JPH09504553A - 5α−レダクターゼ阻害薬としての7−置換−4−アザ−ステロイド誘導体 - Google Patents

5α−レダクターゼ阻害薬としての7−置換−4−アザ−ステロイド誘導体

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JPH09504553A
JPH09504553A JP7513350A JP51335095A JPH09504553A JP H09504553 A JPH09504553 A JP H09504553A JP 7513350 A JP7513350 A JP 7513350A JP 51335095 A JP51335095 A JP 51335095A JP H09504553 A JPH09504553 A JP H09504553A
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Abstract

(57)【要約】 下記式(I)の化合物は、5α−レダクターゼ阻害薬であり、単独または5α−レダクターゼ1阻害薬および/または5α−レダクターゼ2阻害薬との併用で、尋常性アクネ、脂漏症、女性多毛症、男性型禿頭症および良性前立腺過形成などのアンドロジェン過剰性疾患の治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 5α−レダクターゼ阻害薬としての7−置換 −4−アザ−ステロイド誘導体 発明の属する技術分野 本発明は、新規化合物、新規組成物、それらの使用方法ならびにそれらの製造 方法を提供するものである。それらの化合物は治療薬として薬理的に有用であり 、その作用機序は5α−レダクターゼの阻害、詳細には5α−レダクターゼ1お よび5α−レダクターゼ2のアイソザイムを二重阻害することによるものである 。発明の背景 尋常性アクネ、脂漏症、女性多毛症、女性および男性部分禿頭症を含めた男性 型脱毛症ならびに良性前立腺過形成などのある種の望ましくない生理的症状発現 は、代謝系におけるテストステロン(「T」)または類似の男性ホルモンの過剰 蓄積によって生じるアンドロジェン過剰刺激の結果である。そのアンドロジェン 過剰症の望ましくない結果に対処する化学療法薬を提供しようとするこれまでの 努力により、それ自体望ましくないホルモン活性を有するいくつかのステロイド 系抗アンドロジェ ンが発見された。例えばエストロゲンは、アンドロジェンの効果を打ち消すだけ でなく、女性化効果も有する。非ステロイド系抗アンドロジェンも開発され、そ れには例えば4’−ニトロ−3’−トリフルオロメチル−イソブチルアニリドが ある。それについてはネリらの報告に記載されている(Nerlら,Endocrinol.19 72,91(2))。しかしながら、これらの物質はホルモン効果を持たないものの、 受容部位においては全ての天然アンドロジェンと競合し、従って、男性患者また は女性患者の男子胎児を女性化する傾向および/または睾丸の過剰刺激を起こす と考えられるフィードバック効果をもたらす傾向を有する。 前立腺などのいくつかの標的臓器におけるアンドロジェン活性の主要な介在物 質は、5α−ジヒドロテストステロン(「DHT」)であり、その物質はテスト ステロン−5α−レダクターゼ(または簡単に5α−レダクターゼと称される) の作用により標的臓器中で局所的に形成される。5α−レダクターゼの阻害薬は 、それら臓器におけるアンドロジェン過剰刺激の症状の防止または軽減に役立つ であろう。いずれも本出願人の1983年3月22日発行の米国特許43775 84号およ び1988年7月26日発行の米国特許4760071号に記載されている。現 在、第2の5α−レダクターゼアイソザイムが存在し、それが皮膚組織、特に頭 皮組織において相互作用することが知られている。例えば、ハリスらの報告に記 載されている(G.Harrisら,Proc.Natl.Acad.Sci.USA,Vol,89,pp.10787-1 0791(1992年11月))。主として皮膚組織で相互作用を行うアイソザイム は5α−レダクターゼ1(または5α−レダクターゼ1型)と通称され、主とし て前立腺組織内で相互作用を行うアイソザイムは5α−レダクターゼ2(または 5α−レダクターゼ2型)と称される。 良性前立腺過形成(BPH)などのアンドロジェン過剰疾患状態の治療および /または前立腺癌の予防および治療、ならびに前立腺炎の治療においては、両方 のアイソザイムに対して活性でジヒドロテストステロン産生を大幅に阻害する1 つの薬剤を持つことが望ましいであろう。さらには、両方のアイソザイムの二重 阻害薬として、尋常性アクネ、脂漏症、女性多毛症および男性型脱毛症などの皮 膚および頭皮の状態の治療に対して有効な1つの薬剤を持つことも望ましいと考 えられる。さらに、そのような5α−レダクターゼ1および2の二重阻害 薬は、5α−レダクターゼ1阻害薬またはフィナステライド(finasteride)( PROSCAR(登録商標))などの5α−レダクターゼ2阻害薬との併用で、 アンドロジェン過剰状態の治療における併用療法に使用することができると考え られる。その二重アイソザイム阻害薬はさらに、ミノキシジルなどのカリウムチ ャンネル開口薬との併用で、男性型禿頭症の治療に使用できると考えられる。本 発明は、5α−レダクターゼ1および2の二重阻害薬として有効な化合物を提供 することで、以上の点を解決せんとするものである。発明の要旨 本発明の新規化合物は、下記構造式Iのものあるいはそれの医薬的に許容され る塩またはエステルであり、5α−レダクターゼアイソザイム1および2の二重 阻害薬である。式Iの化合物は、経口、全身、非経口または局所投与による尋常 性アクネ、女性および男性部分禿頭症などの男性型脱毛症、良性前立腺過形成、 女性多毛症、前立腺炎の治療ならびに前立腺癌の予防および治療に有用である。 従って、本発明の目的は、両方の5α−レダクターゼアイソザイムを阻害する 活性を有する化合物を提供することにある。本発明の別の目的は、BPH、女性 多毛症、男性部分禿頭症、尋常性アクネ、男性型脱毛症および前立腺癌などのア ンドロジェン過剰状態ならびに前立腺炎の治療および/または予防への、式Iの 化合物の使用方法を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、式Iの化 合物の医薬組成物を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、フィナス テライドなどの5α−レダクターゼ2阻害薬または5α−レダクターゼ1阻害薬 あるいはミノキシジルなどのカリウムチャンネル開口薬と式Iの化合物の併用物 であって、上記の治療方法または医薬組成物の1以上において有用と考えられる 併用物を提供することにある。