JPH0950764A - ブラスト研削方法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法 - Google Patents
ブラスト研削方法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法Info
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- JPH0950764A JPH0950764A JP20061595A JP20061595A JPH0950764A JP H0950764 A JPH0950764 A JP H0950764A JP 20061595 A JP20061595 A JP 20061595A JP 20061595 A JP20061595 A JP 20061595A JP H0950764 A JPH0950764 A JP H0950764A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被研削部材をマスクで覆い、被研削部材に微
粒子を噴射してマスクの開口部に応じた溝を形成するブ
ラスト研削において、研削途中の溝の中に、研削微粒子
と厚膜層が研削されて発生した粉とが静電気によって残
存することを防止し、これに起因したブラスト研削不良
を無くす。 【解決手段】 被研削部材(厚膜層4bと基板3)に、
アースまたは電源に接続した導電性部材(導電性の板ま
たは膜6)を接続し、ブラスト研削中に被研削部材に発
生した電荷を排出除去するようにしたブラスト研削方
法。
粒子を噴射してマスクの開口部に応じた溝を形成するブ
ラスト研削において、研削途中の溝の中に、研削微粒子
と厚膜層が研削されて発生した粉とが静電気によって残
存することを防止し、これに起因したブラスト研削不良
を無くす。 【解決手段】 被研削部材(厚膜層4bと基板3)に、
アースまたは電源に接続した導電性部材(導電性の板ま
たは膜6)を接続し、ブラスト研削中に被研削部材に発
生した電荷を排出除去するようにしたブラスト研削方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラスト研削方
法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法
に関するものである。なお、ここで言う「ブラスト研
削」とは、被加工物に微粒子を噴射して研削することに
より、所定パターンの溝または孔等を形成する加工方法
のことである。
法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法
に関するものである。なお、ここで言う「ブラスト研
削」とは、被加工物に微粒子を噴射して研削することに
より、所定パターンの溝または孔等を形成する加工方法
のことである。
【0002】近年、平面型ディスプレイの大型化・高精
細化・カラー化が進む中で、安価で信頼性の高い大型表
示装置の重要性が増大している。その中でも、フルカラ
ー表示のできるガス放電パネルは、その製造プロセスが
印刷を主体にした厚膜形成技術によるものであり、従っ
て大型化や低価格化に適したデバイスであるため、次世
代の大型壁掛けテレビの最有力候補として注目されてい
る。
細化・カラー化が進む中で、安価で信頼性の高い大型表
示装置の重要性が増大している。その中でも、フルカラ
ー表示のできるガス放電パネルは、その製造プロセスが
印刷を主体にした厚膜形成技術によるものであり、従っ
て大型化や低価格化に適したデバイスであるため、次世
代の大型壁掛けテレビの最有力候補として注目されてい
る。
【0003】このガス放電パネルを構成する重要な要素
として、表示セル(放電セル、とも言う)を分離するた
めの隔壁があり、特にその製造方法に関して一層の改善
が求められている。
として、表示セル(放電セル、とも言う)を分離するた
めの隔壁があり、特にその製造方法に関して一層の改善
が求められている。
【0004】
【従来の技術】基板、または基板に形成された厚膜層に
微粒子を噴射して研削し、所定パターンの溝を形成する
ブラスト研削の一例として、ガス放電パネルの隔壁の形
成について説明する。
微粒子を噴射して研削し、所定パターンの溝を形成する
ブラスト研削の一例として、ガス放電パネルの隔壁の形
成について説明する。
【0005】フルカラー表示のできる大型のガス放電パ
ネルとしては、AC型のものとDC型のものの2種類が
ある。いずれのタイプのガス放電パネルにおいても、各
放電セルの干渉分離のため、放電空間の結合を物理的に
分離する必要があり、そのために、パネル内に隔壁を形
成する方法がとられている。
ネルとしては、AC型のものとDC型のものの2種類が
ある。いずれのタイプのガス放電パネルにおいても、各
放電セルの干渉分離のため、放電空間の結合を物理的に
分離する必要があり、そのために、パネル内に隔壁を形
成する方法がとられている。
【0006】この隔壁は、従来二つの方法により形成さ
れている。一つは、「スクリーン印刷法」によるもので
あり、他の一つは、「サンドブラスト法」によるもので
ある。この中で、特に大型・高精細なガス放電パネルの
隔壁を形成する場合には、寸法精度の点で前者よりも優
れた「サンドブラスト法」が多用されている。
れている。一つは、「スクリーン印刷法」によるもので
あり、他の一つは、「サンドブラスト法」によるもので
ある。この中で、特に大型・高精細なガス放電パネルの
隔壁を形成する場合には、寸法精度の点で前者よりも優
れた「サンドブラスト法」が多用されている。
【0007】このサンドブラスト法を用いたガス放電パ
ネルの隔壁の形成方法の例を、図7を参照して説明す
る。図7において、ガラス基板103の上には、隔壁を
形成する材料からなる厚膜層104が形成されており、
その厚膜層104には耐ブラスト性の感光膜が配設され
