JPH09505151A - 回転角信号発生器 - Google Patents

回転角信号発生器

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JPH09505151A JP8509082A JP50908296A JPH09505151A JP H09505151 A JPH09505151 A JP H09505151A JP 8509082 A JP8509082 A JP 8509082A JP 50908296 A JP50908296 A JP 50908296A JP H09505151 A JPH09505151 A JP H09505151A
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Abstract

(57)【要約】 従来公知の回転角信号発生器においては、出発位置において所望されるセンサ信号のセットは極めて困難である。さらに簡単な操作によって、このようなセンサ信号は変化するおそれがある。本発明による回転角信号発生器においては、枢着部分33が組み付け時には、センサ部分22に結合された円筒形の部分14に部分的にしか被せ嵌められない。このような第1の位置においては、枢着部分33はセンサ部分22に対して回動することができる。次いで、出発位置において所望されるセンサ信号がセットされ、続いて枢着部分33がさらに円筒形の部分14に被せ嵌められるので、セット後の両部分22,33の不慮の相対回動が不可能になる。回転角信号発生器は車両の駆動機械の出力を制御するために設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 回転角信号発生器 本発明は、請求項1の上位概念に記載された形式の、駆動機械を制御するため の回転角信号発生器から出発する。 例えば内燃機関のスロットルバルブを電動モータによって位置調節するのに使 用されるような、電気的な調整装置もしくは制御装置のための回転角信号発生器 がある。この回転角信号発生器の枢着部分は、この枢着部分に枢着されたアクセ ルペダルによって位置調節可能である。 ケーシングに定置に配置された第1のセンサ部分と、ケーシングもしくは第1 のセンサ部分に対して回転可能に支承された第2のセンサ部分とを備えた回転角 信号発生器(ドイツ連邦共和国特許出願公開第3411455号明細書)がある 。この第2のセンサ部分は、アクセルペダルに結合された枢着部分を介して、回 転方向に位置調節されるようになっている。第1のセンサ部分に対する第2のセ ンサ部分の相対位置に応じて、回転角信号発生器は、電気的な線路を介してセン サ信号を供給する。このセンサ信号は電子評価装置に供給することができる。 回転角信号発生器において特に重要な点は、枢着部 分が出発位置に位置しているときに、センサ信号が所定の規定値を有しているこ とである。しばしばこのセンサ信号は、枢着部分が出発位置に位置しているとき に出発信号がゼロであるように規定される。 この公知の回転角信号発生器においては、第2のセンサ部分が回転軸に結合さ れていて、この回転軸には円錐形の波状起伏部が設けられている。枢着部分は組 み付けられた状態において、ねじナットを介して波状起伏部に圧着する。回転角 信号発生器のセットのために、このねじナットが緩められ、枢着部分が回転軸に 対して、枢着部分の規定の出発位置においてセンサ信号が目標値を有するまで回 転させられる。回転角信号発生器のこのようなセット後に、ねじナットが締め付 けられるので、枢着部分が第2のセンサ部分に対して固定される。 この公知の構成の欠点は特に、ねじナットが場合によっては緩むことである。 さらにあとから、不適切な操作や、セットした位置の変化が生じやすい。さらに 、このようなセットは簡単なものとは言えず、大量生産において必要となる手間 は到底無視できるものではない。 発明の利点 これに対して、請求項1の特徴を有する、本発明による回転角信号発生器は、 極めて確実で、簡単かつ改善されたセット可能性の利点を有している。 この回転角信号発生器は、組み付け易く低廉な構造を可能にするので有利であ る。この回転角信号発生器は、係止結合もしくは圧着結合しか必要とならないよ うに構成されている。問題の多いねじ結合は不要である。 請求項2以下に記載された手段により、本発明による回転角信号発生器の有利 な構成が得られる。 