発明の詳細な説明 本発明の新規化合物は下記構造式Iを持つものであるかあるいはそれの医薬的 に許容される塩またはエステルであり、 式中、実線と破線で示されるC1−C2の結合は単結合または二重結合を表し、 R1は、以下の1)〜3)から選択され、 1)−H、 2)−CH3、および 3)−CH2CH3 Zは以下の1)〜4)から選択され、 1)オキソ; 2)α−Hおよび以下のa)〜n)から選択されるβ−置 換基、 a)C1-4アルキル、 b)C2-4アルケニル、 c)−CH2COOH、 d)−OH、 e)−COOH、 f)−COO(C1-4アルキル)、 g)−OCONR45 その場合R4およびR5は独立に以下のi)〜iv)から選択されるか、 i)−H、 ii)−C1-4アルキル、 iii)フェニル、および iv)ベンジル あるいはR4とR5がそれらの結合する窒素と一つとなって−O−、−N H−および−S−から選択されるもう1個別のヘテロ原子を有していても良い5 〜6員の飽和複素環を表し、 h)C1-4アルコキシ、 i)C3-6シクロアルコキシ、 j)−OC(O)R7(R7はC1-6アルキルまたはフェニルである)、 k)ハロゲン、 l)ハロ−C1-2アルキル、 m)−CF3、および n)C3-6シクロアルキル; 3)=CHR6; 4)未置換またはR6で置換されたスピロシクロプロパン; R2は、−Hならびに未置換あるいは1以上のアリール、ヘテロアリール、− COOHまたは−OHで置換されたC1-6アルキルから選択され、 R3は、1以上のアリール、ヘテロアリール、−COOH、−OHまたはジア リールアミノで置換されたC1-6アルキルであり、 R6は−HおよびC1-4アルキルから選択される。 置換基および/または変数の組み合わせは、そのような組み合わせが安定な化 合物を与える場合に限り可能である。 本発明の1実施態様は、R1が水素またはメチルであり; R2が水素、メチル、エチルまたはプロピルであり;Zがα水素およびC1-4アル キル、C2-4アルケニル、C1-4アルコキシ、ハロC1-4アルキル、−CF3および C3-6シクロアルキルから選択されるβ置換基であり;R3が2個のフェニル基で 置換されたC1-4アルキルであって、その各フェニル環は互いに独立に未置換で あるかまたは置換されている式Iの化合物である。 その実施態様の1グループに、構造式IIの構造の式Iの化合物あるいはそれの 医薬的に許容される塩がある。 上記式中、R1は水素またはメチルであり、R2は水素またはメチルであり、Z はα水素およびβメチルである。 このグループに含まれる化合物のいくつかの例としては、 N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−ア ンドロスタン−17β−カルボキサミド; N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−ア ンドロスト−1−エン−17β−カルボキサミド; N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチル−5 α−アンドロスタン−17β−カルボキサミド;および N−(メチル),N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−4,7 β−ジメチル−5α−アンドロスタン−17β−カルボキサミド などがある。 本明細書で使用される場合、「アルキル」とは、特定数の炭素原子を有する分 岐または直鎖の両方の飽和脂肪族炭化水素基を含むものであり、例えばメチル( Me)、エチル(Et)、プロピル、ブチル、イソプロピル(i−Pr)、イソ ブチル(i−Bu)、sec−ブチル(s−Bu)、tert−ブチル(t−B u)などがある。「アルキロキシ」(または「アルコキシ」)は、酸素架橋を介 して結合した所定数の炭素原子を 有するアルキル基を表し、例えばメトキシ、エトキシ、プロピロキシ、イソプロ ポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、t−ブトキシなどが ある。「アルケニル」とは、1以上の炭素−炭素二重結合を有する直鎖または分 岐の構造の特定数の炭素原子を有する炭化水素基であって、その二重結合がその 炭素鎖の安定ないずれの位置にあるものも含み、例えばエテニル、アリル、1− プロペン−1−イル、1−プロペン−2−イル、1−ブテン−1−イル、1−ブ テン−2−イル、ペンテニルなどがある。E体およびZ体のジアステレオマーは 全て、本発明に含まれる。 本明細書で使用される場合の「C3〜C6シクロアルキル」という用語は、例え ばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを含む ことを意味する。本明細書で使用される場合の「C3〜C6シクロアルコキシ」と いう用語は、例えばシクロプロピロキシ、シクロブチロキシ、シクロペンチロキ シおよびシクロヘキシロキシを含む、酸素架橋を介して結合したシクロアルキル 基を含むものである。 Zの代表的な例としては、α−置換基(破線)が水素であり、β−置換基(楔 型)が例えばメチル、エチル、プロピル、アリ ル、カルボキシメチル、水酸基、メトキシ、エトキシ、シクロプロピロキシ、シ クロペンチロキシ、アセトキシ、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメチル、ト リクロロメチル、フルオロメチル、クロロメチル、カルボキシ、N,N−ジメチ ルカルバモイル、ヒドロキシメチル、メトキシメチルなどのものである。Zがア ルケニル置換基すなわち=CH−R6の場合の代表的な例には、=CH2、=CH −CH3、=CH−CH2CH3などがある。 Zがスピロシクロプロパンの場合の代表的な例には以下のものがある。 そしてそれには およびそれらの立体異性体などがある。 他に別段の断りがない限り、17位の置換基はβ配置であると仮定される。 本明細書で使用される場合、「アリール」という用語は、未置換あるいはモノ またはジ置換のフェニルあるいは1−ナフチルまたは2−ナフチルを含むもので ある。「ハロゲン(ハロ)」という用語には、塩素、フッ素、臭素およびヨウ素 が含まれる。 「R4とR5がそれらの結合する窒素と一つとなって−O−、−NH−および− S−から選択されるもう1個別のヘテロ原子を有していても良い5〜6員の飽和 複素環を表す」という句は、N−ピペリジニル、N−モルホリニル、N−ピペラ ジニル、N−(4−メチル)ピペラジニル、N−チオモルホリニル、N−ピロリ ジニル、N−イミダゾリジニルなどの環系を含むものである。 「ヘテロアリール」という用語は、ピリジル、フリル、ピリル、チエニル、イ ソチアゾリル、イミダゾリル、ベンゾイミダ ゾリル、テトラゾリル、ピラジニル、ピリミジル、キノリル、イソキノリル、ベ ンゾフリル、イソベンゾフリル、ベンゾチエニル、ピラゾリル、インドリル、イ ソインドリル、プリニル、カルバゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル、オキ サゾリル、ベンゾチアゾリルおよびベンゾオキサゾリルなどの未置換あるいはモ ノまたはジ置換されたものを含むものである。安定構造をもたらす限り、これら のヘテロアリール基は環中のいずれのヘテロ原子(N、OまたはS)あるいは炭 素原子においても、構造式Iと結合し、または置換されることができる。 上記で示したアリール基およびヘテロアリール基における置換基は、C1〜C6 アルキル、C2〜C6アルケニル、フェニル、塩素、臭素、ヨウ素およびフッ素な どのハロゲン、トリフルオロメチル、シアノ、カルボキシ、C1〜C6アルキロキ シカルボニル、水酸基、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキルカルボニロキシ 、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルス ルホニル、C1〜C6アルキルカルボニル、アミノ、C1〜C6アルキルアミノ、ジ (C1〜C6アルキル)アミノ、C1〜C6アルキルカルボニルアミノ、C1〜C6ア ルキロキシカルボニルアミノ、C1〜C6アルキルスルホニルアミノおよびC1〜 C6アルキルア ミノスルホニルから独立に選択される。 