に等しい間隔で差込み
ストリップ背部2の両側のフランク部分に対して平行に延在している)。また符
号10は管状又はスタッド状の安定した綴込みピン、符号9は前記綴込みピン1
0の端部を受容するための差込み穴であり、前記の綴込みピン10と差込み穴9
とは、両方の側部部分に交互に非対称的に配置されている。ジョイントを介して
ストリップ状の側部部分1と直結された本来のバインダカバーが符号11で略示
されている。
各バインダ当り4本の綴込みピン10を有する図示の実施形態では、側部部分
1を表カバー側でも裏カバー側でも共に使用できるようにするために、互いに向
き合った両方の側部部分1は完全に等しく構成されている。それ故に差込み部材
5ばかりでなく、綴込みピン10及び差込み穴9も非対称的に側部部分1に設け
られている。すなわち側部部分1には、一様に非対称的に配置された2本の綴込
みピン10と、夫々反対側
の側部部分に装着された綴込みピンの端部を受容するために前記の綴込みピン1
0に対して交互に矢張り非対称的に配設された2つの差込み穴9とが位置してい
る。
図示の実施形態以外に、図示は省いたが請求の範囲の請求項1乃至3に記載し
た構成手段について種々異なった実施態様が可能であり、これらの実施態様とは
、特に閉鎖スライダ6の構成並びに、綴込みピン10と差込み穴9との配列形式
及び個数に関するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【要約の続き】
構成された差込みストリップ背部(2)内では、やはり
側方にずらされてはいるが、互いに並列に配列されてい
る。各バインダ当り2本よりも多数の綴込みピン(1
0)を使用する場合には、すでに存在している保管書類
ファイル層内の任意の部位において、適当に穿穴された
情報担体を抜き取ったり、挿入したりすることすらも可
能になる。この目的を達成するために本発明では、綴込
みピン(10)と、夫々向き合う差込み穴(9)とが、
側部部分(1)に交互に所望の間隔で配設されている。
保管書類ファイル層を所望の部位で上方へ持ち上げる場
合、上位に位置している側部部分(1)に装着されてい
てファイル層を上から貫通している綴込みピン(10)
によって、情報担体は、現存のファイル順序に確保され
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.本来の背部が、この本来の背部を後方に向かって閉鎖する付加的な1つの差 込みストリップ背部(2)と、互いに向き合っていて前記差込みストリップ背部 と結合されるストリップ状の2つの側部部分(1)とから成り、前記差込みスト リップ背部(2)内には、1つの摺動子(7)を備えた単数又は複数の閉鎖スラ イダ(6)が配置されおり、かつ、前記ストリップ状の両方の側部部分(1)か ら張出している差込み部材(5)を夫々嵌合させるための複数の切欠部(3)を 有し、該切欠部自体は、前記閉鎖スライダ(6)に設けられた複数の押込み部に 嵌合するための凹設部(8)を有しており、前記の各側部部分は、管状又はスタ ッド状の複数本の綴込みピン(10)を保持すると共に、相対する側の側部部分 に装着された綴込みピン(10)の端部を受容するための複数の差込み穴(9) を有している形式の、紙葉状の情報担体面又は情報担体内に収録された事項又は 情報内容を帳簿の形で提供しかつ保管するための改良型の差込みストリップ背部 構造を有するバインダにおいて、差込みストリップ背部(2)が、独自な別体の 構成モジュールとして構成されており、かつ側部部分(1)とは固着結合されて いないことを特徴とする、改良型の差込みストリップ背部 構造を有するバインダ。 2.差込み部材(5)が側部部分(1)に、対称的にではなく側方にずらして装 着されており、かつ差込みストリップ背部(2)の、側部部分に向き合ったフラ ンク部分が、前記差込み部材に嵌合する切欠部(3)を有している、請求項1記 載の改良型の差込みストリップ背部構造を有するバインダ。 3.綴込みピン(10)と、夫々向き合う差込み穴(9)とが、側部部分(1) に交互に所望の間隔で配設されている、請求項1又は2記載の改良型の差込みス トリップ背部構造を有するバインダ。
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