ている。感光膜は、予めフォトプロセスによりパターニ
ングされて隔壁の形状に対応する帯状のマスク105を
形成している。フォトプロセスにより形成された寸法精
度の良い帯状のマスク105を用いることにより、寸法
精度の良い隔壁のブラスト研削を行うことが可能とな
る。
ネルの隔壁の形成方法の例を、図7を参照して説明す
る。図7において、ガラス基板103の上には、隔壁を
形成する材料からなる厚膜層104が形成されており、
その厚膜層104には耐ブラスト性の感光膜が配設され
ている。感光膜は、予めフォトプロセスによりパターニ
ングされて隔壁の形状に対応する帯状のマスク105を
形成している。フォトプロセスにより形成された寸法精
度の良い帯状のマスク105を用いることにより、寸法
精度の良い隔壁のブラスト研削を行うことが可能とな
る。
【0008】この帯状のマスク105を含む厚膜層10
4の全面に、以下に示すようにして研削微粒子102を
噴射してブラスト研削を行う。図7中の噴射ノズル10
1の中に、高圧ガス107と研削微粒子114が送入さ
れ、その噴射ノズル101から、研削微粒子102が記
号102aの矢印で示す方向に噴射される。この研削微
粒子102が厚膜層104の表面に衝突し、帯状のマス
ク105に対応する部分のみを残して、厚膜層104を
ブラスト研削にて除去する。その結果、帯状のマスク1
05の直下に帯状の隔壁106が形成される。この研削
微粒子102としては、平均粒径20μm程度の脂肪酸
コートCaCO3 粒子(CaCO3 粒子の表面をステア
リン酸等の脂肪酸でコートしたもの)、ガラスビーズ、
等が用いられている。
4の全面に、以下に示すようにして研削微粒子102を
噴射してブラスト研削を行う。図7中の噴射ノズル10
1の中に、高圧ガス107と研削微粒子114が送入さ
れ、その噴射ノズル101から、研削微粒子102が記
号102aの矢印で示す方向に噴射される。この研削微
粒子102が厚膜層104の表面に衝突し、帯状のマス
ク105に対応する部分のみを残して、厚膜層104を
ブラスト研削にて除去する。その結果、帯状のマスク1
05の直下に帯状の隔壁106が形成される。この研削
微粒子102としては、平均粒径20μm程度の脂肪酸
コートCaCO3 粒子(CaCO3 粒子の表面をステア
リン酸等の脂肪酸でコートしたもの)、ガラスビーズ、
等が用いられている。
【0009】このブラスト研削処理を全面にわたって均
一に行うために、基板103を矢印A3の方向に、そし
て噴射ノズル101を矢印A1,A2の方向に移動しな
がら処理する。
一に行うために、基板103を矢印A3の方向に、そし
て噴射ノズル101を矢印A1,A2の方向に移動しな
がら処理する。
【0010】このサンドブラスト装置の内部には、この
ブラスト研削処理により2種類の微粒子が残る。一つは
研削微粒子102そのものであり、他の一つは厚膜層1
04が研削されて発生した粉110である。これらは、
いずれも不要になったものであるから、回収手段111
により回収して、ブラスト研削処理を行う領域から除去
する。そして、分離手段112により、これら2種類の
微粒子の中から研削されて発生した粉110が分離さ
れ、排出部113から外部に排出される。一方、この分
離操作により分離された研削微粒子102は、再度、研
削微粒子114として噴射ノズル101の中に送入さ
れ、ブラスト研削プロセスの中で循環して使用される。
ブラスト研削処理により2種類の微粒子が残る。一つは
研削微粒子102そのものであり、他の一つは厚膜層1
04が研削されて発生した粉110である。これらは、
いずれも不要になったものであるから、回収手段111
により回収して、ブラスト研削処理を行う領域から除去
する。そして、分離手段112により、これら2種類の
微粒子の中から研削されて発生した粉110が分離さ
れ、排出部113から外部に排出される。一方、この分
離操作により分離された研削微粒子102は、再度、研
削微粒子114として噴射ノズル101の中に送入さ
れ、ブラスト研削プロセスの中で循環して使用される。
【0011】このようにして、基板全面にわたって、サ
ンドブラストによるブラスト研削が完了した後、この基
板はブラスト研削装置から取り出され、洗浄工程にて研
削微粒子102と研削されて発生した粉110とが洗浄
・除去される。次に、帯状のマスク105を剥離する剥
離・洗浄工程を経て隔壁106を備えた基板103が完
成する。
ンドブラストによるブラスト研削が完了した後、この基
板はブラスト研削装置から取り出され、洗浄工程にて研
削微粒子102と研削されて発生した粉110とが洗浄
・除去される。次に、帯状のマスク105を剥離する剥
離・洗浄工程を経て隔壁106を備えた基板103が完
成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このサンド
ブラスト法においては、次のような問題があった。特
に、高精細で大型のガス放電パネルの隔壁(即ち、大面
積の基板上に形成されたピッチの小さい隔壁)を形成す
る場合に、基板の一部にブラスト研削が不十分な溝を有
するものが発生する。このように不十分な溝を有する隔
壁がある場合、たとえそれが基板内のごく一部であって
も、その部分の放電セルは、正常な放電を発生できない
(または、全く放電しない)ことになり、ガス放電パネ
ルとしては不良品となる。これは、歩留り低下の原因と
なり問題となっている。
ブラスト法においては、次のような問題があった。特
に、高精細で大型のガス放電パネルの隔壁(即ち、大面
積の基板上に形成されたピッチの小さい隔壁)を形成す
る場合に、基板の一部にブラスト研削が不十分な溝を有
するものが発生する。このように不十分な溝を有する隔
壁がある場合、たとえそれが基板内のごく一部であって
も、その部分の放電セルは、正常な放電を発生できない
(または、全く放電しない)ことになり、ガス放電パネ
ルとしては不良品となる。これは、歩留り低下の原因と