「アルキル」、「アルケニル」、「アルキロキシ(またはアルコキシ)」、「 アリール」または「ヘテロアリール」あるいは接頭語根の1つが式Iの置換基の 名称で見られる場合(例えば、アラルコキシアリロキシ)、それらはそれぞれ「 アルキル」、「アルケニル」、「アルキロキシ(またはアルコキシ)」、「アリ ール」または「ヘテロアリール」について上記したものと同じ定義を有するもの とする。炭素原子について指定された数(例えば、C1-10)は、アルキルまたは アルケニル部分、あるいはそれらが接頭語根に含む、より大きい置換基のアルキ ル部分またはアルケニル部分における炭素原子数を表すものとする。 さらに本発明の範囲には、塩基性基または酸性基がその構造に存在する式Iの 化合物の医薬的に許容される塩も含まれる。酸性置換基すなわち−COOHが存 在する場合、製剤としての使用には、アンモニウム塩、ナトリウム塩、カリウム 塩、カルシウム塩などを形成し得る。塩基性基すなわちアミノ基あるいは4−ピ リジルなどの塩基性ヘテロアリール基が存在する場合、酸性塩すなわち塩酸塩、 臭化水素酸塩、酢酸塩、パモエートなどを製剤用に使用することができる。 さらに、−COOH基が存在する場合には、酢酸エステル、マレイン酸エステ ル、ピバロイロキシメチル化合物など、ならびに徐放性製剤またはプロドラッグ 製剤として使用するために溶解度または加水分解特性を改良するための当業界で 公知のエステル等の医薬的に許容されるエステルを使用することもできる。 代表的な塩には、酢酸塩、ラクトビオネート(lactobionate)、ベンゼンスルホ ン酸塩、ラウリン酸塩、安息香酸塩、リンゴ酸塩、重炭酸塩、マレイン酸塩、重 硫酸塩、マンデル酸塩、重酒石酸塩、メシル酸塩、ホウ酸塩、臭化メチル塩、臭 化物、メチル硝酸塩、カルシウムエデト酸塩、メチル硫酸塩、カムシレート、粘 液酸塩、炭酸塩、ナプシレート、塩化物、硝酸塩、クラブラン酸塩、N−メチル グルカミン、クエン酸塩、アンモニウム塩、二塩酸塩、オレイン酸塩、エデト酸 塩、シュウ酸塩、エジシレート、パモエート(エンボネート(embonate))、エ ストレート、パルミチン酸塩、エシル酸塩、パントテン酸塩、フマル酸塩、リン 酸塩/二リン酸塩、グルセプテート、ポリガラクツロン酸塩、グルコン酸塩、サ リチル酸塩、グルタミン酸塩、ステアリン酸塩、グリコリルアルサニレート、硫 酸塩、ヘキシルレゾルシン塩、塩基性酢酸塩、ヒドラバミン(hydrabamine)、 コハク酸塩、臭化水素酸塩、タンニン酸、塩酸塩、酒石酸塩、ヒドロキシナフト エ酸塩、テオクレート(teoclate)、ヨウ化物、トシル酸塩、イソチオン酸塩、 トリエチオダイド(triethiodide)、乳酸塩および吉草酸塩などがある。 さらに、本発明の化合物の中には、水または一般的な有機溶媒と溶媒和物を形 成することができるものもある。そのような溶媒和物は、本発明の範囲に包含さ れる。 本発明の化合物は不斉中心を有し、ラセミ体、ラセミ混合物としておよび個々 のエナンチオマーまたはジアステレオマーとして得られる場合があり、そのいず れの異性体ならびにそれらの混合物も本発明に含まれる。さらに、本発明の化合 物における結晶形の中には多形として存在し得るものもあり、そのようなものは その形態で本発明に含まれるものである。 「治療的に有効な量」という用語は、研究者、獣医、医師その他臨床家によっ て探求される組織、系、動物またはヒトの生体反応または医学的反応をもたらす 医薬品または薬剤の量を意味するものとする。 本発明は、式Iの新規化合物を単独または5α−レダクターゼ2阻害薬および /または5α−レダクターゼ1阻害薬および/またはカリウムチャンネル開口薬 との併用で、経口投与、全 身投与、非経口投与または局所投与することによって、男性部分禿頭症などの男 性型脱毛症、尋常性アクネ、脂漏症および女性多毛症のアンドロジェン過剰状態 を治療する方法を提供するという目的を有するものである。「男性型脱毛症の治 療」という用語は、男性型脱毛症の進行停止および/または回復、ならびに毛髪 成長の促進を含むものである。本発明は、式Iの新規化合物を単独または5α− レダクターゼ2阻害薬および/または5α−レダクターゼ1阻害薬との併用で経 口投与、全身投与または非経口投与することにより、良性前立腺過形成、前立腺 炎を治療する方法、ならびに前立腺癌を治療および/または予防する方法を提供 することをさらに別の目的とするものである。 本発明はさらに、本発明の新規な治療方法において使用される好適な局所、経 口、全身および非経口用医薬製剤を提供することも目的としている。上記の状態 の治療に使用される有効成分として本発明の化合物を含む組成物は、全身投与用 の従来のベヒクル中で非常に多様な治療用製剤で投与することができる。例えば 、本化合物は錠剤、カプセル(それぞれ遅延製剤および徐放性製剤など)、丸薬 、粉末、顆粒、エリキシル剤、チンキ、溶液、懸濁液、シロップおよび乳剤など の経口用製剤で、あるいは注射によって投与することができる。同様にそれらは 、静 脈内投与(濃縮塊および注入の両方)、腹腔内投与、皮下投与、閉鎖または未閉 鎖の局所投与、あるいは筋肉内投与用製剤で投与することもでき、そのいずれも 製薬業界で通常の技術を有する者には周知の製剤法を用いるものである。有効で あるが無毒性の量の所望の化合物を抗アンドロジェン薬として用いることができ る。 その物質の1日用量は、成人1人当たり1日0.01〜1000mgという非 常に広い範囲にわたって変動し得るものである。経口投与の場合、その組成物は 、治療を受ける患者に対して症状に応じた用量の調節のために、その有効成分を 0.01、0.05、0.1、0.5、1.0、2.5、5.0、10.0、1 5.0、25.0および50.0mgを含有する刻み目を施したまたは施さない 錠剤の形で提供することが好ましい。通常、その薬剤の有効量を1日当たり約0 .0002mg/kgから約50mg/kgの用量レベルで投与する。より具体 的にはその範囲は、1日当たり約0.001mg/kg〜7mg/kgである。 好ましくは、本発明の化合物は1日1回投与で投与するか、あるいは1日用量 の総量を1日に2回、3回または4回に分け て投与することができる。さらに、本発明の化合物は、好適な鼻孔内媒体の局所 使用を介して鼻孔内投与剤で、あるいは当業者には公知の経皮皮膚パッチの形態 のものを用いて経皮的経路を介して投与することができる。経皮的運搬システム の形で投与するときには、当然のことながら、投与はその投与期間を通じて連続 的に行われることになり、間欠的ではない。 男性部分禿頭症などの男性型脱毛症、尋常性アクネ、脂漏症および女性多毛症 を治療するためには、本発明の化合物を、局所投与用に適合する医薬的に許容さ れるキャリアと組み合わせてその活性化合物を含有する医薬組成物で投与するこ とができる。局所用医薬組成物は、例えば溶液、クリーム、軟膏、ゲル、ローシ ョン、シャンプーまたはエアロゾル製剤などの皮膚への塗布に適合したものの形 態とすることができる。