第2のセンサ部分または枢着部分に円筒形の部分が設けられていることにより 、第2のセンサ部分に対して枢着部分が第1の位置から第2の位置に有利に調節 移動される。 第1の位置において、枢着部分と第2のセンサ部分との摩擦力結合部が設けら れることにより、枢着部分に対する第2のセンサ部分の相対回動が容易に行われ るので有利である。さらに枢着部分と第2のセンサ部分との形状結合部を設ける ことにより得られる利点は、第2の位置において、第2のセンサ部分に対する枢 着部分の不都合な相対回動が確実に回避されることである。 第2のセンサ部分と枢着部分とを支承するための円筒形の部分を使用すること により、回転角信号発生器の構造が著しく簡単になる。 スナップ装置は、第2のセンサ部分に対する枢着部分の相対的な位置が、第2 の位置から第1の位置に不都合に変位することを特に簡単に阻止する。 図面 回転角信号発生器の特に有利な、選択された実施例を概略的に図面に示し、以 下に詳しく説明する。第1図は実施例の縦断面図であり、第2図は実施例の端面 を示す図である。 実施例の説明 本発明による回転角信号発生器は、種々異なる駆動機械を制御するために使用す ることができる。この駆動機械は例えば、サーボモータによって位置調節される スロットルバルブを有する火花点火式エンジンである。この場合回転角信号発生 器は、スロットルバルブを位置調節するサーボモータに供給する電気的な信号を 生ぜしめるために役立つ。しかし駆動機械はディーゼルエンジンまたは電動モー タであってもよい。この場合にも、回転角信号発生器は、適宜に変換させられて 駆動機械の出力を制御する電気的な信号を生ぜしめる。この回転角信号発生器は 、通常の場合アクセルペダルを介して操作可能である。 図1は、有利な実施例の縦断面を示したものである。ここではケーシング2が 示されている。このケーシング2は内室6を取り囲んでいる。このケーシング2 はポット状に形成され、円筒領域2aと端面領域2bとを有している。この内室 6は、半径方向では円筒領域2aによって、軸線方向ではケーシング2の端面領 域2aとプラスチック部分10とによって取り囲まれ るか、もしくは閉鎖されている。プラスチック部分10の材料としては、容易に 変形加工可能なかつ非導電性の材料が使用されてよい。プラスチック部分10は 、内室6に向いた端面11を有している。周囲に対して内室6のシール性を改善 するために、プラスチック部分10とケーシング2の円筒領域2aとの間にシー ル部材8が設けられている。プラスチック部分10には、係止舌片が一体成形さ れていてよい。これらの係止舌片は、ケーシング2に設けられた係止凹部に係合 することができる。このことにより、プラスチック部分10とケーシング2との 係止結合を、ねじを用いずに簡単に行うことができる。組み付けられた状態では 、プラスチック部分10はケーシング2の1構成部分を形成する。ケーシング2 の端面領域2bには、開口12が設けられている。この開口12を通って、ほぼ 円筒形の部分14が延びている。この円筒形の部分14は回転軸の形で形成され ている。この円筒形の部分14は、内室6内に突入する第1の端部16と、この 開口12を通って延びる中央部17と、外方に向けられた第2の端部18とを有 している。円筒形の部分14は開口12に、回転軸線19を中心として旋回可能 もしくは回転可能に支承されている。 センサ20は回転角信号発生器の主要な構成部分である。このセンサ20は第 1のセンサ部分21と第2のセンサ部分22とを有している。第1のセンサ部分 21はプラスチック部分10の1構成部分である。この第1のセンサ部分21は プラスチック部分10を介して、ケーシング2に回動不能に結合されている。第 2のセンサ部分22は、円筒形の部分14に回動不能に結合されている。つまり このセンサ部分22は円筒形の部分14に回動不能に一体成形されているか、ま たは、円筒形の部分14と一緒に一体的に構成されている。第2のセンサ部分2 2は円筒形の部分14と一緒にケーシング2に対して、ひいては第1のセンサ部 分21に対して回転軸線19を中心にして、規定の回転角だけ旋回可能に支承さ れている。 プラスチック部分10の前記内室6に向いた端面11には、接点路24として 役立つ導電性の抵抗路が印刷されている。この接点路24の厚さは極めて小さい 。