なり問題となっている。
【0013】このような不良(ブラスト研削が不十分な
溝の発生)は、ブラスト研削途中の溝の中に、研削微粒
子と厚膜層が研削されて発生した粉とが残存してしま
い、これらの残存粒子により新しい研削微粒子が本来の
研削すべき部位へ到達することを妨げられ、その結果研
削が不十分となるために発生するものである。この研削
不良の原因について、図8を参照して詳述する。
溝の発生)は、ブラスト研削途中の溝の中に、研削微粒
子と厚膜層が研削されて発生した粉とが残存してしま
い、これらの残存粒子により新しい研削微粒子が本来の
研削すべき部位へ到達することを妨げられ、その結果研
削が不十分となるために発生するものである。この研削
不良の原因について、図8を参照して詳述する。
【0014】図8は、マスク105、ブラスト研削途中
の厚膜層104b、基板103の断面図を示したもので
ある。記号102aの矢印で示す方向に、研削微粒子1
02が噴射され、マスク105で被覆されていない部分
の厚膜層がブラスト研削されて、記号104bで示され
る形状まで研削が進行した様子を示している。
の厚膜層104b、基板103の断面図を示したもので
ある。記号102aの矢印で示す方向に、研削微粒子1
02が噴射され、マスク105で被覆されていない部分
の厚膜層がブラスト研削されて、記号104bで示され
る形状まで研削が進行した様子を示している。
【0015】ここで、研削微粒子102と研削途中の厚
膜層104bとはいずれも絶縁物であるため、研削微粒
子102の衝突に伴って、研削中の厚膜層の表面109
と研削微粒子102eとの間に静電気が発生する。そし
て、その静電気はリークするよりも蓄積する方が多いた
め、この静電気の引力で帯電した研削微粒子102e
は、その逆極性に帯電した研削中の溝の壁に付着し、次
第に溝を埋めるように蓄積していく。厚膜層が研削され
て発生した粉110も厚膜層と同様に帯電しているた
め、研削微粒子と共に溝の中に蓄積していく。その結
果、研削すべき厚膜層の表面109(即ち、溝の壁面)
へ新しい研削微粒子102が効果的に飛来して到達する
ことを妨げ、十分なブラスト研削を実現できないことと
なる。このような不具合は、隔壁間のピッチが狭いほ
ど、隔壁の高さが高いほど、しかも隔壁を形成する基板
の大きさが大きいほど、発生しやすいことが分かった。
膜層104bとはいずれも絶縁物であるため、研削微粒
子102の衝突に伴って、研削中の厚膜層の表面109
と研削微粒子102eとの間に静電気が発生する。そし
て、その静電気はリークするよりも蓄積する方が多いた
め、この静電気の引力で帯電した研削微粒子102e
は、その逆極性に帯電した研削中の溝の壁に付着し、次
第に溝を埋めるように蓄積していく。厚膜層が研削され
て発生した粉110も厚膜層と同様に帯電しているた
め、研削微粒子と共に溝の中に蓄積していく。その結
果、研削すべき厚膜層の表面109(即ち、溝の壁面)
へ新しい研削微粒子102が効果的に飛来して到達する
ことを妨げ、十分なブラスト研削を実現できないことと
なる。このような不具合は、隔壁間のピッチが狭いほ
ど、隔壁の高さが高いほど、しかも隔壁を形成する基板
の大きさが大きいほど、発生しやすいことが分かった。
【0016】本発明は、上記の問題に鑑み、ブラスト研
削中に被研削部材に静電気が蓄積しないようにして、そ
の研削途中の溝の中に、研削微粒子と厚膜層が研削され
て発生した粉とが残存することを防止し、これに起因し
たブラスト研削不良を無くすブラスト研削方法の提供を
目的とするものである。
削中に被研削部材に静電気が蓄積しないようにして、そ
の研削途中の溝の中に、研削微粒子と厚膜層が研削され
て発生した粉とが残存することを防止し、これに起因し
たブラスト研削不良を無くすブラスト研削方法の提供を
目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、被研削部材をマスクで覆い、被研削部
材に微粒子を噴射して研削しマスクの開口部に応じた溝
を形成するに際し、被研削部材に電荷リーク手段を接続
し、研削中に被研削部材に発生した電荷を排出除去する
ようにした。
めに、本発明は、被研削部材をマスクで覆い、被研削部
材に微粒子を噴射して研削しマスクの開口部に応じた溝
を形成するに際し、被研削部材に電荷リーク手段を接続
し、研削中に被研削部材に発生した電荷を排出除去する
ようにした。
【0018】なお、ここで言う「マスクの開口部に応じ
た溝」は、ストライプ状(または、帯状)のものに限定
されるものではない。種々のパターンの窪み(凹部)も
含まれるものである。
た溝」は、ストライプ状(または、帯状)のものに限定
されるものではない。種々のパターンの窪み(凹部)も
含まれるものである。
【0019】本発明によれば、ブラスト研削中に被研削
部材に発生した静電気を、電荷リーク手段を通じて排出
除去できる。従って、研削途上の溝の内部に静電気が蓄
積することはなく、その静電気力で研削微粒子や研削さ
れて発生した粉がこの溝の中に残留することもない。そ
の結果、良好なブラスト研削を実現することができる。
部材に発生した静電気を、電荷リーク手段を通じて排出
除去できる。従って、研削途上の溝の内部に静電気が蓄
積することはなく、その静電気力で研削微粒子や研削さ
れて発生した粉がこの溝の中に残留することもない。そ
の結果、良好なブラスト研削を実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。 〔第1実施例〕本発明の第1実施例を図1を参照して説
明する。
る。 〔第1実施例〕本発明の第1実施例を図1を参照して説
明する。
【0021】図1は、ブラスト研削途中の基板の断面を
示している。図中、基板3の上にブラスト研削中の厚膜
層4bがあり、その上に帯状のマスク5がある。記号2
aは、研削微粒子の噴射を示す矢印である。