それらの本発明の化合物を含有する局所用医薬組成物は 通常、医薬的に許容されるベヒクルとの併用で活性化合物を約0.001重量% 〜15重量%で含有するものである。 尋常性アクネ、男性部分禿頭症などの男性型脱毛症、脂漏症、女性多毛症、良 性前立腺過形成、前立腺炎の治療ならびに前立腺癌の予防および/または治療に は、単回の経口、全身または 非経口の医薬製剤にて、本発明の化合物を治療上有効な量の5α−レダクターゼ 2阻害薬(フィナステライドなど)または5α−レダクターゼ1阻害薬(4,7 β−ジメチル−4−アザ−5α−コレスタン−3−オンなど)と併用することが できる。別の方法として、式Iの化合物および5α−レダクターゼ1もしくは2 阻害薬を別個の経口、全身または非経口用製剤で投与するような併用療法を行う ことができる。さらに、尋常性アクネ、男性部分禿頭症などの男性型脱毛症、脂 漏症および女性多毛症という皮膚および頭皮関連の疾患の場合、本発明の化合物 および5α−レダクターゼ1または2阻害薬を局所用製剤で投与するか、あるい は各有効成分を、例えば別個の経口用製剤などの別個の製剤で投与するか、ある いは式Iの化合物の局所用製剤とフィナステライドの経口用製剤との併用で投与 することができる。それについては、例えば米国特許4377584号および4 760071号に記載されており、そこには5α−レダクターゼ阻害薬の用量お よび製剤について記述されている。 さらに、本発明の化合物を、治療上有効な量のミノキシジル、クロマカリン、 ピナシジルなどのカリウムチャンネル開口薬;S−トリアジン、チアン−1−オ キサイド、ベンゾピランおよ びピリジノピラン誘導体あるいはそれらの医薬的に許容される塩の群から選択さ れる化合物との併用で投与することによって、男性部分禿頭症などの男性型脱毛 症の治療を行うことができる。有効成分は単回局所製剤で投与するか、あるいは 各有効成分を例えば別個の局所用製剤などの別個の製剤あるいはミノキシジルな どの局所用製剤との併用で式Iの化合物の経口用製剤で投与することができる。 それについては、例えば米国特許4596812号、4139619号および1 992年2月20日公開のWO92/02225号に記載されており、それらに はカルシウムチャンネル開口薬の用量および製剤について記述されている。 有効成分が別個の製剤に含まれる複数の有効成分を併用投与する場合、その有 効成分は同時に投与するかあるいはそれぞれを別個に時間を隔てて投与すること ができる。 本発明の化合物を利用する投与法は、患者のタイプ、人種、年齢、体重、性別 および医学的状態;治療する状態の重篤度;投与経路;患者の腎臓および肝臓の 機能;ならびに使用される特定の化合物などの各種因子に従って選択される。通 常の技術を有する医師または獣医はその状態の進行を予防、防止または 停止するのに必要な医薬品の有効量を容易に決定および処方することができる。 毒性なく効力を発揮する範囲内の医薬品濃度設定を最も正確に行うには、標的部 位へのその医薬品の利用能の動態に基づいた投与法が要求される。それには、医 薬品の分配、平衡および排出の検討が関与する。 本発明の方法においては、本願明細書で詳細に記述される化合を有効成分とす ることができ、所定の投与剤形すなわち経口用錠剤、カプセル、エリキシル剤、 シロップ等に関して適切に選択される好適な医薬用の希釈剤、賦形剤またはキャ リア(本願ではこれらを総称して「キャリア」材料と称する)との混合で通常投 与され、従来の製薬上の実務と一致するものである。 例えば、錠剤またはカプセルの形態で経口投与する場合、医薬有効成分を、エ タノール、グリセリン、水などの経口用で無毒性の医薬的に許容される不活性キ ャリアと併用することができる。さらに、望ましい場合あるいは必要な場合、そ の混合物中に好適な結合剤、潤滑剤、崩壊剤および着色剤を組み入れることがで きる。好適な結合剤には、デンプン、ゼラチン、グルコースまたはβラクトース などの天然糖、トウモロコシ甘味剤、アカシアガム、トラガカントガムまたはア ルギン酸ナトリウム などの天然および合成のガム、カルボキシメチルセルロース、ポリエチレングリ コール、ワックスなどがあるが、それらに限定されるものではない。かかる製剤 に使用される潤滑剤には、オレイン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウム、ス テアリン酸マグネシウム、安息香酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化ナトリウ ムなどがあるが、それらに限定されるものではない。崩壊剤には、デンプン、メ チルセルロース、寒天、ベントナイト、キサンタンガムなどがあるが、これらに 限定されるものではない。 液剤は、例えばトラガカントガム、アカシアガム、メチルセルロースなどの合 成および天然ガム等の適切に芳香を施した懸濁剤または分散剤で製剤する。使用 できる他の分散剤には、グリセリンなどがある。非経口投与の場合には、無菌懸 濁液および溶液が望ましい。静脈内投与が望ましい場合は、好適な保存剤を含有 する等張製剤を用いるのが普通である。 医薬有効成分を含有する局所用製剤は、例えばアルコール、アロエベラゲル、 アラントイン、グリセリン、ビタミンAおよびE油剤、鉱油、PPG2ミリスチ ルプロピオネートなどの当業界で公知の各種キャリア材料と混合して、例えばア ルコー ル溶液、局所用清浄剤、クレンジングクリーム、スキンゲル、スキンローション およびクリームもしくはゲル製剤のシャンプーを形成することができる。それに ついては、EP0285382に記載されている。 本発明の化合物はさらに、小さい単ラメラ小嚢、大きい単ラメラ小嚢および多 ラメラ小嚢などのリポソーム運搬系の形態で投与することもできる。リポソーム は、コレステロール、ステアリルアミンまたはホスファチジルコリンなどの各種 リン脂質から形成することができる。 本発明の化合物はさらに、個々のキャリアとして、その化合物分子が結合する モノクローナル抗体を用いて運搬することもできる。本発明の化合物は、標的到 達可能な医薬品キャリアとしての可溶性ポリマーと結合させることもできる。そ のようなポリマーには、ポリビニルピロリドン、ピラン共重合体、ポリヒドロキ シプロピルメタクリルアミドフェノール、ポリヒドロキシ−エチルアスパルタミ ドフェノールまたはパルミトイル基で置換されたポリエチレンオキシドポリリジ ンなどがあり得る。さらに、本発明の化合物は、医薬品の徐放性製剤を 得る上で有用な生分解性ポリマー類、例えばポリ乳酸、ポリεカプロラクトン、 ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリアセタール、ポリジヒドロピラ ン、ポリシアノアクリル酸化合物ならびにヒドロゲルの架橋ブロック共重合体ま たは両親媒性ブロック共重合体と結合することができる。 本発明の化合物は、容易に入手できる原料、試薬および従来の合成手順を用い て、以下の実施例あるいはそれの変法に従って容易に製造することができる。そ れらの反応において、当業者に公知の変法を用いることもできるが、本明細書で はあまり詳細には記載していない。以下の実施例はいかなる形でも本発明の範囲 を限定するものではなく、そのように解釈すべきものではない。