図面の見易さのために、接点路24の厚さが著しく誇張して示されている。第 1図はプラスチック部分10および接点路24を横断面で示している。 第2のセンサ部分22には接点個所26が位置している。この接点個所26は 例えば電気的な摺動子として形成されている。第2のセンサ部分22のこの接点 個所26は少なくとも一時的に、第2のセンサ部分22に対する第1のセンサ部 分21の相対位置に関連して、第1のセンサ部分21の接点路24に電気的に接 続される。この実施例においては、第2のセンサ部分22には、摺動子の形のさ らに別の3つの接点個所2 6a,26b,26cが結合されている。これらの別の接点個所26a,26b ,26cは、プラスチック部分10の端面11に印刷された接点路24a,24 b,24cに電気的に接触接続されている。両接点個所26,26aは、例えば 互いに電気的に接続されている。 第1のセンサ部分21に対する第2のセンサ部分22の相対回転角に応じて、 のちにさらに詳しく説明する差し込み接点66f,66f′においてセンサ信号 を得る。これらのセンサ信号は、接点路24,24a,24b,24cもしくは 接点個所26,26a,26b,26cの構成に応じてアナログまたはデジタル である。重複した複数のセンサ信号を得ることもできる。センサ信号のうちの1 つがアナログ(ポテンショメータ機能)であり、別のセンサ信号がデジタル(ス イッチ機能)であるように回転角信号発生器を形成することができる。 円筒形の部分14に、もしくは第2のセンサ部分22に直接的に、当接エレメ ント29が結合されている。さらに、当接エレメント30が、第2のセンサ部分 22または円筒形の部分14に結合されている。 第2図は、説明のために一例として選択した回転角信号発生器を、端面側から 示したものである。全ての図面において、同一のまたは同一作用を有する部分は 同一符号を有している。 回転角信号発生器は枢着部分33を有している。この枢着部分33は、例えば 図示していない伝達手段を介して、やはり図示していないアクセルペダルに結合 されている。このアクセルペダルを操作することにより、枢着部分33を回転軸 線19を中心にして位置調節することができる。枢着部分33には、大きなレバ ー34と、これよりも僅かに小さなレバー36とが一体成形されている(第2図 )。枢着部分33は、大まかに見て軸線方向部分38と半径方向部分39とを区 別することができるように成形されている。半径方向部分39は、軸線方向部分 38よりも著しく大きな直径を有している。軸線方向部分38は回転軸線19に 対して同軸的に延びている。軸線方向部分38には、段付けされた孔40が設け られている。 円筒形の部分14の第2の端部18は、比較的平滑な円筒形の表面を有する第 1の領域41と、異形の成形断面を有する第2の領域42とに分割することがで きる。周方向で見て、領域42に設けられたこの成形断面は凹凸を有している。 この領域42に設けられた凹凸は、回転軸線19に対して平行に延びていると有 利であるので、第1図においては、回転軸線19に対して平行に延びる線によっ て示した。 円筒形の表面を備えた領域41の直径は、孔40よりも僅かに大きい。つまり 、枢着部分33の軸線方向部分38が円筒形の部分14の第2の端部18に被さ って、円筒形の表面を有する領域41の一部もしくはこの領域41全体は枢着部 分33の孔40内部に位置するが、しかし、第2の領域42は孔40の外部に位 置するようになっていると、規定のトルクを付与されることにより、円筒形の部 分14に対する、ひいては第2のセンサ部分22に対する枢着部分33の相対回 動が容易に可能である。第1の領域41内に位置する円筒形の部分14と、枢着 部分33の孔40との間の圧着力を構造的に選択することにより、回動に望まし いトルクつまり回転角信号発生器のセットに有利なトルクを選択することができ る。第2のセンサ部分22に対する枢着部分33の回動のために、つまり回転角 信号発生器のセットのために、成形断面を有する領域42は、枢着部分33の孔 40の外部に位置している。枢着部分33は第2のセンサ部分22に対して、第 1の位置と呼べる位置に位置している。 円筒形の部分14の成形断面を有する領域42に設けられた凸部は、円筒形の 表面を有する領域41の直径を超えて突出している。枢着部分33がさらに軸線 方向に、つまり、回転軸線19に対して平行に、円筒形の部分14に対して相対 摺動すると、成形断面を有する領域42も枢着部分33の孔40内に進入する。 