示している。図中、基板3の上にブラスト研削中の厚膜
層4bがあり、その上に帯状のマスク5がある。記号2
aは、研削微粒子の噴射を示す矢印である。
【0022】本実施例は、基板3の背面に当接するよう
に導電性の板(Niめっきしたアクリル板、等)6また
は膜(アルミ箔、等)6を配置し、それを接続線8によ
りアースまたは電源に接続して電荷リーク手段としてい
る。図1では、便宜上、この導電性の板または膜6が基
板3と離れた状態を示しているが、実際には基板が導電
性基板に圧接されて用いられる。
に導電性の板(Niめっきしたアクリル板、等)6また
は膜(アルミ箔、等)6を配置し、それを接続線8によ
りアースまたは電源に接続して電荷リーク手段としてい
る。図1では、便宜上、この導電性の板または膜6が基
板3と離れた状態を示しているが、実際には基板が導電
性基板に圧接されて用いられる。
【0023】ブラスト研削中に溝部Gに発生した静電気
は、研削中の厚膜層4bと基板3を介して、背面側に接
続された導電性の板または膜6に流入し、接続線8から
アースにリークする。ここで、研削中の厚膜層4bと基
板3は絶縁物ではあるが、静電気が徐々にリークする程
度の導電性はある。
は、研削中の厚膜層4bと基板3を介して、背面側に接
続された導電性の板または膜6に流入し、接続線8から
アースにリークする。ここで、研削中の厚膜層4bと基
板3は絶縁物ではあるが、静電気が徐々にリークする程
度の導電性はある。
【0024】このようにして、ブラスト研削中の溝部に
発生した静電気を、導電性の基板または膜6を通して、
アースまたは電源にリークさせることができ、ブラスト
研削の障害となる静電気の量を十分少なくすることがで
きる。
発生した静電気を、導電性の基板または膜6を通して、
アースまたは電源にリークさせることができ、ブラスト
研削の障害となる静電気の量を十分少なくすることがで
きる。
【0025】この方法は、導電性の板または膜6を基板
3の背面に配設するだけでよいため、極めて簡単な方法
であることが利点である。 〔第2実施例〕本発明の第2実施例を図2を参照して説
明する。この実施例は、基板3の上に電極Aが配設さ
れ、その上に厚膜層が配設された基板に関するブラスト
研削を示すものであり、後述する図6に示した面放電ガ
ス放電パネルの隔壁形成に適した例である。
3の背面に配設するだけでよいため、極めて簡単な方法
であることが利点である。 〔第2実施例〕本発明の第2実施例を図2を参照して説
明する。この実施例は、基板3の上に電極Aが配設さ
れ、その上に厚膜層が配設された基板に関するブラスト
研削を示すものであり、後述する図6に示した面放電ガ
ス放電パネルの隔壁形成に適した例である。
【0026】この場合には、基板3の表面に形成された
電極Aを電荷リーク手段として用いる。そのために、基
板3の端部においてこれらの電極Aを予め共通電極に接
続しておく。記号9aは、共通電極9bへの接続を示す
配線である。そしてこの共通電極9bを接続線9により
アースに接続する。
電極Aを電荷リーク手段として用いる。そのために、基
板3の端部においてこれらの電極Aを予め共通電極に接
続しておく。記号9aは、共通電極9bへの接続を示す
配線である。そしてこの共通電極9bを接続線9により
アースに接続する。
【0027】ブラスト研削中に溝部Gに発生した静電気
は、研削中の厚膜層4bを介して電極Aに流入し、共通
電極9bおよび接続線9からアースにリークする。この
方法は、実施例1に比較して、電極Aが静電気の発生す
る溝部Gに近いため、電荷リークの効果を大きくできる
という利点がある。また、元々ある電極Aを活用するこ
とができることも利点である。
は、研削中の厚膜層4bを介して電極Aに流入し、共通
電極9bおよび接続線9からアースにリークする。この
方法は、実施例1に比較して、電極Aが静電気の発生す
る溝部Gに近いため、電荷リークの効果を大きくできる
という利点がある。また、元々ある電極Aを活用するこ
とができることも利点である。
【0028】この共通接続電極9bは、電極Aを形成す
る時に同時に形成することができる。そして、このブラ
スト研削の工程が完了した後、適当な工程で、共通電極
9bを切断して切り離すようにする。従って、通常の隔
壁形成工程(ブラスト研削の工程)に加えて、この共通
電極の切断工程を追加する必要がある。
る時に同時に形成することができる。そして、このブラ
スト研削の工程が完了した後、適当な工程で、共通電極
9bを切断して切り離すようにする。従って、通常の隔
壁形成工程(ブラスト研削の工程)に加えて、この共通
電極の切断工程を追加する必要がある。
【0029】あるいは、電極Aと共に予め形成する上記
のような共通電極ではなく、ブラスト研削工程の直前
に、導電性ゴム等の弾力性のある電極を圧接して共通電
極とし、ブラスト研削工程の完了後その接続を取り外す
という方法もある。
のような共通電極ではなく、ブラスト研削工程の直前
に、導電性ゴム等の弾力性のある電極を圧接して共通電
極とし、ブラスト研削工程の完了後その接続を取り外す
という方法もある。
【0030】〔第3実施例〕本発明の第3実施例を、図
3を参照して説明する。これは、研削微粒子の改良に関
するものである。同図(a)は、絶縁物からなる粒子2
0aを、金属膜20bで被覆した構成のものであり、同
図(b)は、金属からなる粒子20cである。
3を参照して説明する。これは、研削微粒子の改良に関
するものである。同図(a)は、絶縁物からなる粒子2
0aを、金属膜20bで被覆した構成のものであり、同
図(b)は、金属からなる粒子20cである。
【0031】ここで、特に、ガス放電パネルの隔壁のブ
ラスト研削に用いる微粒子としては、硬質なものはマス
ク用の感光膜をも損傷してしまうため好ましくない。従
って、金属膜20bまたは金属からなる粒子20cに用
いる金属材料としては、例えばAl,Cu,In等の比
較的軟質なものが好ましい。この場合、これらの研削微