さらに、同実施 例に記載された化合物のみが、発明と構成すると解釈すべきではなく、その化合 物またはそれらの部分のいかなる組み合わせも属を形成することができる。当業 者であれば、以下の製造手順の条件および工程について公知の変法を行って、そ れらの化合物を製造することができることは容易に理解できよう。別段の断りが ない限り、温度は全て摂氏である。実施例1 N−ジフェニルメチル−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−アンドロ スタン−17β−カルボキサミド S−2’−ピリジル−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−アンドロ スタン−17β−チオカルボキシレート(600mg、1.406ミリモル)の ジオキサン(20mL)溶液に、アミノジフェニルメタン(512mg、2.7 9ミリモル)を加えた。その反応混合物を80℃で終夜撹拌した後、その反応混 合物を濃縮し、酢酸エチルと水とに分配した。有機 層をブラインで洗浄し、脱水・濃縮した。残留物を分取TLC(薄層クロマトグ ラフィー)で精製して、純粋な生成物を得た。融点261〜263℃。 質量分析(MS)M+計算値、498;実測値m/e499(m+1)(FA B) 1H NMR(CDCl3、400MHz、主要ピーク)δ(ppm)0.66 6(s)、0.8358(s)、0.9975(d、J=5.9Hz)、3.0 51(dd、J=3.9Hz、J=11.85Hz)。実施例2 N−ジフェニルメチル−N−メチル−3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチ ル−5α−アンドロスタン−17β−カルボキサミド N−ジフェニルメチル−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−アンド ロスタン−17β−カルボキサミド(70mg、0.14ミリモル)のN,N− ジメチルホルムアミド(DMF)1mL溶液に、水素化ナトリウム(40mg、 50%懸濁物)を加えた。その反応混合物を室温で終夜撹拌した後、水で反応停 止し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、脱水・濃縮し、 分取TLCで精製して、純粋な生成物を得た。 質量分析(MS)M+計算値、526;実測値m/e527(m+1)(FA B) 1H NMR(CDCl3、400MHz、主要ピーク)δ(ppm)0.81 4(s)、0.840(s)、1.056(d、J=6.06Hz)、3.02 (dd、J=3.22Hz、J=12.45Hz)。実施例3 N−ジフェニルメチル−3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチル−5α−ア ンドロスタン−17β−カルボキサミド N−ジフェニルメチル−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−アンド ロスタン−17β−カルボキサミド(70mg、0.14ミリモル)のテトラヒ ドロフラン(THF)1mL溶液に、水素化ナトリウム(40mg、50%懸濁 物)を加えた。その反応混合物を15分間撹拌した後、ヨウ化メチル(200μ l)を加えた。その反応混合物を室温で終夜撹拌し、 水で反応停止し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、ブラインで洗浄し、脱水 ・濃縮し、分取TLCで精製して、純粋な生成物を得た。融点118〜120℃ 。 質量分析(MS)M+計算値、512;実測値m/e513(m+1)(FA B) 1H NMR(CDCl3、400MHz、主要ピーク)δ(ppm)0.65 9(s)、0.815(s)、1.025(d、J=6.1Hz)、3.01( dd、J=3.38Hz、J=12.73Hz)。実施例4 N−ジフェニルメチル−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−アンドロ スト−1−エン−17β−カルボキサミド N−ジフェニルメチル−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−アンド ロスタン−17β−カルボキサミド(200mg、0.402ミリモル)のトル エン(10mL)溶液に、ビス(トリメチルシリル)トリフルオロアセトアミド (BSTFA)(454mg、1.768ミリモル)、トリフリック酸(トリフ ルオロメタンスルホン酸)(4μL)およびジクロロジシアノベンゾキノン(D DQ)(122mg、0.442ミリモル)を加えた。その反応混合物を室温で 終夜撹拌し、アセト酢酸メチル(9.3mL、0.08ミリモル)を加え、反応 混合物を6時間還流した。その混合物を冷却して23℃とし、酢酸エチルで希釈 し、炭酸ナトリウム水溶液、重亜硫酸ナトリウム水溶液、ブラインで洗浄し、脱 水・濃縮した。粗生成物を分取TLCで精製して、純粋な生成物を得た。融点1 42〜144℃。 質量分析(MS)M+計算値、496;実測値m/e497(m+1)(FA B) 1H NMR(CDCl3、400MHz、主要ピーク)δ (ppm)0.68(s)、0.89(s)、1.01(d、J=5.72Hz )、3.32(dd、J=3.72Hz、J=12.36Hz)。実施例5 S−(2−ピリジル)−7β−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロ スタン−17β−チオカルボキシレート 7β−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β−カル ボン酸(1.3g、3.9ミリモル)のトルエン(20mL)溶液に、アルドリ チオール(aldrithiol)(1.7g、7.8ミリモル)およびトリフェニルホス フィン(2.04g、7.8ミリモル)を加えた。室温で終夜撹拌した後、その 反応混合物をシリカゲル200mLを用い、10%アセトンの塩化メチレン溶液 で溶離を行って、結晶生成物を得 た。酢酸エチルからの再結晶によって、標題化合物を得た。実施例6 7β−メチル−3−オキソ−4−アザ−5α−アンドロスタン−17β−カルボ ン酸 以下に示したフローシートAおよびBに示すように、最初にプレグネノルオン −3−アセテートをエタノール中−10〜0℃でホウ水素化ナトリウムによっ てアルコールIIに還元する。次にそのアルコールIIを、DMF中、塩化ジメチル −t−−ブチルシリル(TBS)と塩基としてのイミダゾールを用いて室温でT BS保護する。次にその保護アルコールを、例えばアセトニトリル中で還流しな がら、水素化t−ブチルペルオキシドとクロム六カルボニルで処理することによ って酸化し、相当する5−エン−7−オンIIIとする。その時点で、例えば乾燥 THF中で0〜−10℃にて例えば塩化メチルマグネシウムを用いるグリニャル 反応によって7−メチル基を導入して、7−メチル−7−ヒドロキシ付加体IVを 得ることができる。次にそれを、例えばトルエン溶媒の還流下にアルミニウムイ ソプロポキシドおよびシクロヘキサノンによって酸化する(オッペンアウアー酸 化条件)ことで、7−メチル−4,6−ジエン−3−オンV を得る。