このことは、領域42における成形断面の凸部が孔40の周壁に喰い込むことに よって生じる。このような喰い込みは、汎用の材料を使用する場合、枢着部分3 3が少なくとも孔40の領域において比較的軟質の、つまり塑性変形可能または 弾性変形可能な材料から成っていると容易に行われる。凸部を備えた領域42は 、これらの凸部を喰い込ませようとする孔40の部分よりも硬質であることが望 ましい。第2のセンサ部分22に対して枢着部分33が軸線平行に摺動したあと 、この枢着部分33は第2のセンサ部分22に対して、第2の位置と呼べる位置 に位置する。 しかしながら、成形断面を有する領域42が進入する、枢着部分33の孔40 の領域にも、対応する適切な成形断面を施すこともできる。この場合、円筒形の 部分14の成形断面は枢着部分33の成形断面に係合し、枢着部分33は孔40 の領域でも、比較的硬質の材料から成っていてもよい。 さらに、凸部を備えた成形断面を円筒形の部分14に施すのではなく枢着部分 33に施すこともできる。このような変化実施例の場合、枢着部分33の凸部が 、センサがセットされたあとの組み付け時に、円筒形の部分14に喰い込む。 回転角信号発生器のセットおよび組み付けが終わると(第2の位置)、全ての エレメントの形状結合が生ぜしめられる。枢着部分33はセンサ部分22に形状 結合される。このためには、ねじまたはその他の固定エレメントは必要とならな い。位置固定エレメントも不要である。 円筒形の部分14の領域41;42と枢着部分33の孔40相互間の圧着およ び摩擦により、枢着部分33は円筒形の部分14に所定の位置で固持される。 円筒形の部分14の第2の端部18の領域には、比較的小さな直径を有する段 部(Einstich)が設けられている。この直径は、領域41,42の直径よりも小 さいと有利である。円筒形の部分14の第2の端部18に、有利には軟質の材料 から成る枢着部分33を被せ嵌める時に、枢着部分33は第2の端部18に半径 方向に圧着し、ひいてはその材料の一部を前記段部に押し退けるので、このよう な付加的な手段により、円筒形の部分14からの枢着部分33の不都合な落下が 付加的に阻止される。第2の端部18の領域に設けられた段部により、スナップ 装置46が形成される。このスナップ装置46は、例えば円筒形の部分14の中 央部17への第2の端部18の移行部に設けられているが、しかし、枢着部分3 3の孔40によって覆われた第2の端部18の別の各領域に設けられてもよい。 このスナップ装置46は、孔40から内方に向かって突出した、段部に進入する 材料が設けられることにより、さらに改善することができる。 しかしながらスナップ装置46を形成するために、円筒形の部分14に環状の 凸部を設けることもできる。この凸部は孔40の領域に設けられた段部と係合す る。このような構成は、図示した実施例に簡単に変更 を加えたものなので、改めて図示する必要はない。 このスナップ装置46は必ずしも必要ではないが、しかし回転角発信器を付加 的に改善する。 センサ部分22に結合された円筒形の部分14の第2の端部18の、中央部1 7とは離反した端面には、レンチ嵌合成形部48が一体成形されている。図示の 実施例の場合、このレンチ嵌合成形部48は横方向に延びるスリットとして形成 されている。このスリットには、工具としてねじ回しが係合可能である。第2の 端部18が部分的にしか孔40に差し込まれていないとき(第1の位置)に、こ のレンチ嵌合成形部48を介して円筒形の部分14、ひいては第2のセンサ部分 22を枢着部分33に対して相対回動させることができる。この場合この相対回 動は、例えば適当な工具により円筒形の部分14を固持して枢着部分33を回動 させることによって、または枢着部分33を固持して円筒形の部分14を回動さ せることによって行われる。枢着部分33が完全に第2の端部18に被せ嵌めら れている場合(第2の位置)、回動はもはや生じることはない。領域41だけが 孔40内部に位置している場合(第1の位置)、相対回動は可能であり、成形部 分を有する第2の領域42が孔40内部に位置している場合(第2の位置)、両 部分(14,33)の相対回動を標準的な手段で生ぜしめることはできない。両 部分(14,33)の相対回動防止のために、円筒形 の部分14の第1の領域41が軸線方向で見て孔40から突出しているかどうか は重要ではない。