粒子による研削機能が適度に制御されたものとなり、印
刷・乾燥工程を経て形成された厚膜層等のブラスト研削
を適切に実施することができる。
ラスト研削に用いる微粒子としては、硬質なものはマス
ク用の感光膜をも損傷してしまうため好ましくない。従
って、金属膜20bまたは金属からなる粒子20cに用
いる金属材料としては、例えばAl,Cu,In等の比
較的軟質なものが好ましい。この場合、これらの研削微
粒子による研削機能が適度に制御されたものとなり、印
刷・乾燥工程を経て形成された厚膜層等のブラスト研削
を適切に実施することができる。
【0032】このような導電性の粒子を研削微粒子とし
て用いることにより、静電気の発生が抑制される。しか
もその導電性のある研削微粒子自身は、研削時に一時的
に溝に滞留する場合に、その導電性ゆえに自身の電荷を
放出して溝側の電荷を一部中和するという作用もあると
考えられている。このようにして、導電性のある研削微
粒子は、研削中に静電気の発生を抑制すると共に静電気
のリークを促進し、やがて回収されて再利用される。回
収される際には、通常、その回収用の容器がアースされ
た金属からなるため、導電性のある研削微粒子はそれに
接触してアース電位(中性)の微粒子となる。
て用いることにより、静電気の発生が抑制される。しか
もその導電性のある研削微粒子自身は、研削時に一時的
に溝に滞留する場合に、その導電性ゆえに自身の電荷を
放出して溝側の電荷を一部中和するという作用もあると
考えられている。このようにして、導電性のある研削微
粒子は、研削中に静電気の発生を抑制すると共に静電気
のリークを促進し、やがて回収されて再利用される。回
収される際には、通常、その回収用の容器がアースされ
た金属からなるため、導電性のある研削微粒子はそれに
接触してアース電位(中性)の微粒子となる。
【0033】本実施例を実施例1ないし2等と併用する
ことにより、一層顕著な電荷リークの効果を奏すること
ができる。 〔第4実施例〕本発明の第4実施例を、図4を参照して
説明する。本実施例は、サンドブラスト法にイオンを発
生して噴射する手段を加えることを特徴とするものであ
る。
ことにより、一層顕著な電荷リークの効果を奏すること
ができる。 〔第4実施例〕本発明の第4実施例を、図4を参照して
説明する。本実施例は、サンドブラスト法にイオンを発
生して噴射する手段を加えることを特徴とするものであ
る。
【0034】図4(a)において、記号70の被研削基
板は、ブラスト研削により隔壁を形成するためのマスク
と厚膜層とを有する基板であり、図7の記号103,1
04,105の基板に対応するものである。この被研削
基板70に対して、ブラストガン71により、研削微粒
子が記号72に示すように噴射される。このために、ブ
ラストガン71の中には、高圧ガス発生手段(高圧ボン
ベ、等)73で生成された高圧ガスと、研削微粒子供給
手段74により供給される研削微粒子とが送入され、そ
の高圧ガスの圧力で記号72の研削微粒子の噴射が行わ
れる。ブラスト研削処理により残留した2種類の微粒子
(研削微粒子と、厚膜層が研削されて発生した粉)は、
研削微粒子回収再生手段(サイクロン、等)75により
回収され、研削微粒子のみが選別されて研削微粒子供給
手段74に送られる。また、この被研削基板70は矢印
A3の方向に移動し、ブラストガン71がそれと直交す
る方向に移動することにより、被研削基板70の面全体
をブラスト研削することができる。以上のサンドブラス
ト法は、図7で説明した従来技術と基本的に同じもので
ある。
板は、ブラスト研削により隔壁を形成するためのマスク
と厚膜層とを有する基板であり、図7の記号103,1
04,105の基板に対応するものである。この被研削
基板70に対して、ブラストガン71により、研削微粒
子が記号72に示すように噴射される。このために、ブ
ラストガン71の中には、高圧ガス発生手段(高圧ボン
ベ、等)73で生成された高圧ガスと、研削微粒子供給
手段74により供給される研削微粒子とが送入され、そ
の高圧ガスの圧力で記号72の研削微粒子の噴射が行わ
れる。ブラスト研削処理により残留した2種類の微粒子
(研削微粒子と、厚膜層が研削されて発生した粉)は、
研削微粒子回収再生手段(サイクロン、等)75により
回収され、研削微粒子のみが選別されて研削微粒子供給
手段74に送られる。また、この被研削基板70は矢印
A3の方向に移動し、ブラストガン71がそれと直交す
る方向に移動することにより、被研削基板70の面全体
をブラスト研削することができる。以上のサンドブラス
ト法は、図7で説明した従来技術と基本的に同じもので
ある。
【0035】本実施例は、このサンドブラスト法に、イ
オンを発生して噴射する手段79を加えたものである。
記号78はイオン発生手段であり、通常は、針状電極対
の間に高電圧を印加し、コロナ放電を発生させることに
よりイオンを生成している。電圧の極性や放電ガスの選
択により種々のイオンを生成することができる。そのよ
うにして生成されたイオンはイオンガン76によって、
記号77で示すようにブラスト研削部分に噴射される。
このイオンは、ブラスト研削中に厚膜層の溝部に発生し
た静電気の極性(通常は負極性)と逆の極性(通常は正
極性)を持つものが生成されているため、溝部に発生し
た静電気を中和することができる。従って、この静電気
により溝部に残留しやすい状態にあった研削微粒子や厚
膜層が研削されて発生した粉を、静電気力から開放して
溝部から排出しやすくし、ブラスト研削不良を無くすこ
とができる。
オンを発生して噴射する手段79を加えたものである。
記号78はイオン発生手段であり、通常は、針状電極対
の間に高電圧を印加し、コロナ放電を発生させることに
よりイオンを生成している。電圧の極性や放電ガスの選
択により種々のイオンを生成することができる。そのよ
うにして生成されたイオンはイオンガン76によって、
記号77で示すようにブラスト研削部分に噴射される。