次にそれを、例えば−78℃で金属−アンモニア、THFおよびトルエ ンによって還元して、選択的に7β−メチル−5−エン−3−オンVIを得る。次 の段階では、例えばテトラヒドロフラン(THF)還流下にDBU(1,8−ジ アザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7)を用いて、δ−5二重結合を異性 化して4−エンとして、7−メチル−4−エン−3−オンVIIを生成する。次に 、例えばt−ブチルアルコール中80℃で過マンガン酸カリウム、過ヨウ素酸ナ トリウムなどで処理することでA環を開裂させて、相当するセコ酸VIIIを生成す る。 そのセコ酸を120℃で氷酢酸中酢酸アンモニウムで処理することで、例えば 7−メチル−4−アザ−プレグン−5−エン−3−オンIXを生成する。次にそれ を例えばPtO2によって選択的に還元して、5位の二重結合をなくして、5α −水素化合物Xを生成する。次に、室温にてアセトニトリル中フッ化水素酸によ ってTBS保護基を外し、次に室温にて塩化メチレン中でテトラプロピルアンモ ニウム過ルテニウム酸塩/4−メチルモルホリンN−オキサイドによって酸化し て、17−アセチル化合物XIを生成する。それを、10〜15℃にて次亜臭素 酸ナトリウム/水酸化ナトリウムのジオキサン溶液で処理して、融点311〜3 12℃の標題の17−カルボン酸XIIを生成する。次にそれを上記のように用い て、2−チオピリジルエステルおよび生じたアザステロイドアミドを得る。 A環の1,2−二重結合をDDQ酸化(米国特許5084574号の手順参照 )によってXIIに導入して、融点328〜330℃のXIIIを生成する。上記と同 様の2−チオピリジル中間体XIVの生成および上記のようなベンズヒドリルアミ ンとの反応によって、相当するアミドを製造する。以下の図において、「Ac」 はアセチル基を表し、「Ar」はアリール基を表す。 生物学的アッセイ ヒト前立腺および頭皮5α−レダクターゼの調製 ヒト組織のサンプルを、フリーザーミルを用いて粉砕し、pH6.5の40m Mリン酸カルシウム、5mMの硫酸マグネシウム、25mMの塩化カリウム、1 mMのフッ化フェニルメチルスルホニル、0.25Mのショ糖を含む1mMのジ チオトレイトール(DTT)の溶液中で、ポッター−エルベージェム(Potter-E lvehjem )ホモジナイザーを用いて均質化を行った。得られたホモジネートを1 500×gで15分間遠心することで、粗核ペレットを得た。その粗核ペレット を2回洗浄し、2倍容量の緩衝液中で再懸濁させた。グリセリンをその再懸濁ペ レットに、最終濃度が20%となるまで加えた。その酵素懸濁液を部分サンプル に分けて−80℃で冷凍した。前立腺および頭皮のレダクターゼは、このように すると最低4カ月は安定であった。5α−レダクターゼアッセイ 1型5α−レダクターゼ用反応混合物には、pH6.5の40mMリン酸カリ ウム、5mMの[7−3H]−テストステロン、1mMジチオトレイトールおよ び500μMの NADPHを加えて最終容量を100μLとした。2型5α−レダクターゼ用反 応混合物には、pH5.5の40mMクエン酸ナトリウム、0.3mMの[7−3 H]−テストステロン、1mMジチオトレイトールおよび500μMのNAD PHを加えて最終容量を100μLとした。代表的な場合、前立腺ホモジネート 50〜100μgまたは頭皮ホモジネート75〜200μgを加えてアッセイを 開始し、37℃でインキュベーションを行った。10〜50分後、その反応をD HTおよびTをそれぞれ10μg含有する70%シクロヘキセン:30%酢酸エ チルの混合液250μLで抽出することで停止した。エッペンドルフ(Eppendor f)微量遠心機で14000rpmにて遠心することで水層と有機層を分離した 。有機層について順相HPLC(シクロヘキセン70%:酢酸エチル30%の液 1ml/分で平衡とした10cmのワットマン社のパーティジル(partisil)5 シリカカラム;保持時間:DHT、6.8〜7.2分;アンドロスタンジオール 、7.6〜8.0分;T,9.1〜9.7分)を行った。HPLCシステムは、 日立の655α型自動サンプリング装置、アプライド・バイオシステ ムズ(Applied Biosystems)757型可変紫外検出装置およびラジオマチック( Radiomatic)社A120型放射能分析装置を搭載したウォーターズ社680型グ ラディエント・システム(Gradient System)から構成されたものである。HP LC溶出液と1倍容量のフロ・シント1(Flo Scint 1)(ラジオマチック社) を混合し、放射能流検出器を用いてTからDHTへの変換を監視した。このよう な条件下で、DHTの生成は少なくとも25分間直線的であった。ヒト前立腺お よび頭皮の調製品には、T、DHTおよびアンドロスタンジオール以外のステロ イドは認められなかった。阻害試験 化合物を100%エタノールに溶かした。IC50値は酵素活性を50%抑制す るのに必要な阻害薬の濃度を表す。阻害薬の濃度を0.1〜1000nMで変化 させる6点測定を行ってIC50を決定した。本発明の代表的化合物を、5α−レ ダクターゼ1型および2型の阻害に関して上述のアッセイで調べた。 ここで5α−レダクターゼ2阻害薬と称する化合物は、上述のアッセイで5α −レダクターゼ2アイソザイムの阻害を示し、 約100nMまたはそれ以下のIC50値を有する化合物である。 ここで5α−レダクターゼ1阻害薬と称する化合物は、上述のアッセイで5α −レダクターゼ1アイソザイムの阻害を示し、約100nMまたはそれ以下のI C50値を有する化合物である。ヒト皮膚乳頭細胞アッセイ 皮膚乳頭は、各毛包の基部にある小さい細胞群であり、現在、その細胞は毛髪 成長の基礎となる幹細胞であると考えられている。その細胞が5α−レダクター ゼ阻害活性を有することが明らかになっていることから、その細胞培養系で5α −レダクターゼの阻害を調べることが可能である。 単離および培養を行った皮膚乳頭細胞について、メッセンジャーの方法(Mess enger,A.G.,“The Culture of Dermal Papilla Cells From Human Hair Folli cles”,Br.J.Dermatol.110:685-689,1984)およびイタミらの方法(Itami ,S.ら,“5 α-Reductase Activity In Cultured Human Dermal Papilla Cells From Beard Compared With Reticular Dermal Fibroblasts”,J.Invest.Der matol.94:150-152,1990)に従って調製を行う。試験を通じて、2名の異なる 被験者の髭皮膚細胞および後頭頭皮毛髪を用いる。実験は全て、4〜6回 目の継代培養後に集密的に行う。集密的単層細胞をリン酸緩衝生理食塩水で2回 洗浄し、ゴム製ポリスマンによって皿から掻き取り、遠心管中に集める。その細 胞懸濁液を4℃で1500rpmにて10分間遠心する。250mMショ糖、1 mMMgCl2および2mM CaCl2を含むpH7.5の20mMトリス−H Cl緩衝液中に、4℃で渦撹拌と口径25ゲージの針を10回通すことで、ペレ ットを再懸濁する。その粗ホモジネートをさらに、テフロン(商品名)−ガラス ホモジナイザーによって均質化し、それを細胞ホモジネートとして用いる。