第1図は回転角信号発生器を第2の位置で示したものである。 図示の実施例(第1図)の場合、枢着部分33の軸線方向部分38は、軸線方 向で見て円筒形の部分14を超えて突出している。この突出した領域においては 、孔40は封止用コンパウンド50で閉鎖されている。このことは、第2のセン サ部分22に対して枢着部分33を回動させ、ひいては回転角発信器のセットさ れた位置を許容範囲を超えて変化させようとする、場合によって行われる容認で きない試みを阻止する。円筒形の部分14を超えて突出する、枢着部分33の領 域には、狭窄部を有するように形成されていてよい。このことは、封止用コンパ ウンド50が孔40から落下するのを阻止する。 回転角信号発生器は戻し装置56を有している。図示の実施例では、この戻し 装置56は戻しばねによって形成されている。この戻しばねの一方の端部56a はケーシング2に作用し、戻しばねの他方の端部56bは、枢着部分33に作用 する(第2図)。この戻し装置56は第2図で見て、時計回り方向に枢着部分3 3に作用する。枢着部分33の運動は時計回り方向で、枢着部分33の小さい方 のレバー36が、ケーシング2に設けられた第1のケーシングストッパ61に当 接することによって制限される。戻し装置56は複数 の戻しばねを有していてもよい。これらの戻しばねの強さは、戻しばねのうちの 1つが破断しても、第1のケーシングストッパ61に向かって枢着部分33を確 実に戻すのに十分な力が生ぜしめられるように形成される。 枢着部分33のレバー34には、枢着個所64が位置している。この枢着個所 64には、例えばアクセルペダルに結合されたボーデンワイヤ(図示せず)が作 用することができる。このボーデンワイヤは時計回り方向とは逆方向に(第2図 )、レバー34がケーシング2に設けられた第2のケーシングストッパ62に当 接するまで、戻し装置56に抗して枢着部分33を操作することができる。 枢着部分33が第1のケーシングストッパ61に当て付けられているような位 置を出発位置と呼ぶことができる。このような出発位置においては、回転角信号 発生器によって発せられたセンサ信号は、規定された値を有するようになってい る。第1のケーシングストッパ61における枢着部分33の位置は、通常の場合 駆動機械のアイドリング位置に相当する。このような出発位置においてセンサ信 号の値がゼロであることがしばしば所望される。枢着部分33が第2のケーシン グストッパ62に当て付けられている場合、このことはセンサの最大旋回角を意 味しており、ひいては駆動機械の全負荷位置に相当する。これらのケーシングス トッパ61,62は、ケーシングに直接的に取り付けられているか、もしくは一 体成形されているので、これらのストッパは問題なく極めて堅牢に構成すること ができる。 回転角信号発生器のセットのために(回転角信号発生器は第1の位置に位置し ている)、この枢着部分33は第1のケーシングストッパ61に対して操作され 、第2のセンサ部分22が適当な工具によって、アイドリングに相当する所望の 値が差し込み接点66f,66f′に生じるまで位置調節される。次いで枢着部 分33が回転軸線19に沿って(第1図で見て)左側に向かって押圧される。こ のとき当接エレメント30はプラスチック部分10に支持される。これにより、 枢着部分33はセンサ部分22に対して第1の位置から第2の位置にもたらされ る。 プラスチック部分10(第1図)内には電気的な線路66が注型時に内部に配 置される。この線路66は例えば方形の断面を備えた線材である。この電気的な 線路66はプラスチック部分10を通って延びており、プラスチック部分10の 、内室6に向いた端面11で終わっている。この端面11には接点路24,24 a,24b,24cが印刷されている。印刷技術により、接点路には任意の形状 を付与することができる。例えば接点路24は電気的な線路66に接続されてい る。このような接続は、接点路24がプラスチック部 分10の端面11で終る電気的な線路66の端部に被さるような形状が、接点路 24に印刷技術的に与えられることにより生ぜしめられる。接点路24が印刷技 術的に被着され、ひいては極めて薄く形成されているので、電気的な線路66の 前記接点路24に接続された端部がプラスチック部分10の端面11と丁度一緒 に終っていることが重要である。