このイオンは、ブラスト研削中に厚膜層の溝部に発生し
た静電気の極性(通常は負極性)と逆の極性(通常は正
極性)を持つものが生成されているため、溝部に発生し
た静電気を中和することができる。従って、この静電気
により溝部に残留しやすい状態にあった研削微粒子や厚
膜層が研削されて発生した粉を、静電気力から開放して
溝部から排出しやすくし、ブラスト研削不良を無くすこ
とができる。
【0036】図4(b)は、上記のブラストガン71と
イオンガン76を一つのガン81で兼用することによ
り、中和性能の向上を図った実施例である。研削微粒子
とイオンを一つのガン81から噴射することにより、両
者を常に同じ場所に噴射することができるため、中和性
能を向上させることができる。同時に、装置の簡略化も
実現できる。
イオンガン76を一つのガン81で兼用することによ
り、中和性能の向上を図った実施例である。研削微粒子
とイオンを一つのガン81から噴射することにより、両
者を常に同じ場所に噴射することができるため、中和性
能を向上させることができる。同時に、装置の簡略化も
実現できる。
【0037】このように、両者を一つのガンから噴射す
るためには、高圧ガス発生手段73から供給される高圧
ガスを導く配管の途中に、イオン発生手段88を設けれ
ばよい。具体的には、高圧ガス用の配管としてのパイプ
の中に針状電極を挿入し、その電極を取り巻くパイプの
一部を対向電極として両電極間に高電圧を印加し、高圧
ガス中でコロナ放電を発生させることにより、パイプの
中にイオンを発生させることができる。このようにして
発生したイオンは、高圧ガスと共に記号81のガンの中
に送入され、研削微粒子と共に噴射される。
るためには、高圧ガス発生手段73から供給される高圧
ガスを導く配管の途中に、イオン発生手段88を設けれ
ばよい。具体的には、高圧ガス用の配管としてのパイプ
の中に針状電極を挿入し、その電極を取り巻くパイプの
一部を対向電極として両電極間に高電圧を印加し、高圧
ガス中でコロナ放電を発生させることにより、パイプの
中にイオンを発生させることができる。このようにして
発生したイオンは、高圧ガスと共に記号81のガンの中
に送入され、研削微粒子と共に噴射される。
【0038】これらの実施例を、実施例1ないし3等と
併用することにより、一層顕著な電荷リークの効果を奏
することができる。 〔第5実施例〕本発明の第5実施例を、図5を参照して
説明する。
併用することにより、一層顕著な電荷リークの効果を奏
することができる。 〔第5実施例〕本発明の第5実施例を、図5を参照して
説明する。
【0039】図5は、面放電ガス放電パネルの隔壁を形
成するために、本発明のサンドブラスト研削を適用した
実施例である。 (a) アドレス電極Aが形成された基板21の上に、スク
リーン印刷により、隔壁を形成するガラス材料を含むペ
ーストを厚膜層29aとして印刷し、乾燥させる。この
印刷と乾燥は、通常複数回行い、約160μmの厚さに
積層した厚膜層29aを形成する。
成するために、本発明のサンドブラスト研削を適用した
実施例である。 (a) アドレス電極Aが形成された基板21の上に、スク
リーン印刷により、隔壁を形成するガラス材料を含むペ
ーストを厚膜層29aとして印刷し、乾燥させる。この
印刷と乾燥は、通常複数回行い、約160μmの厚さに
積層した厚膜層29aを形成する。
【0040】(b) この厚膜層29a上に耐ブラスト性の
感光膜61aを形成する。この感光膜としては、通常ド
ライフィルムを用いる。 (c) この感光膜61aを所定のパターンに感光させ、現
像処理を施して、形成すべき隔壁の凸部に相当する部分
に感光膜61をマスク材として残す。
感光膜61aを形成する。この感光膜としては、通常ド
ライフィルムを用いる。 (c) この感光膜61aを所定のパターンに感光させ、現
像処理を施して、形成すべき隔壁の凸部に相当する部分
に感光膜61をマスク材として残す。
【0041】(d) このようにパターニングされた感光膜
61を有し、隔壁形成材料からなる厚膜層29aに対し
て、前記した実施例1ないし4の内、アドレス電極を電
荷リーク手段として用いる実施例2のサンドブラスト研
削を施す。図中の矢印50は、研削微粒子がその矢印の
方向に噴射されていることを示し、記号29bは、厚膜
層29aがこの研削微粒子の噴射によりブラスト研削さ
れている途中の形状を示したものである。
61を有し、隔壁形成材料からなる厚膜層29aに対し
て、前記した実施例1ないし4の内、アドレス電極を電
荷リーク手段として用いる実施例2のサンドブラスト研
削を施す。図中の矢印50は、研削微粒子がその矢印の
方向に噴射されていることを示し、記号29bは、厚膜
層29aがこの研削微粒子の噴射によりブラスト研削さ
れている途中の形状を示したものである。
【0042】(e) サンドブラスト法によるブラスト研削
が完了した状態を示す図である。 (f) 感光膜で形成されたマスク61を剥離し、洗浄処理
を行うことにより、隔壁29を備えた基板21の形成が
完了する。
が完了した状態を示す図である。 (f) 感光膜で形成されたマスク61を剥離し、洗浄処理
を行うことにより、隔壁29を備えた基板21の形成が
完了する。
【0043】この工程(f) の後で、この基板を、通常約
560°Cの温度で焼成し隔壁部をガラス化する処理を
行う。これにより、隔壁29を備えた基板21の形成工
程を完了する。
560°Cの温度で焼成し隔壁部をガラス化する処理を
行う。これにより、隔壁29を備えた基板21の形成工
程を完了する。
【0044】これらの工程において、(d) 以外の工程
は、従来のサンドブラスト法の場合とほぼ同様であり、
この(d) の工程が本発明に特有の工程となっている。こ
のようにして形成された隔壁29を持つ基板21は、図
6に示された面放電ガス放電パネルの背面側の基板21
として用いられるものである。
は、従来のサンドブラスト法の場合とほぼ同様であり、