5α −レダクターゼの亜細胞性局在化の試験の場合、その細胞ホモジネートを800 ×gで10分間遠心して、粗核ペレットを得る。得られた上清を10000×g で15分間遠心して、粗ミトコンドリアペレットを得る。その上清を10000 0×gで60分間遠心して、ミクロソームペレットと細胞ゾルを得る。各粒子状 分画を2回洗浄し、緩衝液に再懸濁する。 標準インキュベーション混合物は、50nMの[3H]−テストステロン、1 mMのNADPH、pH5.5の100mMクエン酸ナトリウムまたはpH7. 5の100mMトリス−HClおよび細胞ホモジネート50mLからなり、最終 容量 100mLとしたものである。各試験管には細胞蛋白50〜100mgを含有さ せる。インキュベーションは37℃で30分間行う。インキュベーション中、反 応は時間に比例している。最適pHの試験の場合は、クエン酸緩衝液をpH4. 5〜6.5で用い、トリスHCl緩衝液はpH7.0〜9.0で使用する。蛋白 含有量はローリーらの方法(Lowryら,“Protein Measurement With The Folin Phenol Reagent”,J.Biol.Chem.193:265-275,1951)によって測定する。 インキュベーション後、キャリアステロイドをそれぞれ110mg含有するク ロロホルム−メタノール(体積比2/1)4倍量を加えることで反応を停止する 。抽出したステロイドを、ゴメスら記述の方法(Gomez ら,“In Vitro Metabol ism Of Testosterone-4-14C and D-androstene-3,17-dione-4-14C In Human Ski n”Biochem.,7:24-32,1968)に従って薄層クロマトグラフィーによって分析し 、各ステロイドの純度を再結晶法によって測定する。5α−レダクターゼの活性 は、生成したジヒドロテストステロン、アンドロスタンジオールおよびアンドロ スタンジオンの合計で表す。[1,2−3H]−テストステロン(55.2Ci /ミリモル)はNew England Nuclear Corporation(マサチューセッツ州ボストン)から入手可能であり、未標識ステ ロイドは、Sigma Chemical Company(ミズーリ州セントルイス)から購入できる 。ウシ胎児血清は、Hazelton(カンザス州Lenaxa)から入手可能である。他の全 ての化学薬品は試薬級である。ちぢれ毛ラットアクネモデル 成体ちぢれ毛ラットとは、毛がちぢれて成長し、背中の皮膚全体を褐色の脂漏 が覆い、思春期後の皮脂産生が異常に多く、それが循環するアンドロジェンによ るものであるとされている種類のラットである。選択した着目5α−レダクター ゼ阻害薬の0.1%、0.05%および0.025%溶液を、プロピレングリコ ール、イソプロパノール、ミリスチン酸イソプロピルおよび水(50/30/2 /18%)を媒体として調製し、成体雄ちぢれ毛ラットの背中に、1匹当たり1 日0.2mLで4週間にわたって局所塗布する。対照には媒体のみを塗布し、そ のうちの5匹を去勢する。2週間後、脂漏は用量依存的に消失し、4週間後、ブ ロモデオキシウリジン(BrdU、200mg/kg)を腹腔内注射し、2時間 後に屠殺する。皮膚組織をEDTA(20mM)のリン酸緩衝溶液中、37℃で 1.5 時間インキュベートする。上皮に付着した毛嚢脂腺単位を皮膚からはぎ取り、ホ ルマリンで固定してBrdUの免疫染色を行う。BrdU陽性核を示すDNA合 成細胞は外側の腺境界部にある。葉部当たりのS相細胞数を小型画像解析装置で 測定する。ホルマリン固定皮膚を用い、冷凍の連続切片を1%オスミウムで染色 し、葉部の大きさを測定する。皮膚5α−レダクターゼの陽性阻害薬は腺細胞の 代謝速度を低下させ、葉部の大きさを低下させることで、皮脂産生の抑制を誘発 する。 以下に、毛髪成長の検出に用いることができる方法の例について説明する。毛髪成長についての拡大写真法および全体写真法 A.拡大写真法 場所:IDカード 毛髪計数標的部分 備品:フィルム:それぞれ同じ乳剤ロット番号のコダック−T−max24枚 どりフィルム カメラ:ニコンN−6000 レンズ:ニッコール60mm f2.8 フラッシュ:ニコンSB−21Bマクロフラッシュ 装置:登録装置撮影手順 これらの臨床写真では、許容される唯一の条件変動は毛髪数である。フィルム 乳剤、照明、視野、露光および再現比は一定とする。 1.患者の毛髪計数領域を以下のように準備する。市販の入れ墨装置を用いる かまたは手で(針およびインク)渦状の脱毛スポット中心のすぐ内側の脱毛領域 の前縁に、試験開始時に小さい(約1mm)のドット状目印を設ける。脱毛領域 の前縁の目印を中心として約1インチ四方の領域を刈り込む(〜2mm)。刈っ た毛髪をその撮影領域から除き、テープを用いて取り去る。圧縮空気および/ま たはエタノールによる拭き取りによって刈り取った毛髪を除去しやすくすること もできる。 2.拡大:提供される各レンズは再現比を1:1.2に固定する。 絞り:各写真はf/22で撮影する。 フィルム:T−Max100(24枚どり)を用いる。 3.患者の毛髪計数標的領域。3種類の露光(−2/3、0および+2/3絞 り目盛)。 B.全体写真法 場所:カラーカード/患者ID 全体写真 備品:フィルム:それぞれ同じ乳剤ロット番号のコダクロームKR−64 2 4枚どりフィルム カメラ:ニコンN−6000 レンズ:ニッコール60mm f2.8 フラッシュ:ニコンSB−23 カラーカード/患者ID撮影手順 これらの臨床写真では、許容される唯一の条件変動は領域全体の概観である。 その領域とは無関係のもの(衣類、家具、壁など)は、撮影視野から除去する。 1.患者の全体写真を撮影してから、所定の位置の頭部の毛髪を刈る(提供の 定位装置によって測定)。患者頭部の毛髪は、常に脱毛領域がかくれないような 位置とする。 2.拡大:提供される各レンズは再現比を1:6に固定する。 絞り:各写真はf/11で撮影する。 フィルム:コダクローム(24枚どり)を用いる。 3.患者の全体写真。ゼロ補償で3種類の露光。 熟練技術者が写真上に透明板を置き、フェルトペンを用いて、肉眼で見える各 毛髪の上に黒点を書き込む。そのドットマップの透明板をコンピュータ支援の画 像解析を行って計数する。 写真には、試験施設、訪問番号、患者割付番号に相当する無作為番号でコード 付けして、時間に関する予断を避ける。6カ月目に、基底状態写真および6カ月 目の写真の計数を行い、データ解析を行って中間解析を行う。12カ月目に、基 底状態写真、6カ月目の写真および12カ月目の写真の計数を行って、データ解 析を行って一次試験を終了する。 毛髪成長の検出方法については、オルセンらの報告にも記述されている(Olse n,E.A.and Delong,E.,J.American Academy of Dermatology,Vol.23,p.4 70(1990))。 以上、本発明をその特定の実施態様を参照しながら説明および図示したが、本 発明の精神および範囲から逸脱しない限りにおいて、各種の変更、修正および置 換えを行うことができることは、当業者であれば理解できるものである。例えば 、上記で示した本発明の化合物のいずれかの適応症で治療を受ける 哺乳動物の感受性からして、上記で記載した特定の用量以外に有効な用量を設定 することができる。