電気的な線路66は端面11を超えて突出して はならず、電気的な線路66の端部において、端面11に凹部を形成してもいけ ない。それというのは、このような2つの場合、線路66と接点路24との確実 な電気的な接続が保証されないからである。 電気的な線路66は、部分域66a,66b,66c,66d,66e,66 fに分割される(第1図)。プラスチック部分10の前記内室6に向いた端面1 1を起点にして、電気的な線路66の部分域66aが延びている。端面11に対 して短い間隔を置いて、電気的な線路66は直角を成して屈曲している。この場 所で、この線路66は部分域66cに移行している。この部分域66cはプラス チック部分10の前記内室6に向いた端面11に対してほぼ平行に延びている。 第1の線路屈曲部に対して所定の間隔を置いて線路66は曲げられて、部分域6 6dにおいて再び端面11に対して直角に延びている。さらに所定の間隔を置い て、線路66は新たに屈曲させられ、ひいては部分域 66eに移行している。部分域66eはプラスチック部分10の材料から離れる 。この場所で線路66は差し込み接点66fを形成する。第1の部分域66aに おいては、電気的な線路66には拡大部66bが一体成形されている。拡大部の 代わりに線路66の減径部が設けられていてもよい。 端面11と線路66の部分域66cとの相互間隔を以下に間隔a(第1図)で 示す。この間隔aはできる限り小さく選択されている。但しこの間隔は、少なく とも簡単な製造が保証される程度の大きさに形成されている。電気的な線路66 の部分域66aは極めて短いので、電気的な線路66とプラスチック部分10と の熱膨脹率が著しく異なっていても、長さの伸張の差は極めて僅かにすぎない。 従って極端な温度変化時にも、線路66が端面11から内室6内に過度に大きく 突入することもないし、端面11に過度に大きな凹部が形成することもない。こ れにより、電気的な線路66はいかなる状況下でも接点路24に良好に電気的に 接続され続ける。 拡大部66bは、プラスチック部分10内部における電気的な線路66の固持 をも助成する。しかしながら拡大部66bは製造技術的に任意の大きさにするこ とができないので、拡大部66bによる固持は限られた程度にのみ行われるが、 しかしこれで十分である。拡大部66bもしくは相応の縮小部は、線路66を備 えたプラスチック部分10の製造を著しく容易にする。製造方法如何では、この 拡大部66bを省くこともできる。 線路66の部分域66dは比較的長い。これにより、温度変化時には、プラス チック部分10と線路66の部分域66d相互の長さ変化に比較的大きな差が生 じる。線路66の部分域66cは端面11に対してほぼ平行に延びているので、 この個所では、プラスチック部分10内部における線路66の位置固定が保証さ れる。これにより、意図した通り、線路66の部分域66dに比較的大きな長さ 変化が生じることによっても、部分域66aがこのことによって影響を受けるこ とはない。極端に大きな温度変化が生じ、ひいてはプラスチック部分10と線路 66の部分域66dとの間の大きな伸張の差が生じても、端面11に対する部分 域66aの相対的な位置はほとんど変わらない。部分域66cによって、線路6 6は端面11に対して直交方向に極めて正確に位置固定されている。例として示 されたような、部分域66aと部分域66dとの間を2回曲げることは伸張ルー プ72を形成する。このような伸張ループ72は部分域66dにおいて生ぜしめ られた長さ変化が部分域66aに及ぼされるのを防止する。これにより、電気的 な線路66が端面11から突出することも、端面に容認できないほどの凹部が形 成されることもない。 プラスチック部分10は差し込みカップリングの差し込み接続部74をも形成 している。この差し込みカップリングを介して、図示していないケーブルが回転 角信号発生器に接続される。回転角信号発生器はこのようなケーブルを介して、 図示していない制御装置にセンサ信号を供給することができる。 第1図には距離sが示されている。この距離sは、差し込み接点66fとケー シング2の外面との相互間隔を示したものである。 使用される差し込みカップリングの規定された大きさに基づき、差し込み接続 部74を任意に小さくすることはできないので、この寸法sは規定された大きさ を下回ることはできない。つまり、部分域66dは規定の最小の大きさを有して いなければならない訳である。