この(d) の工程が本発明に特有の工程となっている。こ
のようにして形成された隔壁29を持つ基板21は、図
6に示された面放電ガス放電パネルの背面側の基板21
として用いられるものである。
【0045】そこで、この面放電ガス放電パネルの構造
を図6を参照して簡単に説明する。このガス放電パネル
は、それぞれの要素部品が形成された上側の基板11と
下側の基板21が組み合わされたものである。上側の基
板の要素部品としては、維持放電電極対X,Y、および
それを覆う誘電体層17と保護層18があり、下側の基
板の要素部品としては、アドレス電極A、隔壁29、お
よび蛍光体28がある。なお、この構造図は、R
(赤),G(緑),B(青)の表示色に対応する三つの
放電セルEUを図示し、さらにそれらを組み合わせた一
つの画素EGに対応する部分のみを図示したものであ
る。これら二つの基板は、その間に放電ガスが封入さ
れ、その周辺部が気密封止されて、ガス放電パネルとし
て完成されたものとなる。
を図6を参照して簡単に説明する。このガス放電パネル
は、それぞれの要素部品が形成された上側の基板11と
下側の基板21が組み合わされたものである。上側の基
板の要素部品としては、維持放電電極対X,Y、および
それを覆う誘電体層17と保護層18があり、下側の基
板の要素部品としては、アドレス電極A、隔壁29、お
よび蛍光体28がある。なお、この構造図は、R
(赤),G(緑),B(青)の表示色に対応する三つの
放電セルEUを図示し、さらにそれらを組み合わせた一
つの画素EGに対応する部分のみを図示したものであ
る。これら二つの基板は、その間に放電ガスが封入さ
れ、その周辺部が気密封止されて、ガス放電パネルとし
て完成されたものとなる。
【0046】なお、上記の実施例は、AC型の面放電ガ
ス放電パネルの隔壁の形成に関するものであるが、DC
型のガス放電パネルの隔壁の形成や、プラズマアドレス
電気光学装置の隔壁の形成等にも適用できることは言う
までもない。
ス放電パネルの隔壁の形成に関するものであるが、DC
型のガス放電パネルの隔壁の形成や、プラズマアドレス
電気光学装置の隔壁の形成等にも適用できることは言う
までもない。
【0047】また、上記の実施例は、基板上に配設され
た厚膜層のブラスト研削に関するものであるが、それ以
外に、「基板」そのものをブラスト研削して所定パター
ンの溝を形成するものにも本発明を適用できることは当
然である。このような溝を有する基板は、例えば、その
溝に電極ペーストを埋め込んで電極基板を構成したり、
あるいは、その溝に蛍光体を埋め込んで所定パターンの
蛍光体を配設した基板を構成したりするために用いられ
る。
た厚膜層のブラスト研削に関するものであるが、それ以
外に、「基板」そのものをブラスト研削して所定パター
ンの溝を形成するものにも本発明を適用できることは当
然である。このような溝を有する基板は、例えば、その
溝に電極ペーストを埋め込んで電極基板を構成したり、
あるいは、その溝に蛍光体を埋め込んで所定パターンの
蛍光体を配設した基板を構成したりするために用いられ
る。
【0048】
【発明の効果】請求項1,2の本発明によれば、ブラス
ト研削中に被研削中の溝に発生した静電気をアースまた
は電源にリークさせることができる。従って、静電気が
溝の内部に蓄積することはなく、その静電気力で研削微
粒子や研削されて発生した粉が研削途上の溝の中に残留
することもない。その結果、これらの研削微粒子や研削
されて発生した粉は速やかに溝から排出除去されて、良
好なブラスト研削を実現することができる。
ト研削中に被研削中の溝に発生した静電気をアースまた
は電源にリークさせることができる。従って、静電気が
溝の内部に蓄積することはなく、その静電気力で研削微
粒子や研削されて発生した粉が研削途上の溝の中に残留
することもない。その結果、これらの研削微粒子や研削
されて発生した粉は速やかに溝から排出除去されて、良
好なブラスト研削を実現することができる。
【0049】請求項3の本発明によれば、ブラスト研削
により発生する静電気を速やかにリークさせ、良好な隔
壁を形成できるため、高精細・大画面のガス放電パネル
等を歩留り良く製造することが可能になる。
により発生する静電気を速やかにリークさせ、良好な隔
壁を形成できるため、高精細・大画面のガス放電パネル
等を歩留り良く製造することが可能になる。
【図1】 第1実施例を示す図
【図2】 第2実施例を示す図
【図3】 第3実施例を示す図
【図4】 第4実施例を示す図
【図5】 第5実施例を示す図
【図6】 面放電ガス放電パネルの構造を示す図
【図7】 従来のサンドブラスト法によるブラスト研削
を示す図
を示す図
【図8】 ブラスト研削中の厚膜層の断面を示す図
2a 研削微粒子の噴射、研削微粒子を含
む高圧ガス 3 基板、ガラス基板 4b ブラスト研削途中の厚膜層 5 感光膜、マスク 6 導電性の板または膜 8,9 接続線 9a 共通電極に接続を示す配線 9b 共通電極 11,21 基板 12,(X,Y) 維持放電電極対 17 誘電体層 18 保護層 20a 絶縁物からなる粒子 20b 金属膜 20c 金属からなる粒子 28 蛍光体 29 隔壁 29a 厚膜層 29b 研削中の厚膜層 50 研削微粒子の噴射 61 感光膜で形成されたマスク 61a 感光膜 A アドレス電極 G 研削中の溝(溝部)
む高圧ガス 3 基板、ガラス基板 4b ブラスト研削途中の厚膜層 5 感光膜、マスク 6 導電性の板または膜 8,9 接続線 9a 共通電極に接続を示す配線 9b 共通電極 11,21 基板 12,(X,Y) 維持放電電極対 17 誘電体層 18 保護層 20a 絶縁物からなる粒子 20b 金属膜 20c 金属からなる粒子 28 蛍光体 29 隔壁 29a 厚膜層 29b 研削中の厚膜層 50 研削微粒子の噴射 61 感光膜で形成されたマスク 61a 感光膜 A アドレス電極 G 研削中の溝(溝部)