同様に、認められた具体的な薬理的反応は、選択される特定 の有効化合物あるいは医薬キャリアが存在するか否か、さらには使用する製剤の 種類および投与形態の種類に応じて変わり得るものであり、その結果の効果の変 動または差異は、本発明の目的および実施の範囲内にあるものとする。従って、 本発明は以下に記載する請求の範囲によって定義され、しかもそのような請求の 範囲は妥当な限りにおいて広く解釈されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,E E,FI,GE,HU,JP,KG,KR,KZ,LK ,LR,LT,LV,MD,MG,MN,NO,NZ, PL,RO,RU,SI,SK,TJ,TT,UA,U S,UZ (72)発明者 パテル,グール・エフ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07830、カリフオン、ローレル・マウンテ ン・ウエイ・24 (72)発明者 ラズムソン,ゲイリー・エイチ アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 07060、ウオツチヤング、パーク・プレイ ス・155

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記構造式Iを持つ化合物あるいは該化合物の医薬的に許容される塩また はエステル。 [式中、実線と破線で示されるC1−C2の結合は単結合または二重結合を表し 、 R1は、以下の1)〜3)から選択され、 1)−H、 2)−CH3、および 3)−CH2CH3 Zは以下の1)〜4)から選択され、 1)オキソ; 2)α−Hおよび以下のa)〜n)から選択されるβ−置 換基 a)C1-4アルキル、 b)C2-4アルケニル、 c)−CH2COOH、 d)−OH、 e)−COOH、 f)−COO(C1-4アルキル)、 g)−OCONR45 その場合R4およびR5は独立に以下のi)〜iv)から選択されるか、 i)−H、 ii)−C1-4アルキル、 iii)フェニル、および iv)ベンジル あるいはR4とR5がそれらの結合する窒素と一つとなって−O−、−N H−および−S−から選択されるもう1個の別のヘテロ原子を有していても良い 5〜6員の飽和複素環を表し、 h)C1-4アルコキシ、 i)C3-6シクロアルコキシ、 j)−OC(O)R7(R7はC1-6アルキルまたはフェニルである)、 k)ハロゲン、 l)ハロ−C1-2アルキル、 m)−CF3、および n)C3-6シクロアルキル; 3)=CHR6; 4)未置換またはR6で置換されたスピロシクロプロパン; R2は、−Hならびに未置換あるいは1以上のアリール、ヘテロアリール、− COOHまたは−OHで置換されたC1-6アルキルから選択され; R3は、1以上のアリール、ヘテロアリール、−COOH、−OHまたはジア リールアミノで置換されたC1-6アルキルであり; R6は−HおよびC1-4アルキルから選択される。] 2. R1が水素またはメチルであり;R2が水素、メチル、エチルまたはプロピ ルであり;Zがα水素およびC1-4アルキル、C2-4アルケニル、C1-4アルコキ シ、ハロC1-4アルキ ル、−CF3およびC3-6シクロアルキルから選択されるβ置換基であり;R3が 2個のフェニル基で置換されたC1-4アルキルであって、その各フェニル環は互 いに独立に未置換であるかまたは置換されている請求項1に記載の化合物。 3. 下記構造式IIの構造を持つ請求項2に記載の化合物あるいは該化合物の医 薬的に許容される塩。 [上記式中、R1は水素またはメチルであり;R2は水素またはメチルであり; Zはα水素およびβメチルである。] 4. N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−ア ンドロスタン−17β−カルボキサミド; N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−7β−メチル−5α−ア ンドロスト−1−エン−17β−カルボキサ ミド; N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−4,7β−ジメチル−5 α−アンドロスタン−17β−カルボキサミド;および N−(メチル),N−(ジフェニルメチル)−3−オキソ−4−アザ−4,7 β−ジメチル−5α−アンドロスタン−17β−カルボキサミド から成る群から選択される請求項1に記載の化合物あるいは該化合物の医薬的 に許容される塩。 5. 5α−レダクターゼまたはそのアイソザイムの阻害剤の調製に有用な、請 求項1に記載の薬剤。 6. 尋常性アクネ、男性型脱毛症、女性多毛症、良性前立腺過形成症、前立腺 炎の治療ならびに前立腺癌の治療および/または予防剤の調製に有用な、請求項 1に記載の薬剤。 7. 男性型脱毛症が男性部分禿頭症である請求項6に記載の薬剤。 8. 男性型脱毛症の停止および回復ならびに毛髪成長の促進剤の調製に有用な 、請求項1に記載の薬剤。。 9. 男性型脱毛症が男性部分禿頭症である請求項8に記載の 薬剤。 10. 5α−レダクターゼまたはそのアイソザイムの阻害剤の調製に有用な請 求項1に記載の化合物を、5α−レダクターゼ1阻害薬および/または5α−レ ダクターゼ2阻害薬と併用した薬剤。 11. 尋常性アクネ、男性型脱毛症、女性多毛症、良性前立腺過形成症、前立 腺炎の治療ならびに前立腺癌の治療および/または予防剤の調製に有用な請求項 1に記載の化合物を、5α−レダクターゼ1阻害薬および/または5α−レダク ターゼ2阻害薬と併用した薬剤。 12. 5α−レダクターゼ2阻害薬がフィナステリドである請求項11に記載 の薬剤。 13. 男性型脱毛症の停止および回復ならびに毛髪成長の促進剤の調製に有用 な請求項1に記載の化合物を、5α−レダクターゼ1阻害薬および/または5α −レダクターゼ2阻害薬と併用した薬剤。 14. 男性型脱毛症の治療剤の調製に有用な請求項1に記載の化合物を、カリ ウムチャンネル開口薬と併用した薬剤。 15. 男性型脱毛症が男性部分禿頭症である請求項14に記 載の薬剤。 16. カリウムチャンネル開口薬がミノキシジルまたはそれの医薬的に許容さ れる塩である請求項14に記載の薬剤。 17. 男性型脱毛症の停止および回復ならびに毛髪成長の促進剤の調製に有用 な請求項1に記載の化合物を、カリウムチャンネル開口薬と併用した薬剤。 18. 医薬的に許容されるキャリアおよび治療上有効な量の請求項1に記載の 化合物を含有する医薬組成物。 19. 医薬的に許容されるキャリア、治療上有効な量の請求項1に記載の化合 物およびフィナステリドもしくはミノキシジルから選択される化合物あるいはそ れらの医薬的に許容される塩を含有する医薬組成物。 20. 局所塗布に適合する医薬的に許容されるキャリア、治療上有効な量の請 求項1に記載の化合物およびフィナステリドもしくはミノキシジルから選択され る化合物あるいはそれらの医薬的に許容される塩を含有する医薬組成物。 21. 経口投与に適合する医薬的に許容されるキャリア、治療上有効な量の請 求項1に記載の化合物およびフィナステリドあるいはそれらの医薬的に許容され る塩を含有する医薬組成物。
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