しかしながら、部分域66dがどのような大きさ に選択されても、伸張ループ72が形成されているので、極端な温度変化時にも このことが電気的な線路66と接点路24との接続に対して不都合な作用を及ぼ すことはない。 接点路24の他に、図示した回転角信号発生器の場合、もう1つの接点路24 aと、これに対応する、第2のセンサ部分22に結合された摺動子26aとが設 けられている。接点路24aは電気的な線路66′に接続されている。差し込み 接点66f′を形成する、この線路66′の一方の端部はケーシング2の表面か ら、ここでも例えば2列式の差し込みカップリングによる接触接続ができるよう な大きさで隔たっていなければならない。線路66′にも伸張ループ72′が設 けられている。 このケーシング2には、ケーシング基部76が一体成形されている。このケー シング基部76によって、回転角信号発生器は、例えばねじを介して、所定のベ ースに固着可能である。 一方の方向における枢着部分33の回動が第1のケーシングストッパ61によ って制限され、他方の方向における回動が第2のケーシングストッパ62によっ て制限されることにより、円筒形の部分14、ひいてはセンサ20には、いかな る過剰な操作力も作用しない。 戻し装置56の戻しばねは、枢着部分33を出発位置に位置調節するという課 題のほかに、枢着部分33を介して円筒形の部分14を僅かな力で軸方向に負荷 するという課題をも有しているので、運転状態においては、第1図に示したよう に、当接エレメント29がケーシング2に当て付けられている。通常の運転状態 においては、当接エレメント30は他の部分には接触していない。円筒形の部分 14に枢着部分33が軸方向に被せ嵌められる時に、この当接エレメント30は 、摺動子26,26a,26b,26cも、回転角信号発生器の他の部分も過剰 な押圧力によって損傷され ないために役立つ。 差し込み接続部74は、差し込みカップリングの構成部分である。差し込み接 続部74と差し込み連結された、差し込みカップリングの他方の部分は図面を見 易くするために図示していない。 原理的には、少なくとも1つの差し込み接点66fを、図1に示したように回 転軸線19に対して直交方向に配置せず、同じ方向、例えば回転軸線19に対し て平行に延びるように設けることも可能である。しかしながら、このような構成 は多少の不都合を有している。それというのは、差し込み接続部74に続いて差 し込みカップリングが設けられるので、全体的に極めて長い構造が生じてしまい 、このような構造は、提供される多くの組み込みスペースには収納することがで きないからである。図示した実施例の場合差し込みカップリングの差し込み接続 部74が回転軸線19に対して直交方向に延び、ひいては、この差し込み接続部 に接続された電気的なケーブルも回転軸線19に対して直交方向に延びているこ とにより、回転角信号発生器のために必要な組み付けスペースに関して極めて大 きな利点が得られる。伸張ループ72;72′は差し込みコンタクト66f;6 6f′の横方向の配置を有利な形式で可能にする。しかもこれにより、電気的な 信頼性が減じられることはない。 図示した実施例(第1図)の場合、円筒形の部分1 4の一方の端部は、枢着部分33に設けられた孔40に突入している。しかしな がら、図示の配置関係に適当に変更を加えることにより、対応する孔を円筒形の 部分14に設けることもできる。このような変化実施例の場合、枢着部分に設け られた円筒形の部分が、円筒形の部分14に設けられた孔に係合するように、枢 着部分が形成される。このような変化実施例の場合においても、円筒形の部分1 4に対して枢着部分33を軸線方向に調節移動することにより、これらの円筒形 の部分14と枢着部分33とを、これらの両部分が相対回動可能であるような第 1の位置から、相対回動不能であるような第2の位置に調節移動することができ る。 図示した実施例の場合、第1の位置において枢着部分33は円筒形の部分14 に対して回動することができる。このことは第2のセンサ部分22に対する枢着 部分33の回動可能性、ひいてはセット可能性を生ぜしめる。円筒形の部分14 と第2のセンサ部分22との結合部分が、これらの両部分(14,22)が第1 の位置から第2の位置に調節移動可能であるように形成されていると、同じ回動 可能性が生ぜしめられる。