Claims (3)
- 【請求項1】 被研削部材をマスクで覆い、該被研削部
材に微粒子を噴射して研削し該マスクの開口部に応じた
溝を形成するに際し、該被研削部材に電荷リーク手段を
接続し、研削中に被研削部材に発生した電荷を排出除去
するようにしたことを特徴とするブラスト研削方法。 - 【請求項2】 前記電荷リーク手段が、被研削部材の背
面に接して設けられた導電性の板または膜と、それをア
ースまたは電源に接続する接続線とからなる請求項1記
載のブラスト研削方法。 - 【請求項3】 放電部を分離しまたは仕切る隔壁を少な
くとも一方の基板上に有するガス放電パネルの該隔壁を
ブラスト研削により形成する方法であって、 該基板上に形成されている電極群をアースまたは電源に
予め接続し、前記基板上の隔壁用厚膜層をブラスト研削
中に該隔壁用厚膜層に発生した電荷を前記電極を介して
アースまたは電源に排出除去することを特徴とするガス
放電パネルの隔壁形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20061595A JPH0950764A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ブラスト研削方法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20061595A JPH0950764A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ブラスト研削方法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950764A true JPH0950764A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16427324
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20061595A Pending JPH0950764A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | ブラスト研削方法、およびそれを用いたガス放電パネルの隔壁形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950764A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003170603A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-06-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 液滴吐出ヘッドの製造方法および装置 |
| KR100484100B1 (ko) * | 2000-02-11 | 2005-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 기판 제조방법 |
| JP3849527B2 (ja) * | 1999-12-22 | 2006-11-22 | 松下電工株式会社 | 焦電性材料の薄板から複数の素子チップを製造する方法 |
| WO2015199191A1 (ja) * | 2014-06-25 | 2015-12-30 | 積水化学工業株式会社 | エンボス付き熱可塑性樹脂シート、彫刻ロール、彫刻ロールの製造方法、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP20061595A patent/JPH0950764A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3849527B2 (ja) * | 1999-12-22 | 2006-11-22 | 松下電工株式会社 | 焦電性材料の薄板から複数の素子チップを製造する方法 |
| KR100484100B1 (ko) * | 2000-02-11 | 2005-04-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 기판 제조방법 |
| JP2003170603A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-06-17 | Fuji Photo Film Co Ltd | 液滴吐出ヘッドの製造方法および装置 |
| WO2015199191A1 (ja) * | 2014-06-25 | 2015-12-30 | 積水化学工業株式会社 | エンボス付き熱可塑性樹脂シート、彫刻ロール、彫刻ロールの製造方法、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
| JPWO2015199191A1 (ja) * | 2014-06-25 | 2017-04-20 | 積水化学工業株式会社 | エンボス付き熱可塑性樹脂シート、彫刻ロール、彫刻ロールの製造方法、合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
| US10226803B2 (en) | 2014-06-25 | 2019-03-12 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Embossed thermoplastic resin sheet, engraved roll, engraved roll manufacturing method, laminated glass interlayer, and laminated glass |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050222 |