この場合、第1の位置においては円筒形の部分14が 第2のセンサ部分22に対して回動可能であり、第2の位置においては、これら の両部分(14,22)が相対的に固定されている。この場合には枢着部分33 と円筒形の部分14相互間のセット可能性はなくてよい。この変化実施例におい ても、第1の位置においては、枢着部分33は第2のセンサ部分22に対して回 動可能であるので、このような変化実施例の場合にも、第1の位置において枢着 部分33は第2のセンサ部分22に対して回動可能であるので、第2のセンサ部 分22に対する枢着部分33のセットが可能である。 プラスチック部分10と、第1のセンサ部分21と、電気的な線路66,66 ′と、差し込み接点66f,66f′と、差し込み接続部74とが一緒に、容易 に製造可能な、頑丈かつコンパクトな、一体的な共通のセンサ・コネクタ構成部 分80を形成している。このようなセンサ・コネクタ構成部分80は操作し易く 、殆ど破壊されることがない。問題の多いろう接個所も、外方に向かって懸吊さ れた損傷されやすいケーブルもない。このようなセンサ・コネクタ構成部分80 をケーシング2に結合したあと、コンパクトかつ頑丈で、容易にセット可能な回 転角信号発生器が得られる。本発明により構成されたセンサ・コネクタ構成部分 80を備えた回転角信号発生器により、先に延びるケーブル(図示せず)の迅速 かつ簡単な接続および遮断が可能になる。第1図に示したように、このセンサ・ コネクタ構成部分80は主として、プラスチック部分10と、一体に組み込まれ たセンサ部分21と、少なくとも1つの電気的な線路66と、一体成形された差 し込み接続部74とから成っている。プラスチック部分10は、注型により一緒 に成形された異なるプラスチック部を有することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エーリク メンレ ドイツ連邦共和国 D―77704 オーバー キルヒ フライヴァルト 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 駆動機械を制御するための回転角信号発生器であって、第1のセンサ部 分と第2のセンサ部分(22)とを有するセンサ(20)が設けられており、第 1のセンサ部分が定置に支承されていて、該第1のセンサ部分に対して、第2の センサ部分が回転軸線を中心にして回転可能に支承されており、回転軸線を取り 囲む枢着部分を介して位置調節可能である形式のものにおいて、 枢着部分(33)が、第2のセンサ部分(22)に対して第1の位置および第 2の位置にもたらされるようになっており、第1の位置では、第2のセンサ部分 (22)と枢着部分(33)との、回転軸線(19)を中心とした相対回動が可 能であり、第2の位置では、第2のセンサ部分(22)と枢着部分(33)との 相対回動が阻止されるようになっていることを特徴とする、回転角信号発生器。 2. 回転軸線(19)に対して直角の第2のセンサ部分(22)に、ほぼ円 筒形の部分(14)が結合されており、枢着部分(33)が、円筒形の部分(1 4)の長手方向における調節移動によって第1の位置から第2の位置にもたらさ れるようになっている、請求項1記載の回転角信号発生器。 3. 回転軸線(19)に対して直角の枢着部分( 33)に、ほぼ円筒形の部分(14)が結合されており、枢着部分(33)が、 円筒形の部分(14)の長手方向における調節移動によって第1の位置から第2 の位置にもたらされるようになっている、請求項1記載の回転角信号発生器。 4. ほぼ円筒形の部分(14)が、第2のセンサ部分(22)と枢着部分( 33)とを支承するための回転子として形成されている、請求項2または3記載 の回転角信号発生器。 5. 枢着部分(33)と第2のセンサ部分(22)との間に、第1の位置で は主として摩擦力結合が形成され、第2の位置では主として形状結合が形成され るようになっている、請求項1から4までのいずれか1項記載の回転角信号発生 器。 6. 第2のセンサ部分(22)と枢着部分(33)との間に、第2の位置に おいて第2のセンサ部分(22)に対する枢着部分(33)の保持作用を生ぜし めるスナップ装置(46)が設けられている、請求項1から5までのいずれか1 項記載の回転角信号発生器。
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